1 つのメッセージ・フロー内のいくつかのノードから、プロパティーをプロモートして、それらすべてのノードのそのプロパティーのための単一値を提供する、単一のプロモートされたプロパティーを定義することができます。 たとえば、メッセージ・フローに、それぞれ同じ物理データベースを参照する 2 つのデータベース・ノードが含まれている場合、メッセージ・フロー上でただ一度、物理データベースを定義することができます。そうするには、それぞれのデータベース・ノードのデータ・ソース・プロパティーをメッセージ・フローにプロモートし、メッセージ・フロー (プロモートされた) レベルでプロパティーを設定します。
始める前に
このタスクを実行するには、以下のタスクを完了している必要があります。
複数のノード・プロパティーを単一のプロモートされたプロパティーに収束するには、以下のようにします。
メッセージ・フローの内容が、「メッセージ・フロー・エディター (message flow Editor)」ビュー内に表示されます。 これが開いた最初のメッセージ・フローである場合には、「エディター (Editor)」ビューの左方に、「メッセージ・フロー・コントロール (message flow control)」ウィンドウおよび 使用可能な組み込みメッセージ・フロー・ノードのリストも表示されます。
プロモートされたプロパティーが新規のグループ内に現れるようにしたい場合には、プロパティーをプロモートする前に右方のリストの上にある新規グループ・アイコンを使って新規のグループを 作成するか、または既存のグループの下の空きスペースにプロパティーをドラッグ・アンド・ドロップします。 こうすると、強制的に新規のグループが作成されます。 必要であれば、グループの名前を変更します。
異なるタイプの既存のプロモートされたプロパティー上にプロパティーをドラッグする場合、ノー・エントリー・アイコンが表示されて、プロパティーをドロップすることができなくなります。 これを新規のプロモートされたプロパティーとして作成するか、または互換性のある 既存のプロモートされたプロパティーの上にドロップする必要があります。 プロパティーは、互換性があるように同じプロパティー・エディターと関連付けられていなければなりません。 たとえば、組み込みノードを使用する場合、同じプロパティー (ストリングではストリング、ブールではブール) のみを収束することができます。
ユーザー定義のノードを使用する場合、収束したいプロパティーのプロパティー・エディターの互換性をチェックしなければなりません。 また、ノード用のコンパイラー・クラスを作成した場合、収束したプロパティーは必ず同じコンパイラー・クラスを持つようにしなければなりません。
関連概念
プロモートされたプロパティー
関連タスク
プロモートされたプロパティーの定義
プロパティーのプロモート
プロモートされたプロパティーの名前変更
プロモートされたプロパティーの除去
関連資料
組み込みノード
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