WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

E メールの送信

受信者の静的または動的リストに E メールを (添付ファイル付き、または添付ファイルなしで) 送信するように WebSphere® Message Broker を構成できます。

受信者の静的リストに、静的な件名と静的な本文が付いた E メールを、単一の添付ファイル付き、または添付ファイルなしで送信するように、EmailOutput ノードを構成できます。 SMTP サーバー、受信者リスト、件名、本文、および複数の添付ファイルのすべてが実行時に決定される E メールを作成できるメッセージ・フローを構成することもできます。

EmailOutput ノードの「SMTP サーバーおよびポート」プロパティーを使用して、ブローカーが E メールの送信に使用する SMTP サーバーのホスト名を指定するか、ブローカー上で定義されている構成可能サービスを参照する別名を指定することができます。 構成可能サービスを使用可能にするには、次の例に示されているようにして、mqsicreateconfigurableservice および mqsichangeproperties コマンドを実行します。
mqsicreateconfigurableservice BROKER -c SMTP -o MYSERVER
mqsichangeproperties BROKER -c SMTP -o MYSERVER -n serverName -v smtp.hursley.ibm.com:25
「SMTP サーバーおよびポート」プロパティーの値を定義済みの別名 (例では MYSERVER) に設定すると、管理者が指定変更する値 (コマンド行でサーバー名として設定されている smtp.hursley.ibm.com:25) が、静的に定義された値より優先して使用されるか、ローカル環境内の値を指定変更します。
値の選択に関する優先順位は次のとおりです。
  1. 「SMTP サーバーおよびポート」プロパティーに指定された名前の別名が存在する場合、構成可能サービス内で指定されている値。
  2. ローカル環境内で指定されているサーバー名。
  3. ノード上で指定されている「SMTP サーバーおよびポート」プロパティーの値。
mqsideleteconfigurableservice コマンドを使用して別名を除去すると、ノードがローカル環境内かノード上で設定されている値からホスト名に解決されるように戻すことができます。 ほとんどの構成可能サービスのプロパティーは mqsichangeproperties コマンドによって設定されますが、セキュリティー ID (ユーザー ID とパスワード) は通常は mqsisetdbparms コマンドを使用して設定され、別の SecurityIdentity プロパティー内で参照されます。以下に例を示します。
mqsisetdbparms BROKER -n smtp::MyIdentity -u userName -p password
mqsichangeproperties BROKER -c SMTP -o MYSERVER -n securityIdentity -v MyIdentity 

このセクション内のトピックでは、EmailOutput ノードを使用して E メール・メッセージを送信するための異なる方法を説明しています。

特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2014Copyright IBM Corporation 1999, 2014.

        
        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:46:12


タスク・トピックタスク・トピック | バージョン 8.0.0.5 | ac66310_