ここで説明されている TDS 形式のプロパティーは、以下のものに適用されます。
プロパティー | タイプ | 意味 |
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タグ | ストリング | メッセージ・ビット・ストリーム内のオブジェクトを識別するために使用される値を指定します。
オブジェクトが単純であり、そのオブジェクトが子となる複合タイプの「データ・エレメント分離」プロパティーが 「タグ付き区切り」、「タグ付き固定長」、または「タグ付きエンコード長」の場合、このプロパティー内には空でない値がなければなりません。 オブジェクトが複合エレメントで、その親の「データ・エレメント分離」プロパティーが「タグ付き区切り」、「タグ付き固定長」、または「タグ付きエンコード長」の場合は、プロパティーに空の値を 含めることができます。 このプロパティーの値は、メッセージ・セット内のすべてのエレメントに対して固有でなければなりません。 つまり、メッセージ・セット内にこのプロパティーの値が等しい 2 つのエレメントが存在することはできません。 |
データ・パターン | ストリング | オブジェクトに割り当てられるメッセージ内のデータをパーサーが識別するのに使用する正規表現を指定します。このプロパティーは、「データ・エレメント分離 」メソッドが複合タイプの「データ・パターンを使用」に設定されている場合に使用します。 詳細については、正規表現の構文を参照してください。 |
プロパティー | タイプ | 意味 |
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ヌルのエンコード方式 | 列挙タイプ | ドロップダウン・リストから以下のいずれかのオプションを選択します。
選択したオプションによって、プロパティー「ヌルのエンコード値」に設定する値が決まります。 これらのオプションの使用法についての詳細は、TDS ヌルの処理に関するオプションを参照してください。 |
ヌルのエンコード値 | ストリング | このプロパティーの使用は、上記の「ヌルのエンコード方式」プロパティーに依存します。デフォルト値はゼロです。
dateTime オブジェクトの「ヌルのエンコード方式」プロパティーを NULLLogicalValue に設定する場合、設定した値を ISO8601 の日時形式にする必要があります。 これらの形式については、ストリング・データとしての DateTimeで説明しています。 例えば、1970-12-01 のように、yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss 形式に準拠した値を指定します。 |