mqsideleteconfigmgr コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP

目的

このコマンドは、以下を実行します。
  • 構成マネージャーを実行する Windows プラットフォーム上のサービスを停止します。
  • 必要であれば、構成マネージャーWebSphere MQ キュー・マネージャーを停止して削除します。
  • 構成リポジトリーからテーブルを除去します (要求された場合)。
  • ブローカー・レジストリーにあるコンポーネントのレコードを除去します。

構文

パラメーター

-q
(オプション) 構成マネージャーのキュー・マネージャーを削除します。 (このオプションを指定しない場合、WebSphere Business Integration Message Broker キューだけが削除されます。)

キュー・マネージャーが、現存する別のコンポーネント (ブローカーまたは ユーザー・ネーム・サーバー、あるいはその両方) をホスティングする場合、このコマンドは失敗します。

-w
(オプション) 構成マネージャーに関連したすべてのファイルが、作業パスから削除されます。
-n
(オプション) 構成リポジトリーを削除します。

このオプションの使用には、十分注意してください。 構成リポジトリーには、構成マネージャーの内部データだけでなく、ブローカー・ドメイン全体の構成データが入っています。 このリポジトリーを削除すると、ブローカー・ドメインに関連したすべての情報が破棄されるので、 ブローカー・ドメインをリカバリーするには、その中の全リソースを再作成する必要があります。

構成リポジトリーのデータベース・テーブルを作成するときに使用したユーザー ID を変更する場合、 次のようにしてください。
  • 構成マネージャーを停止します。
  • 構成マネージャーを削除します。ただし、-n フラグは指定しません。データは既存のテーブルに保存されます。
  • 構成マネージャーを作成します。 データベース・アクセスに使用するユーザー ID として、新規ユーザー ID を指定します。 構成リポジトリーのアクセスに使用する固有のユーザー ID を指定できます (フラグ -u)。 または、ユーザー ID をサービス・ユーザー IDとして指定し (フラグ -i)、 そのユーザー ID をデータベース・アクセスのデフォルトにすることができます。 詳細は、mqsicreateconfigmgr コマンドを参照してください。
  • 古いデータベース・テーブルを新規のテーブルにコピーします。
  • 構成マネージャーを再始動します。
  • 確実に転送が完了したら、古いテーブルを削除してください。

このフラグを指定しない場合、テーブルはデータベースにそのまま残ります。

応答

  • BIP8012 システム・コンポーネントに接続できません
  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8017 コンポーネントを削除できませんでした
  • BIP8018 コンポーネントが実行中です
  • BIP8038 サポートされていないコマンド・オプションが選択されました
  • BIP8048 キュー・マネージャーを始動できません
  • BIP8049 キュー・マネージャーを停止できません
  • BIP8052 キューを削除できません
  • BIP8055 Java クラスをロードできません
  • BIP8074 JVM を作成できません
  • BIP8075 Java 例外
  • BIP8076 現行ディレクトリーを設定できませんでした
  • BIP8077 構成データを初期化しようとしているときに問題が発生しました
  • BIP8078 構成データを初期化しようとしているときに問題が発生しました
  • BIP8082 キュー・マネージャーを削除できません
  • BIP8093 キュー・マネージャーは現在作成されています
  • BIP8094 キュー・マネージャーは現在停止されています
  • BIP8095 キュー・マネージャーはすでに予約されています
  • BIP8097 Java オブジェクトを作成できませんでした


mqsideleteconfigmgr -q

関連概念
構成マネージャー

関連タスク
構成マネージャーの削除

関連資料
構文の設定
mqsicreateconfigmgr コマンド
mqsichangeconfigmgr コマンド