Crystal Reports  

[値の入力]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、式エキスパートの[関数の引数]領域で[値]ボックスから[定数値の入力]オプションを選択すると表示されます。

一部の引数タイプでは、このダイアログ ボックスは不要です。書式設定上の制約がない単純なタイプ(日付フィールドなどに使用するタイプなど)は、直接入力できます。

選択した引数の名前とタイプを含むものが、完全なダイアログ ボックス名です。たとえば、DayInQuarter という日時型の引数を選択すると、ダイアログ ボックス名は“DayInQuarter(日時)の値の入力”となります。

このダイアログ ボックスには、次のオプションに対応する複数のバージョンがあります。

単一の値
式に使用する単一の値を選択するには、このダイアログ ボックスのオプションを使用します。CDateTime(2001, 12, 07, 15, 50, 18)などの、値による式は、このバージョンのダイアログ ボックスで作成します。
値の範囲
式の範囲を限定する開始値と終了値を選択するには、このダイアログ ボックスのオプションを使用します。(10000 To 50000)などの、範囲付きの式は、このバージョンのダイアログ ボックスで作成します。
   [値]ボックスのオプションでは、式の範囲の計算方法をさらに細かく指定できます。このボックスには、[の間の値(開始値と終了値を含む)]、[の間の値(開始値と終了値を含まない)]、などのオプションがあります。
値の配列
式に使用する値の配列を選択するには、このダイアログ ボックスのオプションを使用します。([“Canada”、“England”、 “USA”])などの、配列付きの式は、このバージョンのダイアログ ボックスで作成します。
値の範囲の配列
式に使用する値の範囲の配列を選択するには、このダイアログ ボックスのオプションを使用します。([“AL” To “AZ”、 “CA” To “CT”])などの、値の範囲の配列付きの式は、このバージョンのダイアログ ボックスで作成します。
   [値]ボックスのオプションでは、式の配列の中で個別の範囲を計算する方法をさらに細かく指定できます。このボックスには、[の間の値(開始値と終了値を含む)]、[の間の値(開始値と終了値を含まない)]、などのオプションがあります。

参照

式エキスパート