WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

mqsiformatlog コマンド

mqsireadlog によって作成された XML ログを処理するには、mqsiformatlog コマンドを使用します。 このコマンドは、XML ログに収容されている任意のメッセージを取り出して、コマンドを実行するユーザーのロケールに適した形式にフォーマットします。

サポートされるプラットフォーム

  • Windows
  • Linux および UNIX システム
  • z/OS®. このコマンドは、BIPFMLG をカスタマイズして実行依頼することにより実行します。ブローカー PDSE の内容を参照してください。

目的

mqsiformatlog コマンドは、プラットフォームに限定されないコード・ページである utf-8 を使って任意のシステム上で作成された入力ログ・ファイルを解釈します。 このコマンドは、他のシステムからこのコマンドが実行されるシステムに転送されてきた入力ログ・ファイルを基に、フォーマット済み出力を作成する場合に使用します。 この機能を使用する場合は必ず、データを変換しないファイル転送プログラム (例えば、2 進転送オプションを指定するもの) を使用してください。

出力先には、ファイルとコマンド・シェルのいずれを指定しても構いません。

構文

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>>-mqsiformatlog-- -i --Inputfilename--------------------------->

>--+----------------------+------------------------------------><
   '- -o --Outputfilename-'   

パラメーター

-i Inputfilename
(必須) フォーマットする XML ログ・ファイルのファイル名。 このファイルは、mqsireadlog コマンドによって作成されたものです。これは、utf-8 でエンコードされています。
-o Outputfilename
(オプション) フォーマット済みのログ出力を書き込むファイルの名前。 これを指定しない場合、フォーマット済みのログ・データは STDOUT に書き込まれます。

このコマンドによって書き込まれる (ファイルまたは STDOUT に) 出力は、現在のユーザー・ロケールに適したコード・ページで書き込まれます。

許可

プラットフォーム固有の許可について詳しくは、以下のトピックを参照してください。 ブローカー管理セキュリティーを有効に設定した場合は、管理セキュリティーのタスクと権限で説明されている権限もセットアップする必要があります。

mqsiformatlog -i trace.xml -o formattrace.log

このコマンドによって生成される出力の抜粋を以下に示します。

Timestamps are formatted in local time, local time is GMT.
.
.
.
2003-02-12 12:57:21.895999    388  UserTrace   BIP2638E: 
MQPUT to queue 'SYSTEM.BROKER.EXECUTIONGROUP.REPLY' on queue manager 
'MB8QMGR': MQCC=0, MQRC=0; node ConfigurationMessageFlow.outputNode'. 
The node 'ConfigurationMessageFlow.outputNode' attempted 
to write a message to the specified queue 'SYSTEM.BROKER.EXECUTIONGROUP.REPLY' 
connected to queue manager 'MB8QMGR'.
The MQCC was 0 and the MQRC was 0.
No user action required.

2003-02-12 12:57:21.895999    388  UserTrace   BIP2622I:
Message successfully output by output node 'ConfigurationMessageFlow.outputNode' 
to queue 'SYSTEM.BROKER.EXECUTIONGROUP.REPLY' on queue manager 
'MB8QMGR'. The WebSphere MQ output node ConfigurationMessageFlow.outputNode' 
successfully wrote an output message to the specified queue 
SYSTEM.BROKER.EXECUTIONGROUP.REPLY connected to queue manager MB8QMGR.
No user action required.
.
.
.
Threads encountered in this trace:  335  388
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:39


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