「取り込み」アクションでは、ターゲットにドリルインすることによってマップを作成したり、構造上のエラーを含むマップを最新表示してエラーをなくしたりできます。マッピングの開始時には、ターゲット構造は空です。 ターゲット・ツリー内の指定されたエレメントに対して、「取り込み」コマンドは、ターゲット構造の可能性のある子のすべてを持つマップ・テンプレートを作成します。行う選択は、「IF」行として取り込まれます。ターゲットを作成するこの方法は、ドリル・インまたはトップダウン・マップ開発と呼ばれます。なぜなら、マップの構成を外側から開始するからです。
構造上のエラーのあるターゲット・エレメントがマップに含まれる場合、「取り込み」操作はそのマップを正常な状態に復元することもします。たとえば、メッセージ・セットに新規エレメント定義が追加されたためにマップの必須エレメントが欠落している場合、「取り込み」操作はその欠落しているエレメントを正しい位置に作成します。もし (この例の場合に) エレメントを追加できる有効な位置が多数ある場合には、コマンドはそのうちの 1 つを選択します。 選択が必須でない場合には、編集コマンドを使用してターゲットを変更できます。
メッセージ・マッピング・エディタースプレッドシート・ペインに表示されるターゲット・メッセージ・コンポーネントは、デフォルトで最小化されています。 「プロパティー」にフィールドの値を設定する場合は、「プロパティー」を右クリックして「取り込み」を選択します。次いで、フィールドの値を設定できます。 ツリー内の (+) および (-) 記号を使用して、ツリー・ノードを視覚的に展開/収縮し、またすでにそこにあるツリー分岐を表示/非表示にします。 「取り込み」アクションを使用して、マップ・スクリプトを作成し、それらを選択した項目の子として追加します (これを行うと、選択された項目は視覚的に拡張可能となります)。フィールドを展開したものの、展開された項目のマッピングを作成しない場合には、フィールドを展開しないのと同じです。 複合タイプ・エレメントを展開せずにマップすると、ESQL コード生成は、子のない複合タイプ・エレメントを作成します。 代わりに、複合タイプ内の個々の単純タイプの子をマップするよう選択できます (ただし両方は行えません)。