ローカル環境ツリーを含めるようメッセージ・マップをカスタマイズするには、ローカル環境ツリーを入力メッセージおよび出力メッセージに追加し、それらの間の変換を定義する必要があります。
このタスクについて
デフォルトでは、メッセージ・マップが作成されたときに自動的に構成されるメッセージ・アセンブリー・コンポーネントは「プロパティー」フォルダーのみです。入力「プロパティー」フォルダーは、Move 変換を使用して出力「プロパティー」フォルダーに接続されます。トランスポート・ヘッダーおよびローカル環境ツリーなどの他のメッセージ・アセンブリー・コンポーネントもマップできます。
このシナリオでは、グラフィカル・データ・マッピング・エディターでメッセージ・マップの追加コンポーネントとしてローカル環境ツリーを構成します。
手順
メッセージ・マップでローカル環境ツリーを構成するには、以下のステップを実行します。
- グラフィカル・データ・マッピング・エディターでメッセージ・マップを開きます。
- 入力メッセージにローカル環境ツリーを追加します。
- 方法 1:
- 「メッセージ・アセンブリー」を選択します。
- 「プロパティー」ビューで「一般」タブを選択します。
- 「プロパティー」をクリックします。
注: 他の構造がメッセージ・アセンブリーに含まれている場合は、クリック可能なオプションとして、現在選択している他のすべてのメッセージ・アセンブリー・コンポーネントが含まれます。例えば、「プロパティー」ツリーとローカル環境ツリーを選択した場合は、「LocalEnvironment、プロパティー」をクリックします。
- 方法 2:
- 入力メッセージの本体タイプによって見つけられた情報
アイコンを選択します。
- 「ヘッダー: プロパティー」を選択します。
- 「ヘッダーおよびフォルダーの追加または除去」ウィンドウで、「LocalEnvironment」を選択し、「OK」をクリックします。
- 前のステップに従って、出力メッセージにローカル環境ツリーを追加します。
- 入力ローカル環境ツリーと出力ローカル環境ツリーの間の Move 変換を定義します。 他の変換を追加できます。変換の追加の詳細については、『変換の指定』および『グラフィカル・データ・マッピング・エディターでのタイプの変換』を参照してください。
タスクの結果
以下の図では、SOAP メッセージを変換するためにメッセージ・マップを作成し、ローカル環境ツリーを構成した後の、グラフィカル・データ・マッピング・エディターでのメッセージ・マップを示します。
次のタスク
ローカル環境ツリー「変数」フォルダーに定義されている変数を追加し、「キャスト」機能を使用した、ローカル環境ツリー「変数」フォルダーの構成を参照してください。