単一のコンピュータに対して複数の Request Manager を構成する

単一のサーバー コンピュータで使用できるハードウェア リソースを最大に使用するため、複数の Request Manager を同時に実行させることができます。

Registry Server は、Request Manager プロセスのライフ サイクルを制御します。 開始時に、Registry Server は Request Manager は 1 つ以上のインスタンスを作成します。それが Automatic Recycle 構成によって指定された期間中に依頼を処理します。Automatic Recycle について詳しくは、「Rational ClearQuest Web Request Manager の自動再生の構成」を参照してください。

1 つのコンピュータで使用できる Request Manager の最大数は、使用可能な中央演算処理装置 (CPU) の数に等しくなります。Request Manager の数が、正しく構成されていないか、使用可能な CPU の数を超えた場合、Registry Server は、中央演算処理装置と同じ Request Manager 数を作成します (これはデフォルト動作です)。

複数の Request Manager を構成するには、ファイル <INSTALLATION ROOT>¥clearquest¥cqweb¥csm.properties 編集して、使用可能な CPU の数以下の NUMBER_REQUEST_MANAGERS プロパティの値を指定します。このプロパティをコメント化すると、デフォルト動作が使用できます。
注: NUMBER_REQUEST_MANAGERS プロパティを 4 つより多い Request Manager に構成し、それらをサポートする CPU がある場合は、追加ポートをポート定義 (JTLRMISERVICEPORTJTLRMISERVERFILESERVERPORTS、および CSM_ADAPTER_NOTIFICATION_LISTENER_PORT) で使用可能にしておく必要があります。 追加の各 Request Manager で新規ポートを使用可能にします。詳細については、「Rational ClearQuest Request Manager が 使用するポート」を参照してください。

Automatic Recycle 機能を使用可能にした、複数の Request Manager の開始およびシャットダウン方法の例については、「時間間隔ベースの Automatic Recycle」と「依頼数ベースの Automatic Recycle」を参照してください。



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