既存の WebSphere® MQ File Transfer Edition ネットワークにファイルを送信します。
始める前に:- WebSphere MQ File Transfer Editionについてお読みください。
- 以下の情報を WebSphere MQ File Transfer Edition 管理者から入手してください。
- ファイルの送信先となるリモートの WebSphere MQ File Transfer Edition エージェントの名前。
- 宛先キュー・マネージャーの名前。
- 出力ファイルの名前。
- 入力ノードを含むメッセージ・フローを作成します。
FTEOutput ノードの構成方法に関する詳細な情報は、WebSphere Message
Broker Toolkit で、ノードのプロパティー・パネルに示されています。
- FTEOutput ノードをメッセージ・フローにドラッグして、その In ターミナルを入力ノードに接続します。
- 「基本」パネルで、「宛先エージェント」および「宛先ファイル名」プロパティーの値を設定します。 すべての入力メッセージ・ツリーを出力ファイル内の単一のレコードとして送信する場合は、これら 2 つのプロパティーを構成するだけで十分です。
- オプション: 「基本」パネルで、「宛先キュー・マネージャー」プロパティーの値を設定します。 デフォルトの宛先キュー・マネージャーは、ブローカーのキュー・マネージャーです。
- オプション: 送信するデータの入力メッセージ・ツリー内での位置を指定するには、「要求プロパティー」パネルで「データのロケーション」プロパティーを構成します。
- オプション: 出力ファイルにレコードが配置される方法を変更するには、「レコード定義」パネルで「レコード定義」プロパティーを構成します。 例えば、レコードが固定長であることを指定して、レコード長を設定することができます。
- 「レコード定義」プロパティーを「レコードはファイル全体」以外の値に設定した場合は、以下の図に示すように MQOutput ノードなどのノードをフローにドラッグし、その Out ターミナルを FTEOutput ノードの Finish File ターミナルに連結します。
Finish File ターミナルに接続されたノードには、ファイルの最終レコードを判別するためのロジックが必要です。
- オプション: 転送のプロパティーを動的に設定するには、ノード (例えば Compute ノードまたは Mapping ノード) を FTEOutput ノードの前に配置します。 以下のプロパティーをオーバーライドすることができます。
- 宛先エージェント
- 宛先ファイル・ディレクトリー
- 宛先ファイル名
- 宛先キュー・マネージャー
- ジョブ名
- 宛先でのファイルの上書き
LocalEnvironment.Destination.FTE サブツリーにオーバーライドを書き込むノードを構成します。
- フローをブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに追加し、BAR ファイルをデプロイします。
- オプション: 調整キュー・マネージャーを変更します。WebSphere MQ File Transfer Edition ノードの環境を準備するを参照してください。 ブローカーのキュー・マネージャーは、デフォルトの調整キュー・マネージャーです。
テストのためにはデフォルトで十分であると考えられます。
実動では、それを変更することを検討してください。 調整キュー・マネージャーがデフォルトから変更されない場合、警告がログに書き込まれます。