以下の関数は、Net.Data によってサポートされる標準のストリング関数です。
MBCS サポート (OS/390、OS/2、Windows NT、および UNIX の場合): DTW_MBMODE 構成値をもつワード関数とストリング関数に対して、 複数バイト文字セット (MBCS) サポートを指定することができます。 この値を Net.Data 初期設定ファイルに指定します。デフォルトでは、サポートがありません。 DTW_MBMODE 変数を Net.Data マクロに設定することにより、 初期設定ファイルの値をオーバーライドすることができます。詳しくは、 Net.Data 管理およびプログラミングの手引き の構成変数に関する節、 および DTW_MBMODE を参照してください。
MBCS サポート (OS/400 の場合): DBCS サポートは自動的に提供されるため、 この変数は必要ありません。
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
変数に値を割り当てます。
構文
@DTW_ASSIGN(stringOut, stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringOut | OUT | stringIn と同じリテラル・ストリングが含まれている変数。 |
ストリング | stringIn | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_ASSIGN(RC, "0")
例 2:
@DTW_ASSIGN(string1, string2)
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
|
|
|
|
| X |
|
|
|
目的
ストリング内の各文字を、2 つの 16 進文字に変換します。
構文
@DTW_CHARTOHEX(stringIn, stringOut)
@DTW_rCHARTOHEX(stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変換する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | 16 進形式で表した stringIn が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
使用上の注意
16 進文字はそれぞれ入力文字の 4 ビット部分を表します (文字は 8 ビットで表されます)。
例
例 1: EBCDIC オペレーティング・システム
@DTW_rCHARTOHEX("12345")
例 2: ASCII オペレーティング・システム
@DTW_rCHARTOHEX("12345")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
2 つのストリングを連結します。
構文
@DTW_CONCAT(stringIn1, stringIn2, stringOut)
@DTW_rCONCAT(stringIn1, stringIn2)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn1 | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringIn2 | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | ストリング 'stringIn1stringIn2' が含まれている変数。 ここで、string1 は string2 と連結されています。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_CONCAT("This", " is a test.", result)
例 2:
@DTW_CONCAT(string1, "1-2-3", result)
例 3:
@DTW_rCONCAT("This", " is a test.")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
n 番目の文字から、 length 文字だけ、ストリングのサブストリングを削除します。
構文
@DTW_DELSTR(stringIn, n, length, stringOut)
@DTW_DELSTR(stringIn, n, stringOut)
@DTW_rDELSTR(stringIn, n, length)
@DTW_rDELSTR(stringIn, n)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | 削除するサブストリングが始まる文字の位置。 n が stringIn の長さよりも大きい場合は、 stringOut が stringIn の値に設定されます。 |
整数 | length | IN | 削除するサブストリングの長さ。デフォルトでは、 stringIn の終わりまでのすべての文字が削除されます。 |
ストリング | stringOut | OUT | stringIn の変更形式が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1002 | 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_DELSTR("abcde", "3", "2", result)
例 2:
@DTW_rDELSTR("abcde", "4", "1")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
|
|
|
|
| X |
|
|
|
目的
ストリング内の文字をそれぞれ文字値に変換します。
構文
@DTW_HEXTOCHAR(stringIn, stringOut)
@DTW_rHEXTOCHAR(stringIn)
値
表 81. DTW_HEXTOCHAR Parameters
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変換する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | 文字形式で表した stringIn が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
使用上の注意
入力ストリングの 16 進文字はそれぞれ結果文字ストリングの 4 ビット部分を表します (文字は 8 ビットで表されます)。入力ストリングは、 偶数の 16 進文字を含む必要があり、 これには 0-9、A-F、および a-f を含むことができます。
例
例 1: EBCDIC オペレーティング・システム
@DTW_rHEXTOCHAR("F0F1F2")
例 2: ASCII オペレーティング・システム
@DTW_rHEXTOCHAR("303132")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
あるストリングを別のストリングの n 番目の文字の後から挿入します。
構文
@DTW_INSERT(stringIn1, stringIn2, n, length, pad, stringOut)
@DTW_INSERT(stringIn1, stringIn2, n, length, stringOut)
@DTW_INSERT(stringIn1, stringIn2, n, stringOut)
@DTW_INSERT(stringIn1, stringIn2, stringOut)
@DTW_rINSERT(stringIn1, stringIn2, n, length, pad)
@DTW_rINSERT(stringIn1, stringIn2, n, length)
@DTW_rINSERT(stringIn1, stringIn2, n)
@DTW_rINSERT(stringIn1, stringIn2)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn1 | IN | stringIn2 に挿入する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringIn2 | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | stringIn1 の挿入を開始する、stringIn2 の文字位置。 n が stringIn2 の長さよりも大きい場合は、 それが十分な文字数になるまで、埋め込み文字 pad が埋め込まれます。デフォルトでは、 stringIn2 の先頭から挿入されます。 |
整数 | length | IN | 挿入する stringIn1 の文字数。 このパラメーターが stringIn1 の長さよりも大きい場合は、 埋め込み文字 pad がストリングに埋め込まれます。 デフォルトは stringIn1 の長さです。 |
整数 | pad | IN | n や length の場合と同じ埋め込み文字。デフォルトの埋め込み文字はブランクです。 |
ストリング | stringOut | OUT | stringIn1 の一部またはすべてを挿入して変更された stringIn2 が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_INSERT("123", "abc", result)
例 2:
@DTW_INSERT("123", "abc", "5", result)
例 3:
@DTW_INSERT("123", "abc", "5", "6", result)
例 4:
@DTW_INSERT("123", "abc", "5", "6", "/", result)
例 5:
@DTW_rINSERT("123", "abc", "5", "6", "+")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
あるストリングが別のストリングに最後に出現した位置を、
n 番目の文字から逆方向に (つまり、右から左へ) スキャンして戻します。
構文
@DTW_LASTPOS(stringIn1, stringIn2, n, position)
@DTW_LASTPOS(stringIn1, stringIn2, position)
@DTW_rLASTPOS(stringIn1, stringIn2, n)
@DTW_rLASTPOS(stringIn1, stringIn2)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn1 | IN | stringIn2 内の検索対象変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringIn2 | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | stringIn1 の検索を開始する stringIn2 内の文字位置。デフォルトでは、 最後の文字から検索が開始され、逆方法に (つまり、右から左へ) スキャンされます。 |
整数 | position | OUT | stringIn1 が stringIn2 内で最後に出現した位置。出現が見付からないと、 0 が戻されます。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_LASTPOS(" ", "abc def ghi", result)
例 2:
@DTW_LASTPOS(" ", "abc def ghi", "10", result)
例 3:
@DTW_rLASTPOS(" ", "abc def ghi", "7")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
ストリングの長さを戻します。
構文
@DTW_LENGTH(stringIn, length)
@DTW_rLENGTH(stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | length | OUT | stringIn 内の文字の数が含まれているシンボル。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_LENGTH("abcdefgh", result)
例 2:
@DTW_rLENGTH("")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
ストリングをすべて小文字で戻します。
構文
@DTW_LOWERCASE(stringIn, stringOut)
@DTW_rLOWERCASE(stringIn)
@DTW_mLOWERCASE(stringMult1, stringMult2, ..., stringMultn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 任意のケースの文字をもつ変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | すべての文字が小文字になった stringIn が含まれている変数。 |
ストリング | stringMult | INOUT |
|
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_LOWERCASE("This", stringOut)
例 2:
@DTW_rLOWERCASE(string1)
例 3:
@DTW_mLOWERCASE(string1, string2, string3)
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
あるストリングが別のストリングに初めて出現した位置を、 下方検索パターンを使用して戻します。
構文
@DTW_POS(stringIn1, stringIn2, n, nOut)
@DTW_POS(stringIn1, stringIn2, nOut)
@DTW_rPOS(stringIn1, stringIn2, n)
@DTW_rPOS(stringIn1, stringIn2)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn1 | IN | 検索対象の変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringIn2 | IN | 検索対象の変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | 検索を開始する stringIn2 内の文字位置。デフォルトの値では、 stringIn2 の先頭文字から検索が開始されます。 |
整数 | nOut | OUT | stringIn1 が stringIn2 に初めて出現した位置が含まれている変数。出現が見付からないと、 0 が戻されます。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1002 | 入力パラメーターに、 ヌルで終わる文字からなるストリング値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_POS("day", "Saturday", result)
例 2:
@DTW_POS("a", "Saturday", "3", result)
例 3:
@DTW_rPOS(" ", "abc def ghi", "5")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
|
|
|
|
| X |
|
|
|
目的
ストリング内の文字を置換します。
構文
@DTW_REPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo, n, option, stringOut)
@DTW_REPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo, n, stringOut)
@DTW_REPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo, stringOut)
@DTW_rREPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo, n, option)
@DTW_rREPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo, n)
@DTW_rREPLACE(stringIn, stringFrom, stringTo)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 検索する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringFrom | IN | 置換する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringTo | IN | stringFrom のオカレンスを置換する変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | 検索を開始する文字の位置。 |
ストリング | option | IN | すべてのオカレンス、または最初のオカレンスのみを置換するかを指定します。
以下の値のいずれかとします。
|
ストリング | stringOut | OUT | stringFrom のオカレンスを stringTo で置換した stringIn が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_rREPLACE("ABCABCABC", "AB", "1234")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
最後の文字を最初に、最後から 2 番目の文字を 2 番目に反転し、 ストリング全体を反転します。
構文
@DTW_REVERSE(stringIn, stringOut)
@DTW_rREVERSE(stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 反転する変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | stringIn の反転形式が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_REVERSE("This is it.", result)
例 2:
@DTW_rREVERSE(string1)
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
先行ブランク、後書きブランク、またはその両方をストリングから除去します。
構文
@DTW_STRIP(stringIn, option, stringOut)
@DTW_STRIP(stringIn, stringOut)
@DTW_rSTRIP(stringIn, option)
@DTW_rSTRIP(stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | option | IN | stringIn からどのブランクを除去するかを指定します。デフォルトは B です。
|
ストリング | stringOut | OUT | オプションで指定されたとおりにブランクが除去された stringIn が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_STRIP(" day ", result)
例 2:
@DTW_STRIP(" day ", "T", result)
例 3:
@DTW_rSTRIP(" a day ", "L")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
オプションの埋め込み文字をもつ、ストリングのサブストリングを戻します。
構文
@DTW_SUBSTR(stringIn, n, length, pad, stringOut)
@DTW_SUBSTR(stringIn, n, length, stringOut)
@DTW_SUBSTR(stringIn, n, stringOut)
@DTW_rSUBSTR(stringIn, n, length, pad)
@DTW_rSUBSTR(stringIn, n, length)
@DTW_rSUBSTR(stringIn, n)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 検索対象の変数またはリテラル・ストリング。 |
整数 | n | IN | サブストリングの先頭文字位置。 デフォルトでは、 stringIn の先頭から開始されます。 |
整数 | length | IN | サブストリングの文字数。 デフォルトは、ストリングの残りの文字です。 |
ストリング | pad | IN | n が stringIn の長さよりも大きい場合、 または length が stringIn よりも長い場合に使用する埋め込み文字。 デフォルトはブランクです。 |
ストリング | stringOut | OUT | stringIn のサブストリングが含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
例
例 1:
@DTW_SUBSTR("abc", "2", result)
例 2:
@DTW_SUBSTR("abc", "2", "4", result)
例 3:
@DTW_SUBSTR("abc", "2", "4", ".", result )
例 4:
@DTW_rSUBSTR("abc", "2", "6", ".")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
それぞれの文字を他の文字に変換したストリング、 または未変更のストリングを戻します。
構文
@DTW_TRANSLATE(stringIn, tableO, tableI, default, stringOut)
@DTW_TRANSLATE(stringIn, tableO, tableI, stringOut)
@DTW_TRANSLATE(stringIn, tableO, stringOut)
@DTW_TRANSLATE(stringIn, stringOut)
@DTW_rTRANSLATE(stringIn, tableO, tableI, default)
@DTW_rTRANSLATE(stringIn, tableO, tableI)
@DTW_rTRANSLATE(stringIn, tableO)
@DTW_rTRANSLATE(stringIn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | tableO | IN | 変換表として使用する変数またはリテラル・ストリング。 tableI または default を指定するには、ヌル ("") を使用します。 それ以外の場合は、このパラメーターはオプションです。 |
ストリング | tableI | IN | stringIn 内の検索対象変数またはリテラル・ストリング。 default を指定するには、ヌル ("") を使用します。 それ以外の場合は、このパラメーターはオプションです。 |
ストリング | default | IN | 使用するデフォルト文字。デフォルトはブランクです。 |
ストリング | stringOut | OUT | stringIn の変数結果が含まれている変数。 |
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1001 | 入力パラメーターにヌル値が含まれています。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
1007 | パラメーターに無効な値が含まれています。 |
使用上の注意
例
例 1:
@DTW_TRANSLATE("abbc", result)
例 2:
@DTW_TRANSLATE("abbc", "R", "bc", result)
例 3:
@DTW_rTRANSLATE("abcdef", "12", "abcd", ".")
例 4:
@DTW_rTRANSLATE("abbc", "", "", "")
AIX | HP-UX | Linux | OS/2 | OS/390 | OS/400 | SCO | SUN | Win NT |
X | X | X | X | X | X | X | X | X |
目的
ストリングを大文字で戻します。
構文
@DTW_UPPERCASE(stringIn, stringOut)
@DTW_rUPPERCASE(stringIn)
@DTW_mUPPERCASE(stringMult1, stringMult2, ..., stringMultn)
値
データ型 | パラメーター | 用途 | 説明 |
---|---|---|---|
ストリング | stringIn | IN | 任意のケースの文字をもつ変数またはリテラル・ストリング。 |
ストリング | stringOut | OUT | すべての文字が大文字になった stringIn が含まれている変数。 |
ストリング | stringMult | INOUT |
|
戻りコード
戻りコード | 説明 |
---|---|
-1001 | サーバーがメモリーを割り当てるための Net.Data 要求を処理できませんでした。 |
1003 | 関数呼び出しで渡されたパラメーターの数が、 許可される最大数を超えた、 または関数が必要とする最小数より少ない。 |
1005 | 関数呼び出しで渡されたパラメーター (ストリング変数とするために必須) が異なる変数型です。 |
1006 | 関数呼び出しにおいて、出力パラメーターとするために必須であるパラメーターにリテラル・ストリングが渡されました。 |
例
例 1:
@DTW_UPPERCASE("Test", result)
例 2:
@DTW_rUPPERCASE(string1)
例 3:
@DTW_mUPPERCASE(string1, string2, string3)