オプション: プロパティー・エディターまたはコンパイラーの追加

ノードのプロパティー (属性) がどのように表示されるかを制御する必要がある場合は、IPropertyEditor インターフェースをインプリメントしてプロパティー・エディターを作成することができます。 プロパティー・エディターは内容に制限がありません。 テキスト・フィールドやリストなどの多数の制御を含めることができます。

カスタム・コンパイラーを作成する場合、たとえば、値をサーバーに送信する前に暗号化するには、 IPropertyCompiler インターフェースをインプリメントしてコンパイラーを作成できます。

変更の始まり

Java クラスの作成

プロパティー・エディターまたはコンパイラーの新規 Java クラスを作成するには、以下のステップを実行します。
  1. Java パースペクティブに切り替えます。
  2. Package Explorer で、使用しているユーザー定義ノード・プロジェクトを選択し、 「プロジェクト (Project)」- >「プロジェクトの再ビルド (Rebuild Project)」をクリックします。
  3. ユーザー定義のノード・プロジェクトを右マウス・ボタン・クリックし、 「クラスパスの更新 (Update Classpath…)」をクリックします。
  4. UDN プロジェクトから /src ディレクトリーを選択し、 「ファイル (File)」>「新規作成 (New)」 > 「クラス (Class)」をクリックします。
  5. 「名前 (Name)」テキスト・フィールドにクラスの名前を入力します。
  6. プロパティー・エディターとプロパティー・コンパイラーのどちらを作成するかに応じて、以下のステップを実行します。
    • プロパティー・エディターを作成する場合:
    1. 「スーパークラス (Superclass)」テキスト・フィールドのテキストをすべて削除し、「ブラウズ (Browse…)」をクリックします。
    2. AbstractPropertyEditor クラスを選択し、「OK」をクリックします。
    • プロパティー・コンパイラーを作成する場合:
    1. 「インターフェース (Interfaces)」テキスト・フィールドの隣にある 「追加 (Add…)」ボタンをクリックします。
    2. IPropertyCompiler インターフェースを選択して「OK」をクリックします。
  7. 「終了 (Finish)」をクリックします。
変更の終わり

プロパティー・エディターまたはコンパイラーのテスト

プロパティー・エディターをテストするには、ワークベンチの別のインスタンスを起動し、 「実行 (Run)」>「実行 (Run as)」>「Runtime Workbench」を選択します。 Runtime Workbench を使用してのテストに関しては、PDE ガイド (PDE Guide) を参照してください。

コンパイラーをテストする場合には、ブローカー上にユーザー定義ノードを含むフローをデプロイします。

関連概念
ユーザー定義の入力ノード
ユーザー定義のメッセージ処理ノード
ユーザー定義の出力ノード

関連タスク
新規ユーザー定義のノード・プロジェクトの作成

関連資料
ユーザー定義拡張機能