始める前に、『課題 1.2: 関連レコード・リストとデータ・テーブル・コンポーネントを扱う作業』を完了しておく必要があります。
ユーザーの Web アプリケーションを公開する準備が完了したならば、 ユーザーがインターネットでその Web サイトにアクセスできるように、それをホスティングするサーバーが必要になります。 ただし、Web サイトをテストするために、WebSphere Application Server を使用して、テスト目的でサーバーをシミュレートすることができます。
このサーバーが開始されたならば、このサイトで作業を継続できるようになるには、 まずサーバーを停止する必要があります。 サーバーを停止するには、以下の『サーバーの停止』を参照してください。
Web サイト開発中は、随時、ページを Page Designer で開き、「プレビュー」タブを使用して、 ユーザーの設計がブラウザーでどのように見えるかを表示することができます。 ただし、「プレビュー」ビューでは、ユーザーのページの動的局面 (たとえば、データベース接続) を、 サーバーでの実行を表示するように示すことはできません。 Web サイトをサーバーでテストするには、以下の手順を行ってください。
重要: 課題 1.1 でターゲット・サーバーとして選択したのと同じサーバーを使用する必要があります。 このステップで別のサーバーを使用すると、エラーとなります。
WebSphere Application Server v6.0 を使用する場合
「WebSphere Application Server v6.0」が見つからない場合は、 「手動でサーバーを定義」をクリックし、次に「WebSphere v6.0 Server」をクリックしてサーバーを作成します。
WebSphere Application Server v5.1 を使用する場合
「WebSphere v5.1 テスト環境」がない場合は、 「手動でサーバーを定義」をクリックし、 次に「WebSphere v5.1 テスト環境」をクリックしてサーバーを作成します。
サーバー・ツールは新規テストを作成して、開始し、さらにワークベンチの内部 Web ブラウザーでページを開きます。 これにはしばらく時間がかかります。 サーバー・ツールがサーバーを開始するとき、「コンソール」ビューで、メッセージを監視できます。
これで、このサイトが実際に Web サーバーに公開されるときにどのように見え、 どのように作動するかについてプレビューできます。 リンクをクリックすること、データをフォームに入力すること、 および「プレビュー」ビューには表示されないことがあるサイトで動的に生成されたコンテンツを見ることが可能です。 さらに、別の Web ブラウザーでユーザーのページを見たい場合は、ワークベンチの Web ブラウザーから URL を、選択したブラウザーにコピーします。
このチュートリアルを続行できるようにするには、まずサーバーを停止する必要があります。 サーバーを実行したままにしておくと、 このチュートリアルを続行するときにエラー・メッセージが表示されます。 これらのエラーは、サーバーがサンプル・データベースに接続されているために現れるもので、Web サイトに表示された情報を変更するためにデータベースに接続することができなくなります。 サーバーを停止するには、以下のステップを行ってください。
このビューは、通常ワークベンチの下部中央に配置されています。 「サーバー」ビューを見つけられない場合は、 メニュー・バーで「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「サーバー」と進みます。
サーバーのシャットダウン中は、「コンソール」ビューでメッセージが表示されます。 「サーバー」ビューでサーバーの「状況」が「停止済み」に変更されると、 サーバーは停止し、Web サイトでの作業を続行できます。
ユーザーの Web サイトはいつでもサーバーでテストできますが、 完了したときにサーバーを停止することを忘れないでください。
テスト・サーバーをオフにして、続いて『課題 1.4: 新規レコードの作成』に進んでください。