XML ヌル・エレメントおよび NullValAttr

XML では、値を格納する規則が 2 つあります。

  1. ローカル・エレメントまたはエレメント参照プロパティー「レンダー (Render)」XMLAttributeXMLElementXMLElementAttrIDXMLElementAttrVal、 または XMLElementAttrIDVal に設定すると、XML 属性として格納できます。 たとえば、<element1 val="12"></element1> のようになります。
  2. ローカル・エレメントまたはエレメント参照プロパティー「レンダー (Render)」XMLElement に設定すると、XML の内容として格納できます。 たとえば、<element1>12</element1>

メッセージ・セット・プロパティー「ヌル数のエンコード (Encoding Null Num)」NULLElement に設定した場合は、 属性値をヌル値として表す方法はありません。 ツリー中に (ESQL または別の形式からの) ヌル値がある場合は、 空ストリングの属性が出力メッセージ中に書き込まれます。

逆に、 メッセージ・セット・プロパティー「ヌル数のエンコード (Encoding Null Num)」または「ヌル非数値のエンコード (Encoding Null Non-Num)」NULLValAttr に設定した場合は、 XML の内容としてレンダーされる値をヌル値として表す方法はありません。 ツリー中にヌル値がある場合は、空ストリングが書き込まれる代わりに、 文字の内容がないエレメントが書き出されます。

関連概念
メッセージのモデル化
メッセージ・モデル

関連タスク
メッセージ・モデルの開発
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理

関連資料
メッセージ・モデル参照情報
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
追加の MRM ドメイン情報
追加の XML 情報
XML ヌルの処理に関するオプション