アプリケーションへのテキストの入力および検査について

テスト内のステップにテキストを関連付けて、テスト中にそれを簡単にアプリケーションに挿入することができます。同様の機能を利用して、アプリケーション内の実際のテキストが期待通りかどうかを検査することができます。これらの機能には、ほとんどどんなテキストやグリッドのデータでも、スプレッドシートなどからコピーできます。

スクリプト内のあるステップで長いテキストを入力する必要がある場合、あるいは (クレジット・カード番号などの) テキストを検証する必要がある場合には、そのテキストをステップに関連付けて保管することができます。この機能は、スクリプト実行中にテキストを入力する時間を節約し、正確さを保証します。まずテキスト (例えばクレジット・カード番号) をアプリケーション内に入力し、そのテキストをクリップボードにコピーします。次に、クリップボードの内容を Manual Tester のステップに関連付けます。Manual Tester は、「プロパティー」ビューの「データの貼り付け」プロパティーでステップに関連付けられているテキストを表示します。Manual Tester は、スクリプトの実行中にそのステップに到達すると、保管済みテキストを自動的にクリップボード上に置きます。その後、テスト対象のアプリケーションにそのテキストを簡単に貼り付けることができます。

また、同様の機能を利用して、アプリケーション内の情報を検証することもできます。 アプリケーションに表示されると期待されるテキストを、スクリプトの作成時にステートメントに関連付けることができます。Manual Tester は、「プロパティー」ビューの「データの比較」プロパティーでステートメントに関連付けられた期待されるテキストを表示します。スクリプト実行時には、アプリケーション内の実際のテキストをクリップボードにキャプチャーします。Manual Tester は、実際のテキストを、ステートメントに関連付けられた期待されるテキストと比較します。相違があれば、Manual Tester は実際のテキストと期待されるテキストをウィンドウに表示します。

注: これらの機能は実行ビューアーで使用不可に設定できます。実行ビューアー・ツールバーのメニュー・アイコン メニュー・アイコン をクリックして、「クリップボード・モードへのテキストのコピー」をクリアします。 その後もクリップボードは、通常通りテキストのコピーや貼り付けに使用できます。
関連タスク
アプリケーションへのテキストの入力
テキストの検査
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