z/OS での Java のバージョンのカスタマイズ

社内の Java のバージョンを確認し、必要に応じてバージョンを変更する方法について説明します。

このタスクは、z/OS® 環境のカスタマイズというより大きなタスクの一部です。

WebSphere® Message Broker では、バージョン 1.4.2 およびバージョン Java™ 5(SR2) の 2 つのバージョンの Java がサポートされています。(バージョン 5 は Java 1.5 とも呼ばれます。) いずれかのバージョンを使用するように、環境をカスタマイズできます。

  1. OMVS ウィンドウから以下のコマンドを入力して、現行の Java のバージョンを確認します。
    java -fullversion
    おおよそ以下のような応答が戻されます。
    java version "1.4.2"
    Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2)
    Classic VM (build 1.4.2 J2RE 1.4.2 IBM z/OS Persistent Reusable VM build cm142-20040917
     (JIT enabled: jitc))
    この例の場合、応答は、現行バージョンが Java 1.4.2 (このプラットフォームで必要とされる最低限のレベル) であることを示しています。
  2. 変更の始まり現行の Java のバージョンを設定または変更する場合は、コンポーネントのプロファイル (ブローカーの場合は BIPBPROF、ユーザー・ネーム・サーバーの場合は BIPUPROF、構成マネージャーの場合は BIPCPROF) 中の JAVAHOME を編集します。

    使用される Java のバージョンはコンポーネント・プロファイルで定義されるため、コンポーネントごとに異なるバージョンを指定することも可能です。

    コンポーネント・プロファイルの詳細については、z/OS での WebSphere Message Broker コンポーネントの作成を参照してください。

    変更の終わり
  3. 変更の始まりBIPGEN を実行して、加えようとしている変更を取り込みます。変更の終わり
  4. 変更の始まりコンポーネントを再始動し、変更を ENVFILE に反映させます。変更の終わり
関連タスク
z/OS 環境のカスタマイズ
z/OS での WebSphere Message Broker コンポーネントの作成
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Copyright IBM Corporation 1999, 2009Copyright IBM Corporation 1999, 2009.
最終更新 : 2009-02-20 12:43:37

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