Resequence ノードを構成して、シーケンス内の未着メッセージの処理方法を制御できます。
Resequence ノードを構成してシーケンス内のメッセージが指定の期間に到達できなかった場合にタイムアウトになるようにしたり、あるメッセージが未着の場合に後続のメッセージの処理方法を指定したりできます。
Resequence ノードの「未着メッセージ・タイムアウト」 プロパティーを使用して、ノードが、次のメッセージに移動するまでに、 シーケンス内のそのメッセージを待機する長さ (秒単位) を指定します。 指定の制限時間内に到達するメッセージは、Out ターミナルに順次オーダーで伝搬されます。 指定の制限時間を過ぎると、メッセージは Expire ターミナルに順次オーダーで伝搬されます。 そのシーケンス・グループ内のその後のメッセージも、Expire ターミナルにルーティングされます。 最終的に未着メッセージが到着すると、Missing ターミナルに伝搬されます。
あるメッセージが未着になった場合に、すべての後続メッセージを指定タイムアウト期間後に保留キューにルーティングできます。 このように Resequence ノードを構成するには、Out ターミナルを主線フローに接続し、Expire および Missing ターミナルを再キューイング用の別々の分岐に接続します。
あるメッセージが未着になった場合に、そのメッセージを除外して残りのシーケンスの処理を続行できます。 最終的に未着メッセージが到着した場合は、廃棄するか、または主線処理とは別に処理できます。 このように Resequence ノードを構成するには、Out および Expire ターミナルを主線フローに接続し、Missing ターミナルを非接続にしておくか (メッセージを廃棄する場合) またはメッセージ・フローの別個の分岐に接続します。
メッセージ・フローに順番にメッセージを処理してほしいものの、順序どおりでないメッセージが時々あってもかまわない場合です。 このように Resequence ノードを構成するには、Out、Expire および Missing ターミナルを主線メッセージ・フローに接続します。