ファイル・ベースおよびトランザクション・ベースの統合スタイルを橋渡しするために、「WebSphere MQ へのレコード配布: 一方向」
パターンを使用します。
以下のような場合に、このパターンを使用します。
- 多数のトランザクションがローカルまたはリモート・システムからファイルとして受信される場合。
- 以下の理由により、トランザクションを個々のトランザクションとして送信できない場合。
- ファイル・ベースの統合機能だけをサポートするソース・システムの技術上の制約。
- バッチ処理を必要とするビジネス要件。
例えば、1 作業日におけるすべてのトランザクションの収集。
- 既存の作業手法への適合。
例えば、EDI トランザクションを含むファイルの使用。
- 個々のトランザクションを受け入れるようにターゲット・システムが設計されている場合。
このようなシステムは準リアルタイム・システムおよびバッチ・ファイルから入力を受け取る可能性があるため、トランザクション・インターフェースを提供します。
- 1 つ以上のシステムに配布される必要のあるトランザクションを含むバッチ・ファイルがある場合。
- レコードを処理する必要があり、障害が発生した場合にはファイル全体の再処理によって対処できるような場合。
ソリューションとして実装されるメッセージ・フローは、ファイルからレコードを読み取り、ルーティング規則に従って各レコードを WebSphere MQ 宛先にルーティングします。
一致するルーティング規則が見つからない場合は、デフォルト宛先に送ります。