JD Edwards Connectivity サンプルについて

JD Edwards Connectivity サンプルは、WebSphere Message Broker と JD Edwards サーバーとの間の接続を示しています。 このアウトバウンド・シナリオは、JDEdwardsRequest ノードを使用して JD Edwards サーバーに対してビジネス関数呼び出しを要求し、応答を処理します。

JDEdwardsRequest ノード

JDEdwardsRequest ノードはJD Edwards サーバーに情報を送信し、JD Edwards からの応答を検索するために使用されます。 このサンプル・メッセージ・フローでは、JDEdwardsRequest ノードは、JD Edwards でビジネス関数を呼び出すために使用されます。

下の図は、このサンプルで使用される JD Edwards アウトバウンド・メッセージ・フローを示しています。

JDE アウトバウンド・フローの画面取り

メッセージは JD Edwards でビジネス・オブジェクトを作成するために必要なフィールドを含む MQInput ノードに送信されます。

JDEdwardsRequest ノードは、このデータを使用してビジネス関数 Retrieve を呼び出し、JD Edwards が返すビジネス・オブジェクトは WebSphere MQ キューに XML メッセージとして送信されます。

フローで問題が発生した場合、元のメッセージ・ヘッダーと例外リストのデータが XML メッセージに書き込まれ、WebSphere MQ エラー・キューに送信されます。

サンプルを実行すると、以下のタスクが生じます。

  1. JD Edwards システムと通信するためにブローカーのアダプターを構成する
  2. 新しく構成したアダプターで、BAR ファイルを再ビルドする
  3. BAR ファイルをデプロイする
  4. フローを開始するために WebSphere MQ キューにデータを送信する
  5. WebSphere MQ キューで出力データを参照する

JD Edwards Connectivity サンプルには以下のリソースが含まれます。

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