構成マネージャーの変更

始める前に:

以下のタスクを完了している必要があります。

構成マネージャーは、 Windows プラットフォームのみで、コマンド行を使用して変更してください。 構成マネージャーは、構成マネージャー・コンポーネントがインストールされるシステム上でのみ変更可能です。

以下のステップは、構成マネージャーを変更する方法を示しています。

  1. mqsistop コマンドを使用して構成マネージャーを停止します。
  2. 変更したいパラメーターを指定して、mqsichangeconfigmgr を以下のように入力します。
    mqsichangeconfigmgr <<-i ServiceUserID> -a ServicePassword>
    <-p DatabasePassword> <-s UserNameServerQueueManagerName>
    <-d SecurityDomainName> <-j  MaxJVMHeapSize> <-l 0 | 1 | 2> 
    ここで、
    -i
    構成マネージャーの実行に使用するサービス・ユーザー ID です。
    -a
    構成マネージャー・ユーザー ID のパスワードです。
    -p
    は構成リポジトリー・データベースへのアクセスに使用するユーザー ID のパスワードです。
    -s
    ユーザー・ネーム・サーバーWebSphere MQ キュー・マネジャーです。
    -d
    はユーザー・ネーム・サーバーが Windows プラットフォームで使用する、 セキュリティー・ドメインです。
    -j
    は Java 仮想マシンの最大ヒープ・サイズ (メガバイト単位。最小 64) です。
    -l
    Windows のドメイン認識のレベルです (0、1、2 のいずれか)。
    たとえば、ユーザー・ネーム・サーバーと通信できるように構成マネージャーを変更するには、コマンド・プロンプトで以下のコマンドを入力します。
    mqsichangeconfigmgr -s WBRK_UNS_QM
  3. mqsistart コマンドを使用して構成マネージャーを再開します。 新しいプロパティーで構成マネージャーが再開します。

mqsichangeconfigmgr を使用してプロパティーを変更できない場合は、構成マネージャーを削除してから、新しいプロパティーで新規に作成しなおします。 新規の構成マネージャーを作成しても、 以前の構成マネージャーのデータベース・テーブルが削除されないかぎり (例えば、-n および -w パラメーターを mqsideleteconfigmgr に指定することにより)、データが失われることはありません。 正しい形式の mqsideleteconfigmgr コマンドを使用する場合、構成リポジトリーは保存されます。

関連概念
構成マネージャー

関連タスク
構成マネージャーの開始と停止
構成マネージャーの作成
構成マネージャーの削除

関連資料
管理用タスクでのセキュリティーの要件
mqsichangeconfigmgr コマンド
mqsideleteconfigmgr コマンド
mqsistart コマンド
mqsistop コマンド