[データ] タブでは、Crystal Reports で使用できるすべてのデータ ソースをツリー ビュー形式で包括的に参照できます。[データ] タブは、レポート内で使用するデータ ソースとテーブルを選択するために使用します。
使用中のデータベースで SQL などのクエリー言語がサポートされている場合は、Crystal Reports で Table オブジェクトとして表示される独自のコマンドを作成できます。詳細については、「コマンドまたは SQL クエリーに基づく仮想テーブルの定義」を参照してください。
利用可能なデータ ソース
データベース エキスパートのこのウィンドウには、レポートの作成時に選択できるデータ ソースがツリー ビュー形式で表示されます。ツリーは、次のフォルダで構成されています。
- プロジェクト データ
- 現在接続しているデータ ソースのリストが表示されます。
- 現在の接続
- 現在接続しているデータ ソースのリストが表示されます。
- お気に入り
- [お気に入り]リストで管理する、よく使用するデータ ソースの一覧が表示されます。
- 履歴
- 最近使用したデータ ソースのリストが表示されます。通常は、最も新しいものから 5 つのデータ ソースが表示されます。
- 接続の新規作成
- 接続可能な各種データ ソースのサブフォルダが表示されます。
注 [接続の新規作成]フォルダで使用できるデータ ソース オプションは、インストールされているデータ アクセス コンポーネントによって異なります。
選択したテーブル
このリストには、レポート用に選択したテーブルが表示されます。複数のテーブルが追加されている場合は、エキスパートに[リンク]タブが追加されます。
このボックスに対してテーブルの追加または削除を行うには、矢印ボタンを使用します。
ヒント テーブルのエイリアスを編集するには、テーブルを選択して F2 キーを押します。
ボタンおよびショートカット メニュー
データベース エキスパートでは、各種のボタンおよびショートカット メニューを使用できます。データベース エキスパート内で任意の項目を右クリックすると、次のオプションを持つショートカット メニューが表示されます。
- レポートに追加
- このオプションは、データベース オブジェクト (テーブルやストアド プロシージャなど) をレポートに追加するために使用します。このオプションは、データベース エキスパートで右矢印ボタンをクリックしても使用できます。
- お気に入りに追加
- このオプションは、選択したデータ ソースを [お気に入り] フォルダに追加するために使用します。
- レポートからファイルを削除
- このオプションは、データベース オブジェクト (テーブルやストアド プロシージャなど) をレポートから削除するために使用します。
- プロパティ
- このオプションは、選択したデータベース接続の詳細情報を取得するために使用します。
- お気に入りの名前変更
- このオプションは、[お気に入り] フォルダにあるデータ ソースの名前を変更するために使用します。
- お気に入りの削除
- このオプションは、[お気に入り] フォルダからデータ ソースを削除するために使用します。
- オプション
- このオプションを使用して、[デフォルト設定]ダイアログ ボックスの[データベース]タブにあるグローバル オプションを設定します。
- リフレッシュ
- このオプションを使用してデータベース エキスパートの利用可能なデータ ソースのリストをリフレッシュします。
- 追加 (>)
- 選択したデータベース オブジェクトをレポートに追加します。
- すべて追加 (>>)
- すべてのデータベース オブジェクトをレポートに追加します。
- 削除 (<)
- 選択したデータベース オブジェクトをレポートから削除します。
- すべて削除 (<<)
- すべてのデータベース オブジェクトをレポートから削除します。
注 データベース オブジェクトのエイリアスを追加または変更するには、データベース オブジェクトをクリックして編集します。データベース オブジェクトに別のエイリアスを追加するには、同じデータベース オブジェクトを、選択したテーブルに再度追加します。エイリアスを作成しても、データベースの場所は変更されません。データベースの場所を変更する方法については、「データ ソースの場所の変更」を参照してください。このダイアログ ボックスでエイリアスを変更しても、式の中で既に使用されているエイリアスは変更されません。
参照
[データベース エキスパート]ダイログ ボックス | [リンク] タブ | データへのアクセスと追加