メッセージ・フローは、メッセージが受信されてブローカーによって処理されるときに、そのメッセージに対して実行されるアクションのセットを表します。 メッセージ・フローの内容および動作は、メッセージ・フロー内容および構造の定義および構成の完了時に作成するファイルのセットによって定義されます。
組み込み ESQL ステートメントや関数、およびユーザー定義関数を使用する、フリー・フォームの ESQL ステートメントを作成することにより、以下の組み込みノードをカスタマイズすることができます。
ノード | 使用法 |
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DataDelete ノード | このノードは、出力メッセージを作成せずに データベース・テーブルから 1 つ以上の行を削除するために使用します。 |
DataInsert ノード | このノードは、出力メッセージを作成せずに データベース・テーブルに 1 つ以上の行を挿入するために使用します。 |
DataUpdate ノード | このノードは、出力メッセージを作成せずに データベース・テーブルの 1 つ以上の行を更新するために使用します。 |
Extract ノード | このノードは、入力メッセージの内容のサブセットを含む
新規出力メッセージを作成するために使用します。Extract ノードは、
データベースがマップに関係しない場合にのみ使用します。 Extract ノードは、WebSphere® Message Broker バージョン 6.0 では使用すべきではなくなりました。Extract ノードを含むメッセージ・フローは、WebSphere Message Broker バージョン 6.0 でも有効ですが、可能であればメッセージ・フローを再設計して Extract ノードを Mapping ノードで置き換えられるようにしてください。 |
Mapping ノード | このノードは、出力メッセージを構成し、入力メッセージから変更したかデータベースから取得した新しい情報を取り込むために使用します。 Mapping ノードを使用して、データベース表の行を更新、挿入、または削除することもできます。 |
Warehouse ノード | このノードは、出力メッセージを作成せずにデータベース・テーブルに メッセージの全部または一部を格納するために使用します。 |
組み込み ESQL 関数およびステートメントを使用して、メッセージ・マッピングを定義することもできますし、独自の ESQL 関数を使用することもできます。