Windows: ローカル・エラー・ログ の表示

WebSphere Business Integration Message Broker は、Windows イベント ビューアでローカル・システムにレコードを書き込みます。

システム・ログの表示

システム・ログには、Windows システム・コンポーネントによってログ記録されたイベントが含まれます。たとえば、始動時にドライバーまたは他のシステム・コンポーネントのロードに失敗したことが、 システム・ログに記録されます。 システム・ログを表示するには、次のようにします。

  1. コマンド・プロンプトを開きます。
  2. プロンプトで、eventvwr と入力します。そうすると、Windows イベント ビューアが開きます。
  3. このウィンドウの左側のペインで、「システム ログ」(デフォルトとして選択されていることもある) をクリックします。 これで、ローカル・システムに書き込まれたすべてのイベントが表示されます。

アプリケーション・ログの表示

アプリケーション・ログには、アプリケーションやプログラムによってログ記録されたイベントが含まれます。 たとえば、データベース・プログラムは、アプリケーション・ログにファイル・エラーを記録することがあります。 アプリケーション・ログを表示するには、次のようにします。

  1. コマンド・プロンプトを開きます。
  2. プロンプトで、eventvwr と入力します。そうすると、Windows イベント ビューアが開きます。
  3. このウィンドウの左側のペインで、「アプリケーション ログ」をクリックします。 これで、アプリケーションまたはプログラムによってログ記録されたすべてのイベントが表示されます。

ログ情報の解釈

どちらのログでも、それぞれのイベントは、個別の行に、日時順 (新しい順) に、 以下の情報と共に表示されます。
  • 「種類」: イベントが情報、警告、またはエラーのいずれであるか。
  • 「日付」と「時刻」: イベントがログに書き込まれた時刻。
  • 「ソース」: イベントの原因になったアクション。
  • 「分類」: イベントのカテゴリー。デフォルト・カテゴリーは none です。
  • 「イベント」: イベント番号。
  • 「ユーザー」: イベント発生時のユーザーの名前。
  • 「コンピュータ」: ローカル・マシンの名前。

以下のステップでは、ログ・エントリーを個々に表示する方法について説明します。

  1. システム・ログかアプリケーション・ログで、特に興味のあるログ・エントリーを見つけます。
  2. 項目を右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューから「プロパティ」を選択します。そうすると、そのイベントの詳細が記された「情報のプロパティ」ウィンドウが開きます。 また、レコードがログに書き込まれたときに解析されたバイトやワードについての詳細が記された「データ」セクションがあります。
  3. 「情報のプロパティ」ウィンドウで、上矢印と下矢印を使用し、 ログのイベント間を移動します。
  4. 「情報のプロパティ」をクローズするには、「OK」をクリックします。そうすればシステム・ログまたはアプリケーション・ログに戻ります。

関連概念
ログ

関連タスク
エラーの診断
ログの使用
UNIX: syslog デーモンの構成

関連資料
ローカル・エラー・ログ