WebSphere MQ キュー・マネージャーを Windows サービスとして開始する

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。
  • endmqm コマンドまたは WebSphere MQ サービスを使用して、WebSphere Business Integration Message Broker コンポーネントのキュー・マネージャーを停止します。

構成マネージャー、ブローカー、またはユーザー・ネーム・サーバーを開始する場合、mqsistart コマンドで、 関連したキュー・マネージャーが開始されます (まだ実行していない場合)。Windows 上でこれらの任意の WebSphere Business Integration Message Broker コンポーネントを開始すると、これらのコンポーネントは Windows 上でのサービスとして開始されますが、 関連付けられているキュー・マネージャーはそうではありません。キュー・マネージャー・サービスのプロパティーを変更することで、キュー・マネージャーを自動的に Windows サービスとして実行するよう始動タイプを設定できます。

この変更により、キュー・マネージャーの運用が、WebSphere Business Integration Message Broker コンポーネントを開始するユーザーのログオン状況には左右されなくなりました。

WebSphere MQ キュー・マネージャーを Windows サービスとして開始するには、次のようにします。

  1. 「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM」 > 「IBM WebSphere MQ」 > 「WebSphere MQ サービス (WebSphere MQ Services)」をクリックします。
  2. キュー・マネージャーを右クリックし、「プロパティー」を選択し、 「一般 (General)」タブを選択します。
  3. 「始動タイプ (Startup Type)」Automatic に変更します。
  4. この設定により、WebSphere MQ Service (Windows サービス) が開始されると、 必ずキュー・マネージャーも開始されるようになります。
  5. さらに、「コントロール パネル」を使用して、「始動タイプ (Startup Type)」Automatic に更新することで、WebSphere MQ Services のプロパティーを変更することもお勧めします。 この設定により、Windows 自体が始動すると、WebSphere MQ Services が開始されます。これにより、WebSphere MQ Services サービスの運用と、ログオン・ユーザーとは切り離されます。
  6. strmqm コマンドまたは WebSphere MQ サービスを使用して、WebSphere Business Integration Message Broker コンポーネントのキュー・マネージャーを再始動します。 このことは、mqsistart コマンドを使用してコンポーネントを開始する前に行う必要があります。

キュー・マネージャーの始動タイプに対する変更は、Windows を再始動すると有効になります。

関連タスク
ブローカーの開始と停止
構成マネージャーの開始と停止
ユーザー・ネーム・サーバーの開始と停止

関連資料
mqsistart コマンド