HTML スクリプト・アプリケーションのデバッグ

デバッグする HTML スクリプト・アプリケーション ( .htm.html、または .jsp) を起動するか、あるいはそれに接続する起動構成を作成するには、次のようにします。

  1. 起動/デバッグ/実行のアクション・セットを提供するワークベンチ・パースペクティブ (デバッグ・パースペクティブなど) で、以下のいずれかのタスクを実行します。
    • ワークベンチ・メニュー・バー から「実行 」 > 「デバッグ」を選択して、 「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスを開きます。
    • ワークベンチ・ツールバーの「デバッグ」プッシュボタンの隣の下矢印をクリックして、リストから「デバッグ」を選択します。 これにより、 「デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. デバッグ」起動構成ダイアログ・ボックスで、以下のいずれかのタスクを実行します。
    • HTML スクリプト・アプリケーション」ノードを選択して、 「新規」をクリックします。
    • HTML スクリプト・アプリケーション」ノードを 右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニュー から「新規」を選択します。
    • HTML スクリプト・アプリケーション」ノードを ダブルクリックします。
  3. これにより、ダイアログ・ボックスの右側に、起動構成タブと入力フィールドが 表示されます。
  4. 名前」フィールドで、 作成する構成の選択項目の名前を入力します。
  5. メイン」タブを選択して、 それを前景に移します。
  6. メイン」タブの「プロジェクト」フィールドで、デバッグするアプリケーションのソースが入ったプロジェクトの名前を入力します。 このプロジェクトにソースが含まれていない場合は、そのソースをこのプロジェクトにインポートする必要があります。

    プロジェクト」フィールドに プロジェクト名を入力するのではなく、「参照」をクリックして、 プロジェクトを参照できます。

  7. 以下のいずれかのステップを実行します。
    • デバッグするスクリプトが実行されている既存の Internet Explorer ブラウザーに接続するには、「既存のブラウザーの使用 (Use existing browser)」ラジオ・ボタンを選択します。
    • デバッグするファイルを起動するには、「新規ブラウザーの起動 (Launch new browser)」ラジオ・ボタンを選択してから、デバッグするファイルの URL または絶対パスと名前を「URL」フィールドに入力します。
  8. 共通 (Common)」タブを選択して、 それを前景に移します。 「共通 (Common)」ページで、以下のタスクを実行できます。
    • 起動構成をローカルに保管し、単一のユーザーに使用させる場合は、 必ず「ローカル」ラジオ・ボタンを選択してください。 起動構成をワークスペースにファイルとして保管し、チームで使用するリポジトリー内で共用する場合は、「共用 (Shared)」ラジオ・ボタンを選択して、「共用構成のロケーション」フィールドに、起動構成を保管する必要があるプロジェクト・ロケーションを入力します。 あるいは、プロジェクトを参照してもかまいません。
    • 起動構成を、「デバッグ」プッシュボタンのお気に入りメニュー、または「デバッグ」メニューの「デバッグ・ヒストリー (Debug History)」リストのお気に入りデバッグ構成として表示させる場合は、「デバッグ」チェック・ボックスを選択します。
  9. 起動構成に必須の全情報が指定された場合に、 「デバッグ」プッシュボタンおよび 「適用」プッシュボタンが使用可能になります。 「適用」をクリックすると、起動構成が保管されます。 この時点で、デバッグ・セッションを起動せずにダイアログ・ボックスを閉じることも、 「デバッグ」をクリックして、 その新しい起動構成を使用してデバッグ・セッションを起動することも選択できます。 「デバッグ」をクリックすると、 起動構成に対して行った変更が保管され、デバッグ・セッションが起動されます。

    注:

    • HTML スクリプト・アプリケーション・デバッグ・セッションは一度に 1 つだけ実行できます (複数の HTML スクリプト・アプリケーション・デバッグ・セッションはサポートされていません)。
    • 既存のブラウザーを使用して起動を選択すると、「実行中のブラウザー (Running Browsers)」ダイアログ・ボックスが開きます。 このダイアログ・ボックス内で、デバッグするブラウザー・セッションを選択します (開かれた各ブラウザー・セッション用のブラウザー・ノードがダイアログ・ボックス内にリストされます)。 接続するブラウザーを選択するには、デバッグするスクリプトを実行している URL が見つかるまで、ブラウザー・ノードを展開します。 この URL を選択し、「OK」をクリックして デバッグ・セッションを起動します。 あるいは、URL を複数インスタンスの最初のインスタンスであるブラウザーで実行している場合は、 ブラウザー・ノードを選択してデバッグ・セッションを起動してもかまいません。
      Note: デバッグ中に内部のワークベンチ Web ブラウザーを実行すると、予期しない結果を引き起こすことがあります。 アクティブ・スクリプト・デバッグ・セッションの間は、このブラウザーを閉じてください。 このブラウザーが開かれたままで、デバッグ目的のためにそれに接続しようと試行すると、ワークベンチは応答しなくなります。
    • HTML フレームを参照すると、各フレームが「実行中のブラウザー (Running Browsers)」ダイアログ・ボックスに個別に表示されることがあります。 デバッグ目的のために、これらのフレーム中の任意のフレームに接続することができます。
    • 既存のブラウザーに接続してデバッグ・セッションを起動するときは、 デバッグ・ターゲットは「デバッグ」ビューに表示されますが、 中断されたスレッドは表示されません。 スレッドは、アプリケーションのスクリプトの実行後に、「デバッグ」ビューに表示されます。
    • デバッグ起動構成は、保管後に編集できます。 デバッグ起動構成の編集の詳細については、下記の関連タスクを参照してください。
    ヒント: 起動構成設定をまだ保存していない場合で、除去または変更する必要がある起動構成設定に入力している場合は、「戻す」をクリックすると、実行したすべての変更が除去されます。
  10. 起動構成に必須の情報が指定されていない場合、または指定した情報にエラーがある場合には、 ダイアログ・ボックスの上部に何が欠落しているかを示すメッセージが表示されます。
  11. ダイアログ・ボックスでの作業を終了したら、 「クローズ」をクリックして終了します。
注: スクリプトを生成する JSP ページをデバッグしていて、そのスクリプトの実行を中断するときは、スクリプト・アクションの起動の前にスレッド上で中断アクションを実行する必要があります。 これを実行しない場合は、ブレークポイントが設定されていてもデバッガーがそのアクション内で停止しない場合があります。 プログラム実行の停止については、下記の関連トピックを参照してください。
関連タスク
デバッグの準備
デバッグ設定値の設定
デバッグ・セッションの開始
スクリプト・ホスト・アプリケーションのデバッグ
Web プロジェクト・スクリプトのデバッグ
「デバッグ」ビューの使用
アクティブ・スクリプト・アプリケーションの実行
プログラムのステップスルー
実行中のプログラムの停止
デバッグ・セッションの終了
既存の起動構成を使用したデバッグ・セッションの開始
起動構成の編集
起動構成の除去
既存の起動構成からの新規起動構成の作成
サーバーでデバッグ
デバッグ中のソースの編集および表示
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