このシナリオでは、ユーザーは 4 つのマシンを所有します。リポジトリー・データベースを含むデータベース・サーバー、状態データベース、ランタイム・データベース、およびヒストリー・データベースを含むデータベース・サーバー、モニター・サーバー・マシン、およびモニター・クライアント・マシンです。
重要: WebSphere® Business Monitor は Process Server 6.0.0 で稼働しますが、Process Server 6.0.1 上で稼働するアプリケーションしかサポートしません。
各マシンにインストールされる機能は以下のとおりです。
- 最初のデータベース・サーバー・マシン上にインストールされる機能:
- 2 番目のデータベース・サーバー・マシン上にインストールされる機能:
- 状態データベース
- ランタイム・データベース
- ヒストリー・データベース
- モニター・サーバー・マシン上にインストールされる機能:
- モニター・サーバー: モニター・サーバー・アプリケーション (Adaptive Action Manager を含む)
およびモニター・サーバー管理コンソール (モニター・サーバー、Adaptive Action Manager、および Schema Generator を含む) を含む
- モニター・クライアント・マシン上にインストールされる機能:
次のダイアグラムは、このシナリオでの複数のマシンへの分散状況を示しています。
以下を考慮する必要があります。
- コンポーネントをインストールする前に、WebSphere Business Monitor のすべてのデータベースが作成されている必要があります。モニター・サーバー・コンポーネントとダッシュボード・クライアント・コンポーネントをインストールする前に、最初のデータベース・サーバー・マシンにリポジトリー・データベースを作成し、2 番目のデータベース・サーバー・マシンに状態データベース、ランタイム・データベース、およびヒストリー・データベースを作成する必要があります。
- 2 番目のデータベース・サーバー・マシンに状態データベース、ランタイム・データベース、およびヒストリー・データベースを作成する前に、最初のデータベース・サーバー・マシンにリポジトリー・データベースが作成されている必要があります。
- 2 番目のデータベース・サーバー・マシンに状態データベース、ランタイム・データベース、およびヒストリー・データベースを作成する前に、リポジトリー・データベースがそのマシンにカタログされている必要があります。また、モニター・サーバー・マシンおよびモニター・クライアント・マシンにモニター・サーバー・コンポーネントおよびダッシュボード・クライアント・コンポーネントをインストールする前に、それらのマシンにリポジトリー・データベースをカタログする必要もあります。リポジトリー・データベースをカタログするには、DB2® コマンドまたは DB2 コントロール・センターを使用します。リポジトリー・データベースのカタログに使用される名前は、最初のデータベース・サーバー・マシン上のリポジトリー・データベースの名前と一致する必要があります。
- モニター・サーバー・コンポーネントをインストールする前に、状態データベースとランタイム・データベースがモニター・サーバー・マシンにカタログされている必要があります。状態データベースとランタイム・データベースをカタログするには、DB2 コマンドまたは DB2 コントロール・センターを使用します。各データベースのカタログに使用される名前は、2 番目のデータベース・サーバー・マシン上の対応するデータベースの名前と一致する必要があります。
- ダッシュボード・クライアント・コンポーネントをインストールする前に、ランタイム・データベースとヒストリー・データベースがモニター・クライアント・マシンにカタログされている必要があります。ランタイム・データベースとヒストリー・データベースをカタログするには、DB2 コマンドまたは DB2 コントロール・センターを使用します。各データベースのカタログに使用される名前は、2 番目のデータベース・サーバー・マシン上の対応するデータベースの名前と一致する必要があります。
注: このシナリオはいくつかの方法で変更できます。代替方法の 1 つは、2 台よりも多いマシン上にデータベースを分散させることです。例えば、各データベースを別々のマシンに分散させることができます。