WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

MbsElement

MbsElement クラスは、メッセージ内の (または他の論理ツリーの) 単一の構文解析されたエレメントを表します。

MbsElement クラスは、以下の表に示されている API メソッドを提供します (大括弧内のパラメーターはオプションです)。

メソッド 説明
Constructor() 新規 MbsElement オブジェクトをインスタンス化します。
object getValue() 現行エレメントの値を戻します。
void setValue(object $value) 現行エレメントの値を設定します。
int getType() 現行エレメントの固有のタイプを戻します。 タイプの値の完全なリストは、タイプ値の PHP 定数を参照してください。
void setType(int $type) 現行エレメントの固有のタイプを設定します。 タイプの値の完全なリストは、タイプ値の PHP 定数を参照してください。
object xpath(string $expression [, array $namespace]) 現行エレメントをコンテキスト・ノードとして使用して XPath 式を評価します。 結果をストリング、倍精度、ブール、または MbsElement オブジェクトの配列でのノードセットのいずれかで戻します。 オプションの namespace パラメーターは、キーとしてネーム・スペース接頭部があり、値としてネーム・スペース URI がある結合配列です。
string getName() 現行エレメントの名前を戻します。
void setName(string $name) 現行エレメントの名前を設定します。
string getNamespace() 現行エレメントのネーム・スペース URI を戻します。
void setNamespace($namespace) 現行エレメントのネーム・スペース URI を設定します。
MbsElement getParent() 現行エレメントの親を戻します。
MbsElement getChild(string $name [, int $occurrence]) 名前が最初のパラメーターにより付与される、現行エレメントの最初の子を戻します。 2 番目のオプション・パラメーターを指定することによって、子の n 番目のオカレンスを返すことができます。
array getChildren([string $namespace]) 現行エレメントのすべての子エレメントを MbsElements の配列として戻します。 namespace パラメーターが指定された場合、配列にはそのネーム・スペース URI を持つ子エレメントのみが入ります。
MbsElement getFirstChild() 現行エレメントの最初の子を戻します。
MbsElement getLastChild() 現行エレメントの最後の子を戻します。
MbsElement getNextSibling() 現行エレメントの次の兄弟を戻します。
MbsElement getPreviousSibling() 現行エレメントの直前の兄弟を戻します。
MbsElement getAttribute(string $name) name パラメーターにより付与される現行エレメントの属性を戻します。
MbsElement addAttribute(string $name, object $value [, string $namespace]) 属性を現行エレメントに追加します。
MbsElement addElement(string $name, object $value [, string $namespace [, int $type [, int $position]]]) エレメントを現行エレメントの最後の子 (デフォルト) として作成します。 オプションの type パラメーターは、パーサー固有タイプの新規ノードです (XML パーサーの場合は XML エレメント・タイプがデフォルト)。 オプションの position パラメーターは、以下のいずれかの値にすることができます。
  • MB_FIRST_CHILD
  • MB_LAST_CHILD
  • MB_NEXT_SIBLING
  • MB_PREVIOUS_SIBLING
MbsElement detach() 現行エレメントをツリーから切り離します。
void detachAllChildren() 現行エレメントのすべての子エレメントを切り離します。
string asBitstream([array $options]) エレメント・ツリーを直列化して、ビット・ストリームを生成します。 MRM パーサー (および他のパーサー) を使用する場合、options 配列には以下のキー/値のペアを取り込む必要があります。
array ('set' => '<MessageSet>', 
'type' => '<MessageType>',
'format' => '<MessageFormat>',
'encoding' => '<encoding>',
'ccsid' => '<ccsid>')
void addElementFromBitstream(string $bitstream [, array $options]) エレメント・ツリーを提供されたビット・ストリームから作成します。 options の提供がない場合、ビット・ストリームは現行エレメントのパーサーを使用して構文解析され、その最後の子として付加されます (この場合、ドメイン・エレメントは作成されません)。 options が提供される場合、それにはキー/値のペア 'domain' => '<parserDomain>' と、MRM パーサーの任意の追加オプションが含まれなければなりません (asBitstream() を参照)。 この場合、パーサー・エレメントは新規サブツリーのヘッドで作成され、現行エレメントの最後の子として付加されます。
サブツリーを構築するためにエレメントを PHP で作成できます。 以下の例は、出力ツリーの一部を生成して戻す PHP 関数を示しています。
function transformItem($input) {
      $item = new MbsElement;
      $item->Desc = $input->Description;
      $item->Cost = $input->Price->getValue() * 1.6;
      $item->Qty = $input->Quantity;

      return $item;
   }
以下のコードを使用して、このサブツリーを出力メッセージにコピーできます。
$output_assembly->XMLNSC->doc->item = transformItem($input_sub_tree);
ここで、$input_sub_tree は入力メッセージの一部への参照です。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:21


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