DB2 のセットアップ

この説明では、DB2 Universal Database を使用していることを前提とし、以下のタスクを順番に説明していきます。

DATAWAREHOUSE 表を作成してそれにアクセスする際には、以下の問題に注意してください。

以下のステップを実行します。

  1. テキスト・エディターで新しい文書を開き、USERDB データベースを作成し BIND ユーティリティーを実行する以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を datawarehouse1.sql として、そのファイルを保存します。
  2. DB2 コマンド・ウィンドウで以下のコマンドを入力して、DB2 が開始されていることを確認します。
    db2start
  3. DB2 コマンド・ウィンドウで、datawarehouse1.sql が入っているフォルダーにナビゲートして、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf datawarehouse1.sql
  4. テキスト・エディターで新しい文書を開き、DATAWAREHOUSE 表を作成する以下のスクリプトをコピーしてテキスト・エディターでその文書に貼り付け、ファイル名を datawarehouse2.sql として、そのファイルを保存します。
    CONNECT TO USERDB
    DROP TABLE DATAWAREHOUSE
    CREATE TABLE DATAWAREHOUSE ( MESSAGEDATA BLOB  (1 M )  NOT NULL , PUTTIMESTAMP TIMESTAMP  NOT NULL , DBINSERTTIMESTAMP TIMESTAMP  NOT NULL  WITH DEFAULT CURRENT_TIMESTAMP )
    TERMINATE
          
  5. DB2 コマンド・ウィンドウで、datawarehouse2.sql が入っているフォルダーにナビゲートして、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf datawarehouse2.sql

    スクリプトの実行が終了するまで待ちます。 初めてスクリプトを実行する場合は、以下のメッセージが表示されます (DB2ADMIN はご使用のユーザー名)。

    DB21034E コマンドが、有効なコマンド行プロセッサー・コマンドでないため、SQL ステートメントとして処理されました。
    SQL 処理中に、以下のコマンドが返されました。
    SQL0204N "DB2ADMIN.DATAWAREHOUSE" は未定義の名前です。
    SQLSTATE=42704
    メッセージを無視します。メッセージが表示される理由は、スクリプトは DATAWAREHOUSE という既存の表を新規表の作成前に除去しようとしますが、これまでスクリプトを実行したことがない場合は、スクリプトが既存の表を検出できないからです。
  6. データ・ソース名 (DSN) として USERDB を指定して、USERDB データベースの ODBC 定義を作成します。

    詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『 データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

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