WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

何をインストールするかを選択する

どのコンポーネントおよび製品をインストールするかを選択します。

オペレーティング・システムによっては、WebSphere® Message Broker をインストールする前に、いくつかの作業を完了していなければなりません。 詳しくは、システムを準備するを参照してください。
WebSphere Message Broker は、ブローカー・コンポーネントWebSphere Message Broker Explorer、および WebSphere Message Broker Toolkit の 3 つのコンポーネントで構成されています。 また、WebSphere Message Broker ODBC Database Extender など、他の製品をインストールすることもできます。 サポートされているすべてのオペレーティング・システム上にブローカー・コンポーネントをインストールできます。 Windows 32 ビットWindows 64 ビットLinux (x86)、および Linux (x86-64) 上に、WebSphere Message Broker Explorer および WebSphere Message Broker Toolkit をインストールできます。

LinuxUNIX、および Windows 上に、WebSphere Message Broker コンポーネントと前提条件製品をサイレント・モードでインストールできます。 詳しくは、サンプル・スクリプト・ファイルによる WebSphere Message Broker コンポーネントと前提条件製品のインストールを参照してください。

ブローカー・コンポーネント
ブローカー・コンポーネント は、メッセージ処理機能を備えた実行プロセスのセットです。このメッセージ処理機能は、Point-to-Point およびパブリッシュ/サブスクライブ通信の両方を使用して、さまざまなアプリケーション・クライアントと対話します。 ブローカーは、ブローカー・コンポーネントをインストールしたコンピューター上でのみ作成できます。ローカル・ブローカーは、WebSphere Message Broker ExplorerWebSphere Message Broker Toolkit、またはコマンド行を使用して作成できます。 作成したメッセージ・フローは、ブローカーによってホストされます。 ブローカーは、1 つ以上の実行グループ内で多くのメッセージ・フローのホストになることができ、多くのクライアントをサポートできます。

メッセージがどのように受信され、処理され、受信側アプリケーションまたはサブスクライバーに配信されるかを、ユーザーが定義します。

  • メッセージ・フロー内のいくつかのメッセージ処理ノードを、マッピング、ESQL、Java™、PHP、および XSL スタイル・シートによってカスタマイズすることができます。
  • メッセージ・モデルを作成することによりメッセージ構造を定義することができ、それらは、C および COBOL データ構造、SWIFT や EDIFACT などの業界標準、さらに XML DTD またはスキーマによって判別されます。
  • ユーザー定義の拡張 (ノードおよびパーサー) を開発することにより、用意されているノードやパーサーでは提供されないメッセージ処理オプションをサポートすることができます。
  • メッセージ・フローのデバッグと処理のステップスルーにより、パスおよび結果を検査することができます。
  • メッセージ・フロー集約を使用して、単一の入力メッセージによって生成される複数の要求と応答を管理することができます。

どのシステムにも複数のWebSphere Message Brokerコンポーネントをインストールすることができます。 別々のインストールがどのようにして共存できるかについて詳しくは、共存とマイグレーションを参照してください。

ブローカー・コンポーネント のインストールでは、標準インストールとカスタム・インストールのいずれかを選択できます。 それらのインストール・オプションについては、共存とマイグレーションで解説されています。

WebSphere Message Broker Explorer

WebSphere Message Broker Explorer は Eclipse プラットフォームをベースとするスタンドアロン管理環境であり、1 つ以上のブローカーと通信します。管理者は WebSphere Message Broker Explorer を使用して、それらのブローカーに関連付けられたリソースを管理します。 管理用タスクだけを実行するためのコンピューターに WebSphere Message Broker Explorer をインストールしてください。

WebSphere Message Broker Toolkit

WebSphere Message Broker Toolkit は、 Eclipse プラットフォームおよび Rational® フレームワークに基づいた、統合開発環境およびグラフィカル・ユーザー・インターフェースです。

アプリケーション開発者は、WebSphere Message Broker Toolkit の別個のインスタンスで作業して、メッセージ・フロー、メッセージ・セット、およびユーザー定義のノードとパーサーを開発します。 共有リポジトリー (例えば CVS) にアクセスして、リソースを保管し、保護された仕方で複数のユーザーがそれらにアクセスできるようにすることができます。

WebSphere Message Broker をインストールするために使用するインターフェースを選択します。 詳しくは、インストールおよびアンインストールのインターフェースを参照してください。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:08


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