ユーザー・データベースと相互作用する

Compute、Database、および Filter ノードからユーザー・データベースにアクセスして、 データベース内のデータを使用してメッセージの更新または作成したり、 メッセージ内のデータを使用してデータベース内のデータを更新または作成することができます。

外部データベースを照会したい場合、 データベースの接続情報とともにノードを構成する必要があります。 これは ODBC データ・ソース名で構成されます。 WebSphere Business Integration Message Broker またはデータベース管理者が、 メッセージ・フローのデプロイ先となるブローカーが稼働しているシステムに、 適切な ODBC データ・ソースを作成したことを確認してください。

mqsisetdbparms コマンドを呼び出して特定のデータベースのユーザー ID とパスワードを設定する場合、 ブローカーはこれらの値を使用してデータベースに接続します。 データベースの値を設定していない場合、 独自のブローカーを作成した mqsicreatebroker コマンドで指定した、 または mqsichangebroker コマンドで変更したデフォルトのデータベース・ユーザー ID とパスワードをブローカーは使用します。

z/OS システム上でブローカーは、 ブローカーが開始したタスクの ID を使用してデータベースに接続します。

WebSphere Business Integration Message Broker またはデータベース管理者が 指定されたデータベース表を照会するための十分なデータベース特権を、 このユーザーに付与したことを確認してください。 特権がない場合、ブローカーがメッセージを処理しようとして初めてデータベースに接続しようとするときに、実行時エラーが生成されます。

関連概念
メッセージ・フロー
ESQL
メッセージのモデル化

関連タスク
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義
整合されたメッセージ・フローの構成
ESQL ファイルの管理

関連資料
mqsichangebroker コマンド
mqsicreatebroker コマンド
mqsisetdbparms コマンド
Compute ノード
Database ノード
Filter ノード
ESQL