Java および混合言語および WebSphere Application Server のデバッグの設定には、ソース・ルックアップの振る舞いの指定、段階的デバッグ・モードの使用可能化、およびステップ・フィルターと段階的フィルター (段階的モードでステップまたはデバッグを行う場合に、そこで停止させないパッケージ、クラスなどのリスト) が含まれます。
ワークベンチ・メニュー・バー から「ウィンドウ」 > 「設定」を 選択して、「設定」ダイアログ・ボックスを開きます。 このダイアログ・ボックスで、「実行/デバッグ」ノードを選択して、Java デバッグ・セッションのさまざまなデバッグの設定を設定できます。 さらに、Javaおよび混合言語 - ならびに WebSphere Application Server で実行されている Web オブジェクトおよびその他のエレメントをデバッグするための、以下の設定を設定することができます。
「Java および混合言語デバッグ」設定ページでは、以下のように、「混合言語デバッグ (Mixed Language Debug)」セクションで混合言語デバッグ設定を設定できます。
「Java および混合言語デバッグ」設定ページでは、 以下のように、「段階的」セクションで段階的デバッグ設定を設定できます。
Web オブジェクトをデバッグする際に、段階的フィルターが適用されると、デバッガーはフィルターで除かれていないすべての Web オブジェクトで停止します。 Web オブジェクトの段階的デバッグを使用可能にするには、 「Web オブジェクト」エレメントの隣にある チェック・ボックスを選択します。 ステップイントゥできる Web オブジェクトのロード時にフィルターを適用する場合は、「Web オブジェクト」エレメントを選択してから、「設定」プッシュボタンをクリックします。 これにより、 「Web オブジェクト・フィルター」ダイアログ・ボックスが開きます。 このダイアログ・ボックスで、「フィルターの適用」チェック・ボックスを選択すると、Web オブジェクトのフィルターが使用可能になります。 このチェック・ボックスが選択された場合、次のようにしてフィルターを追加および除去できます。
定義済みフィルターを一時的に使用不可にするには、そのチェック・ボックスを選択解除します。 あるいは、すべての定義済みフィルターを使用不可にするには、 「すべて使用不可にする」をクリックします。 使用不可にしたフィルターを使用可能にするには、そのチェック・ボックスを選択するか、 あるいは「すべて使用可能にする」をクリックして、 すべてのフィルターを使用可能にします。
「設定」ダイアログ・ボックスで、「実行/デバッグ」> 「Java および混合言語デバッグ (Java and Mixed Language Debug)」 > 「ステップ・フィルター」を選択すると、「ステップ・フィルター」ページが開きます。 このページでは、Java ステップ・フィルター設定を設定できます。
ステップ・フィルターを使用すると、ご使用のアプリケーションのみをデバッグするように、ご使用のコードが依存する外部パッケージのデバッグを回避できます。 ステップ・フィルターは、ステップイントゥとステップ・リターンに影響を与えます。 これらは、段階的フィルターからは独立しています。 ステップ・フィルターは、「WebSphere Application Server デバッグ」の段階的フィルターと同じ方法で設定されます (前述のとおり)。
「設定」ダイアログ・ボックスで、「実行/デバッグ」> 「Java および混合言語デバッグ (Java and Mixed Language Debug)」 > 「スレッド・フィルター (Thread Filters)」を選択すると、「スレッド・フィルター (Thread Filters)」ページが開きます。 このページでは、Java スレッド・フィルター設定を設定できます。
「デバッグ」ビューから Java スレッドをフィルター処理するには、「スレッド・フィルターの適用」および「Java スレッド (Java Threads)」チェック・ボックスを選択します。 Java スレッドは、フィルター処理されると、それにデバッグ・イベント (例えば、ブレークポイント) が発生しない限り、「デバッグ」ビューに表示されません。