Rational® ClearQuest® 管理者が、次の 5 種類のデータベースを作成および管理します。
- 製造元データベースは、サポートされるエンタープライズ データベースを指すために Rational ClearQuest マニュアルで使用されています。各 Rational ClearQuest データベースには、これがスキーマ リポジトリ、ユーザー データベース、サンプル データベース、テスト データベースのいずれであっても、空の製造元データベース コンテナが必要です。
- スキーマ リポジトリ (マスター データベースとも呼ばれる) は、スキーマのグループ (このスキーマのすべてのバージョンを含む) とそれに関連したユーザー データベースの保存および管理に使用されます。スキーマ リポジトリには、ユーザー データは含まれません。スキーマ リポジトリには、複数のスキーマと各スキーマの複数のバージョンを格納できます。
- ユーザー データベース (実動データベースとも呼ばれる) で、変更依頼に関する情報を保存および管理します。ユーザー データベースは、ユーザー データベースのスキーマが格納されるスキーマ リポジトリと常に関連付けられます。
スキーマ リポジトリとユーザー データベースとの関連は、データベース セットと呼ばれます。
- サンプル データベースは、ユーザー情報の 40 個のサンプル障害レコードと、サンプル クエリーおよびレポートが用意された作業用ユーザー データベースです。最初のスキーマを作成するときに、サンプル データベースを使用してテストおよび実験できます。
- テスト データベースは、新規スキーマまたは既存スキーマの新規バージョンを開発するときに作成する、一時的なユーザー データベースです。
テスト データベースを使用すると、新規スキーマが予想どおりに動作することを確認できます。これにより、ユーザー データベースにある実動データに損傷を与えるリスクがなくなります。
テスト データベースに関する詳細については、
「」「ClearQuest スキーマの操作」
を参照してください。