IBM® WebSphere® Message Broker バージョン 8.0 では、サブフローを使用して、複数の統合ソリューション内で複数回にわたって使用する必要がある共通の機能をグループ化します。サブフローは .subflow ファイルとして作成することも .msgflow ファイルとして作成することもできますが、新規開発の場合は .subflow ファイルを作成するのが推奨される方法です。
.msgflow ファイルとして作成されたサブフローは、以前のバージョンとの互換性のために維持されます。これらのサブフローは .subflow ファイルに変換する必要があります。
このシナリオでは、.subflow ファイルとして作成されたサブフローと .msgflow ファイルとして作成されたサブフローを WebSphere Message Broker バージョン 8.0 が処理する方法を説明し、サブフローのタイプに応じた設計方法に関するガイドを提供し、レガシー・サブフローを WebSphere Message Broker バージョン 8.0 サブフローに変換する方法を示します。
このシナリオでは、WebSphere Message Broker バージョン 8.0 に用意されているエラー・ハンドラーのサンプルを使用して、サブフローのバージョン管理とレガシー・サブフローの変換の方法を取り上げます。 エラー・ハンドラーのサンプルを使用することも、独自の統合ソリューションを使用することも可能です。