インポートされた DFDL スキーマ・ファイルへの IBM WebSphere(R) Message Broker 注釈の追加

IBM® WebSphere® Message Broker Toolkit の外部で作成された DFDL スキーマ・ファイルをインポートした場合、IBM WebSphere(R) Message Broker で使用するために、必要な DFDL 注釈を追加する必要があります。

始める前に:

IBM WebSphere(R) Message Broker Toolkit の外部で作成された DFDL スキーマ・ファイルを使用する場合、メッセージ・フロー・アプリケーションの開発で DFDL スキーマ・ファイルを使用する前に、必要な IBM WebSphere(R) Message Broker 注釈を追加する必要があります。必要な IBM WebSphere(R) Message Broker 注釈が含まれていない DFDL スキーマ・ファイルを使用した場合、エラーが発生することがあります。

必要な IBM WebSphere(R) Message Broker 注釈を DFDL スキーマ・ファイルに追加する手順は、以下のとおりです。

  1. 「ブローカー開発」ビューで、開く対象のインポート済み DFDL スキーマ・ファイル (ファイル拡張子 *.xsd) を右クリックし、「アプリケーションから開く」 > 「XML エディター」を選択します。 DFDL スキーマ・ファイルが XML エディターで開きます。
  2. 以下のステップを実行して、ネーム・スペース xmlns:ibmDfdlExtn="http://www.ibm.com/dfdl/extensions" を追加します。
    1. XML エディターで、DFDL スキーマ・ファイル内の任意の場所を右クリックし、「ネーム・スペースの編集...」を選択します。スキーマ情報の編集」ウィンドウが開きます。
    2. スキーマ情報の編集」ウィンドウで「追加...」をクリックします。ネーム・スペース宣言の追加」ウィンドウが開きます。
    3. ネーム・スペース宣言の追加」ウィンドウで、「新規ネーム・スペースの指定」を選択します。
    4. 「接頭部」フィールドで、ibmDfdlExtn と入力します。「ネーム・スペース名」フィールドで、http://www.ibm.com/dfdl/extensions と入力してから、「OK」をクリックします。
    5. スキーマ情報の編集」ウィンドウで「OK」をクリックします。
    ネーム・スペースが DFDL スキーマ・ファイルに追加され、「スキーマ情報の編集」ウィンドウが閉じます。
  3. 以下のステップを実行して、注釈 ibmDfdlExtn:docRoot="true" をメッセージ・モデルの最上位エレメントに追加します。
    1. XML エディターで、メッセージ・モデルの最上位エレメントを見つけます。このエレメントを右クリックして、「属性の追加」 > 「デフォルト」を選択します。 デフォルト値の入った属性がメッセージ・モデルに追加されます。
    2. 前のステップで作成したデフォルトの属性を見つけます。 この属性を右クリックし、「属性の編集...」を選択します。属性の編集」ウィンドウが開きます。
    3. 「名前」フィールドで、ibmDfdlExtn:docRoot と入力します。「値」フィールドで、true と入力します。「OK」をクリックします。
    注釈が DFDL スキーマ・ファイルに追加され、「属性の編集」ウィンドウが閉じます。
  4. ナビゲーター・ビューで、DFDL スキーマ・ファイル (ファイル拡張子 *.xsd) を右クリックして、「アプリケーションから開く」 > 「DFDL エディター」を選択します。 DFDL スキーマ・ファイルが DFDL スキーマ・エディターで開きます。

次に行う事柄:

Copyright IBM Corporation 2011Copyright IBM Corporation 2011.

タスク・トピックタスク・トピック | バージョン 1.0 | df20072_