Performance Test 生成の設定

設定を変更することで、テスト・ジェネレーターの動作を変更できます。

検査ポイント

自動的に含める検査ポイント

ボックスをチェックすると、このタイプの検査ポイントのコード・コントロールおよび編集コントロールをすべてのテストで生成します。検査ポイントは特定のテストで使用可能にしたり使用不可にしたりすることができます。

受け入れる基本要求のサイズ
デフォルトでは、基本要求に対する「HTTP 応答サイズ」の検査ポイントは範囲マッチングを使用します。応答が予期サイズ以上、または予期サイズ以下の指定パーセント内であれば、エラーはレポートされません。

データ相関

HTTP データを自動的に相関
自動相関を使用不可にし、他の相関設定を無効にするには、チェックを除去します。
実行用の自動データ相関の最適化
自動データ相関中に作成される参照の数を減らしてテスト実行を高速化したい場合は、最適化を「効率」に変更します。例えば、ユーザーのログイン時に割り当てられるセッション ID がテストの後続要求すべてに含まれている場合を想定してください。デフォルト設定の「正確性」だと、同一のセッション ID 値を持つ多数の参照が作成され、各セッション ID の値の置換元は直前の参照になります。設定が「効率」だと、すべてのセッション ID の置換元は単一の以前の参照になります。「効率」設定の不利な点は、相関が不正確になる可能性があることです。例えば、ユーザー名を相関させる要求を想定してください。Joe Smith という文字列を含む要求が誤って、Joe Brown という文字列を含む要求と相関する可能性があります。
実行用の URL の再作成

データを相関させる際、テスト・ジェネレーターは、URL 要求文字列の一部を、前回の要求に対する応答でサーバーが戻した値に置換します。「自動」設定 (デフォルト) では、テスト・ジェネレーターは、どのタイミングで置換中の全 URL を再作成すればテストの実行が円滑になるかを判断します。

「オン」設定では、データ相関インスタンスごとに URL の再作成が行われ、大規模なテストの場合、実行時間が長くなります。しかしテストの実行で予期しない失敗が発生した場合は、この設定を使用することもあります。

URL の再作成が必要なインスタンスの関連付けを手動で行いたい場合は、「オフ」設定を選択します。 この設定によって実行エラーが発生する可能性があります。

次の応答コードによってリダイレクトされた場合は URL パス名を自動的に関連付ける
ボックスがチェックされている場合、テスト・ジェネレーターはこのタイプのリダイレクトに基づいて相関を実行します。

プロトコル

次の値よりも考慮時間が短い場合は、新規ページを生成しない
ジェネレーターが HTTP ページに対して遅延 (ユーザー考慮時間をエミュレートするため) として指定する最小ミリ秒を含みます。テストに含まれているページが期待した値より少なければ、より少ない数値を試します。
次の値よりも要求間の遅延が長い場合は、新規ページを生成する
ページ要求間でジェネレーターが許容する最大の遅延時間 (ミリ秒) を含みます。この時間を超えると、新規ページが生成されます。 テストに含まれているページが予期した値より多ければ、より大きな数値を試します。
Siebel サポート:

「自動」設定 (デフォルト) では、テスト・ジェネレーターはテストに Siebel サポートが必要かどうか判断し、必要に応じて必要な構成を生成します。

Siebel テスト用の Siebel 構成が生成されない場合は、「オン」設定を試してください。ただし、この設定は、問題が解決されずにパフォーマンスに影響を与える可能性があることに注意してください。

テスト、またはテスト・セットで Siebel サポートが必要ないとわかっている場合は、「オフ」を選択すれば、テスト・セットのパフォーマンスを向上することができます。

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