リソースを公開しようとする前に、Personalization User/Resource ウィザードを少なくとも 1 回開始する必要があります。
Personalization プロジェクトを公開する手順は、次のとおりです。
- サーバー・パースペクティブを開く。
- 「サーバー構成」ビューで、公開する先のアプリケーション・サーバーのリモート・サーバーを選択する。
サーバーが存在しない場合は、新規サーバーの作成について、Rational® Application
Developer のヘルプ・システム情報を参照してください。次の項目に注意してください。
- サーバー型は WebSphere® V5.0 リモート・サーバーでなければなりません。
- WebSphere デプロイメント・ディレクトリーは、WebSphere インストール・ディレクトリーと同じでなければなりません
(FTP を使用する場合、リモート・ターゲット・ディレクトリーは、FTP 別名を基準とした WebSphere インストール・パスでなければなりません)。
- 「サーバー構成」ビューで、サーバー構成を選択または作成する。
HTTP ポートは、リモート・サーバーが実行されているポートと一致する必要があります。
ポートを判別する 1 つの方法は、アプリケーション・サーバーが始動した後、次のような行がないかどうか、標準出力ログを調べることです。
HttpTransport ASRVE0171I: Transport http is listening on port 9,080.
使用するポートの決定に問題がある場合は、ポート 80 の使用を試みてください。
- 公開したいプロジェクトをサーバー構成に追加する (サーバー構成を右クリックし、「プロジェクトの追加」をクリックする)。
- サーバー・インスタンスに対して、サーバー構成がプロジェクトを伴う構成になるように設定する (サーバー・インスタンスを右クリックし、「構成の設定」をクリックする)。
- 「サーバー」ビューで、サーバー・インスタンスを公開する (サーバー・インスタンスを右クリックし、「公開」をクリックする)。
公開時に、次の項目に注意してください。
-
wizards.properties ファイルには、公開用の適切なコンテキスト・ルートが含まれていなければなりません。
このファイルは、WebSphere Studio
プラグイン・フォルダー com.ibm.wcm.resource.wizards に置かれています。
Personalization ランタイム・エンタープライズ・アプリケーション内の PersAdmin Web モジュールのコンテキストが、デフォルトとは異なる場合、次の行でサーブレットのロケーションを更新してください
(XML_ENCODING 行は変更も除去もしないでください)。
# ------- Publish URL entries -------
RULE_PUBLISHER=wps/PersAdmin/publishtarget
HRF_PUBLISHER=wps/PersAdmin/servlet/com.ibm.servlet.personalization.ImportExport.ImportServlet
XML_ENCODING=utf-8
- 公開に使用されるサーバーおよびサーバー構成ファイルで、HTTP トランスポート・ポートおよび IP アドレスが正しく設定されていなければなりません。
これらの値が設定されていない場合、ファイル転送は成功しますが、Personalization ルールおよびリソースは構成されません。
- 公開が正常に実行されるには、Personalization ランタイム・エンタープライズ・アプリケーションをホスティングするアプリケーション・サーバーが実行されていなければなりません。
- ファイルがコピーされ、サーバーに転送された後、任意のルール (.act、.clf、または .rul ファイル) またはリソース (.hrf ファイル) は、サーバーで定義されたサーバー・ポート上で、Personalization ランタイム環境にインポートされます。
ルールとリソースも、<was_root>/wpcp/config/<node>/WebSphere_Portal/runtime の下の publishedRules および publishedResources フォルダーにコピーされます。
- Personalization リソースの使用時の優先公開方法は、「すべて公開」または「ユーザーにプロンプトを出す」です。
デフォルトの方法「スマート公開」は、変更されたリソースのみを公開します。
したがって、初めてリソースが公開されたときに構成されていなかった場合、そのリソースが変更されない限り、再公開されません。