「イベント調整」 プロパティーを使用して、メッセージ・コレクションの Collector ノードからの伝搬方法を制御します。
動的入力ターミナルに加えて Collector ノードに追加できるのは、Control という静的入力ターミナルです。 このターミナルの目的は、外部リソースがコレクター・ノードからの出力を起動できるようにすることです。 詳細は「イベント調整」プロパティー設定を介して制御されます。
「コレクションの有効期限」 タイムアウトの値を超えている未完了のメッセージ・コレクションは、「イベント調整」プロパティーの設定に関係なく、すぐに Expire ターミナルに伝搬されます。
「イベント調整」 を構成するには、次のようにします。
- Collector ノードを含むメッセージ・フローを開きます。
- Collector ノードを右クリックし、「プロパティー」を選択します。
- 「拡張」タブをクリックします。
- Collector ノードの「イベント調整」 プロパティーを設定します。 次のオプションから選択します。
- 「使用不可」を選択すると、Control ターミナルへのメッセージは無視され、メッセージ・コレクションは完了した時点で伝搬されます。
- 「すべての完了コレクション」を選択すると、完了したメッセージ・コレクションはキューに保持されます。 メッセージが Control ターミナルで受信されると、キューに存在するすべてのメッセージ・コレクションが Out ターミナルに伝搬されます。
- 「最初の完了コレクション」を選択すると、完了したメッセージ・コレクションはキューに保持されます。 メッセージが Control ターミナルで受信されると、キューにある最初のメッセージ・コレクションが Out ターミナルに伝搬されます。
メッセージが Control ターミナルに到達した時点でキューが空の場合は、完了した次のメッセージ・コレクションが、Out ターミナルに伝搬されます。
Collector ノードの構成はこれで完了です。
次に行う事柄: 制御メッセージを使用するために
Collector ノードを構成した場合は、
Collector ノードでの制御メッセージの使用 を参照してください。