この手順は、サーバーを再始動することなく、外部 WebSphere® Portal 上で JSP ファイルをテストする場合に理想的です。
ポータル・サーバーを再始動することなく、JSP ファイルに加えた変更を表示するために、デプロイメント後、JSP ファイルの新規バージョンがないかどうか、サーバーが自動的に調べるように強制することができます。
これは、開発とテストの目的には理想的ですが、パフォーマンスの問題があるので、実稼働環境では自動 JSP 再ロードを使用不可にする必要があります。
自動 JSP 再ロードを使用可能にするには、次の手順に従います。
- websphere_install_root/config/cells/node/applications/wps.ear/deployments/wps/wps.war/WEB-INF/ibm-web-ext.xmi ファイルを開く。
- このファイル内で、次のエントリーを見付ける。
webappext:WebAppExtension
xmi:version="2.0" xmlns:xmi="http://www.omg.org/XMI" xmlns:webappext="webappext.xmi"
xmlns:webapplication="webapplication.xmi" xmlns:commonext="commonext.xmi"
xmlns:common="common.xmi" xmi:id="IBM_WPS_Ext" reloadInterval="3" reloadingEnabled="false" fileServingEnabled="true"
directoryBrowsingEnabled="false" serveServletsByClassnameEnabled="false" preCompileJSPs="false"
- reloadingEnabled の値を true に変更する。 false に設定したままにする場合、JSP ファイルに変更を加えるたびにテスト環境を再始動する必要があります。
- ファイルを保管する。
- ポータル・サーバーを再始動する。
上記の手順を完了した後、JSP ファイルが変更されると、自動的に再ロードされます。
注: WebSphere Portal テスト環境では、ibm-web.ext.xmi ファイルは、ポータル・プロジェクトの /PortalContent/WEB-INF フォルダーに置かれます。
デフォルトでは、テスト環境で reloadingEnabled は true に設定されます。
false に設定される場合、テスト環境を使用してポータル・プロジェクトを実行することはできません。