テスト・クライアントを使用するには、メッセージ・フローに送信するテスト・メッセージを作成または編集する必要があります。
テスト・クライアントでは、テスト・メッセージの作成用にいくつかのエディターが使用可能です。
使用に最適のエディターは、メッセージ・フローに送信するテスト・メッセージのタイプによって異なります。
- テスト用にメッセージを送信する先の入力ノードが XML メッセージを予期する場合、メッセージ・フローがメッセージ定義に関連付けられていれば、「XML 構造として編集」エディターが使用可能です。
- XML メッセージを送信したいがメッセージ定義が定義されていない場合、または XML 形式以外のテスト・メッセージを作成する場合は、「テキストとして編集」エディターを使用できます。
- ワークスペース・リソースまたはファイル・システムのファイルからの既存のテスト・メッセージを使用する場合は、「外部ファイルからインポート」エディターを使用できます。
- 別の方法として、既存のテスト・メッセージを「テキストとして編集」エディターにインポートしたり、生成されたソースを「XML 構造として編集」エディターから取り出して、「テキストとして編集」エディターに貼り付けたりすることもできます。
テスト・クライアントは、XSD テスト・メッセージおよび WSDL テスト・メッセージの生成を限定的にサポートします。
テスト・クライアントがテスト・メッセージを自動的に生成できない場合は、このトピックで解説されている「テキストとして編集」または「外部ファイルからのインポート」のいずれかの方法でテスト・メッセージを生成することができます。
テスト・メッセージを作成および編集するには、以下のオプションから選択します。
- XML 構造として編集:
- テスト・クライアントの「イベント」タブで、「本文」リストから「XML 構造として編集」を選択します。
- 各フィールドの「値」列の項目を編集して、テスト・メッセージの内容を変更します。
- 「XML 構造として編集」エディター内のフィールドを右クリックして、テスト・メッセージの内容を定義するための追加オプションを表示します。 これらのオプションには、例えばメッセージに反復フィールドがある場合などの、メッセージ・パーツとエレメントの追加が含まれています。
- をクリックして、更新されたテスト・メッセージでファイルを保管することができます。
- 生成されたテスト・メッセージを表示およびコピーするには、「生成されたソースの表示」をクリックします。
- 「テキストとして編集」:
- テスト・クライアントの「イベント」タブで、「本文」リストから「テキストとして編集」を選択します。
- テスト・メッセージ用のテキスト内容を入力します。
エディターで右クリックして「貼り付け」を選択し、別のソースから内容をエディターにコピーしたり、「ソースのインポート」をクリックして、既存のテスト・メッセージから内容をインポートしたりできます。
- をクリックして、更新されたテスト・メッセージでファイルを保管することができます。
- 外部ファイルからのインポート:
- テスト・クライアントの「イベント」タブで、以下のようにします。
- 入力ノードが XML メッセージを予期する場合は、「本文」リストから「外部ファイルからインポート」を選択します。
- 入力ノードが XML メッセージを予期しない場合は、「本文」リストから「外部ファイルからインポート (バイナリーおよびテキスト)」を選択します。
- テスト・メッセージを含むファイルを見つけるには、以下のオプションから選択します。
- ワークスペース・リソース
- 「ワークスペース」をクリックします。 次いで、既存のテスト・メッセージをワークスペース内から見つけます。
- 「OK」をクリックして、選択したリソースを使用します。
- 「編集」をクリックして、リソースと関連付けられているデフォルトのエディターを開きます。
- ファイル・システムのファイル
- 「ファイル・システム」をクリックします。 次いで、既存のテスト・メッセージをファイル・システム内から見つけます。
- 「開く」をクリックして、選択したファイルを使用します。
- をクリックして、更新されたテスト・メッセージ・ファイルの詳細とともにファイルを保管することができます。
次に行う事柄:
テスト・メッセージをメッセージ・フローに送信するために、正しい入力ノードが選択されていることを確認してください。 「メッセージの送信」をクリックして、選択した入力ノードにテスト・メッセージを送ります。 これがテスト・クライアント・ファイルを使用した初めてのメッセージ送信であれば、「デプロイメントのロケーション」ウィザードが開きます。 メッセージ・フローのデプロイメントのロケーションの選択を参照してください。