カスタム関数には外部との依存関係がないため、次のような制限があります。
- 集計フィールドも含め、レポートやデータベースのフィールドはカスタム関数では使用できません。
- 共有変数やグローバル変数はカスタム関数では使用できません。ただしカスタム関数を式から呼び出す際に、グローバル変数や共有変数を引数として渡すことはできます。
- カスタム関数の中では、直接的にも間接的にも反復は使用できません。
- カスタム関数の中で UFL を直接使用することはできません。
- 評価時期、出力状況、ドキュメントのプロパティの関数は呼び出せません。また、Rnd、CurrentFieldValue、DefaultAttribute、および GridRowColumnValue の関数も使用できません。
これらの制限は、カスタム関数を、それを使用するレポートから独立したものにすることが目的です。
変数
ローカル変数および引数の変数をカスタム関数で使用できます。共有変数またはグローバル変数をカスタム関数で使用する必要がある場合は、これらを引数として渡すことができます。
参照
カスタム関数の作成 | カスタム関数の Basic 構文 | カスタム関数の Crystal 構文