デバッグ・セッションの終了

デバッグ・セッションを終了する方法はいくつかあります。以下のセクションでは、そのさまざまな方法を説明します。

終了

デバッグがローカルかリモートかに関係なく、終了するとデバッグ・セッションは即時終了となり、デバッグしているプログラムは完了まで実行されません。

デバッグ・セッションを終了するには、次のようにします。

  1. デバッグ」ビューで、 終了させるデバッグ・ターゲット (またはそのスレッドまたはスタックのいずれか) を選択します。
  2. 以下のいずれかのタスクを実行します。
    1. 「実行」 > 「終了 (Terminate)」を選択します。
    2. 右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「終了」を選択します。 あるいは、「終了および除去」を選択して、 セッションを終了し、それを「デバッグ」ビューから除去します。
注: デバッグを z/OS DB2 環境で行っている場合、 デバッグ・セッションを終了すると、アプリケーションを実行した結果行われた データベースの更新がデータベースに対してコミットされます。 アベンドで終了させると、デバッグ・セッションを終了して、それらの更新をロールバックできます。 これについては、このページの後の方の「アベンドでの終了」のセクションで説明します。

すべてのデバッグ・セッションを終了するには、 「デバッグ」ビューで右マウス・ボタン・クリックし、ポップアップ・メニューから 「すべて終了」を選択します。

1 つ以上のセッションを終了して、「デバッグ」ビューから除去する場合には、「デバッグ」ビューを右マウス・ボタン・クリックして、ポップアップ・メニューで「終了したすべてを除去」を選択します。

切断

Windows でデバッガー・クライアントを実行し、かつアプリケーションをデバッグしている場合に切断すると、デバッグ・セッションおよびアプリケーションは終了します。 AIX または Solaris で デバッガー・クライアントを実行している場合に切断を選択すると、 デバッグ・セッションは終了しますが、リモートは継続して実行されます。

デバッグ・セッションを切断するには、次のようにします。

  1. 「デバッグ」ビューで、切断したいデバッグ・ターゲットを選択します。
  2. 右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「切断」を選択します。

再開 (実行)

終了まで実行され、「例外ブレークポイントの管理 (Manage Exception Breakpoints)」ダイアログ・ボックスで指定されたアクティブなブレークポイントまたは例外タイプを含まないアプリケーションをデバッグしている場合に、中断しているスレッドの「再開」を選択すると、デバッグ・セッションが終了します (つまり、プログラムは完了するまで実行され、デバッグ・セッションは終了します)。

アベンドでの終了

z/OS DB2 環境でデバッグしていて、アベンドで終了させると、 デバッグ・セッションは終了し、 アプリケーションを実行した結果行われたデータベース更新はコミットされず、 変更はロールバックされます。

デバッグ・セッションをアベンドで終了させる方法

  1. 「デバッグ」ビューで、終了させるデバッグ・ターゲット (またはそのターゲットのいずれかのスレッドかスタック・フレーム) を選択します。
  2. 右マウス・ボタン・クリックして、ポップアップ・メニューから 「アベンドで終了 (Terminate Abend)」を選択します。
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