目的
  • 選任された変更審査会の代表者を、重複または不当と思われる変更依頼の確認にアサインします。
手順
入力とする成果物: 結果となる成果物:
頻度: 構成項目がベースライン化され、構成管理システムに入力されると、それを変更するためのすべての依頼は、正式な変更依頼管理プロセスを通す必要があります。
役割: 変更管理責任者
ツール メンター:

ワークフローの詳細:

変更依頼フォームの取得 ページの先頭へ

変更依頼フォームは正式に登録された成果物で、プロジェクトのライフサイクルを通じて関連するステータス情報と共に、すべての依頼 (新機能、拡張要求、障害、変更された要求など) を追跡するために使われます。すべての変更履歴は、変更日付と理由および状態の変更すべてを含めた変更依頼と共に保持されます。この情報は、あらゆる反復レビューとプロジェクトの終了決定に利用可能です。変更依頼フォームの例は、「成果物: 変更依頼」に用意されています。

重複あるいは妥当性の確認 ページの先頭へ

変更審査会が、変更依頼が重複している、あるいは不当な依頼 (オペレータ エラー、再現不能、動作上の問題など) として却下の依頼であることを疑う場合には、変更審査会の代表者が、重複または却下された変更依頼を確認するために任命され、必要に応じて、登録者から追加情報を収集します。

却下の変更依頼または 重複する変更依頼の妥当性を確認するためのデータが不足する場合には、所有者が自動的に登録者に切り替えられて、追加データを提供するように通告されます (要詳細情報)。

変更依頼ステータスの更新 ページの先頭へ

調査結果に基づいて次のうちの 1 つを実行します。

  1. 重複している、または却下されたことを確認できた変更依頼をクローズにします (クローズ後、登録者に通知)。
  2. 登録者に追加情報を依頼します (要詳細情報)。
  3. この変更依頼を更新して、なぜ重複要求、あるいは不当要求でないのかを示し、もう一度登録して変更審査会のレビューを受けます。

変更依頼が通過する代表的な状態は、「概念: 変更依頼管理」を参照してください。



Rational Unified Process   2003.06.15