ワークベンチ・メニュー・バー から「ウィンドウ」 > 「設定」を 選択して、「設定」ダイアログ・ボックスを開きます。 このダイアログ・ボックスで、「実行/デバッグ」ノードを選択かつ展開して、さまざまなデバッグの設定を設定できます。 これらには、コンパイル済み言語アプリケーションのデバッグ時に設定することがある、次の設定 (「デバッグ・デーモン」および「コンパイル済みデバッグ」ノードにある) が含まれます。
「設定」ダイアログ・ボックス で、「実行/デバッグ」 > 「デバッグ・デーモン」 を選択すると、 「デバッグ・デーモン」ページが開きます。 このページで、デーモンがデバッグ・エンジン接続を listen するポートを設定できます。 デフォルトで、このポートは 8001 です。
このデーモン・ポートを 「デバッグ・デーモン (Debug Daemon)」設定ページで変更する場合は、 設定ページの「デフォルトを復元する」プッシュボタンをクリックすれば、 簡単にデフォルト値の設定に戻せます。
デーモンが、デバッグ・エンジンを listen するようにすでにユーザー・インターフェースで設定されたのであれば、デバッガーは、この設定ページのデーモン・ポート番号を変更したときに新規ポート番号でデーモンを開始します。
「設定」ダイアログ・ボックス で、「実行/デバッグ」 > 「コンパイル済みデバッグ」を 選択すると、「コンパイル済みデバッグ」ページが開きます。 このページでは、これらの設定を設定できます。
この設定ページの「デバッガー・エディター」セクションでは、 「デバッグ中は常にデバッガー・エディターを使用する」チェック・ボックス により、ソースがデバッグ時に開くエディターが決まります。 これにより、ステップの際の表示内容も決まります。 このチェック・ボックスのデフォルト設定は、 このデバッガーをインストールした際の製品によって異なります。 このチェック・ボックスが選択解除になると、次のようになります。
このセクションで、 すべてのデバッグ・セッションのデバッガー・エディターで現行の実行行を中央そろえさせる場合、 「実行行のビューの中央そろえ」チェック・ボックスを 選択することもできます。 このセクションで、実行行の色も選択できます。
プログラム・プロファイルを削除するように選択することができます。 プログラム・プロファイルは、デバッガーによって、デバッグしたそれぞれのプログラムごとに保管されます。 プログラム・プロファイルには、 例えばブレークポイントおよびモニター設定のような情報が組み込まれています。現在保管されているプログラム・プロファイルをすべて削除するには、 このボタンを選択します。
デバッグ・エンジンからの応答に対するデバッガーの待ち時間の長さを指定する場合は、 「待ち時間(秒)」ラジオ・ボタンを選択して、 フィールドに待ち時間の長さを入力します。 デフォルトでは、デバッガーはエンジン応答を 5 秒待ちます。 「処理中」ラジオ・ボタンが選択されているときに、エンジンが指定された待ち時間内に応答しない場合は、エンジンの応答を待機し続けるよう促すダイアログ・ボックスが表示されます。 待機し続けない場合、デバッグ・セッションは終了します。
デバッグ・エンジンからの応答をデバッガーが連続して待機するようにする場合は、 「連続」ラジオ・ボタンを選択します。 このラジオ・ボタンを選択すると、エンジンが応答しない場合、手動でデバッグ・セッションを終了する必要があります。
「エンジン接続のトレース」設定は、診断目的に使用されます。 これは、IBM サービス技術員の指示があった場合に限って選択してください。