WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

z/OS 上の使用状況データ

このトピックでは、z/OS® 上で集計された使用状況データを記録する方式として、SMF 89 サブタイプ 1 レコードを紹介します。

実行グループ (DataFlowEngine) のアドレス・スペースが z/OS 上で開始するたびに、システムはこのアドレス・スペースを使用状況データの収集用に登録します。システムはこの使用状況データ情報を SMF 89 サブタイプ 1 レコードに書き込みます。

実行グループのアドレス・スペースが停止すると、システムはこのアドレス・スペースを登録解除します。 SMF 89 サブタイプ 1 レコードに収集されるデータは、Accounting and Statistics SMF 117 レコードによって収集されるデータとは対応していません。

システムは、集計された使用状況データを、スケジュールされている間隔で書き込みます。この最大の期間は 1 時間です。 この間隔の時間は、SMF アドレス・スペースに関する INTERVAL の指定値によって設定されます。

システムは、他の製品で作成される使用状況データを、同じ SMF 89 サブタイプ 1 レコードに書き込みます。

使用状況データの収集に関する登録時に、システムは以下のメッセージをシステム・ログに書き込みます。
 BIP9272I MQ05BRK default 0 DataFlowEngine プロセスは、SMF 89 サブタイプ 1 のレコード・コレクションを登録しました。 戻りコード '0'。: ImbMain(316)
使用状況データの収集からの登録解除時に、システムは以下のメッセージをシステム・ログに書き込みます。
BIP9273I MQ05BRK default 0 DataFlowEngine プロセスは、SMF 89 サブタイプ 1 のレコード・コレクションを登録解除しました。 戻りコード '0'。: ImbMain(1079) 
以下の表では、SMF 89 サブタイプ 1 レコードで設定されている値を定義しています。
名前 説明 WebSphere® Message Broker
SMF89UPO 製品の所有者 "IBM CORP"
SMF89UPN 製品名 WebSphere Message Broker の場合は "WMB"
SMF89UPV 製品のバージョン "NOTUSAGE"
SMF89UPQ 製品の修飾子 ""
SMF89UPI 製品 ID WebSphere Message Broker の場合は "5697-P44"

いずれの場合も、値は左揃えされてブランクで埋め込まれます。

単一システム上で開始されて停止されるすべての実行グループは、登録時と登録解除時に同じ値を提供します。 したがって、間隔の終わりに SMF 89 サブタイプ 1 レコードに書き込まれる使用状況データは、すべての実行グループのアドレス・スペースの集計になります。

SMF 89 サブタイプ 1 レコードについて詳しくは、「MVS™ システム管理機能 (SMF)」マニュアルを参照してください。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:06


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