ローカル CD または DVD、あるいはローカル・ダウンロード・イメージから製品コンポーネントをインストールする場合には、この作業を実行します。
ブローカー・コンポーネントのインストールのためのセキュリティー要件をセットアップするには、root としてログインする必要があります。 この後のインストールは、root 権限のないユーザーにより実行できます。
mkdir /cdbroker
ここで、/cdbroker はマウント・ポイントです。mount -r -v cdrfs /dev/cd0 /cdbroker
ここで、/dev/cd0 は CD デバイス、/cdbroker はマウント・ポイントです。HP-Itanium の CD は、Rockridge 拡張が使用可能な ISO 9660 フォーマットです。 ボリューム管理ソフトウェアを使用中であれば、CD を CD ドライブに挿入すると自動的に CD のマウントが行われます。 あるいは、以下の手順に説明されているとおりに、CD をマウントすることができます。
CD が不適切にマウントされた場合には、一部のファイルを読み取ることができず、インストールは失敗して、壊れたディレクトリーが残ります。 Rockridge 拡張を使用可能にして CD をマウントする必要があります。
ブローカー・コンポーネントをインストールするためのセキュリティー要件をセットアップするには、root レベルの権限が必要です。 この後のインストールは、root 権限のないユーザーにより実行できます。
mkdir /cdbroker
chmod 775 /cdbroker
ここで、/cdbroker はマウント・ポイントです。mount -F cdfs /dev/dsk/device /cdbroker
ここで、/device は CD デバイス (例えば /c0t0d0)、/cdbroker はマウント・ポイントです。ブローカー・コンポーネントをインストールするためのセキュリティー要件をセットアップするには、root レベルの権限が必要です。 この後のインストールは、root 権限のないユーザーにより実行できます。
mkdir /dvdbroker
ここで、/dvdbroker はマウント・ポイントです。mount -o ro -t iso9660 /dev/dvdrom /dvdbroker
ここで、/dev/dvdrom は DVD デバイスの名前 (例えば /dev/hdc)、/dvdbroker はマウント・ポイントです。
ブローカー・コンポーネントをインストールするためのセキュリティー要件をセットアップするには、root レベルの権限が必要です。 この後のインストールは、root 権限のないユーザーにより実行できます。
mkdir /cdbroker
ここで、/cdbroker はマウント・ポイントです。mount -o ro -t iso9660 /dev/cdrom /cdbroker
ここで、/dev/cdrom は CD デバイスの名前 (例えば /dev/hdc)、/cdbroker はマウント・ポイントです。
ブローカー・コンポーネントをインストールするためのセキュリティー要件をセットアップするには、root レベルの権限が必要です。 この後のインストールは、root 権限のないユーザーにより実行できます。
/usr/bin/ps -ef | /bin/grep vold
ボリューム・マネージャーが稼働している場合には、
CD は自動的に /cdrom/vol_label にマウントされます。ここで、vol_label は現行 CD のボリューム・ラベルです。
例えば、Runtime Disk 1 の場合は wmb6_sol です。mkdir -p /cdbroker
mount -F hsfs -o ro /dev/dsk/cdrom /cdbroker
ここで、/dev/dsk/cdrom は CD の場所 (例えば c0t0d0)、/cdbroker はマウント・ポイント・ディレクトリーです。 コマンド iostat -En を使用して、CD がどこに配置されているかを確認します。 あるいは、volcheck コマンドを使用して、CD デバイスを自動的にマウントします。