証明書の検証

RSE デーモンは証明書を検証することにより、証明書の処理を開始します。検査対象となる重要な側面として、証明書の有効期間や、証明書への署名に使用された認証局 (CA) の信頼性などがあります。必要に応じて、(サード・パーティーの) 証明書失効リスト (CRL) を参照することもできます。この検証の後、証明書の認証に説明されているように、証明書は認証ステップのために処理されます。

RSE デーモンは、z/OS システム SSL サービスを使用して、証明書を検証します。したがって、LPA または LINKLIST によって、あるいは rsed.envvars の STEPLIB ディレクティブによって、SYS1.SIEALNKE に RSE デーモンからアクセスできるようにします。

また、「Rational Developer for System z ホスト構成ガイド」(SC88-5663) に説明されているように、ssl.properties を正しく設定するようにします (SSL を有効にする必要があります)。