データベース・ログ情報の表示

データベースは、ローカル・エラー・ログ (syslog) に、 重大エラーと警告状態をログ記録します。 さらに、データベースは一般に、DB2db2diag.log ファイルなどのように、 データベース・ログ・ファイルにエラーをログ記録します。

db2diag.log ファイルは、テキスト・エディターでオープンできます。

下の例は、db2diag.log ファイルの代表的なエントリーを示しています。

Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]: DB2(db2inst1.000(1))oper_system_services sqlobeep(2)
 reports:(3) 
Jun 18 15:02:53 (4) bluj (5) DB2[46827(6)]: extra symptom string provided:(7) RIDS/sqlesysc_ 
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]:     data: (8)  54686973  20697320  616e2065  78616d70         
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]:     data:   6c65206f  66206c6f  67676564  20646174          
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]:     data:   61                                              
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]: 2 piece(s) of dump data provided... to file(9) /u/db2inst1/
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]:         1. 'DUMP EXAMPLE #1' has been dumped (10)
Jun 18 15:02:53 bluj DB2[46827]:         2. 'DUMP EXAMPLE #2' has been dumped

ここで、

(1)
インスタンス名およびノード番号。
(2)
レポートするコンポーネントおよび関数。
(3)
プローブ ID とエラーおよびアラート数。
(4)
イベント発生時のタイム・スタンプ。
(5)
ホスト名。
(6)
レポートするプロセスのプロセス ID。 レポートするプロセスのプロセス ID についての情報を表示するには、 ps コマンドを使用します。たとえば、レポートするプロセスについての情報を入手するには、次のコマンドを入力します。
  ps -fu 46827
(7)
問題が発生した箇所とその理由についての追加情報を含む症状ストリング。
(8)
IBM サポート・センターで解釈できる戻りコードと他の情報を含むデータの 16 進ダンプ。
(9)
追加ダンプ・ファイルについての情報。 より大きな構造と他のバイナリー・データを、別のファイルにダンプできます。 そのファイルの名前は、syslog ファイルに示されます。
(10)
ダンプ・データの一部を示すエントリー。

関連タスク
エラーの診断
ログの使用

関連資料
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