リソース統計収集をアクティブにするときに返されるパーサー・リソース・タイプのデータについて学習します。
これらの統計は、WebSphere® Message Broker Explorer で表示できます。あるいは、このデータを返すパブリケーション (1 つの XML メッセージ) にサブスクライブするプログラムを作成することもできます。 パブリケーション・メッセージの例については、XML 出力の例を参照してください。
実行グループのすべてのメッセージ・フローがパーサーを作成して、入力メッセージと出力メッセージの解析と書き込みを行います。 パーサー統計を使用して、パーサーが備えるメッセージ・ツリーとビット・ストリームによってどのくらいのリソースが使用されているかを確認してください。
統計の要約が返され、その後に、各メッセージ・フローのパーサー・タイプ別の集計の項目が続きます。 行には <Message Flow>.<Parser> の形式で名前が表示されます。 メッセージ・フローが使用するパーサー・タイプ 1 つにつき 1 行で表示されます。 その他の集計結果は、メッセージ・フローごとの累積統計に含められます。測定値 | 説明 |
---|---|
Threads | メッセージ・フローのパーサー・タイプ集計の統計に影響するメッセージ・フロー・スレッドの数。 |
ApproxMemKB | 指定されたメッセージ・フローのパーサー・タイプで使用される、ユーザー・データ関連のメモリー量の概算。 パーサーによって使用されるメモリーの正確な量を計算することはできません。 |
MaxReadKB | 指定されたメッセージ・フローのパーサー・タイプが解析する最大ビット・ストリームを示します。 |
MaxWrittenKB | 指定されたメッセージ・フローのパーサー・タイプが書き込む最大ビット・ストリームを示します。 |
フィールド | 指定されたメッセージ・フローのパーサー・タイプに関連付けられているメッセージ・フィールドの数を示します。 これらはパーサーによって保持され、メッセージ・ツリーの構成に使用されるフィールドです。 |
Reads | 指定メッセージ・フローのパーサー・タイプによって完了して成功した解析の数。 |
FailedReads | 指定メッセージ・フローのパーサー・タイプで失敗した解析の数。 |
Writes | 指定メッセージ・フローのパーサー・タイプによって完了して成功した書き込みの数。 |
FailedWrites | 指定メッセージ・フローのパーサー・タイプで失敗した書き込みの数。 |