サンプルに用意されているテスト入力メッセージを使用すると、Simplified Database Routing メッセージ・フローを実行し、データベースを照会して、結果セットに戻される社員データを処理できます。 テスト入力メッセージは 4 つ 用意されていますが、各メッセージごとに、同じフローを通るそれぞれ異なる経路が提示または実行されます。 各テスト・クライアント・メッセージの名前は、メッセージ・フロー内でメッセージがたどる経路の手掛かりとなります。 このセクションで説明する 2 つのメッセージは DatabaseRetrieve ノードで処理されます。
usedbretrievenode および usedbretrievenode_nofiltermatch という名前のテスト入力メッセージは同じ論理構造ですが、メッセージの内容はそれぞれ異なります。
テスト・メッセージ 1 (usedbretrievenode.mbtest) には、以下のようなデータが含まれています。
<EmpRecord> <EmpNumber>000010</EmpNumber> </EmpRecord>
テスト・メッセージ 2 (usedbretrievenode_nofiltermatch.mbtest) には、以下のようなデータが含まれています。
<EmpRecord> <EmpNumber>000020</EmpNumber> </EmpRecord>
下の図は、2 つのテスト・メッセージの論理構造を示しています。
詳しくは、WebSphere Message Broker 資料の『XML メッセージの処理』を参照してください。