目的 :
変数を戻します。$ と () を使って指定します。 たとえば、VAR = 'abc' の場合、$(VAR) は値 'abc' を戻します。変数参照は、実行時に評価されます。変数が EXEC ステートメントまたはブロックで定義されていると、 Net.Data は、変数参照を読み取るときに指定のアクションを実行します。
変数参照内に、変数参照、ストリングおよび関数呼び出しを組み込むことにより、 変数名を動的に作成することができます。動的に生成された変数で、 変数名の規則に従わない変数を参照する場合、 Net.Data は参照を空ストリングに解決します。
変数参照では前後の空白文字は無視され、 関数呼び出し、ストリング、および変数参照間に空白文字を使用することはできません。 関数呼び出し、ストリング、および変数参照の間に改行文字が検出された場合、 エラー・メッセージが発行されます。その他の空白文字を含む参照変数は、 空ストリングを戻します。
構文 :
>>---$--(--+-function_call------+---)-------------------------->< | (1) | +-string-------------+ '-variable_reference-'
注:
例 1: 変数参照
変数 homeURL を定義した場合:
%DEFINE homeURL="http://www.ibm.com/"
ホーム・ページを $(homeURL) として参照し、リンクを作成します。
<a href="$(homeURL)">Home page</a>
例 2: 動的に生成された変数参照
変数参照を動的に生成することにより、 行内のフィールド値を動的に参照することができます。
%WHILE (INDEX < NUM_COLS) { $(V$(INDEX)) @DTW_ADD(INDEX, "1", INDEX) %}
例 3: ネストされた変数参照および関数呼び出しを持つ動的な変数参照
%define my = "my" %define u = "lower" %define myLOWERvar = "hey" $($(my)@dtw_ruppercase(u)var)
変数参照は、 値 hey を戻します。