DFDL 1.0 仕様の以下の機能は、現在、この実装環境ではサポートされていません。
以下のプロパティーの列挙はサポートされていません。
1 このプロパティーは、IBM の実装では dfdl:separatorPolicy と呼ばれています。
以下のプロパティーはサポートされていません。
機能 | DFDL 仕様における参照箇所 |
---|---|
dfdl:hiddenGroupRef | 14.5 Hidden Groups |
dfdl:inputValueCalc |
17. Calculated Value Properties |
dfdl:choiceBranchKey |
15. Choice Groups |
以下の関数は DFDL 式でサポートされていません。
機能 | DFDL 仕様における参照箇所 |
---|---|
fn:count |
23.5 Constructors, Functions and Operators |
fn:name |
|
dfdl:contentLength |
|
dfdl:testBit |
|
dfdl:occursIndex | |
dfdl:checkConstraints | |
dfdl:timeZoneFromDate |
|
すべての dfdl: コンストラクター関数 | |
dfdl:decodeDFDLentities |
以下の注釈および注釈の配置は、サポートされません。
機能 | DFDL 仕様における参照箇所 |
---|---|
dfdl:defineVariable with external=true | 7.7 The dfdl:defineVariable Annotation Element |
dfdl:newVariableInstance | 7.8 The dfdl:newVariableInstance Statement Annotation Element |
グローバル・エレメントおよび単純タイプでの dfdl:assert | 7.3 The dfdl:assert Statement Annotation Element |
グローバル・エレメントおよび単純タイプでの dfdl:discriminator | 7.4 The dfdl:discriminator Statement Annotation Element |
以下の制限も適用されます。
機能 | DFDL 仕様における参照箇所 |
---|---|
デフォルト値の使用は、次の状況ではサポートされません。
|
|
複合エレメントの dfdl:lengthKind が「implicit」である場合、上位の終了区切り文字が検出されると、エレメントが途中終了します。 |
12.3.2.1 Simple Elements of Specified Length within Delimited Constructs |
エンコードが「UTF-8」、「UTF-16」、または「UTF-32」である場合、文書の先頭のバイト・オーダー・マークは自動的には処理されないため、文書のエンコードに影響するようであれば、それを明示的にモデル化する必要があります。 |
|
スキーマの各 xs:annotation エレメント内には DFDL xs:appinfo エレメントが 1 つだけ含まれている必要があります。これは、それ以降の xs:appinfo エレメントが正しく処理されない可能性があるからです。 |
|
dfdl:lengthKind が「prefixed」である場合、dfdl:prefixLengthType プロパティーで参照される単純タイプの dfdl:lengthkind を一緒に「prefixed」にすることはできません。 |
|
DFDL プロパティーが不適切に配置されている場合、それらのすべてが報告されるわけではありません。 |
|
すべてのグローバル・エレメントは、潜在的な文書ルートであると想定され、それに従って検証されます。 |
|
複合エレメントをヌル可能にすることはできません。 |
|
構文解析時の「欠落」しているエレメント、「空の表記」を持つエレメント、「存在しない表記」を持つエレメントの区別は仕様に準じていません。 |
|
エレメントがバイナリー表記である場合、エレメントの nil 値の定義に DFDL 文字エンティティーを使用することはできません。 |
|
dfdl:textStandardDecimalSeparator を値のリストにすることはできません。 |
|
dfdl:textStandardExponentRep を複数個の文字にすることはできません。 また、空ストリングにすることもできません。2 |
|
「@」(有効数字) 記号を dfdl:textNumberPattern の中で使用することはできません。 |
|
「_」(下線) 文字を dfdl:calendarLanguage の中で使用することはできません。 |
13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
dfdl:calendarPattern は、記号「O」、「x」、「X」のいずれの使用もサポートしません。 また、単独で使用される記号「V」もサポートしません。 13.11 | 13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
dfdl:calendarTimeZone を空ストリングにすることも、Olson 形式のタイム・ゾーンにすることもできません。 |
13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
タイプ xs:hexBinary の固定長エレメントをシリアライズする際、データがその長さより短い場合のデータの埋め込みに dfdl:fillByte は使用されません。 |
|
dfdl:lengthUnits「bits」を符号付き 2 進整数に使用することはできません。 |
|
dfdl:lengthUnits「bits」を指定したパック 2 進数に対しては、長さが 4 ビットの倍数であることを調べるための検査が行われません。 |
|
dfdl:alignmentUnits に「bits」を指定したパック 2 進数に対しては、位置合わせが 4 ビットの倍数であることを調べるための検査が行われません。 |
|
テキスト表記のエレメントはすべて、8 ビット境界で位置合わせされていると想定されます。 8 ビットで位置合わせされないエンコード方式はサポートされません。 |
|
dfdl:textStandardDecimalSeparator、dfdl:textStandardGroupingSeparator、dfdl:textStandardExponentRep、dfdl:textStandardInfinityRep、dfdl:textStandardNanRep、および dfdl:textStandardZeroRep がすべて互いに異なっているかどうかは検査されません。 |
|
dfdl:calendarLanguage を式にすることはできません。 |
13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
dfdl:assert メッセージを式にすることはできません。 |
|
dfdl:discriminator メッセージを式にすることはできません。 |
|
隣接する空白文字は、DFDL 式である DFDL プロパティーでは省略されます。 |
|
DFDL 式のパス・ロケーションは、正しく検証されません。 特に、述部を持たない配列エレメント、および選択項目の他の分岐の参照にはエラーのフラグが付けられません。 このようなパス・ロケーションの使用は避けてください。 |
|
dfdl:initiator および dfdl:textStandardZeroRep での %WSP*; エンティティー・クラスの使用が誤って許可されます。 代わりに %WSP+; を使用してください。 |
12.2 Properties for Specifying Delimiters、13.6 Properties Specific to Number with Text representation |
区切り文字のスキャン時に dfdl:terminator および dfdl:separator での %WSP*; エンティティー・クラスの使用が誤って許可されます。 区切り文字をスキャンする場合は、代わりに %WSP+; を使用してください。 |
13.6 Properties Specific to Number with Text representation、14.2 Sequence Groups with Separators |
シリアライズする際、dfdl:emptyValueDelimiterPolicy の適用後にエスケープ・スキームが適用されます。 |
|
dfdl:calendarPattern では、元の DFDL 1.0 仕様で指定されている記号「T」および「U」を使用できます。 これらの記号は、最新のリビジョンで削除されました。 これらの記号の使用を避けてください。 | 13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
dfdl:calendarPattern では、元の DFDL 1.0 仕様で指定されている記号「T」および「U」を使用できます。 これらの記号は、最新のリビジョンで削除されました。 これらの記号の使用を避けてください。 | 13.11 Properties specific to Calendar with Text or Binary Representation |
dfdl:textNumberRep が「zoned」である場合、ASCII 互換エンコードでも EBCDIC エンコードでもないエンコードを使用できます。 このようなエンコードの使用を避けてください。 | 13.6 Properties Specific to Number with Text representation |
dfdl:occursCountKind および関連プロパティーをグローバル・エレメントで使用することはできません。 | 13.16 Properties for Nillable Elements |
タイプ xs:string のエレメントに関して dfdl:representation を設定する必要があります。 | 13.12 Properties Specific to Calendar with Text Representation |
タイプ xs:hexBinary のエレメントに関して dfdl:representation を設定する必要があります。 | 13.12 Properties Specific to Calendar with Text Representation |
dfdl:binaryBooleanTrueRep では空ストリングの値はサポートされません。 |
13.10 Properties Specific to Boolean with Binary Representation |
2 このプロパティーは、IBM の実装では dfdl:textStandardExponentCharacter と呼ばれています。