スキーマへの TMTestLog と障害の参照の追加

バージョン 7.0 Enterprise スキーマを使用していない場合、Rational® ClearQuest® Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用しているときに、[テスト結果] ビューと、[Test Manager] ビューの [実行] ページからの、直接の障害レコードの登録を可能にできます。
TMTestLog と障害の参照に対してスキーマを使用可能にするには:
  1. [スタート] > [すべてのプログラム] > [IBM Rational Software] > [Rational ClearQuest] > [ClearQuest Designer] をクリックして、Rational ClearQuest Designer を開始します。
  2. CQTM パッケージを適用したスキーマをチェックアウトします。
  3. [レコード タイプ - 状態なし] フォルダを開きます。
  4. [TMTestLog] フォルダを展開し、フィールド項目を開きます。
  5. フィールド テーブルでいずれかの空のセルをクリックし、[フィールドの追加] オプションを選択します。
  6. 新しいフィールドについて、全般タブでプロパティを入力します。
    1. [フィールド名] に Defects と入力します。
    2. [列名] に defects と入力します。
    3. [タイプ] に REFERENCE_LIST と入力します。
    4. [参照先] に Defect と入力します。
    5. [バック参照] に CQTMTestLogs と入力します。
  7. プロパティ ウィンドウを閉じて、TMTestLog の下で [フォーム] フォルダを展開します。
  8. TestLog フォームを開き、[編集] > [タブの追加] をクリックします。
  9. 新しく作成されたタブであるダイアログ タブをクリックし、 [表示] > [フィールド リスト] をクリックします。
  10. [フィールド リスト] ウィンドウを使用して、障害項目をドラッグして新しいタブであるダイアログ タブに置きます。
  11. フォーム上のコントロールを、必要に応じて表示されるよう調整します。列見出しを選択してから [列の追加] をクリックすると、 この参照リストに列を追加できます。列のプロパティを変更するには、列を選択してから [プロパティ] をクリックします。バージョン 7.0 Enterprise スキーマでサポートされる列のプロパティは、次のとおりです。
    1. 列 1 のフィールド名Defects.idラベルid です。
    2. 列 2 のフィールド名Defects.Headlineラベル] は Headline です。
    3. 列 3 のフィールド名Defects.StateラベルState です。
  12. ダイアログ タブを選択し、[タブのプロパティ] を クリックします。タブのキャプションを &Generated Defects に変更します。
  13. [レコード タイプ] フォルダを展開し、 [障害] フォルダを展開します。[フォーム] フォルダを展開し、Defect_Base フォームを開きます。
  14. ステップ 8 から 10 を繰り返して、新しいタブを Defect_Base フォームに追加します。 バージョン 7.0 Enterprise スキーマでサポートされる列のプロパティは、次のとおりです。
    1. 列 1 のフィールド名CQTMTestLogs.ConfiguredTestCase.idラベルid です。
    2. 列 2 のフィールド名CQTMTestLogs.ConfiguredTestCase.HeadlineラベルHeadline です。
    3. 列 3 のフィールド名CQTMTestLogs.VerdictラベルVerdict です。
    4. 列 4 のフィールド名CQTMTestLogs.BuildラベルBuild です。
  15. ダイアログ タブを選択し、[タブのプロパティ] を クリックします。タブのキャプションを &Test Logs に変更します。
  16. [ファイル] > [作業内容の保存] をクリックし、[ファイル] > [チェックイン] をクリックして変更内容をスキーマにチェックインします。
  17. [データベース] > [データベースのアップグレード] をクリックすることによって、ユーザー データベースをアップグレードして変更内容を追加します。
TMTestLog と障害の関連をサポートするようスキーマをカスタマイズした後、 Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用すると、[テスト結果] ビューから、または [Test Manager] ビューの [実行] ページ から [登録] をクリックすることによって、関連する障害を登録できます。

テスト結果からの障害の登録について詳しくは、 Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse の Rational ClearQuest ヘルプ システムを参照してください。



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