Windows 上でのローカルなインストール

「インストール状況」パネルが表示される前に「キャンセル」をクリックすると、セットアップを終了できます。 終了を選択すると、システムはインストール・ウィザードを起動する前の状態に戻ります。 ただし、「インストール状況」パネルが表示された後にインストール・ウィザードをキャンセルしても、システムの前の状態は復元されません。単にインストール・ウィザードが停止するだけです。

ウィザードを使用中、「次へ >」ボタンをクリックした後に、次のパネルに移動するまで数秒待たなければならないことがあります。 進行状況は常にすべてのパネルで表示されるわけではありません。 「次へ >」を 2 回クリックすると、パネル全体をスキップしてしまう場合があります。 インストーラーが進行中であることを確認するには、CPU 使用率をモニターすることができます。 インストール中は CPU 使用率がかなり増加します。

  1. setup.exe を実行します。
  2. 「InstallShield ウィザードの初期化中 (Initializing InstallShield Wizard)」 このステップが完了するまでに数分かかることがあります。
  3. 言語を選択します。 インストール・プログラムの言語を選択します。
  4. 「ようこそ」。 製品を紹介する最初のパネル。 「次へ >」をクリックして先に進みます。
  5. 「警告」。以前のバージョン (WebSphere MQ Integrator V2.1、WebSphere Event Broker V2.1、または WebSphere Integrator Broker V2.1) からマイグレーションする場合は、必要なマイグレーション・ステップすべてを完了したことを確認する必要があります。 以前のバージョンをインストールしたことがない場合、またはマイグレーションを完了した場合は、「はい」を選択し、「次へ >」をクリックして先へ進みます。 インストールを取り消したい場合は、「いいえ」を選択された状態のままにして、「キャンセル」をクリックします。
  6. 「ソフトウェア使用許諾契約」。 使用許諾契約書を読んでから、「はい」を選択し、「次へ >」をクリックして続行します。
  7. 「インストール先」。 デフォルト・ディレクトリーは C:¥Program Files¥IBM¥WebSphere Business Integration Message Brokers ですが、「参照...」ボタンをクリックすると、別の場所を選択できます。 「次へ >」をクリックして先に進みます。
  8. 「警告」。 ソフトウェア要件のいずれかがない場合には、戻ってそれらをインストールする必要があります。 「次へ >」をクリックして先に進みます。
  9. 「インストールのタイプの選択 (Select type of installation)」。 標準インストールかカスタム・インストールのどちらかを選択します。 カスタム・インストールを選択する場合、次のステップでインストールしたいコンポーネントを指定できます。

    変更の始まりバージョン 5.1 のツールキットをすでにインストールしてある場合、 カスタム・インストールを選択して、そのインストールを進められることを確認する必要があります。 完全な説明は、次のステップを参照してください。変更の終わり

  10. 「コンポーネントの選択 (Select components)」。 インストールしたいコンポーネントを選択します。 前のステップでカスタム・インストールを選択した場合にのみ、このパネルが表示されます。

    変更の始まり選択できるコンポーネントの 1 つは、Message Brokers Toolkit for WebSphere Studio です。 これは、バージョン 5.0 のツールキットです。このツールキットを WSADIE バージョン 5.1 に統合したい場合は、バージョン 5.1 のツールキットをインストールする必要があります。バージョン 5.0 は互換性がありません。 2 つのバージョンを同じシステムで共存させることはできません。ご使用の環境に応じた正しいバージョンをインストールする必要があります。変更の終わり

    変更の始まりすでにバージョン 5.1 のツールキットをインストールしてある場合、 「コンポーネントの選択 (Select components)」パネルでMessage Brokers Toolkitのチェック・ボックスのチェックを外す必要があります。チェックを外さない場合、バージョン 5.0 のツールキットが指し示されているため、他のすべてのコンポーネントのインストールができなくなります (インストール・プログラムが、バージョン 5.1 がインストールされていることを検出する場合、「次へ >」がぼかし表示されます)。変更の終わり

    変更の始まり2 つのバージョンのツールキットの詳細な説明は、Message Brokers Toolkit の各種バージョンを参照してください。変更の終わり

  11. 変更の始まり「WSADIE 統合 (WSADIE Integration)」。 このパネルは、カスタム・インストールを選択し、ツールキットのインストールを指示した場合にのみ表示されます。 インストール・プログラムで、ツールキットを WSADIE ワークベンチに統合するのであれば、チェック・ボックスをチェックします。「次へ >」をクリックして先に進みます。

    詳細については、WSADIE との統合を参照してください。

    変更の終わり
  12. 「前提条件ソフトウェアの検査 (Prerequisite Software Check)」。 前提条件ソフトウェアが欠落している場合、インストールを続行するか終了するかの選択肢が提供されます。 続行するには「はい」を選択し、終了するには「いいえ」を選択します。 インストールを先へ進められますが、この製品を使用する前に、前提条件ソフトウェアをインストールする必要があります。
  13. 「インストールの要約 (Install Summary)」。 ここまでのパネルで選択したオプションが、必要なディスク・スペースの合計 (MB 単位)と製品のインストール先として選択したロケーションと共に表示されます。 この段階で、戻って設定を変更することができます。 「次へ >」をクリックしてインストールします。
  14. 「インストール状況」。 ホスト・システムに変更が行われるにつれ、進行のパーセンテージが表示されます。
  15. 「インストールの完了 (Install Complete)」。インストールが正常に完了しました。 「終了 (Finish)」をクリックします。
  16. このシステムに購入した製品ライセンスの数を記録するには、mqsisetcapacity コマンド を実行します。

関連概念
Message Brokers Toolkit の各種バージョン

関連タスク
マイグレーション
インストールの準備
WSADIE との統合
製品登録ツールの使用 (Windows のみ)
Windows での製品全体のアンインストール
インストール時の問題

関連資料
サポートされるオペレーティング環境
インストール・コマンド行オプション
mqsisetcapacity コマンド