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言語環境解説書


言語環境通信構造体

Net.Data は、2 つの構造体を使用して言語環境と通信します。 言語環境はこれらの構造体を処理し、この構造体内で情報の設定および受け渡しを行わなければなりません。

Net.Data は、言語環境インターフェース構造体 (たとえば、dtw_lei_t) を、 呼び出した言語環境関数に渡します。 この構造体には、とりわけ、 言語環境関数に渡されるパラメーターのリストを含むパラメーター・データ配列が入っています。 Net.Data が呼び出す言語環境関数は、要求を処理し、 パラメーター・データ配列内のパラメーター (該当する場合) を更新し、Net.Data に戻ります。

Net.Data は、次にパラメーター・データ配列を調べて、 言語環境関数によって設定された新しい値を反映するようにパラメーターのコピーを更新し、 Net.Data マクロの処理を続行します。


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