「注釈付きのソース (Annotated
Source)」ウィンドウで、ソース・コードのカバレッジ・データの表示は、クラスおよびメソッドの
行カバレッジ統計を示す円グラフ、および各行のカバレッジ・データを提供するテーブルから構成されます。
「注釈付きのソース (Annotated Source)」ビューを表示するには、「プロファイル・モニター」のプロファイル・リソース・エントリーを右クリックし、次に
とクリックします。
リソースのデータは、「メソッドおよび行のコード・カバレッジ (Method and Line Code
Coverage)」プロファイル・タイプを含んだプロファイル・セットで収集されていなければなりません。
注: 複数のプロファイル実行についてカバレッジ・データを収集した場合、それらの結果は自動的に、
収集されたデータとともにホスト・レベル以上でマージされます。「ホスト」プロファイル・リソースを表示するには、「プロファイル・モニター」ドロップダウン・メニューを開き、もし「ホストを非表示 (Hide Host)」コマンドの前にチェック・マークが付いている場合は、
そのコマンドをクリックしてチェック・マークを外します。これで、ホスト・レベル・プロファイル・リソースのカバレッジ・ビューを開くことができるようになります。
ナビゲーション
「カバレッジ・ナビゲーター
(Coverage Navigator)」ビューでクラスまたはメソッドをクリックして、
そのクラスまたはメソッドのデータを表示します。
注: 「カバレッジ・ナビゲーター (Coverage Navigator)」でパッケージ・レベルまたはそれ以上のレベルの
エントリーをクリックすると、カバレッジ要約が表示されます。カバレッジ要約グラフには、エントリーが含んでいるファイル間でのカバレッジ・レベルの配分と、
カバレッジ率別にすべてのファイルをリストするデータ・テーブルが表示されます。グラフ内の各バーは、テーブルにリンクしています。たとえば、25% - 50% というラベルのバーをクリックすると、カバレッジ率が 25%
から 50% の、テーブル内の最初の行が表示されます。
円グラフとテーブル
それぞれのクラスごとに 1 つの円グラフがあります。それぞれのメソッドには、1 つの円グラフと 1 つのテーブルがあります。
- 円グラフは、テスト済み、未テスト、および部分的にテスト済みの行数がそれぞれ表示されます。
- テーブルでは、各行が行番号とともにリストされます。また、行がテスト済み、未テスト、または部分的にテスト済みであるかどうかも指示されます。行に複数のユニット (実行可能バイトコード・コマンド)が含まれていて、すべてのユニットが実行されたわけではない場合、行は部分的にテストされたことになります。
テーブルには以下の情報が表示されます。
列 |
説明 |
(ヘッダーなし) |
行がテスト済み ( )、未テスト ( )、
または部分的にテスト済み ( )
かどうかを示すシンボル。
デフォルトでは、行はテスト済み、
未テスト、または部分的にテスト済みを示すように、それぞれ緑、赤、またはオレンジの色で表されます。
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行番号 (Line Number) |
コード内での行の番号。行は、最初に実行された順序でリストされます。
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ヒットしたユニット (Units Hit) |
実行された行に含まれたユニットの数。
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ユニットの数 (Number of Units) |
行のユニットの総数。
|
ヒットしたユニットのパーセンテージ (% Units Hit) |
行内の、実行された ユニットのパーセンテージ。
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コントロール
「注釈付きのソース (Annotated
Source)」ビューには、以下のツールバー・ボタンおよびメニュー・コマンドが使用可能です。
ツールバー・ボタン |
コマンド |
説明 |
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「注釈付きのソース・コードの表示 (Show Source Code with
Annotations)」と「ソース・データの表示 (Show Source Data)」の間で切り替える
|
「注釈付きのソース (Annotated Source)」ビューを切り替えて、注釈付きのソース・コードを表示するか、ソース・データを表示します。
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「編集のためにソースを開く (Open Source for Editing)」
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選択した項目について、使用可能な場合、ソース・コードを表示します。ソース・コードが使用可能なのは、現在 Java パースペクティブで開かれている
Java™
プロジェクトをプロファイルする場合のみです。
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注: 行およびメソッドのカバレッジ・データの収集後に、
このビューで「表示するデータがありません (No data available
for display)」と報告された場合は、後続の実行のためにデータを手作業でフラッシュしてください。