ブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイ

始める前に:

「ウィンドウ (Window)」 > 「プリファレンス (Preferences)」 > 「ESQL およびマッピング」 > 「コード生成」 > 「デフォルトの互換性レベル」とクリックして、「デフォルトの互換性レベル」が正しいことを確認します。
  • バージョン 5.0 ブローカーにデプロイする場合には、ドロップダウン・リストから「5.0」を選択してください (これはデフォルトの設定値です)。
  • バージョン 2.1 ブローカーにデプロイする場合には、ドロップダウン・リストから「2.1」を選択してください。
この設定を変更する場合は、すべてのメッセージ・フロー・プロジェクトをワークスペースで再作成する必要があります。

以下のステップは、「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブからブローカー・アーカイブ (bar) ファイルをデプロイする方法を示しています。

  1. 「ブローカー管理ナビゲーター (Broker Administration Navigator)」ビューに表示される bar ファイルをクリックして、強調表示します。
  2. 「ドメイン (Domains)」ビューに表示されるターゲット実行グループまで、ファイルをドラッグします。 選択した bar ファイルが現在編集中であり保管していない場合は、デプロイメントの前に保管するかどうかが確認されます。 「キャンセル (Cancel)」をクリックすると、bar ファイルは保管されず、デプロイメントも実行されません。
構成マネージャーが、bar ファイルの内容 (メッセージ・フローとメッセージ・セット) を実行グループにデプロイします。 「ドメイン (Domains)」ビューでは、割り当てられたメッセージ・フローとメッセージ・セットが適切な実行グループに追加されます。

デプロイメントは、mqsideploy コマンドを使用して開始することもできます。 使用法の詳細については、mqsideploy コマンドを参照してください。

注: ACL 制限ではない実行グループに対してのみ、デプロイできます。
イベント・ログの中を見てデプロイメントの結果を検査します。 ターゲット実行グループの下の「ドメイン (Domains)」ビューで、「イベント・ログ (Event Log)」をダブルクリックします。 デプロイが開始されると、 BIP08921 情報メッセージが表示され、 構成マネージャーが要求を受け取ったことを確認します。 デプロイが正常に行われていれば、「Logs (ログ)」ビューに、以下のメッセージが表示されます。
  • BIP4040I
  • BIP2056I
2 MB より大きいメッセージ・フローをデプロイしようとすると、BIP1205 エラー・メッセージが表示されます。 この問題を解決するには、mqsimigrateconfigxmldata.cmd スクリプトを実行して、メッセージ・フローのために使用可能なストレージを 10 MB に増やしてください。
  1. 構成マネージャーを停止します。
  2. Windows のコマンド・ウィンドウから db2cmd と入力し、 DB2 コマンド・ウィンドウを開きます。
  3. 構成マネージャー・データベース名、データベース・ユーザー ID、およびパスワードを指定してスクリプトを実行します。 たとえば、C:>mqsimigrateconfigxmldata domain1 db2admin db2 のように指定します。
  4. 構成マネージャーを再始動します。

関連概念
メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント
ブローカー・アーカイブ・ファイル

関連タスク
構成マネージャーの作成
ドメイン接続の作成
ブローカー・ドメインへのブローカーの追加
rapid application development (RAD) の使用
新規ブローカー・アーカイブ・ファイルの作成
メッセージ・フローのブローカー・アーカイブへの追加
メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイ

関連資料
ブローカー・アーカイブ・エディター
「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ