ローカル・グループの論理プロパティー

「構成」および「内容の妥当性検査」の両方に依存するローカル・グループの有効な子は、 複合タイプのための内容の妥当性検査プロパティーに示されています。

プロパティー タイプ 意味
構成 列挙タイプ 下記は複合タイプの要素コンテンツにのみ適応され、複合タイプの属性コンテンツには効果がありません。 以下から選択します。
  • シーケンスこのオプションを選択すると、エレメントまたはグループである子を定義できます。 これらの子が存在する場合、表示順序は指定された順序でなければなりません。 エレメントは反復したり、重複したりできます。
  • 選択このオプションを選択すると、エレメントまたはグループである子を定義できます。 存在できるのは複合タイプの定義済みの子が 1 つだけですが、繰り返される子は許可されています。

    このオプションは、カスタム・ワイヤー形式で C 共用体および COBOL REDEFINES をモデル化する場合、XML ワイヤー形式で選択を使用する XML DTD エレメントをモデル化する場合、または複数のオプションを持つ SWIFT フィールドをモデル化する場合に使用します。

  • すべてall グループ内のエレメントはどんな順序でも表示できます。 各エレメントは、一度表示されるか、まったく表示されないかのいずれかです。 all グループにはエレメントのみを含めることができます。 グループは許可されていません。 all グループは、複合タイプのトップレベルでのみ使用できます。 タイプ内の別のグループのメンバーになることはできません。
  • 非順序セット。 このオプションを選択する場合、子として定義できるのはエレメントだけです。 エレメントは繰り返せますが、重複はできません。 子エレメントはどんな順序で表示しても構いません。
  • 順序セット。 このオプションを選択する場合、子として定義できるのはエレメントだけです。 これらのエレメントが存在する場合、表示順序は指定された順序でなければならず、繰り返すことはできますが重複はできません。 これは、新しい複合タイプのデフォルト値です。
  • メッセージ。 このオプションを選択する場合、子として定義できるのはメッセージだけです。 繰り返せますが、重複はできません。 選択と同様、定義済みの子の 1 つだけが存在できます。

    複合タイプに複数のメッセージが含まれている場合、ビット・ストリームには組み込みメッセージの正確な長さが含まれており、最長の長さに埋め込まれていません。

    このオプションは、複数パーツ・メッセージ (SWIFT などの業界標準で使用) をモデル化するのに使用します。 詳細については、複数パーツ・メッセージ の複数パーツ・メッセージのセクションを参照してください。

内容の妥当性検査 列挙タイプ 「内容の妥当性検査」は、宣言されていない内容にブローカーが応答する方法を制御し、複合タイプ内に含まれるオブジェクトが定義される場合、その場所を指定します。 これは「構成」プロパティーと組み合わせて使用されます。
オプション:
  • 「クローズ」。 複合タイプには、すでに追加してある子エレメントだけを入れることができます。
  • 「オープン定義」。 複合タイプに、メッセージ・セット中に定義されている任意の有効なエレメントを入れることができます。
  • 「オープン」。 すでに追加してあるものだけではなく、どんな有効なエレメントでも、複合タイプに入れることができます。

これらのオプションの詳細については、構成と内容の妥当性検査の組み合わせ を参照してください。

オカレンス

プロパティー タイプ 意味
最小オカレンス 整数 オブジェクトを反復できる最小回数を指定します。 デフォルトは 1 です。

値が 0 に設定される場合、オブジェクトはオプションです。

ただし、「最大オカレンス」-1 に設定されている場合は例外です。「最小オカレンス」 の値が設定される場合、「最大オカレンス」 の値以下でなければなりません。

最大オカレンス 整数 オブジェクトを反復できる最大回数を指定します。 デフォルトは 1 です。

このプロパティーが設定されない場合、オブジェクトは複数回現れることができません。

このプロパティーが 0 に設定されていると、オブジェクトがメッセージに存在しないものと解釈されます。

制限がなく、出現回数の最大数がないことを示すために、このプロパティーを -1 に設定することもできます。

関連概念
メッセージ・モデル
関連タスク
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理
関連資料
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの論理プロパティー
オブジェクトによるメッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
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Copyright IBM Corporation 1999, 2005 Last updated: 11/07/2005
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