データを Oracle データベースに記録するには、データベース表を作成し、ODBC 定義を構成します。 ブローカーがデータベースに接続できるように構成します。
- WebSphere® Message
Broker で提供されているスクリプトを使用して、デフォルトの表スペースで Oracle データベース表を作成および構成します。ここに、記録したデータを保管します。
- オペレーティング・システム用のスクリプトを見つけます。
- Windows: install_dir\ddl\oracle\DataCaptureSchema.sql
- UNIX: install_dir/ddl/oracle/DataCaptureSchema.sql
install_dir は、WebSphere Message
Broker インストール済み環境の場所です。
- Oracle では、次のコマンドを入力してスクリプトを実行します。
sqlplus user/password @DataCaptureSchema.sql
- データベースの ODBC 定義を作成します。
付属のスクリプトを変更せずに使用してデータベースを作成した場合、MBRECORD というデータベースの ODBC 定義を、データ・ソース名 (DSN) として MBRECORD を使用して作成します。 詳細については、データベースへの ODBC 接続の使用可能化を参照してください。
- mqsisetdbparms コマンドを使用して、データベースに接続する際に使用するブローカーのユーザー ID とパスワードを設定します。例えば、次のように入力します。
mqsisetdbparms brokerName -n dataSourceName -u userID -p password
- brokerName は、ブローカーの名前です。
- dataSourceName は、データの記録場所となるデータベースを示します
- userID と password は、ブローカーがデータベースに接続するために使用する ID とパスワードを指定します
- mqsisetdbparms コマンドに対する変更を有効にするには、ブローカーを再始動します。 詳細については、ブローカーの開始と停止を参照してください。
- mqsicvp コマンドを使用して、データベースへの接続をテストします。 詳細については、mqsicvp コマンドを参照してください。
次に行う事柄:
データを記録するための手順に進みます。詳しくは、データの記録を参照してください。