RoutingFileNode サンプルについて

このサンプルは、フィルター規則を外部ソース (この場合はプロパティー・ファイル) からロードすることに よって、JavaCompute ノードを Filter ノードとして使用する方法の例を示します。

ルーティング規則が、ノードと一緒にデプロイされるプロパティー・ファイル routingtable.cfg からロードされます。 ノードは着信メッセージから routingvalue エレメント値を抽出します。 次にこの値を使用して、メッセージの経路指定先のターミナルを検索します。

このサンプルでは、以下のタスクを実行します。

  1. XPath 式を使用して、着信メッセージから routingvalue エレメント値を抽出します。
  2. ノードと一緒にデプロイされるプロパティー・ファイル routingtable.cfg からルーティング規則をロードします。
  3. ルーティング・テーブルから抽出された値を使用して、メッセージの経路指定先のターミナルを検索します。
  4. ルーティング規則が見つかった場合は、サンプルはメッセージを JavaCompute ノードの適切なターミナルに経路指定して伝搬します。
  5. ルーティング規則が見つからない場合は、サンプルはエラーをログに記録して、MbUserException 例外をスローします。 メッセージは JavaCompute ノードの Failure ターミナルに経路指定されます。

このサンプルによって以下の WebSphere MQ キューが作成されます。

このサンプルによって、以下のメッセージ・フロー RoutingFileNodeFlow がインポートされます。

RoutingFileNodeFlow

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