WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

SWIFT メッセージング規格 (MRM)

SWIFT は、安全で標準化されたメッセージング・サービスおよびインターフェース・ソフトウェアを金融業界に提供します。

SWIFT FIN メッセージは、MRM タグ付き/区切りストリング形式 (TDS) を使用してモデル化できます。

以下の表で、SWIFT メッセージの高位レベルのブロック構造を示します。

SWIFT メッセージの高位レベルのブロック構造

ブロック名 形式
基本ヘッダー {1:...}
アプリケーション・ヘッダー {2:...}
ユーザー・ヘッダー {3:...}
テキスト {4:...}
トレーラー {5:...}

メッセージ内で連結される場合、ブロックは {1:...}{2:...}{3:...}{4:...}{5:...} と表示されます。

この設定を、メッセージの以下のタイプ・プロパティーにモデル化することができます。

Data Element Separation = Tagged Delimited
Group Indicator = {
Delimiter = }{
Group Terminator = } 
Tag Data Separator = :  

各ブロックは、それぞれ 1234、および 5 のエレメント「タグ」プロパティー値を使って、複合エレメントとしてモデル化されます。

メッセージのテキスト本文の形式は次のとおりです。

{4:
:20:X
:32A:940930USD1,
.....
:72:/A/
-}

テキスト本文の複合タイプは、以下のタイプ・プロパティーを設定することによってモデル化できます。

Data Element Separation = Tagged Delimited
Group Indicator = <CR><LF>:
Delimiter = <CR><LF>:
Group Terminator = <CR><LF>-
Tag Data Separator = :

本文内のエレメントの「タグ」プロパティーの値は、 2032A72 などです。

SWIFT の事前定義メッセージ・セット・ソリューションは IBM® から購入することができます。 WebSphere® MQ SupportPacs の Web ページを参照してください。

SWIFT は金融業界によって所有される協同組合です。 SWIFT メッセージング規格の詳細については、SWIFT コミュニティー Web サイトを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:46:34


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