JD Edwards アプリケーションと対話するには、外部ソフトウェア依存関係を取得し、「アダプター接続」ウィザードを実行して、メッセージ・フローを作成してから、関連リソースをデプロイします。
始める前に:JD Edwards 管理者から以下の情報を収集します。「アダプター接続」ウィザードを実行するときに、この情報が必要になります。
- JD Edwards EnterpriseOne 環境名
- JD Edwards ユーザー名
- JD Edwards パスワード
- ユーザー名に関連付けられている役割
JD Edwards システムでオブジェクトを検索するには、「アダプター接続」ウィザードを使用して、ビジネス機能や XML リストを検出する照会を実行します。 使用可能なビジネス機能ライブラリーまたは XML リスト表については、JD Edwards の管理者にお問い合わせください。 このウィザードを完了するには、照会で指定するテーブル・タイプと属性を把握している必要があります。
詳しくは、
『「アダプター接続」ウィザードの JD Edwards 接続のプロパティー』を参照してください。
「アダプター接続」ウィザードでシステム接続情報を入力するために以下の情報が必要です。 この情報は、外部の
JD Edwards リソース・ファイルに含まれている
jdbj.ini ファイルにあります。
[JDBj-BOOTSTRAP SESSION]
user=user
password=***
environment=JDEenv
role=*ALL
DB2® データベースへの接続
DB2 データベースに接続する場合、
DB2 に必要な JDBC ドライバーファイルは、JDBC ドライバー・ファイル表 (
JD Edwards EnterpriseOne の外部ソフトウェア依存関係の追加を参照) で見つけることができます。
jdbj.ini ファイルには、以下のサンプル・エントリーが含まれています。これは、
JD Edwards 管理者によって構成されています。
[JDBj-BOOTSTRAP DATA SOURCE]
databaseType=W
[JDBj-JDBC DRIVERS]
UDB=COM.ibm.db2.jdbc.app.DB2Driver
Connecting
to an Oracle database
Oracle データベースに接続する場合、Oracle に必要な JDBC ドライバーファイルは、JDBC ドライバー・ファイル表 (
JD Edwards EnterpriseOne の外部ソフトウェア依存関係の追加を参照) で見つけることができます。
jdbj.ini ファイルには、以下のサンプル・エントリーが含まれています。これは、
JD Edwards 管理者によって構成されています。
[JDBj-JDBC DRIVERS]
ORACLE=oracle.jdbc.driver.OracleDriver
[JDBj-ORACLE]
tns=tnsnames.ora
JD Edwards アプリケーションに接続するためには、JD Edwards アダプターに特定のファイルおよびライブラリーが必要です。 これらのファイルを保管して、「アダプター接続」ウィザードがアクセスできるようにする必要があります。 このウィザードは、アダプター・コンポーネントやメッセージ・フローといった、さまざまなリソースを作成します。 ウィザードを完了すると、メッセージ・フローを作成して JD Edwards アプリケーションとの対話を定義し、その後関連リソースをデプロイできるようになります。
- ソフトウェア依存関係を取得するには、JD Edwards EnterpriseOne の外部ソフトウェア依存関係の追加の説明に従います。
- 「アダプター接続」ウィザードを使用して JD Edwards に接続し、メッセージ・フローを作成するには、「アダプター接続」ウィザードを使用した EIS への接続の説明に従います。
- メッセージ・フローを作成して、JD Edwards アプリケーションとの対話を定義します。
- WebSphere Adapters を使用してメッセージ・フローをデプロイするで説明されているように、適切なリソースをデプロイします。
- オプション: JD Edwards アダプターの接続の詳細を変更するには、JD Edwards アダプターの接続詳細の変更を参照してください。