JMS Backend メッセージ・フローについて

このフローは、XML 形式の JMS メッセージを受け取る従来のアプリケーションをシミュレートするものです。 XML メッセージにバックエンド結果を追加して内容を処理し、XML 形式のペイロードの入った応答 JMS メッセージを書き出します。

以下のメッセージ・フローがこのサンプルでインポートされます。

JMSHeader Node Backend メッセージ・フローの画面取り

JMS Backend メッセージ・フローは以下の処理を実行します。

  1. メッセージ・フローは、JMSInput ノード (JMSBackendInput) を使用して XML 形式の JMS 要求メッセージを JMS キューから読み取ります。
  2. JMSInput ノード (JMSBackendInput) はメッセージ・セット JMSCoordinatedRequestReplyMsgSet を使用して、 要求メッセージを構文解析します。
  3. メッセージ・フローは、Compute ノード (Backend_Computation) を使用して CompanyName の最新の株価を算出し、 価格エレメントをその値と共に XML メッセージに追加して、要求メッセージの計算を実行します。 このサンプルでは、株価のハードコーディング値が使用されます。
  4. メッセージ・フローは、JMSHeader ノードの Header_Values プロパティーで JMSHeader ノード (SetBackendReplyToQ) を使用して、JMSReplyTo キュー名を設定します。
  5. JMSOutput ノード (JMSBackendOutput) を使用して、Backend メッセージ・フローからの応答メッセージ <StockInformation> <CompanyName>IBM</CompanyName> <Price>150</Price> </StockInformation> を JMSReplyTo キューに送信します。

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