ストアード・プロシージャー作成のヒント
次の手法は、より能率的で便利なストアード・プロシージャーの開発に役立ちます。
- 呼び出し時にすべての入力データおよびパラメーターを、
クライアント・アプリケーションからストアード・プロシージャーに渡します。
入力データとしてテーブル名を渡して追加のパラメーター入力値を提供することもできます。
- ストアード・プロシージャーが完了したときのみ、
すべての結果データおよび出力パラメーターをクライアント・アプリケーションに戻します。例:
クライアント・アプリケーションは、
データベース更新のコレクションを累積して、
それをバッチとして適用するようストアード・プロシージャーに渡し、
戻りコードを使用してバッチ全体が正常に適用されたか、
または失敗によりロールバックされたかを示すことがあります。
- クライアント・アプリケーションとストアード・プロシージャーの両方に、
入出力パラメーターを定義します。 ストアード・プロシージャーには、渡されるパラメーターが必要です。
ストアード・プロシージャーは、入力パラメーターを受け取ることや、
出力パラメーターを戻すことは必要ありません。
また、ストアード・プロシージャーが結果セットを戻す必要はありませんが、1 つ以上の結果セットを戻すこともできます。
ストアード・プロシージャーの作成と処理に必要な DB2® の特権および権限のリストについては、
『DB2 ストアード・プロシージャーおよびユーザー定義関数のための権限』を参照してください。
ストアード・プロシージャーの開発のその他の制約事項および情報については、「DB2 アプリケーション開発ガイド」、
「SQL 解説書」、およびその他の DB2 の資料を参照してください。