WebSphere® Portal v5.1 サーバーでは、リモート・ポータル・サーバー構成のライブラリー・ ディレクトリー・エントリーが必要です。これはオプションですが、WebSphere Portal v5.0 サーバーでは 使用することをお勧めします。
WebSphere Portal サーバー接続サーバー、またはインポート、エクスポート、デプロイ・サーバー用の WebSphere Portal を定義する場合は、「公開設定」ページの 「ライブラリー」ディレクトリー・エントリーで、 リモート・サーバーのプロパティー・ファイル (たとえば、変換されたストリングに使用されるプロパティー・ファイル) のロケーションを定義します。 変換されたプロパティー・ファイルは、 portal_installation_directory/shared/app/nls ディレクトリー、またはリモート・ポータル・サーバーの同等の library_dir/nls ディレクトリーにあります。
ポータル・サイトをインポートする場合は、 リモート・サーバー上の websphere_installation_directory/installedApps/node/wps.ear ディレクトリーへのコピーまたは FTP のアクセス権が必要です。WebSphere Portal v5.1 サーバーでは、 リモート・サーバーの portal_installation_directory/shared/app/nls ディレクトリーへの コピーまたは FTP アクセス権も必要です。両方のディレクトリーでアクセス方式 (コピーまたは FTP) が同じでなければなりません。あるディレクトリーで FTP を 使用して、別のディレクトリーでコピーを使用することはできません。
ポータル・サイトをデプロイするときに、ライブラリー・ディレクトリーへの 書き込みアクセスがある場合は、ワークベンチが、プロパティー・ファイルを ターゲット・ポータル・サーバーに自動的にデプロイします。バージョン 5.1 ポータル・プロジェクトをデプロイする場合は、ライブラリー・ディレクトリーに対する書き込みアクセス権限を持っている必要があります。
WebSphere Portal v5.1 サーバーに インポートまたはデプロイする場合は、ライブラリー・ディレクトリーを 指定する必要があります。このバージョンの WebSphere Portal では、インポート操作で、リソース・プラグインの wp.ui.jar ファイルの内容をプロジェクトに抽出してから、portal_installation_directory/shared/app/nls ディレクトリーにアクセスして、そのディレクトリーから *.properties ファイルを検索します。
WebSphere Portal v5.0 サーバーに インポートまたはデプロイする場合は、ライブラリー・ディレクトリーを 指定することをお勧めします。このバージョンの WebSphere Portal では、ライブラリー・ディレクトリーが指定されている場合は、 ワークベンチがプロパティー・ファイルを portal_installation_directory/shared/app/nls ディレクトリー間で 自動的にインポートまたはデプロイします。 ライブラリー・ディレクトリーを指定しない場合は、以下で説明されているように、 プロパティー・ファイルを手動でコピーする必要があります。