クエリーとは、Rational® ClearQuest® データベースの カスタマイズ検索です。
クエリーを作成する場合、フィルタを追加してレコード選択条件を定義します。たとえば、 自分にアサインされている障害レコードのみを取り出したり、自分のプロジェクトに関連するレコードのみを取り出すことができます。 フィルタを定義せずにクエリーを作成して実行すると、データベース内のすべてのレコードが結果セットに戻されます。
クエリーは、フィルタ式で定義されているように、単純にも複雑にもできます。クエリーは、SQL クエリーと機能的には同じですが、SQL 言語を使用するのではなくビジュアルに開発できる点が異なります。
結果セットの表示を設計できます。たとえば、レコード フィールドのサブセットのみを組み込むことや、 戻されたレコードを登録日でソートすることができます。
クエリーを実行すると、Rational ClearQuest ソフトウェアは指定された条件に一致するレコードを検索します。1 つ以上のレコードが一致した場合、レコードのサマリ リストが [クエリー結果] ビューに表示されます。 [クエリー結果] ビューでレコードを選択すると、その内容が [レコード詳細] ビューに表示されます。
クエリーは、再実行できるように、[個人用クエリー] フォルダに保存できます。スーパーユーザー権限または共用フォルダ管理者権限を持つ場合は、クエリーを [共用クエリー] フォルダに保存できます。