整合されたメッセージ・フローのためにデータベースを構成する

メッセージ・フローにデータベースとの対話が含まれている場合、メッセージ・フロー内の他のアクションとの間でデータベース更新を調整するには、ブローカーを構成してそれらの更新を管理します。

始める前に:

このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。

  1. そのブローカーのメッセージ・フローによる更新時に、グローバルに整合されるトランザクションに加わるそれぞれのデータベースごとに XAResourceManager スタンザを定義することによって、ブローカー・キュー・マネージャー情報を更新する必要があります。
    • Linux および UNIX では、XAResourceManager: スタンザをブローカー・キュー・マネージャーの初期設定ファイル qm.ini に追加します。 このスタンザの内容は、データベース固有です。 続くセクションの説明を参照してください。
    • 変更の始まりWindows では、ご使用の WebSphere MQ のバージョンに応じて、 WebSphere MQ Explorer または WebSphere MQ Services を使用して XAResourceManager を定義します。
      WebSphere MQ バージョン 6 またはそれ以降のバージョン
      1. WebSphere MQ Explorer を開きます。
      2. 左側のペインのキュー・マネージャー名を右クリックし、「プロパティー...」を選択します。
      3. XA リソース・マネージャーをクリックします。
      4. 「追加...」をクリックします。
      5. 以下のトピックに示された値を入力します。
      6. 「OK」をクリックします。
      7. 「適用」をクリックします。
      8. 「OK」をクリックします。
      WebSphere MQ バージョン 5.3.1 またはそれ以前のバージョン
      1. WebSphere MQ Services を開きます。
      2. 左側のペインのキュー・マネージャー名をクリックし、メニューから「プロパティー」を選択します。
      3. 「プロパティー」ダイアログの「リソース」タブで、次のトピックに示された値を入力します。
      変更の終わり
    • z/OS では、何も行う必要はありませんが、RRS は使用可能でなければなりません。
  2. ご使用のメッセージ・フローがメッセージ辞書を参照するか、または Publication ノードを組み込んでいる場合には、同じメソッドを使用して、ブローカー内部データベースの XAResourceManager スタンザを定義する必要もあります。

64 ビットまたは 32 ビットの調整

XA 調整で必要になるデータベース・ドライバーは、トランザクション管理の実行に使用する WebSphere MQ のバージョンによって異なります。 WebSphere MQ V5.3 を使用する場合、XA 調整は 32 ビット・モードでのみ実行可能なので、qm.ini ファイルと ODBCINI ファイルの両方で 32 ビット・ドライバーを選択し、構成する必要があります。

WebSphere MQ V6 を 使用する場合、XA 調整は 64 ビット・モードである必要があるため、qm.ini ファイルと ODBCINI64 ファイルで 64 ビット・ドライバーを選択し、 構成する必要があります。32 ビット実行グループを 使用している場合は、64 ビットと 32 ビットの両方のドライバーを 構成する必要があります。

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Copyright IBM Corporation 1999, 2006 Last updated: 5 01, 2006
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