データベース・マッピング入力の追加

始める前に:

作成するマッピングを使用する前に、 定義したデータベースがどれもマシン上で正しく ODBC で登録済みであることを確認してください。

データベースを初めてワークスペースに追加するのか、 データベースを既にインポートして、ワークスペース内にあるのかに応じて、 2 つの異なる方法で「リソース・ナビゲーター (Resource Navigator)」ビューからデータベース・マッピング入力 (ソース) を追加できます。

  1. ワークスペースにデータベースを初めて追加する場合、次のようにします。
    1. メッセージ・フロー・マッピング・エディターで関連するマッピング・ファイルを開きます。
    2. 「ソース」ペインの空白部分を右マウス・ボタン・クリックします。
    3. ポップアップ・メニューから「RDB 表マッピング入力の追加」を選択します。 「データベース・テーブル・スキーマを追加する (Add Database Table Schemas)」ウィンドウが表示されます。
    4. 「データベースからテーブル・スキーマをインポートし追加する (Import and Add Table Schemas from a Database)」というタイトルの最初のラジオ・ボタンを選択し、 「次へ (Next)」をクリックします。 「データベース接続」ウィンドウが表示されます。
    5. データベース名、ユーザー ID、パスワード、データベース・ベンダー・タイプ、 JDBC ドライバー、および db2java.zip のクラス位置を入力します。
    6. 「次へ (Next)」をクリックします。 「データベース・テーブルの選択 (Database Table Selection)」ウィンドウが表示されます。
    7. 使用するテーブルを選択し、 分かっていればフォルダー中の場所を入力し、 分からなければ「ブラウズ (Browse)」をクリックして表示されたリストからそれを選択します。
    8. 「OK」をクリックしてから、 「終了 (Finish)」をクリックします。 以前に選択されたテーブルが「ソース (Source)」ビューに表示されます。
  2. データベースがインポートされており、ワークスペースにある場合、次のようにします。
    1. メッセージ・フロー・マッピング・エディターで関連するマッピング・ファイルを開きます。
    2. 「ソース」ペインの空白部分を右マウス・ボタン・クリックします。
    3. ポップアップ・メニューから「RDB 表マッピング入力の追加」を選択します。 「データベース・テーブル・スキーマを追加する (Add Database Table Schema)ウィンドウが表示されます。
    4. 「ワークスペースからデータベース・テーブル・スキーマを追加する (Add Database Table Schemas from Workspace)」というタイトルの最初のラジオ・ボタンを選択し、 「次へ (Next)」をクリックします。 「データベース表スキーマの選択」ウィンドウが表示されます。
    5. 必要な場合にはビューを展開し、「ソース (Source)」ビューで使用したいテーブルを選択します。
    6. 「終了 (Finish)」をクリックします。 以前に選択されたテーブルが「ソース (Source)」ビューに表示されます。

データベース定義をインポートすることができない場合には、データベース管理者に、 データベース・スキーマ・ファイルをエクスポートしてもらい、使用できるようにする必要があります。

データベース・スキーマ・ファイルは、 WebSphere Studio Application Developer Integration Edition で使用可能な Data Perspective を使用してもインポートできます。

デフォルトでは、マッピングにおいてデータベース・テーブル名はブローカー・デフォルト・スキーマによって識別され、 フォーマットは次のとおりです。
Database.table_name.
しかしご使用のアプリケーション用にブローカー・スキーマを定義し、そのブローカー・スキーマ内のテーブルを定義する場合には、 次のフォーマットになるようテーブル名の前にブローカー・スキーマ名が付けられます。
Database.schema_name.table_name.
これを行うには、次のようにします。
  1. 「ソース (Source)」ペインのデータベース・テーブルで右マウス・ボタン・クリックし、 ポップアップ・メニューから「RDB スキーマ名の設定」を選択します。
  2. 次の 3 つのオプションのいずれかを選択します。
    • 「このデータ・ソースのデフォルトの実行時スキーマを使用」は、以下のフォーマットを生成します。
      Database.table_name.
    • 「テーブル定義のスキーマ名を使用」は、次のフォーマットになります。
      Database.schema_name.table_name
      ここで、スキーマ名は、データベース・テーブル .xmi ファイルから取得できます。
    • 「指定する名前を使用」では、 以下のフォーマットになります。
      Database.user_specified_schema_name.table_name.
  3. 「OK」をクリックして、変更を保管します。

前述のように個々のテーブルでデータベース・スキーマ名を定義すると、 「プリファレンス (Preferences)」ダイアログのグローバル定義がオーバーライドされます (スキーマ名の定義を参照してください)。

注: .tblxmi ファイルを名前変更しないでください。 変更すると、すべてを再マップしなければならなくなります。

関連概念
マッピング
マッピング・タイプ
メッセージ・マッピング

関連タスク
メッセージ・マッピング入力の追加
メッセージ・マッピング出力の追加
スキーマ名の定義

関連資料
マッピング