このセクションで説明する XMLNSC オプションは、XMLNSC パーサーによる XML 文書の構文解析に影響を与えます。 それらは XML 出力には影響を与えません。
<parent>
<childElement1>Not mixed content</childElement1>
このテキストは混合内容です。
<childElement2>Not mixed content</childElement2>
</parent>
デフォルトでは、XMLNSC パーサーはすべての混合内容を廃棄します。 入力ノードの「パーサー・オプション」ページで「混合内容の保存」を選択した場合、混合内容はメッセージ・ツリー内に保存されます。 詳細については、XMLNSC: エレメント値および混合内容にある『混合内容を持つエレメント』を参照してください。デフォルトでは、XMLNSC パーサーは入力 XML 内のすべてのコメントを廃棄します。 入力ノードの「パーサー・オプション」ページで「コメントの保存」を選択した場合、コメントはメッセージ・ツリー内に保存されます。 詳細については、XMLNSC: コメントおよび処理命令にある『コメント』を参照してください。
デフォルトでは、XMLNSC パーサーは入力 XML 内のすべての処理命令を廃棄します。 入力ノードの「パーサー・オプション」ページで「処理命令の保存」を選択した場合、処理命令はメッセージ・ツリー内に保存されます。 詳細については、XMLNSC: コメントおよび処理命令にある『処理命令』を参照してください。
デフォルトでは、XMLNSC パーサーは、メッセージ・ツリー内でパーサーが作成するすべてのエレメントと属性値に対して、CHARACTER データ・タイプを使用します。 ただし、XMLNSC パーサーを使用して XML 文書を妥当性検査する場合、入力ノードの「パーサー・オプション」ページで「XML スキーマ・データ・タイプを使用してツリーを構築する」を選択できます。 これにより、その XML スキーマ単純タイプに最もよく一致するメッセージ・ブローカー・データ・タイプに、エレメントと属性値がキャストされます。 XML スキーマのタイプとメッセージ・ブローカーのタイプの正確なマッピングについては、XMLNSC データ・タイプに記載されています。