メッセージ・モデルを開発する際の問題

このセクションでは、メッセージ・セットを処理する際に生じる可能性のある共通問題のいくつかについて概説します。 このセクションには、以下の問題を処理するためのアドバイスが含まれます。

メッセージ定義ファイル
その他

メッセージ定義ファイルが開かない

タスク・リストでメッセージ定義ファイル・エラーを受け取る

物理形式プロパティー値がデフォルトに戻る

メッセージ定義エディターでテキストを入力できない

メッセージ定義ファイル内の成果物がアルファベット順にリストされない

関連した XML スキーマ・ファイルをインポートすると、エラー・メッセージがタスク・リストに表示されます。

1 つの共通のシナリオとして、2 つの XML スキーマ・ファイル X と Y があり、どちらも、ファイルシステムの同じディレクトリー内にありますが、X は Y を含んでいます。この場合、X には、実際のターゲット・ネーム・スペースが定義されますが、Y にはターゲット・ネーム・スペースは定義されません。この 2 ファイルをインポート後、 X はそのネーム・スペースにより決定された位置に配置されますが、Y は、ターゲット・ネーム・スペースが定義されていないファイルが使用するデフォルトのネーム・スペースの位置に配置されます。これにより、2 つのファイルのリンクが切断されますので、 X を修正して、この新規の相対位置で正しく Y を含める必要があります。詳細は、メッセージ定義ファイルから別のメッセージ定義ファイルへのリンク を参照してください。

1 つのグループに同じネーム・スペースの同じ XML ネームを持つ異なる 2 つのエレメントがあるので、タスク・リストに警告が表示される

メッセージ定義ファイルを設定して、あるメッセージ定義ファイルを別のメッセージ定義ファイルに組み込む時に問題が生じる

メッセージ定義エディターでプロパティー (Properties) タブをデフォルトにしたい

プロパティー・ページで変更を加えている際に警告を受け取る

インポートされた .mrp ファイルで非推奨エラーを受け取る

インポートされたメッセージ・セットが簡単なプロジェクトに似ている

ユーザー・トレースがエレメントの長さのエラーを検出する

関連概念
メッセージ・セット
メッセージ定義ファイル
単純タイプ
メッセージ・モデル・オブジェクト

関連タスク
メッセージ・セットの作成
メッセージ定義ファイルの処理
問題の処理
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理
物理プロパティーの構成
メッセージ・セットのマイグレーション

関連資料
メッセージ・セット・プロジェクトおよびファイル
メッセージ定義エディター
メッセージ・セットのマイグレーションの注意事項