コマンド・ウィンドウから JAXB 2.0 スキーマ・コンパイラーを使用して、Java™ Architecture for XML Binding (JAXB) Java オブジェクト・クラスを作成します。
始める前に:- メッセージ・モデル・スキーマ・ファイルを作成する必要があります (メッセージ・モデルの構成を参照)。
- 場合によっては、IBM® Java SDK の bin フォルダーをシステム・パスに追加する必要があります。 WebSphere Message
Broker Toolkit に付属の IBM Java SDK の bin フォルダーは、RootInstallationDirectory¥WMBT800¥jdk¥bin にあります。
WebSphere Message
Broker コマンド・ウィンドウを使用してメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルから JAXB Java オブジェクト・クラスを生成するには、以下の手順を実行します。
- 「ブローカー開発」ビューで、JAXB Java オブジェクト・クラスの生成に使用するメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルを右クリックして、「プロパティー」を選択します。 選択したメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルのプロパティーを表示するウィンドウが開きます。
- メッセージ・モデル・スキーマ・ファイルの「場所」を確認し、「OK」をクリックしてプロパティー・ウィンドウを閉じます。
- 「ブローカー開発」ビューで、JAXB Java オブジェクト・クラスを格納する Java プロジェクトを展開し、src フォルダーを右クリックして「プロパティー」を選択します。 選択した src フォルダーのプロパティーを表示するウィンドウが開きます。
- 選択した src フォルダーの「場所」を確認し、「OK」をクリックしてプロパティー・ウィンドウを閉じます。
- WebSphere Message
Broker コマンド・ウィンドウを開きます。 IBM Java SDK の bin フォルダーをシステム・パスにまだ追加していない場合は、このフォルダーまでディレクトリーを移動します。 WebSphere Message
Broker Toolkit に付属の IBM Java SDK の bin フォルダーは、RootInstallationDirectory¥WMBT800¥jdk¥bin にあります
- オプション: JAXB 2.0 スキーマ・コンパイラーのコマンド全体のリストを表示するには、以下のコマンドを入力します。
xjc -help
- 以下のコマンドを入力して JAXB Java オブジェクト・クラスを作成します。
xjc MessageModelSchema -d JavaProject -p JavaPackage
ここで、MessageModelSchema はメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルの場所、JavaProject は Java プロジェクトの src フォルダーの場所、JavaPackage は生成されるクラスの配置場所となる Java パッケージです。 JAXB 2.0 スキーマ・コンパイラーはメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルから JAXB Java オブジェクト・クラスを生成し、コマンドで指定された Java プロジェクトの src フォルダーにそれらを保存します。
- WebSphere Message
Broker Toolkit で「パッケージ・エクスプローラー」ビューを開きます。
- をクリックします。
- 「ビューの表示」ウィンドウで「Java」を展開し、「パッケージ・エクスプローラー」を選択してから「OK」をクリックします。
- 「パッケージ・エクスプローラー」ビューで、JAXB Java オブジェクト・クラスを組み込むために選択した Java プロジェクトを右クリックし、「最新表示」を選択します。
「ブローカー開発」ビューで Java プロジェクトの src フォルダーの下に、JAXB Java オブジェクト・クラスが表示されます。