ゲージの表示

ゲージ ビューの構成および編集中にゲージが正しく表示されることを確認することが重要です。

グリッド内のゲージ

ビュー内でのゲージ表示のためのグリッド・レイアウトを選択するときは、注意してください。それぞれの KPI はゲージによって表示されます。グリッド形式で多数の KPI のゲージを正しく表示するには、すべての KPI のゲージが取り入れられるようにグリッドの行数と列数を指定します。例えば、表示するゲージが 10 個あり、2 列と 3 行から構成されるグリッドにそれらを表示すると、グリッドには 6 つのゲージのみが表示されます。残りの 4 つのゲージは表示されません。 グリッドの行と列に対して誤った数を選択すると、警告メッセージが表示されます。

ゲージの最小値と最大値

ゲージの最小値と最大値の指定時には注意する必要があります。 ゲージが KPI の値をその制限値と対比して表すように設定されている場合、ゲージは 3 つのセクターに分割されます。
  • ゲージの最小値から KPI の下限値まで (セクター 1)
  • KPI の下限値から KPI の上限値まで (セクター 2)
  • KPI の上限値からゲージの最大値まで (セクター 3)

ゲージ最小値の指定時には、それを KPI の下限値より小さく設定します。ゲージ最大値の指定時には、それを KPI の上限値よりも大きく設定します。ゲージ最小値とゲージ最大値を正しく指定しない場合、ゲージに表示されないセクターがある可能性があります。

例えば、KPI "A" の下限値が 40、上限値が 60 であるとします。 ゲージ最小値を 50 (KPI の下限値よりも大きい) として指定すると、ゲージのセクター 1 は表示されず、セクター 2 とセクター 3 のみが表示されます。

期間を表す KPI に対するゲージの最小値と最大値を指定している場合は、ゲージの最小値と最大値をミリ秒単位で入力してください。

ゲージ・セクターの針のカラー

どのゲージのセクターに対しても、カラーとして黒は選択しないでください。KPI の値を示すゲージの針は黒です。ゲージのセクターのカラーを黒で表すように選択すると、針 (ポインター) は表示されません。


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