メッセージ・マッピング・エディターによって、データ・ソースとターゲット間の変換を定義できます。XPath、XSLT、XQuery、Java または ESQL でプログラミングする必要はありません。
構造からエレメントを展開、編集、移動、または削除するためのオプションもあります。 メッセージ・ブローカー・ツールキットは、マップの保管時に、増分の妥当性検査を自動的に実行します。 このことにより、マップ・ファイルは XML スキーマ mxsd ファイルまたはリレーショナル・データベース仕様との互換性が確保され、マップによって作成される外部参照が実行時に解決されます。
アクション:
初めてマップ・ファイルを作成するときには、編集ペインにはマップ・ファイル名、Parameters および $target が含まれています。 しかし、ソースからターゲットにドラッグすると、メッセージ・マッピング・エディターはユーザーが何を行いたいかを予測して、ユーザーのため編集ペインにコンテンツを自動的に作成します (「拡張」メニューを何回か使用してツリーを展開したかのように)。これはマッピング値の予測と呼ばれています。
ドラッグを使用して 1 つのソースから複数のターゲットにマッピングしている場合 (1 対多)、ターゲットは必ずしも同時にアクティブになっているとは限りません。この状態においては、右ペインから左ペインへドラッグして、マッピングを完了できます。たとえば、1 つのソースと 3 つのターゲットがある場合、右ペインから 3 つのターゲットを左ペインの単一のソースにドラッグします。実際には、ソース項目の値から、ターゲット項目の値を割り当てています。 右から左へのドラッグは、単一項目の場合と同様に作動します。1 つのソースを最大 3 つのターゲットにドラッグできます。
ドラッグを制御するロジックは、実行時に有効なマッピングのみ許可します。たとえば、xml スキーマで固定値として宣言された xsd 属性はマップできません (マップ・アクションおよびドラッグ・アクションはどちらも使用不可)。編集ペインには、マッピング・アクションはありません。これはマッピング・アクションの結果として作成されるからです。 編集ペインでは特定のアクション (if 文、else 文、または defaults for 文といった修飾子の追加など) を実行できます。 これにより、個々のマッピング割り当てのロジックを追加できます。
アイコン: マッピング・タスクの中には、グローバル・エレメントおよび属性の選択を必要とするものがあります。 これらを区別するために、グローバルのエレメントおよび属性用と、ローカルのエレメントおよび属性用に、別のアイコンが使用されます。 マップされた標識 (左右の三角形) は、ソースおよびターゲットがマップされているかどうかを表示します。 ソースおよびターゲット間の線も、マッピングが存在する場所を示します。
F1 ヘルプ: カーソルが編集ペインにあるときに F1 を押すと、一般 メッセージ・マッピング・エディターの InfoPop が表示されます。
内容アシスト カーソルが式編集ペインに置かれているとき、使用可能な式のリストを提供します。