IBM Communications Server for Windows バージョン 6.1.3 は、新規 Windows インストーラ (以前 MicroSoft Installer = MSI と呼ばれていたもの) インターフェースだけでなく、バージョン 6.1.2 の修正と更新も含めて提供するアップグレードです。バージョン 6.1.3 はフルインストールであり、前のバージョンがインストールされている場合は、 バージョン 6.1.3 をインストールする前に、前のバージョンをアンインストールする必要があります。
本書はオンライン・ヘルプおよび資料の補足となる情報です。 本書では新規に追加された機能、ヒント、制約事項、および訂正などについて説明します。
IBM Communications Server をご利用いただき、ありがとうございます。
当製品の最新情報については、セクション 4 に記載されている Web サイトで確認してください。
ディスク・スペースは、開始ドライブに 5 MB、そして永続使用として任意のハード・ディスクに 175 MB 必要です。
SNA API Client は、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 (Standard Edition または Enterprise Edition)、あるいは Windows Vista に必要な任意のハードウェアで 32 ビット・モードで稼働します。SNA API Client は、永続使用として任意のハード・ディスク・ドライブに 25 MB 必要です。
Remote Administration Client は、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003 (Standard Edition または Enterprise Edition)、あるいは Windows Vista 用の 32 ビットのオペレーティング・システムに必要な任意のハードウェアで稼働します。
さらに、
ランチパッドを使用して Communications Server をインストールするには、以下のいずれかのブラウザーが必要です。
SNA API Client には、以下のいずれかが必要です。
サービス休止状態の Windows プラットフォーム (Windows NT など) は、 Communications Server バージョン 6.1.2 以降ではサポートされません。
また、この資料 (「概説およびインストール」) はインストール・パッケージにも組み込まれています。
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この Communications Server 6.1.3 はフルインストールであり、このインストール後は、6.1.3 の CSD のみインストールすることができます。
IBM は、以下を準備して修理保守を提供します。
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Windows Vista 以降の Windows インストーラ 4.0 の場合、Communications Server 製品で、インストール/アンインストールの冗長ロギングがデフォルトで使用可能になっています。 ただし、Vista より前の Windows システムの場合、「プログラムの追加と削除」から開始されたアンインストールはデフォルトでログに記録されません。
前のシステムの場合、「プログラムの追加と削除」からのアンインストールをログに記録するためには、次の項目をマシンのレジストリーに追加する必要があります。
アンインストールをログに記録するには、3 つの Communications Server 製品のいずれかをアンインストールする前に、Communications Server のメイン・インストール・ディレクトリーの下の Tools の下にインストールされている msilogging_add.reg を実行してレジストリーを更新してください。
注: Windows インストーラのロギングは、システム上でインストール/アンインストールされるすべての製品に適用されるので、このロギング機能を使用可能にしたままにすると、パフォーマンスとディスク・スペースに影響することがあります。
アンインストールの後、msilogging_remove.reg を実行して項目を除去します。製品がアンインストールされても、msilogging ファイルは Communications Server のメイン・インストール・ディレクトリーの下の Tools の下にまだあります。これらのファイルは製品とともにアンインストールされません。
インストール・ログは、製品のインストール時に指定されたログ・ディレクトリーにあります。 「プログラムの追加と削除」を使用して製品がアンインストールされた場合、アンインストール・ログはマシンの TEMP ディレクトリーの下に入ります。ログ・ファイル名は、MSI***.log (ここで、*** は数値) の形式になります。どのファイルが Communications Server のアンインストールに対応しているかを判別するには、日付スタンプを使用してください。
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Communications Server の旧バージョンの除去
Communications Server version 6.1.2 APAR JR21456 は、6.1.2 および前のレベルの Communications Server コードとレジストリー情報を除去するクリーンアップ・パッケージを提供します。 前の Communications Server 製品を完全にアンインストールする場合は、クリーンアップ・パッケージ (JR21546) を http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=2262&uid=swg24009834 からダウンロードします。
アンインストール手順は http://www.ibm.com/software/network/commserver/windows/library/index.html から入手できる資料「概説およびインストール」にあります。
また、この資料 (「概説およびインストール」) はインストール・メディアにも組み込まれています。
パーソナル・コミュニケーションズが Communications Server と同じマシン上にインストールされている場合は、 Communications Server をアンインストールする前に、 パーソナル・コミュニケーションズをアンインストールする必要があります。
パーソナル・コミュニケーションズを正常にアンインストールできない場合は、
以下の Communications Server サポート・ページへ進んで、追加情報として必要な技術情報を検索してください。
http://www.ibm.com/support/search.wss?tc=SSHQNF&rs=2262&rank=8&dc=DB520+D800+D900+DA900+DA800+DB560&dtm
Communications Server を使用するすべてのアプリケーションは、 Communications Server をアンインストールする前に終了させる必要があります。 APING あるいはパーソナル・コミュニケーションズなどのアプリケーションの実行中に Communications Server をアンインストールしようとすると、そのアプリケーションが終了するまで、アンインストールがハングする原因となります。
クライアント・アクセス版 Communications Server の旧バージョンの除去
バージョン 6.1.2 またはこれ以前のバージョンを除去するには、cwbzzodb.dll および cwbzzidx.dll を起動するための regsvr32.exe を実行してください。 詳しくは、 『クライアント・アクセスのインストールまたはアンインストール後の修復』を参照してください。
バージョン 6.1.3 を除去する場合は、「アプリケーションの追加と削除」に進み、このプログラムを選択して除去します。
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この拡張呼び出しは Communications Server for Linux または Communications Server for AIX ではサポートされません。Communications Server for Windows では CPI-C は、最後の会話が割り振り解除されるときに、 自動的に APPC TP_ENDED verb を発行するように変更されました。 この変更により、TP_End 呼び出しの使用はなお許可されていますが、もう使用する必要はありません。 TP_End を使用する旧 Communications Server for Windows アプリケーションに影響を及ぼすことはありません。 一方、TP_End を使用しないで作成される新規プログラムも正しく終了します。 これにより、IBM の Communications servers for Windows、AIX、および Linux 間での CPI-C プログラム・コードの移植性が高められました。
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以下の例は、.ACG ファイル項目の例です。
NODE=( ANYNET_SUPPORT=NONE CP_ALIAS=CPNAME DEFAULT_PREFERENCE=NATIVE DISCOVERY_SUPPORT=NO DLUR_SUPPORT=MULTI_SUBNET FQ_CP_NAME=NETID.CPNAME GVRN_SUPPORT=0 SUPPRESS_LUWID=1 MAX_LOCATES=150 MAX_LS_EXCEPTION_EVENTS=200 NODE_ID=05D00000 NODE_TYPE=END_NODE REGISTER_WITH_CDS=1 REGISTER_WITH_NN=ALL SEND_TERM_SELF=0 SLI_CLOSE_SYNC_SUPPORT=0 TP_SECURITY_BEHAVIOR=VERIFY_EVEN_IF_NOT_DEFINED )
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Communication Server for OS/2 では、固定ペーシングと二方向固定ペーシングの両方が提供されていました。 Communications Server for Windows は適応ペーシングのみ提供します。 固定ペーシングに必要なことは、ペーシング・ウィンドウの最大サイズを制限して、 バッファリングの要求を削減すること、および同じリンクを使用する他のアプリケーションへの遅延を削減することです。 Communications Server for Windows が引き続き適応ペーシングを使用するとしても、 MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW に低い制限値を設定して固定ペーシングをシミュレートすることが可能です。 .ACG ファイルに指定された MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW は MODE 定義の一部です。 例えば、「FIXEDPAC」モードは次のように定義できます。
MODE=( MODE_NAME=FIXEDPAC AUTO_ACT=0 COMPRESSION=PROHIBITED COS_NAME=#CONNECT ENCRYPTION_SUPPORT=NONE DEFAULT_RU_SIZE=1 MAX_INCOMING_COMPRESSION_LEVEL=NONE MAX_NEGOTIABLE_SESSION_LIMIT=3 MAX_OUTGOING_COMPRESSION_LEVEL=NONE MAX_RU_SIZE_UPPER_BOUND=4096 MIN_CONWINNERS_SOURCE=1 PLU_MODE_SESSION_LIMIT=3 RECEIVE_PACING_WINDOW=2 MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW=5 )
この例では、ペーシング・ウィンドウは 2 (RECEIVE_PACING_WINDOW) で始まり最大値 (MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW) は 5 です。 リモート・ノードが MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW に設定されたモードでなければ、 送信ペーシング・ウィンドウは制限を指定しないで適応されることに注意してください。
MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW パラメーターは .acg 構成ファイルを編集するか、または NOF API の DEFINE_MODE verb を使用して設定できます。 MAX_RECEIVE_PACING_WINDOW パラメーターは NOF 呼び出しによって設定できます。 このパラメーターを定義するために使用される NOF 変数は max_receive_pacing_win です。
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最新のドライバーについては、アダプター・ベンダーにお問い合わせください。 上記にリストされていないアダプターについては、アダプター・ベンダーに連絡して、 そのアダプターが Communications Server for Windows でサポートされるかどうか確認してください。 Communications Server for Windows バージョン 6.1.3 で稼働する適切なプロトコル・スタック・ドライバーについては、 アダプター・ベンダーが提供する必要があります。
Microsoft によってサポートされる LAN アダプターは、 Communications Server for Windows でも稼働する可能性があります。 同様に、Microsoft Windows によってサポートされる IP LAN アダプターは、Enterprise Extender でもサポートされます。
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この値は、「HKLM\System\CurrentControlSet\Services\pdlndldl\Parameters」の下の Windows レジストリー・キー「NumberRcvBuffers」(種類 DWORD) に定義されています。有効値は 128 から 1024 までの範囲の値です。 値を変更するには、コマンド行に「regedit」と入力し、「NumberRcvBuffers」と「修正」を見つけ、128 から 1024 までの範囲で新規の値を設定します。 この値の変更を有効にするには、リブートする必要があります。
レジストリーを編集する場合は、その前に手順と重要事項について http://support.microsoft.com/kb/256986 で Microsoft 出版物を参照してください。
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前のバージョンでは、ディスカバリー機能は常時使用可能にされており、使用不可にすることはできませんでした。 バージョン 6.1.3 で不要なネットワーク・トラフィックを削減するために、 ディスカバリーを使用不可に設定できるオプションが追加されました。 このオプションは、現在はデフォルトで使用不可に設定されています。
このオプションは 「HKLM\SOFTWARE\IBM\Communications Server\CurrentVersion\RAPI」の下のキー 「EnableDiscovery」 (種類 DWORD) を使用して Windows レジストリーに定義されます。 有効な値は、使用不可に設定する場合は 0 (デフォルト)、使用可能に設定する場合は 1 です。 レジストリー・キーが削除されると、ディスカバリーは使用可能になります。 値を変更するには、コマンド行に「regedit」と入力します。次に、「EnableDiscovery」パラメーターと「修正」を見つけて、値を変更します。 この値の変更を有効にするには、リブートする必要があります。
レジストリーを編集する場合は、その前に手順と重要事項について http://support.microsoft.com/kb/256986 で Microsoft 出版物を参照してください。
この変更については、「Services (サービス)」 -> 「SNA Node Operations (SNA ノード操作)」 -> 「Procedure Trace (プロシージャー・トレース)」でトレース項目を使用可能にし、トレース・ユーティリティーを使用して検査できます。 SNA ノード操作を開始します。 フォーマット設定されたトレース・ファイルに、以下のトレース項目が記録されます。
[77] 10/10 12:54:17.25,(004C) len=24, User services.SNA Node Operations.0001, 00000D70:00000CF8 DiscoveryThread starting [78] 10/10 12:54:17.25,(004D) len=50, User services.SNA Node Operations.0001, 00000D70:00000CF8 RAPIServer User requested discovery to be disabled [79] 10/10 12:54:17.25,(004E) len=64, User services.SNA Node Operations.0001, 00000D70:00000CF8 DiscoveryThread user requested to disable discovery via registryこの記録から、ディスカバリーは使用不可に設定されていること、 マルチキャストは送信されていないことを検証できます。
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これらのサンプルは個人の構成をビルドする場合に使用します。 サンプル自体を変更しないで、コピーしたものを変更することをお勧めします。 サンプルのコピーはテキスト・エディターを使用して変更するか、 または Communications Server for Winows のノード構成 GUI を使用して変更できます。 サンプルを使用する場合は、以下の変更が必要になります。
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この機能を使用すると、クライアント・アプリケーションは、 Windows サーバー上で Communications Server TN3270 サービスおよび TN5250 サービスを検索し見つけることができます。 Active Directory は Windows サーバーの IP アドレスとポート番号をアプリケーションに戻し、 クライアントがサーバーに接続できるようにします。 これは、Windows クライアント上で Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) V3 API または Active Directory Services Interface (ADSI) API を使用するアプリケーションのために処理を行います。
Active Directory の中のサービスを見つけるには、次のように、ディレクトリー検索呼び出し API の一部として ldap_search のフィルター引数に、以下の引数を指定します。
CN=IBM_CSNT*objectclass=serviceConnectionPoint
検索呼び出しにより TN サーバーの IP アドレスとポート番号が serviceBindingInformation パラメーターに提供されます。
Communications Server 6.1.2.3 では、TN3270 サービスを LDAP Active Directory に公開しないオプションが提供されています。 HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\IBM\Communications Server\CurrentVersion\Configuration の「TN3270AdvtToADS」キーワードを DWORD 値の「0」に設定することで、TN3270 公示は使用不可になります。
以下は公開を使用不可に設定する手順です。
パケット・マルチキャスト用の TCP/IP パラメーターの Windows レジストリー値は、 SLP サポート用であるデフォルト値から変更する必要があります。 このパラメーターは、IP マルチキャストがトークンリング・マルチキャスト・アドレス (RFC 1469 に 説明されているとおり) を使用して送信されるか、 それともサブネット・ブロードキャスト・アドレスを使用して送信されるかを判別します。
Windows のデフォルト値である 1 では、 RFC1469 トークンリング・マルチキャスト・アドレスを IP マルチキャストに使用するよう、コンピューターを構成します。 この値を 0 に設定すると、サブネット・ブロードキャスト・アドレスを IP マルチキャストに使用するよう、 コンピューターを構成します。
Windows で SLP サポートを使用可能にするには、以下の手順を使用します。
MyComputer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
ストリング値 TrFunctionalMcastAddress が既に存在しているる場合は、その値を以下の手順でリセットします。
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WTS 環境において、アプリケーション・レベルのトレースは以前と同じ方法で稼働します。 各ユーザーはトレース機能を開始することができ、 自分のアプリケーションに由来するアプリケーション・レベルのトレース項目をのみ取り込むことができます。 ユーザーは他のユーザーのアプリケーション・トレース項目を取り込むことはできません。 トレース機能を変更して、WTS セッション ID 0 のユーザーがデバイス・ドライバー・トレース用のトレース・オプションを見たり、 デバイス・ドライバー・トレース項目を受け取ったりすることができます。 セッション ID 0 以外の WTS セッションのすべてのユーザーは、 デバイス・ドライバー・トレース用のトレース・オプションを見ることはできません。 したがって、デバイス・ドライバー・トレース項目を受け取ることもありません。 上記の動作は 6.1.2 の場合のみ当てはまります。
6.1.3 の場合、ゼロ以外のセッションでもカーネル・レベル・トレースを処理できるように、トレース機能 GUI は変更されます。 Vista はコンソール・セッションでもセッション 0 を持っていないので、 Microsoft Vista でカーネル・レベル・トレースをサポートできるように、この変更が行われます。 しかし、現在、この実装環境には制限があり、管理特権が必要になります。 ドメイン・ユーザーの場合は、コマンド行のトレース・オプションを使用して、 非管理者ユーザーがカーネル・レベル・オプションをトレースできます。
通常、Windows は WTS セッション ID 0 を、WTS サーバー・マシンの最初のユーザーに割り振ります。 リモート・デスクトップには WTS セッション ID 0 は割り当てられません。 トレース構成ファイルの形式は、デバイス・ドライバー・トレース・オプションを識別するように更新されます。 メイン・トレース機能ウィンドウは、 ユーザーがこの WTS セッションからデバイス・ドライバー・アクティビティーをトレースできるかできないかを示します。
コマンド行トレースは、WTS セッション ID 0 以外のユーザーがカーネル・レベルのトレースを行えるように更新されました。 ユーザーは CSTRACE コマンドで 「APPN and APPC (APPN および APPC)」、および 「Connectivity (接続)」 などの、 カーネル・レベル・トレース・オプションを発行することができます。
「Options (オプション)」 > 「Preferences (設定)」メニューにより、 下記にリストするようなデフォルト・トレース・パラメーターを変更することができます。 「Reset (リセット)」 をクリックするとすべての設定値を元に戻します。
APPC および APPN API機能のトレース・レコード切り捨て長さを、以下のいずれかに指定できます。
LAN/LLC2 および EEDLC 接続レコードを 128 バイトに切り捨てることもできます。
不定形式のトレース・データを、 後で保管できるように内部トレース・バッファーに書き込ませることを選択することができます。 データを直接に、単一のファイルまたは複数の固定長ファイルに書き込ませることもできます。
この設定値の場合、使用するトレース・バッファーのサイズも選択できます。 トレース・バッファーがラップして古いデータを失い始める前に、より多くのデータを収集するためには、 この設定値を増やします。
デフォルト : 1024 KB
最小 : 1 KB
最大 : 49 152 KB
デフォルト : 512 KB
最小 : 256 KB
最大 : 4096 KB
特定のメッセージがメッセージ・ログに出された場合にトレースを停止するには、 この入力ボックスにメッセージ番号を入力します (例えば、PCS2110E)。 デフォルトでは項目はなく、「Stop (停止)」をクリックするか、 または「Trace (トレース)」メニューから「Stop」を選択するときのみ停止します。
トレース・ファイルは指定されたディレクトリーに配置されます。 このフィールドは、デフォルトの作業ディレクトリーを示します。
デフォルトのファイル名を変更するには、入力ボックスに新しい名前を入力します。 ファイルのロケーションをブラウズすることもできます。
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以下のオプションが追加されました。コマンドおよびパラメーターに大文字小文字の区別はありません。
CSTRACE LIST /L [ファイル名]
CSTRACE START /L [ファイル名]
CSTRACE STOP /L [ファイル名]
CSTRACE APPLY /L [ファイル名]
自動開始オプションを使用可能にするには、以下のコマンドを使用します。
CSTRACE AUTO /e 1 /L [ファイル名]
自動開始オプションを使用不可にするには、以下のコマンドを使用します。
CSTRACE AUTO /e 0
APPC API および LAN トレースを「オン」にするには、トレース・オプション・ファイルの形式は以下のようにしてください。
/f 3 /c 7 /o 1
/f 4 /c 33 /o 2
その他のコマンド行トレース・オプションを設定する場合は、 http://www.ibm.com/software/network/commserver/windows/library/index.html で、 付録 B の資料『入門』を参照してください。
構文ヘルプについては、コマンド cstrace help
または cstrace
(追加パラメーターなし) を実行します。
CSTRACE パラメーターの詳細については、『Quick Beginnings』 資料を参照してください。
APPNT.bat はオプションの説明を付けてトレースを開始するためのサンプル・コマンド行バッチ・ファイルです。 APPNF.bat はトレースを停止、保存、およびフォーマット設定するためのサンプル・コマンド行バッチ・ファイルです。
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要約および明細ファイルを作成するために、SNAFORMAT コマンドにフラグを追加することができます。 構文は以下のとおりです。
SNAFORMAT filename +|-s +|-d +|-h
ここで、
filename
は入力トレース・ファイルの名前です (通常は .TLG
拡張子が付きます)。+s
を指定すると、要約ファイルが生成されます。
出力ファイルは入力ファイルと同じ名前で、拡張子 .SUM
を持ちます。
-s
フラグを指定すると、要約ファイルは生成されません。+d
を指定すると、明細ファイルが生成されます。
出力ファイルは入力ファイルと同じ名前で、拡張子 .DET
を持ちます。
-d
フラグを指定すると、明細ファイルは生成されません。+h
を指定すると、要約ファイルと明細ファイルに
HPR 見出しデータが含まれます。
-h フラグを指定すると、要約ファイルと明細ファイルに HPR 見出しデータが含まれませんが、
行データ・フローが形式設定されます。
デフォルトのフラグ設定値は +s +d +h
です。
サポートされるオプションを表示するには、
パラメーター指定しないで SNAFORMAT
コマンドを入力します。
以下の手順は、 SNAFORMAT ユーティリティーを正しく使用するための詳細説明です。
SNAFORMAT NSTRC.TLG
デフォルトでは、要約ファイルおよび明細ファイルが生成されます。 NSTRC.SUM ファイルは、データ・フロー・イベントの要約を示します。 NSTRC.DET ファイルは、オリジナルの .TLG ファイルにあるすべてのデータとともに、 詳細なトレース情報を提供します。
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DISABLE_IP_ADDRESS_RESOLUTION
パラメーターを
ASCII 構成ファイル (.ACG) にコーディングすることができるようになりました。
これにより、5 秒から 10 秒の遅延を軽減することができます。 以下の例は、この新規パラメーターを ACG ファイルにコーディングする方法を示します。 可能な値は 0=False (アドレス解決は使用可能) および 1=True (アドレス解決は使用不可) です。
TN3270E_DEF=( AUTO_LOGOFF=0 DEFAULT_POOL_NAME=PUBLIC ENABLE_FILTERING=0 FILTER_PREFERENCE=HOSTNAME_FIRST FREQUENCY=60 KEEPALIVE_TYPE=TN_NONE LOGOFF=30 LU_TAKEOVER=0 LU_TAKEOVER_TIMER=10 TIMER=10 DISABLE_IP_ADDRESS_RESOLUTION=1 )
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Communications Server TN3270 サーバーは、コンテンション解消機能を実装しています。 この機能は、キーボード・リストア、暗黙のキーボード・リストア、送信権要求、 およびシグナルに関する問題を扱います。 この実装により、TN3270E クライアントのパフォーマンスが向上し、 これらのクライアントを使用するアプリケーションの機能性が拡張されます。
このフィーチャーには、RFC2355 コンテンション解消拡張機能をサポートし、実装するために必要な更新が含まれています。 この RFC をサポートするクライアント (IBM WebSphere Host On-Demand 7.02 以降など) は、 接続セットアップ時に機能性をネゴシエーションします。
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ホスト名サポートが、 Enterprise Extender 用に提供されます。 これには、LOCATE 上でのホスト名の送信とあわせて、ホスト名が使用される場合の接続ネットワークのサポートも含まれます。
無用な DNS 検索を避けるために、EEDLC デバイス定義でホスト名を使用しないオプションがあります。 IPv4 の場合、この機能はデフォルトで配置制御ベクトルに IP アドレスとホスト名の両方を受け渡すという接続ネットワークの使用により、 パフォーマンスを改善します。 また、この機能は頻繁に活動化と非活動化を繰り返す定義済みのリンクにも役立ちます。 ホスト名はノードの始動時に解決されますが、ホスト名を使用しないことが EEDLC 定義に設定されている場合、このホスト名はリンクが活動化されるときに、再度解決されません。
すべてのノードが同一のファイアウォール内にあれば、ホスト名はすべてのノードにある同一の IP アドレスを解決します。 これにより、IP アドレスを直接使用することが可能になります。 ただし、ノードの両者にファイアウォールがある場合には、 それぞれのサイドで IP アドレスを解決できるようにホスト名を使用する必要があります。 このことは、ノードの両者にあるルーターまたはファイアウォールが宛先変更、プロキシー、 またはアドレス変換機能を実行する場合は、特に必要であり、 IP アドレスではなくホスト名を使用してアドレッシングを行う必要があります。
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IPv6 はホスト名または IP アドレスのいずれかで構成できます。
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このユーザー ID フィールドの値を System にすることもできます。 この場合、TP は SYSTEM 権限で実行され、 アクセスされることが可能な唯一のワークステーションはシステム・コンソールです。
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C:\Program Files\IBM\Communications Server
インストール・ディレクトリーの
csntexcp.log ファイルにコピーされます。
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Communications Server for Windows は、アダプター・サポート用の拡張構成パネルを提供します。 これには、ワークステーションにインストール済みのアダプターが使用可能か使用不可かを示す構成ウィザードが含まれます。 LLC2 プロトコルにバインド済みのアダプターのみが、リストに表示されます。
「Use first available LAN adapter (使用可能な最初の LAN アダプターを使用)」を選択すると、 Communications Server は、アダプター番号順でソートされた最初の使用可能な LAN アダプターを使用します。
以下は、標準的な構成です。
アダプター 0 (使用不可)
アダプター 1 (使用可能) トークンリング
アダプター 2 (使用可能) イーサネット
この場合、アダプター 0 が使用不可であるためにアダプター 1 が使用されます。
ご使用の構成が特定のアダプター (例えばアダプター 2) に依存している場合は、 「Use first available LAN adapter (使用可能な最初の LAN アダプターを使用)」オプションを使用可能にしてはなりません。 これは、ユーザーがアダプターを追加するとオペレーティング・システムがアダプター番号を再割り当てすることがあり、 ユーザーの意図するアダプターが最初の望ましいアダプターでなくなる可能性があるからです。 このような状態では、望ましいアダプターをリストから選択します。
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LU62_TIMEOUT
オプションにより、会話の完了時に LU 6.2 セッションを終了させることができます。
LU62_TIMEOUT_VALUE
には、
セッションがこの時間 (秒) 内に新しい会話で使用されない場合、
このセッションが終了する時間 (秒) を指定します。
以下の例は、.ACG ファイル項目の例です。
LU62_TIMEOUT=( LU62_TIMEOUT_RESOURCE_TYPE=GLOBAL_TIMEOUT LU62_TIMEOUT_VALUE=20 )
この機能は、ACG 構成ファイルにおいてのみ構成可能です。 この設定は、CPSVCMGR セッションおよび CP-CP CPSVCMG などの IBM サービス TP を例外として、すべての LU 6.2 セッションにおいてグローバルです。
APAR JR20407 による新機能であり (6.1.2.3 には組み込まれている)、
以下の 3 つの新規オプションが LU62_TIMEOUT_RESOURCE_TYPE
に追加されました。
LOCAL_LU_TIMEOUT = 2 PARTNER_LU_TIMEOUT = 3 MODE_TIMEOUT = 4
上記の新規タイプには、LOCAL_LU 名、PARTNER_LU 名、
または MODE 名を指定する新規パラメーターの
LU62_TIMEOUT_RESOURCE_NAME
もあります。
LU62_TIMEOUT
は指定 LU の PARTNER_LU、または MODE 名を持つセッションのみに使用されます。
さらに言えば、CPSVCMG および CPSVRMGR セッションは、このタイムアウトにより非活動状態にされません。
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1. PATH_SWITCH_ATTEMPTS - 新規 RTP 接続に設定されるパス・スイッチの試行回数。 1 から 255 までの範囲の値を指定します。 0 (ゼロ) を指定すると、Communications Server for Windows はデフォルト値の 6 を使用します。
2. SHORT_REQ - Communications Server for Windows が、RTP 接続を切断してパス・スイッチ処理を開始することを決定する前に、 状況要求を送信する回数を制限します。 1 から 255 までの範囲の値を指定します。 0 (ゼロ) を指定すると、Communications Server for Windows はデフォルト値の 6 を使用します。
3. 4 個のパス・スイッチ・タイマー - パス・スイッチ時間とは、 Communications Server for Windows が切断された RTP 接続のパス・スイッチを試行する場合の時間長 (秒単位) のことです。 このパラメーターには、それぞれの有効な伝送優先順位の LOW、MEDIUM、HIGH、NETWORK の順序で制限時間を 4 つに区切って指定します。 これらは、いずれも 1 から 65535 までの範囲内で指定しなければなりません。 それぞれの伝送優先順位に指定する値は、それ自体よりも低い伝送優先順位の値を超えないようにしてください。 これらの値に 0(ゼロ) を指定した伝送優先順位に対して、 Communications Server for Windows は、以下のデフォルト値を使用します。
LOW_PATH_SWITCH_TIME = 480 秒 (8 分) MEDIUM_PATH_SWITCH_TIME = 240 秒 (4 分) HIGH_PATH_SWITCH_TIME = 120 秒 (2 分) NETWORK_PATH_SWITCH_TIME = 60 秒 (1 分)注: パス・スイッチ時間は LOW > MEDIUM > HIGH > NETWORK の順序になるように指定しなければなりません。
RTP_TUNING パス・スイッチ・タイマー (4 個すべて) は、 使用されているリンク・タイムアウトより大きい値でなければなりません。 例えば、EEDLC リンクでは、すべての「非アクティブ・タイマー」についてテストされますが、 エラーが検出されなければ、「接続再試行カウント」まで再試行されます。 これらのパラメーターは、Ipv4 では IBM EEDLC に基づいて、または IPv6 パネルと EEDLC デバイスに基づいて構成されます。 デフォルト値は、非アクティブ・タイマー = 10 秒、接続再試行カウント = 3 です。 この結果、リンク障害は (3 + 1) x 10 = 40 秒で発生することになります。 リンク障害の検出を行う前に、 パス・スイッチの試行で障害が起こっているリンクを使用すると、パス・スイッチは失敗します。 パス・スイッチの試行に失敗すると、HPR パイプを介して経路指定されているセッションが終了させられます。
4. MAX_REFIFO_TIME - RTP プロトコルは「Re-FIFO タイマー」と呼ばれるタイマーを使用します。 このタイマーの値はプロトコルの一部として計算されますが、 このパラメーターには、このタイマーがそれ以上は増やすことができない最大値をミリ秒で指定します。 ある状態では、最大値の設定によりパフォーマンスが改善されます。 0 (ゼロ) 値の設定は、タイマーが制限されなくて、 プロトコルによって計算された値をそのまま取り込むことができることを意味します。 このパラメーターのデフォルト値は 4000 ミリ秒であり、最小値は 250 ミリ秒です。 指定された値が 1 から 249 ミリ秒の場合は、250 ミリ秒が使用されます。
この変更までは refifo 時間に制限はありませんでしたが、現在はこの変更によりデフォルトで制限が設定されます。 前の動作に戻すには、前述のように制限 0 (ゼロ) を設定することができます。
5. MAX_SHORT_REQ_TIME - RTP プロトコルは「Short Request タイマー」と呼ばれるタイマーを使用します。 このタイマーの値はプロトコルの一部として計算されますが、 このパラメーターには、このタイマーがそれ以上は増やすことができない最大値をミリ秒で指定します。 ある状態では、最大値の設定によりパフォーマンスが改善されます。 0 (ゼロ) 値の設定は、タイマーが制限されなくて、 プロトコルによって計算された値をそのまま取り込むことができることを意味します。 このパラメーターのデフォルト値は 8000 ミリ秒であり、最小値は 500 ミリ秒です。 指定された値が 1 から 499 ミリ秒の場合は、500 ミリ秒の値が使用されます。
この変更までは Short Request 時間または refifo 時間に制限はありませんでしたが、 現在はこの変更によりデフォルトで制限が設定されます。 前の動作に戻すには、前述のように制限 0 (ゼロ) を設定することができます。
.acg ファイルでデフォルトのパス・スイッチ時間を変更する RTP_TUNING の例
RTP_TUNING=( PATH_SWITCH_ATTEMPTS=6 範囲 = 0、255 デフォルト = 6 SHORT_REQ=0 範囲 = 0、255 デフォルト = 6 LOW_PATH_SWITCH_TIME=240 範囲 = 1、65535 デフォルト = 480 秒 MEDIUM_PATH_SWITCH_TIME=120 範囲 = 1、65535 デフォルト = 240 秒 HIGH_PATH_SWITCH_TIME=100 範囲 = 1、65535 デフォルト = 120 秒 NETWORK_PATH_SWITCH_TIME=60 範囲 = 1、65535 デフォルト = 60 秒 MAX_SHORT_REQ_TIME=8000 範囲 = 0、24000 デフォルト = 8000 ミリ秒 MAX_REFIFO_TIME=4000 範囲 = 0、12000 デフォルト = 4000 ミリ秒 )
ディスプレイ RTP_TUNING も以下の形式で csdisplay rtn に追加されました。
LOW パス・スイッチ時間 480 MEDIUM パス・スイッチ時間 240 HIGH パス・スイッチ時間 120 NETWORK パス・スイッチ時間 60 パス・スイッチ試行回数 6 Short Request 再試行制限 6 最大 Short Request 時間 8000 最大 Refifo 時間 4000
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NODE
スタンザに設定することができます。
値 1 はこのフィーチャーを使用可能にします。
GVRN_SUPPORT=1
このフィーチャーはノード構成 GUI ツールを介して使用可能にすることもできます。 次に、拡張機能オプションの下のノードの定義には、 「Enable GVRN Support (GVRN サポートを使用可能にする)」チェック・ボックスがあります。
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接続ネットワークを無制限リソースとして設定するには、
.ACG ファイルの CONNECTION_NETWORK
スタンザに以下の値を追加する必要があります。
INHERIT_PORT_LIMITED_RESOURCE=YES
さらに、接続ネットワークに対して指定されたポートの PORT
スタンザに
IMPLICIT_LIMITED_RESOURCE=NO
値を設定します。
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高速ログオンを使用可能にするには、 TN3270E サーバー定義階層の下にある ELF サポート構成ウィンドウのチェック・ボックスを選択します。 構成ウィンドウでは、使用する DCAS をユーザーが識別する必要があります。 DCAS は、IP アドレスによって識別でき、あるいはホスト名とポート番号で識別することもできます。
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-Q/-q - ポップアップを抑止する抑止モードです。
このオプションは以下のことに対応します。
-S/-s - レジストリー・コレクションを抑止します。 このオプションが使用されると、レジストリー・コレクションは抑止され、 出力 infobundler は registry.dat と csntreg.dat を収集しません。
注: デフォルトの infobundler の動作は、 オプション指定なしで実行されたときに、 ポップアップを表示してレジストリー情報を収集することです。
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これが起きた場合は、SNA API Client 実行可能プログラムを、手動で終了させる必要があります。 コマンド行ユーティリティー resetapi.exe が、Windows クライアント API とともにインストールされています。 このユーティリティーは、クライアントをリブートさせることなく SNA API Client 実行可能プログラムを終了させます。
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リモート・デスクトップ・クライアント <====> パーソナル・コミュニケーションズおよび SNA API Client を使用する WTS <====> CS/Windows <====> z/OS ホスト
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WTS 上の構成は次のように行います。
例えば、ユーザー 1 構成がファイル C:\user1\user1.ini にあり、 ユーザー 2 構成が C:\user2\user2.ini にある場合、構成は次のようになります。
他に構成手順に対する変更点はありません。 LUA セッション、トランザクション・プログラムなどは変更しないままにします。 パーソナル・コミュニケーションズ構成を変更する必要はありません。 パーソナル・コミュニケーションズまたは LU アプリケーションを構成するステップは同じままです。
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デフォルト値 (ファイル・サイズおよびファイルの最大数) はコマンドの tracedg /s FileSize /n MaxNum で変更できます。 この値はグローバルです。1 ユーザーによって設定された値は、すべてのユーザーが使用できます。
例えば、tracedg /s 92160 /n 20 は、それぞれのサイズが 90k の pcatrace ファイルを作成し、 作成されるファイルの最大数は 20 です。 20 個のファイル作成されると、次に最初のファイルが上書きされます。
C:>INFOB
一連の 13 ステップが完了すると、最終的に情報 (下記の 11 資料) は cspd.exe に収集されます。 cspd.exe はインストール・ディレクトリー (デフォルトは C:\Program Files\IBM\CS SNA API Client) に配置されています。
何らかの問題が報告された場合は、infobundler を実行して cspd.exe ファイルを IBM サポートにお送りください。
SNA API Client 版 infobundler フィーチャーの要約は、以下のとおりです。
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Netscape Directory Server ではスキーマ拡張が提供され、SNA API Client を構成する前に、 サーバー構成にスキーマ拡張を追加する必要があります。 その他のサポートされるディレクトリー・サーバーは既に必要なスキーマ定義が含まれています。 項目および属性へのアクセス制御は、ディレクトリー・サーバーの管理ユーティリティーを使用して制御される必要があります。
SNA API LDAP 構成ユーティリティーにより、拡張項目を変更することができます。 このユーティリティーで使用されるユーザー ID は、ディレクトリーの中に項目を書き込めるアクセス権を持つ必要があります。 ユーザーは、クライアント構成ユーティリティーの実行時にディレクトリー管理者 ID (これらの許可を持つ) を使用することができます。
スキーマ拡張を Netscape サーバーに追加するには、 Netscape ディレクトリー・サーバーの \config ディレクトリーにある slapd.conf ファイルに、以下の行を追加します。
include ibmcs-oc-ns.conf
include ibmcs-at-ns.conf
このディレクトリーへの正確なパス名は、 ディレクトリー・サーバーがインストールされている場所とディレクトリー・サーバーの名前によって決まります。 次の例を参照してください。
drive_letter:\netscape\suitespot\slapd-hostname\config
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PATHNAME=C:\IBMCS\apingd.exe を PATHNAME=C:\Program Files\IBM\Communiactions Server\apingd.exe
これは .acg 構成ファイルを編集するか、構成 GUI で「CPIC および APPC (CPIC and APPC)」->「Transaction Programs」を選択して変更することができます。
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Communications Server for Windows では、 TN3270(E) ポート定義または TN5250 ポート定義に、 ユーザーがさまざまなレベルの暗号化 (高、中、認証のみ (Authenticate Only)) を構成することができます。 これらの暗号化レベルは、 「Define TN3270 Port Definitions (TN3270 ポート定義の定義)」ダイアログの「Security (セキュリティー)」パネルにあります。
一部の TN3270 クライアントまたは TN5250 クライアント (Host On-Demand バージョン 5 など) は、 SLP パケットにおいて Communications Server が公示している SSLv3 情報を完全には使用しません。 これらのクライアントは、暗号化レベルに関係なく、自分が要求する SSL レベル、スコープ、プール、 およびロードを使用して、最初のポートに接続します。 結果の接続は、意図したものとは異なる暗号化レベルでのポートへのセッション接続となることがあります。
この状態を回避するには、各マシンまたはスコープに対して 1 つの暗号化レベルのみ (高、中、認証のみ (Authenticate Only)) を使用します。 所定のサーバー上のポートは、 セキュリティーおよびクライアント認証を使用可能にしたり使用不可にしたりすることにより、 一意的にターゲットとすることができます。
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参照の IBM ソフトウェア・グループ・ステートメントが次の場所にあります。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=wws1e333ce0912f7b152852571f60074d175 VMware からの参照のタイミング制限は次の場所にあります。 http://www.vmware.com/pdf/vmware_timekeeping.pdf
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Microsoft、Windows、Windows NT、Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、および Windows Vista は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。