容量計画およびリソース計画のために、ブローカーが必要とするデータベース接続の数を判別します。 データベース接続は、ブローカーから ODBC データ・ソース名 (DSN) に対して行われます。 異なる DSN が同一の物理データベースに解決される場合であっても、各 DSN につき 1 つの接続が行われます。
ブローカーが必要とするユーザー・データベースへの接続の数は、データベースにアクセスするメッセージ・フローのアクションに依存しています。 各メッセージ・フロー・スレッドごとに、データベースにアクセスする各ブローカーから ODBC データ・ソース名 (DSN) のそれぞれに対して、接続が 1 つずつ必要です。 同一のスレッドの複数のノードが同じ DSN を使用する場合、同じ接続が使用されます。ただし、異なるトランザクション・モードを使用する場合は別です。この場合、別の接続が必要になります。 これについては、整合されたメッセージ・フローのデータベース接続で詳しく説明されています。
ブローカーが始動すると、必要な接続がすべて開かれます。 ブローカーは、パフォーマンス上の理由から、このようなデータベース接続ハンドルをキャッシュに入れます。 たとえば、メッセージ・フロー・ノードがユーザー・データベースへのアクセスを開始した場合、 データ・ソースへの接続が開かれます。 これは、そのメッセージ・フロー・ノードが初めてメッセージを処理するときに行われます。 この接続は、実行グループまたはブローカーがシャットダウンするまで、開いたままです。
ユーザー・アプリケーション・データとブローカー内部データの両方に同じデータベースを使用する場合、必要な接続数を計算するときに 2 つの接続要件を一緒に追加してください。 ブローカー・データベース接続の要件の詳細については、データベースへの接続を参照してください。
ブローカーを停止すると、現在のデータベース接続ハンドルすべてが解放されます。
自分のデータベースとして DB2 を使用する場合、DB2 が行うデフォルトのアクションは、データベースへの同時接続の数を maxappls 構成パラメーターの値に制限することです。 maxappls のデフォルト値は 40 です。ブローカーに必要な接続数が maxappls の値を超過すると考えられる場合、計算に基づいてこの値および関連パラメーター maxagents を新しい値に大きくしなければなりません。
他のデータベースを使用する場合、 該当する製品の資料で、接続と制限または制約事項について調べてください。
関連概念
メッセージ・フロー
関連タスク
データベースへの接続
メッセージ・フローからデータベースへのアクセス
整合されたメッセージ・フローの構成
関連資料
サポートされるデータベース
組み込みノード
ユーザー・データベースの DBCS の制約事項
整合されたメッセージ・フローのデータベース接続
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