ブローカーの特性を定義するプロパティーや、メッセージ・フローなどの関連リソースのプロパティーを表示して変更できます。
- ブローカー・プロパティー
- 各ブローカーには一連のプロパティーがあり、それらのプロパティーによってブローカーの特性を定義して制御できます。
- 一部のブローカー・プロパティーは、mqsicreatebroker コマンドによってブローカーを作成するときにのみ設定できます。関連するキュー・マネージャーなどはその例です。
- mqsichangebroker コマンドによって変更できるブローカー・プロパティーもあります。構成要求の処理のタイムアウト値などはその例です。
- mqsireportbroker コマンドを使用すれば、すべてのブローカー・プロパティーを表示できます。
- メッセージ・フロー・ノードで実行する ESQL や Java™ のプログラムからアクセスできるブローカー・プロパティーもあります。
これらのオプションについての詳細は、ブローカー・プロパティーを参照してください。
- ノード・プロパティー
- あらかじめ用意されている組み込みノードには、構成可能なプロパティーが少なくとも 1 つ存在します。必須のプロパティーもあれば、任意指定のプロパティーもあります。
メッセージ・フローにノードを追加するときに各ノードのプロパティーを設定できますが、さらに以下のような構成技法を使用することも可能です。
- メッセージ・フローのレベルでプロパティーを設定できるように、プロパティーをプロモートできます。 この技法の詳細やメリットについては、プロモートされたプロパティーを参照してください。
- メッセージ・フローをデプロイメント用の BAR ファイルに追加するときに、プロパティーを構成することもできます。 各ノードに関する説明の中で、その方法で使用できるノード・プロパティーのサブセットを取り上げています。 詳しくは、構成可能プロパティーの編集を参照してください。
ノード・プロパティーについては、メッセージ・フロー・ノードを参照してください。
- ユーザー定義プロパティー
- メッセージ・フローを作成するときに、独自のプロパティーを作成することもできます。その種のプロパティーには、メッセージ・フロー・ノードで実行する ESQL や Java のプログラムからアクセスできます。 詳細については、ユーザー定義プロパティーを参照してください。
- 構成可能サービスのプロパティー
- メッセージ・フローの処理オプションを強化するために用意されている構成可能サービスの一部のプロパティーは、変更が可能です。
例えば、SAP などのエンタープライズ情報システムと通信するための構成可能サービスが用意されています。
- 組み込みの構成可能サービスの変種として独自の構成可能サービスを作成し、追加のオプションを用意することもできます。
- 詳細については、構成可能サービスを参照してください。