show 文は、以下のようにしてメインプログラムからのテキスト書式を表示します。
- 回復可能リソースのコミット、ファイルのクローズ、ロックの解除
- オプションで、show 文の戻り文節があれば、そこで指定されているプログラムが使用する基本レコードを渡す。
- 最初のプログラムを終了する。
- テキスト書式を印刷する。
呼び出し先プログラムでは show 文は使用できません。
show 文に戻り文節を組み込んだ場合は、ユーザーがイベント・キーを押したときに、EGL ランタイムが、指定されたプログラムを呼び出します。書式データは、受け取り側プログラムの入力書式に割り当てられます。(ユーザー入力によって変更されていない) 渡されたレコードは、受け取り側プログラムの入力レコードに割り当てられます。
戻り文節を組み込んでいない場合は、テキスト書式が表示されたときに操作が終了します。
- formPartName
- プログラムに対して可視になっているテキスト書式の名前。可視性についての詳細は、『パーツの参照』を参照してください。この文に戻り文節を組み込んだ場合は、テキスト書式は、呼び出されるプログラムの inputForm プロパティーで指定されている書式と等価である必要があります。
- targetName
- ユーザーがテキスト書式を処理依頼した後に呼び出されるプログラムの ID。ターゲット・プログラムが CICS® にある場合は、トランザクション ID を使用してください。それ以外の場合は、プログラム名を使用してください。
- targetName
- ユーザーがテキスト書式を処理依頼した後に呼び出されるプログラムの名前。
- sysVar.transferName
- 呼び出されるプログラムまたはトランザクションの ID を含むシステム変数。実行時に ID を設定する場合は、この変数を使用してください。
- basicRecordName
- basicRecord タイプのレコードの名前。その内容は、受け取り側プログラムの入力レコードに割り当てられます。
- externallyDefined
- プログラムが外部定義されていることを示す標識。この標識を使用できるのは、VisualAge® Generator との互換性のためのプロジェクト・プロパティーを設定している場合だけであり、COBOL プログラムを作成している場合だけが該当します。
EGL 以外で生成されたプログラムは、show 文ではなく、生成時に使用されるリンケージ・オプション・パーツにおいて外部定義されている、と識別されるようにしておくことををお勧めします。(関連プロパティーは、リンケージ・オプション・パーツである transferLink エレメント内にあり、externallyDefined とも呼ばれます。)
ただし、どちらの方法でも識別することはできます。