要約 -------- 本資料には、IBM MQ バージョン 7.0.1 とその保守に関する README が収められています。 本書の英語版が最新版です。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 説明 ----------- このファイルの内容: 1. 制限および既知の問題 2. このフィックスパックの取得方法とインストール方法 3. IBM Message Service Client for .NET V2.0.0.13 4. 特記事項および商標 本ファイルの最新版を確認できる Web サイト: https://ibm.biz/mqreadmes 製品ライセンス・ファイルの最新版を確認できる Web サイト: http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006097 このファイルのほかに詳細情報を確認できる IBM MQ Web サイト: http://www.ibm.com/software/integration/wmq/ SupportPac Web ページ: https://ibm.biz/mqsupportpacs 既知の問題と使用可能なフィックスに関する最新の情報を確認できる IBM MQ Web サイトのサポート・ページ: http://www.ibm.com/software/integration/wmq/support/ Web 資料の更新 Web ベースの IBM MQ 資料に関する最新の更新情報を確認できる IBM MQ サイト: http://www.ibm.com/software/integration/wmq/library/ 発表レター WebSphere MQ バージョン 7.0 の発表レター (米国英語) を確認できるサイト: http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=an&subtype=ca&appname=GPA&htmlfid=897/ENUS208-068 (分散プラットフォーム) http://www.ibm.com/common/ssi/cgi-bin/ssialias?infotype=an&subtype=ca&appname=GPA&htmlfid=897/ENUS208-067 (WebSphere MQ for z/OS) 発表レターで確認できる情報の種類: - 詳細な製品説明 (新機能の説明など) - 製品の位置付けに関する説明 - 注文に関する詳細事項 - ハードウェア要件とソフトウェア要件 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 更履歴新 2016 年 8 月 5 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 14 の更新 2016 年 2 月 12 日 - フィックスパック 13 の 非推奨 SSLv3 CipherSpecs の更新 2015 年 7 月 1 日 - フィックスパックによるリファクタリング、およびフィックスパック 13 の更新 2014 年 3 月 14 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 12 の更新 2013 年 8 月 20 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 11 の更新 2012 年 12 月 17 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 10 の更新 2012 年 7 月 6 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 9 の更新 2012 年 1 月 13 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 8 の更新 2011 年 10 月 3 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 7 の更新 2011 年 6 月 3 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 6 の更新 2011 年 2 月 3 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 5 の更新 2010 年 10 月 1 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 4 の更新 2010 年 8 月 12 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 3 の更新 2010 年 1 月 28 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 2 の更新 2009 年 11 月 20 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 1 の更新 2009 年 7 月 16 日 - WebSphere MQ バージョン 7.0.1 の更新 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ セクション 1: 制限および既知の問題 ++ ++ ++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ バージョン 7.0.1 フィックスパック 14 の制限および既知の問題 ============================================================= migmbbrk マイグレーション・ユーティリティーの提供終了 ---------------------------------------- 以前は migmbbrk マイグレーション・ユーティリティーがすべての WebSphere MQ バージョン 7 リリースと共に提供され、パブリッシュ/サブスクライブの構成データを WebSphere Event Broker バージョン 6.0、または WebSphere Message Broker バージョン 6.0/6.1 から WebSphere MQ バージョン 7 に移行するために使用されました。 この操作を容易にするために、追加のソフトウェア・コンポーネントが製品と共に 提供されていました。 適用可能な WebSphere Event Broker と WebSphere Message Broker リリースの サポートが終了したので、migmbbrk ユーティリティーとその従属物は、 MQ 製品のインストールの一部として提供されることがなくなりました。 互換性を保つために、同じ名前のプレースホルダー・ファイルが代わりに出荷され、 ディスク上のインストール・レイアウトが維持されています。 migmbbrk ユーティリティーのスタンドアロン版は、 IBM サポート・サイトで入手可能になる予定です。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 13 の制限および既知の問題 ============================================================= 脆弱 CipherSpecs のサポートの非推奨 --------------------------------------------- WebSphere MQ バージョン 7.0.1 フィックスパック 13 では、キュー・マネージャーに 関連付けられたチャネル定義で、SSLv3 プロトコルおよび以下の CipherSpecs の使用が 非推奨になりました。 AES_SHA_US (SSLV3 のみ) RC4_SHA_US RC4_MD5_US TRIPLE_DES_SHA_US DES_SHA_EXPORT1024 RC4_56_SHA_EXPORT1024 RC4_MD5_EXPORT RC2_MD5_EXPORT DES_SHA_EXPORT TLS_RSA_WITH_DES_CBC_SHA (SSLV3 を除く) NULL_SHA NULL_MD5 FIPS_WITH_DES_CBC_SHA FIPS_WITH_3DES_EDE_CBC_SHA TLS_RSA_WITH_NULL_SHA256 (SSLV3 を除く) これらの CipherSpecs のいずれかを使用したり構成したりしようとすると、 キュー・マネージャーのエラー・ログに、AMQ8242、AMQ9616、AMQ9635 のメッセージが 1 つ以上が入ります。 上記リストにある SSLv3 CipherSpecs (つまり、「SSLV3 を除く」と記された 2 つ以外の いずれかの CipherSpecs) の使用を続けるには、キュー・マネージャーの開始に使用された 環境で、環境変数 AMQ_SSL_V3_ENABLE を値「TRUE」に設定します。別の方法として、 次の項目をキュー・マネージャーの qm.ini ファイルの SSL スタンザに追加します。 AllowSSLV3=Y 環境変数を設定すると、その設定で、qm.ini ファイルに指定されたどの値も オーバーライドされます。 「SSLV3 のみ」と記されたものを除いて、上記リストにあるいずれかの CipherSpecs の 使用を続けるには、キュー・マネージャーの開始に使用された環境で、 環境変数 AMQ_SSL_WEAK_CIPHER_ENABLE を「Yes」に設定するかエクスポートします。 別の方法として、次の項目をキュー・マネージャーの qm.ini ファイルの SSL スタンザに 追加します。 AllowWeakCipherSpec=Yes 環境変数を設定すると、その設定で、qm.ini ファイルに指定されたどの値も オーバーライドされます。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 12 の制限および既知の問題 ============================================================= このフィックスパックには、注意が必要な新規の制限および問題は含まれていません。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 11 の制限および既知の問題 ============================================================= WebSphere MQ 7.0.1 iSeries 基本コードに同梱されている EGA.readme.mbr ファイルの 「概要」セクションには、ダウンロード・サイトから入手可能な「スタートアップ・ガイド」に 関する古い記述が記載されています。 -------------------------------------------------------------------------- 「概要 これらの説明は、IBM からダウンロードしたインストール・イメージから WebSphere MQ for i5/OS バージョン 7.0.1 をインストールする場合にあてはまります。 このリリースの「WebSphere MQ for i5/OS スタートアップ・ガイド」の資料と一緒に 使用してください。「スタートアップ・ガイド」のバージョンは、ダウンロード・サイトから入手可能で、 『WebSphere MQ V7.0 Install Doc』と記述されています。」 パスポート・アドバンテージのサイトでは、この文書はもう使用できません。 この情報は、WebSphere MQ バージョン 7 インフォメーション・センターの 「i5/OS スタートアップ・ガイド」セクションで、オンラインで使用可能になっています。 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqwac.doc/iq10120_.htm バージョン 7.0.1 フィックスパック 10 の制限および既知の問題 ============================================================= WebSphere MQ エクスプローラー - 英語以外の環境での英語メッセージ ---------------------­---------------------­---------------------­---- 英語以外の環境にフィックスパック 10 をインストールした場合に、 WebSphere MQ エクスプローラーのメッセージの一部が英語で表示され、最新の翻訳が表示されないことがあります。 原因は Eclipse のバグ 201489 です。 https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=201489 この問題に対する Eclipse のフィックスをインストールするには、まず WebSphere MQ エクスプローラーを Eclipse Workbench モードで実行する必要があります。 Eclipse Workbench モードを選択するには、Eclipse Workbench で、 「ウィンドウ」>「設定」>「WebSphere MQ エクスプローラー」とクリックします。 この変更を有効にするために、WebSphere MQ エクスプローラーを再始動します。 Linux プラットフォームでは、更新を表示してインストールするために、 WebSphere MQ エクスプローラーを root として実行する必要があります。 「ヘルプ」>「ソフトウェア更新」をクリックして、更新マネージャーを起動します。 使用可能な更新の中から「RCP パッチ (バグ: 201489)」を選択し、画面の指示に従って フィックスをインストールします。 WebSphere MQ エクスプローラーをスタンドアロン・モードに戻す必要がある場合は、WebSphere MQ エクスプローラーの「設定」ページから該当するオプションを選択してください。 z/OS での WebSphere Application Server のサポート ------------------------------------------------- z/OS または z/OS の WebSphere Application Server 環境にフィックスパック 10 をデプロイする前に、使用している WebSphere Application Server のバージョンに 該当する以下の技術情報をお読みください。 バージョン リンク ---------- ------------------------------------------------------------- 7.0 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/prodconn_1.0.0/com.ibm.scenarios.wmqwasusing.doc/topics/swg21316899.htm 8.0 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/prodconn_1.0.0/com.ibm.scenarios.wmqwasusing.doc/topics/swg21498708.htm 8.5 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/prodconn_1.0.0/com.ibm.scenarios.wmqwasusing.doc/topics/swg21498708_85.htm APAR IV31952 ------------ APAR IV31952 のフィックスでは、RESET CHANNEL コマンドの実行時に WebSphere MQ が チャネル・オブジェクトに対して行う権限検査が変更されました。このフィックスを適用すると、 変更後の動作を使用できます。また、一部の権限の変更が必要になる場合があります。 ご使用のシステムが影響を受けるのは、mqm ユーザー以外のユーザーに解決される MCAUSER ユーザー ID を使用してチャネルを実行する場合だけです。Reset Channel コマンドは、 WebSphere MQ コードの内部で実行可能です。このため、Reset Channel コマンドを手動で実行 していない場合でも、システムが影響を受ける可能性があります。 チャネルの MCAUSER ユーザー ID に少なくともチャネル・オブジェクトに対する +DSP 権限と +CTRLX 権限の両方があることを確認し、このユーザー ID で Reset Channel コマンドを実行できるようにしてください。IV31952 のフィックスより前は、 チャネル処理の実行のために以前に付与した可能性のある +ALTUSR 権限がユーザー ID に あることを WebSphere MQ で検査していました。 WebSphere MQ フィックスパック 7.0.1.10 以降のフィックスパックを適用後、 Reset Channel コマンドではチャネル・オブジェクトに対する MCAUSER の +ALTUSR 権限は 不要になるため、この権限を削除できます。また、MCAUSER ユーザー ID にチャネル・ オブジェクトに対する +DSP 権限と +CTRLX 権限があることを確認する必要があります。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 8 および 9 の制限および既知の問題 =================================================================== このフィックスパックには、注意が必要な新規の制限および問題は含まれていません。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 7 の制限および既知の問題 ============================================================ v7.1 のインストールが存在する場合の HP-UX での V7.0.1 フィックスパックのインストール --------------------------------------------------------------------- HP-UX では、WeSphere MQ V7.1 インストールも存在するマシンで 7.0.1 フィックスパック 6 から 7.0.1 フィックスパック 7 にアップグレードしようとすると、フィックスパックの インストール・ログに以下のエラーが何度も記録されることがあります。ただし、これにより、フィックスパックの正常なインストールが 妨げられることはありません。 rm: MQSERIES.MQM-RUNTIME: non-existent ERROR: You have specified more than one fileset selection. You must specify only a single fileset when performing file or control file modifications. v7.1 キュー・マネージャーが稼働中の場合の Linux からの V7.0.1 フィックスパックの除去 --------------------------------------------------------------------------- Linux では (アーキテクチャーを問わず)、v7.0.1 フィックスパックを除去しようとしたときに、 以下の両方の条件が真の場合、除去が一部失敗する場合があります。 - 除去している V701 フィックスパックが、インストールされているバージョンの V7.0.1 の ままで、フィックスパック 6 よりも前のバージョンである。 - この時点で、システムで v7.1 キュー・マネージャーが稼働している。 「rpm」コマンドから出力されるエラー・メッセージは以下のとおりです。 ERROR: WebSphere MQ shared resources for this installation are still in use. Please ensure no WebSphere MQ processes are running before removing this maintenance package error: %preun(MQSeriesJRE-U844092-7.0.1-7.s390x) scriptlet failed, exit status 1 例えば、インストールを以下の順序で行ったシステムでこの事象が発生します。 (1) WebSphere MQ V7.0.1、フィックスパック 3 のフレッシュ・インストールをインストールする (2) WebSphere MQ V7.0.1、フィックスパック 7 をインストールする (3) WebSphere MQ V7.1.0.0 をインストールする (4) V7.1 キュー・マネージャーを作成して開始する (5) WebSphere MQ V7.0.1.7 フィックスパックをアンインストールする この問題を回避するには、以下のいずれかのアクションを実行します。 (a) フィックスパックを除去する前に、システム上のすべてのキュー・マネージャーを停止状態にする (b) フィックスパックのアンインストールで、最後に除去するパッケージを 「MQSeriesRuntime」rpm パッケージにする rpm 構文は rpm のバージョンにより異なります。ご使用のシステムでの rpm 構文を判別するために、 オペレーティング・システム・ベンダーに問い合わせが必要な場合もあります。 rpm バージョン 4.4.2.3 を使用する Red Hat Enterprise Linux Server 5.7 では、 除去する順序はコマンド行に示される順序と逆になります。そのため、 除去リストの初めに「MQSeriesRuntime」を指定すると、フィックスパックを除去できます。 例えば、Red Hat Enterprise Linux Server 5.7 で、V7.1.0.0 キュー・マネージャーの実行中に V7.0.1 フィックスパック 7 のインスタンスを正常に除去するには、以下のコマンド構文を使用します。 rpm -e MQSeriesRuntime-U844091-7.0.1-7 MQSeriesConfig-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_es-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_ru-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMan-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_ko-U844091-7.0.1-7 MQSeriesServer-U844091-7.0.1-7 MQSeriesJava-U844091-7.0.1- MQSeriesMsg_cs-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_hu-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_pl-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_Zh_TW-U844091-7.0.1-7 MQSeriesTXClient-U844091-7.0.1-7 MQSeriesClient-U844091-7.0.1-7 MQSeriesJRE-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_de-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_it-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_pt-U844091-7.0.1-7 MQSeriesSamples-U844091-7.0.1-7 MQSeriesKeyMan-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_ja-U844091-7.0.1-7 MQSeriesSDK-U844091-7.0.1-7 MQSeriesFTA-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_fr-U844091-7.0.1-7 MQSeriesMsg_Zh_CN-U844091-7.0.1-7 この問題が見つかった場合、以下の手順を実行して V7.0.1 フィックスパックの除去を完了 してください。 1. システム上の WebSphere MQ キュー・マネージャーをすべて停止します。 2. 最初に除去しようとしたときに除去されなかったフィックスパックに関連付けられた 残りの rpm パッケージを除去します。 キュー・マネージャー・オブジェクトの DEFXMITQ 属性の変更 --------------------------------------------------------- フィックスパック 7 では、キュー・マネージャー・オブジェクトの DEFXMITQ 属性に 値「SYSTEM.CLUSTER.TRANSMIT.QUEUE」を設定することを禁止する追加のチェックが導入されました。 キュー・マネージャー・オブジェクトの DEFXMITQ 属性に値「SYSTEM.CLUSTER.TRANSMIT.QUEUE」 を設定しようとした場合のエラーについて説明する新しい理由コード 「MQRCCF_DEF_XMIT_Q_CLUS_ERROR」(番号 3269) が作成されました。 さらに、DEFXMITQ が以前に誤って SYSTEM.CLUSTER.TRANSMIT.QUEUE に設定されていた場合の 問題を回避するために、MQOPEN 呼び出しまたは MQPUT1 呼び出しでこの誤った方法が使用されないように するための新しい妥当性検査が追加されました。エラー時の理由コードは、 「MQRC_DEF_XMIT_Q_USAGE_ERROR」(番号 2199) です。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 6 の制限および既知の問題 ============================================================ MQPMO_SYNCPOINT が指定された MQPUT1 API をクライアント・アプリケーションで使用する 場合のデフォルト動作の変更 -------------------------------------------------------------------------- フィックスパック 6 では、MQPMO_SYNCPOINT が指定された MQPUT1 のデフォルト動作で、 メッセージを同期的にプットするように変更されました。これは、MQPUT1 呼び出しの間に MQMD および MQOD の各出力フィールドに値がロードされるようにするための処理です。 デフォルト動作は、「チャネル」スタンザのクライアント構成ファイル属性 Put1AsyncPut を設定することにより変更できます。 Put1AsyncPut の有効な値は以下のとおりです。 (a) no : 常に同期的にプットする。これはデフォルトです。 (b) yes : 常に非同期でプットする。 (c) syncpoint : MQPMO_SYNCPOINT が設定されている場合は非同期でプットする。 それ以外は同期的にプットする。 新しい属性 Put1AsyncPut は Put1DefaultAlwaysSync の代替ではありません。 デフォルトをフィックスパック 6 より前のデフォルトに戻す必要がある場合は、 クライアント構成ファイル属性 Put1AsyncPut を「syncpoint」に設定してください。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 5 の制限および既知の問題 ============================================================ HP-UX 11i V3 (Itanium ハードウェア) 上で実行される WebSphere MQ の処理改善 ---------------------------------------------------------------------------- この項目はシステムのホスト名が 8 文字より長い HP-UX 11i V3 (Itanium ハードウェア) のユーザーにのみ関係します。 フィックスパック 5 以前は、WebSphere MQ はシステム呼び出し uname() を使用してホスト名を 取得していました。HP-UX 11i V3 (Itanium ハードウェア) 上では、uname() 呼び出し はホスト名が 8 文字より長い場合、失敗する可能性があります。 インストール処理中および通常のキュー・マネージャー処理中に失敗した uname() 呼び出しにより、WebSphere MQ のコードが正常に実行されなく なる可能性がありました。ホスト名を含む /var/mqm の下のディレクトリーが 正しく作成されず、ホスト名の代わりに "Unknown" という名前になります。 APAR IZ87770 は gethostname() システム呼び出しを使用することにより、 この問題を解決します。フィックスパック 5 またはそれ以降のフィックスパックをインストールした後、間違った名前 "Unknown" を 持つディレクトリーを手作業で削除してください。 特に、以下のロケーションに "Unknown" という名前のディレクトリーがあります。 - /var/mqm/ipc - /var/mqm/sockets - /var/mqm/qmgrs//@app - /var/mqm/qmgrs//@qmgr それ以外のディレクトリーを削除しないでください。たとえば、メッセージ・データを 保持する /var/mqm/qmgrs//queues 以下のディレクトリーです。 この APAR について詳しくは、以下を参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg1IZ87770 トリガー・モニターがトリガーされたアプリケーションに情報を送信する方法の改善 ----------------------------------------------------------------- APAR IC72003 は、トリガー・モニターがトリガーされたアプリケーションに情報を 送信する方法を改善します。 パーセント文字およびドル文字は、二重引用符 (Windows) または バックスラッシュ (UNIX) によりエスケープされるようになりました。 この変更により、オペレーティング・システムによる環境変数の拡張が、 トリガーされたアプリケーションへのパラメーターとして渡される MQTMC2 構造体の中にあるデータについて、抑制されるようになります。 たとえば、プロセスの APPLICID フィールドが "java cp %CLASSPATH% TriggerApp" と定義された場合、MQTMC2 を構築するとき、 Windows 上で "java cp "%"CLASSPATH"%" TriggerApp" に変更されます。 この例では、アプリケーションは入力パラメーターとして "java cp %CLASSPATH% TriggerApp" を受け取ります。フィックスパック 5 以降では、アプリケーションは MQTMC2 構造体の中にある環境変数の拡張バージョンを受け取らなくなります。 その内容が重要な場合、環境変数を拡張するための代替手段を使用する必要が あります。 WebSphere MQ v7.0 classes for JMS での MQGMO_CONVERT の使用法の変更 -------------------------------------------------------------------------- APAR IC72897 は、WebSphere MQ V7.0 classes for JMS がキュー・マネージャーから メッセージを要求する方法を変更します。 フィックスパック 5 より前は、WebSphere MQ V7.0 classes for JMS は WebSphere MQ API オプション MQGMO_CONVERT を使用してキュー・マネージャーからメッセージを 要求していました。このオプションは、キュー・マネージャーが受信側 JMS アプリケーションにメッセージを送信する前に、メッセージ・データの変換を 実施するよう要求します。 WebSphere MQ V6.0 classes for JMS はこのオプションを使用していませんでした。 JMS クライアントの動作におけるこの変更は、V6.0 から V7.0 に移行する時、JMS アプリケーションに影響する可能性があります。 この APAR に付随するコード変更により、V7.0 クラスのデフォルト・アクションが V6.0 の動作に戻ります。フィックスパック 5 以降をインストール すると、WebSphere MQ V7.0 classes for JMS アプリケーションは MQGMO_CONVERT を使用しなくなります。したがって、メッセージが要求された時、 キュー・マネージャーがメッセージ・データの変換を行わなくなります。 この APAR の一部として新しいプロパティーが追加され、 キュー・マネージャーによるデータ変換を要求するかどうかを アプリケーションが選択することができるようになりました。これらの プロパティーは、com.ibm.mq.jms.MQDestination クラスの setter メソッド を使用してプログラムで構成することも、宛先用の JNDI ネーム・スペースで プロパティー・セットを使用して管理的に設定することも、またはプロパティー 「com.ibm.msg.client.wmq.receiveConversionCCSID」を使用して JVM 内の システム範囲の環境変数として設定することもできます。 新しいプロパティーの使用法、このフィックスパック以前の V7.0 クラスの動作を 維持するために使用する設定など、この APAR について詳しくは、以下を参照して ください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21459994 バージョン 7.0.1 フィックスパック 4 の制限および既知の問題 ============================================================ DISPLAY QSTATUS 用の UNCOM 出力フィールドの動作 ------------------------------------------------------ APAR IZ76189 では、runmqsc のインフォメーション・センター・ページの説明に UNCOM の 動作が合うように、runmqsc の DISPLAY QSTATUS コマンドの動作が変更されています。 runmqsc のインターフェースは、単に YES または NO ではなく、 コミットされていないメッセージの番号を表示するようになりました。 フィルター内で UNCOM を使用できるようになりました: 例えば、WHERE(UNCOM LT 10)。 runmqsc に対する DISPLAY QSTATUS を含むスクリプトは、この値が YES または NO で あることを前提にしている場合、変更する必要があるかもしれません。 JMS 用 WebSphere MQ V7 クラス内のデッド・レターの取り扱いの改善 ------------------------------------------------------------------------------ APAR IZ78515 では、JMS 用 WebSphere MQ V7 クラス内のデッド・レターを取り扱う際の デフォルト動作が変更されました。 フィックスパック 4 以前は、Java Message Service (JMS) 用の WebSphere MQ V7 クラスを使用する際、名前付きバックアウト・キューに送信できなかった 有害メッセージは、タイプ JMSBytesMessage に変換されてからキュー・マネージャーの デッド・レター・キュー (例えば SYSTEM.DEAD.LETTER.QUEUE) に 送信されていました。 この動作は、WebSphere MQ V6 から変更されていました。V6 では、JMS クラスは メッセージを元のフォーマットでデッド・レター・キューに入れており、 タイプ JMSBytesMessage に変換していませんでした。 APAR IZ78515 では動作が変更され、有害メッセージはデッド・レター・キューに変換 されずに入れられるようになりました。この動作は、この機能の正しい動作であり、 WebSphere MQ v6 と一致しています。 WebSphere MQ Explorer の新情報: 英語以外のテキストが欠落。 ------------------------------------------------------------------- 最新のテキストの一部 (フィックスパック 4 で追加された) が WebSphere MQ Explorer の 英語以外のバージョンで欠落しています。 (a) MQ Explorer の認証機能に新しいパネルが加わり、 「役割ベースの権限追加」が可能となりました。この画面には 2 つの 「詳細情報」リンクがあります。フィックスパック 4 では、2 つのリンクのうち下のリンクが、 MQ Explorer の英語版を実行していない場合は情報が表示されません。 (b) 最近導入された SSL/TLS 機能の多数の項目が、フィックスパック 4 の MQ Explorer に追加されました。これらの項目はチャネルおよびキュー・ マネージャーの構成に関連します。特に、以下が可能となります。 - MQ Explorer からの SHA-2 CipherSpecs の構成 - OCSP 使用のための HTTP プロキシー・サーバーの指定 - ユーザー数が少ない場合に便利な、証明書の検査方法における 構成可能な変更 MQ Explorer を英語版で実行している場合、これらのパネルは新しい SSL/TLS の値を反映して更新されています。他の言語では、これらの新しい情報の 一部が表示されません。ただし、メイン・パネルは正しく翻訳されています。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 3 の制限および既知の問題 ============================================================ JMS を使用してフィックスパック 2 サーバーに接続するフィックスパック 3 以降のクライアント ----------------------------------------------------------------------- Java Message Service (JMS) 用の WebSphere MQ クラスを使用しているインストール済み 環境でフィックスパック 3 以降にアップグレードする場合は、以下の情報をお読みください。 フィックスパック 3 以降、Java Message Service (JMS) 用の WebSphere MQ クラスを使用して フィックスパック 2 キュー・マネージャーに接続する際に、SVRCONN チャネル・インスタンスの 停止で問題が起きることがあります。 例えば、次のように入力するとします: STOP CHANNEL(MY.SVRCONN.CHANNEL) Java アプリケーションで使用されているチャネルを停止すると、チャネル状況が STOPPING 状態のままになってしまう可能性があります。チャネルを再開すると、 チャネル状況は STARTED に移行しもう 1 つチャネル・インスタンスが作成されます。 この問題は APAR IZ77323 で解決され、フィックスパック 3 で修正されました。 したがって、クライアントが JMS を使用する場合、WebSphere MQ のサーバー・ インストール済み環境をフィックスパック 3 以降にアップグレードしてから、 そのサーバーに接続するクライアントをアップグレードする必要があります。 エクスプローラーのセキュリティー・テストで新たに検出された追加のエラー事例 ----------------------------------------------------------- フィックスパック 3 以降をインストールした後でエクスプローラーの「デフォルト・テスト」 を実行すると、以前の結果にはエラーがなかったのに、「テスト結果」にエラー・メッセージが 報告されることがあります。これは、「デフォルト・テスト」 が、以前はテストしていなかった構成内容をテストするようになった ためです。 最も一般的なエラーは、インバウンド・システムとデフォルト・チャネル (名前の先頭が「SYSTEM」であるもの) において、好ましくないアクセスに対する 保護が適切になされていないことが原因で発生します。 新しいエラーの別の一般的な理由は、SSL/TLS システム・ファイルが、 不必要に高位のアクセスを許可していることです。システムを再構成し、 「テスト結果」のエラーを取り除くとともに、適切なら「テスト結果」の警告も 取り除くことができます。「テスト結果」に関連する「追加情報」に、そのための アドバイスが示されます。 クライアントとキュー・マネージャー双方の鍵と証明書を保持するために、同一の SSL/TLS システム・ファイルを 使用したい場合があるかもしれません。しかし、これは非セキュアな構成であり、 お勧めしません。一般的に言って、このような構成に必要な アクセス制御/許可は、新しい SSL/TLS システム・ファイルのテストと 両立しません。クライアントとキュー・マネージャーの間で SSL/TLS システム・ファイルの共有を続けながらも、エクスプローラーの 「テスト結果」からエラーをなくしたい場合は、エクスプローラーの 「カスタム・テスト構成の実行...」機能を使用して、独自に一連の 標準テストを構成できます。 バージョン 7.0.1 フィックスパック 1 および 2 の制限および既知の問題 =================================================================== このフィックスパックには、注意が必要な新規の制限および問題は含まれていません。 バージョン 7.0.1.0 の制限および既知の問題 ================================================== Windows の MQ フィックスパックのインストールで 64 ビット GSKit 7 が更新されない -------------------------------------------------------------- インストール・コードの既知の制約により、Windows では WebSphere MQ フィックスパックを インストールしても、GSKit 7 の 64 ビット版はアップグレードされません。 これは、Windows で SSL/TLS 接続を使用する 64 ビット MQ クライアント・ アプリケーションが最新の GSKit フィックス・レベルで実行されていないことを示します。 しかし、32 ビット GSKit 7 インストールは、フィックスパックをインストールすると アップグレードされます。つまり、キュー・マネージャー、サーバー・サイド・チャネル、 および 32 ビット SSL/TLS クライアント・アプリケーションは、WebSphere MQ のメンテナンスが 適用されると新しい GSKit フィックス・レベルを使用できるということです。 Java クライアントおよび JMS クライアントは SSL/TLS 機能で GSKit を使用しないため、この問題の 影響は受けません。 マルチインスタンス・キュー・マネージャーの保守に関する情報 ----------------------------------------------------------------- マルチインスタンス・キュー・マネージャーの使用中にフィックスパックを適用するための指針は、 以下のサイトで確認できます。 http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqaac.doc/cr00060_.htm 原則として、マルチインスタンス・キュー・マネージャーでは、7.0.x.y と 7.0.a.b が 混在した状態で複数のインスタンスを実行できます。その例外を以下に示します。 そのような例外を除けば、アクティブ・インスタンスよりも新しいフィックスパック や古いフィックスパックのレベルでスタンバイ・インスタンスをインストールできる、というのが 一般的な規則です。したがって、保守のアップグレードやロールバックを最小の ダウン時間で実行することが可能になります。 例外を以下のリストにまとめます。 Windows: 7.0.1.0 と 7.0.1.0 以降を組み合わせて使用することはできません。 i5/OS: 7.0.1.0 では、マルチインスタンス・キュー・マネージャーがサポート されていないので、7.0.1.0 をスタンバイ・インスタンスまたはアクティブ・インスタンス として使用することはできません。 以前の WebSphere MQ バージョン 7.0.1 がインストールされているエクスプローラーの起動 ----------------------------------------------------------------------------- 以前の WebSphere MQ バージョン 7.0.1 (ベータ版など) がインストールされている場合は、 WebSphere MQ エクスプローラーを起動するときに問題が発生する可能性があります。Eclipse を開始することはできても、WebSphere MQ のパースペクティブを正しく開く ことができない場合は、以下の操作を実行してください。 1. エクスプローラーで「ウィンドウ」メニューをクリックして、「再始動」パースペクティブを選択します。 2. 上記の手順で問題が修正されない場合は、以下のようにします。 a. エクスプローラーを閉じます。 b. コマンド行でコマンド strmqcfg -i を実行します。 c. 再度エクスプローラーを開始します。 3. 上記の手順で問題が修正されない場合は、以下のようにします。 a. エクスプローラーを閉じます。 b. 実行中の Eclipse プロセスがないことを確認します。 c. (注: 以下のアクションによって、リモート・キュー・マネージャー定義および カスタム・スキームやフィルターといったエクスプローラー・データが削除されますので、 保持しておきたいデータはバックアップを行ってください。) 以下のフォルダーを削除します。 Windows の場合: C:\Documents and Settings\\Application Data\IBM\MQ Explorer C:\Documents and Settings\\.eclipse Linux の場合: /home//.mqdata /home//.eclipse d. コマンド行でコマンド strmqcfg -i を実行します。 e. 再度エクスプローラーを開始します。 Windows Vista 日本語版での WebSphere MQ のサポート ---------------------------------------------------------- WebSphere MQ は、日本語の標準規格 JIS X 0213:2004 をサポートしていません。 Windows Vista の日本語版は、JIS X 0213:2004 の文字を正式にサポートしています。 JIS X 0213:2004 の文字には、Unicode CJK Ideographs Extension-B の文字 (UTF-16 のサロゲート・ペア (4 バイト) の文字) が含まれています。 WAS CE で使用する JCA のインストール検査テスト・プログラム ---------------------------------------------------------- WebSphere Application Server Community Edition (WAS CE) で JCA IVT を実行するには、 RAR ファイルをデプロイするときに、「qcf」という名前の接続ファクトリーと「jmstestQ」 というメッセージ宛先名のキューが geronimo-rar.xml で定義されている必要があります。 wmq.jmsra.ivt.ear ファイルをバージョン 2.0.1 以降の WAS CE でデプロイするには、 EAR ファイルに含まれている以下の xml ファイルを次のように更新する必要があります。 geronimo-application.xml xmlns:nam="[http://geronimo.apache.org/xml/ns/naming-1.2]"> openejb-jar.xml トピックのクラスター化 -------------------- トピックのクラスター化は、原則としてサポートされていますが、 SYSTEM.BASE.TOPIC または SYSTEM.DEFAULT.TOPIC のクラスター化は 実行しないでください。それらのトピックの CLUSTER パラメーターは、 ブランクにしておく必要があります。 オーバーラップするクラスターに含まれているトピック ------------------------------ 2 つ以上のトピックを定義し、一方のトピックのストリングを他方のトピックのストリングの 修飾バージョンにした場合 (例えば、SPORTS と SPORTS/FOOTBALL を定義した場合) に、 それぞれのトピックを別々のオーバーラップするクラスターに配置すると、想定外の 受信側キュー・マネージャーにパブリケーションが送信されることがあります。例えば、 以下のような状況があるとします。 - キュー・マネージャー qmAB はクラスター ClusterA と ClusterB の両方に含まれています。 - SPORTS は ClusterA のクラスター・トピックです。 - SPORTS/FOOTBALL は ClusterB のクラスター・トピックです。 この場合は、ClusterA だけに存在するキュー・マネージャーに登録されている SPORTS/FOOTBALL の サブスクライバーも、キュー・マネージャー qmAB からパブリケーションを受け取ることになります。 さらに、クラスター・トピックとローカル・トピックが同じ名前を共有している場合も、想定外の パブリケーションを受け取ることがあります。例えば、以下のような状況があるとします。 - SPORTS は ClusterA のクラスター・トピックです。 - ClusterA のキュー・マネージャー qmC では、クラスターのないトピック SPORTS が定義されています。 この場合は、ClusterA のキュー・マネージャーに登録されている SPORTS のサブスクライバーが qmC の ローカル・トピックのパブリケーションを受け取ることになります。 Linux で Firefox を使用しているときの MQ エクスプローラーの障害 ---------------------------------------- ヘルプ・センターを起動しようとしたときに、WebSphere MQ エクスプローラーで 障害が発生し、「JVM が終了しました」というメッセージが表示されることがあります。 一部の Linux ディストリビューションでは、デフォルトのブラウザー が Firefox になっている場合に、Eclipse 内部で Standard Widget Toolkit (SWT) ブラウザーを実行すると問題が発生します。これは既知の問題です。この問題を 回避するには、MOZILLA_FIVE_HOME 環境変数の値を Firefox のインストール先の フォルダーに設定します。例えば、Firefox のインストール先が /usr/lib/firefox-3.0.10 であれば、使用しているシェルに応じて以下のいずれかの コマンドを使用します。 export MOZILLA_FIVE_HOME=/usr/lib/firefox-3.0.10 または setenv MOZILLA_FIVE_HOME /usr/lib/firefox-3.0.10 (この要件は、Eclipse Web サイトの SWT FAQ セクション http://www.eclipse.org/swt/faq.php#browserlinux で取り上げられています。) Linux ではファイル転送アプリケーションのヘルプ・システムが自動的に有効にならない -------------------------------------------------------------------------- GUI のヘルプが使用できない場合、ファイル転送アプリケーションを開始すると、 エラーが表示されます。HTML のヘルプ・ファイルは、 /opt/mqm/eclipse/fta-help/plugins/com.ibm.mq.fta.doc_7.0.1.0/doc.zip にあります。 IBMi はマルチインスタンス・キュー・マネージャーに対応していない -------------------------------------------------------- マルチインスタンス・キュー・マネージャーは、WebSphere MQ バージョン 7.0.1 で 導入されました。IBM Knowledge Center では、z/OS 以外のすべての プラットフォームでマルチインスタンス・キュー・マネージャー使用できると書かれて います。しかし実際には、IBMi (旧称 i5/OS) でも使用できません。 「Java メッセージングと Web サービス」コンポーネントに XMS が組み込まれた ------------------------------------------------------------ Windows では、以前に「Java メッセージングと Web サービス」という名称 だったコンポーネントが「Java および .NET メッセージングと Web サービス」 という名称に変更されました。この変更の一環として、 Message Service Client for .NET (別名 XMS) の使用を可能にするための追加の ファイルがこのコンポーネントと一緒にインストールされるようになりました。 Java のみのインストール・システムをアップグレードする場合は、 Message Service Client for .NET もアップグレードすることになります。 XMS メッセージングの詳細については、IBM Knowledge Center を参照してください。 パブリッシュ/サブスクライブに関する権限の単純化 ----------------------------------------------- トピック・ツリーの先頭で権限を判別する方法が単純化されました。権限が トピック・オブジェクト SYSTEM.BROKER.DEFAULT.STREAM または SYSTEM.BROKER.DEFAULT.SUBPOINT で定義されていて、それらのトピック・オブジェクト に依然として空のトピック・ストリングが入っていると、それらの権限は無効に なります。 トピック・ツリーの先頭でトピックに関する権限を適用するには、 SYSTEM.BASE.TOPIC オブジェクトに権限を適用する必要があります。 HP Hotspot JVM の使用 --------------------- HP Hotspot JVM を使用する場合は、Java システム・プロパティー -XX:+UseGetTimeOfDay を設定してください。このプロパティーを設定しないと、アプリケーションが システム時刻の変更を認識できなくなる可能性があります。 アンインストール後に XMS アセンブリーがグローバル・アセンブリー・キャッシュ に残る -------------------------------------------------------------- Windows では、フィックスパックによって WebSphere MQ7.0.1 をインストールした 後に WebSphere MQ をアンインストールすると、一部のアセンブリー (IBM.XMS.*.dll) が .NET グローバル・アセンブリー・キャッシュ (GAC) に残ることがあります。 この状況が発生するのは、マシンで .NET フレームワークが有効になっていて、 「Java メッセージングと Web サービス」機能が元の WebSphere MQ v7 のインストールで 選択されていた場合です (デフォルトで選択されます)。この動作を回避するには、 WebSphere MQ v 7.0.1 リフレッシュ・パックをロールバックするか、WebSphere MQ の アンインストールの前に (\bin ディレクトリーに用意されている) 「amqiRegsiterdotNet.cmd /u」を実行します。 バージョン 7.0.1 のマイグレーション問題 ================================== Windows の WebSphere MQ バージョン 6.0.2.3 以前からのマイグレーション ----------------------------------------------------------------- WebSphere MQ バージョン 6.0.2.3 以前からバージョン 7.0.1 にマイグレーション する場合は、exits ディレクトリーが空になります。 通常は、c:\Program Files\IBM\WebSphere MQ\exits、または c:\Program Files\IBM\WebSphere MQ (x86)\exits ですが、別のディレクトリーに インストールされている可能性もあります。 この問題は、Windows のインストール済み環境のみに影響します。マイグレーションの 前に、この問題を修正するには、サービス・パッチ 6.0.2.4 以降をバージョン 6 の インストール済み環境に適用します。詳しくは APAR IC48397 を参照してください。 それ以外の場合は、マイグレーションの前に「exits」ディレクトリーをバックアップしてください。 Windows の WebSphere MQ バージョン 6 から WebSphere MQ バージョン 7 へのマイグレーション -------------------------------------------------------------------------- WebSphere MQ を v6 から v7 へマイグレーションするときに、キュー・マネージャーの 始動プロパティーが「自動」に設定されている場合、このプロパティーはマイグレーション中に 「対話式 (手動)」に変更されます。 キュー・マネージャーの始動プロパティーを「自動」に戻すには、以下の MQ コマンドを使用します: amqmdain auto QMgrName CSD 6.0.2.3 より前の WebSphere MQ バージョン 6 からのマイグレーション -------------------------------------------------------------- マイグレーション後に WebSphere MQ エクスプローラーを初めて開始したときに、 エラー・メッセージ AMQ4473 が表示され、FDC ファイルが書き込まれる場合があります。 つまり、スキームの保存のために使用されていた WMQ_Schemes.xml ファイルの形式が 無効であることが検出されたので、すべてのユーザー定義スキームを再作成する必要 がある、という趣旨のエラーです。 CSD 6.0.2.3 より前は、スキームが正しく保存されませんでした。スキームを 使用している場合はこの問題が発生するので、新しい CSD レベルにアップグレード する必要があります。それより古いバージョンの WebSphere MQ を使用している 場合に独自のスキームを作成していないと、WebSphere MQ エクスプローラーの 開始時にそのメッセージが表示されます。それでも、MQ エクスプローラーは、 新しいデフォルト・セットのスキームを作成して処理を続行するので、アクションは 必要ありません。 マイグレーション: JMSAdmin.config の保存 ------------------------------- WebSphere MQ v.7.0 にアップグレードする前に、/java/bin ディレクトリー にある JMSAdmin.config ファイルを別の場所に保存してください。そうしないと、そのファイルは 上書きされてしまいます。 サブスクリプション・ポイントを使用している場合は、migmbbrk によって ACL が 正しくマイグレーションされない可能性がある --------------------------------------------------------------------------- サブスクリプション・ポイントを使用している場合は、WebSphere Message Broker の パブリッシュ/サブスクライブ状態マイグレーション・ツール (migmbbrk) によって ACL が正しくマイグレーションされない可能性があります。例えば、以下のような 状況があるとします。 1. WebSphere Message Broker のブローカーに登録されているサブスクリプションでトピック・ ツリー a/b/c が参照されています。 2. a/b/c のパブリケーションで SB1 というサブスクリプション・ポイントが使用されています。 3. トピック・ストリング a/b の ACL でユーザー USER1 にパブリッシュ・アクセス権が 与えられています。 キュー・マネージャーへのマイグレーション時に、2 つのトピック・オブジェクトと setmqaut コマンド が作成されます。まず、サブスクリプション・ポイントをエミュレートするために、SB1 のトピック・ オブジェクトが SB1/a/b/c というトピック・ストリングで作成されます。さらに、a/b のトピック・ オブジェクトが、USER1 にパブリッシュ・アクセス権を与える ACL と一緒に作成されます。setmqaut コマンドは、トピック a/b のパブリッシュ・アクセス権を USER1 に与えるためのコマンドです。 マイグレーションの結果、トピック・ツリーには 2 つのブランチ (a/b と SB1/a/b/c) が生成 されます。ACL は、a/b ブランチについては定義されますが、SB1/a/b/c ブランチについては 定義されません。したがって、USER1 には、a/b のパブリッシュ・アクセス権は与えられますが、 トピック・ストリング SB1/a/b/c のパブリッシュ・アクセス権は与えられません。 トピック・ツリーにサブスクリプション・ポイントとユーザー定義 ACL の両方が含まれている 場合は、その両方を調べて、ブローカーで定義してからキュー・マネージャーにマイグレーション する ACL を、サブスクリプション・ポイントの下に入るトピック・ツリーのために手動で複製する 必要があるかどうかを確認してください。 その他の変更点 ============= XA サンプル Make ファイルの更新 --------------------------------- xaswit.mak ファイルが更新され、データベース製品のインストール・ディレクトリーの 参照が最新のものになりました。 サンプル Make ファイルで使用されるデフォルトのディレクトリーが、より 新しいものに変更されました。 スイッチ・ロード・ファイルを再作成する必要があり、かつ引き続き古いデータベース製品 インストール・ディレクトリーまたはバージョンを使用する必要がある場合には、 xaswit.mak ファイルを確認し、ターゲット・マシンに合った正しい情報となるよう、 内容に修正を加えてください。 スイッチ・ロード・ファイルは、必要でない限り再作成しないでください。 スイッチ・ロード・ファイルの再作成が必要となるのは、データベース製品の インストール・ディレクトリーが変わるときだけです。例えば、新しいバージョンの データベース製品をインストールした後などです。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ セクション 2 : このフィックスパックの取得方法とインストール方法 ++ ++ ++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 製品/コンポーネントのリリース: 7.0 更新名: WebSphere MQ フィックスパック 7.0.1.13 2.1 ダウンロードの場所 ---------------------- 以下の場所からフィックスパックをダウンロードします。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21254675 2.2 前提条件と相互前提条件 -------------------------- フィックスパックをダウンロードする前に、以下の手順を実行します。 1. ご使用のシステムが、http://www.ibm.com/software/integration/wmq/ requirements/index.html にあるすべてのシステム要件を満たしていることを 確認します。この操作により、フィックスパックのインストールおよび構成後に 発生する可能性のある技術上の問題を防ぎます。 2. WebSphere MQ for UNIX(R) および Windows(R) の製品サポート Web サイト上のフラッシュおよび APAR (Authorized Problem Analysis Reports) を 検討します。 http://www.ibm.com/software/integration/wmq/support/ APAR にはフィックスパックで対応されている問題が記述されています。 このフィックスパックの APAR のリストは以下のサイトにあります。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27014224 3. ファイル・システムに、フィックスパックをダウンロードして解凍するための 十分なフリー・スペースがあることを確認します。圧縮ファイルと解凍済み インストール・イメージを格納するには、ファイル・システムに 1 ギガバイトの フリー・スペースが必要です。 4. フィックスパックのインストールに必要なフリー・スペースが あることを確認します。このフリー・スペースは、更新する WebSphere MQ インストールがある場所で使用可能な状態になっている必要があります。 UNIX プラットフォーム上の既存の WebSphere MQ 製品で使用されているスペースを 確認するには、以下のコマンドを実行します。 du -k -s MQDIR MQDIR は WebSphere MQ 製品のインストール場所です。 5. WebSphere MQ v7 製品が既にインストールされており、特定のフィックスが 適用されている場合、フィックスパックをインストールする前に、 IBM(R) サポートに連絡して更新バージョンのフィックスが必要かどうかを 判断します。こうすることで、システムの整合性が保たれていること、および 特定のフィックスが欠落していないことを確認できます。 2.3 インストール -------------- インストール処理を進める前に、オンライン・バージョンの README ファイルを参照し、 README ファイルをダウンロードした後に情報が変更されていないかどうかを 確認します。 https://ibm.biz/mqreadmes 2.3.1 インストールの前に ---------------------- フィックスパックをインストールする前に、以下の手順を実行します。 1. この README をすべて読みます。WebSphere MQ で SSL チャネルを 使用するために GSKit をインストールしている場合、必要な追加手順に 特に注意してください。 2. フィックスパックを適切な場所にダウンロードします。 3. フィックスパックを解凍します。 4. すべての WebSphere MQ プロセスとそのアプリケーションを停止します。 2.3.2 フィックスパックの適切な場所へのダウンロード ------------------------------------------------------------- フィックスパックをダウンロードして解凍しようとしているディレクトリー・パスの 名前にスペースが入っていないことを確認します。このディレクトリー・パス名にスペースが 存在すると、インストールは失敗します。例えば、ディレクトリー・パスが以下のように なっていることを確認します。 /home/WMQFixPack/FP1/ ... 以下のようなパスは使用できません。 /home/WMQ FixPack/FP1/ ... 2.3.3 フィックスパックのインストール・イメージの解凍 ---------------------------------------------------- ダウンロード・サイトにあるフィックスパックのすべてのインストール・イメージは gz/Z/zip 形式で圧縮されています。このフォーマットからフィックスパックを 適用できるようにするには、ダウンロードしたファイルを一時ディレクトリーに コピーしてから、gunzip/uncompress および tar を使用してフィックスパック・ インストール・イメージを解凍します。 2.3.4 フィックスパックのインストール・ファイルの解凍 ---------------------------------------- フィックスパックのインストール・ファイルを解凍するには、以下の手順を実行します。 1. gzipped/Z イメージを一時的な場所にコピーします。 2. イメージのコピー先ディレクトリーに移動します。 3. フィックスパックのインストール・イメージを解凍するためのコマンド例を 以下に示します。 gunzip -c filename.tar.gz | tar -xvf - zcat filename.tar.Z | tar -xvf - unzip filename.zip filename.tar.gz などは、ダウンロードしたファイルの名前です。 2.3.5 すべての WebSphere MQ プロセスの停止 ----------------------------------------- すべての WebSphere MQ プロセスを停止し、インストール手順の途中で WebSphere MQ プロセスが自動的に開始しないことを確認します。すべての WebSphere MQ プロセスを停止するには、以下のステップを実行します。 1. mqm グループのユーザーとしてログインします。 2. endmqm コマンドを使用して、実行中のすべてのキュー・マネージャーを 停止します。 3. 以下のコマンドを使用して、キュー・マネージャーに関連付けられたリスナー をすべて停止します。 endmqlsr -m QMgrName 4. すべてのリスナーが停止したことを確認するには、次のコマンドを入力します。 ps -ef | grep mq amq または runmq で始まるコマンドを実行しているプロセスが リストされていないことを確認します。 amqi で始まるプロセスは無視してください。 5. さらに管理操作を実行して (必要に応じて root で実行します) 、 システム上のキュー・マネージャーを使用するすべてのアプリケーションを停止し、 インストール手順の途中で自動的に再開されないようにします。 2.3.6 インストール ------------------ フィックスパックのインストール方法について詳しくは、該当する WebSphere MQ 製品情報の「スタートアップ・ガイド」セクションを参照してください。 AIX: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqaac.doc/aq10720_.htm HP-UX: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqcac.doc/hq10790_.htm Linux: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amq1ac.doc/lq10860_.htm Solaris: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqdac.doc/sq10780_.htm Windows: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqtac.doc/wq11230_.htm 2.4 インストールの後に --------------------- 2.4.1 GSKit および JRE のインストールに関する詳細情報 ------------------------------------------------------------ この製品に含まれる GSKit および JRE のレベルについては、以下のリンクを参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038676 インストール後に必要になるタスクの実行 ---------------------------------------------- このフィックスパックのインストール後には、以下の手順を実行してください。 1. インストールを検証します。該当するプラットフォームに対応した WebSphere MQ 製品資料の 「スタートアップ・ガイド」セクションを参照してください。 2. キュー・マネージャーを再始動します。 フィックスパック適用後のアプリケーションの再コンパイルは必須ではありません。 2.4.2 GSKit、JDK、JRE、IA9H (IBM Service Client for .NET) のインストールに関する詳細情報 ------------------------------------------------------------------- この製品に含まれる GSKit および JRE のレベルについては、以下のリンクを参照してください。 http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27038676 2.4.3 GSKit のインストール ----------------------- GSKit のインストールについては、該当するプラットフォームの WebSphere MQ 製品資料の 「スタートアップ・ガイド」セクションを参照してください。 AIX:http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqaac.doc/aq20040_.htm HP-UX: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqcac.doc/hq10870_.htm Linux:http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amq1ac.doc/lq10980_.htm Solaris: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqdac.doc/sq10860_.htm Windows: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqtac.doc/wq12150_.htm 2.4.4 サポート・サイトによるインストールのトラブルシューティング ------------------------------------------------- IBM にお問い合わせになる前に、ぜひ Web サイト (http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21229861) をご覧ください。 問題解決のための具体的なアドバイスを入手したり、WebSphere MQ に関するデータを 収集したりすることができます。 2.5 アンインストール ---------------- フィックスパックの除去方法について詳しくは、該当する WebSphere MQ 製品資料の 「スタートアップ・ガイド」セクションを参照してください。 AIX: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqaac.doc/aq10740_.htm HP-UX: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqcac.doc/hq10810_.htm Linux: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amq1ac.doc/lq10880_.htm Solaris: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqdac.doc/sq10800_.htm Windows: http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSFKSJ_7.0.1/com.ibm.mq.amqtac.doc/wq11270_.htm 2.6 フィックスのリスト ----------------- フィックスパックに含まれているフィックス: http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27014224 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ セクション 3 : IBM MESSAGE SERVICE CLIENT FOR .NET V2.0.0.13 ++ ++ ++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 3.1 このリリースでの変更点 --------------------------- このバージョンの XMS .NET は、IBM WebSphere MQ 7.0.1.13 との相互作用についてテスト済みです。 さらに、継続的なテストおよびお客様からのフィードバックにより指摘された問題を解決するために、いくつかの修正が適用されました。 Microsoft .NET Framework バージョン 4.0 がマシンにインストールされている場合、レジストリー・キー HKEY_LOCAL_COMPUTER\SOFTWARE\Microsoft\.NETFramework を次のように作成または設定する必要があります。 "OnlyUseLatestCLR"=dword:00000001 3.2 XMS .NET の問題のトラブルシューティング -------------------------------- a) WebSphere MQ のユーザー認証は、XMSC.USERID フィールドと XMSC.PASSWORD フィールドにある情報ではなく、ログオンしているユーザーの詳細を使用して 行われます。この目的は、WebSphere MQ との整合性を維持することにあります。 認証について詳しくは、IBM Knowledge Center を参照してください。 b) Windows 64 ビット・プラットフォームでは、 メソッド SetDoubleProperty() または GetDoubleProperty() を使用して プロパティー型「double」の値を設定または取得する場合、 使用する値が Double.Epsilon よりも小さいと、正しく機能しない場合があります。 例えば、プロパティー型 double の値 4.9E-324 を設定しようとすると、 Windows 64 ビット・プラットフォームでは、その値が 0.0 として処理されます。 したがって、分散メッセージング環境では、JMS または別のアプリケーションが Unix または Windows の 32 ビット・マシン上で double 型プロパティーの値を 4.9E-324 として設定した場合、XMS .NET が 64 ビット・マシン上で実行されていれば、 GetDoubleProperty() から返される値は 0.0 になります。 これは、Microsoft .NET 2.0 Framework の既知の問題です。 詳細については、以下のリンク先を参照してください。 http://support.microsoft.com/kb/970495 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ++ ++ ++ セクション 4 : 著作権、特記事項、商標 ++ ++ ++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 4.1 著作権および商標の情報 --------------------------------------- http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml 4.2 特記事項 ----------- IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含む すべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。 国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。 この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。 第三者の使用許諾条件、注意事項およびお知らせ 本製品の使用許諾契約書は、本製品に含まれる第三者のソフトウェア・コードに 適用される使用条件の詳細、および特定のソフトウェア・コードの ライセンスに基づき、IBM がお客様にあらかじめお知らせしなければならない 注意事項とその他のお知らせについては、本書または本書が参照するファイルを 参照するよう記載しています。 関連する使用許諾条件、注意事項、およびお知らせは、以下で提供もしくはご覧いただけます。 下記使用許諾の英語以外のバージョンは、非公認であり、便宜のためにのみ提供されています。 使用許諾条件は、英語バージョンのみが正式に発表されているものです。 お客様が IBM または他の関連会社 (総称して IBM といいます) との間で、 たとえどのような契約を取り交わしていても、以下に示す第三者のソフトウェア・コードは、 「適用除外コンポーネント」であり、以下の使用許諾条件が適用されます。 * すべての「適用除外コンポーネント」は、特定物として現存するままの状態で * 提供されます。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関して、法律上の瑕疵担保責任、商品性の * 保証および特定目的適合性の保証を含むすべての明示もしくは黙示の * 保証責任を負わないものとします。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関するいかなる請求についても、お客様に * 対して賠償責任を負わないものとします。 * IBM は、「適用除外コンポーネント」に関するいかなる直接的、間接的、特別、 * 偶発的、懲罰的、あるいは結果的損害に対しても責任を負わないものとします。 4.3 商標 -------------- 以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。 AIX FFST i5/OS IBM MQSeries SupportPac WebSphere z/OS Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。 Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。 Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。