mqsimigratemsgsets コマンドは、拡張子
.mrp のファイルをすべて、
-d パラメーターで指定したディレクトリーにインポートします。他の拡張子のファイルは無視されます。
注: - このコマンドは、以前の V2.1 リリースから WebSphere Business Integration Message Broker V5.0 Message Brokers Toolkitへの単方向マイグレーション専用です。
- このコマンドを呼び出す前に、Message Brokers Toolkit・セッションを停止させてください。
- このコマンドでデフォルト・ワークスペースを操作するには、
デフォルト・ワークスペースが置かれている Eclipse ディレクトリーからこのコマンドを呼び出してください。
- 別の場所からコマンドを実行する場合は、
ターゲット・ワークスペースを正確に指定するために -data パラメーターを指定してください。
- 非常に大きな .mrp ファイルをインポートしている場合は、
mqsimigratemsgsets コマンドが Java OutOfMemoryException によって終了するかもしれません。
-d ディレクトリーに複数の .mrp ファイルが含まれる場合、
繰り返しコマンドの実行を試行してください。
1 つの .mrp ファイルずつ -d ディレクトリーを指定して実行します。
あるいは、
mqsimigratemsgsets 引き数
-vmargs -Xmx<nnn>M (
<nnn> は MB 単位のメモリー数) を使用して、
使用可能メモリー量を増やすこともできます。以下に例を示します。
mqsimigratemsgsets ... -vmargs -Xmx256M
デフォルト・ファイル名の mqsimigratemsgsets.report.txt というレポート・ファイルが、
コマンド呼び出しのレコードとして生成されます。-log パラメーターを指定すると、レポート・ファイルのデフォルト名と場所をオーバーライドできます。また、 -v パラメーターを指定すると、レポート・ファイルに付加的な情報を追加できます。