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言語環境解説書

dtw_cleanup()

dtw_cleanup() インターフェース関数は、dtw_initialize() を用いて言語環境を初期化する場合に、 言語環境をクリーンアップ処理するのに使用します。 この関数は、データベースから切断したり、変数を解放したりするようなタスクの場合に使用します。 このインターフェース関数は、任意選択です。

Net.Data 要求を処理している間、Net.Data は、Net.Data の処理が終了した場合、 またはエラーで Net.Data がマクロの処理を停止した場合に、 言語環境の dtw_cleanup() インターフェース関数を 1 回呼び出します。

Net.Data は、クリーンアップ処理に異常条件が生じると、 dtw_lei_t 構造体の flags フィールドを DTW_END_ABNORMAL に設定します。 以下の異常条件で、dtw_cleanup() を使用する場合の例を示します。

言語環境のインターフェース関数が、 インターフェース関数間で渡されるパラメーターを使用して le_opaque_data フィールドを設定する場合は、 処理の終了時に dtw_cleanup() を使用してフィールドを解放してください。

このインターフェース関数は、メッセージ・ブロック処理には影響を与えません。 戻り値が非ゼロで、デフォルト・メッセージが出される場合で、デフォルト・メッセージがない場合は、 マクロ処理プログラムが警告メッセージを出します。


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