複合タイプ・マッピングの追加

複合タイプは他のタイプを合体します。繰り返し構造にしたり、繰り返しのサブ構造を含むことができます。 マッピングの目的のために、複合タイプはメッセージ、グローバル複合タイプ、グループ、およびデータベース・テーブルを含みます。 複合タイプへまたは複合タイプからのマッピングには、プロシージャー呼び出しの作成または指定が含まれます。

マッピングには 3 つのカテゴリーがあります。

  • A. 複合タイプから複合タイプ。たとえば UKAddress から USAddress。
  • B. 単純タイプから複合タイプ。たとえば addressString から USAddress。
  • C. 複合タイプから単純タイプ。たとえば USAddress から addressString。
さらに、反復エレメントの 4 つの場合があります。
  1. <エレメント> --> <エレメント>
  2. <反復エレメント> --> <エレメント>
  3. <反復エレメント> --> <反復エレメント>
  4. <エレメント> --> <反復エレメント>
したがって、全部で 12 の異なる場合があることになります。

ネストされた反復構造体において、反復の各レベルはプロシージャー呼び出しで処理し、最も低いレベルは通常のマッピングです。 以下のステップは、1 つ以上の複合タイプが関係するマッピングを作成する方法を示します。

  1. 複合タイプを選択し、通常の方法でマッピングを作成します。 「マッピングの作成・使用 (Create or Use Mapping)」ダイアログが表示されます。
  2. このダイアログを使用して、新しい再使用可能なマッピングを作成するか、既に作成済みのマッピングを再使用するかします。
    1. 新しい再使用可能なマッピングを作成するには、「マッピング作成 (Create mapping)」ラジオ・ボタンをクリックし、新しいマッピングの名前を入力します。 この新しいマッピングは、次に「マッピングの作成・使用 (Create or Use Mapping)」ダイアログをオープンするときに既存のプロシージャーのリストに表示されます。
    2. 既に作成されているマッピングを再使用するには、「既存のプロシージャーの再使用 (Reuse an existing procedure)」ラジオ・ボタンをクリックして、リストからマッピングを選択します。 そのリストには、作成されている再使用可能マッピングがすべて入っています。
同タイプの複合タイプから複合タイプへのマッピングは、マッピング式構成エディターで編集することができます。 複合タイプが関係する他のすべてのマッピングは、通常のマッピングのように独自のエディターで編集することができます。

関連概念
複合タイプ
マッピングの繰り返し

関連タスク
エレメントへの複合タイプの追加
複合タイプの追加
マッピング・ファイルの作成

関連資料
複合タイプ・プロパティー