WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

デバッグ: ソース・コードのステップスルー

ESQL コードまたは Java™ コードを含むノードの入り口に設定されたブレークポイントでメッセージ・フロー処理が一時停止したとき、コードをステップスルーできます。

始める前に:

メッセージ・フローに 1 つ以上のブレークポイントを追加します。 フロー・デバッガー内でのブレークポイントの追加を参照してください。

ESQL コードまたは Java コードを含むことができるノードは、フロー・デバッガーの概要にリストされています。 以下のようにして、ブレークポイントを適切に追加します。
  • ESQL コードの場合、ESQL コード内にブレークポイントを追加します。
  • Java コードの場合、Java コード内にブレークポイントを追加します。

ソース・コードをステップスルーするには、以下のようにします。

  1. 「デバッグ」パースペクティブに切り替えます。
  2. ソース・コードにステップイントゥします。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ソース・コードのステップイントゥ」コードへのステップイントゥをクリックします。
    • またはフロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップイントゥ」ステップイントゥをクリックします。
  3. ESQL コードまたは Java コード内のブレークポイントでメッセージ・フロー処理が一時停止したとき、ソース・コードを 1 行ずつステップスルーできます。 このステップは必要に応じて何度でも繰り返します。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ステップオーバー」ステップオーバーをクリックします。
    • または、フロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップオーバー」ステップオーバーをクリックします。
    ソース・コードの 1 つの行が実行され、フローがコードの次の行で一時停止します。 ノードに含まれているコードのタイプによって、ここで何が行えるかが決まります。 以下を参照してください。

    ステップオーバーしたときにデバッガーがコードの最終行よりも前で一時停止している場合、コードの最終行が実行され、メッセージ・フロー処理は、現行メッセージの論理処理内の次のブレークポイントまで続行されます。 フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

  4. 最後のブレークポイントの前にコードの参照が完了している場合は、メッセージ・フローの処理を続行できます。 「デバッグ」ビューで、以下のようにします。
    • ツールバーにある「ステップ・リターン」ステップ・リターンをクリックします。
    • またはフロー・スタック・フレームを右クリックして、「ステップ・リターン」ステップ・リターンをクリックします。
    ソース・コードは現行のブレークポイントから完了するまで実行し、メッセージ・フロー処理は現行メッセージの論理処理内に設定された次のブレークポイントまで継続します。 フロー・インスタンスを一時停止できる使用可能なブレークポイントがそれ以上ない場合、処理は実行されて完了し、フロー・インスタンスは「デバッグ」ビューから除去されます。

次に行う事柄:

このメッセージ・フローのデバッグが完了したら、ブレークポイントを除去するか、またはデバッグ・セッションを終了できます。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:09


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