Crystal Reports  

テキストの重なり合いの回避

レポートをデザインするときには、オブジェクト間のスペースを狭くしすぎないでください。オブジェクトの幅を広げられるように、約 5% の余裕を持たせます。さもなければ、フォントのサイズを小さくします。

複数行のテキスト ベースのオブジェクト

プリンタ ドライバがテキストの間隔を広くまたは狭くする場合に、ワード ラップ機能が異なるため、オブジェクトを出力するために必要な行数が、長さを調節するために変わることがあります。

複数行のテキスト ベースのオブジェクトを配置すると、同じセクション内のほかのオブジェクトがすぐ下に配置される場合に、問題が発生する可能性があります。

単一行のテキスト ベースのオブジェクトとは異なり、長さを調節するために、複数行のテキスト ベースのオブジェクトのオブジェクト フレームを広げても、あまり効果はありません。広げられた境界線に従って行の幅が広がるだけです。

したがって、複数行のテキスト ベースのオブジェクトは、なるべくセクションの一番下に配置してください。出力時に行を増やすことになっても、セクションを下に広げて調節するため、ほかのオブジェクトの妨げにはなりません。

参照

テキストの切り詰めの回避