マッピングと ESQL

ユーザー定義の ESQL ルーチンはマッピングから呼び出すことができ、 式構成エディターは、ESQL 関数定義の適用で説明されているように、これに対して特定のサポートを提供します。 各マッピング・ファイルは、単一のマッピング・プロシージャーを含みます。 このプロシージャーは、 スキーマ有効範囲 (つまり、モジュール有効範囲の外部) で定義されており、いくつかのノードから再利用できます。

マッピング・プロシージャーは、ESQL からも呼び出すことができます。このプロシージャーへの パラメーターはタイプ ESQL REFERENCE を持ちます。REFERENCE は、XML スキーマ・タイプ xsd:complexType で 指定された論理構造を持ちます。

データベース・テーブル名はマッピングでハードコーディングされています。 データベース・スキーマ名を指定することはできず、ブローカー・デフォルト・スキーマが常に使用されます。 ESQL とマッピングを混合することにより、強力なボトムアップ、トップダウン、および meet-in-the-middle 変換を作成できます。 たとえば、1 からエレメント CARDINALITY までを数える ESQL ループ中のマッピングを呼び出すことにより、 不明の数のエレメント・インスタンスに対して、単一のマッピングを反復して適用することができます。

再使用可能 ESQL 関数は、式構成エディターに表示されます。 および ESQL 内容の支援の際にも表示されます。

関連タスク
ESQL 関数定義の適用
スキーマ名の定義

関連資料
マッピング
ESQL エディター