ユーザーのシステム・ポートへのアクセスをブロックするデスクトップ・フ
ァイアウォールを実行中の場合、
サーバー始動時に警告を受けたり、開始が失敗したりすることがあります。
この問題を処理するには、TCP/IP ポートが、サーバー・プロセスにアクセスできるようにしなければなりません。
通常、特定のプロセスが、ある番号またはある範囲のポートにアクセスできる規則を追加することで、上記は可能になります。
- WebSphere® Application Server の場合、サーバーの開始に使用される Java™ プロセスは次のファイルにあります:
x:/runtimes/server_name/java/jre/bin/javaw.exe。ここで、x は WebSphere Application Server のインストール・ディレクトリーです。
- TCP/IP モニターの場合は、モニターは 開発環境プロセス内で開始されます。
- このサーバー上でデバッグしている場合、動的ポート番号がデフォルトで使用されます。
デバッガーが特定のポートを使用するように制限したい場合は、サーバーを編集して、
デバッグ・ポートを指定しなければなりません。
これを実行するには、テキスト・エディターを使用してサーバーを開き、
以下のプロパティーを設定します。
オプション |
説明 |
WebSphere v6.0 サーバー |
これは WebSphere 管理コンソールを使用して、Java 仮想マシン設定にあるデバッグ引き数のアドレス・パラメーターを変更することによって行います。
詳細については、WebSphere InfoCenter にアクセスし、「Java 仮想マシン設定」のトピックを検索してください。 |
WebSphere v5.x サーバー (.server) |
INSTANCE_DEBUG_PORT_NUM_ID="####" |
Tomcat サーバー (.server) |
debug-port="####" |
ここで #### はデバッグ用に使用するポートです。