mqsicreatemsgdefs コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP

目的

mqsicreatemsgdefs コマンドは、他の各種パラメーターに加えて、さまざまなタイプ (たとえば、C や COBOL など) のソース・ファイルが置かれているディレクトリーをパラメーターとしてとり、そのファイルの拡張子に基づいて適当な操作を呼び出します。

次いで、コマンドは、オプション・ファイルに指定されている一連のインポート・オプションに従って、メッセージ定義ファイル (*.mxsd) を生成します。 生成されたファイルは、指定のメッセージ・セット・フォルダー内に置かれます。

注:
  1. コマンドがデフォルト・ワークスペース上で働くようにするため、コマンドを、 デフォルト・ワークスペースが置かれている Eclipse ディレクトリーから呼び出してください。
  2. 別の場所からコマンドを実行する場合は、 ターゲット・ワークスペースを正確に指定するために -data パラメーターを指定してください。

構文

パラメーター

-pmessage set project name
(必須) メッセージ・セット・プロジェクトの名前。 プロジェクトが存在しないと、新規に作成されます。
-d pathname of source files folder
(必須) 定義ファイル (ソース・ファイル) のディレクトリーの絶対または相対パス名。

ソース・ファイル・フォルダーの下のすべてのサブフォルダー内に置かれている関連ファイルがすべてスキャンされてインポートされます。

-data
(オプション) ワークスペース。
-base
(オプション) 新しいメッセージ・セットが作成される場合のベースとなる既存のメッセージ・セット・プロジェクト、 またはメッセージ・セットです。
-rmp
(オプション) 同一名の付いた既存のプロジェクトを置き換えます。
-rmd
(オプション) 同一名の付いた既存のメッセージ定義ファイルを置き換えます。
注:
  1. このフラグが省略された場合に、同一名のメッセージ定義ファイルが存在すると、警告が出されます。
  2. メッセージ・セット内に生成されたメッセージ定義ファイルの位置は、ターゲットのネーム・スペースによって決まります。
-ns
(オプション) 新規のメッセージ・セットを作成する場合のネーム・スペース。
-msg
(オプション) 複合グローバル・エレメントからメッセージを作成します。
-opt xxx.xml
(オプション) オプション・ファイルの絶対または相対パス名。
C 言語
C オプション・ファイル
COBOL 言語
COBOL オプション・ファイル
XSD_NO_NS
XSD オプション・ファイル
特定のオプションを指定しないと、 mqsicreatemsgdefs.xml というデフォルトのオプション・ファイルが使用されます。 デフォルトのオプション・ファイル を参照してください。
注: デフォルト・オプション・ファイルを使用する場合は、コピーを作成して、そのコピーをカスタマイズしてください。
-v
(オプション) 冗長なレポート。
-log report file pathname
(オプション) レポート・ファイルの絶対または相対パス名。 これを省略すると、Eclipse 現行ディレクトリー内の mqsicreatemsgdefs.report.txt というデフォルトのログ・ファイルにレポートが書き込まれます。
注: レポート・ファイルのパス名を指定しないか、または無効なパス名を使って -log を指定すると、コマンドはエラー・メッセージを発行して停止します。


mqsicreatemsgdefs -p <newproject> -d <c:¥myproject¥source>      -rmp -rmd

関連概念
メッセージ定義ファイル

関連タスク
メッセージ定義ファイルの作成

関連資料
構文の設定