TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、時間間隔の後に、メッセージを メッセージ・フロー に送信します。
TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、 メッセージの受信から 60 秒後に、メッセージを メッセージ・フロー に送信します。
この図は、TimeoutControl ノードを経由するタイムアウト要求を含むメッセージのパスを示しています。 その後、TimeoutControl ノードと一致する ID を持つ TimeoutNotification ノードが、タイムアウト要求を処理します。 この図はタイムアウト要求の処理後に TimeoutNotification ノードによって生成されるメッセージも示しています。
TimeoutControl ノードはタイムアウト要求を妥当性検査します。 明示的に定義されていないプロパティーについては、デフォルト値が想定されます。 その後、元のメッセージがメッセージ・フロー内の次のノードに送られます。 要求が有効であれば、TimeoutControl ノードと同じ 固有 ID を持つ TimeoutNotification ノードは、メッセージを受信してから 60 秒後に、メッセージのコピーをメッセージ・フローに伝搬します。
タイムアウト要求メッセージは、TimeoutNotification ノードによって使用されるキューでの処理のために保管されます。 デフォルトでは、このキューは SYSTEM.BROKER.TIMEOUT.QUEUE です。 ただし、Timer 構成可能サービスを使用して、代わりのタイムアウト・キューを指定することができ、そうすればメッセージの保管に関する制御範囲が広がります。 代わりのタイムアウト・キューの使用について詳しくは、タイムアウト・ノードに関するイベントのストレージの構成を参照してください。
開始時刻を計算するノードと TimeoutControl ノードと間で遅延が生じている場合、 メッセージが TimeoutControl ノードに到達するまでに、そのメッセージ内の開始時刻はすでに経過しています。 開始時刻を約 5 分よりも長く超過している場合、 警告が発行されて、TimeoutControl ノードはタイムアウト要求を拒否します。 開始時刻からの超過が 5 分以内の場合、ノードはあたかも即時であるかのようにその要求を処理します。 そのため、タイムアウト要求メッセージ内の開始時刻が、現時点よりも後の時刻であることを確認してください。
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