データベースの構成とレプリケーション

データ管理は、WebSphere® Business Monitor において重要な役割を果たします。

WebSphere Business Monitor のデータベース・アーキテクチャーは、以下の要件をサポートします。

WebSphere Business Monitor データベースのデータの使用パターンは、使用コンポーネントによって異なります。データは、2 つの主要コンポーネント (イベント処理プログラムとクライアント・ダッシュボード) によって使用されます。このような使用法の相違により、イベント処理のデータベースを ダッシュボードのデータベースから分割することが不可欠になります。データは、 ビジネス指標モデルに関連付けられた情報とイベントの処理に関する情報に、 さらに分類できます。

ダッシュボードは、2 つのタイプのデータ (最近のデータとヒストリー・インスタンス・データ) を表示します。最近のインスタンスの数は、ヒストリー・インスタンスの数に比較して かなり少数です。最近のインスタンスについて実行されるクエリーは、 非常に高速である必要があり、大容量のヒストリー・インスタンスの影響を受けないようにする 必要があります。2 つのタイプのデータは、2 つのデータベース (ランタイム・データベースおよびヒストリー・データベース) に 分割されました。パフォーマンスを向上させるために、このアーキテクチャーでは以下のものを使用してすべての機能を サポートします。
WebSphere Business Monitor のデータベースは、4 つの異なる データベースに分割されています。
モニターされるイベントと Adaptive Action Manager のデータが 2 つのデータベースに保管されます。これらのデータベースは、WebSphere Business Monitor によって内部で使用されます。 プロセス・インスタンスまたはメトリックに関する情報は 保管されません。


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