WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

指定の開始時刻後に複数回メッセージを送信する

TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、指定された開始時間の後に、複数回メッセージを メッセージ・フロー に送信します。

目的

TimeoutControl および TimeoutNotification ノードを使用して、 17:00 時にメッセージを メッセージ・フロー に送信してから、 メッセージが 10 回送信されるまで 5 分ごとにメッセージを再送信します。

フローの説明

この図は、TimeoutControl を介して渡されるタイムアウト要求メッセージを示しています。その説明が前後の本文にあります。

この図は、TimeoutControl ノードを経由するタイムアウト要求を含むメッセージのパスを示しています。 その後、TimeoutControl ノードと一致する ID を持つ TimeoutNotification ノードが、タイムアウト要求を処理します。 この図はタイムアウト要求の処理後に TimeoutNotification ノードによって生成されるメッセージも示しています。

TimeoutControl ノードがメッセージを受け取るとき、 メッセージのタイムアウト要求セクションに以下の値が設定されています。
  • 「アクション」SET に設定
  • 「開始時刻」17:00 に設定
  • 「インターバル」300 に設定
  • 「カウント」10 に設定

TimeoutControl ノードはタイムアウト要求を妥当性検査します。 明示的に定義されていないプロパティーについては、デフォルト値が想定されます。 その後、元のメッセージがメッセージ・フロー内の次のノードに送られます。 要求が有効であれば、TimeoutControl ノードと同じ 固有 ID を 持つ TimeoutNotification ノードは、17:00 にメッセージのコピーを メッセージ・フロー に伝搬します。 メッセージは、300 秒のインターバル後の 17:05 に、そしてタイムアウト要求の「カウント」値で指定したように 10 回送信されるまで、300 秒ごとに再送信されます。

このタイプの メッセージ・フロー を構築する方法について詳しくは、以下のサンプルを参照してください。

サンプルに関する情報は、WebSphere® Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センター、またはオンライン・インフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 サンプルは、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ実行できます。

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        最終更新: 2015-02-28 17:45:47


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