IBM Rational® XDE® Modeler - .NET
IBM Rational® XDE® Developer - .NET Edition
IBM Rational® XDE® Developer Plus for .NET

リリース ノート

バージョン 2003.06.16 サービス リリース、2006

(製品のアップグレード用)

11/2006
資料番号: GI88-8693-00
(英文原典: GI11-4685-06)


© Copyright IBM Corporation 2002, 2006. All Rights Reserved.
© Copyright IBM Japan 2006

本マニュアル (「本著作物」) は、アメリカ合衆国その他の国々の著作権法及び種々の条約により保護されています。IBM Corporation の文書による事前の同意を得ることなく本著作物を複製しまたは頒布することは、禁じられています。

法的通知情報


サービス リリースの範囲

本書は、IBM Rational® XDE™ バージョン 2003.06.16 サービス リリースの Microsoft .NET エディションに関するリリース ノートです。サービス リリースは累積的であるため、本書には、以前のサービス リリース (バージョン 2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14) に関する情報も含まれています。必要に応じて、特定のサービス リリース固有の情報が提供されています。

このリリース ノートは、Rational XDE バージョン 2003.06.00 のリリース ノートを補足するものです。したがって、元のドキュメントを参照するか、バージョン 2003.06.15 の新規製品インストール用のリリース ノートを参照してください。いずれも IBM Publications Center から入手できます (下記のメモを参照)。

メモ: 本書には、この製品がリリースに向けて準備されていた時点での正確な情報が記載されています。このファイルの最新バージョンは、IBM Publications Center (www.ibm.com/shop/publications/order) から入手することができます。 (IBM Publications Center を検索するには、www.ibm.com にアクセスして [Search] フィールドに「IBM Publications Center」と入力します。)

製品パッケージ固有の情報も含まれており、その場合にはその旨を明記しています。

追加の更新はこのサービス リリースで有効です。 このリリースに適用される更新があるかどうか判断するには、以下の手順に従います。

  1. IBM Japan の [ダウンロード&ドライバー検索] ページ、http://www.ibm.com/support/jp/all_download_drivers.html を参照してください。
  2. [検索] フィールドに「XDE」と入力して [ダウンロード タイプ (Download Type)] フィール ドから [更新] を選択します。
  3. [送信] をクリックします。
  4. 結果リストを見ます。

目次

このリリースでの新機能
  Rational XDE 2003.06.15 サービス リリース
  Rational XDE 2003.06.14 サービス リリース
  Rational XDE 2003.06.13 サービス リリース
  Rational XDE 2003.06.12 サービス リリース
  Rational XDE 2003.06.01 サービス リリース
ハードウェア情報/ソフトウェア情報
  クライアント要件
インストールとアップグレード
  パッケージと製品ビルド ID の特定
  サポートされる構成
  インストール上の問題
  アップグレード インストール情報
ライセンスの適用
互換性に関する問題
  ほかの Rational 製品との併用
製品に関するドキュメント
  ヘルプの動作
  データ モデリング
  モデリング
  ラウンド トリップ エンジニアリング
  Web 発行
このリリースを使用する際の制約とガイドライン
  データ モデリング
  Petal Import
  Rational XDE 拡張機能 (RXE)
障害と変更
  既知の問題
  修正された障害
IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

このリリースでの新機能

このサービス リリースで使用できる機能は、パッケージのオプションによって異なります。 インストールされているパッケージを確認するには、後に示す「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。 詳しくは、Rational XDE ヘルプのトピック「IBM Rational モデリングのパッケージ」を参照してください。

Rational XDE 2003.06.15 サービス リリース

このサービス リリースは、複合モデルの発行のサポート、および .NET Platform Edition のバグの修正を行います。

Rational XDE 2003.06.14 サービス リリース

このサービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供します。

Rational XDE 2003.06.13 サービス リリース

このサービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供します。

メモ: IBM Rational v2003.06.13 製品は、Microsoft Windows XP Professional SP2 を正式にはサポートしておらず、本書の情報は、Windows XP SP2 Release Candidate を使用して行ったテストに基づいています。本書の作成時には、Windows XP SP2 の正式リリース (production release) を最終テストに使用できませんでした。 Windows XP SP2 のサポートに関する最新情報については、IBM Rational ソフトウェア サポートにお問い合わせください。

Rational XDE 2003.06.12 サービス リリース

以前の Rational XDE 2003.06.12 サービス リリースは、.NET Platform Edition に対して以下の主要な拡張機能を提供しました。

.NET Developer と Developer Plus Editions に対して

Rational XDE 2003.06.01 サービス リリース

以前のバージョンの Rational XDE バージョン 2003.06.01 サービス リリースでは、以下を含むパフォーマンスとユーザビリティが改善されました。

ハードウェア情報/ソフトウェア情報

クライアント要件

ハードウェア要件

このリリースのハードウェア要件は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 と同じです。

ソフトウェア要件

このサービス リリースには、新規のソフトウェア要件は含まれていません。

以前の Rational XDE バージョン 2003.06.13 サービス リリースには、Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 のフルサポートと、Windows 2000 Service Pack の具体的なサポートが含まれていました。Rational XDE バージョン 2003.06.13 サービス リリースには、広範な Windows XP Professional サポートが含まれていました。 Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースには、Windows NT 4 の新規サポートと拡張データベース サポートが含まれていました。 また、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン バージョン 1.4.1 へのアップグレードも推奨しました。その前の Rational XDE バージョン 2003.06.01 サービス リリースでは、Windows 2000 SP4 のサポートが追加されました。 このほかには、ソフトウェア要件の変更は、Rational XDE バージョン 2003.06.00 以降ありません。

サポートされるオペレーティング システム

テスト済みでサポートされているオペレーティング システムは次のとおりです。 

  • Windows NT 4 SP6a
  • Windows 2000 Professional、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Server、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows 2000 Advanced Server、Service Pack 2、3、4 (Service Pack 4 を推奨)
  • Windows XP Professional Service Pack 1 または 2

メモ:

  • Windows NT は、Visual Studio .NET 2003 でサポートされていないオペレーティング システムです。
  • Visual Studio .NET 2003 を使用するには、Windows 2000 Service Pack 3 以上または Windows XP Professional が必要です。
  • Windows XP Service Pack 1 については、後に示す「インストール上の問題」のメモを参照してください。
サポートされるデータベース

Rational XDE は、ANSI SQL 92 標準と以下のデータベース管理システム (DBMS) に対するデータ モデリングをサポートしています。

  • IBM DB2 UDB 5.2、6.1、7.0、8.0
  • IBM DB2 UDB zSeries 5.x、6.x、および 7.x
  • IBM DB2 UDB iSeries v5 r2
  • Windows NT 用の Oracle 7.3、8.x、および 9i
  • Microsoft SQL Server 6.5、7.0、2000
  • Sybase Adaptive Server 12.x
レポート生成と Web 発行 Web 発行を使用するには、Java プラグイン、バージョン 1.3.1 以上が必要です。これは、Sun Web サイト http://java.sun.com/products/ からダウンロードできます。 名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行する場合、バージョン 1.4.1_01 を使用する必要があります。
Rational Unified Process と拡張ヘルプ Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプには、Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 が必要であり、http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html からダウンロードすることができます。

インストールとアップグレード

パッケージと製品ビルド ID の特定

現在インストールしてある Rational XDE のパッケージとビルド ID を確認するには、[スタート] メニューから [プログラム]、[Rational Software] の順にポイントし、[インストール済みの Rational Software 製品情報] をクリックして、インストール済みの Rational Software 製品情報ユーティリティを実行します。

Rational XDE のビルド ID が 2003.06.15 以上になっている場合、アップグレードする必要はありません。

サポートされる構成

このサービス リリースは、Rational XDE バージョン 2003.06.00、2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14 の次のエディションに適用できます。

このサービス リリースは Rational XDE の評価版には適用しないでください。

インストール上の問題

一般

前回と同じインストール方法を使用したアップグレード

古い Rational 製品が CD イメージから直接デスクトップまたはクライアント サーバーにインストールされている場合、アップグレードも CD を使用して行う必要があります。 古い Rational 製品がリリース領域を使用してインストールされている場合、アップグレードは、新しく割り当てられたリリース領域を使用して行う必要があります。 古い Rational 製品が製品ダウンロードを使用してインストールされている場合、アップグレードも製品ダウンロードを使用して行う必要があります。

元のインストールのソースが不明な場合、インストール ソースの場所を次のレジストリ キーから見つけることができます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{Product GUID}
“InstallSource” という名前の文字列値に、インストールに使用されたルート ディレクトリの場所が含まれています。CD インストールの場合、CDROM ドライブが表示されます。 たとえば、CDROM ドライブがドライブ名 E にマップされている場合、InstallSource の文字列値には “E:\Setup\” が表示されます。

ダウンロードまたは “エンタープライズ配置” インストール オプションを介して作成されたリリース領域からのインストールの場合、この値には、リリース領域またはダウンロードが展開された場所への完全なパスが含まれます。

ダウンロードの展開かリリース領域のどちらかを識別する唯一の方法は、ダウンロードが展開されたディレクトリにキャビネット ファイル (.cab の拡張子) が存在するかどうかで識別します。 InstallSource の文字列値に表示される場所に .cab 拡張子を持つファイルが 1 つ以上ある場合、ソースは、ダウンロードの展開か、ハード ディスクにコピーされた CD コンテンツです。

詳しくは、「インストールとアンインストール」の障害 454398 を参照してください。

アップグレード インストール情報

このサービス リリースは、既にインストールされているバージョン 2003.06.00、2003.06.01、2003.06.12、2003.06.13、2003.06.14 のすべての Rational ソフトウェア製品 (選択不可) をアップグレードします。Rational XDE がアップグレードされるのは、バージョン 2003.06.00 以上 をインストールしている場合のみです。 インストーラは、インストールされている Rational XDE を自動的に検出して、その結果に応じて設定されます。

サービス リリースをインストールするには

  1. 実行中のすべてのアプリケーション、特に Rational XDE のすべてのバージョンを閉じます。
  2. サービス リリースをインストールするコンピュータの管理者権限があることを確認します。 完全な管理者アクセス権限がないユーザー ID でログインしている場合、インストールを完了することができません。
  3. ダウンロードするファイルをダブル クリックします。 CD からインストールする場合は、CD を挿入して、[setup.exe] をダブル クリックします。
  4. [Rational XDE の開始] ダイアログ ボックスを省略するには [更新] をクリックします。
  5. [製品の警告] 画面に表示される警告の内容を確認し、[次へ] をクリックします。
  6. 使用許諾契約書を読み、適切なオプション ボタンを使用して同意することを示します。
  7. [次へ] をクリックして継続するか、使用許諾契約書の条項に同意しない場合は [キャンセル] をクリックします。
  8. [プログラム インストールの準備完了] ダイアログ ボックス内の [インストール] をクリックします。
    インストールは、すべてのファイルとコンポーネントがコンピュータにコピーおよび登録されるまで継続します。
  9. [セットアップの完了] ダイアログ ボックス内の [完了] をクリックします。
  10. コンピュータの再起動を要求されることがあります。

[インストール済みの Rational Software 製品情報] ダイアログ ボックスに表示されるビルド ID を確認することによって、このサービス リリースのインストール済みのアプリケーションを確認できます。 詳細は、「パッケージと製品ビルド ID の特定」を参照してください。

サービス リリースの削除

サービス リリースのみをコンピュータからアンインストールすることはできません。 サービス リリースをインストールする前の状態に Rational XDE を戻すには、Rational XDE をアンインストールして、Rational XDE を再インストールする必要があります。

メモ: Rational XDE を以前のバージョンに戻す場合、後で示す"既知の問題"の 障害 137334 を参照してください。

ライセンスの適用

すでに XDE Floating License Enablement Kit をインストールしている場合は、この項を無視して構いません。 XDE 製品のライセンスの適用は、このサービス リリースの影響を受けません。

このサービス リリースを適用すると、v2003 IBM Rational XDE 製品でのフローティング ライセンス キーの使用を管理することができます。

XDE のライセンス実施を有効にするには

  1. サービス リリースをインストールします。
  2. 次のコマンドを実行します <rational_directory>\common\SetXDEFloating.exe。ここで、<rational_directory> は通常 C:\Program Files\Rational です。 SetXDEFloating.exe の実行後、ユーザーが XDE を使用するにはライセンス キーが必要になります。

XDE でライセンス キーを使用するように設定した後で、次の手順を実行します。

  1. AccountLink からライセンス キーを入手します。 http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing にアクセスします。 IBM Web Management に登録して、[Request and Manage License Keys] をクリックします。 パスポート アドバンテージ (PA) のユーザーは、出荷内容に含まれる『Important Licensing and Installation Information』文書、または『Proof of Entitlement』証明書を参照することで、XDE ライセンス キーを取得することができます。 パスポート アドバンテージのユーザーではない場合は、最寄りの IBM Rational 代理店または IBM Rational ソフトウェア サポートから XDE ライセンス キーを取得することができます。
  2. IBM Rational ライセンス サーバーをインストールします。 License Server ソフトウェアを所有していない場合は、『IBM Rational Solutions for Windows CD-ROM』からインストールするか、https://www6.software.ibm.com/reg/rational/rational-i からダウンロードすることができます。 IBM Rational ライセンス サーバーのインストールと操作の手順については、『IBM Rational Solutions for Windows Online Documentation CD-ROM』に収録されている『IBM Rational ソフトウェア ライセンス管理ガイド』を参照してください。
  3. IBM Rational License Key Administrator を起動して、IBM Rational ライセンス サーバーでクライアント マシンを指定してください。

ライセンスの適用がアクティブになると、XDE は次の動作をします。

すべての XDE セッション中には、有効な XDE ライセンス キーが必要です。XDE セッションは、モデルを開くと開始し、すべてのモデルを閉じると終了します。 セッションの開始時に、ライセンス サーバーからのライセンス キーのチェックアウトが試行されます。 使用可能なライセンスがある場合は、XDE によって、セッションが継続している間そのライセンス キーがチェック アウトされます。 XDE ライセンス キーがライセンス サーバー上にない場合は、有効なキーがないことを通知する警告メッセージが表示されます。 この場合、XDE は動作を継続して、XDE を使用している間は、有効なライセンス キーが取得されるまでこのメッセージが表示され続けます。

互換性に関する問題

ほかの Rational 製品との併用

Rational XDE と Rational PurifyPlus

製品に関するドキュメント

Rational XDE に組み込まれているオンライン ヘルプにアクセスするための詳細は、新規製品インストール用の『Rational XDE バージョン 2003.06.15 リリース ノート』の「はじめに」を参照してください。ダウンロードの手順については、上記の「サービス リリースの範囲」の項を参照してください。

ヘルプの動作

アクティブ コンテンツが含まれた HTML

この製品を Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で使用すると、オンライン ヘルプの使用時に警告メッセージが表示されることがあります。 これらの HTML ベースのヘルプ ファイルには、ローカル マシンのハード ディスク上にあるアクティブ コンテンツが含まれています。 障害 463810 も参照してください。

Rational Developer Network へのリンク

Rational Developer Network は、現在は IBM developerWorks Rational となったため、Rational XDE ヘルプ システムからの Rational Developer Network へのリンクは正しく機能しない可能性があります。 正しいページにジャンプしない場合は、http://www.ibm.com/developerworks/rational/ にアクセスして、ここから移動または検索してください。

データ モデリング

比較/同期ウィザードの拡張機能に関する情報 (XDE 2003.06.13 サービス リリース用)

以下の情報は、Rational XDE でのデータ モデリングに関する文書には含まれていません。

データの比較と組み合わせ

比較/同期ウィザードは、[スキーマの選択] ダイアログ ボックスと、[同期オプションの選択] ダイアログ ボックスの代わりとなる新しい [比較] ダイアログ ボックスが追加されて拡張されました。 [比較] ダイアログ ボックスでは、比較および同期したいすべてのデータベース アイテムをスクロールして表示できると共に、ツールバー上の展開ボタンと折りたたみボタンを使用して、データ アイテムをアウトライン表示することもできます。

テーブルや列などの各データ アイテムは、色付きで網掛け表示されているため、そのアイテムのすべてのプロパティーとタグ付き値の始まりと終わりを区別しやすくなっています。

差分は、赤い三角印付きの赤フォントによって識別されます。 ツールバーには、インポート、エクスポート、削除、無視の各ボタンが配置されているため、差分のあるデータ アイテムに対してアクションを設定することができます。

ウィザードに追加された新機能の 1 つとして、組み合わせ機能があります。 組み合わせ機能を使用すると、データ モデルとデータベースまたは DDL 内では同一要素であるが、名前が異なる複数のデータ要素を対応付けることができます。 組み合わせを行うと、そのデータ要素のタグ付き値が保存されます。 組み合わせは、ツールバー上の [ペア] ボタンで操作します。

データ要素を組み合わせるには

  1. 任意のデータ アイテムをクリックします。
  2. [ペア] ボタンをクリックします。
  3. 対応するデータ アイテムをクリックします。

[アンペア] ボタンをクリックすることで、組み合わせたデータ アイテムを切り離すこともできます。

差分のある各データ アイテムにアクションを割り当てて、データ アイテムを組み合わせたら、[次へ] をクリックしてウィザードの処理を進めることができます。

モデリング

ダイアグラム ウィンドウでのイベント パラメータの編集に関する情報 (XDE 2003.06.13 サービス リリース用)

以下の情報は、Rational XDE でのモデリングに関する文書には含まれていません (障害 247772)。

呼び出しイベント パラメータがダイアグラム ウィンドウで表示されるようになった

非限定子付きイベントのパラメータは、メッセージと同様に二重バックスラッシュまたは円記号 (\\) で囲まれています。 ダイアグラム ウィンドウを使用してパラメータをインラインで編集する際には、これらのパラメータは、特定のイベント向けに作成または変更されます。 ただし、限定子付きイベント (操作付きのイベント) では、操作パラメータが表示されます。 これらの操作パラメータを編集しても、そのイベントに追加のパラメータがあるかどうかにかかわらず、変更内容は無視されてダイアグラム ウィンドウに反映されません。

ラウンド トリップ エンジニアリング

参照モデル (XDE 2003.06.14 サービス リリース用) としての .NET コード モデルのエクスポートに関する情報

以下の情報は、Rational XDE の Visual Studio .NET エディションでのラウンド トリップ エンジニアリングに関する文書には含まれていません (障害 249279)。

参照モデルとしての .NET コード モデルのエクスポート

Visual C# .NET または VB.NET コード モデルを使用して作業する場合、モデルを参照モデルとしてエクスポートすることができます。 [ラウンド トリップ エンジニアリング] ツールバーで [参照モデルとしてエクスポート] コマンドを使用することにより、Model Explorer のコンテキストで、コード モデルのコピーを作成し、そのモデルのプロパティを変更して参照モデルに変換して、プロジェクトからビルドされたアセンブリとして同じフォルダに保存します。

このエクスポート操作は、コンポーネントを共有する際の参照モデル作成にも使用できます。 たとえば、開発の反復の終了時に、コンポーネントを他の人へ提供する場合があります。 文書の一部として、アセンブリをビルドしたプロジェクトと関連するコード モデルを提供することもあります。 他のユーザーが開発プロジェクトからこのアセンブリを参照して同期すると、このアセンブリと関連する参照モデルが、付属のコード モデルを使用せずに、XDE ラウンド トリップ エンジニアリング (RTE) によって作成されます。 これは意図的に行われるものです。 Visual Studio .NET エディションの XDE では、コード モデルと参照モデルは別個の 2 つのエンティティであり、一方を他方の代わりに使用することはできません。 現在、この 2 種類のモデルの間にはインターオペラビリティがありません。 プロジェクトからビルドされたアセンブリと同様にコード モデルの「リリース」処理を行えるようにするには、この [参照モデルとしてエクスポート] コマンドを使用してください。

プロジェクトからビルドされたアセンブリと一緒にプロジェクトのコード モデルを組み込む場合、このコード モデルを参照モデルとしてエクスポートしてから、アセンブリと一緒に組み込む必要があります。 これで、他のユーザーがアセンブリを直接参照すると、RTE エンジンがアセンブリと同じ場所に配置された参照モデルを自動的に検出します。 コード モデルが直接または間接的に参照する他のコード モデルの数によっては、複数の参照モデルが生成される場合があります。 生成されたモデルはすべて、アセンブリと一緒に組み込んでください。

このコマンドを使用する際は、以下の情報を考慮してください。

以下のいずれかの条件に当てはまる場合、このコマンドはエラーで終了します。

C# と Visual Basic のコード生成時の初期ファイル構造の設定に関する情報 (XDE 2003.06.13 サービス リリース用)

以下の情報は、Rational XDE の Visual Studio .NET エディションでのラウンド トリップ エンジニアリングに関する文書には含まれていません。

C# と Visual Basic 向けの初期ファイル設定

C# と Visual Basic のモデル要素をネストされた名前空間に追加して、コードを生成すると、初期コード ソース ファイルは、デフォルトではプロジェクトのルート ディレクトリに作成されます。 C# と Visual Basic 向けのコード生成オプションを設定することで、初期ファイルは、名前空間のネスト構造に対応するフォルダ構造内に作成されるようになります。

コード生成時の初期ファイルの場所を設定するには

  1. [オプション] ダイアログ ボックスを開いて、[ラウンド トリップ エンジニアリング] を展開し、[コード生成の設定] をクリックします。
  2. [ネストされた名前空間のディレクトリの作成] チェック ボックスをオンにします。
  3. [OK] をクリックします。

Web 発行

Publishing Multiple Models に関する情報 (XDE 2003.06.15 サービス リリース用)

以下の情報は、Rational XDE での Web 発行に関する文書には含まれていません (障害 141376)。

Publish Multiple Models

ユーザーは、モデルのリストを作成して、一度にそのリストのすべてのモデルを発行することができます。

複数モデルを発行する場合は、ルート ファイルのフルパスを指定する必要があります。 これは、ブラウザで開いて、各モデルのトップ レベルのビューを表示するファイルです。 ルート ファイルと同じフォルダまたは任意のモデルのサブフォルダに保管されたその他の生成済み HTML ファイルを開いた場合は、そのモデルの一部しか使用できません。

このモデル発行ツールでは、ルート ファイルとともに多数の ファイルが生成されるため、Publish Multiple Models 機能は、 これらのファイルを、発行される各モデル専用のフォルダを使用して整理します。

複数のモデルを発行する方法

  1. 発行するモデルのうち 1 つを開きます。
  2. [ツール] をポイントし、[Publish Multiple Models] をクリックします。
  3. [リストにモデルを追加 (Add Model to the list)] で [参照] をクリックしてモデルを指定します。
  4. モデルを発行する際の詳細レベルを選択します。
  5. [追加] ボタンをクリックして、選択したモデルをリストに追加します。
  6. 追加するモデルごとにステップ 3 から 5 を繰り返します。
  7. (オプション) リスト済みのモデルを削除するには、そのモデルを選択して [削除] ボタンをクリックします。
  8. [発行済みモデル ルート (Published model root)] で、[参照] をクリックして、モデルを発行するためのパスを指定します。
  9. [発行 (Publish)] をクリックして、リスト済みのモデルを発行します。
  10. [閉じる] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じ、リストを保存します。再びダイアログ ボックスが開き、同じモデルのリストを表示します。

発行後、モデル リストは、発行したモデル用にユーザーが指定した場所に保存されます。

このリリースを使用する際の制約とガイドライン

データ モデリング (XDE 2003.06.14 サービス リリース)

Rational XDE バージョン 2003.06.13 以上を使用する場合は、データ モデリング データベース接続のアップグレードが必要です。 正しいセットアップ手順と接続パラメータについての詳細は、以下の IBM サポート & ダウンロード Web サイトにある技術情報を参照してください。

既知の問題」に挙げられている Data Modeler 障害も参照してください。

Petal Import (XDE 2003.06.01 サービス リリース)

以前のサービス リリースでは、Rational Rose バージョン 8.0 以下を使用して作成されたペタル モデル ファイルのみを開くことができます。 このサービス リリースでは、Rose バージョン 8.1 を使用して作成されたペタル モデル ファイルをインポートする場合、Rose の [名前を付けて保存] 機能を使用して、バージョン 8.1 ペタル モデル ファイルを Rose バージョン 8.0 として保存する必要があります。 いったん、ペタル モデル ファイルを Rose の以前のバージョンに保存すると、このファイルを XDE のこのリリースで開くことができます。 (これは、Rational XDE 2003.06.12 サービス リリースでは問題ありません。)

Rational XDE 拡張機能 (RXE) (XDE 2003.06.12 サービス リリース)

障害と変更

既知の問題

次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースの既知の問題を説明します。

Rational XDE 2003.06.15 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

マニュアル/ヘルプ
141376
オンライン ヘルプを更新して、複数モデルの発行に関する手順を含めます。上記の「製品に関するドキュメント」の「Web 発行」 を参照してください。
インストールとアンインストール
376974/APAR IC40695
サポートされていないシェルがあるシステムに Rational XDE をイ ンストールすると、インストール エラーのメッセージが出される場合があります。インストール処理中には 、サポートされていないシェルを選択することができ、またデフォルトでそのシェルが選択されている場合があります。インストール ウィザードを 使用して、サポートされていないシェルでのインストールを続行すると、インストール エラーが発生したり、エラーが発生しなくても部分的にしかインストールされないことがあります。 このような場合、XDE は正しく機能しません。 サポートされているシェルを選択してから、インストールを続けてください。
レポート生成と Web 発行
463810
Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 で Rational XDE を実行している場合、発行済みモデルを表示しようとするとエラー メッセー ジが出されることがあります。Service Pack 2 のデフォルトのセキュリティ制限に より、ユーザーは、アクティブなコンテンツを含むローカル Web ページを開 くことができません。その際、「Internet Explorer は、セキュリティ保護のため、 このファイルでユーザーのコンピュータにアクセスする可能性のあるアクテ ィブ コンテンツを表示することを制限します (To help protect your security, Internet Explorer has restricted this file from showing active content that could access your computer.)」というメッセージがブラウザに表示されます。

回避策: このセキュリティ制限に対処する方法は 2 つあります。

Windows XP Professional Service Pack 2 で Internet Explorer のデフォルトの設定を保持したままコンテンツを表示する方法

  1. メッセージ バーをクリックして、[ブロック コンテンツの許可 (Allow Blocked Content)] をクリックします。
  2. [セキュリティの警告 (Security Warning)] ダイアロ グ ボックスで [はい] をクリックして Web ページのコンテンツを表示します。

Internet Explorer の設定を編集して、コンテンツを表示する方法

  1. Internet Explorer を起動します。
  2. [ツール] をポイントし、[インターネット オプション] をクリックします。
  3. [詳細設定] タブをクリックします。
  4. [セキュリティ] の [マイ コンピュータのファイルでのアクティブ コンテンツの実行を許可する] チェック ボックスをチェックします。
  5. 変更を適用し、ブラウザを再起動し、コンテンツにアクセスします。

Rational XDE 2003.06.14 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

Data Modeler
139953

Rational XDE の .NET バージョンを使用している場合に、IBM DB2 zSeries データ モデルに接続できません。

回避策: ご使用のシステムに、DB2 Connect Personal Edition バージョン 8.1 (またはそれ以降) をインストールします。

140415

Rational XDE 2003.06.12 から 2003.06.13 以上にアップグレードする場合、ODBC ドライバがデータベースへの接続に対してサポートされなくなったことを認識しておく必要があります。

回避策: ほとんどのデータベース システムでは、JDBC Thin ドライバまたは ADO.NET を使用して接続します。詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング 」を参照してください。

140416, 140865

Rational XDE 2003.06.13 現在、IBM DB2 と Oracle データベースへの接続は変更されています。 また、サポートされているドライバのリストも変更されています。 場合により、テスト接続中に以下のエラー メッセージが表示されます。 「指定された情報ではデータベースに接続できません。接続情報を確認してください。」

回避策: 詳細については「このリリースを使用する際の制約とガイドライン、データ・モデリング」を参照してください。

728904

クライアント接続ツールのバージョンによっては (DB2 UDB Personal Edition または DB2 Connect Personal Edition 8.1)、DB2 UDB データベース システムでの作業が停止する場合があります。 これが原因で、リバースエンジニアリング プロセスが、データベースから XDE のデータ モデルに進む際にフリーズすることがあります。

回避策: まずデータベースから DDL スクリプトを生成し、その後に DDL スクリプトからデータ モデルへのリバースエンジニアリングを行ってください。

マニュアル/ヘルプ
249279
.NET コード モデルを参照モデルにエクスポートするために、[参照モデルとしてエクスポート] コマンドに関する情報を含めるようにオンライン ヘルプを更新します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「ラウンド トリップ エンジニアリング」を参照してください。
インストールとアンインストール
460902/APAR
IC42702

Rational XDE - .NET 版を Microsoft Windows XP Professional、Service Pack 1 を実行するマシンにインストールすると、Rational XDE プロジェクトだけでなく、C#、Visual Basic、その他のプロジェクトで Visual Studio .NET が非常に遅くなる場合があります。

回避策: [Display Control Panel] の [Advanced Settings] パネルでハードウェア速度を遅くするとこの問題が緩和されます。

Rational XDE 2003.06.13 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

マニュアル/ヘルプ
247772
オンライン ヘルプを更新して、ダイアグラム ウィンドウでのイベント パラメータの編集に対応します。 上記の「製品に関するドキュメント」の「モデリング」を参照してください。
459662

モデルのフリーズに関するオンライン ヘルプでは予期される設定が正しく記述されていません。 「Include Models のフリーズ」のトピックの手順 3 および手順 4 では、unitPolicy ="1" を探すように説明されています。 しかし、mdx ファイルを開く際には通常 unitPolicy="0" が見つかります。

インストールとアンインストール
248305

Rational XDE Version 2003.06.12 を 2003.06.13 にアップグレードする際は、コード テンプレート CLR コールアウトは作動しません。

回避策: アップグレードの後で、regasm.exe ユーティリティ を利用して CalloutCLRManager.dll を手動で再登録する必要があります。

以下のようにコマンド ラインを使用して登録します。

  1. ディレクトリを <install-location>\Rational\XDE\Addins\codetemplates\assemblies に変更します。
  2. MS .NET Framework が存在し、version-number が 1.0.3705 のような Framework バージョン番号であるドライブで、次のように入力します。
    <drive>:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v<version-number>\RegAsm.exe CalloutCLRManager.dll
ラウンド トリップ エンジニアリング
138156

チーム開発環境で作業している場合に、あるユーザーが Rational XDE バージョン 2003.06.12 を使用してソリューションにアクセスする一方で、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE を使用して同じソリューションにアクセスすると、同期されていないアイテムが発生する可能性があります。 この同期問題は、バージョン 2003.06.12 のユーザーがソリューションを同期せずに閉じて、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE からこのソリューションを開いて、同じモデル要素を扱った場合に発生する可能性があります。

回避策: 次のいずれかを実行します。

  • ソリューションを同期してから、そのソリューションを閉じて構成管理ソリューションに変更を加えます。 これは最適な手法であり、多くの同期問題を防止するのに役立ちます。
  • ソリューションに追加の変更を加える前に、[シンクロナイザのリセット] コマンドを実行して、コードとモデルに対するそれまでのすべての変更内容が確実に同期されるようにします。
    1. プロジェクトをリベースした後に、共有ソリューションを開きます。
    2. [ソリューション エクスプローラ] でソリューションまたはプロジェクトのノードを右クリックするか、[モデル エクスプローラ] で
      モデル ルートを右クリックしてから、[シンクロナイザのリセット] をクリックします。
レポート生成と Web 発行

374617

モデルを発行する際、最初にそのモデルを開いたときに、「Page cannot be displayed」(ページを表示できません) というエラー メッセージが表示されることがあります。

回避策: XDE のモデル エクスプローラがモデルのコンテンツにアクセスできないかぎり、Web 発行機能もそのモデルのコンテンツにアクセスできません。たとえば、モデル エクスプローラで表示されない制約は発行されません。 モデル エクスプローラのフィルタ設定に基づいて、表示される要素が決定されます。

モデル エクスプローラのフィルタ設定を変更するには

  1. [ウィンドウ] メニューの [設定] をクリックします。
  2. [Rational XDE] を展開して [モデル エクスプローラ] をクリックし、[フィルタの設定] ボタンをクリックします。 [モデル エクスプローラのフィルタ設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [以下の要素を表示する] リストで、モデル エクスプローラに表示するすべてのモデル要素を選択します。 選択しなかったすべての要素は、発行時に非表示になります。
  4. [OK] をクリックします。

Rational XDE 2003.06.12 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

構成管理
243561

モデル要素の名前を変更したり、保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、[チェックアウト]、[編集]、[ヘルプ] のボタンのみがダイアログ ボックスに表示されます。 ダイアログ ボックスには、[キャンセル] ボタンがありません。

[チェックアウト] ボタンをクリックし、次にダイアログ ボックスで [キャンセル] ボタンをクリックすると、メモリ内の変更は、ロール バックされずに保持されます。

回避策: 保存してチェックインしたモデルにダイアグラムを追加する場合、そのダイアグラムのストレージ ユニットを明示的にチェックアウトする必要があります。チェックアウトは、モデルを変更する前に行う必要があります。 モデルをチェックアウトしなかった場合、変更を保存しないでモデルを閉じることによって、復旧することができます。

245044

ClearCase v2002.05.00 Windows の最新のパッチ (例、パッチ 24 または 26) をインストールしている Rational XDE ユーザーは、XDE/ClearCase Type Manager インストーラの再インストールを要求されます。 これは、ClearCase パッチが、比較とマージ操作を XDE 比較/マージ機能へ導く ClearCase 管理ファイルの XDE バインドを上書きしたためです。

回避策: サーバーまたはクライアント上の XDE/ClearCase Type Manager インストーラをアンインストールして再インストールします。この操作は、ClearCase パッチをインストールするたびに、実行する必要があります。 ClearCase の今後のパッチでこの問題に関する修正を確認してください。

Data Modeler
244321

Rational XDE で Petal Import を使用して既存の Rose モデルを 開く場合、以下を行う必要があります。

  1. データ モデルのデフォルト データベース ターゲットをリセットする。
  2. ドメイン データベース ターゲットをリセットする。
  3. 依存関係を使用して、ドメイン パッケージをデータ モデルに割り当てる。
244285

多対多関係ツールは、アポストロフィ ( ' ) を含むテーブル名を正しく解決することができません。

回避策: アポストロフィを削除するか、関係を手動で作成します。

多対多関係を手動で作成するには

  1. ダイアグラム内で、多対多関係に参加するテーブルを追加します。
  2. [ツールボックス] の [Data Modeler] タブで [テーブル] ツールをクリックし、次に多対多関係テーブルを含むダイアグラムをクリックします。 新しく作成されたこのテーブルは、交差テーブルです。
  3. 各多対多関係テーブルと交差テーブル間に、依存リレーションシップを追加します。 交差テーブルは、各依存リレーションシップの子テーブルになる必要があります。
  4. 各依存リレーションシップの多重度を [1..*] に設定します。
244364

DB2 UDB zSeries データ モデルを作成するとき、追加の DB2 テンプレートが表示されます。

回避策: 「DB2 zSeries」というタイトルのテンプレートのみを選択します。ほかのテンプレート (MVS) は、Rational XDE の以前のバージョンのデータ モデルのテンプレートです。

244570

DB2 UDB zSeries の大きいテーブルスペースは、リバース エンジニアリング、またはデータベースや DLL ファイルを生成することができません。

244568

Rational XDE データ モデリングには、DB2 UDB zSeries バージョン 8 のサポートに制限があります。つまり、バージョン 7 の要素とステートメントのみがサポートされます。

データ モデルで DB2 UDB zSeries バージョン 8 を使用するには、DB2 UDB zSeries v6 と v7 のデータベース ターゲットをエンジニアリング ウィザードとデータベースのデフォルトで使用する必要があります。

このサポートは、DB2 UDB zSeries バージョン 8 の GA 前のバージョンを基にしています。

244557

DB2 UDB zSeries の関数をリバース エンジニアリングするとき、戻り値の型のデフォルトが smallint になります。

回避策: リバース エンジニアリングのプロセスを完了した後で、戻り値の型をリセットします。

244453

データベースから DB2 UDB zSeries をリバース エンジニアリングすると、テーブルスペースの消去規則がリバース エンジニアリングされません。

回避策: IsErase プロパティを使用して、テーブルスペースの消去規則を設定します。このプロパティを、ERASE YES の場合 True に設定し、ERASE NO の場合 False に設定します。

244569

データ モデルを検証するとき、算出後の列をデフォルト値として使用する列で未解決の識別子エラーが発生します。 これは無効なエラーです。

回避策: エラーを無視します。

244555

別のビューに依存しているビューは、データベースからユーザー定義のビューとしてリバース エンジニアリングされ、そのビュー間の依存関係が作成されません。

244571

データベースから DB2 UDB zSeries の null が使用可能な列をリバース エンジニアリングすると、Rational XDE は Null デフォルト値をその列に割り当てます。

回避策: DDL ファイルまたはデータベースを生成するときに列の構文を保持するには、その列から Null デフォルト値を削除します。

245539

テーブルから pk/fk を削除し、モデルを検証せずに比較と同期を使用して、テーブル全体を DDL ファイルにエクスポートしようとすると、ArrayOutofBoundsException エラーが表示されます。 このエラーが表示された場合、XDE を再起動する必要があります。

回避策: 比較と同期の操作を続行する前に、モデルを検証し (ベスト プラクティスの推奨に従って)、無効な関係を修正します。

245889/APAR IC39101

Data Modeler 用の Rational XDE ヘルプに次の情報を追加する必要があります。「論理データ モデルのデータ モデルへの変換を複数実行する場合、各変換に対して、論理データ モデルを異なるデータ モデル パッケージに再変換することができます。」各変換で論理データ モデルを同じデータ モデル パッケージに再変換する場合、XDE は次を実行しないため注意が必要です。

  • 論理データ モデルとデータ モデル間の同期。 論理データ モデルの要素を削除した場合、それらの要素は、データ モデルでは削除されません。
  • 外部キーのインデックスの生成。[クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスで指定した場合にも生成されません。
  • 一部の制約名の正しい生成。
マニュアル/ヘルプ
243667,
461206/APAR
IC42781
RXE API 文書は、API のパターンとコード テンプレートの部分で使用される継承モデルを反映していません。 実際に使用される継承は以下のとおりです (インデントは、継承を示します)。
  • IRXEPatCTCalloutData
    • IRXECodeTemplatesExpansionData
    • IRXEPatCalloutData
      • IRXEPatVetoableCalloutData
        • IRXEPatternsOnArgumentValueCalloutData
        • IRXEPatternsOnBindCalloutData
        • IRXEPatternsOptionalElementCalloutData
        • IRXEPatternsWizardCleanUpCalloutData
        • IRXEPatternsWizardStartUpCalloutData
        • IRXEPatternsExpansionLocationCalloutData
      • IRXEPatAbortableCalloutData
        • IRXEPatExpansionCalloutData
          • IRXEPatternsPreExpandCalloutData
          • IRXEPatternsPostExpandCalloutData
        • IRXEPatternsPreApplyCalloutData
        • IRXEPatternsPostApplyCalloutData
        • IRXEPatternsErrorCalloutData
        • IRXEPatternsPostMappingCalloutData
        • IRXEPatternsCollectionCalloutData
      • IRXEPatElementCalloutData
        • IRXEPatternsMergeCalloutData
        • IRXEPatternsMatchCalloutData
        • IRXEPatternsScriptletCalloutData
  • IRXEPatApplicationMap
  • IRXEPatExpansionMap
  • IRXEPatCTCalloutUser
    • IRXECodeTemplatesExpansion
    • IRXEPatternsCallout
  • RXEPatCTArgumentTypes
  • RXEPatApplicationEvents
  • RXEPatNextOptions
  • RXEPatElementMergeBehaviors
245889/APAR IC39101
この表の「Data Modeler」の項の障害 245889 の説明を参照してください。
インストールとアンインストール
137334
Rational XDE バージョン 2003.06.12 をバージョン 2003.06.00 などの XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。 詳しくは、後で示す障害 137334 を参照してください。
454398

2003.06.12 CD を使用して IBM Rational 製品の以前のバージョン 2003 からアップグレードする場合、Disk 1 が CD ドライブに入っているにもかかわらず、引き続き「ディスクを挿入してください: Disk 1 (Please insert the disk: Disk 1)」と表示されることがあります。

これは、元のインストールが「エンタープライズ配置」インストール オプションを使用して作成された割り当て済みのリリース領域を使用して実行されている場合か、Web からダウンロードされた製品に対して発生します。

回避策: 関連するテクニカル ノートを参照してください。www.ibm.com/software/rational/support/ に移動して、"upgrade insert disk 1” のテキストで検索してください。

インターナショナリゼーション
237570

作図面で使用されるデフォルト フォントが適切でない言語があります (特に、アジア言語)。

回避策: ユーザーは、([ツール] メニューの) [オプション] ダイアログ ボックスで [Rational XDE] を展開し、続いて [外観] を展開して [一般] をクリックし、デフォルトのフォント フェースを変更する必要があります。ユーザーの文字セットをサポートするフォントを選択します。 また、[設定対象] リストから [新規モデルのデフォルト] を選択し、すべての新規モデルに対して変更が適用されるようにします。

245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) を起動して、RUP の拡張ヘルプを起動すると、エラー メッセージが英語で表示されます。 回避策については、「XDE 全般」の 障害 245756 を参照してください。

ラウンド トリップ エンジニアリング
135148
Visual Studio .NET 2002 シェルは、[オプション] ダイアログ ボックス ([ツール] メニューの [オプション] をクリック) の 64 ページのみサポートします。これらのページは、以下のレジストリ キーのレジストリ エントリによってそれぞれ識別されます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\VisualStudio\7.0\ToolsOptionsPages

Visual Studio .NET の標準インストールで XDE がインストールされている場合は、[オプション] ページの数は、前述の制限を超えます。 このため、Rational XDE の次の 2 ページは、Visual C++ 設定の [オプション] ダイアログ ボックスでは、表示されない場合があります。

  • Rational XDE\Round-Trip Engineering\Visual C++ Settings\Visual C++ Initial File Settings
  • Rational XDE\Round-Trip Engineering\Visual C++ Settings\Visual C++ Containers

この結果、この影響を受けたページでは設定を構成することができません。

回避策:

  • 使用されていないページのレジストリ エントリのいくつかを手動で削除します。
  • Visual Studio .NET 2003 にアップグレードします。
  • Microsoft 社は、Visual Studio .NET 2002 の今後のサービス パックに修正を含める可能性があります。VS .NET 2002 のサービス パックが入手可能かどうかを MSDN ダウンロード サイトで確認してください。
135490

Rational XDE モデルのプロジェクトを Visual Studio .NET 2002 で作成し、続いて IDE を Visual Studio .NET 2003 にアップグレードする場合、プロジェクトを再度開いたとき、[ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの各参照アセンブリ モデルのバージョンが重複して表示される場合があります。 この状態は、XDE を Visual Studio .NET 2003 に再インストールし、プロジェクトを開き、次にそのプロジェクトを同期するか、モデルを開いた後で発生します。

この重複したモデルは、実際には個別のバージョンです。 新規 IDE バージョンにアップグレード後、各参照アセンブリ モデルの Visual Studio 2002 と 2003 バージョンが [ソリューション エクスプローラ] のその他のファイル プロジェクトの下に表示されます。 アセンブリ モデルへの参照は Visual Studio .NET 2003 バージョン (vs7rte\vsnet\Models\v1.1\*.mdx) を正しくポイントしますが、明らかに重複したアセンブリ モデルの表示が分かりづらい場合があります。 ただし、この状態は、同期に影響を及ぼしたり、実際問題の原因になることはありません。

回避策:

使用されていない重複した参照モデルをプロジェクトから削除するには

  1. Visual Studio .NET 2003 でプロジェクトを開きます。
  2. [ソリューション エクスプローラ] でその他のファイル プロジェクト内の参照モデル ファイルを選択します。
  3. [プロパティ] ウィンドウで、ファイル パス プロパティを表示します。
  4. \vs7rte\vsnet\Models\v1.0 ディレクトリにある参照モデルに対して、モデルを右クリックし、次に [削除] をクリックします。
  5. 重複する参照モデルに対してそれぞれ、手順 2 から 4 を繰り返します。
  6. ソリューションを閉じて (必要に応じて保存してから)、Visual Studio .NET を終了します。
    次回 VS .NET を開くときには、この問題は発生しません。

メモ: この手順は、モデル ファイルをプロジェクト アイテムとしてその他のファイル プロジェクトから削除しますが、ファイル システムからは削除しません。正しいモデルを間違って削除した場合、そのモデルは、次の同期のときにプロジェクト内でもう一度作成されます。

136904

Rational XDE 2003.06.12 の Visual C++ サポートの機能を使用するとき、Visual Studio .NET 2003 (devenv.exe) が永久的にハングすることがあります。これは、以下のプラットフォームで実行されているときに発生します。

  • Windows 2000 Professional SP2、SP3、SP4
  • Windows 2000 Server SP2、SP3、SP4

回避策: この問題がこの条件下で発生した場合、コンピュータの電源をオフにしてから、再度オンにして再起動する必要があります。Windows 2000 カーネルのこの問題は、Microsoft サポート ケースの SRX031219604116 に該当します。 関連するサポート技術情報 (KB) の記事と修正パッチについては、http://support.microsoft.com/?id=837443 でサポート技術情報番号 837443 を参照してください。 IBM Rational のユーザーはまた、http://support.microsoft.com に一覧表示されているフリーダイヤル番号を使用し、この問題に関する KB 番号 (837443) を照会することで、修正パッチについて Microsoft のサポートに直接問い合わせることができます。

137334

Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを XDE の以前のバージョンに戻す場合、同期中にエラー メッセージが表示される場合があります。

回避策: 同期するときに、次の手順に従います。

  1. C# Class Library プロジェクトを作成します。
  2. 同期するには、ツールバーから [同期] ボタンをクリックします。
    [不明な RAS ファイル タイプ] ダイアログ ボックスが開きます。
  3. .mdx」と入力し、[OK] をクリックします。
    [RTE.ModelMonitor.UpgradeProfile] ダイアログ ボックスが開きます。
  4. [OK] をクリックします。
    同期を完了します。
  5. デフォルトのディレクトリにある rte.prx プロファイルを削除します。 通常は、
    C:\Documents and Settings\user\Application Data\Rational\XDE\Profiles です。

次回同期するときには、正しいプロファイルが適用されます。

137444

Microsoft Visual Studio .NET 2003 で Rational XDE を使用している場合、Managed C++ Windows Form プロジェクトを含むソリューションで Visual C++ ラウンド トリップ エンジニアリング機能を使用し、そのプロジェクトに新しいフォームを追加すると、次のエラー メッセージが表示されることがあります。

「このファイルのデザイナに、デザインできるクラスがないため、デザイナを表示できませんでした。」

フォームをデザイナで開くことに失敗し、デザイナ フォームとタスク リストの両方にこのメッセージが表示されます。 このエラーは特に Windows 2000 で頻繁に発生し、「メモリ不足」が原因です。

回避策: 連続メモリを解放するには、次のようにしてください。

  1. ソリューションを閉じます (必要に応じて、まず、[すべてを保存] を使用します)。
  2. Visual Studio .NET を閉じます。
  3. Visual Studio .NET を起動します。
  4. ソリューションを開きます。 フォームが正しく開かれます。
RXE
243418
RXEMenuExtender ターゲット タグ <AppendSelection> は、現在選択されている特定の要素にのみ付加されます。要素のグループ化されたセットは付加されません。
244495
メニュー拡張機能と呼ばれるプログラムでモデルを閉じる場合、モデルが引き続きモデル エクスプローラ内に表示されます。
244507
この文書で参照されているメニュー拡張機能のサンプルは、適切なターゲット プログラムも含め、C:\Program Files\Rational\XDE\Addins\RXEMenuExtender\examples に保管されています。 このパスは、ユーザーによるインストールの場所に応じて変更されます。
244508
このリリースでは、IRXEDiagram.renderImage( ) は GIF 形式をサポートしていません。
244558
.NET の構成管理制御下のモデル内のすべての管理ユニットは、XDE Menu Extensions がそれらを修正しようとするため、XDE Menu Extensions を実行する前に明示的にチェックアウトする必要があります。
244560
構成管理制御ディレクトリにモデルを作成して保存するメニューから実行する RXE スクリプトが、.NET シェルの下の構成管理システムに追加されません。 これらのモデルは、Eclipse シェルの下の構成管理システムにのみ追加されます。
レポート生成と Web 発行
243697

テキストなどの特定の要素タイプをフィルタする場合、関連するリンクを持たないホット スポットが、発行されるモデルに作成されることがあります。

回避策: モデルを発行する前にすべてのフィルタを削除してください。

375379
外部ファイルをモデル要素にリンクする場合、そのリンクのファイル参照を絶対パスまたは相対パスで指定することができます。 相対パスで指定したファイル参照は、Web に正しく発行されません。

回避策: モデルを Web に発行する場合、すべてのリンクされたファイルに絶対パスのみ指定します。

リンクされた外部ファイルに絶対パスを指定するには、次に従います。

  1. [モデル エクスプローラ] で、外部ファイルをリンクさせるモデル要素を右クリックし、[UML の追加] をポイントし、[URL] をクリックします。
  2. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで、[すべてのファイル参照に相対パス表現を使用する] チェック ボックスをオフにします。
  3. [参照] をクリックしてモデル要素にリンクするファイルを参照して選択し、[開く] をクリックします。
  4. [URL 入力ダイアログ] ダイアログ ボックスで [OK] をクリックします。
XDE 全般
232204
ASP.NET と XDE Web サービス間の同期は、Windows NT 4 ではサポートされていません。Visual Studio.NET の既知の問題であり、回避策はありません。
239560, 241074
XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式を使用して、大きいモデルをインポートまたはエクスポートする場合、Rational XDE のインポートとエクスポートのプロセスがハングまたは遅くなるか、java.lang.OutOfMemoryError メッセージが表示されます。 ハングまたはエラー メッセージを防ぐには、Java Virtual Machine (JVM) サイズのデフォルト設定を 256 MB からさらに大きいサイズに変更する必要があります。

次の手順に従ってレジストリ内の JVM サイズの設定を増やします。

  1. Rational XDE と Microsoft Visual Studio .NET を閉じます。
  2. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を開きます。
  3. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「regedit」と入力し、次に [OK] をクリックします。
  4. 次のレジストリ キーを見つけます。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\RationalSoftware\RJCB\JVMs\XdeJavascriptJvm.
  5. JvmOptions 文字列値を見つけます。
  6. "-Xmx256m" JVMOptions 文字列値を "-Xmx448m" などの大きいサイズに変更します。

メモ: JVM の実サイズは、コンピュータの物理 RAM のサイズより小さくし、1K (または 1024 バイト) ずつの増分にする必要があります。

243239

Rational XDE モデルを XML Metadata Interchange (XMI) ファイル形式でエクスポートする場合、ClassicRose プロファイルがエクスポートしようとしているモデルに適用され、そのモデルに XDE で作成した実現関係と抽象化関係が含まれる場合、以下の影響のないエラー メッセージが表示される場合があります。

  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Visibility" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::Friend" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityTo" は見つかりませんでした。
  • 要素 "xx_Abstraction" のタグ付き値 "ClassicRose::MultiplicityFrom" は見つかりませんでした。

このエラー メッセージは、UML/XMI. に UML:Realization メタクラスがないために表示されます。 XMI エクスポートでは、「Realize」としてステレオタイプ化された Rational XDE 実現関係と抽象化関係は、「Realize」としてステレオタイプ化された UML:Abstraction としてエクスポートされます。 Rational XDE への XMI インポートでは、ステレオタイプが「Realize」に なっているすべての抽象化は、XDE では実現関係になります。

244167

Microsoft Windows 2000 Terminal Server を SP3 から Service Pack 4 (SP4) にアップグレードし、次に Rational XDE バージョン 2003.06.12 サービス リリースを使用しようとすると、パッケージのロードに失敗する場合があります。

次に、Microsoft Visual Studio .NET を終了するとき、次のアプリケーションエラーが表示される場合があります。

"0x791bad3a" の命令が、:0x00000050" のメモリを参照しました。 メモリが "read" になることはできませんでした。

この動作は、以下の条件と合致した場合に起こります。

  • ターミナル サーバーに制限付きユーザー (管理者権限を持たないユーザー) としてログ オンしている。
  • ターミナル サーバーで Windows 2000 SP4 が実行中であり、.NET Framework 1.0 SP2 以下がインストールされている。
  • .NET Framework 1.1 以上をターミナル サーバーにインストールしていない。.

回避策: これは、Microsoft の既知の問題です。http://support.microsoft.com/default.aspx?kbid=823485 を参照してください。
この問題を回避するには、Microsoft .NET Framework 1.1 を Windows 2000 SP4 ベースのターミナル サーバーにインストールします。

244643, 244687

Rational XDE モデルを Unisys 1.3.5 ファイル形式でエクスポートする場合、複数状態アクションと最終状態アクション (継続時アクション、退状時、入状時など) がエクスポートされません。 Unisys 1.3.5 ファイルを XDE にインポートする場合、1 つのアクション (継続時アクション) のみインポートされます。 すべてのアクション (UninterpretedActions) は、エクスポートとインポートが正常に行われます。

回避策: モデルを Unisys 1.3.5 形式にエクスポートする前に、アクティビティ モデル要素内に所在する複数のアクションを削除します。

244776
シグナル イベント、呼び出しイベント、時間イベントなど、複数のイベントを Rational XDE の遷移に追加することができます。 ただし、複数のイベントを持つ遷移を含む XDE モデルを Unisys 1.3.5 XMI ファイル形式にエクスポートする場合、同じモデルを XDE にインポートすることはできません。

回避策: 複数のイベントを遷移に関連付ける場合、遷移ごとに 1 つのイベントを追加します。

245150
特定の文字列に割り当てられた Change プロパティを持つ変化イベント モデル要素をエクスポートする場合、XMI ファイルに生成された内容が間違っています。 属性、「body」が 2 回生成され、エクスポート結果が構文上不正になります。

回避策: エクスポートされた XMI ファイル内の重複する属性「body=」を「language=」に変更します。

245408

1 つの制約を複数のモデル要素に関連付けると XMI インポート中に XDE がハングする原因になります。

回避策: 1 つの制約を 1 つのモデル要素にのみ関連付けます。

245427
SubactivityState 参照を持つアクティビティ グラフは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、SubactivityState の ActivityGraph 参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245430
分類子参照を持つオブジェクト フロー状態は、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、オブジェクト フロー状態の分類子参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245432
操作参照を持つ呼び出しイベントは、XMI ファイル形式に正しくエクスポートされますが、XMI ファイルを XDE にインポートし直すと、参照が正しく解釈されません。 インポートされたモデルには、呼び出しイベントの操作参照がありません。 この障害には回避策はありません。
245756

Web ブラウザに対して Sun Java Runtime Environment (JRE) プラグイン、バージョン 1.4.1 をインストールしていない場合、Rational Unified Process (RUP) と RUP の拡張ヘルプは動作しません。 このほか、関連するエラー メッセージが英語で表示され、ローカライズされていません。

回避策: Sun JRE 1.4.1 をインストールします。

JRE プラグインをインストールするには、以下の操作の 1 つを実行します。

  • CD から RUP をインストールしている場合、JRE プラグイン インストーラを次の Rational の共通ディレクトリから実行することができます。
    [INSTALLDIR]\common\rwp\JRE_plugins\j2re-1_4_1-windows-i586-i.exe
    ここで [INSTALLDIR] は、インストールされている Rational 製品のディレクトリです。 例、
    C:\Program Files\Rational
  • 次の Sun Java Web サイトのリンクから JRE をダウンロードしてインストールします。
    http://java.sun.com/products/archive/j2se/1.4.1/index.html

この代替策としては、所属する組織の技術サポート要員にご連絡ください。

インストールを完了したら、RUP または拡張ヘルプを再起動します。

修正された障害

次の表は、このサービス リリースと以前のサービス リリースで修正された障害を説明します。

Rational XDE 2003.06.15 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

インターナショナリゼーション
593705

名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。

回避策: デフォルトの Sun Java Runtime Environment (JRE) バージョン 1.3x をバージョン 1.4.1_01 に置き換えてください。

Rational XDE 2003.06.14 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

XDE 全般
247693/APAR IC40927
レーンに含まれる要素 (マージされているかどうかは問わない) 向けに作成されたホットスポットは、予想どおりの場所に配置されないことがあります。

Rational XDE 2003.06.13 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

比較とマージ (Compare/Merge)

513643

 

XDE で作業を行う際、2 人のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、同じ名前のストレージ ユニットを作成する場合があります。 ユーザーがその作業のチェックインまたはデリバーを試みることにより、マージが起動されると、ClearCase はユーザーに 2 つのストレージ ユニットのどちらかを選択するように要求し、XDE の比較とマージはそれぞれユーザーにこれらのストレージ ユニットに関連付けられた 2 つのモデル要素のどちらかを選択するように要求します。 このような状況では、一貫して選択することが重要です。 つまり、1 人のユーザーのストレージ ユニットを選択したら、そのストレージ ユニットに関連付けられた、そのユーザーのモデル要素を選択する必要があるということです。 たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンで、class1.clx というファイルの独立したユニットとして class1 を作成するとします。 ClearCase のディレクトリ マージは、2 つの Class1.clx ファイルのうち、どちらをマージするディレクトリに入れるかを問い合わせ、XDE の比較とマージは、2 つの Class1 モデル要素のうち、どちらをマージするモデルに入れるかを問い合せます。 ClearCase のディレクトリ マージでユーザーが 1 人目のユーザーの Class1.clx ファイルを選択したら、XDE の比較とマージ セッションでも、1 人目のユーザーの Class1 モデル要素を選択する必要があります。

モデル要素の名前は異なるがストレージ ユニットは同じである場合には、似たような状況が発生しますが、その振る舞いは異なります。 たとえば、両方のユーザーが、同じディレクトリのそれぞれのバージョンのストレージ ユニット class1.clx で最初に class1 を作成するとします。 その後、1 人目のユーザーが class1 というモデル要素名を myclass に変更します。 そのストレージ ユニット名は class1.clx のままです。 この場合、ClearCase ディレクトリ マージでは、ディレクトリに入れることができるのは 1 つの class1.clx のみですが、XDE 比較とマージでは、class1 と myclass の両方をマージ結果のモデルに入れることができます。 マージしたモデルは、存在しないストレージ ユニットを見つけることができません。 この状況から復旧するには、存在しない class1.clx ファイルを他の名前に変更し、ユニットのないモデル要素のショートカット メニューの [ユニットの参照] コマンドを使用してこの名前変更したファイルを検索します。 名前変更は、ClearCase Explorer を使用するか、[cleartool] コマンド ラインで行い、名前変更したファイル (元の名前のファイルを含む) の履歴を残します。

構成管理
239946
XDE バージョン 2002 リリース 2.1 サービス リリースの VOB ルート登録場所を介して解決するモデルの相互参照を作成したユーザーは、これらのモデルが XDE バージョン 2003.06.xx で最初に開かれるときに、スナップショット ビューを使用する必要があります。これにより、これらのモデルがアップグレードされます。 モデルをアップグレードしてチェックインすると、これらのモデルに ClearCase の動的ビューでアクセスできます。
246156

リベース、更新、デリバーの操作中により新しいバージョンのモデルがロードされる可能性があるため、これらの操作の 1 つを実行する場合は、次を実行することをお勧めします。

  1. 保存していない変更をすべて保存します。
  2. 操作 (リベース、更新、デリバー) を実行します。
  3. [モデル エクスプローラ] で [すべて再ロード] ボタンをクリックします。
データ モデリング
241098

データ モデルが存在しない場合、[変換] メニューの [クラスからテーブルへ] コマンドを使用しても [クラスからテーブルへの変換] ダイアログ ボックスが開きません。

マニュアル/ヘルプ
375451
Visual Trace のヘルプに、次のテキストを含める必要があります。「トレ ースするアプリケーションを開始する前に Visual Trace を有効にする必要があります。」
インターナショナリゼーション
240169, 240232,
594953, 595310, 596012, 596551
XDE は、日本語または 2 バイト文字を含むパスにインストールすることはできません。
593705

名前に 2 バイト文字が含まれるフォルダにモデルを発行すると、発行されたモデル内でツリー制御が失敗する原因になります。

インストールとアンインストール
137827

Rational XDE バージョン 2003.06.12 のアンインストール時に、2 つの DLL が削除されることがあります。これらの DLL は、別のバージョン (2003.06.00 を含む) の XDE をインストールした場合に、必要になりますが再インストールされません。

447417
次の問題は、Rational XDE Developer Plus Edition にのみ該当します。XDE の SitePrep 領域を適切に設定するには、直接 SitePrep.exe を使用しないことをお勧めします。Setup.exe を使用し、[エンタープライズ レベルでの使用向けに展開] を選択して、SitePrep 領域を作成してください。 直接 SitePrep.exe を使用すると、SitePrep 領域が適切に設定されず、不適切な設定領域からインストールが実行されるとハングする可能性があります。
ラウンド トリップ エンジニアリング
138156

チーム開発環境で作業している場合に、あるユーザーが Rational XDE バージョン 2003.06.12 を使用してソリューションにアクセスする一方で、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE を使用して同じソリューションにアクセスすると、同期されていないアイテムが発生する可能性があります。 この同期問題は、バージョン 2003.06.12 のユーザーがソリューションを同期せずに閉じて、別のユーザーがバージョン 2003.06.13 の XDE からこのソリューションを開いて、同じモデル要素を扱った場合に発生する可能性があります。

RXE
239228

汎化、依存、実現の場合、終端要素にアクセスするためのメソッドまたはプロパティは反対の終端を返します。 例えば、次のようになります。

  • IRXEGeneralization.SuperElementSubElement を返します。
  • IRXEGeneralization.SubElementSuperElement を返します。
  • IRXEDependency.SupplierElementClientElement を返します。
  • IRXEDependency.ClientElementSupplierElement を返します。
  • IRXERealization.SpecificationElementImplementationElement を返します。
  • IRXERealization.ImplementationElementSpecificationElement を返します。
240004

IRXEReference.Resolve() メソッドと IRXEReference.getRefModel() メソッドは常に Null を返します。 resolve() に対する呼び出しは、可能な場合は参照を解決しますが、Null を返します。

Visual Trace
446505

Visual Trace は、Microsoft .NET Framework version 1.1 上の ASP.NET アプリケーションのトレースをサポートしていません。

レポート生成と Web 発行
241330

ほかのユーザーがインストールした Rational XDE のインストールを使用する場合、モデルを発行しようとすると、追加のコンポーネントをインストールするよう求められる場合があります。 提案されるインストールは必要ありません。[キャンセル] をクリックしてください。 発行は正常に進みます。

[キャンセル] をクリックせずにプロセスを終了させると、2 つ目のダイアログ ボックスが表示され、再起動するように指示されます。 [いいえ] をクリックしてください。 [OK] をクリックすると、XDE が再起動され、発行されたモデルが不完全になります。

374690
グローバル アクションを含むモデルを発行する場合は、それらのアクションは、発行されるモデルには表示されません。
XDE 全般
238301

印刷プレビュー時、またはテキストエディタなどのほかのアプリケーションに図形を貼り付けたときに、モデルの相互参照の修飾子が正しい位置に表示されません。

238555

特定の内部処理を起動してダイアグラムを開く、保存済みのモデルを開く場合、このモデルに対して変更していなくても、このモデルは保存済みではない状態または変更済みの状態 ([モデル エクスプローラ] 内のモデル名の隣にアスタリスクを付けた状態) で表示されます。 データを損失することなく、変更内容を保存または破棄できます。

238740

サブユニットで作業する場合、[ファイル] メニューの [すべて保管] コマンドを使用して作業を保存することをお勧めします。 [保存] コマンドを使用する (または、[Ctrl] を押しながら [S] を押す) と、作業は一貫して保存されない場合があります。

たとえば、1 つのサブユニットを変更し、これにより、ほかの 2 つのサブユニットに変更が生じる場合があります。 最初のサブユニットのみを保存し、ほかの 2 つを保存しないと、ディスクに保存されたファイルは互いに整合の取れていない状態となります。 代わりに、[ファイル] メニューから [すべてを保存] をクリックした場合は、3 つの変更済みファイルがすべてディスクに保存され、ディスク上のファイルの一貫性が保たれます。

241211

ソース管理されているモデル内でダイアグラムを開き、ダイアグラム要素での以前の変更により改ページ位置を更新する必要がある場合、ファイルをチェックアウトするよう求められます。 しかし、[キャンセル] をクリックしてもダイアログ ボックスは閉じられません。 これは、[オプション] ダイアログ ボックスの [ソース管理] の [全般] ページで選択した [チェックアウトを確認する] 設定をオンにしている場合に発生します。

241325
モデルのアップグレード プロセス中 (特に英語以外のモデル)、XDE の印刷設定が正しくアップグレードされない場合があります。
241771

Windows NT 上に Rational XDE Developer Plus をインストールしている場合、空のモデルを保存すると、そのモデルに Rational RequisitePro 適用プロファイルが割り当てられます。

245970

モデル ファイルを Rational Rose から Rational XDE にインポートする場合、ステレオタイプを持つクラスは、ダイアグラム ウィンドウでは非常に大きくなります。

246125
Rational XDE Developer Plus for .NET Platform Edition のユーザーが Rational PurifyPlus、PureCoverage、Quantify 製品のいずれかを起動すると、次のようなライセンス エラー メッセージが表示される場合があります: 「PurifyNT のチェックアウトに失敗しました: FLEXlm エラー - 18、ライセンス サーバーはこの機能をサポートしていません (Failed to check out a key for PurifyNT: FLEXlm Error - 18, License server does not support this feature)」。 これは、XDE とともに追加の Rational 製品をインストールする際に起こることがあります。
246155
Rational XDE (Developer Plus for .NET Platform Edition) に対してライセンスの適用をアクティブにした場合、PurifyPlus に対して Rational Suite ライセンス キーを使用すると Visual Studio .NET が終了時にクラッシュする原因になります。 この条件が問題である場合、IBM 代理店までご連絡ください。代替ライセンス キーを提供できるかどうかを調べることができます。
589765 (55216)
Windows 2000 [ユーザー補助のオプション] の [ハイコントラスト] 表示オプションを使用する場合、Rational XDE の図でカーソルを表示できません。

Rational XDE 2003.06.12 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

マニュアル/ヘルプ
242208

データ モデリングのオンライン ヘルプに、ドメインを論理データ モデルの属性に割り当てることができるとありますが、 この機能はサポートされていません。

ラウンド トリップ エンジニアリング
136715

Rational XDE では、Microsoft Visual Studio .NET Web プロジェクトをソース プロジェクトからのコンテンツなしに新規モデル ファイルにリバース エンジニアリングします。

HTML タグを検出するとき、大文字小文字を区別しないように Rational XDE HTML パーサーを変更することによって修正されました。 パーサーがファイルを解析できない場合は、エラーがレポートされ、同期を中止しないで次のファイルの解析が継続されます。 aspx、asmx、ascx ファイルの記述が、VS.NET 7.0 と 7.1 の両方で強化されました。

137288

リバース エンジニアリングされたクラスがコード テンプレートの拡張内のコードに追加され、予期しない動作の原因になります。 クラスにバインドするコード テンプレートがある場合、モデル内のそのクラスに追加されたネスト クラス、フィールド、操作のいずれかが、同期中にコード内のコード テンプレート拡張内に生成されることがあります。 この追加されたアイテムは、次回の同期で、コード テンプレート拡張中に削除されます。

137427
コード テンプレートをクラスにバインドすることによって、ユーザーがクラス内の要素を [モデル エクスプローラ] から削除するのを防ぎます。 バインドされたコード テンプレートを持つモデル要素、またはステレオタイプをユーザーが変更したモデル要素で補助同期を実行すると、モデルのその要素内でユーザーが行った削除は、同期の際に無視されます。
244203/APAR IC37806

クラスにバインドされた XDE コード テンプレートは、データ損失の原因になります。 クラスのモデル要素を修正中にコード テンプレートをそのクラスへバインドすると (たとえば、パラメータを操作に追加する)、同期の際にそのクラスが削除される原因になります。

Visual Trace
241144
XDE が、名前に日本語または 2 バイト文字を含むディレクトリにインストールされている場合、Visual Trace が、デバッグまたは実行セッションの起動時に、Rational XDE を終了する原因になります。
241476

ユーザーが Microsoft Visual Studio .NET 2003 を使用し、Windows の Debugger Users グループのメンバーの場合、Visual Trace で監視するために選択したクラスのリストは、いったん Class Selection Wizard を閉じると保持されません。

447942

Visual Trace は、ユーザーが起動するアプリケーションと、IDE アクションの結果として起動するその他のプロセスとを、区別できるとは限りません。 このため、Visual Trace は自動的にプロセスのトレースを試み、次 の警告が表示される場合があります。「Visual Trace では一度 に 1 つのアプリケーションのトレースしかサポー トされません。(Visual Trace supports only tracing one application at a time.)このコンピュータで追跡されている他のアプリケーションをすべて停止し、アプリケーションを再スタートしてください。」

514577

次の障害は、ソリューション 187450534 と関連しています。詳細について技術サポートに問い合わせる場合、この番号を使用してください。

Visual Trace では、ソケットを使用して、トレース中のアプリケーションに接続します。 接続を確立できない場合は、次の警告が表示されます。 「Visual Trace は、ターゲットとソケット接続を確立できませんでした」

Rational XDE 2003.06.01 サービス リリース

カテゴリ

ID

説明

RequisitePro との統合
59126, 238444
Rational RequisitePro と XDE の統合を使用すると、Rational XDE を閉じる際の JVM エラー メッセージの原因になります。
Visual Trace
241395, 514239
Rational PurifyPlus または Visual Trace の機能を使用して、Microsoft .NET Framework 1.1 の下で稼動しているプログラムを監視する場合、「例外処理」メッセージが表示されてクラッシュする可能性があります。 エラー メッセージが BCIEngCOR.dll と呼ばれるライブラリを参照し、エラー コード番号 0x80000003 または 「ユーザー ブレークポイント」という語が含まれる場合、このエラーは、既知の .NET Framework の障害によるものです。

IBM Rational ソフトウェア サポートへの問い合わせ

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