メッセージ・フロー・プロジェクトの削除

メッセージ・フロー・プロジェクトは、1 つ以上のメッセージ・フローと関連したリソースすべてを作成し保守するためのコンテナーです。 これらのリソースはファイルとして作成され、「リソース・ナビゲーター (Resource Navigator)」ビューにあるプロジェクト内に表示されます。 メッセージ・フロー・プロジェクトを保存しない場合には、それを削除することができます。

始める前に

このタスクを実行するには、以下のタスクを完了している必要があります。

ワークベンチでメッセージ・フロー・プロジェクトを削除すると、プロジェクトとそのリソースが削除され、構成マネージャーにはコピーは保持されません。 共用リポジトリーを使用する場合、リポジトリーには、削除されたリソースのコピーが保存されている場合があります。

前のリリースでは、コントロール・センターからリソースを除去することができ、そうするとワークスペースの参照が除去され、構成マネージャー リポジトリー内のリソースは残りました。

メッセージ・フロー・プロジェクトを削除するには、以下のようにします。

  1. 「ブローカー・アプリケーション開発 (Broker Application Development)」パースペクティブに切り替えます。
  2. 削除したいメッセージ・フロー・プロジェクトを強調表示して、「編集 (Edit)」 > 「削除 (Delete)」をクリックします。 Del キーを押すか、または「ナビゲーター (Navigator)」ビューでそのプロジェクトを右マウス・ボタンでクリックして、「削除 (Delete)」をクリックします。
  3. このアクションによってメッセージ・フロー・プロジェクト・フォルダーの内容を削除するかどうかを、表示された確認ダイアログで選択する必要があります。 ダイアログには 2 つのボタンがあります。
    1. 最初のボタンは、すべての内容が削除されることを確認します。
    2. 2 番目のボタンは、ディレクトリーの内容が削除されないことを要求します。 デフォルトのアクションでは、内容を削除しません。 ダイアログが最初に表示されるときには、デフォルトで 2 番目のボタンが選択されています。
    1. 適切なボタンを選択します。 メッセージ・フロー・プロジェクト・ディレクトリーの内容を削除しないことを選択した場合は、すべてのファイルおよびディレクトリーそのものが保存されます。

      後に別のプロジェクトを同じ名前で作成し、そのプロジェクトに同じロケーションを指定した場合 (またはこれをデフォルト値として受け入れる場合)、以前に作成したファイルにアクセスすることができます。

      内容をすべて削除することを選択した場合には、すべてのファイルおよびディレクトリーそのものが削除されます。

  4. 削除要求を完了する場合は「はい (Yes)」を、削除要求を中断する場合は「いいえ (No)」をクリックします。
「はい (Yes)」をクリックすると、要求されたオブジェクトは削除されます。

共用リポジトリー内でリソースを保守する場合、そのリポジトリー内にコピーが保存されます。 必要であれば、リソースを検索するために、リポジトリー・サプライヤーが示す手順に従うことができます。

リソースを保管するためにローカル・ドライブまたは共用ドライブを使用する場合、リソースのコピーは保存されません。 このタスクを完了するときは、正しいリソースを選択するように十分注意してください。

関連概念
名前によるリンク
開発リポジトリー
メッセージ・フロー

関連タスク
メッセージ・フロー・アプリケーションの開発
メッセージ・フロー・プロジェクトの作成

関連資料
「ブローカー・アプリケーション開発 (Broker Application Development)」パースペクティブ