サービス・エディターを使用したサービス・インターフェースの開発の例。
サービスについての概念情報に目を通しておき、サービスを最初から作成します。
サービスの作成を参照してください。
WebSphere Message
Broker におけるサービスとは、Web サービス・ソリューションを含む特殊なアプリケーションです。
これは、別個のサブフローとしてインプリメントされる操作を持つインターフェースを定義します。
以下の例は、インターフェースを作成する方法および操作を定義する方法を示しています。
完全なインターフェースについては、
サービス・インターフェースの例に説明があります。
- 「ブローカー開発」ビューの「サービス記述」をダブルクリックするか、右クリックして「オープン」を選択することにより、サービス・エディターでサービスを開きます。
- サービス・エディターで「インターフェース」タブに切り替えることで、サービス・インターフェースを表示します。
- サービスが作成される際に、デフォルトの要求応答操作 operation1 が作成されます。
名前を operation1 から getApproval に変更します。
- 入出力の名前を変更し、型を編集します。
- input1 の名前を balance に変更します。
「タイプ」フィールドで、デフォルトの「ストリング」を選択します。
コンテキスト・メニューから、「倍精度」を選択します。 型が変更されます。
- output1 を approval に変更し、
型は「ストリング」のままにします。

- 「障害の追加」アイコンを使用して getApproval に 2 つの障害を追加します (「ストリング」型の timeout 障害と、同じく「ストリング」型の systemFailure 障害)。

これらの障害は、ご使用のインターフェースを使用するバインディングのプロパティーに現れます。
障害を障害セレクターとともにインプリメントすることができます。
- 「要求/応答操作の追加」アイコンをクリックするか、右クリックしてコンテキスト・メニューから選択することにより、別の要求/応答操作を追加します。
「ストリング」型の入力 customerName と、「ストリング」型の出力 customerHistory を持つ getHistory という要求/応答操作が作成されます。
customerHistory に「ストリング」型を選択して、「名前」フィールドを customerPastHistory に変更します。

- この操作に前の操作と同じ timeout および systemFailure 障害を追加します。
これらの障害は、タイムアウト状態またはシステム障害の場合にエラー・メッセージを返します。
- updateCreditRating という名前の片方向操作を追加します。それには、「片方向操作の追加」を選択してアイコンから追加するか、インターフェース・エディターのキャンバス・エリアを右クリックしてコンテキスト・メニューから選択します。
入力を「ストリング」型の currentRating に名前変更します。
応答は不要なので、片方向操作は入力のみを送信します。

サービスで定義された操作を別個のサブフローとして実装します。
詳しくは、
サービス操作の実装を参照してください。