マッピング・エディターは、CMP Bean とリレーショナル・データベース表間のマッピングの表示と編集に使用します。マッピング・エディターは map.mapxmi ファイルのデフォルト・エディターです。
マッピング・エディターを使用してマップとスキーマを処理する方法について詳しくは、
マッピング・エディターによるマップの更新を参照してください。
マッピング・エディターは 3 つの別々のペインで構成されます。マッピング・エディターの主要な機能により、
マップ・オブジェクトおよび非マップ・オブジェクトを介して表示とナビゲートに柔軟性をもたせることができます。各ペインは、マッピングに関与する部分についてそれぞれ異なるビューを提供し、特殊化されたツールバーで各種の機能を提供します。オブジェクトをナビゲートすると、マッピング・エディターの別のペインおよびビューが動的に更新され、
現在選択されているオブジェクトに同期します。
- エンタープライズ Bean ペイン
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EJB ペインは EJB JAR ファイルの中のエンタープライズ Bean をすべて表示します。小さな青い三角形は、マッピングが存在することを意味します。このペインでは、ツールバーからアイコンの 1 つを選択して、アクションを実行することができます。次のアクションがあります (左から右へ)。
- 次のマップ・オブジェクトの選択
- 前のマップ・オブジェクトの選択
- 次の非マップ・オブジェクトの選択
- 前の非マップ・オブジェクトの選択
- 非マップ・オブジェクトのみを表示
- 他のビュー内の対応マップ・オブジェクトの選択
下矢印アイコンで提供されるメニューから同じアクションを選択して実行することもできます。
このペインでオブジェクトを選択すると、「アウトライン」ビューが動的に変更され、現在の選択に同期します。
- 表ペイン
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表ペインは、マップされたデータベースの中の RDB 表をすべて表示します。このペインでは、ツールバーとメニューのいずれからも、EJB ペインと同じアクションのセットが提供されます。
- 概要ペイン
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概要ペインは、EJB ペインと表ペイン間の文書内の現在のマッピングを示します。概要ペインの選択項目と「アウトライン」ビューの選択項目の間には、動的な関係があります。このペインでは、ツールバーとプルダウン・メニューからも、アクションを選択することができます。次のアクションがあります (左から右へ)。
- 最初の列に表を表示
- 別々の列に表をそれぞれ表示
- マップ・オブジェクトと非マップ・オブジェクトの両方を表示
- 「アウトライン」ビューと「プロパティー」ビュー
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マッピング・エディターには、上記の 3 つのペインのほかに「アウトライン」ビューと「プロパティー」ビューがあります。
「プロパティー」ビューは、変換、コンバーター、コンポーザー、
および継承されたマッピング・プロパティーを定義するために使用します。マッピング・プロパティーには、「プロパティー」ビューからのみ編集できるものもあります。例えば、次のプロパティーがそれです。
- SQLJ プロパティー (EJB JAR マッピング用)
- 継承および結合の表プロパティー (Bean マッピング用)
- 衝突検出用の列
- オプティミスティック述部、コンポーザー、およびコンバーターのプロパティー (属性および役割のマッピング用)。
EJB タスク情報のアクセス・インテントに関する詳細および
WebSphereR Application Server 製品の文書を参照してください。
「アウトライン」ビューにはマッピング・エディターの概要ペインと同じ情報が異なる形式で表示されます。さらに、ワークベンチの下部にメッセージが表示されます。欠落または誤りの可能性を示すメッセージにより、
問題点の把握が容易になります。