XML ワイヤー形式 - モデルの整合性

メッセージ定義ファイルを保管する場合、その中に含まれる定義が検査され、 それらが意味を成し、そのメッセージに関して十分な情報を提供しているかの確認が行われます。 このアクションのことを妥当性検査といいます。

XML では、 グローバル・エレメントおよび属性内の XML 名の固有性および妥当性に関する検査と、 複合タイプまたはグループ内のエレメントおよび属性に関する検査がほとんどです。 エレメントは属性として、属性はエレメントとしてレンダーできるため、 固有性のテストで、 明らかに関係のないオブジェクト (属性やエレメントなど) の間での競合が検出されることがあります。

これら以外のテストは、単純で明白なものになる傾向があります。 たとえば、メッセージ・セット・プロパティー「週の最初の曜日 (First Day of Week)」であれば、 曜日の名前でなければなりません。

関連概念
MRM ドメイン内の物理形式
メッセージ定義を作成するための他のモデル表現からのインポート

関連タスク
XML ワイヤー形式の追加
XML ワイヤー形式プロパティーの構成 : メッセージ・モデル・オブジェクト
XML DTD からのインポート

関連資料
インポート形式
メッセージ・モデル・オブジェクトの XML ワイヤー形式の物理プロパティー