WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

cniSqlCreateStatement

この関数を使用し、Compute ノード用に定義された構文を使用することによって、statement 引数により指定されたステートメントを表す ESQL 式オブジェクトを作成します。

以下のステートメントは使用できません。
  • CREATE PROCEDURE
  • CREATE MODULE
  • CREATE SCHEMA
  • CREATE FUNCTION
この関数は、SQL 式オブジェクトへのポインターを戻します。これは、ステートメントを実行する関数、cniSqlExecute および cniSqlSelect への入力として使用されます。 複数の SQL 式オブジェクトを、単一のメッセージ・フロー・ノードで作成できます。 これらのオブジェクトは随時作成できますが、通常は、インプリメンテーション関数 cniCreateNodeContext 内で、メッセージ・フロー・ノードがインスタンス化される際に作成されます。

構文

CciSqlExpression* cniSqlCreateStatement(
  int*               returnCode,
  CciNode*           nodeObject,
  CciChar*           dataSourceName,
  CciSqlTransaction  transaction,
  CciChar*           statement);

パラメーター

returnCode
関数からの戻りコード (出力)。
考えられる戻りコードは以下のとおりです。
  • CCI_SUCCESS
  • CCI_EXCEPTION
  • CCI_INV_NODE_OBJECT
  • CCI_INV_TRANSACTION_TYPE
  • CCI_INV_STATEMENT
nodeObject
SQL 式オブジェクトを所有するメッセージ・フロー処理ノード (入力)。 このポインターは、cniCreateNodeContext インプリメンテーション関数に渡されます。
dataSourceName
ステートメントが外部データベースにあるデータを参照する場合に使用される ODBC データ・ソース名 (入力)。
transaction
ステートメントの実行後にデータベース・コミットを実行するかどうかを指定します (入力)。 有効な値は以下のとおりです。
CCI_SQL_TRANSACTION_AUTO
メッセージ・フローの完了時に、データベース・コミットが実行されることを指定します (つまり、完全にグローバルな整合トランザクションまたは部分的にグローバルな整合トランザクションとして)。 この値はデフォルトです。
CCI_SQL_TRANSACTION_COMMIT
ステートメントの実行後、cniSqlExecute または cniSqlSelect 関数内でコミットを実行することを指定します (つまり、メッセージ・フローは部分的にブローカー整合)。
statement
Compute ノード用に定義した構文を使用して、作成する SQL 式 (入力)。

戻り値

成功した場合、SQL 式オブジェクトのアドレスが戻されます。 エラーが発生した場合、ゼロ (CCI_NULL_ADDR) が戻され、returnCode パラメーターがエラーの理由を示します。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:48:06


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