制限付ユーザーや標準ユーザーはサーバーを始動できない

Windows では、制限付きユーザーや標準ユーザーは、サーバーを始動することも、始動されたサーバーに伴うタスクを実行することもできません。

デフォルト・プロファイル・ファイル、つまりランタイム環境を定義するファイル・セットは、管理者グループが所有します。結果として、制限付ユーザーや標準ユーザーのように管理者グループに属さないメンバーは、管理者グループが所有するファイルを更新または削除することを、オペレーティング・システムから許可されません。

プロファイル・ファイルは、この製品とともに WebSphere Application Server をインストールする際に、管理者グループ所有になります。WebSphere Application Server を正常にインストールするためには、管理者グループのメンバーとしてログオンする必要がありました。

WebSphere Application Server を正常に始動したり、始動したサーバーでタスクを実行したりするには、プロファイルを作成したユーザーのアカウントで Windows オペレーティング・システムにログインします。使用したいユーザー・アカウントは、サーバーの始動時に使用したいプロファイルの所有者と同じになる必要があります。このユーザー・アカウントは WebSphere Application を正常にインストールするためのユーザー要件であったため、必ず管理グループのメンバーになります。

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