ブローカー・ドメインへのブローカーの追加

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。

ブローカー・トポロジーにブローカーを追加すると、構成リポジトリーのブローカーに 参照が作成されます。物理ブローカーは作成されません。 ブローカーを追加する場合、必ずブローカーの作成に使用したのと同じ名前を使用してください。

ブローカーをブローカー・ドメインに追加するには、以下のようにします。

  1. 「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブに切り替えます。
  2. 「ドメイン (Domains)」ビューを右マウス・ボタンでクリックし、「新規作成 (New)」 > 「ブローカー (Broker)」をクリックします。
  3. 「ブローカーの作成 (Create a Broker)」ウィザードで、次のことを実行します。
    1. ブローカーの追加先のブローカー・ドメインを選択します。 選択されたブローカー・ドメインが切断されている場合、ドメインに接続するようにというプロンプトが出されます。 「OK」をクリックします。
    2. ブローカーの名前を入力します。
    3. ブローカーが使用する WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前を入力します。
      注: WebSphere MQ キュー・マネージャーを関連付けることのできる ブローカーは、ブローカーが異なるブローカー・ドメインにある場合でも、1 つだけです。
  4. 「次へ (Next)」をクリックします。
  5. オプション: ブローカーの簡略説明または詳細説明を入力します。
  6. 「終了 (Finish)」をクリックして、ブローカー・ドメインにブローカーを追加します。
  7. 更新済みトポロジー構成をデプロイするようにというプロンプトが出されます。 「デルタ (Delta)」をクリックしてデルタ・トポロジー・デプロイを実行し、変更を構成マネージャーに保管します。 ユーザー・プリファレンスがプロンプトに設定されていない場合、トポロジー・デプロイは自動的に実行されます。

    BIP08921 情報メッセージが表示されています。 これは構成マネージャーが要求を受け取ったことを示すためです。 イベント・ログをオープンして、デプロイメントの結果を確認します。

「ドメイン (Domains)」ビューで、ブローカーがブローカー・ドメインに追加され、 デフォルトの実行グループがブローカーに追加されます。

注: ブローカー・トポロジーにブローカーを追加すると、セキュリティー ACL グループが作成されます。 セキュリティー ACL グループは、ユーザー ID にブローカーとそのデフォルトの実行グループのフル・コントロールを与えます。 これらの ACL グループは、このブローカーがブローカー・ドメインから除去されるまで存在します。 つまり、ユーザー ID は mqbr* グループから除去できますが、ユーザーは依然としてブローカーとそのデフォルトの実行グループに対するフル・コントロール・アクセス・レベルを持っています。

これでブローカー・ドメインにブローカーを追加したので、さらに実行グループを追加したり、メッセージ・フローおよびメッセージ・セットの作成、変更、または再利用を行ったり、これらをブローカーにデプロイしたりすることができます。

関連概念
ブローカー
実行グループ
ブローカー・ドメイン

関連タスク
ブローカーの作成
ブローカーのコピー
ブローカー・プロパティーの変更
ブローカー・ドメインからのブローカーの除去
ブローカーの名前変更
ブローカー・アーカイブ・ファイルのデプロイ
ブローカー・ドメインに対する接続と切断
ブローカーへの実行グループの追加
ブローカー・ドメイン・ログ情報の表示

関連資料
「ブローカー管理 (Broker Administration)」パースペクティブ
「ブローカー管理 (Broker Administration)」のプリファレンスの変更
ブローカー・トポロジー・エディター