CEI ストアを有効または無効にする

ランタイム・エンジンから WebSphere® Business Monitor へのイベントの発行は、CEI (Common Event Infrastructure) を使用したメッセージ伝送として発生します。

CEI 構成に CEI 保管を使用するかどうかのオプションがあります。 このオプションを選択すると、メッセージをモニター・サーバーに送信する前に、CEI が受信した各メッセージを保管します。このオプションを有効にすると、これを障害発生時のバックアップとして使用し、失われたメッセージをリカバリーして再度モニター・サーバーに送信できるようになります。一方、メッセージの永続性は、パフォーマンスに影響を与え、結果的にイベントの全体的なスループットが低下します。この機能を有効にするか、無効にするかは、メッセージのバックアップに対するパフォーマンスの優先度に応じて、またユーザーのハードウェアの構成に基づいて選択できます。このオプションを有効にするには、以下を実行します。
  1. WebSphere Application Server 管理コンソールの左側のペインから、 「リソース」 > 「CEI (Common Event Infrastructure) プロバイダー (Common Event Infrastructure Provider)」の順に選択します。
  2. 適切なレベルを選択します。(デフォルトのサーバー設定を使用する場合、「セル (Cell)」を選択します。)
  3. 「追加プロパティー」から「イベント・サーバー・プロファイル (Event Server Profile)」を選択します。
  4. 使用しているプロファイル名の上でクリックします。(デフォルトは「デフォルト CEI (Common Event Infrastructure) サーバー (Default Common Event Infrastructure server)」です。)
  5. この機能を有効にするには「データ保管を使用可能に設定 (Enable Data Store)」チェック・ボックスを選択し、無効にするにはチェック・ボックスをクリアします。
  6. 「OK」をクリックして変更内容を保存します。

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