依存関係

統一モデリング言語 (UML) クラス図では、依存関係は、1 つのクラス (サプライヤー) に対する変更が、もう 1 つのクラス (クライアント) の変更を引き起こす可能性を示しています。 コンシューマーを変更してもサプライヤーには影響しないため、 サプライヤーは独立しています。

たとえば、Cart クラスにおける追加操作のパラメーターとして Product クラスが使用されるため、Cart クラスは Product クラスに依存します。 クラス図では、Cart クラスから Product クラスを指す依存関係が示されます。 つまり、Cart クラスはコンシューマー・エレメントであり、Product クラスはサプライヤー・エレメントとなります。 Product クラスを変更すると、Cart クラスが変更されることがあります。

UML クラス図では、Java™ アプリケーションでの依存関係は 2 つのクラスを接続して、 この 2 つのクラス間に接続が存在し、その接続が関連関係よりも一時的なものであることを示します。 依存関係は、コンシューマー・クラスが次のいずれかを実行することを示します。

Enterprise JavaBeans™(EJB) 参照は、ステレオタイプ依存関係として視覚化されます。

依存関係コネクターは、クライアント・クラスからサプライヤー・クラスを指す、先の塗りつぶされていない矢印の付いた破線で表示されます。

Java ソース・コード UML 可視化
依存関係の Java ソース・コードを示すイメージ。 UML クラス図で依存関係がどのように表されるかを示すイメージ
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