メッセージ・フローまたはサブフローをコピーして、類似機能を持つ新しいメッセージ・フローまたはサブフローを作成するための開始点として使用します。 例えば、異なる方法でメッセージを処理するために、1、2 のノードを置換または除去したい場合があるでしょう。
「ブローカー開発」ビューには、アクセス可能なすべてのアプリケーション、ライブラリー、およびメッセージ・ブローカー・プロジェクトが取り込まれます。 メッセージ・フローとサブフローは、こうしたコンテナーに入れられます。 メッセージ・フロー・ファイルは message_flow_name.msgflow という名前です。
サブフロー・ファイルは subflow_name.subflow という名前です。
メッセージ・フローをコピーするには、以下の手順を完了します。
- 「ブローカー開発」ビューで、適切なアプリケーション、ライブラリー、またはメッセージ・ブローカー・プロジェクトを展開します。
- コピーするメッセージ・フローまたはサブフローを選択して、をクリックします。
- メッセージ・フローまたはサブフローのコピー先となるアプリケーション、ライブラリー、またはメッセージ・ブローカー・プロジェクトを選択して、をクリックします。
フローのコピー先として、別のコンテナー、または同じコンテナーが可能です。
ターゲットのコンテナーにブローカー・スキーマが含まれない場合、メッセージ・フローまたはサブフローの貼り付け時にスキーマが自動的に作成されます。
同じコンテナーにフローをコピーする場合、フローの名前を変更するよう求められます。
メッセージ・フローまたはサブフローをコピーするとき、関連するファイル (ESQL およびマッピング、ただし存在する場合) は同じターゲット・コンテナーに自動的にはコピーされません。 これらのファイルもコピーするには、それぞれのファイルをコピーして貼り付ける必要があります。
そのモジュールが確実に固有になるようにするため、関連した ESQL またはマッピングを持つノードを更新することが必要になる場合もあります。 例えば、1 つの Compute ノードを含むメッセージ・フロー Test1 を既に作成済みであるとします。
メッセージ・フロー Test1 および関連する .esql ファイルを同じアプリケーション、ライブラリー、またはメッセージ・ブローカー・プロジェクトにコピーして、そのコピーを Test2 に名前変更します。
しかし、Test1_Compute という名前の 2 つのモジュールが同じスキーマに存在するようになります (1 つは Test1.esql に、2 番目は Test2.esql に)。
この重複はサポートされていません。
コピー・アクションを完了すると、エラー・メッセージが「問題」ビューに書き込まれます。 ブローカー・スキーマ内のすべてのモジュールが確実に固有になるようにするため、.esqlファイル内の関連した ESQL モジュールを名前変更し、一致するノード・プロパティーを更新する必要があります。
これらの手順を完了すると、すべてのプロパティー設定を保持したままで、フローがコピーされます。 このメッセージ・フローまたはサブフローのコピーを、例えば異なる入力キューからメッセージを取り出すといった、別の目的に使用する予定がある場合には、メッセージ・プロパティーを変更する必要がある可能性があります。
また、をクリックしてフローをコピーすることもできます。 このタスクについては、メッセージ・フローまたはサブフローの保存で説明しています。