「WebSphere Product Center: ユーザー・ガイド」では、WebSphere Product Center のコア・モジュールの機能コンポーネントを紹介し、説明します。WebSphere Product Center の環境に精通しておられないユーザーには、WebSphere Product Center で使用する基本的な概念を説明した「WebSphere Product Center: 概説」という文書をお読みになるようお勧めします。
第 1 部 - ナビゲーション
WebSphere Product Center のナビゲーション、ホーム・ページのカスタマイズ、およびユーザー設定の構成の仕方を説明します。第 2 部 - プロダクト・マネージャー
基本 PIM (商品情報管理) モジュールについて説明します。日毎に商品情報を管理するユーザー (コンテンツ・マネージャー、プロダクト・マネージャー、価格設定の専門家など) は、このセクションをお読みください。第 3 部 - コラボレーション・マネージャー
WebSphere Product Center の情報のインポート、エクスポートの仕方を説明します。文書ストアに保管されるファイルのリストを示します。ワークフローを作成および管理します。第 4 部 - データ・モデル・マネージャー
スケジュールされたアクティビティー、アラート、および外部通信の管理方法を説明します。仕様およびマッピングの作成と編集を行います。ユーザー、役割および特権を管理します。スクリプトの表示と作成を行います。第 5 部 - システム管理者
使用可能な機能ツールを使用して、WebSphere Product Center アプリケーションのトラブルシューティングと保守を行う方法を説明します。構成設定およびアプリケーションのパフォーマンス測定を検討します。必要に応じて、各種のログ・ファイルとシステム状況の情報をご覧ください。注: 本書の情報は、変更される場合があります。本書に記載されているグラフィックスは、インストールされた WebSphere Product Center のバージョンによっては、ユーザーの画面に表示されるものと同一でない場合があります。
WebSphere Product Center は、Web ブラウザーでアクセス可能な Web ベース・アプリケーションです。Web ブラウザーは、WebSphere Product Center がインストールされた Web サーバーまたはアプリケーション・サーバーにアクセスできるものでなければなりません。グラフィカル・エレメントにより、ユーザーはこれを容易かつ快適に使用できます。
WebSphere Product Center の各モジュールは、ユーザーの役割および責任に対応しています。役割ベースでモジュラー設計がなされているため、ユーザーは自分の役職に関係ある情報に専念でき、結果として学習曲線は下がり、製品トレーニングの速度が増します。
3 種類の基本的なユーザーの役割が、各 WebSphere Product Center モジュールに対応しています。
モジュール
役割名
役割の説明
プロダクト・マネージャー
コンテンツ・マネージャー
データ入力およびデータ保守のために WebSphere Product Center を頻繁に使用するユーザー
コラボレーション・マネージャーおよび
データ・モデル・マネージャービジネス・プロセス・アナリスト
コンテンツ管理者用のデータ・モジュールおよびビジネス・ルールの設定を担当するユーザー
システム管理者
システム管理者
WebSphere Product Center アプリケーションおよび関連するサービスの実行に責任を持つユーザー
ブラウザー・ソフトウェア
WebSphere Product Center を使用するために、Internet Explorer 6.0 は「必須」です。IE 6.0 以前のバージョンを使用して WebSphere Product Center にアクセスした場合、エラー・メッセージが表示され、IE 6.0 にアップグレードする必要があることがユーザーに通知されます。
推奨の最小解像度
最小の推奨解像度は「完全な」1024 x 768 の比率です。解像度が 1024 x 768 より小さく、Windows タスクバーが画面の左または右側に位置している場合、アプリケーションは完全に最大化されません。
IE 設定
WebSphere Product Center を実行するときには、以下の IE 設定が必要です。
1. 保存しているページの新しいバージョンを自動的に確認する
2. メニュー・パス「ツール」>「インターネット オプション」を使用し、「全般」タブをクリックします。「インターネット一時ファイル」から、「設定」をクリックします。
3. WebSphere Product Center のアップグレード後に Cookie、ファイル、および履歴がクリアされるように設定する
4. WebSphere Product Center の新規バージョンをインストールした場合、すべてのユーザーは Internet Explorer から Cookie、ファイル、および履歴をクリアする必要があります。これにより、前のバージョンの WebSphere Product Center で使用した一時的な情報がすべてクリアされます。
- Internet Explorer ブラウザー・ウィンドウから、メニュー・パス「ツール」>「インターネット オプション」を使用し、「全般」タブをクリックします。 「Cookie の削除」、「ファイルの削除」、および「履歴のクリア」をクリックします。
ブラウザー・ツールバー
IE 以外のツールバーをインストールすることは推奨されていません。 これを行うと、WebSphere Product Center を使用する際に問題が生じる場合があります。 たとえば、ツールバーの中にはデフォルトで広告ポップアップ・ブロッカーが組み込まれているものがあり、これがあると WebSphere Product Center で新規ポップアップ・ウィンドウを開くことができません。
WebSphere Product Center のログイン画面へのアクセスは、イントラネットにアクセスできる Web ブラウザーから行います。
注: WebSphere Product Center にログインするには、ユーザー・アカウントを作成する必要があります。これは WebSphere Product Center アプリケーション管理者が処理します。
WebSphere Product Center へのログイン
1. WebSphere Product Center 管理者によって提供される URL を入力します。 次の画面が表示されます。
図 1.1 - WebSphere Product Center ログイン画面
2. 「ユーザー名」、「パスワード」、および「会社」を入力してから「ログイン」ボタンをクリックします。
ユーザーが WebSphere Product Center にログインすると、そのユーザーのコラボレーション・エリア・コンソールが表示されます。メニュー・バーおよび左ペインのコンポーネントから、WebSphere Product Center のすべての PIM モジュールにアクセスできます。左ペインのコンポーネントは、カタログ、アラート、選択などにカスタマイズすることができます。
ユーザー情報
ユーザーの名前と、関連する会社コードが WebSphere Product Center アプリケーションがクイック・アクセス・バーの上部に表示されます。
図 1.2 - ユーザー情報
ログインのトラブルシューティング
以下に、ログイン・プロセス中に生じる場合のある問題を挙げます。
- エラー・メッセージ「ユーザー名/パスワード/会社コードが無効です」
ポップアップ・ダイアログ・ボックスにこのメッセージが表示された場合、「OK」をクリックし、ログイン画面に情報を再入力します。WebSphere Product Center アプリケーションがアクセスを拒否し続ける場合には、ローカル WebSphere Product Center 管理者に連絡して、ユーザー・アカウントの状況を確認してください。
- 「ブラウザーは WebSphere Product Center Web アプリケーションを開くことができません。(Browser cannot open the WebSphere Product Center web application.)」
「更新」ボタンをクリックします。問題が解決しない場合は、アプリケーション・サーバーがサービス休止中であるか、保守中である可能性があるため、WebSphere Product Center 管理者に連絡してください。
GUI の左側にある、左ペインのアクセス・ツールバー (ユーザーが構成可能) により、WebSphere Product Center のナビゲーションが簡単にできます。カタログを追加すると、カタログのアイテムと属性にすばやくアクセスできます。必要に応じ、左ペイン・アクセス・バーを隠して、WebSphere Product Center のワークスペースを拡張表示することができます。
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図 1.3 - オブジェクト・リスト
アラート - 現行のアラートの状況を示します。
ブックマーク - ユーザー定義のロケーション (検索を含む) にリンクします。 よく使用するコンポーネントを登録すると便利です。
最終アクセス - 最後にアクセスしたページを過去 5 ページ分保管します。
選択 – 保管されているすべてのカタログ選択が表示されます。
仕様エクスプローラー - 仕様および属性の検索結果を表示します。
カスタム・ツール - ユーザーが使用できるカスタム・ツールを表示します。
カタログ - ユーザーが使用可能なカタログのリストを表示します。
組織 - 選択可能なすべての組織がドロップダウン選択項目に表示されます。
階層 - 選択可能なすべての階層がドロップダウン選択項目に表示されます。
注: 左ペインのコンポーネントおよびカタログは、追加した順序で表示されます。
左ペインでは以下のアイコンを使用できます。「ユーザー・ガイド」では、以下のアイコンに言及するとき、以下の表に示す名前を使用します。
最新表示 左ペインを最新表示します
縮小表示 - 商品グループを縮小表示します
追加 - 商品グループを追加します
拡張表示 - 商品グループを拡張表示します
終了 - 左ペインから商品グループを除去します
左ペインの非表示
左ペインを非表示にすると、使用できる WebSphere Product Center ワークスペースが広がります。
左ペイン・アクセス・バーを非表示にする
1. 左ペイン・バーを非表示にするには、メニュー・バーから「ウィンドウ」> 「左ペインの非表示」を選択します。「左ペインの非表示」にチェック・マークが付きます。
2. 左ペイン・バーを隠さない場合には、メニュー・バーから「ウィンドウ」> 「左ペインの非表示」を選択解除します。「左ペインの非表示」のチェック・マークが外されます。
アラート・テーブル
アラート・テーブルは、アクティブになっているアラートの状況および番号を示します アラートのタイプには以下が含まれます。
- エラー・アラート
- 情報アラート
- 要対応アラート
左ペインにアラート・テーブルを追加する
1. 左ペインにアラート・コンポーネントを追加するには、左ペインのドロップダウンの選択項目から「アラート」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。 アラート・コンポーネントがテーブル内に現れ、アクティブなアラートが表示されます。
2. アラート番号のハイパーリンクをクリックすると、そのアラートの詳細を表示できます。「最新表示」をクリックして、テーブル情報を最新表示します。
ブックマーク
WebSphere Product Center の別の領域にブックマークを付けることができ、これはブックマーク・リストに表示されます。
左ペインにブックマーク・リストを追加する
- 左ペインにブックマークを追加するには、左ペインのドロップダウン・フィールドから「ブックマーク」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
ブックマーク・リストにブックマークを追加、または除去する
1. ブックマークを付ける WebSphere Product Center のページにナビゲートします。
2. 左ペインのブックマーク・リストから「リンクの追加」を使用し、ページをブックマークとして追加します。
3. 左ペインのブックマーク・リストから「リンクの除去」ボタンを使用し、ブックマーク・リストからブックマーク・リンクを除去します。
リンクの追加
リンクの除去
最終アクセス・リスト
ページにアクセスすると、そのページは最終アクセス・コンポーネントに自動的に追加されます。こうして、アクセスした最後の 5 ページが取り込まれます。リストは、ユーザーが WebSphere Product Center からログアウトするとクリアされます。
左ペインに最終アクセス・リストを追加する
1. 左ペインに最終アクセス・リストを追加するには、左ペインのドロップダウン・フィールドから「最終アクセス」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
2. ページを表示するにはページ名をクリックします。
注: 最終アクセス・リストは、ユーザーがログアウトするとリセットされます。
選択
左ペインに選択コンポーネントを追加すると、作成されたすべての基本選択が表示されます。 カタログ・アイテム選択が作成されると、それらは「アイテム選択コンソール」に表示され、左ペインのドロップダウン・フィールドの選択リストに自動的に追加されます。
左ペインに選択を追加する
1. 左ペインに選択を追加するには、左ペインのドロップダウン・フィールド「選択」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
2. 選択が追加された後、左ペインのドロップダウン・フィールドから任意の選択名をクリックし、選択の結果/詳細を表示します。 「最新表示」をクリックして、選択のリストを更新します。
仕様エクスプローラー
左ペインに仕様エクスプローラーを追加して、ユーザーが使用できるすべての仕様を検索し、表示します。
左ペインに仕様エクスプローラーを追加する
1. 左ペインに仕様エクスプローラーを追加するには、左ペインのドロップダウン・フィールドから「仕様エクスプローラー」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
2. 「仕様エクスプローラー」から、「検索の表示」をクリックして検索基準を入力します。
3. 「検索」フィールドに結果が表示されます。
カスタム・ツール
カスタム・ツール (WebSphere Product Center 内でカスタマイズされたアプリケーション) をすべて左ペインに追加できます。
左ペインにカスタム・ツールを追加する
1. 左ペインにカスタム・ツールを追加するには、左ペインのドロップダウン・フィールドから「カスタム・ツール」を選択し、「追加」ボタンをクリックします。
2. 「カスタム・ツール」セクションからカスタム・ツールを選択して左ペインに追加します。
カタログ
カタログのカテゴリー階層に含まれる、ユーザーが使用可能なカタログはすべてドロップダウン・フィールドにリストされ、個別に追加できます。
カタログを追加する
- 左ペインにカタログを追加するには、ドロップダウン・フィールドからカタログを選択し、「追加」をクリックします。カタログが縮小表示されます。
組織
作成された組織はすべてドロップダウン・フィールドに組み込まれ、左ペインに追加できます。
組織階層を追加する
- 左ペインに組織階層を追加するには、ドロップダウン・フィールドから組織階層を選択し、「追加」をクリックします。階層が縮小表示されます。
階層
作成された階層はすべてドロップダウン・フィールドに組み込まれ、左ペインに追加できます。
階層を追加する
- 左ペインに階層を追加するには、ドロップダウン・フィールドから階層を選択し、「追加」をクリックします。階層が縮小表示されます。
簡略メニュー
追加機能オプションとして、左ペインでアクセスできる一連の簡略メニューがあります。 左ペインの簡略メニューにアクセスするには、左ペインのオブジェクトを右クリックします。簡略メニューが別の機能オプションとともに表示されます。 使用できるメニュー・オプションはオブジェクトによって異なります。
たとえば、アイテムを右クリックすると、簡略メニューに、切り取り、コピー、前に挿入、除去、削除などの機能が表示されます。 メニュー選択テキストのカラーがグレーになっていると、その機能は使用できません。
左ペインにカタログを追加して、その内容を表示します。カタログ・エクスプローラーは、Windows エクスプローラのフォルダー形式で表示されます。
- フォルダー構造はカタログの階層ツリーを表します。
- アイテムはカテゴリー・フォルダーの中に並びます。
- 割り当てられていないアイテムは、別個の「未割り当て」フォルダーに入れられます。
- カテゴリーをクリックするとその属性を表示できます。
- 個々のアイテムまたはアイテムのリストをクリックして、これを表示できます。
- 左ペインで右マウス・ボタンでクリックすると簡略メニューにアクセスできます。
図 1.4 - カタログ/カテゴリー・エクスプローラー
使用するカタログ・バージョン、階層、または選択を変更する
1. カタログで使用される現行バージョン、階層、選択を変更するには、 「リアルタイム検索の表示」をクリックします。
2. カタログの現行値が表示されます。必要に応じてバージョン、 階層、および/または選択を変更すると、左ペインのカタログが更新されます。
3. 「リアルタイム・フィルターの非表示」をクリックして、このフィーチャーを縮小表示します。
データの取り込まれたカテゴリーを表示する
アイテムが取り込まれていないカテゴリーのリストを非表示にするオプションがあります。 左ペインの「リアルタイム・フィルターの表示」フィーチャーで、「データの取り込まれたカテゴリーの表示 (Show Populated Categories)」チェック・ボックスをクリックします。このオプションのチェック・マークを外すと、何もアイテムが入っていないとしても、すべての関連カテゴリーが表示されます。
左ペインでカタログを検索する
アイテムまたはカテゴリーを左ペインで検索することができます。左ペインに追加したそれぞれのカタログには、「リアルタイム検索の表示」機能があります。これを使って、ユーザー定義ストリングまたは基本キーによるアイテム検索、またはカテゴリー検索を行うことができます。
1. 「リアルタイム検索の表示」をクリックしてこのフィーチャーを拡張表示し、検索基準を入力します。
2. アイテムの検索またはカテゴリーの検索の実行を選択して、Enter キーを押すか、または
をクリックして結果を表示します。
図 1.5 - 左ペインでの検索
3. 「リアルタイム検索の非表示」をクリックして、このフィーチャーを縮小表示します。
アプリケーションの上部にはメニュー・バーがあり、これによって WebSphere Product Center の主な機能領域にナビゲーションすることができます。 トップレベルのメニュー項目はそれぞれ個々の WebSphere Product Center の主な機能領域を示し、サブレベルのメニュー項目にはすべてその主な機能領域に関連した機能が含まれています。
- トップレベルのメニュー項目をクリックすると、関連するコンポーネントすべてが表示されます。
図 1. 6 – メニュー・バー
WebSphere Product Center では、アプリケーション全体に渡ってコンソールの概念を使用しています (カタログ・コンソール、インポート・コンソールなど)。コンソールにより、ユーザーは頻繁に繰り返されるアクションを構成および保管することができるため、複雑な操作もマウスを 1 回クリックするだけで実行可能です。
注: コンソールのリストは左ペインのブックマークからアクセスできます。「コンソール」と「マイ・ホーム」はデフォルトのブックマークであり、削除できません。
図 1.7 - WebSphere Product Center コンソール・リスト
コンソール・リストへのアクセス
WebSphere Product Center で使用可能なコンソールのリストにアクセスするには、ブックマーク・コンポーネントを左ペインに追加します。
1. ドロップダウン・メニューからブックマークを選択し、「追加」アイコンをクリックします。
2. 表示されるデフォルトのブックマークのうち削除できないものは、「マイ・ホーム」、「コンソール」、および保管されているすべてのリッチ検索テンプレートです。 「コンソール」ブックマークをクリックすると使用可能なコンソールのリストを表示できます。
WebSphere Product Center のナビゲーション・マップには、WebSphere Product Center の全コンポーネントが詳細なレベルで表示されます。これは、動的なメニュー・バーに表示されるのとほぼ同じように編成されています。
ナビゲーション・マップへのアクセス
1. ナビゲーション・マップにアクセスするには、以下のメニュー・パスを使用してください。
「ウィンドウ」>「ナビゲーション・マップ」
2. ナビゲーション・マップの幾つかのアイテムはハイパーリンクされています。ハイパーリンクをクリックして、対応するページを表示します。
図 1.8 - WebSphere Product Center のナビゲーション・マップ
WebSphere Product Center の各ユーザーにはカスタマイズ可能なホーム・ページがあります。その設定は WebSphere Product Center システムに保管されます。ユーザーがログインするたびにこのページが表示されます。この章では「ホーム」メニュー項目の次のトピックについて説明します。
- 「マイ・ホーム」の表示
- 「マイ・タスク・リスト」の構成
- 「マイ・セッティング」の編集
- 「マイ・プロファイル」の構成
- 「タスク・リスト (Task List)」の作成
ホーム・モジュールをメニュー・バーから選択すると、ホーム・モジュールを構成する、関連コンポーネントが表示されます。
- マイ・ホーム
- マイ・タスク・リスト
- マイ・セッティング
- マイ・プロファイル
- サインアウト
- 終了
マイ・ホーム
標準的なホーム・ページには、左ペイン・バーと右フレームのコラボレーション・エリア・コンソールが組み込まれています。 WebSphere Product Center のユーザー・インターフェースを、ユーザーの役割に合わせてカスタマイズすることができます。すべての役割用の WebSphere Product Center のコンポーネントを選択して、これを許可あるいは制限すると、その役割に割り当てられたすべてのユーザーにこれが適用されます。複数の役割が割り当てられているユーザーの場合、そのうち最高度のアクセスが許可されます。
図 2.1 - ユーザー・ホーム・ページ
マイ・タスク・リスト
WebSphere Product Center のユーザー・インターフェースではさらにカスタマイズが可能です。ユーザーは自分独自の「タスク・リスト (Task List)」画面を構成できます。タスク・リストの設定はアプリケーション・サーバーに保管されるため、ユーザーはネットワーク内のどの Web ブラウザーからログインしても、カスタマイズされた設定にアクセスすることができます。
タスク・リストをカスタマイズして以下のコンポーネントを表示することができます。
- アラート - ユーザーに関係するアラートの表示
- 承認 - 承認待ちの要求の表示
- 会社アクティビティーの履歴 - 実行またはスケジュールされたイベントの表示
「マイ・タスク・リスト」ページの作成
ユーザーが「マイ・タスク・リスト」のコンポーネントを使用するためには、まずそのページを作成する必要があります。
1. メニュー・パス「ホーム」>「マイ・タスク・リスト」を使用します。「マイ・ページ・リスト」のテーブル・ヘッディングの「新規」をクリックします。
2. 「タスク・リスト」画面の名前を「ページ名」フィールドに入力します。
3. 左側には使用可能なモジュールのリストが表示され、右側には選択されたモジュールのリストが表示されます。「使用可能なモジュール」からモジュールを選択し、「追加」をクリックします。
図 2.2 - カスタマイズしたページ設定
4. カスタマイズしたページからモジュールを除去するには、「選択したモジュール」からモジュールを選択し、「除去」アイコンをクリックします。 上下の矢印ボタンを使用してモジュールを表示順に並べます。
5. カスタマイズされたビューのためにすべてのモジュールを選択したら、「保管」ボタンをクリックします。選択されたモジュールがユーザーの「マイ・タスク・リスト」ビューに表示されます。
6. 「マイ・タスク・リスト」ページで
をクリックして、使用可能なモジュールを編集します。
注: 必ず「保管」をクリックして設定を保存してください。
マイ・セッティング
ユーザー設定は、ユーザー設定インターフェースで検討ならびに編集することができます。設定はユーザーに固有で、アプリケーション・サーバーに保管されるため、ユーザーはネットワーク内のどの Web ブラウザーからログインしても、カスタマイズされた設定にアクセスすることができます。
ユーザー設定の更新
1. メニュー・パス「ホーム」>「マイ・セッティング」を使用してユーザー設定を更新します。
2. ユーザー設定を変更し、「保管」ボタンをクリックして新しい構成を保存します。
注: 各設定の説明については、次ページのユーザー設定の表を参照してください。
図 2.3 - ユーザー設定インターフェース
ユーザー設定の説明
一般設定
ユーザー・インターフェース表示のロケール ユーザー・インターフェースの翻訳。 アイテム/カテゴリー・データ表示のロケール アイテムおよびカテゴリー・データを表示するロケールを GUI で選択します。 何も選択しない場合、ベース名が使用されます。 アイテム/カテゴリー画面に表示する属性を選択したロケールに制限 アイテム/カテゴリー画面に表示する属性を選択したロケールに制限します。 注: ロケールが使用できるように構成されていないと、ロケールは使用できません。 ロケールは「会社属性」で設定します。
時間帯 ユーザーの地域に合った適切な値を選択します。 「日時の入力形式」の選択 入力で使用する日時の形式を選択します。 アプリケーション全体で使用する基本フォント・サイズ GUI で表示するフォントのサイズを選択します。 ツールバーの位置 ツールバーをアプリケーション画面の上または下のどちらに置くかを選択します。 アラート時に E メール アラートを通知する E メールを、ユーザー・プロファイルに設定したアドレスに送信します。 テーブル表示設定
仕様コンソールの 1 ページの行数 仕様コンソールの単一のページに表示される行数 スクリプト・コンソールの 1 ページの行数 スクリプト・コンソールの単一のページに表示される行数 アイテム・セットの 1 ページの行数 アイテム・セットを表示する画面で単一のページに表示される行数 マルチ編集の 1 ページの行数 「マルチ編集」画面の単一のページに表示される行数 アラート表示の 1 ページの行数 アラート表示の単一のページに表示される行数 ルックアップ・テーブルの 1 ページの行数 ルックアップ・テーブルの単一のページに表示される行数 テキスト域の行数 テキスト域に表示される行数 テキスト域の列数 テキスト域の列数を設定します。 ストリングの最大文字数 (この数を超えた場合は複数行表示を使用して水平方向のスペースを節約する) 複数行表示が使用されるストリングの文字数を設定します。 固有の画面設定
仕様画面にノード・タイプを表示 仕様ツリーにノード・タイプのアイコンを表示します。 仕様画面に詳細ノード・アイコンを使用 このオプションを選択すると、ノードの詳細情報が提供されます。 左ペインでカタログのブラウズに使用された最後に保管されたカテゴリー・ツリーを呼び出す (Remember Last Saved Category Tree Used For Browsing a Catalog in the Left Pane) ユーザーがログアウト後に再びログインする際、左ペインでカタログのブラウズに使用された、最後に保管されたカテゴリー・ツリーが呼び出されます。 アイテム編集画面にノード・タイプを表示 アイテム編集画面にノード・タイプアイコンを表示します。 マルチ編集で可視レコードだけをソート (チェック・マークを外すとワークセット全体がソートされる) 「複数編集」ページでソート・レコードを選択します。選択しないと、作業セット全体がソートされます。 マルチ編集で、カテゴリーが不明な場合、ユーザー定義ビューのカテゴリー固有属性をすべて表示 ユーザー定義ビューのカテゴリー固有属性をすべて表示します。 ただし、カテゴリーが不明な場合にのみ行います。 仕様属性の表示方法 ポップアップ・ウィンドウまたはドロップダウン・メニューを選択します。 データの編集と入力に次のものを使用 「スタンドアロン・コンテンツ・オーサリング画面」または「拡張コンテンツ・オーサリング画面」を選択します。 マルチ編集のドロップダウンで使用可能な値の最大数 マルチ編集画面のドロップダウン・リストに表示できる値の数を選択します。 デフォルトですべてのアイテム・リストを基本キーでソート: デフォルトでアイテム・リストを基本キーでソートします。 ルックアップ・テーブルのソート列の永続性を使用可能にする 「はい」に設定すると、ルックアップ・テーブル (ユーザーによって選択される) のソート列は永続します。 「いいえ」に設定すると、ルックアップ・テーブルは常に基本キー列によってソートされます。 1 個のアイテムを表示するために「アイテム・リスト」画面に移動 1 個のアイテムを表示するために「アイテム・リスト」画面を使用するかどうかを選択します。 データ入力の最大エントリー数 (この数を超えるとバックグラウンドで [保管] と [マクロ] が実行される) バックグラウンドで保管されるエントリーの数を設定します。 データ入力の最大エントリー数 (この数を超えると [マクロ] または [列に値を設定] がデータベースにエントリーを自動的に保管する) データベースに自動的に保管されるエントリーの数を設定します。 多値アイテムの初期表示で次のものを表示 最初のグループ化、最後のグループ化、またはすべての多値グループ化を表示します。 グループ化された属性の初期表示用 グループ化の拡張表示または縮小表示を設定します。 常にヘルプ・テキストを表示 常にヘルプ・テキストが表示されるように設定します。 カタログ/階層コンソールにロック状態のアイコンを表示 カタログ・コンソールおよび階層コンソールにロック状態のアイコンを表示します。 アイテム編集画面に UOM ブラウザーを表示 UOM ブラウザーを表示することを選択します。 左側のナビゲーション・ペインを非表示 ログイン時に左ペインを非表示にします。 カスタム・ツール・ページを開始ページとして使用 開始ページとしてカスタム・ツール・ページを選択します。
WebSphere Product Center を終了/サインアウトする前に、作業内容を保管してください。
サインアウト
「サインアウト」を使用すると、ユーザーは「ログイン」に戻ります。 WebSphere Product Center からサインアウトする前に、作業内容を保管してください。
WebSphere Product Center からのサインアウト
- 1. WebSphere Product Center からサインアウトしてログイン・ページに戻るには、 メニュー・パス 「ホーム」>「サインアウト」を使用します。
終了
「終了を使用すると、ブラウザーがクローズされます。 WebSphere Product Center を終了する前に、作業内容を保管してください。
WebSphere Product Center の終了
- 2. WebSphere Product Center Web アプリケーションを終了し、ブラウザーを閉じるには、メニュー・パス「ホーム」>「終了」を使用します。
非アクティブ・ダイアログ・ボックス
非アクティブになってから 15 分後に、セッションがタイムアウトになることを警告するダイアログ・ボックスが表示されます。 「OK」をクリックしてセッションをリセットするか、または「キャンセル」をクリックしてログアウトします。