アクセス ロギング、エラー ロギング、イベント ロギングに関連する構成パラメータの
多くは、
httpd.conf 内で
Logging-related directives という見出しのもとにグループ化されています。次のような変更ができます。
- ErrorLog には、エラーを記録するファイルの名前を
指定します。たとえば、ErrorLog IHS/logs/error.log は、エラーを RWP インストール ディレクトリの
ファイル logs/error.log に記録することを指定します。
- LogLevel には、記録するエラーのタイプと重大度を
指定します。例えば、LogLevel warn は、警告までの (警告も含む) エラーを記録することを
指定します。表 1 に、ログ レベルを重大度の高い順に並べたリストを表示します。
これらの値のいずれかを指定すると、その重大度以下のすべての重大度のイベントがログに記録されます。
表 1. RWP ログ レベル| LogLevel |
記録されるメッセージ |
| emerg |
サーバーを操作不能に陥らせる可能性のあるイベントの
緊急メッセージ (最高の重大度) |
| alert |
即時対応が必要な状態 |
| crit |
ハードウェア エラーまたはシステム エラーなどの重大な状態 |
| error |
その他すべてのエラー |
| warn |
警告メッセージ |
| notice |
特別な処理が必要な可能性のある状態 |
| info |
情報メッセージ (最低の重大度) |
| debug |
RWP のデバッグ |
- LogFormat には、イベントを記録するフォーマットを
指定します。事前定義フォーマットのどれか (たとえば、common) を選択することも、独自のフォーマットを定義することもできます。フォーマット トークンや
ログ ファイル ストリングを構成する規則について詳しくは、http://www.apache.org/ で mod_log_config の
資料を参照してください。
- CustomLog には、RWP アクセス要求を記録するファイルの名前を
指定します。例えば、CustomLog logs/accesserror.log
common は、アクセス要求を RWP インストール ディレクトリの下の logs/accesserror.log ファイルにログ ファイル フォーマット common で記録することを指定します。