演習 1.9: 認識設定の変更

始める前に、「演習 1.8: オブジェクト・マップの更新」を完了してください。

前の演習では、オブジェクトの認識プロパティーを変更したときの更新方法を学びました。 変更できるもう 1 つの設定は、機能テストが再生時に使用する認識の重みに関する設定です。 ScriptAssure 認識設定を使用して、この重みの設定を行えます。 2 番目の検査ポイントのテストを行ったラベル・オブジェクトを例にして、この点を見ていきましょう。

  1. 「機能テスト」メニューで「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
  2. 「機能テスト」>「再生」>「ScriptAssure」をクリックします。
  3. 「拡張」ボタンをクリックします。

デフォルト設定の 1 つが「許容スコアがこの数値を超える場合、警告を出す: 10000」であることを確認してください。 スコア 10000 は、1 の重要なプロパティーが正しくない可能性を示しています。 スコアを 5000 に下げて、どうなるかを見てみましょう。

  1. このフィールドの横にある「デフォルトの使用」チェック・ボックスをクリックします。
  2. フィールドに「5000」と入力します。 「OK」をクリックします。
  3. 再び、ClassicsB に対してスクリプトを再生します。

ログには、ラベル・オブジェクトに関する警告が表示されます。 「objectFound」フィールドでの警告の理由は、認識スコアが 10000 だということです。 ラベル内の「Order」を「Orders」に変更したために、この矛盾が生じました。

  1. ログを閉じます。

認識スコアのデフォルト値に戻します。

  1. 「ウィンドウ」>「設定」をクリックします。
  2. 「機能テスト」>「再生」>「ScriptAssure」をクリックします。
  3. 「拡張」ボタンをクリックします。
  4. 「許容スコアが...」フィールドの横にある「デフォルトの使用」チェック・ボックスをクリックします。

これで、5000 が元の 10000 に戻ります。

  1. 「OK」をクリックします。
  2. もう一度スクリプトを再生します。

これで、警告はなくなり、すべてが合格になります。

  1. ログを閉じます

ここでは、 オブジェクト識別に必要な感度設定を得るために認識スコアを微調整する方法を取り上げました。 ScriptAssure を使用するための詳細については、機能テストのヘルプを参照してください。

次に、「演習 1.10: 正規表現の使用」に進んでください。

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