IBM Rational Software Modeler Fix Pack 6.0.1.1 - インストールの手順
Rational Software Modeler バージョン 6.0、6.0.0.1、または 6.0.1 対象
目次
1.0 概要
2.0 インストールの前提条件
3.0 Fix Pack のインストール
4.0 ローカル・インストールのための Fix Pack のダウンロード
5.0 コマンド行からの製品更新のインストール
6.0 更新サーバーのローカル・ミラーの作成
7.0 Fix Pack のアンインストール
8.0 カスタマー・サポート
1.0 概要
この文書では、IBM Rational Product Updater を使用して、IBM® Rational® Software Modeler Fix Pack 6.0.1.1 をインストールする方法について説明します。この Fix Pack は、更新として提供されます。この Fix Pack を IBM 更新サーバーから直接インストールするには、Rational Product Updater を使用する必要があります。ただし、Refresh Pack 6.0.1 以降がまだインストール済みでない場合は、この Fix Pack が含まれる ZIP ファイルをダウンロードして Rational Product Updater を使用し、ローカル・インストールを実行することをお勧めします。追加情報については、セクション 4.0 を参照してください。
以降のセクションでは、この Fix Pack のインストール方法について説明します。
2.0 インストールの前提条件
Fix Pack のディスク・スペース要求は以下のとおりです。
- Rational Software Modeler Refresh Pack 6.0.1 以降がすでにインストール済みの場合。
- IBM 更新サーバーから Fix Pack を直接インストールするには、100 MB のディスク・スペースが必要です。
- Fix Pack を ZIP ファイルでダウンロードして解凍し、インストールする場合は、190 MB のディスク・スペースが必要です。
- Rational Software Modeler Refresh Pack 6.0.1 以降がまだインストール済みでない場合。
- IBM 更新サーバーから Fix Pack を直接インストールするには、840 MB のディスク・スペースが必要です。
- Fix Pack を ZIP ファイルでダウンロードして解凍し、インストールする場合は、1.6 GB のディスク・スペースが必要です。
この Fix Pack をインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.1 をインストールする必要があります。Rational Product Updater では、デフォルトの更新サイト設定を使用した場合、更新やオプション・フィーチャーを検索すると、IBM Rational Product Updater 6.0.1 が自動的にインストールされます。ただし、「設定」>「更新サイト」 をクリックして、デフォルトの更新サイト設定を変更した場合は、Fix Pack をインストールする前に、デフォルト設定を復元する必要があります。
feature.xml ファイルを変更するか、または Update Manager で「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>「構成の管理」をクリックして、
製品のフィーチャーを使用できないように設定している場合は、この Fix
Pack をインストールする前に使用できるようにする必要があります。
3.0 Fix Pack のインストール
製品のインストールに使用したユーザー・アカウントと同じアカウントを使って、Fix Pack をインストールします。
制約事項:
- この Fix Pack をインストールするときには、製品を開くことはできません。
- Windows® オペレーティング・システムでは、管理者特権を持つアカウントを使用する必要があります。Linux® オペレーティング・システムでは、root としてログインする必要があります。
IBM 更新サーバーから Fix Pack を直接インストールするには、以下のステップを実行します。
- Rational Product Updater を開始します。
- Windows オペレーティング・システムでは、「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational」>「Rational Product Updater」をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux 3.0 (GNOME デスクトップ環境) では、メインメニューを開き、「プログラミング」>「Rational Product Updater」をクリックします。
- SuSE Linux Enterprise Server 9.0 (K デスクトップ環境) では、メインメニューを開き、「IBM Rational」>「Rational Product Updater」をクリックします。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 では、デフォルト以外のデスクトップ環境を使用している場合、製品へのショートカットはデフォルトの場所に表示されない可能性があります。
- 「更新の検索」をクリックします。
Rational Product Updater が更新を必要とする場合は、作業を継続する前に、更新のインストールが促されます。「OK」をクリックします。Rational Product Updater により更新がインストールされ、処理が再開され、使用可能な更新のリストが取得されます。
- デフォルトでは、使用可能なすべての更新が選択されます。「IBM Rational Software Modeler 6.0.1.1」が選択されていることを確認してください。
- 「更新のインストール」をクリックします。
- 選択された項目に対して特別な情報がある場合は、「通知 (Notices)」ダイアログ・ボックスが開きます。例えば、大容量の更新の場合、更新の ZIP ファイルをダウンロードし、Rational Product Updater を使用して ZIP ファイルから更新をインストールすることを勧める通知が表示される場合があります。通知情報を検討し、「継続 (Continue)」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、先に進みます。
インストールする複数の項目を選択した場合は、複数の通知を検討する必要がある場合があります。ダイアログ・ボックスの上部ペインにリストされた各更新をクリックして、下部ペインの通知を表示します。
すべての通知を検討してから、「継続 (Continue)」をクリックしてダイアログ・ボックスを閉じ、先に進みます。
- ご使用条件を受諾し、インストールを継続するには、「OK」をクリックします。
コンピューター・プロセッサーの速度、RAM のサイズ、およびインターネットへの接続速度によっては、更新のインストールおよびダウンロードに、長い時間がかかる可能性があります。
インストールが完了すると、Rational Product Updater の「インストール済み製品」ページにインストール済みの更新がリストされます。
- Rational Product Updater を閉じます。
4.0 ローカル・インストールのための Fix Pack のダウンロード
前記のように、Fix Pack は、IBM の更新サーバーから直接インストールできますが、ダウンロードすることもできます。Rational Software Modeler Refresh Pack 6.0.1 以降がまだインストール済みでない場合、Fix Pack をダウンロードしてインストールすることをお勧めします。以下のような場合も、Fix Pack をダウンロードして、インストールすることをお勧めします。
- インターネットへの接続が遅いかまたは不安定なので、ダウンロードを再開できるダウンロード・マネージャーを使用したい。
- ファイアウォールを有効にしたままで、ライブ IBM 更新サーバーにアクセスすることが難しい。
- Fix Pack をダウンロードして、後でインストールしたい。
Fix Pack をダウンロードしてインストールするには、以下のステップを実行します。
- 使用している Rational Software Modeler のバージョンに適切な Fix Pack の ZIP ファイルをダウンロードする。
- Fix Pack を C:¥temp などの一時ディレクトリーに解凍します。
- インストールの手順については、C:¥temp¥rsm¥ にナビゲートし、install_local_6011.html を開いて参照してください。
5.0 コマンド行からの製品更新のインストール
インストール中に情報をモニターしたり入力したりする必要がないように、暫定修正、Fix Pack、Refresh Pack などの製品更新をコマンド行からインストールできます。
コマンド行からの製品更新のインストールについての詳細は、Product Updater のヘルプの『コマンド行からの Rational Product Updater ツールの実行』を参照してください。
6.0 更新サーバーのローカル・ミラーの作成
以下のような場合、更新サーバーのローカル・ミラーを作成することをお勧めします。
- 一連の製品インストールを管理していて、ユーザーが使用可能な更新を制御したい。
- インターネットに直接アクセスできないところにインストールされた一連の製品を管理している。
Rational Software Modeler 更新サーバーのローカル・ミラーを作成する方法については、www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rsm/60/local_mirror/6011/nl/local_mirror_ja_JP.html を参照してください。
7.0 Fix Pack のアンインストール
製品のインストールに使用したユーザー・アカウントと同じアカウントを使って、Fix Pack をアンインストールします。
制約事項:
- 6.0.1.1 Fix Pack をインストールした後で、Rational Product
Updater で「クリーンアップ (Clean Up)」オプションを使用して古
くなったファイルを削除します。Fix Pack をアンインストールして、前の
バージョンの製品へ戻すことはできません。
- Fix Pack をアンインストールするときには、製品を開くことはできません。
- Windows オペレーティング・システムでは、管理者特権を持つアカウントを使用する必要があります。Linux オペレーティング・システムでは、root としてログインする必要があります。
- Rational Software Development Platform に基づく複数の製品がインストールされている場合には、この Fix Pack をロールバックすることはできません。
Fix Pack をアンインストールするには、以下のステップを実行します。
- Rational Product Updater を開始します。
- Windows オペレーティング・システムでは、「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational」>「Rational Product Updater」をクリックします。
- Red Hat Enterprise Linux 3.0 (GNOME デスクトップ環境) では、メインメニューを開き、「プログラミング」>「Rational Product Updater」をクリックします。
- SuSE Linux Enterprise Server 9.0 (K デスクトップ環境) では、メインメニューを開き、「IBM Rational」>「Rational Product Updater」をクリックします。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 では、デフォルト以外のデスクトップ環境を使用している場合、製品へのショートカットはデフォルトの場所に表示されない可能性があります。
- 「ロールバック (Rollbacks)」タブをクリックします。インストールされている製品の更新およびフィーチャーの一覧が、「ロールバック (Rollbacks)」ページに表示されます。
- 「IBM Rational Software Modeler 6.0.1.1」を選択します。
更新間の依存関係が、自動的に強制されます。インストールされている他の更新が依存している更新のロールバックを選択すると、依存する側の更新についてもロールバックが選択されます。
- 「更新のロールバック (Roll Back Updates)」をクリックします。
- Rational Product Updater を閉じます。
8.0 カスタマー・サポート
製品のニュース、イベント、サポート、およびその他の情報については、www.ibm.com/software/awdtools/modeler/swmodeler/ の Rational Software Modeler ホーム・ページを参照してください。