実行グループは、ブローカーに割り当てられたメッセージ・フローの名前付きグループです。 ブローカーは、異なる実行グループ内のメッセージ・フローを、必ず別々のアドレス・スペースで実行するか、または固有のプロセスとして実行すれば、ある程度確実に分離します。
各実行グループは、別個のオペレーティング・システム・プロセスとして開始し、デプロイされたメッセージ・フローのセット用に分離されたランタイム環境を提供します。 単一のデフォルトの実行グループが、ワークベンチでブローカーを作成するときに使用可能な状態でセットアップされます。 追加の実行グループをセットアップして、給与計算レコードやセキュリティー情報など、機密データを処理するメッセージ・フローを、機密ではないデータを処理するメッセージ・フローから分離できます。
実行グループ内で、割り当てられたメッセージ・フローは別々のスレッド・プールで実行します。 各メッセージ・フローの追加インスタンスの数を指定することによって各メッセージ・フローに 割り当てられるスレッド・プール (つまり、スレッドの数) のサイズを指定することができます。
追加の実行グループを作成する場合、各グループに、ブローカー内で固有の名前を付け、それぞれに対して 1 つ以上のメッセージ・フローを割り当ててデプロイする必要があります。
実行グループは、ワークベンチで作成およびデプロイされます。
関連概念
ブローカー
メッセージ・フロー
メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント
関連タスク
ブローカーへの実行グループの追加
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