テストの値とデータ・プール列の関連付け

テストで特定の値ではなく変数データを使用するには、テスト内の値をデータ・プールの列に関連付けます。

以下の説明は、使用するデータ・プールが存在し、そのデータ・プールに対する参照をテストに追加済みであることを前提としています。 これらの操作についての説明は、『テスト・データの作成』および『テストでのデータ・プールの使用可能化』を参照してください。

テスト内の値をデータ・プールのデータ列に関連付けるには、以下のようにします。
  1. テストを開きます。
  2. 変数データと置換する値を含む要求を見つけてクリックします。

    テスト・ページをクリックすると、そのページのデータ・プール候補および相関データをリストしたテーブルが表示されます。(このテーブルでデータ・プール候補と共に相関データを表示するには、テストの「テスト・データ」テーブルを右クリックし、「参照の表示」を選択します。)参照は赤色の文字で表示され、データ・プール候補は標準の黒色の文字で表示されます。
    1 つの黒色の行があるテーブル

    「値」列のコンテンツが、データ・プールの列データと正確に対応する場合。その行をクリックし、テーブルの下の「データ・プール変数」ボタンをクリックします。ステップ 6 で示した「データ・プール列の選択」ダイアログ・ボックスが開きます。ステップ 7 にスキップします。URL エンコードが事前選択されているため、ステップ 9 は無視できます。

    あるいは、行をダブルクリックして、データ・プールで使用する値を含むページ要求にナビゲートし、次のステップに進みます。

    どのページ・テーブルにも表示されていないデータ・プールの値と置換したい場合があります。この場合、その値を含む要求文字列を手動で見つけます。

  3. データ・プールで使用する値が、データ・プール候補に指定済みの文字列の一部である場合、明るい緑色の強調表示を除去する必要があります。「参照のクリア」を右クリックして選択します。 例えば、テストで doe, john を検索した場合、テストにおけるそのデータ・プール候補は doe%2C+john というフォーマットで表示されます。この候補をフォーマット doe, john のデータを含む単一のデータ・プール列に関連付けるのではなく、doejohn をそれぞれ別のデータ・プール列に関連付ける場合は、明るい緑色の強調表示をまず最初に除去しなければなりません。
  4. 左マウス・ボタンを押したまま、カーソルを値の上にドラッグして値を強調表示します。
  5. 強調表示された値を右クリックして、「置換元」 > 「データ・プール変数」を選択します。

    「データ・プール列の選択」ダイアログ・ボックスが開きます。

    リストされていない既存のデータ・プールを使用する場合は、「データ・プールの追加」をクリックします。『テストでのデータ・プールの使用可能化』で説明した、「データ・プールのインポート」ダイアログ・ボックスが開きます。

  6. このテスト値に関連付ける列の名前をクリックします。
  7. 「列の使用」をクリックします。

    関連が設定済みであることを示すために、選択したテスト値の強調表示は暗い緑色に変化し、このページのデータ・プール・テーブルは、図で示したように更新されます。
    2 つの緑色の行があるテーブル

  8. (オプション) データ・プールの値をエンコードします。

    データ・プールの置換にスペースやコンマなどの特殊文字が含まれている場合は、該当の行をクリックして、「URL エンコード」をチェックします。要求の中のデータ・プール値を右クリック (ステップ 6) して、「URL エンコード」を選択することもできます。URL エンコードを選択すると、特殊文字はエンコードされます。例えば、John Doe など、スペースで区切ったデータ・プール列の値は、John%20Doe として置換されます。URL エンコードを選択しない場合、データ・プールからの置換はリテラルに行われます。すでにエンコードされたデータを含むデータ・プールに対して、URL エンコードを使用可能にしないでください。

  9. 必要な回数、これらのステップ繰り返して、テストを保管します。
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