EJB トラブルシューティングのチェックリスト

EJB チェックリストは、さまざまな質問やタスクを提示します。これにより、ユーザーは、このプロダクトの中で実行しようとしている作業が正しく実行されるのを阻む可能性のある問題を判別または排除するように、検討することができます。

このチェックリストにある項目の中には、トラブルシューティングのプロセス中にユーザーが単に自問するだけのものや、単なるヒント、またはユーザーに有用と思われる情報へのリンクもあります。

以下の中から、作業したい内容に最も近い項目を選択してください。

有用な手引き情報

EJB の開発に関する段階的なトピックについては、ヘルプの中の『エンタープライズ Bean の開発 - 概説』を参照
EJB 戦略および開発のレッドブックについては、「EJB 2.0 Development with WebSphere Studio Application Developer」を参照
作成中の EJB アプリケーションのロジックのテスト方法についてのヘルプのトピックについては、 『Enterprise JavaBeans のためのテストの作成』を参照

EJB プロジェクトに関する問題

アプリケーションを構造化した方式をチェックする クラスパスの問題があるかどうかチェックする 問題が仕様に関する制約であるかチェックする

セッション Bean に関する問題

これはステートレス・セッションであるか、またはステートフル・セッション Bean であるか?
このセッション Bean は、コンテナー管理対象または Bean 管理対象のトランザクションを使用しているか?
必要なすべてのリソース参照が正しく定義されているか?

コンテナー管理 Bean に関する問題

ご使用の EJB をサーバーにデプロイしようとしているか? 関連するヘルプ・トピックを参照してください。
アプリケーションは EJB クエリー言語 (QL) を使用しているか?

ご使用の CMP のマッピングに関する問題

その EJB をマップしようとしているのはどのデータベースか?

EJB デプロイ・コードの中には、ユーザーが選択したデータベース・ベンダー型およびオペレーティング・システムにより直接的に左右されるものがあります。
たとえば、Windows で DB2 を選択して、EJB デプロイ・コードを選択すると、意図されたランタイムのターゲットが z/OS での DB2 である場合は失敗する可能性があります。 ユーザーの EJB に対して定義されたバックエンドのデータベースが、ユーザーの意図したランタイムのデータベースとオペレーティング・システムであり、EJB デプロイ・コードを生成したときに、 そのプラットフォームにとって適正なものであるか、確認してください。 開発のデータベースと実動のデータベースの両方が、同じプラットフォーム上にあることが理想的ですが、これは現実的ではないため、EJB デプロイメント記述子の中に複数のバックエンドを作成して、それらの間でスイッチすることができます。 EJB デプロイメント記述子の中でバックエンドを変更したあとでは、必ず EJB デプロイ・コードを再度生成するようにしてください。

ご使用のデータベース・メタデータ・ファイルが壊れていないか検査してください。 ご使用のデータベースに EJB を正しくマップしたか検査します (以下は、設定を確認するためのイエス・ノー形式の質問です)。

メッセージ主導型の Bean

キュー/トピックおよびそれらの接続ファクトリーが適正に構成されているか?
リスナー・ポートが定義されているか?
JNDI 名が正しく指定されているか?
接続ファクトリーで必要とされる場合に、JAAS セキュリティー ID が正しく指定され、使用されているか?

EJB アプリケーション例外は、それらをインターセプトするクライアントを持たないため、MDB によってスローされることはありません。

Bean 管理対象の持続性 EJB に関する問題

BMP EJB は、拡張プログラミング・モデルです。 コードのデバッグまたは BMP の作成方法についての学習に最適のリソースは、このトピックに関するブックです。 これらのブックへのリンクについては、このトピックの先頭にある『有用な手引き情報』を参照してください。

EJB のデプロイ中の問題

データ・ソース JNDI 名が EJB プロジェクトまたは個々の CMP EJB と正しく関連付けされているか?
EJB デプロイメント記述子の WebSphere バインディング・セクションで指定されたバックエンド ID が正しいものであるか? トランザクションの属性およびアクセス・インテントが EJB デプロイメント記述子に指定されて、理解されているか?

この情報に関する最適のリソースは、WebSphere Application Server インフォメーション・センターにあります。 これについては、Information Centers and Libraries site を参照してください。

生成コードが正しく働いているか?

EJB デプロイ問題をトラブルシューティングするときは、ご自分の生成コードをデバッグする前にまずツールを実行してください。

これはサーバーの構成の問題か?

サーバー関連情報に関する最適のリソースは、WebSphere Application Server インフォメーション・センターにあります。 これについては、Information Centers and Libraries site を参照してください。 ユーザーが自問する事項は、次のとおりです。

ご使用のコンソールに表示されているサーバーのバージョンはどれか?
これはデータ・ソース構成の問題か?
サーバーは問題なく始動されたか?

これはサーバー・ランタイムの問題か?

サーバー関連情報に関する最適のリソースは、WebSphere Application Server インフォメーション・センターにあります。 これについては、Information Centers and Libraries site を参照してください。 ユーザーが自問する事項は、次のとおりです。

Websphere のトラブルシューティングのヒントをチェック
これはクラス・ロードの問題か?
これはデータ・ソース構成の問題か?
サーバーは問題なく始動されたか?
アプリケーションをリモート WebSphere アプリケーション・サーバーに公開しようとしているときに、「アーカイブのサーバーへのアップロードに失敗 (Failure uploading archive to server)」というメッセージを受け取ったか? このメッセージは、Rational Developer を実行中のマシンが IP アドレスまたはホスト名 (リモート・サーバーの serverindex.xml に含まれる) を ping できない場合に受け取ることがあります。

EJB についてのサポートを要求する前に

  1. ユーザーの構成を保存し、サーバーを再始動する
  2. 再作成可能なテスト・ケースを作成する
  3. 受け取ったエラー・メッセージを書き出す
  4. サポート要求の内容

親トピック: 構成チェックリスト

関連タスク
トラブルシューティングの概要
IBM ソフトウェア・サポートとの連絡

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