WebSphere
Business Integration Event Broker をインストールする前に、使用するシステムがインストールしようとしているこの製品およびコンポーネントに設定されたハードウェアおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアの要件に合っていることをチェックすることが必要です。
これについては、サポートされるオペレーティング環境で詳しく説明しています。
また、以下のプロトコルの少なくともいずれか 1 つをサポートする通信ハードウェアをシステムが備えていることをチェックすることも必要です。
- NetBIOS
- SNA LU 6.2
- SPX
- TCP/IP
WebSphere
Business Integration Event Broker にも以下のシステム・ストレージ要件があります。
- ランタイム操作をサポートするために 512 MB の RAM。
- インストールするコンポーネントに応じたディスク・スペース、およびそれらのコンポーネント (たとえば WebSphere MQ キューおよび持続メッセージ) に必要な作業ワークスペース。
次の表には、参考となる数値が提供されています。この値はオペレーティング・システムによって異なる場合があります。
ランタイム・コンポーネントを 1 つ 2 つだけインストールする場合は、必要とされるストレージが少なくて済みます。
コンポーネント |
MB |
ランタイム・コンポーネント (ブローカー、構成マネージャー、および ユーザー・ネーム・サーバー) |
365 |
Message Brokers Toolkit for WebSphere Studio1 |
400 |
合計 |
765 |
WebSphere
Business Integration Event Broker インストールの一部として DB2 をインストールする場合、さらに 360 MB のディスク・スペースが必要です。
Note 1: 
要件は、
Message Brokers Toolkit バージョン 5.0 および
バージョン 5.1 で同じです。
必要なツールキットを決定する際には、
Message Brokers Toolkit の各種バージョンを参照してください (1 つのシステムに両方のバージョンをインストールすることはできません)。

- データベース・スペース。構成マネージャーを作成するシステムには、構成リポジトリー用に約 10 MB が必要です。
ブローカーを作成するシステムには、ブローカー表用に約 10 MB が必要です。
- 一時ディスク・スペース。
一時ファイル用に 150 から 300 MB の範囲で追加のスペースが必要になる場合もあります。
このスペースは、製品をインストールするフォルダーではなく、TEMP システム変数がポイントする位置に必要であり、インストールが完了したときに、これらの一時ファイルは削除されます。