ブローカー実行グループは UNIX システム・サービス でプロセスとして 動作するため、PPT で NOSWAP として設定することはできません。
代わりに、 ブローカー環境ファイルで以下の環境変数を設定し、 ブローカー実行グループの一部または全部のアドレス・スペースが非システムによってスワップ不能になるように要求できます。 環境変数をブローカーに追加する方法について詳しくは、環境ファイルの作成を 参照してください。
MQSI_NOSWAP=yes
すべての実行グループの
アドレス・スペースをスワップ不能に設定します。MQSI_NOSWAP_egname=yes
egname という
ラベルが付いた各実行グループについて、アドレス・スペースをスワップ不能として設定するように
システムに要求を出します。 MQSI_NOSWAP_uuid=yes
UUID に uuid という
ラベルが付いた各実行グループについて、アドレス・スペースをスワップ不能として設定するように
システムに要求を出します。上記の要求を正常に実行するためには、外部セキュリティー・マネージャー (例えば RACF®) を介した BPX.STOR.SWAP 機能クラスへの READ アクセス権限が、ブローカーの開始済みタスク ID に必要です。
アプリケーションがアドレス・スペースを スワップ不能にすると、システム内の追加の実ストレージが優先ストレージに 変換されることがあります。 優先ストレージはオフラインに構成できないため、 このサービスを使用すると、インストールで将来ストレージを再構成する 余地が少なくなる可能性があります。