課題 1.1: リソースのインポート

この課題では、2 つのブックマーク・サンプル・ポートレットをインポートします。

このチュートリアルを始めるには、最初に必須のリソースをインポートする必要があります。

サンプル・プロジェクト・ファイルをインポートする

この 2 つのブックマーク・サンプルは、以下のステップでインポートします。

  1. 「ヘルプ」メニューから「サンプル素材集」 > 「テクノロジー・サンプル」 > 「ポートレット」 > 「基本」の順に選択する。
  2. ブックマーク (IBM ポートレット API を使用) サンプルをダブルクリックする。 サンプル紹介ページが右側のペインに開きます。
  3. サンプルのインポート」をクリックする。 サンプルをインポートすると、bookmarkIBMEAR という名前の EAR プロジェクト、 および bookmarkIBM という名前のポートレット・プロジェクトが作成されます。
  4. ブックマーク (JSR 168 API を使用) のためのサンプル・コードをインポートする。 このサンプルをインポートした場合も、2 つのプロジェクト (bookmarkJSREAR および bookmarkJSR) を作成します。

このチュートリアルで使用されるファイルについて

このサンプルには以下のファイルが組み込まれています。

その他のポートレット・サンプル

ワークベンチはポートレット・コーディング・サンプルについて幾つかのタイプを提供しています。 サンプルはサンプル素材集にあります。 「ヘルプ」メニューから「サンプル素材集」 > 「テクノロジー・サンプル」 > 「ポートレット」の順に選択します。

基本ポートレット・カテゴリーの下にあるサンプルは下のリストのとおりです。 これらのすべてのサンプルは 2 つのポートレット API 間の相違を明らかにします。 どれかサンプルをインポートするには、そのサンプルを開いて、 サンプルのメインページにある「サンプルのインポート」をクリックします。

2 つのブックマーク・ポートレット・サンプルは、ブックマークとして Web アドレスを保管するポートレットを例示しています。

Content Access ポートレット・サンプルは、WebSphereR Portal が提供する ContentAccessService インターフェースの使用について実例で説明するものです。

連携ポートレット・サンプルは、クリックしてアクション (IBM ポートレット API)、 および プロパティー・ブローカー・サービス (JSR 168 API) を使用して、同じページ上のポートレット間での情報の交換方法を見せるものです。

このチュートリアルでは、IBM ポートレット API を使用する場合と JSR 168 ポートレット API を使用する場合のブックマーク・コードの実装の相違を説明するブックマーク・ポートレットのサンプルについて検討します。 ブックマーク・サンプルで説明されない幾つかの相違点も明確にしています。

WebSphere Portal での JSR 168 ポートレットの使用

ワークベンチにおける WebSphere Portal v5.0 テスト環境は JSR 168 API を自動的にサポートします。 リモート WebSphere Portal v5.0.2 サーバーを使用している場合は、 <WebSphere_Portal_install_root>/shared/app/config/services ディレクトリーにあるプロパティー・ファイルの ConfigService.properties を編集して、 portal.enable.jsr168 = true を設定することで、 JSR 168 ポートレットを使用できるように WebSphere Portal を構成する必要があります。

API のためのワークベンチ・サポート

ワークベンチは、「新規ポートレット・プロジェクト」ウィザードで 2 つの API サポートを提供します。

これらのプロジェクトで新規のポートレットを作成するときに、 ポートレットが作成されるプロジェクトが何であるかによって、 それらのポートレットは JSR 168 ポートレットになるか、または IBM ポートレットになります。

これで、『課題 1.2: API 間の概念的な相違』を開始する準備が完了しました。

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