IDoc 処理をモニターするために、IDoc 状況を更新するようにアダプターを構成できます。
アダプター構成プロパティー UpdateStatus を true に設定すると (監査証跡がすべてのメッセージ・タイプに必要であることを示す)、アダプターは SAP サーバーから取得される ALE ビジネス・オブジェクトの IDoc 状況を更新します。 イベントがメッセージ・エンドポイントに送信された後で、アダプターは SAP の IDoc の状況を更新し、処理が成功したか失敗したかを示します。 IDoc のモニターは、インバウンド処理 (IDoc が SAP サーバー からアダプターに送信される) の場合にのみ適用されます。
アダプターは状況 IDoc (ALEAUD) を更新して、それを SAP サーバーに送信します。
エンドポイントに正常に送信されなかった IDoc は障害とみなされ、アダプターによって IDoc 状況が更新されます。 同様に、エンドポイントに達する IDoc は、正常に処理されたと見なされて、IDoc の状況が更新されます。
SAP プロパティー | 値 |
---|---|
基本タイプ | ALEAUD01 |
論理メッセージ・タイプ | ALEAUD |
機能モジュール | IDOC_INPUT_ALEAUD |
処理コード | AUD1 |