WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

SOAP ノードでのゲートウェイ動作モード

SOAPInputSOAPRequest、および SOAPAsyncRequest の各ノードには、WSDL モードとゲートウェイ・モードの 2 つの動作モードがあります。

ノードが WSDL モードで構成される場合 (デフォルト)、ノードによって実行される Web サービス操作は、ノードを構成する WSDL によって指定されます。 ゲートウェイ・モードでは、メッセージ・フロー内の SOAP ノードが、汎用 SOAP 要求メッセージを以下の 3 つのシナリオで処理します。
プロバイダー・シナリオ
プロバイダー・シナリオでは、WebSphere® Message BrokerSOAPInput ノードを使用して汎用 SOAP/HTTP または SOAP/JMS 要求を受信し、SOAPReply ノードを使用して発信元のクライアントに応答を送信します。 単一の SOAPInput ノードは任意の SOAP 要求メッセージを受信でき、WSDL によっては構成されません。
コンシューマー・シナリオ
コンシューマー・シナリオでは、WebSphere Message Broker は、SOAPRequest ノード、または SOAPAsyncRequest および SOAPAsyncResponse ノードの対を使用して、任意の外部 Web サービス・プロバイダーに SOAP 要求を経路指定できます。 ローカル環境にエンドポイント情報を指定できます。これは、アウトバウンド要求メッセージを送信するために実行時に動的に使用されます。
ファサード・シナリオ
ファサード・シナリオでは、WebSphere Message Broker は異なる複数のクライアントから SOAP 要求を受信して、複数のバックエンドの Web サービス・プロバイダーまたは既存システムのいずれかに経路指定できます。 バックエンドの Web サービス・プロバイダーのエンドポイント情報は、ローカル環境で値を設定することにより、実行時に動的に指定できます。

SOAP ノードは 2 つの異なる動作モードにおいて、動作と構成がそれぞれ異なります。

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        最終更新: 2015-02-28 17:48:30


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