トレースの解釈

トレースのフォーマット にあるようなフォーマット済みのログ・ファイルには、システムの特定部分 (トレースの開始時に識別された部分) のアクティビティーを記録する WebSphere Business Integration Event Broker メッセージのシーケンスが含まれています。このシーケンスを使用して、何が起きているかを理解し、記録された動作が予期したとおりのものであるかをチェックできます。

たとえば、メッセージ・フロー トレースをアクティブにした場合、 メッセージが メッセージ・フロー から入手するパスを記録するエントリー、またこのパス (選択可能な場合) の入手を決定した理由を参照することができます。

メッセージ・フロー、または実行グループ内で予期しない動作があった場合、このトレース情報を使用して、実行されたアクションをチェックし、エラーまたは他の矛盾の原因を識別することができます。

このメッセージにはトレースされているリソース、たとえば、実行グループおよび メッセージ・フロー の ID が含まれます。通常、提供される ID は、リソースを定義した際に付けたラベル (名前) になります。

関連概念
トレース

関連タスク
エラーの診断
トレースの使用
ユーザー・トレースの検索
サービス・トレースの検索
トレースのフォーマット

関連資料
ユーザー・トレース
サービス・トレース