Net.Data はユーザー定義変数と Net.Data 変数の、2 つのタイプの変数を提供します。
各種の処理およびファイル操作、表処理、レポート形式設定、 および言語環境のための変数です。
変数の中にはユーザーが定義または変更できる値を持つものと、 Net.Data によって定義されるものがあります。 変数の説明では、ユーザーが値を定義できるか否かが示されています。 値がどのように定義されるかについては、変数の説明を参照してください。
以下の変数タイプは Net.Data によって提供されます。
ユーザーが Net.Data 表を処理できるようにするために、Net.Data によって定義されます。 SQL 照会および関数呼び出しからデータをアクセスするために、これらの変数を使用します。 これらは特に指定されていない限り、REPORT または ROW ブロックの内部でのみ認識されます。
関数からレポートをカスタマイズするのに役立ちます。 どの Net.Data マクロ・ブロックでも、レポート変数を定義または参照することができます。
言語環境を使って FUNCTION ブロックを処理する方法をカスタマイズするのに役立ちます。
Net.Data 処理に影響を与え、関数呼び出しの状況を検出し、 またデータベース照会の結果セットに関する情報を入手するために、Net.Data によって定義されます。 各種の変数が Net.Data によって設定され、変更することはできません。
多くの Net.Data 変数の出力は、それが実行しているオペレーティング・システムによって異なり多種多様です。
Net.Data マクロでは定数は最大 256KB です。 したがって、 マクロ内で長さが 256 KB より長い変数は、 初期設定したりデフォルト値を設定したりすることはできません。
この章では、各変数ごとのオペレーティング・システム・サポートが示されています。 以下のリストは、オペレーティング・システムの省略形を定義するものです。