mqsilist (リソースのリスト) コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP
  • UNIX プラットフォーム
  • z/OS

目的

システムにインストールされたすべてのコンポーネント、特定のブローカーに定義されたすべての実行グループ、 または指定したブローカーの指定した実行グループに属するすべてのメッセージ・フローをリストするには、Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームでは mqsilist コマンドを使用します。

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームでは、出力は stdout に送信されます。

z/OS コンソールで、特定のブローカーに定義されたすべての実行グループ、 または指定したブローカーの指定した実行グループに属するすべてのメッセージ・フローをリストするには、 list コマンドを使用します。

構文

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

このコマンドを発行するときにパラメーターを何も指定しない場合、 システムで作成された各コンポーネントごとに、 コンポーネント名およびキュー・マネージャー名のリストが表示されます。 表示の形式は以下のようになります。
BIP8099I: brokername - queuemanagername
BIP8099I: ConfigMgr - queuemanagername
BIP8099I: UserNameServer - queuemanagername
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました

z/OS

同義語:l

このコマンドを発行するときにパラメーターを何も指定しないと、 実行グループのリストが表示されます。

ブローカーのタスク名に対して list コマンドのみ発行することができます。たとえば、
F MQP1BRK,list
この場合、以下の形式の実行グループとプロセス ID のリストが出力されます。
BIP8130I: Execution Group: <name> -<process ID> 
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました
たとえば、次のように実行グループを指定します。
F MQP1BRK, list e='exgrp1'		
この場合、以下の形式のメッセージ・フローのリストが出力されます。
BIP8131I: Messageflow: <MessageFlowName> 
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました

パラメーター

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

brokername
(オプション) リストされるリソースに関連したブローカーの名前。 これは、デプロイ済みブローカーでなければなりません。 このブローカーで構成された実行グループとそれぞれのプロセス ID (pid) が表示されます。

すべてのプラットフォーム

-e egroup
(オプション) ブローカー内の実行グループを選択します。 メッセージ・フローをリストする実行グループのラベルを指定してください。コマンドは、ブローカー内の指定された実行グループに割り当てられたメッセージ・フローのリストを戻します。

指定されたブローカーは、戻されるメッセージ・フロー 情報すべてに対してアクティブでなければなりません。

許可

UNIX プラットフォームでは、ユーザー ID は mqbrkrs グループのメンバーでなければなりません。

Windows プラットフォームでは、ブローカー名と -e フラグを指定した場合、 このコマンドを呼び出すのに使用するユーザー ID には、mqbrkrs グループのメンバーシップがなければなりません。

応答

  • BIP8013 コンポーネントが存在しません
  • BIP8020 データベースにアクセスできません
  • BIP8029 ブローカーが構成されていません
  • BIP8038 サポートされていないコマンド・オプションが選択されました
  • BIP8039 実行グループを使用できません
  • BIP8040 データベースに接続できません
  • BIP8158 コマンドの形式が無効です (z/OS のみ)
  • BIP8159 パラメーター ... が不明です (z/OS のみ)

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

mqsilist WBRK_BROKER -e DefaultEG
z/OS
F MQP1BRK,list e='exgrp1'

関連タスク
コンポーネントの検査

関連資料
構文の設定