WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

マルチインスタンス・ブローカーの削除

マルチインスタンス・ブローカーの削除方法。

マルチインスタンス・メッセージ・ブローカーとその関連インスタンスを削除するときには、その削除の順序が重要になります。 さらに、プロセスの各手順で正しいコマンドを使用することも必要です。

ブローカー自体を削除しようとする前に、mqsiremovebrokerinstance コマンドを使用してすべてのブローカー・インスタンスを削除するのが理想です。 このコマンドを実行すると、ブローカー・インスタンスに対するすべてのローカル参照が除去されますが、共有作業パス (mqsicreatebroker コマンドと mqsiaddbrokerinstance コマンドの -e オプションで指定したパス) にあるマルチインスタンス・ブローカーの共有構成には影響しません。

mqsiremovebrokerinstance コマンドを待機モードのブローカー・インスタンスに対して実行することはできない点に注意してください。 このコマンドを実行する前に、アクティブなブローカー・インスタンスを停止してください。

ここで、mqsideletebroker コマンドを使用して、マルチインスタンス・ブローカーを除去します。 このプロセスを実行すると、ローカル作業パスと共有作業パスの両方でブローカーに対する参照がすべて除去されます。

間違ってブローカー・インスタンスを除去してしまった場合は、mqsiaddbrokerinstance コマンドを使用してそのブローカー・インスタンスを再作成できます (ただし、mqsideletebroker コマンドを使用してブローカーを削除していないことが条件です)。

関連するブローカー・インスタンスを除去する前に、mqsideletebroker コマンドを使用してマルチインスタンス・ブローカーを除去した場合は、それらのブローカー・インスタンスを開始できなくなります。

この状態を元の状態に復旧するには、mqsicreatebroker コマンドの -e オプションに元の共有作業パスの場所を指定して、マルチインスタンス・ブローカーを再作成します。

以下の手順は、マルチインスタンス・ブローカーの 削除方法の概要を示しています。

  1. クライアント・ノード A で、マルチインスタンス・ブローカー MB1 を停止します。
  2. クライアント・ノード B で、マルチインスタンス・ブローカー MB1 を停止します。
  3. クライアント・ノード B で、ブローカー・インスタンス MB1 を除去します。 そのためには、次のコマンドを使用します。
     -mqsiremovebrokerinstance MB1 
    詳細は、mqsiremovebrokerinstance コマンドを参照してください。
  4. クライアント・ノード A で、ブローカー MB1 を除去します。 そのためには、次のコマンドを使用します。
     -mqsideletebroker MB1 
    詳細は、mqsideletebroker コマンドを参照してください。

    mqsicreatebroker コマンドを使用して作成したメイン・ブローカーを除去する前に、 mqsiaddbrokerinstance コマンドを使用して 作成したブローカー・インスタンスを除去する必要がある点に注意してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:00


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