Performance Tester は HTTP アプリケーションとのセッションを記録し、その記録からテストを生成します。
記録が終了し生成されたテストが、テスト・エディターで自動的に開き、テスト・ナビゲーターにリストされるので、ユーザーは続けてテストを再度開いたり、実行したりすることができます。例えば、以下の図は URL、 http://www.ibm.com
から生成された visitIBM という名前のテストを示しています。
記録に関する詳細は、『テストの記録』を参照してください。
レコーダーおよびテスト・ジェネレーターの動作は、設定で管理します。設定を検査または変更するには、メニュー・バーの「ウィンドウ」 > 「設定」をクリックし、「テスト」を展開します。レコーダーの設定を表示するには、「HTTP プロキシー・レコーダー」をクリックし、ジェネレーターの設定を表示するには「Performance Test ジェネレーター」 を表示します。
Windows コンピューターでは、デフォルトのブラウザー (設定にある名前) は Internet Explorer です。テスト作成ウィザードは Internet Explorer を開始してテスト記録用に構成し、レコーダーを停止する際にブラウズの構成をリセットします。ユーザーは Internet Explorer を停止するだけで、レコーダーを停止することができます。
Linux コンピューターでは、設定の中にブラウザーの設定はありません。ブラウザーを手動で開始し、テスト記録用に構成し、レコーダー・コントロール・ビューアーからレコーダーを停止します。記録用の Mozilla または Netscape の構成、およびブラウズ用のリセットについては、『テストの記録のために Mozilla または Netscape を構成する』で説明しています。これとは異なるブラウザーを使用している場合、その製品資料のプロキシー構成に関する説明を参照してください。
パフォーマンス・テストは Performance Test プロジェクトに保管されます。Performance Test プロジェクトは、ソース・フォルダーと共に作成される Java プロジェクトです。パフォーマンス・テストは、ソース・フォルダーを含む標準の Java プロジェクトに保管できます。
ご使用の Eclipse ワークスペースに他のタイプのプロジェクト (例えば、リソースやシンプル) が含まれている場合があります。この場合、テスト作成ウィザードによって、いずれのタイプのプロジェクトにもテストを保管することができます。しかし、実行できるのは、Java または Performance Test プロジェクトに保管されたテストだけです。Java および Performance Test プロジェクト 用のフォルダー・アイコンには、が含まれます。これらのプロジェクトにはパフォーマンス・テストのみ保管してください。