複数パーツ・メッセージの分割

複数パーツ・メッセージの個々の部分をマップすることが必要な場合、まずそのメッセージを分割しなければなりません。

始める前に:

メッセージを伝搬するためにマッピング・ノードを使用可能にするには、以下のようにします。
  1. エディター・ビューでノードを右クリックして、「プロパティー (Properties)」を選択します。
  2. マッピング・ノードで、LocalEnvironment を選択します。

それぞれ形式が異なるサブユニットからなるメッセージが届く場合、各サブユニットは別々に変換されてから送信のために再アセンブルされます。 マッピング・ノードは複数パーツ・メッセージを入力として受け取り、メッセージ・セット内のすべてのメッセージ・パーツを MRM ドメイン・パーサーを使用して分割 (または伝搬) することができます。 これはつまり、伝搬されるものにはすべて関連した MRMessage があるということです。 以下のステップで、複数パーツ・メッセージを伝搬する方法を示します。

  1. マッピング・エディターの「ソース (Source)」ペインで MRMessage を右マウス・ボタン・クリックし、「伝搬 (Propagate)」をクリックします。
  2. 「伝搬するメッセージの作成 (Create a Message to Propagate)」ダイアログで、メッセージを伝搬するためのパラメーターを指定します。
伝搬されるメッセージを変更または除去するには、以下のようにします。
  1. 「アウトライン (Outline)」ビューで、変更または除去したい伝搬メッセージを右マウス・ボタン・クリックします。
  2. ポップアップ・メニューの「メッセージ伝搬の変更 (Modify Message Propagation) 」「メッセージ伝搬の除去 (Remove Message Propagation)」をクリックします。
注: 伝搬メッセージで変換を行うことはできません。 メッセージの分割と変換を行いたい場合は、それぞれの作業のために 1 つずつ、2 つのマッピング・ノードを使ってください。

複数パーツ・メッセージには反復組み込みメッセージが入っている場合があります。 メッセージの反復インスタンスはそれぞれ別個に伝搬されます。 出力伝搬メッセージは入力と同じメッセージ・セットに属していなければならず、組み込みメッセージは親メッセージと同じメッセージ・セットからでなければなりません。

関連概念
マッピング
メッセージ・マッピング

関連タスク
複数パーツ・メッセージの作成

関連資料
Mapping ノード