INSERT ステートメント

INSERT ステートメントは、外部データベースに新しい行を追加します。

構文

オプションの列名リストで、値を挿入するターゲット表の列のリストを示します。 列名リストにない列にはいずれも、それらのデフォルト値が挿入されます。

挿入操作時に問題が起きた場合は、実行時エラーが生成されます。 たとえば、データベース・テーブルには、 INSERT 操作で違反する可能性のある制約が定義されていることがあります。 その場合、この動作を変更するようにノードが構成されているのでない限り、 例外が送出されます。

次の例では、Database ノード上の dataSource プロパティーが構成されていて、 データ・ソースによって識別されるデータベースには列 A、B、 および C を持つ TABLE1 という表があるとしています。

汎用 XML 本体が次に示すものであるメッセージがあるとします。
<A>
 <B>1</B>
 <C>2</C>
 <D>3</D>
</A>
次の INSERT ステートメントは、表に、値 (1, 2, 3) を持つ新しい行を挿入します。
INSERT INTO Database.TABLE1(A, B, C) VALUES (Body.A.B, Body.A.C, Body.A.D);

データベース・エラーの処理

データベース・エラーの処理については、 データベース状態のキャプチャーを参照してください。

関連概念
ESQL

関連タスク
ESQL の開発
データベース状態のキャプチャー

関連資料
構文の設定
ESQL のステートメント