.NETCompute ノードのサンプルのデプロイメントの準備
このサンプルのユーザーが Microsoft Visual Studio 2010 を持っていないときのために、ビルド済みの .NET アセンブリー・ファイルがランタイム WebSphere Message Broker インストールで提供されています。
デフォルトのインストール・パスを選択した場合、このフォルダーは C:\Program Files\IBM\MQSI\8.0.0.0\sample\DotNet\cs にあります。
.NETCompute ノードのサンプルをデプロイする前に、以下の手動のステップを実行してください。
- ビルド済みの .NET アセンブリー・ファイル (SampleDotNetProject.dll) を cs ディレクトリーから、ご使用のランタイム Message Broker のファイル・システム上の任意の場所へコピーします。
開発シナリオでは通常、Message Broker は、Visual Studio によって作成されたアセンブリー・ファイルへ指示されます。
この方法では、Visual Studio でアセンブリーが再ビルドされたときに、Broker の再デプロイを行わなくても、Message Broker が自動的にアセンブリーを再ロード ("ホット・スワップ") できます。
実動シナリオでは通常、.NET アセンブリー・ファイルを見つけるために、Message Broker 構成可能サービスが使用されます。
この状態では、ホット・スワップ機能は、構成可能サービスのプロパティーによってオンまたはオフにできます。
- 任意のディレクトリーにビルド済みの .NET アセンブリー・ファイルをコピーしたら、Message Broker コマンド・コンソール・ウィンドウを使用して、サンプル DotNetApplication の構成可能サービスを作成する必要があります。
この構成可能サービスにより、.NETCompute ノードは実行時にアセンブリーを見つけることができます。
構成可能サービスを作成するには、以下のコマンドを実行します。
mqsicreateconfigurableservice MB8BROKER -c DotNetAppDomain -o DotNetApplication
-n "ApplicationBase" -v "C:\chosen_assembly_file_location"
ここで、MB8BROKER はブローカーの名前であり、C:\chosen_assembly_file_location は前のステップで選択したディレクトリーに対応しています。
これで、サンプルをデプロイする準備ができました。