cniRun

この関数は、ノードを入力ノードとして宣言します。 これはメッセージ処理ノードまたは出力ノードでは使用されません。 また、cniEvaluate を呼び出す必要はありません。WebSphere Business Integration Message Broker はスレッドを割り振り、そのスレッドでこの関数を呼び出します。

定義されている場所 タイプ メンバー
CNI_VFT 条件付き iFpRun

この関数はブローカーによってループの一部として呼び出されます。 戻り値の意味は以下に示すとおりです。

戻り値

CCI_TIMEOUT
入力ノードは、入力データを受信しませんでしたが、 メッセージ・フローの再構成が要求される場合は、 制御が WebSphere Business Integration Message Broker に戻されることを要求します。ユーザー定義入力ノードはかなり頻繁に戻り、制御を WebSphere Business Integration Message Broker に戻します。
CCI_SUCCESS_CONTINUE
メッセージが正常に処理されました。 デフォルトのトランザクション・コミット処理は、WebSphere Business Integration Message Broker によって実行されます。入力ノードが処理を継続できるようにするため、 そのノードの cniRun インプリメンテーション関数が直ちに呼び出されます。
CCI_SUCCESS_RETURN
メッセージが正常に処理されました。 デフォルトのトランザクション・コミット処理は、WebSphere Business Integration Message Broker によって実行されます。入力ノードは、スレッドが必要ではなく、 メッセージ・フローのスレッド・プールに戻すと判別しています。 これが唯一のまたは最後のアクティブ・スレッドで実行されている場合、 WebSphere Business Integration Message Broker はその最後のスレッドがプールに戻されないようにします。 そうしないと、別のスレッドをディスパッチできる、 他のアクティブ・スレッドがなくなります。この状況で、WebSphere Business Integration Message Broker は、CCI_SUCCESS_CONTINUE が戻されたかのように、 cniRun インプリメンテーション関数を直ちに呼び出します。
CCI_FAILURE_CONTINUE
メッセージの処理中にエラーが検出され、 ノードはトランザクション・ロールバック処理を実行するように要求しています。 入力ノードの cniRun インプリメンテーション関数が直ちに呼び出されます。
CCI_FAILURE_RETURN
メッセージの処理中にエラーが検出され、 ノードはトランザクション・ロールバック処理を実行するように要求しています。 ただし、入力ノードは、スレッドが必要ではなく、 メッセージ・フローのスレッド・プールに戻すことができると判別しています。 これが最後のアクティブ・スレッドで実行されている場合、 WebSphere Business Integration Message Broker はその最後のスレッドがプールに戻されないようにします。 そうしないと、別のスレッドをディスパッチできる、 他のアクティブ・スレッドがなくなります。この状況で、WebSphere Business Integration Message Broker は、CCI_FAILURE_CONTINUE が戻されたかのように、 cniRun インプリメンテーション関数を直ちに呼び出します。

関連概念
ユーザー定義の入力ノード

関連タスク
C での入力ノードの作成

関連資料
C 言語ノード・インプリメンテーション関数