独自のユーザー定義 ESQL ルーチンの作成および呼び出し

複雑なマッピングの場合、メッセージ・マッピング・エディターから呼び出せるユーザー定義の ESQL 関数を作成できます。このトピックでは、ユーザー定義の ESQL 関数を作成する方法と既存のメッセージ・マップで使用する方法について説明します。
  1. 「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブに切り替えます。
  2. 新規の ESQL ファイルを作成するか、または既存の ESQL ファイルを開きます。
  3. ESQL ファイル内に ESQL 関数を入力します。既存のモジュール中の ESQL を入力していないことを確認してください。
  4. ESQL ファイルを保管します。
  5. Mapping ノードを右クリックして、「マップを開く」をクリックし、メッセージ・マッピング・エディターでメッセージ・マップを開きます。
  6. 該当するターゲット・メッセージまたはターゲット・データベース・テーブルから、ESQL 関数を使用して生成するターゲットを選択します。
  7. 「編集」ペインで、ESQL 関数とその関数に渡すパラメーターを呼び出す式を入力します。 以下に例を示します。
    esql:concatValues($source/Pager/Text, ' Powered by IBM.')
    concatValues はユーザー定義の ESQL 関数の名前で、パラメーターは以下のとおりです。
    • $source/Pager/Text はソース・メッセージ中のフィールドです
    • ' Powered by IBM.' はテキストです
    上記の例のユーザー定義 ESQL 関数で使用される ESQL を以下に示します。
    CREATE FUNCTION concatValues(IN val INTEGER, IN str CHAR) RETURNS CHAR
    	BEGIN
    		return str || ' plus int val ' || CAST(val AS CHAR);
    	END;
    「編集」 > 「コンテンツ・アシスト」を使用してユーザー定義の ESQL 関数を選択することもできます。ユーザー定義の ESQL 関数は、ESQL 関数のリストの最後にあります。
  8. 「ファイル」 > 「保管」をクリックしてメッセージ・マップ・ファイルを保管します。
関連概念
メッセージ・マッピング・エディター
メッセージ・フロー、ESQL、およびマッピング
関連タスク
ESQL の開発
関連資料
メッセージ・マッピング・エディターの「スプレッドシート」ペイン
メッセージ・マッピング・エディターの「編集」ペイン
CREATE FUNCTION ステートメント
Mapping ノード
「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブ
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最終更新 : 2009-02-20 12:44:30

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