WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne の概説

WebSphere® Adapter for JD Edwards EnterpriseOne を使用すると、特別なコーディングなしで、JD Edwards EnterpriseOne サーバーとの情報交換を含む、統合された処理を作成できます。

アダプターにより標準インターフェースが提供されるので、コンポーネントがアプリケーションの下位実装環境の詳細やデータ構造について識別する必要はありません。 アダプターを使用して、コンポーネント (特定のビジネス機能を実施するプログラムまたはコードの断片) は JD Edwards EnterpriseOne サーバーに要求を送信する (例えば、表中の顧客レコードを照会する、あるいは注文書を更新する) ことができます。

WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne Java™ Platform, Enterprise Edition (Java EE) Connector Architecture (JCA) に準拠しています。 JCA は、アプリケーション・コンポーネント、アプリケーション・サーバー、および JD Edwards EnterpriseOne サーバーなどのエンタープライズ情報システム (EIS) が互いに対話する方法を標準化します。 WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne は JCA 準拠のアプリケーション・サーバーが JD Edwards EnterpriseOne サーバーに接続して対話できるようにします。 それにより、JCA 準拠サーバー上で稼働するクライアントは JD Edwards EnterpriseOne サーバーと標準の方法で (ビジネス・オブジェクトまたは JavaBeans を使用することにより) 通信することができます。

一例として、中規模の小売企業が JD Edwards EnterpriseOne を使用してほとんどのビジネス・オペレーション調整しているとします。 JD Edwards EnterpriseOne には、この企業の米国内にある 100 の店舗の在庫品目のリストをリアルタイムで返せるビジネス機能が含まれています。 このビジネス機能をアプリケーション・コンポーネントのあるビジネス・プロセス全体の中の一部として使用することも可能です。 例えば、小売企業の従業員は入手可能な在庫品目のリストにリアルタイムでアクセスでき、それによってリアルタイムの正確な情報を顧客に提供できます。

詳しくは、WebSphere Adapter for JD Edwards EnterpriseOne の技術的な概説を参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:35


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