初期化ポイントは通常、テスト・データ・テーブル内の複数のセルから参照される変数の初期化、または定義属性を持つオブジェクトのセットの定義に使用します。
初期化ポイントは、テストの振る舞いのソース・コードに直接挿入でき、テスト・データ・テーブル (TDT) からのデータによる駆動が可能です。
また、初期化ポイントは、テスト・データ・テーブルからコードに挿入することもできます。
初期化ポイントを挿入するには、次のようにします。
- Java™ エディターで、テストの振る舞いのソース・コードを開く。
(ソース・コードを見つけるには、「パッケージ・エクスプローラー」ビューを開いて、そのテストを保管してあるテスト・プロジェクトを展開し、「振る舞い」フォルダーを展開してください。)
- コード内の初期化ポイントを追加する位置にカーソルを置く。
(初期化ポイント用に既存の変数を使用することを選択した場合は、コード内で最初に出現するその変数の後ろにカーソルを置く必要があります。)
- 右クリックして、をクリックしてから、以下のいずれかを行う。
- 初期化ポイント用に既存の変数を使用する場合は、「初期化ポイント用の変数の選択 (Select a variable for an Initialization Point)」をクリックし、リストから変数を選択して、「OK」をクリックする。
- 新しい変数を作成する場合は、「初期化ポイント用の新規変数の作成 (Create a new variable for an Initialization Point)」をクリックし、変数の名前と型を指定して、「OK」をクリックする。
初期化ポイントがテスト振る舞いコードに追加され、新しい行がテスト・データ・テーブルに追加されます。
例えば、amount という変数名にした場合は、以下のコードが追加されます。
ComponentTest.set(amount);
- テスト・データ・テーブルで、その変数用の値を挿入する。