WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

XML.AsisElementContent

生成された XML を細かく制御するには、特別なフィールド・タイプ XML.AsisElementContent を使用します。

XML.AsisElementContent は、特別なフィールド・タイプです。 このフィールド・タイプは、Element、Attribute、および Content 構文エレメントの安全機能を使わずに、出力メッセージで生成した XML を細かく制御するために、メッセージ・フローで使用します。 XMLNS パーサーが、このフィールド・タイプを持つエレメントを生成することは決してありません。

AsisElementContent は使用しないようにしてください。通常は、より安全な代替手段があります。 それでも AsisElementContent を使用する場合、出力メッセージが適切に形成された XML であること確認することは、ユーザーの責任です。

AsisElementContent を使用するよう選択できるのは、例えば、アンパーサンド (&)、より小 (<)、より大 (>)、二重引用符 (")、およびアポストロフィ (') が出現したときに、事前定義された XML エンティティー &amp;、&lt;、&gt;、&quot;、および &apos; に置き換えられる通常の動作を抑制する場合です。

以下の例は、AsisElementContent の使用例を示しています。 以下のようなステートメントがあるとすると、
Set OutputRoot.XMLNS.(XML.Element)Message.(XML.Content) = '<rawMarkup>';
出力メッセージとして次の XML が生成されます。
<Message>&lt;rawMarkup&gt;</Message>
しかし、次のステートメントの場合、
Set OutputRoot.XMLNS.(XML.Element)Message.(XML.AsisElementContent) = '<rawMarkup>';
出力メッセージとして次の XML が生成されます。
<Message><rawMarkup></Message>
これは、AsisElementContent 構文エレメントの値は、出力メッセージに書き込まれるまで変更されないことを示しています。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:14


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