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言語環境解説書


言語環境ステートメントの設計

各言語環境ごとに、その言語環境に固有の情報を含む Net.Data 初期設定ファイル内に ENVIRONMENT ステートメントがあります。 新しい言語環境を作成するときは、初期設定ファイル用の環境ステートメントを設計し、 それをユーザーが初期設定ファイルに追加する方法を文書化する必要があります。

ENVIRONMENT ステートメントは、Net.Data が呼び出す必要がある言語環境に関する情報を指定し、 言語環境名などの言語環境 DLL または共用ライブラリー、 DLL または共用ライブラリー名、および関数呼び出しごとに言語環境に渡されるパラメーターのリストをロードします。

Net.Data は、呼び出されたときに構成情報を読み取りますが、 その言語環境を識別する FUNCTION ブロックがマクロ内から呼び出されるまでは、 言語環境 DLL または共用ライブラリーのロードは行いません。 DLL は、Net.Data が終了するまでロードされたままになります。

以下の節では、構文、パラメーターの記述、およびユーザーの資料として使用可能な例について記載します。


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