WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メモリーおよびディスク・スペースの要件

インストールに必要なメモリーおよびディスク・スペースを確認します。

メモリーおよびディスク・スペースの所要量は、インストール・オペレーティング・システム、およびインストール対象の WebSphere® Message Broker コンポーネントその他の製品によって異なります。

分散システム
  • ランタイム操作をサポートするには 512 MB の RAM が必要です (1 MB は約 1 000 000 バイトです)。
  • Linux (x86)Linux (x86-64)、または Windows 上で WebSphere Message Broker Toolkit 操作をサポートするには 512 MB の RAM が必要です。 この仕様は 最小サポート・レベルです。パフォーマンスを改良するには、1 GB を提供してください (1 GB は 約 1 000 000 000 バイトです)。
  • WebSphere Message Broker Explorer をサポートするには 512 MB の RAM が必要です。
  • ディスク・スペース要件は、インストールするコンポーネントと、それらのコンポーネント (例えば WebSphere MQ キューおよび持続メッセージ) に必要なワークスペースによって異なります。

    少なくとも表に示すスペースがコンピューターにあることを確認してください。表には、製品が永続的に求める要件と一時スペースの両方が記載されています。これらの要件が、製品の最新の readme ファイル readme.html で 更新さていないことを確認してください。

    インストール・ディレクトリーと一時スペースが同じパーティションまたはドライブにある場合は、2 つの数値を加算し、十分なスペースが使用可能かどうかを確認してください。 ない場合は、使用可能なストレージを増加させるか、一時スペースの場所またはインストール・ディレクトリーを変更してください。 インストールが完了すると、一時ファイルは削除されます。

    • AIX®HP-UXLinuxSolaris、および Windows システムでは、デフォルトの一時スペース・ディレクトリーは IATEMPDIR システム変数によって指されます。

    インストール・ウィザードには 永続的スペースの要件が表示されますが、 一時スペースの要件は表示されません。インストール・ウィザードに表示される値が下記の表に示す値より大きい場合は、コンピューターに十分なスペースがあることを確認してからインストールを継続してください。

    表 1. ディスク・スペース所要量 (Linux および Windows システム)
    コンポーネント / 製品 Linux (POWER® Linux (x86)1 Linux (x86-64) Linux (System z® Windows 32 ビット1 Windows 64 ビット1
    ブローカー・コンポーネント 820 MB および一時スペースとして 1.6 GB 720 MB および一時スペースとして 1.5 GB 820 MB および一時スペースとして 1.6 GB 750 MB および一時スペースとして 1.5 GB 840 MB および一時スペースとして 1.7 GB 950 MB および一時スペースとして 2 GB
    WebSphere Message Broker Toolkit 使用不可 1.6 GB および一時スペースとして 1.6 GB 1.9 GB および一時スペースとして 220 MB 使用不可 1.6 GB および一時スペースとして 1.6 GB 1.9 GB および一時スペースとして 220 MB
    WebSphere Message Broker Explorer 使用不可 250 MB および一時スペースとして 300 MB 250 MB および一時スペースとして 300 MB 使用不可 200 MB および一時スペースとして 250 MB 200 MB および一時スペースとして 250 MB
    WebSphere Message Broker ODBC Database Extender 90 MB および一時スペースとして 90 MB 80 MB および一時スペースとして 80 MB 75 MB および一時スペースとして 75 MB 80 MB および一時スペースとして 80 MB 使用不可 使用不可
    注:
    1. WebSphere Message Broker Toolkit に必要なスペースには、共用リソース・ディレクトリーおよびパッケージ・グループ・ディレクトリー用のスペースも含まれています。
    表 2. ディスク・スペース所要量 (UNIX)
    コンポーネント / 製品 AIX HP-Itanium Solaris (SPARC) Solaris (x86-64)
    ブローカー・コンポーネント 1 GB および一時スペースとして 2 GB 1.7 GB および一時スペースとして 3.4 GB 1 GB および一時スペースとして 2 GB 1 GB および一時スペースとして 2 GB
    WebSphere Message Broker Toolkit 使用不可 使用不可 使用不可 使用不可
    WebSphere Message Broker Explorer 使用不可 使用不可 使用不可 使用不可
    WebSphere Message Broker ODBC Database Extender 80 MB および一時スペースとして 80 MB 200 MB および一時スペースとして 200 MB 130 MB および一時スペースとして 130 MB 130 MB および一時スペースとして 130 MB
  • ブローカーを作成するコンピューターには、ファイル・システム内のブローカー構成データに最大 60 MB が必要です。
  • メッセージ・フローがアクセスするユーザー・データベースを作成する場合には、コンピューター上にさらに追加のスペースが必要です。
  • いずれか 1 つのコンピューター上に複数のブローカーを作成しようとする場合、追加のメモリーおよびスワップ・スペースが必要となります。 例えば、マイグレーションを完了するために、さまざまなバージョンの複数のブローカーを作成することがあります。 他のアプリケーション用のスペースおよびメモリー要件に加えて、各ブローカーにつき 1 GB の RAM および 1 GB のスワップ・スペースを計画してください。

    ブローカーに対して複雑なメッセージ・フローをデプロイする場合、または多くの異なるタグを含む大規模な (メガバイト数の大きい) メッセージまたは複合メッセージを処理する場合は、上記の数値を大きくすることが必要になります。

z/OS®
詳細をz/OS 上のディスク・スペース所要量 に示します。 WebSphere Message Broker ライブラリー Web ページの「Program Directory for WebSphere Message Broker for z/OS」で DASD ストレージ要件に関するセクションを参照して、この情報に対するより新しい更新がないか調べることも必要です。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:11


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