IBM(R) WebSphere(R) Business Integration Message Brokers Toolkit for WebSphere Studio バージョン 5.1 のインストールの解説  


変更履歴:
GA: 2004 年 7 月 23 日

 

(C) Copyright IBM Corporation 2004. All rights reserved.

このファイルでは、IBM WebSphere Business Integration Message Brokers Toolkit for WebSphere Studio バージョン 5.1 を、Microsoft(R) Windows(R) 2000 および Windows XP にインストールして、インストール後の構成ステップを実行するために必要な情報を記載しています。

これは Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のインストールと、それが WebSphere Business Integration Message Broker および WebSphere Business Integration Event Broker バージョン 5.0 と共に使用される場合にのみ適用されます。 他のすべてのコンポーネントについては、バージョン 5.0 の README とインストールの解説を参照してください。

警告!
WebSphere Studio Application Developer Integration Edition (WSADIE) バージョン 5.1 がインストール済みの場合は、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 だけをインストールしてください。 以前のレベルの WSADIE がある場合は、バージョン 5.1 をインストールしないでください。これには Message Brokers Toolkit バージョン 5.0 を使用する必要があり、これは WebSphere Business Integration Message Broker および WebSphere Business Integration Event Broker バージョン 5.0 で提供されます。

Migrating
If you are migrating, read Before you start.

Installing Message Brokers Toolkit Version 5.1 in a team environment
WSADIE Version 5.1 is not a prerequisite for every installation of the Message Brokers Toolkit Version 5.1. However, if at least one of your Message Broker Toolkit installations integrates with WSADIE Version 5.1, all your Message Broker Toolkit installations must be at Version 5.1 to ensure data sharing and integrity.

If you are not using WSADIE Version 5.1 on any system, or you are using WSADIE Version 5.0, you must install Message Brokers Toolkit Version 5.0.

このインストールの解説のオンライン最新版を参照する必要があります。 最新版 (英語版のみ) は、以下に掲載されています。
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V5.1_Tooling/

この解説の翻訳版も近いうちに次のサイトで入手可能になります。
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V5.1_Tooling/

WebSphere Business Integration Message Broker および WebSphere Business Integration Event Broker のスタンドアロン・インフォメーション・センターをダウンロードできます。 ZIP アーカイブは、以下からダウンロードできます。
ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V5.1_Tooling/wbimb_help.zip

wbimb_help.zip ファイルに含まれる installing_and_managing.htm をお読みください。

目次


サポートされているオペレーティング環境

Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 によってサポートされているオペレーティング・システムの特定のバージョンについての最新の状況は、以下の WebSphere MQ Family Supported Software ページを参照してください。
http://www-3.ibm.com/software/integration/wbimessagebroker/requirements/ (WebSphere Business Integration Message Broker) または
http://www-3.ibm.com/software/integration/wbieventbroker/requirements/ (WebSphere Business Integration Event Broker)

Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 は、以下の環境でサポートされています。

これは Windows 2003 ではサポートされていません。

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Before you start

You might have to complete some actions before you install Message Brokers Toolkit Version 5.1:

  1. If you are installing Message Brokers Toolkit Version 5.1 as part of a migration from Version 2.1 to Version 5.0, this file does not provide the information you need. You must refer to the Message Brokers Version 5.0 readme.html and install.html and you must access the Version 5.1 stand-alone information center. These provide details of the migration tasks that you must complete before you install Version 5.0.
    You can download the Version 5.0 readme.html (in English only) from:
    http://www.ibm.com/software/integration/mqfamily/support/readme/
    You can download the Version 5.0 readme.html translations and the Version 5.0 installation instructions from:
    ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/
    You can download the Version 5.1 stand-alone information center from:
    ftp://ftp.software.ibm.com/software/integration/wbibrokers/docs/V5.1_Tooling/wbimb_help.zip

    The Version 5.0 installation instructions are also on the main product CD in \installdocs\<locale>\install.html.

  2. If you already have a Message Brokers Version 5.0 installation and are migrating the toolkit from Version 5.0 to Version 5.1, complete these steps:
    1. Back up any third-party plug-ins or features that you have installed in Message Brokers Toolkit Version 5.0. These will be removed when you install Message Brokers Toolkit Version 5.1.
    2. Back up your Message Brokers Toolkit Version 5.0 workspace to an alternative location:
      • If you invoked Message Brokers Toolkit Version 5.0 on the command line with the option -data, the workspace is stored in the directory that you specified with that option.
      • If you did not invoke Message Brokers Toolkit Version 5.0 on the command line with the option -data, the workspace is stored in the default location eclipse/workspace/ in your installation directory.
    3. Uninstall Message Brokers Toolkit Version 5.0. The installation process will not continue if Message Brokers Toolkit Version 5.0 is still present on the system.
    4. When you have installed Message Brokers Toolkit Version 5.1 following the Install instructions, restore your Version 5.0 workspace by performing one of the following options:
      • Copy the old workspace from the alternative location into the eclipse/ folder in your Message Brokers Toolkit Version 5.1 installation.
      • Run Message Brokers Toolkit Version 5.1 from the command line with the -data command line option set to the alternative location. For example:
        mqsistudio.exe -data C:\your_path_to_workspace
    5. Follow the guidance in the Version 5.1 online information center to complete migration of any third-party plug-ins or features.
  3. If you are installing Message Brokers Toolkit Version 5.1 on a system that has no other Message Brokers components installed, you do not have to take any action before you install.

After you have installed, refer to the online information center for further information about migration.

Top^


インストールの解説

CD をマウントすると、インストール・ウィザードは自動的に起動します。 インストール・プログラムは、Windows エクスプローラで setup.exe をダブルクリックするか、またはコマンド行で呼び出すことによって実行することもできます。

これらのインストールの解説は、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のインストールで実行する必要があるステップを説明しています。

コマンド行からインストールを実行する場合、インストールの実行方法を指示するオプションを指定することができます。 オプションについては、『インストール・コマンド行オプション』で説明しています。

コマンドの形式は以下に示します。
setup.exe [-options-...]

オプションを指定しない場合、インストール・ウィザードが起動します。

マップされたネットワーク・ドライブ

CD のネットワーク・ドライブがリモート・システム上にある場合は、それをマップすることができます。 UNC パス (\\server\drive) を使用してインストール・プログラムにアクセスすることはできません。ドライブは必ずマップする必要があります。そうしないと、JavaTM プロセスがタイムアウトになります。 ドライブをマップできないか、そうしないことを選択した場合は、CD の内容をローカル・ドライブにコピーして、そのドライブからインストールしてください。

インストール・ウィザード

この解説では、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のインストールのセットアップの進め方を説明します。 インストール・ウィザードは、次の 3 つのモードで実行できます。

開始する前に、Administrator 権限を持っていることを確認してください。

GUI (AWT) インターフェース

GUI インターフェースはインストール・ウィザードのデフォルト・モードです。この場合、いずれのコマンド行オプションも使用しません。

「インストール状況」パネルが表示される前に「キャンセル」をクリックすると、セットアップが終了してシステムは元の状態に戻ります。 しかし「インストール状況」バーが表示された後は、インストール・ウィザードをキャンセルしても、システムは前の状態には戻りません。 Message Brokers Toolkit を除去する方法は、『アンインストールの解説』を参照してください。
ウィザードの使用時には、「次へ >」ボタンをクリックしてから次のパネルが表示されるまで数秒かかる場合があります。 「次へ >」を 2 度クリックすると、1 つのパネル全体をスキップする場合があります。 インストールが実行されていることを確認するには、CPU の使用状況をモニターします。インストール中は CPU 使用率が非常に高くなります。

  1. インストーラーを実行します。
  2. InstallShield ウィザードの初期化が行われます。 このステップは、完了までに数分かかることがあります。
  3. 使用する言語を選択します。 
  4. 「ようこそ」。 この最初のパネルが製品を紹介します。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。 
  5. 「警告」。 このバージョンのツールキットのインストールを続行したいかどうかを確認します。このパネルはその決定に役立つ情報を提供します。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。 インストールをキャンセルする場合は、「キャンセル」をクリックします。
  6. 「警告」。 データを保存し、すべてのマイグレーション・ステップを完了したことを確認します。 「はい」を選択し、「次へ >」をクリックして先へ進みます。 そうすることができない場合は、「いいえ」を選択したままにして、「キャンセル」をクリックし、インストールをキャンセルします。
  7. Software License Amendment. Read the license amendment and click Next > to continue.
  8. 「インストール場所 (Install Location)」。 このパネルは、WebSphere Business Integration Message Broker または WebSphere Business Integration Event Broker のコンポーネントが未インストールの場合にのみ表示されます。 デフォルト・ディレクトリーは C:\Program Files\IBM\WebSphere Business Integration Message Brokers ですが、「参照」ボタンをクリックして別の場所を選択することもできます。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。 
  9. 「セットアップ・タイプ (Setup Type)」。 このパネルは、システムに WSADIE をインストール済みの場合にのみ表示されます。 ツールキットを WSADIE に統合したくない場合は、「標準 (Typical)」 を選択します。 ツールキットを WSADIE に統合したい場合は、「カスタム (Custom)」 を選択します。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。
    WSADIE 統合の詳細については、WebSphere Studio Application Developer Integration Edition を参照してください。
  10. 「WSADIE 統合 (WSADIE Integration)」。 このパネルは、カスタム・インストールを選択した場合にのみ表示されます。 その統合が必要であることを確認するチェック・ボックスを選択します。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。
  11. 「インストールの要約 (Install Summary)」。 これまでのパネルで選択したオプションが表示されます。ここには必要な合計ディスク・スペース (MB 単位) と、ツールキットのインストール先に選んだ場所も示されます。 この段階で前に戻って、設定内容を変更することができます。
    「次へ >」をクリックして、ツールキットをインストールします。
  12. 「インストール状況」。 ホスト・システムに対する変更の進行状況がパーセンテージで表示されます。 
  13. 「インストールの完了 (Install Complete)」。 インストールが正常に完了したことを示します。 「完了」をクリックします。

コンソール・インターフェース

コンソール・モードのインストールには、コンソール・ウィンドウでのテキスト・ベースのインターフェースがあります。 このモードのインストールは、コマンド行に次を入力して起動します。

path setup.exe -console -is:javaconsole

ここで path はインストール・セットアップの現在場所です。 たとえば、次のようにします。

E:\setup.exe -console -is:javaconsole

は、現行コンソール・ウィンドウで、E ドライブのルート・ディレクトリーにある Windows インストーラーを起動します。

これらのプロンプトを使用して、インストールを進めます。
1 を入力して、次のパネルに移動します。
2 を入力して、前のパネルに戻ります。
3 を入力して、インストール・プログラムをキャンセルして終了します。
4 を入力して、現在の画面を再表示します。
デフォルト・オプションは、[1] のように、必ず大括弧で囲まれて表示されます。 これが正しい選択であれば、Enter キーを押して続行します。

  1. このウィザードで使用する言語を選択します。  10 言語のリストが表示され、それぞれの横に番号が付けられています。 選択する言語の番号を入力します。 リストが再表示されて、選択した言語の番号の左のブラケットの中に X が表示されます。 完了したら 0 を入力します。
  2. 「ようこそ」。 名前、ID 番号、および Web サイトといった製品情報が表示されます。 1 を入力して次のパネルに移動します。
  3. 「警告」。 このバージョンのツールキットのインストールを続行したいかどうかを確認します。このパネルはその決定に役立つ情報を提供します。 1 を入力して次のパネルに移動します。
  4. 「警告」。 データを保存し、すべてのマイグレーション・ステップを完了したことを確認します。 1 を入力して次のパネルに移動します。
  5. Software License Amendment. Press Enter to display and read the license amendment. Enter 1 to move to the next panel.
  6. 「宛先ディレクトリー (Destination directory)」。 このパネルは、WebSphere Business Integration Message Broker または WebSphere Business Integration Event Broker のコンポーネントが未インストールの場合にのみ表示されます。 デフォルト・ディレクトリーは C:\Program Files\IBM\WebSphere Business Integration Message Brokers です。 Enter キーを押してこれを受け入れるか、コマンド・プロンプトで別の場所を入力します。 選択した宛先を示すパネルを再表示するには、4 を入力します。 1 を入力して次のパネルに移動します。
  7. 「セットアップ・タイプ (Setup Type)」。 このパネルは、WSADIE がインストール済みの場合にのみ表示されます。 ツールキットを WSADIE に統合したくない場合は、「標準 (Typical)」 を選択します。 ツールキットを WSADIE に統合したい場合は、「カスタム (Custom)」 を選択します。 1 を入力して先へ進みます。
    WSADIE 統合の詳細については、WebSphere Studio Application Developer Integration Edition を参照してください。
  8. 「WSADIE 統合 (WSADIE Integration)」。 このパネルは、カスタム・インストールを選択した場合にのみ表示されます。 「はい」を選択して、その統合が必要であることを確認します。
  9. 「インストールの要約 (Install Summary)」。 このパネルには、製品のインストール先として選択された場所、インストールされるパッケージのリスト、必要な合計ディスク・スペース (MB 単位) が表示されます。 この段階で前に戻って設定を変更するには、2 を入力します。製品をインストールするには、1 を入力します。
  10. 「インストール状況」。 ホスト・システムの変更の進行状況が、パーセンテージで表示されます。 インストールの進行状況が 100% になると、「アンインストーラー」が作成されます。
  11. 「インストールの完了 (Install Complete)」。 インストールが正常に完了したことを示します。 3 を入力してウィザードを終了します。

サイレント・モード

サイレント・モードのインストールの処理には、応答ファイルを使用するか、インストーラーのデフォルト設定を使用します。

インストール・ウィザードでは、前記の対話モードで選択可能なオプションのデフォルト設定は、以下のようになっています。

デフォルト設定を使用するには、コマンド行に次を入力します。

path setup.exe -silent

ここで path はインストール・セットアップの現在場所です。 たとえば、次のようにします。

E:\setup.exe -silent

は、E ドライブのルート・ディレクトリーにある Windows インストーラーを起動します。

応答ファイルを使用すると、サイレント・インストールの一定量の制御を行うことができます。 応答ファイルは、次の 2 とおりの方法で生成することができます。

  1. インストール・ウィザードを完全に実行します。 生成される応答ファイルは、インストール中に行われた入力のレコードです。 このメソッドの場合のコマンド行は、次のようになります。

    path setup.exe -options-record responsefile

    ここで responsefile は、選択する応答ファイルの絶対パスと名前です。 このファイルは、製品のインストール・ディレクトリーとは別のディレクトリーに作成することをお勧めします。

  2. 編集可能なテンプレート応答ファイルを生成するコマンドを入力し、これにユーザー固有のオプションを指定します。インストール・ウィザードは実行しません。 このメソッドの場合のコマンド行は、次のようになります。

    path setup.exe -options -template responsefile

    ここで responsefile は、選択する応答ファイルの絶対パスと名前です。 テンプレート応答ファイルには、ユーザー固有オプションの入力方法の完全な説明が含まれています。

WARNING
You must make the following correction in the template response file to indicate whether the toolkit is to link to WSADIE.

  1. Find and remove the line:
    -W linkChoice.YES_NO="<value>"
  2. If you want the toolkit to be linked to WSADIE, insert the following content:
    • For Event Broker:
      -P evLinkComponent.active=true
    • For Message Broker:
      -P evLinkComponent.active=true
      -P ibLinkComponent.active=true
  3. If you do not want the toolkit to be linked to WSADIE, no further changes are required.

サイレント・モードでは、このツールキットを WSADIE に統合したい場合は、応答ファイルを使用する必要があります。 詳しくは、WebSphere Studio Application Developer Integration Edition を参照してください。


インストール・コマンド行オプション

インストール引き数を使用して、インストールを 4 つの異なるモード (GUI モード、コンソール・モード、アクセシビリティー・モード、サイレント・モード) で実行することができます。 また、インストール引き数を使うことによって、応答ファイルを記録して使用することができます。

GUI (AWT) モード

GUI モードはインストールのデフォルトのモードで、インストール引き数を使用しません。このモードは、AWT (Abstract Window Toolkit) モードとも呼ばれます。 コマンド行に次を入力します。

setup.exe [-awt]

ここで、awt はオプションであり、これが必要なのは GUI モードがデフォルトのインストール・モードでない場合のみです。

コンソール・モード

コンソール・モードを使用するのは通常、GUI が使用不可のときですが、GUI が使用可能なときでもこのモードを使用することができます。 コマンド行に次を入力します。

setup.exe -console -is:javaconsole

アクセシビリティー・モード

アクセシビリティー・モードでは、視力障害を持つユーザーのために、音による情報が付加されます。このモードは、コンソール・モードで実行する代替コマンド行として使用することができます。 コマンド行に次を入力します。

setup.exe -accessibility

サイレント・モード

サイレント・モードのインストールでは、応答ファイルが使用される以外は、ユーザー入力はありません。 多数の同一システムに対して自動化インストールを行う場合は、サイレント・インストールをお勧めします。 コマンド行に次を入力します。

setup.exe -silent

応答ファイルの記録

応答ファイルは、対話式 GUI インストールまたはコンソール・インストール時に指定されたオプション情報を、サイレント・インストールの実行時に供給するのに使用されます。 コンソール・インストールで応答を記録するには、コマンド行に次を入力します。

setup.exe -options-record responsefile -console -is:javaconsole

ここで responsefile は、応答ファイルの絶対パスおよびファイル名です。

GUI インストールで応答を記録するには、コマンド行に次を入力します。

setup.exe -options-record responsefile

ここで responsefile は、応答ファイルの絶対パスおよびファイル名です。

root cd image ディレクトリーの sample-scripts ディレクトリーに、サンプル応答ファイルがあります。

応答ファイルの使用

You must correct an error in the response file before you use it. For details, see the Warning under Silent mode in the Install instructions.

インストール時に指定されて記録されたオプション情報をサイレント・インストールに供給するには、コマンド行に次を入力します。

setup.exe -options responsefile -silent

ここで responsefile は、応答ファイルの絶対パスおよびファイル名です。

応答ファイル・テンプレートの生成

応答ファイル・テンプレートには事前設定されたインストール・オプションは含まれていません。また、生成した応答ファイル・テンプレートを後で使えるように編集することができます。 このファイルの生成は、完全なインストールを実行しないで行うことができます。 これを行うには、コマンド行に次を入力します。

setup.exe -options-template responsefile

ここで responsefile は、応答ファイルの絶対パスおよびファイル名です。

インストールの解説


インストールのトラブルシューティング

  1. シナリオ: Message Brokers Toolkit を開始または使用中に、以下のメッセージが表示された。 「ライセンスが見つからないか、または期限切れです。 有効なライセンスのないフィーチャーは使用できません。」

    解決方法: Message Brokers Toolkit の一部では、ライセンスの登録が必要です。 通常はライセンスは自動的に登録されますが、この場合は enroll.exe を手動で実行しなければなりません。 これを行うには、以下のコマンドのいずれかを使用してください。 さらに、システム日付が正しいかどうかも確認してください。

    • 「config」製品ディレクトリーで以下のコマンドを実行します。
      enroll.exe -debug .\product.lic
    • ライセンス・ファイルへの完全パスを指定します。以下に例を示します。
      enroll.exe -debug "C:\Program Files\IBM\Websphere Business Integration Message Brokers\config\product.lic"
  2. シナリオ: サイレント・インストーラーが、インストールに失敗しても戻りコード 0 を戻す。

    解決方法: サイレント・インストールを完了するたびに、インストール・ログ (mqsi5.log) でエラーを検査して、サイレント・インストールをエラーなしで完了したことを確認してください。

    mqsi5.log は、インストール・ログ・ファイルです。 そのデフォルトの場所は、通常は C:\Documents and Settings\user_login_name です。

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WebSphere Studio Application Developer Integration Edition

WARNING!
You can integrate Message Brokers Toolkit Version 5.1 only with the supported GA of WSADIE Version 5.1.

If you do not have the supported GA version of WSADIE installed, or you are unsure which version you have, contact your IBM Service representative for further information.

When you are ready to apply WSADIE fixes, you must complete these tasks in the order shown below.

WebSphere Studio Application Developer Integration Edition (WSADIE) ワークベンチをこの製品で拡張したい場合は、WSADIE を適切なサポート・レベルまでアップグレードする必要があります。 拡張可能な WSADIE ワークベンチのバージョンは、WSADIE バージョン 5.1 GA with "Interim Fix 002 - General Fixes 2.0.0" です。 さらに、フィックス「WebSphere Business Integration Message Broker v5.1.0 Interim Fix 001 - Prerequisite Fixes 1.0.0.1」も適用する必要があります。

これらのフィックスは、WebSphere Business Integration Message Broker または WebSphere Business Integration Event Broker のインストール後に適用すべきであり、WSADIE へのリンクを使用可能にするインストール・オプションを選択する必要があります (インストールの解説を参照)。

  1. WSADIE で、「ヘルプ (Help)」>「ソフトウェア更新 (Software Updates)」>「新規更新 (New Updates)」の順に進みます。
  2. 「IBM WebSphere Studio Application Developer Integration Edition Interim Fix 002 - General Fixes」2.0.0 を選択します。 「すぐにインストール (Install Now)」をクリックします。
    この手順の完了時にワークベンチを再始動させないでください。
  3. 「ヘルプ (Help)」>「ソフトウェア更新 (Software Updates)」>「Update Manager」を選択して、Update Manager パースペクティブに切り替えます。
  4. 左下の「フィーチャー更新 (Feature Updates)」ビューで、「訪れるサイト (Sites to Visit)」および「IBM WebSphere Studio Application Developer Integration Edition Discovery」を展開します。
  5. "「WebSphere Business Integration Message Broker Interim Fix 001 - Prerequisite Fixes 1.0.0.1」"を選択し、「すぐにインストール (Install Now)」をクリックします。
  6. ワークベンチを再始動します。
  7. 「構成の詳細 (Configuration Details)」をチェックして、インストールが成功していることを確認します。 「ヘルプ (Help)」>「製品情報 (About)」>「構成の詳細 (Configuration Details)」を選択します。 ログの最下部に、ロードに失敗したプラグインについての新たな警告 (現在のタイム・スタンプ付き) があってはなりません。 暫定修正を適用する前の、始動時に生成された警告が存在する可能性がありますが、それらは無視できます。
  8. Broker Administration および Broker Application Development パースペクティブは、WSADIE ワークベンチで使用できるようになりました。

詳細については、WSADIE サポートのダウンロード・サイトを参照してください。これは次の場所にあります。http://www.ibm.com/software/awdtools/studiointegration/support/

この情報は、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のインストール時に、WSADIE は既にインストール済みであると想定しています。 WSADIE を Message Brokers Toolkit の後にインストールする場合は、手順についてオンライン・インフォメーション・センターを参照してください。


アンインストールの解説

install_location\_uninst\studio\uninstaller.exe のアンインストール・ウィザードを使用して、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 を除去する必要があります。

警告: アンインストール・ウィザードを実行する前に、実行中のすべてのプロセスを停止してください。

アンインストール・ウィザード

この解説では、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のアンインストール方法を説明します。 インストール・ウィザードと同様、アンインストール・ウィザードも、以下の 3 つの異なるモードで実行できます。

GUI (AWT) インターフェース

GUI インターフェースはアンインストール・ウィザードのデフォルト・モードです。この場合、いずれのコマンド行オプションも使用しません。

「アンインストール進行状況 (Uninstall Progress)」パネルが表示される前に「キャンセル」をクリックすると、アンインストール・ウィザードが終了してシステムは元の状態に戻ります。

「アプリケーションの追加と削除」から Windows のアンインストーラーを起動することもできます。 たとえば、「スタート」>「設定」>「コントロール パネル」>「プログラムの追加と削除」の順に選択します。

  1. IBM Message Brokers Toolkit for WebSphere Studio バージョン 5.1 を選択します。
    「変更と削除」をクリックします。
    アンインストール・ウィザードを実行する言語を選択します。 「OK」をクリックします。

  2. 「ようこそ」。 名前、ID 番号、および Web サイトといった製品情報が表示されます。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。 
  3. 「警告」。 他の製品が WebSphere Workbench を必要としないことを確認します。 「はい」を選択してこれを確認し、「次へ>」をクリックして先に進みます。
  4. 「要約 (Summary)」。 アンインストールされるもの (製品のディレクトリーと除去するフィーチャー) の詳細が表示されます。 「次へ >」をクリックして先へ進みます。
  5. 「アンインストール進行状況 (Uninstall Progress)」。アンインストールが進行中であることを示します。
  6. 「アンインストールの完了 (Uninstall Complete)」。 アンインストール・ウィザードが正常に完了したことを示します。 この時点でマシンのリブートを求められることがあります。 「完了 (Finish)」をクリックしてウィザードをクローズします。

コンソール・インターフェース

コンソール・モードは、コンソール・ウィンドウでのテキスト・ベースのインターフェースです。 コンソール・モードは、コマンド行に次を入力して起動します。

path uninstaller -console -is:javaconsole

ここで path はアンインストーラーの現在場所、uninstaller はアンインストーラーの名前です。 たとえば、次のようにします。

install_location\_uninst\studio\uninstaller.exe -console -is:javaconsole

  1. このウィザードで使用する言語を選択します。  10 言語のリストが表示され、それぞれの横に番号が付けられています。 選択する言語の番号を入力します。 リストが再表示されて、選択した言語の番号の左のブラケットの中に X が表示されます。 完了したら 0 を入力します。
  2. 「ようこそ」。 名前、ID 番号、および Web サイトといった製品情報が表示されます。 1 を入力して次のパネルに移動します。
  3. 「アンインストールの要約 (Uninstall Summary)」。 このパネルには、製品名、その現在場所、およびアンインストールする製品のフィーチャーのリストが表示されます。 この段階で前に戻って設定を変更するには、2 を入力します。製品をアンインストールするには、1 を入力します。
  4. 「製品のアンインストール (Uninstall Product)」。 メッセージ「Uninstalling product...」が表示されます。 このパネルには進行標識はありません。
  5. 「アンインストールの完了 (Uninstall Complete)」。 アンインストールが正常に完了したことを示します。 3 を入力してウィザードを終了します。

サイレント・モード

サイレント・モードのアンインストールでは、アンインストール・ウィザードのデフォルト設定が使用されます。 この設定では、上記の対話モードで選択可能なオプションについて、選択可能なすべてのフィーチャーがアンインストールされます。

コマンド行に次を入力します。

path uninstaller -silent

ここで path はアンインストーラーの現在場所、uninstaller はアンインストーラーの名前です。 たとえば、次のようにします。

install_location\_uninst\studio\uninstaller.exe -silent 

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サービスのインストール

プログラム一時修正 (PTF) の形でのメインテナンス更新を、Web サイトからのダウンロードで行うことができます。プログラム一時修正 (PTF) は、修正パッケージとも呼ばれます。 修正パッケージは累積的です。つまり、修正パッケージ 2 をインストールする前に修正パッケージ 1 をインストールする必要はありません。ただし、ライセンス要件を活動化するために、最初に GA コードをインストールしておかなければなりません。 入手可能な修正パッケージに関する最新情報については、次のアドレスにアクセスしてください。http://www.ibm.com/software/integration/mqfamily/support/summary

WebSphere Business Integration Message Brokers Toolkit 用の修正パッケージのインストールは、GA リリースの場合と同様のテクノロジーで行います。 このことは、製品ファイルが一貫してトラッキングされて適切に更新されていることを意味します。

製品全体をアンインストールしないで修正パッケージを個別に除去することはできません。 サービス・レベルのインストール後に問題が発生した場合に備えて、バックアップ GA イメージとこれまでの修正パッケージを、容易に利用できるようにしておくことを強くお勧めします。 システムを直前のサービス・レベルにリストアしたい場合は、製品全体をアンインストールし、次に GA レベルの製品を再インストールし、それから希望のレベルの修正パッケージをインストールする必要があります。

既存のインストールに暫定修正を適用済みの場合は、IBM 技術員に連絡して、インストールする修正パッケージ・レベルの指示および可能な更新済み暫定修正について確認してください。

注: Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 のインストール後にバージョン 5.0 ランタイム・コンポーネントの修正パッケージをインストールする場合、カスタム・インストールを選択して、Message Brokers Toolkit コンポーネントのチェック・ボックスをクリアしてください。 バージョン 5.0 の修正パッケージで提供されるツールのフィックスは、バージョン 5.1 のツールキットと互換性はありません。 チェック・ボックスをクリアしない場合、インストール・プログラムはエラーを報告します (バージョン 5.0 のフィックスは、バージョン 5.1 コンポーネントにはインストールできないため)。 他のすべてのコンポーネントに対するフィックスは正常にインストールされます。
(コンソールまたはサイレント・インストールを使用する場合は、必ず同等のオプションを選択してください。)

修正パッケージのダウンロード

最新の修正パッケージは、以下からダウンロードできます。http://www.ibm.com/software/integration/mqfamily/support/summary/wbib.html

「WebSphere Business Integration Brokers Support」Web ページを、Message Brokers Toolkit バージョン 5.1 までスクロールダウンします。

memo を必ずお読みください。 memo にアクセスするには、「View Memo」欄の「Details」リンクをクリックします。

ダウンロード・プロセスを開始するには、「Download PTF/Fix Pack」欄のリンクをクリックします (このときの名前の形式は Fix Pack XX Unnnnnn です。XX は修正パッケージの番号、Unnnnnn は修正パッケージのファイル名です)。

IBM ダウンロード Web サイトでの指示に従って、3 段階のプロセス (構成、登録、ダウンロード) を進みます。 適切な宛先をダウンロードのターゲットとして選択します。

修正パッケージのインストール

ログオンに使用している ID が、ローカル・セキュリティー・ドメインの Windows Administrators グループのメンバーであることを確認します。 WebSphere Business Integration Message Brokers Toolkit のインストールに使用した ID と同じ ID を使用することをお勧めします。

WebSphere Business Intergration Event Broker または WebSphere Business Integration Message Broker のすべてのプロセスを停止させておきます。 以下の作業を行う必要があります。

  1. mqsistop コマンドを使用して構成マネージャー、ユーザー・ネーム・サーバー、およびこのシステム上のすべてのブローカーの実行を停止します。 または、「コントロール パネル」の「サービス」プログラムからこれらのコンポーネントに対する Windows サービスを停止することでこれらの実行を停止します。
  2. ワークベンチの実行を停止します。
  3. WebSphere Business Intergration Event Broker または WebSphere Business Integration Message Broker のファイルが開かれていないことを確認します。
  4. Message Brokers Toolkit にメインテナンスを適用する前に、すべての Windows プログラムを終了します。
  5. 修正パッケージ・ファイル (Unnnnnn.exe) をダウンロードしたディレクトリーに移動します。 Windows エクスプローラでファイル名を右クリックして、「開く」 を選択します。 あるいは、コマンド・プロンプトで次を入力します。

    FixPackLauncher [-s] -a install_arguments

    ここで FixPackLauncher は、修正パッケージ実行可能ファイル (たとえば U200208.exe) の絶対パスです。
    -s は、修正パッケージ・ランチャーがサイレント抽出を行うことを指定するオプションです。 これを省略すると、抽出の進行状況パネルが表示されます。
    -a は、「以降のインストール引き数を読み込む」ことを示しています。
    install_arguments は、インストーラーの実行の仕方を決定する引き数です。 『インストール・コマンド行オプション』を参照してください。

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特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものです。

本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

本書に記述されている主題事項に関して IBM が特許権(特許出願を含む)を所有していることがあります。 本書による情報の提供は、これらの特許権について実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。

IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。 国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものではありません。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部ではありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムとその他のプログラム(本プログラムを含む)との間での情報交換、および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用することができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

本書には、日常の業務処理で用いられるデータや報告書の例が含まれています。 より具体性を与えるために、それらの例には、個人、企業、ブランド、あるいは製品などの名前が含まれている場合があります。 これらの名称はすべて架空のものであり、名称や住所が類似する企業が実在しているとしても、それは偶然にすぎません。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。 お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性があることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。

商標

以下は、IBM Corporation の商標です。

IBM, WebSphere

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

Microsoft および Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。