グラフィカル・データ・マッピング・エディターを使用して、グラフィカル・データ・マップのプロパティーを構成します。
グラフィカル・データ・マップでは、さまざまなレベルでプロパティーを設定できます。
- グラフィカル・データ・マップの場合
- フォーカスがマップの個別の項目ではなく、マップ・キャンバスにある場合に、マップのプロパティーが表示されます。 以下に例を示します。
- Java™ インポート。 カスタム Java 変換を含めると、パッケージ修飾された Java クラスを参照するためにインポートが追加され、クラス名に基づいて接頭部が定義されるようになります。 条件式またはフィルター式でカスタム Java のみを使用する必要がある場合は、Java クラスの公開静的メソッドが使用可能になるようにするため、式を作成するときにコンテンツ・アシストを使用して Java インポートを Java クラスに追加することができます。 カスタム Java 変換について詳しくは、カスタム Javaを参照してください。
- ESQL インポート。 カスタム ESQL 変換を含めると、Broker ESQL ファイルを参照するためにインポートが追加され、ファイル名に基づいて接頭部が定義されるようになります。 条件式またはフィルター式でカスタム ESQL のみを使用する必要がある場合は、適用可能なモジュールが使用可能になるようにするため、式を作成するときにコンテンツ・アシストを使用して ESQL インポートを ESQL ファイルに追加することができます。 カスタム ESQL 変換について詳しくは、カスタム ESQL を参照してください。
- スコープ。 マップの入力エレメントおよび出力エレメントのメッセージ・モデルを定義する XML スキーマ・ファイル・インポート、および特定のタイプまたはグローバル・エレメントにキャストされたワイルドカード・エレメントのリストを表示します。
スキーマ・インポートは、自動的に追加されますが、必要な場合は明示的に追加することもできます。 詳しくは、マッピング・キャストを参照してください。
- キャスト。 特定のタイプまたはグローバル・エレメントにキャストされた入出力ワイルドカード・エレメントのリストを表示します。 「キャスト」プロパティー・リストを使用して、キャストをマップから削除することができます。 詳しくは、マッピング・キャストを参照してください。
- ネーム・スペース。 生成される出力ツリーの接頭部のカスタマイズを可能にします。
- 文書。 マップ項目の説明またはその他の使用上の注意の入力を可能にします。
- 入力オブジェクトと出力オブジェクトの場合
- 入力とオブジェクトのプロパティーは、オブジェクトの一般情報を提供します。 以下に例を示します。
- カーディナリティー。 この変換で処理する入力エレメントと出力エレメントの指標を選択するために使用します。 詳しくは、入出力配列エレメントの指標の選択を参照してください。
- 変数。 変換に接続されている入力エレメントを参照するために割り当てられている名前のリストを表示します。
- 条件/フィルター。 変換の条件式を指定して、条件式の評価が true である場合にのみ変換が適用されるようにすることができます。 反復入力エレメントに関する処理を行う変換の場合、入力ごとに Filter 条件式が評価されます。 条件式は、マッピング構文を使用して作成します。 詳しくは、マッピング構文を参照してください。
- 順序。 変換に対する入力接続の順序を表示します。また、それらの順序変更を可能にします。
「一般」プロパティーには、情報のみを表示し、変更できない情報が含まれます。 例えば、マップの上部にはメッセージ・アセンブリーがあり、プロパティーを使用して、提供されるヘッダーと LocalEnvironment を設定できます。
出力のプロパティーで、メッセージ・ドメインを設定できます。
- 入力オブジェクトと出力オブジェクトのエレメントの場合
- 「一般」プロパティーには、エレメントに関する情報が表示されます。 この
プロパティーは、情報のみに使用され、変更できません。
グラフィカル・データ・マッピング・エディターの最大化されたビューで作業する場合、次の方法のいずれかで「プロパティー」ペインにフォーカスを戻す (プロパティー設定を表示または更新可能にする) ことができます。
- オブジェクトを右クリックして、を選択します。
- 該当するキーボードの組み合わせを使用します。デフォルトでは Alt+Enter です。
これらのショートカット・キーは、を選択することによって構成できます。
Mapping ノードについて詳しくは、Mapping ノードを参照してください。