スクリプトの更新と保守
このチュートリアルでは、保管済みコンテンツが最初に作成されたスクリプトにおいて、保管済みコンテンツを部分的に更新する方法について説明します。
たった今、Classics Java アプリケーションの内容が変更されたという通知を受け取ったとします。 「地域 (Region)」という新しいフィールドがメンバー・ログイン・ダイアログ・ボックスに追加されました。 これは、すでに作成済みのすべての手動テスト・スクリプトに影響を与えます。 幸い、ログイン手順のコンテンツを保管しているので、1 か所を変更するだけで、すべてのスクリプトを更新することができます。
- 改訂後の Classics Java アプリケーションがまだ実行中でなければ、以下のようにしてこれを開始します
「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational Software Development Platform」>「IBM Rational Manual Tester 6.1」>「ClassicsJavaB」をクリックします。
- IBM(R) Rational(R) 手動テストがまだ実行中でなければ、以下のようにしてこれを開始します
「スタート」>「プログラム」>「IBM Rational Software Development Platform」>「IBM Rational Manual Tester 6.1」>「IBM Rational Manual Tester」をクリックします。
- 再利用ビューで「Log In As Existing Customer (既存の顧客としてログイン)」というグループを右クリックして、「文書を開く」を選択します。
保管済みコンテンツが最初に作成された手動テスト・スクリプト CreateTutorial.rmt が開きます。
- 「Log In As Existing Customer (既存の顧客としてログイン)」グループ内で、ステップ「In the Password field, type 1234567 (パスワード・フィールドに 1234567 と入力してください)」の最後にカーソルを置いて、Enterを押します。
手動テスト・スクリプト内に新しい行が作成されて、ステップ・アイコン
が挿入されます。
- グループの新しい第 4 行で、以下を入力します。
In the Region box, make sure North America is displayed. (「地域」ボックスに「北アメリカ」が表示されていることを確認してください)
このとき、Enter を 押さないでください。
- 以下のようにして CreateTutorial.rmt を保管します。
手動テスト・メニュー「ファイル」>「保管」をクリックします。
手動テストの変更内容が他のファイルにも反映されることを通知するメッセージが表示されます。
- 「はい」をクリックすると、影響を受けるファイルが更新されます。
- 以下のようにして CreateTutorial.rmt を閉じます。
テキスト・エディターの「CreateTutorial.rmt」タブの「閉じる」ボタンをクリックします。
- 「最近使用したファイル」タブをクリックして、Scripts フォルダーの下の ReuseTutorial.rmt をダブルクリックすると、保管済みコンテンツを使用するこのスクリプトが開きます。
手動テスト・スクリプトが自動的に更新され、「Log In As Existing Customer (既存の顧客としてログイン)」グループ内に新しいステップが追加されています。