Linux および UNIX 上でのサービスのインストール

メンテナンス更新およびプログラム修正を製品コンポーネントに適用します。

WebSphere® Message Broker へのメンテナンス更新を適用する前に、ランタイム・コンポーネントへのサービスの適用で説明されているようにメンテナンス更新をダウンロードしてください。
ダウンロードした更新をインストールするには、以下のようにします。
  1. 変更の始まりシステムにログインします。 AIX 上では、root としてログインする必要があります。 Linux® および他の UNIX® コンピューター上では、インストールを完了するためにユーザー ID に root 権限が必要です。 root 権限を獲得するには、ご使用の環境でのセキュリティーの指針に従ってください。root としてログインするか、または別のユーザーとしてログインし、それから root になるかのいずれかです。変更の終わり
  2. mqsistop コマンドを使用して、このコンピューターで実行中のすべてのコンポーネントを停止します。 変更の始まりLinux(x86) を実行しているコンピューター上でサービスを適用するには、ワークベンチのすべてのインスタンスを閉じます。

    オープンされているWebSphere Message Broker ファイルがないことを確認します。

    変更の終わり
  3. 変更の始まりフィックスパック・ファイルをダウンロードしたディレクトリーに移動します。 ファイル名は V.R.M-prod-platform-fixpack.tar.z の形式になります。 V.R.M-prod は製品のバージョン、リリース、および修正レベルを表し、 -platform はプラットフォームを示し、 -fixpack はフィックスパックを示します。 例えば、ファイル名 6.0.0-WS-MB-AIXPPC64-FP0006.tar.z は、AIX® 上の WebSphere Message Broker バージョン 6.0.0 に対する Fix Pack 6 のファイルを示します。変更の終わり
  4. 次のコマンドを入力して、.z ファイルを .tar ファイルに置き換えます。
    uncompress -fv V.R.M-prod-platform-fixpack.tar.z
  5. 次のコマンドを入力して、イメージを untar し、更新を適用するのに必要なすべてのディレクトリー、サブディレクトリー、およびファイルを解凍します。
    tar -xvf V.R.M-prod-platform-fixpack.tar
  6. -graphical (何も指定しない場合のデフォルト・オプション)、-console、または -silent のうち、どのインターフェースをインストールに使用するかを決定します。 実行およびインストールの方法、および指定可能な他のオプションの詳細については、インストールおよびアンインストールのモードを参照してください。
  7. 選んだ選択項目に応じて、以下に説明されているいずれかのコマンドを実行します (installer は、以下の表にリストされている、ご使用のプラットフォームに該当するインストール・プログラム)。
    • グラフィカル・モードのインストール・ウィザードを開始するには、コマンド・プロンプトでオプションを指定せずに installer 名を入力し、Enter キーを押します。 ウィザードのあるディレクトリー以外のディレクトリーからインストールを起動する場合は、絶対パス名か相対パス名を含めます。インストール・ウィザードを起動すると、一連のパネルが表示されるので、コンポーネントのインストール場所を選択したり、インストールするコンポーネントを選択したりできます。
    • インストール・ウィザードをコンソール・モードで開始するには、installer -console を入力します。 ウィザードのあるディレクトリー以外のディレクトリーからインストールを起動する場合は、絶対パス名か相対パス名を含めます。インストール・ウィザードを起動すると、 コンポーネントのインストール場所や、インストールするコンポーネントを含む、すべてのオプションに対する項目を入力するように求めるプロンプトが出されます。
    • インストール・ウィザードのサイレント・インターフェースを使用するには、installer -silent を入力します。 インストール・ウィザードをサイレント・モードで開始するには、installer -silent を入力します。 ウィザードのあるディレクトリー以外のディレクトリーからインストールを起動する場合は、絶対パス名か相対パス名を含めます。デフォルト以外の設定を指定する場合は、呼び出しに応答ファイルを組み込みます。 組み込む方法、および応答ファイルの作成や編集を行って要件を定義する方法について詳しくは、応答ファイルの使用を参照してください。
    プラットフォーム インストール・プログラム
    AIX setupaix
    HP-UX (Itanium) setuphpia64
    HP-UX (PA-RISC) setuphp
    Linux (POWER™) setuplinuxppc
    Linux(x86) setuplinuxia32
    Linux(System z®) setuplinux390
    Solaris (SPARC) setupsolaris
    Solaris (x86-64) 変更の始まりsetupsolarisx64変更の終わり
    インストーラーは更新ファイルを抽出し、指定された引数に従って実行します。
  8. インストール・プログラムで表示される指示に従い、インストールを完了するために必要な入力を指定します。

    インストールが正常に完了したら、 ディレクトリー readmes 内に提供されているリリース情報を検討して、 必要な手作業のポストインストール作業を完了してください。

  9. 変更の始まりこのコンピューター上のブローカーに対して ODBC 接続が定義されている場合は、ブローカーを再始動する前に、サンプル odbc.ini ファイルを調べて、必要なすべての変更を加えます。 例えば、データベース・ライブラリーへの変更が加えられている場合があります。 これらの変更は ini ファイルに適用するか、またはサンプルをコピーして ini ファイルを再作成し、必ず適切な 32 ビットまたは 64 ビットのサンプル・ファイルを使用します。変更の終わり
  10. 変更の始まり必要な ODBC 変更を完了したら、mqsistart コマンドを使用してコンポーネントを再始動します。変更の終わり
関連タスク
Message Brokers Toolkit へのサービスの適用
ランタイム・コンポーネントのサービスのアンインストール
最新情報の検索
関連資料
インストールおよびアンインストールのモード
応答ファイルの使用
mqsistart コマンド
mqsistop コマンド
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:49

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