プロジェクトをテストする準備ができたら、サーバーを始動します。以下のような条件が発生した場合、サーバー・ツールによって、サーバーが自動的に開始されます。どのテスト・サーバーが開始するかの詳細については、このトピックの最後にある関連トピックのリストを参照してください。
前提条件:
統合テスト環境以外の WebSphere® Application Server を root ユーザー以外のユーザー ID で実行しようとすると、失敗することがあります。デフォルトでは、UNIX® プラットフォーム上の WebSphere Application
Server は、root ユーザー ID を使用してサーバーを実行します。root 以外のユーザー ID による WebSphere Application
Server の実行について詳しくは、WebSphere InfoCenter にアクセスし、「root 以外のユーザー ID によるアプリケーション・サーバーの実行」のトピックを検索してください。
制限付きユーザーや標準ユーザーは、WebSphere Application Server v6.0 を始動することも、始動されたサーバーに伴うタスクを実行することもできません。サーバーを正常に始動するには、プロファイルを作成したユーザー・アカウントで Windows オペレーティング・システムにログインします。使用したいユーザー・アカウントは、サーバーの始動時に使用したいプロファイルの所有者と同じになる必要があります。詳しくは、トピック「制限付きユーザーや標準ユーザーはサーバーを始動できない」を参照してください。
- (制限事項) 開発環境を使用したリモート WebSphere Application Server v6 の始動は、サポートされていません。
リモート WebSphere Application
Server v6 サーバーを始動するには、リモート・マシン上のサーバーを始動しなければなりません。
開始、デバッグ、または実行モードでサーバーを始動したい場合、以下のオプションがあります。
- WebSphere 管理コンソールを使用して、正しい VM パラメーター、たとえば debug または profile パラメーターなどを設定する。
- リモート・マシンで WebSphere Application Server v6.0 を開始する。リモート・マシン上でサーバーが始動した後、ワークベンチの「サーバー」ビューでサーバーを右マウス・ボタン・クリックし、「再始動」>「デバッグ」、「再始動」>「プロファイル」、または「再始動」>「実行」を選択して、希望するモードでサーバーを再始動する。
- サーバーを作成する。
- サーバーにプロジェクトを追加する。
サーバーを始動すると、サーバーに関連付けられたプロジェクトがテストできます。
サーバーは、いつでも停止および再始動することができます。サーバーの状況は、
「サーバー」ビューの「状況」欄に表示されます。
手動でサーバーを始動する方法は、以下のとおりです。
- 「サーバー」ビューに切り替えます。
- 「サーバー」ビューで、開始したいサーバーを右マウス・ボタン・クリックする。
- 「開始」を選択する。 以下が実行されます。
- 「サーバー設定」ページ
(「Windows」>「設定」>「サーバー」)の「サーバーが開始する前に自動的に公開」チェック・ボックスが選択されている場合、サーバー・ツールは、サーバー上にあるプロジェクトおよびファイルがサーバーの開始前に同期状態であるかどうかを検査します。そうでない場合は、プロジェクトとファイルは、開始されるときにリモート・サーバー上で自動的に更新されます。
- ワークベンチに「コンソール」ビューが開きます。サーバーの開始には、しばらく時間がかかります。サーバーの開始に失敗した場合は、
「コンソール (Console)」ウィンドウに表示される失敗原因を参照してください。
- 「サーバー」ビューの「状況」欄に表示されるサーバーの状況が、
「開始済み」に変わります。
ヒント: ファイルを右マウス・ボタンでクリックして、「実行」 > 「サーバーで実行」を選択すると、サーバーは自動的に始動します。