多数の WebSphere® Message
Broker Toolkit ユーザーがいる場合や、ユーザーが定期的にインターネットにアクセスしない場合は、更新をローカル・サイトまたはサーバーにダウンロードして、その代替サイトにある更新に Installation Manager がアクセスするように変更した方が便利です。
例えば、インターネット・アクセスを制限されたコンピューターに限定したり、ダウンロード時間を削減したり、あるいはその両方を行う場合、更新を適用するためにユーザーがアクセスできるローカル・リポジトリーをセットアップできます。
代替のリポジトリーをセットアップするには、次のようにします。
- 「スタート」メニュー (Windows の場合) またはメインメニュー (Linux (x86) の場合)、あるいはコマンド行から Installation Manager を開始します。 Installation Manager が開き、初期パネルが表示されます。
- をクリックします。 「プリファレンス」ダイアログが表示されます。
- 左ペインの「リポジトリー」をクリックします。 「リポジトリー」ページが表示されます。
- 「リポジトリーの追加」をクリックします。 Installation Manager が検索する更新リポジトリーの名前や場所を知っている場合、URL か、またはリポジトリー名 (repository.config) を含む更新ファイルの完全修飾位置を入力します。
ローカル・コンピューターまたはリモート・コンピューターにあるリポジトリーを検索するには、「参照」をクリックして、正しい場所にナビゲートします。
「ファイルのタイプ」フィールドには、repository.config、diskTag.inf、.jar、および .zip の値がリストされており、デフォルトでは、これらの名前とタイプのリポジトリーが検索されます。 更新の ID は、その更新のタイプによって異なります (例えば、ディスク・イメージには diskTag.inf という名前が付きます)。
どの更新が必要なのかが分からない場合、「ファイルのタイプ」フィールドの内容は変更せずに、そのままにしておきます。すべての使用可能な更新が表示されます。 必要なリポジトリーをクリックして選択し、それから「開く」をクリックします。
そのリポジトリーが、表示されているリポジトリーのリストに追加されます。 リポジトリーが接続されていない場合、「接続」欄に赤い×印が表示されます。
ネットワーク接続を確認するか、後でもう一度試行する必要があります。
リストに追加されると、リポジトリーは最初から選択済みとして表示され、Installation Manager を実行してパッケージを更新するときにその内容が組み込まれることを示します。
適切であれば、この手順を繰り返し、同じ場所または別の場所から追加のリポジトリーを追加します。 一度に 1 つ以上の場所を選択できます。Installation Manager は「リポジトリー」ページにリストされている、選択されたすべてのリポジトリーを検索します。
- Installation Manager に追加したリポジトリーのみを検索させたい場合、「インストールおよび更新中にサービス・リポジトリーを検索する」をクリアします。 サービス・リポジトリーとは、更新をホストする製品サポート Web サイトの場所です。 このオプションをクリアすると、デフォルトのサービス・リポジトリーは検索されません。 サービス・リポジトリーの場所は、固定で、事前定義されています。これを変更することはできません。
- 「参照」パネルを開いた場合はそのパネルで「OK」をクリックし、「リポジトリー」ページで「OK」をクリックします。
- 「適用」をクリックして更新を確認し、「OK」をクリックして「プリファレンス」ダイアログ・ボックスを閉じます。
リポジトリーを選択したリストから除去するには、選択をクリアします。 リストからリポジトリーを削除するには、リポジトリーを選択して、「リポジトリーの除去」をクリックします。
リストされているすべてのリポジトリーの選択をクリアするには、「信任状のクリア」をクリックします。