ブローカーは、運用データおよび状態データが含まれるデータベースを必要とします。 表はすべてブローカー名によって修飾されているので、適切な場合、単一インスタンス内の複数のブローカーが同一のデータベースにアクセスすることができます。 同じシステムであってもインストール場所が異なるブローカーは、データベースを共用できません。ユーザー・データベースにアクセスするために、メッセージ・フローを構成することもできます。
mqsicreatebroker コマンドを起動すると、ブローカー表が作成されます。 作成される表は、データベースの内容にリストされています。
以下の表は、各オペレーティング・システムでサポートされるデータベースのレベルを示しています。 ほとんどの場合、データベースにアクセスするブローカーは、データベース・サーバーと同じオペレーティング・システム上で稼働させておく必要はありません。 ローカル・データベースおよびリモート・データベースの使用、および既存の制約事項について詳しくは、データベース・ロケーションを参照してください。
オペレーティング・システム | DB2®1 | Microsoft SQL Server | Oracle1 | Sybase | Informix2 |
---|---|---|---|---|---|
AIX |
8.23 |
2000 SP3a4 |
9i Rel 2 パッチ・セット 4 |
12.5 |
Dynamic Server V9.4 |
HP-UX |
8.23 |
2000 SP3a4 |
9i Rel 2 パッチ・セット 4 |
12.5 |
Dynamic Server V9.4 |
Linux (POWER プラットフォーム) |
8.23 |
適用外 | サポートされていない | サポートされていない | サポートされていない |
Linux (x86 プラットフォーム) |
8.23 |
2000 SP3a4 |
9i Rel 2 パッチ・セット 4 |
12.5 |
Dynamic Server V9.4 |
Linux (zSeries プラットフォーム) |
8.23+9 |
適用外 |
サポートされていない |
サポートされていない |
サポートされていない |
OS/4005 |
8.23 |
適用外 |
適用外 |
適用外 |
サポートされていない |
Solaris (SPARC プラットフォーム) |
8.23+6 |
2000 SP3a4 |
9i Rel 2 パッチ・セット 4 |
12.5 |
Dynamic Server V9.4 |
Solaris (x86-64 プラットフォーム) |
8.23+6 |
適用外 |
サポートされていない |
サポートされていない |
サポートされていない |
Windows |
8.23+7 |
2000 SP3a |
9i Rel 2 パッチ・セット 4 |
12.5 |
Dynamic Server V9.4 |
z/OS |
7.18 |
適用外 |
サポートされていない |
適用外 |
サポートされていない |
Windows での MRM ドメイン内のメッセージの XA 調整には、DB2 バージョン 8.2 フィックスパック 10 以降が必要です。
トランザクション・マネージャーとして WebSphere MQ バージョン 6.0 を
使用する場合、32 ビットと 64 ビットの両方の実行グループ内のメッセージ・フローから DB2 に接続するデータ・ソースは、
すべて 64 ビット DB2 インスタンスに接続する必要があります。
データベースにアクセスする
メッセージ・フローをデプロイする場合は、整合するメッセージ・フローを定義し、それらのデータベースに対する更新を
他のリソースに対する更新と同期させることができます。
DB2 バージョン 8.2 は、バージョン 8.1 FixPak 7 と機能的に同等です。提供された CD または DVD から DB2 バージョン 8.2 をインストールすると、コマンド db2level を使用した場合など、バージョン 8.1 レベルを示す情報が表示されることがあります。