ブローカーを作成するときは、データベースへ接続するのに使用されるユーザー ID およびパスワードを指定します。ユーザー ID は、データベースに知らされている必要があり、アクセスするテーブルを所有している必要があります。
データベースを作成するときには、正しいユーザー ID で作成するようにしてください。
DB2 は、オペレーティング・システムのユーザー管理機能を使用してユーザー ID を認証するため、ユーザー ID を DB2 自体に対して定義する必要はありません。
UNIX プラットフォームで DB2 データベースを作成するときは、セットアップ・タスクを完了してからデータベースを作成する必要があります。 この手順は、DB2 のインストール後に実行するようにお勧めしますが、DB2 のインストール先予定のディレクトリーをこのセットアップ中に正しく指定すれば、前もってこのプロセスを完了しても構いません。
mqsi_setupdatabase db2 <database_install_directory>
ここで <database_install_directory> は DB2 がインストールされている(もしくはインストール予定の) ディレクトリー (たとえば /usr/lpp/db2_07_01) です。
/usr/lpp/db2_07_01/instance/db2icrt -u <fence userID> <username>
/opt/IBM/db2/V7.1/instance/db2icrt -u <fence userID> <username>
このコマンドで指定する <username> は、データベース・インスタンスの指定所有者を決定します。 データベース・インスタンスに対して何かアクション (たとえば、データベースの作成や変更) を実行するときは常に、このユーザーとしてログオンすることが勧められています。 このヘルプで使用されているコマンド例は、ユーザーが<username> としてログオンしており、発行する DB2 コマンドでこれを示すため波形記号(~) を使用することを想定しています。
データベース・インスタンスを所有するユーザーとしてログオンしていない場合、例の中で ~ 文字が使用されているところではいつでもその後に所有者ユーザー ID <username> を指定することにより、明示的に所有者を示すようにコマンドを変更しなければなりません。
データベースの所有権の説明について詳しくは、Web からアクセス可能な DB2 ライブラリーを参照してください。
. ~/sqllib/db2profile db2start db2 create database WBRKBKDB db2 connect to WBRKBKDB db2 bind ~/sqllib/bnd/@db2cli.lst grant public CLIPKG 5
ブローカーを作成するコマンドを発行する際、データベース内に、必要な情報を保持するためのテーブルが作成されます。
ブローカーに対して DB2 データベースを作成し、集約を使用するメッセージ・フローをデプロイする場合、データベース内の集約テーブルに対して行レベルのロックを適用することをお勧めします。 DB2 データベースでの集約の使用を参照してください。
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