デバッグを考慮したプログラムの作成
次の簡潔なガイドラインに従うことによって、プログラムのデバッグを容易にすることができます。
- チューニングしていないバージョンを完全にデバッグしてテストするまで、パフォーマンスの
ためにソース・コードを手作業でチューニングしないでください。
手作業によるチューニングは、コードのロジックをわかりにくくしてしまう可能性があります。
- 自動化されたツールからの出力であるソース・コードは、手作業ではチューニングしないでください。
- できれば、単一行に複数のステートメントを入れないでください。デバッガーの機能の中には、
行単位で操作するものがあるからです。例えば、同じ行の複数のステートメントで、
行ブレークポイントをステップオーバーしたり設定することはできません。
- 一時変数をモニターすることによって中間結果の検証を容易にするために、中間式の値を
一時変数に割り当ててください。
ソース・コード・ステートメントのレベルでプログラムをデバッグするには、
デバッグ情報を生成するコンパイラー・オプションを指定する必要があります。
デバッグ・エンジンがコードで正しく作動するように、追加オプションを指定する必要がある場合も
あります。