BITSTREAM 関数

BITSTREAM フィールドは、 指定されたフィールドおよびその子によって記述されたビット・ストリームを表す値を戻します。

構文

BITSTREAM は、指定されたフィールドおよびその子によって記述されたビット・ストリームを表す、 BLOB タイプの値を戻します。 着信メッセージの場合、着信ビット・ストリームの適切な部分が使用されます。 Compute ノードによって構成されたメッセージの場合には、 次のアルゴリズムが使用されて、ENCODING、CCSID、メッセージ・セット、メッセージ・タイプ、およびメッセージ形式が設定されます。
  • アドレス・フィールドに直前の兄弟があり、 この兄弟がパーサーに属するサブツリーのルートであるため、 ENCODING および CCSID を提供することのできる場合には、 これらの値が入手されて、要求されたビット・ストリームの生成において使用されます。 そうでない場合には、ブローカーのデフォルトの ENCODING および CCSID (つまり、 そのキュー・マネージャーの値) が使用されます。
  • 同様に、アドレス・フィールドに直前の兄弟があり、 この兄弟がパーサーに属するサブツリーのルートであるため、 メッセージ・セット、メッセージ・タイプ、およびメッセージ形式を提供することのできる場合には、 これらの値が入手されて、要求されたビット・ストリームの生成において使用されます。 そうでない場合には、長さがゼロのストリングが使用されます。
この関数は通常は、メッセージの中のビット・ストリームをデータベースに保管する必要がある、 メッセージ・ウェアハウスのシナリオで使用されます。 この関数は、パラメーターで示された着信メッセージの物理部分のビット・ストリームを戻します。 場合によっては、指定された実際のフィールドを表すビット・ストリームが戻されないことがあります。 たとえば次の 2 つの呼び出しは同じ値を戻します。
BITSTREAM(Root.MQMD);
BITSTREAM(Root.MQMD.UserIdentifier);
それらは、メッセージの中の同じ部分に含まれているからです。

関連概念
ESQL

関連タスク
ESQL の開発

関連資料
構文の設定
ESQL フィールド関数