演習 1.1: プロジェクトの作成とテスト・スクリプトの記録

この演習では、「Classics CD」サンプル・アプリケーションを使用して新しいプロジェクトを作成し、テストの記録を開始して、購入した音楽 CD の合計金額をサンプル・アプリケーションが正しく計算するかどうかを確認します。

プロジェクトとは、テスト・スクリプト、オブジェクト・マップ、検査ポイント、データ・プールなどのテスト資産のコレクションであり、1 つ以上のソフトウェア・コンポーネントのテストを容易にするために使用できます。 テストの記録を始める前に、機能テスト・プロジェクトを作成する必要があります。

プロジェクトの作成

「Classics CD」サンプル・アプリケーションのテストに必要なテスト資産を保管するためのプロジェクトを作成します。

  1. 機能テストを開始します。
  2. 「ファイル」>「新規」>「機能テスト・プロジェクト」をクリックします。
  3. 新規プロジェクト名として「DataDriveTutorial」 と入力します。
  4. 「完了」をクリックします。

記録の開始

テスト・スクリプトの記録を開始し、顧客が音楽 CD を注文したときに、クレジット・カードに課金される合計金額がアプリケーションに正しい金額として表示されることを確認します。

  1. 「機能テスト」ツールバーで、「機能テスト・スクリプトの記録」 (機能テスト・スクリプトの記録) をクリックします。
  2. テスト・スクリプト名として「OrderTotal」と入力します。
  3. 「次へ」をクリックします。
  4. 「スクリプト資産の選択」ページが開きます。

    テスト・スクリプト作成時に、機能テストはテスト・データ・プールなどのテスト資産を作成します。 このチュートリアルでは、このページのデフォルト設定である「専用テスト・データ・プール」「順次」を使用します。 専用テスト・データ・プールは 1 つのスクリプトとだけ関連付けられ、他のスクリプトとの共用は行われません。 順次配列を使用すると、テスト・スクリプトはデータ・プール内のレコードに出現順でアクセスします。

  5. 「完了」をクリックします。
  6. 「機能テスト」ウィンドウが最小化され、記録モニターが開きます。

「ClassicsCD」アプリケーションの開始

「ClassicsCD」アプリケーションを開始し、データ駆動型でテストするダイアログ・ボックスまでナビゲートします。

  1. 「記録」ツールバーで、「アプリケーションの開始」 (アプリケーションの開始) をクリックしてアプリケーションを開始します。

  2. 必要に応じて、「アプリケーション名」矢印をクリックしてオプションを表示してから、「ClassicsJavaA - java」を選択します。
  3. 「OK」をクリックします。

    ClassicsJavaA は、機能テストに用意されているサンプル・アプリケーション「ClassicsCD」のビルド 1 です。

    サンプル・アプリケーションが開始します。

  4. 「ClassicsCD」アプリケーションの 「Composers」「 Schubert」をダブルクリックしてこの作曲家の販売中の CD を開いてから、「 String Quartets Nos. 4 & 14」をクリックします。
  5. 「Place Order」をクリックします。
  6. 「OK」をクリックして、「Member Logon」ダイアログ・ボックスを閉じます。

    「Place an Order」ダイアログ・ボックスが開きます。

  7. 「ClassicsCD」アプリケーションで、「Card Number」ボックスに「1234567890」「Expiration Date」ボックスに「09/09」と入力します。
次に、「演習 1.2: データ駆動型のテスト」に進んでください。

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