ランタイム・エンジンから WebSphere® Business Monitor へのイベントの発行は、CEI (Common Event Infrastructure) を使用したメッセージ伝送として発生します。
CEI 構成に CEI 保管を使用するかどうかのオプションがあります。
このオプションを選択すると、メッセージをモニター・サーバーに送信する前に、CEI が受信した各メッセージを保管します。このオプションを有効にすると、これを障害発生時のバックアップとして使用し、失われたメッセージをリカバリーして再度モニター・サーバーに送信できるようになります。一方、メッセージの永続性は、パフォーマンスに影響を与え、結果的にイベントの全体的なスループットが低下します。この機能を有効にするか、無効にするかは、メッセージのバックアップに対するパフォーマンスの優先度に応じて、またユーザーのハードウェアの構成に基づいて選択できます。このオプションを有効にするには、以下を実行します。
- WebSphere Application
Server 管理コンソールの左側のペインから、 の順に選択します。
- 適切なレベルを選択します。(デフォルトのサーバー設定を使用する場合、「セル (Cell)」を選択します。)
- 「追加プロパティー」から「イベント・サーバー・プロファイル (Event Server Profile)」を選択します。
- 使用しているプロファイル名の上でクリックします。(デフォルトは「デフォルト CEI (Common Event Infrastructure) サーバー (Default Common Event Infrastructure server)」です。)
- この機能を有効にするには「データ保管を使用可能に設定 (Enable Data Store)」チェック・ボックスを選択し、無効にするにはチェック・ボックスをクリアします。
- 「OK」をクリックして変更内容を保存します。