WebSphere Product Center: 概説

 

バージョン 5.2

 

 

 

 

 

 

 


注! 本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 特記事項に記載されている情報をお読みください。

23 March2005

本書は、WebSphere Product Center (5724-I68) バージョン 5.2 および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

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目次

第 1 章 概説

    新しい動向
        企業内の商品情報の最適化
        課題

    概要
        WebSphere Product Center の機能
        バージョン 5.2 新規機能
       WebSphere Product Center の利点

    WebSphere Product Center コンポーネント
        役割ベースのモジュラー設計

第 2 章 情報フロー

    1 - 商品情報の収集と検証
        ファイル仕様の作成
        ノード
        ファイル仕様の保管

    2 - マスター・カタログの作成
        カタログの作成
        ファイルからカタログへのマップ
        インポートのセットアップ
        インポートの実行

    3 - カタログの編集と強化
        カタログの変更
        データ入力画面
        カタログ差分
        カタログ・ロールバック
        カタログ検索

    4 - カスタム・カタログの作成
        リンク・カタログ
        階層
        継承

    5 - カタログの発行
        宛先仕様
        アイテムのグループ
        シンジケート・タイプ
        カタログからの宛先仕様へのマップ
        配布宛先
        アラート

第 3 章 グラフィカル・インターフェースの概要

    ホーム
        ナビゲーション
        スペースの最大化
        ナビゲーション・マップ

    WebSphere Product Center PIM モジュール

    プロダクト・マネージャー・モジュール - "情報の管理"
        カタログ・コンソール
        アイテム選択
        一括更新
        レポート
        ルックアップ・テーブル
        ローカライズ

    コラボレーション・マネージャー"入出力の制御"
        インポート・コンソール
        エクスポート・コンソール
        文書ストア
        生成ファイル
        ワークフロー
        キュー・マネージャー

    データ・モデル・マネージャー - "プロセスの管理"
        スケジューラー
        仕様/マッピング
        スクリプト
        属性コレクション
        組織とユーザー
        アラート
        継承

    システム管理者"環境の分析"
        監査ログの検索
        データベース管理
        WebSphere Product Center のアプリケーション・パフォーマンス
        プロパティーの検討
        システム・ログ・ファイル
        システム状況
        サイズ分布

特記事項

第 1 章 概説

WebSphere Product Center は、商品データを集中させて最適化する商品情報管理 (PIM) ソリューションを企業に提供します。そして、任意の個人、システム、パートナー、または顧客に、適切でユニークなコンテンツを配信します。WebSphere Product Center の企業ソリューションによって、費用が削減されるだけでなく、製品化に要する時間が劇的に短縮され、市場占有率および顧客満足度が増加します。

多くの業界において、業界特有の命令や規制に準拠したり、新しい収入源の開拓や費用を削減するための革新的な方法を見出すという点で、様々な課題に直面しています。こうしたビジネス・ニーズに首尾よく対処していくうえで不可欠なのは、単一で、信頼性のある、統合された商品情報を確立し、企業内部と外部の顧客や取引パートナーが使用できるようにすることです。

商品情報管理ソリューションである WebSphere Product Center を使用すると、正確で一貫性のある中央リポジトリーを確立し、商品、ロケーション、取引パートナー、組織および取引条件に関する情報を保管して管理するのに役立ちます。ユーザーはこの強力なツールによって、商品情報の管理、収集、リンク、および分類を効率的に行えます。

消費者商品小売業者および家庭用電化製品製造業者は、商品情報管理ソリューションを広く採用している主要な業界の例です。こうした業界では、正確でタイムリーな包括的商品情報を顧客や取引パートナーに配信して、販売を促進しつつ経費を節減できるかどうかに企業は依存しています。

また、こうした業界ではグローバル・データの同期化や電波方式認識 (RFID) などについてのイニシアチブに関する外部命令、e-コマースおよび企業間取引 (B2B) のイニシアチブを取るための要求、さらにはすべての顧客と取引パートナーのタッチ・ポイント間で商品情報に一貫性を持たせるための要求も存在します。WebSphere Product Center を使用すると、単一で信頼性のある商品情報のリポジトリーが提供できるので、これらの業界の会社はこうした各課題に効果的に取り組むことができます。


新しい動向

近年、商品情報の管理法に関する動向に変化が生じ、効果的な PIM インフラストラクチャーを合理化する点で多くの課題が生じてきました。

企業内の商品情報の最適化

豊富で、正確かつ最新の商品情報は、今日のビジネスにおいて重要な戦略的資産であり、競争力を維持する上で必要不可欠です。

メーカーおよびディストリビューターには、広範囲で、費用効率の高い商品情報が必要です。しかし、ほとんどの企業にはこうした非常に大きな可能性を十分に認識したインフラストラクチャーがありません。

今日の多くの企業では、商品情報の可能性を十分に実現するためのプロセスとシステムが不足しています。それゆえに、メーカーとディストリビューターは広範囲で、費用効率の高い PIM ソリューションとして、WebSphere Product Center に目を向け始めています。

課題

現在、多くの会社は商品情報プロセスを管理する点で、たくさんの問題や時間のかかるタスクに直面しています。

以下は、PIM ストラテジーをインプリメントする際にかぎとなる課題です。

WebSphere Product Center を使用すると、こうした問題は解決され、作業効率は上がり、保守費用が減少します。


概要

WebSphere Product Center は以下のものを提供します。

WebSphere Product Center の機能

WebSphere Product Center は、商品、ロケーション、取引パートナー、組織および取引条件に関する情報の組み込みやリンクなど、商品情報のあらゆる面を管理するための広範囲に及ぶ機能を提供します。 WebSphere Product Center の主要な機能には、以下のものがあります。

アイテム、ロケーション、組織、および取引パートナー・データ、さらには価格と取引条件を含めた相互間の結合などの多岐に渡る商品情報を管理できます。WebSphere Product Center を使用すると、アイテム、ロケーション、および取引パートナーに関する情報を、多様な種別、取引管理、地域、および操作階層によって管理できます。

WebSphere Product Center の豊富なデータ・モデルは以下の機能をサポートしています。

  • アイテムおよびアイテム間の様々な関係の管理 (パッケージ化、代替、関連商品販売、上位商品販売、バンドルまたはプリパッケージ)
  • ロケーション、ロケーション階層、およびロケーションに関連した様々な属性の管理
  • 最適なクラス・カテゴリー階層への送達サポート
  • 特定の属性および属性値のサポート
  • カテゴリー
  • ロケーション
  • 取引パートナー
  • 関係

多くの場合、商品情報は社内の幾つかの部門の複数ユーザーによって所有され、変更されます。WebSphere Product Center を使用すると、商品データの様々な属性をビジネス職責ごと (たとえば、物流管理、金融、価格設定、マーケティング、およびサプライヤーなど) に分割し、その役割に基づいたユーザー・アクション (表示専用、編集、承認) を管理できます。価格設定アナリストは価格設定を入力して更新できる一方、マーケティング・ユーザーは商品説明、フィーチャー、および利点を扱えます。各ユーザーは、最もセキュアで見やすいユーザー・インターフェースで、自分の役割に基づいた関連商品情報を参照できます。WebSphere Product Center の組織的モデル化とセキュリティーには、以下の機能が含まれています。

  • アクセス制御グループおよび選択による、ビジネス職責ごとのデータの区分
  • ユーザー役割ごとに許可されたユーザー・アクションに対する細かいセキュリティー
  • 機能領域ごとのグループの属性 (属性コレクション)
  • 機能所有権に基づく属性グループへのユーザーのアクセス
  • 役割ごとに直感的で見やすいユーザー・インターフェースによる属性ビューとタブ
  • 多様なデータ形式および通信プロトコルのサポート
  • 外部データ・モデルとの双方向のマッピング用のデータ・マッピング・コンソール
  • WebSphere Business Integration を含む、主流となっているエンタープライズ・アプリケーション統合ツールとの、メッセージング・インフラストラクチャーを使用した容易な統合
  • UCCnet および Transora などの業界主流のデータ・プールとの認証された接続
  • Web ベースのユーザー・インターフェース
  • 時間ベースまたはイベント駆動型のスケジューリング用スケジューラー
  • データベース管理およびアプリケーション・サーバーのパフォーマンス・チューニング用のシステム管理ツール
  • 完全な監査証跡

バージョン 5.2 新規機能

Commerce との統合によって、企業間取引 (B2B) および企業消費者間取引 (B2C) e-コマース Web サイト用の製品情報のために、包括的かつ生産性の高いオーサリング環境を確立する基礎が据えられます。WebSphere Product Center は、豊富で正確な製品情報を発行するための準備作業を劇的に向上させることによって、e-コマースを実装する価値を大いに高めることができます。e-コマース・プラットフォームと組み合わせることにより、多様な Commerce プロセスに対するさまざまな機能に関して複数ユーザーが組織的に貢献できるようにするツールを提供します。また、複雑で大量の製品情報を、非常に簡単に集約、拡張、管理、および承認する機能も提供します。 サポートされるビジネス・プロセスには、以下が含まれています。新商品の紹介、関連商品販売の作成、上位商品販売および販売促進、耐用年数を過ぎた製品の処理、アイテム情報の同期、アイテムおよびその属性の Web サイトへの一括アップロード、e-コマース Web サイトに加え顧客の目に触れる複数の場所への製品情報の配信。

ポータルの使用可能化機能により、顧客が取引先ポータルを確立する基盤が提供されます。 ポータルを使用すると、多数のユーザーが貴重なアイテム・データにアクセスすることが可能になり、WebSphere Product Center を実装する価値が大いに増します。ポータル機能がサポートするビジネス・プロセスの例は、以下のとおりです。アイテムの作成または変更、同期されたアイテム情報の変更、アイテムの一括アップロード、アイテムの検索。

WebSphere Product Center は、Web サービス要求に応答する際にテキスト文字以外にも XML メッセージを戻すことができます。この機能を使用すると、WebSphere Product Center は、オーダー管理システム、取引管理システム、および Web サービスを介してアイテム、場所、顧客、納入業者に関する情報を WebSphere Product Center に照会する他のシステムと一層簡単に統合できます。

WebSphere Product Center V5.2 のスペルチェック機能は、英語のみに対応しています。

WebSphere Product Center を展開する顧客は、IBM Tivoli Workload Scheduler のようなシステム・レベルのスケジューリング・ツールを持っている場合がよくあります。 WebSphere Product Center バージョン 5.2 には、WebSphere Product Center スケジューラーに対するコマンド行インターフェースが追加されたため、顧客はこのシステム・レベルのスケジューリング・ツールを使用して、Product Center へのデータのインポートや、WebSphere Product Center からのデータの処理やエクスポートなどの頻度の高いタスクをスケジュールできます。

コマンド行でのサード・パーティー・スケジューラーの統合は、IBM Tivoli Workload Scheduler によって認証されます。NLS に関しては、言語として「US English」を使用して WPC をサーバーにインストールする場合、この機能を使用することができます。 別の言語の場合には、ブロックされるか十分にサポートされません。出力コンソールでは、メッセージは英語になります。スケジューラーの出力コンソールに表示されるメッセージは、ほとんどの顧客のインプリメンテーションでは情報としてのみ使用されます。そのため、このバージョンでは、US-English ロケール以外のサポートがないことに起因するユーザーに対する影響はほとんどありません。

Trigo Product Center 4.2.X リリースをデプロイしている顧客は、インポート/エクスポート・ツール機能を使用して、すぐに WebSphere Product Center 5.2 リリースにマイグレーションできるようになりました。このツールは、環境全体、製品データの一部、またはデータ・モデルを Trigo Product Center 4.2.X 環境から WebSphere Product Center 5.2 リリースにマイグレーションできます。このエクスポート・ツールを Trigo Product Center 4.2.X リリースで使用すると、エクスポート・ファイルが生成され、WebSphere Product Center 5.2 リリースでインポート・ツールを使用して WebSphere Product Center 5.2 環境にインポートできます。こうしたツールは、Trigo Product Center 4.2.X リリースから WebSphere Product Center 5.2 リリースにマイグレーションする際の費用と時間を大幅に削減します。

WebSphere Product Center の利点

WebSphere Product Center の機能は、クライアントに多大の益をもたらすものとなります。クライアントは、業界内の命令や規定に対応できますし、増収する一方で費用を削減する機会を作り出すことが可能です。小売業者、消費財メーカー、および家庭用電化製品メーカーを含む、既に WebSphere Product Center を導入している業界では、そのインプリメンテーションによる多くの利点を十分に認識しています。こうした利点を、広範囲な業界の顧客にも広げて、商品情報管理のニーズを満たすことができます。WebSphere Product Center を使用する顧客は、以下の事柄が可能です。


WebSphere Product Center コンポーネント

WebSphere Product Center の主要な各コンポーネントは、役割ベースのモジュール方式設計に基づいているので、ユーザーは商品情報管理サイクルにおける自分の役割を簡単に解釈できます。

役割ベースのモジュラー設計

前のセクションで示されていたように、WebSphere Product Center の各モジュールはユーザー役割とすり合わせされています。役割ベースのモジュラー設計によって、ユーザーは自らの役職に関連した情報に注目できるので、学習曲線を短縮し、商品トレーニングを早めることができます。

モジュール

役割名

役割の説明

プロダクト・マネージャー

コンテンツ管理者 / 商品の専門家

コンテンツを管理するために WebSphere Product Center を頻繁に使用するユーザー

コラボレーション・マネージャー

および

データ・モデル・マネージャー

ビジネス・プロセス・アナリスト

コンテンツ管理者用のデータ・モジュールおよびビジネス・ルールの設定を担当するユーザー

システム管理者

システム管理者

WebSphere Product Center アプリケーションおよび関連するサービスの実行に責任を持つユーザー

 

第 2 章 情報フロー

WebSphere Product Center は、いろいろな複雑さや形式のデータをインポートしたり、エクスポートしたりできます。 この章では、WebSphere Product Center を介して情報がどのようにフローするかについて (インポート、加工、エクスポート)、簡潔に示しています。  

効果的な PIM インフラストラクチャーを構築する点でかぎとなるのは、単一の構造化されたリポジトリーに情報を集約することです。以下の 5 つのプロセスによって、WebSphere Product Center を使用して管理する商品情報のフローが構成されています。


1 - 商品情報の収集と検証

WebSphere Product Center の PIM フローの最初のタスクは、複数の外部システムからデータを収集し、WebSphere Product Center に送信することです。外部システムには、ERP、レガシー、データベース、およびスプレッドシートが含まれます。WebSphere Product Center のインポート・コンソールを使用すると、様々なデータ・ソースからデータをカタログにインポートできます。

データのコレクションは、WebSphere Product Center にフィードされた、定義多様なデータとファイルの定義と実行によって構成されています。データがロードされると、ビジネス要件にかなうように加工したり標準化したりできます。個々のデータをすべて集めると、完璧でかつ簡単にブラウズできる商品カタログが作成されます。

以下のステップを実行して、WebSphere Product Center にデータを収集します。

1. ファイル仕様の作成 - 着信ファイル形式を定義します。

2. カタログの作成 - カタログ/基本仕様を定義します。

3. ファイルからカタログへのマップ - ファイル仕様と基本仕様をマップします。

4. フィードの実行 - カタログに商品情報を取り込みます。

ファイル仕様の作成

データの収集の最初のステップは、着信ファイルの基となる型を定義することです。WebSphere Product Center の GUI ウィザードを使用すると、外部ファイルのデータ構造を示すファイル仕様を作成できます。

ファイル仕様の目的は、着信ファイル内で個々のフィールドを配列する方法についての情報を提供することです。これには、着信ファイルの各フィールドに名前を付けること、さらにはこうしたフィールドに長さやデータ型などの属性情報を提供することが関係しています。

ファイル仕様では、外部データ・ソースを WebSphere Product Center にインポートすることが必要です。データ・ソースが変更された場合、ファイル仕様も変更を反映するために変更できます。

 

図 1 - ファイル仕様の作成

ノード

ファイル仕様を作成すると、着信ファイルの各フィールドが定義されます。WebSphere Product Center では、ノードという用語はフィールドと同じ意味です。ですから、ファイル内の各フィールドはファイル仕様内のノードになります。

ファイル仕様を作成するには、ノードを 1 つずつ追加します。ノードの順序は、ファイル内のフィールドの順序に対応しています。 作成後にノードの順序を簡単に変更できます。

 

図 2 - ファイル仕様ノード

属性

ノードの追加後、各ノードに属性を定義します。属性には、最大長、最大/最小オカレンス、およびデータ型などの詳細が含まれています。

 

図 3 - 属性の定義

ファイル仕様の保管

ノードすべてを定義した後に、ファイル仕様を保管します。必要に応じて、WebSphere Product Center の仕様コンソールを使用して、任意の時にファイル仕様に変更を加えることができます。

この時点で、データの基本となる型すべてに関して定義しました。次のステップは、カタログを作成することです。そのためには、外部ファイルからのデータが WebSphere Product Center のどこに配置されるべきかを判別します。


2 - マスター・カタログの作成

WebSphere Product Center の強力なコンテンツ管理システムは、マスター商品情報リポジトリーに基づいています。そのリポジトリーは、商品全体、価格設定、および顧客ベースで商品を効果的に販売促進するために必要な記述的な情報を集約します。

集中的に商品情報を保管して管理するため、WebSphere Product Center にマスター・カタログが作成されます。マスター・カタログは、会社の商品情報を保管するために使用されるので、WebSphere Product Center の心臓部と言えます。以下の機能が提供されています。

カタログの作成

外部ファイルからアイテムを取り込むためにインポート・フィードを実行するまでは、カタログを作成しても空のままです。コンテンツがマスター・カタログにいったん掲載されると、WebSphere Product Center のプロダクト・マネージャー・モジュールを使用して、情報を拡張したりカスタマイズしたりできます。

WebSphere Product Center にカタログを作成するには、基本仕様を作成して、カタログ内のデータ・フィールドを定義しなければなりません。その後に、カタログをフォーマットする方法を決定します。通常カタログ仕様は一度だけ定義しますが、カタログ保守のニーズに応じて柔軟に変更できます。

基本仕様には、必要に応じた数のフィールドを含めることができます。各フィールドには属性情報を定義でき、基本キーとして 1 つのフィールドを識別することが必要です。基本キーは、カタログ内の固有 ID の役目を果たします。

カタログ情報を編成するため、階層が作成され、カタログに関連付けられます。階層は、カタログのアイテムを配列された構造にグループ化します。

: カタログに作成される基本仕様は、カタログ内のすべてのフィールドに名前と属性情報が定義されるという点でファイル仕様と同様です。

 

図 4 - 基本仕様の定義

ファイルからカタログへのマップ

ここまでで、外部ファイルを定義するためファイル仕様が作成され、カタログにはカタログ仕様で定義された各データ・フィールドが作成され、カテゴリー仕様はカテゴリー化された構造を定義するために関連付けられました。
次のステップは、外部ファイルのカタログへのマッピングです。

マッピングの目的は、着信ファイル内のフィールドをカタログ内のフィールドに経路指定する方法を WebSphere Product Center に指示することです。WebSphere Product Center は、マッピング・コンソールを使用して、簡単にマッピングします。

 

図 5 - ファイルから基本仕様へのマッピング

マッピングが完了すると、フィードを実行して、外部データを WebSphere Product Center カタログに取り込めます。

 

図 6 - マッピング仕様

インポートのセットアップ

ここで言うインポートとは、ユーザーが一式の指定された情報を適切にインポートするために様々なシステムで特定のアクションを実行する必要がある場合のことです。通常これには、繰り返し指定しなければならないとても多くのパラメーターが関係します。 WebSphere Product Center の簡単な GUI ウィザードを使用すれば、こうしたアクションを一度指定して保管しておくと、後でまた再利用できます。

WebSphere Product Center でのインポート・フィードのセットアップには、外部データ・ソースのロケーションとタイプの定義、そしてインポート済みデータの検索とカタログへの取り込み方法の指定が関係します。

この情報すべてを WebSphere Product Center に提供すると、フィードに保管され、後にスケジュールに従ってまたは手動で起動することができます。

インポートの実行

集約を作成するのに必要なすべてのステップを完了すると、着信ファイルから指定された情報がカタログに取り込まれます。

インポート・コンソール内のボタンをクリックして手動で実行するか、WebSphere Product Center のスケジューラーを使用して自動的に実行するように、フィードを設定できます。望まれる場合には、正常に行われたプロセスまたは完了しなかったプロセスに関するワークフロー・アラートをフィードに組み込むことができます。

 

図 7 - カタログにデータを取り込むフィードの実行


3 - カタログの編集と強化

WebSphere Product Center のアイテム管理ツールを使用することには、商品情報に関して以下の利点があります。

カタログの変更

商品データを WebSphere Product Center に一元化すると、アイテム管理のタスクが簡単になります。WebSphere Product Center プロダクト・マネージャー・モジュールを使用すると、以下のタスクを実行できます。

データ入力画面

WebSphere Product Center のデータ入力画面を使用すると、コンテンツ・オーサリング・タスクを実行できます。この画面はタブ付ビューによってカスタマイズできます。データ入力画面の設計によって、コンテンツ管理者は 1 つのインターフェースで単一のまたは大量の編集を簡単かつ効率的に管理することができます。

 

図 8 - 「単一編集」画面

 

図 9 - 「複数編集」画面

カタログ差分

コンテンツ変更を監査するためにバージョン管理をインプリメントできます。ユーザーはバージョン間の変更点を表示し、必要に応じて前のカタログ・バージョンにロールバックできます。品質制御のためにユーザーは、追加、削除、変更された、または未変更のカタログ内のアイテムを表示できます。

カタログ・ロールバック

カタログ・ロールバックは、以前のカタログ・バージョンに戻るために使用します。すべてのカタログはバージョン制御を使用して作成されるので、ユーザーは必要に応じて以前のカタログ・バージョンにロールバックできます。カタログに加えられた変更が後に不必要であることが分かったり、偶然に変更してしまった場合に、特にこの機能が役立ちます。

カタログ検索

カタログ検索は、各カタログの左ペインにある検索機能を使用して簡単に行えます。アイテムまたはカテゴリーの検索とその結果は、左ペインに表示されます。さらに詳しい検索を行う場合には、基本選択または拡張選択を作成します。「リッチ検索」画面も利用できます。この画面には、ノードおよび値に基づく詳細検索が提供されています。

 

図 10 - 左ペインでのカタログ検索機能

 

図 11 - リッチ検索


4 - カスタム・カタログの作成

顧客の特定のニーズ (固有アイテムの選択、契約価格、以前の購買アクティビティーに基づく顧客特有の取引管理など) に応えるために、または異なる顧客マーケットをサポートするために、カスタム・カタログを作成できます。WebSphere Product Center を使用すると、情報を複製して別個のカタログを作成する必要がなくなります。

リンク・カタログ

WebSphere Product Center の強力な機能によって、任意の属性を持つ 2 つのカタログ仕様同士をリンクできます。これにより、カタログ間の複数リンクが可能になり、より複雑な関係のモデル化ができます。

各カタログには独自のカスタム・フィールドを保持できますが、カタログのリンク関係に基づいて別のカタログのフィールドを継承することもできます。ですから、複数のカタログ間で共通の情報を利用して、カスタマイズした情報をカスタム・カタログに保管できます。たとえば、あるカタログに保管されている価格設定情報を別のカタログ内の中心となる商品情報にリンクさせることができます。

階層

階層を作成することによって、カタログで使用できる情報構造 (分類区分) を提供できます。つまり、階層はカテゴリー化された構造をカタログに提供します。

WebSphere Product Center では、カタログと階層は 2 つの独立したエンティティーです。つまり、カタログ内のアイテムのカテゴリー化に関連した情報がなくても 1 つ以上のカタログを作成できます。コンテンツは、階層とは別に保管されます。

また、多くの別個のカタログに関連付けた 1 つ以上の階層を作成することも可能です。階層を作成すると、多対多の方式でカタログに階層を関連付けることができます。これは、カタログが複数の階層を使用でき、階層は多くのカタログによって使用される可能性があるということです。

カタログを階層に関連付けることによって、任意の分類区分で情報を表示できます (UNSPSC、UDEX、eCl@ss、カスタム業界標準など)。


5 - カタログの発行

WebSphere Product Center のシンジケート (エクスポート) は、任意の宛先に商品情報を配布または発行するためのメソッドです。

カタログのすべての情報を加工して編集すると、WebSphere Product Center で内部または外部の宛先用にカタログをカスタマイズして作成することができます。カスタム・カタログは、顧客、パートナー、および印刷したカタログ、または会社の Web サイトに自動的に発行できます。

WebSphere Product Center のエクスポート・コンソールを使用して、以下のタスクを実行します。

宛先仕様

WebSphere Product Center でシンジケートを作成すると、宛先ファイルの正確な要件を定義するために宛先仕様が作成されます。ファイル仕様やカタログ仕様と同様、宛先仕様の各ノードに属性を定義できます。

シンジケートの間に、宛先仕様の選択によって、指定された要件を順守したファイルが生成されます。

アイテムのグループ

エクスポート・モジュールを使用すると、カタログ全体からのアイテムのグループの基本または拡張選択を、特定の宛先に送ることができます。

基本選択には、カタログ、カタログ・バージョン、およびシンジケートで使用するカテゴリー・ツリーが含まれます。拡張選択では、カタログからアイテムのグループを選択するためのルールを指定できます。この選択は、最新のカタログ・バージョンにのみ使用して、将来使用するために保管しておきます。

シンジケート・タイプ

シンジケート・タイプを選択すると、ユーザーは WebSphere Product Center でカタログ全体をシンジケートするか、カタログを単に更新するかを選択するオプションを持てます。これによって、カタログ差異のシンジケートが可能になります。

カタログからの宛先仕様へのマップ

カタログからの宛先仕様へのマップは、カタログ内のフィールドを宛先ファイル内のフィールドに経路指定する方法を WebSphere Product Center に指示する点で、ファイルからのカタログへのマップに類似しています。シンジケートが正常に行われるためには、このマッピングが必要です。

配布宛先

カタログをシンジケートすると、承認または検査 (あるいはその両方) の目的で複数の宛先に送ることができます。ユーザーは、シンジケートの配布コンポーネントを使用して、カタログの送信先の宛先を選択できます。カタログは、E メール (E メールの本体) または FTP の形式で送信できます。

アラート

ユーザーが定義した条件に基づいて、複数の人にアラートが起動されるようにcを構成できます。インポートまたはエクスポート・フィードが正常に行われたか、または失敗したことを通知するアラートを作成します。

第 3 章 グラフィカル・インターフェースの概要


ホーム

 

図 12 - WebSphere Product Center ユーザー・インターフェース

WebSphere Product Center にログイン後、ホーム・ページが表示され、左ペイン・アクセス・バー、コラボレーション・コンソール、および WebSphere Product Center の PIM モジュールすべてにアクセスするメニュー・バーが現れます。

左ペイン・アクセス・バーは、ブックマーク、選択、最終アクセス、カタログなどを表示するために構成できます。カタログが追加されると、カタログ・アイテムが表示され、編集できます。このユーザー・インターフェースは、「マイ・セッティング」コンポーネントを使用するとさらにカスタマイズできます。

「ホーム」メニューおよび「サインアウト」

「ホーム」メニューからは、以下の画面を表示できます。

ナビゲーション

WebSphere Product Center 内のナビゲートは、 左側にあるメニューによって、単純で使いやすくなっています。 ドロップダウン・メニューによって、追加で以下の表示を行うことができます。

  • アラート - アラートの状況と数を表示します。
  • ブックマーク - ユーザーは、WebSphere Product Center の領域にブックマークを付けることができます。
  • 最終アクセス - 最後にアクセスしたページが保管されます。
  • 選択 - カタログ選択が保管されます。 
  • 仕様エクスプローラー - 作成されている仕様の検索や表示を行います。
  • カスタム・ツール - すべての WebSphere Product Center アプリケーション (カスタマイズ済みアプリケーション) の一覧を表示します。
  • カタログ - ユーザーが使用できるすべてのカタログを表示します。
  • 組織 - 組織を追加します。
  • 階層 - 左側に別の階層を追加します。

スペースの最大化

左ペインを非表示にして、使用できるワークスペースを増やします。メニュー・バーから、 ウィンドウ > 左ペインの非表示を選択します。

ナビゲーション・マップ

WebSphere Product Center のナビゲーション・マップには、WebSphere Product Center コンポーネントすべての詳細レベルが表示されます。トップレベルのツールバーは 5 つの主要なコンポーネントに分かれています。

 

図 14 - WebSphere Product Center のナビゲーション・マップ

WebSphere Product Center PIM モジュール - 「メニュー」ツールバー

アプリケーションの上部には、アプリケーションの主な機能領域にナビゲートする一連のボタンのあるメニュー・バーがあります。 こうした役割ベースで、モジュール化された設計によって、ユーザーは割り当てられたタスクに関連したモジュール内で作業できます。

 

図 15 - メニュー・バー

ツールバーの一番上のレベルのメニューをクリックしてマウスをドラッグすると、 メニューに関連するコンポーネントすべてが表示されます。これらのドロップダウン・メニューによって、 WebSphere Product Center 内を効率的に移動することができます。

 

図 16 - 動的メニュー

以下のセクションでは、アプリケーションの主要な各機能について説明されています。


プロダクト・マネージャー・モジュール - "情報の管理"

ビジネス・ユーザー向けに設計されているプロダクト・マネージャー・モジュールは、複数ソースおよび対象者からのコンテンツを管理する点での複雑さを軽減します。このモジュールを使用すると、顧客中心のコンテンツを提供することができます。

 

図 17 - 「プロダクト・マネージャー」メニュー選択

プロダクト・マネージャー・モジュールでは、以下の機能が提供されます。

カタログ

カタログの管理を可能にするカタログ・コンソールおよびその他のオプションにアクセスします。 「カタログ」メニュー項目によって、新規カタログの作成、前のカタログへのロールバック、2 つのカタログ間の相違の分析などを行います。

階層

「階層」メニュー項目によって、階層の管理を行います。管理の方法は、 カタログの管理の方法と似ています。階層 (カテゴリーおよび組織階層) を更新します。

選択

カタログ上で基本アイテム選択を作成すると、ユーザー定義のデータ・コレクションが表示されます。 アイテム選択は、将来の使用のためにアイテム選択コンソールに保管され、必要に応じて編集できます。コンテンツを更新する際、保管された選択を使用して、コンテンツのユーザー定義セットに対して一括更新を実行できます。

レポート

プロダクト・マネージャー・モジュール内にある WebSphere Product Center のレポート・コンポーネントは、スクリプト・エンジンを使用してカタログの処理方法を分析するのに役立つレポートを作成します。たとえば、発行済みのすべてのバージョンのカタログ内のカテゴリー化された全アイテムの要約を提供するためにレポートを作成できます。

1 度レポートを作成してから、あるカタログまたは異なる複数のカタログに対して、簡単にそのレポートを実行することができます。レポートは、E メール、FTP、または郵送などの方法で、指定された場所に配送できます。

ルックアップ・テーブル

ルックアップ・テーブルは、WebSphere Product Center で使用可能なコンテンツ管理機能を拡張するために提供されています。このテーブルは、カタログ内で検索や置換機能を実行し、特定のカタログ・フィールドに含まれているデータを検証します。


コラボレーション・マネージャー "入出力の制御"

 

図 18 - 「コラボレーション・マネージャー」メニュー選択

コラボレーション・マネージャーは、以下の機能を提供します。

 

インポート

インポート・コンポーネントは、会社の内部および外部コンテンツ・ソースを WebSphere Product Center アプリケーションに集約します。情報を集約して保管すると、効率的にその情報を管理できます。

  • 複数のファイル形式 (コンマ区切り形式、XML、SQL など)
  • 複数のデータ・プロトコル (FTP、データベースから直接)
  • 複数のデータ・タイプ (アイテム、イメージ、分類区分)
  • プロセス・ルーティングと承認
  • 品質制御アラート

エクスポート

エクスポート・コンポーネントは、任意の形式のエクスポート・ファイルの生成を容易にし、複数の顧客および取引にわたるシンジケートの管理の複雑さを軽減します。以下の機能が提供されています。

コラボレーション・エリア

コラボレーション・エリアを作成し、ワークフローにコラボレーション・エリアを付加します。 コラボレーション・エリアは、階層ワークフローとアイテム・ワークフロー用に作成できます。

キュー

キューは、WebSphere Product Center が作成する、メッセージの受信ポイントおよび送信ポイントとしての機能を果たすものです。 スクリプトは、各キューをサポートします。

文書ストア

文書ストアは、すべての着信および発信ファイルが保管される WebSphere Product Center 内の領域です。これには、集約フィード、スクリプト、レポート、および仕様ファイルが含まれます。監査のため、検索機能が提供されています。

WebSphere Product Center を経由するすべてのファイルがコピーされて、文書ストアに保管されます。ですから、文書ストアはバックアップ・エンジンとして使用できます。

データ・ソース

データ・ソース・ファイルを WebSphere Product Center にインポートする方法を定義した、いくつかのデータ・ソースを作成します。

ルーティング

スケジュールされたアクティビティーごとに通知を受け取るように定義された配布グループを作成します。

生成ファイル

指定された宛先の特定日付範囲に基づいて、生成ファイルすべてを検索して表示します。


データ・モデル・マネージャー - "プロセスの管理"

図 19 - 「データ・モデル・マネージャー」メニュー選択

データ・モデル・マネージャー・モジュールは、以下の機能を提供します。

スケジューラー

スケジューラーでは、WebSphere Product Center 内でスケジュールされているすべてのジョブを管理するための統一されたビューが提供されています。ジョブ・コンソールを使用すると、定義された予定に基づいてジョブを実行し、状況情報でモニターできます。

仕様/マッピング

仕様コンソールを使用すると、ユーザーは、ファイル、基本、ルックアップ、宛先、2 次仕様、およびスクリプトを表示、作成、編集できます。  仕様を作成すると、仕様マッピング・コンソールを使ってそれぞれのソースにマップできます。

属性コレクション

属性コレクションは、関連付けられる属性のグループ、または指定されたコンテキストで同じように動作する属性のグループです。

たとえば、フィーチャーに応じて属性セットを持つ電子製品カタログに、属性のサブセットを作成できます。このセクションでは、複数のフィーチャー・タイプ (テクニカル、マーケティングなど) を持つことが可能です。ですから、属性サブセットは、「テクニカル」属性および「マーケティング」属性に作成できます。

属性のサブセットを使用して、ビュー、タブ、ワークフロー、継承ルール、特権などを作成することができます。サブセットの関連付けは、個々の属性を関連付けるより効率的です。

スクリプト

WebSphere Product Center のスクリプト・エンジンを使用すると、集約、シンジケート、および WebSphere Product Center と情報をやりとりする際にはいつでも、非常に高度なデータ操作が可能になります。このエンジンは標準 Java スクリプトに依存しているため、スクリプトの学習曲線が短くてすみます。

スクリプト・エンジンによって、ビジネス・ルールの標準化データへの適用、フィールドの計算、さらにはカスタム・レポートの実行、ルール・ベースの加工および検証の実行が可能です。

セキュリティー

オブジェクトへのアクセスおよび特権を定義する幾つかの機能。 これには、ユーザー、役割、アクセス・グループの作成、および特権の定義が含まれます。

ユーザーの役割の管理 - 特権は個々のユーザーに対して設定されるのではなく、ユーザーが割り当てられている役割に設定されます。特定の WebSphere Product Center 機能 (つまり、コンテンツ・レビュアー、コンテンツ承認者、カタログ・マネージャー) に許可を伴うカスタマイズされた役割を作成して、ユーザーの特権を制御します。許可を適用するには、ユーザーに役割を割り当てます。

アクセス制御グループ - WebSphere Product Center のアクセス制御グループ (ACG) を使用して、どのユーザーが特定のカタログを表示/編集できるかに関する許可を設定します。アクセス・グループを作成して、役割に割り当てます。その後、責任に応じてユーザーに 1 つ以上の役割を割り当てます。さらに、アイテム (たとえば、特定のカタログ) にアクセス制御グループを割り当てて、オブジェクトに対してセキュリティーを適用することもできます。

アラート

アラート機能は、WebSphere Product Center のメッセージング・システムで不可欠です。アラートを WebSphere Product Center 内の任意のイベント・タイプと結び付け、特定のイベントが生じたことを、指定したユーザーやユーザー・グループに通知することができます。イベントとして、シンジケートの成功や集約の際の問題、さらには新規オーダーで規定の金額を超過したことなどを挙げることができます。WebSphere Product Center は、多種多様なイベントに対応したさまざまなアラートを多数サポートしています。

ステージング・エリア

データのエクスポートを発行するステージング・エリアを作成します。 これにより、宛先へのエクスポートをスケジュールする前に、エクスポートが適切かどうかを検証できます。

ワークフロー

PIM プロセスは、ワークフローの定義に基づいて管理できます。「ワークフロー・コンソール」を使用して、定義の表示画面で表示できる複数のインスタンスを含むワークフロー・プロセスを作成します。

ワークフロー・インスタンスを作成して「ワークフロー・コンソール」内に表示し、状況に基づいて、ワークフロー中の次のステップにエスカレートする前に、承認が必要であることを通知するアラートを送信できます。


システム管理者 "環境の分析"

 

図 20 - 「システム管理者」メニュー選択

このモジュールでは、WebSphere Product Center とデータベースのモニターが実行されます。このモジュールには通常、高い技術と知識を持つユーザーのみアクセスでき、 残りのアプリケーションへのアクセス権を持っていなくてもアクセスできる場合があります。

WebSphere Product Center 環境の管理は、システム管理者モジュールによって簡単に行えます。このモジュールでは、以下の機能が提供されています。

監査

「監査ログの検索」機能を使用すると、WebSphere Product Center が記録できるすべてのイベントを保管しているログの検索が可能になります。ユーザーが実行するすべてのアクティビティーを、定義された時間フレームで表示できます。

データベース管理

データベース管理コンポーネントを使用すると、システム管理者は SQL コマンドを使用してデータベースの照会や変更ができます。

パフォーマンス情報

使用可能な様々なツールを用いて、システムのいろいろな部分や JVM をモニターします。これによって、実行中のプロセスの数、およびシステムの正常性に関する他の情報をモニターできます。ログ・レベルと他のサーバー・データも、ここから制御できます。

プロパティー

このコンポーネントを使用すると、WebSphere Product Center GUI を用いて現行システムのデフォルト構成プロパティーを表示できます。

ログ・ファイル

システム・ログのリストから選択して、選択したログの長さを表示します。システムの問題のトラブルシューティングに役立つエラー・メッセージを探します。

システム状況

種々のサービス (イベント・プロセッサー、キュー・マネージャー、スケジューラー、管理者、およびアプリケーション・サーバー) の状況を長く、または短く表示します。必要に応じて、任意のサービスを停止または中断します。

環境のインポート

現行の会社に会社環境をインポートします。 この機能によって、テスト環境の会社環境を実稼働環境にインポートすることができます。

サイズ分布

BLOB サイズ分布を使用すると、文書ストア内のさまざまなパスの分布サイズを確認できます。 さまざまなディレクトリーに使用されたスペースの分布を分析します。

特記事項

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒106-0032
東京都港区六本木3-2-31
IBM World Trade Asia Corporation
Licensing

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Burlingame Laboratory
Director IBM Burlingame Laboratory
577 Airport Blvd., Suite 800
Burlingame, CA 94010

U.S.A

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

IBM の将来の方向または意向に関する記述については、予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。

プログラミング・インターフェース情報

プログラミング・インターフェース情報が記載されている場合、その情報はプログラムを使用してアプリケーション・ソフトウェアを作成する際に役立ちます。

一般使用プログラミング・インターフェースにより、このプログラム・ツール・サービスを含むアプリケーション・ソフトウェアを書くことができます。

ただし、この情報には、診断、修正、および調整情報が含まれている場合が あります。診断、修正、調整情報は、お客様のアプリケーション・ソフトウェアの デバッグ支援のために提供されています。

警告: 診断、修正、調整情報は、変更される場合がありますので、 プログラミング・インターフェースとしては使用しないでください。

商標

以下は、IBM Corporation の商標です。

IBM
IBM ロゴ
AIX
CrossWorlds
DB2
DB2 Universal Database
Domino
Lotus
Lotus Notes
MQIntegrator
MQSeries
Tivoli
WebSphere

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

MMX、Pentium および ProShare は、Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

他の会社名、製品名、およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。


IBM WebSphere Product Center にはいくつかの「適用除外コンポーネント」(関係する「ライセンス情報」文書の定義に従う) が含まれており、これには以下に挙げる追加の条件が適用されます。このソフトウェアは、「プログラムのご使用条件」の使用条件の下でお客様に使用許諾されており、「適用除外コンポーネント」の条件に従います。IBM には、このソフトウェアに関連して、お客様に以下の通知を行う義務があります。

i.) IBM WebSphere Product Center には、Apache 2.0 ライセンスの使用条件に従って Apache Software Foundation から IBM によって使用許諾された、以下のソフトウェアが含まれています。

- Apache Regular Expression v1.2
- Apache Axis v1.1
- Apache XML4J v3.0.1
- Apache Log4j v1.1.1
- Apache Jakarta Commons DBCP Package v1.1
- Apache Jakarta Commons Pool Package v1.1
- Apache Jakarta Commons Collections Package v3.0

Apache License
Version 2.0, January 2004
http://www.apache.org/licenses/

TERMS AND CONDITIONS FOR USE, REPRODUCTION, AND DISTRIBUTION

1. Definitions.

"License" shall mean the terms and conditions for use, reproduction,
and distribution as defined by Sections 1 through 9 of this document.

"Licensor" shall mean the copyright owner or entity authorized by
the copyright owner that is granting the License.

"Legal Entity" shall mean the union of the acting entity and all
other entities that control, are controlled by, or are under common
control with that entity. For the purposes of this definition,
"control" means (i) the power, direct or indirect, to cause the
direction or management of such entity, whether by contract or
otherwise, or (ii) ownership of fifty percent (50%) or more of the
outstanding shares, or (iii) beneficial ownership of such entity.

"You" (or "Your") shall mean an individual or Legal Entity
exercising permissions granted by this License.

"Source" form shall mean the preferred form for making modifications,
including but not limited to software source code, documentation
source, and configuration files.

"Object" form shall mean any form resulting from mechanical
transformation or translation of a Source form, including but
not limited to compiled object code, generated documentation,
and conversions to other media types.

"Work" shall mean the work of authorship, whether in Source or
Object form, made available under the License, as indicated by a
copyright notice that is included in or attached to the work
(an example is provided in the Appendix below).

"Derivative Works" shall mean any work, whether in Source or Object
form, that is based on (or derived from) the Work and for which the
editorial revisions, annotations, elaborations, or other modifications
represent, as a whole, an original work of authorship. For the purposes
of this License, Derivative Works shall not include works that remain
separable from, or merely link (or bind by name) to the interfaces of,
the Work and Derivative Works thereof.

"Contribution" shall mean any work of authorship, including
the original version of the Work and any modifications or additions
to that Work or Derivative Works thereof, that is intentionally
submitted to Licensor for inclusion in the Work by the copyright owner
or by an individual or Legal Entity authorized to submit on behalf of
the copyright owner. For the purposes of this definition, "submitted"
means any form of electronic, verbal, or written communication sent
to the Licensor or its representatives, including but not limited to
communication on electronic mailing lists, source code control systems,
and issue tracking systems that are managed by, or on behalf of, the
Licensor for the purpose of discussing and improving the Work, but
excluding communication that is conspicuously marked or otherwise
designated in writing by the copyright owner as "Not a Contribution."

"Contributor" shall mean Licensor and any individual or Legal Entity
on behalf of whom a Contribution has been received by Licensor and
subsequently incorporated within the Work.

2. Grant of Copyright License. Subject to the terms and conditions of
this License, each Contributor hereby grants to You a perpetual,
worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable
copyright license to reproduce, prepare Derivative Works of,
publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute the
Work and such Derivative Works in Source or Object form.

3. Grant of Patent License. Subject to the terms and conditions of
this License, each Contributor hereby grants to You a perpetual,
worldwide, non-exclusive, no-charge, royalty-free, irrevocable
(except as stated in this section) patent license to make, have made,
use, offer to sell, sell, import, and otherwise transfer the Work,
where such license applies only to those patent claims licensable
by such Contributor that are necessarily infringed by their
Contribution(s) alone or by combination of their Contribution(s)
with the Work to which such Contribution(s) was submitted. If You
institute patent litigation against any entity (including a
cross-claim or counterclaim in a lawsuit) alleging that the Work
or a Contribution incorporated within the Work constitutes direct
or contributory patent infringement, then any patent licenses
granted to You under this License for that Work shall terminate
as of the date such litigation is filed.

4. Redistribution. You may reproduce and distribute copies of the
Work or Derivative Works thereof in any medium, with or without
modifications, and in Source or Object form, provided that You
meet the following conditions:

(a) You must give any other recipients of the Work or
Derivative Works a copy of this License; and

(b) You must cause any modified files to carry prominent notices
stating that You changed the files; and

(c) You must retain, in the Source form of any Derivative Works
that You distribute, all copyright, patent, trademark, and
attribution notices from the Source form of the Work,
excluding those notices that do not pertain to any part of
the Derivative Works; and

(d) If the Work includes a "NOTICE" text file as part of its
distribution, then any Derivative Works that You distribute must
include a readable copy of the attribution notices contained
within such NOTICE file, excluding those notices that do not
pertain to any part of the Derivative Works, in at least one
of the following places: within a NOTICE text file distributed
as part of the Derivative Works; within the Source form or
documentation, if provided along with the Derivative Works; or,
within a display generated by the Derivative Works, if and
wherever such third-party notices normally appear. The contents
of the NOTICE file are for informational purposes only and
do not modify the License. You may add Your own attribution
notices within Derivative Works that You distribute, alongside
or as an addendum to the NOTICE text from the Work, provided
that such additional attribution notices cannot be construed
as modifying the License.

You may add Your own copyright statement to Your modifications and
may provide additional or different license terms and conditions
for use, reproduction, or distribution of Your modifications, or
for any such Derivative Works as a whole, provided Your use,
reproduction, and distribution of the Work otherwise complies with
the conditions stated in this License.

5. Submission of Contributions. Unless You explicitly state otherwise,
any Contribution intentionally submitted for inclusion in the Work
by You to the Licensor shall be under the terms and conditions of
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Notwithstanding the above, nothing herein shall supersede or modify
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with Licensor regarding such Contributions.

6. Trademarks. This License does not grant permission to use the trade
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7. Disclaimer of Warranty. Unless required by applicable law or
agreed to in writing, Licensor provides the Work (and each
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WITHOUT WARRANTIES OR CONDITIONS OF ANY KIND, either express or
implied, including, without limitation, any warranties or conditions
of TITLE, NON-INFRINGEMENT, MERCHANTABILITY, or FITNESS FOR A
PARTICULAR PURPOSE. You are solely responsible for determining the
appropriateness of using or redistributing the Work and assume any
risks associated with Your exercise of permissions under this License.

8. Limitation of Liability. In no event and under no legal theory,
whether in tort (including negligence), contract, or otherwise,
unless required by applicable law (such as deliberate and grossly
negligent acts) or agreed to in writing, shall any Contributor be
liable to You for damages, including any direct, indirect, special,
incidental, or consequential damages of any character arising as a
result of this License or out of the use or inability to use the
Work (including but not limited to damages for loss of goodwill,
work stoppage, computer failure or malfunction, or any and all
other commercial damages or losses), even if such Contributor
has been advised of the possibility of such damages.

9. Accepting Warranty or Additional Liability. While redistributing
the Work or Derivative Works thereof, You may choose to offer,
and charge a fee for, acceptance of support, warranty, indemnity,
or other liability obligations and/or rights consistent with this
License. However, in accepting such obligations, You may act only
on Your own behalf and on Your sole responsibility, not on behalf
of any other Contributor, and only if You agree to indemnify,
defend, and hold each Contributor harmless for any liability
incurred by, or claims asserted against, such Contributor by reason
of Your accepting any such warranty or additional liability.

END OF TERMS AND CONDITIONS

APPENDIX: How to apply the Apache License to Your work.

To apply the Apache License to Your work, attach the following
boilerplate notice, with the fields enclosed by brackets "[]"
replaced with Your own identifying information. (Don't include
the brackets!) The text should be enclosed in the appropriate
comment syntax for the file format. We also recommend that a
file or class name and description of purpose be included on the
same "printed page" as the copyright notice for easier
identification within third-party archives.

Copyright [yyyy] [name of copyright owner]

Licensed under the Apache License, Version 2.0 (the "License");
You may not use this file except in compliance with the License.
You may obtain a copy of the License at

http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0

Unless required by applicable law or agreed to in writing, software
distributed under the License is distributed on an "AS IS" BASIS,
WITHOUT WARRANTIES OR CONDITIONS OF ANY KIND, either express or implied.
See the License for the specific language governing permissions and
limitations under the License.

ii.) IBM WebSphere Product Center には、以下の使用条件に従って IBM が Scott Hudson、Frank Flannery、および C. Scott Ananian より使用許諾を得た以下のソフトウェアが含まれています。

- Cup Parser Generator v0.10k

CUP Parser Generator Copyright Notice, License, and Disclaimer
Copyright 1996-1999 by Scott Hudson, Frank Flannery, C. Scott Ananian 
Permission to use, copy, modify, and distribute this software and its 
documentation for any purpose and without fee is hereby granted, provided that 
the above copyright notice appear in all copies and that both the copyright 
notice and this permission notice and warranty disclaimer appear in supporting 
documentation, and that the names of the authors or their employers not be 
used in advertising or publicity pertaining to distribution of the software 
without specific, written prior permission. The authors and their employers 
disclaim all warranties with regard to this software, including all implied 
warranties of merchantability and fitness. In no event shall the authors or 
their employers be liable for any special, indirect or consequential damages 
or any damages whatsoever resulting from loss of use, data or profits, whether 
in an action of contract, negligence or other tortious action, arising out of 
or in connection with the use or performance of this software. 

iii.) IBM WebSphere Product Center には、以下の使用条件に従って IBM が Elliot Joel Berk および C. Scott Ananian より使用許諾を得た以下のソフトウェアが含まれています。

- JLex v1.2.6

JLEX COPYRIGHT NOTICE, LICENSE AND DISCLAIMER.
Copyright 1996-2003 by Elliot Joel Berk and C. Scott Ananian 
Permission to use, copy, modify, and distribute this software and its 
documentation for any purpose and without fee is hereby granted, provided that 
the above copyright notice appear in all copies and that both the copyright 
notice and this permission notice and warranty disclaimer appear in supporting 
documentation, and that the name of the authors or their employers not be used 
in advertising or publicity pertaining to distribution of the software without 
specific, written prior permission. The authors and their employers disclaim 
all warranties with regard to this software, including all implied warranties 
of merchantability and fitness. In no event shall the authors or their 
employers be liable for any special, indirect or consequential damages or any 
damages whatsoever resulting from loss of use, data or profits, whether in an 
action of contract, negligence or other tortious action, arising out of or in 
connection with the use or performance of this software. Java is a trademark 
of Sun Microsystems, Inc. References to the Java programming language in 
relation to JLex are not meant to imply that Sun endorses this product. 

iv.) IBM WebSphere Product Center には、以下の使用条件に従って IBM が International Business Machines Corporation およびその他の者より使用許諾を得た以下のソフトウェアが含まれています。

- ICU4J v2.8

ICU License - ICU 1.8.1 and later
COPYRIGHT AND PERMISSION NOTICE

Copyright (c) 1995-2003 International Business Machines Corporation and others
All rights reserved.

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to whom the Software is furnished to do so, provided that the above
copyright notice(s) and this permission notice appear in all copies of
the Software and that both the above copyright notice(s) and this
permission notice appear in supporting documentation.

THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS
OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF
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FROM LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT,
NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION
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