ステートチャート図モデル要素の表記マッピング

ステートチャート図モデル要素のマッピング・テーブルを使用して、UML 1.4 と UML 2.0 の間の差を理解することができます。

UML 1.4 UML 2.0
アクション UML アクティビティー (遷移および状態上に表示されるアクションの場合)
注: Rose アクションの条件 (ある場合は) は、自己遷移上の UML 2.0 ガード制約としてインポートされます。 アクションまたは送信イベントがアクティビティーの自己遷移の効果として実装されているとき、その仕様は Rose 条件式として指定された本体を持つ OpaqueExpression です。
OnEntry (アクション) 入状時アクティビティー
Do (アクション) Do アクティビティー
OnExit (アクション) 退状時アクティビティー
注: 入状時、退状時および Do アクティビティーの複数のオカレンスは単一アクティビティーの本体に連結されます。UML 2.0 が、状態内の各種のアクティビティーの 1 つしか許可しないからです。
アクティビティー 状態
デシジョン 種類が選択に設定されている疑似状態。
イベント

状態所有のイベントは、状態に所有された自己遷移にマップします。

自己遷移関係で指定されたイベントは、自己遷移関係のガードにマップします。

自己遷移関係に所有されるイベントは、UML Any Trigger にマップします。

注: アクションを起動する (引数を持つ可能性のある) イベントは、自己遷移上に UML 2.0 トリガーとしてインポートされます。 トリガー名は、Rose イベントのイベント名および引数リストと一致します。
遷移および送信ターゲット上で引数を持つ (送信イベント) 遷移が所有する匿名アクティビティーの本体プロパティー
イベント引数 AnyTrigger の名前
状態 状態
(開始状態) 種類プロパティーが開始状態に設定されている疑似状態。
(浅い履歴状態) 種類プロパティーが shallowHistory に設定されている疑似状態。
(深い履歴状態) 種類プロパティーが deepHistory に設定されている疑似状態。
状態図 ステートチャート図

ネストされたダイアグラムがある場合は、包含ツリーまで上へ移動され、状態マシンによって所有されます。

状態マシン (操作が所有) 状態マシン (操作のクラスが所有)

操作は状態マシンをそのメソッドとして参照します。

同期バー ジョインまたはフォークに設定された種類プロパティーを持つ疑似状態。
遷移イベント Any Trigger
遷移ガード ガード・テキストと等しい仕様本体での制約。
遷移送信イベント 送信イベント名、ターゲット、および引数は、Rose アクションに対して作成された効果アクティビティーの本体内で結合されます。
関連資料
アクティビティー図モデル要素の UML 表記差
クラス図モデル要素の UML 表記差
コラボレーション図モデル要素の表記差
コンポーネント図モデル要素の表記差
配置図モデル要素の表記差
シーケンス図モデル要素の表記差
ユースケース図モデル要素の表記差
多重度の表現での表記の差
特定の UML 2.0 セマンティック・マッピング
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2004, 2005. All Rights Reserved. (C) Copyright IBM Japan 2005