z/OS
での
バージョン 5.0
ブローカーの
バージョン 6.0
へのマイグレーション
始める前に
z/OS
上でのブローカーの作成
に必要なステップを理解していることが必要です。
JCL は、
z/OS
上のブローカーをマイグレーションするために
mqsimigratecomponents
コマンドを使用します。 このコマンドは多数のパラメーターを使用するため、ブローカーのマイグレーションを試行する前にこれらを完全に理解しておく必要があります。
ブローカーをマイグレーションする前に、集約が進行中でないことを確認してください。 ブローカーを
バージョン 6.0
にマイグレーションすると、進行中の集約のために保管されているライブ・データはすべて失われます。
ロケール
のリストに含まれないロケールでブローカーを実行する場合、
サポートされるコード・ページ
にコード・ページが含まれ、ロケールが正しくセットアップされていることを確認してください。
z/OS
上の
バージョン 5.0
ブローカーを
バージョン 6.0
へマイグレーションするには、以下のステップを完了します。
バージョン 5.0
ブローカーを停止します。
ブローカー・データベース表をバックアップします。
新しいブローカー PDSE を作成します。
すべてのブローカー JCL を、
バージョン 6.0
でインストール済みの SBIPPROC/SBIPSAMP PDSE から新しいブローカーの PDSE にコピーし、それらすべてをカスタマイズします。 詳しくは、
ブローカー JCL のカスタマイズ
を参照してください。
ブローカーの
バージョン 5.0
mqsicompcif
ファイルの中で定義されている値を使用することにより、BIPEDIT ファイルをカスタマイズします。
環境ファイル
ENVFILE
および ODBC 初期設定ファイル
dsnaoini
に加えた追加の変更を、コンポーネントのデータ・セットにある BIPBPROF および BIPDSNAO にコピーします。 BIPGEN ジョブを実行依頼して、環境ファイル
ENVFILE
を作成します。
BIPMGCMP ジョブをカスタマイズし、実行依頼します。 これによって、レジストリー、キュー、およびブローカー・データベースがマイグレーションされます。 データベース・マイグレーション操作にはデータベース表の作成、削除、ドロップが含まれるため、適切な
DB2
特権が必要です。 これらの特権は、
mqsicreatebroker
コマンドの実行に必要な特権と同じです。
開始済みタスク JCL MQ01BRK をプロシージャー・ライブラリーにコピーします。
開始済みタスクをコピーする際は、元のタスクのコピーをバックアップ用にもう 1 つ取り、安全な場所に保管しておきます。
バージョン 6.0
ブローカーを始動すると、検証プログラムが実行されます。
関連概念
ブローカー
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
WebSphere Business Integration Message Broker バージョン 5.0 リソースのバックアップ
ブローカー PDSE の作成
ブローカー JCL のカスタマイズ
開始済みタスクをプロシージャー・ライブラリーにコピーする
z/OS 上でのロケールの変更
関連資料
インストール・ガイド
特記事項
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