Java™
クラス内のタグ・セットを使用不可にするオプションを使用すると、
注釈が実行時に処理されなくなります。
デプロイメント記述子エディター内のエレメントのプロパティーのカスタム変更を行うと、
これらのカスタム変更を上書きできる注釈が使用不可になります。
注釈付きソースを使用して生成されたデプロイメント記述子のどのセクションも、
指定された時点で、
注釈そのものあるいは記述子ファイルのどちらか (両方ではなく) によって保守することができます。
使用不可にされたタグ・セットの概念により、
記述子ファイルが編集用に使用されているときでも、変更の保存が可能になります。
デプロイメント記述子を使用してアプリケーション内のエレメントに変更を行う場合、
Java
ソース・コード内の注釈を使用不可にするかどうかを尋ねられます。
- 対象の「プロジェクト名」を展開し、
「デプロイメント記述子」をダブルクリックします。
- これによって、デプロイメント記述子エディターが開きます。
アプリケーションの特定エレメントのプロパティーを変更できます。
例えば、Session Bean のタイプを、次のように「ステートレス」から「ステートフル」変更できます:

- デプロイメント記述子エディターでこの変更を行うと、
次のように、注釈を使用不可にするかどうかを尋ねられます。

注釈ボックスを使用不可にするかどうかを尋ねるこのダイアログ・ボックスは、
ソース・ページ・エディターではなく、デザイン・ページ・エディターを使用しているときにのみ表示されます。
- 「キャンセル」を選択した場合、Bean の状態は変更されません。
「OK」と応えると、状態は変更されて、注釈は使用不可になります。
- このオブジェクトの Java ソース・コードを表示すると、
ステートメント // @annotations-disabled tagSet="ejb" が、ファイルの先頭に表示されます。

- ソース・ファイルには、使用不可になっているコメントが複数ある
(使用不可になっているそれぞれのタグ・セットごとに 1 つずつ) 場合があります。
- 注釈の使用に戻りたい場合は、
Java ソース・ファイルから該当するコメントを取り外し、保管するだけですみます。
注釈が再処理され、デプロイメント記述子内に行われているカスタム変更が上書きされます。