ESQL フィールド参照

ESQL フィールド参照は、メッセージ・ツリーまたはデータベース・テーブル内の特定のフィールド (構造の場合もある) を識別する、 ピリオドで区切られた値のシーケンスです。 情報のルートから特定のフィールドへのパスは、 親子関係を使用してトレースすることができます。

フィールド参照を ESQL ステートメントで使用して、メッセージまたはデータベース内で 参照、更新、または作成するフィールドを識別できます。 たとえば、以下の ID をメッセージ・フィールド参照として使用できます。

Body.Invoice.Payment

タイプ REFERENCE の ESQL 変数を使用して、特定のフィールド参照を含む動的ポインターをセットアップすることができます。 これは、繰り返しフィールドを含む特定の構造の開始点など、 メッセージ内の頻繁に参照されるポイントへの固定参照を作成するために役立つことがあります。

フィールド参照は、ネーム・スペースの識別を含む場合もあります。 ネーム・スペース・サポートを含む XMLNS および MRM メッセージ・ドメイン内の メッセージを参照する場合、これらのフィールドを参照する際にネーム・スペース ID を含める必要があります。

簡便さのために、DECLARE NAMESPACE 構成を使用してネーム・スペース定数を定義して、 適用可能なすべてのフィールド参照で完全なネーム・スペース ID の代わりにこれを使用することができます。

メッセージ・ツリー内の十分に定義された位置を識別するフィールド参照は、 相関名と呼ばれます。

関連概念
メッセージ・フロー
相関名
マッピング

関連タスク
メッセージ・フロー・アプリケーションの開発
ESQL の開発

関連資料
組み込みノード
ESQL