Windows 上でのサイレント・アンインストール

WebSphere Business Integration Event Broker の除去は、ユーザーとの対話なしで行うことが可能です。 このプロセスのことを無人 (またはサイレント) 除去と呼び、応答ファイルを使用します。 このファイルは、WebSphere Business Integration Event Broker をアンインストールするときに選択するオプションの値が入っているテキスト・ファイルです。

  1. アンインストールする前に、WebSphere Business Integration Event Broker の何らかの一部 (ブローカー、構成マネージャー、および ユーザー・ネーム・サーバー) を使用するプロセスで実行中のものがあればそれをすべて停止します。 mqsilist (リソースのリスト) コマンドを使用して、実行中のコンポーネントを調べます。 mqsistop コマンド を使用して各コンポーネントを停止します。 Message Brokers Toolkit の全アクティブ・セッションを終了します。
  2. このマシンに再インストールしない場合、ランタイム・コンポーネントをすべて削除します。 コンポーネントを削除すると、それに関連したデータおよびリソースがすべて削除されます。 以下のコマンドを実行して、1 つ以上のコンポーネントを削除します: mqsideletebroker コマンドmqsideleteconfigmgr コマンド、および mqsideleteusernameserver コマンド
  3. サイレントにアンインストールを行うためには、まず次のものに似たコマンドを発行します。
    uninstaller.exe -options-record <responsefile>
    ここで、
    -options-record  <responsefile>
    は、 アンインストール・ウィザードが、アンインストール・アクション中に選択するオプションによる現行ディレクトリーに、応答ファイル <responsefile> を生成することを指定します。 アンインストールの一部としてこの応答ファイルが削除されないようにするために、別のディレクトリー中にこの応答ファイルを作成してください。
  4. サイレント・オプションと使用する応答ファイルを指定して、アンインストーラー・プログラムを再実行します。
    uninstaller.exe -options <responsefile> -silent
    アンインストーラーは、応答ファイルの記録時に選択したオプションによって対話なしに実行されます。

関連タスク
Windows 上でのサイレント・インストール
Windows での製品全体のアンインストール

関連資料
mqsideletebroker コマンド
mqsideleteconfigmgr コマンド
mqsideleteusernameserver コマンド
mqsilist (リソースのリスト) コマンド
mqsistop コマンド