テキスト・アプリケーションのセグメンテーション

セグメンテーションは、プログラムが、converse 文を発行する前に、その環境とどのように相互作用するかに関係します。

デフォルトでは、テキスト書式を表示するプログラムはセグメント化されていない ため、プログラムは常にメモリー内に存在して、単一のユーザーにのみサービスを提供しているかのように振る舞います。セグメント化されていないプログラムが converse 文を発行する前に、以下の規則が有効です。

呼び出し先プログラムは、常にセグメント化されません。

セグメント化されていないプログラムは、容易にコード化することができます。例えば、converse 後に、SQL 行のロックを再度獲得する必要はありません。 欠点としては、SQL 行がユーザーの考慮時間中も保留されることなどがあり、この振る舞いによって、同じ SQL 行へのアクセスを必要とする他のユーザーに対するパフォーマンス上の問題が発生します。

セグメント化されていないプログラムで converse 前にリソースを解放または更新する手法は 2 つあります。

CICS® COBOL プログラムの場合に有効な詳細については、『CICS におけるセグメント化されたプログラムの振る舞い』を参照してください。

CICS for z/OS® でセグメント化されたプログラムを使用することの利点は、以下のとおりです。

CICS for z/OS でセグメント化されていないプログラムを使用することの利点は、プログラム状態が保管およびリストアされないため、各ユーザーの応答時間が、セグメント化されたプログラムの場合より短くなることです。

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CICS のセグメント化されたプログラムの振る舞い
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