Solution :169470901

表題: WINDOWS: エラーメッセージ: "これらのライセンスキーはこのコン
      ピュータのものではありません"

製品:		Commonライセンス
OS: 		Windows/NT
DEFECT #: 	N/A
PATCH #: 	N/A
参照事項:   	Solution ID:22049の日本語訳
作成年月日: 	10-Mar-2003
改訂年月日: 	


現象: 
ライセンスキー更新ファイル (.upd) を該当のマシンにインポートする
際に、"これらのライセンスキーはこのコンピュータのものではありません"
というエラーメッセージが表示され、インポートできません。どのように
回避すれば良いですか。


原因:
この問題が発生する原因として主に以下の三つが考えられます。

1. ライセンスキー更新ファイル (.upd) に記載されているホストID が、
   ライセンスをインポートするマシンのホストID と異なっている為。

2. ライセンスの登録する際、マシンのホスト ID としてディスクシリアル
   番号を使用しているのに、MAC アドレスのオプションを選択してライセンス
   を取得てしまった為。

3. ライセンスキー更新ファイル (.upd) にあるホストID にマシンのMACアド
   レスを使用している場合は自動インポート出来ない為。


確認事項： 
1. テキストエディタでライセンスキー更新ファイル (.upd) を開き、
   ホスト名とホストID を確認します。

   #-#         Host Name for this machine: <ホスト名>
   #-#         Host ID for this machine: <ホストID>

   例1):
   #-#         Host Name for this machine: mymachine
   #-#         Host ID for this machine: DISK_SERIAL_NUM=12345678

   上記の場合は、マシンのディスクシリアル番号がホスト ID として登録
   されており、ホスト ID は12345678となります。

   例2):
   #-#         Host Name for this machine: mymachine
   #-#         Host ID for this machine: 00b0d0f68fea

   上記の場合は MAC アドレスがホスト ID として登録されており、ホストID 
   は 00b0d0f68fea となります。


2. ライセンスをインポートするマシンのホスト ID を下記の手順にて確認
   します。

   1) Rational License Key Administrator を起動します。
   2) License タブから Host Data をクリックします。
   3) 画面上にマシンのホスト名 (Host name)、ホストID (Host ID) 
      及び、MAC アドレス (Ethernet Address) が表示されます。


3. 画面上に表示されたマシンのホストID とライセンスキー更新ファイル
   (.upd) に記載されているホストID を比較します。



解決策:
1. 原因1又は2の場合は現在のライセンスを返却して、ライセンスを再取得する
   必要があります。ライセンスの返却と再取得の手順は、Solution ID:19900 
   を参照して下さい。

   原因2の場合の注意点：
   アカウントリンクからライセンスを取得する際に、
   ステップ 3: Specify Host Name and Host ID の一番最後に 
   Alternate Host Type (Windows Only) Use Ethernet Address 
   (Enter the ethernet address in the Host ID field above) という項目
   に MAC アドレスで HostID を登録する時以外は、チェックを入れないで
   下さい。


2. 原因3の場合は該当するマシンに下記の手順で、ライセンスファイルを
   インポートします。

   1) Rational 製品 2000 バージョンの場合は、Solution ID:19943 を参照し、
      手動でライセンスをインポートします。

   2) Rational 製品 2000 より上のバージョンは、ライセンスキー更新
      ファイル (.upd) のファイル名を下記の名前に変更します。
 
      ノードロックライセンスの場合: rational_perm.dat
      フローティングライセンスの場合: rational_server_perm.dat
    
   3）ライセンスキー更新ファイル (.upd) のファイル名を変更後、
      C:\Program Files\Rational\Common ディレクトリの下に保存します。

      ノードロックライセンスの場合は以上でインポートの処理は終了します。

      フローティングライセンスの場合は、下記の手順で Rational ライセン
      スサーバを再起動します。

      a. スタートメニューから [プログラム] > Rational Flexlm License Server
         > ライセンス ツールを起動します。
      b. [Service/License file] タブ上で [Configuration using services] 
         にチェックを付けます。
      c. [Start/Stop/Reread] タブ上で [Stop Server] ボタンをクリックして、
         一旦サーバを停止します。
      d. [Start Server] ボタンをクリックし、ライセンスサーバを再起動します。


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