Windows 上でのネットワーク経由のインストール

以下の 2 つの方法のいずれかを選択して、WebSphere Business Integration Event Broker インストール・ファイルを LAN サーバー上でアクセス可能にすることができます。
  • WebSphere Business Integration Event Broker CD-ROM ドライブを共用可能にする。
  • 以下のステップを実行して、製品ファイルを CD からサーバーへコピーする。
  1. LAN サーバーにフォルダーを作成し、インストール・ファイルを保管します。 たとえば、次のようにします。
    md m:¥instwmqi
  2. WebSphere Business Integration Event Broker CD をロードします。 自動実行が使用可能になっている場合、初期ウィンドウが表示されます。このウィンドウはキャンセルします。
  3. CD 全体を新規のフォルダーにコピーします。 たとえば、次のようにします。
    xcopy e:¥*.* m:¥instwmqi /e
    これにより、CD のすべての内容が、サーバーの指定位置にコピーされます。
  4. DB2 (600 MB のディスク・スペースが必要) をインストールする場合、次のようにします。
    1. ステップ 1 で作成したフォルダー内に新規フォルダーを作成します。以下に例を示します。
      md: m:¥instwmqi¥DB2
    2. DB2 CD (プロダクト・パッケージに付属) の内容を新規フォルダーにコピーします。 以下に例を示します。
      xcopy x:¥*.* m:¥instwmqi¥DB2 /e
      ここで、e は DB2 CD を含む CD-ROM ドライブです。
  5. ライセンス交付を受けたすべてのユーザーに、CD イメージを含むフォルダー (この例では m: ドライブ) へのアクセス権を付与します。 さらに、ユーザーを適切な Windows グループ (たとえば、Administrators グループ) に追加する必要もあります。
  6. Windows エクスプローラを使用して、ドライブを共用可能にします。
  7. ターゲット・マシンのコマンド・プロンプトで、net use コマンドを使用して、適切なドライブおよびフォルダーに接続します。以下に例を示します。
    net use x: ¥¥wmqint¥instwmqi
    ここで、x: ターゲット・マシンの必須割り当てドライブです。 使用するインストール・ディレクトリー名にスペースが含まれる場合 (たとえば、wmqi install)、その名前を引用符で囲んでください。 サーバーがプロテクトされている場合、ユーザー ID およびパスワードのコマンドを指定する場合があります。 net use の詳細については、Windows オンライン・ヘルプを参照してください。 別の方法として、Windows エクスプローラか他の方法を使用して、共用リソースをドライブ名に割り当てます。
  8. インストール・ディレクトリーに移動します (この例では、x:)。 Setup と入力して Enter を押します。
  9. インストールのプロンプトに従います。
  10. WebSphere Business Integration Event Broker のインストールが正常に完了したら、ライセンス交付の目的で mqsisetcapacity コマンドを実行する必要があります。

関連タスク
インストール時の問題

関連資料
mqsidisplaycapacity コマンド
インストール・コマンド行オプション