DFDL の注釈

注釈は、データの物理形式を記述します。

次の基本的な注釈が、この DFDL の実装で利用できます。
注釈 利用するコンポーネント 目的
dfdl:element xs:element、xs:element 参照 xs:element および xs:element 参照の DFDL プロパティーを含みます。
dfdl:choice xs:choice xs:choice の DFDL プロパティーが含まれます。
dfdl:sequence xs:sequence xs:sequence の DFDL プロパティーが含まれます。
dfdl:group xs:group 参照 xs:sequence または xs:choice を含むグループ定義への xs:group 参照の DFDL プロパティーが含まれます。
dfdl:simpleType xs:simpleType xs:simpleType の DFDL プロパティーが含まれます。
dfdl:format xs:schema、dfdl:defineFormat 複数の DFDL スキーマ・コンポーネントで使用可能な DFDL プロパティーのセットが含まれます。 xs:schema で直接使用すると、プロパティー値は DFDL スキーマのすべてのコンポーネントでデフォルトの役割を果たします。
dfdl:defineFormat xs:schema 子の dfdl:format 注釈内に含まれる DFDL プロパティーのセットに名前を関連付けることによって、再使用可能なデータ・フォーマットを定義します。名前は dfdl:ref を使用して、複数の DFDL スキーマのコンポーネント上の DFDL の注釈から参照できます。
次の拡張された注釈が、この DFDL の実装で利用できます。
注釈 利用するコンポーネント 目的
dfdl:assert xs:element、 xs:choice、xs:sequence xs:group データが正しい形式であることを確認するために使用するテストを定義します。 データの構文解析時にのみ使用されます。
dfdl:discriminator xs:element、 xs:choice、xs:sequence、xs:group 選択の分岐やオプション・エレメントなどの不確実性ポイントを解決する場合に使用するテストを定義します。 構文解析時にのみ使用されます。
dfdl:escapeScheme dfdl:defineEscapeScheme どの引用符とエスケープ文字を指定できるかによってスキームを定義します。 これは区切り文字で区切られているテキスト形式で使用します。
dfdl:defineEscapeScheme xs:schema 指定された、再使用可能なエスケープ・スキームを定義します。 名前は複数の DFDL スキーマのコンポーネント上の DFDL の注釈から参照できます。
次の拡張された注釈は、この実装では利用できません。
注釈
dfdl:hidden
dfdl:defineVariable
dfdl:newVariableInstance
dfdl:setVariable
Copyright IBM Corporation 2011Copyright IBM Corporation 2011.

参照トピック参照トピック | バージョン 1.0 | df20083_