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For ループから抜ける(Crystal 構文)

For ループから抜けるには、Exit For を使用します。次の例では、グローバル配列 names から“Fred”を検索しています。その名前が見つかった場合は、配列内のインデックスが返されます。見つからなかった場合は、-1 が返されます。

たとえば、名前の配列が

["Frank", "Helen", "Fred", "Linda"]

である場合、次の式は 3 を返します。

Global StringVar Array names;
//names 配列はほかの式で初期化され
//値が代入されているとします
Local NumberVar i;
Local NumberVar result := -1;
//UBound 関数は配列を引数として
//そのサイズを返します
For i := 1 to UBound (names) Do
(
If names [i] = "Fred" Then
   (
result := i;
Exit For
   )
);
result

For ループを 1 つの式として見た場合、これは常に論理値型の値 True を返します。したがって、For ループを式の中の最後の式にすることはまずないはずです。そのような式にすると、目的の結果ではなく、値 True が表示されるだけだからです。

参照

For ループ