ブローカー・ドメインは、製品コンポーネントをサポートするデータベースを必要とします (ブローカーおよび
構成マネージャー。
ユーザー・ネーム・サーバーには、データベース・アクセスに関する要件はありません)。
また、ブローカーは、ユーザー・データベースにアクセスするメッセージ・フローをホスティングすることができます。 以下の制約事項に応じて、ローカル・システム上、またはリモート・システム上でのデータベースの作成および構成を選択できます。
- 構成マネージャーの構成リポジトリーに DB2 しか使用できない。
主にパフォーマンス上の理由で、このリポジトリーにはローカル・データベースを使用することをお勧めします。
リモート・データベースの使用を選択する場合、これを分散システム上で作成および構成しなければなりません。
z/OS または OS/400 上の DB2 データベースはサポートされません。
- ブローカー・テーブルに、ローカル・データベース、またはリモート・データベースを使用できる。
ただし、z/OS または OS/400 上ではリモート・データベースはアクセス不可能である。
- 以下のオペレーティング・システムの制約事項に応じて、ブローカー・テーブルに、ローカル・データベース、またはリモート・データベースを使用できる。
- OS/400 上のデータベース
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- OS/400 上のデータベース・サポートは DB2 のみである。
- OS/400 インストールは、PTFs SI03013 および SI04047 を適用した V5R1 か、または V5R2 でなければならない。
Client Access Express を使用して OS/400 に接続している場合、V5R1 はさらに PTF SI05361 も、そして V5R2 は PTF SI05854 を必要とします。
- ラージ・データベース・オブジェクト (LOB) はサポートされない。
- グローバル整合 (XA) トランザクションはサポートされない。
- DB2 Connect (Windows および UNIX 上で使用可能) によってリモート・データベースへのアクセスが提供される場合、ストアード・プロシージャーを呼び出すことができる。
Client Access Express (Windows でのみ使用可能) によってアクセスが提供される場合は、これはサポートされません。
- z/OS 上のデータベース
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- z/OS 上のデータベース・サポートは DB2 のみである。
- ラージ・データベース・オブジェクト (LOB) はサポートされない。
- UNIX と Windows の両方で DB2Connect を使用しなければならない。
- テーブル名および列名は、18 文字以下である。
- トリガー名および制約名は、8 文字以下である。
- 分散 DB2 環境で実行された SQL バッチ・ジョブは、再検討し、修正しなければならない。
これは、Data Definition Language (DDL) および Data Manipulation Language (DML) コマンドおよびステートメントの中には、z/OS 上で実行される DB2 には不適切または不正なものがあるためです。
- リモート・データベースの使用を選択する場合、データベースへの ODBC 接続を正しく構成しなければならない。
詳しくは、現在使用しているデータベース製品の文書を参照してください。
ローカル・データベースとリモート・データベースの使用にはそれぞれ利点と欠点があります。
ご使用の環境に最適なオプションを決めるには、WebSphere Business Integration Message Broker で使用しているデータベースをサポートする文書を参照しなければなりません。