サービス・トレースの検索

mqsireadlog を使用して、サービス・トレース機能によって記録されたトレース情報にアクセスできます。

このコマンドは、ユーザーがコマンド上で指定するパラメーターに応じてトレースの詳細情報を検索し、要求された記録をファイルまたはコマンド行ウィンドウに XML 形式で書き込みます。 このコマンド (z/OS 上で、BIPJLOG ジョブをカスタマイズして実行する) の詳細な説明の詳細については、mqsireadlog コマンドを参照してください。

例: XML 形式のサービス・トレース情報の検索

分散プラットフォームで、 mqsichangetrace コマンドでアクティブにされたサービス・トレースの情報を検索して、それを出力ファイルに書き込むには、コマンド mqsireadlog -t -b agent -f -o strace.xml を入力します。 ここで、
-t
サービス・トレースを指定する
-b agent
指定されたコンポーネントの agent サブコンポーネントのトレースを検索するように指定する
-f
ログ・ファイルを直接ファイル・システムから読み取るように指定する (このフラグは、 サービス・トレースでは必須)。
-o
出力ファイル (この場合は、strace.xml) を指定する

これは、ログ要求をブローカーに送信してユーザー・トレース・ログを検索し、ファイル strace.xml に応答を保管します。プレーン・テキスト・エディターを使用して、このファイルを表示できます。

関連概念
トレース

関連タスク
エラーの診断
トレースの使用
ユーザー・トレースの検索
トレースのフォーマット
トレースの解釈

関連資料
サービス・トレース
mqsireadlog コマンド
z/OS ユーティリティー・ジョブ