ユーザー定義プロパティー (UDP) を使用すると、プログラム・コードを変更せずに、デプロイメント時にメッセージ・フローを構成することができます。 一般的に UDP は、構成情報を指定したり、バージョン情報を維持したりするために使用します。
UDP は、ESQL または Java プログラム内で使用できるユーザー定義定数です。 オプションで、プログラムに対する宣言時に UDP に初期値を付与できます。 その初期値は設計時にメッセージ・フロー・エディターによって変更でき、デプロイメント時にブローカー・アーカイブ・エディターによってオーバーライドできます。 実行時に、UDP を宣言した後で、後続のプログラム・ステートメントによってその値を照会できますが、変更することはできません。
UDP はプロシージャーおよび関数内で、あるいはそのモジュール・レベルまたはスキーマ・レベルで定義できます。
ユーザー定義プロパティーの概要については、ユーザー定義プロパティーを参照してください。 ESQL プログラムでの UDP の定義に関する参照情報については、DECLARE ステートメントを参照してください。