Email Input サンプルのセットアップ
サンプルの Email Input 部分は、次の第 3 のメッセージ・フローを追加します。
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getemail メッセージ・フロー: このメッセージ・フローは、Email Output ノードによって送信された E メールを処理し、その E メールをフィルタリングして WebSphere MQ キューに入れるか、または File Output ノードを使用することによって添付をファイルに保存します。
このメッセージ・フローは、Email サンプルによって自動的にデプロイされるわけではありません。サンプル・プロジェクトでは、必須の WebSphere MQ キュー「EMAILOUT」と共に、getemail.msgflow、email_input.esql、および EmailInputSample.bar ファイルが作成されます。
前提条件: このサンプルを使用するには、以下のプロパティーと構成を先に設定しておく必要があります。
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E メールの受信で示された手順に従って、必須の構成可能サービスおよびセキュリティー ID オブジェクトを作成します。
あるいは、構成可能サービスを使用する代わりに、EmailInput ノードの「E メール・サーバー」プロパティーで E メール・サーバー URL を直接入力することもできます。
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構成可能サービスとセキュリティー ID オブジェクトを作成した後、getemail メッセージ・フロー内の EmailInput ノード・プロパティーを開きます。
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「基本」タブで、「E メール・サーバー」プロパティーの値を構成可能サービスの完全な名前に変更します。
例えば myEmailConfigurableServiceName のようにします。または、protocol://hostname:port の形式で E メール・サーバー URL を直接入力します。例えば、pop3://myemailserver.com:12345 のように入力します。
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「セキュリティー」タブで、「セキュリティー ID」プロパティーの値を、mqsisetdbparms コマンドを使用して作成したセキュリティー ID オブジェクトの完全な名前に変更します。
例えば、mySecurityIdentity。
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オプション: File Output ノードの「基本」タブで、「ディレクトリー」プロパティーの値を、添付ファイルを保存する出力ディレクトリー場所のファイル・ディレクトリー絶対パスに変更します。
デフォルトは c:\temp です。
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変更をメッセージ・フローに保存します。
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ブローカー・アーカイブ・ファイル EmailInputSample.bar を開きます。
「準備」タブで、
「ブローカー・アーカイブのビルド」をクリックし、
「保管」をクリックします。
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EmailInputSample.bar ファイルを既存のブローカー実行グループ EmailExecGroup にデプロイします。
この操作を行うには、ブローカー・アーカイブ・ファイルをクリックして実行グループへドラッグします。
これで、このサンプルの Email Input 部分を実行できるようになりました。詳細については、サンプルの実行を参照してください。
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