デフォルト RWP ポートを変更するには

WAS プラグイン ポート (IHS と WAS Embedded Express 間の通信用) は、IHS ポート、SSL ポート、RWP サーブレット ポートで構成されます。 これらのポートはいずれもインストール時に変更することはできません。

これらのポートが RWP ホスト上のほかのアプリケーションで使用されている場合、そのアプリケーションが別のポートを使用するように再設定してください。 アプリケーションを再設定できない場合は、インストール後に、RWP が使用するポートを変更する必要があります。

httpd.conf または serverindex.xml のポートを変更する場合は、 plugin-cfg.xmlvirtualhosts.xml のポートも変更する必要があります。virtualhosts.xml ファイルは、 XML の HostAlias_x セクションにあるポート番号を変更します。

デフォルトの IHS ポートは、 HP-UX を除くすべてのプラットフォームで 80 です。 HP-UX の場合、このデフォルトのポートは 81 です。 この情報は、httpd.confplugin-cfg.xml に表示されます。 このポートは、インストール時に変更できます。

デフォルトの SSL ポートは、 HP-UX を除くすべてのプラットフォームで 443 です。 HP-UX の場合、このデフォルトのポートは 444 です。この情報は、ssl.confplugin-cfg.xml に表示されます。 このポートは、インストール時に変更することはできません。

WC_defaulthost は、 IHS と WAS Embedded Express 間で SSL を使用しない通信を中継する、RWP サーブレット エンジン (WAS Embedded Express) 用のポートです。WC_defaulthost のデフォルト ポート番号は、10080 (プロファイル 1 ) です。RWP サーブレットで 変更が必要となるポート数の合計は、各プロファイルごとに 6 ポート で、 serverindex.xml 内に定義されます。また、WC_defaulthost は、plugin-cfg.xmlWC_adminhostWC_defaulthost_secureWC_adminhost_secureBOOTSTRAP_ADDRESSSOAP_CONNECTOR_ADDRESS 内にも定義されます。

変更する可能性がある デフォルトの RWP ポート番号を含んだファイルについては、次の表を参照してください。
表 1. デフォルトの RWP ポート情報を含んだファイル
ファイル ファイルのパス名
httpd.conf Common¥rwp¥IHS¥Conf¥
ssl.conf Common¥rwp¥IHS¥Conf¥
serverindex.xml (プロファイル 1)

Common¥rwp¥EmbeddedExpress¥profiles¥
profile1¥config¥cells¥DefaultNode¥
nodes¥DefaultNode

virtualhosts.xml (プロファイル 1)

Common¥rwp¥EmbeddedExpress¥
profiles¥profile1¥config¥cells¥DefaultNode

plugin_cfg.xml Common¥rwp¥EmbeddedExpress¥profiles¥

代替ポートの設定

代替ポート番号を設定する場合は、次を実行してください。

  1. http.confListen ステートメントを追加します。 たとえば、ポート 8000 を追加する場合は、add Listen 8000 という行を追加します。
  2. 代替ポートを、plugin-cfg.xmlvirtualhost グループに追加します。
  3. 代替ポートを、virtualhosts.xml ファイルの HostAlias_x セクションに追加します。


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