WebSphere® Message Broker コンソールまたは WebSphere Message Broker Explorer を使用して、実行時にサブフローのバージョンを確認できます。
このタスクについて
開発フェーズでサブフローのバージョンを定義した方法に応じて、実行時にサブフローのバージョンを確認するオプションが異なります。
- Passthrough ノードの「ラベル」プロパティーでキーワードを定義した場合は、WebSphere Message Broker コンソールまたは WebSphere Message Broker Explorer を使用できます。
- ノード名としてキーワードを指定して Passthrough ノードをサブフローに追加した場合は、WebSphere Message Broker コンソールまたは WebSphere Message Broker Explorer を使用できます。
- サブフローの「バージョン」プロパティーを設定した場合は、WebSphere Message Broker Explorer を使用してサブフロー・バージョンを確認できます。
表 1. 実行時にサブフローのバージョンを確認できる WebSphere Message Broker コンポーネントの要約開発時にバージョンを定義した方法 |
WebSphere Message Broker コンソール |
WebSphere Message Broker Explorer |
WebSphere Message Broker Toolkit |
キーワードの使用 |
x |
x |
ランタイムでのバージョンの確認は不可。 |
.subflow ファイルとして作成されるサブフローの「バージョン」プロパティーを設定 |
ランタイムでのバージョンの確認は不可。 |
x |
ランタイムでのバージョンの確認は不可。 |
.msgflow ファイルとして作成されるサブフローの「バージョン」プロパティーを設定 |
ランタイムでのバージョンの確認は不可。 |
x |
x |
手順
実行時にサブフローのバージョンを確認するには、以下のいずれかのオプションを選択します。
- WebSphere Message Broker コンソールで、mqsireadbar コマンドを実行します。このコマンドは、ブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに保管されているプロパティーを読み取ります。
以下の構文を使用して、コマンドを実行します。
mqsireadbar -b your BAR file name
ここで、「your BAR file name」は、ランタイムにデプロイするために作成した BAR ファイルの名前です。
- WebSphere Message Broker Explorer で、サブフローをダブルクリックします。「MQ エクスプローラー - コンテンツ」タブが開き、「プロパティー QuickView」が表示されます。