IBM® WebSphere® Message Broker バージョン 6.1

変更履歴:

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IBM WebSphere Message Broker をお買い上げいただき、ありがとうございます。この文書は、 バージョン 6.1 の Tooling および Runtime コンポーネントの README ファイルです。

この README では、既知の問題について説明し、オンラインのインフォメーション・センターへの掲載に間に合わなかった資料の更新情報を記載しています。

目次


すべてのユーザーにとって重要な情報

常に最新版の README ファイルを使用してください。最新版の README ファイル (英語のみ) は以下から入手できます。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006917

インストールを実行するには、「WebSphere Message Broker インストール・ガイド」を参照してください。 これには、製品のインストール前に完了する必要のあるタスクについての解説が記載されています。 「インストール・ガイド」には、以下の「IBM Publications Center」からオンラインでアクセスすることができます。

http://publib.boulder.ibm.com/epubs/pdf/c3468660.pdf

マイグレーション時の重要情報

この製品のバージョン 5.0 またはバージョン 6.0 からのマイグレーションの場合は、オンライン・インフォメーション・センターを参照してください。このインフォメーション・センターには、マイグレーション方法についての詳細な情報が収録されています。

IBM サポートに報告された具体的なマイグレーションの問題について記述した資料が、Broker Support Site で定期的に更新されています。「Solve a problem」セクションの「Problems and solutions when migrating」というタイトルの資料をご覧ください。

資料

WebSphere Message Broker のスタンドアロン版インフォメーション・センターは、クイック・スタート CD で提供されています。また、以下からもオンラインでアクセスできます。 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp

また、以下のアドレスからもダウンロードできます。
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_linux.tgz (Linux® バージョン)
および
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_win.zip (Windows® バージョン)

quickstart_welcome.html ファイルをお読みください。このファイルは wmb_help_linux.tgz および wmb_help_win.zip ファイルの ibm_help フォルダーに収められています。

Portable Document Format (.pdf) での情報トピック、および Rules and Formatter に特有の資料は以下のアドレスにあります。
http://www-306.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/library/

サポート

障害: この README 文書では、全体に渡って障害番号の参照が記されています。これらの障害番号は IBM 社内問題番号を参照しており、 問題について IBM 技術員と相談するときにこの問題番号が役立ちます。

技術情報: 現在の時点で既知の問題と使用可能なフィックスについては、次の URL をご覧ください。
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/support/

以下のいずれかの方法で情報を見つけます。

関連するすべての技術情報が表示されます。これらの技術情報を並び替えたり、さらに絞り込み検索を実行したりできます。

Passport Advantage® Web サイトからの WebSphere Message Broker バージョン 6.1 のインストール・イメージのダウンロードについての情報は、Passport Advantage downloads for WebSphere Message Broker V6.1 ダウンロード資料を以下のサイトでご覧ください。
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=849&uid=swg24017456

バージョン: WebSphere Message Broker によってサポートされているオペレーティング・システムおよびデータベースの特定バージョンに関する最新状況は、次の「System requirements」のページを参照してください。
http://www-306.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/index.html

機能の更新

Toolkit の機能の更新 (英語版および他の対応言語版の資料の更新を含む) は、定期的に確認してください。
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制約事項

このセクションは、WebSphere Message Broker のコンポーネント別の制約事項を概説しています。 

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インストール

インストール・パスの作成の際には、パスの長さがご使用のシステムの最大文字長を超えないようにしてください。(たとえば、Windows では最大 256 文字まで使用できます。)


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マイグレーション

z/OS でのマイグレーションには IC54505 が必要です。


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WebSphere Message Broker Toolkit

Toolkit を開始しようとすると、"JVM terminated Exit Code = 1" エラーが表示されるか、javaw.exe プロセスが CPU を 100% 占めてしまって停止します。

この問題は、eclipse.ini ファイルの -Xshareclasses:singleJVM,keep スイッチが原因である可能性があります。このスイッチは、ロードされたクラスすべてを共用する手段を提供するキャッシュを作成し、クラス・データを共用する JVM に制限を加えません。キャッシュが破損すると、新しい JVM がキャッシュに接続できなくなります。 既存の JVM は機能し続けますが、キャッシュを更新できません。

解決策:

問題を解決するには、破損したキャッシュを削除します。キャッシュは、製品が次回起動したときに再ビルドされます。キャッシュを削除するには、以下のようにします。

1. コマンド・プロンプトを開きます。

2. Message Broker Toolkit Directory/jdk/jre/bin にナビゲートします。

3. 以下のコマンドを入力します。

Microsoft® Windows の場合: javaw.exe -Xshareclasses:destroy

Linux の場合: ./javaw -Xshareclasses:destroy

これで製品は正常に開始します。

IBM Installation Manager を使用してインストールされたパッケージを更新することが必要になった場合には、IBM Installation Manager を使用して更新しなければなりません。Eclipse Update Manager を使用して IBM 以外のプラグインをインストールすることはできますが、重要なのは、IBM Installation Manager を使用してインストールされた Eclipse 機能およびプラグインの更新に Eclipse Update Manager を使用しないということです。Eclipse Update Manager を使用してプラグインを追加する場合は、共用リソース・ディレクトリー (Installation Manager で管理されていて予約済み) ではなく、必ずパッケージ・グループ・ディレクトリーにインストールするようにしてください。

パッケージ・グループの一部として複数の製品がインストールされている場合、プログラムが開始する時に表示されるパネル (「スプラッシュ画面」と呼ばれることもあります) は、パッケージ・グループのどの製品が最初にインストールされたかによって決まります。たとえば、Rational® Application Developer (RAD) をインストールし、次に WebSphere Message Broker、その次に WebSphere Integration Developer (WID) をインストールすると、3 つのプログラムのどれが開始するときでも、RAD の開始パネルが表示されます。

Windows で、「スタート->プログラム・ファイル」の中の「ヘルプの開始」および「ヘルプの停止」のメニュー項目が欠落しています。

Windows で、以下のコマンドがコマンド・コンソールで見つかりません。


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Web サービス

Windows .NET Server Web Services Security X509 は、WebSphere Message Broker バージョン 6.1 ではサポートされていません。それ以外の Windows .NET の WebSphere Message Broker Web Services 機能はすべて、特に Web Services Security の USERNAME トークンは、現在も完全にサポートされています。


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ノード

コレクター・ノードは異常終了を起こすことがあり、IC54505 で解決されます。

z/OS での JMS ノードは、IC54505 までは整合トランザクションをサポートしません。

これらのノードは z/OS では IC54505 までは サポートされません。


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WebSphere アダプター・ノード

MQ Link for SAP R/3 から Message Broker V6.1 にマイグレーションするには、IC54505 が必要です。


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データベース

これらは JDBC/XA サポートの既知の問題で、IC54505 で解決されます。

グローバル整合トランザクション・サポート ('XA') はサポートされていません。


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資料

WebSphere Message Broker インストール・ガイド の第 4 章 では、物理メディア・パッケージの内容について記述しています。記述は以下のように間違っています。

「サイレント・モードでのインストール」の節には、Message Broker Toolkit を サイレント・モードでインストールする際の手順の一覧があります。 ステップ 2 に例示されているコマンドは間違っていますので、次のコマンドと置き換えてください。

Linux (86 プラットフォーム)
install -nosplash --launcher.suppressErrors -input mbtoolkit-silent.xml -silent
Windows
install.exe -nosplash --launcher.suppressErrors -input mbtoolkit-silent.xml -silent

ここで mbtoolkit-silent.xml は、応答ファイル名です。

代わりに、Disk 1 で提供されている batch/sh ファイルを使用して、Toolkit をインストールすることもできます。 installToolkit-silent.bat ファイルは、mbtoolkit-silent.xml 応答ファイルを使い、Toolkit をデフォルトのパス および設定でインストールします。Disk 1 で提供されている 2 つ目のバッチ・ファイル (installToolkit.bat) を 使用すると、Toolkit はグラフィック・モードでインストールされます。


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サンプル

サンプルは IC54505 まではサポートされていません。

サンプルは IC54505 まではサポートされていません。


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特記事項および商標

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、 商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示 もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他の ライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、 あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、 名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。

以下は、IBM Corporation の商標です。

AIX、DB2、developerWorks、Everyplace、IBM、Passport Advantage、Rational、WebSphere、z/OS。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。


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便利な Web サイト

DB2 フィックスパック
DB2 フィックスパック は CD-ROM から入手するか、または Web からダウンロードして入手します。ただし、フィックスパックはサイズが大きいことがあるので、CD-ROM 版を請求すると、長時間かけてダウンロードする必要がありません。
現行のサポート契約をお持ちの場合は、DB2 サポートに電話して DB2 フィックスパックの CD-ROM 版を注文することができます。
連絡先の詳細については、次の URL に説明されています (英語)。
http://www.ibm.com/software/data/db2/udb/support.html
この同じ Web サイトからダウンロードすることもできます。

WebSphere MQ フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/software/integration/wmq/support/

WebSphere Message Broker フィックスパック (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006367

WebSphere Message Broker 要件 (英語)
http://www.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/

WebSphere Message Broker README (英語)
http://www.ibm.com/support/docview.wss?rs=171&uid=swg27006917

WebSphere Message Broker スタンドアロン・インフォメーション・センター (英語)
Linux の場合:
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_linux.tgz
Windows の場合:
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V6.1/wmb_help_win.zip

WebSphere Message Broker V6.1 オンライン・ヘルプ (英語)
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/wmbhelp/v6r1m0/index.jsp

IBM Centre for Java™ Technology Development Downloads (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/java/jdk/

Web Services Description Language (WSDL) の仕様 (英語)
http://www.w3.org/TR/wsdl

WebSphere Message Broker developerWorks® Zone (英語)
http://www.ibm.com/developerworks/websphere/zones/businessintegration/wmb.html