MRM ドメインにおけるメッセージのヌル値の照会

エレメントを NULL と比較したい場合、次のステートメントをコーディングします。

IF InputRoot.MRM.Elem2.Child1 IS NULL THEN
      DO:
         -- more ESQL --
END IF;

このエレメントに対してヌルが許可されている場合、このステートメントは、エレメントが入力メッセージに存在するか、または入力メッセージが存在し、MRM 提供のヌル値が入っているかどうかをテストします。 このテストの動作は物理形式に依存しています。

フィールドが存在しているがヌル値が入っているのではなく、欠落しているかどうかを判別したい場合には、ESQL CARDINALITY 機能を使用できます。

関連概念
メッセージ・フロー
ESQL
メッセージのモデル化
カスタム・ワイヤー形式 - NULL の処理
XML ワイヤー形式 - NULL の処理
タグ付き/区切りストリング形式 - NULL の処理

関連タスク
MRM ドメインにおけるメッセージのヌル値の設定
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義
ESQL ファイルの管理
メッセージ・モデルの開発

関連資料
Compute ノード
Database ノード
Filter ノード
CAST 関数
ESQL
CARDINALITY 関数
IF ステートメント