WebSphere® Message
Broker Explorer を使用して、ブローカー、実行グループ、およびデプロイ済みメッセージ・フローで「詳細説明」および「簡略説明」を構成します。または、メッセージ・ブローカー API を使用して「詳細説明」プロパティーを構成することもできます。
「簡略説明」は保管されて、WebSphere Message
Broker Explorer で使用されます。 「詳細説明」はbrokerによって保管され、WebSphere Message
Broker Explorer または メッセージ・ブローカー API で表示できます。また、「詳細説明」を使用してメッセージ・フローにキーワードを追加することもできます。
ブローカー、実行グループ、またはメッセージ・フローで「詳細説明」および「簡略説明」を構成するには、以下のようにします。
- 「ナビゲーター」ビューで、「ブローカー」フォルダーを展開します。
- 作業対象のオブジェクトを右クリックし、「プロパティー」をクリックします。 このオブジェクトは、broker、実行グループ (execution group)、またはメッセージ・フローが可能です。 「プロパティー」ウィンドウが表示されます。 「詳細説明」と「簡略説明」は、「一般」タブ上にあるフィールドです。
- 「詳細説明」または「簡略説明」、あるいはその両方に値を入力します。 メッセージ・フローが作業対象の場合、「詳細説明」フィールドにキーワードを追加できます。
キーワードを定義するとき、情報を解析できるように一定の規則に従う必要があります。 以下は、「詳細説明」プロパティーに定義できる値の例です。
$MQSI Author=John Smith MQSI$
$MQSI Flow 1 Version=v1.3.2 MQSI$
以下の文字は予測不能な動作の原因となるため、キーワード内での使用は避けてください。
^ $ . | \ < > ? + * = & [ ] ( )
こうした文字はキーワードに関連した値の中で使用できます。以下に例を示します。
- $MQSI RCSVER=$id$ MQSI$ は受け入れられます。
- $MQSI $name=Fred MQSI$ は受け入れられません。
- 「適用」をクリックして、説明プロパティーを更新します。
- 「OK」をクリックして「プロパティー」ウィンドウを終了させます。
選択したオブジェクトの説明プロパティーが更新され、これらのオブジェクトのプロパティーをWebSphere Message
Broker Explorer の「プロパティー QuickView」に表示できます。