ローカル・コンピューターではなく、リモート・コンピューターのロケーションでユーザー・グループを実行できます。ご使用のワークベンチがロードの適用機能に影響を及ぼさないように、ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行することを推奨します。
ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行する前に:
- IBM Rational Agent Controller がリモート・コンピューターにインストールされている必要があります。
- ローカル・コンピューターおよびリモート・コンピューターのファイアウォールを無効にするか、コンピューター間接続を許可するように設定する必要があります。
ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行することを推奨します。以下の場合は、リモート・ロケーションでユーザー・グループを実行する必要があります。
- 大量の仮想ユーザーを実行する場合に、ロードをサポートする十分な CPU またはメモリー・リソースがローカル・コンピューターにない場合。ユーザーをいくつかの異なるロケーションに分散して、各コンピューターでより少ないユーザー数を
実行することにより、リソースを節約できます。
- テストには特定のクライアント・ライブラリーまたはソフトウェアが必要です。このテストを含むユーザー・グループは、
ライブラリーまたはソフトウェアがインストールされているコンピューターで実行する必要があります。
ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行するには:
- テスト・ナビゲーターでプロジェクトを展開して、スケジュールの場所を探索します。
- スケジュールを右クリックして、「開く」をクリックします。
- スケジュールで、異なるコンピューターで実行するユーザー・グループをクリックします。
- 「スケジュール・エレメント詳細」セクションで、「以下のロケーションでこのグループを実行」をクリックします。
- リモート・ロケーションを宣言するには:
- 「新規の追加」をクリックします。
- ロケーションの追加ウィザードで、ロケーションを保管するプロジェクトを
選択します。
- 「ファイル名」フィールドに、コンピューターに関する情報を保管するファイルの名前を入力して、「次へ」をクリックします。
注: このファイルに保管されるデータには、ホスト名やデプロイメント・ディレクトリーなどの
情報が含まれます。後でこの情報を変更するには、テスト・ナビゲーターを開いて、このファイルをダブルクリックします。
- 「名前」フィールドに、リモート・コンピューターの
記述名を入力します。
- 「ホスト名」フィールドに、リモート・コンピューターの IP アドレスまたは完全修飾ホスト名を入力します。
- 「デプロイメント・ディレクトリー」フィールドに、テスト資産を保管するリモート・コンピューター上のディレクトリーを入力します。 ディレクトリーが存在しない場合は新たに作成され、スケジュールの実行時に必要な一時ファイルがこのディレクトリーに保管されます。
- 「オペレーティング・システム」フィールドでリモート・コンピューターのオペレーティング・システムを選択して、「完了」をクリックします。
- すでに宣言されたロケーションを追加するには:
- 「既存の追加」をクリックします。
- 「ロケーションの選択」ダイアログ・ボックスで、ユーザー・グループを実行するコンピューターを選択して、「OK」をクリックします。