構成マネージャー

構成マネージャーは、ワークベンチ、構成リポジトリー、およびブローカーの実行セットとの間のインターフェースです。 これはブローカーに初期構成を提供し、それ以降の変更によってブローカーを更新する。 また、ブローカー・ドメイン構成を保守する。

構成マネージャーは、コンポーネントおよびブローカー・ドメインを構成するリソースを管理する集中ランタイム・コンポーネントです。

構成マネージャーには 4 つのメイン関数があります。

構成マネージャーは、各ブローカー・ドメインごとにインストール、作成、および開始することが必要です。

構成マネージャー・ランタイム・コンポーネントは、Windows プラットフォームのみでインストールおよび構成します。 サポートされる Windows プラットフォームの詳細については、サポートされるオペレーティング環境を参照してください。

1 つ以上の構成マネージャーを、ワークベンチ「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブで管理します。 ワークベンチの複数のインスタンスが構成マネージャーに同時にアクセスできます。

構成マネージャーは、ホスト・キュー・マネージャーを、ブローカー・ドメイン中の 1 つのドメインと共用できます。 ブローカー・ドメイン中の他のブローカーと通信するために、構成マネージャーには送信側および受信側チャネルが必要です。

構成マネージャーと関連したリソース

構成マネージャー・ランタイム・コンポーネントが作成されるときには、以下のリソースも作成されます。
  • 構成リポジトリーと呼ばれるデータベース・テーブルのセット。 これらのテーブルには DB2 を使用する必要があります。
  • 構成マネージャーと同じ物理システム上に、WebSphere MQ キュー・マネージャーが作成されます (すでに存在している場合を除く)。 キュー・マネージャーは、単一のブローカーと共用できます。
  • 構成マネージャーをホスティングするキュー・マネージャーに定義された、決められた名前のキューのセット。

関連概念
ブローカー
実行グループ
ブローカー・ドメイン
メッセージ・フロー・アプリケーションのデプロイメント

関連タスク
構成マネージャーの作成

関連資料
「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ