DataCaptureStore 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。
DataCaptureStore 構成可能サービスについては、プロパティー値の変更は即時に有効になります。 実行グループを再始動する必要はありません。
各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス | 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー | プロパティーの説明 |
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DefaultCaptureStore |
backoutQueue |
このプロパティーは、データ・キャプチャーに使用するバックアウト・キューの名前を示します。指定されたデータベースが存在しないなどの理由によって処理不能なメッセージが、このキューに送信されます。 このプロパティーのデフォルト値は SYSTEM.BROKER.DC.BACKOUT です。 キュー SYSTEM.BROKER.DC.BACKOUT が作成されるのは、ブローカーの作成時です。 データ・キャプチャー・ソースがこのデータ・キャプチャー・ストアを参照している場合、backoutQueue が指定されていないと、エラーが発生します。 複数のデータ・キャプチャー・ストアに対して、同じ backoutQueue を指定できます。 |
commitCount |
このプロパティーは、同期点がとられるまでにデータ・キャプチャー・スレッドで処理される入力メッセージの数を示します。 |
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commitIntervalSecs |
このプロパティーは、commitCount プロパティーが 1 より大きいものの、処理済みメッセージの数が commitCount プロパティーの値に達していない場合に、コミットが取られる時間間隔を示します。 |
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dataSourceName |
このプロパティーは、データの記録場所となるデータベースの ODBC 接続定義を示します。このプロパティーにはデフォルト値はなく、設定しないとエラーになります。 |
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egForRecord |
このプロパティーは、記録されるデータを処理するための実行グループを示します。デフォルトでは、値は設定されません。 値を設定しない場合、DataCaptureSource 構成可能サービスがこの DataCaptureStore 構成可能サービスを参照していると、実行時エラーになります。 |
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egForView |
このプロパティーは、データベースから取得して表示するデータを処理するための実行グループを示します。デフォルトでは、値は設定されません。 値を設定しないと、Web 管理サーバーからこのデータ・キャプチャー・ストアにアクセスできなくなります。 データを表示するには、実行グループを開始しなければなりません。 |
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queueName |
このプロパティーは、データがデータベースに記録されるまでに保持されるキューの名前を示します。 このプロパティーのデフォルト値は SYSTEM.BROKER.DC.RECORD です。 キュー SYSTEM.BROKER.DC.RECORD が作成されるのは、ブローカーの作成時です。 複数のキューにまたがる複数のデータ・キャプチャー・ソースのデータを配布するには、このプロパティーの値を変更します。 デフォルト値を使用しない場合、対応するローカル・キューを作成する必要があります。 |
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スキーマ (schema) |
このプロパティーは、データベースに記録する際に使用するデータベース・スキーマ名を示します。このプロパティーのデフォルト値はありません。 このプロパティーを設定しない場合、データベースに応じて、デフォルトのデータベース・スキーマが存在する場合にはそのスキーマが使用され、そうでない場合、スキーマは使用されません。 |
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threadPoolSize |
このプロパティーは、egForRecord 実行グループがモニター・トピック・サブスクリプションを処理するために使用するスレッドの数を示します。デフォルト値は 10 です。 |
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useCoordinatedTransaction |
このプロパティーによって、Windows およびデータベース・リソースにおいて、トランザクションがグローバルに調整されるかどうかが決まります。 デフォルト値は false です。 詳しくは、トランザクションのグローバル整合の構成 (2 フェーズ・コミット)を参照してください。 |