WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ABAP ハンドラーの作成

ユーザーが開発した IDoc オブジェクト定義は、それぞれにカスタム ABAP ハンドラーを開発することによってサポートする必要があります。

拡張イベント処理インターフェースのために、標準 IDoc またはカスタム IDoc のいずれかを使用することができます。 統合シナリオのためにカスタム IDoc を定義した後に、サポートが必要なビジネス・オブジェクトの各々の操作に対して ABAP ハンドラー (関数モジュール) を作成します。

各関数は、アダプターが呼び出せるように、以下のインターフェースを確実に備えるようにしなければなりません。
*" IMPORTING
*" VALUE(OBJECT_KEY_IN) LIKE /CWLD/LOG_HEADER-OBJ_KEY OPTIONAL
*" VALUE(INPUT_METHOD) LIKE BDWFAP_PAR-INPUTMETHD OPTIONAL
*" VALUE(LOG_NUMBER) LIKE /CWLD/LOG_HEADER-LOG_NR OPTIONAL
*" EXPORTING
*" VALUE(OBJECT_KEY_OUT) LIKE /CWLD/LOG_HEADER-OBJ_KEY
*" VALUE(RETURN_CODE) LIKE /CWLD/RFCRC_STRU-RFCRC
*" VALUE(RETURN_TEXT) LIKE /CWLD/LOG_HEADER-OBJ_KEY
*" TABLES
*" IDOC_DATA STRUCTURE EDID4
*" LOG_INFO STRUCTURE /CWLD/EVENT_INFO 
以下の表では、パラメーターについての情報が提供されます。
表 1. インターフェース・パラメーター
パラメーター 説明
OBJECT_KEY_IN 値はありません。
INPUT_METHOD IDoc をダイアログ内で (つまり Call Transaction によって) 処理する必要があるかどうかを指定します。
指定できる値は以下のとおりです。
  • " " - バックグラウンド (ダイアログなし)
  • "A" - すべての画面を表示する
  • "E" - エラーの生じた画面でダイアログを開始する
  • "N" - デフォルト
LOG_NUMBER ログ番号。
OBJECT_KEY_OUT 呼び出し元のトランザクションから戻されるカスタマー ID。
RETURN_CODE
  • 0 - 成功。
  • 1 - 取り出しに失敗。
  • 2 - 作成、更新、または削除に失敗。
RETURN_TEXT 戻りコードについて説明するメッセージ。
IDOC_DATA IDoc データ・セグメントごとに 1 つの項目を含む表。
以下のフィールドは、インバウンド関数モジュールに関連しています。
  • Docnum - IDoc 番号。
  • Segnam - セグメント名。
  • Sdata - セグメント・データ。
LOG_INFO 成功またはエラー・メッセージのいずれかと共に処理されたイベントについての詳細を含むテーブル。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:39


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