mqsipackagebar コマンドを使用して、デプロイ可能なブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルを作成します。 このコマンドを使用すると、WebSphere® Message Broker Toolkit がインストールされていないマシン上に BAR ファイルを作成できます。
メッセージ・フローやディクショナリーを保管するためにリポジトリーを使用する場合、mqsipackagebar コマンドおよびリポジトリーで使用可能なコマンド行ツールを使用するスクリプトを作成して、メッセージ・フロー・アプリケーションをデプロイできます。
mqsipackagebar コマンドを使用して BAR ファイルに追加するリソースは、追加時にコンパイルされません。 このコマンドを使用して作成する BAR ファイルをデプロイするには、デプロイ可能なリソースを BAR ファイルに追加する必要があります。 例えば、Java™ コードまたはメッセージ・セットを BAR ファイルに組み込むには、まずこれらのファイルをコンパイルしてから、mqsipackagebar コマンドを使用して BAR ファイルに追加する必要があります。 これらのリソースをコンパイルするには、mqsipackagebar コマンドのためのリソースのコンパイルを参照してください。 BAR ファイルには、メッセージ・フローのコンパイル済みバージョン (.cmf) とソース・バージョン (.msgflow) の両方を組み込むことはできません。
>>-mqsipackagebar-- -a --BarName--+--------------------+--------> '- -w --RootLocation-' .---------------------------------------------. | .--------------. | V V | | >------+- -o ------FilePath---+--------------+---+--+------+----> | .---------------------. | +- -u -+ | V | | '- -d -' +- -k ------ApplicationName---+-------+ | .-----------------. | | V | | +- -y ------LibraryName---+-----------+ | .---------------------------. | | V | | '- -n ------ApplicationDomainName---+-' >--+------+--+---------------------+--------------------------->< '- -i -' '- -v --traceFilePath-'
(必須) 結果が保管される BAR (圧縮ファイル形式) アーカイブ・ファイルの名前。 BAR がすでに存在する場合、ファイルは置き換えられ、 META-INF/broker.xml ファイルが作成されます。
一緒に使用する場合、-o オプションでデプロイ可能なファイルへのパスを指定し、-w オプションでプロジェクト・ディレクトリーへのパスを指定します。 例えば、mqsipackagebar -w c:/MyProject -a MyBar.bar -o Flow/a.msgflow Subflow/b.subflow と指定すると、RootLocation はディレクトリー MyProject になり、FilePath は Flow ディレクトリーと Subflow ディレクトリーにあるデプロイ可能ファイル a と b に指定されます。
次の形式を使用すると、このコマンドに複数のデプロイ可能なファイルを追加できます。 -o FilePath1 FilePath2 .... FilePath'n'
デフォルトでは、次の拡張子を持つファイルのみが、BAR ファイルに組み込まれます。.xsdzip、.tblxmi、.xsd、.wsdl、.dictionary、.xsl、.xslt、 .xml、.jar、.inadapter、.outadapter、.insca、.outsca、.descriptor、.php、.idl、.map、.esql、.msgflow、 および .subflow。-i オプションを指定すると、任意の拡張子のファイルを組み込むことができます。
次の形式を使用すると、複数のアプリケーションを追加できます。-k ApplicationName1 ApplicationName2 .... ApplicationName'n'
デフォルトでは、次の拡張子を持つファイルのみが、BAR ファイルに組み込まれます。.xsdzip、.tblxmi、.xsd、.wsdl、.dictionary、.xsl、.xslt、 .xml、.jar、.inadapter、.outadapter、.insca、.outsca、.descriptor、.php、.idl、.map、.esql、.msgflow、 および .subflow。-i オプションを指定すると、任意の拡張子のファイルを組み込むことができます。
次の形式を使用すると、複数のライブラリーを追加できます。 -y LibraryName1 LibraryName2 .... LibraryName'n'
デフォルトでは、次の拡張子を持つファイルのみが、BAR ファイルに組み込まれます。.xsdzip、.tblxmi、.xsd、.wsdl、.dictionary、.xsl、.xslt、 .xml、.jar、.inadapter、.outadapter、.insca、.outsca、.descriptor、.php、.idl、.map、.esql、.msgflow、 および .subflow。-i オプションを指定すると、任意の拡張子のファイルを組み込むことができます。
次の形式を使用すると、複数のアプリケーション・ドメインを追加できます。-n ApplicationDomainName1 ApplicationDomainName2 .... ApplicationDomainName'n'
指定したアプリケーション・ドメインに含まれるすべてのファイルが、BAR ファイルに組み込まれます。
-o、-k、-y、および -n オプションを使用して、更新するリソースを指定します。 BAR ファイルが存在しない場合は、新規ファイルが作成されます。
-o、-k、-y、および -n オプションを使用して、削除するリソースを指定します。
このオプションを使用すると、-o、-k、-y、および -n のオプションで指定されたすべてのファイルが BAR ファイルに組み込まれます。 このオプションを使用しない場合、指定された場所にあるデプロイ可能なファイルのみが BAR ファイルに追加されます。
ファイル名または相対パスを指定すると、ファイルはデフォルトの作業ディレクトリーに作成されます。
mqsipackagebar -w C:\Workspace -a myflow.bar -o TestFlowProject\TestFlow\Test.msgflow
mqsipackagebar -w C:\Workspace -a myflow.bar -k Application1 -v tracefile
<target name="run_mqsipackagebar" description="--> runs mqsipackagbar from an ant task">
<java classname="com.ibm.broker.config.appdev.FlowRendererBAR"
failonerror="true"
fork="true">
<arg line="-a MyBAR.bar"/>
<arg line="-k MyApplication"/>
<classpath>
<fileset dir="${MQSI_JARPATH}">
<include name="*.jar"/>
</fileset>
</classpath>
</java>
</target>