WebSphere® Process
Server は、サービス指向アーキテクチャー (SOA) に基づく解決策をサポートする、ビジネス・インテグレーション・サーバーです。 このサーバーは Service Component Architecture (SCA) を使用して、ランタイム環境ですべてのビジネス・トランザクションをサービス指向の方法で提供します。 WebSphere Message
Broker は、WebSphere Process
Server からの要求を受け入れたり、WebSphere Process
Server 上のサービス・コンポーネントを呼び出したりできます。
注: バージョン 7.5 以降、WebSphere Process
Server の名前が IBM® Business
Process Manager Advanced に変更されています。 このトピックで WebSphere Process
Server バージョン 7.0 に言及している情報は、IBM Business
Process Manager Advanced バージョン 7.5 にも当てはまります。 同様に、バージョン 7.5 以降、WebSphere Integration
Developer の名前が IBM Integration
Designer に変更されています。 このトピックで WebSphere Integration
Developer バージョン 7 に言及している情報は、IBM Integration
Designer バージョン 7.5 にも当てはまります。
WebSphere Process
Server は、WebSphere Message
Broker 内のサービスを使用できるコンポーネントや、この種のサービスによって使用されるコンポーネントを提供します。 このインターオペラビリティーは SCA に基づいており、SCA ノードは 2 つの製品間の操作を許可する機能を提供します。
WebSphere Integration
Developer は、WebSphere Process
Server 用の開発環境です。 それは、WebSphere Process
Server 上で SOA ベースの統合ソリューションをビルドおよびデプロイするツールです。
WSDL 定義ファイルの違い
WebSphere Message
Broker からのワイヤー上のメッセージと WebSphere Integration
Developer からのワイヤー上のメッセージを比較すると、ルート・エレメントが違う場合があります。
WebSphere Message
Broker によって生成される WSDL は、メッセージのエレメント名をルート・エレメントとするメッセージを作成します。 ほとんどの場合、このエレメント名は、WSDL の生成に使用するメッセージ定義名と同じです。 一方、WebSphere Integration
Developer では、操作名と同じ名前の追加エレメントを使用してメッセージがラップされます。結果として、ルート・エレメントは操作の名前になります。