無名フィールド参照の使用

パス・エレメントの * を使用すると、 特定のエレメントのすべての子の配列を参照することができます。 以下に、例を示します。

InputRoot.*[]

は、InputRoot のすべての子の配列を識別するパスです。 これはよく配列添え字と併用され、 名前ではなく位置によってエンティティーの特定の子を参照します。 以下に例を示します。

InputRoot.*[<]
入力メッセージのルートの最後の子、つまり、メッセージの本体を参照します。
InputRoot.*[1]
入力メッセージのルートの最初の子、つまり、メッセージのプロパティーを参照します。

この種のパスによって識別されたエレメントの名前を検索できます。 これを行うには、FIELDNAME 関数を使用します。 使い方については、FIELDNAME 関数を参照してください。

関連概念
メッセージ・フロー
ESQL
メッセージのモデル化

関連タスク
メッセージ・フローの設計
メッセージ・フローの内容の定義
ESQL ファイルの管理

関連資料
Compute ノード
Database ノード
Filter ノード
ESQL