前提条件検査を行った上でプロジェクトをアプリケーションまたはライブラリーに変換するには、以下の手順を実行します。
- 「ブローカー開発」ビューで、変換するリソースを選択します。 「独立リソース」フォルダー内で複数のプロジェクトを選択するか、「独立リソース」フォルダーを右クリックしてすべてのプロジェクトを選択することができます。
- 「独立リソース」フォルダー、または選択したプロジェクトのいずれかを右クリックして、をクリックします。 「アプリケーションおよびライブラリーへのプロジェクトの変換」ウィザードが開きます。
- 変換可能なプロジェクトがリストされます。 このウィザードでは、ステップ 2 で選択したプロジェクトが事前選択されています。 変換するプロジェクトを選択して「次へ」をクリックします。
ウィザードで前提条件チェックが完了します。 正常な変換を妨げるエラーが検出される場合は、それらのエラーがリストされます。
例えば、存在しないプロジェクトを参照している場合は、 メッセージ・ブローカー・プロジェクトを変換することはできません。 すべてのエラーが修正されるまで、変換を続行することはできません。
- エラーを選択して「選択項目の修正」をクリックします。
あるいは、「すべて修正」をクリックして、リストされているすべてのエラーを修正できます。 1 つのエラーに対して複数の解決方法がある場合は、開いている「クイック・フィックス」ダイアログ・ボックスで解決方法を選択できます。
修正済みのエラーは、緑のチェック・マークで示されています。
1 つ以上の修正を適用した後、必要に応じて修正を元に戻すことができます。 「キャンセル」をクリックしてから、前提条件検査中に行われた修正を元に戻すかどうか指定します。
エラーに修正を適用すると、ウィザードで前提条件チェックが再実行されます。 新しいエラーが発生すると、それらがリストされてエラーを修正できるようになります。
エラーが存在しない場合は、「次へ」をクリックします。
あるいは、「キャンセル」をクリックし、エラーを手動で修正してからステップ 1 から 3 を繰り返します。
- 提案された変換アクションを確認します。
ウィザードは、必要な変換アクションを分析して、これから行う変更の要約を表示します。 提案された新しいアプリケーションおよびライブラリーが、ツリー形式で表示されます。 アプリケーションまたはライブラリーを展開して、そこで参照されるリソースを確認します。 「変換アクション」ペインに、選択したリソースを変換するために行われる変更がリストされます。
ウィザードは、以下の規則を適用して、プロジェクトをアプリケーションまたはライブラリーに変換します。
- 変換に対する変更を元に戻すことはできません。 したがって、「エクスポート」をクリックしてワークスペースをバックアップするためのプロンプトが出されます。
- 後で参照できるように、「すべての変換アクションをファイルに保存」をクリックして、すべての変換されたプロジェクトの変換アクションを保存できます。 その後、この単一文書を .txt ファイルとして保存できます。
- 提案された変更を完了するには、「終了」をクリックします。
選択したプロジェクトと、影響を受ける参照先プロジェクトが、アプリケーションおよびライブラリーに変換され、「ブローカー開発」ビューに表示されます。
次に行う事柄: アプリケーションまたはライブラリーを作成したので、以下のいずれかのタスクに進むことができます。
Java プロジェクトを参照する メッセージ・ブローカー・プロジェクトを変換した場合には、Java プロジェクトをライブラリーに変換して、他のアプリケーションから使用可能にすることができます。 「ブローカー開発」ビューで Java プロジェクトを右クリックして、「新規ライブラリーへのプロジェクトの組み込み」をクリックします。 Java プロジェクト用のライブラリーが作成されて、アプリケーションと Java プロジェクトの間の参照が再作成されます。
またアプリケーションおよびライブラリー間における変換の指示に従って、アプリケーションからライブラリーに、またはライブラリーからアプリケーションに変換できます。