DB2® Replicator

DB2 Universal Database™ バージョン 8.2 は、リレーショナル・データベースとの間でデータを複製するために使用できるさまざまなソリューションを提供します。コミットされたソース変更は、ターゲット・システムに複製される前にリレーショナル・テーブルにステージングされます。

SQL レプリケーションは、ソースへの変更内容をキャプチャーし、ステージング・テーブルを使用してコミットされたトランザクション・データを保管します。次に、ステージング・テーブルから変更内容が読み取られ、対応するターゲット・テーブルに複製されます。ステージング・テーブルを使用すると、データを一度キャプチャーおよびステージングして、複数のターゲットに、さまざまなフォーマットとさまざまな間隔で配信することができます。

レプリケーションは、継続的に行うことも、一定間隔で行うことも、1 回のみ行うこともできます。アプリケーションが、航空券を予約するアプリケーションのように、ほぼリアルタイムにデータを必要とする場合は継続的なレプリケーションが役立つ場合があります。オフピーク時にデータの大量のバッチを複製する場合は、一定間隔でのレプリケーションが役立つ場合があります。


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