ネストした ESQL ステートメント

ネストした ESQL ステートメントは、別のステートメントに含まれるステートメントです。

次の ESQL プログラムの断片をご覧ください。

IF Size > 100.00 THEN
    SET X = 0;
    SET Y = 0;
    SET REVERSE = FALSE;
ELSE     SET X = 639;
    SET Y = 479;
    SET REVERSE = TRUE;
END IF;

この例では、単一の IF ステートメントの中に、オプションの ELSE 文節が含まれています。 IF の部分にも ELSE の部分にも、ネストした 3 つのステートメントが含まれています。 演算子 > (大記号) の戻す値が TRUE の場合 (Size の値が 100.00 より大きい場合) には IF 文節内のステートメントが実行され、 そうでない場合には ELSE 文節内のステートメントが処理されます。

ネストした式を含めることのできるステートメントはたくさんありますが、 ネストしたステートメントを含めることのできるステートメントはごくわずかです。 式とステートメントの主な違いは、式では使用される値が計算されますが、 ステートメントは値を生成せず、値を使用しなければならないわけでもありません。

関連概念
メッセージ・フロー
マッピング

関連タスク
メッセージ・フロー・アプリケーションの開発
ESQL の開発

関連資料
組み込みノード
ESQL