WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

アクセス制御リスト (ACL) のマイグレーション - パブリッシュ/サブスクライブ

パブリッシュ/サブスクライブ構成データを WebSphere® Message Broker バージョン 6.1 から WebSphere MQ にマイグレーションする機能によって、提案されているセキュリティー・コマンドが含まれるファイルが生成され、必要に応じてトピック・オブジェクトが作成されます。

WebSphere Message Broker バージョン 6.1 の場合、デフォルトの振る舞いでは、ACL によって明示的にアクセスが制限されていない限り、すべてのユーザー ID がすべてのトピックに対するアクセス権限を持っています。 WebSphere MQ の場合、デフォルトの振る舞いでは、ACL によって明示的にアクセスが許可されていない限り、ユーザー ID がどのトピックにもアクセス権限を持っていないため、明示的にアクセスを制限することができません。 セキュリティー・アプローチにおいてこの相違点があるため、マイグレーション・プロセスによって WebSphere Message Broker バージョン 6.1 の ACL を WebSphere MQ キュー・マネージャーに直接マイグレーションすることはできません。

マイグレーションのリハーサルまたは初期段階で、アクセスを拒否する ACL 項目が検出されると、そのプロセスで WebSphere MQ の同等コマンドを生成できなくなります。 その代わりに、セキュリティー・コマンド・ファイルでその点が報告され、ACL のマイグレーションを手動で実行する必要があるということが示されます。

以下のいずれかを変更できます。

WebSphere Message Broker バージョン 6.1 ではトピック・ツリーを定義することができますが、トピック・ツリー内の個々のトピックの特定の属性を設定することはできません。 WebSphere MQ はトピック・オブジェクトの概念をサポートしているので、トピックのデフォルト以外の特定の属性を設定できます。 アクセス制御リストは、トピック・オブジェクトのプロパティーです。 マイグレーションの初期段階では、トピック・オブジェクトが推測に基づいて作成されます。つまり、ブローカーで定義されている ACL 項目を基に、そのトピック・オブジェクトに対応する ACL を作成するためのセキュリティー・コマンドが後ほど実行されるという想定に基づいて、トピック・オブジェクトが作成されます。 必要なセキュリティー設定を解決すると、不要なトピック・オブジェクトを削除する必要がある場合があります。

特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2014Copyright IBM Corporation 1999, 2014.

        
        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:49:29


概念トピック概念トピック | バージョン 8.0.0.5 | bq13090_