「WebSphere MQ のメッセージ相関関係子: 持続性のある要求/応答」パターンのエラー・サブフロー
Request メッセージ・フローの処理中にエラーがキャッチされた場合、Error サブフローが呼び出されます。
エラー・メッセージを含めるようにパターン・パラメーターを構成し、ユーザー定義プロパティー ErrorLoggingOn を選択している場合には、以下のアクションが実行されます。
- 要求の処理中にエラーが発生した場合、メッセージが正常に送信されなかったことを示すエラー応答がクライアントに返されます。
応答の処理中にエラーが発生した場合、応答アドレスが不明なためエラー応答が返されません。
以下のメッセージは、標準的な XML エラー・メッセージの例です。
<Error><Status>-1</Status><Text>Failed to send message</Text></Error>
- エラー・メッセージが作成され、エラー・キューに書き込まれます。例外の詳細は XML メッセージとして書き込まれます。この詳細には、以下の内容が含まれます。
- ブローカー名
- フロー名
- タイム・スタンプ
- 例外データの要約
- データを保持するために、メッセージ・フローがロールバックされます。
- エラーの検出および修正に必要な情報が、エラー・メッセージ内に含められます。
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