WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

SFTP ファイル転送の構成

FtpServer 構成可能サービスを使用して、メッセージ・フローの Secure File Transfer Protocol (SFTP) 設定を指定し、FileInput ノードおよび FileOutput ノードで指定されている SFTP 設定を指定変更します。

FtpServer 構成可能サービスを使って指定する設定は、メッセージ・フローの開始時に読み取られて検証され、ノード用に作成されている SFTP 接続を構成するために使用されます。 この構成可能サービスによって、FileInput ノードおよび FileOutput ノードの「FTP」タブにあるリモート転送プロパティーのいずれかまたはすべてを指定変更できます。 FtpServer 構成可能サービスを使用して指定可能な設定についての詳細は、FtpServer 構成可能サービスを参照してください。

ホスト・キーの厳密なチェックを構成し、既知の独自 hosts ファイルを指定できます。または、ホスト・キーの厳密なチェックをオフにし、ブローカーによって作成され、管理されている既知の hosts ファイルを使用できます。

構成可能サービスを複数使用すると、同じホストおよびポートを指定できます。これは、既知の別の hosts ファイルとともに使用する場合であっても同様です。 FTP のポートはデフォルトで 21、SFTP のポートはデフォルトで 22 になっています。これは SSH のデフォルトのポート番号です。 ポートを設定し、SFTP サーバーへの FTP 接続を指定 (または、FTP サーバーへの SFTP 接続を指定) すると、接続エラーが発生し、メッセージがイベント・ログに追加されます。

FtpServer 構成可能サービスを使用すると、以下の SFTP 設定を構成できます。
  • SSH/SFTP 通信に使用する暗号
  • 圧縮レベル
  • 既知のホストの厳密な検査
  • リモート・ファイル転送に使用するノードのプロトコル (FTP/SFTP)
  • 既知の hosts ファイルの場所 (既知のホストの厳密な検査が「はい」に設定されている場合)
  1. WebSphere® Message Broker Explorer を使用するか (詳しくはWebSphere Message Broker Explorer を使用した構成可能サービスの処理を参照)、mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用して、必要なパラメーター値で FtpServer 構成可能サービスを作成します。 FtpServer 構成可能サービスについての詳細は、FtpServer 構成可能サービスを参照してください。
  2. FileInput ノードおよび FileOutput ノードにおいて、「FTP」タブの「リモート・サーバーおよびポート」プロパティーで FtpServer 構成可能サービスの名前を指定します。 WebSphere Message Broker Explorer コマンド、または mqsichangeproperties コマンドおよび mqsireportproperties コマンドを使用し、構成可能サービスのプロパティーを変更または表示します。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:00


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