シナリオ: EmailInput ノードが Post Office Protocol 3 (POP3) をサポートする E メール・サーバーから E メールを受信しているが、Root.EmailInputHeader.Size Multipurpose Internet Mail Extensions (MIME) 論理ツリー内で、添付ファイルを含む E メールのサイズが負の値として表示されることがあります。
説明: POP3 をサポートする E メール・サーバー・プロバイダーでは、TOP コマンドを使用して E メール・メッセージのヘッダーを取り出し、LIST コマンドを使用してメッセージ全体のサイズを判別します。 次にサーバーでは、この 2 つの値の減算により、メッセージ本文のサイズを判別します。 サーバーがメッセージ全体のサイズを誤って報告する場合、ローカル環境のサイズ・フィールドに負の数値が表示されることがあります。
DECLARE CURSOR REFERENCE TO InputRoot.MIME.Parts;
DECLARE I INTEGER 0;
FOR SOURCE AS CURSOR.Part[] DO
SET I = I + LENGTH( SOURCE.Data.BLOB.BLOB);
END FOR;
SET OutputLocalEnvironment.Variables.EmailSize = I;
シナリオ: メッセージ・フローでは EmailInput ノードを使用して E メール・サーバーから E メールを取得します。 E メールには、再解析する XML 文書の添付ファイルが含まれています。 しかし、添付ファイルを再解析しようとすると、無効な XML 文字があることを報告する構文解析エラーを WebSphere Message
Broker から受け取ります。
説明: E メール・サーバーによっては、E メールの最後に復帰 (CR) 文字および改行 (LF) 文字を挿入する場合があります。
通常はこれらの文字を保持しますが、このシナリオでは、これらの文字を削除して XML データを再解析できるようにする必要があります。