パブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションは、互いに接続された 1 つ以上のブローカーの ネットワークから構成されます。ブローカーはすべて同じ物理システム上に存在することも、 複数の物理システムに分散することもできます。ブローカーを互いに接続することによって、 ネットワーク中のどのブローカーのクライアントもパブリケーションを受け取ることができます。
パブリケーションは、パブリッシュされているトピックに興味を示したサブスクライバーを持つブローカーにのみ送信されます。 これは、ネットワーク・トラフィックを最適化するのに役立ちます。
集合とは、完全に相互接続され、パブリッシュ/サブスクライブ・アプリケーションに合わせて マルチブローカー・ネットワークの一部を形成するブローカーのセットです。
ブローカーは、複数の集合に属することはできません。同じ集合内のブローカーは、 物理的に別々のコンピューターに存在することができます。 ブローカー・キュー・マネージャーの各ペアは、WebSphere MQ チャネルのペアによって一緒に 接続されていなければなりません。
ブローカーが属することのできる集合は 1 つだけです。
集合内のブローカーは、すべて 1 つの物理システム上に置くことも、それぞれを別個の物理システムに置くこともできます。
共通トピックを共用するクライアントは、集合内のブローカーに接続できます。 共通のパブリケーションは、集合内で効率的に移送されます。これは、それらの共通トピックの 候補を持つ最低 1 つのクライアントも持たないブローカーを介して移動することがないためです。
このブローカーやこのブローカーのキュー・マネージャーから要求される他のサービスでも、 クライアント・アプリケーションのパフォーマンスが向上します。 クライアント・アプリケーションは、パブリッシュ/サブスクライブおよび point-to-point メッセージングの両方を使用できます。
次の図は、階層構造にグループ化された 6 つの集合のネットワークを示します。
集合の作成時に、ワークベンチは他の集合およびブローカーに対して作成する接続が有効であることを確認します。 メッセージがネットワーク内で永久に循環する可能性のある接続は作成できないようになっています。 また、要求される WebSphere MQ 接続がまだ定義されていないブローカーの集合を作成することもできません。
集合内の各ブローカーのキュー・マネージャーには、集合内の他のすべてのキュー・マネージャーへの接続がなければなりません。
集合の各ブローカーは、その隣接するブローカーのリストを保守します。
隣接するブローカーは、次のいずれかです。
近隣のブローカーの完全なリストはブローカーの近隣を形成します。
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