Internet Information Server の URL リダイレクトの構成

HTTP 要求をポート 80 でリッスンする Microsoft Internet Information Server (IIS) のインスタンスと RWP がホスト上で共存する必要がある場合は、RWP を再構成して HTTP 要求を別のポートでリッスンするようにします。 デフォルト RWP HTTP ポートを変更するにはを参照し、次のいずれかの操作を実行します。
  • RWP のこのインスタンスによって処理される IBM Web インターフェイスが使用する Web アドレスに、 ポート指定子 (たとえば http://hostname:81/application_directory_name/login/) など) を 含める。
  • IIS のリダイレクト機能を使用して、ポート 80 に指定された (IIS により受信された) IBM Web インターフェイスの Web アドレスが強制的に RWP にリダイレクトされるようにする。
IIS がリダイレクトを使用するように構成するには:
  1. IIS 構成ユーティリティ (Internet Services Manager) を実行します。
  2. IIS の [既定の Web サイト] フォルダに、次の新しい仮想ディレクトリを作成します。
    • [仮想ディレクトリ別名] には、この仮想フォルダを 使用する Web クライアントの名前を反映した名前を 選択します (たとえば、ccwebcqweb)。
    • [Web サイトのコンテンツのディレクトリ パス] には、Web サーバー ホスト上の 物理ディレクトリを指定する必要があります。このディレクトリは ホスト上に存在している必要がありますが、ステップ 4 で リダイレクトを構成した後は、Web サイト コンテンツを保持するためには使用されません。 この目的のために新しいディレクトリを作成して、保護を設定してください。 そうすることにより、そのディレクトリが誤って削除される可能性が減ります。
      注: このディレクトリを RWP インストール ディレクトリのサブディレクトリとして作成した場合、RWP を ホストに再インストールすると削除されます。
    • [アクセス許可] には、[読み取り] と [ASP などのスクリプトを実行する] を指定します。
  3. ステップ 2 で作成した仮想ディレクトリを 右クリックして、[プロパティ] ウィンドウを開きます。
  4. [仮想ディレクトリ] タブ の [このリソースへの接続時に使用されるコンテンツの場所] セクションで、[URL へのリダイレクト] を 選択します。
  5. [リダイレクト先:] ボックスに、RWP へのリダイレクトのために IBM Web インターフェイスで使用する Web アドレスを入力します。 たとえば、Web インターフェイスをリダイレクトして、ポート 81 でリッスンしている RWP のインスタンスを使用する場合は、 http://hostname:81/application_directory_name/login と入力します。

    hostname は RWP と IIS を実行するホストの名前、 application_directory_name は実行する Web インターフェイスで使用するディレクトリ名です。

  6. [クライアントは以下に送信されます] セクションで、[上で入力した URL] を 選択します。
  7. [http://hostname/application_directory_name/login] の参照が、手順 5 で指定した URL の Web インターフェイスにリダイレクトされることを確認します。


フィードバック