ユーザー・ネーム・サーバーのカスタマイズ入力ファイル (mqsicompcif) の編集

これは、z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーを作成する大きなタスクの一部です。

始める前に

このタスクを実行するには、以下のタスクを完了している必要があります。

前のステップでは、mqsicreateusernameserver がファイル mqsicompcifユーザー・ネーム・サーバー のルート・ディレクトリーにコピーしました。 次に、mqsicompcif を編集し、キーを環境に合うように更新します。 カスタマイズ入力ファイルのチェックリスト (z/OS 用カスタマイズ計画チェックリスト) で提供した情報を使用してこのファイルを完成させます。 mqsicompcif ファイルの例は、カスタマイズ入力ファイルの例 (mqsicompcif)を参照してください。

ファイルを編集するには、次のようなコマンドを使用します。
cd /var/wmqi/MQP1UNS
oedit mqsicompcif

単一引用符 (' ') が含まれていることを確認します。

すべての環境変数は、mqscompcif で明示的にされる必要があります。 たとえば、$JAVAHOME を使用しないで、Java ホーム・ディレクトリーの絶対パスを明示的に書きます。 これは、開始されたタスクのシェル環境が作成される前に ENVFILE が BPXBATCH によって解析され、BPXBATCH は環境変数を示す $ の使用を認識しないためです。

z/OS 上でユーザー・ネーム・サーバーをカスタマイズする際には、ブローカーから CIF をコピーします。 ユーザー・ネーム・サーバーに関する以下のパラメーターに変更を加える必要があります。
  • コンポーネント・キー
  • ARM-elementname
  • COMPONENT_PDS
  • STPN
ユーザー・ネーム・サーバーでは DB2 は使用されないので、DB2 定義は無視してかまいません。

関連概念
ユーザー・ネーム・サーバー

関連タスク
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバーの作成
z/OS でのユーザー・ネーム・サーバー・ランタイム環境の作成
ユーザー・ネーム・サーバーのカスタマイズ

関連資料
mqsicreateusernameserver コマンド
mqsichangeusernameserver コマンド
mqsideleteusernameserver コマンド
z/OS 用カスタマイズ計画チェックリスト
カスタマイズ入力ファイルの例 (mqsicompcif)