コンポーネントをWebSphere® Message
Broker バージョン 8.0 にマイグレーションする作業を始める前に、リソースをバックアップします。
マイグレーション・タスクを実行する前に、以下の手順を実行して WebSphere Message Broker バージョン 6.1 のリソースをバックアップします。
- ブローカー・データベース表をバックアップします。 z/OS® では、JCL メンバー BIPBUDB をカスタマイズして実行依頼します。
他のプラットフォームでは、データベース供給業者から提供される文書で説明されている手順に従います。
- オプション: メッセージ・フローが ODBC 接続によってユーザー・データベースにアクセスする場合は、その接続で使用する ODBC ファイルをバックアップします。 このファイルのコピーをとり、それを別の場所に安全に保管してください。
- オプション: メッセージ・フローの構成可能サービスを作成または構成した場合は、すべての構成可能サービスのプロパティーを記録します。 例えば、メッセージ・フローが JDBC 接続によってユーザー・データベースにアクセスする場合は、そのために JDBCProvider 構成可能サービスを構成した可能性があります。そのようなサービスに対して mqsireportproperties コマンドを実行し、出力のコピーを作成して、別の場所に安全に保管してください。
- WebSphere Message
Broker Toolkit ワークスペースおよびリソースをバックアップします。例えば、メッセージ・フロー・ファイル、メッセージ・セット定義ファイル、Java™ ファイル、ESQL ファイル、マッピング・ファイル、XML スキーマ・ファイル、およびブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルなどです。
- WebSphere Message
Broker Toolkit バージョン 6.1 からすべてのプロジェクトをエクスポートします。
- ワークスペース・リソースをアーカイブに保存します。
- ワークスペース・リソースを CVS などの共用リポジトリー内で管理している場合、
保護バージョン用の標準バックアップ手順に従ってください。 バージョン 8.0 リソースを格納するためのバージョンを作成します。
- ワークスペース・リソースをローカルまたは共用ディスク上で保守している場合、ワークスペース・ディレクトリーを別の場所にコピーしてください。
これらのリソースをバックアップする方法についての詳細な指示は、WebSphere Message Broker バージョン 6.1 インフォメーション・センターを参照してください。
次に行う事柄: WebSphere Message Broker バージョン 6.1 のリソースをバックアップした後、
マイグレーション時の ODBC 定義の更新の手順に従って、ODBC 定義を更新します。