CALL ステートメントは、CREATE PROCEDURE または CREATE FUNCTION ステートメントを使用して定義されたルーチンを呼び出します。
CALL ステートメントは、ESQL 内にインプリメントすることも、 データベース・ストアード・プロシージャーとして外部にインプリメントすることもできます。
CALL ステートメントはパラメーターを、指定された順序でプロシージャーに渡します。 IN または INOUT として定義されたパラメーターは、CALL が実行される前に評価されますが、 OUT として定義されたパラメーターは、常に適正なタイプの NULL パラメーターとして渡されます。 プロシージャーが完了すると、OUT または INOUT として宣言されたパラメーターは、 プロシージャーの実行中に行われた、それらに対する変更を反映するように更新されます。 IN として定義されたパラメーターは、プロシージャーの実行の結果として変更されることは決してありません。
オプションの brokerSchemaName パラメーターが指定されていない場合、 ブローカー SQL パーサーは PATH ステートメントに記述されている アルゴリズムを使用して名前付きプロシージャーを検索します (PATH 文節を参照してください)。
brokerSchemaName パラメーターが指定されている場合、ブローカー SQL パーサーは、パスを先に検索せずに名前付きプロシージャーを呼び出します。
オプションの brokerSchemaName パラメーターは、 WebSphere Business Integration Message Broker バージョン 2.1 およびそれ以前のブローカーではサポートされていません。バージョン 2.1 またはそれ以前の ブローカーにデプロイされているすべての ESQL は、メッセージ・フローと同じブローカー・スキーマ、 つまり <ノード・スキーマ> に定義されていなければなりません。
各ブローカー・スキーマは固有の関数およびプロシージャー・シンボル・スペースを提供します。
CREATE PROCEDURE ステートメントで、
単一のパーセント文字として指定したワイルドカード・スキーマ名を使用して定義したストアード・プロシージャー名を呼び出す場合には、
そのステートメントに EXTERNAL SCHEMA 文節も組み込み、
databaseSchemaName も提供する必要があります。その他の場合には、この文節は必要なく、指定されると例外が出されます。
実質的には、組み込み関数は SQL という事前定義ブローカー・スキーマに置き換えられています。 したがって、同じ名前のユーザー定義モジュール・レベルの関数は、これらの組み込み関数より優先されます。
CALL の使用例については、CREATE PROCEDURE ステートメントの例を参照してください。
関連概念
ESQL
関連タスク
ESQL の開発
ストアード・プロシージャーの呼び出し
関連資料
構文の設定
ESQL のステートメント
CREATE PROCEDURE ステートメント
BROKER SCHEMA ステートメント
PATH 文節
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