ユーザー・ネーム・サーバーのカスタマイズ

これは、z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーを作成する大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクを実行するには、以下のタスクを完了している必要があります。
ユーザー・ネーム・サーバーのルート・ディレクトリーに変更し、 mqsicustomize を使用します。以下に例を示します。
cd /var/wmqi/MQP1UNS
mqsicustomize

mqsicustomize コマンドの完了には、システムによっては数分かかることがあります。 INPUT が画面の右下隅に表示されたら、ENTER を押します。

以下は、 mqsicustomize からの出力例です。
:>mqsicustomize
BIP9203I: Creating registry for component UserNameServer.
               
BIP9209I: Registry for component UserNameServer created successfully.
BIP9212I: Copying /var/wmqi/MQP1UNS/cntl/bip$mq01 to MQM.MQP1UNS.CNTL(BIP$MQ01).
..
..
BIP9212I: Copying /var/wmqi/MQP1BRK/cntl/bip$jcvp to MQM.MQP1UNS.CNTL(BIP$JCVP).
BIP9214I:mqsicopytopds ended successfully.
BIP9217I: mqsicustomize for component UserNameServer ended successfully.
   
                                 
次のコマンドを使用して、カスタマイズ・ログをブラウズできます。
obrowse output/Customizelog

Could not find message で始まるメッセージを受け取った場合は、詳細について、OMVS ユーザー ID のセットアップを参照してください。

この時点で、EXIT を入力して OMVS を終了できます。

mqsicompcif で誤ってパラメーターを指定した場合、mqsicompcif ファイルを変更し、このステップを繰り返します。 再カスタマイズ時には変更内容はすべて失われるので、カスタマイズ中に作成されたファイルは編集しないでください。 mqsicustomize は何回でも実行できます。 CIF のパラメーターを変更する場合、mqsicustomize を実行して変更点を選ばなければなりません。

関連概念
ユーザー・ネーム・サーバー

関連タスク
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバーの作成
ユーザー・ネーム・サーバーのカスタマイズ入力ファイル (mqsicompcif) の編集
ユーザー・ネーム・サーバー の STEPLIB_NAME メンバーの作成

関連資料
mqsicustomize コマンド