エンタープライズ Bean をデプロイするとき、 EAR ファイルに ejbdeploy コマンドを実行した結果として生成される Ant スクリプトを使用して、 間接的に DB2R SQLJ プロファイル・カスタマイザーを実行することができます。
ただし、Ant スクリプトを実行する前に、次のステップを実行する必要があります。
ant -Dwork.dir=tmp -buildfile out.ear.xml
スクリプトは tmp という名前のディレクトリーを作成し、作業ディレクトリーとして使用します。
スクリプトが別のプロパティー・ファイルを使用するようにするには、スクリプトを実行するときに script.property.file プロパティーを設定します。例:ant -Dwork.dir=tmp -Dscript.property.file=other.properties -buildfile out.ear.xml
これらの名前を変更して、各カスタマイズ・プロファイルの名前がデータベース内の既存パッケージ名と競合しないようにする必要があります。
複数の EAR ファイル用に生成される Ant スクリプトが同じパッケージ名を使用するため、名前を変更しないと、互いに他のパッケージを上書きして、実行時に問題が発生する原因となります。
Ant スクリプトは、データベース URL (db.url) のグローバル・プロパティーを定義します。
DB2 SQLJ プロファイル・カスタマイザーは JDBC type 4 URL を使用します。
例えば、次のようなものです。
jdbc:db2://<host-name>:<port>/<database-name>
このグローバル・プロパティー (db.user として定義される) は必須です。
このグローバル・プロパティー (db.password として定義される) は必須です。
DB2 のインストール時に変更しない限り、ポートは 50000 です。
これで、Ant スクリプトを実行することができます。