IBM WebSphere Message Broker バージョン 6.1.0.9 (フィックスパック 9) ツールおよびランタイム・コンポーネント README 資料
README ファイル: IBM WebSphere Message Broker
製品/コンポーネント・リリース: 6.1
アップデート名
: フィックスパック 9
フィックス ID:
6.1.0-WS-MB-AIXPPC64-FP0009 - AIX on 64-bit Power PC アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-HPUXPARISC64-FP0009 - HP-UX on 64-bit HP PA-RISC アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-HPUXIA64-FP0009 - HP-UX on Itanium
6.1.0-WS-MB-SOLARISSPARC64-FP0009 - Solaris
on Sun SPARC アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-SOLARISX64-FP0009 - Solaris
on Sun x86-64 アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-LINUXIA32-FP0009 - Linux
on 32-bit Intel アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-LINUXX64-FP0009 - Linux
on Intel x86 アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-LINUXPPC64-FP0009 - Linux
on i/p series アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-LINUXZ64-FP0009 - Linux
on z/series アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-WINIA32-FP0009 - Windows
on 32-bit Intel アーキテクチャー
6.1.0-WS-MB-ZOS-FP0009 - z/OS
発行日: 2008 年 5 月 30 日
最終更新日: 2011 年 1 月 19 日
WebSphere Message Broker バージョン 6.1 フィックスパック 6.1.0.9 は、以下の場所からダウンロードしてください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006041
常に最新版の README ファイルを使用してください。最新版の README ファイルは以下から入手できます (英語のみ)。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006917
翻訳された README ファイルは以下から入手できます。
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/
製品のインストール前に完了させておく必要のあるタスクの情報については、以下の場所にある「WebSphere Message Broker インストール・ガイド」を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/epubs/pdf/c3468662.pdf
Message Broker Toolkit に V6.1.0.9 (フィックスパック 9) サービスを適用する場合は、「インストール・ガイド」で本プロセスについての説明を参照し、プロセスを正しく完了させてください。
「インストール・ガイド」には、以下の「IBM Publications Center」からオンラインでアクセスすることができます。
http://publib.boulder.ibm.com/epubs/pdf/c3468662.pdf
z/OS へのサービスの適用
z/OS にサービスを適用している場合は、 以下のようにして、プログラム一時修正 (PTF) パッケージをバイナリー・ファイルとしてダウンロードしてから、z/OS に転送する必要があります。
Organization . . . : PS
Record format . . . : FB
Record length . . . : 1024
Block size . . . . : 6144
1st extent tracks . : 500
Secondary tracks . : 50
これらのデータ・セットは、以下のサンプル JCL (ジョブ制御言語) を使用して割り振ることができます。
/* INSERT A VALID JOBCARD HERE
//*
//ALLOCATE EXEC PGM=IEFBR14
//SYSMOD1 DD DSN=YOUR HIGH LEVEL QUALIFIER (HLQ).PTF
NUMBER.TRS,
// DISP=(NEW,CATLG,DELETE),
// UNIT=SYSDA,
// SPACE=(TRK,(500,50),RLSE),
// DSORG=PS,
// DCB=(RECFM=FB,LRECL=1024,BLKSIZE=6144)
//*
put PTF NUMBER.TRS 'YOUR HLQ.PTF
NUMBER.TRS' (replace
変更が完了し、適切なジョブ・カードが追加されたら、以下のサンプル JCL を使用して データ・セットを解凍できます。
//*****************************************************
//* UNTERSE APAR
//*****************************************************
/UNPACK EXEC PGM=TRSMAIN,PARM='UNPACK'
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=TERSE.LOADLIB
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//INFILE DD DSN=YOUR HLQ.PTF NUMBER.TRS,
// DISP=SHR
//OUTFILE DD DSN=YOUR HLQ.PTF NUMBER,
// DISP=(NEW,CATLG),
// SPACE=(TRK,(1000,100,))
/*
WebSphere Message Broker バージョン 5.0 またはバージョン 6.0 からマイグレーションする場合は、http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp のオンライン・インフォメーション・センターを参照してください。マイグレーション方法についての詳細な情報が提供されています。
IBM サポートを通じて報告される特定のマイグレーションの問題についての説明資料は、Web サイト http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/support/ の WebSphere Message Broker Support で定期的に更新されます。 「Troubleshoot」 > 「View all Troubleshooting documents」 の順にクリックし、「Problems and solutions when migrating to WebSphere Message Broker 6.0 and 6.1」というタイトルの資料を検索してください。
WebSphere Message Broker のスタンドアロン版インフォメーション・センターは、クイック・スタート CD からご利用になれます。また、
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp からもオンラインでアクセスできます。
また、以下のアドレスからもダウンロードできます。
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_linux.tgz
(Linux バージョン)
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_win.zip
(Windows バージョン)
quickstart_welcome.html file をお読みください。
このファイルは wmb_help_linux.tgz および wmb_help_win.zip ファイルの ibm_help フォルダーに収められています。
PDF 版の情報トピックのコレクションは以下のアドレスにあります。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/library/v61/books.html
障害: この README ファイルでは、全体に渡って障害番号の参照が記載されています。これらの障害番号は IBM 社内問題番号を参照しており、 問題について IBM 技術員と相談するときにこの問題番号が役立ちます。
技術情報: 既知の問題と使用可能なフィックスの現行情報については、以下の WebSphere Message Broker Support Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/support/
情報を検索するには、 「Troubleshoot」>「View all Troubleshooting documents」をクリックします。関連するすべての技術情報が表示されます。これらの技術情報は、並び替えたり、さらに絞り込み検索を実行したりできます。
パスポート・アドバンテージ Web サイトからの WebSphere Message Broker バージョン 6.1 インストール・イメージのダウンロードに関する情報は、以下のサイトのダウンロード資料「Passport Advantage downloads for WebSphere Message Broker V6.1」を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg24017456
バージョン: WebSphere Message Broker によってサポートされているオペレーティング・システムおよびデータベースの、特定のバージョンに関する最新状況は、次の「System requirements」ページを参照してください。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/index.html
Toolkit の機能の更新 (英語版および他の対応言語版の資料の更新を含む) は定期的に確認してください。
WebSphere Message Broker の推奨フィックスについては以下を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006041
バージョン 6.1 の新機能の詳細およびバージョン 6.1 フィックスパックで追加された新機能の情報は、以下のサイトに掲載されています。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp?topic=/com.ibm.etools.mft.doc/ab00026_.htm
このセクションは、WebSphere Message Broker のコンポーネント別の既知の問題と回避策 (存在する場合) を概説しています。
インストール・パスを作成する際、パス長がご使用のシステムの最大文字長を超えることがないようにしてください。(例えば、Windows の場合は 256 文字が最大です)。
Microsoft Windows Vista または Microsoft Windows Server 2008 でのインストールの場合、以下の問題を回避するために、 APAR 番号 IC57915 が含まれた WebSphere MQ V7 フィックスパックをインストールしてください。
WebSphere Message Broker Windows Launchpad を使用して製品インストールを実行する場合、Windows C ランタイム・ライブラリー (Window CRT) のインストールが必須の前提条件として表示されます。
ただし、既存のインストール済み環境をバージョン 6.1.0.3 以上にアップグレードするためにサービスを適用している場合は、以下の問題を回避するために、Windows CRT を個別にインストールする必要があります。
mqsi*.exe
コマンド (mqsimigratemsgsets.exe
など) が以下のようなエラーで失敗する: This application has failed to install because MSVCR80.dll was not found. Reinstalling the application may
fix this problem.解決方法:
Windows CRT を個別にインストールします。
英語版 Windows CRT インストーラーは、ブローカーの bin ディレクトリーに格納されています。インストール済み環境に ナビゲートして、vcredist_x86.exe ファイルをダブルクリックし、インストールを完了します。
英語以外の言語の Windows CRT をダウンロードするには、以下の Microsoft Visual C++ 2005 SP1 Redistributable Package (x86) ダウンロード Web ページに移動してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=200B2FD9-AE1A-4A14-984D-389C36F85647
Windows Vista または Windows Server 2008 での WebSphere Message Broker バージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) 以前のインストールは正しく機能しません。ファイル・システムおよびレジストリーに通常とは異なるエレメントが作成され、手動での削除が必要になる場合があります。
解決方法:
Windows Vista および Windows Server 2008 でサポートされている WebSphere Message Broker バージョン 6.1.0.3 (フィックスパック 3) 以上のバージョンをインストールしてください。
この問題はバージョン 6.1.0.3 (フィックスパック 3) で解決されています。
ランタイム・コンポーネントのサイレント・インストールを選択してテンプレートを生成する、または応答ファイルを記録する場合、「インストール・ガイド」第 7 章「インストール・インターフェースの選択」の 85 ページと 86 ページに記載の例は正しくありません。応答ファイルを記録するには、次のように入力します。
installer
-options-record responsefile
テンプレートを生成するには、次のように入力します。
installer -options-template responsefile
また、86 ページの表 13 に記載されている、対応するコマンドも当てはまりません。-options および -record または -template の間にスペースを入れることはできません。
解決方法:
以下の更新済みインストール・ガイドを参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/epubs/pdf/c3468662.pdf
Windows 解凍ウィザードを使用して、パスポート・アドバンテージ Xtreme Leverage Web サイトからダウンロードした WebSphere Message Broker V6.1 の圧縮ファイルを解凍する場合、ファイルの解凍先に長いディレクトリー・パスを指定すると、パスワード・メッセージが表示される場合があります。
パスが長いディレクトリーにファイルを解凍しようとすると、パス長が長すぎるために Windows 解凍ウィザードが処理を実行できない場合があります。その場合、エラー・メッセージではなくパスワードを要求するウィンドウが開きます。例えば「Password Needed File 'DB2CS_NewCLRProcWizard...' is password protected. Please enter the password in the box below」です。これは誤ったメッセージですが、多くのファイルで表示される可能性があります。
解決方法:
C:\temp\dbimage などの、短いディレクトリー・パスのロケーションにファイルを解凍してください。
メッセージ・フローをデプロイしてブローカーを開始した後に、次のような症状が見られる場合があります。
BIP2060W: The broker has detected that the Execution
Group <insert_1>, process ID <insert_2>, has shutdown.
BIP2227E:
Error encountered during abend processing: <insert_1> - terminating.
加えて、mqsistart
コマンドがブローカーを開始せず、システム・ログに以下のエラー・メッセージが含まれる場合があります。
BIP8893E:
Verification failed. Unable to access file '/var/mqsi/components/AIX53_BK/bipcvp_javaversion.tmp'
with user ID <insert_2>.
これらの問題は、AIX V5.3 のファイル・セット bos.rte.libc のレベルが 5.3.0.52 より前のものである場合に発生する可能性があります。
解決方法:
この問題を解決するには、bos.rte.libc ファイル・セットを最低でも 5.3.0.52 のレベルにアップグレードしてください。バージョン 5.3.0.52 は AIX バージョン 5.3 TL05 SP2 からご利用になれます。
AIX を V5.3 TL7 または TL8 にアップグレードすると、xlC.rte ファイル・セットも V9.0.0.1 にアップグレードされます。これは、AIX サーバーの始動、WebSphere MQ の始動、メッセージ・フローの実装、またはブローカーの開始時に以下の症状が発生する原因となります。
BIP2623E: Unable to open queue <insert_2> on WebSphere
MQ queue manager <insert_1>: completion code <insert_3>; reason
code <insert_4>
BIP2604E: Node failed to open WebSphere MQ queue <insert_2>
owned by queue manager <insert_1>: completion code <insert_3>;
reason code <insert_4>
MQRC=2018: 2018 0x000007e2 MQRC_HCONN_ERROR
これらの問題は、xlC.rte ファイル・セットのバージョンが V9 より上で V9.0.0.3 より下である場合に 発生する可能性があります。
解決方法:
この問題を解決するには、xlC.rte ファイル・セットのバージョンを 9.0.0.3 にアップグレードしてください。より詳細な情報、および xlC.rte.9.0.0.3 ファイル・セットを備えた AIX パッケージを含む PTF ダウンロードへのリンクについては、以下の WebSphere Message Broker お客様サポート Web サイトの技術情報を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21300071
WebSphere Message Broker のツール・コンポーネントおよびランタイム・コンポーネントでは、Security-Enhanced Linux (SELinux) が使用可能な Red Hat Enterprise Linux はサポートされていません。
同一のコンピューター上で、ランタイム・コンポーネントをバージョン 5.0 またはバージョン 6.0 のいずれかからバージョン 6.1 にマイグレーションする場合、新規シェルを開いてから、mqsiprofile
を実行してコマンド環境をセットアップしてください。
z/OS 対応のマイグレーションには IC54505 が必要です。IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
バージョン 5.0 および 6.0 では、メッセージ・セットの Message Domain プロパティーが「MRM」または「IDOC」以外に設定されている非 MRM モデルおよび MRM モデルの両方を含むメッセージ・セットを保持し、メッセージ・セットのバー・ファイルへの追加時に Message Domain の設定に関係なく .dictionary ファイルを生成することができます。
バージョン 6.1 では、Message Domain が「MRM」または「IDOC」である場合のみ辞書が生成されます。
解決方法:
メッセージ・セットの「Supported」メッセージ・ドメイン・プロパティー下の MRM チェック・ボックスを選択します。
Toolkit を開始しようとすると、「JVM terminated Exit Code = 1」のエラーが表示されたり、javaw.exe の処理による CPU 使用率が 100% になって停止したりします。
この問題は、-Xshareclasses:singleJVM が eclipse.ini ファイルでスイッチを入れ続けているために起きている可能性があります。このスイッチは、読み込まれたすべてのクラスを共有する手段であるキャッシュを提供し、クラス・データの共有を制限する JVM には制限を設けていません。このキャッシュが壊れると、新規の JVM はキャッシュに接続できません。既存の JVM は機能を継続することはできますが、キャッシュを更新することはできません。
解決方法:
問題を解決するには、壊れたキャッシュを削除します。キャッシュは、次回の製品の起動時に再作成されます。キャッシュは以下の手順で削除します。
Microsoft Windows の場合:
javaw.exe -Xshareclasses:destroy
Linux の場合:
./javaw -Xshareclasses:destroy
これで製品は正しく開始します。
最初に IBM Installation Manager を使用してインストールされたパッケージの更新が必要な場合、更新の際も IBM Installation Manager を使用しなければなりません。Eclipse Update Manager は非 IBM プラグインのインストールに使用できますが、Eclipse の機能やもともと IBM Installation Manager を使用してインストールされたプラグインの更新には、Eclipse Update Manager は使用しないように十分気をつけてください。Eclipse Update Manager を使用してプラグインを追加する場合は、 (IBM Installation Manager が管理し、予約している) 共有リソース・ディレクトリーにではなく、必ずパッケージ・グループ・ディレクトリーでインストールしてください。
あるパッケージ・グループの一部として複数の製品がインストールされている場合、プログラムの起動時に表示されるパネル (「スプラッシュ画面」と呼ばれることもあります) は、パッケージ・グループのどの製品が最初にインストールされたかに左右されます。例えば、Rational Application Developer (RAD)、WebSphere Message Broker、および WebSphere Integration Developer (WID) をこの順にインストールした場合、この 3 つのプログラムのいずれかを開始する際は、RAD の開始パネルが表示されます。
特定の方法で WSDL ファイルまたは XSD ファイルをフォーマットすると、インポート後に生じるプロジェクトで問題が発生する場合があります。
症状:
解決方法:
WSDL リソースまたはスキーマ・リソースをメッセージ・セットにインポートした後に予期しない結果が 1 つでも発生した場合は、ファイルのクリーンアップまたはフォーマットを実行してください。ファイルのクリーンアップまたはフォーマットを実行するには次の手順に従ってください。
これでファイルは正しくインポートされます。
Windows で、「Start Help」および「Stop Help」メニュー項目が「スタート」->「プログラム (P)」にありません。
WSDL または XSD 定義をインポートする場合、EBCDIC-CP-US のような特定のファイル・エンコード方式に対し、ファイル妥当性検査でエラーが発生することがあります。これらの定義を正しくインポートするには、XML ファイル内のエンコード属性をシステムのエンコード方式 (例えば UTF-8) に更新してください。
2 つの新規またはインポートされたプロジェクトが相互参照している場合、循環プロジェクト依存関係エラーが表示されます。
解決方法:
問題を解決するには、以下のいずれかのオプションを実行します。
この問題はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) で解決されています。
Windows .NET Server Web Services Security X509 は、 WebSphere Message Broker バージョン 6.1 ではサポートされていません。その他の WebSphere Message Broker Web Services 機能すべて、具体的には Web Services Security 用 USERNAME トークンは、Windows .NET に対してまだ完全にサポートされています。
Message Transmission Optimization Mechanism (MTOM) を使用した、サイズが 16 KB を超える添付はサポートされていません。
Collector ノードは、IC54505 で解決された異常終了の原因になることがあります。 IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
この問題はバージョン 6.1.0.3 (フィックスパック 3) で解決されています。
TCP/IP の入力ノードおよび受信ノードのメッセージの終わりを判断するために XMLNSC パーサーを使用している場合、XMLNSC パーサーは、ビット・ストリーム上に次の XML 文書が示された場合、または XMLNSC パーサーがビット・ストリームの終わりを認識した場合にのみ、そのメッセージの終わりを検出します。 これらのいずれも発生しない場合は、タイムアウト例外が表示されます。
これを解決するには、レコード検出のプロパティーを「Delimited
」に設定し、ビット・ストリームにヌル文字を追加します。
Solaris x86-64 上の TCP/IP ノードはデータの処理を実行せず、接続が拒否される場合もあります。これらの問題が発生した場合は、rlim_fd_max および rlim_fd_cur を 8193 以下に設定してください。
z/OS 上の JMS ノードは、IC54505 までは調整されたトランザクションをサポートしません。IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
WebSphere Message Broker バージョン 6.1.0.1 (フィックスパック 1) の EndpointLookup ノードおよび RegistryLookup ノードを使用して、WebSphere Service Registry and Repository (WSRR) バージョン 6.0.2 または バージョン 6.1 上に存在するサービス・メタデータにアクセスできます。ただし、WSDL 内の MQ Endpoint の参照や、モデル化されたオブジェクトおよびエレメントへのアクセスなどの WSRR バージョン 6.1 で導入された新機能は、現在サポートされていません。
WebSphere Service Registry and Repository (WSRR) バージョン 6.1 以上がサポートされています。WSRR の以前のバージョンはサポートされていません。
MQ Link for SAP R/3 から Message Broker V6.1 への移行には IC54505 が必要です。IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
グローバル座標指定 (XA) トランザクションはサポートされていません。
Oracle グローバル座標指定 (XA) トランザクションは、Oracle 11g クライアントを備えた Windows ではサポートされていません。
Oracle グローバル座標指定 (XA) トランザクションは、Oracle RAC データ・ソースではサポートされていません。この問題はバージョン 6.1.0.6 (フィックスパック 6) で解決されています。
非 XA 環境と XA 環境の両方の ODBC 接続で、Oracle RAC フェイルオーバーがサポートされています。サポートは Oracle RAC の接続時フェイルオーバー機能に制限されており、サポートされている Oracle のバージョンは 10.2.0.4 以上です。XA 環境で Oracle RAC 接続時フェイルオーバーを行うには、WebSphere Message Broker V6.1.0.6 以降が必要です。
JDBC/XA グローバル整合 (XA) トランザクションは、HP-UX/Itanium および z/OS 以外のすべてのブローカー・プラットフォーム上の DB2 および Oracle (Oracle RAC を除く) でサポートされています。
ODBC XA および JDBC/XA を同一ブローカー上で混用することはできません。
Informix グローバル座標指定 (XA) トランザクションはサポートされていません。
以下のサイトにあるユーザー・プラットフォームにおける V6.1 詳細システム要件にリストされた Informix クライアントのバージョンを使用している場合、
Informix ストアード・プロシージャーは V6.1.0.4 (フィックスパック 4) からサポートされています。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/
Informix ストアード・プロシージャーに適用される制限およびその他の資料については、以下のサイトで、
WebSphere Message Broker インフォメーション・センター・トピック「CREATE PROCEDURE ステートメント」を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/topic/com.ibm.etools.mft.doc/ak04970_.htm
パラメーターのタイプが「REAL」の DB2 バージョン 9 ストアード・プロシージャーを、z/OS システム上の DB2 データベースに対して実行すると、DB2 エラー「CLI0111E Numeric value out of range. SQLSTATE=22003」となり、呼び出しは失敗します。
解決方法:
最低でも以下のバージョンの DB2 をインストールしてください。
DB2 V9.1 の場合: APAR IZ23102 のフィックスパック 6
DB2 V9.5 の場合: APAR IZ23103 のフィックスパック 2
WebSphere Message Broker で提供される DataDirect ODBC ドライバーとそれに対応するサンプル ODBC .ini ファイル は、HP-UX/PA-RISC バージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) および HP-UX/PA-RISC バージョン 6.1.0.3 (フィックスパック 3) 以外のすべてのプラットフォーム用に更新されました。
現行インストールがバージョン 6.1.0.0 またはバージョン 6.1.0.1 (フィックスパック 1) の場合、バージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) 以上を適用するときに、ODBC 接続に追加の変更を加える必要があります。
このフィックスパックの適用方法については、以下のサイトで、トピック ah01589_ 「ランタイム・コンポーネントへのサービスの適用」を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/topic/com.ibm.etools.mft.doc/ah01589_.htm
この説明には、行う必要がある ODBC の変更について説明するトピック (Linux および UNIX 用 (ah01652_)、 Windows 用 (ah01653_)) へのリンクが含まれています。
データベースにおける UNICODE データの操作は、 バージョン 6.1.0.3 (フィックスパック 3) からサポートされています。
このサポートの説明については、以下のサイトで、WebSphere Message Broker インフォメーション・センター・トピック
「データベースでの Unicode および DBCS データのサポート」を参照してください。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/topic/com.ibm.etools.mft.doc/ac00407_.htm
z/OS 上に DB2 バージョン 8.1 または 9.1 データベースがある場合、 フィックス DB2 APAR PK74344 をインストールしてください。そうしないと、Character Large Object (CLOB) データが破損したり、SELECT 関数の使用時に SQLSTATE 01004 が戻されるなどの SQL エラー・メッセージが発生する場合があります。
WebSphere Message Broker 6.1.0.2 (フィックスパック 2) 以下のバージョンを HP-UX/PA-RISC にインストールした場合は、DataDirect Connect (または DataDirect Connect64) for ODBC Driver (DD) V5.0 を使用して、データベースへの ODBC 接続をセットアップする必要があります。インフォメーション・センターのトピックでは DD V5.3 に言及していますが、これはこのプラットフォームではサポートされていません。
ブローカー・データベースまたはユーザー・データベース用の ODBC 接続の構成を開始する前に、以下のサイトで、技術情報「Configuring database ODBC connections for WebSphere Message Broker V6.1 on HP-UX (PA-RISC platform)」を参照してください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21305099
この資料には、DD V5.0 ドライバーを使用して接続を定義する方法、およびトランザクションのグローバル座標指定を構成する方法について、詳細な情報が収録されています。他のプラットフォームがこの変更によって影響を受けることはありません。
この問題はバージョン 6.1.0.6 (フィックスパック 6) で解決されています。
Linux および UNIX の ODBC トレースを使用可能にするには、$ODBCINI32
または $ODBCINI
ファイルの [ODBC] スタンザの Trace
設定を使用します。
ODBC トレースをオンにするには、Trace
を 1
に設定します (例:
Trace=1
)。DataDirect V5.3 ODBC ドライバーは、TraceOptions
という追加の設定をサポートします。さらに詳しいトレース情報 (タイム・スタンプ情報など) を得るために、TraceOptions
を値 3
に設定することができます。
インフォメーション・センターのトピック ah14449_、ah14452_、ah25530_、および ah14444_
では、TraceOptions
の値を 3
に設定することについて説明していますが、
TraceOptions=3
とすると、ODBC トレースは Trace の設定に関係なくアクティブになります。そのため、このオプションは、WebSphere Message Broker で提供される 32 ビット ODBC 定義サンプル・ファイル (odbc32.ini) や 64 ビット ODBC 定義サンプル・ファイル (odbc64.ini) には含まれていません。
解決方法:
トレースの収集が完了したら、$ODBCINI32
または $ODBCINI
ファイルを編集して TraceOptions=3
の行を削除するか、または ;#TraceOptions=3
のようにしてコメント化します。
Sybase データベースをブローカー・データベースとして使用するブローカーが以前に作成されていて、Message Broker バージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) にアップグレードしようとすると、ブローカーの開始時にブローカーとブローカー・データベースに問題が発生する場合があります。
この問題を解決するには、マイグレーション後に以下のコマンドを実行してから、ブローカーを開始してください。
isql -Umqsiuid -Pmqsipw
データベースへのブローカー・アクセス用に、別のユーザー ID とパスワードを許可した場合は、コマンドの mqsiuid
と mqsipw
を該当する値に置換してください。
use WBRKBKDB
異なる名前でブローカー・データベースを作成した場合は、コマンドの WBRKBKDB を該当するブローカー・データベース名に置換してください。
go
alter table BROKERAA
modify MsgId NOT NULL
modify ReplyToQ NOT NULL
go
alter table BROKERAAEG
modify MsgId NOT NULL
modify CntlMsgId NOT NULL
go
alter table BSUBSCRIPTIONS
modify Expiration NOT NULL
modify Creation NOT NULL
go
alter table BMQPSTOPOLOGY
modify Migrated NOT NULL
go
alter table BACLENTRIES
modify QopLevel NOT NULL
go
alter table BMULTICASTTOPICS
modify GroupAddress NOT NULL
go
alter table BAGGREGATE
modify ReplyGroupId NOT NULL
go
サンプルは IC54505 まではサポートされません。IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
サンプルは IC54505 まではサポートされません。IC54505 はバージョン 6.1.0.2 (フィックスパック 2) に含まれています。
WebSphere Message Broker V6.1.0.9 に含まれるフィックスは、以下を参照してください。
http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。
本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
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この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。
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IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他の ライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。
著作権使用許諾:
本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。
以下は、International Business Machines Corporation の米国およびその他の国における商標です。
IBM、AIX、DB2、developerWorks、Passport Advantage、Rational、WebSphere、z/OS
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは Oracle やその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
DB2 フィックスパック
DB2 フィックスパックは CD から入手するか、または Web からダウンロードして入手することができます。ただし、フィックスパックのサイズが大きい場合はダウンロードに時間がかかるため、CD 版を依頼するとこれを回避することができます。
現行のサポート契約をお持ちの場合は、DB2 サポートに電話して DB2 フィックスパックの CD 版を注文することができます。
連絡先の詳細については、次の URL に説明されています (英語)。
http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html
この同じ Web サイトからダウンロードすることもできます。
WebSphere MQ フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/software/integration/wmq/support/
WebSphere Message Broker フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006041
WebSphere Message Broker 要件 (英語)
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/
WebSphere Message Broker README ファイル (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27006917
WebSphere Message Broker スタンドアロン・インフォメーション・センター (英語)
Linux の場合:
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_linux.tgz
Windows の場合:
ftp://public.dhe.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_win.zip
WebSphere Message Broker V6.1 オンライン・インフォメーション・センター
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp
IBM Centre for Java™ Technology Development
ダウンロード (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/
Web Services Description Language (WSDL) の仕様 (英語)
http://www.w3.org/TR/wsdl
WebSphere Message Broker developerWorks ゾーン (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/websphere/zones/businessintegration/wmb.html