WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

CHANGEIDENTIFIERTIMEOUT 関数

CHANGEIDENTIFIERTIMEOUT 関数は、SOAPInput ノードの応答 ID または HTTPInput ノードの要求 ID に関連付けられたタイムアウト値を変更します。 この関数はブール値を戻して、変更が成功したかどうかを示します。

構文

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>>-CHANGEIDENTIFIERTIMEOUT--(--IdentifierExpression, TimeoutExpression--)-><

この関数は、指定の ID が有効であり、タイムアウトが新しい値に調整されて、その新しい値によって ID がタイムアウトにならない場合に TRUE を戻します。 関数に渡された ID が無効であるか、タイムアウトが調整された後に ID の有効期限が切れた場合に FALSE を戻します。 有効期限が既に切れた ID が関数に渡された場合は、関数が常に FALSE を戻すことに注意してください。 HTTPInput ノードでは、組み込み実行グループ・リスナーに関連付けられた ID だけを関数が処理することに注意してください。

IdentifierExpression パラメーターは BLOB 式であり、有効な応答 ID (SOAPInput ノードの場合) または要求 ID (HTTPInput ノードの場合) に解決される必要があります。 ID は個別のメッセージに固有のものなので、ID に関連付けられたメッセージだけがこの関数の影響を受けます。

TimeoutExpression パラメーターは INTEGER 式であり、ID のタイムアウト値に対して加算または減算する特定の秒数を表します。 正の値を指定すると選択された値だけタイムアウトが延長し、負の値を指定すると選択された値だけタイムアウトが短縮します。 値の 0 を渡すと、ID は変更されずに有効性がテストされます。 ID が無効または期限切れの場合には FALSE が戻され、ID が有効でタイムアウトになっていない場合には TRUE が戻されるためです。

どちらかのパラメーターが NULL の場合は、結果は NULL になります。

以下の例は、指定の SOAP 応答 ID のタイムアウトを 5 秒短縮する方法を示しています。 ID が有効で、タイムアウト期間を変更した後も期限切れにならない場合には、TRUE が戻されます。
ChangeIdentifierTimeout(
  LocalEnvironment.Destination.SOAP.Reply.ReplyIdentifier, -5);
以下の例は、指定の ID のタイムアウトを 30 秒延長する方法を示しています。 ID が有効で、タイムアウト期間を変更した後も期限切れにならない場合には、TRUE が戻されます。
ChangeIdentifierTimeout(myReplyIdentifier, 30);
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:16


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