マウス・アクションの編集

マウス・アクションを編集し、Citrix サーバーとのマウスによる対話方法を手動で指定できます。

マウス・アクションは、マウスの移動、クリック、ダブルクリック、ドラッグ・アンド・ドロップ操作など、マウスを使用した低レベルのユーザー・アクションを記述します。 マウス・アクションはウィンドウ・イベント内部またはマウス・シーケンス内部にのみ追加できます。例えば、ドラッグ・アンド・ドロップ操作は、特定の位置でマウス・ボタンを押す操作、一連のマウス移動アクション、宛先でマウスを放す操作として記述されます。

ほとんどの場合、テストで記録されたマウス・アクションを使用します。ただし、場合によっては、冗長なマウス・アクション・シーケンスや記録が不十分なマウス・アクション・シーケンスを手動でリファクタリングする必要があります。例えば、ダブルクリック・イベントは、マウスを押す操作、マウスを放す操作、およびクリック操作として記録されることがよくあります。この結果はダブルクリック・アクションと同じですが、テストの内容が読みにくくなります。

注: Citrix Performance Test の性質上、ユーザー・アクションが常に正しいコンテキストにあるようにイベントのシーケンスを保つことが重要です。Citrix Performance Test を手動で編集すると、ユーザー・アクションのコンテキストを壊し、同期タイムアウトおよび実行エラーを発生させる可能性があります。
マウス・アクションを編集するには、以下のようにします。
  1. テスト・エディターでテストを開きます。
  2. ウィンドウ・アクションを展開します。
    • マウス・アクションを編集するには、「テスト・コンテンツ」エリアでイベントを選択します。
    • 特定の場所にアクションを新規に作成するには、アクションを選択し、 「挿入」および「Citrix マウス」をクリックします。
  3. 「テスト・エレメント詳細」エリアに、イベントのタイプを指定します。
    • マウスの移動: マウスが現在の座標から 「X 位置」「Y 位置」に指定した座標へ移動することを示します。
    • マウスのクリック: 「X 位置」「Y 位置」で指定した座標でマウスのクリック操作が行われることを示します。「ボタン」エリアで、クリックされるボタンを選択します。
    • マウスのダブルクリック: 「X 位置」「Y 位置」で指定した座標でダブルクリック操作が行われることを示します。「ボタン」エリアで、ダブルクリックされるボタンを選択します。
    • マウス・ボタンを押す: 「X 位置」「Y 位置」で指定した座標でマウス・ボタンを押す操作が行われることを示します。「ボタン」エリアで、ダブルクリックされるボタンを選択します。
    • マウス・ボタンを放す: 「X 位置」「Y 位置」で指定した座標でマウス・ボタンを放す操作が行われることを示します。「ボタン」エリアで、ダブルクリックされるボタンを選択します。
  4. マウス・アクションに考慮時間を指定できます。これは、ユーザーが現行イベントを開始する前に費やす時間をエミュレートします。
関連タスク
マウス・シーケンスの表示
キーボード・アクションの編集
ユーザー・コメントの編集
テストと画面区域の同期化
イメージ同期への値の追加
ユーザー・コメントの編集
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