ENVIRONMENT ステートメントの形式を、次に示します。
ENVIRONMENT(type) library-name ([specification parameter_list, ...)
各 ENVIRONMENT ステートメントは、単一の行にしなければなりません。
以下は、言語環境ごとに指定しなければならないパラメーターです。
この言語環境を Net.Data マクロの FUNCTION ブロック定義に関連付けるための名前。 FUNCTION ブロック定義で言語環境の型も指定して、 関数呼び出しを処理する言語環境を Net.Data に知らせる必要があります。FUNCTION ブロックの詳細については、Net.Data 解説書 の「Function ブロック」の節を参照してください。
重要: 名前の接頭部を DTW にすることはできません。 この接頭部は、Net.Data に付属の言語環境用に予約されています。 DTW 接頭部を使用すると、Net.Data は言語環境の DLL をロードすることができません。
Net.Data が呼び出す言語環境インターフェースが入っている、オブジェクトの名前。 ファイル拡張子は、オペレーティング・システムごとに異なります。
SUN、SCO、および LINUX では、共用ライブラリーの名前は、拡張子 .so を付けて指定します。
この名前の指定方法を調べる場合は、 それぞれのオペレーティング・システム対応の Net.Data と共に出荷される初期設定ファイルを参照してください。完全修飾パス名を使用して、Net.Data が DLL または共用ライブラリーを検索できるようにすることを考慮してください。
Net.Data がそのパラメーターを入力、出力、または入出力のいずれに使用するかを示す指定を渡すパラメーター。 有効な値は次のとおりです。
FUNCTION ブロック定義で指定されたパラメーターに加えて、 関数呼び出しごとに言語環境に渡されるパラメーターのリスト。これらのパラメーターは、 FUNCTION ブロック定義で指定されたパラメーターに続いて、 dtw_lei_t 構造体の parm_data_array フィールドで渡されます。 関数を呼び出す前に、 Net.Data マクロでこれらのパラメーターを変数として定義しなければなりません。 関数がこれらのパラメーターの値を変更した場合、 関数が処理を終了すると、パラメーターは変更された値を維持します。