変更の始まり

WSADIE との統合

この製品を使用して、WebSphere Studio Application Developer Integration Edition (WSADIE) ワークベンチを拡張できます。 これにより、Message Brokers Toolkit が WSADIE ワークベンチに統合され、「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ および 「ブローカー・アプリケーション開発 (Broker Application Development)」パースペクティブ が WSADIE で使用可能になります。

このためには、該当するサポート・レベルの WSADIE を持っている必要があります。拡張できるバージョンは、WSADIE バージョン 5.1 です。"WebSphere Studio Application Developer Integration Edition Interim Fix 002 - General Fixes 2.0.0" および "WebSphere Business Integration Message Broker Interim Fix 001 - Prerequisite Fixes 1.0.0.1" を適用する必要があります。

正しいレベルの Message Brokers Toolkit をインストールしたことを確認する必要もあります。 バージョン 5.0 ツールキットは WSADIE バージョン 5.0 と互換性があり、バージョン 5.1 ツールキットは WSADIE バージョン 5.1 と互換性があります。他の組み合わせはすべて無効です。1 つのシステムに両方のバージョンのツールキットをインストールすることはできません。

ツールキット・のバージョンについての詳細は、Message Brokers Toolkit の各種バージョンを参照してください。

2 つの製品を統合する場合、次の一連のアクションを完了してください。

WSADIE と WebSphere Business Integration Message Broker の両方が必要なアップグレードについての詳細は、フィックスの適用を参照してください。

WSADIE と Message Brokers Toolkit ワークベンチの両方にアクセスする場合、リソースの共用で説明されている制約事項に従ってリソースを共用できます。

2 つのワークベンチのリンク

WSADIE ワークベンチで 「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ および 「ブローカー・アプリケーション開発 (Broker Application Development)」パースペクティブ を使用できるようにしたい場合、WSADIE ワークベンチでリンクを作成します。
  1. 「ヘルプ」 > 「ソフトウェアの更新 (Software Updates)」 > 「Update Manager」の順にナビゲートします。
  2. 左下の「機能更新 (Feature Updates)」ビューで、「マイ コンピュータ」をクリックします。 これにより、アクセス可能なディスクと、それらのディスクのディレクトリーが表示されます。
  3. WebSphere Business Integration Message Broker をインストールしたフォルダーまで、ディレクトリー構造をナビゲートしていきます。
  4. フォルダー evtoolkit および ibtoolkit を見付けます。 ここには、WebSphere Business Integration Message Broker の拡張ポイントが含まれています。 各フォルダーをオープンし、拡張ポイント・アイコンを右クリックし、「製品拡張のリンク (Link Product Extension)」を選択します。

    拡張ポイント evdeps および ibdeps へリンクしないでください。

リソースの共用

WSADIE および Message Brokers Toolkit の両方のワークベンチをインストールした場合、リソースを共用ディレクトリーまたはリポジトリーで保守するために、リソースを共用できます。 各ワークベンチでは、リソース (メッセージ・フローなど) は、特定のディレクトリーで作成されるか、そこへインポートされます。

デフォルトのディレクトリーが最初に設定されていて、ワークベンチごとに異なります (インストールの場所にも依存します)。リソースを共通ディレクトリーで共用するのであれば、ワークベンチに示されるデフォルトのディレクトリーを使用するのではなく、共通ディレクトリーを入力し、すべてのユーザーが WebSphere Business Integration Message Broker リソースの場所を知ることができるようにしてください。

別の方法としては、CVS のような共用リポジトリーを使用できます。

ワークベンチをオープンするときに、扱う予定のリソースが、ワークベンチの該当インスタンス専用のワークスペースに存在していなければ、そのリソースをディレクトリーまたはリポジトリーからインポートしなければならない場合があります。

関連概念
開発リポジトリー

関連タスク
インストールの準備

関連資料
「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ
「ブローカー・アプリケーション開発 (Broker Application Development)」パースペクティブ
サポートされるオペレーティング環境



変更の終わり