テスト結果の分析

テスト実行が終了すると、テスト結果の判定を含む実行ヒストリーが表示され、 ページ応答時間とページ・ヒット分析を示す 2 つのグラフィカル・レポートを要求できるようになります。

テストの実行直後に、以下に示す「実行の要約 (Execution Summary)」レポートの「概要」タブが表示されます。

実行の要約ではテスト結果の判定、記録開始時刻、および記録停止時刻が示されます。 判定は、次のいずれかの値で示されます。

テストが不合格になった場合、「イベント」タブに全体的な判定が表示され、 不合格コードを戻したそれぞれのページ内の要求を詳しく調べることができます。

例えば、「ページ 5 (Page 5)」を展開すると、 ある要求でコード 404 が戻されたことが分かります。

2 つの分析レポートを使用することができます。 「ページ応答時間」レポートは、 テストでそれぞれのページを処理するために要した秒数およびすべてのページの平均応答時間を棒グラフで示したものです。

「ページ・ヒット率 (Page Hit Rate)」レポートは、 それぞれのページの秒当たりのヒット率とすべてのページの合計ヒット率を棒グラフで示したものです。 いずれかのバーをクリックすると、バーの上に正確な数値が表示されます (「ページ応答時間」レポートでも表示されます)。

「ページ応答時間 (Page Response Time)」レポートおよび「ページ・ヒット率 (Page Hit Rate)」レポートを表示するには、 Adobe の Scalable Vector Graphics (SVG) ブラウザー・プラグインをインストールする必要があります。 このフリー・ビューアーは、 http://www.adobe.com/svg/viewer/install/main.html にある Adobe Web サイトから入手することができます。

テストの結果からレポートを生成するには、次のようにしてください。

  1. テスト・ナビゲーターでテストを右マウス・ボタンでクリックし、「レポート」を選択します。 「新規レポート」ウィザードの最初のページが開きます。
  2. 作成したいレポートのタイプをクリックします。 このレポートを、ブラウズしないでただちに見たい場合には、 「レポートを自動的に開く」ボックスにチェック・マークを付けたままにします。 「次へ」をクリックすると、「新規レポート」ウィザードの 2 番目のページが開きます。
  3. 中央のペインに表示されるプロジェクトのリストから、 レポート・ファイルを入れたいプロジェクトをクリックします。 そのプロジェクトの名前が「親フォルダーの入力または選択」ボックスに表示されます。
  4. ファイル名」ボックスにレポート・ファイルの名前を入力します。
  5. 終了」をクリックします。

ステップ 1 で「レポートを自動的に開く」ボックスにチェック・マークを付けたままにした場合 (SVG ビューアーがインストールされているものと想定します)、 ブラウザーでレポートが開きます。 レポート・ファイルまでナビゲートするためには、 フィルター処理されていない「ナビゲーター」ビューをテスト・ナビゲーション・ペインに追加する必要があります。 そのための手順については、 『ビューおよびエディターの再配置』を参照してください。

親トピック: TPTP でのパフォーマンス・テスト

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