バッチ・メッセージ

複数パーツのメッセージ内のコンポーネントをソートし、配列して、新規バッチ・メッセージのセットに分割することができます。それぞれがフォーマットの異なるサブユニットのセットから構成される、複数パーツのメッセージに対してこのことを行うと、それぞれのサブユニットが変換され、メッセージが転送される前に再組み立てされます。

RouteTolabel ノードを使用して、複数パーツのメッセージを入力として受信します。 メッセージ・フロー内ではこのノードの後に Mapping ノードがあり、指定されたラベルにフローを自動的にジャンプさせます。 メッセージ・アセンブリーを出力するすべてのマップに対して、routeToLabel の単一値を分割マップ内に指定できます。 また、条件付きマッピング機能を使用して、ソース・メッセージ内の値に応じて、RouteToLabel 値を設定できます。

たとえば、会計メッセージなどのバッチ・メッセージは、多数のネストされたメッセージ、トランザクション、またはオブジェクトを含むことがあります。 マッピング・ツールによって提供される処理は、これらのコンポーネントをメッセージから抽出して、ソートし、配列して、それらを新規バッチ・メッセージのセットに分割します。 メッセージ・マッピング・エディターでは、中間データ構造を定義する必要なく、単一ノード内のバッチ・メッセージを変換して伝搬するマップを作成できます。

複数パーツのメッセージにはまた、反復組み込みメッセージを含めることができます。メッセージの反復インスタンスはそれぞれ別個に伝搬されます。 出力として伝搬されるメッセージは、入力と同じメッセージ・セットに属していなければならず、組み込みメッセージは、親メッセージと同じメッセージ・セットからのものでなければなりません。

関連概念
1 対多のカーディナリティー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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