SWIFT

以下の表で、SWIFT メッセージの高位レベルのブロック構造を示します。

SWIFT メッセージの高位レベルのブロック構造

ブロック名 形式
基本ヘッダー {1:...}
アプリケーション・ヘッダー {2:...}
ユーザー・ヘッダー {3:...}
テキスト {4:...}
トレーラー {5:...}

メッセージ中で連結される場合、ブロックは {1:...}{2:...}{3:...}{4:...}{5:...} と表示されます。

この設定を、メッセージの以下のタイプ・プロパティーにモデル化することができます。

Data Element Separation = Tagged Delimited
Group Indicator = {
Delimiter = }{
Group Terminator = } 
Tag Data Separator = :  

各ブロックは、それぞれ 1234、および 5 のエレメント「タグ (Tag)」プロパティー値を使って、複合エレメントとしてモデル化されます。

メッセージのテキスト本文の形式は次のとおりです。

{4:
:20:X
:32A:940930USD1,
.....
:72:/A/
-}

テキスト本文の複合タイプは、以下のタイプ・プロパティーを設定することによってモデル化できます。

Data Element Separation = Tagged Delimited
Group Indicator = <CR><LF>:
Delimiter = <CR><LF>:
Group Terminator = <CR><LF>-
Tag Data Separator = :

本文内のエレメントの「タグ (Tag)」プロパティーの値は、2032A72 などです。

SWIFT Gold Certification のレベルでメッセージ内容を検証する必要がある場合、追加のメッセージ検証を実行するよう MRM パーサーに要求することができます。 MQInput および計算ノード・プロパティーを使用してこれを設定する方法の詳細については、メッセージの妥当性検査を参照してください。

関連概念
メッセージのモデル化
メッセージ・モデル

関連タスク
メッセージ・モデルの開発
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理

関連資料
メッセージ・モデル参照情報
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
追加の MRM ドメイン情報
追加の TDS 情報
TDS 業界標準の形式