サンプル・インポート・フォーマッターのセットアップ

新規のインポート・フォーマッターを作成するには、Eclipse プラグインを、サンプル・インポート・フォーマッターに基づいてビルドし、それを Manual Tester に移動します。 インポート・フォーマッターをセットアップするには、まず、インポート・フォーマッター用のサンプル・プロジェクトを Eclipse にロードします。 新規のインポート・フォーマッターを作成するたびに、Eclipse にプロジェクトをロードします。つまり、2 つめまたは 3 つめのインポート・フォーマッターを作成するために、サンプルを Eclipse に再ロードし、プロジェクトを別の名前で保管し、ディレクトリーに移動してインポート・フォーマッターを変更します。

サンプル・インポート・フォーマッターのセットアップには、Eclipse 開発環境が必要です。
サンプル・インポート・フォーマッターをセットアップするには 3 つのステップが必要です:
  1. インポート・フォーマッター用に開発環境を準備
  2. インポート・フォーマッターのビルド・プラグイン
  3. Manual Tester へのインポート・フォーマッターの追加

インポート・フォーマッター用に開発環境を準備

サンプル・インポート・フォーマッター・プラグインをビルドする前に、 Eclipse 開発環境を準備する必要があります。 インポート・フォーマッターを作成する 最も簡単な方法は、提供されるサンプル・フォーマッターを使用して、そこに必要な変更を加えます。

Eclipse がインストール済みで実行中である必要があります。
インポート・フォーマッター用にサンプル・プロジェクトをロードするには:
  1. カスタマイズ・インポート・フォーマッター・プラグインを格納するためのフォルダー、例えば C:\MyEclipse\MyPlugins を作成します。
  2. サンプル Rational Manual Tester インポート・フォーマッターを、インストール・ロケーションから先ほど作成したフォルダーにコピーします。 例えば、 MyPlugins フォルダーを作成後、デフォルトのインストール・ロケーション (C:\Program Files\IBM\Rational\SDP\6.0\ManualTest\eclipse\plugins\com.ibm.rational.test.mt_1.0.0\examples\MTExampleImportCustomization ) から C:\MyEclipse\MyPlugins にコピーします。
  3. Eclipse から「ファイル」 > 「新規」 > 「プロジェクト」 をクリックします。
  4. 「Java プロジェクト」を選択して「次へ」 をクリックします。
  5. 「プロジェクト名」フィールドで、プロジェクト名、例えば Example Importer などを入力します。
  6. 「ロケーション」パネルで、「外部ロケーションにプロジェクトを作成」をクリックします。
  7. 「ディレクトリー」フィールドの横にある「参照」をクリックし、続いてインポート・フォーマッターのサンプルをコピーした場所を参照します。 この例では、 ロケーションは C:\MyEclipse\MyPlugins\MTExampleImportCustomization です。
  8. 「完了」をクリックします。 Example Importer プロジェクトが、「パッケージ・エクスプローラー」ビューに表示されます。

インポート・フォーマッターのビルド

サンプル・プロジェクトは Ant ビルド・スクリプトに付随しており、インポート・フォーマッターをビルドするために使用できます。 Ant サポートは Eclipse に含まれているため、インポート・フォーマッターをビルドする前に、 Eclipse がインストール済みで実行中である必要があります。

インポート・フォーマッターをビルドするには:
  1. Eclipse の「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、 Example Importer プロジェクトを展開します。
  2. build.xml ファイルを右クリックします。
  3. 「実行」 > 「Ant ビルド」 をクリックします。

Manual Tester へのインポート・フォーマッターの追加

インポート・フォーマッターをビルド後、それを Manual Tester に追加できます。

インポート・フォーマッターを Manual Tester に追加するには:
  1. Manual Tester の plugins ディレクトリーに、新規のプラグイン・フォルダーを作成します。 Manual Tester がデフォルト・ロケーションにインストールされている場合、plugins ディレクトリーは次の場所になります: C:\Program Files\IBM\Rational\SDP\6.0\ManualTest\eclipse\plugins\
  2. plugin.xml ファイルを、Example Importer プロジェクトからこの新規のプラグイン・フォルダーにコピーします。
  3. example_import.jar ファイルを Example Importer プロジェクトからこの新規プラグイン・フォルダーにコピーします。
これで、新規のインポート・フォーマッターが使用できるようになりました。 インポート・フォーマッターの実行についての詳細は Word および Excel テスト文書のインポート を参照してください。
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