IBM Books

解説書

ストリング

任意の順序の英字、数字、および句読点です。 ストリングが二重引用符内にある場合、改行文字は使用できません。言語構成要素で使用するときの制約事項については、 それぞれの言語構成要素のストリング・パラメーター説明を参照してください。

引用符 ("") 内のストリングには、 改行文字以外のすべての文字を含めることができます。大括弧内のストリング ({ %}) の場合は、 改行文字を含むすべての文字を含めることができます。たとえば、次のようにします。

%define multiline = { 
first line  
second line  
%}

引用符で囲まれたストリングの中に二重引用符を指定するためには、 二重引用符を 2 対使用してください。関数実引き数として、 あるいは比較式中の用語として使われるストリングには、二重引用符を含めることができます。 たとえば、ストリングを以下のように定義する場合があります。

%DEFINE result = " ""Hello world!"" "

result の値は以下のようになります。

"Hello world!"

HTML ステートメントはストリングです。

関数実引き数、用語、および可変値として使用されるストリングには、 変数参照および関数呼び出しを含めることができます。次の例の関数呼び出し myfunc2 には、 変数参照と関数呼び出しを含むパラメーターが使用されています。

%html(report) {
  @myfunc2("abc$(var1)@myfunc()")
%}

Net.Data は、変数参照 $(var1) と関数呼び出し @myfunc() を、 ストリングの一部として文字どおりに解釈するのではなく、それらを解決してから、 そのストリングを関数 myfunc2 に渡します。


[ ページのトップ | 前ページ | 次ページ | 目次 | 索引 ]