IBM WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.1 のツールとランタイム・コンポーネントに関する README 資料。
README ファイル: IBM WebSphere Message Broker
製品/コンポーネント・リリース: 8.0
更新名: 8.0.0.1
フィックス ID:
8.0.0-WS-MB-AIXPPC64-FP0001 - AIX (64 ビット Power PC アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-HPUXIA64-FP0001 - HP-UX (Itanium)
8.0.0-WS-MB-SOLARISSPARC64-FP0001 - Solaris (Sun SPARC アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-SOLARISX64-FP0001 - Solaris (Sun x86-64 アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-LINUXIA32-FP0001 - Linux (32 ビット Intel アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-LINUXX64-FP0001 - Linux (Intel x86 アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-LINUXPPC64-FP0001 - Linux (i/p シリーズ・アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-LINUXZ64-FP0001 - Linux (zSeries アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-WINIA32-FP0001 - Windows (32 ビット Intel アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-WINX64-FP0001 - Windows (64 ビット・アーキテクチャー)
8.0.0-WS-MB-ZOS-FP0001 - z/OS
常に最新版の README ファイルを使用してください。最新版の README ファイルは以下から入手できます (英語のみ)。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006917
翻訳された README ファイルは以下から入手できます。
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/
製品をインストールする前に実行する必要のあるタスクについては、以下に提供されている「WebSphere Message Broker V8.0 インフォメーション・センター」を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp
WebSphere Message Broker システム要件で、ご使用のインストール・プラットフォームが、インストールしようとしている製品版でサポートされていることを確認してください。WebSphere Message Broker システム要件の Web ページは以下で参照できます。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/
Windows では、WebSphere Message Broker V8.0 の以下の 2 つのエディションが提供されています。
WebSphere Message Broker 64 ビット版は、Windows オペレーティング・システムのすべての 64 ビット版でサポートされるわけではありません。詳しくは、WebSphere Message Broker のシステム要件の Web ページを参照してください。
z/OS へのサービスの適用
z/OS にサービスを適用している場合は、 以下のようにして、プログラム一時修正 (PTF) パッケージをバイナリー・ファイルとしてダウンロードしてから、z/OS に転送する必要があります。
Organization . . . : PS
Record format . . . : FB
Record length . . . : 1024
Block size . . . . : 6144
1st extent tracks . : 500
Secondary tracks . : 50
これらのデータ・セットは、以下のサンプル JCL (ジョブ制御言語) を使用して割り振ることができます。
/* INSERT A VALID JOBCARD HERE
//*
//ALLOCATE EXEC PGM=IEFBR14
//SYSMOD1 DD DSN=YOUR HIGH LEVEL QUALIFIER (HLQ).PTF NUMBER.TRS,
// DISP=(NEW,CATLG,DELETE),
// UNIT=SYSDA,
// SPACE=(TRK,(500,50),RLSE),
// DSORG=PS,
// DCB=(RECFM=FB,LRECL=1024,BLKSIZE=6144)
//*
put PTF NUMBER.TRS 'YOUR HLQ.PTF NUMBER.TRS' (replace
変更が完了し、適切なジョブ・カードが追加されたら、以下のサンプル JCL を使用して データ・セットを解凍できます。
//*****************************************************
//* UNTERSE APAR
//*****************************************************
/UNPACK EXEC PGM=TRSMAIN,PARM='UNPACK'
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=TERSE.LOADLIB
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//INFILE DD DSN=YOUR HLQ.PTF NUMBER.TRS,
// DISP=SHR
//OUTFILE DD DSN=YOUR HLQ.PTF NUMBER,
// DISP=(NEW,CATLG),
// SPACE=(TRK,(1000,100,))
/*
WebSphere Message Broker バージョン 6.1 またはバージョン 7.0 からマイグレーションする場合は、オンラインのインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp) を参照してください。これには、マイグレーション方法の詳細が記載されています。
WebSphere Message Broker V8.0 のオンラインのインフォメーション・センターは、以下に提供されています。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp
最新情報に関しては、オンラインのインフォメーション・センターを必ず参照してください。オンラインのインフォメーション・センターには、Message Broker Toolkit 付属のインフォメーション・センターよりも新しい情報が記載されています。
V8.0.0.0 の WebSphere Message Broker インフォメーション・センターには、データの記録および表示に関する資料があります。ただし、データの再生についての情報はありません。V8.0.0.0 でのデータの記録、表示、および再生に関する最新の包括的な資料は、PDF 版で提供されています。PDF をダウンロードするには、以下に提供されている技術情報を参照してください。
www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21573603
V8.0.0.1 の WebSphere Message Broker インフォメーション・センターには、Web ユーザー・インターフェースに関する最新の情報が記載されています。ただし、以下の技術情報に、インフォメーション・センターでのトピックを補足する追加情報が記載されています。
スタンドアロンのインフォメーション・センターは、以下のアドレスからダウンロード可能です。
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V8.0/wmb_help_linux.tgz (Linux 版)
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V8.0/wmb_help_win.zip (Windows 版)
using_the_infocenter.html をお読みください。このファイルは wmb_help_linux.tgz および wmb_help_win.zip ファイルの ibm_help フォルダーに入っています。
障害: この README ファイルには、障害番号の参照が記載されていることがあります。これらの障害番号は IBM 社内問題番号を参照しており、 問題について IBM 技術員と相談するときにこの問題番号が役立ちます。
技術情報: 既知の問題と使用可能なフィックスの現行情報については、以下の WebSphere Message Broker のサポート Web サイト参照してください。
http://www.ibm.com/support/entry/portal/Software/WebSphere/WebSphere_Message_Broker
技術情報を検索するには、「トラブルシューティング」をクリックしてください。WebSphere Message Broker の技術情報が表示され、それらを並び替えたり検索したりできます。
WebSphere Message Broker バージョン V8.0 のインストール・イメージをパスポート・アドバンテージの Web サイトからダウンロードする方法については、以下のダウンロード資料「Download WebSphere Message Broker V8.0 from the
Passport Advantage website」を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24030968
バージョン: WebSphere Message Broker でサポートされているオペレーティング・システムとデータベースのバージョンの最新情報については、以下のシステム要件のページを参照してください。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/index.html
WebSphere Message Broker Toolkit の更新 (英語版やその他の対応言語版の資料の更新も含む) は定期的に確認してください。WebSphere Message Broker の推奨フィックスについては、以下のサイトを参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006041
バージョン 8.0 の新機能の詳細は、以下に記載されています。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp?topic=/com.ibm.etools.mft.doc/bb23110_.htm
このセクションでは、WebSphere Message Broker の既知の問題、およびその対処方法 (存在する場合) の概要をコンポーネント別に示します。
症状:
Windows 7 または Windows Server 2008 R2 を使用している場合に WebSphere Message Broker アンインストール・プログラム uninstaller.exe を実行すると、アンインストール・ファイルが署名されていないことを警告するダイアログが表示される場合があります。
解決方法:
この警告は無視しても問題ありません。アンインストール・プロセスを続行してください。
症状:
IBM パスポート・アドバンテージから入手した電子イメージを使用して IBM 製品をインストールする場合に、Windows XP Service Pack 2 以上では、Windows のセキュリティーの設定によって添付ファイル マネージャがインストーラーの .zip ファイルの内容をブロックして、インストールが失敗する場合があります。
解決方法:
この問題を回避するには、以下の手順を実行します。
Windows 添付ファイル マネージャの詳細については、Microsoft のサポート・サイト (http://support.microsoft.com/kb/883260) を参照してください。
WebSphere Message Broker V8.0 GA ランタイム・コンポーネントのインストール・イメージは、物理 CD に推奨されている 700 MB の制限を超えます。そのため、HP-UX プラットフォームのインストール・イメージは、物理 CD ではなく物理 DVD で提供されます。WebSphere Message Broker V8.0 GA ランタイム・コンポーネントのインストール・イメージは、パスポート・アドバンテージの Web サイトからも入手することができます。
WebSphere Message Broker バージョン V8.0 のインストール・イメージをパスポート・アドバンテージの Web サイトからダウンロードする方法については、以下のダウンロード資料「Download WebSphere Message Broker V8.0 from the
Passport Advantage website」を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24030968
症状:
WebSphere Message Broker V8.0.0.0 GA ランタイム・インストーラーでは、ご使用条件に同意する必要があります。
フィックスパック・インストーラーの場合、WebSphere Message Broker V8.0 GA が既にインストールされているシステムにインストールするか、オリジナルの WebSphere Message Broker V8.0 GA ライセンス・ファイルを提供する必要があります。WebSphere Message Broker V8.0 GA ライセンス・ファイルは、既存の V8.0 ランタイム・インストール済み環境、またはオリジナルの V8.0 インストール・メディアから入手できます。WebSphere Message Broker V8.0 GA のインストール済み環境が検出されなかったシステムに WebSphere Message Broker V8.0 フィックスパックをインストールするときにのみ、ライセンス・ファイルの場所を指定する必要があります。
解決方法:
GUI またはコンソールのインストール
システム上に V8.0 が存在しない場合のフィックスパックの GUI またはコンソールのインストールでは、既存のメディア・ライセンスへのパス、または V8.0 の既存のインストール済み環境を指定するように、インストーラーによってプロンプトが出されます。
システム上に V8.0 が既にインストールされている場合、既存のライセンスを要求するプロンプトは出されず、インストールは通常どおり進行します。
サイレント・インストール
サイレント・インストール (フル・メディアまたはフィックスパック) では、常にライセンスに同意する必要があります。以下はその例です。
WebSphere Message Broker は Ubuntu でサポートされていますが、開発システムを使用する場合に限定されます。Ubuntu で、実動システムを使用して WebSphere Message Broker を実行することはできません。
詳しくは、WebSphere Message Broker のシステム要件のページを参照してください。WebSphere Message Broker システム要件の Web ページは以下で参照できます。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/
症状:
複数の出力端末を持つノードを他のノードに接続しようとしても、接続を確立できません。
解決方法:
この問題に対処するには、以下のいずれかの手順を実行してください。
WebSphere Message Broker Explorer をキュー・マネージャーに接続して資料を取得するには、キュー・マネージャーの SVRCONN チャネルの SHARECNV プロパティーが 0 より大きい値である必要があります。この値は、WebSphere Message Broker Explorer で「ブローカー統計」または 「ブローカー統計グラフ」ビューを使用する場合に必要です。
症状:
WebSphere Message Broker Toolkit とそのリソースを V8.0 にマイグレーションした後、WebSphere Message Broker Toolkit V8.0 では削除された項目が表示される場合があります (例えば、メニュー内に以前のツールキットのオプションが表示されるなど)。
解決方法:
この問題を解決するには、以下の手順を実行します。
症状:
WebSphere Message Broker Toolkit およびそのリソースを V8.0.0.0 または V8.0.0.1 にマイグレーションまたはインポートした後、誤ったエラーが ToolKit に表示されることがあります。
解決方法:
WebSphere Message Broker Toolkit で V8.0.0.0 または V8.0.0.1 のワークスペースを開いた状態で、「プロジェクト」>「クリーン...」>「すべてのプロジェクトをクリーン」を選択します。誤ったエラー・メッセージは削除されます。
症状:
リソースを新規ワークスペースへインポートすると、自動ビルドの完了後にエラー・メッセージが表示されることがあります。
解決方法:
「ブローカー開発」ビューでプロジェクトを選択し、「プロジェクト」>「クリーン」を右クリックして、プロジェクトを再ビルドしてください。プロジェクトをクリーニングしたら、インポートに関連するエラー・メッセージが表示されなくなります。
mqsicreatebar
を使用して新規ワークスペースを指定するには、プロジェクト・クリーンが必要な場合がある症状:
mqsicreatebar
コマンドの実行時、新規ワークスペースを指定すると、エラー・メッセージが表示されることがあります。
解決方法:
mqsicreatebar
コマンドの実行時に -cleanBuild
オプションを使用して、プロジェクトをクリーニングしてください。
症状:
WebSphere Message Broker Toolkit V8.0.0.0 GA に含まれるインフォメーション・センターを使用すると、Data Format Description Language (DFDL) のトピックが米国英語でのみ表示されます。
これらのトピックの ID は「dfxxxxx_」 (「xxxxx」は 5 桁の数字) です。
解決方法:
この問題は、WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.1 で解決されました。
WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.0 GA のユーザーは、オンラインのインフォメーション・センターを使用して、これらのトピックを米国英語以外の言語で表示できます。WebSphere Message Broker V8.0 の以下のオンラインのインフォメーション・センターには、最新の翻訳済みの資料が提供されています。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp
症状:
同じ名前を持つ Java、PHP、またはメッセージ・セットのプロジェクトを必要とするワークスペースに複数のアプリケーションまたはライブラリーを所有している場合、次のメッセージに似たエラー・メッセージが表示されます。
プロジェクト <プロジェクト名> を複数のアプリケーションまたはライブラリーのメンバーにすることはできません....
解決方法:
複数のアプリケーションまたはライブラリーで同一のプロジェクトが必要な場合、そのプロジェクトのコピーを作成し、異なる名前を付ける必要があります。
症状:
現在のインストール資料に従っても、非管理ユーザーはツールキットをインストールできません。
解決方法:
この問題は、WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.1 で解決されました。
非管理ユーザーとしてツールキットをインストールする WebSphere Message Broker 8.0.0.0 のユーザーは、オンラインのインフォメーション・センター http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp を参照できます。または、
WebSphere Message Broker Toolkit V8.0.0.0 インストール資料のステップ 5 を以下のように更新する必要があります。
ユーザー ID に root 権限または管理者権限が付与されていない場合、
WebSphere Message Broker Toolkit V8.0.0.0 インストール資料にステップ 14 を追加する必要があります。追加内容は以下のとおりです。
WebSphere Message Broker Toolkit を root 権限または管理者権限なしでインストールした場合、root 権限または管理者権限を持つユーザーに切り替え、次のスクリプト・ファイルを WebSphere Message Broker Toolkit のホーム・ディレクトリーから実行し、インストールを完了してください。
症状:
これは、外部 InputNode がサブフローに追加されるときに生じます。その結果の BAR ファイルには、2 つのコンパイル済みメッセージ・フローが含まれます。それらのメッセージ・フローの 1 つは、サブフローが組み込まれた、目的のフローです。もう一方のメッセージ・フローは、適切な ExternalOutput ノードを持たない外部 InputNode を含む無関係なサブフローです。
BAR ファイルがデプロイされると、両方のメッセージ・フローが実行されます。サブフローは、新規スレッドを間違って開始し、InputNode からデータを読み取ろうとします。
解決方法:
以下のいずれかを実行します。
症状:
インストールが完了すると、ユーザーには WebSphere Message Broker V8.0 Toolkit を開始するオプションが提供されます。ツールキットを開くと、ブローカーが実行しているかどうかに関わらず、WebSphere MQ バージョン 7.1 または 7.5 でキュー・マネージャーを使用して実行しているすべてのブローカーを停止することが報告されます。ブローカーに接続できないことを警告するダイアログが表示される場合があります。
ユーザーが停止されたブローカーの 1 つを開始しようとすると、以下のテキストが記載されたエラー・メッセージが表示されます。
キュー・マネージャー '<QueueManager>' が実行されていません (MQ 理由コード 2059 接続の試行中)
以下を確認します。
解決方法:
ツールキットをシャットダウンし、そのツールキットのインストール済み環境を使用して (Installation Manager は使用しない) そのツールキットを再オープンします。
症状:
Linux ツールキットを起動してから約 1 分以内に、Linux ツールキットが次のエラーで異常終了します。
JVM 強制終了 - 終了コード=160
解決方法:
Eclipse 3.6 と互換性のある XULRunner のバージョンをインストールします。
XULRunner の互換バージョンは、バージョン 1.8 から 3.6 およびその関連フィックスパックです。
IBM では、以下のバージョンを使用してテストを実施し、この問題が解決されていることを確認しました。
http://ftp.mozilla.org/pub/mozilla.org/xulrunner/releases/1.9.2.19/runtimes/xulrunner-1.9.2.19.en-US.linux-i686.tar.bz2
ダウンロードした圧縮ファイルを任意のディレクトリー (例: /usr/lib/xulrunner_new) に解凍します。
mb インストール・ディレクトリーの下の eclipse.ini ファイルに以下の行を追加します。
-Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=<解凍したダウンロードの場所> (例: -Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner_new)
zOS 上の WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.1 では、現在のところ、Web ベース静的エンドポイント・パターンで使用するための Web UI を使用して WSDL ファイルをアップロードすることはできません。
症状:
WebSphere Adapter for SAP Software の Enterprise Metadata Discovery (EMD) の反復ディスカバリー の実行中に、アダプター接続ウィザードの「サービスの生成およびデプロイメントの構成 」パネルが表示され、編集が可能ですが、入力したアダプター・システム接続情報はアダプター・コンポーネントに保存されません。
解決方法:
WebSphere Adapters エディターを使用して、アダプター・システム接続情報を変更し、後続の EMD 反復ディスカバリーでアダプター・システム接続情報が保存されるようにしてください。
症状:
アダプター・ウィザードで「確実な送達」チェック・ボックスが選択されていると、JDE インバウンド・アダプターはデプロイに失敗します。以下のエラーが発行されます。
プロパティー「AssuredOnceDelivery」をアダプター・コンポーネント「AssuredDeliveryMSApp.IBM WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne」上に設定しようとしましたが、そのプロパティーがサポートされていないので失敗しました。
解決方法:
この機能は現在サポートされていません。メッセージ・フローの開発には使用しないでください。
症状:
グラフィカル・データ・マップを使用してデータベースから取得した入力データをマップする場合、スキーマ名は、ご使用のデータベース・サーバーのデフォルトのスキーマ名の構成に依存します。ブローカーは、現在は、データベースに対して発行される SQL ステートメント内で使用されるデータベース・スキーマ名をオーバーライドする機能を提供していません。現在、マップによって発行される SQL ステートメントには、データベース名とテーブル名のみが含まれており、スキーマ名は含まれていません。結果として、データベース・サーバーは、ブローカーがマップの実行中にデータベース・サーバーに接続するために ID 用に使用した、デフォルトのデータベース・スキーマ名を使用します。ブローカーが使用する接続 ID は、ブローカーの JDBCProvider 構成可能サービスで構成されます。使用する JDBCProvider 構成可能サービスは、マップ内のデータ・ソース名によって選択されます。
必要なデータベース・テーブルがこのスキーマ内で使用可能でない場合、ご使用のデータベース・サーバー固有のエラー・コードを含むブローカー・エラーが表示され、マップの実行が失敗します。以下に例を示します。
BIP3947E: QName '{maps}:RDB_Mapping' のマップの処理が失敗しました。詳細は以下のとおりです:
'{データベース・スキーマ・テーブル・アクセスについての固有のエラー・メッセージとコード}'
解決方法:
WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.1 以降では、データベース・スキーマの名前をオプションでオーバーライドする機能を提供することにより、この制約に対応しています。詳しくは、JDBCProviders 構成可能サービスのプロパティー「databaseSchemaNames」を参照してください。
WebSphere Message Broker バージョン 8.0 GA のユーザーは、グラフィカル・データ・マップから選択したテーブルが、JDBCProvider 構成可能サービスで構成されたデータベース接続 ID 用のデータベース・サーバーによって設定されたスキーマ内で使用可能であることを確認する必要があります。これは、z/OS では特に制限されます。
症状:
Z シェル (zsh) をシェル環境として使用する UNIX システムでは、'source {install path}/mqsiprofile' を呼び出すとシェルが終了します。zsh のデフォルトの動作により、mqsiprofile コマンドは、正しくない引数番号を確認して、それがソースとして指定されているのか直接実行されているのかを判断します。その後、mqsiprofile スクリプトは警告メッセージを出力して終了を呼び出しますが、zsh はこの呼び出しを現在のシェルの終了指示であると解釈します。
解決方法:
この問題に対処するには、以下の手順を実行してください。
症状:
インフォメーション・センターのトピック an19545_ mqsiapplybaroverride では、アプリケーションおよびライブラリーでの -k および -y パラメーターの使用について説明しています。これらのパラメーターをコマンドで使用すると、以下のエラーが発生します。
BIP1033E: 無効なパラメーター (Invalid parameters)
解決方法:
これらのオプションは、コマンドでの使用はサポートされていないため、使用しないでください。
z/OS 上のユーザー・データベースを使用する場合は、DB2 APAR PK99362 が必要です。
グローバル座標指定 (XA) トランザクションはサポートされていません。
JDBC/XA グローバル座標指定 (XA) トランザクションは、HP-UX/Itanium および z/OS 以外のすべてのブローカー・プラットフォーム上の DB2 および Oracle (Oracle RAC を除く) でサポートされています。
ODBC XA および JDBC/XA を同一ブローカー上で混用することはできません。
Informix グローバル座標指定 (XA) トランザクションはサポートされていません。
Windows Server 2008 R2 および 64 ビット版の Windows 7 でサポートされるのは、DB2 および Microsoft SQL Server のみです。DB2 および Microsoft SQL Server のシステム要件のページを参照して、各製品のどのバージョンがご使用のシステムに適切かを判断してください。
DB2 のシステム要件の Web ページは、以下のとおりです。
http://www.ibm.com/software/data/db2/linux-unix-windows/sysreqs.html
WebSphere MQ 7.1 キュー・マネージャーまたは WebSphere MQ 7.5 キュー・マネージャーをトランザクション・マネージャーとして XA を使用するようブローカーを構成するときに、ユーザーは適切なスイッチ・ファイルを
<MQ_DATA_PATH>/exits ディレクトリーまたは <MQ_DATA_PATH>/exits64 ディレクトリー、あるいはその両方に格納する必要があります。ユーザーは、インストール固有の、exits と exits64 のサブディレクトリ―をスイッチ・ファイルには使用できません。
症状:
ODBC データ・ソースを Linux システムおよび UNIX システムで使用しようとすると、Message Broker はデータベースに正しく接続できません。
エラー・メッセージの例
BIP2393E: Database error: ODBC return code '-1' from data source ''ROUTING'' using ODBC driver manager ''/opt/ibm/IE02/2.0.0/lib/libodbcinterface.so''.
BIP2322E: Database error: SQL State ''IM002''; Native Error Code '0'; Error Text ''[unixODBC][Driver Manager]Data source name not found, and no default driver specified''.
BIP8040E: Unable to connect to the database.
解決方法:
ODBC 接続を正常にセットアップし、実行できるようにするには、特定されているサンプル・ヘルプ・ページを以下のように訂正する必要があります。
以下のページを訂正します。
『WebSphere Message Broker ODBC Database Extender を使用する Linux および UNIX システムからのデータベースへの接続』が正しくありません。
ステップ 8 の冒頭には「AIX 上にインストールされた DB2...を使用する場合」とあり、AIX を使用していない場合、このステップをスキップできるような表現になっています。すべての Linux および UNIX プラットフォームで、ステップ 8 を完了する必要があります。
症状:
WebSphere Message Broker Application サンプルをセットアップして実行しようとすると、DatabaseInput ノードが正常に実行されません。データベースをロードまたは更新するとエラーが表示されるか、またはデータベースが更新されたときにブローカー・フローからメッセージが取得されません。
解決方法:
以下の訂正をサンプル・ヘルプ・ページと合わせて読む必要があります。
セクション: DB2 のセットアップ
ステップ 3 は、以下のように更新する必要があります。
3. dbinput_create_tables_db2.sql が含まれる「DatabaseInput データ設計」プロジェクトにナビゲートします。
そのファイルをテキスト・エディターで開き、以下の行を先頭に追加します。
CONNECT TO DBINPUT@
DB2 コマンド・ウィンドウで、「DatabaseInput データ設計」プロジェクトのフォルダーにナビゲートします。
db2 -td@ -vf dbinput_create_tables_db2.sql
セクション: DatabaseInput メッセージ・フローを実行するには、次のようにします。
ステップ 3、4、および 7 は、以下のように更新する必要があります。
3. データベース「DBINPUT」の既存の JDBC 接続を選択するか、表示される手順に従って新規接続を作成します。既存の接続を使用する場合、「編集」を使用して、「ドライバー・プロパティー」タブで接続の有効なユーザー名とパスワードを設定する必要があることに注意してください。
4. 「終了」をクリックして表に行を追加します。Eclipse メニューの「ビューの表示」を使用して開くことができる「SQL の結果」ビューにその結果が表示されます。
...
7. 取得したメッセージに顧客構造が含まれていることを検査します。受け取るメッセージがない場合、「DatabaseInput Retrieve Failure.mbtest」フロー・テストを開き、起こりうる障害の説明メッセージをデキューします。
http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示 もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他の ライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って、IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。
以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。
DB2、developerWorks、IBM、Informix、WebSphere、z/OS。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
WebSphere Message Broker 製品ページ
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/
DB2 フィックスパック
現行のサポート契約をお持ちの場合は、DB2 サポートに電話して DB2 フィックスパックの CD 版を注文することができます。または Web から DB2 フィックスパックをダウンロードすることもできますが、サイズの大きいフィックスパック・ファイルも存在するため、CD 版を依頼すると長時間のダウンロードを避けることができます。
DB2 サポートの詳しい連絡先と DB2 フィックスパックのダウンロードについては、以下をご覧ください。
http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html
WebSphere MQ フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/support/entry/portal/Software/WebSphere/WebSphere_MQ
WebSphere Message Broker フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006041
WebSphere Message Broker 要件 (英語)
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/
WebSphere Message Broker README ファイル (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006917
WebSphere Message Broker V8.0 スタンドアロン版インフォメーション・センター
Linux の場合:
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V8.0/wmb_help_linux.tgz
Windows の場合:
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V8.0/wmb_help_win.zip
WebSphere Message Broker V8.0 オンライン・インフォメーション・センター
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v8r0m0/index.jsp
IBM Centre for Java™ Technology Development
ダウンロード (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/
Web Services Description Language (WSDL) の仕様 (英語)
http://www.w3.org/TR/wsdl
WebSphere Message Broker developerWorks ゾーン (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/websphere/zones/businessintegration/wmb.html