リモート・サーバーでのポートレットのプロファイル作成

プロファイル・ツールを使用して、ランタイム統計を収集し、ご使用のポートレットのパフォーマンスを 分析することができます。

Rational® Developer プロファイル・ツールを使用して、リモート・サーバーでポートレットの パフォーマンスを分析するには、Agent Controller のインストールの 説明に従って、WebSphere® Portal サーバーが 実行されているシステムに Agent Controller をあらかじめインストールしておく 必要があります。 また、リモート WebSphere Portal サーバーでプロファイルを使用可能にするの説明に従って、 リモート WebSphere Portal サーバー上でプロファイルを使用可能にする必要もあります。

リモート・サーバーで実行中のポートレットでプロファイル・ツールを使用するには、次の手順を実行します。

  1. ポートレットのテスト用のリモート・サーバーの定義の説明に従って、 リモート・ポータル・サーバー接続サーバーを定義する。
  2. リモート・システムで、WebSphere Portal サーバーを始動する。


    Windows の場合

    「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > 「IBM WebSphere」 > 「WebSphere Portal v5.x」 > 「サーバーを始動」


    Linux の場合

    コマンド・ウィンドウから、次のコマンドを入力します。
    cd WebSphere_installation_root/bin
    ./startServer.sh WebSphere_Portal
    ここで、WebSphere_installation_root は、WebSphere Application Server をインストールしているディレクトリーです。
  3. リモート・システムで、Agent Controller を始動する。

    Windows の場合
    1. 「コントロール パネル」 > 「管理ツール」 > 「サービス」の順に開く。
    2. 「IBM Rational Agent Controller」サービスを強調表示する。 右クリックし、「開始」を選択する。


    Linux の場合

    コマンド・ウィンドウから次のように入力します。

    cd
    Agent_Controller_installation_root/bin
    ./RAStart.sh
    ここで、Agent_Controller_installation_root は、Agent Controller をインストールしたディレクトリーです。
  4. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「動的 Web プロジェクト」を 展開する。 ポートレット・プロジェクトを選択して、右クリックして「実行」 > 「サーバーで実行」を 選択する。 ポートレットがリモート・ポータル・サーバーに公開され、Web ブラウザーが開いて、 「PortletPreview」ページが表示されます。
  5. プロファイル作成オプションを定義する。
  6. 「実行」 > 「プロファイル」の順に選択する。
  7. リモート・サーバー用に定義した「接続 - Java プロセス」構成を選択する。
  8. 「エージェント」タブで、左ペインの「不明」エージェントを 強調表示する。 「>」をクリックして、エージェントを、右ペインの「選択されたエージェント」リストに 移動する。
  9. 「プロファイル」タブを使用して、デフォルト・プロファイル設定を オーバーライドできる。
  10. 「プロファイル」をクリックする。
  11. 「プロファイルのヒント」ダイアログ・ボックスが開かれたら、 「OK」をクリックする。
  12. 「使用可能化の確認」ダイアログ・ボックスが表示されたら、 「OK」をクリックする。
  13. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブの「プロファイル・モニター」ビューで、host name で不明 (unknown at host name)」 > 「<attached> プロファイル (date time) (<attached> Profiling (date time))」を 右クリックして、「モニターの開始」を選択する。
  14. 「Web」パースペクティブに切り替え直し、 ご使用のポートレット・アプリケーションを使用する。
  15. 「プロファイルおよびロギング」パースペクティブに切り替え直す。
  16. host name で不明 (unknown at host name)」 > 「<attached> プロファイル (date time) (<attached> Profiling (date time))」を 右クリックして、「モニターの一時停止」を選択する。
  17. 「プロファイル・モニター」ビューの「実行時間分析」エントリーをダブルクリックする。 収集した統計が右側に表示されます。 統計が正しく表示されない場合は、右ペインを右クリックして、「ビューの更新」を 選択してください。
  18. host name で不明 (unknown at host name)」 > 「<attached> プロファイル (date time) (<attached> Profiling (date time))」を 右クリックして、「エージェントからの切り離し」を選択する。

    警告: 「終了」オプションは 使用しないでください。これを使用すると、モニター対象のサーバーが停止されます。

関連概念
Getting started with run-time problem determination
関連タスク
ローカル・サーバーでのポートレットのプロファイル作成
Agent Controller のインストール
リモート WebSphere Portal サーバーでプロファイルを使用可能にする
プロファイル・オプションの定義
アプリケーションのプロファイル作成
関連資料
WebSphere Studio Application Developer Version 5 Programming Guide Redbook

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