Crystal Reports  

SQL 式

SQL 式は、式と似ていますが、SQL(Structured Query Language)で記述されます。SQL 式は、データベースに特定のデータ セットを照会するために使用します。SQL 式フィールドに基づいて、並べ替え、グループ化、および選択を行うこともできます。

SQL 式は、レポートのパフォーマンスを最適化するのに役立ちます。これは、通常の式がローカル コンピュータ上で実行されることがあるのに対して、SQL 式が実行するタスクは、通常、データベース サーバー上で実行されるためです。

Crystal Reports は標準の SQL よりも強力な独自の式言語をインクルードするため、SQL 式を排他的に使用しないでください。Crystal 構文と Basic 構文のどちらでも、SQL では困難または不可能な方法で式の機能を向上させることができます。このような場合、SQL 式フィールドを作成して使用することで、レポートの処理速度を高速化することができます。

SQL 式フィールドを作成するには

  1. フィールド エクスプローラで[SQL 式フィールド]を右クリックし、[新規作成]をクリックします。
       レポートのデザインに SQL/ODBC データ ソースを使用すると、フィールド エクスプローラに SQL 式フィールドが追加されます。
  2. [名前]ボックスに名前を入力し、[OK]をクリックします。

    SQL 式エディタが表示されます。SQL 式エディタは、式エディタと同じように機能します。

  3. SQL 式エディタに式を入力します。
  4. [保存して閉じる]ボタンをクリックします。

参照

[式エディタ] ダイアログ ボックス | レポートのパフォーマンスの最適化