ESQL がその関数をカスタマイズする必要のあるノード (Compute、Database、および Filter ノード) を メッセージ・フローに含めるときは、そのカスタマイズを提供する ESQL ステートメントを ESQL ファイル内の ESQL モジュールにコーディングしなければなりません。 必要であれば、複数のモジュールに対して同じ ESQL ファイルを使用できます。
始める前に
このタスクを実行するには、以下のタスクを完了している必要があります。
ESQL ファイルは、ファイル・システムまたは共有リポジトリーに保管されます。 ファイル・システムを使用する場合、これはローカル・ファイル・システムまたは共用ドライブにすることができます。 リポジトリー内にファイルを保管する場合、Eclipse によってサポートされる使用可能なリポジトリー (CVS など) を使用できます。
ESQL ファイルを作成するには、次のようにします。
Ctrl+N を押すこともできます。これにより、新しいオブジェクトを作成するウィザードを選択できるダイアログが表示されます。 左側のビュー内の「メッセージ・ブローカー (Message Brokers)」をクリックします。 右側のビューには、WebSphere Business Integration Message Broker 用に作成できるオブジェクトのリストが表示されます。 右のビューで「メッセージ・フロー ESQL ファイル (Click Message Flow ESQL File)」をクリックしてから、 「次へ (Next)」をクリックします。
「新規メッセージ・フロー ESQL ファイル (New Message Flow ESQL File)」ウィザードが表示されます。存在しないプロジェクトの名前を入力した場合、エラー・メッセージ 「指定されたプロジェクトが存在しません。(The specified project does not exist)」がダイアログに表示され、有効なプロジェクト名を指定するまで継続することはできません。
ESQL ファイルを作成する際に、ファイル・パスの長さ全体は、Windows ファイル・システム制限により、256 文字を超過することはできません。
メッセージ・フローを、ESQL を使用したブローカー・アーカイブ・ファイルか、パスの長さが 256 文字を超過するマッピング・ファイルに追加しようとする場合、コンパイルされたメッセージ・フローは生成されずデプロイできません。
そのため、ESQL ファイル、マッピング・ファイル、プロジェクト、およびブローカー・スキーマの名前は、できる限り短くしてください。
ESQL ファイルは、自動的に作成することもできます。 Compute、Database、または Filter ノードを右クリックすると表示されるメニューから「ESQL のオープン (Open ESQL)」を選択すると、 ブローカー・スキーマ内に適切なプロパティーで識別されるモジュールがすでに存在しない場合、モジュールが自動的に作成されます。 これは、<message_flow_name>.msgflow ファイルと同じプロジェクト内の、 同じブローカー・スキーマ内のファイル <message_flow_name>.esql 内 に作成されます。その ESQL ファイルがすでに存在しない場合には、それも作成されます。
単一の ESQL ファイルの内容には、メッセージ・フローおよびノードとの特定の関係は なにもありません。どのファイルにどのモジュールが作成されるかは、ご自分で決定します (上記の説明のように、適切なプロパティーで識別される特定のモジュールが デフォルトでファイル <message_flow_name>.esql に作成される場合以外)。 各ファイル内の ESQL のサイズおよび複合度をモニターし、表示や管理が困難になった場合、そのファイルを分割します。
再使用可能なサブルーチンを (ブローカー・スキーマのレベルで) ESQL ファイル内で作成する場合、 これらのルーチンを別のプロジェクト内の ESQL モジュールから参照したいことがあるでしょう。 そうするには、サブルーチンを呼び出すプロジェクトが、 それらを含む ESQL ファイルが定義されているプロジェクトに従属することを指定します。 2 番目のプロジェクトを作成するときにこれを指定するか、またはプロジェクトを選択して 「プロパティー (Properties)」をクリックし、「プロパティー (Properties)」ダイアログの 「プロジェクト参照 (Project Reference)」ページでプロジェクトの依存関係を更新することができます。
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