mqsideletebroker コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP
  • UNIX プラットフォーム
  • z/OS

目的

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームでは、mqsideletebroker コマンドを使用して、指定したブローカーを削除します。 このコマンドは、ブローカーのローカル・キュー・マネージャーにあるキュー (ブローカーと同時に作成される)、 およびブローカー・データベースのテーブルも削除します。 キュー・マネージャーの削除を指定することもできます。

このコマンドは、そのようなブローカーに関連したすべてのデータをブローカー・データベース・テーブルから削除しますが、テーブルが空かどうかを検査したり、テーブルを削除したりすることはありません。

このコマンドは、以下を実行します。
  • Windows プラットフォームでは、ブローカーを実行するサービスを停止します。
  • 必要であれば、ブローカーの WebSphere MQ キュー・マネージャーを停止して削除します。
  • データベースからブローカーのデータを除去します。
  • ブローカー・レジストリーにあるコンポーネントのレコードを除去します。

WebSphere MQ パブリッシュ/サブスクライブ 近隣ブローカーを持つブローカーを削除する場合、 このコマンドで削除する WebSphere Business Integration Event Broker ブローカーを指定して、 それぞれの近隣で clrmqbrk コマンドを呼び出します。

z/OS では、INSTPATH/bin ディレクトリー内で mqsideletebroker コマンドを呼び出します。 このコマンドは、コンポーネント・ディレクトリー内のすべてのディレクトリーとファイルを削除します。 ルート・ディレクトリーは削除されませんが、空になります。

z/OS では、このコマンドを C ロケールで実行する必要があります。 ユーザーの現行ロケールに関係なく、メッセージがすべて英語で生成されます。

構文

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

z/OS

パラメーター

brokername
(必須) 削除するブローカーの名前。 これは最初のパラメーターでなければなりません。
-q
(オプション - Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォーム) ブローカーのキュー・マネージャーの削除を指定します。(このオプションを指定しない場合、WebSphere Business Integration Event Broker キューおよびブローカー・データだけが削除されます。)

キュー・マネージャーが既存の別のコンポーネント (このブローカーに加えて、 構成マネージャーまたはユーザー・ネーム・サーバー、あるいはその両方) をホスティングする場合、このコマンドは失敗します。

-w
(オプション - Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォーム)このブローカーに関連したすべてのファイルを、作業パスから削除します。
c ComponentDirectory
(必須 - z/OS) コンポーネント・ディレクトリーの名前。 たとえば、/var/wmqi/MQP1UNS

応答

  • BIP8012 システム・コンポーネントに接続できません
  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8017 コンポーネントを削除できませんでした
  • BIP8018 コンポーネントが実行中です
  • BIP8040 データベースに接続できません
  • BIP8048 キュー・マネージャーを始動できません
  • BIP8049 キュー・マネージャーを停止できません
  • BIP8052 キューを削除できません
  • BIP8073 無効なブローカー名が指定されました
  • BIP8082 キュー・マネージャーを削除できません
  • BIP8093 キュー・マネージャーは現在作成されています
  • BIP8094 キュー・マネージャーは現在停止されています
  • BIP8095 キュー・マネージャーはすでに予約されています


mqsideletebroker WBRK_BROKER -q

関連概念
ブローカー・ドメイン

関連タスク
ブローカーの削除
ドメイン接続の削除

関連資料
構文の設定
mqsicreatebroker コマンド
mqsichangebroker コマンド