Adaptive Action Manager は、WebSphere® Business Monitor のコンポーネントです。アプリケーションが発行した
シチュエーション・イベントを受信し、ユーザーが定義したルールおよびポリシーに
基づいて適切なアクションを選択し、1 つ以上のアクションを呼び出します。
WebSphere Business Monitor の管理者は、Adaptive Action Manager 管理コンソールを使用して、アクション・テンプレートをシチュエーション・イベントと関連付けることにより、シチュエーション・イベントをアクション・サービスにバインドします。Adaptive Action Manager は、シチュエーション・イベントを受信し、受信したシチュエーション・イベントを解析し、バインディングに関する情報が格納されている Action Catalog でアクションを検索することによって、適切なアクションを選択します。最後に、Adaptive Action Manager は、選択したアクションを呼び出します。
重要: - 変更を行うには、事前に Adaptive Action Manager を停止する必要があります。
- Adaptive Action Manager の実行中に行われた変更は、Adaptive Action Manager サービスを停止して再始動するまでは有効になりません。
- ランタイム・データベースを停止した場合、WebSphere Application
Server 管理コンソールを使用して、最初に Adaptive Action Manager アプリケーションを停止する必要があります。停止しない場合、受信した「アラート」シチュエーション・イベントが Adaptive Action Manager によって失われる可能性があります。
- Monitor Server マシンで稼働する WebSphere Process Server でセキュリティーが使用可能になっている場合、さまざまな役割を更新する必要があります。セキュリティー、役割ベースの許可、役割の種類、役割を割り当てて Common Event Infrastructure (CEI) に対する Action Manager アクセスを使用可能にする方法についての一般情報は、「WebSphere Process Server Information Center」を参照してください。