WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

イベント・フィルターの XPath 式の例

イベント・ソースの構成時に数値、ストリング、またはブール式を使用して、イベントを発行するかどうかを決めます。

モニター・プロパティーまたはモニター・プロファイルのどちらかを使用してイベント・ソースを構成するときに、XPath 式を使用してイベントを発行するかどうかを決めます。

数値の比較

値が 10 000 より大きい場合のみイベントを発行するには、例えば、以下のような式を入力します。
$Body/StockTrade[1]/Details[1]/Value[1] > 10000
照会内の接尾部 [1] は、親の中でエレメントが最初に出現する箇所が必要であることを指定します。 これらの接尾部を指定しないと、XPath エンジンはメッセージの中で各エレメントの他の出現箇所を検索します。 この検索のためにパフォーマンスが低下することがあります。

ストリング値の比較

例えば、会社が「Stock Co」の場合のみイベントを発行するには、以下のようにします。
$Body/StockTrade[1]/Details[1]/Company[1] = 'Stock Co'

ブール値の比較

株式譲渡の承認の例を考慮してください。 メッセージ・ツリー内の承認フラグはブール値です。 単純にエレメント名を指定することはできません。エレメントが存在する場合、常に true が戻されるからです。 代わりに、エレメントの値を照会し、その値をストリング「true」と比較して、実際の true または false の結果を出します。 XPath 照会は次のようになります。
$Body/StockTrade[1]/Shares[1]/Transfer[1]/Approved[1] = 'true'

$Body/StockTrade[1]/Details[1] などのノードセットを戻す XPath 照会は、ブール値に変換できないので、常に false として評価されます。

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        最終更新: 2015-02-28 17:46:09


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