JSP ファイルおよびサーブレットのプログラミング・モデル (アクセス Bean)

エンティティー EJB には、たくさんの属性を入れることができます。ほとんどの場合、これらの属性は HTML 出力ページを作成する JSP プログラムによって使用されます。

以下の図で示すように、通常サーブレットはコマンドを呼び出し (エンティティー EJB への要求など)、 それから結果を表示する JSP プログラムを呼び出します。


ブラウザーからサーブレットに要求が来ます。サーブレットはエンティティー Bean に対して要求を行い、その後、結果をブラウザーに表示するために JSP プログラムを呼び出します。サーブレットはデータベースへの JDBC 接続を保持しています。

戻される結果に応じて、サーブレットが異なる JSP プログラムを呼び出すこともあります。 JSP プログラムに関連付けられた結果 Bean に対して、属性を検索するための呼び出しには以下のような特性が必要です。

Java™ Bean ラッパーまたは EJB ファクトリーは、JSP プログラミング・モデルの要件を満たしません。 これは、すべての呼び出しがリモート・例外をスローするリモート呼び出しで、長い実行呼び出しパスを持つためです。コピー・ヘルパーまたはデータ・クラスは、この問題を解決します。

getter メソッドおよび setter メソッドの抽象表記を含む AccessBeanData インターフェース・クラスは、 アクセス Bean が作成される際に生成されます。アクセス Bean クラスはこのインターフェースを実装すると、 アクセス Bean の実装から独立して、JSP でデータ・オブジェクトとして使用することができます。キャッシュのプロパティー用の getter メソッドおよび setter メソッドを含むデータ・クラスも、生成することができます。このクラスは、AbstractEntityData クラスを拡張します。

関連概念
アクセス Bean
EJB アクセス Bean およびクライアント・アプリケーション
関連タスク
EJB アクセス Bean の作成
関連資料
サンプル: アクセス Bean の使用
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