ここで説明されているカスタム・ワイヤー形式のプロパティーは、以下のものに適用されます。
プロパティー | タイプ | 意味 |
---|---|---|
物理タイプ (Physical Type) | 列挙タイプ | ドロップダウン・リストから以下のいずれかを選択します。
デフォルト値は fixed length string です。 |
日時形式 (DateTime Format) | ストリング | 日時のテンプレートを選択します。
デフォルトの日時形式は、オブジェクトの論理タイプに応じて異なります。 論理タイプごとの日時形式のデフォルトについては、 論理タイプによる DateTime デフォルト を参照してください。 「Physical Type (物理タイプ)」を 「Binary (バイナリー)」に設定する場合、 テンプレートはSTRING データとしての DateTime で定義されているコンポーネントに制限されます。「Physical Type (物理タイプ)」を「Packed Decimal (パック 10 進数)」、「Time Seconds (時刻 (秒))」、または 「Time Milliseconds (時刻 (ミリ秒))」に設定した場合、テンプレートは数値を表わすコンポーネントに制限されます。 これらの場合には、この「日時形式 (DateTime Format)」プロパティーを更新する必要があります。 日時形式に関する詳細は、DateTime 形式 を参照してください。 |
長さカウント (Length Count) | ボタンおよび整数 | 「Fixed Length String (固定長ストリング)」、「Packed Decimal (パック 10 進数)」、または「Binary (バイナリー)」の「Physical Type (物理タイプ)」を選択し、「Length Type (長さタイプ)」を 「Count (カウント)」に設定した場合は、エレメントの長さ単位数を入力します。
指定できる最小値は、すべての物理タイプの場合に 1 です。 指定できる最大値は、固定長ストリングの場合 256、パック 10 進数の場合 10、バイナリーの場合 2147483647 です。 デフォルト値は 0 (ゼロ) です。 |
長さの参照 (Length Reference) | ボタンおよび列挙タイプ | 「長さの参照 (Length Reference)」によって長さを定義するよう選択した場合は、このオブジェクトの長さを指定する Integer オブジェクトの名前を選択します。現行オブジェクトの兄弟として定義され、
メッセージの構造の中でこれの前に置かれる Integer オブジェクトのドロップダウン・リストから、
このオブジェクトの長さを指定する Integer オブジェクトの名前を選択します。
エレメントの再配列の詳細については、 オブジェクトの再配列 を参照してください。 |
長さ (Length Units) | 列挙タイプ | 設定済みの「物理タイプ (Physical
Type)」に応じて、ドロップダウン・リストから以下のいずれかの値を選択します。
デフォルト値は bytes です。 |
符号あり | ブール | 「物理タイプ (Physical Type)」プロパティーを「Packed Decimal (パック 10 進数)」、「Time Seconds (時刻 (秒))」、または「Time Milliseconds (時刻 (ミリ秒))」に設定した場合、「Signed (符号あり)」を選択 (デフォルト) または選択解除します。 「物理タイプ (Physical Type)」に別の値を選択した場合、このプロパティーは無効です。 |
ストリング位置調整 (String Justification) | 列挙タイプ | 「物理タイプ (Physical Type)」プロパティーを Fixed Length String (固定長ストリング) に設定した場合、 ドロップダウン・リストから「Left Justify (左寄せ)」 (デフォルト値) または「Right Justify (右寄せ)」を選択します。 「物理タイプ (Physical Type)」に別の値を選択した場合、このプロパティーは無効です。 |
埋め込み文字 (Padding Character) | ストリング | 埋め込み文字は、ストリング長が指定されたストリング・サイズよりも短い場合に、残りの文字の位置を埋めるために使用されます。
「物理タイプ (Physical Type)」プロパティーをFixed
Length String (固定長ストリング)に設定し、「ストリング位置調整 (String Justification)」 プロパティーを「Left Justify (左寄せ)」または「Right Justify (右寄せ)」のいずれかに設定した場合は、以下のいずれかの方法でこの文字を設定します。
|
プロパティー | タイプ | 意味 |
---|---|---|
ヌルのエンコード (Encoding Null) | 列挙タイプ | ドロップダウン・リストから以下のいずれかのオプションを選択します。
選択するオプションによって、プロパティー
「ヌル値のエンコード (Encoding
Null Value)」に設定すべき値が決まります。
|
ヌル値のエンコード (Encoding Null Value) | ストリング | 「ヌルのエンコード (Encoding Null)」プロパティーを 「NULLPadFill」に設定する場合、このプロパティーは使用不可 (ぼかし表示されている) になります。 「ヌルのエンコード (Encoding Null)」プロパティーを「NULLLogicalValue」に設定する場合、このプロパティーは ISO8601 の日時形式にする必要があります。これについては、 STRING データとしての DateTime で説明しています。 たとえば 1970-12-01 など、yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss に準拠した値を指定します。 「ヌルのエンコード (Encoding Null)」プロパティーを「NULLLiteralValue」に設定する場合、フィールドと同じ長さの値を入力することができます。 |
プロパティー | タイプ | 意味 |
---|---|---|
バイト位置合わせ (Byte Alignment) | 列挙タイプ | メッセージ開始を基点とした、オブジェクトの位置合わせ方法を指定します。
以下のいずれかを選択します。
|
先頭のスキップ・カウント (Leading Skip Count) | 整数 | このオブジェクトの読み取りまたは書き込みの前にスキップするバイト数を指定します。
デフォルトは0、
最小値は0、
最大値は 999999 です。
この値を使用して構造内の不要なフィールドを無視したり、または 2、4、8 または 16 の
バイト境界に位置合わせを必要とする、C または COBOL データで定義されたフィールドをモデル化
したりすることができます。
このオブジェクトの読み取りまたは書き込みの前にスキップするバイト数を指定します。
出力メッセージが書き込まれるとき、
スキップ・カウント・バイトにはメッセージ・セットの「バイト位置合わせパッド」プロパティーの値が割り当てられます。
反復オブジェクトについては、このプロパティーは最初のインスタンスにのみ適用されます。 |
末尾のスキップ・カウント (Trailing Skip Count) | 整数 | このオブジェクトの読み取りまたは書き込みの後にスキップするバイト数を指定します。
デフォルトは0、
最小値は0、
最大値は 999999 です。
この値を使用して構造内の不要なフィールドを無視したり、または 2、4、8 または 16 の
バイト境界に位置合わせを必要とするフィールドを含む繰り返し構造をモデル化
したりすることができます。
出力メッセージが書き込まれるとき、
スキップ・カウント・バイトにはメッセージ・セットの「バイト位置合わせパッド」プロパティーの値が割り当てられます。
反復オブジェクトについては、このプロパティーはすべてのインスタンスに適用されます。 |
プロパティー | タイプ | 意味 |
---|---|---|
反復カウント (Repeat Count) | ボタンおよび整数 | 「反復カウント (Repeat Count)」プロパティーを選択した場合、このオブジェクトのオカレンスの数を入力します。 最小値は 0 (0 と 1 は、一回の出現が見込まれることを意味します )、最大値は 2147483647 です。 |
反復参照 (Repeat Reference) | ボタンおよび列挙タイプ | 「反復参照 (Repeat
Reference)」プロパティーを選択した場合、現行オブジェクトの兄弟として定義され、メッセージの構造の中でこれの前に置かれる Integer オブジェクトのドロップダウン・リストから、このオブジェクトのオカレンスの数は指定する Integer オブジェクトの名前を選択します。
エレメントの再配列の詳細については、 オブジェクトの再配列 を参照してください。 |
関連概念
メッセージのモデル化
メッセージ・モデル
関連タスク
メッセージ・モデルの開発
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理
関連資料
メッセージ・モデル参照情報
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの論理プロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトのカスタム・ワイヤー形式の物理プロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの XML ワイヤー形式の物理プロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトのタグ付き/区切りストリング形式の物理プロパティー
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