Rational ClearQuest 要求レコードがある場合のワークフロー

任意の Rational ClearQuest クライアントを使用して、ワークフロー内において 使用される Rational® ClearQuest® レコードを作成できます。このワークフローに必要なすべてのアクションを実行するには、Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。

Rational RequisitePro バージョン 1.8 統合が構成されている場合、Rational ClearQuest 要求レコード と Rational ClearQuest Test Manager フォームをサポートするワークフローを使用できます。テスト計画階層が構成された後、 テスト スクリプトは、共有 UNC/SMB パスまたは Rational ClearCase® VOB に保存された ファイル ロケーションを使用して実行できます。さらに、Rational RequisitePro® を使用して、 Rational ClearQuest 要求レコード (これはテスト計画、テスト ケース、または構成済みテスト ケース レコードに 関連付けることが可能) を Rational RequisitePro データベースにある 親の要求レコードと同期させることができます。詳しくは、Rational ClearQuest 要求レコードの Rational ClearQuest Test Manager での使用を参照してください。

このワークフローは、テスト アセットの作成と管理、Rational ClearQuest 要求レコードとテスト アセットの関連付けをサポートします。ワークフローには、2 つの変化形があります。1 つは、構成済みテスト ケース レコードの実行を基にしたものです。
  1. アセット レジストリ レコードを作成します。
  2. テスト計画レコードを作成します。
  3. テスト計画レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  4. テスト ケース レコードを作成します。
  5. テスト ケース レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  6. 構成レコードを作成します。
  7. 構成済みテスト ケース レコードを作成します。
  8. 構成済みテスト ケース レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  9. 反復レコードを作成します。
  10. Rational テスト ツールを使用してテスト スクリプト ファイルを作成します。
  11. テスト スクリプト ファイルのファイル ロケーションを作成します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  12. テスト スクリプト ファイルをテスト ケースまたは構成済みテスト ケース レコードに関連付けます。 (Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  13. 構成済みテスト ケース レコードを実行します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  14. テスト結果を確認します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  15. テスト結果項目をコミットして、実行された構成済みテスト ケース レコードに関連付けられたテスト ログ レコードを作成します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  16. クエリーを実行して、親テスト レコードに要求が関連付けられている、すべての実行された構成済みテスト ケース レコードに関してテスト結果を分析します。
もう 1 つのワークフローは、テスト スイートの実行を基にしたものです。
  1. アセット レジストリ レコードを作成します。
  2. テスト計画レコードを作成します。
  3. テスト計画レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  4. テスト ケース レコードを作成します。
  5. テスト ケース レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  6. 構成レコードを作成します。
  7. 構成済みテスト ケース レコードを作成します。
  8. 構成済みテスト ケース レコードを Rational ClearQuest 要求レコードと関連付けます。
  9. 反復レコードを作成します。
  10. Rational テスト ツールを使用してテスト スクリプト ファイルを作成します。
  11. テスト スクリプト ファイルのファイル ロケーションを作成します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  12. テスト スクリプト ファイルをテスト ケースまたは構成済みテスト ケース レコードに関連付けます。 (Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  13. テスト スイート レコードを作成します。
  14. 関連付けられた構成済みテスト ケース レコードの関連付けと順序付けを行います。 (Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  15. テスト スイート レコードを実行します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  16. テスト結果を確認します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  17. テスト結果項目をプロモートして、実行されたテスト スイート レコードに関連付けられたスイート ログ レコードを作成します。(Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse を使用する必要があります。)
  18. クエリーを実行して、親テスト レコードに要求が関連付けられている、 実行されたテスト スイート レコード内のすべての実行された構成済みテスト ケース レコードに関してテスト結果を分析します。

関連付けられた Rational ClearQuest 要求レコードまでテスト結果をトレースすることで、 テスト対象システムについて定義された要求の検証に対して進行状況をモニターできます。



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