Faces JSP へのデプロイ

J2C Java™ Bean を、Faces JSP を介してデプロイすることができます。

J2C アプリケーションを作成したら、Faces JSP を作成して、それを WebSphere® Application Server にデプロイすることができます。

作成したアプリケーションは、開発プラットフォームに組み込まれたテスト環境の 1 つを使用してテストできます。 たとえば、WebSphere Application Server バージョン 6.0 用のテスト環境と、 WebSphere Application Server バージョン 5.1 や WebSphere Application Server バージョン 5.0 などのレガシー・アプリケーション・サーバー用の テスト環境を組み込むことができます。

Web アプリケーションの実行に使用するテスト環境は、アプリケーションの生成方法によって異なります。 たとえば、サーブレットのバージョン 2.4 (J2EE バージョン 1.4) を選択した場合、 アプリケーション用に動的 Web プロジェクトを定義する際は、 ターゲット・サーバーとして WebSphere Application Server バージョン 6.0 を選択し 、WebSphere Application Server バージョン 6.0 テスト環境を使用してアプリケーションをテストしなければなりません。

Web アイコン Web パースペクティブ・アイコン がワークスペースの右上タブにない場合は 、Web パースペクティブに切り替える必要があります。 Faces JSP 作成のためのステップは、以下のとおりです。
  1. 「デプロイメント情報」ページで「J2EE の作成」リソースを選択します。
  2. J2EE リソース・タイプ」で「JSP」を選択します。
  3. 次へ」をクリックします。
  4. 「JSP の作成 (JSP Creation)」ページで、「Faces JSP を作成し、使用可能データとして J2C Java Bean を追加 (Create a Faces JSP and add J2C Java bean as available data)」を選択します。
  5. JSP フォルダー (JSP folder)」フィールドで、「ブラウズ (Browse)」をクリックして 既存の JSP フォルダーを選択するか、または「JSP フォルダー名 (JSP folder name)」フィールド に名前 (SampleJSP など) を入力します。
  6. Faces ファイル名 (Faces file name)」フィールドで、Faces JSP ファイルの 名前を提供します。
  7. EAR プロジェクト」フィールドに EAR の名前を入力するか、 またはドロップダウン・リストを使用して、このプロジェクトに関連した EAR を見付けます。
  8. 拡張プロパティーを設定する場合は「拡張を表示 (Show Advanced)」を クリックします。
    1. リソース参照 (Resource Reference)」フィールドに リソース参照名を入力します。このリソース参照は、アプリケーションで 使用されている名前を、ランタイム・サーバーで指定されている実際の JNDI リソースにマップします。 リソース参照の作成は、接続を管理するための推奨方法です。これにより、 アプリケーション・コードのサーバーへの依存が低くなります。すなわち、 別のサーバーを使用してアプリケーションを実行する場合は、新規リソース参照を作成して、 アプリケーション・ソース・コードを変更せずに新規サーバーにバインドできるようになります。 リソース参照名の入力を終えたら、ウィザードは JNDI 名がサーバーに存在することを確認します。
    2. JNDI ルックアップ名 (JNDI lookup name)」フィールド で、JNDI ルックアップ名が正しく表示されていることを確認します。表示されていない場合、または 正しくない場合は、正しいプロジェクト名を入力します。
  9. 「デプロイメント情報 (Deployment Information)」ページで 「リソース・アダプター・デプロイメントの構成 (Configure Resource Adapter Deployment)」 を選択した場合は、「次へ (Next)」をクリックして 「RAR 設定の指定 (specify the RAR settings)」ページに進みます。
  10. 「デプロイメント情報 (Deployment Information)」ページで 「リソース・アダプター・デプロイメントの構成 (Configure Resource Adapter Deployment)」 を選択しなかった場合は、「終了 (Finish)」をクリックします。
  11. Faces JSP ファイルを作成したら、Page Designer の「デザイン」ページで新規 JSP が開かれます。 「デザイン」ページにない場合は、WebContent フォルダーの下にある WEB-INF フォルダーを展開します。 新規 JSP を右クリックして、「アプリケーションから開く」をクリックし、「Page Designer」をクリックします。JSP が、エディターの「デザイン」ページで開きます。
  12. 右のパネルに「パレット」ビューが表示されます。表示されない場合は、 トップ・メニューで「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「パレット」の順にクリックします。
  13. ここで、「Faces コンポーネント」から選択したコントロールを、 「パレット」から自分の「Faces」ページにドラッグ・アンド・ドロップすることができます。 作成した Java メソッドの 1 つを 「ページ日付 (Page date)」ビューからドラッグ・アンド・ドロップし、 表示する入出力データを指定することもできます。 JSP Faces の作成について詳しくは、『JSP Faces の資料』を参照してください。
  14. Ctrl-S を押すか、またはツールバーで「ファイル」>「保管」の順に クリックして、Faces JSP を保管します。
  15. サーバーで Faces JSP をテストする場合は、「サーバー」タブを選択して「サーバー」ビュー を開きます。 サーバーがまだ稼働していない場合は、始動します。 サーバーを始動するには、「WebSphere Application Server v6.0」を右クリックして、 「開始」を選択します。
  16. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、たった今作成した Faces JSP を右クリックします。
  17. 実行」>「サーバーで実行」を選択します。
  18. 「WebSphere Application Server v6.0」を選択し、「終了 (Finish)」をクリックします。
  19. Web ブラウザーに「Faces JSP」ページが開かれるので、データを入力して、アプリケーションをテストすることができます。
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