始める前に:
構成マネージャー、ブローカー、およびユーザー・ネーム・サーバーの間の接続を作成するには、以下のステップを行ってください。
ブローカー・ドメイン中のコンポーネントがさまざまなキュー・マネージャーによってサポートされている場合は、これらのキュー・マネージャー間に WebSphere MQ 接続を確立して、メッセージを交換できるようにします。 各ブローカーが、ブローカー用のユーザー名サービスを備えているユーザー・ネーム・サーバーとメッセージを交換できることは重要です。
すべてのブローカー・ドメイン・コンポーネントを Windows 上で実行しており、1 つのキュー・マネージャーを使用している場合は、ブローカー間に WebSphere MQ 接続を作成する必要はありません。
必要な接続を作成するには、以下のステップを完了してください。 以下のすべてのステップで、MQSC の例が説明されています。 適切な方法を使用して、これらのリソースを定義できます。 これらの例は、キュー・マネージャーが COMP1 および COMP2 であることを前提にしています。
define qlocal('COMP2') usage(XMITQ) replace
define qlocal('COMP1') usage(XMITQ) replace
WebSphere MQ ネットワーク規則に従って接続名を割り振り、この接続に使用するプロトコルとリスナーが listen するポートを指定してください。
たとえば、キュー・マネージャー COMP1 上で以下のようにします。
define channel('COMP1_TO_COMP2') chltype(sdr) trptype(tcp)
conname('WBRKSYS1(1415)') xmitq('COMP2') replace
define channel('COMP2_TO_COMP1') chltype(rcvr) trptype(tcp) replace
WebSphere MQ ネットワーク規則に従って接続名を割り振り、この接続に使用するプロトコルを指定します。
たとえば、キュー・マネージャー COMP2 上で以下のようにします。
define channel('COMP2_TO_COMP1') chltype(sdr) trptype(tcp)
conname('WBRKSYS1(1414)') xmitq('COMP1') replace
この受信側チャネルの名前は、ステップ 2a で定義した、COMP2 上の送信側チャネルの名前と同じでなければなりません。 たとえば、キュー・マネージャー COMP2 上で以下のようにします。
define channel('COMP1_TO_COMP2') chltype(rcvr) trptype(tcp) replace
構成マネージャーのキュー・マネージャー上で 1 つの受信側チャネルをセットアップすると、ブローカーに作成したすべての送信側チャネルをサポートできます。 この場合、構成マネージャー上に 1 つの定義と、個々のブローカー上に 1 つの送信側の定義が必要です。各ブローカー上の送信側は同じ名前でなければなりません。 構成マネージャー上でこの受信側チャネルを使用して、ユーザー・ネーム・サーバーからの通信をサポートすることもできます。
WebSphere MQ でサポートされている通信プロトコル (すべてのオペレーティング・システムの場合 TCP/IP および SNA、Windows の場合これらに加えて NetBIOS および SPX) を使用して、WebSphere Business Integration Event Broker コンポーネント間の接続やクライアントと WebSphere Business Integration Event Broker コンポーネントの間の WebSphere MQ 接続をすべてセットアップできます。
関連概念
ブローカー
構成マネージャー
ユーザー・ネーム・サーバー
関連タスク
構成マネージャーの作成
ブローカーの作成
ユーザー・ネーム・サーバーの作成
ユーザー・ネーム・サーバーを WebSphere Business Integration Event Broker ネットワークに接続する
アプリケーションがパブリッシュ/サブスクライブを使用できるようにする
注意 |
商標 |
ダウンロード |
ライブラリー |
技術サポート |
フィードバック
![]() ![]() |
ae18060_ |