WebSphere® Message Broker は、実行したアクションの結果について報告するため、製品固有の多数のログに情報を書き込みます。
Eclipse エラー・ログは、Eclipse またはユーザー定義拡張機能に関連付けられたコードから内部エラーを取り込みます。 開発時に生じた可能性のある例外については、実行時にこのログを確認してください。 エラーはトリガーされると、「プラグイン開発」パースペクティブの「エラー・ログ」ビューに追加されるので、各々をダブルクリックすれば詳細を調べることができます。 エントリーは逆の日時順、つまり新しい順でソートされます。 「プロパティー」ビューを開いてエントリーの詳細を参照できます。 そして、すべてのエラーを修正した後、このビューを消去できますが、個々のエラーの消去はできません。
いくつかのエラーは階層、つまり、複雑な問題の一般エントリーに続いて個々の問題を詳細にリストする、多数の子エントリーが表示される場合があります。
「エラー・ログ」ビューに表示されるものと同じ情報が、ワークスペースの .metadata ディレクトリーにある .log ファイルに保管されます。 ワークスペース・ディレクトリーのデフォルト場所は、以下のようにご使用のオペレーティング・システムによって異なります。
Eclipse エラー・ログには、特定のWebSphere Message Broker Toolkit セッションで作業するユーザー ID によって生成されるエラーだけが表示されます。
ブローカー・管理ログ情報は管理ログに書き込まれます。 このログはブローカーによって保管および管理されます。 管理ログには、ブローカーで発生したイベントに関するメッセージ (デプロイメントの結果やブローカー・プロパティーの変更など) が表示されます。 メッセージは、通知、エラー、または警告になります。 「管理ログ」ビューのメッセージは、WebSphere Message Broker Explorer と、WebSphere Message Broker Toolkit のデプロイメント・ログで表示できます。
アクティビティー・ログ情報は、WebSphere Message Broker Explorer の「アクティビティー・ログ」ビューに表示され、メッセージ・フローおよび関連する外部リソース内の最近のアクティビティーに関するメッセージを表示します。 これらのメッセージは、メッセージ・フロー内で発生したエラー (外部リソースへの接続が切断されたなど) に関する早期情報を提供します。 アクティビティー・ログ の使用を参照してください。
タグ付き/区切りストリング (TDS) 物理フォーマット・メッセージを使用するとき、プロパティーの値の設定に適用される いくつかの規則に従う必要があります。 これらの規則はデプロイの時点で検査され、不整合が見つかった場合、エラー・メッセージ BIP1836 がWebSphere Message Broker Toolkit に表示されます。 エラーの詳細については、install_dir/log ディレクトリーにある TDS.log ファイルに書き込まれます。
TDS 物理フォーマット・プロパティーに関する規則の詳細については、メッセージ・セット: TDS メッセージ・モデルの完全性を参照してください。