リソース統計収集をアクティブにするときに返される GlobalCache リソース・タイプのデータについて学習します。
これらの統計は、WebSphere® Message Broker Explorer で表示できます。あるいは、このデータを返すパブリケーション (1 つの XML メッセージ) にサブスクライブするプログラムを作成することもできます。 パブリケーション・メッセージの例については、XML 出力の例を参照してください。
グローバル・キャッシュ・リソース・マネージャーには、指定された実行グループのメッセージ・フローとキャッシュの間の対話に関するデータが含まれます。 組み込みグローバル・キャッシュのすべてのアクティビティーについての統計を入手できます。また、WebSphere eXtreme Scale の外部グリッドについても入手できます。外部グリッドへの接続に使用されている構成可能サービスごとに 1 行の統計が表示されます。
測定値 | 説明 |
---|---|
ConnectionFailures | この実行グループから指定キャッシュへの接続試行のうち、失敗した回数。 |
Connects | この実行グループから指定キャッシュへの接続試行のうち、正常に確立された回数。 |
FailedActions | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによるマップ操作のうち、失敗した回数。 |
MapReads | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによって完了された読み取り操作の総数。 |
MapRemoves | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによって完了された削除操作の総数。 このカウントは、項目を削除または更新することによって増分されます。 |
MapsUsed | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによって使用されたマップの総数。 このカウントは、この実行グループで異なるマップ名が使用されるたびに増分されます。 |
MapWrites | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによって完了された書き込み操作の総数。このカウントは、項目を書き込みまたは更新することによって増分されます。 |
Name | このキャッシュの WebSphere eXtreme Scale グリッドの名前。 組み込みグローバル・キャッシュでは、この名前は「WMB」になります。外部グリッドの場合は、この名前は、グリッドへの接続に使用される構成可能サービスの名前と、グリッドそのものの名前で構成されます。例えば、「xc10」という名前の構成可能サービスを使用して、「Grid1」という名前のグリッドに接続する場合、この名前プロパティーの値は xc10 (Grid1) となります。 |
TotalMapActions | 指定キャッシュのこの実行グループのメッセージ・フローによって完了されたマップ操作の総数。 この数には、読み取り、書き込み、削除、およびキー検査が含まれます。 |