「新規メッセージ・セット」ウィザードを使用して、メッセージ・セットを作成します。
「新規メッセージ・セット」ウィザードでは、新規メッセージ・セット・プロジェクトも作成されます。
「新規メッセージ・セット」ウィザードによって、メッセージ・セット内でモデル化するメッセージ・フォーマットの種類を選択できます。 メッセージ・ドメインおよび作成される物理形式は、行った選択から推定されます。 ただし、メッセージ・セット・エディターを使用すれば、推定されるドメインを変更できることに注意してください。
デフォルト値は、「XML 文書 (一般)」です。
メッセージ形式のリストの下に、各メッセージ形式に対応したチェック・ボックスがあります。 選択したメッセージ形式に対応するチェック・ボックスは選択不可ですが、その他のチェック・ボックスはどれでも選択して、他のメッセージ形式をメッセージ・セットに追加することができます。
後から別のデフォルト・メッセージ・ドメインを選択する場合、デフォルトとして最初に選択したドメインのチェックされた状態は変わりませんが、チェック・ボックスは使用可能です。
現在では複数のメッセージ・ドメインを選択できるので、例えば、デフォルト値「XML 文書 (一般)」は、「バイナリー・データ (例えば、C または COBOL 構造)」および「テキスト・データ (例えば、CSV、SWIFT、または HL7)」とともに使用できます。 この機能を必要とする場合、これは同じメッセージ・セット内の (非 XML 文書を処理する) XMLNSC および MRM ドメインの選択という結果になります。
選択 | 推定されるメッセージ・ドメイン | 作成される物理形式 |
---|---|---|
XML 文書 (一般) | XMLNSC | XML |
Web サービス (SOAP) | SOAP および XMLNSC | XML |
バイナリー・データ (例えば、C または COBOL 構造) | MRM | CWF |
テキスト・データ (例えば、CSV、SWIFT、または HL7) | MRM | TDS |
Web サービス以外の MIME 文書 | MIME | なし |
WebSphere Adapters のデータ | DataObject | なし |
CORBA のデータ | DataObject | なし |
データベース・レコード | DataObject | なし |
プロパティー | デフォルト値 |
---|---|
メッセージ・ドメイン | XML 文書 (一般) |
物理形式 | XML ワイヤー形式 (XML1) |
ネーム・スペース・サポート | 使用可能 |
新規メッセージ・セットは以下の手順で作成します。