WBI JDBC Adapter マイグレーションのサンプルを実行するには、3 つの表と 1 つの ODBC 定義を持つデータベースが必要です。 データベースにアクセスするには、ユーザー ID とパスワードを使用してブローカーを構成する必要があります。
サンプル環境では、3 つのデータベース表には、顧客、アドレス、および送り状に関する情報が含まれます。 「顧客」行が「アドレス」行を参照し、「送り状」行が「顧客」行を参照するように外部キーが定義されます。 任意の表に対する変更が IBM_EVENTS 表に保管されるようにトリガーが定義されます。
データベース表をセットアップするには、以下のタスクを実行します。
ご使用のデータベース・マネージャーに該当する手順に従ってください。
ブローカーのデータベース環境をセットアップするには、以下のタスクを実行します。
詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『 データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。
mqsisetdbparms コマンドを使用して、ブローカーが DBINPUT データ・ソースで使用できるユーザー ID とパスワードを指定します。このユーザー ID は、前のステップでデータベースを作成したときに使用したユーザー ID と同じでなければなりません。 このユーザー ID によってデータベース・スキーマ名が決まり、ブローカーは表へのアクセス時にこの同じユーザー ID を使用する必要があります。 たとえば、ユーザー ID が USERID である場合、CUSTOMER 表名の完全修飾名は USERID.CUSTOMER です。
mqsisetdbparms MB8BROKER -n DBINPUT -u <user ID> -p <password>
mqsireload MB8BROKER -e AdapterMigration