IBM Rational Application Developer for Windows and Linux、バージョ ン 6.0 インストール・ガイド
第 1 章 概要
第 2 章 Rational Application Developer のインストール要件
第 3 章 IBM Rational Software 開発プラットフォーム
第 4 章 Rational Application Developer for Windows のインストールとアンインストール
マイグレーション、アップグレード、および共存の問題
CD-ROM からのインストール
電子イメージからのインストール
ネットワーク・インストール・イメージの作成
サイレント・インストールの起動
ローカル・イメージのセットアップ
デフォルト・ディレクトリーへのデフォルト機能のサイレント・インストール
別のディレクトリーへのサイレント・インストール
追加 Rational Application Developer 機能のサイレント・インストール
Rational Application Developer の開始
Rational Application Developer のアンインストール
Rational Application Developer のサイレント・アンインストール
既知の問題と制限事項
失敗したインストールからのリカバリー
WebSphere Application Server V6.0 統合テスト環境がインストールに失敗する
WebSphere Application Server V6.0 統合テスト環境が Windows Server 2003 で アンインストールに失敗する
マージ・インストールされた製品のインストールをキャンセルして、そ のインストールを再試行すると、その製品が正しくインストールされない場合がある。
第 5 章 Rational Application Developer for Linux のインストールとアンインストール
マイグレーション、アップグレード、および共存の問題
CD-ROM からのインストール
電子イメージからのインストール
ネットワーク・インストール・イメージの作成
サイレント・インストールの起動
ローカル・イメージのセットアップ
デフォルト・ディレクトリーへのデフォルト機能のサイレント・インストール
別のディレクトリーへのサイレント・インストール
追加 Rational Application Developer 機能のサイレント・インストール
使用可能なファイル・ハンドル数の増加
Rational Application Developer の開始
Rational Application Developer のアンインストール
Rational Application Developer のサイレント・アンインストール
既知の問題と制限事項
ディスクの制限事項
WebSphere Application Server V6.0 統合テスト環境がインストールに失敗する
マージ・インストールされた製品のインストールをキャンセルして、そのインストールを再試 行すると、その製品が正しくインストールされない場合がある。
第 6 章 Agent Controller のインストール
ハードウェア前提条件
サポートされるプラットフォーム
サポートされる JVM
インストール・ファイルの探索
ワークステーション ( AIX、HP-UX、 Linux、 Windows 、Solaris) への Agent Controller のインストール
Agent Controller の前のバージョンのアンインストール
Agent Controller のインストール
Agent Controller のサイレント・インストール
Windows ワークステーションでの Agent Controller の開始と停止
Windows 以外のワークステーションでの Agent Controller の開始と停止
Windows ワークステーションでの Agent Controller のアンインストール
Windows 以外のワークステーションでの Agent Controller のアンインストール
OS/400 (iSeries) での Agent Controller のインストール
Agent Controller の前のバージョンのアンインストール
Agent Controller のインストール
OS/400 (iSeries) での Agent Controller の開始と停止
OS/400 (iSeries) での Agent Controller のアンインストール
OS/390 (z/OS) での Agent Controller のインストール
Agent Controller の前のバージョンのアンインストール
Agent Controller のインストール
OS/390 (z/OS) での Agent Controller の開始と停止
OS/390 (z/OS) での Agent Controller のアンインストール
Agent Controller セキュリティー機能の使用
既知の問題と制限事項
Agent Controller が Windows 以外のプラットフォームで始動に失敗することがある
インストール中およびアンインストール中のその他のエラー
第 7 章 チーム環境で作業するための Rational Application Developer のセットアップ方法
サポートされるソフトウェア
IBM Rational ClearCase
IBM Rational ClearQuest
Rational ClearCase LT のインストール
Rational ClearCase LT のダウンロード
リリース情報とインストール説明の探索
Rational ClearCase LT のインストール
Rational ClearCase LT ライセンスの構成
Rational Application Developer での Rational ClearCase の使用
既存のダイアグラム・エレメント・タイプの修正
Rational ClearCase LT のアンインストール
第 8 章 WebSphere Application Server 5.x を統合テスト環境としてインストール
第 9 章 WebSphere バージョン 5.x テスト環境のためのメッセージングおよびキューイング・サポートのインストール
Windows でのメッセージングとキューイング・サポートのインストールとアンインストール
CD-ROM からのインストール
メッセージングおよびキューイング・サポートのアンインストール
Linux で のメッセージングおよびキューイング・サポートのインストールとアンインストール
メッセージングおよびキューイング・サポートのインストール
メッセージングおよびキューイング・サポートのアンインストール
第 10 章 WebSphere Portal テスト環境、バージョン 5.0 のインストール
第 11 章 WebSphere Portal テスト環境、バージョン 5.1 のインストール
第 12 章 Crystal Enterprise のインストール
第 13 章 更新のインストール
第 14 章 著作権および特記事項
このインストール・ガイドは、Rational(R) Application Developer、オプショナル機能、および Rational Application Developer で提供されている追加製品のインストールとアンインストールについての説明を提供します。
WebSphere(R) Studio からのマイグレーションについては、「マイグレーション・ガイド 」を参照してください。
製品の問題と制限事項については、
README ファイルを参照してください。
文書の更新やトラブルシューティング情報については、
http://www.ibm.com/developerworks/rational を参照してください。
Rational Application Developer をインストールするためには、事前に以下のハードウェアをインストールしておく必要があります。
- Intel(R)
Pentium(R) III 800 MHz
プロセッサー以上 (より高い処理能力を持つものを推奨)。いずれかの
WebSphere
Portal v5.x テスト環境をインストールする場合は、Intel Pentium IV 1.4 GHz プロセッサー以上が必要です (より高い処理能力を持つものを推奨)。
- 768 MB 以上の RAM (1 GB RAM 推奨)。いずれかの
WebSphere
Portal v5.x テスト環境をインストールする場合は、1.0 GB 以上の RAM が必要です (1.5 GB RAM 推奨)。
- ディスク・スペース:
- Rational Application Developer をフル・インストールするには、
3.5 GB のディスク・スペースが必要です。さらに開発するリソース用の追加ディスク・スペースが必要になります。注: オプショナル機能やランタイム環境をインストールしない場合は、ディスク・スペース要件を減らすことができます。
- Rational Application Developer をインストールするための電子イメージをダウンロードする場合は、追加のディスク・スペースも必要になります。
- NTFS ではなく FAT32 のファイル・システムを使用している場合は、これより多くのスペースが必要になります。
- 一時ディレクトリーに 500 MB が必要になります。
- ディスプレイ解像度:
Rational Application Developer をインストールするためには、事前に以下のソフトウェアをインストールしておく必要があります。
- 以下のオペレーティング・システムのうちの 1 つ:
- Windows(R) XP Professional (Service Pack 1 および 2)
- Windows 2000 Professional (Service Pack 3 および 4)
- Windows 2000 Server (Service Pack 3 および 4)
- Windows 2000 Advanced Server (Service Pack 3 および 4)
- Windows Server 2003 Standard Edition
- Windows Server 2003 Enterprise Edition
- Red Hat Enterprise
Linux(R)
Workstation、バージョン 3.0 (すべての Service Pack)
- SuSE
Linux
Enterprise Server (SLES)、バージョン 9 (すべての Service Pack)
- 上記の Windows
および Linux オペレーティング・システムは、Rational Application Developer がサポートする各国語をすべてサポートします。
- Linux で作業している場合は、GTK、バージョン 2.2.1 以降が必要です。
- README ファイルと「インストール・ガイド」を表示するために、Web ブラウザーが必要です。Linux で作業している場合、Rational Application Developer を実行するためには、事前に Mozilla 1.4 GTK2 をインストールしておく必要があります。SWT 3.0 では、
Mozilla 1.5 GTK2 または Mozilla 1.6 GTK2 も使用することができます。さらに、
Mozilla 1.7 GTK2 以上は SWT 3.1 v3104 から使用することができます。ご使用のシステムにインストールされている Mozilla
のバージョンは、ご使用の Linux ディストリビューションによって異なります。
- オンライン・ヘルプに含まれている特定のツアーやチュートリアルを表示するためには、
Macromedia Flash Player が必要です。
Windows
ではバージョン 6.0r65 以降、
Linux ではバージョン 6.0r69 以降が必要です。
- サポートされるデータベース・サーバー、Web アプリケーション・サーバー、およびその他のソフトウェア製品については、オンライン・ヘルプと README ファイルを参照してください。
- アプリケーションのプロファイルを作成したい場合は、
Java(TM)
ランタイム環境 (JRE) 1.3 以上がインストールされていることを確認してください。
IBM(R) Rational Software 開発プラットフォームは、以下の製品によって共用される共通開発環境です。
- Rational Web Developer
- Rational Application Developer
- Rational Software Architect
- Rational Software Modeler
- Rational Functional Tester
- Rational Performance Tester
このいずれかの製品をインストールすると、Rational Software 開発プラットフォームが製品の一部として自動的にインストールされます。これらの製品のうち 2 つ以上がインストールされる場合、開発プラットフォームは一度しかインストールされません。これらのすべての製品はワークベンチと呼ばれる同じユーザー・インターフェースを持っており、それぞれの製品はプラグイン を提供することにより機能を追加します。プラグイン は、既存のプログラムまたはアプリケーションに機能を追加するソフトウェア・モジュールです。
Windows 上に共にインストールされている Rational ソフトウェア・プロダクトの起動
「スタート」メニューを開くと、どの製品がインストールされているかに関係なく、最上位メニューは常に
IBM Rational になります。
インストール済みの製品の数に応じて、最上位メニューから 1 つ以上のサブフォルダー
(各製品ごとに 1 つ) が選択可能になります。例えば、
Rational
Functional Tester と
Rational
Application Developer の両方がインストールされている場合、そのそれぞれにサブフォルダーが存在することになります。これらのサブフォルダーには、製品固有の情報 (README ファイルなど) へのリンクとユーザー・インターフェースの起動ポイントが含まれます。起動ポイントは製品の名前 (Rational Application Developer など)
を持ちますが、実際には共通のユーザー・インターフェースを起動します。
また、「IBM Rational」メニューの下にある「Rational Software 開発プラットフォーム」オプションをクリックして共通ユーザー・インターフェースを起動することもできます。
Linux 上 に共にインストールされている Rational ソフト ウェア・プロダクトの起動
Red Hat Enterprise
Linux で作業をしている場合、製品起動ポイントはメインメニューの「プログラミング」の下にあります。製品の名前 (Rational Application Developer など) が示された起動ポイントと、
Rational
Software 開発プラットフォームの起動ポイントは、両方とも共通のユーザー・インターフェースを起動します。製品固有の情報 (readme ファイルなど) を探すには、
Rational
Software 開発プラットフォームをインストールしたディレクトリー内の製品固有のディレクトリー (例:
Rational Application Developer の場合は rad_prod) にナビゲートします。
SuSE Linux
Enterprise Server (SLES) で作業している場合、製品の起動ポイントはメインメニューの「
IBM
Rational」の下にあります。製品の名前 (Rational Application Developer など) が示された起動ポイントと、
Rational Software
開発プラットフォームの起動ポイントは、両方とも共通のユーザー・インターフェースを起動します。製品固有の情報 (readme ファイルなど) を探すには、
Rational
Software 開発プラットフォームをインストールしたディレクトリー内の製品固有のディレクトリー (例:
Rational Application Developer の場合は rad_prod ディレクトリー) にナビゲートします。
マイグレーションと共存
以下の図表は、同一マシン上に
Rational
Software 開発プラットフォームに共通の複数の製品をインストールしようとした場合にどうなるかを示したものです (以下の図表では、垂直軸がすでにインストール済みの製品を示し、水平軸がインストールしようとしている製品を示しています)。
インストールを試行
| Rational Software
Modeler
| Rational Web Developer
| Rational Application Developer
| Rational Software Architect
| Rational Functional Tester
| Rational Performance Tester
|
Rational Software Modeler
| N/A
| 共用
| 共用
| アップグレード
| 共用
| 共用
|
Rational Web Developer
| 共用
| N/A
| アップグレード
| アップグレード
| 共用
| 共用
|
Rational Application Developer
| 共用
| ブロック
| N/A
| アップグレード
| 共用
| 共用
|
Rational Software Architect
| ブロック
| ブロック
| ブロック
| N/A
| 共用
| 共用
|
Rational Functional Tester
| 共用
| 共用
| 共用
| 共用
| N/A
| 共用
|
Rational Performance Tester
| 共用
| 共用
| 共用
| 共用
| 共用
| N/A
|
定義:
- ブロック - 製品のインストールをブロックされる場合 (例えば、
Rational
Software Architect がインストール済みなのに、
Rational
Application Developer をインストールしようとしている場合)、1 番目の製品をインストールしたままで 2 番目の製品をインストールすることはできません。これは現在インストールされている製品よりも少ない機能を提供する製品をインストールしようとした場合に発生します。
- アップグレード - 現行製品に含まれるすべての機能のほかに追加機能も含まれる製品をインストールすると (例えば、
Rational Web Developer がインストール済みで、
Rational Application Developer をインストールしたい場合は)、より高い機能を持つ製品にアップグレードされます。1 番目の製品はアンインストールされますが、ユーザー・インターフェースと、1 番目の製品での作業が含まれているワークスペースの両方は同じ場所に残されます。
- 共用 - この場合は、2 つ以上の製品がユーザー・インターフェースのインストールを共用します。2 番目の製品はユーザー・インターフェースのコピーをもう一つインストールせずに、既存の製品の機能を拡張します。したがって、例えば
Rational
Performance Tester をインストールして、次に
Rational
Application Developer をインストールすると、両方ともユーザー・インターフェースの同一コピーを共用し、ユーザー・インターフェースには
Rational
Performance Tester と
Rational
Application Developer の両方が提供するすべての機能が含まれます。
アンインストール
- アップグレード製品 - 製品がアップグレードされると、その製品は除去されて、より高い機能を持つ製品に置換されます。新たにアップグレードされた製品がその後アンインストールされると、製品全体がシステムから除去されます。例えば、
Rational
Application Developer をインストールし、その後
Rational Software Architect にアップグレードし、その後
Rational
Software Architect をアンインストールするよう選択すると、共通のユーザー・インターフェースを含め、すべてのプラグインがアンインストールされます。
Rational
Application Developer には戻りません。Rational Application Developer を置換するには、再インストールが必要になります。
- 共用製品 - 共用シナリオで 2 つ以上の製品がインストールされている場合は、最後の製品がアンインストールされるまではユーザー・インターフェースはその位置に残されます。例えば、
Rational
Application Developer と
Rational
Performance Tester がインストールされていて、
Rational Application Developer をアンインストールすると、
Rational
Performance Tester (およびユーザー・インターフェース) はまだシステム上に残されます。
- 注:
- ユーザー・インターフェースは、最初にインストールされた
Rational Software 開発プラットフォームを基にする製品のインストール・ディレクトリーにインストールされます。これは他の製品と共に再インストールされないため、1 番目の製品をアップグレードした場合、アップグレード完了後に 1 番目のインストール・ディレクトリーを除去しないでください。そのディレクトリーにはまだユーザー・インターフェースの内容が含まれています。
このセクションでは、Windows
での Rational Application Developer のインストールについて説明します。Rational Application Developer は、
CD-ROM またはダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。インストール・ウィザードは提供されていますが、後に本書で説明するように、コマンド・プロンプト、またはサイレント・インストールを実行して
Rational Application Developer をインストールすることもできます。
インストール・プログラムは対話式コンソール・モードでも実行できます。このモードはユーザー補助が必要な人に適しています。アクセシビリティ・モードのコマンド行オプション:
-accessibility
ランタイム・コンソール・モード・ウィザードをスクリーン・リーダー・プログラムでより使いやすくします。コンソール・モードで実行するには、1 枚目の Rational Application Developer のインストール CD 上の ¥setup ディレクトリーから次のコマンドを実行します。
setup.exe -is:javaconsole -log @NONE -accessibility
画面のプロンプトに従って、インストールを完了します。「-accessibility」オプションを指定する際には「-is:javaconsole」オプションが重要ですので注意してください。このオプションを指定しないと、インストール・プログラムが停止します。「-log @NONE」オプションはロギングをオフにして、コマンド・プロンプト・ウィンドウにログ情報をリストしないようにします。インストール中に問題が起きた場合は、ログ情報を収集するために、このオプションを外すことをお勧めします。
WebSphere
Studio Site Developer または
WebSphere
Studio Application Developer v4.x.x または 5.0.x から Rational Application Developer にマイグレーションすることはできません。ただし、Rational Application Developer は、これらの製品と共存することができます。必要な場合は、
Rational ClearCase(R)、Clear
Case LT、および CVS から手動でワークスペース、成果物、およびプロジェクトを Rational Application Developer にマイグレーションすることができます。
WebSphere Studio 5.1.x から Rational Application Developer
へのマイグレーションは可能であり、または共存を選択することもできます。Rational Application Developer の詳しいマイグレーション情報については、「マイグレーション・ガイド 」を参照してください。
IBM
Rational
Software 開発プラットフォームとこの開発プラットフォームを基にした他の製品との共存について詳しくは、第 3 章, "IBM Rational Software 開発プラットフォーム" を参照してください。
Agent Controller の前のバージョンまたは Hyades Data Collection Engine から派生したソフトウェアがある場合は、それを停止してアンインストールし、このバージョンの Agent Controller をインストールする前に、除去されずに残ったファイルをすべてクリーンアップしてください。詳しくは、第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。
製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
- 製品のインストールに必要なスペースとは別に、環境変数
TEMP または TMP が少なくとも 500 MB のフリー・スペースのある有効な一時ディレクトリーを指している必要があります。
1 枚目の製品インストール CD から Rational Application Developer をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- インストール手順を開始する前に、"マイグレーション、アップグレード、および共存の問題" をお読みください。
- 使用するユーザー ID に 2 バイト文字が含まれていない ことを確認します。
- CD を CD ドライブに挿入します。
- システムで自動実行が使用可能になっている場合は、インストール・ランチパッド・プログラムが自動的に開きます。システム上で自動実行が使用不可にされている場合は、1 枚目のインストール CD のルートから launchpad.exe を実行して、「Rational Application Developer インストール・ランチパッド (Rational Application Developer Installation Launchpad)」ウィンドウを表示します。
ヒント:
- ランチパッドをバイパスし、
1 枚目のインストール CD の ¥setup ディレクトリーから setup.exe を実行して Rational Application Developer のインストール・ウィザードに直接進むことができます。
- グラフィカル・インターフェースを使用せずに
Rational Application Developer をコマンド・プロンプトからインストールしたい場合は、1 枚目のインストール CD の ¥setup ディレクトリーから以下のコマンドを実行してください。
setup.exe -console
- 注:
- Rational Application Developer のインストールをコンソール・モードで取り消すことは制限されています。Rational Application Developer のインストールが開始された後は、インストールは取り消せません。 インストールの取り消しはインストール・プロセスの準備ステップ中に行うことができますが、ハード・ディスクへのファイルのコピーが始まった後は、サポートされるインストール取り消し方法はありません。
Ctrl+C をクリックするとインストール・プロセスが終了しますが、これはお勧めできません。
- Rational Application Developer のインストール・ランチパッドから、「IBM
Rational Application Developer V6.0 のインストール」を選択します。
- インストール・ウィザードが開くのを待ち、「次へ」をクリックしてインストールを継続します。
- 使用許諾契約書を読んだりターゲット・インストール・ディレクトリーを指定するといった作業については、画面に表示される説明に従ってください。
- デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは、
system_drive :¥Program Files¥IBM¥Rational¥SDP¥6.0 です (ここで、
system_drive は
Windows
がインストールされているハード・ディスクです)。
- インストール・プログラムは、他に
Rational
Software 開発プラットフォーム製品がインストールされていないか確認します。詳しくは、
第 3 章, "IBM Rational Software 開発プラットフォーム" を参照してください。
- 「機能」ウィンドウで、インストールしたい Rational Application Developer の機能を選択できます。インストール・ウィザードに戻ってオプショナル機能を後でインストールすることができます。
- インストール・プログラムはデフォルトで、統合開発環境とテスト用ランタイム環境としてオプションの
WebSphere Application
Server、バージョン 6.0 をインストールします。
- 英語以外でサポートされている各国語のユーザー・インターフェースや文書をインストールする場合は、「言語パック」を選択してインストールします。デフォルトでは、ユーザーのシステム・ロケールが英語の場合、この機能は選択されていません。システム・ロケールがその他のサポートされている各国語である場合は、選択されます。
サポートされる各国語は、ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、および中国語 (繁体字) です。
注: オプションの言語パック機能をインストールするよう選択し、その直後、ファイルのコピー中にインストールを取り消すと、その後のインストールで異常が発生します。以降のインストールでは、言語パックを構成するファイルが未インストールであるにもかかわらず、「機能」パネルで言語パック機能が「インストール済み」の状況を表示します。言語パック機能を再インストールするよう選択して、該当するファイルをディスクにコピーすることができます。この場合、インストールの終了時に、「ファイルの置換中に 1 つ以上のエラーが発生しました (One or more errors occurred during replacement of files)」というメッセージを受け取ることがあります。このエラー・メッセージは無視して差し支えありません。
- デフォルトでは、エンタープライズ開発言語 (EGL) 機能はインストールされません。
EGL は、複雑なビジネス・アプリケーションを作成するための強力な高水準言語です。これは基本となるテクノロジー (データベース・アクセス、メッセージ・キュー、J2EE など) の複雑さを処理してくれるため、アプリケーション開発者はそれぞれのビジネス・ロジックに集中することができます。EGL プラグインをインストールするには、「エンタープライズ開発言語 (EGL)」チェック・ボックスを選択します。
- デフォルトで、Portal Tools 機能はインストールされません。
Portal Tools 機能をインストールするには、「Portal Tools」チェック・ボックスを選択してください。
- デフォルトでは、Eclipse プラグイン開発のサンプルはインストールされません。これらのサンプルは、独自のプラグイン・ツールを作成してワークベンチを拡張したい開発者向けのものです。Eclipse プラグイン開発のサンプルをインストールするには、「Eclipse プラグイン開発のサンプル」チェック・ボックスを選択します。
- 「次へ」をクリックして Rational Application Developer インストールの要約情報を表示します。
- 注:
- 表示されるディスク・スペース所要量は、すべてのファイルに必要なバイト数の合計数です。実際に必要なディスク・スペースがこれを大幅に上回ることがあるので注意してください。特にディスクが FAT32 でフォーマットされている場合は、小さなファイルが数多くあると、FAT32 が使用するディスク・ブロック構造によりディスク・スペースの使用効率が低下します。
- 「次へ」をクリックして Rational Application Developer をインストールします。
- インストールの終了時に、ライセンス登録の問題について警告を受け取った場合は、以下のステップを実行します。
- インストール・ディレクトリーの ¥logs サブディレクトリーに移動する。
- テキスト・エディターで license.log を開く。
- license.log に次のいずれかの行が含まれる場合:
486604803 The requested license has expired
(要求されたライセンスは期限切れです)
486604805 The start dates for all licenses have not yet occurred
(すべてのライセンスの開始日がまだ発生していません)
システム・クロックが正しく設定されていることを確認してから、
Rational Application Developer を開始する。
- インストール・プログラムでは、開発環境のセットアップと
Eclipse の初期化にしばらく時間がかかります。最後に、インストールの完了を確認するメッセージが表示されます。「次へ」をクリックして、インストールを完了します。
- 次の画面には、Agent Controller のインストールを起動するオプションが提供されます。Rational Application Developer のプロファイル作成、ランタイム分析、およびロギング機能を使用するには、その前に Agent Controller をインストールする必要があります。詳しくは、
第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。ここで Agent Controller をインストールしたくない場合は、オプションをクリアしてください。
この画面には、
Rational
Product Updater を使用してインストール済み機能の更新をチェックするよう忠告するメッセージも表示されます (詳しくは、第 13 章, "更新のインストール" を参照してください)。「終了」をクリックして、インストール・ウィンドウを閉じます。
- 別のアプリケーション・サーバーで実行するアプリケーションの開発を予定している場合は、Rational Application Developer と共に追加のランタイム・テスト環境をインストールすることをオプションで選択することができます。詳しくは、
第 8 章, "WebSphere Application Server 5.x を統合テスト環境としてインストール" を参照してください。
- Rational Application Developer のプロファイル作成、ランタイム分析、およびロギング機能を使用してリモート側でデータを収集するには、その前にローカルとリモート・ホストの両方に
Agent Controller をインストールしておく必要があります。詳しくは、
第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。
- WebSphere
Application Server バージョン 6.0 を使用してメッセージングと Web サービスのアプリケーションをテストしたい場合は、デフォルトのメッセージング・プロバイダーのサポートが自動的に使用可能になるため、組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー・サポートをインストールしないでください。ただし、
WebSphere バージョン 5.x テスト環境を使用したい場合は、組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー機能を別個にインストールする必要があります。詳しくは、
第 9 章, "WebSphere バージョン 5.x テスト環境のためのメッセージングおよびキューイング・サポートのインストール" を参照してください。
重要:
MQSeries(R) がすでにインストールされている場合、メッセージングおよびキューイング・クライアントおよびサーバーは
MQSeries の機能のサブセットであるため、インストールしないでください。
- Rational
ClearCase
をソフトウェア構成管理 (SCM) システムとして使用する予定の場合は、
Rational
ClearCase
LT 機能を、現時点または後でインストールすることができます。Rational
ClearCase
について詳しくは、第 7 章, "チーム環境で作業するための Rational Application Developer のセットアップ方法" を参照してください。
- Portal テスト環境 V5.0 のインストールを予定している場合は、
Rational Application Developer のインストール後に実行することができます。詳しくは、
第 10 章, "WebSphere Portal テスト環境、バージョン 5.0 のインストール" を参照してください。
- Crystal Enterprise は、既存のデータ、Web、およびアプリケーションの投資と統合するように設計されたデータ・アクセスとレポートのためのインフラストラクチャーです。これは Crystal Reports を基にしています。Rational Application Developer には、
Crystal Enterprise Embedded Edition と Crystal Enterprise Professional
Edition (Embedded Edition のスーパーセット) の両方が組み込まれています。これらのインストールについて詳しくは、
第 12 章, "Crystal Enterprise のインストール" を参照してください。
- 注:
- Rational Application Developer のインストール後はいつでも、インストール CD の ¥setup ディレクトリーから setup.exe を再実行することでオプショナル機能を追加できます。Rational Application Developer インストール・プログラムが起動し、そこで追加したいオプショナル機能を選択できます (機能選択パネルで、すでにインストール済みの機能の横には installed (インストール済み) とリストされます)。必要な機能のインストールに使用したユーザー ID と同じものを使用する必要があります。
- 機能を追加するためにインストール・プログラムを再実行し、その終了前に変更を取り消すよう選択した場合は、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
インストール中にエラーが発生しました。ユーザーがインストールを取り消しました。
この状態で製品をアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
A suitable JVM could not be found. Please run the program again using
the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.
この問題を回避するには、インストール・プログラムを再び再実行して直前に取り消した変更を完了してから、製品のアンインストールへと進む必要があります。
ダウンロードする必要がある電子イメージの説明については、製品の README ファイルを参照してください。
製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
- 環境変数 TEMP または TMP が、少なくとも
500 MB のフリー・スペースのある有効な一時ディレクトリーを指していなければなりません。これは、製品のインストールに必要なスペースとは別です。
- ダウンロード可能なイメージのフル・セットの保管用に約 5.5 GB のディスク・スペースと、さらにイメージの解凍用に
6 GB のディスク・スペースが必要です。
電子インストール・イメージをダウンロードして作成するには、次の手順を実行します。
- すべての必要なパーツと必要なオプション・パーツを同じ一時ディレクトリーにダウンロードします。後でオプション・パーツが必要になった場合は、インストールを試行する前に、追加のオプション・パーツをダウンロードして、抽出ツールを再実行してください。
- 注:
- 電子イメージを使用して 1 つの
Rational
Software 開発プラットフォーム製品から別の製品にアップグレードする場合は、必ず元の製品でダウンロードして抽出したのと同じイメージのセットを、新規製品でもダウンロードして抽出してください。アップグレードされた製品でも、元の製品にインストールされているのと同じコンポーネントが自動的にインストールされます。
例えば、言語パックが元々インストールされていた場合、アップグレードするときには、その言語パックをダウンロードして新規製品のインストール・イメージに抽出する必要があります。
- 一時ディレクトリーにある extractor.exe ファイルを起動します。インストール・イメージを作成するためのウィザードが開始されます。
- ウィザードの説明に従って、イメージの作成先と組み込む機能を指定します。
- イメージが作成された後は、すぐに製品をインストールしたい場合は、「終了」をクリックします。あるいは、「インストール・ウィザードの開始」チェック・ボックスをクリアし、後でインストール・イメージを作成したディレクトリーから disk1¥launchpad.exe を起動してインストール・プログラムを実行することができます。
- "CD-ROM からのインストール" のセクションに記載されている説明に従います。
ユーザーがネットワーク上からインストールできるように、インストール・イメージのコピーをネットワーク・ドライブに置くことができます。
ネットワーク・ドライブからインストール・プログラムを実行するには、ダウンロードした Rational Application Developer の電子イメージで作業するか、あるいは以下のように CD の内容をコピーする必要があります。
ディスクに CD コンテンツを保管するには、約 6 GB のディスク・スペースが必要です。CD からファイルをコピーするには、次のようにします。
- 1 枚目の Rational Application Developer のインストール
CD を CD ドライブに挿入します。
- ネットワーク・ドライブ上にイメージを保管したい一時ディレクトリーを作成します
(例えば、network_drive:¥install_image)。
- 一時ディレクトリーの下に、disk1 という名前のサブディレクトリーを作成します。このサブディレクトリーは、disk1 という小文字の名前にする必要があります。
- 1 枚目のインストール CD 上のすべてのファイルとディレクトリーを、一時ディレクトリーの disk1 サブディレクトリーにコピーします。
- ステップ 3 と 4 を繰り返して、他の 2 枚の CD の内容を
disk2 および disk3 という名前のサブディレクトリーにコピーします。
これらはすべて中核となるインストール・ファイルです。次のいずれかのオプショナル機能のインストール・ファイルが必要な場合:
- Agent Controller
- 組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー
- Rational ClearCase LT
- WebSphere V5.x テスト環境
- WebSphere Portal テスト環境 V5.0
- Crystal Enterprise V10 Professional Edition
- Crystal Enterprise V10 Embedded Edition
該当する CD の内容を一時ディレクトリーにコピーしてください。
注(R):
インストール・ウィザードと対話したくない場合、
Rational Application Developer インストール・プログラムはサイレント・インストールを実行することができます。
Rational Application Developer のサイレント・インストールを実行する前に、以下に従ってローカル・イメージをセットアップします。
- インストール手順を開始する前に、"マイグレーション、アップグレード、および共存の問題" をお読みください。
- 使用するユーザー ID に 2 バイト文字が含まれていない ことを確認します。
- "ネットワーク・インストール・イメージの作成" の説明に従って、ローカルまたはネットワーク・インストール・イメージを作成します。Rational Application Developer
だけをインストールしたい場合に必要なのは、最初の 3 枚の CD から情報をコピーするだけです。
以下の機能は、Rational Application Developer のサイレント・インストール時にデフォルトでインストールされます。
- 統合開発環境
- WebSphere Application Server、バージョン 6.0 (テスト用ランタイム環境)
- 言語パック (使用するシステム・ロケールが英語以外の場合)
デフォルトで選択されている機能だけを使用して Rational Application Developer をサイレント・モードでデフォルト・ディレクトリー system_drive:¥Program
Files¥IBM¥Rational¥SDP¥6.0 にインストールするには、以下のようにします。
- "ローカル・イメージのセットアップ" の説明に従って、イメージを (まだコピーしていない場合、) コピーします。
- コマンド行から、前のセクションで作成した一時ディレクトリー
(例えば、network_drive:¥install_image¥disk1¥setup)
の ¥disk1¥setup ディレクトリーに移動します。
- 次のコマンドを実行します。
setup.exe -silent
- Rational Application Developer のサイレント・インストールは、完了するまでにしばらく時間がかかります。いつインストールが完了したかを判別するには、デフォルト・インストール・ディレクトリー内の
¥logs ディレクトリーを定期的にモニターすることができます。license.log ファイルが表示されていれば、サイレント・インストールは完了しています。
installLocation パラメーターを変更することで、Rational Application Developer を別のディレクトリーにインストールできます。例えば、"d:¥my softdev" をインストール・ディレクトリーにしたい場合は、直前の説明と同じステップに従ってください。ただし、以下のコマンドを実行してください。
setup.exe -silent -P installLocation="d:¥my softdev"
この例では、デフォルト機能のみがインストールされます。
Rational Application Developer には、すべてのデフォルト機能をサイレント・インストールするサンプルの応答ファイル が付属しています。この応答ファイルは
responsefile.txt という名前で、¥disk1¥util ディレクトリーにあります。他の機能をインストールするように応答ファイルを変更したい場合は、最初に responsefile.txt のバックアップ・コピーを取っておくことをお勧めします。
Rational Application Developer の 1 つ以上のオプショナル機能をインストールするように応答ファイルを更新することができます。以下の表は、応答ファイルのオプションと応答ファイルの対応するエントリーを示したものです。
表 1. 応答ファイル・オプションのリスト
機能
| 応答ファイルのエントリー
|
製品インストール・ディレクトリー
| installLocation
|
WebSphere Application Server バージョン 6.0
| feature_was6_win32.active
|
言語パック
| feature_lang_pack_rad_win32.active
|
エンタープライズ開発言語 (EGL)
| feature_egl_win32.active
|
Portal Tools
| feature_portal_win32.active
|
Eclipse プラグイン開発のサンプル
| feature_examples_win32.active
|
このいずれかのオプショナル機能をサイレント・モードでインストールするには、以下のようにします。
- responsefile.txt を新規ファイル (例えば、myresponsefile.txt) にコピーします。
- 応答ファイルのコピーを編集します。
- 上の表に示したインストール機能名が含まれる行を見つけます。例えば、Eclipse プラグイン開発の例をインストールしたい場合は、応答ファイル内で次の行を見つけてください: 応答ファイル内の
# -P feature_examples_win32.active=<value> 行。
- この行に次の変更を加えます。
- 最初のカラムの # を除去する。
- <value> を true に変更する。
この例では、この行は次のように変更されます。
-P feature_examples_win32.active=true
- 変更を保管します。
- "ローカル・イメージのセットアップ" の説明に従って、イメージを (まだコピーしていない場合、) コピーします。
- コマンド行から、前のセクションで作成した一時ディレクトリー
(例えば、network_drive:¥install_image¥disk1¥setup)
の ¥disk1¥setup ディレクトリーに移動します。
- 応答ファイルを実行するとき、下記のように -options パラメーターと応答ファイルの完全修飾名を追加します。
setup.exe -silent -options "Your_directory¥myresponsefile.txt"
ここで、Your_directory は、応答ファイルが存在するディレクトリーの完全修飾名です。
- 注:
- 応答ファイルが使用されていることを確認するためには、-silent オプションを指定せずに、まずこのコマンドを (サイレント・インストールの実行前に) 実行して、設定がインストール・ウィザードに登録されていることを確認してください。登録されていない場合は、応答ファイルの設定またはコマンド構文に問題があります。
- Rational Application Developer のサイレント・インストールは、完了するまでにしばらく時間がかかります。いつインストールが完了したかを判別するには、インストール・ディレクトリー内の
¥logs サブディレクトリーを定期的にモニターすることができます。license.log ファイルが表示されていれば、サイレント・インストールは完了しています。
Rational Application Developer を開始するには、次のように操作します。
- 「スタート」>「プログラム」>
IBM
Rational
>IBM
Rational
Application Developer 6.0 >
Rational
Application
Developer を選択します。また、
「スタート」>「プログラム」>
「IBM Rational」>
「Rational Software 開発プラットフォーム」を選択しても製品を開始できます。
- Rational Application Developer を初めて開始すると、すでにデフォルトのワークスペース ・ディレクトリーが指定されてダイアログ・ボックスが開きます。デフォルトでユーザーの作業は、
C:¥Documents and Settings¥youruserid¥IBM¥rationalsdp6.0
にある workspace という名前のディレクトリーに保管されます。作業内容をどこか他の場所に保管したい場合は、ワークスペースの名前とロケーションを変更することができます。
- 「このワークスペースをデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」チェック・ボックスは、デフォルトでクリアされています。デフォルト値を保持すると、
Rational Application Developer を開始するたびにダイアログ・ボックスが開き、ワークスペースを切り替えることができます。例えば異なるプロジェクトに異なるワークスペースを維持するよう選択した場合に、このデフォルト値を保持することができます。
ヒント:「これをデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」チェック・ボックスを選択すると、このダイアログ・ボックスは再び表示されず、
Rational Application Developer は前のセッションからのワークスペースの使用を開始します。デフォルト値は、
「ウィンドウ」>「設定」>「ワークベンチ」>「始動とシャットダウン」ページで製品を開始した後に変更することができます。
- 「OK」をクリックします。ワークスペース構造の作成中に一回限りの遅延が発生します。
最初にワークベンチでは、製品の概要や新機能についての情報のほか、チュートリアル、サンプル、外部 Web リソースへのリンクを提供する一連の「ウェルカム」ページが開きます。しばらく時間を取ってこれらのオプションを探索してください。また、ヘルプ・メニューから選択可能な情報のソースにも注目してください。
Rational Application Developer をアンインストールするには、以下のようにします。
- Rational Application Developer を閉じます。
- コントロール パネルを開いて、「プログラムの追加と削除」ウィンドウを開きます。「IBM
Rational Application Developer 6.0」を選択し、「変更と削除」をクリックしてアンインストールします。
- plug-ins または features ディレクトリー内のすべてのファイルは、これらのディレクトリーに常駐するユーザー・データおよびサード・パーティーのプラグインを含め、自動的に削除されます。ユーザーの作業データを含む workspace ディレクトリーは削除されません。残される他のいくつかのディレクトリーには、次のようなものがあります。
- ¥eclipse¥configuration ディレクトリーは、問題が起こったために
Rational Application Developer をアンインストールして同じディレクトリーに再インストールを予定している場合に備えてそのまま残されます。
- 問題が発生し、そのために同じディレクトリーへ再インストールする予定があるために、Rational Application Developer をアンインストールする場合、サード・パーティー・プラグインが製品にリンクされていると ¥eclipse¥links ディレクトリーは残されます。
- ¥logs ディレクトリーは、インストールによって生成されたログ・ファイルの履歴を保持するために残されます。このディレクトリーには、インストール関連の問題のトラブルシューティングに使用できる情報が含まれている場合があります。
Rational Application Developer の必須機能の 1 つ以上を部分的にアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージが表示されます。
Invalid selection:
Unable to uninstall ide_required: root is not set for uninstall
この問題に対処するには、「製品のアンインストール」チェック・ボックスを選択します。アンインストール・パネルが再初期化されます。ここで、Rational Application Developer 全体をアンインストールしたり、アンインストールしない 機能の選択をクリアすることができます。
Rational Application Developer をサイレント・アンインストールするには、コマンド・プロンプトからインストール・ディレクトリーに移動し、次のように入力します。
rad_prod¥_uninst¥uninstall.exe -silent
このセクションでは、
Windows
での Rational Application Developer のインストールとアンインストールに関する既知の問題と制限事項について説明します。この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、
README ファイルまたはオンライン・ヘルプを参照してください。
インストールが失敗した場合は、インストールされた Rational Application Developer ファイルを除去する必要があります。Rational Application Developer
をインストールしようとしたディレクトリーが空の場合は、インストールされたファイルはすでにインストール・プロセスによって除去されているため、ユーザーは空のディレクトリーを削除することができます。
Rational Application Developer をインストールするときに
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境のインストールを選択して、インストールが失敗した場合、次のメッセージが表示されます:
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境のインストールが失敗しました。
IBM Rational Software 開発プラットフォームは稼働しますが、
WebSphere Application Server V6.0 統合テスト環境は使用できない可能性があります。
WebSphere
Application Server V6.0 のインストールのトラブルシューティングについて詳しくは、
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ws60help/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tins_trouble.html を参照してください。
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境はデフォルトで、Rational Application Developer がインストールされている
¥runtimes¥base_v6 サブディレクトリーにインストールされる点に注意してください。
Windows
Server 2003 では、Terminal Server がインストールされて構成されている場合、
Rational Application Developer をアンインストールするときに WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境が除去されないことがあります。これを除去するには、製品をインストールしたディレクトリー (例えば、C:¥Program Files¥IBM¥Rational¥SDP¥6.0)
から次のコマンドを実行してください。
¥runtimes¥base_v6¥_uninst¥uninstall.exe -silent
システムへのファイルのコピーが開始された後にインストールをキャンセルして、別の Software
Development Platform 製品が既に存在している同じマシンにインストールする場合は、その製品のその後のインストールは失敗する場合があります。エラーは発生しないかもしれませんが、新たにインストールした製品は使用できない可能性があります。その製品の「スタート」メニュー項目がある場合でも、存在するはずのヘルプや製品のメニューがない場合があります。その製品内ではいくつかのプラグインが登録されている場合がありますが、その新しい製品は使用できません。
マージ・インストールをキャンセルした後に問題が発生した場合は、状況に応じて以下のいずれかの措置を講じる必要があります。
- ファイルのコピーが開始される前にインストールをキャンセルした場合は、以下のいずれの対処法も実行せずにインストールを再開できます。
- この問題の対処法は、インストール・プロセスのどの段階にあるのかによって異なります。
2 回目のインストールをまだ開始していない場合は、ご使用のシステムに応じて次のファイルを編集してください。
- Windows 2000、2000 Server: C:¥winnt¥IBM¥RAT60¥.spdinst¥cdi_ref.properties
- Windows XP、2003 Server: C:¥Windows¥IBM¥RAT60¥.spdinst¥cdi_ref.properties
- Red Hat 3.0 および SLES 9.0: /etc/IBM/RAT60/.spdinst/cdi_ref.properties
インストール対象製品を表す 3 文字コードが示された等号 (=) の後の値をすべて除去します。これらのコードは以下のとおりです。
- rpt = Rational Performance Tester
- rsm= Rational Software Modeler
- rsa= Rational Software Architect
- rad= Rational Application Developer
- rwd= Rational Web Developer
- rft= Rational Functional Tester
該当するファイルを編集したら、インストールを再開して、ファイルのコピーが開始された後にはインストールをキャンセルしないでください。
- 製品のインストールを既に完了した場合は、アンインストールを実行してから、再インストールする必要があります。再インストール時には、ファイルのコピーが開始された後にインストールをキャンセルしないでください。
このセクションでは、
Linux での
Rational Application Developer のインストールについて説明します。
Rational Application Developer は、
CD-ROM またはダウンロードした電子イメージのいずれかからインストールできます。インストール・ウィザードは提供されていますが、後に本書で説明するように、コマンド・プロンプト、またはサイレント・インストールを実行して
Rational Application Developer をインストールすることもできます。
インストール注意事項
- インストール・プログラムは対話式コンソール・モードでも実行できます。このモードはユーザー補助が必要な人に適しています。アクセシビリティ・モードのコマンド行オプション:
-accessibility
ランタイム・コンソール・モード・ウィザードをスクリーン・リーダー・プログラムでより使いやすくします。コンソール・モードで実行するには、次のコマンドを 1 行で入力します。
CD_device/setup/setup.bin -is:javaconsole -log @NONE -accessibility
ここで、CD_device は Red Hat の場合、デフォルトで /media/cdrom on SuSE and /mnt/cdrom
です。画面のプロンプトに従って、インストールを完了します。「-accessibility」オプションを指定する際には「-is:javaconsole」オプションが重要ですので注意してください。このオプションを指定しないと、インストール・プログラムが停止します。「-log @NONE」オプションはロギングをオフにして、コンソール・ウィンドウにログ情報をリストしないようにします。インストール中に問題が起きた場合は、ログ情報を収集するために、このオプションを外すことをお勧めします。
重要 - この製品で作業する前に:
- Rational Application Developer では多数のファイルの実行が必要なため、システムはそれに多数のファイル・ハンドルを割り振ります。実行される Rational Application Developer のツールごとに、さらにファイル・ハンドルが必要になります。1 プロセス当たり 1024 ファイル・ハンドルのデフォルト限度を超えることは珍しくなく、その結果としてツールが失敗し、さらにワークスペースが失われることがあります。この失敗を回避するには、製品の作業を行う前にユーザーがシステム管理者に頼んで、Rational Application Developer ユーザーが使用できるファイル・ハンドル数を増加してもらうことをお勧めします。ハンドル数の増加についての説明は、"使用可能なファイル・ハンドル数の増加" を参照してください。
WebSphere
Studio v5.1.x から Rational Application Developer へのマイグレーションは可能であり、また
Rational Application Developer と共存させるよう選択することもできます。Rational Application Developer の詳しいマイグレーション情報については、「マイグレーション・ガイド 」を参照してください。
WebSphere
Studio Site Developer または
WebSphere
Studio Application Developer v4.x.x または 5.0.x から Rational Application Developer にマイグレーションすることはできません。ただし、Rational Application Developer は、これらの製品と共存することができます。必要な場合は、
Rational ClearCase、Clear
Case LT、および CVS から手動でワークスペース、成果物、およびプロジェクトを Rational Application Developer にマイグレーションすることができます。
IBM
Rational
Software 開発プラットフォームとこの開発プラットフォームを基にした他の製品との共存について詳しくは、第 3 章, "IBM Rational Software 開発プラットフォーム" を参照してください。
Agent Controller の前のバージョンまたは Hyades Data Collection Engine から派生したソフトウェアがある場合は、それを停止してアンインストールし、このバージョンの Agent Controller をインストールする前に、除去されずに残ったファイルをすべてクリーンアップしてください。詳しくは、
第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。
製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
- 製品のインストールに必要なスペースとは別に、環境変数 TEMP または TMP が、少なくとも 500 MB のフリー・スペースのある有効な一時ディレクトリーを指していなければなりません。
- 製品のインストールに使用される端末セッションの umask 設定は 0022 に設定されています。この設定により、root 以外のユーザーが製品を使用することができます。この変数を設定するには、root ユーザーとしてログインして端末セッションを開始し、umask 0022 と入力してください。
- 注:
- ご使用のシステムで自動実行が使用可能になっている場合は、製品のインストールを試行する前に umask 設定が 0022 に設定されていることを確認してください。
umask 設定が 0022 に設定されていない場合は、システムによって自動的に開かれたランチパッドから製品をインストールしないでください。代わりに、ランチパッドを閉じ、以下のステップに従ってインストール CD から製品をインストールしてください。
製品インストール CD から Rational Application Developer をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- インストール手順を開始する前に、"マイグレーション、アップグレード、および共存の問題" をお読みください。
- root ユーザーとしてログインします。
- 端末セッションを開始します。
- root 以外のユーザーが使用できるように、umask 0022 と入力します。
- CD を CD ドライブに挿入します。
インストール中に次の CD を挿入する必要があります。
CD-ROM を開いて次の CD を挿入できない場合は、次のことをチェックしてください。
- 現行作業ディレクトリーとして CD_device を持つ端末がある。デフォルトで CD_device は、
SuSE の場合は /media/cdrom、Red Hat の場合は /mnt/cdrom です。
- 別のアプリケーション (インストール・プログラム以外のプログラム) が CD-ROM を使用している。その場合は、そのアプリケーションを停止します。
まだ次の CD を挿入できない場合は、以下のステップを実行してください。
- インストール・プログラムが実行中であれば、「キャンセル」をクリックします。
- root ユーザーとしてログインします。
- Linux のディストリビューション CD にある psmisc RPM パッケージがまだマシンにインストールされていない場合は、インストールしてください。
- インストール・プログラムを開始します。
- まだ問題がある場合は、別の端末から /sbin/fuser CD_device と入力して、CD-ROM を使用しているプロセスを表示します。
- このプロセスの詳細については、ps <process_id> と入力してください。
- CD-ROM がマウントされていない場合には、次のように入力してマウントします。
mount CD_device
- /CD_device/launchpad.bin と入力し、「Rational Application Developer インストール・ランチパッド (Rational Application Developer Installation Launchpad)」ウィンドウを表示します。
ヒント:
- Rational Application Developer のインストール・ランチパッドから、「IBM
Rational Application Developer v6.0 のインストール」を選択します。
- インストール・ウィザードが開くのを待ち、「次へ」をクリックしてインストールを継続します。
- 使用許諾契約書を読んだりターゲット・インストール・ディレクトリーを指定するといった作業については、画面に表示される説明に従ってください。
- デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは、
/opt/IBM/Rational/SDP/6.0 です。
重要: 名前に 2 バイト文字またはドル記号などの特殊文字が含まれるディレクトリーへはインストールしないでください。そのようなディレクトリーへインストールすると、WebSphere テスト環境で、クラスパスの問題など、予期しない結果が生じることがあります。
- インストール・プログラムは、他に Rational Software Development 製品がインストールされていないか確認します。詳しくは、第 3 章, "IBM Rational Software 開発プラットフォーム" セクションを参照してください。
- 「機能」ウィンドウで、インストールしたい Rational Application Developer の機能を選択できます。
- インストール・プログラムはデフォルトで、統合開発環境とテスト用ランタイム環境としてオプションの
WebSphere Application
Server、バージョン 6.0 をインストールします。
- 英語以外でサポートされている各国語のユーザー・インターフェースや文書をインストールする場合は、「言語パック」を選択してインストールします。デフォルトでは、ユーザーのシステム・ロケールが英語の場合、この機能は選択されていません。システム・ロケールがその他のサポートされている各国語である場合は、選択されます。
サポートされる各国語は、ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、および中国語 (繁体字) です。
注: オプションの言語パック機能をインストールするよう選択し、その直後にファイルのコピー中にインストールを取り消すと、その後のインストールで異常が発生します。以降のインストールでは、言語パックを構成するファイルが未インストールであるにもかかわらず、「機能」パネルで言語パック機能が「インストール済み」の状況を表示します。言語パック機能を再インストールするよう選択して、該当するファイルをディスクにコピーすることができます。この状態の場合、インストール終了時に、「ファイルの置換中に 1 つ以上のエラーが発生しました」というメッセージが表示されることがあります。このエラー・メッセージは無視して差し支えありません。
- デフォルトでは、エンタープライズ開発言語 (EGL) 機能はインストールされません。
EGL は、複雑なビジネス・アプリケーションを作成するための強力な高水準言語です。これは基本となるテクノロジー (データベース・アクセス、メッセージ・キュー、J2EE など) の複雑さを処理してくれるため、アプリケーション開発者はそれぞれのビジネス・ロジックに集中することができます。EGL プラグインをインストールするには、「エンタープライズ開発言語 (EGL)」チェック・ボックスを選択します。
- デフォルトで、Portal Tools 機能はインストールされません。
Portal Tools 機能をインストールするには、「Portal Tools」チェック・ボックスを選択してください。
- デフォルトでは、Eclipse プラグイン開発のサンプルはインストールされません。これらのサンプルは、独自のプラグイン・ツールを作成してワークベンチを拡張したい開発者向けのものです。Eclipse プラグイン開発のサンプルをインストールするには、「Eclipse プラグイン開発のサンプル」チェック・ボックスを選択します。
- 「次へ」をクリックして Rational Application Developer インストールの要約情報を表示します。
- 「次へ」をクリックして、
Rational Application Developer のインストールを継続します。
- 次の CD を要求された場合は、以下のステップを実行してください。
- CD-ROM を開くには、eject CD_device と入力する。
- 次の CD を CD-ROM に挿入する。
- 自動マウントが使用できない場合は、mount CD_device と入力して CD-ROM をマウントする。
- 「OK」をクリックしてインストールを続ける。
- インストールの終了時に、ライセンス登録の問題について警告を受け取った場合は、以下のステップを実行します。
- インストール・ディレクトリーの /logs サブディレクトリーに移動する。
- テキスト・エディターで license.log を開く。
- license.log に次のいずれかの行が含まれる場合:
486604803 The requested license has expired (要求されたライセンスは期限切れです)
486604805 The start dates for all licenses have not yet occurred (すべてのライセンスの開始日がまだ発生していません)
システム・クロックが正しく設定されていることを確認してから、
Rational Application Developer を開始してください。
- Rational Application Developer がインストールされたら、「次へ」をクリックしてインストールを完了します。
- 次の画面には、Agent Controller のインストールを起動するオプションが提供されます。Rational Application Developer のプロファイル作成、ランタイム分析、およびロギング機能を使用するには、その前に Agent Controller をインストールする必要があります。詳しくは、
第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。ここで Agent Controller をインストールしたくない場合は、オプションをクリアしてください。
この画面には、
Rational
Product Updater を使用してインストール済み機能の更新をチェックするよう忠告するメッセージも表示されます (詳しくは、第 13 章, "更新のインストール" を参照してください)。「終了」をクリックして、インストール・ウィンドウを閉じます。
- 別のアプリケーション・サーバーで実行するアプリケーションの開発を予定している場合は、Rational Application Developer と共に追加のランタイム・テスト環境をインストールすることをオプションで選択することができます。詳しくは、
第 8 章, "WebSphere Application Server 5.x を統合テスト環境としてインストール" を参照してください。
- Rational Application Developer のプロファイル作成、ランタイム分析、およびロギング機能を使用してリモート側でデータを収集するには、その前にローカルとリモート・ホストの両方に
Agent Controller をインストールしておく必要があります。詳しくは、
第 6 章, "Agent Controller のインストール" を参照してください。
- WebSphere
Application Server バージョン 6.0 を使用してメッセージングと Web サービスのアプリケーションをテストしたい場合は、デフォルトのメッセージング・プロバイダーのサポートが自動的に使用可能になるため、組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー・サポートをインストールしないでください。ただし、
WebSphere バージョン 5.x テスト環境を使用したい場合は、組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー機能を別個にインストールする必要があります。詳しくは、
第 9 章, "WebSphere バージョン 5.x テスト環境のためのメッセージングおよびキューイング・サポートのインストール" を参照してください。
重要:
MQSeries がすでに インストールされている場合、メッセージングおよびキューイング・クライアントおよびサーバーは
MQSeries の 機能のサブセットであるため、インストールしないでください。
- Rational
ClearCase
をソフトウェア構成管理 (SCM) システムとして使用する予定の場合は、
Rational
ClearCase
LT 機能を、現時点または後でインストールすることができます。Rational
ClearCase
について詳しくは、第 7 章, "チーム環境で作業するための Rational Application Developer のセットアップ方法" を参照してください。
- Crystal Enterprise は、既存のデータ、Web、およびアプリケーションの投資と統合するように設計されたデータ・アクセスとレポートのためのインフラストラクチャーです。これは Crystal Reports を基にしています。これらのインストールについて詳しくは、
第 12 章, "Crystal Enterprise のインストール" を参照してください。
- 注:
- Rational Application Developer のインストール後はいつでも、インストール CD の /setup ディレクトリーから setup.bin を再実行することでオプショナル機能を追加できます。Rational Application Developer インストール・プログラムが起動し、そこで追加したいオプショナル機能を選択できます (機能選択パネルで、すでにインストール済みの機能の横には installed (インストール済み) とリストされます)。
-
機能を追加するためにインストール・プログラムを再実行し、その終了前に変更を取り消すよう選択した場合は、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
インストール中にエラーが発生しました。ユーザーがインストールを取り消しました
この状態で製品をアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージを受け取ります。
A suitable JVM could not be found. Please run the program again using
the option -is:javahome <JAVA HOME DIR>.
この問題を回避するには、インストール・プログラムを再び再実行して直前に取り消した変更を完了してから、製品のアンインストールへと進む必要があります。
ダウンロードする必要がある電子イメージの説明については、製品の README ファイルを参照してください。
製品をインストールする前に、以下のことを確認してください。
- /tmp には少なくとも 500 MB のフリー・スペースが必要です。
- ダウンロード可能なイメージのフル・セットの保管用に約
5.5 GB のディスク・スペースと、さらにイメージの解凍用に 6
GB のディスク・スペースが必要です。
電子インストール・イメージをダウンロードして作成するには、次の手順を実行します。
- すべての必要なパーツと必要なオプション・パーツを同じ一時ディレクトリーにダウンロードします。後でオプション・パーツが必要になった場合は、インストールを試行する前に、追加のオプション・パーツをダウンロードして、抽出ツールを再実行してください。
- 注:
- 電子イメージを使用して 1 つの
Rational
Software 開発プラットフォーム製品から別の製品にアップグレードする場合は、必ず元の製品でダウンロードして抽出したのと同じイメージのセットを、新規製品でもダウンロードして抽出してください。アップグレードされた製品でも、元の製品にインストールされているのと同じコンポーネントが自動的にインストールされます。
例えば、言語パックが元々インストールされていた場合、アップグレードするときには、その言語パックをダウンロードして新規製品のインストール・イメージに抽出する必要があります。
- 次のように入力してこの一時ディレクトリーにある extractor.bin ファイルに対するアクセス権を変更します。
chmod +x extractor.bin
- ./extractor.bin と入力してファイルを実行します。
- ウィザードの説明に従って、イメージの作成先と、組み込む機能を指定します。
- イメージが作成された後は、すぐに製品をインストールしたい場合は、「終了」をクリックします。あるいは、「インストール・ウィザードの開始」チェック・ボックスをクリアし、後でインストール・イメージを作成したディレクトリーから disk1/launchpad.bin を起動して、インストール・プログラムを実行することができます。
- "CD-ROM からのインストール" のセクションに記載されている説明に従います。
ユーザーがネットワーク上からインストールできるように、インストール・イメージのコピーをネットワーク・ドライブに置くことができます。
ネットワーク・ドライブからインストール・プログラムを実行するには、ダウンロードした Rational Application Developer の電子イメージで作業するか、あるいは以下のように CD の内容をコピーする必要があります。
ディスクに CD コンテンツを保管するには、約 6 GB のディスク・スペースが必要です。CD からファイルをコピーするには、次のようにします。
- root ユーザーとしてログインします。
- ネットワーク・ドライブ上にイメージを保管したいディレクトリー (例えば、install_image) を作成します。
- 1 枚目の Rational Application Developer のインストール CD
を CD ドライブに挿入します。
- 一時ディレクトリーの下に、disk1 という名前のサブディレクトリーを作成します。このサブディレクトリーは、disk1 という小文字の名前にする必要があります。
- 1 枚目のインストール CD 上のすべてのファイルとディレクトリーを、一時ディレクトリーの disk1 サブディレクトリーにコピーします。
- ステップ 3、4、および 5 を繰り返して、他の 2 枚の CD の内容を
disk2 および disk3 という名前のサブディレクトリーにコピーします。
これらはすべて中核となるインストール・ファイルです。次のいずれかのオプショナル機能のインストール・ファイルが必要な場合:
- Agent Controller
- 組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー
- Rational ClearCase LT
- WebSphere V5.x テスト環境
- WebSphere Portal テスト環境 V5.0
- Crystal Enterprise V10 Professional Edition
- Crystal Enterprise V10 Embedded Edition
該当する CD の内容を一時ディレクトリーにコピーしてください。
- 注:
- ネットワーク・インストール・イメージからのインストール中にマシンが待機モードになると、インストールが失敗することがあります。
インストール・ウィザードと対話したくない場合、Rational Application Developer インストール・プログラムはサイレント・インストールを実行することができます。
Rational Application Developer のサイレント・インストールを実行する前に、以下に従ってローカル・イメージをコピーします。
- インストール手順を開始する前に、"マイグレーション、アップグレード、および共存の問題" をお読みください。
- "ネットワーク・インストール・イメージの作成" の説明に従って、ローカルまたはネットワーク・インストール・イメージを作成します。Rational Application Developer
だけをインストールしたい場合に必要なのは、最初の 3 枚の CD から情報をコピーするだけです。
以下の機能は、Rational Application Developer のサイレント・インストール時にデフォルトでインストールされます。
- 統合開発環境
- WebSphere Application Server、バージョン 6.0 (テスト用ランタイム環境)
- 言語パック (使用するシステム・ロケールが英語以外の場合)
デフォルトで選択されている機能だけを使用して、デフォルトのディレクトリー /opt/IBM/Rational/SDP/6.0 にRational Application Developer
をサイレント・インストールするには、以下のようにします。
- root ユーザーとしてログインします。
- "ローカル・イメージのセットアップ" の説明に従って、イメージを (まだコピーしていない場合、) コピーします。
- コマンド行から、前のセクションで作成した一時ディレクトリー (例えば、/tmp/install_image/disk1/setup) の
/disk1/setup ディレクトリーに移動します。
- 次のコマンドを実行します。
./setup.bin -silent
- Rational Application Developer のサイレント・インストールは、完了するまでにしばらく時間がかかります。インストールがいつ完了したかを判別するためには、インストール・ディレクトリー内の /logs サブディレクトリーを定期的にモニターすることができます。license.log ファイルが表示されていれば、サイレント・インストールは完了しています。
installLocation パラメーターを変更することで、Rational Application Developer を別のディレクトリーにインストールできます。たとえば、"/my_softdev" をインストール・ディレクトリーにしたい場合は、直前に説明したステップと同じステップに従ってください。ただし、以下のコマンドを実行してください。
./setup.bin -silent -P installLocation="/my_softdev"
この例では、デフォルト機能のみがインストールされます。
Rational Application Developer には、サンプルの応答ファイル が付属しています。この応答ファイルは、responsefile.txt と呼ばれ、/disk1/util ディレクトリーにあります。他の機能をインストールするように応答ファイルを変更したい場合は、最初に responsefile.txt のバックアップ・コピーを取っておくことをお勧めします。
Rational Application Developer の 1 つ以上のオプショナル機能をインストールするように応答ファイルを更新することができます。以下の表は、応答ファイルのオプションと応答ファイルの対応するエントリーを示したものです。
表 2. 応答ファイル・オプションのリスト
機能
| 応答ファイルのエントリー
|
製品インストール・ディレクトリー
| installLocation
|
WebSphere Application Server バージョン 6.0
| feature_was6_linux.active
|
言語パック
| feature_lang_pack_rad_linux.active
|
エンタープライズ開発言語 (EGL)
| feature_egl_linux.active
|
Portal Tools
| feature_portal_linux.active
|
Eclipse プラグイン開発のサンプル
| feature_examples_linux.active
|
このいずれかのオプショナル機能をサイレント・モードでインストールするには、以下のようにします。
- responsefile.txt を新規ファイル (例えば、myresponsefile.txt) にコピーします。
- 応答ファイルのコピーを編集します。
- 上の表に示したインストール機能名が含まれる行を見つけます。例えば、Eclipse プラグイン開発のサンプルをインストールしたい場合は、応答ファイルで次の行を見つけてください。
# -P feature_examples_linux.active=<value>
- この行に次の変更を加えます。
- 最初のカラムの # を除去します。
- <value> を true に変更します。
この例では、この行は次のように変更されます。
-P feature_examples_linux.active=true
- 変更を保管します。
- root ユーザーとしてログインします。
- "ローカル・イメージのセットアップ" の説明に従って、イメージを (まだコピーしていない場合、) コピーします。
- コマンド行から、前のセクションで作成した一時ディレクトリー (例えば、/tmp/install_image/disk1/setup) の
/disk1/setup ディレクトリーに移動します。
- 応答ファイルを実行するときに、次の例に示すように -options パラメーターと応答ファイルの完全修飾名を追加します。
./setup.bin -silent -options "Your_directory/myresponsefile.txt"
ここで、Your_directory は、応答ファイルが存在するディレクトリーの完全修飾名です。
- 注:
- 応答ファイルが使用されていることを確認するためには、-silent オプションを指定せずに、まずこのコマンドを (サイレント・インストールの実行前に) 実行して、設定がインストール・ウィザードに登録されていることを確認してください。登録されていない場合は、応答ファイルの設定またはコマンド構文に問題があります。
- Rational Application Developer のサイレント・インストールは、完了するまでにしばらく時間がかかります。インストールがいつ完了したかを判別するためには、インストール・ディレクトリー内の /logs サブディレクトリーを定期的にモニターすることができます。license.log ファイルが表示されていれば、サイレント・インストールは完了しています。
製品を使用して作業する前に、管理者に連絡して Rational Application Developer ユーザーが使用できるファイル・ハンドルの数を、デフォルト限度の 1024 個から増やしてもらうことをお勧めします。
以下のステップに従って
Linux でファイル記述子を増やす場合は注意してください。正しく指示に従わないと、マシンが正しくブートしなくなることがあります。できれば、システム管理者にこの作業を代行してもらってください。
ファイル記述子を増加するには、以下のようにします。
- root としてログインする。root アクセスがない場合は、継続する前に獲得する必要があります。
- etc ディレクトリーに変更する。
- vi エディターを使用して etc ディレクトリー内の initscript ファイルを編集する。このファイルがない場合は、vi initscript と入力して作成してください。
- 注:
- ファイル・ハンドルの数を増やす場合は、マシン上に空の
initscript ファイルを残さないでください。残した場合、次回マシンがブートしなくなります。
- 1 行目に「ulimit -n 4096」と入力する (ここで重要なのは、この数値がほとんどの
Linux マシンでのデフォルト値である 1024 よりもかなり大きな数値である点です)。注意:
この数をあまり高く設定しないでください。システム全体のパフォーマンスに重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 2 行目に eval exec "$4" と入力する。
- ステップ 4 と 5 の両方を完了したことを確認した後、ファイルを保管して閉じる。
- 注:
- ステップを正しく実行したことを確認してください。正しく実行しないと、マシンがブートしなくなります。
- (オプション) etc/security ディレクトリーにある limits.conf
ファイルを変更してユーザーまたはグループを制限します。SuSE
Linux
Enterprise Server (SLES) バージョン 9 と Red Hat Enterprise
Linux バージョン 3.0 の両方には、このファイルがデフォルトで用意されています。何らかの理由によりこのファイルがない場合は、ステップ 4 でもっと控えめな数 (2048 など) を指定することができます。これは、プロセスごとに許容できるオープン・ファイルに対して比較的低い制限をほとんどのユーザーが持てるようにするために必要です。ステップ 4 で比較的低い数字を使用した場合は、これを行うことはそれほど重要ではありません。ただし、ステップ 4 で高い数字を選択した場合は、これを行わないとマシンのパフォーマンスに重大な影響があります。
以下は、すべてのユーザーを制限して、後で異なる限度を設定した場合に、サンプルの limits.conf ファイルがどのように見えるかを示したものです。このサンプルでは、前述のステップ 4 で 8192 を使用したことを想定しています。
* soft nofile 1024
* hard nofile 2048
root soft nofile 4096
root hard nofile 8192
user1 soft nofile 2048
user1 hard nofile 2048
上記サンプルの * は、最初にすべてのユーザーの限度を設定するために使用されます。これらの限度は、その後の限度よりも低くなっています。root ユーザーにオープンされている許容記述子の数はこれより高くなり、user1 はその 2 つの間になります。変更を行う前に、limits.conf ファイルに含まれている文書を必ず読んで理解しておいてください。
ulimit コマンドについて詳しくは、ulimit のマニュアル・ページを参照してください。
Rational Application Developer を開始するには、以下のステップに従ってください。
- Rational Application Developer をコマンド行から開始するには、インストール・ディレクトリーに移動して次のコマンドを実行します: ./rationalsdp.bin。
- Gnome (Red Hat のデフォルト) で作業している場合、製品の ショートカットは
「プログラミング」>
「Rational
Software 開発プラットフォーム」」の下のメインメニューにあります。KDE
(SuSE のデフォルト) で作業している場合、製品のショートカットは
「IBM
Rational」>
「Rational
Software 開発プラットフォーム になります。
- Rational Application Developer を初めて開始すると、すでにデフォルトのワークスペース・ディレクトリーが指定されてダイアログ・ボックスが開きます。デフォルトで、ユーザーの作業は $HOME/IBM/rationalsdp6.0 ディレクトリーにある、workspace と呼ばれるディレクトリーに保管されます。
- 「このワークスペースをデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」チェック・ボックスは、デフォルトでクリアされています。デフォルト値を保持すると、
Rational Application Developer を開始するたびにダイアログ・ボックスが開き、ワークスペースを切り替えることができます。例えば異なるプロジェクトに異なるワークスペースを維持するよう選択した場合に、このデフォルト値を保持することができます。
ヒント:「これをデフォルトとして使用し、今後この質問を表示しない」チェック・ボックスを選択すると、このダイアログ・ボックスは再び表示されず、
Rational Application Developer は前のセッションからのワークスペースの使用を開始します。デフォルト値は、「ウィンドウ」>「設定」>「ワークベンチ」>「始動とシャットダウン」ページで製品を開始した後に変更することができます。
最初にワークベンチでは、製品の概要や新機能についての情報のほか、チュートリアル、サンプル、外部 Web リソースへのリンクを提供する一連の「ウェルカム」ページが開きます。しばらく時間を取ってこれらのオプションを探索してください。また、ヘルプ・メニューから選択可能な情報のソースにも注目してください。
Linux 上の
Rational Application Developer をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- root としてログインします。
- インストール・ディレクトリーの rad_prod/_uninst/
サブディレクトリーに移動します。
- このコマンドを入力して Rational Application Developer をアンインストールします: ./uninstall.bin。ファイル・マネージャーで作業を行っている場合は、ファイルをクリックしてアンインストーラーを起動することができます。
- plug-ins または features ディレクトリー内のすべてのファイルまたは機能は、これらのディレクトリーに常駐するユーザー・データおよびサード・パーティーのプラグインを含め、自動的に削除されます。ユーザーの作業データを含む workspace ディレクトリーは削除されません。残される他のいくつかのディレクトリーには、次のようなものがあります。
- eclipse/.config ディレクトリーは、問題が起こったために
Rational Application Developer をアンインストールした場合や、同じディレクトリーに再インストールを予定している場合に備えてそのまま残されます。
- サード・パーティー・プラグインが製品にリンクされていた場合は、問題が起こったために Rational Application Developer をアンインストールし、同じディレクトリーに再インストールを予定している場合に備えて、
eclipse/links ディレクトリーはそのまま残される場合があります。
- /logs ディレクトリーは、インストールによって生成されたログ・ファイルの履歴を保持するために残されます。このディレクトリーには、インストール関連の問題のトラブルシューティングに使用できる情報が含まれている場合があります。
Rational Application Developer の必須機能の 1 つ以上を部分的にアンインストールしようとすると、次のようなエラー・メッセージが表示されます。
Invalid selection:
Unable to uninstall ide_required: root is not set for uninstall
この問題に対処するには、「製品のアンインストール」チェック・ボックスを選択します。アンインストール・パネルが再初期化されます。ここで、Rational Application Developer 全体をアンインストールしたり、アンインストールしない 機能の選択をクリアすることができます。
Rational Application Developer をサイレント・アンインストールするには、コマンド・プロンプトからインストール・ディレクトリーに移動し、次のように入力します。
rad_prod¥_uninst¥uninstall.bin -silent
このセクションでは、
Linux での
Rational Application Developer のインストールとアンインストールに関する既知の問題と制限事項について説明します。この製品の実際の使用に影響を与える問題と制限については、
README ファイルを参照してください。
- Novell NetWare ドライブにインストールしないでください。
Novell NetWare ドライブへのインストールは失敗します。
Rational Application Developer をインストールするときに
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境のインストールを選択して、インストールが失敗した場合、次のメッセージが表示されます:
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境のインストールが失敗しました。
IBM Rational Software 開発プラットフォームは稼働しますが、
WebSphere Application Server V6.0 統合テスト環境は使用できない可能性があります。
WebSphere
Application Server V6.0 のインストールのトラブルシューティングについて詳しくは、
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/ws60help/index.jsp?topic=/com.ibm.websphere.base.doc/info/aes/ae/tins_trouble.html を参照してください。
WebSphere
Application Server V6.0 統合テスト環境はデフォルトで、Rational Application Developer がインストールされている /runtimes/base_v6 サブディレクトリーにインストールされる点に注意してください。
『"マージ・インストールされた製品のインストールをキャンセルして、そ のインストールを再試行すると、その製品が正しくインストールされない場合がある。"』を参照してください。
Agent Controller は、クライアント・アプリケーションによるローカル・アプリケーションまたはリモート・アプリケーションの起動および管理を可能にしたり、実行中のアプリケーションに関する情報を他のアプリケーションに提供できるようにするデーモンです。次のツールを使用するためには、事前に Agent Controller を別にインストールしておく必要があります。
- アプリケーションのプロファイルを作成するプロファイル作成ツール。プロファイルを作成するアプリケーションと同じシステム上に、Agent Controller がインストールされている必要があります。
- リモート・ログ・ファイルをインポートするためのロギング・ツール。Agent Controller が、ログ・ファイルのインポート元のリモート・システムにインストール済みで、なおかつ実行中である必要があります。
- テスト・ケースを実行するためのコンポーネント・テスト・ツール。Agent Controller が、テスト・ケースを実行するシステム上にインストールされている必要があります。
- プローブ追加、コード・カバレッジ、およびリーク分析のためのランタイム分析ツール。
- WebSphere
Application Server バージョン 5.0 または 5.1 でのリモート・アプリケーションのテスト用ツール。(Agent Controller は、アプリケーションのリモート
公開、またはローカル・アプリケーション公開またはテストのためにインストールする必要はありません)。WebSphere
Application Server バージョン 6.0 にはこの機能が組み込まれているため、Agent
Controller はバージョン 6.0 のターゲット・サーバーでは必要ない点に注意してください。
注:
- Agent Controller は、ファイアウォールの後ろにインストールすることを強くお勧めします。
- Agent Controller は、
z/OS(R)
または
OS/400(R) 上ではネットワーク・セキュリティー機能を持っていません。
- Agent Controller の使用に伴うセキュリティーの詳細については、
Rational Application Developer に付属の Agent Controller の資料を参照してください。
- Agent Controller のオンライン資料は、ソフトウェアがインストールされるまでインストールされません。その時点で、資料は Rational Application Developer のオンライン・ヘルプに追加されます。
- Windows、Linux/IA32: Intel(R) Pentium(R) II プロセッサー以上。
Pentium
III 500 MHz 以上推奨。
- AIX(R):
PowerPC(R) 604e 233MHz
(IBM
RS/6000(R) 7043 43P Series) 以上。
- HP-UX: PA8500 300MHz (HP Workstation C3000) 以上。
- Solaris: UltraSPARC-IIi 300MHz (Sun Ultra 10 Workstation) 以上。
- OS/400:
iSeries(TM)
(オペレーティング・システムにより必要)
- z/OS、LINUX/S39: zSeries(R) (オペレーティング・システムにより必要)
- 512 MB RAM 以上 (768 MB RAM 推奨)
- ディスク・スペース:
- インストールのために最小 100 MB のディスク・スペースが必要になります。
- ディスプレイ解像度:
- 800 x 600 ディスプレイ以上 (1024 x 768 推奨)
Linux
に関する注意: Agent Controller の Hyades Data Collection Engine 機能は、
libstdc++-libc6.2-2.so.3 共用ライブラリーを使用してコンパイルされます。この共用ライブラリーが
/usr/lib ディレクトリーにあることを確認してください。ない場合は、オペレーティング・システムのインストール・メディアに付属の RPM パッケージ compat-libstdc++ をインストールする必要があります。
Agent Controller は以下のプラットフォームでテスト済みです。
- AIX v4.3.3、v5.1、v5.2 on RS/6000
- HP-UX v11.0、v11i on PA-RISC
- z/OS v1R4、v1R5 on zSeries
- OS/400 V5R1、V5R2 on iSeries
- Red Hat Linux v7.1、v7.2、v7.3、v8.0 on Intel IA32
- Red Hat Linux Advanced Server v2.1 on Intel IA32
- Sun Solaris v8、v9 on SPARC
- SuSE Linux v7.2、v7.3 on Intel IA32
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) v7、v8 on Intel IA32
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) v7 on zSeries
- Windows 2000 Advanced Server (Service Pack 2) on Intel IA32
- Windows 2000 Professional (Service Pack 2) on
Intel IA32
- Windows 2000 Server (Service Pack 2) on
Intel IA32
- Windows NT(R) 4.0 (Service Pack 6a) on Intel IA32
- Windows Server 2003 on Intel IA32
- Windows XP Professional on Intel IA32
Agent Controller は以下のプラットフォームではテスト済みではありませんが、これらのプラットフォームで稼働すると予想されています。
- AIX v4.33、v5.1.0、v5.2.0、v5.3 on pSeries(R)
- Connectiva
Linux Enterprise Edition 1.0 on zSeries
- Connectiva Linux Enterprise Edition 1.0 on Intel IA32
- HP-UX 11iv1 on PA-RISC
- Red Flag Advance Server v4.0、v4.1 on Intel IA32
- Red Hat Linux v7.2 on zSeries
- RedHat Enterprise Linux 3.0 Update 1 on zSeries
- RedHat Enterprise
Linux 3.0 Update 3 on zSeries
- SuSE v7.2 on zSeries
- SuSE Linux v7.1 on Intel IA32
- SuSE Linux Desktop 9.0 on Intel IA32
- SuSE Linux Standard Edition 9.0 on Intel IA32
- SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 on Intel IA32
- SuSE Linux Enterprise Server 8.0、9.0 on zSeries
- TurboLinux Enterprise Server v8 on Intel IA32
- TurboLinux Enterprise Server v8 on zSeries
- United Linux v1.0 on Intel IA32
- United Linux v1.0 on zSeries
- Windows Server 2003、Standard Edition on Intel IA32
- Windows Server 2003、Enterprise Edition on
Intel IA32
- Windows Server 2003、Datacenter Edition on Intel IA32
- zOS 2.10 on zSeries
- z/OS v1R1 to v1R3、v1R6 on zSeries
- z/OS.e v1R3 to v1R6 on zSeries
Agent Controller は以下のプラットフォームでは使用できません。
- Linux on
iSeries
- Linux on pSeries
一般に、Agent Controller は JVM バージョン 1.4 以上で機能します。以下は Agent Controller がテストされた JVM バージョン (java -fullversion) です。
- AIX: J2RE 1.4.1 IBM AIX build ca1411-20040301
- HP-UX: J2RE 1.4.2.03-040401-18:59-PA_RISC2.0
- Linux IA32: J2RE 1.4.1 IBM build cxia321411-20040301; J2RE 1.4.2 IBM.
- Linux for OS/390(R): J2RE 1.4.1 IBM build cx3901411-20040301
- z/OS: J2RE 1.4.1 IBM z/OS Persistent Reusable VM build cm1411-20030930
- OS/400: J2RE 1.4 IBM
- Solaris SPARC: Sun Java(TM) 2 Standard Edition (build 1.4.2_04-b05)
- Windows: IA32 J2RE 1.4.1 IBM Windows 32 build cn1411-20040301a; J2RE
1.4.2 IBM Windows 32; Sun Java(TM) 2 Standard Edition (build
1.4.2_04-b05)
Agent Controller のインストール・ファイルは、以下にリストされたディレクトリーのオプション・ソフトウェア・ディスクにあります。
- AIX の場合: /IBM_Agent_Controller/aix
- HP-UX の場合: /IBM_Agent_Controller/hpux
- OS/400 の場合: /IBM_Agent_Controller/os400
- Linux/S390 の場合: /IBM_Agent_Controller/linux_s390
- Linux/IA32 の場合: /IBM_Agent_Controller/linux_ia32
- Solaris の場合: /IBM_Agent_Controller/solaris_sparc
- Windows の場合:
¥IBM_Agent_Controller¥win_ia32
- z/OS の場合: /IBM_Agent_Controller/os390
Agent Controller の前のバージョンまたは Hyades Data Collection Engine から派生したソフトウェアがある場合は、それを停止してアンインストールし、このバージョンの Agent Controller をインストールする前に、除去されずに残ったファイルをすべてクリーンアップしてください。アンインストール後、以下のファイルが除去されずに残る可能性があります。
Windows:
%RASERVER_HOME%¥*.* (Agent Controller がインストールされているディレクトリー)
%SystemRoot%¥system32¥piAgent.dll (Windows の system32 ディレクトリー)
%SystemRoot%¥system32¥LogAgent.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcbnd.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcclco.dll
%SystemRoot%¥system32¥hccldt.dll
%SystemRoot%¥system32¥hccls.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcclserc.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcclsert.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcclsm.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcjbnd.dll
%SystemRoot%¥system32¥hclaunch.dll
%SystemRoot%¥system32¥hcthread.dll
%SystemRoot%¥system32¥piAgent.dll
%SystemRoot%¥system32¥rac.dll
%SystemRoot%¥system32¥sysperf.dll
Linux、AIX、
HP-UX、Solaris:
$RASERVER_HOME/* (Agent Controller がインストールされているディレクトリー)
/usr/lib/libpiAgent.so (HP-UX では .sl)
/usr/lib/libLogAgent.so
/usr/lib/libhcbnd.so
/usr/lib/libhcclco.so
/usr/lib/libhccldt.so
/usr/lib/libhccls.so
/usr/lib/libhcclserc.so
/usr/lib/libhcclsert.so
/usr/lib/libhcclsm.so
/usr/lib/libhcjbnd.so
/usr/lib/libhclaunch.so
/usr/lib/libhcthread.so
- 管理者 (または root) としてログインする。
- アプリケーション・プラットフォームのインストール・メディアにディレクトリーを変更する。
- setup.exe プログラムを実行する。Windows 以外のプラットフォームの場合は、
setup.bin を実行してください。
- 初期画面で「次へ」をクリックして先へ進む。
- インストールを続ける前に、すべての Eclipse プラットフォームを閉じる。「次へ」をクリックして先に進みます。
- ご使用条件を読む。
- 「承認 (Approve)」を選択し、「次へ」をクリックして先に進む。
- 既存の Agent Controller がある場合は、除去されることが通知される。「次へ」をクリックして先に進みます。
- Agent Controller をインストールするパスを指定し、「次へ」をクリックして先に進む。
- インストールしたい Agent Controller 機能を選択する。
- Hyades Data Collection Engine - Eclipse オープン・ソース・プロジェクトによりローカルまたはリモート Java
アプリケーションの起動およびプロファイル作成のために提供されるフレームワーク。
- IBM
Rational
Plugins - このリストの残りの機能を選択するために選択する必要があります。
- ロギング - アプリケーションのプロファイル作成およびトレースのための、イベント・ベースのロギング・フレームワーク。これは、
WebSphere Application Server のコンポーネント・テストまたはリモート・サポートが選択されている場合は必須選択です。
- コンポーネント・テスト - 手動テストを使用可能にするためのレガシー・サポート。
- ランタイム分析 - プローブ追加、コード範囲、およびリーク分析のための機能。
- セキュリティー - Eclipse ワークベンチと Agent Controller
間のセキュア・データ通信チャネルの作成のために提供されます。
- WebSphere Application Server のリモート・サポート -
デプロイメント、管理、およびパフォーマンス分析のために、リモート WebSphere Application Server バージョン 5.0 または 5.1 に接続するための機能。WebSphere Application Server バージョン 6.0 にはこれらの機能が組み込まれていますので注意してください。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- Agent Controller が使用すべき Java ランタイム環境 (JRE) 実行可能プログラム java.exe
または java のパスを指定する。ここに入力された JRE が Java アプリケーションを起動するために、
Agent Controller によって使用されます。従って、インストーラー・プログラムによって事前入力された JRE パスを変更することができます。
- 注:
- この時点で提供した JRE は、Agent Controller の実行と、
Agent Controller が Java アプリケーションを起動するための両方に使用されます。ただし後で、これらの各機能について別々の JRE を使用するように Agent Controller を構成することができます。詳しくは、Agent Controller のヘルプ・トピック「Agent Controller で起動するようにアプリケーションを構成 」を参照してください。
- オプション: 「WebSphere
Application Server のリモート・サポート」が選択された場合、IBM
WebSphere
Application Server、バージョン 5.0
(Windows のみ) および 5.1 のパスを指定する。
- どのホストが Agent Controller にアクセスできるかを指定する。次の中から選択できます。
- 「任意のコンピューター」を選択すると、すべてのクライアントが Agent Controller にアクセスできます。(デフォルト選択)。
- 「このコンピューターのみ」を選択すると、ローカル・ホストだけが Agent Controller にアクセスできます。
- 「特定のコンピューター」を選択すると、指定されたクライアントのリストが Agent Controller にアクセスできます。リストでホスト名を区切るにはコンマを使用してください。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- 上記ステップ 9 でセキュリティーを選択した場合: セキュリティー設定を選択する。
「次へ」をクリックして先に進みます。
- 要約画面で「次へ」をクリックして先に進む。
- ファイル転送が完了したら、「終了」をクリックする。
セットアップ・コマンドと共に以下のパラメーターを使用して、サイレント・モードでインストール・プロセスを実行することができます。
パラメーター
| 説明
|
必要パラメーター
|
|
-silent
| インストーラーにサイレント・モードで実行するよう伝えます
|
-P installLocation
| インストール・パスを指定します
|
-W javaHome_win.path
| (Windows)
java.exe 実行可能プログラムの完全修飾パスを指定します
|
-W javaHome_unix.path
| (Windows 以外) java 実行可能プログラムの完全修飾パスを指定します
|
-W hostList.type
| クライアントによる Agent Controller への接続方法を指定します (ALL、LOCAL、CUSTOM)
- ALL: すべてのクライアントを許可
- LOCAL: ローカル・ホストのみを許可
- CUSTOM: クライアントのリストを許可 (-W hostList.hosts パラメーターも必要)
|
-W security.type
| セキュリティーをオンにするかどうかを指定します (true、false)
- true: セキュリティーを使用可能にする ("-W security.users" オプショナル・パラメーターも必要)
- false: セキュリティーを使用不可にする
|
|
|
オプショナル・パラメーター
|
|
-W wasHome_win.was510path
| (Windows)
IBM
WebSphere
Application Server 5.1 のインストール場所を指定します
|
-W wasHome_unix.was510path
| (Windows 以外) IBM
WebSphere
Application Server 5.1 のインストール場所を指定します
|
-W wasHome_win.was500path
| (Windows)
IBM
WebSphere
Application Server 5.0 のインストール場所を指定します
|
-W wasHome_unix.was500path
| (Windows 以外) IBM
WebSphere
Application Server 5.0 のインストール場所を指定します
|
-W hostList.hosts
| コンマで区切ってクライアント・ホスト名を指定します (hostList.type="CUSTOM" の場合)
|
-W security.users
| どのユーザーが Agent Controller に接続できるかを指定します
(security.type = "true" の場合)
|
-P hyadesdc_ibm_runtimeAnalysis_feature.active=false
| ランタイム分析機能をインストールしないことを指定します (この機能はデフォルトによりサイレント・インストール中にインストールされます)
|
- 注:
- 非セキュア接続を使用して Agent Controller をサイレント・インストールする場合は、パラメーター security.type.="false" を使用してください。
Windows の例:
setup.exe
-silent
-P installLocation="D:¥IBM¥AgentController"
-W javaHome_win.path="d:¥jdk1.4.1¥jre¥bin¥java.exe"
-W wasHome_win.was510path="d:¥WebSphere5.1¥AppServer"
-W wasHome_win.was500path="d:¥WebSphere5.0¥AppServer"
-W hostList.type="CUSTOM"
-W hostList.hosts="host1,host2"
-W security.type="true"
-W security.users="user1,user2"
Windows 以外の例:
setup.bin
-silent
-P installLocation="/opt/IBM/AgentController"
-W javaHome_unix.path="/opt/java1.4.1/jre/bin/java"
-W wasHome_unix.was510path="/opt/WebSphere5.1/AppServer"
-W wasHome_unix.was500path="/opt/WebSphere5.1/AppServer"
-W hostList.type="CUSTOM"
-W hostList.hosts="host1,host2"
-W security.type="true"
-W security.users="user1,user2"
応答ファイルの使用
コマンド行にパラメーターを指定する代わりに、応答ファイル (例えば、
setup.rsp) を作成して上記パラメーターすべてを保管することができます。
# Start of response file
-P installLocation="D:¥IBM¥AgentController"
-W javaHome_win.path="d:¥jdk1.4.1¥jre¥bin¥java.exe"
-W wasHome_win.was510path="d:¥WebSphere5.1¥AppServer"
-W wasHome_win.was500path="d:¥WebSphere5.0¥AppServer"
-W hostList.type="CUSTOM"
-W hostList.hosts="host1,host2"
-W security.type="true"
-W security.users="user1,user2"
# End of response file
応答ファイルを使用してインストールするには、以下のようにします。
Windows: setup.exe -silent -options d:¥temp¥setup.rsp
Windows 以外: setup.bin -silent -options /tmp/setup.rsp
- Windows
では、Agent Controller システム・サービス (RAService.exe) は自動的に開始されます。
- 「コントロール・パネル」の下の Windows
の「サービス」ダイアログを使用して、Agent Controller サービスの開始と停止を行います
(「スタート」>「設定」>「コントロール・パネル」>
「管理ツール」>「サービス」>「IBM
Rational
Agent Controller」)。
- Windows 以外のプラットフォームでは、Agent Controller プロセス (RAServer) は自動的に開始されません。ユーザー自身が開始する必要があります。
- 重要: Windows 以外のプラットフォームに対する以下の環境設定は、
Agent Controller を開始する前に設定する必要があります。
- Agent Controller プロセスを開始するには、インストール場所の
bin ディレクトリー (例えば、/opt/IBM/AgentController/bin) に変更して、以下を実行します。
./RAStart.sh
- Agent Controller プロセスを停止するには、インストール場所の
bin ディレクトリー (例えば、/opt/IBM/AgentController/bin) に変更して、以下を実行します。
./RAStop.sh
- Agent Controller は、コントロールパネルの下にある「プログラムの追加と削除」ダイアログから除去することができます。
- サイレント・アンインストールを実行するには、インストール場所の
_uninst ディレクトリー
(例、C:¥Program Files¥IBM¥AgentController¥_uninst) でコマンド
uninstall.exe -silent を実行します。
- インストール場所の _uninst
ディレクトリーからプログラム uninstall.bin を実行します
(例、/opt/IBM/AgentController/_uninst)。
- 画面の指示に従って、アンインストールを完了します。
- サイレント・アンインストールを実行するには、コマンド uninstall.bin -silent を使用します。
Agent Controller の前のバージョンまたは Hyades Data Collection Engine から派生したソフトウェアがある場合は、それを停止してアンインストールしてから、このバージョンをインストールしてください。
- iSeries ホストに、HYADESDC という名前のライブラリーと IBMRAC いう名前の別のライブラリーを作成します。
CRTLIB HYADESDC
CRTLIB IBMRAC
- iSeries ホストの HYADESDC ライブラリーに、HYADESDC.SAVF という名前の空の保管ファイルを作成します。
CRTSAVF HYADESDC/HYADESDC
- iSeries ホストの IBMRAC ライブラリーに、IBMRAC.SAVF という名前の空の保管ファイルを作成します。
CRTSAVF IBMRAC/IBMRAC
- iSeries
ホストの IBMRAC ライブラリーに、IBMRTA.SAVF という名前の空の保管ファイルを作成します。
CRTSAVF IBMRAC/IBMRTA
- FTP の BINARY モード転送を使用して IBMRAC.SAVF ファイルをインストール CD から、
iSeries
ホストにある IBMRAC ライブラリーに追加します。
- FTP の BINARY モード転送を使用して HYADESDC.SAVF ファイルをインストール CD から、
iSeries
ホストにある HYADESDC ライブラリーに追加します。
- FTP の BINARY モード転送を使用して IBMRTA.SAVF ファイルをインストール CD から、
iSeries
ホストにある IBMRAC ライブラリーに追加します。
- 次のように入力して、
iSeries
ホストにある HYADESDC.SAVF 保管ファイルを、HYADESDC ライブラリーに復元します。
RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(HYADESDC) DEV(*SAVF) SAVF(HYADESDC/HYADESDC)
- 次のように入力して、
iSeries
ホストにある IBMRAC.SAVF 保管ファイルを、IBMRAC ライブラリーに復元します。
RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(IBMRAC) DEV(*SAVF) SAVF(IBMRAC/IBMRAC)
- 次のように入力して、
iSeries
ホストにある IBMRTA.SAVF 保管ファイルを、IBMRAC ライブラリーに復元します。
RSTOBJ OBJ(*ALL) SAVLIB(IBMRAC) DEV(*SAVF) SAVF(IBMRAC/IBMRTA)
- QShell を開始して、Integrated File System (IFS) 上に /opt/hyadesdc
ディレクトリーを作成します。
- HYADESDC の保管ファイル HYADESIFS.SAVF を IFS ディレクトリー
/opt/hyadesdc に復元します。例:
RST DEV('/QSYS.LIB/HYADESDC.LIB/HYADESIFS.FILE') OBJ('/opt/hyadesdc/*')
- IBMRAC にある IBMRACIFS.SAVF 保管ファイルを、IFS ディレクトリー /opt/hyadesdc に復元します。例えば、次のコマンドを 1 行で入力します。
RST DEV('/QSYS.LIB/IBMRAC.LIB/IBMRACIFS.FILE') OBJ('/opt/hyadesdc/*') ALWOBJDIF(*ALL)
- IBMRAC にある保管ファイル IBMRTAIFS.SAVF を IFS ディレクトリー /opt/hyadesdc に復元します。例えば、次のコマンドを 1 行で入力します。
RST DEV('/QSYS.LIB/IBMRAC.LIB/IBMRTAIFS.FILE') OBJ('/opt/hyadesdc/*') ALWOBJDIF(*ALL)
- Agent Controller をインストールしたら、インストール場所の bin ディレクトリー /opt/hyades/bin にディレクトリーを変更し、次を入力してセットアップ・スクリプトを実行します。
./SetConfig.sh
- 画面上のプロンプトに従って、Agent Controller を構成します。
- Agent Controller を開始するには、HYADESDC および IBMRAC ライブラリーをライブラリー・リストに追加します。
ADDLIBLE HYADESDC
ADDLIBLE IBMRAC
- 以下を入力して RAStart ジョブを実行依頼します。
SBMJOB CMD(CALL RASERVER) JOBD(RASTART)
- Agent Controller を停止するには、以下を入力して RAStart ジョブを停止します。
ENDJOB JOB(RASTART)
- HYADESDC および IBMRAC ライブラリーを除去します。
- IFS ディレクトリー /opt/hyadesdc (すべてのサブディレクトリーとファイルを含む) を除去します。
Agent Controller の前のバージョンまたは Hyades Data Collection Engine から派生したソフトウェアがある場合は、それを停止してアンインストールしてから、このバージョンをインストールしてください。
- UNIX(R) システム・サービス・シェルで、Agent Controller をインストールしたいディレクトリーに移動します。/usr/lpp/ ディレクトリーにインストールすることをお勧めします。
- インストール・イメージ ibmrac.os390.pax と ibmrta.os390.pax をインストール・ディレクトリーに転送します。
- Agent Controller ファイルを抽出するために、次のコマンドを実行します。
pax -ppx -rf ibmrac.os390.pax
- ディレクトリーをインストール・ディレクトリーの
/usr/lpp/IBM/AgentController に変更し、以下のコマンドを入力してランタイム分析拡張機能を抽出します。
pax -ppx -rf ../../ibmrta.os390.pax
- インストール bin ディレクトリー /usr/lpp/IBM/AgentController/bin にディレクトリーを変更し、次を入力して makelinks スクリプトを実行します。
./createLinks.sh
- UNIX(R)
システム・サービス・シェルで以下のコマンドを発行して、
Agent Controller 共用オブジェクト・ファイルをプログラム制御にします。
extattr +p /usr/lpp/IBM/AgentController/lib/*.so
extattr +p /usr/lpp/IBM/AgentController/plugins/com.ibm.rational.pd.probekit/lib/*.so
- Agent Controller をインストールしたら、インストール場所の bin ディレクトリー /usr/lpp/IBM/AgentController/bin にディレクトリーを変更し、次を入力してセットアップ・スクリプトを実行します。
./SetConfig.sh
- 画面上のプロンプトに従って、Agent Controller を構成します。
z/OS でのデータ・チャネル使用法:
serviceconfig.xml ファイル内に大規模な dataChannelSize を設定するには、ご使用のマシンの共用メモリー・セグメントの最大サイズ設定を増やす必要があります。それには、BPXPRMxx parmlib メンバー内の IPCSHMMPAGES 値を増やします。この値は、データ・チャネルに許可される 4K ページの最大数です。例えば、dataChannelSize を 32M にしたい場合には、IPCSHMMPAGES を 8192 より大きい値に設定します。
Agent Controller に多数のエージェントとの同時通信を許可するには、
BPXPRMxx parmlib メンバー内の IPCSHMNSEGS 値を適切な値に設定します。この値は、各アドレス・スペースの接続共用メモリー・セグメントの最大数を指定します。デフォルト値は
10 なので、これを 50 に増やす必要があります。
Agent Controller の使用するデータ・チャネルについて詳しくは、
Agent Controller のオンライン・ヘルプ情報を参照してください。
z/OS BPXPRMXX parmlib メンバーの詳細およびその更新方法については、「IBM z/OS MVS(TM) 初期設定 およびチューニング 解説書」を参照してください。
注: RAServer では、libjvm.so などの実行可能ライブラリーを含む
JRE のディレクトリーを LIBPATH 環境変数に追加する必要があります。例えば、IBM JRE 1.4.1 を使用している場合、LIBPATH 変数は次のように設定されます。
export LIBPATH=/usr/lpp/java/IBM/J1.4/bin/classic:/usr/lpp/java/IBM/J1.4/bin:$LIBPATH
- root としてログインし、/usr/lpp/IBM/AgentController/bin
ディレクトリーを開き、以下のコマンドを発行してサーバーを開始します。
./RAStart.sh
- サーバーを停止するには、root としてログインし、/usr/lpp/IBM/AgentController/bin
ディレクトリーを開き、以下のコマンドを発行します。
./RAStop.sh
以下のリストには、すべてのプラットフォームで Agent
Controller のセキュリティー機能を使用するためのヒントが含まれています。
- オペレーティング・システムによって認証が付与されます。インストール時に指定されたユーザーのみが認証を許可されます。ユーザー名として ANY が指定されると、有効なユーザー名とパスワードのペアは、すべて認証のためにオペレーション・システムに送られます。それ以外の場合は、リストされたペアのみが送られます。
- セキュリティーが使用可能になっている場合、インストール時に指定されたユーザーは、
Agent Controller との情報を交換を行う前に、オペレーティング・システムの認証を受ける必要があります。ワークベンチのユーザーは、オペレーティング・システムのユーザー名とパスワードである、有効なユーザー名およびパスワードの組み合わせを提供する必要があります。
- (Windows のみ) ドメイン・ネームのパスワードは認証されません。ローカル・ユーザー名とパスワードのペアを指定する必要があります。
- 鍵管理機能は提供されません。Agent Controller は、セキュリティーのために Java
鍵ストアを使用します。
- デフォルトの鍵ストアとエクスポート済み証明書は、
Windows では Agent Controller ディレクトリーの ¥plugins¥com.ibm.etools.pd.security¥security
にあり、Linux
では and /plugins/com.ibm.etools.pd.security/security にあります。これらはサンプルです。意味のある証明書を含む鍵ストアで置き換える必要があります。
このセクションでは、Agent Controller のインストールおよびアンインストールに関する既知の問題と制限について説明します。特に記載がなければ、以下の情報は Agent Controller
をサポートするすべてのオペレーティング・システムに適用されます。
Agent Controller は Windows 以外のプラットフォームで始動に失敗し、以下のメッセージが表示されることがあります。
RAServer failed to start. (RAServer が始動に失敗しました)
この障害は通常、TCP/IP ポート
10002 が空いていないために起こります。Agent Controller はデフォルトでこのポートを listen します。
Agent Controller が開始されたときにシステム上で別のプロセスがこのポートを使用しているか、または Agent Controller が停止され、その後再始動されたばかりで、ポートがまだ解放されていないことが考えられます。
Agent Controller が開始に失敗した場合は、以下の方法で開始することができます。
- ポート 10002 が他のプロセスによって使用中である場合は、
serviceconfig.xml ファイルを編集してポート番号を変更できます。これについては、ドキュメンテーションに説明があります。
- 注:
- serviceconfig.xml ファイルに構成されている通信ポート番号が変更された場合、
WebSphere Application Server 構成に定義されているプロパティー INSTANCE_RAC_PORT_NUM_ID を同じポート番号に変更する必要があります。
- Agent Controller が停止したばかりの場合は、数分待って再始動してください。
インストールまたはアンインストール中にエラーを検出する場合は、実行中のプロセスによって Agent Controller のオブジェクト・ファイルがロードされるためだと考えられます。オブジェクト・ファイルが確実に変更されるように、以下の操作を行なってください。
- Rational Application Developer をシャットダウンします。
- Java Profiling Agent
または J2EE Request Profiler のいずれかを含む、すべての java.exe プロセスを終了します。
デフォルトで、
Rational
ClearCase
SCM アダプターのプラグインは、
Rational
ClearCase
のソフトウェア構成管理 (SCM) システムとしての使用をサポートするために、
Rational Application Developer と共に自動的にインストールされます。Rational ClearCase の詳細については、www.ibm.com/software/awdtools/clearcase/ を参照してください。
Concurrent Versions System (CVS) プラグインも、SCM システムとしての CVS の使用をサポートするために、Rational Application Developer と共に自動的にインストールされます。最新バージョンの CVS サーバーは、www.cvshome.org から入手できます。CVS を使用するためには、CVS クライアントをインストールする必要はなく、CVS サーバーをインストールするだけで済みます。
CVS のインストールおよび使用の詳細については、チームのオンライン・ヘルプを参照してください。
Rational
ClearCase
SCM アダプターと CVS プラグインを使用するためには、その両方を使用可能にする必要があります。プラグインを使用可能にするには、以下のようにします。
- 「Rational Application Developer」メニューから「ウィンドウ」>「設定」を選択します。
- ワークベンチの下の「設定」ページで、「機能 (Capabilities)」をクリックします。
- 「機能 (Capabilities)」ウィンドウで、「チーム」までスクロールし、使用可能にしたいアダプターのチェック・ボックスをクリックします。
- 「適用」をクリックしてから、「OK」をクリックします。
プラグインは、要求のチーム・リポジトリー・プロバイダーを選択して、プロジェクトを共用するときに使用可能にすることもできます。
Rational
ClearCase
クライアントまたはサーバー、あるいは CVS サーバーのいずれも自動的にインストールされることはありません。これらは、Rational Application Developer とは別個にインストールする必要があります。
ClearCase
LT クライアントのインストールについては、"Rational ClearCase LT のインストール" を参照してください。
他の使用可能な SCM システムで Rational Application Developer の作業を行う場合は、その SCM 製品に特定のアダプターが必要になります。通常、SCM アダプターは
SCM 製品のベンダーによって提供されます。IBM
は SCM アダプターの使用を推奨または保証するものではありません。他の SCM 製品のアダプターについてサポートまたは詳細な情報が必要な場合は、製品のベンダーに直接お問い合わせください。
Rational
ClearCase
SCM アダプターには、以下の表にリストされた必須の最小パッチが少なくとも適用されている
ClearCase
v2002 以上 (フル
ClearCase
または
ClearCase
LT) が必要です。
表 3. Windows
必要な
ClearCase
バージョンと最小パッチ
|
IBM Rational ClearCase v2002.05.00 および p2002.05.00.NT-32
|
IBM Rational ClearCase LT v2002.05.00 および clearcase_lt_p2002.05.00.NT-11
|
IBM Rational ClearCase v2003.06.13
|
IBM Rational ClearCase LT v2003.06.13
|
表 4. Linux
必要な
ClearCase
バージョンと最小パッチ
|
IBM Rational ClearCase v2002.05.00 および clearcase_p2002.05.00-38
|
IBM Rational ClearCase LTv2002.05.00 および clearcase_lt_p2002.05.00-17
|
IBM Rational ClearCase v2003.06.00 および clearcase_p2003.06.00-11
|
IBM Rational ClearCase LT v2003.06.00 および clearcase_lt_p2003.06.00-6
|
重要: Rational
ClearCase
(または
ClearCase
LT) および Rational Application Developer をインストールした後は、
ClearCase
クライアントおよびサーバー環境に最新の適切なパッチが適用されて更新されていることを確認する必要があります。パッチは、統一モデリング言語 (UML) ダイアグラム・ファイルの比較およびマージに適切なサポートを提供するために必須です。Rational Application Developer で作業している場合、
Rational
ClearCase
(または
ClearCase
LT) に最新の適切なパッチを適用して更新しないと、UML ダイアグラム・ファイルの比較およびマージ時にモデル破壊が発生することがあります。
Rational
ClearCase
のリリースおよびパッチの入手については、
www.ibm.com/software/awdtools/clearcase/support/index.html をご覧いただくか、
IBM
Rational Support にお問い合わせください。
Rational Application Developer は、
Rational
ClearQuest(R) の以下のバージョンをサポートしています。
- Rational ClearQuest v2003.06.13 (SR3)
Rational
ClearQuest
は高い柔軟性を持つ欠陥および変更のトラッキング・システムで、変更要求の実行、割り当て、トラッキング、テスト、およびリリースに関連するプロセスを編成および自動化します。
Rational
ClearQuest
について詳しくは、www.ibm.com/software/awdtools/clearquest/ を参照してください。Rational
ClearQuest
Client for Eclipse は、
ClearQuest
と、Rational
Software 開発プラットフォームなど、Eclipse プラットフォームの間のシームレス統合を提供します。
Rational
ClearQuest
Client for Eclipse を使用するには、最初に以下のことを実行する必要があります。
- Rational Application Developer をインストールする。
- 基本の
Rational
ClearQuest
アプリケーション (バージョン 2003.06.13) をインストールして構成する。
Rational
ClearQuest
クライアント・アプリケーションのインストールと構成方法、およびデータベースへの接続の確立方法については、担当の
Rational
ClearQuest
管理者にお問い合わせください。
Rational
ClearQuest
Client for Eclipse のダウンロードについて詳しくは、
www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24007802 を参照してください。完全なインストール説明については、この URL にある README ファイルを参照してください。
Rational ClearCase LT は、小規模なプロジェクト・チーム向けの構成管理ツールです。ClearCase
LT は、小規模なプロジェクト・ワークグループから、分散されたグローバル企業まで対応する
IBM
Rational
ClearCase
製品ファミリーの一部です。
お客様の購入した IBM
Rational Software 開発プラットフォーム製品には、
Rational
ClearCase
LT のフリー・ライセンスの権利が付いています。
ClearCase
LT 製品メディアをお持ちでない場合は、
ClearCase
LT の最新のサポート・バージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。
すでに ClearCase
LT v2002.05 または
ClearCase
LT v2003.06 製品メディアがある場合は、
ClearCase
LT と
IBM
Rational
Software 開発プラットフォーム製品との統合をサポートするために、ClearCase
LT パッチの最新版をダウンロードしてインストールする必要があります。
ClearCase LT のサポート・バージョンと、
IBM
Rational Software 開発プラットフォームでサポートされている必要なパッチの最新版の入手方法については、
IBM
Rational
サポートの技術情報番号 1188585:
www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21188585 を参照してください。あるいは、www.ibm.com で、検索ボックスに「1188585」と入力してください。
Rational
ClearCase
LT をインストールする前に、製品のリリース情報とインストール文書をお読みいただくことをお勧めします。この文書は、
IBM
Publications Center (www.ibm.com/shop/publications/order) からオンラインで入手できます。また、
www.ibm.com/software/rational/support/documentation/ も参照することができます。
Acrobat PDF ファイルを開くには、Adobe Reader ソフトウェアがインストール済みである必要があります。これは
www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます。
最新版の「IBM
Rational
ClearCase LT
リリース ノート」
(Windows
版) と「Rational
Software デスクトップ製品インストレーション ガイド」および「
Rational
Software サーバー製品インストレーション ガイド」(Windows
版) を次の手順に従って
IBM
Publications Center からダウンロードしてください。
- Publications Center の「Welcome」ページで、国/地域を選択する。
- 「マニュアル検索」リンクをクリックする。「IBM Publications Center 検索」ページが開きます。
- 「Rational
Software デスクトップ製品インストレーション ガイド」
(Windows
版)、バージョン 2003.06.13 をダウンロードするには、次のようにする。
- 「資料番号」フィールドに「S126-5304-01」と入力して Enter キーを押す。
- 検索結果ページで、希望する文書ダウンロード方法を選択する。
- 「Rational
Software サーバー製品インストレーション ガイド」
(Windows
版)、バージョン 2003.06.13 をダウンロードするには、次のようにする。
- 「資料番号」フィールドに「S126-5300-01」と入力して Enter キーを押す。
- 検索結果ページで、希望する文書ダウンロード方法を選択する。
- 「Rational
ClearCase LT
リリース ノート」(Windows 版) をダウンロードするには、次のようにする。
- 「資料番号」フィールドに「GI11-4669-03」と入力して Enter キーを押す。
- 検索結果ページで、希望する文書ダウンロード方法を選択する。
最新版の「Rational
ClearCase LT
Release Notes」および「
Rational
ClearCase LT
インストレーション ガイド」
(Linux 版) を次の手順に従って IBM Publications
Center からダウンロードしてください。
- Publications Center の「Welcome」ページで、国/地域を選択する。
- 「マニュアル検索」リンクをクリックする。「IBM Publications Center 検索」ページが開きます。
- 「ClearCase
LT インストレーション ガイド」バージョン 2003.06.00 以降
(UNIX 版) をダウンロードするには、次のようにする。
- 「資料番号」フィールドに「S126-5310-00」と入力して Enter キーを押す。
- 検索結果ページで、希望する文書ダウンロード方法を選択する。
- 「
Rational
ClearCase LT
Release Notes」
(UNIX 版) をダウンロードするには、次のようにする。
- 「資料番号」フィールドに「GI11-6232-00」と入力して Enter キーを押す。
- 検索結果ページで、希望する文書ダウンロード方法を選択する。
このセクションのインストール説明は、
Rational
ClearCase
LT のクライアントおよびサーバー・コードのインストールを支援します。製品をインストールするときには、「Rational
ClearCase
LT インストール・ガイド 」にある完全なインストール説明を参照してください。
Rational
ClearCase LT
の最新バージョンでの変更点について確認するには、「
Rational
ClearCase LT
リリース ノート」を参照してください。
Windows 版と Linux 版両方のリリース ノートの検索方法については、上記の手順を参照してください。
ClearCase LT
を日本語のシステムにインストールする場合は、「
Rational
ClearCase LT
リリース ノート」の『日本語システムで
ClearCase を使用するためのガイドライン』セクションを参照してください。
- 製品のインストール準備について詳しくは、「ClearCase
LT デスクトップ製品インストール・ガイド 」を参照してください。
- ダウンロードしたインストール・イメージのルート・ディレクトリーから
setup.exe を実行する。
- Rational セットアップ・ウィザードが開く。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 製品選択画面で、「
Rational
ClearCase
LT」を選択する。
- インストールおよび構成のデプロイメント方法として、次の中から 1 つを選択する。
- エンタープライズ・デプロイメント (ネットワークのリリース領域を作成し、
Siteprep を使用してそれをカスタマイズする)。
- CD イメージからのデスクトップ・インストール。
デプロイメント・タイプの選択について知りたい場合は、「デスクトップ製品インストール・ガイド 」を参照してください。
- エンタープライズ・デプロイメントの場合:
- ダイアログ・ボックスの指示に従って構成プロセスを完了します。
- すべての構成ステップが完了したら「完了」を選択します。
- CD イメージからのデスクトップ・インストールの場合:
- クライアント・ソフトウェアとサーバー・ソフトウェアの両方、またはクライアント・ソフトウェアだけのインストールを選択します。「次へ」をクリックして先に進みます。
- セットアップ・ウィザードが開きます。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 次の画面で、次のようなメッセージが表示されます: 「このインストールで製品固有の警告があります: 停止してください! このインストールを先行する前に、アプリケーションをすべて閉じて、AntiVirus ソフトウェアを使用不可にしてください。」 指示に従って、インストール・プロセスを継続する前に、警告メッセージで提供されている URL
(http://ibm.com/support/docview.wss?rs=203&context=SW000&q1=1135295&uid=swg21135295 ) を参照してください。文書を読み、インストールを継続する前に、潜在的なシステム破壊を回避するために必要なステップを実行してください。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 画面の指示に従って構成プロセスを完了します。デフォルトで、
Rational
ClearCase
LT は、system_drive:¥Program Files¥Rational¥ ディレクトリーにインストールされます。構成ステップが完了したら、「完了」を選択してください。
- 「インストール」を選択してインストールを開始します。
ClearCase LT
は現在 Unicode ロケールをサポートしていないため、
ClearCase LT
が正しく機能するためには、明示的にロケールを非 Unicode に設定する必要があります。Red Hat Enterprise
Linux 3.0 および SuSE Linux
Enterprise Server (SLES) バージョン 9 では、デフォルトでロケールが Unicode ロケールに設定されます (US インストールの場合は en_US.UTF-8)。また、英語版以外のインストールでもこのように設定されることがあります。これらのどちらかのプラットフォームで
ClearCase を実行する場合は、以下のようにしてロケール設定を変更できます。
- Red Hat Enterprise
Linux 3.0 の場合: /etc/sysconfig/i18n ファイルの LANG の値を非 Unicode ロケールに設定する必要があります。使用可能なロケールとしては、
C ロケールまたは en_US.iso885915 があります。LANG 環境変数を
ClearCase がサポートしている値に設定した後、i18n ファイルの
SUPPORTED 変数にもこの値が含まれていることを確認してください。この値が含まれていない場合は、この値を SUPPORTED 変数に追加してください。
- SuSE Linux
Enterprise Server (SLES) バージョン 9 の場合、UTF-8 エンコードは以下のようにしてオフにすることができます。
- YaST コントロール・センターを起動する (例えば、画面下部の隅にある SuSE アイコンから、「SuSE」>「システム」>「YaST」を選択します)。
- YaST で、「システム」を選択する。
- 「言語の選択 (Choose Language)」を選択する。
- 「詳細」ボタンをクリックする。
- 「UTF-8 エンコードを使用する」オプションをクリアして、「
OK」をクリックする。
- 「受諾」をクリックする。
- ログアウトしてから、再びログインする。
Rational
ClearCase LT
バージョン 2003.06.00 を Linux にインストールするには、以下のようにします。
- su と入力して root ユーザーとしてログインします。
- Rational
ClearCase LT
をダウンロードしたディレクトリーから、以下の手順に従って
ClearCase LT
のダウンロード・ファイルの内容をリリース領域に抽出します。
- 「mkdir /usr/ccase_lt_rls」というコマンドを入力して、リリース領域ディレクトリーを作成します。以下の手順では、/usr/ccase_lt_rls をリリース・ディレクトリーとして使用していたと想定しています。別の名前を指定した場合は、/usr/ccase_lt_rls の代わりにその名前を使用する必要があります。
- 「uncompress <cclt_filename.Z>」というコマンドを実行します。ここで、<cclt_filename.Z> は圧縮された
ClearCase LT
のダウンロード tar ファイルの名前です。得られるファイルは、.tar.Z ではなく .tar という拡張子を持ちます。例えば、ファイルの名前が C54UANA.tar.Z だった場合は、「uncompress
C54UANA.tar.Z」コマンドを実行すると C54UANA.tar というファイルが作成されます。
- 「tar xvf <cclt_filename> -C /usr/ccase_lt_rls」というコマンドを入力して、この tar ファイルをリリース領域ディレクトリーに展開します。ここで、
<cclt_filename> は、圧縮解除された ClearCase LT tar ファイルの名前です。
- 注:
- 抽出されたファイルには製品資料が含まれています。インストール・プロセスを継続する前に、「リリース ノート
」と「
ClearCase
LT インストレーション ガイド」を参照してください。
リリース領域の目的についての説明は、「
Rational ClearCase LT インストレーション ガイド」を参照してください。
- site_prep を実行し、以下の説明に従ってリリース領域を作成します。
cd /usr/ccase_lt_rls/rational_clearcase_lt/rhat_x86/clearcase/install
./site_prep
- 要件に従って、各プロンプトに対する値を入力します。
ClearCase LT
のライセンス・ホストを入力するためのプロンプトが表示されたら、ご使用のマシンのホスト名を指定します。
site_prep の実行の詳細については、「
Rational
ClearCase LT
インストレーション ガイド」を参照してください。
- install_release を実行し、以下の説明に従って ClearCase をインストールします。
./install_release
要件に従って、各プロンプトに対する値を入力します。以下は、
ClearCase LT
クライアントを SuSE Linux
Enterprise Server (SLES) バージョン 9 にインストールする例です。
- 「ローカル・インストール (Local install)」を選択します。
- 使用許諾契約書を受諾します。
- 「標準インストール (Standard install)」を選択します。
- 「3.
ClearCase LT
クライアントのインストール
(ClearCase LT
Client installation)」を選択します。
- install_release プログラムが終了したら、エラーなしで完了したことを示すメッセージが表示されます。このメッセージでは、ログ・ファイルのロケーションと名前も示されます。
install_release の実行の詳細については、「
Rational ClearCase LT
インストレーション ガイド」を参照してください。
- 検索パスに
ClearCase
実行可能プログラムを追加します。
例えば、Bourne シェルを使用している場合は、以下のコマンドを実行してパスを変更することができます。
PATH=${PATH}:/opt/rational/clearcase/bin
export PATH
詳細な指示、および
ClearCase
LT のクライアント・ホストの環境のカスタマイズに関する追加情報については、「インストール・ガイド 」を参照してください。
- まだ Rational Application Developer をインストールしていない場合は、ここでインストールしてください。
- ClearCase が正しくインストールされたことを検証するために、
root 以外のユーザー ID で以下のコマンドを実行してください。コマンドが成功すると、ホストは
ClearCase
LT ライセンスを獲得することができます。エラー・メッセージが戻された場合は、
ClearCase
LT の資料を参照してください。
cleartool hostinfo -long
- Rational
開発プラットフォームを開始して、
ClearCase に接続できることを確認します。
- 注:
- デフォルトで、リリース領域は、抽出されたインストール・ファイルのロケーションであり、アンインストール・プログラム用のファイルが含まれています。このディレクトリーを削除すると、アンインストール・プログラムを実行できなくなります。
Rational Application Developer が Rational ClearCase LT と同じコンピューターにインストールされている場合は、Rational ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要はありません。しかし、Rational ClearCase LT を Rational Application Developer なしでインストールする場合は、ClearCase LT のライセンスの構成を行う必要があります。ライセンスの構成方法について詳しくは、「ClearCase
LT インストール・ガイド」を参照してください。
Rational Application Developer に含まれている Rational ClearCase LT ライセンスには、Rational ClearCase Web インターフェース用のライセンスは含まれていません。
Rational
ClearCase
Web インターフェースを使用したい場合は、追加の
Rational
ClearCase
または
ClearCase
LT ライセンスを
IBM
Rational
ソフトウェアから購入する必要があります。ライセンス取得についての詳細は、IBM Rational Support にお問い合わせください。
Rational
ClearCase の使用法について詳しくは、
ClearCase
のオンライン・ヘルプを参照してください。
前述した、環境に対するパッチ適用または環境のセットアップの前に、ダイアグラム・ファイルがユーザーの ClearCase 環境内の VOB にチェックインされている場合、次のコマンドを実行して Versioned Object Bases (VOB) 内のエレメントのファイル・タイプを変更し、適切にマージできるようにしてください。
cleartool find . -name *.emx -exec "cleartool chtype -force xtools2 %CLEARCASE_PN%"
Windows 上で、
Rational
ClearCase
LT をアンインストールするには、以下のようにします。
- Rational Application Developer を閉じます。
- コントロール パネルを開いて、「プログラムの追加と削除」ウィンドウを開きます。「Rational ClearCase LT」を選択し、「変更と削除」をクリックしてアンインストールします。
- ウィザードの説明に従って製品をアンインストールします。
Linux 上で
Rational
ClearCase LT
をアンインストールするには、以下のようにします。
- su と入力して root ユーザーとしてログインします。
- リリース領域ディレクトリーから、install_release を実行します。例えば、リリース領域が /usr/ccase_lt_rls ディレクトリーにある場合、次のように入力します。
cd /usr/ccase_lt_rls/rhat_x86/clearcase/install
./install_release
- 「ローカル・アンインストール (Local Deinstall)」を選択して、ローカル・コンピューターからソフトウェアを除去します。
デフォルトで、
WebSphere
Application Server 6.0 は Rational Application Developer と共に自動的にインストールされます。
5.x アプリケーション・サーバーで稼働するアプリケーションの開発を予定している場合は、オプションで追加のランタイム・テスト環境をインストールすることができます。
追加のランタイム・テスト環境をインストールするには、その前に
Rational Application Developer をインストールしておく必要があります。
次の統合テスト環境を選択してインストールすることができます。
- WebSphere Application Server 5.1
- WebSphere Application Server Express 5.1
-
WebSphere Application Server 5.0.2
-
WebSphere Application Server Express 5.0.2
1 つ以上のバックレベル統合テスト環境をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- Rational Application Developer のランチパッドから、「
WebSphere テスト環境 V5.x のインストール」をクリックする。
IBM
Rational 5.x
統合テスト環境のインストーラーが開きます。
- 「次へ」をクリックする。
- 使用許諾契約書を受諾して、「次へ」をクリックする。
- インストールしたい統合テスト環境を選択する。「次へ」をクリックします。
- 要約情報を検討し、「次へ」をクリックしてインストールを開始する。この要約インストールには、テスト環境がインストールされるロケーションが含まれます。
- インストールが完了したら、「終了」をクリックしてインストーラーを終了する。
- 注:
- 組み込みメッセージングおよびキューイング・サポート機能をインストールする場合は、その組み込みメッセージングおよびキューイング機能をアンインストールする前に
WebSphere
バージョン 5.x テスト環境をアンインストールしないでください。

バージョン 5.x テスト環境を
Windows
からアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- コントロールパネルを開く。
- 「プログラムの追加と削除」をクリックする。
- 「IBM
Rational
5.x レガシー統合テスト環境」をクリックし、「変更/除去」をクリックする。
- IBM
Rational 5.x
テスト環境のアンインストーラーが開く。「次へ」をクリックします。
- アンインストールしたいテスト環境を選択して、「次へ」をクリックする。
- 要約情報を検討し、「次へ」をクリックする。
- テスト環境がアンインストールされたら、「終了」をクリックしてアンインストーラーを終了する。

レガシー・テスト環境を
Linux からアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- root としてログインする。
- インストール・ディレクトリーの lte_prod/_uninst サブディレクトリーに移動する。
- 次のコマンドを入力してバージョン 5.x テスト環境をアンインストールする: ./uninstall.bin。ファイル・マネージャーで作業を行っている場合は、ファイルをクリックしてアンインストーラーを起動することができます。
- IBM
Rational 5.x テスト環境のアンインストーラーが開く。「次へ」をクリックします。
- アンインストールしたいテスト環境を選択して、「次へ」をクリックする。
- 要約情報を検討し、「次へ」をクリックする。
- テスト環境がアンインストールされたら、「終了」をクリックしてアンインストーラーを終了する。
重要: メッセージングおよびキューイング・サポート機能をインストールする前に、Rational Application Developer と
WebSphere バージョン 5.x テスト環境の両方をインストールしておく必要があります。
以下のいずれかの条件に合致する場合は、この機能をインストールする必要はありません。
- WebSphere Application
Server (WAS) バージョン 6.0 でのみアプリケーションをテストする。Rational Application Developer に組み込まれた WAS バージョン 6.0 には、Java Message
Service (JMS) のための新規メッセージングおよびキューイング・サポートがあります。
- MQSeries
がマシンにすでにインストール済みである。この場合、メッセージングおよびキューイングのクライアントおよびサーバーは MQSeries
の機能のサブセットなので、インストールしないでください。
- JMS を使用するアプリケーションを構築しない。
- 組み込みメッセージング機能がすでにインストールされているローカルまたはリモートの WebSphere
Application Server で、JMS アプリケーションのテストを計画している。
- WebSphere MQ (以前の名称は MQSeries(R)) でのテストを計画している。
JMS アプリケーションを WebSphere バージョン 5.x テスト環境 (これらの単体テスト環境は Rational Application Developer に組み込まれています) で組み込みメッセージングを使用してテストしたい場合は、この製品に組み込まれている追加のメッセージング機能をインストールする必要があります。これは IBM WebSphere V5.x Application
Server で提供されているのと同じ 組み込みメッセージング機能です。必要なことは、組み込みメッセージング機能を Rational Application Developer または
WebSphere Application Server V5.x
のいずれかからインストールするだけです。両方のバージョンをインストールすると、後からインストールされたものが先にインストールされたものを上書きします。
メッセージングおよびキューイング機能を正常にインストールするには、
200 MB 以上のディスク・スペースが必要です。
Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールすると、
WebSphere MQ と WebSphere Messaging Publish/Subscribe の両方がインストールされます。
制限:
- Rational Application Developer のインストール CD からのインストール時に、システム上でこれらのコンポーネントのいずれか (両方ではない) が検出されると、インストールは失敗します。この失敗を回避するには、Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールする前に、システム上にすでにあるコンポーネントをアンインストールする必要があります。
- WebSphere MQ と WebSphere Messaging
Publish/Subscribe の両方の現行バージョンがすでにシステム上にある場合は、
Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールすると、両方のコンポーネントは正しく構成されますが、再インストールはされません。
- WebSphere MQ と WebSphere Messaging Publish/Subscribe
の両方がすでにシステム上にあるが、Rational Application Developer のインストール CD で提供されるバージョンと一致しない場合は、先に両方のコンポーネントをアンインストールしてから、
Rational Application Developer のインストール CD からのメッセージングおよびキューイング・サポートのインストールに進む必要があります。これらのコンポーネントをアンインストールすると、すべての MQ ユーザー・データが除去されます。
- WebSphere Application Server 5.0 または
WebSphere
Application Server 5.1 のテスト・ランタイム環境がインストールされていない場合は、これらのテスト環境サポートのためのメッセージングおよびキューイングのインストールが失敗します。
メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされなかった場合も、サーバーを開始したときに「組み込みメッセージング・クライアントのみがインストールされました
(Embedded Messaging Client only has been installed)」というメッセージを受け取ります。このメッセージは、MQ Simulator for Java Developers 用の組み込みクライアント・コードを指しており、メッセージングおよびキューイング・サポート・コードを指しているものではありません。このメッセージは無視しても問題ありません。
WebSphere バージョン 5.x テスト環境で使用するための組み込みメッセージング機能をインストールするには、以下のようにします。
- Rational Application Developer が開始された場合は、停止します。
- Rational Application Developer のインストール CD を挿入します。
- システムで自動実行が使用不可になっている場合は、インストール CD のルートから
launchpad.exe を実行します。
- 「インストール・ランチパッド (Installation Launchpad)」ウィンドウから「組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバーのインストール (Install embedded messaging client and server)」を選択し、表示されている説明に従います。バージョン 5.x のテスト・ランタイム環境がインストールされていない場合は、インストールは先に進みません。
デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは、system_drive:¥Program Files¥IBM¥WebSphere MQ¥ です (ここで、system_drive は Windows がインストールされているハード・ディスク・ドライブです)。
- メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされたら、「終了」をクリックして、インストール・ウィンドウを閉じます。
- 正常にインストールされたことを検査するには、次の操作を行います。
- WAS_localhost_server1 というキュー・マネージャーが
system_drive:¥Program Files¥IBM¥WebSphere MQ¥Qmgrs
ディレクトリーに作成されていることを確認します。
- mqEmbeddedInstall.properties というファイルが、Rational Application Developer にインストールされたテスト用のランタイム環境のディレクトリーに作成されていることを確認します。つまり、インストールされたランタイム環境が base_v5 の場合は、
mqEmbeddedInstall.properties ファイルは RA_installdir¥runtimes¥base_v5¥properties ディレクトリーに置かれます。インストールされているランタイム環境が base_v5 と base_v51 の場合は、プロパティー・ファイルは、この両方の properties ディレクトリーに置かれます。このファイルは
base_v5 および base_v51 ランタイム環境のみ に置かれ、他のランタイム環境には置かれません。
組み込みメッセージング機能をサイレント・インストールするには、以下のようにします。
- Rational Application Developer が開始された場合は、停止します。
- 組み込みメッセージング・クライアントのインストール CD を挿入します。
- メッセージングおよびキューイング・サポートのインストール CD の IBM_Embedded_MQ ディレクトリーから、1 行で次のコマンドを入力します。
java -cp setup.jar -Dis.media.home="<cd_rom>¥IBM_Embedded_MQ¥setup"
-Dis.external.home="<cd_rom>¥IBM_Embedded_MQ" run -silent
ここで、cd_rom はご使用の CD-ROM ドライブ名です。そして Enter キーを押してください。
- 注:
- Windows でメッセージングおよびキューイング・サポートのサイレント・インストールを実行している場合、インストール・プログラムはいつインストールが終了したか伝えません。この問題を訂正するには、次のいずれかをコマンド行に入力してください。
RA_installdir¥runtimes¥base_v5¥java¥bin¥java -cp setup.jar
または
RA_installdir¥runtimes¥base_v51¥java¥bin¥java -cp setup.jar
ここで、RA_installdir は Rational Application Developer のインストール・ディレクトリーです。
- 正常にインストールされたことを検査するには、次の操作を行います。
- WAS_localhost_server1 というキュー・マネージャーが
system_drive:¥Program Files¥IBM¥WebSphere MQ¥Qmgrs
ディレクトリーに作成されていることを確認します。
- mqEmbeddedInstall.properties というファイルが、Rational Application Developer にインストールされたテスト用のランタイム環境のディレクトリーに作成されていることを確認します。つまり、インストールされたランタイム環境が base_v5 の場合は、
mqEmbeddedInstall.properties ファイルは RA_installdir¥runtimes¥base_v5¥properties ディレクトリーに置かれます。インストールされているランタイム環境が base_v5 と base_v51 の場合は、プロパティー・ファイルは、この両方の properties ディレクトリーに置かれます。このファイルは
base_v5 および base_v51 ランタイム環境のみ に置かれ、他のランタイム環境には置かれません。
制限事項: 組み込みメッセージングおよびキューイング機能をアンインストールするまでは、WebSphere
バージョン 5.x テスト環境が存在している必要があり、この環境はアンインストールできません。組み込みメッセージングおよびキューイング機能をアンインストールすると、すべての MQ ユーザー・データが除去されます。
組み込みメッセージング機能をアンインストールするには、次のように操作します。
- Rational Application Developer が開始された場合は、停止します。
- 「プログラムの追加と削除」ウィンドウで「組み込みメッセージングおよびサーバー」を選択し、「削除」をクリックします。
- 画面上の指示に従って、組み込みメッセージング機能を除去します。
Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールすると、
WebSphere MQ と WebSphere Messaging Publish/Subscribe の両方がインストールされます。
制限:
- Rational Application Developer のインストール CD からのインストール時に、システム上でこれらのコンポーネントのいずれか (両方ではない) が検出されると、インストールは失敗します。この失敗を回避するには、Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールする前に、システム上にすでにあるコンポーネントをアンインストールする必要があります。
- WebSphere MQ と WebSphere Messaging
Publish/Subscribe の両方の現行バージョンがすでにシステム上にある場合は、Rational Application Developer のインストール CD からメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールすると、両方のコンポーネントは正しく構成されますが、再インストールはされません。
- WebSphere MQ と WebSphere Messaging Publish/Subscribe
の両方がすでにシステム上にあるが、Rational Application Developer のインストール CD で提供されるバージョンと一致しない場合は、先に両方のコンポーネントをアンインストールしてから、
Rational Application Developer のインストール CD からのメッセージングおよびキューイング・サポートのインストールに進む必要があります。これらのコンポーネントをアンインストールすると、すべての MQ ユーザー・データが除去されます。
- WebSphere
Application Server 5.0 または WebSphere Application Server 5.1 テスト・ランタイム環境がインストールされていないと、メッセージングおよびキューイング・サポートのインストールが失敗します。
メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされなかった場合も、サーバーを開始したときに「組み込みメッセージング・クライアントのみがインストールされました
(Embedded Messaging Client only has been installed)」というメッセージを受け取ります。このメッセージは、MQ Simulator for Java Developers 用の組み込みクライアント・コードを指しており、メッセージングおよびキューイング・サポート・コードを指しているものではありません。このメッセージは無視しても問題ありません。
マシンに初めてメッセージングおよびキューイング・サポートをインストールする場合は、次のセクションで説明するように、ユーザー・グループをセットアップします。
メッセージングおよびキューイング・サポートを初めてインストールする前に、2 つのユーザー・グループ (mqm と mqbrkrs) を作成して、デフォルト・ユーザーをそれぞれのグループに追加し、続いて「root」をそれぞれのグループに追加する必要があります。手順は次の通りです。
- root ユーザーとしてログインします。
- 端末のウィンドウで、次のコマンドを入力して、mqm ユーザー・グループを作成します。
groupadd mqm
- mqbrkrs ユーザー・グループを作成します。
groupadd mqbrkrs
- デフォルト・グループ mqm で、ユーザー ID mqm を作成します。
useradd mqm -g mqm
- デフォルト・グループ mqbrkrs で、ユーザー ID mqbrkrs を作成します。
useradd mqbrkrs -g mqbrkrs
- ユーザー root、および JMS アプリケーションを実行する予定の root 以外のユーザーを mqm および mqbrkrs ユーザー・グループに追加します。
- /etc/group ファイルを編集します。
- mqm グループ行を探します (例えば、mqm:x:101:mqm などです。この行は、ユーザーの etc/group ファイルによって多少異なる場合があります)。この行を編集して、「root」拡張子を追加します。この例では、mqm:x:101:mqm,root となります。
- mqbrkrs グループ行を探します (例えば、mqbrkrs:x:102:mqm などです。この行は、ユーザーの etc/group ファイルによって多少異なる場合があります)。この行を編集して、「root」拡張子を追加します。この例では、mqbrkrs:x:102:mqm,root
となります。
- ファイルを閉じて、変更内容を保管します。
- ログオフします。
組み込みメッセージング機能をインストールするには、以下のようにします。
- root ユーザーとしてログインします。
- Rational Application Developer が開始された場合は、停止します。
- CD-ROM に Rational Application Developer のインストール CD を挿入します。
- CD-ROM がマウントされていない場合には、次のように入力してマウントします。
mount CD_device
デフォルトで CD_device は、SuSE の場合は /cdrom、Red Hat の場合は /mnt/cdrom となります。
- 「インストール・ランチパッド (Installation Launchpad)」ウィンドウを表示するには、次のように入力します。
CD_device/launchpad.bin
- 「組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバーのインストール (Install embedded messaging client and server)」を選択します。
- 組み込みメッセージング・クライアントおよびサーバー用の
Rational Application Developer のインストール CD を挿入するよう要求されます。
- 表示されている説明に従ってください。デフォルトのターゲット・インストール・ディレクトリーは、/opt/IBM/WebSphereMQ です。
- メッセージングおよびキューイング・サポートがインストールされたら、「終了」をクリックして、インストール・ウィンドウを閉じます。
- 正常にインストールされたことを検査するには、次の操作を行います。
- WAS_localhost_server1 というキュー・マネージャーが
/var/mqm/qmgrs ディレクトリーに作成されていることを確認します。
- mqEmbeddedInstall.properties というファイルが、Rational Application Developer にインストールされたテスト用のランタイム環境のディレクトリーに作成されていることを確認します。つまり、インストールされたランタイム環境が base_v5 の場合は、mqEmbeddedInstall.properties ファイルは RA_installdir/runtimes/base_v5/properties
ディレクトリーに作成されます。インストールされているランタイム環境が base_v5 と base_v51 の場合は、プロパティー・ファイルは、この両方の properties ディレクトリーに置かれます。このファイルは
base_v5 および base_v51 ランタイム環境のみ に置かれ、他のランタイム環境には置かれません。
組み込みメッセージング機能をサイレント・インストールするには、以下のようにします。
- Rational Application Developer が開始された場合は、停止します。
- V5.x テスト環境のためのメッセージングおよびキューイング・サポートを初めてインストールする場合は、"ユーザー・グループのセットアップ" に記載されたステップを完了してください。
- Rational Application Developer のインストール CD を挿入します。
- 組み込みメッセージング・クライアントのインストール CD の
IBM_Embedded_MQ ディレクトリーから、以下のコマンドを 1 行で入力します。
./setup.bin -silent
- 正常にインストールされたことを検査するには、次の操作を行います。
- WAS_localhost_server1 というキュー・マネージャーが
/var/mqm/qmgrs ディレクトリーに作成されていることを確認します。
- mqEmbeddedInstall.properties というファイルが、Rational Application Developer にインストールされたテスト用のランタイム環境のディレクトリーに作成されていることを確認します。つまり、インストールされたランタイム環境が base_v5 の場合は、mqEmbeddedInstall.properties ファイルは RA_installdir/runtimes/base_v5/properties
ディレクトリーに作成されます。インストールされているランタイム環境が base_v5 と base_v51 の場合は、プロパティー・ファイルは、この両方の properties ディレクトリーに置かれます。このファイルは
base_v5 および base_v51 ランタイム環境のみ に置かれ、他のランタイム環境には置かれません。
制限事項: 組み込みメッセージングおよびキューイング機能をアンインストールするまでは、WebSphere
バージョン 5.x テスト環境が存在している必要があり、この環境はアンインストールできません。組み込みメッセージングおよびキューイング機能をアンインストールすると、すべての MQ ユーザー・データが除去されます。
メッセージングおよびキューイング機能をアンインストールするには、次のように操作します。
- root ユーザーとしてログインします。
- インストール・ディレクトリー (例えば、/opt/IBM/WebSphereMQ) に進みます。
- 次のように入力します。
./_uninst/uninstaller.bin
メッセージングおよびキューイング・サポートのアンインストールに失敗した場合は、ログ・ファイル (/tmp/EmbeddedMQ.log) を検査してください。
WebSphere Portal テスト環境により、ワークベンチからポータル・アプリケーションをテストすることができます。これは、
Windows
でのみ使用可能です。
WebSphere Portal テスト環境をインストールするには、以下のハードウェアがインストールされている必要があります。
- Intel Pentium IV 1.4 GHz プロセッサー以上が必要です (より高い処理能力を持つものを推奨)。
- 1.0 GB 以上の RAM が必要です (1.5 GB RAM を推奨)。
他のすべての要件は、Rational Application Developer について既に述べた要件と同じです。
ポータル・テスト環境をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- WebSphere
Application Server、
WebSphere
Portal、
WebSphere Application Server 統合テスト環境、または
WebSphere
Portal 統合テスト環境のいずれかをインストールしている場合は、そのすべてが停止されており、HTTP サーバーを停止したことを 確認してください。さもないと、インストールが失敗することがあります。
- Rational Application Developer のインストール・ランチパッドから、「WebSphere Portal V5.0 テスト環境のインストール」をクリックする。「WebSphere
Portal テスト環境」のインストーラーが開きます。
- 「次へ」をクリックします。
- 使用許諾契約書を受諾して、「次へ」をクリックする。
- ポータル・テスト環境が自動的に Rational Application Developer のインストール・ディレクトリーにインストールされる。「次へ」をクリックします。
- ポータル・テスト環境のインストールが終了したら、「終了」をクリックしてウィザードを終了する。
DB2(R) または Oracle データベースを WebSphere Portal 構成リポジトリーとして使用
デフォルトでは、
WebSphere
Portal V5.0 テスト環境は Cloudscape(TM) データベースをインストールおよび使用して、ポータル・リソースにアクセスするためのユーザー ID、信任状、およびアクセス権に関する情報を保管します。
Cloudscape は基本的なポータル環境に適した WebSphere Portal の組み込み
Java
データベースです。
DB2
または Oracle データベースをインストールして構成するには、
www.ibm.com/websphere/portal/library
の「WebSphere
Portal、バージョン 5.0.2 InfoCenter」を参照してください。この説明は、
WebSphere
Portal、バージョン 5.0.2 InfoCenter の、「インストール」>「データベース」の下にあります。
DB2
または Oracle を使用した
WebSphere
Portal の構成ステップを開始する前にディレクトリーを、
Rational Application Developer がインストールされているディレクトリーの
¥runtimes¥portal_base_v5¥config サブディレクトリーに変更し、以下のコマンドを実行する必要がある点に注意してください。
WPSconfig.bat wpcpconfigure
InfoCenter の構成説明を参照する場合、InfoCenter の
<wp_root> は Rational Application Developer がインストールされているディレクトリーの ¥runtimes¥portal_v50 サブディレクトリーに対応しており、<was_root> は Rational Application Developer がインストールされているディレクトリーの ¥runtimes¥portal_base_v5 サブディレクトリーに対応している点に注意してください。データベース接続を検査するには、
InfoCenter で説明されているステップに従う代わりに、
WebSphere Portal
5.0 テスト環境を作成してサーバーを開始してください。
WebSphere Portal テスト環境 5.0 のアンインストール
アンインストールを実行するには、以下のステップに従ってください。
- コントロールパネルを開く。
- 「プログラムの追加と削除」をクリックする。
- 「WebSphere
Portal V5.0 テスト環境」を選択し、「変更/除去」ボタンをクリックする。
- 画面の指示に従ってポータル・テスト環境をアンインストールする。
異常終了したインストールなど、場合によって、アンインストーラーが完了しておらず、機能していない可能性があります。そのような場合は、以下の手順を使用して手動でアンインストールを完了してください。
- コマンド・プロンプトから regedit.exe を呼び出して、
Windows
システム・レジストリーを編集します。
注意してレジストリーを処理する: regedit.exe エディターを使用してレジストリーを表示して編集しているときに間違いをすることがあります。エディターは編集エラーに関する警告を出しません。これは非常に危険です。破壊されたレジストリーによりシステムの実行が中断され、
Windows
オペレーティング・システムを再インストールするしかなくなることがあります。
- キー HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥IBM¥WebSphere
Portal Server¥5.0.0.0 を展開して選択する。
- メニュー・バーから「編集」>「削除 」をクリックしてキーを削除する。
- キーの削除を確認するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックする。
- 終了したら、メニュー・バーから「レジストリー」>
「終了」をクリックする。
- 以下のディレクトリーを、サブディレクトリーを含めて
<rational_installdir>¥runtimes ディレクトリーから削除する。
- portal_base_v5
- portal_v50
ここで、<rational_installdir> は
Rational Application Developer をインストールしたディレクトリーです。
Portal テスト環境により、ワークベンチからポータル・アプリケーションをテストすることができます。バージョン 5.1 はバージョン 5.0 に加えて新機能を提供しており、
Rational Application Developer でサポートされるすべての
Windows
環境でサポートされます。バージョン 5.1 は、Red Hat Enterprise
Linux
Workstation、バージョン 3.0 でもサポートされます。
- 注:
- WebSphere Application Sever 5.1 は、
WebSphere Portal テスト環境、バージョン 5.1 と共に自動的にインストールされます。
WebSphere
Portal テスト環境をインストールするには、以下のハードウェアがインストールされている必要があります。
- Intel
Pentium IV 1.4 GHz プロセッサー以上が必要です (より高い処理能力を持つものを推奨)。
- 1.0 GB 以上の RAM が必要です (1.5 GB RAM を推奨)。
他のすべての要件は、Rational Application Developer について既に述べた要件と同じです。
CD-ROM からのインストール
ポータル・テスト環境をインストールするには、事前に Rational Application Developer をインストールしておく必要があります。Portal テスト環境のインストールを開始する前に、
Rational Application Developer を停止することをお勧めします。
WebSphere
Portal テスト環境 5.1 をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- WebSphere
Application Server、
WebSphere
Portal、
WebSphere Application Server 統合テスト環境、または
WebSphere
Portal 統合テスト環境のいずれかをインストールしている場合は、そのすべてが停止されており、HTTP サーバーを停止したことを確認してください。さもないと、インストールが失敗することがあります。
- WebSphere
Portal 5.1 のセットアップ CD を挿入します (Portal テスト環境は、メイン Rational Application Developer インストール・ランチパッドからはインストールできません)。
- Windows
システムでは、インストール・プログラムは自動的に起動されます。起動されない場合は、インストール CD のルートから install.bat ファイルを実行してください。
Linux システムでは、インストール CD のルートから install.sh を実行してください。
- インストール・プログラムの実行に使用する言語を選択し、「OK」をクリックして継続します。
- インストール・プログラムのウェルカム・ページの情報を読み、「次へ」をクリックします。
- 使用許諾契約書を受諾して、「次へ」をクリックします。
- 「テスト環境」ラジオ・ボタンを選択し、「次へ」をクリックします。
- 注:
- プラットフォームによっては、オペレーティング・システムの前提条件検査に失敗したことを示すエラー・メッセージを受け取ることがあります。その理由は、一部のオペレーティング・システム (例: Red Hat
Enterprise Linux Workstation バージョン 3.0) は、ポータル・テスト環境でのみサポートされているからです。このメッセージは無視しても問題ありません。「OK」をクリックしてインストールを継続してください。
- WebSphere Application
Server V5.1 のデフォルト・インストール・ディレクトリーを受け入れるか、ブラウズして新規ディレクトリーを選択し、「次へ」をクリックします。デフォルトのインストール・ディレクトリーは、
Windows では C:¥Program Files¥Portal51UTE¥AppServer であり、
Linux では
opt/Portal51UTE/AppServer です。十分なスペースがない場合を除き、デフォルトのインストール・ディレクトリーを推奨します。
- ポータル・テスト環境のデフォルト・インストール・ディレクトリーを受け入れるか、またはブラウズして新規ディレクトリーを選択し、「次へ」をクリックします。デフォルトのインストール・ディレクトリーは、
Windows では C:¥Program Files¥Portal51UTE¥PortalServer であり、
Linux では
opt/Portal51UTE/PortalServer です。十分なスペースがない場合を除き、デフォルトのインストール・ディレクトリーを推奨します。
- ポータル・テスト環境で使用したいユーザー ID とパスワードを指定します。「次へ」をクリックします。
- 要約画面の情報を検討し、「次へ」をクリックします。
- プロンプトが表示されたら、該当する WebSphere Portal
5.1 CD を挿入して、そのドライブ・ロケーションを指定します。
- インストールが終了したら、「終了」をクリックしてインストール・プログラムを閉じます。
注:
Rational Application Developer を使用して作業するための Portal テスト環境 5.1 の構成について詳しくは、「WebSphere
Portal Test Environment V5.1 の構成」というオンライン・ヘルプ・ファイルを参照してください。
電子イメージからのインストール
ソフトウェアのインストールを可能にするには、適切なディレクトリーを作成してから、各ファイルの内容をそのディレクトリーにダウンロードして抽出してください。
- 注:
- イメージはそのイメージがサポートする同じプラットフォームにダウンロードし、抽出し、そこで実行する必要があります。例えば、イメージのタイトルが
Windows
のみをリストしている場合は、そのイメージは
Windows
システムにのみダウンロードし、抽出し、実行することができます。
WebSphere
Portal テスト環境、バージョン 5.1 には、次の CD イメージが必要です。
-
cdSetup、cd1-1、cd1-2、cd1-15、cd2、cd3。
-
cdSetup、cd1-3、cd1-4、cd1-16、cd2、cd3。
適切なディレクトリーを作成してファイルをダウンロードするには、以下のステップを実行してください。
- ダウンロードするイメージごとにディレクトリーを作成する。
同一マシン上の共通ディレクトリー内に新規ディレクトリーを作成し、先頭に文字 cd を付けて、タイトルで提供されている対応するディスク ID に従って新規ディレクトリーの名前を付けます。例えば、cdSetup、cd1-1、cd1-2 など。
- Windows
の例: 共通ディレクトリー (例えば、Portal_images) を作成し、その共通ディレクトリー内に次のディレクトリーを作成します: cdSetup、cd1-1、cd1-2、cd1-15、cd2、cd3。
- Linux の例: 共通ディレクトリー (例: Portal_images) を作成し、この共通ディレクトリー内に次のディレクトリーを作成します: cdSetup、cd1-3、cd1-4、cd1-16、cd2、cd3。
- 各イメージをダウンロードしてその内容を抽出します。
各イメージをそのイメージ独自のディレクトリーにダウンロードします。以下のステップは、特定イメージをダウンロードして抽出する方法についての説明を提供します。これらのステップは、例として次のイメージを使用します:
WebSphere Portal V5.1 - ブラジル・ポルトガル語、
フランス語、ドイツ語、国際英語、イタリア語、日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、スペイン語、
中国語 (繁体字) 用の Windows および Linux のセットアップ・マネージャー (セットアップ)
ファイル名 C7003ML.zip
このイメージの内容をダウンロードして抽出するには、以下のステップを実行してください。
- cdSetup という名前のディレクトリーを作成する。
- C7003ML.zip を cdSetup ディレクトリーにダウンロードする。
- C7003ML.zip からファイルを cdSetup ディレクトリーに抽出する。
- 抽出イメージのインストール準備ができたら、前述の『CD-ROM からのインストール』セクションを参照してください。
DB2 または Oracle データベースを WebSphere Portal 構成リポジトリーとして使用
デフォルトで、
WebSphere
Portal V5.1 テスト環境は
Cloudscape データベースをインストールおよび使用して、ポータル・リソースにアクセスするためのユーザー ID、信任状、およびアクセス権を保管します。
Cloudscape は基本的なポータル環境に適した WebSphere Portal の組み込み
Java
データベースです。
DB2
または Oracle データベースをインストールして構成するには、
www.ibm.com/websphere/portal/libraryの「WebSphere
Portal V5.1 InfoCenter」を参照してください。この説明は、WebSphere
Portal、バージョン 5.1 InfoCenter の、「構成」>「データベース」の下にあります。
InfoCenter の構成説明を参照する場合、
InfoCenter の <wp_root> は
WebSphere
Portal 5.1 テスト環境のインストール・ディレクトリーに対応し、
InfoCenter の <was_root> は
WebSphere
Application Server V5.1 のインストール・ディレクトリーに対応しますので注意してください
(デフォルト・ロケーションについては上記を参照)。また、データベース接続を検査するには、
InfoCenter のステップに従うのではなく、
WebSphere
Portal 5.1 テスト環境を作成してサーバーを開始します。
WebSphere Portal テスト環境、 バージョン 5.1 の構成
Rational Application Developer を使用して作業するためには、以下の手順で Portal テスト環境 5.1 を構成する必要があります。
- 「Rational Application Developer」を開始する。
- メニュー・バーから「ウィンドウ」>「設定」>「サーバー」
>「インストール済みランタイム」を選択する。「インストール済みサーバー・ランタイム環境」ページが表示されます。
- 「WebSphere
Portal v5.1 スタブ」を選択し、「編集」を選択する。「サーバー・ランタイムの編集」ページが表示されます。
- WebSphere
Portal v5.1 に名前を変更し、
WebSphere Portal ロケーションと
WebSphere
Application Server ロケーションを指定する (例えば、それぞれ
C:¥Program Files¥Portal51UTE¥PortalServer および C:¥Program Files¥Portal51UTE¥AppServer)。
- 「終了」をクリックし、「OK」をクリックする。
V5.1 ポータル・テスト環境のアンインストール
ポータル・テスト環境をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- ポータル・テスト環境をインストールしたディレクトリーに移動する。
- PortalServer¥uninstall サブディレクトリーに移動し、「アンインストール」アプリケーションを実行する。
- 画面の指示に従う。
異常終了したインストールなど、場合によって、アンインストーラーが完了しておらず、機能していない可能性があります。このような場合には、手動でアンインストールを完了する必要があります。手動による
WebSphere Portal テスト環境、バージョン 5.1 のアンインストールについて詳しくは、
WebSphere Portal V5.1 InfoCenter を参照してください。
Crystal Enterprise はデータ・アクセス、レポート作成、および情報配信のための共通のアーキテクチャーです。これは既存のデータ、Web、およびアプリケーション投資とシームレスに統合するように設計されています。Crystal Enterprise は Crystal Reports を基に、多くのユーザーに対して情報をスケーリングするための有効なソリューションです。
Crystal Enterprise Embedded Edition には、
Web アプリケーションのためのオンデマンド・レポート・サーバーが含まれており、単一の部門アプリケーションにレポートを組み込むのに最適です。これは、
Windows でのみ使用可能です。
Crystal Enterprise Professional Edition は、複雑な対話式のレポートを Web で管理して安全に配布したり、イントラネット、エクストラネット、インターネット、および企業のポータル・アプリケーションに統合するための中央プラットフォームです。Professional Edition には、Embedded Edition のすべての機能が組み込まれており、
Windows
と Linux の両方で使用可能です。
Crystal Enterprise Embedded and Professional Edition の詳細な比較については、
www.businessobjects.com/global/pdf/products/reporting/crystalenterprise/ce10_editions.pdf を参照してください (Acrobat PDF ファイルを開くには、Adobe Reader
ソフトウェアがインストール済みである必要があります。これは www.adobe.com/products/acrobat/readstep2.html からダウンロードできます)。Crystal Enterprise の一般的な詳細情報については、
www.businessobjects.com/products/reporting/crystalenterprise/default.asp
を参照してください。
Crystal Enterprise はレポート作成、分析、および情報配信のための統合スイートとして、エンド・ユーザーの生産性を向上し、管理業務を削減するためのソリューションを提供します。
Crystal Enterprise V10 Embedded Edition のインストール
Crystal Enterprise V10 Embedded Edition をインストールするには、以下のステップに従ってください。
- Crystal Enterprise V10 Embedded Edition ディスクを挿入する。
- Rational Application Developer のインストール・ランチパッドから、「Crystal Enterprise V10 Embedded Edition のインストール」をクリックする。Crystal Enterprise のインストーラーが開きます。
- 「次へ」をクリックする。使用許諾契約書を受諾して、再び「次へ」をクリックする。
- 「フル」インストールまたは「カスタム」インストールのいずれかを選択する。
- デフォルト・インストールは、「フル」インストールです。これは推奨オプションで、すべてのデフォルト・コンポーネントを次の場所にインストールします: C:¥Program Files¥Crystal Decisions。
- ロケーションなど、インストールについてカスタマイズしたいものがある場合は、「カスタム」ラジオ・ボタンを選択して、「次へ」をクリックしてください。希望に応じてオプションをカスタマイズしてください。カスタム・インストール・オプションについて詳しくは、
Crystal Enterprise V10 Embedded Edition CD の en/docs サブフォルダーにある
install.pdf ファイルを参照してください。
- 「次へ」をクリックして進み、再び「次へ」をクリックしてインストールを開始する。
- インストールが終了したら、「次へ」をクリックして
Crystal Enterprise を登録するか、「後で登録」をクリックして後で製品を登録する。
- 「終了」をクリックしてインストール・ウィザードを終了する。
また、Crystal Enterprise V10 Embedded Edition を日本語でインストールすることもできます。
jp サブディレクトリーから setup.exe を実行してインストール・ウィザードを起動し、前述リストと同じ指示に従ってください。
Crystal Enterprise V10 Embedded Edition のアンインストール
Crystal Enterprise (英語または日本語版) をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- コントロールパネルを開く。
- 「プログラムの追加と削除」をクリックする。
- 「Crystal Enterprise 10 Embedded」を選択し、「削除」ボタンをクリックする。
Crystal Enterprise がシステムから除去されます。
Crystal Enterprise V10 Professional Edition のインストール
Crystal Enterprise V10 Professional Edition を
Windows
にインストールするには、以下のステップに従ってください。
- Windows 用の Crystal Enterprise V10 Professional Edition ディスクを挿入する。
- Rational Application Developer のインストール・ランチパッドから、「Crystal
Enterprise V10 Professional Edition のインストール」をクリックする。Crystal Enterprise のインストーラーが開きます。
- 「次へ」をクリックする。使用許諾契約書を受諾して、「次へ」をクリックする。
- デフォルト・インストール・ディレクトリーを受け入れるか、またはブラウズして新規ディレクトリーを選択できる。「次へ」をクリックします。
- 選択可能なインストールは次の 3 タイプです: 新規、
拡張、およびカスタム。
- デフォルト・オプションは新規インストールです。これにより、新規 Crystal Enterprise システムがインストールされます。
- 既存の Crystal Enterprise システムを拡張したい場合は、「拡張」ラジオ・ボタンを選択して、「次へ」をクリックしてください。「既存の CMS 名」(ここで、CMS はユーザーの Crystal Management Server) を入力し、「Crystal Enterprise システム」に追加したいサーバーを選択することができます。既存の Crystal Enterprise システムの拡張について詳しくは、Crystal Enterprise V10
Professional Edition CD にある docs¥install.pdf ファイルを参照してください。
どのアプリケーション機能をインストールするかカスタマイズしたい場合は、「カスタム」ラジオ・ボタンを選択して、「次へ」をクリックしてください。インストールしたい機能を選択します。カスタム・インストールについて詳しくは、Crystal Enterprise V10
Professional Edition CD にある docs¥install.pdf ファイルを参照してください。
- 「次へ」をクリックして先に進む。
- 互換性のある Web サーバーをまだインストールしていない場合は、警告メッセージを受け取る。「次へ」をクリックして先に進みます。
- 「新規」インストールを選択し、セットアップ・プログラムが
Microsoft(R)
Data Engine (MSDE) または SQL Server を検出すると、
Microsoft SQL Server 認証ダイアログ・ボックスが開く。Crystal Management Server (CMS) 用にセットアップしたデータベース・アカウントに対応する ID とパスワードを提供する必要があります。そうしないと、セットアップ・プログラムが既存の MSDE または SQL Server データベースを検出しないと、MSDE セキュリティー構成ダイアログ・ボックスが開きます。
MSDE と共にインストールされるデフォルト SQL 管理者アカウントの ID とパスワードを提供する必要があります。Crystal Management Server (CMS) または
Microsoft Data Engine (MSDE) について詳しくは、Crystal Enterprise V10 Professional Edition CD にある docs¥install.pdf ファイルを参照してください。「次へ」をクリックして進み、再び「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
- 既存の Crystal Enterprise システムの拡張を選択し、追加の CMS の追加を選択した場合は、「CMS データベース情報」ダイアログが開く。
CMS が既存の CMS データベースへの接続に使用しなければならないデータベース接続のタイプを指定してください。「次へ」をクリックして進み、再び「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
- 「カスタム」インストールを選択した場合は、「CMS クラスタリング (CMS Clustering)」ダイアログが開く。この新規システムを既存のシステムとクラスター化したい場合以外は、「いいえ」を選択し、「次へ」をクリックして進んでください。セットアップが Microsoft Data Engine (MSDE) または SQL Server
を検出すると、Microsoft SQL Server 認証ダイアログ・ボックスが開きます。Crystal Management Server (CMS) 用にセットアップしたデータベース・アカウントに対応する ID とパスワードを提供する必要があります。そうしないと、セットアップ・プログラムが既存の MSDE または SQL Server データベースを検出しないと、MSDE セキュリティー構成ダイアログ・ボックスが開きます。
MSDE と共にインストールされるデフォルト SQL 管理者アカウントの ID とパスワードを提供する必要があります。Crystal Management Server (CMS) または
Microsoft
Data Engine (MSDE) について詳しくは、Crystal Enterprise V10 Professional Edition CD にある
docs¥install.pdf ファイルを参照してください。「次へ」をクリックして進み、再び「次へ」をクリックしてインストールを開始します。
- インストール中にマシンのリブートを求めるプロンプトが表示されることがある。
- インストールが終了したら、「次へ」をクリックして
Crystal Enterprise を登録するか、「後で登録」をクリックして後で製品を登録する。
- 「終了」をクリックしてインストール・ウィザードを終了する。
また、Crystal Enterprise V10 Professional Edition を日本語でインストールすることもできます。
Windows
CD の Crystal Enterprise V10 Professional Edition 日本語版のルート・ディレクトリーに移動し、
setup.exe を実行してインストール・ウィザードを起動します。上記リストと同じ指示に従ってください。ただし、日本語のインストール・ウィザードは、Windows CD の Crystal Enterprise V10 Professional
Edition 日本語版から直接起動する必要があります。
Crystal Enterprise V10 Professional Edition を
Linux にインストールするには、以下のステップに従ってください。
- Linux 用の
Crystal Enterprise V10 Professional Edition ディスクを挿入して CD-ROM をマウントする。
- インストール・ディスクのルート・ディレクトリーにある install.html ファイルを開く。このファイルには、Crystal Enterprise V10 Professional Edition を
Linux にインストールするための完全な解説が記載されています。システムを準備してインストール・プロセスを実行するには、このファイル内の解説を参照する必要があります。また、製品をインストールする前に、release.htm ファイルの『Installation』セクションも参照してください。このファイルは、インストール・ディスクのルート・ディレクトリーにあります。
- インストール・スクリプトの実行を開始する前に、install.html ファイルの『Setting up your
Linux system』セクションを参照して、すべての必要な作業を実行する。
- 製品をインストールする前に、すべてのアンチウィルス・ソフトウェアを無効にする。
- install.html ファイルの『Running the installation script』の解説に従って、インストール・プロセスを実行する。このセクションでは、ユーザー・インストールの手順が説明されています。
注:
- 『Running the installation script』の解説では、licensetext ファイル (製品の配布パッケージに付属) と、Crystal Enterprise のバイナリー (.gz 拡張子) が含まれたファイルを HOME
ディレクトリーにコピーするように指示されます。これらのファイルは、インストール・ディスクの linux_x86 ディレクトリーにあります。
- 『Running the installation script』には、製品のアクティベーション・キー・コードを入力するように指示するステップがあります。このステップは無視してかまいません。
- インストール・スクリプトが完了したら、Crystal Enterprise Web デスクトップと Crystal
Enterprise ランチパッドをデプロイする必要がある。
install.html ファイルの『Deploying the Crystal Enterprise web desktop』セクションを参照してください。
- Web Component Adapter (WCA) のデプロイ (複数の WCA のデプロイを含む) については、
install.html ファイルの『Deploying the Web Component Adapter』セクションを参照してください。
- アンチウィルス・ソフトウェアを有効にする (インストール開始前に無効にした場合)。
また、Crystal Enterprise V10 Professional Edition を日本語でインストールすることもできます。その場合は、
Linux
CD の Crystal Enterprise V10 Professional Edition 日本語版の日本語バージョンを使用して、上記リストと同じ指示に従ってください。
Crystal Enterprise V10 Professional Edition のアンインストール
Windows
上から Crystal Enterprise (英語または日本語版) をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- コントロールパネルを開く。
- 「プログラムの追加と削除」をクリックする。
- 「Crystal Enterprise 10」を選択し、「削除」ボタンをクリックする。
Crystal Enterprise がコンピューターから除去されます。
Linux 上から
Crystal Enterprise (英語または日本語版) をアンインストールするには、以下のステップに従ってください。
- インストールの crystal ディレクトリーで
uninstallCE.sh スクリプトを実行する。このスクリプトは、
Crystal Enterprise の元のインストール中にインストールされたすべてのファイルを削除します。
Rational Product Updater は、システム上にインストールされているすべての
Rational
ソフトウェア開発製品のトラックを保持し、製品更新と新機能を検索してインストールするツールです。
Product Updater は初めてインストールされる
Rational ソフトウェア開発製品と共に自動的にインストールされます。これ以降インストールされるすべての Rational ソフトウェア開発製品は、自動的にこのツールに登録されます。これらの製品について、以下の種類の更新を検索し、自動的にインストールすることができます。
- 製品更新。フィックスパック、リフレッシュ・パック、および暫定修正など。
- 新機能を提供するオプショナル機能。
更新間の依存関係がある場合は、自動的に強制されます。Product Updater を使用すると、単一ロケーションからすべての Rational
ソフトウェア開発製品の更新を管理することができます。Product Updater は自身の更新も行います。
また、Product Updater の使用により、以下のタスクも実行することができます。
- インストール済みのフィックスやオプショナル機能についての情報など、インストールされている
Rational
ソフトウェア開発製品の詳細なリストを作成します。
- 1 つ以上のローカル (プロキシー) 製品の更新サイトを作成します。それにより組織に所属するユーザーはすべてインターネットから更新をインストールする必要がありません。
ツールの使用に関する情報については、Product Updater のヘルプ・システムを参照してください。このヘルプには以下の方法でアクセスすることができます。
- Product Updater を起動するには、Rational Application Developer で「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」>
「IBM Rational Product Updater」を選択する。
- Product Updater で、「ヘルプ」>「ヘルプ目次」を選択する。
著作権および特記事項を参照