EJB 1.1 から EJB 2.x へのプロジェクトの変換

EJB 1.1 プロジェクトは、J2EE マイグレーション・ウィザードを使用して EJB 2.x プロジェクトに変換することができます。

  • J2EE 階層ビューで 1.1 プロジェクトを右クリックし、 「マイグレーション」 > 「J2EE マイグレーション・ウィザード」を選択します。

あるいは、オリジナルの EJB 1.1 プロジェクトを保持したい場合は、 新規の 2.x プロジェクトを作成し、既存のプロジェクト JAR ファイルを そこにインポートすることができます (「ファイル」 > 「インポート」 > 「EJB JAR」)。

このプロジェクトは EJB 2.x プロジェクトですが、既存の (あるいは インポートされた) EJB 1.1 container-managed persistence (CMP) Entity Bean は EJB 1.1 Bean のままとなります。すなわち、CMP Entity Bean は EJB 2.x に 変換されません。

J2EE マイグレーション・ウィザードは EJB 2.x プロジェクト内の エンタープライズ Bean を 1.1 から 2.x にマイグレーションします (1.1 CMP Entity Bean を 2.x にマイグレーションするように選択した場合は、2.x プロジェクト内の すべての Bean をマイグレーションする必要があります。ただし、これらのマイグレーションされた 2.x Bean には選んでローカル・クライアント・ビューを追加することができます)。
  • ウィザードは EJB 2.x プロジェクトで既存の EJB 1.1 継承を維持します。
  • ウィザードは EJB 1.1 (専有) リレーションを EJB 2.x (標準) にマイグレーションします。
注: マップされた関連がある場合は、その関連自体に対して EJB 2.x の 関連が作成されますが、その関連の役割マップは無効になります。妥当性検査を実行すると エラーが発生します。これを回避するためには、最初にマッピング・エディターを開いて マップを保管してください。 役割マップが除去されます。その後、もう一度妥当性検査を実行して、 役割を再マップすることができます。

親トピック: Enterprise JavaBeans プロジェクトのマイグレーション (EJB 1.1 から EJB 2.1)

次のトピック: EJB 1.1 から EJB 2.x へのコードのマイグレーション

関連タスク
Enterprise JavaBeans プロジェクトのマイグレーション (EJB 1.1 から EJB 2.1)
EJB 1.1 から EJB 2.x へのコードのマイグレーション
EJB 1.1 リレーション用の EJB 参照のマイグレーション

関連資料
プロジェクト構造のマイグレーション中にマージされるメソッド・エレメント