Probekit は、プローブ の作成と適用を支援します。プローブとは、アプリケーションのランタイムの振る舞いの具体的な特性をモニターするための Java™ コード・フラグメントです。プローブにより、ユーザーの関心の対象となるどのようなランタイム特性でも調査する手段が提供されます。
たとえば、ご使用のアプリケーションにトランザクション処理用のメソッドがあるとします。その場合、このメソッドをターゲットとし、すべてのトランザクションを記録したり、あるいはユーザーが記述するなんらかの基準に合うトランザクションを記録したりするため、ログにエントリーを書き込むプローブを作成することができます。このプローブでは、トランザクションの実行時間をトラッキングし、トランザクションの実行時間が予想よりも長くかかった ときにはオペレーターにレポートを出す、ということも可能です。
Probekit は、プローブの作成、テスト、および適用のメカニックでの支援となります。 Probekit を使用するには、以下の手順を実行します。
Probekit に関する詳細な説明は、『Collecting runtime data with user-defined probes』を参照してください。