IBM Rational Manual Tester にようこそ

IBM® Rational® Manual Tester を使用すれば、ソフトウェア・アプリケーションをテストするスクリプトを手動で簡単に作成できます。

Manual Tester テキスト・エディターを使用して、ステートメント と呼ばれるテスト命令をスクリプトに入力します。テキスト・エディターとともにスクリプトの「アウトライン」ビューを使用することにより、ステートメントを効率的に編成できます。関連するステートメントをグループ化し、そのグループを階層として配列できます。

Manual Tester の強力な機能は、マニュアル・テスト・スクリプトにステートメントを保管して、他のスクリプトでの再利用を可能にできるということです。Manual Tester の「再利用」ビューには、再利用のために保管されたステートメントがリストされます。保管したステートメントを再利用するには、そのステートメントを「アウトライン」ビューの中の該当する場所にドラッグします。保管したステートメントを変更しなければならない場合でも、一元的に編集を行うだけで済みます。Manual Tester によって、そのステートメントを使用するすべてのスクリプトが自動的に更新されます。

ステートメントにイメージを組み込むことも簡単です。画面上の領域を選択するか、特定のダイアログ・ボックスやウィンドウを選択するか、グラフィック・ファイルを選択して、スクリプトに組み込むことができます。Manual Tester では、画面全体の画像を取り込んで、スクリプトに追加することもできます。

スクリプトを実行するときにも、Manual Tester を使用すれば、テストの進行を簡単に追跡できます。Manual Tester 実行ビューアーは透明にすることができるので、テスト対象のアプリケーションとスクリプトを同時に表示できます。それぞれのテスト命令を実行したら、完了したことを示すボタンをクリックします。また、特定の条件が合格したのか、失敗したのかも確認できます。

スクリプトの実行時には、キャプチャーされるテキストをクリップボード上のテキストと比較できます。類似の機能を使用して、保存したテキストをステートメントに関連付け、テスト対象のアプリケーションに挿入するなら、入力の手間が省け、時間の節約にもなります。

テストの実行が終了したなら、結果をログに保管することができます。ログはエクスポートすることも可能です。

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