WebSphere® Adapters および CORBA アプリケーションのメッセージを解析および作成するには、DataObject ドメインを使用します。
メッセージ・フロー内で WebSphere Adapter ノードを使用するときは、DataObject ドメインを使用する必要があります。
WebSphere Message Broker は、DataObject パーサーを使用して、SAP、PeopleSoft、および Siebel などのエンタープライズ情報システム (EIS) での、メッセージの読み取りおよび書き込みを行います。 このようなメッセージは、DataObject ドメインに所属します。
DataObject パーサーは、別のアダプターからメッセージを受信すると、EIS から受け取ったビジネス・オブジェクトからメッセージ・ツリーを構成します。 DataObject パーサーは、メッセージの書き込み時に、EIS に送信するビジネス・オブジェクトをそのメッセージから作成します。 DataObject パーサーは、常にモデル駆動型であり、EIS ビジネス・オブジェクトをモデル化した XML スキーマによって導かれます。 XML スキーマは、メッセージ・セットがブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに追加される際に、メッセージ・セットの内容から自動的に作成されます。
サンプルに関する情報は、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センター、またはオンライン・インフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 サンプルは、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ実行できます。
メッセージ・フロー内で CORBA ノードを使用するときは、DataObject ドメインを使用する必要があります。
WebSphere Message Broker は DataObject パーサーを使用して、CORBA アプリケーションからのメッセージの読み取りおよび書き込みを行います。 このようなメッセージは、DataObject ドメインに所属します。
DataObject ドメインの下に CORBA と共に使用するためのツリーを作成する方法については、CORBA 操作のパラメーターおよびIDL データ・タイプを参照してください。