WebSphere MQ Everyplace リソースの保護

メッセージ・フロー内に MQeInput または MQeOutput ノードを組み込む場合、 これらのリソースへのアクセスを制御して、以下のことが行えるよう配慮してください。

以下の各領域で提供されているセキュリティーに留意してください。

WebSphere MQ Everyplace セキュリティー

WebSphere MQ Everyplace のセキュリティーの有効期間は、 WebSphere Business Integration Event Broker ブローカーに送られたメッセージが WebSphere MQ ブリッジ・キューで受信されるまでです。この時点までで、WebSphere MQ Everyplace に用意されたセキュリティーをインプリメントできるようになりました。

WebSphere MQ Everyplace には、メッセージ・データのローカル保管または転送のどちらの場合でも、そのデータを保護するためのセキュリティーが備えられています。以下の 3 つの保護が提供されています。

  • ローカル・セキュリティーは、 メッセージ (およびその他の) データのローカル・セキュリティーを提供します。
  • キュー・ベースのセキュリティーは、 発信元キュー・マネージャーとターゲット・キューでやりとりされるメッセージの保護を提供します。
  • メッセージ・レベルのセキュリティーは、 イニシエーターと受信側でやりとりされるメッセージのメッセージ・レベル保護を提供します。

これについては、WebSphere MQ Everyplace for Multiplatforms 紹介」の中で十分に説明されています。

WebSphere MQ セキュリティー

メッセージは、WebSphere MQ ブリッジ・キューに着信すると、WebSphere MQ のセキュリティーの管轄下に入ります。WebSphere MQ リソースの保護に、整えられている必要のある許可の説明があります。

出力メッセージのセキュリティー

メッセージがメッセージ・フローから出力されると、その宛先は、 インプリメントする必要のあるセキュリティー手段を判別します。

  • ターゲット・キューが WebSphere MQ キューの場合、WebSphere MQ リソースの保護に示されているルールに従ってください。
  • ターゲット・キューが WebSphere MQ Everyplace キューの場合、「WebSphere MQ Everyplace for Multiplatforms 紹介」に述べられているガイドラインに従ってください。

関連概念
WebSphere MQ Mobile Transport
WebSphere MQ Everyplace キュー・マネージャー
WebSphere MQ Everyplace キュー
WebSphere MQ Everyplace メッセージ

関連タスク
WebSphere MQ リソースの保護
WebSphere MQ Everyplace シナリオ例の処理

関連資料
MQeInput ノード
MQeOutput ノード