Linux での IBM Agent Controller のインストール

  1. root としてログオンします。
  2. Linux on Intel の場合は、以下のコマンドを入力します。
    rpm -U ibmrac-5.0.2-1.i386.rpm
    Linux on S/390 の場合は、以下のコマンドを入力します。
    rpm -U ibmrac-5.0.2-1.s390.rpm
  3. Agent Controller のインストール後に、ディレクトリーをインストール先の bin ディレクトリー /opt/IBMRAC/bin に変更し、以下のように入力してセットアップ・スクリプトを実行します。
    ./SetConfig.sh
    それから以下のプロンプトに応答します。
    1. IBM Agent Controller のインストール先 (IBM Agent Controller installed location): Agent Controller の場所、たとえば /opt/IBMRAC を入力します。
    2. Java ランタイム・ファイル (java) の場所 (Specify where the Java Runtime file (java) is located): java ファイルの場所、たとえば /opt/IBMJava2-131/bin を入力します。
    3. WebSphere Application Server V5 のインストール先 (WebSphere Application Server V5 installed location): ブランクにしておきます。
    4. GSK のインストール先 (GSK installed location): Global Security Kit (GSKit) の場所、たとえば /usr/local/ibm/gsk5 を入力します。
    5. セキュリティー (yes/no) (Security (yes/no)): セキュリティー機能を有効にするかどうかを指定します。 「no」と入力することをお勧めします。
    6. セキュア・ユーザー ID (スペース区切り) (Secured users IDs (separated by spaces)): セキュリティーを有効にする場合は、システム上の Agent Controller へのアクセスを認可されたユーザーのログイン名を入力します。 オペレーティング・システムは、これらのユーザー・ログイン名を認証できる必要があります。
    7. ホストを許可 (ALL/LOCAL/CUSTOM) (Allow hosts (ALL/LOCAL/CUSTOM)): Agent Controller にアクセスできるコンピューターを指定します。 このコンピューターだけを許可する場合は、「LOCAL」と入力します。 すべてのコンピューターの接続を許可する場合は、「ALL」と入力します。 コンピューターのリストを指定する場合は、「CUSTOM」と入力します。
    8. 許可されたホスト名 (スペース区切り) (Allowed host names (separated by spaces)): 「CUSTOM」 を選択する場合は、Agent Controller にアクセスできるホスト名を入力します。 ホスト名は、完全修飾名である必要はありません。 IP アドレスを指定することもできます。
  4. /opt/IBMRAC/bin ディレクトリーを開いて以下のコマンドを発行し、サーバーを開始します。
    ./RAStart.sh
    サーバーを停止するには、/opt/IBMRAC/bin ディレクトリーを開いて次のコマンドを発行します。
    ./RAStop.sh

関連タスク
Linux での IBM Agent Controller のアンインストール