プロファイル・ファイル/ログ相関サンプルの操作

概要

このサンプルでは、分散システムから取得したプロファイルおよびログ・ファイルを表示、および相関させる機能を紹介します。

内容

このサンプルでは、分散システムの一部である 2 つの異なるロケーションから WebSphere トレース・ログと WebSphere アクティビティー・ログを取得します。ユーザーは、「プロファイルおよびロギング」パースペクティブ内のさまざまなビューを探索することによって、これらのログを使用して相関を作成したり、相関の結果を見たりすることができます。さらに、同じ 2 つのマシンから 2 つの ARM データ・コレクター・プロファイル結果セットを取得できます。ユーザーは、「プロファイルおよびロギング」パースペクティブ内のさまざまなビューを探索することによって、トレースの結果を見ることができます。

WebSphere trace.log ファイルの表示

  1. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブで「ログ・ナビゲーター」タブをクリックします。
  2. 「ログ」ツリー・ビューを展開します。
  3. 「トレース・ログ・ファイル」子エレメントをクリックします。
  4. 選択した子エレメントのポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」>「「ログ」ビュー」を選択します。
  5. 「ログ」ビューの任意ログ・レコードをクリックし、そのプロパティーを表示します。

WebSphere activity.log ファイルの表示

  1. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブで「ログ・ナビゲーター」タブをクリックします。
  2. 「ログ」ツリー・ビューを展開します。
  3. 「アクティビティー・ログ・ファイル」子エレメントをクリックします。
  4. 選択した子エレメントのポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」>「「ログ」ビュー」を選択します。
  5. 「ログ」ビューの任意ログ・レコードをクリックし、そのプロパティーを表示します。

WebSphere ログ・ファイルに関する時間ベースの相関の実行

  1. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブで「ログ・ナビゲーター」タブをクリックします。
  2. 「相関」ツリー・ビューを展開します。
  3. 「デフォルト時間」子エレメントをクリックします。
  4. 選択した子エレメントのポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」>「ログ対話」を選択します。
  5. 「UML2 シーケンス図」ビューに、2 つのログ間の相互作用が表示されます。
  6. 正方形 (ログ・レコード) のポップアップ・メニューから「ログ・ビューでオープン」を選択し、選択したログ・レコードを「ログ」ビューに表示します。
  7. 正方形 (ログ・レコード) のポップアップ・メニューから「ジャンプ」>「「統計」ビュー」を選択し、選択したログ・レコードを「統計」ビューに表示します。

時間ベースの分散相関の表示

  1. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブで「ログ・ナビゲーター」タブをクリックします。
  2. いずれかの「ホスト」を選択します。
  3. 選択したホストのポップアップ・メニュー (右クリック) から「アプリケーションから開く」>「ホスト相互作用」を選択して分散アプリケーションの異なるマシン間の相互作用を表示します。

異なるタイプのデータ (トレース/ログ/統計) 間のナビゲート

  1. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブで「ログ・ナビゲーター」タブをクリックします。
  2. 「ログ」ツリー・ビューを展開します。
  3. 「トレース・ログ・ファイル」子エレメントをクリックします。
  4. 選択した子エレメントのポップアップ・メニューから「アプリケーションから開く」>「「ログ」ビュー」を選択します。
  5. 「ログ」ビューの任意ログ・レコードをクリックし、そのプロパティーを表示します。
  6. レコードを右クリックし、「ジャンプ」-> (任意の)「UML2SD 相互作用」ビューを選択します。
  7. 任意の「UML2SD 相互作用」ビューでレコードを右クリックし、「ジャンプ」->「ログ」を選択して該当するログ・レコードを表示します。
  8. または、レコードを右クリックし、「ジャンプ」->「「統計」ビュー」を選択して該当するログ・レコードを表示します。
  9. 「統計」ビュー (StatCon エディター) でビューアーの下部にある時刻バーを右クリックし、「ジャンプ」->「ログ」を選択して該当するログ・レコードを表示します。
  10. または、ビューアーの下部にある時刻バーを右クリックし、「ジャンプ」-> (任意の)「UML2SD 相互作用」ビューを選択して該当するレコードを表示します。