さまざまなノード・タイプに合わせて ESQL コードを調整する

Compute、Database、および Filter ノードの動作を構成するために ESQL をコーディングするときには、それぞれのタイプのノードの制限を承知しておく必要があります。

Compute ノード
Compute ノードは、以下の操作のいずれかを行うために構成できます。
  • データベースのデータを更新する。
  • データベースにデータを挿入する。
  • データベースからデータを削除する。
  • Environment ツリーを更新する。
  • LocalEnvironment ツリーを更新する。
  • 入力メッセージの内容を使わずに、あるいは内容の一部または全体を使って、1 つ以上の出力メッセージを作成し、メッセージ・フローの次のノードへ伝搬する。

    入力 LocalEnvironment を出力 LocalEnvironment に伝搬する場合は、Compute ノードのプロパティー「計算モード (Compute mode)」を適切な値に設定してください。 Environment は常に出力メッセージに入れて伝搬されます。

Database ノード
Database ノードは、以下の操作のいずれかを行うために構成できます。
  • データベースのデータを更新する。
  • データベースにデータを挿入する。
  • データベースからデータを削除する。
  • Environment ツリーを更新する。
  • LocalEnvironment ツリーを更新する。
  • 入力メッセージを、未変更のままメッセージ・フローの次のノードへ伝搬する。
Filter ノード
Filter ノードは、以下の操作のいずれかを行うために構成できます。
  • データベースのデータを更新する。
  • データベースにデータを挿入する。
  • データベースからデータを削除する。
  • Environment ツリーを更新する。
  • LocalEnvironment ツリーを更新する。
  • 入力メッセージを、未変更のままメッセージ・フローの次のノードへ伝搬する (メッセージが伝搬時に経由するターミナルは、フィルター式の結果に応じて異なる)。

上記の操作の実行方法の詳細については、このセクションの残りのタスクを参照してください。

関連概念
メッセージ・フロー
ESQL

関連タスク
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義

関連資料
Compute ノード
Database ノード
Filter ノード
ESQL