リークの分析- リリース情報


1.0 既知の問題
   1.1 Agent Controller 6.0.1 に接続するとリークの分析が機能しない

1.0 既知の問題

1.1 Agent Controller 6.0.1 に接続するとリークの分析が機能しない

実行しているこの製品のバージョンが 6.0.1 より古いときに Agent Controller 6.0.1 を使用した場合、メモリー・リーク分析のプロファイルを作成する時点では、アプリケーションは正常に起動します。  ヒープ・ダンプを収集でき、収集したヒープがプロファイル・モニターに表示されます。ただし、これらの収集したヒープ・ダンプで「リークの分析 (Analyze for Leaks)」を実行すると、「警告」ダイアログ・ボックスに次のメッセージが表示されます。

Leak Analysis failed in step: Creating heap object reference graph.

これは、Agent Controller 6.0.1 に、改良されたコンパクトなバイナリー (opt) のヒープ・フォーマットをサポートするプロファイル・エージェントが組み込まれているためです。新しいヒープ・ファイルの拡張子が .trcopt であるのに対し、古いファイルの拡張子は .trchoh です。この製品の以前のバージョンは、古い .trchoh ファイルをサポートし、この新しい .trcopt ファイルはサポートしていません。 オブジェクト・リファレンス・グラフ・ビューも同じ理由で動作しません。

この問題を回避するには、この更新パックをインストールする必要があります。ご使用のアプリケーションでメモリー・リーク分析のプロファイルを作成し、ヒープ・ダンプを収集します。これらのヒープ・ダンプで「リークの分析 (Analyze for Leaks)」を実行します。

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