エレメント参照の論理プロパティー

プロパティー タイプ 意味
参照名 (Reference Name) 列挙タイプ 「参照名 (Reference Name)」は、このオブジェクトが参照しているオブジェクトの名前です。 参照に使用できるオブジェクトは、ドロップダウン・リストから選択できます。

オカレンス

プロパティー タイプ 意味
最小数 (Min Occurs) 整数 オブジェクトを反復できる最小回数を指定します。 デフォルトは 1 です。

値が 0 に設定される場合、オブジェクトはオプションです。

値が設定される場合、 Max Occurs の値以下でなければなりません。

最大数 (Max Occurs) 整数 オブジェクトを反復できる最大回数を指定します。 デフォルトは 1 です。

このプロパティーが設定されない場合、オブジェクトは複数回現れることができません。

制限がなく、オカレンスの三大数がないことを示すために、このプロパティーを -1 に設定することもできます。

Min Occurs および Max Occurs プロパティーは、エレメントの 値 (Value) プロパティーと結合して使用されます。 以下の表では、エレメント参照がどのように制約されることがあるかを要約しています。

最小数 (Min Occurs) 最大数 (Max Occurs) 固定 (Fixed) デフォルト (Default)
1 1     エレメントは 1 回表示され、任意の値を取ることができます。
1 1 Delta   エレメントは 1 回表示され、それは、プロパティーに入力されたデータと一致している必要があります。 この例では、エレメントは、テキスト Delta を含んでいる必要があります。
2 -1 Delta   エレメントは 2 回以上表示され、それは、プロパティーに入力されたデータと一致している必要があります。 この例では、テキスト Delta を含む必要があるエレメントが少なくとも 2 つあります。
0 1     エレメントはオプションで、1 回表示され、任意の値を取ることができます。
0 1 Delta   エレメントはオプションで、1 回表示されます。 それが表示される場合、その値は、「値 (Value)」プロパティーに入力されたデータと一致している必要があります。 それが表示されない場合、その値は、「値 (Value)」プロパティーに入力されたデータとなります。
0 1   Delta エレメントはオプションで、1 回表示されます。 それが表示されない場合、その値は、「値 (Value)」プロパティーに入力されたデータとなります。 それが表示される場合、それはエレメントに指定された値である必要があります。
0 2   Delta エレメントはオプションで、1 回か 2 回表示されるか、まったく表示されません。 エレメントが表示されない場合、エレメントは提供されていません。 エレメントが表示されて、それが空の場合、それは値 (Value) プロパティーに保管されているデータに設定され、空でない場合は、それはエレメントに指定された値となります。
0 0     エレメントは禁止されており、表示することはできません。

関連概念
メッセージ・モデル

関連タスク
メッセージ・モデル・オブジェクトの処理

関連資料
メッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー
メッセージ・モデル・オブジェクトの論理プロパティー
オブジェクトによるメッセージ・モデル・オブジェクトのプロパティー