統計コンソールには、以下の機能が用意されています。
統計コンソールには、拡張ポイントが用意 され、これを用いて統計コンソール・モジュールを登録できます。 これらのモジュールでは、ユーザーが統計モデルにデータを収集できるように、メニューやツリー・ノード などの特定ユーザー・インターフェース機能を登録できます。
モジュールの通常機能は、データを収集してそれを統計モデルに保管するなにかを、ユーザー が実行し、おそらくは制御できるようにすることです。 次いで StatCon はこの統計モデルをグラフにすることができ、収集中のデータが到着するとそ のデータを表示できます。
モジュールでは「新規トレース/統計モデルの追加」メニュー・アクションとともに グローバル・メニュー・アクションを登録できますが、登録済みモジュールの最初のサインは、通常、 ツリー内の最上位ノードです。 モジュールが、これらのノードで表したいものはなんでも表すことができますが、通常は、これらのノードはトレースのタイプを意味します。 これらのノードにより、モジュールは、トレースを完全に構成して開始するために必要などのような機能 も提供することができます。
トレースが開始されると、モジュールは通常、そのトレース・データが収められている統計モデルを統計コンソールに追加します。 モデルが追加されると、通常の方法でグラフにされ、また中に含まれているすべてのコントロールが コントロール・テーブルに表示され、(そのようにセットアップされていれば) 垂直スライダーのバーとしても表示されます。
また、モジュールでは、トレース全体に対してユーザーがより複雑で全般的なコントロール (たとえば、データを保管する必要がある場合の、トレースの停止など) を行え るように、実行中のトレースでの特定のアクションを登録することもできます。 モジュールでのこれらのアクションのセットアップ方法、およびそれらのアクションがどのよう なものであるかは、完全にモジュール依存となりますが、統計コンソールでは常にすべてのモデル に「除去」アクションを追加します。
関連概念
統計コンソール
関連タスク
パフォーマンス・トレースの作成
パフォーマンス・オブジェクトの構成
トレースの開始および停止
統計モデルの表示
Perfmon 起動構成
パフォーマンス・トレース用の新規 statcon
ファイルの作成
関連参照
統計コンソールのグラフおよびテーブル
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