WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

フラット・ファイルから TCP/IP クライアント・ソケットへの CWF データの送信

メッセージ・フローを FileInput および TCPIPClientOutput ノードと併用して、カスタム・ワイヤー形式 (CWF) データをフラット・ファイルから TCP/IP クライアント・ソケットへ送信します。

シナリオ: アプリケーションが 100 バイトのバイナリー・レコードをフラット・ファイルに書き込みます。

説明: 以下のステップは、新しいクライアント TCP/IP 接続を開き、バイナリー終了文字 x'00FF' のあるバイナリー・データを送信する方法について説明しています。 ファイル全体が終了すると、クライアント接続が閉じます。

  1. FileInput ノードと TCPIPClientOutput ノードを使用して、TCPIP_Task5 というメッセージ・フローを作成します。 詳しくは、メッセージ・フローの作成を参照してください。
  2. FileInput ノードの Out ターミナルを TCPIPClientOutput ノードの In ターミナルに接続します。
  3. FileInput ノードの End of Data ターミナルを TCPIPClientOutput ノードの Close ターミナルに接続します。
    TCPIPClientOutput ノードに接続している FileInput ノード。
  4. FileInput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、「入力ディレクトリー」プロパティーを c:¥temp¥task5 に設定します。
    2. 「レコードおよびエレメント」タブで、以下のプロパティーを設定します。
      • 「レコードの検出」プロパティーを「固定長」に設定します。
      • 「長さ」プロパティーを 100 に設定します。
  5. TCPIPClientOutput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14145 に設定します。
    2. 「拡張」タブで「接続のクローズ」プロパティーを「データが送信された後」に設定します。
    3. 「レコードおよびエレメント」タブで、以下のプロパティーを設定します。
      • 「レコードの定義」プロパティーを「レコードは区切り文字で区切られたデータです」に設定します。
      • 「区切り文字」プロパティーを「カスタム区切り文字 (16 進数)」に設定します。
      • 「カスタム区切り文字」プロパティーを 00FF に設定します。
  6. メッセージ・フローを保存します。
特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2014Copyright IBM Corporation 1999, 2014.

        
        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:46:17


タスク・トピックタスク・トピック | バージョン 8.0.0.5 | ac67460_