mqsimigratemsgflows コマンド

サポートされるプラットフォーム

  • Windows 2000、Windows XP

目的

WebSphere MQ Integrator Broker V2.1 構成マネージャーからエクスポートされた既存のフローに基づいて、 WebSphere Business Integration Message Broker V5.0 形式の新規のフローを作成するには、mqsimigratemsgflows コマンドを使用します。

注:
  1. このコマンドは、以前の V2.1 リリースから WebSphere Business Integration Message Broker V5.0 Message Brokers Toolkitへの単方向マイグレーション用です。
  2. このコマンドを呼び出す前に、Message Brokers Toolkit・セッションを停止させてください。
  3. このコマンドでデフォルト・ワークスペースを操作するには、 デフォルト・ワークスペースが置かれている Eclipse ディレクトリーからこのコマンドを呼び出してください。
  4. ワークスペースが別の位置にある場合は、 -data フラグを使ってその位置を指定してください。

構文

パラメーター

-data WorkspacePath
(オプション) Eclipse プラットフォームを実行するワークスペースのパス。

ワークスペースの位置は、プロジェクトのデフォルトの位置でもあります。 相対パスは、Eclipse の始動場所であるディレクトリーを基準として解釈されます。

-p ProjectName
(必須) 新規のフローの作成場所であるプロジェクトの名前。 このプロジェクトがすでに存在する場合、フローはそのプロジェクトに追加されます。 プロジェクトが存在しない場合、このコマンドで作成されます。
注: d パラメーターの前に p パラメーターを指定する必要があります。
-d DirectoryPath
(必須) エクスポートされたフローが置かれているディレクトリー・パス。

相対パスは、現在の作業ディレクトリーを基準に解釈されます。 絶対パスを指定できます。 ネストされるディレクトリーはすべて無視されます。

フロー名は、.msgflow ファイルの名前になります。 この名前は、ローカル・ファイルの命名規則を満たすように変更できます。

重複したメッセージ・フローは無視されます。この形式におけるエラーはすべて、 マイグレーション・レポート・ファイルに報告されます。

-rm
(オプション) すでに存在していれば、メッセージ・フロー・プロジェクトを置き換えます。
-log <filepath>
(オプション) レポート・ファイル

フロー・マイグレーションについて詳しくは、メッセージ・フロー・マイグレーションの注意事項 を参照してください。

許可

このコマンドを呼び出すための特定の権限は必要ありません。


mqsimigratemsgflows -p sample -d c:¥wmqi¥test 

関連概念
マイグレーション
メッセージ・フロー

関連タスク
マイグレーションおよびアップグレード

関連資料
メッセージ・フロー・マイグレーションの注意事項