OVERLAY 関数

OVERLAY はストリング処理関数で、 すべてのストリング・データ・タイプ (BIT、BLOB、および CHARACTER) を処理し、 ストリングの一部をサブストリングに置換します。

構文

OVERLAY は、ソースと同じタイプの新しいストリングを戻し、 source_string と同じです。 ただし、ストリングにサブストリングが指定され、指定の数値位置から始まり、 指定の長さが source_string2 に置き換えられます。 サブストリングの長さが 0 なら、何も置換されません。

以下に例を示します。
OVERLAY ('ABCDEFGHIJ' PLACING '1234' FROM 4 FOR 3)
は、ストリング 'ABC1234GHIJ' を戻します。

いずれかのパラメーターが NULL なら、結果は NULL です。 string_length が指定されていない場合、 これは LENGTH(source_string2) と同じと見なされます。

OVERLAY 関数の結果は次に示すものと等しくなります。
SUBSTRING(source_string FROM 1 FOR start_position -1 )
  || source_string2 ||
  SUBSTRING(source_string FROM start_position + string_length)
ここで、 || は連結記号です。

関連概念
ESQL

関連タスク
ESQL の開発

関連資料
構文の設定
ESQL ストリング処理関数