mqsireload コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP
  • UNIX プラットフォーム
  • z/OS

目的

mqsireload コマンドを使用すれば、 実行グループを停止して再始動するようにブローカーに要求できます。

このコマンドを発行すると、メッセージは、 すべての実行グループを停止して再始動するブローカーに送信されます。 再ロードする実行グループを 1 つだけ指定することもできますが、 このコマンドのデフォルトを使用して、 すべての実行グループを再ロードするようにお勧めします。

実行グループは、その中にあるすべてのメッセージ・フローが終了されるまで停止しないため、 ブローカーがどれほど速く再ロードを行えるかは、 最も長く実行されるメッセージ・フローの処理時間によって決まります。 これはこのコマンドのパフォーマンスに影響するので、 長く実行されるメッセージ・フローをすべて確認するようにお勧めします。

ブローカーのメッセージ・フロー内にプラグイン・ノードまたはパーサーを組み込んでいる場合、 それはこのコマンドによって削除され、それに関連した終了関数が呼び出されます。 メッセージ・フローを再始動すると、 それらのノードおよびパーサーによって使用されるリソースへのアクセスが再度行われて、 再取得されます。 しかし、 永続状態およびデータを動的に再ロードする独自のメカニズムをユーザー作成プラグイン・ノードおよびパーサーに備えて、 このコマンドの使用には頼らないようにすることをお勧めします。

構文

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

z/OS

同義語: re

パラメーター

brokername
(必須 - Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォーム) 再ロード要求の送信先のブローカーの名前。
-e egroup
(オプション) 再ロードする実行グループの名前。 このパラメーターが指定されていない場合、 指定されたブローカーのすべての実行グループが停止され再始動されます。

許可

コマンドを発行するのに使用するユーザー ID は、 グループ mqbrkrs のメンバーでなければなりません。

応答

他に応答は戻されません。

Windows プラットフォームおよび UNIX プラットフォームの場合

mqsireload broker1 
z/OS の場合
F MQP1BRK,re

関連概念
ブローカー・ドメイン

関連タスク
ブローカーの削除

関連資料
構文の設定
mqsicreatebroker コマンド
mqsichangebroker コマンド