繰り返し構造でのインスタンスの追加

始める前に:

マッピングの繰り返し を参照してください。

以下の図は、部分的に展開されている繰り返し構造のツリー・ノードを示しています。

message1
      |_ top
            |_ middle[]
                  |_bottom[]
            |_ middle[1]
                  |_bottom[]
                  |_bottom[All]
                  |_bottom[1]
この例では、後に [] が続いている項目は繰り返し可能ノード、後に [All] が続いている項目はすべてのノード、後に [1] が続いている項目はインスタンス・エレメント・ノードを表わしています。
構造を展開してさらにインスタンスを表示するには、 繰り返し可能ノードを右マウス・ボタンでクリックし、 ポップアップ・メニューから選択できる適切な展開オプションのいずれかを選択します。 選択可能なオプションは、以下のとおりです。
  • インスタンスを 1 つ作成する (Create One Instance)

    このオプションは、まだ作成されていない次の連続インスタンスを作成します。

  • インスタンスを最大限作成する (Create Maximum Possible Instances)

    このオプションは、まだ作成されていない残りのインスタンスを最大限作成します。

  • インスタンスを作成する (指定) (Create Instances (Specify))

    このオプションは、指定した数の新規インスタンスを、まだ作成されていない次の連続エレメントから作成します。

ノードを 1 つ拡張するだけだと、 1 つの子を持つ 1 つのエレメントしか作成されないので、 ノードを最大限拡張して必要のないインスタンスを削除するという方法の方が簡単かもしれません。 それらは後で必要になったときに再作成することもできます。
次の例は、2 のメッセージからなっています。
  1. メッセージ 1 は、複数の エレメント (maxOccurs 2) からなっており、 1 つの姓エレメントが続きます。
    message1
    	|_  名
    	|_  姓
  2. メッセージ 2 も名前を表しますが、ファーストネームラストネーム は別々のエレメントとして区別し、ミドル・ネームはすべて、1 つのミドルネーム ・エレメントとしてグループ化します。
    message2
    	|_  敬称
    	|_  ファーストネーム
    	|_  ミドルネーム
    	|_  ラストネーム
message1 (ソース) から message2 (ターゲット) を作成する場合、 以下のツリー構造が、メッセージ・フロー・マッピング・エディターのソース・ビューで表示されます。
message1
	|_  名[]
	|_  名[All]
	|_  名[1]
	|_  姓

関連概念
マッピング条件
マッピングの繰り返し

関連タスク
繰り返し構造でのインスタンスの除去
反復マッピングの追加

関連資料
マッピング
繰り返し構造の条件