メッセージ構造の検査 (Check ノード)

Check ノードを使用して、メッセージ構造の特性を検査します。

ノード・プロパティーを適切に設定した場合、メッセージ・ドメイン、メッセージ・セット、 およびメッセージ・タイプのうちの 1 つまたはすべてを、特定の値と比較するよう要求できます。 ユーザーが検査を要求した値とメッセージが一致する場合は、 そのメッセージが、一致したターミナルを介するよう経路指定され、 そのターミナルに接続したノード・シーケンスによって処理されます。

ユーザーが検査を要求した値のいずれとも、メッセージがまったく一致しない場合は、 そのメッセージが、failure ターミナルを介するよう経路指定され、 そのターミナルに接続したノード・シーケンスによって処理されます。

たとえば、MRM ドメイン内のすべてのメッセージに対して、追加処理を提供するメッセージ・フローを設計しているとします。 メッセージのその特性だけを検査して、 それを特殊な処理を提供するノード・シーケンスに渡す Check ノードを組み込むことができます。 メッセージが MRM ドメイン内にない場合には、余分のノードはう回されて、failure ターミナルが直接、MRM メッセージだけに要求されたシーケンスに後続するノードに結び付けられます。

関連概念
メッセージ・フロー

関連タスク
ノードを使用した意思決定
メッセージ処理順序の強制 (FlowOrder ノード)
メッセージ内容の検査 (Filter ノード)
メッセージを経路指定するための宛先リストの使用 (RouteToLabel および Label ノード)

関連資料
Check ノード