Rational Application Developer テスト環境を使用した Web アプリケーションの実行

Rational Application Developer のテスト環境を使用して、アプリケーションをテストすることができます。

Rational Application Developer には、オプションのテスト環境が複数組み込まれています。例えば、WebSphere Application Server バージョン 6.0 用のテスト環境と、WebSphere Application Server バージョン 5.1 および WebSphere Application Server バージョン 5.0 などの既存のアプリケーション・サーバー用のテスト環境を組み込むことができます。

Web アプリケーションの実行に使用するテスト環境は、アプリケーションが生成された方法によって異なります。例えば、アプリケーションに動的 Web プロジェクトを定義するときに、サーブレット・バージョン 2.4 (J2EE バージョン 1.4) を選択した場合、ターゲット・サーバーとして WebSphere Application Server バージョン 6.0 を選択する必要があり、WebSphere Application Server バージョン 6.0 テスト環境を使用してアプリケーションをテストしなければなりません。

Rational Application Developer テスト環境を使用してアプリケーションを実行するには、次のステップに従います。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「動的 Web プロジェクト」 >「PhoneBookWeb」> 「WebContent」を展開する。
  2. 「Web コンテンツ (Web Content)」フォルダーで 「PBookF.jsp」を右クリックして、「実行」>「サーバーで実行」 を選択する。
  3. サーバーの選択ウィザードで、「既存のサーバーを選択」を選択する。
  4. 構成したサーバー・インスタンスを選択する。 例えば、 「WebSphere 6.0 Server@localhost」を選択してから、 「次へ」をクリックする。
  5. 「プロジェクトの追加および除去」ページで、新規 EAR プロジェクト 「PhoneBookWebEAR」が「構成プロジェクト」のリストにあることを確認してから、「完了」をクリックする。
  6. Faces JSP PBookF.jsp が、Web ブラウザーに表示される。入力フィールドに値を入力します。例えば、次のように入力します。
    • In__trcd: IVTNO
    • In__zz: 0
    • In__name1: LAST1
    • In__cmd: DISPLAY
    • In__ll: 59
  7. その他のすべての入力フィールドで、末尾ブランクが除去されていることを確認してから、 「実行」をクリックする。
  8. 次の出力が表示される。
    Out__ll:		93
    Out__zz:		768
    Out__msg:		ENTRY WAS DISPLAYED
    Out__name1:	LAST1
    Out__name2:	FIRST1
    Out__extn:		8-111-1111
    Out__zip:		D01/R01
    注: 次のような IMSInteractionSpec 出力プロパティーをデータとして公開した場合を想定します。
    • convEnded
    • asyncOutputAvailable
    • mapName
    これらのデータも出力に表示されます。
これで、Rational Application Developer のテスト環境での アプリケーションのテストが完了しました。
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