これは、z/OS 上にブローカーを作成するというより大きなタスクの一部です。
始める前に
このステップの開始前に、ブローカー用 STEPLIB_NAME メンバーの作成を完了する必要があります。
次のジョブを、ブローカー PDSE から指定した順序で、一度に 1 つずつ実行依頼します。 DB2 ジョブを実行依頼するには、SYSADM または SYSCTRL 権限が必要です。 次のジョブを実行依頼する前に、ジョブが正常に完了したことを検査してください。 これらすべてのジョブが正常に実行されると、IBM から説明がない限り、以降の再カスタマイズ中にそれらを再び実行依頼する必要はありません。
ブローカー PDSE メンバー BIPDBGR 中の SQL は、デフォルトではテーブルに無制限のアクセス権を付与します。 BIP$DB05 の実行依頼前に、このステートメントを見直し、変更してください。
DB2 テーブルで large object (LOB) を使用したい場合、ラージ・オブジェクトを処理するように DB2 データベース作成パラメーターを変更するの指示に従ってください。
実行依頼の順序 | DB2 ジョブ | 説明 |
1 | BIP$DB01 | ストレージ・グループを作成する |
2 | BIP$DB02 | データベースを作成する |
3 | BIP$DB03 | テーブル・スペースを作成する |
4 | BIP$DB04 | テーブルを作成する |
5 | BIP$DB05 | テーブルに権限を付与する |
各ステップが正常に機能すると戻りコードは 0 になり、ステップ BAD はフラッシュされます。
問題が発生する場合、ブローカーを停止し、ジョブ BIP#DB01 を使って定義を削除し、問題を除去してから、再度 BIP$DB01 を使って作成ジョブの実行依頼を開始します。
ジョブが、存在しないオブジェクトを削除しようとすると、 BIP#DB01 からゼロでない戻りコードを受け取る場合があります。 ジョブの実行時に SQLCODE=-923 を受け取る場合、mqsicompcif を編集し、mqsicustomize を再び実行することによって、 DSNTIAD の代わりに DSNTEP2 を使用してみてください。
関連概念
ブローカー
ブローカー・ドメイン
関連タスク
z/OS でのブローカーの作成
ブローカー用 STEPLIB_NAME メンバーの作成
ラージ・オブジェクトを処理するように DB2 データベース作成パラメーターを変更する
ブローカー・キューの作成
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