「リモート・システム」ビューから、新規の世代別データ・グループを定義できます。
z/OS システムに接続している必要があります。
「リモート・システム」ビューで新規世代別データ・グループを定義するには、以下の手順を実行します。
- 「MVS ファイル」を選択し、ポップアップ・メニューで「世代別データ・グループの定義 (Define
Generation Data Group)」をクリックします。 「世代別データ・グループの定義 (Define Generation Data Group)」ウィンドウが開きます。
- このウィンドウの各フィールドに、以下のように入力します。
- 名前
- GDG の名前を指定します。
- 限度
- GDG と関連付けることができる GDS の最大数を、1 から 255 の範囲で指定します。
- 「空」フラグ
- GDG ベース内の世代別データ・セットの数がしきい値と等しい場合、および、別の GDS をカタログする場合に、そのGDG ベースのカタログ項目に対して実行するアクションを指定します。GDG ベースからアンカタログされた実際のデータ・セットの処理は、GDG ベースについての「スクラッチ」フラグ・パラメーターの設定により決定されます。「空」フラグが設定されると、新規 GDS を作成したために GDG の限度を超えた場合、すべての GDS項目が GDG ベースから削除されます。設定しない場合は、最も古い GDS 項目のみ削除されます。
- 所有者 (Owner)
- 世代別データ・セットの所有者を特定します。このパラメーターが指定されていない場合、ユーザー ID はデフォルトの所有者 IDです。
- 「スクラッチ」フラグ
- 「空」フラグの処理の結果、データ・セットが GDG ベースからアンカタログされる場合に、その GDS に対して実行するアクションを指定します。このフラグが設定されると、GDS は、SMS 管理データ・セットかどうかにかかわらず、GDG ベースからアンカタログされたときに占有していた全ディスクから削除されます。設定しない場合、データ・セットが SMS 管理データ・セットでなければ、占有するいずれのボリュームからも削除されません。また、SMS 管理データ・セットであれば、非 VSAM データ・セットとして再カタログされ、GDG ベースには関連付けられなくなります。このデータ・セットは、占有するいずれの SMS 管理ボリュームからも削除されません。
- 保存期間 (Retention Period)
- 定義されている世代別データ・グループの保存期間を、[yyyy/]mm/dd 形式、あるいは 9999 までの日数で指定します。指定しない場合、世代別データ・グループはいつでも削除できます。
- 「OK」をクリックして新規世代別データ・グループを定義します。