UNIX プラットフォーム上での Oracle または Sybase データベースの準備

UNIX プラットフォームで Oracle または Sybase データベースを作成する場合、 セットアップ・タスクを完了してからデータベースを作成する必要があります。 このセットアップの実行は、データベースをインストールした後に実行するようお勧めしますが、データベースのインストール先予定のディレクトリーをこのセットアップ中に正しく指定すれば、データベースのインストールの前にこれを完了しても構いません。

データベースが Windows 上にある場合は、このタスクを完了する必要はありません。

  1. 以下のコマンドを発行します。
    mqsi_setupdatabase database_type <database_install_directory>

    ここで、database_typeoracle9 または sybase12_5 で、<database_install_directory> はデータベースがインストールされている (またはインストールする予定の) ディレクトリーです。

  2. これでブローカー・データベースを作成できます。 これを行う方法について詳しくは、Oracle や Sybase の資料を参照してください。

ブローカーを作成するコマンドを発行する際、データベース内に、必要な情報を保持するためのテーブルが作成されます。

ブローカーに対して Sybase データベースを作成し、集約を使用するメッセージ・フローをデプロイする場合、データベース内の集約テーブルに対して行レベルのロックを適用することをお勧めします。 Sybase データベースでの集約の使用を参照してください。

ブローカーに対して Sybase データベースを作成し、複数のトピックに関する保存パブリケーションを頻繁に使用する予定の場合、データベース内の保存パブリケーション表に対して行レベルのロックを適用することをお勧めします。 Sybase データベースでの保存パブリケーションの使用を参照してください。

関連概念
メッセージ・フローの集約

関連タスク
データベースの作成
Sybase データベースでの集約の使用
Sybase データベースでの保存パブリケーションの使用

関連資料
サポートされるデータベース