シナリオ 2 基本的な顧客アクセス権限

これは、顧客ユーザー セットに 共用クエリー フォルダに対するアクセス権限がない場合の最も基本的なシナリオです。これは、 すべての顧客ユーザーで使用されるシングル ユーザー アカウントを顧客が与えられている場合に有効です。

この基本シナリオでは、顧客ユーザー セットをサポートする方法について説明します。 このシナリオを実行しないと、共用クエリー フォルダへのアクセス権限はありません。これは、 すべてのお客様のユーザーで使用されるシングル ユーザー アカウントが、お客様が与えられている場合に有効です。

セキュリティ管理者は次の手順を実行します。

  1. CustGroup という ClearQuest グループを作成します。
  2. ClearQuest ユーザーの CustUserA を CustGroup に追加します。
  3. ユーザー アカウント CustUserA のアカウント情報を、お客様の会社 A 内の ClearQuest ユーザーに 提供します。
  4. 共用クエリー フォルダで、CustGroup にアクセスなし権限を認可します。

これらの手順が完了すると、 ユーザーは、会社 A から ClearQuest データベースにユーザー CustUserA としてログオンし、 このユーザー用の個人用クエリー フォルダへのアクセス権を持ちます。ユーザー CustUserA からは 共用クエリー ワークスペース フォルダを確認できますが、 空であるように見えます。

個人用クエリーでは 通常のことですが、他のユーザーに対しては、CustUserA の個人用クエリー フォルダには何も 表示されません。



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