ユーザー・グループとテストのみを含むスケジュールは、ユーザー・グループごとに各テストを順番に実行します。ランダム・セレクターを追加すると、ランダム順に一連のテストの繰り返しが可能になるため、実際のユーザーのさまざまなアクションをエミュレートできます。
ランダム・セレクターを追加するには:
- テスト・ナビゲーターでプロジェクトを展開して、スケジュールの場所を探索します。
- スケジュールを右クリックして、「開く」をクリックします。
- ランダム・セレクターを含めるスケジュール項目の名前をクリックして、をクリックします。
- 「スケジュール・エレメント詳細」セクションで、ループに反復回数を追加します。
自分自身を「ランダム・セレクター」と考えてください。あなたは目隠しをされて、赤色のボールが 10 個、緑色のボールが 10 個入ったバケツを持っています。あなたが赤色のボールを選ぶ可能性は 50%、緑色のボールを選ぶ可能性は 50% です。あなたがランダムに選んだボールは赤色です。次にバケツの中にボールを補充します。赤色のボールを選ぶ可能性は毎回 50% です。ボールを選ぶたびに新たにボールを補充するので、バケツには常に赤色のボールが 10 個、緑色のボールが 10 個入っています。毎回赤いボールを選ぶ可能性も (まれに) あります。
- このような選択のランダム性を制御する重みを設定します。
- ランダム・セレクターを右クリックして、をクリックします。
- 「重み」フィールドに整数を入力します。 この整数は、各テストを実行する相対的な比率を示します。
ランダム・セレクターに、ブラウズとビッドの 2 つのテストが含まれると仮定します。ブラウズに 7 の重みを、ビッドに 3 の重みを割り当てます。ループが実行されるたびに、ブラウズが選択される可能性は 70%、ビッドが選択される可能性は 30% になります。