メッセージ・マッピング・エディターのデバッグ・ツールによって、マップ・ソース、ターゲット、および変数を参照しながら、一度に 1 つの変換ごとにマップをデバッグできます。また、問題の調査中にマップの実行を中断する、ブレークポイントをマップに追加することもできます。また、コマンドごとにマップをステップスルーしたり、サブマップにステップイントゥしたりして、問題を調査することもできます。再開オプションによって、マップ実行をいつでも再開できます。
デバッグ・ビューに表示されるソースおよびターゲットのデータは、実行中の仮想マシンではなく、メッセージ・マッピング・エディター内の定義に関連しています。
表示されるソースおよびターゲットのデータには、マップで使用される定義が含まれますが、変換をインプリメントする際に使用されるローカル環境定義は含まれません。
デバッグ・タスクには、以下のものがあります。
- 実行が停止し、デバッグ情報が表示される、マップのブレークポイントを、マップ・コマンド上に設定する。
- マップ・コマンドをステップオーバーして、次のマップ・コマンドで停止する。
- サブマップにステップイントゥしたり、そこから出たりする。
- マップから ESQL コードに入ったり、ESQL コードからマップに出たりする。
- ユーザー定義変数だけを表示する。
デバッグ・セッション中、以下の事柄を行えます。
- ブレークポイントで、マップ実行を中断する。
- マップ実行を再開する。
- マップ・コマンドをステップオーバーして、次のマップ・コマンドの開始点で停止する。
- サブマップにステップイントゥして、サブマップ内の最初のマップ・コマンドの開始点で停止する。
- サブマップからステップアウトして、呼び出し元マップ内の次のマップ・コマンドの開始点で停止する。