sysLib.size

システム関数 sysLib.size は、 指定されたデータ・テーブルの行数、または、指定された配列のエレメント数を戻します。この配列は、構造体項目配列、データ項目またはレコードの静的配列、またはデータ項目またはレコードの動的配列です。


sysLib.size 構文図
arrayName
配列またはデータ・テーブルの名前。

定義に関する考慮事項

値の戻り先の項目は、INT 型か、長さが 9 で小数部がない BIN 型と同等でなければなりません。

配列名 (arrayName) が別の配列の副構造体エレメントに入っている場合、 戻される値は、その項目が入っている構造体における出現総数ではなく、 その構造体項目そのものの出現回数になります (『』セクションを参照)。

配列名は、パッケージ名かライブラリー名、またはその両方で修飾できます。

配列以外の項目またはレコードを参照する場合は、エラーが発生します。

この例では、sysLib.size によって戻された値を使用してループを制御します。
  // 数の配列の合計を計算
  sum = 0;
  i = 1;
  myArraySize = sysLib.size(myArray);

  while (i <= myArraySize)
    sum = myArray[i] + sum;
    i = i + 1;
  end
次に以下のレコード・パーツを検討します。
  Record myRecordPart
    10 siTop CHAR(40)[3];
      20 siNext CHAR(20)[2];
  end

myRecordPart を基にしたレコードを作成する場合は、sysLib.size(siNext) を使用して、 従属配列の occurs 値を判別できます。

  // count を 2 に設定
  count = sysLib.size(myRecord.siTop.siNext);

関連する参照項目
配列
EGL ライブラリー SysLib

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