IBMR RationalR Developer for System zTM - ホスト構成リリース情報

 

以下の注釈をホスト構成文書に加える必要があります。簡単に参照するために、これらの資料には省略名が使用されます。省略名と資料の突き合わせには、次の表を利用してください。

 

資料タイトル

資料番号

省略

IBMR RationalR Developer for System zTM Program Directory

GI88-4172

Program Directory

Rational Developer for System z 前提条件

SC88-4704

前提条件ガイド

Rational Developer for System z ホスト・プランニング・ガイド

GI88-4131

ホスト・プランニング・ガイド

Rational Developer for System z ホスト構成クイック・スタート

GI88-4171

ホスト構成クイック・スタート

Rational Developer for System z ホスト構成ガイド

SC288-5663

ホスト構成ガイド

SCLM Developer Toolkit 管理者ガイド

SC88-5664

SCLMDT 管理者ガイド

 

 

追加の前提条件 1

セキュリティーに関する考慮事項 2

マイグレーションに関する考慮事項 2

必要なリソース 3

シンボリック・リンク 3

SCLM Developer Toolkit 用の rsed.envvars の更新 3

Ant のインストールおよびカスタマイズ 3

File Manager Integration 4

REXEC ポート 5

クライアント・チェックリスト 5

オペレーター・コマンド 5

SSL のセットアップ 6

Rational Application Developer for WebSphere Software ビルド・ユーティリティー 6

SCLM Developer Toolkit のサンプル・メンバー 7

 

追加の前提条件

「前提条件ガイド」の 5 ページおよび「ホスト・プランニング・ガイド」の 9 ページの ISPF に関する前提条件は、以下の表のように更新する必要があります。

 

プログラム番号

製品名

必要な PTF またはサービス・レベル

5694-A01

ISPF (z/OSR v 1.10)

APAR OA24881 (TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ・サポートの強化)

5694-A01

ISPF (z/OS v 1.9)

APAR OA24403 (TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ・サポートの追加)

APAR OA24882 (TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ・サポートの強化)

5694-A01

ISPF (z/OS v 1.8)

APAR OA20345 (ネストしたコマンド出力および BUILD の強化)
  PTF UA33575
APAR OA20449 (NESTMACS サポートの追加)
  PTF UA34052
APAR OA24403 (TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ・サポートの追加)

APAR OA24882 (TSO/ISPF クライアント・ゲートウェイ・サポートの強化)

 

セキュリティーに関する考慮事項

「ホスト構成クイック・スタート」の 27 ページの『付録 A セキュリティーに関する考慮事項』でも、以下の接続セキュリティー情報をリストする必要があります。

接続セキュリティー

異なるレベルの通信セキュリティーがリモート・システム・エクスプローラー (RSE) サーバーによってサポートされます。RSE サーバーは、クライアントおよび Developer for System z サービス間のすべての通信を制御します。

 

マイグレーションに関する考慮事項

「ホスト構成クイック・スタート」の 33 ページの『付録 B マイグレーションに関する考慮事項』、および「ホスト構成ガイド」の 1 ページの『マイグレーションに関する考慮事項』と 143 ページの『バージョン 7.1 からバージョン 7.5 へのマイグレーション』は、以下のマイグレーションに関する注意を含む必要があります。

 

 

必要なリソース

「ホスト構成ガイド」の 3 ページの『表 1. 必須なリソース』と『表 2. オプションのリソース』で、一部の項目に対する「情報」列のリンクが間違っています。正しいリンクを下に示します。

 

表 1. 必要なリソース

リソース: クライアント/ホスト通信用のポート

情報: 13 ページの『PROCLIB の変更』

 

表 2. オプションのリソース

リソース: LINKLIST データ・セット

情報: ページ 43 の『第 5 章 (オプション) SCLM Developer Toolkit』

 

シンボリック・リンク

「ホスト構成ガイド」の 9 ページの『カスタマイズのセットアップ』にあるサンプル・コマンドはフォーマット設定が正しくありません。注 2 のコマンドの正しいフォーマット設定は以下のようにする必要があります。

 

 

SCLM Developer Toolkit 用の rsed.envvars の更新

「ホスト構成ガイド」の 45 ページの『SCLMDT 用の rsed.envvars の更新』では、古い SCLMDT クライアントをサポートする rsed.envvars ディレクティブを誤ってリストしています。これらの古いクライアントをサポートする rsed.envvars に対しては変更を加えないでください。

 

Ant のインストールおよびカスタマイズ

ASCII から EBCDIC への変換スクリプト BWBTRANT の場所が変更されたので、「ホスト構成ガイド」の 46 ページの『(オプション) Ant のインストールおよびカスタマイズ』にある説明が更新されます。

Ant を z/OSR に実装し、それを Developer for System z に対して定義するには、以下の手順に従います。

注: このスクリプトを実行するのは 1 回のみにしてください。何度も実行すると Ant インストールが破損します。

- JAVA_HOME は、例えば、以下のように、java ホーム・ディレクトリーを指すために必要です。

JAVA_HOME=/usr/lpp/java/IBM/J5.0

- ANT_HOME は、例えば、以下のように、Ant ホーム・ディレクトリーを指すために必要です。

ANT_HOME=/usr/lpp/Ant/apache-ant-1.7.1

以下に例を示します。

 

File Manager Integration

「ホスト構成ガイド」の 56 ページの『(オプション) File Manager Integration』にある注で、FM リスナーとの接続に失敗した場合に、FMI はバッチ・インターフェースの使用へフォールバックすると記述されています。これは正しくありません。クライアントは、接続の失敗時にエラー・メッセージを受け取り、要求されたアクションは中断されます。

 

REXEC ポート

「ホスト構成ガイド」の 59 ページの『REXEC (または SSH) のセットアップ』にあるサンプルのファイル内容は、フォーマット設定が正しくありません。ここの正しいフォーマット設定は以下のようにする必要があります。

 

REXEC で使用される共通ポートは 512 です。これを確認するには、/etc/inetd.conf および /etc/services を調べて、使用されているポート番号を見つけます。

exec     stream tcp nowait OMVSKERN /usr/sbin/orexecd rexecd -LV

exec            512/tcp            #REXEC    Command Server

 

クライアント・チェックリスト

「ホスト構成ガイド」の 77 ページの『表 14. クライアント・チェックリスト - オプション部分』では、一部の項目に対するリンクの情報が間違っています。正しいリンクを下に示します。

 

 

オペレーター・コマンド

「ホスト構成ガイド」の 79 ページおよび 80 ページの『付録 B. オペレーター・コマンド』で、オペレーター・コマンドを記述している一部のワイヤー・ダイアグラムのフォーマット設定が正しくありません。正しいフォーマット設定は以下のようにする必要があります。

 

RSE デーモン

RSE デーモン・コマンドの構造

RSE デーモン

RSE デーモン・コマンドの構造

 

SSL のセットアップ

「ホスト構成ガイド」の 164 ページの『付録 J. SSL のセットアップ』の最後で触れている、RSE デーモンのログ・ロケーションは正しくありません。この段落は以下のようにする必要があります。

 

SSL 通信が失敗した場合、クライアントはエラー・メッセージを返します。詳細な情報は、86 ページの『RSE デーモン・ロギング』および 86 ページの『RSE ユーザー・ロギング』の説明のように、さまざまなサーバー・ログ・ファイルおよびユーザー・ログ・ファイルから入手できます。

 

Rational Application Developer for WebSphereR Software ビルド・ユーティリティー

「Rational Application Developer for WebSphereR Software ビルド・ユーティリティー」が「SCLMDT 管理者ガイド」で AST として誤って参照されています。これらの参照はすべて、89 ページから 111 ページの『付録 D. AST ビルド・プロセス』にあります。

 

「SCLMDT 管理者ガイド」の 90 ページの『AST インストールの注意点』の第 1 段落は、ビルド・ユーティリティーに対する正しくないインストール指示で、以下のようにする必要があります。

 

Rational Application Developer for WebSphere Software ビルド・ユーティリティーは、Rational Application Developer (RAD) の一部として配布されます。RAD は個別に注文し、インストールおよび構成する必要があります。この製品のインストールおよびカスタマイズについては、このマニュアルで説明されていません。

ビルド・ユーティリティー機能のインストールおよびカスタマイズの指示については、RAD と一緒に配布される資料を参照してください。

 

SCLM Developer Toolkit のサンプル・メンバー

以下の FEK.SFEKSAMV サンプル・メンバー・リストについては「ホスト構成ガイド」にも「SCLMDT 管理者ガイド」にも文書化されていません。

 

-         BWBC9DTJ    Cloud 9 から SCLM DT への変換サンプル。

-         BWBDEPJ1     db2sqljcustomize を使用してデプロイメント時に JAR 内の SQLJ .ser ファイルを更新するためのサンプル。

-         BWBDEPJ2     プロパティーのロング・ネームが、SCLM で示されるグループおよびタイプのロケーションから「dest」によって指定される宛先ディレクトリーへ、指定された JAR をコピーする、db2sqljcustomize のためのサンプル。

-         BWBDEPJ3     このサンプル・ルーチンは、選択した JAR ファイル内に含まれる .ser ファイルを、db2sqljcustomize を使用してデプロイメント用にカスタマイズします。

-         BWBTRANX  COBOL 用の SYSXML ビルド・エラー・メッセージングのためのサンプル SCLM ビルド変換プログラム。

以下の /usr/lpp/rdz/samples サンプル・メンバー・リストについては「ホスト構成ガイド」にも「SCLMDT 管理者ガイド」にも文書化されていません。

 

-         bwbsqld.rex     サンプル ANT XML SQLJ JAVA ビルド・スクリプト