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Web レジストリー関数

Web レジストリーは、Net.Data によって保守されるキーをもつファイルで、 ユーザーはこれを使用して、項目の追加、検索、削除などを容易に行うことができます。 単一のシステムで複数の Net.Data Web レジストリーを作成することができます。 各レジストリーは名前をもっています。各レジストリーには複数の項目を含めることができます。 Net.Data は、レジストリーおよびそれに含まれる項目を保守するための関数を提供します。

制約事項:

DTWR_ADDENTRY


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

項目を Web レジストリーに追加します。

構文

@DTWR_ADDENTRY(registry, registryVariable, registryData, index)

@DTWR_ADDENTRY(registry, registryVariable, registryData)


表 187. DTWR_ADDENTRY のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 項目追加先のレジストリーの名前。
ストリング registryVariable IN 追加するレジストリー項目の registryVariable ストリング部分の値。
ストリング registryData IN 追加するレジストリー項目の registryData ストリング部分の値。
ストリング index IN 追加する索引付き項目の registryVariable ストリングの索引部分の値。 このパラメーターはオプションです。これを指定すると、索引付き項目が指定レジストリーに追加されます。

戻りコード

表 188. DTWR_ADDENTRY の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3003 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーに項目を追加できません。 指定した項目は既に存在します。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3006 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーを作成できません。 レジストリー名にあるパスが存在しません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1:

@DTWR_ADDENTRY("Myregistry", "Jones", "http://Advantis.com/~Jones/webproj")
 

例 2:

@DTWR_ADDENTRY("URLLIST", "SMITH", "http://www.software.ibm.com/",
     "WORK_URL,")

DTWR_CLEARREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

Web レジストリーから項目を消去します。

構文

@DTWR_CLEARREG(registry)


表 189. DTWR_CLEARREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 消去するレジストリーの名前。

戻りコード

表 190. DTWR_CLEARREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3006 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーを作成できません。 レジストリー名にあるパスが存在しません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1:

@DTWR_CLEARREG("Myregistry")
 

DTWR_CLOSEREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT





X


目的

Web レジストリーをクローズします。

構文

@DTWR_CLOSEREG(registry)


表 191. DTWR_CLOSEREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN クローズするレジストリーの名前。

制約事項 : Web レジストリー名にアスタリスク (*) および円記号 (\) などの特殊文字を使用してはなりません。

戻りコード

表 192. DTWR_CLOSEREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。

例 1: レジストリーをクローズします。

@DTWR_CLOSEREG("/qsys.lib/mylib.lib/myreg.file")
 

DTWR_CREATEREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

新規 Web レジストリーを作成します。

構文

@DTWR_CREATEREG(registry, security)

@DTWR_CREATEREG(registry)


表 193. DTWR_CREATEREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 作成するレジストリーの名前。

制約事項 : Web レジストリー名にアスタリスク (*) および円記号 (\) などの特殊文字を使用してはなりません。

ストリング security IN registry を作成する際の機密保護の型。UNIX オペレーティング・システムの場合は、 デフォルトの機密保護は、レジストリーが作成されるディレクトリーと同じです。 3 つの機密保護グループ (ユーザー、グループ、およびパブリック) について機密保護を指定します。 R は読み取り許可、 W は書き込み許可、X は実行許可を与えます。たとえば、これらの 3 つのグループすべてに全権限を与えるには、 このパラメーターに *RWX, *RWX, *RWX を指定します。このパラメーターはオプションです。

戻りコード

表 194. DTWR_CREATEREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3002 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーを削除できません。
3006 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーを作成できません。 レジストリー名にあるパスが存在しません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。
3008 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーを作成できません。 原因は不明です。

例 1:

@DTWR_CREATEREG("myRegistry")
 

例 2:

@DTWR_CREATEREG("URLLIST", "*RWX, *RWX, *R")

DTWR_DELENTRY


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

項目を Web レジストリーから削除します。

構文

@DTWR_DELENTRY(registry, registryVariable, index)

@DTWR_DELENTRY(registry, registryVariable)


表 195. DTWR_DELENTRY のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 項目が削除されるレジストリーの名前。
ストリング registryVariable IN 除去する項目の registryVariable ストリング部分の値。
ストリング index IN 索引付き項目の registryVariable ストリングの索引部分の値。 これはオプション・パラメーターです。 これを指定すると、索引付き項目がレジストリーから除去されます。

戻りコード

表 196. DTWF_DELENTRY の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3004 Web レジストリー組み込み関数が、 指定したレジストリーから項目を削除または検索することができません。 指定した項目が存在しません。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1:

@DTWR_DELENTRY("Myregistry", "Jones")

例 2:

@DTWR_DELENTRY("URLLIST", "SMITH", "WORK_URL")

DTWR_DELREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

Web レジストリーを削除します。

構文

@DTWR_DELREG(registry)


表 197. DTWR_DELREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 削除するレジストリーの名前。

戻りコード

表 198. DTWR_DELREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1:

@DTWR_DELREG("Myregistry")

DTWR_LISTREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

Web レジストリーの内容をリストします。

構文

@DTWR_LISTREG(registry, registryTable)


表 199. DTWR_LISTREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN リストするレジストリーの名前。
registryTable OUT レジストリー項目を入れる表変数の名前。

戻りコード

表 200. DTWR_LISTREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1004 関数呼び出しで渡されたパラメーター (Net.Data マクロ表変数とするために必須) が異なる変数型です。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1006 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

使用上の注意

DTWR_LISTREG は、 ユーザーが渡した OUT 表変数のレジストリー項目に関する情報を戻します。表変数は、 ユーザー・マクロに定義された後で、 LISTREG レジストリー操作のために FUNCTION ブロックにパラメーターとして渡されます。

ユーザーが表の最大行数について ALL オプションを使用して表変数を定義すると、 この操作では、表内の使用可能なすべてのレジストリー項目が、表の各行ごとに 1 つずつリストされます。 一方、ユーザーが表の最大行数について X の値を指定した場合に、 指定されたレジストリーに X よりも多くの項目が含まれている場合は、 最初の X 項目のみがリストされ、エラー・コードが戻され、 追加の項目をリストできるだけの十分な数の表行がなかったために部分リストしか作成できなかったことが示されます。 X の値が指定レジストリーの使用可能項目数よりも大きい場合は、 すべてのレジストリー項目がリストされます。

表には、常に、2 つの列があります。表の列見出しは、 REGISTRY_VARIABLE および REGISTRY_DATA に設定されます。

例 1:

%DEFINE RegistryTable = %TABLE(ALL)
 
@DTWR_LISTREG("URLLIST", RegistryTable)

DTWR_LISTSUB


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT








X

目的

Web レジストリーの即時サブキー項目をリストします。

構文

@DTWR_LISTSUB(registry, registryTable)


表 201. DTWR_LISTSUB のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN リストするレジストリーの名前。
registryTable OUT レジストリー項目を入れる表変数の名前。

戻りコード

表 202. DTWR_LISTSUB の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1006 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

使用上の注意

  1. DTWR_LISTSUB は、 ユーザーが渡した OUT 表パラメーターのレジストリー項目に関する情報を戻します。 表変数は、マクロに定義されてから、パラメーターとして LISTSUB レジストリー操作に渡されます。

    ユーザーが表の最大行数について ALL オプションを使用して表変数を定義すると、 この操作では、表内の使用可能なすべてのレジストリー項目が、表の各行ごとに 1 つずつリストされます。 一方、ユーザーが表の最大行数について X の値を指定した場合に、 指定されたレジストリーに X よりも多くの項目が含まれている場合は、 最初の X 項目のみがリストされ、エラー・コードが戻され、 追加の項目をリストできるだけの十分な数の表行がなかったために、 部分リストしか作成できなかったことが示されます。X の値が指定レジストリーの使用可能項目数よりも大きい場合は、 すべてのレジストリー項目がリストされます。表内の列の数は、常に 1 です。

    表の列ヘッダーは、"REGISTRY_SUBKEY" に設定されます。

  2. この関数は、Windows 95 システム登録と互換性のあるオペレーティング・システムでのみ有効です。

例 1:

%DEFINE RegistryTable = %TABLE(ALL)
 
@DTWR_LISTSUB("URLLIST", RegistryTable)

DTWR_OPENREG


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT





X


目的

Web レジストリーをオープンします。

構文

@DTWR_OPENREG(registry, commit)

@DTWR_OPENREG(registry)


表 203. DTWR_OPENREG のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN オープンするレジストリーの名前。
ストリング commit IN そのレジストリーがコミットメント制御のもとでオープンされるのかどうかを指定する、 単一のシンボルまたはリテラル・ストリング。 指定できる値は、次のとおりです。

Y
コミットメント制御されているレジストリーをオープンします。

N
コミットメント制御されているレジストリーをオープンしません。
デフォルトは N です。

戻りコード

表 204. DTWR_OPENREG の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1: コミットメント制御のもとでレジストリーをオープンします。

@DTWR_OPENREG("/qsys.lib/mylib.lib/myreg.file", "Y")
 

DTWR_RTVENTRY


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

Web レジストリーからレジストリー・ストリング値を検索します。

構文

@DTWR_RTVENTRY(registry, registryVariable, registryData, index)

@DTWR_RTVENTRY(registry, registryVariable, registryData)

@DTWR_rRTVENTRY(registry, registryVariable, index)

@DTWR_rRTVENTRY(registry, registryVariable)


表 205. DTWR_RTVENTRY のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 検索対象の項目が含まれているレジストリーの名前。
ストリング registryVariable IN 取り出す registryData ストリングが含まれているレジストリー項目の registryVariable ストリング部分の値。
ストリング registryData OUT registryVariable と一致するレジストリー項目の registryData ストリング部分の値を戻します。
ストリング index IN 戻される registryData ストリングが含まれている索引付き項目の registryVariable ストリングの索引部分の値。 これはオプション・パラメーターです。これが指定されていると、 索引付き項目の registryData ストリングが戻されます。

戻りコード

表 206. DTWR_RTVENTRY の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1006 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3004 Web レジストリー組み込み関数が、 指定したレジストリーから項目を削除または検索することができません。 指定した項目が存在しません。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

例 1:

%DEFINE RegistryData = ""
@DTWR_RTVENTRY("Myregistry", "Jones", RegistryData)

例 2:

@DTWR_RTVENTRY("URLLIST", "SMITH", RegistryData, "WORK_URL")
 

例 3:

@DTWR_rRTVENTRY("Myregistry", "Jones")
 

例 4:

@DTWR_rRTVENTRY("URLLIST", "SMITH", "WORK_URL")

DTWR_UPDATEENTRY


AIX HP-UX Linux OS/2 OS/390 OS/400 SCO SUN Win NT
X

X
X

X

目的

Web レジストリーのレジストリー・ストリング値を更新します。

構文

@DTWR_UPDATEENTRY(registry, registryVariable, newData, index)

@DTWR_UPDATEENTRY(registry, registryVariable, newData)


表 207. DTWR_UPDATEENTRY のパラメーター
データ型 パラメーター 用途 説明
ストリング registry IN 更新する項目が含まれているレジストリーの名前。
ストリング registryVariable IN 更新するレジストリー項目の registryVariable ストリング部分の値。
ストリング newData IN 更新するレジストリー項目の registryData ストリング部分の新規値。
ストリング index IN 更新する索引付き項目の registryVariable ストリングの索引部分の値。 これはオプション・パラメーターです。これを指定すると、索引付き項目が更新されます。

戻りコード

表 208. DTWR_UPDATEENTRY の戻りコード
戻りコード 説明
-1001 サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。
1001 入力パラメーターにヌル値が含まれています。
1002 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。
1003 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。
1005 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。
1007 パラメーターに無効な値が含まれています。
3003 Web レジストリー組み込み関数が、指定したレジストリーに項目を追加できません。 指定した項目は既に存在します。
3004 Web レジストリー組み込み関数が、 指定したレジストリーから項目を削除または検索することができません。 指定した項目が存在しません。
3005 Web レジストリー組み込み関数は、指定したレジストリーを使用できません。 レジストリーが検出できません。
3007 Web レジストリー組み込み関数が、指定したオペレーションを完了できません。 指定されたレジストリーに対し、要求発行者が適切な権限を持っていません。

使用上の注意

値に対応するレジストリー項目名は変更することができません。

例 1:

@DTWR_UPDATEENTRY("Myregistry", "Jones", "http://advantis.com/~Jones/personal")

例 2:

@DTWR_UPDATEENTRY("URLLIST", "SMITH", "http://www.software.ibm.com/personal", "WORK_URL")


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