ITERATE ステートメント

ITERATE ステートメントは、 Label によって識別された、含まれている WHILE、REPEAT、LOOP、 または BEGIN ステートメントの現在の繰り返し処理を停止します。

次いで、含まれているステートメントはそのループ条件 (もしあれば) を評価し、 条件が示すように、次の繰り返し処理を開始するか、またはループを中止します。

構文

次の例では、ループは 4 回繰り返します。 つまり、コメント Some statements 1 で示されている行を 4 回通るということです。 ただし、IF および ITERATE ステートメントの処理のため、 コメント Some statements 2 によって示されている行は 2 回しか通りません。 ITERATE ステートメントは、ループ条件のテストをバイパスしません。 ITERATE の処置が、ループを前進させて結局は終了するロジックをバイパスしないことに、 特に注意します。 次の例では、ループの開始時にループ・カウントが増加します。
DECLARE i INTEGER;
SET i = 0;
X : REPEAT 
    SET i = i + 1;

    -- Some statements 1

    IF i IN(2, 3) THEN
        ITERATE X;
  END IF;

    -- Some statements 2

UNTIL
    i >= 4
END REPEAT;

ITERATE ステートメントをラベル付きステートメントで直接囲む必要はなく、 それによって ITERATE ステートメントは特に強力なものとなります。

関連概念
ESQL

関連タスク
ESQL の開発

関連資料
構文の設定
ESQL のステートメント