テスト用デプロイメントの作成
このトピックでは、テスト・スイートのためのデプロイメントを作成する方法を説明します。 テストを実行する前に、デプロイメントを作成しておく必要があります。
テスト・デプロイメント定義は、通常、 テスト成果物およびロケーションの 1 つ以上のペアからなります。 テスト成果物は、テスト・スイートおよびデータ・プールです。 ロケーションは、テスト・スイートの実行に使用されるコンピューターを識別します。 Hyades はペアを読み取り、指定されたコンピューターにテスト成果物をデプロイします。 ロケーションのみを指定するテスト・デプロイメントを作成することもできます。 つまり、テスト成果物は指定されません。 このようなデプロイメントは、特定のテスト・スイートを特定のコンピューターで実行したいときに便利です。 この場合、テスト・スイート用のテスト成果物を作成する必要はありません。 テスト・スイートおよびロケーションのみのデプロイメントを選択すると、 Hyades は、デプロイメント定義で指定されたコンピューターにテスト・スイートをデプロイし、 そのコンピューターでテスト・スイートを実行します。
テスト用デプロイメントを作成するには、次のようにします。
「テスト・ナビゲーター」で、デプロイメントを作成したいテスト・スイートを選択します。 「
ファイル
」>「
新規
」>「
その他
」をクリックします。 下に示すように、「
新規
」ウィザードが開きます。
「
テスト
」フォルダーおよび「
テスト・エレメント
」フォルダーを展開し、 「
デプロイメント
」を選択します。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
デプロイメント・ファイル・リソースが保管されるフォルダーまでナビゲートします。 そのファイル・リソースの名前を「
ファイル名
」フィールドに入力します。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
デプロイメントの名前と説明を入力します。 デプロイメントのデフォルト名は、ファイル・リソースに指定した名前です。 ここで指定した名前は、「テスト・ナビゲーター」に表示されます。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
ロケーションのみからなるデプロイメントを作成するには、 「
次へ
」をクリックして、ステップ 10 までスキップします。 このようなデプロイメントを使用してテストを実行すると、 Hyades は、デプロイメントで指定されたロケーションにそのテスト・スイートをデプロイします。 それ以外の場合には、「
追加
」をクリックして、 以下に示すような「
成果物関連付けの追加
」ページを開きます。
このデプロイメントで使用したい 1 つ以上の成果物をすでに定義してある場合には、 「
参照
」をクリックしてその成果物までナビゲートします。 成果物を選択した後で「
終了
」をクリックします。 新規成果物を定義するためには、「
新規リソースを作成
」を選択して、 「
次へ
」をクリックします。 下に示すように、「新規成果物」ウィザードが開きます。
成果物のファイル・リソースが保管されるフォルダーまでナビゲートします。 その成果物のファイル・リソースの名前を「
ファイル名
」フィールドに入力します。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
成果物の名前と説明を入力します。 デフォルト名は、成果物のファイル・リソースの名前に指定した名前です。 ここで指定した名前は、「テスト・ナビゲーター」に表示されます。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
成果物に含めたいテスト資産の隣のボックスをクリックします。 テスト資産が属しているフォルダーを見るためには、 「
フォルダーの表示 (Show Folders)
」をクリックします。 「
終了
」をクリックします。下に示すように、 デプロイメントに追加される成果物のリストに新規成果物が表示されます。
別の成果物を追加するには、 「
追加
」をクリックしてこれらのステップを繰り返します。 成果物のリストが完成したら、「
次へ
」をクリックします。 下に示すように、ウィザードの次のページが表示されます。
「
追加
」をクリックして、デプロイメントに関連付けるロケーションを選択します。 下に示すように、「ロケーション関連付けの追加」ダイアログ・ボックスが開きます。
既存のロケーション・リソースを選択するためには、 「
参照
」をクリックしてそのロケーションまでナビゲートします。 ロケーションを作成するには、 「
新規リソースを作成
」を選択して、 「
次へ
」をクリックします。 下に示すように、「新規ロケーション」ウィザードが開きます。
ロケーション・リソース・ファイルが保管されるフォルダーまでナビゲートします。 そのロケーション・リソース・ファイルの名前を「
ファイル名
」フィールドに入力します。 「
次へ
」をクリックします。下に示すように、ウィザードの次のページが表示されます。
ロケーションの名前と説明を入力します。 デフォルト名は、ロケーション・リソース・ファイルの名前に指定した名前です。 ここで指定した名前は、「テスト・ナビゲーター」に表示されます。 「
終了
」をクリックします。下に示すように、 デプロイメントに追加されるロケーションのリストに新規ロケーションが表示されます。
別のロケーションを追加するには、 「
追加
」をクリックしてこれらのステップを繰り返します。 デプロイメントに追加するロケーションのリストが完成したら、「
次へ
」をクリックします。 下に示すように、ウィザードの次のページが開きます。
左側のペインにはテスト成果物がリストされ、 右側のペインにはロケーションがリストされます。 それぞれのペインでテスト成果物とロケーションのペアを 1 つずつ選択して
をクリックすることにより、 テスト成果物とロケーションの 1 つ以上のペアを作成します。成果物とロケーションのペアを作成することにより、 テストの実行時にどのテスト成果物がどのコンピューターにデプロイされるのかが指定されます。 ロケーションのみのデプロイメントを作成する場合、テスト成果物のペインは空になります。 ペアを除去するには、リストからペアを選択して「
除去
」をクリックしてください。 リスト内のペアを上に移動するには、そのペアを選択して「
上へ
」をクリックしてください。 ペアのリストが完成したら、「
終了
」をクリックします。
「テスト・ナビゲーター」から、作成したロケーションをダブルクリックします。 下に示すように、ロケーションの「
概要
」タブが開きます。
このロケーションのデフォルト・ホスト名は
localhost
になっています。 このロケーションが別のコンピューターのロケーションである場合には、 そのコンピューターの名前を「
ホスト名
」フィールドに入力してください。
親トピック:
共通のテスト・タスクと概念