機能レベルの選択

機能レベルの選択には、Rational ClearQuest サーバーとクライアントのバージョンと、そのバージョンの特定の機能を有効にするかどうか、 使用できる時間とリソースとが影響します。

例えば、Rational ClearQuest バージョン 7.0.1.0 は、機能レベル 5 と 6 の両方を サポートします。一方バージョン 7.0 以下のクライアントと管理ツールは、 機能レベル 6 を使用しているスキーマ リポジトリとユーザー データベースにアクセスできません。 機能レベル 6 に移動する前に、すべてのクライアントをバージョン 7.0.1 にアップグレード する必要があります。ただし、レベル 6 で新機能を有効にしない場合には、機能レベルを 上げる必要はありません。機能レベルの引き上げは、重要な準備を必要とする時間のかかるプロセスです。 時間とリソースが十分にある場合にのみ実行するようにしてください。

新規スキーマ リポジトリの作成時に機能レベルを選択する

メンテナンス ツールを 使用して新規スキーマ リポジトリを作成するとき、このウィザードを使用すると、Rational ClearQuest の現行バージョンで サポートされている機能レベルのリストから選択することができます。 例えば、バージョン 7.0.1 で新規スキーマ リポジトリを作成する場合は、 機能レベル 6 と 5 のいずれかの選択を行います。 スキーマ リポジトリの作成 を参照してください。詳しくは、「機能レベル 6 への移動に関する考慮事項」を参照してください。

既存のスキーマ リポジトリとユーザー データベースの機能レベルを引き上げる

既存のスキーマ リポジトリとユーザー データベースの機能レベルをアップグレードするには、 メンテナンス ツールを使用します。詳しくは、「機能レベルと metaschema バージョンを引き上げる」を参照してください。



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