ユーザー データベース

ユーザー データベースは、あるプロセス モデルのためのユーザー データのコレクションです。

各ユーザー データベースを特定のスキーマの特定のバージョンと関連付けます。 例えば、図 1 で、 各ユーザー データベースは、スキーマ リポジトリに保管されたスキーマのバージョンを使用します。 スキーマは、データをそのデータベース内で保管し、変更する方法を定義します (すなわち、ユーザー データベースはスキーマのバージョンのインスタンスです)。 ユーザーは、 変更依頼に関する情報を追加または更新するときに、ユーザー データベース内のデータを 変更しますが、これらの変更はスキーマには何の影響もありません。

IBM® Rational® ClearQuest® は、変更依頼をユーザー データベース内のレコードとして保管します。 変更依頼がそのライフ サイクルを進行していくにつれて、レコード内に保管されたデータが それに応じて変更されます。

複数のユーザー データベースを作成し、単一のスキーマと関連付けることができます。 例えば、障害を訂正するための同じプロセス モデルを使用する 3 つのプロジェクトがある場合、 それぞれのプロジェクトごとに 1 つのユーザー データベースを作成し、3 つ全部を 同じスキーマに関連付けることができます。 図 1 では、 2 つのユーザー データベースが、スキーマ A のバージョン 3 を使用します。

図 1. スキーマ リポジトリとスキーマ
接続またはデータベース セット セットと、それに関連したユーザー データベースおよびスキーマ リポジトリ



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