ブローカーでマルチキャスト要求を処理できるようにするには、以下のようにします。
マルチキャストを使用する前に、 マルチキャストであることが可能なトピックを定義する必要があります。
トピック・ルートに関しては、 選択は「使用可能 (Enabled)」か「使用不可 (Disabled)」です。 デフォルトは、「使用不可 (Disabled)」です。
子ルート・トピックの場合、 選択は「継承 (Inherit)」、 「使用可能 (Enabled)」、 または「使用不可 (Disabled)」です。 デフォルトは「継承 (Inherit)」です。
これは、224.0.0.0 から 239.255.255.255 の範囲になります。 デフォルト値は 224.0.0.0 です。
これは、224.0.0.0 から 239.255.255.255 の範囲になります。 デフォルト値は 239.255.255.255 です。
デフォルト値は 34343 です。
500 から 32000 の範囲になります。 デフォルト値は 7000 です。
デフォルト値は 20 です。
デフォルト値は 1 です。この場合、マルチキャスト・パケットは発信元に残されたままで、 ルーターを移動することはありません。 最大値は 255 です。
これは、ホスト名または IP アドレスにすることもできます。 デフォルトは 'なし' です。 デフォルト値を選択する場合、使用されるネットワーク・インターフェースは、 オペレーティング・システムによって異なります。
「マルチキャスト・トピック動作の重複 (Overlapping Multicast Topic Behavior)」プロパティーは、 マルチキャストが明示的に使用不可にされているトピックを含むトピック階層の一部であるトピックについて、 クライアントがマルチキャスト・サブスクリプションを要求する際に、ブローカーの動作を制御します。
たとえば、multicast が 2 つの子を持つトピックであり、foo ではマルチキャストが使用可能で、bar ではマルチキャストが使用不可であるトピック階層を考慮してください。
デフォルト値は「受諾 (Accept)」です。
デフォルト値は 360 です。
デフォルトは、「使用不可 (Disabled)」です。 「静的 (Static)」を選択する場合、 パラメーター「ブローカー伝送率制限値 (Broker Transmission Rate Limit Value)」の値も選択できます。
この値の範囲は 10 から 1,000,000 になります。
この値の範囲は 0 から 1000 になります。 デフォルト値は 100 です。
この値の範囲は 10 から 1000 になります。 デフォルトの値は 300 です。
メモリー使用率が重要なのであれば、このパラメーターに別の値を使用してみて、 高速伝送率でのアプリケーションのパフォーマンス全体に対する影響を確認してください。
この値の範囲は 1 から 5000 になります。 デフォルト値は 500 です。
この値の範囲は 65 から 10000 になります。 デフォルト値は 3000 です。
この値は 1 から 20 の範囲になります。 デフォルト値は 7 です。
この値の範囲は 1000 から 1,000,000 になります。 デフォルト値は 60,000 です。
この値の範囲は 50 から 1000 になります。 デフォルト値は 600 です。
ブローカーのマルチキャスト構成を変更するときの推奨される方法は、 ワークベンチを使用することです。 しかし、コマンド mqsichangeproperties を使用して、 ブローカーのプロパティーを変更することも可能です。mqsichangeproperties コマンドを参照してください。
プロパティー名 | mqsichangeproperties パラメーター |
---|---|
マルチキャストが使用可能 (Multicast Enabled) | multicastEnabled |
最小アドレス (Min Address) | multicastAddressRangeMin |
最大アドレス (Max Address) | multicastAddressRangeMax |
データ・ポート (Data Port) | multicastDataPort |
ブローカー・パケット・サイズ (Broker Packet Size) | multicastPacketSizeBytes |
ブローカー・ハートビート・タイムアウト (Broker Heartbeat Timeout) | multicastHeartbeatTimeoutSec |
ブローカー・マルチキャスト TTL (Broker Multicast TTL) | multicastMCastSocketTTL |
ブローカー・ネットワーク・インターフェース (Broker Network Interface) | multicastMulticastInterface |
マルチキャスト・トピック動作の重複 (Overlapping Multicast Topic Behavior) | multicastOverlappingTopicBehavior |
鍵の最大経過時間 (Maximum Key Age) | multicastMaxKeyAge |
ブローカー伝送率制限の活動化 (Broker Transmission Rate Limit Activation) | multicastLimitTransRate |
ブローカー伝送率制限値 (Broker Transmission Rate Limit Value) | multicastTransRateLimitKbps |
クライアント NACK バック・オフ・タイム (Client NACK Back Off Time) | multicastBackoffTimeMillis |
クライアント NACK 検査期間 (Client NACK Check Period) | multicastNackCheckPeriodMillis |
クライアント・パケット・バッファー数 (Client Packet Buffer Number) | multicastPacketBuffers |
クライアント・ソケット・バッファー・サイズ (Client Socket Buffer Size) | multicastSocketBufferSizeKbytes |
ブローカー・ヒストリー消去時間 (Broker History Cleaning Time) | multicastHistoryCleaningTimeSec |
ブローカー最小ヒストリー・サイズ (Broker Minimal History Size) | multicastMinimalHistoryKBytes |
ブローカー NACK 累積時間 (Broker NACK Accumulation Time) | multicastNackAccumulationTimeMillis |
mqsichangeproperties WBRK_BROKER -o DynamicSubscriptionEngine -n multicastEnabled -v true
これにより、ブローカーでマルチキャストが可能になりますが、 ブローカーの他のプロパティーは変更されません。
mqsichangeproperties WBRK_BROKER -o DynamicSubscriptionEngine -n multicastEnabled, multicastLimitTransRate,multicastTransRateLimitKbps -v true,Static,50000ブローカーの他のプロパティーは変更されません。
変更するプロパティーやその値を区切るには、コンマを使用するようにしてください。
変更を有効にするには、ブローカーを再始動する必要があります。
警告: mqsichangeproperties を使用してブローカー構成に加えられた変更は、 ブローカー構成がデプロイされると必ず、構成マネージャーに保持されている構成によって上書きされます。
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