このファイルの最新版をご覧になるには、 http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/rpt/61/html/612/readme_612.html のリリース情報にアクセスしてください。
1.0 本リリースについて
1.1 Siebel プロトコルでのテスト
1.2 SAP プロトコルでのテスト
1.3 レポートの HTML へのエクスポート
1.4 カスタム・コードでのテスト実行の拡張
1.5 コマンド行からのスケジュールの実行
1.6 IBM Rational
Performance Tester と IBM Performance Optimization Toolkit との連動
1.7 大規模なテスト、スケジュール、およびワークロードに対するスケーラビリティーと堅固さの向上
1.8 Rational Performance Tester 6.1.2 Protocol Extensibility SDK
2.0 インストール情報
2.1 ハードウェア要件
2.2 ソフトウェア要件
2.2.1 Siebel の要件
2.2.2 z/OS の要件
2.3 Performance Tester for z/OS の使用法
2.4 ライセンス交付
2.5 Refresh Pack のインストール
2.6 Refresh Pack のリモート・エージェント・コンピューターへのインストール
2.7 ローカルのインストール
2.8 更新サーバーのローカル・ミラーの作成
2.8.1 更新のダウンロードと抽出
2.8.2 site.xml ファイルの作成と更新
2.8.3 policy.xml ファイルの作成
2.8.4 更新サーバーのローカル・ミラーからの更新のインストール
2.9 IBM Rational Performance Tester のアンインストールと再インストール
3.0 このリリースでの問題の修正
4.0 問題と回避策
5.0 お客様サポートとの連絡
6.0 特記事項および商標
IBM® Rational® Performance Tester のこのリリースでは、Siebel および SAP プロトコルのテストをサポートします。
このほかに以下の改善点があります。
これらの機能の説明は、オンライン・ヘルプにあります。ヘルプにアクセスするには、「ヘルプ」>「目次」をクリックして、以降のセクションで説明するように、検索フィールドにヘルプ・トピックの名前を入力してください。
Siebel プロトコルのテストについて情報を入手するには、『Siebel アプリケーションのテスト』の下にあるヘルプ・トピックを参照してください。Rational Performance Tester は、Siebel バージョン 7.7 および 7.8 をサポートします。IBM Rational Performance Tester Extension for Siebel Test Automation では、Siebel Test Automation ライブラリーを Siebel から購入するだけでなく、このライブラリーの使用前にライセンス料を別途支払う必要があります。この拡張を購入するには、パスポート・アドバンテージ®・オンライン (http://www-306.ibm.com/software/howtobuy/passportadvantage/pao_customers.htm) にログインしてください。この拡張は、IBM Rational Performance Tester がサポートする各種の Windows® システムでのみ実行することができます。この拡張は、Linux®や z/OS® では実行できません。これは、記録と再生に当てはまります。
SAP プロトコルのテストについての情報を入手するには、最初に ヘルプ・トピック『SAP のパフォーマンス・テストの概要』を参照します。SAP プロトコルをテストするには、IBM Rational Performance Tester Extension for SAP を別途購入する必要があります。この拡張を購入するには、パスポート・アドバンテージ®・オンライン (http://www-306.ibm.com/software/howtobuy/passportadvantage/pao_customers.htm) にログインしてください。Rational Performance Tester は、SAP GUI バージョン 6.20 (パッチ・レベル 44 以降) および SAP GUI 6.40 (パッチ・レベル 13 以降) がサポートされます。SAP は、記録の場合 Windows XP SP1 および SP2 で稼働し、テストの実行では Windows XP SP1 または SP2、Windows Server 2000 SP3 または SP4、および Windows Server 2003 で稼働します。この拡張は、Linux や z/OS では実行できません。
レポートの HTML へのエクスポートについての情報を入手するには、ヘルプ・トピック『結果の HTML 形式へのエクスポート』を参照してください。
カスタム・コードでのテスト実行の拡張についての情報を入手するには、『カスタム・コードでのテスト実行の拡張』の下にあるヘルプ・トピックおよび『TestExecutionServices の API 文書』にある Javadoc を参照してください。IKLog インターフェースに代わって、ITestExecutionServices インターフェースが使用されます。IKLog で使用可能であったすべてのメソッドは、新たに公開されたいくつかのオブジェクトやインターフェースと共に ITestExecutionServices に含まれています。
既存のカスタム・コード内のクラスを、新しい TestExecutionServices メソッドを呼び出すことができるように編集するには、既存のカスタム・コード内の IKlog 引数を ITestExecutionServices インターフェースに型キャストします。
コマンド行からのスケジュールの実行についての情報を入手するには、ヘルプ・トピック『コマンド行からのスケジュールの実行』を参照してください。
IBM Rational
Performance Tester を IBM Performance Optimization Toolkit と連動させることができます。IBM Performance Optimization Toolkit は、テスターに対して、Rational Performance Tester でのロード・テストの実行時の J2EE アプリケーションに対するアプリケーション・モニター機能を提供します。このツールキットを使用すると、パフォーマンスのテスト担当者がアプリケーション・レベルのパフォーマンス上の問題の根本原因に至るパフォーマンスのトレース・データを収集、分析、分離、および文書化することができます。この新機能により、収集したトレース・データやログ・データの結果をテスターと開発者が共有することができるため、テスターと開発者の間の問題解決までの時間を短縮することができます。IBM Performance Optimization
Toolkit は、以下のサイトからダウンロードできます。
http://www-306.ibm.com/software/info/developer/toolkit/ipo_toolkit.jsp
IBM Rational Performance Tester には、多数のエージェント・コンピューターを必要とする大規模なテストやスケジュール、ワークロードに対するスケーラビリティーと堅固さを向上させる数々の機能強化が行われています。何百もの HTTP 要求を含んだテスト用の、実行エンジンのメモリー・フットプリントに大幅な改良が加えられました。
注: 大きなワークロードに対するハードウェアのサイズ設定要件に影響を与える要素は多数あります。IBM テクニカル・サポートに連絡して、「IBM Rational Performance Tester 6.1.2 Sizing Guide」を入手することを強くお勧めします。
IBM Rational Performance Tester Protocol Extensibility SDK を使用すると、ユーザーがコア製品コードを変更せずに、新規プロトコルをサポートするための拡張機能を新たに作成することができます。この製品により提供される HTTP プロトコルのサポートと同等の機能性のある拡張機能を新たに作成することができます。
Extensibility SDK の目的は、1 つのフレームワークを提供して、そのフレームワーク内でさまざまなプロトコルに対するサポートを開発し、IBM Rational Performance Tester にプラグインすることです。
IBM Rational Performance Tester に、1 つのプロトコルに対する完全なサポートが追加されると、以下の操作が可能になります。
SDK のヘルプ、Javadoc、および注釈付きのサンプルを入手するには、IBM® サポート (1-800-IBM-SERV) に連絡してください。
本書では、IBM Rational Product Updater を使用して、IBM Rational Performance Tester Refresh Pack 6.1.2 をインストールする方法について説明します。この Refresh Pack は、更新として提供されています。 この Refresh Pack は、Rational Product Updater を使用して IBM 更新サーバーから直接インストールしますが、この Refresh Pack が含まれる ZIP ファイルをダウンロードしてから Rational Product Updater を使用してローカル・インストールを実行することもできます。
この Refresh Pack のインストールに必要な追加のハードウェアはありません。
この Refresh Pack をインストールするためには、IBM Rational Performance Tester 6.1 または IBM Rational Performance Tester Refresh Pack 6.1.1 を事前にインストールしておく必要があります。「設定」>「更新サイト」をクリックしてデフォルトの更新サイトの設定を変更している場合は、Refresh Pack をインストールする前にデフォルト設定を元に戻す必要があります。
「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」> 「構成の管理」をクリックするか、feature.xml ファイルを変更することにより、製品フィーチャーを使用不可にしている場合は、そのフィーチャーを使用可能にしてから、この Refresh Pack をインストールする必要があります。
サイレント・インストールを実行する場合は、最初に IBM Rational Product Updater 6.0.1 をインストール (まだインストールしていない場合) してください。そうでないと、Rational Performance Tester が破損する可能性があります。「ヘルプ」>「IBM Rational Product Updater のバージョン情報」をクリックすると、Rational Product Updater の現行バージョンを確認することができます。リストの最後のエントリーが現行バージョンです。Rational Product Updater 6.0.1 は、 http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/updater/60/update/ から入手できます。 グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用した標準のインストールを実行する場合、Rational Product Updater は自動的に更新されます。
ワークベンチを更新する場合は、そのワークベンチで使用されるすべてのリモート・エージェント・コンピューターも同時に更新する必要があります。Rational Product Updater を使用して、すべてのリモート・エージェント・コンピューターを更新します。
Siebel のテスト・フィーチャーでは、Siebel 提供のデータ相関ライブラリー ssdtcorr.dll が必要です (このファイルは、Siebel Test Automation (STA) フレームワークで提供されます)。このライブラリーを Siebel から入手して、ローカル・コンピューター (Rational Performance Tester 6.1 がインストールされているコンピューター) 上のパス ...¥SDP¥6.0¥rpt_prod¥external_files¥deployable¥siebel¥ に手動でコピーする必要があります。
相関ライブラリーは、Siebel テストを実行するすべての コンピューター上に存在していなければなりません。ただし、ローカル・コンピューターに相関ライブラリーをインストールすると、相関ライブラリーは必要に応じて Siebel テストをデプロイしたすべてのリモート・コンピューターに自動的にコピーされるため、相関ライブラリーをリモート・コンピューターにコピーする必要はありません。
Siebel 提供の相関ライブラリーは、ファイル msvcr70.dll によって実装される Microsoft® C++ ランタイム・ライブラリーに依存します。Siebel テストを実行する Windows コンピューターに C++ ランタイム・ライブラリーが組み込まれていなかったり、別のバージョンが組み込まれていたりすることもあります。 この場合は、Microsoft 社の Web サイトから msvcr70.dll を入手して、これを siebel フォルダーにコピーします。siebel フォルダー ( msvcr70.dll ファイルが格納された) は、Siebel テストをデプロイしたすべてのリモート・コンピューターに必要に応じて自動的にコピーされます。この手順が必要ないシステムもありますが、msvcr70.dll のコピーを siebel フォルダーに格納しておくと、将来リモート・コンピューターを追加したときにこのファイルが欠落していないかを心配しなくてすみます。z/OS システムには、以下のソフトウェアをインストールする必要があります。
以降のセクションでは、Performance Tester for z/OS の使用法について説明します。以下の作業を行う必要があります。
環境を構成する。
Performance Tester for z/OS をインストールする。
(テストを実行する前に) z/OS RAC を開始する。
システム・プログラマーに、ASSIZEMAX を 2147483647 に設定するよう依頼します。
Performance Tester for z/OS を始動するユーザーの ID の .profile に、以下のエクスポート・コマンドを指定します。
export RASERVER_HOME=install_dir/IBM/AgentController
export LIBPATH=$LIBPATH:install_dir/IBM/AgentController/lib:java_install_dir/bin:java_install_dir/bin/classic:xml_parser_dir/lib
export PATH=$PATH:install_dirIBM/AgentController/bin
_BPX_SHAREAS 環境変数を NO に設定します。
export _BPX_SHAREAS="NO"
注: z/OS では、IBM Rational Performance Tester Agent Controller のみがサポートされます。z/OS でパフォーマンス・テストを実行するには、Windows または Linux システム上に IBM Rational Performance Tester ワークベンチをインストールする必要があります。
ローカル・コンピューターに Rational Performance Tester 6.1.0 または 6.1.1 をインストールします (インストールが済んでいない場合)。
CD-ROM ドライブに Performance Tester CD を挿入します。
Windows では、自動実行が有効な場合は、ランチパッド・アプリケーションが始動します。
Linux では、CD-ROM の root ディレクトリーから launchpad.bin ファイルを開始する必要があります。
ランチパッドで、 「IBM Rational Performance Tester のインストール」をクリックします。インストールのすべてのデフォルト設定を使用することができます。
Rational Product Updater を使用して、ローカル・コンピューターを 6.1.2 のリリースに更新します。
「スタート」 「プログラム」 「IBM Rational」 「Rational Product Updater」をクリックします。Updater により、インストールされている Rational 製品のリストが表示されます。
「インストール済み製品」ページで、IBM Rational Performance Tester 6.1.0 または 6.1.1 を選択します。
「更新」タブをクリックします。製品名の下に更新がリストされます。
「IBM Rational Performance Tester 6.1.2」を選択します。
「更新のインストール」をクリックします。
http://www3.software.ibm.com/ibmdl/pub/software/rationalsdp/common/rac/601/zips/ibmrac.os390.zip から、リモート・コンピューターに z/OS RAC をダウンロードします。
z/OS RAC を unzip して、内容を抽出します。
FTP を使用して、次のバイナリー形式のインストール・イメージをインストール・ディレクトリーに転送します。
ibmrac.os390.pax
tptpdc.os390.pax
インストール・ディレクトリーに移動して、次のコマンドを実行し、z/OS RAC を抽出します。
pax -ppx -rf ibmrac.os390.pax
install_dir/IBM/AgentController ディレクトリーに移動して、次のコマンドを実行します。
pax -ppx -rf ../../tptpdc.os390.pax
UNIX® System Services シェルで次のコマンドを実行して、共用オブジェクト・ファイルをプログラム制御できるようにします。
extattr +p install_dir/IBM/AgentController/lib/*.so
install_dir/IBM/AgentController/bin ディレクトリーに移動して、次のコマンドを実行します。このコマンドを実行すると、z/OS RAC がローカル以外のホストを許可できるようになります。
./SetConfig.sh -s ALLOW=ALL
テストを実行する前に、z/OS RAC を開始する必要があります。z/OS RAC を開始するには、install_dir/IBM/AgentController/bin に移動して、次のコマンドを実行します。
./RAStart.sh
.
z/OS RAC を停止するには、次のコマンドを実行します。
install_dir/IBM/AgentController/bin/RAStop.sh
IBM Rational Performance Tester では、Windows、Linux、またはこの両方で、最大 5 人までの同時仮想ユーザーを稼働させることができます。ただし、ユーザー数を増やすには仮想テスター・パック・ライセンスが必要です。例えば、ライセンスなしでは IBM Rational Performance Tester で 5 人までの仮想ユーザーを稼働できますが、10 人の仮想ユーザーを稼働させる場合、5 人以上の追加仮想ユーザーをサポートする仮想テスター・パック用のライセンスを購入する必要があります。提供されているライセンスには、ユーザー数が 5、50、100、250、500、1000、2500、5000、10,000、20,000、50,000、および 100,000 の仮想テスター用のものがあります。
仮想テスター・パックのライセンスを分割することはできません。特定の仮想テスター・パックをその時々で使用できるユーザーは 1 人だけです。例えば、ユーザー A とユーザー B が 50 の仮想テスター・パックを分割して、それぞれが 25 のユーザーのテストを実行することはできません。ユーザー数 50 の仮想テスター・パック・ライセンスで、1 人のユーザーが最大 50 人の仮想ユーザーをエミュレートするテストを実行することができます。
仮想テスター・パック・ライセンスは追加ライセンスです。1 人のユーザーが複数の仮想テスター・パック・ライセンスを組み合わせて使用し、そのライセンスの組み合わせでサポートされるテストを実行することができます。例えば、1 人のユーザーが 50 の仮想テスター・パック・ライセンスを 2 つ使用して、100 人までの仮想ユーザーをシミュレートするテストを実行することができます。
Refresh Pack は、この製品をインストールしたときと同じユーザー・アカウントを使用してインストールします。Windows オペレーティング・システムでは、管理者権限を持つアカウントを使用する必要があります。Linux オペレーティング・システムでは、root としてログインする必要があります。
IBM 更新サーバーから直接 Refresh Pack をインストールするには、次の手順を実行します。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でデフォルト以外のデスクトップ環境を使用する場合、製品のショートカットがデフォルトの場所に現れない場合があります。
この場合は、install_dir/updater/eclipse/rpu を実行して、Rational Product Updater を開始します。
注: 更新時に Linux または z/OS の Rational Agent Controller プロセスが実行中である場合は、更新を有効にするためにそのプロセスを再始動する必要があります。
Refresh Pack は、この製品をインストールしたときと同じユーザー・アカウントを使用して、各リモート・エージェント・コンピューターにインストールします。Windows オペレーティング・システムでは、管理者権限を持つアカウントを使用する必要があります。Linux オペレーティング・システムでは、root としてログインする必要があります。
IBM 更新サーバーから直接 Refresh Pack をインストールするには、次の手順を実行します。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でデフォルト以外のデスクトップ環境を使用する場合、製品のショートカットがデフォルトの場所に現れない場合があります。
この場合は、install_dir/updater/eclipse/rpu を実行して、Rational Product Updater を開始します。
注: 更新時に Linux または z/OS の Rational Agent Controller プロセスが実行中である場合は、更新を有効にするためにそのプロセスを再始動する必要があります。
Refresh Pack は、IBM 更新サーバーから直接インストールできますが、ダウンロードすることも可能です。 次のような状況では、Refresh Pack をダウンロードしてインストールすることができます。
Refresh Pack をダウンロードするには、次の手順を実行します。
Refresh Pack をインストールするには、次の手順を実行します。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でデフォルト以外のデスクトップ環境を使用する場合、製品のショートカットがデフォルトの場所に現れない場合があります。 この場合は、install_dir/updater/eclipse/rpu を実行して、Rational Product Updater を開始します。
更新サーバーのローカル・ミラーを作成するには、次の手順を実行します。
IBM Rational Performance Tester 更新サーバーのローカル・ミラーを作成するには、次の手順を実行します。
一般に、更新サイトとディスカバリー・サイトはそれぞれの製品に存在します。更新サイトには暫定修正や修正パッケージなどの製品フィックスがあり、ディスカバリー・サイトにはオプション・フィーチャーがあります。
注: Rational Product Updater や Rational Performance Tester 6.1.2 にはディスカバリー・サイトはありません。
ダウンロードした各製品フィックスには、site_identifier.xml ファイルが product¥612¥<update_install_location>¥ ディレクトリーに含まれており、ダウンロードした各フィーチャーには、site_identifier.xml ファイルが product¥612¥<discovery_install_location>¥ ディレクトリーに含まれています。 ここで、identifier は製品フィックスまたはフィーチャーを示し、product は製品を示します。Rational Product Updater の更新用の site_identifier.xml ファイルは、 <update_install_location>¥60¥update¥ ディレクトリー内にあります。
更新サイトとディスカバリー・サイトのそれぞれに、site.xml ファイルが必要です。 各 site.xml ファイルを作成するには、該当する site_identifier.xml ファイルの <feature/> 情報を結合する必要があります。
site.xml ファイルを作成または更新するには、次の手順を実行します。
rpt¥612¥update¥site.xml の内容は、次のようになります。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<site>
<feature patch="true"
id="com.ibm.rational.performance.tester.612"
version="1.0.0"
url="features/com.ibm.rational.performance.tester.612_1.0.0.jar"/>
<feature
id="updater.rpt.common.plugins.612" version="1.0.0"
url="features/updater.rpt.common.plugins.612_1.0.0.jar"/>
<feature
id="updater.rpt.common.wb.plugins.612" version="1.0.0"
url="features/updater.rpt.common.wb.plugins.612_1.0.0.jar"/>
<feature
id="updater.rpt.common.nl.plugins.612" version="1.0.0"
url="features/updater.rpt.common.nl.plugins.612_1.0.0.jar"/>
<feature
id="updater.rpt.common.doc.plugins.612" version="1.0.0"
url="features/updater.rpt.common.doc.plugins.612_1.0.0.jar"/>
</site>
ダウンロードした製品フィックスとフィーチャーにはそれぞれ、その site_identifier.xmlファイルを参照する product¥policy_identifier.xmlファイルが含まれています。すべての policy_identifier.xml ファイルを 1 つの policy.xml ファイルに結合して、URL マップを編集する必要があります。このファイルを作成しておくと、このファイルを製品のすべての更新で使用することができ、前のセクションで作成した site.xml ファイルを参照することができます。
policy.xml ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
更新サーバーのローカル・ミラーが使用可能になった後、ユーザーは以下の指示を実行することにより、更新をインストールできます。
注: Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server 9.0 でデフォルト以外のデスクトップ環境を使用する場合、製品のショートカットがデフォルトの場所に現れない場合があります。 この場合は、install_dir/updater/eclipse/rpu を実行して、Rational Product Updater を開始します。
IBM Rational Performance Tester バージョン 6.1.2 は、前のバージョンにロールバックできません。 IBM Rational Performance Tester をバージョン 6.1.2 に更新した後に、前のバージョンをインストールしたい場合、またはバージョン 6.1.2 を再インストールしたい場合は、IBM Rational Performance Tester をアンインストールしてから希望のバージョンをインストールする必要があります。
制限事項
Windows オペレーティング・システムでは、管理者権限を持つアカウントを使用する必要があります。Linux オペレーティング・システムでは、root ユーザー・アカウントを使用する必要があります。
Windows でのアンインストール
Windows システム上で Rational Performance Tester をアンインストールするには、次のようにします。
Linux でのアンインストール
Linux システム上で Rational Performance Tester をアンインストールするには、次のようにします。
この Refresh Pack では、以下の問題を修正しています。問題に APAR 番号がある場合は、その番号を記載しています。
このセクションでは、この Refresh Pack のいくつかの問題についての回避策を示します。
6.1 のインストール・マニュアル「IBM Rational Performance Tester のインストール」の『Linux へのライセンス・キーのインストール』のセクションに誤りがあります。このセクションの記述は、以下のようになります。
Linux クライアントにライセンス・キーをインストールするには、Rational ライセンス・サーバーのコンピューター名または IP アドレスを指定した行を含む $HOME/.flexlmrc
ファイルを作成してください。例えば、.flexlmrc ファイルに、RATIONAL_LICENSE_FILE=@server-name.com
または RATIONAL_LICENSE_FILE=@ip-address
の行を追加します。
.flexlmrc ファイルは、ユーザー数が 5 人を超える仮想テスターを実行するターゲット・システム上のすべてのユーザーのホーム・ディレクトリー内に作成する必要があります。
Red Hat Linux 上で Performance Tester を実行する場合、MOZILLA_FIVE_HOME 環境変数を設定する必要があります。
この環境変数を設定するには、shortcut_rpu および shortcut_rpt (インストール・ディレクトリー内、デフォルトでは /opt/IBM/Rational/SPD/6.0) に以下の行を追加してください。
MOZILLA_FIVE_HOME=path to libxpcom.so
(通常は /usr/lib/mozilla-1.4.3)
export MOZILLA_FIVE_HOME
この変数を設定しない場合、Rational Product Updater は詳細情報を正しく表示せず、Performance Tester はオンライン・ヘルプを正しく表示しません。また、「プロトコル・データ」ビューに実行の詳細も表示されません。このほかの問題も発生します。
IBM Rational Performance Tester Extension for SAP Solutions を使用してテスト・スイートを編集し、「オブジェクト・データの表示」 を選択すると、右側にスクロール・バーのないウィンドウが表示されます。この場合、ウィンドウの下部が隠れてしまいます。この問題を解決するには、ウィンドウを拡大してください。
ローカル・コンピューター上のファイアウォールにより、実行ヒストリーや statistTP の要求および応答の戻りが妨げられることがあります。
IBM Rational Performance Tester は、各コンポーネントとの間のデータの受け渡しをネットワーク・ポートを使用して行います。ネットワーク・ファイアウォールにより、この操作が実行中に妨害され、エラーが発生することがあります。操作の完了後に実行ヒストリーを表示できない場合、ファイアウォールの問題を示していることがあります。
ほとんどのネットワーク・ファイアウォールでは、ネットワーク・アクセスを妨害すべきでないアプリケーションを対象とした例外リストを作成することができます。Performance Tester のコンポーネント間の通信を妨害しないようにするためには、例外リストに以下のアプリケーションを追加してください。ネットワーク・ファイアウォールが Agent Controller 上のみにインストールされている場合は、以下にオペレーティング・システムごとにリストした 2 番目のアプリケーションだけをリストに追加する必要があります。
Windows の場合:
Linux の場合:
注: Microsoft Windows XP SP2 では、限定的なファイアウォールをインストールします。Performance Tester の各コンポーネント間で適切な通信が行われるようにするには、上記のようにファイアウォールを使用不可にしたり、調整したりする必要があります。
パフォーマンス・テストにプロキシー・サーバーを使用する場合、以下の操作を行う必要があります。
このボックスの場所を探索するには、Internet Explorer を開き、「ツール」>「インターネット オプション」 >「接続」>「LAN の設定」をクリックします。
IKlog インターフェースに代わって、ITestExecutionServices インターフェースが使用されるようになりました。 IKlog インターフェースが含まれている既存のカスタム・コードを使用するには、カスタム・コード内の IKlog 引数を ITestExecutionServices インターフェースに型キャストしてください。
レポートを HTML にエクスポートすると、ブラウザーからそのレポートを印刷することができます。ただし、Explorer 6.x では、レポートが適切に印刷されないことがあります。印刷出力の右側が表示されない場合があります。(Firefox 1.x および Internet Explorer 7.x では、この問題は発生しません。) この問題を訂正するための市販および無料のソリューションとアドオンがあります。 詳細については、Web で「Internet Explorer の適切な幅での印刷」について検索してください。
Rational Performance Tester には、次の 2 種類の資産があります。
再生可能な資産は、バージョン 6.1.0、6.1.1、および 6.1.2 にまたがって使用しても自動的に再作成されます (ただし、マシン間で移動する場合は、クラスパスの更新が必要であるなどの注意事項があります)。
Rational Performance Tester は、後方互換性があります。バージョン 6.1.2 で バージョン 6.1.0 および 6.1.1 の再生不可能な資産を使用することができます。
ただし、Rational Performance Tester には上位互換性はありません。バージョン 6.1.2 の資産をバージョン 6.1.0 や 6.1.1 では使用することはできません。
Rational Agent Controller には、後方互換性があります。最新バージョンは、前のバージョンで作成された設定をサポートします。ただし、上位互換性はありません。最新バージョンで作成された設定は、それ以前のバージョンではサポートされません。
Performance Tester は、物理メモリーが 768 未満のシステムでは使用しないでください。このようなシステムで使用すると、ローパフォーマンスや、メモリー不足によるアプリケーションの異常終了、あるいはこの両方が起こる恐れがあるため、このような構成はサポートされないことに注意してください。
Performance Tester を更新した後、システムの JVM のヒープ・サイズを調整してください。
Windows でこれを行うには、次の手順を実行します。
JVM の推奨ヒープ・サイズが表示されます。「Java 仮想マシンのヒープ・サイズ」フィールドにこの数値を入力して、「OK」をクリックします。
JVM のヒープ・サイズを設定した後、次の起動時に Performance Tester を始動できないことがあります。これは、メモリー不足またはメモリーの極度のフラグメント化の状態が原因で起こります。いくつかのアクティブ・プログラムを終了したり、一部のサービスを停止すると、Performance Tester を始動するための十分なメモリーを解放することができます。
この処置でも十分でない場合は、構成ファイルを編集して JVM のヒープ・サイズを再設定してください。
このファイル rationalsdp.ini は、製品のインストール・ディレクトリー
(デフォルトでは、C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥SDP¥6.0 (Windows の場合)、および /opt/IBM/Rational/SDP/6.0 (Linux の場合)) にあります。テキスト・エディター (メモ帳など) でこのファイルを開き、VMArgs=-Xmx で始まり、その後に数値、次に m が続く行を探します。この数値は、「設定ページ」の「Java 仮想マシンのヒープ・サイズ」フィールドに入力した数値です。構成ファイルからこの行を除去すると、Performance Tester を始動することができます。
ワークベンチ上でメモリー割り当てを増やす方法の最新情報、およびメモリー使用量を削減する方法の最良事例については、IBM 技術情報 1221972「Rational Performance Tester 6.1.2 Workbench Memory
Optimization」を参照してください。この技術情報を見つけるには、「ヘルプ」>「IBM Support Assistant」をクリックしてから、「Show Options」をクリックします。「IBM Software Support Documents」および「Rational Performance Tester」を選択してから、「ワークベンチのメモリーの最適化」について検索します。
この問題は SuSE Linux に限定した問題です。インターネットでダウンロードした Mozilla をインストールした場合、適切な構成ファイルが作成されません。SuSE 上で使用可能なインストール・ツールを使用して、SuSE のインストール・ディスクから Mozilla ブラウザーをインストールした場合にのみ、適切な構成ファイルが作成されます。 これにより、Mozilla ブラウザーをブラウザー・アダプターとして認識させることができ、アプリケーションのコントロールとして組み込むことができます。SuSE 上の Mozilla のインストール環境は、オペレーティング・システムに合わせてカスタマイズされています。インターネットでダウンロードした Mozilla をインストールした場合、適切な構成ファイルが作成されません。
エージェント・コンピューターで Windows の致命的エラーが発生した場合は、Symantec Internet Email Tools コンポーネントをアンインストールする必要があります。詳細については、「 Symantec Document ID: 2004091012165348」を参照してください。
「検索」ウィンドウ (ツールバーで「検索」をクリックしてから、「テスト検索」タブをクリックしてアクセスする) では、HTTP 要求の検索を選択したときに、「セキュア」と「標準」の両方を選択した場合、その後に「検索」をクリックしても、何も検出されません。検索機能を正しく動作させるには、どちらかのチェック・ボックスのチェック・マークを外してください。
セキュア (SSL) 接続のみで要求を検索する場合は、「セキュア」チェック・ボックスを選択します。SSL 以外の接続の要求のみを検索する場合は、「標準」チェック・ボックスを選択してください。SSL 接続と SSL 以外の接続の両方の要求を検索する場合は、「セキュア」と「標準」の両方のチェック・ボックスのチェック・マークを外してください。
IBM Rational Performance Tester または IBM Rational Performance Tester Agent Controller のインストールが完了する前に、このインストールを取り消した場合、インストールによる成果物がクリーンアップされないことがあります。 これらの製品を再度インストールする前に、成果物を削除してください。
Rational Performance Tester の製品ホーム・ページは、 www.ibm.com/software/awdtools/tester/performance/index.html です。FAQ、既知の問題とフィックスのリスト、およびその他のサポート情報については、製品ホーム・ページの 「Support」ページをご覧ください。
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本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他の
ライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM
プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。
この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で
決定されたものです。
そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。
一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。
さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。
実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。
IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。
より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。
これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。
それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次の ように、著作権表示を入れていただく必要があります。
(C) (お客様の会社名) (年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。 (C) Copyright IBM Corp. 2000, 2005. All rights reserved.
この情報をソフトコピーでご覧になっている場合は、写真やカラーの図表は
表示されない場合があります。
プログラミング・インターフェース情報は、プログラムを使用して アプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。
一般使用プログラミング・インターフェースにより、お客様はこのプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。
ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合が あります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアの デバッグ支援のために提供されています。
警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。
以下は、IBM Corporation の商標です。
Java ® およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Intel ® は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
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