トピック図

トピック図は編集不能な照会ベースの図で、これを使用するとアプリケーション内のエレメント間の既存の関係を表示することができます。

トピック図は、任意のエレメント・グループ間の、特定の関係のセットを表示します。 関係のセット、あるいはトピックは、その図の照会のパラメーターを定義します。

ユーザーが指定する照会とコンテキストは、トピック図で維持されます。すなわち、トピック図を開くごとにシステムは基礎となるエレメントに照会を実行し、自動的に最新の更新情報を用いて図にデータを取り込みます。 ただし、トピック図が開いている間に基礎となるエレメントに変更を加えた場合には、手動で図を更新するまで、図が基礎となるエレメントの現行状況を完全には表していないことがあります。

トピック図には、デフォルトのレイアウト形式または放射状レイアウト形式のいずれかを選択することができます。 デフォルトのレイアウトは、すべての図エレメントを、複数のレベルにわたることのある階層で表示します。 放射状レイアウトは、ユーザーが照会で使用した選択済み図エレメントを、ハブ、あるいはコンテキスト・エレメントとして配置します。 それぞれの図エレメントは、直接的または間接的に、コンテキスト・エレメントに接続されています。 放射状レイアウトは直接関連した図エレメントを表示し、1 つまたは 2 つのレベルにわたります。

トピック図は新規エレメントを反映するよう更新することができ、またプロジェクト内で .tpx ファイル名拡張子をもつトピック図として保管し、開くことができます。 ただし、トピック図を編集可能な図として保管しない限り、図エレメントを編集することはできません。

トピック図は、.dnx ファイル名拡張子をもつ統一モデリング言語 (UML) クラス図に変換でき、その図を使用してアプリケーションを理解し、開発することができます。

関連タスク
Java エレメントのトピック図を作成する
既存のトピック図に対する照会をカスタマイズする
エンタープライズ Bean のトピック図を作成する
データ・オブジェクトのトピック図を作成する
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