SAPConnection 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。
SAPConnection 構成可能サービスの場合、プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。
各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス | 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー | プロパティーの説明 |
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なし |
applicationServerHost |
アダプターがログオンするアプリケーション・サーバー・ホストの IP アドレスまたは名前を指定します。このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須です。値は有効な SAP サーバー・ホスト名または IP アドレスに設定する必要があります。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
assuredOnceDelivery |
インバウンド・イベント用に確実一回のみ送達を提供するかどうかを指定します。 このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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client |
アダプターが接続する SAP システムのクライアント番号。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは、範囲が 000 から 999 の 3 桁の整数である、必須の SAP クライアント番号に設定します。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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connectionIdleTimeout |
接続のタイムアウト値 (秒数) を指定します。アイドル状態の時間がその秒数を超えると、WebSphere® Message Broker は、接続プールを効率的に維持するためにその接続を閉じます。 このプロパティーのデフォルト値は、0 (ゼロ) 秒です。その場合、タイムアウトは発生しません。 SAP に対する新しい接続は、別のユーザー ID で開かれるので、ID 伝搬を使用する場合は、このプロパティーをゼロに設定しないでください。 |
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gatewayHost |
SAP ゲートウェイのホスト名。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須ではありません。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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gatewayService |
RFC サービスを実行するゲートウェイ・ホスト上のゲートウェイ ID。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須ではありません。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 このプロパティーは、SAP サーバーへの TCP/IP 接続を確立する際にブローカーが使用するポート番号を制御します。 このプロパティーは、以下のいずれかの値に設定します。
通常、gatewayService プロパティーの名前とその対応するポート番号は、システム番号によって異なります。 ゲートウェイ・サービス名は通常 sapgwXX となり、ポート番号は 33XX となります。XX はシステム番号です。 例えば、システム番号が 01 の場合、以下のいずれかの状態が当てはまります。
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loadBalancing |
メッセージ・サーバーまたはアプリケーション・サーバーの接続方法を指定します。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは true または false に設定することができます。 applicationServerHost プロパティーで指定したアプリケーション・サーバーに直接接続する場合は、このプロパティーを false に設定します。 このプロパティーを false に設定すると、logonGroup、messageServer、および SAPSystemID プロパティーは無視されます。 logonGroup、messageServer、および SAPSystemID プロパティーを使用してメッセージ・サーバーに接続する場合は、このプロパティーを true に設定します。 このプロパティーを true に設定すると、.inadapter または .outadapter ファイルで構成された値が、この構成可能サービスで指定変更されている場合を除いて使用されます。 これらのプロパティーのいくつかが構成可能サービスで指定変更されている場合、それらが使用されて、その他のプロパティーは .inadapter または .outadapter ファイルから取得されます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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logonGroup |
トランザクション SMLG で定義され、ログオン・ロード・バランシング用に共にリンクされたアプリケーション・サーバー・インスタンスのグループ名。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは、任意のストリング に設定することができます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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MessageServerHost |
メッセージ・サーバーが稼働しているホストの名前を指定します。このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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numberOfListeners |
.inadapter コンポーネントによって SAP に確立される RFC 接続の数。 この番号は、アダプターで並行処理できる、SAP からの RFC または tRFC 呼び出しの最大数に対応します。 このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 numberOfListeners プロパティーを 1 に設定すると、リスナー数が、メッセージ・フロー内の追加インスタンス数と一致します。 このプロパティーを 1 以外の値に設定すると、その値はリスナーの数を表します。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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retryConnectionOnStartup |
SAPInput ノードがデプロイされたか、ブローカーまたは実行グループが開始された際に SAP システムに接続できなかった場合に、 再試行サイクルに入るかどうかを指定します。 このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 このプロパティーを false に設定すると、接続できなかった場合は、デプロイメントは失敗します。 それ以外の場合は、デプロイメントは成功し、アダプターはバックグラウンドで接続を再試行します。 ユーザー・トレースは、これらの試行の状況をレポートします。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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retryInterval |
イベント・リスナーの再始動を試行する時間間隔 (ミリ秒単位) を指定します。このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 このプロパティーは、正整数に設定することができます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter コンポーネントによって制御されることを示します。 |
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retryLimit |
アダプターがイベント・リスナーの再始動を試行する回数を指定します。このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 このプロパティーは、正整数に設定することができます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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RFCTraceLevel |
グローバル・トレース・レベルを指定します。このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須ではありません。
デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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RFCTracePath |
RFC トレース・ファイルの書き込み先フォルダーへの完全修飾ローカル・パスを設定します。このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは、RFCTraceOn プロパティーが true に設定されている場合にのみ必須です。 デフォルトでは、このプロパティーの値は空ストリングであるため、RFCTraceOn が true に設定されると、RFCTracePath に有効なパスを設定する必要があります。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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RFCTraceOn |
各イベント・リスナーの RFC アクティビティーの詳細を示すテキスト・ファイルを生成するかどうかを指定します。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須ではありません。 RFC トレースを使用可能にするには、このプロパティーを true に設定します。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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rfcProgramID |
アダプターが SAP ゲートウェイに登録するリモート関数呼び出し ID。 このプロパティーは、.inadapter ファイルにのみ適用されます。 このプロパティーの値は、SAP で登録されている RFC プログラム ID (トランザクション SM59) と一致しなければなりません。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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SAPSystemID |
ログオン・ロード・バランシングが許可されている SAP システムのシステム ID を指定します。このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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sharedTidStoreClientDefinitionFile |
イベント・ストアのキュー・マネージャーに接続するときに使用するクライアント定義表の URL。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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sharedTidStoreQmgr |
tRFC イベントの状況を格納するためのキュー・マネージャーの名前。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーを設定すると、それぞれ別々のブローカーのアダプターが「1 回きり」というサービス品質を保持しながら、同じストアを共用し、同じ RFC プログラム ID を使用して IDoc を処理することが可能になります。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |
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systemNumber |
SAP アプリケーション・サーバーのシステム番号。 このプロパティーは、.inadapter および .outadapter ファイルに適用されます。 このプロパティーは必須ではありません。 このプロパティーは、範囲が 00 から 99 の 2 桁の整数である、必須の SAP システム番号に設定します。 デフォルト値は空ストリングです。これは動作が .inadapter または .outadapter ファイルによって制御されることを示します。 |