IMS リソース・アダプターを使用した場合の問題の診断

Java™ アプリケーションから IMS™ にアクセスできなくなった 場合は、以下の処置を実行して、問題を診断することを検討してください。
  • IMS リソース・アダプターを使用するための正しい前提条件を満たしていることを 確認する。『IMS リソース・アダプターを 使用するための前提条件』を参照してください。
  • 未解決の IMS Connect の応答「HWSC0000I *IMS CONNECT READY* ims_connect_name」が、 ターゲット・マシンのシステム・コンソールに表示されていることを 確認して、IMS Connect がアクティブになっていることを確認する。
  • IMS Connect の未解決応答で IMS Connect のコマンド VIEWHWS を入力して、 ポートとデータ・ストアがアクティブになっていることを確認する。
  • 未解決の IMS 応答「DFS996I *IMS READY*」がターゲット・マシンのシステム・コンソールに表示されていることを確認して、IMS がアクティブになっていることを確認する。
  • 未解決の IMS 応答で IMS コマンド /DISPLAY OTMA を入力して、IMS と IMS Connect の両方のメンバーの XCF 状況がアクティブになっていることを確認する。ディスプレイ出力は、次のようになっているはずです。
    DFS000I     GROUP/MEMBER      XCF-STATUS   USER-STATUS     
    SECURITY    IMS1
    
    DFS000I     XCFGRPNM                                               
        IMS1
    
    DFS000I     -IMSNAME          ACTIVE       SERVER           FULL   
        IMS1
    
    DFS000I     -ICONNAME         ACTIVE       ACCEPT TRAFFIC          
        IMS1
    
    DFS000I     *02033/143629*   IMS1
  • Java アプリケーションと IMS Connect の間の通信に TCP/IP を使用している場合は、ターゲットの ホスト・マシンを正常に「ping」できることを確認する。ホスト・マシンを ping できず、IP アドレスではなくホスト名を使用している場合は、そのホスト名が十分に修飾されていることを確認してください。

IMS サービスが IMS トランザクションから予想していた出力を提供しない場合は、IMS アプリケーション・プログラムによって戻される出力メッセージが、サービスが使用する出力 COBOL 定義と一致することを確認してください。 J2EE アプリケーションの場合は、traceLevel プロパティー を 3 に 設定することにより、IMS アプリケーション・ プログラムによって戻されるメッセージを含む IMS OTMA メッセージを 表示することができます。IMS リソース・ アダプター・トレースをオンにする方法については、 『IMS リソース・アダプターを使用したロギングおよびトレース』 を参照してください。 IMS OTMA メッセージの詳細については、IMS の Web サイト http://www.ibm.com/ims で、 「IMS Connect」を選択してください。

関連タスク
IMS リソース・アダプターを使用したロギングおよびトレース
関連資料
J2CA0294W、J2CA0056I、WLTC0017E、HWSP1445E、および HWSSL00E エラー・ メッセージ
IMS リソース・アダプター・メッセージおよび例外
ご利用条件 | フィードバック
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights Reserved.
(C) Copyright IBM Japan 2005.