特定のクエリーとグラフの集合が、ClearQuest 内部データベースへ のアクセス権を持つすべての顧客に当てはまることがあります。個々の顧客の独立性を保持したまま (そのため他の顧客については認識しません)、すべての顧客がアクセスできる共通フォルダを設定することは有効です。 このフォルダには、現在の顧客に関するアクティブな問題点のリストを戻すように 設計されているクエリーが入ります。
これを達成するには、さらにスキーマ プロパティ (Rational® ClearQuest® のセキュリティ コンテキスト機能により 提供されるレコード セキュリティが考えられます) が必要です。 (現在のユーザーからすぐに引き出すことのできる) 現在の顧客に関連するフィールドの一部に、クエリー フィルタを適切に使用して、 これを達成することができます。 ワークスペース フォルダ権限は、個人用クエリーを作成し、 このクエリーが戻す可能性のあるレコードにアクセスするユーザーの機能を 制限しないということを認識しなくてはなりません。ClearQuest のセキュリティ コンテキスト機能のみが、 クエリーから戻るレコードを制限することができます。
このシナリオには次の前提条件が必要です。
このシナリオのゴールを達成するため、セキュリティ管理者は 次の手順を実行します。
アクセスなし権限はすべてのユーザーに許可されて いるため、明示的に権限が認可されているグループのみから、 Common フォルダの内容を確認することができます。読み取り制限権限が設定されている ユーザーには、アクセスなし以外の権限が Common フォルダに認可されていないと、 フォルダの表示もされません。