以下のアドバイスを使用して、ファイル・ノードを含むメッセージ・フローの開発時に生じる可能性のあるいくつかの共通問題の解決に役立ててください。
1 つ目のエラー・メッセージが BIP3332 の場合は、FileInput ノードがファイル処理を開始する前に問題が検出されたことになるので、フローを停止する必要はありません。 BIP3332 メッセージで参照されているエラー・メッセージを探します。 この 2 つ目のエラー・メッセージは、発生した問題と、その原因になったファイルやディレクトリーを識別します。
SET MQSI_FILENODES_MAXIMUM_RECORD_LENGTH=268435456
各レコードの固有キーを生成できない場合は、フローを 2 つのフローに分割してください。 1 つ目のフローでは、FileInput ノードを MQOutput ノードに接続して、各入力レコードが BLOB として WebSphere® MQ キューにコピーされるようにします。 十分な (例えば、1 つ目のフローが失敗しない程度の) WebSphere MQ リソース、キュー・サイズがあることを確認してください。 2 つ目のフローでは、MQInput ノードを、前に FileInput ノードに接続したフローに接続します。 望んでいるトランザクションの振る舞いが実現できるように、MQInput とその他のノードを構成します。
特定の時刻、または特定のイベントの後にすべての出力ファイルを下流のプロセスに使用できるようにする必要がある場合は、別個のフローを FileOutput ノードの Finish File ターミナルに接続して、その特定の時刻または特定のイベントのときにメッセージを送信するようにします。 同一のファイルを識別するメッセージが重複して Finish File ターミナルに送信された場合、FileOutput ノードはそれを無視します。
フローで「要求ディレクトリー・プロパティーのロケーション」、「要求ファイル名プロパティー・ロケーション」 ($LocalEnvironment/Destination/File フォルダーのデフォルトの Directory および Name)、または $LocalEnvironment/Wildcard/WildcardMatch を使用する場合は、Finish File ターミナルに送信されるメッセージに、出力ファイルおよびディレクトリーを識別する正しいエレメントと値が含まれていることを確認してください。
メッセージ・エレメントが正しく設定されている場合は、FileOutput ノードの「要求ディレクトリー・プロパティーのロケーション」プロパティーと「要求ファイル名プロパティー・ロケーション」プロパティーで、メッセージ内の正しいエレメントが識別されているかどうかを調べます。
FileOutput ノードの「レコード定義」プロパティーで「レコードは未変更データ」、「レコードは固定長データ」、または「レコードは区切り文字で区切られたデータ」を指定している場合は、Finish File ターミナルへ送られるメッセージに In ターミナルへ送られるメッセージと同じ指定変更の値が含まれるようにしてください。 そうしないと、Finish File ターミナル・メッセージと In ターミナル・メッセージは別々のファイルに適用されます。