パターン・ユーザーがユーザー定義パターンのインスタンスを生成するときにプロジェクトが作成されるかどうかを制御するために、パターン・パラメーターの値を使用します。
XPath 式を使用することにより、ユーザー定義パターンでのソース・ファイルとして選択されたプロジェクトが作成されるかどうかを制御できます。
XPath 関数についての情報を含む XPath 参照情報は、
W3C XPath 1.0 Specificationを参照してください。
- XPath 1.0 仕様の関数に加えて、pp:getValue() 関数が含まれています。 pp:getValue() 関数はパターン・パラメーターのパラメーター ID を入力として受け入れ、そのパターン・パラメーターの値を戻します。 パターン・パラメーターのパラメーター ID を確認するには、次のようにします。
- パターン・オーサリング・エディターの「パターン構成」タブで、パラメーターをダブルクリックするか、パラメーターを選択して「編集」をクリックします。 「パラメーターの編集」ウィンドウが開きます。
- 「変換」タブをクリックします。 パターン・パラメーターのパラメーター ID が、「パターン・パラメーター」表の「パラメーター ID」列に表示されます。
- パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを生成する際には、Java™ および PHP コード (パターン・インスタンスの変更を目的に追加されている) の前に、変換式が処理されます。 パターン・パラメーターの変換は、次のような順序で処理されます。
- XPath 変換式のあるそれぞれのパラメーターが評価されます。
- 評価の結果を使用して、XPath 変換式のある各パラメーターの値が更新され、パターン・ユーザーによる入力値が上書きされます。
- 各パラメーターは、パターン・オーサリング・エディターの「パターン構成」タブにリストされている順番で (上から下に) 評価されます。
XPath 式を使用してプロジェクト作成を制御するには、次のようにします。
- パターン・オーサリング・エディターを開きます。
- 「ソース」タブの「ソース・ファイルの選択」セクションで、制御の対象となるプロジェクトをダブルクリックするか、プロジェクトを選択して「編集」をクリックします。 「プロジェクトの編集」ウィンドウが開きます。
- 「作成」タブをクリックします。 選択したプロジェクトに関する XPath 式を次のように作成します。
- 関数を選択するには、次のようにします。
- 「関数」セクションの「ブール」、「番号」、「パターン」、または「ストリング」を展開して、関数をクリックします。 「関数名」フィールドに関数が表示されます。
- 「使用」をクリックします。 関数が「式」フィールドのカーソル位置に挿入されます。
- 演算子を選択するには、次のようにします。
- 「演算子」セクションで 1 つの演算子をクリックします。 「演算子」フィールドにその演算子が表示されます。
- 「使用」をクリックします。 演算子が「式」フィールドのカーソル位置に挿入されます。
- パターン・パラメーターを選択するには、次のようにします。
- 「パターン・パラメーター」表の中で 1 つのパターン・パラメーターをクリックします。 「パターン・パラメーター」表の「パラメーター ID」列に表示されている、選択したパラメーターに関するパラメーター ID が、「パラメーター ID」フィールドに表示されます。
表タイプを使用するパターン・パラメーターは選択できません。
- 「使用」をクリックします。 パラメーター ID が「式」フィールドのカーソル位置に挿入されます。
- さらに、「式」フィールドで式を直接編集することもできます。
- 必要に応じてステップ 3 の操作を繰り返して、XPath 式を作成します。
- この時点で、式をテストするかどうかを選択できます。
- 式をテストするには、プロジェクト作成式のテストを参照してください。
- テストせずに式を受け入れるには、「OK」をクリックします。
「プロジェクトの編集」ウィンドウが閉じます。