新しい JMS プロバイダーごとに、ブローカーのキュー・マネージャー qm.ini ファイル内で 1 つのスタンザを定義します。そこで JMS プロバイダーは、ブローカーで実行中のメッセージ・フローに含まれる JMS ノードによって指定できます。
XAOpenString で定義されているパラメーターは、コンマで区切られた定位置の値です。 後で他のパラメーターをストリングに組み込んだ場合、存在しないオプション・パラメーターをコンマで表します。
以下のスタンザ・エントリーの例は、WebSphere® MQ Java™ を JMS プロバイダーとして使用する際に追加できます。
XAResourceManager:
Name=WBIWMQJMS
SwitchFile=/install_dir/lib/JMSSwitch.so
XAOpenString=<Initial Context Factory>,
<location of JNDI bindings>'
<LDAP Principal>,
<LDAP Credentials>,
<Recovery Connection Factory Name>,
<JMS Principal>,
<JMS Credentials>
ThreadOfControl=THREAD
スイッチ・ファイルは install_dir /lib ディレクトリーにインストールされます。 qm.ini ファイルの内容を簡略化するために、スイッチ・ファイルへのシンボリック・リンクを作成し、キュー・マネージャーが /var/mqm/exits (32 ビット・ブローカー用) または /var/mqm/exits64 (64 ビット・ブローカー用) から検索するようにしてください。 以下に例を示します。
ln -s install_dir/lib/libJMSSwitch.so /var/mqm/exits/JMSSwitch
ln -s install_dir/lib/libJMSSwitch.so /var/mqm/exits64/JMSSwitch
単一のコンピューター上で 32 ビットおよび 64 ビットのスイッチ・ファイル両方にリンクを作成する場合、例に示すように /exits および /exits64 の中で同じ名前を指定していることを確認してください。
初期コンテキスト・ファクトリーの値とスタンザ内での JNDI バインディングのロケーションは、メッセージ・フロー内の JMS または SOAP ノードに指定された値と一致しなければなりません。
すべての LDAP パラメーターは、mqsicreatebroker または mqsichangebroker コマンドで指定した値と一致しなければなりません。
リカバリー・ファクトリー名は、JNDI 管理対象オブジェクト内に作成されたキュー接続ファクトリー名と一致しなければなりません。 名前を指定しない場合には、recoverXAQCF と呼ばれるデフォルトのファクトリーが使用されます。 いずれの場合でも、この値は既に作成済みの JNDI 管理対象オブジェクトを参照する必要があります。
JMS プリンシパルおよび JMS 信任状を一緒に構成する必要があります。
XAResourceManager:
Name=XAJMS_PROVIDER1
SwitchFile=/opt/var/mqsi/lib/JMSSwitch.so
XAOpenString= com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory,
/Bindings/JMSProvider1_Bindings_Directory,
,
,
,
myJMSuser1,
passwd
ThreadOfControl=THREAD
ここで、