WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ライブラリーの新規バージョンをアプリケーションに対して使用可能にする

更新されたライブラリーをアプリケーションが使用できるように、アプリケーションを再デプロイします。

始める前に

このタスクについて

会社では、新規ライブラリーを使用するように、App1 と App2 の両方のアプリケーションを更新する予定ですが、 両方のアプリケーションとも常時使用され、メンテナンス期間は異なります。App1 アプリケーションをパートナー環境に接続するという急ぎの計画があるため、このアプリケーションを至急更新する必要があります。アプリケーションによって提供されるランタイム独立性により、App2 アプリケーションの動作に影響を及ぼすことなく、App1 アプリケーションを再デプロイできます。

以下のステップを実行して、更新されたライブラリーからのリソースをアプリケーションが使用できるように、App1 アプリケーションを再デプロイします。

手順

  1. WebSphere® Message Broker Toolkit メニューから、「ファイル」 > 「新規」 > 「BAR ファイル」を選択します。 「新規 BAR ファイル」ダイアログ・ボックスが開きます。
  2. 「名前」フィールドに、App1NewLib と入力し、「終了」をクリックします。 BAR ファイル・エディターが開き、BAR ファイルに追加できるアプリケーションが表示されます。
  3. 「App1」チェック・ボックスを選択し、「ビルドして保存」ボタンをクリックします。 メッセージ「操作が正常に完了しました」が表示されます。
  4. 「OK」をクリックします。 「アプリケーション開発」ペインの「BAR ファイル」に App1NewLib.bar ファイルが追加されます。
  5. ブローカー」ペインでアプリケーションを右クリックし、「停止」をクリックして、 ランタイム環境で App1 アプリケーションを停止します。 App1 アプリケーションが停止します。
  6. App1NewLib.bar ファイルを右クリックし、「デプロイ」をクリックします。実行グループを選択し、「終了」をクリックします。 App1 アプリケーションは停止したままですが、新規ライブラリー・リソースがランタイム環境で確認できます。
  7. ブローカー」ペインでアプリケーションを右クリックし、「開始」をクリックして、 ランタイム環境で App1 アプリケーションを始動します。 App1 アプリケーションが再始動します。

タスクの結果

App1 アプリケーションを再デプロイし、新規ライブラリー・リソースが そのアプリケーションに対して使用可能になりました。App1 アプリケーションに含まれているライブラリーの中、 および実行グループに直接デプロイされたライブラリーの中に新規マップが 含まれていることを確認できます。ただし、その新規マップは App2 アプリケーションには含まれていません。
この画面キャプチャーについては、既に本文の中で説明されています。