デプロイメント時にユーザー定義プロパティーを使用してメッセージ・フローを構成する

ユーザー定義プロパティー (UDP) を使用すると、プログラム・コードを変更せずに、デプロイメント時と実行時にメッセージ・フローを構成することができます。ESQL および Java プログラムでも UDP を使用できます。 プログラムで宣言するか、メッセージ・フロー・エディターを使用してメッセージ・フローを作成または変更すると、UDP に初期値を与えることができます。

変更の始まりUDP ステートメントのコーディング方法の例については、DECLARE ステートメントを参照してください。変更の終わり

ESQL では、モジュール・レベルまたは スキーマ・レベルで UDP を定義できます。

メッセージ・フロー・エディターで UDP を定義した後、デプロイ前に以下のように値を変更できます。

UDP を構成するには、次のようにします。

  1. 「ブローカー管理」パースペクティブ
  2. 「ナビゲーター」ビューで、ブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルをダブルクリックします。 BAR ファイルの内容が「内容」エディターに表示されます。
  3. 「内容」エディターの下部にある「構成」タブをクリックします。
    このタブには、ブローカー・アーカイブ中のメッセージ・フローが表示されます。展開すると、フローに含まれる個々のノードを表示できます。
  4. メッセージ・フローをクリックします。 そのメッセージ・フローで定義される UDP が、 値とともに表示されます。
  5. UDP の値が現在の環境またはタスクに適さない場合は、 必要な値に変更します。 UDP の値はフロー・レベルで設定され、フローに含まれるすべての適格なノードで 同じになります。メイン・フローの UDP と同じ名前の UDP がサブフローに含まれる場合でも、 サブフローの UDP の値は変更されません。
  6. ブローカー・アーカイブを保存します。

これで、メッセージ・フローをデプロイする準備ができました。ブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイを参照してください。

関連概念
ESQL の概要
ユーザー定義プロパティー
関連タスク
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義
構成可能プロパティーの編集
ブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイ
プロパティーのプロモート
関連資料
Compute ノード
Database ノード
DECLARE ステートメント
ブローカー・アーカイブ・エディター
メッセージ・フロー・エディター
構成可能なメッセージ・フロー・プロパティー
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最終更新 : 2009-02-20 12:42:46

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