「プロトコル・データ」ビューは、スケジュールによる実行中に生成済みの HTML の詳細を表示します。このビューは、テストが意図したとおりに行われたかを検査するために役立ちます。
「プロトコル・データ」ビューに表示される詳細の量は、スケジュールの「実行ヒストリー・ログ・レベル」設定に依存します。『実行中に収集した実行ヒストリーの設定』を参照してください。「プロトコル・データ」ビューを使用する予定の場合、「すべて」の設定を推奨します。しかし、スケジュールされた実行が大規模な場合、実行の完了後にご使用のコンピューターに大量の詳細ログを転送するために必要な時間を考えると、「すべて」の設定は推奨しません。適切な妥協策としては、ログ・レベル設定を「すべて」にして「プロトコル・データ」ビューを実行する特別スケジュールを使用し、このスケジュールについては、単一のテスト(または少数回のテスト)に限定し、また少数のユーザー・グループまたはループ反復に限定することです。テストが意図したとおりに実行されていることを確認したら、現実的なワークロードをエミュレーションしたスケジュールにテストを移します。
ユーザー・グループ、仮想ユーザー、および一部の HTTP 要求はパラレルで実行され、実行ヒストリーは、スケジュールの記録順序やユーザー・グループの順序よりも、実行順序の影響が反映されます。その結果、ページ要求の順序は、テストと実行ヒストリーで異なることがあり、実行ヒストリーのユーザー・グループの順序は、スケジュールのものと異なることがあります。 しかし、テスト内のページの順序と、ユーザー・グループ内のテストの順序については、実行ヒストリーとそれに対応するテストおよびスケジュールで同じになります。