スケジュール・プロパティー

スケジュールを開いたときに、以下のプロパティーを設定できます。

ユーザー数
実行する最初のユーザー数を設定します。このユーザー数は、実行開始後に増やすことができます。
各ユーザーを開始する間に遅延を追加
遅延を使用すれば、ユーザー・アクションをより細かく制御できます。例えば、複数のユーザーの最初の始動をスローダウンできます。
一定時間経過後にスケジュールの実行を停止
特定時間のパフォーマンス・データを収集できます。
考慮時間の遅延期間を変更
考慮時間の延長、短縮、ランダム化、または記録されたとおりの再生が可能です。
考慮時間を最大値に制限
仮想ユーザーの考慮時間の最大値を指定できます。
実行ヒストリー・ログ・レベル
実行ヒストリーは、スケジュールまたはテストの実行中に発生したすべてのイベントを示す、単一のテキスト・ファイルです。設定したヒストリー・レベルによって、百分位数レポートの個別の応答時間統計および検査ポイントに関する情報が表示されるかどうかが決定します。
統計ログ・レベル
実行中に表示されるデータのタイプ、そのデータのサンプリング率、データを全ユーザーまたはユーザーの代表サンプルから収集するかを設定できます
問題判別ログ・レベル
実行時にログに記録される情報レベルを設定できます。デフォルトでは、警告と重大エラーのみがログとして記録されます。通常、このログ・レベルを変更するのは、IBM ソフトウェア・サポートから変更要求があった場合のみです。
WebSphere Studio Application Monitor
WebSphere Studio Application Monitor (WSAM) をインストールしている場合、WSAM レポートの作成と参照が可能です。
ARM を使用可能にする
この項目は、IBM Performance Optimization Toolkit がインストールされている場合に表示されます。スケジュールでこのツールキットのプロファイル・データを収集可能にする場合に、この項目にチェックを付けます。スケジュールに含まれる少なくとも 1 つのテストで ARM モニターが使用可能に設定されている必要があります。詳しくは、IBM Performance Optimization Toolkit の資料『自動化されたテスト環境におけるアプリケーションのパフォーマンス・データの収集 (Collecting performance data from an application in an automated test environment)』を参照してください。

サンプリング率を設定するには、「ユーザーのサブセットからのサンプル実行ヒストリーのみ (Only sample execution history from a subset of users)」を選択します。選択した数値またはパーセントが各ユーザー・グループに適用されます。ユーザー・グループをリモート・ロケーションで実行する場合、選択した数値またはパーセントがリモート・ロケーション間で均等に分散されます。

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