- BrokerName
- (必須) 作成するブローカーの名前。
このパラメーターは、最初のパラメーターでなければなりません。また、大文字でブローカーの名前を作成した場合、この名前は ワークベンチ に大文字で指定する必要があります。
使用できる文字セットの制約事項については、コマンドで使用できる文字を参照してください。
- -q QueueManagerName
- (必須) このブローカーに関連付けられたキュー・マネージャーの名前。
ネットワークの編成や管理を単純化するため、ブローカーとキュー・マネージャーの名前は同じにします。キュー・マネージャー名の長さは 48 文字に限定されており、大/小文字の区別があります。
各ブローカーには独自の固有のキュー・マネージャーが必要 です。
ブローカーは他のブローカーとキュー・マネージャーを共用できません。
キュー・マネージャーがまだ存在していない場合は、このコマンドによって作成されます。
ただし、デフォルトのキュー・マネージャーとして作成されるわけではありません。このキュー・マネージャーをこのシステム上のデフォルト・キュー・マネージャーにするには、このコマンドを発行する前にキュー・マネージャーを作成するか、またはこのキュー・マネージャーの作成後に設定を変更してデフォルトにしてください。
ご使用の WebSphere® MQ のバージョンに応じて、
WebSphere MQ エクスプローラーまたは WebSphere MQ サービス・スナップインのいずれかを使用してください。
キュー・マネージャーの属性 MAXMSGLEN (キューに入れられるメッセージの最大長) は、100 MB に更新されました。
この属性は、キュー・マネージャーがこのコマンドによって作成されたかどうかに関係なく更新されます。
使用できる文字セットの制約事項については、コマンドで使用できる文字を参照してください。
- -n DB2Location
- (必須) ブローカー表が作成されるデータベースの場所。
- -u DB2TableOwner
- (必須) ブローカー表とユーザー・データが含まれるデータベースへのアクセスに使用するユーザー ID。
このユーザー ID には、このデータベース内での表の作成および表の読み取り/書き込みの権限がなければなりません。
このユーザー ID を使用して DB2® 内に作成したアプリケーション・データベースがある場合、またはこのユーザー ID がアプリケーション・データベースに対する適切な読み取り、書き込み、または作成の権限を持っている場合、このブローカー内で実行されるメッセージ・フローは、明示的なスキーマ名を指定せずに、このデータベースに格納されているアプリケーション・データにアクセスして、操作することができます。
- -s UserNameServerQueueManagerName
- (オプション) ユーザー・ネーム・サーバーと関連した WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前。
認証サービスかパブリッシュ/サブスクライブ・アクセス制御のいずれかが必要な場合は、このパラメーターを指定してください。このパラメーターを指定しない場合、ブローカーは、ユーザー・ネーム・サーバーが定義されていないと想定します。パブリッシュ/サブスクライブ・アクセス制御を使用可能にするには、-s および -j パラメーターを指定してください。
- -j
- (オプション) パブリッシュ/サブスクライブ・アクセス制御が必要な場合は、このパラメーターを指定します。-s パラメーターも指定しなければなりません。
- -l UserLilPath
- (オプション) ブローカーが、ユーザー定義のメッセージ処理ノード用の 32 ビットのロード可能インプリメンテーション・ライブラリー (LIL) をロードする際のロード元のパス (ディレクトリー) のリスト。
32 ビットの LIL の場合は、-l フラグを使用します。
この名前には大/小文字の区別があります。大/小文字混合の場合は名前を単一引用符で囲んでください。
このパスに環境変数は含めないでください。WebSphere Message Broker は環境変数を無視します。
- 独自のディレクトリーを作成して、.lil ファイルや .jar ファイルを保管する必要があります。これらのファイルを WebSphere Message Broker インストール・ディレクトリーに保管しないでください。
- -P HTTPListenerPort
- (オプション) Web サービス・サポートが listen するポートの番号を入力します。
ブローカーは、HTTP ノードまたは Web サービス・サポートが含まれるメッセージ・フローの開始時にこのリスナーを始動し、そのデフォルトは 7080 です。
指定するポートが、他の目的で指定されていないことを確認してください。
- -g ConfigurationChangeTimeout
(オプション) ユーザー構成要求の処理に許可される最大時間 (秒単位)。
これは開始した構成変更を実行グループに適用するためにブローカー内で費やす時間の長さを定義します。
例えば、ワークベンチから構成をデプロイする場合、
ブローカーはこの時間内に構成マネージャーに応答する必要があります。
メッセージ・フローがアプリケーション・メッセージを処理中の場合、構成変更に応答することはできません。構成を変更するように要求された実行グループのメッセージ・フローのいずれかが、アプリケーション・メッセージの処理を完了しておらず、そのタイムアウト内で構成変更を適用する場合、この実行グループはデプロイされた構成メッセージに対して否定応答を返します。
10 から 3600 までの範囲の秒数で値を指定してください。デフォルトは 300 です。
このタイムアウトの値を設定する方法について詳しくは、
構成のタイムアウトの設定を参照してください。

- -k InternalConfigurationTimeout
(オプション) 内部構成変更の処理に許可される最大時間 (秒単位)。
例えば、これは実行グループを開始するためにブローカー内で費やす時間の長さを定義します。
各実行グループの応答時間は、システム負荷およびそれ自体のプロセスの負荷に応じて異なります。
この値には、実行グループが応答するのにかかる最も長い応答時間を反映する必要があります。この値が短すぎると、ブローカーは否定応答を戻し、ローカル・エラー・ログにエラー・メッセージを出すこともあります。
10 から 3600 までの範囲の秒数で値を指定してください。デフォルトは 60 です。
このタイムアウトの値を設定する方法について詳しくは、
構成のタイムアウトの設定を参照してください。
- -v StatisticsMajorInterval
- (オプション) WebSphere Message Broker 統計およびアカウンティングがアーカイブ・レコードを出力するように通知されるインターバル (分単位) を指定します。有効範囲は、10 分から 14400 分です。
ゼロ分のインターバルは、外部通知手段が装備されているため、オペレーティング・システムでは WebSphere Message Broker の内部タイマーを使用しないことを示します。
- -1
- (オプション) レジストリー・パス。ブローカー・レジストリーのみを作成します。
- -2
- (オプション) WebSphere MQ パス。ブローカー WebSphere MQ キューのみを作成します。
- -3
- (オプション) DB2 パス。ブローカー DB2 表および索引のみを作成します。
- -y LdapPrincipal
- (オプション。ただし、ldapCredentials が提供されている場合は必須)。
JMS プロバイダー用の JNDI 管理の初期コンテキストを保有するオプションの LDAP ディレクトリーにアクセスするためのユーザー・プリンシパル。
- -z LdapCredentials
- (オプション。ただし、ldapPrincipal が提供されている場合は必須)。
LDAP にアクセスするためのユーザー・パスワード。
- -c ICUConverterPath
- (オプション) 追加のコード・ページ・コンバーターを検索する、区切り文字で区切られたディレクトリーの集合。
コード・ページ・コンバーターは、icudt32_codepagename.cnv の形式であるか、または icudt32.dat という ICU データ・パッケージ内に入っていなければなりません。
- バージョン 6.0 によって提供されている組み込みコンバーターの 1 つと一致するコンバーターを使用しており、そのコンバーターがブローカーのローカル・コード・ページである場合は、このパラメーターを使用してコンバーターのパスを設定しないでください。
代わりに ICU_DATA 環境変数を使用してください。
- -x UserExitPath
- (オプション) このブローカー内の 32 ビット実行グループに対してロードされるすべてのユーザー出口の場所が含まれるパスです。
このパスは、実行グループ・プロセスの場合にのみ、システム・ライブラリーの検索パス (PATH,LIBPATH,LD_LIBRARY_PATH,SHLIBPATH) に追加されます。