mqsibackupconfigmgr コマンド

mqsibackupconfigmgr コマンドを使用して、構成マネージャー・リポジトリーをバックアップします。

サポートされるプラットフォーム

目的

このコマンドは、構成マネージャー・リポジトリーをバックアップします。 バックアップしたデータは、マイグレーションまたはリカバリーの目的でリポジトリーをリストアするために使用できます。

使用上の注意

  • このコマンドを実行する前に、構成マネージャー を停止しておく必要があります。
  • z/OS構成マネージャーのデータ・リポジトリーの復元を計画し、そのデータ・リポジトリーの最初のバックアップ元プラットフォームが z/OS ではなかった場合、あるいはその反対の場合は、ファイルをコピーする必要があります。
    <構成マネージャー directory>/components/<component name>/<directory name>/service.properties
    このファイルは、mqsibackupconfigmgr コマンドによって作成された .zip 圧縮ファイルとともに保存しておく必要があります。 mqsirestoreconfigmgr コマンドを実行した後で、復元された 構成マネージャー データ・リポジトリー内の相当する場所にファイルをコピーします。
  • 構成マネージャーを作成したときに mqsicreateconfigmgr コマンドに -w (作業パスの場所) オプションを指定した場合は、-w (作業パスの場所) オプションを mqsibackupconfigmgr コマンドに指定する必要があります。

    ただし、-w オプションを mqsicreateconfigmgr コマンドに指定しなかった場合、構成マネージャーはデフォルトの作業パスの場所を使用します。この場合、mqsibackupconfigmgr コマンドの -w オプションは任意指定になります。

構文

パラメーター

ConfigMgrName
(必須) 構成マネージャーの名前。
-d DirectoryPathName
(必須) バックアップが置かれるディレクトリー。ディレクトリーが存在しない場合は、エラーが発生します。
-a ArchiveName
(オプション) バックアップ・アーカイブ名を指定します。名前を指定しない場合、名前は <configMgrName>_<date>_<time>.zip という形式を使用します。
-w WorkPath
(このオプションが必須になる場合の情報については、上記の「使用上の注意」セクションを参照してください。) 構成マネージャー リポジトリーのパスを指定します。 誤ったパスの場所を指定すると、次のエラー・メッセージが返されます。
BIP1077S when taking a backup on configmgr using the command - mqsibackupconfigmgr

許可

Linux および UNIX システムでは、ユーザー ID は mqbrkrs のメンバーでなければなりません。

すべてのプラットフォームで、ユーザー ID には、少なくとも、%MQSI_WORKPATH% が指定したディレクトリーを読み取る権限と、バックアップが置かれるディレクトリーに書き込む権限がなければなりません。

     mqsibackupconfigmgr ConfigMgr -d c:\mqsitest\db –a archive1
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:44:15

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