IBM Rational Software Architect フィックスパック 6.0.0.1 - README
Rational Software Architect、バージョン 6.0
このファイルの最新バージョンを参照するには、
www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rsa/60/html/nl/readme_ja_JP_6001.html の README を参照してください。
目次
1.0 このリリースについて
1.1 C および C++ UML のビジュアル編集
2.0 インストール情報
2.1 ハードウェア要件
2.2 ソフトウェア要件
3.0 このリリースの修正内容
4.0 既知の制限、問題、および予備手段
4.1 制約事項
4.2 問題と予備手段
5.0 サポート部門へのお問い合わせ
6.0 特記事項および商標
1.0 このリリースについて
IBM® Rational® Software Architect フィックスパック 6.0.0.1 には、これまでのすべての暫定修正リリースの修正および 6.0.0.1 リリースの新規修正が収録されています。
1.1 C および C++ UML のビジュアル編集
このフィックスパックには、C および C++ UML ビジュアル編集の新機能も含まれています。
- 変換で UML インターフェースから C++ クラスが生成されます。
- 変換で UML インターフェースが UML クラスと同様の方法で処理されます。ただし、所有 UML 操作はすべて純粋な仮想 C++ メソッドになります。
- 変換で UML 実装関係が生成 C++ クラスの public 継承に変換されます。
- 変換で拡張性がサポートされています。拡張点と拡張性ルールについて詳しくは、ヘルプ・トピック『IBM Rational Software Architect の拡張性 (IBM Rational Software Architect Extensibility)』を参照してください。
- 部分変換では、完全モデル変換と同じ場所にファイルが生成されます。
- 変換ソースとしてネストされた分類子を選択すると、そのコンテナーが変換ソースになります。
- UI が次のように改善されました。
- 1 つのウィンドウからファイル上書きオプションを選択するよう求められます。
- C++ 変換に合わせてカスタマイズされた「プロパティー」タブが追加されました。
- 変換でデフォルトのデストラクターが仮想メソッドとして生成されます。
- コード生成テンプレートに次のタグが追加されました。
タグ |
追加先テンプレート |
コメント |
$(body) |
すべての操作および標準操作 |
操作の本体を提供します。
TODO” コメントを置換します。 |
$(array) |
UML プロパティー本体 |
古い行は "$(type) $(name) $(initial_value);" でした。
新しい行は "$(type) $(name) $(array) $(initial_value);" です。
|
注: カスタマイズ・コード生成テンプレートを作成しない場合には、操作は特に必要ありません。カスタマイズ・コード生成テンプレートを生成する場合には、次のいずれかの操作を行います。
- 変更を無視し、既存のテンプレートを使用する (変更には古いバージョンとの互換性があります)。
- 新しいタグをカスタマイズ・テンプレートに追加する。
- 新しいテンプレートを受け入れ、各自の設定に合わせてカスタマイズする。
2.0 インストール情報
IBM Rational Software Architect フィックスパック 6.0.0.1 のインストールについて詳しくは、
http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rsa/60/install_instruction/6.0.0.1/nl/install_ja_JP.html のインストール手順を参照してください。
2.1 ハードウェア要件
このフィックスパックをインストールする上でのハードウェア要件は特にありません。
2.2 ソフトウェア要件
このフィックスパックは、IBM Rational Software Architect、バージョン 6.0 で使用する目的でインストールされます。
このフィックスパックをインストールする前に、IBM Rational Product Updater 6.0.0.4 をインストールしておく必要があります。
3.0 このリリースの修正内容
このフィックスパックには、以下のコンポーネントの問題に対する修正が含まれています。
コード・レビュー
この修正では、各国語版 Rational Software Architect の一部でユーザー・インターフェースの翻訳が欠落または誤っていた問題が修正されます。
- 本製品のイタリア語、ドイツ語、およびスペイン語版でフランス語の文が表示される。
- ログ・レベルが設定されているロガー情報入力ページに未翻訳の文がある。
- ブラジル・ポルトガル語版で文字が壊れる。
- 本製品の日本語版および中国語 (繁体字) 版で、J2EE 詳細静的分析 (J2EE Deep Static Analysis) ルール・ファイルに未翻訳の文がある。
- リファクタリング時に「文字セット選択ウィザード (Choose Charset wizard)」に未翻訳の文が表示される。
モデルの比較とマージ
モデルのマージに関連するさまざまなメモリー・リークはこのリリースで修正されました。
資料
- このリリースには、Rational Software Architect の最新資料 (英語) が含まれています。
- モデリング参考文献でのリンク切れが修正されました。すべてのリンクが有効なヘルプ・トピックを参照しています。
- この修正には、製品資料の翻訳版 (フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル・ポルトガル語、スペイン語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)) の更新情報が含まれています。
- この修正には、英語版の Auction サンプル文書と、バージョン 6.0 には含まれていなかった各国語版の同資料があります。
Enterprise Generation Language (EGL)
EGL バックエンドを使用するプロジェクト diffhandler において疑似「$」が生成されるコンパイル時エラーが修正されました。
内部クラス参照時に、「$」の代わりに「.」によって diffhandler が正しく生成されます。
全般
- 前のリリースでは、英語以外のシステム・ロケールにおいて、「プロパティー」ビューの一部のダイアグラム・タイプが該当する言語で表示されるべきところ、英語で表示されていました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、英語以外の Windows® において、「プロパティー」ビューの「一般」タブのテキストが適切に表示されませんでした。この問題は修正されました。
- この修正により、韓国語でユーザー・インターフェースの翻訳が欠落または誤っていた問題が解決しました。
グローバリゼーション
日本語版で欠落または誤った翻訳に関連する多くの問題が修正されました。
J2EE 開発
- EAR インポートのデフォルト・モジュール・プロジェクト名の問題が修正されました。プロジェクト名の計算に使用されていたロジックが誤っていたことが原因で、重複するプロジェクト名が生成されることがありました。例えば、修正前には EAR により foo.1.jar と foo.2.jar という 2 つのモジュール URI が定義されていると、これらのプロジェクト名が foo と生成されました。この修正により、プロジェクト名は
foo_1 および foo_2 と生成されるようになりました。foo.1.jar と foo.2.jar のような 2 つのモジュール URI を含む EAR が WebSphere® Application
Server 上で適切にデプロイできない原因であった問題も修正されました。
- プロジェクト交換インポート (「ファイル」>「インポート」
>「プロジェクト交換 (Project Interchange)」) のメモリー・リークの問題が修正されました。サンプル・ギャラリーからの各種サンプルをインポートするときに発生する同様のメモリー・リークも修正されました。
モデルの発行
- 前のリリースでは、発行された HTML のステート・チャート図で状態マシンをクリックしても、対応する状態マシンのページが表示されませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、発行された HTML のアクティビティー図で振る舞いの呼び出しをクリックしても、対応する振る舞いの呼び出しのページが表示されませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、発行された HTML のアクティビティー図でデシジョンをクリックしても、選択されたデシジョンのページが表示されませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、「公開済みの出力を自動的に表示」 オプションと「宛先フォルダーを確認なしで常に空にする」オプションを選択した状態で PDF レポートを公開するとエラーが発生し、Rational Software Architect を強制的に再始動しなければなりませんでした。この問題は修正されました。公開された PDF 出力は外部 PDF ブラウザーに表示されます。
- モデルのユーザー作成プロファイルでは完全なローカライズがサポートされていない問題が修正されました。
- アーキテクチャー・ディスカバリー・ルール「Package Local Breakable」で、パッケージ間の依存関係が逆方向で表示される問題が修正されました。
- 「問題」ビューのモデル検証エラーに対するクイック・フィックス・ウィザードでエラーを訂正できない問題が修正されました。
- 1 つのモデルに対する操作を実行すると他のモデルが変更される場合に関連モデル相互参照が解決されない問題が修正されました。未解決の参照は、赤色の X がある丸として図に表示されます。
- プロファイルでステレオタイプ属性の名前にスペースまたは特殊文字が使用されていると、そのプロファイルが適用されたモデルを開くことができない問題が修正されました。
- オープン UML モデルのチーム・サポートで 1 つのプロジェクトを共有すると、その他のファイルの位置を変更するアクション (「名前を付けて保存」機能など) との不整合が生じる問題が解決されました。特定のソース制御設定が無視されます。
- 削除されたモデルを指し示すテンプレート・パラメーターが指定されたパターンが含まれているモデルをローカル履歴と比較すると、比較が失敗してエラーがログに記録される問題が修正されました。
- ステレオタイプが適用されたモデル (資料があるモデルなど) を Ecore にエクスポートする操作が失敗し、エラーがログに記録される問題が修正されました。
- モデルのバージョンを比較またはマージするときに、特定のデルタの組み合わせにおいてユーザーが「受け入れ」と「拒否」を選択するとデータが失われる問題が修正されました。例えば、新規パッケージへの要素の移動を受け入れるが、新規パッケージの追加を拒否すると、移動した要素が損失することがありました。
モデリング
- 前のリリースでは、モデル・エクスプローラーが開いた状態でプロジェクトをコンパイルすると、コンパイル速度が非常に遅くなりました。コンパイル速度が改善されました。
- 前のリリースでは、変更されたモデル・ファイル内で「検索」または「置換」を実行するとエラーが発生し、これが原因でアプリケーションをシャットダウンしなければならないことがありました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、モデリング図で視覚化した Java™ クラスの構造格納機構に新規パートを追加すると、モデル保存後にそのモデルを開くことができなくなりました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは以下の操作を実行できませんでした。
- 「モデル・エクスプローラー」ビューからのドラッグ操作でポートを作成またはタイプを変更する
- 「モデル・エクスプローラー」ビューからのドラッグ操作でポート・タイプを変更するか、または必須インターフェース/提供されたインターフェースの入力を促すプロンプトを出す。
- ポートから入力したパートへのコネクターのドラッグ操作で共役ポートを作成する。
以下の操作を実行できるようになりました。
- 前のリリースでは、UML2 モデル・ファイルのロードまたはインポートが失敗することがありました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、相互モデル参照があるモデル・ファイルを UML2 または Ecore にエクスポートできませんでした。このリリースではこれらの操作のサポートが改善されました。
- 前のリリースでは、コンテキスト・メニューまたはパレットを使用して UML 図に URL を追加することができませんでした。この問題は修正され、オプションが選択可能になりました。
- 前のリリースでは、クラス・インスタンス間の関連を作成すると、一部の分類子を使用できません。例えば、継承関連は選択できませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、ツリー形式の線ルーティングで接続を書式設定すると、水平分岐を容易に移動できないか、または移動先に適切に移動しませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、属性が関連として表示されている場合にこの属性を別のクラスに移動すると、属性コネクターが削除されませんでした。
- 前のリリースでは、アクティビティー図のコントロール・フローが表示されていなければならないときに、非表示になることがありました。この問題は修正されました。コントロール・フローは、両端が図形区画内にあり、一方の端または両端が非表示のコネクターの場合にのみ非表示になります。
- 前のリリースでは、ステレオタイプ属性を設定すると、「使用可能な選択がありません。」というメッセージがダイアログ・ボックスに表示されることがありました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、アクティビティー図でオブジェクト・フロー・ソースをある出力ピンから別の出力ピンに再接続すると、オブジェクト・フロー・セマンティック要素が削除されました。モデル・ファイルを保存して閉じ、再び開くと、空の図エディターが開き、「パートを作成できません (Unable to create part)」と表示されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、プロファイル・ステレオタイプ属性の「プロパティー」ビューで多重度を 1 から * に変更するとエラーが発生し、操作が失敗しました。この問題は修正されました。
- com.ibm.xtools.modeler.ui.wizards.template 拡張点により、プラグインがプラグイン内のディレクトリーを参照して UML テンプレート・モデルを提供することができました。ただし前のリリースでは、拡張が参照するプラグイン・ディレクトリーが存在していない場合に、新規モデリング・ウィザードでエラーが発生しました。「完了」をクリックしてもダイアログが終了せず、また「次へ」をクリックしても進みませんでした。この問題は修正されました。
- com.ibm.xtools.modeler.ui.wizards.template 拡張点により、プラグインがプラグイン内のディレクトリーを参照して UML テンプレート・モデルを提供することができました。ただし前のリリースでは、複数のプラグインが拡張を提供している場合、この方法で提供されたテンプレート・モデルすべてが新規モデリング・ウィザードで複数回表示されました。テンプレート・モデルは拡張を宣言するプラグインごとに 1 回だけ表示されます。この問題は修正されました。
パターン
- 前のリリースでは、パラメーターによりサポートされているタイプの既存の関係を 1 つ以上選択することができませんでした。この問題は修正されました。「関係パラメーター (Relationship Parameter)」ダイアログに、この操作を実行できるタブが追加されました。
- Chain of Responsibility パターンのパターン・パラメーター HandleRequest の問題が修正されました。UML から Java への変換後に、パターン・パラメーターにより操作パラメーター・タイプに対して正しい Java ソース・コードが生成されます。
- 関連するパターン定義への参照がハードコーディングされている パターン・インスタンスが UML モデルに含まれており、モデルを別の Rational Software Architect インスタンスにインポートする場合に、ハードコーディングされている参照が無効であると、モデルが開かない問題が修正されました。
- 同じ位置への再デプロイ時に、デプロイしたパターン・プラグイン・プロジェクトにパターン .rmd ファイルがないかまたはバージョンが再設定されている場合、またはパターン .rmd ファイルのパラメーターがないかまたは削除されている場合、プロジェクトの .emx ファイルが開かない問題が修正されました。
- パターン・エクスプローラーのメモリー・リークが修正されました。
- 英語以外のオペレーティング・システムで、「モデル・エクスプローラー」ビューにパターン定義が表示される問題が修正されました。
ポータル・ツール
ポータル・サーバーからインポートしたポータル・プロジェクトからプライベート・ポータル・ページと派生ポータル・ページが除外されます。これらのページはデプロイできません。また、前のバージョンでは、これらのページにより、ポータル・プロジェクトのデプロイ時に可視性とアクセス制御が原因でエラーが発生しました。
プロファイル・ツールとロギング・ツール
前のリリースでは、ロードするモデル・ファイルのパス・マップ変数名がシステム・パス・マップ変数名と同一の場合、プロファイルが検出されなかったことを示すエラー・メッセージが表示されました。この問題は修正されました。ユーザーが追加したパス・マップ変数に、システム・パス・マップ変数名と同じ名前を指定することはできません。
リレーショナル・データベース・ツール
- この修正をインストールすると、ユーザーは SQL ウィザードと SQL 照会ビルダーでスキーマを指定できるようになります。すべての未修飾テーブルではこのユーザー指定スキーマが想定され、このスキーマで修飾されるテーブルでは解析後にスキーマが削除されます。この修正を有効にする手順は、
Rational Software Architect for WebSphere サポートおよびダウンロード・サイト
にある「Omitting the current schema qualifier in SQL statements (SQL ステートメントでの現行スキーマ限定子の省略)」に収録されています。
- SQLJ プラグインが変更され、大/小文字に関係なく一意のデフォルト・パッケージ名を生成できるようになりました。
- Oracle 8.1.7 サーバーで RequisitePro® プロジェクトを開くときの問題が修正されました。
再利用可能アセット仕様
- 前のリリースでは、RAS ファイルに存在しないパラメーター・タイプがあるときに警告メッセージが表示されませんでした。代わりに、「パターン・オーサリング」ビューでパターン・ノードを展開しようとすると NullPointerException エラーが発生しました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS アセットをインポートするときに関連するログ・ファイルを表示するオプションがありませんでした。この問題は修正されました。現在では、RAS アセットのインポート時に、ログ・ファイルを表示するかどうかを示すチェック・ボックスを選択できます。ログ・ファイルはデフォルトの Web ブラウザーに表示されます。
- 前のリリースでは、複数のプラグインが含まれている RAS アセットをインポートし、プラグインの 1 つがアプリケーションにすでにある場合には、エラーが発生しました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS インポート・サービスで特定のタイプの例外を処理できませんでした。このエラーを訂正するには、–clean オプションを指定して製品を開始する必要がありましたが、このオプションを指定すると構成情報が強制的に失われました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS インポート・サービスで関係するアセットとデプロイ可能なプラグインが含まれているアセットをインポートしようとすると NullPointerException エラーが発生しました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS アセットのインポートまたはエクスポート時にエラー、警告、および情報メッセージを通知するダイアログで、これらのメッセージに関連する詳細情報を表示することができませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS エクスポート・ウィザードにおいて、RAS アセットにパッケージ化されているデプロイ可能なプラグイン、機能、およびプロジェクトとともにソースを含めるかどうかを指定するオプションがありませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、RAS エクスポートおよびインポート機能で Eclipse 機能のパッケージ化とインストールがサポートされていませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、リポジトリーの RAS アセットのフィードバックを削除する操作がサポートされていませんでした。この問題は修正されました。この機能が組み込まれました。
- 前のリリースでは、アセット、成果物、および Eclipse 機能のライセンス交付を閲覧できる機能がサポートされていませんでした。この問題は修正されました。この機能が組み込まれました。
Rational ClearCase を使用したチーム・プログラミング
- ClearCase® SCM Adapter 機能を使用不可にした状態をワークベンチ・セッション間で持続できない問題が修正されました。
- ClearCase がインストールされていない場合でも、ユーザーが新規ワークスペースを作成するたびに ClearCase Typemanager の製品インスタンスの位置の入力を求めるダイアログが表示される問題が修正されました。
テスト・ツールデプロイメント・ツール
Application Server Toolkit V6.0 で検出された以下の問題が修正されました。
- J2EE Ant エクスポートが失敗する。
- Ant タスク regenerateAccessBean で
accessbeandictionary.xml を読み取ることができない。
- TimedObject を実装する EJB が、増分デプロイで失敗する。
- データ・ストアでカスタム検索機能のアクセス・インテントがサポートされていない。
- メタデータ・マッピングでの内部エラー (LINK は予約語である)。
- CacheImpl setter で Composer フィールドの IsNull 値が設定されていない。
- CacheImpl が Null に設定されていない。
- SQLJ DB2® V8.2 向けに設定されている関数でカスタマイズが失敗する。
- iSeries™ の構成サポート。
- EJB 1.1 ルート leaf の述部列名のリストが空になる。
- 既存の領域の上に DB2 領域をデプロイするときの問題。
- HTTP 基本認証を使用するときに WS 作成シナリオを続行できない。
- WSDL2Java により不正なコードが生成される。
- WSDL に SOAP バインディングがない場合にクライアント・シナリオで例外が発生する。
- WSDK への noWrappedOperations がない。
- ポート CTC XSD Bean の修正。
- WebSphere Application Server 5.1.1.1 エミッター・アップグレードの組み込み。
- Web サービス作成ウィザードを使用して、WebSphere Application Server で実行する Web サービスを生成する際の 2 つの問題。
この修正を適用しないと、ユーザーが WebSphere 例外を受け取り、ウィザードを続行できなくなる状況が 2 つあります。
UML ダイアグラム
- 前のリリースでは、状態マシンまたはアクティビティー図でフレームの上にテキストを追加する操作、またはシーケンス図でフラグメントの上に制約を追加する操作を実行しようとすると、エラーが発生しました。エラー発生後にモデル・ファイルを保存すると、関連する図を開くことができず、空のダイアグラム・エディターが開いて「パートを作成できません (Unable to create part)」と表示されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、倍率が非常に大きい場合 (400% など) に図形のラベル (クラス図のクラス・インスタンスなど) を変更すると、エラー発生し Java 仮想マシン (JVM) が終了しました。"org.eclipse.swt.SWTError: ハンドルがありません。(org.eclipse.swt.SWTError: No more handles.)" で始まるエラーが表示されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、シーケンス図で代替結合フラグメントのサイズを変更すると、アプリケーションを強制的にシャットダウンしなければなりませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、シーケンス図で破棄メッセージに接続している停止ノードを削除してから残りのメッセージを削除した後にこの操作を取り消すと、エラーが発生し図が壊れました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、シーケンス図から情報をコピーして外部アプリケーション (Microsoft® Word など) に貼り付けることはできませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、「プロパティー」ビューで図のプロパティーを表示しているときに図エディターでアクションを実行すると、アクションが完了するまで長時間かかることがありました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、「関係する要素の表示」コマンドで非 UML 関係を持つ要素が検出されるとエラーが発生しました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、アーキテクチャー図を可視化図として保存すると、保存操作が失敗し、「現在のトピック図からビジュアライザー図を保存できません。」というメッセージが表示されました。この問題は修正され、図を適切に保存できるようになりました。
- 前のリリースでは、シーケンス図のメッセージの実装インターフェースからの操作を選択できませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、Java 可視化シーケンス図での環境からの最初のメソッド呼び出しが番号付けの対象に含まれていませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、クラス図でパレットからデータベース・エンティティーを作成するときに、選択したターゲット・ディレクトリーが、図が含まれているプロジェクトと同じでないと、図でデータベース・エンティティーが視覚化されませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、一部の Linux® オペレーティング・システムにおいて、図を Scalable Vector Graphics (SVG) として保存すると、クラス図のデータベース・テーブルが空白の形状として表示されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、クラス図を再度開くたびに、セキュリティー・ロールとセキュリティー・ロール参照の関係が未解決の状態になりました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、セッション Bean ファサード作成ウィザードの最後のページでセッション Bean ファサードを作成すると、セッション Bean が図に追加されました。ただしこのとき、最初の Bean がベースとしているセッション Bean を表す別の Bean も追加されました。この状況は、Bean がすでに存在している場合でも発生しました。この問題は修正されました。1 番目の Bean のベースとなるセッション Bean は追加されなくなりました。
- UML クラス図に含まれているデータ・モデル要素が属する別のプロジェクトが見つからない場合に多数の例外がログに記録されるため、大きなログ・ファイルが作成され、図を開く時間が非常に長くなることがある問題が修正されました。
- Cascading Style Sheet (CSS) エディターと UML2 図エディターを使用してモデリングまたは視覚化を行う場合に、CSS エディターを閉じると多数のエラー例外が .log ファイルに記録され、"エラーが発生しました。詳しくはエラー・ログを参照してください。" というエラー・メッセージが表示される問題が修正されました。製品内のどの位置をクリックしても、エラー・メッセージが同じ順序で表示されます。
- UML 図のコンポーネント形状にステレオタイプ・イメージが表示されない問題が修正されました。
- UML シーケンス図で Java メソッドを視覚化しようとすると製品がデッドロックになる問題が修正されました。
- 韓国語で UML シーケンス図のライフライン・ヘッダー名の上部が切り捨てられる問題が修正されました。
- 韓国語で UML シーケンス図の区画形状で操作名の上部が切り捨てられる問題が修正されました。
- ローカライズされた UML モデル・プロファイルの保存先が、名前に「/profiles」を含むディレクトリーに限定されていた問題が修正されました。この制限は削除されました。
- UML モデリング・トピック図 (.tpx) を UML 可視化図 (.dnx) として保存しようとすると、操作が失敗しエラーがログに記録される問題が修正されました。
- UML クラス図で Java インターフェース間に「拡張」関係を作成するときに、上位 (ターゲット) インターフェースがバイナリー Java タイプ (ワークスペースで 参照 JAR を介して使用可能) である場合に、(下位) インターフェースに不要なメソッド・スタブが作成される問題が修正されました。これらのメソッド・スタブは、上位インターフェースで宣言されているメソッドのスタブです。
- UML クラス図でメソッドを Java クラス間でドラッグしてドロップすると、メソッドが移動元のクラスから削除されず、空の本体を持つメソッドが移動先クラスに作成される問題が解決されました。この問題では、メソッドのコード本体は失われませんでした。この操作はサポートされず、使用不可になりました。
- Java エディターの Java 「引き上げ (pull-up)」リファクターが、クラスを視覚化している UML クラス図に反映されない問題が修正されました。
- ユーザーの「Application Data」ディレクトリーの翻訳言語に設定されている Windows オペレーティング・システムで、ClearCase によりモデリング成果物または視覚化成果物に対して外部から実行された比較コマンドまたはマージ・コマンドが失敗する問題が修正されました。
- UML 図を印刷するために「ページ設定」ダイアログで行った変更が無視される問題が修正されました。
- UML モデリング・エディターで .xmi ファイル・タイプが認識されない問題が修正されました。
- 新規モデル・タイプの登録が拡張可能でない問題が修正されました。
- Java クラスまたは UML クラスのブラウズ図での操作で、ユーザーが最後に選択した関係でなく、デフォルトの関係選択が常に使用されていた問題が修正されました。
- 図ナビゲーターでデフォルトのレイアウト設定「階層」が「フラット」に変更されました。
- 図形を UML シーケンス図に追加すると この UML シーケンス図のブックマークが削除される問題が修正されました。
- 図ファイルがソース制御下にあり、チェックアウトされていない場合に UML 可視化クラス図を変更するリファクター操作を実行すると失敗する問題が修正されました。
- UML クラス図の UML クラスまたは Java クラスから始まる汎化 (継承) 関係を変更したときに、基礎となるモデルまたはクラスで発生した変更が図に表示されない問題が修正されました。
- エンタープライズ Java Bean プロジェクトの UML クラス図が開いているときにこのプロジェクトを削除しようとするとエラーが発生することがある問題が修正されました。
- 「関係する要素の表示」機能と「トピック図」機能で、ユーザーがトレース目的で停止リストの停止条件をクリックすることがある問題が修正されました。リストの「実装」項目または「仕様」項目をクリックすると正しい結果を取得できません。
- アクティビティー図でコネクターがパーティションを越えると非表示になる問題が修正されました。
UML から Java への変換
- 前のリリースでは、Java メソッドをリファクターし、他の図を開く前に WebSphere Application Developer 5.1.1 の可視化図が検出されると、エラーが発生し、他の図を開くことができませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、重複する Java メソッドを Java メソッドの追加ウィザードに追加すると、同一シグニチャーを持つメソッドがすでに存在していることを示すエラー・メッセージが表示されました。パラメーターを追加または変更してメソッドを多重定義する場合、このエラー・メッセージが引き続き表示されました。検証を実行するには、メソッド名を変更してウィザードを再実行しなければなりませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、Java 可視化クラス図において Java クラス間で属性をドラッグ・アンド・ドロップすると、Java クラスに不正なコードが生成されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、生成されたコレクション・タイプを変更できませんでした。この問題は修正されました。UML から Java への変換時には、「変換を構成」ダイアログに「コレクション」タブが表示されます。このタブで、生成されたコレクション・タイプを変更できます。
- UML から Java への変換で、ユーザー作成コードが含まれているメソッドが除去される問題が修正されました。
重要: この変換では、以下の条件がすべて該当する場合にのみメソッドが除去されます。
- メソッドに @generated タグがある。
- 対応する UML クラスにメソッドがない。
- Java メソッドに、コメント //begin-user-code と //end-user-code で囲まれたコード・ブロックがない。
UML から EJB への変換
- 前のリリースでは、Java メソッドをリファクターし、他の図を開く前に WebSphere Application Developer 5.1.1 の可視化図が検出されると、エラーが発生し、他の図を開くことができませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、重複する Java メソッドを Java メソッドの追加ウィザードに追加すると、同一シグニチャーを持つメソッドがすでに存在していることを示すエラー・メッセージが表示されました。パラメーターを追加または変更してメソッドを多重定義する場合、このエラー・メッセージが引き続き表示されました。検証を実行するには、メソッド名を変更してウィザードを再実行しなければなりませんでした。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、Java 可視化クラス図において Java クラス間で属性をドラッグ・アンド・ドロップすると、Java クラスに不正なコードが生成されました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、UML クラスに <<Entity>>、<<Service>>、または <<MessageProcessor>> ステレオタイプが適用されており、戻り値結果パラメーターが指定されているがタイプが指定されていない操作がある場合に、UML から EJB への変換で java.lang.NullPointerException エラーが発生しました。この問題は修正されました。
- 前のリリースでは、UML から EJB への変換では以下の生成処理がサポートされていませんでした。
- CMP1.1 または BMP エンティティー Bean の生成
- ステートフル・セッション Bean の生成
- エンティティー Bean またはセッション Bean のローカル・インターフェースのみの生成。変換ではローカル・インターフェースとリモート・インターフェースの両方が生成されます。
- エンティティー Bean またはセッション Bean のリモート・インターフェースのみの生成。変換ではローカル・インターフェースとリモート・インターフェースの両方が生成されます。
この問題が修正され、上記の生成処理がサポートされています。
- UML から EJB への変換で、ユーザー作成コードが含まれているメソッドの除去に関する問題が修正されました。
重要: この変換では、以下の条件がすべて該当する場合にのみメソッドが除去されます。
- メソッドに @generated タグがある。
- 対応する UML クラスにメソッドがない。
- Java メソッドに、コメント //begin-user-code と //end-user-code で囲まれたコード・ブロックがない。
Java ビジュアル・エディター
新規 Java インターフェース・ウィザード (New Java
Interface Wizard) で Java インターフェース・クラスのメソッド宣言でのパラメーターまたは例外の指定が無視され、生成されるインターフェースに追加されない問題が修正されました。
Web サービス・ツール
- Web サービスのウィザードを使用して、HTTP 基本認証で保護されているサイトから操作する WSDL を処理すると、ウィザードからユーザー ID とパスワードが求められるが、その後ウィザードの 3 ページ目 (サーバー/ランタイム構成ページ) 以降に進むことができませんでした。この問題は、WebSphere (J2EE) Web サービス・シナリオで修正されました。Apache
Axis および Apache または IBM SOAP シナリオでは、WSDL のローカルコピーをワークスペースにダウンロードしてからウィザードを起動してローカル・コピーを処理する必要がありました。
- Web サービス・ウィザードを使用して バージョン 5 サーバー向けの URL または DADX Web サービスとクライアントを作成するときに、初めて Web サービス・クライアントを生成しようとする時点で処理が失敗しました。この失敗は、「次へ」をクリックして「バインディング・プロキシー生成 (Binding Proxy Generation)」ページを終了した後に発生し、メッセージ「IWAB0222E WSDL ファイルの分析中にエラーが発生しました (IWAB0222E Error encountered while analyzing WSDL file)」とダイアログの詳細情報セクションに表示される
java.lang.NullPointerException によって明らかになります。
これは、WSDL をホストするサーバーが停止状態にあるときにウィザードがサービスの WSDL を取得しようとしたために発生する問題です。この問題は修正されました。ウィザードでは、Web サービス・クライアントを生成する目的で WSDL を取得する前に、サーバーが開始状態であることを確認します。
- Web サービス・エクスプローラーから Web サービス・ウィザードを起動すると、ウィザード・ダイアログがデスクトップ上のすべてのウィンドウの「上」に表示され、最小化できず、他のウィンドウ (「Rational Software Architect」メイン・ウィンドウや「Rational Web Developer」ワークベンチ・ウィンドウなど) の背後に移動することができませんでした。
また、ウィザードによる処理中にエラーが発生すると、エラー・ダイアログがウィザードの背後に表示されたため、エラー・ダイアログを確認したり終了したりすることができず、ウィザードを移動または終了できませんでした。唯一の予備手段は、Rational Software Architect または Rational Web Developer プロセスを停止することでした。この問題は修正されました。Web サービス・エクスプローラーから起動したウィザードがデスクトップ上を占有することがなくなりました。
- XML スキーマ・ウィザードで Java Bean を使用して、complexType 拡張と抽象 complexType が含まれているスキーマから Java Bean を生成すると、重複するメソッドまたはその他の Java シンボルが原因で、生成された Java でコンパイル・エラーが発生することがあります。この問題は修正されました。また、ウィザードによりスキーマに対して生成された Java コードで、接頭部付き要素が含まれている XML インスタンス文書の並列化を適切に実行できないことがありました。特に、接頭部が付いた要素の下の子要素は Java オブジェクトに並列化されません。その結果、インスタンス文書に対応する Java オブジェクトのコレクションが不完全になりました。この問題も修正されました。
- WSDL および XML スキーマから順に Web サービスを作成すると、スキーマを初めて変更したときに Web サービスが再作成されました。ウィザードでは Web サービスの Java Bean とスケルトンは再生成されませんが、新しいデプロイメント・ファイルが再生成されます。この結果、古い Java Bean とスケルトンが新しいデプロイメント・ファイルと同期されないことが原因でコンパイル・エラーが発生します。ウィザードが修正され、デプロイメント・クラス、Bean クラス、およびスケルトン・クラスを含むすべての Java クラスが再生成されるようになりました。
重要: この修正を適用すると、ウィザードにより古いスケルトン・クラスとその中にあるすべてのビジネス・ロジックが新しいスケルトンに置き換えられます (ファイル上書きを使用可能にしている場合)。ビジネス・ロジックが削除されることを防ぐため、古いスケルトン・クラスは上書き前にバックアップ・ファイルにコピーされます。バックアップ・ファイルはスケルトンと同じフォルダーに保存され、スケルトン .java ファイル名に接尾部「.bak」が追加された名前が付けられます。このようなバックアップ・ファイルは 1 つだけ作成されます。
- WebSphere Studio Application Developer の Web サービス GUI ツールの Java2WSDL エミッターと WSDL2Java エミッターは、WebSphere Application Server 5.1.1 Cumulative Fix 1 (5.1.1.1) の Java2WSDL エミッターと WSDL2Java エミッターに基づいてアップグレードされ、いくつかの追加エミッター修正により修正されました。
重要: このアップグレードの適用後、Web サービス・ツールにより生成されるコードが、WebSphere Application Server バージョン 5.0.2 (Software Architect のバージョン 5.0 Unit Test Environment (UTE) のレベル) と突き合わせてコンパイルされることはありません。この状況が発生する場合には、
ご使用の UTE およびインストールされているすべてのバージョン 5.0.2 サーバーに、必要に応じて WebSphere Application Server 5.0.2 Cumulative Fix 8 (5.0.2.8)
を適用します。
- WebSphere Application Server の WSDL2Java ツールには「-noWrappedOperations」オプションがあります。このオプションは、最上位の complexType と WSDL 操作により参照される complexType 要素の要求 Bean と応答 Bean の生成を引き起こすために使用されます。これまで Software Architect ユーザーはこのオプションを使用できませんでした。このオプションを使用するには、
「ウィンドウ」>「設定」
>「Web サービス」>「コード生成 (Code Generation)」>「IBM WebSphere ランタイム (IBM WebSphere runtime)」
>「折り返しなしスタイルを使用して WSDL から Java を生成 (Generate Java from WSDL using the no wrapped style)」を選択します。
- Software Architect では、WSDL および XML スキーマ・インクルードの処理と、ディレクトリー間をまたがる相対ロケーション URI を使用する要素のインポートは行われません。通常、WSAD Web サービス・ウィザードは失敗し、"IWAB0529E WSDL ファイル
../myfolder/myfile.xsd
の解決中にエラーが発生しました。インポート WSDL ファイルには絶対 URL または同一ディレクトリー内の相対 URL が含まれている必要があります (IWAB0529E Error in resolving WSDL file ../myfolder/myfile.xsd
, import WSDL file must have absolute URL or relative URL in the same
directory" などのエラーになりました。この制約事項が解決されました。最上位の WSDL 文書が、この文書のディレクトリー内にあるその他の WSDL スキーマ文書または XML スキーマ文書を直接または間接的に参照してはならない点に注意してください。つまり、ルート WSDL 文書は、この文書が依存するすべての WSDL および XML スキーマ文書のツリーの最上部に位置している必要があります。
- スキーマ complexType に同名の要素が複数含まれている場合、XML スキーマ・ウィザードの Java Bean により生成される Bean クラスには、同一の名前とシグニチャーを持つ getter と setter が重複しているので、Java コンパイル・エラーが発生しました。この問題は修正されました。ウィザードではインデックス付き getter および setter メソッドが生成されます。これらのメソッドでは、取得または設定する特定の要素オカレンスがインデックスにより識別されます。
- WSDL ファイルにコロンを含む制限パターンとインライン・スキーマが含まれている場合に、WSDL バリデーターがこの WSDL ファイルが無効であると報告する問題が修正されました。
- WSDL バリデーターが、インポートされた WSDL ファイルが有効であるにもかかわらずこのファイルが無効であると報告する問題が修正されました。
- WSDL バリデーターが、インライン・スキーマによりインポートされた WSDL ファイルが有効であるにもかかわらずこのファイルが無効であると報告する問題が修正されました。
- WSDL エディターで WSDL ファイルの拡張性要素が 2 回表示される問題が修正されました。WSDL ファイルで拡張性要素に別の拡張性要素を追加できないという関連する問題も修正されました。
- Cloudscape® に基づく UDDI レジストリーの上に WebSphere バージョン 6 DB2 ベースの UDDI レジストリーがデプロイされる場合、レジストリーにアクセスできなくなる問題がありました。この問題は修正されました。
- HTTP 基本認証で保護されている WSDL 文書から WebSphere ベースの Web サービス・スケルトンまたはクライアントを作成する操作はブロック解除されました。
- Web サービスをデプロイすると、不正な java.lang.tring_Deser 並列化機構クラスが作成される問題が修正されました。
- SOAP バインディングが含まれていない WSDL 文書を使用して WebSphere ベースの Web サービス・スケルトンまたはクライアントを作成しようとすると発生する例外が解決されました。
- WSDL2WebService コマンドと WSDL2Client コマンドでは -noWrappedOperations WSDL2Java オプションを使用できます。
- XSD から Java Bean を生成する生成プログラムで、重複するメソッドを持つ Java Bean が生成される問題が解決されました。
Web ツール
- コンテンツ支援で JSP のカスタム・タグ属性が提案されませんでした。
この問題は修正されました。
- カスタム・タグにより宣言された変数が、JSP で認識されませんでした。この問題は修正されました。
- selectOne コンポーネントで何も選択されていないと、処理依頼時に検証エラー「値が無効です (Value is not valid)」が発生する問題が修正されました。
- JSR 168 Faces ポートレットのアクションで facesContext.getExternalContext().redirect() が 呼び出されると、IllegalStateException が発生する問題が修正されました。
- サーブレット 2.4 仕様の定義に従い、サーブレット 2.2 および 2.3 仕様の web.xml ファイルの http メソッド宣言は、有効な HTTP 1.1 メソッドに制限されています。2.2、2.3 DTD では値の定義における制限が厳しくないので、WebDAV などのほかのプロトコルを使用するアプリケーションを使用しているカスタマーもいます。この制限が拡大され、WebDAV 値も対象となりました。また既存のカスタマーが使用できるように、SIP プロトコル値が追加されました。サーブレット 2.4 アプリケーションは引き続き、仕様の XML スキーマ定義による制限を受けます。
- Page Designer では、「プロパティー」ビューで TABLE タグの位置合わせを変更すると、生成されるページがエラーになることがありました。
XHTML ページでは、DIV タグの align 属性は無効ですが、「プロパティー」ビューで無効な align 属性を持つ DIV タグを TABLE タグの親としてページに追加できました。これらの問題が修正されました。
- Page Designer では、「プロパティー」ビューで jsp:useBean タグの子ノードとして jsp:setProperty タグが JSP ページに挿入される場合、jsp:setProperty タグには「name」属性がありませんでした。jsp:setProperty タグには、親 jsp:useBean タグの「id」属性値と同一値を持つ「name」属性が必要です。jsp:setProperty タグに「name」属性がないと、JSP ページでコンパイル・エラーが発生します。この問題は修正されました。
- JSF ランタイムによりネスト・データ・テーブルに対して正しくない ID が生成される問題が修正されました。
- Web プロジェクトの WEB-INF フォルダーにあるタグ・ライブラリー・ディスクリプター (.tld) ファイルが JSP コンパイラー、リンク・バリデーター、およびソース・エディター・コンテンツ支援により認識されない問題が修正されました。
- inputHelperAssist が有効であり、日、月、年が分離文字で区切られないパターン (ddMMMyyyy など) がカスタム書式として設定されている入力日付フィールドにフォーカスが移動すると、入力されている年が現在の年に変更される問題 (例: 入力値
01Jan1999
が 01Jan2005
に変更される) が修正されました。
- Web スタイル・ページャーが含まれているデータ・グリッドで、ブラウザー・コントロール ('戻る' ボタンなど) を使用して前のページに戻る操作を実行すると、予期しない結果が生じる問題 (ページ 1、3、5 という順序でクリックしてから「戻る」ボタンをクリックするとページ 1 に戻り、データ・グリッドでアクションをクリックするとページ 1 が引き続き表示されるべきであるのに、ページ 3 が表示される場合など) が修正されました。
XML ツール
- J2EE XML 仕様では、(制御 DTD または XSD ではなく) ベンダーが一部の制約を施行する必要があります。これらの制約の一部は バージョン 6 リリースで使用不可になりましたが、関連する検証を再度導入しました。これは主に J2EE 仕様準拠の認証テストで必要なものであるので、この変更に気付かないことがあります。
- XML エディターで、CTRL キーを押しながらドラッグ・アンド・ドロップ操作を実行すると、コピー操作ではなく移動操作が実行される問題が修正されました。
4.0 既知の制限、問題、および予備手段
この README には、製品資料の最終処理までに取得できなかった問題や制限などのリリース固有の情報が含まれています。
4.1 制約事項
問題点 |
説明 |
534425 |
製品の更新サーバーのローカル・ミラーには 6.0.0.1 フィックスパックが必要である
更新サーバーのローカル・ミラーを使用しており、複数の Rational Software Development Platform 製品をインストールしている場合には、インストールしている製品の更新サーバーのローカル・ミラーごとに 6.0.0.1 フィックスパックをダウンロードする必要があります。
複数の製品をインストールしている場合に 6.0.0.1 フィックスパックを 1 つだけダウンロードして Rational Product Update を実行すると、必要な更新が不足していることを示す警告が表示されます。
|
531555 |
CMR 関係が生成されないことがある
UML から EJB への変換では、<<Entity>> ステレオタイプが適用されている 2 つの UML クラス間の関連がある場合にのみ、CMR 関係が作成されます。
ステレオタイプ <<Entity>> が適用されている UML クラスに、ステレオタイプ <<Entity>> がプロパティー・タイプとして適用されている別のクラスを持つプロパティーがあり、このプロパティーが関連の端でない場合には、CMR 関係は生成されません。
|
140400 |
インストール後にプラグイン機能がアクティブにならない
プラグインのインストールが完了したら、製品を再始動する必要があります。製品の再始動により、新たにインストールしたプラグインのすべての機能が有効になります。
|
4.2 問題と予備手段
問題点 |
説明 |
534016 |
Rational Product Updater で製品更新とオプショナル機能がインストールされない
Rational Software Architect を不適切な方法でシャットダウンすると、ロック・ファイルが作成され、Rational Product Update が製品更新とオプショナル機能をインストールできなくなります。この状況が発生した場合には、Rational Product Updater が更新とオプショナル機能をインストールできるようにするため、製品をシャットダウンする必要があることを示すメッセージが表示されます。このメッセージは、製品がシャットダウンしていても表示されます。
予備手段: この問題を回避するには、製品を開始してからシャットダウンしてください。ロック・ファイルが除去され、Rational Product Updater が製品更新とオプショナル機能をインストールできるようになります。
|
141980 |
Mozilla ブラウザーでは生成された HTML 出力または PDF 出力が自動的に表示されない
Mozilla ブラウザーの問題が原因で、ファイル・パスに DBCS 文字が使用されているディレクトリーに HTML または PDF 出力を発行すると、Rational Software Architect では生成された出力を Mozilla ブラウザーで自動的に表示することができません。
予備手段: この問題を回避するには、Mozilla ブラウザーを開き、生成された出力にナビゲートして index.html ファイルを開くか、またはファイル・パスに DBCS 文字が使用されていないディレクトリーに出力結果を発行します。
|
530804 |
UML から EJB への変換でコンパイル・エラーが発生する
<<Entity>> ステレオタイプが適用された 2 つのクラス間の関連を持つモデルで「ソース - ターゲット間の関係を作成する (Create Source to Target Relationships)」オプションを選択して UML から EJB への変換を実行すると、ターゲットでコンパイル・エラーが発生します。
予備手段: この問題を回避するには、生成されたエンティティー Bean の該当するファイルを編集、保存してください。例えば、ファイルを開いてスペースまたは改行を挿入します。
|
530470 |
制限付きユーザーが PiggyBank サンプルを実行できない
制限付きユーザーは、サンプル・ギャラリーで説明されているように PiggyBank サンプルを実行することができません。
予備手段 (Windows): Administrator として製品をインストールするが、Administrator 以外のユーザーとして製品を実行する場合は、PiggyBank データベース・フォルダーとこのフォルダーに含まれるすべてのファイルおよびサブディレクトリーへのアクセス許可を変更する必要があります。このデータベースはsdpinstall¥rsa¥eclipse¥plugins¥com.ibm.xtools.sample.banking.implementation_6.0.0.1¥db¥PIGGYBANK6.001 にあります。
予備手段 (Linux): root として製品をインストールするが、root 以外のユーザーとして製品を実行する場合には、PiggyBank データベース・フォルダーのアクセス許可を変更する必要があります。このデータベースは sdpinstall/rsa¥eclipse¥plugins¥com.ibm.xtools.sample.banking.implementation_6.0.0.1¥db にあります。アクセス許可を設定するには、コマンド chmod 777 PIGGYBANK6.001 を実行します。
|
5.0 サポート部門へのお問い合わせ
Rational Software Architect の製品ホーム・ページは www.ibm.com/software/awdtools/architect/swarchitect/ です。
よくある質問 (FAQ)、既知の問題と修正のリスト、およびその他のサポート情報については、製品ホーム・ページのサポートページを参照してください。
6.0 特記事項および商標
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。
日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。
本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または
サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の
製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。
ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの
評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。
実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒106-0032
東京都港区六本木 3-2-31
IBM World Trade Asia Corporation
Licensing
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、
商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示
もしくは黙示の保証責任または保証条件は適用されないものとします。
国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が
禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。
本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。
IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、
改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、
便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは
ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では
ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、
自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと
その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、
および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、
本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
Intellectual Property Dept. for Rational Software
IBM Corporation
20 Maguire Road
Lexington, MA
02421-3112
USA
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること
ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で
決定されたものです。
そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、
その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。
さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。
実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、
もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、
他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。
IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、
予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。
より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。
これらの名称はすべて架空のものであり、
名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・
プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに
準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、
いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、
配布することができます。
このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。
従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が
あることをほのめかしたり、保証することはできません。
お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した
アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次のように、著作権表示を入れていただく必要があります。
(C) (お客様の会社名) (年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。
(C) Copyright IBM Corp. 2000, 2005. All
rights reserved.
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は
表示されない場合があります。
プログラミング・インターフェース情報
プログラミング・インターフェース情報は、プログラムを使用して
アプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。
一般使用プログラミング・インターフェースにより、お客様はこのプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。
ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合が
あります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアの
デバッグ支援のために提供されています。
警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、
プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。
商標
以下は、IBM Corporation の商標です。
- ClearCase
- Cloudscape
- DB2
- developerWorks
- IBM
- Informix
- iSeries
- Rational
- Rational Rose
- RequisitePro
- SoDA
- WebSphere
- XDE
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Intel は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。