ESQL 数値演算子

ESQL には、次の数値演算子が用意されています。

単項演算子 -
結果は、オペランドの符号を反転したものです (オペランドと絶対値が同じで符号が反対の値)。 数値 (INTEGER、DECIMAL、および FLOAT) とインターバル (INTERVAL) を否定できます。
演算子 +
結果は 2 つのオペランドの和です。 数値とインターバル値、およびインターバル値と日時値 (DATE、TIME、 TIMESTAMP、GMTTIME、および GMTTIMESTAMP) の加算が可能です。
演算子 -
結果は 2 つのオペランドの差です。 次のことが可能です。
  • 一方の数値からもう一方の数値を減算する。
  • 一方の日付からもう一方の日付を減算する。 結果はインターバルです。
  • 一方のインターバルからもう一方のインターバルを減算する。
  • 日付値からインターバルを減算する。
演算子 *
結果は 2 つのオペランドの積です。 数値と数値の乗算、およびインターバルと数値の乗算が可能です。
演算子 /
結果は 2 つのオペランドの被除数の結果です。 数値と数値の除算、およびインターバルと数値の除算が可能です。
演算子 ||
結果は 2 つのオペランドの連結です。 ストリング値 (CHARACTER、BIT、および BLOB) とストリング値の連結が可能です。

どのような場合でも、どちらか一方のオペランドが NULL なら結果は NULL になります。 オペランドのタイプが異なる場合には、特別な規則が適用されます。 これについては、暗黙のキャストで説明されています。

日時値を取り扱う際のこうした演算子の使用法に関する例は、 日時値での数値演算子の使用を参照してください。

関連概念
メッセージ・フロー
ESQL 演算子
マッピング

関連タスク
メッセージ・フロー・アプリケーションの開発
日時値での数値演算子の使用
ESQL の開発

関連資料
組み込みノード
ESQL
ESQL 比較演算子
ESQL 論理演算子
ESQL 演算子優先順位の規則