Graphical Data Mapping Retail サンプルの実行
Graphical Data Mapping Retail サンプルには、1 つのメッセージ・フローと複数のメッセージ変換が含まれています。これらはグラフィカル・データ・マッピングを使用して実装されます。メッセージは、現行メッセージ内のパラメーターを使用して、データベースから取得されたデータで内容が充実されています。
GraphicalDataMappingRetailSample メッセージ・フローの実行方法
このシナリオでは、TLOG 業界標準ではなく、個別のプロダクト・サンプルを使用できる単純化された販売データ・フィードを使用します。このシナリオでは、メッセージ・フローで、データベース・ルックアップおよびメッセージ変換を使用することによってメッセージの内容が充実され、1 つの入力メッセージから複数の出力メッセージが作成されます。
- メッセージ・ブローカー・プロジェクト GraphicalDataMappingRetailSampleApplication で、「フロー・テスト」の下の GraphicalDataMappingRetailSampleFlow.mbtest を開きます。
これには、店舗販売情報を含む XML 入力メッセージが含まれています。
- 「メッセージの送信」をクリックして、GDMRETAILIN という名前の Store Sales In MQInput ノード・キューにメッセージを入れます。
- 入力メッセージが XML LoyaltySalesData メッセージに変換された後、MQOutput ノードによってロイヤルティー販売キューに入れられます。
- StockOrder Mapping ノードにより、StockOrderBatch メッセージ内の StockOrder エレメントごとに 1 つずつ CSV StockOrder メッセージが生成されます。
その後、それらのメッセージが出力ファイルに、それぞれ別個の行として書き込まれます。
このファイルは、データベースのセットアップ中に MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY 環境変数に指定されたフォルダーに保管されます (『データベースのセットアップ』を参照)。
以下に例を示します。
- Windows の場合: c:\MQSIFileOutput
- Linux の場合: /tmp/MQSIFileOutput
各ファイルの名前は、Batched Depot Stock Updates ノードによって、固有値に設定されます。
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