Java メソッド (1 つまたは複数) を追加した後で、EIS トランザクションごとに InteractionSpec プロパティー
を指定する必要があります。
- 「Java™ メソッド」ページの「Java メソッド」フィールドで、
ECI InteractionSpec プロパティーを指定する Java メソッドを選択します。
- InteractionSpec クラス・リストで、そのメソッドが
使用する InteractionSpec クラスを選択します。
- 「Java メソッドの
InteractionSpec プロパティー (InteractionSpec properties for your Java method)」フィールドで、
そのメソッドの InteractionSpec プロパティーを指定します。次にプロパティーを示し
ます。
- functionName: 機能名 (Function Name) プロパティーには、
CICS®
プログラムの名前と一致する名前を入力します。
- commareaLength: commareaLength プロパティーは、データ・エレメントの長さを
設定します。
- replyLength: ReplyLength プロパティーは、ゲートウェイ・デーモンから J2C アプリケーション
に戻されるデータ・ストリームの長さを設定します。
CICS から戻されるデータを
フル COMMAREA サイズより小さくすると、ネットワーク上で伝送されるデータを削減でき、データのサイズが先に
分かります。
- TPNName: TPNName は、リソース・アダプターによって起動されたすべてのプログラムを実行させる
CICS TPN トランザクション
の名前を設定します。
TranName と TPNName の両方が設定されていると、TPNName が優先されます。TPNName が ECIInteractionSpec
に対して設定されている場合、デプロイメント時間にすべての値が
オーバーライドされます (または、非管理の場合に managedConnectionFactory に対して設定されている場合)。
- tranName: リソース・アダプターによって起動されたすべてのプログラムを実行させる
CICS トランザクションの名前を設定します。呼び出し先プログラムは
ミラー・トランザクションの下で稼働しますが、tranName トランザクション名の下にリンクされます。
この名前は、呼び出し先プログラムがトランザクション ID を照会する際に使用
できます。サーバーの中には、トランザクション ID を使用して呼び出し先プログラムのセキュリティーおよびパフォーマンス
属性を判別するものもあります。このようなサーバーでは、このパラメーターを使用して
呼び出し先プログラムの処理をコントロールすることをお勧めします。ECIInteractionSpec で
tranName を設定すると、デプロイメント時に設定した値がオーバーライドされます
(または、非管理の場合に ManagedConnectionFactory 上で設定した場合)。
- executeTimeout: ECI タイムアウトの値を指定するには、
ECIInteractionSpec クラスの ExecuteTimeout プロパティー ECI タイムアウト値に
設定します。設定可能な値は次のとおりです。
- 0 (タイムアウトなし) これはデフォルト値です。
- 正整数 (ミリ秒単位の時間)。
Note: z/OS®
上で CICS Transaction Gateway を使用している場合は、
ECI タイムアウトの値を指定できません。その代わりに、EXCI オプションのテーブル DFHXCOPT 内の TIMEOUT
パラメーターを設定できます。
- interactionVerb: interactionVerb は
トランザクションが実行する相互作用のタイプを設定します。設定可能な値は次のとおりです。
- SYNC_SEND (非同期呼び出し用)
- SYNC_RECEIVE (非同期呼び出しからの応答の検索用)
- SYNC_SEND_RECEIVE (同期呼び出し用)
データ Bean プロパティーを保存したら、「
終了 (Finish)」をクリックしてウィザードを終了
するか、もしくは「
次へ (Next)」をクリックして
Web ページ、EJB、
または Web サービスを作成し、J2C Java Bean をデプロイできます。