WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

WebSphere Message Broker Toolkit のインストール

インストール・ウィザードのグラフィカル・インターフェースを使用して、WebSphere® Message Broker ToolkitWindows および Linux (x86) にインストールします。

WindowsWebSphere Message Broker Toolkit をインストールする場合は、ランチパッドを使用できます。 Windows ランチパッドの使用方法について詳しくは、Windows ランチパッドを使用したインストールを参照してください。

また、LinuxUNIX、および Windows 上に、WebSphere Message Broker コンポーネントと前提条件製品をサイレント・モードでインストールできます。 詳しくは、サンプル・スクリプト・ファイルによる WebSphere Message Broker コンポーネントと前提条件製品のインストールを参照してください。

Red Hat Enterprise Linux 6.0 x86_64 (64 ビット) コンピューターに WebSphere Message Broker Toolkit をインストールする場合は、IBM® Installation Manager を実行する前に、32 ビット版オペレーティング・システム・ライブラリーをインストールする必要があります。 詳しい手順については、IBM サポート・ポータルで、技術情報のInstallation Manager を RHEL 6.0 にインストールできない (64 ビット)を参照してください。

Windows ランチパッドまたはサンプル・スクリプト・ファイルを使用しない場合は、以下のステップを実行します。

  1. 製品の README ファイル、readme.html で、インストール指示に関する更新情報を確認します。 製品の README ファイルには、すべてのコンポーネントおよびプラットフォームに直接関係する情報が記載されており、次の Product readmes Web サイトで米国英語でのみ保持されています。 翻訳された README ファイルは、次の資料 FTP サイトで入手できます。
  2. ご使用のコンピューターに、インストールに十分なメモリーとディスク・スペースがあることを確認してください。 メモリーおよびディスク・スペース所要量は、インストール・オペレーティング・システム、およびインストールしている WebSphere Message Broker コンポーネントによって異なります。 詳しくは、メモリーおよびディスク・スペースの要件を参照してください。
  3. LinuxWebSphere Message Broker Toolkit をインストールする前に、デフォルトの許可が正しく設定されていることを確認するため、インストールを実行するユーザー ID を使用して次のコマンドを実行します。
    umask

    0022 が返され、許可が正しく設定されていることが示されます。これ以外の値が返された場合は、次のコマンドを実行して正しい許可を設定してください。

    umask 0022
  4. WebSphere Message Broker Toolkit をサーバーからインストールするか、それとも WebSphere Message Broker Toolkit をローカルにインストールするか決めます。 これらの選択は、CD、DVD、およびパスポート・アドバンテージからダウンロード可能なインストール・イメージについて、CD および DVD へのアクセスで説明されています。
  5. インストール・ウィザードのグラフィカル・インターフェースを使用して、WebSphere Message Broker Toolkit をインストールするか、サイレント・インストールを実行するかを決定します。 これらのインターフェースについて詳しくは、WebSphere Message Broker Toolkit のインストールおよびアンインストールの方法を参照してください。 インストール・ウィザードのグラフィカル・インターフェースを使用する場合は、この指示を続行します。 代わりにサイレント・インストールを使用する場合は、サイレント・モードでの WebSphere Message Broker Toolkit のインストールを参照してください。

    どちらのシナリオでも、WebSphere Message Broker Toolkit のインストールは、IBM Installation Manager によって制御されます。 Installation Manager がまだインストールされていない場合は、WebSphere Message Broker Toolkit のインストール前にインストールされます。

  6. /Message_Broker_Toolkit_V8.0/disk1 ディレクトリーにナビゲートして、インストール・ウィザードのグラフィカル・インターフェースを開始し、ユーザー ID の権限およびプラットフォームに応じて、次のバッチ・ファイルを実行します。
    • ユーザー ID が root 権限または管理者権限を持っている場合
      • Linux (x86): installToolkit.sh
      • Windows: installToolkit.bat
    • ユーザー ID が root 権限も管理者権限も持っていない場合
      • Linux (x86): installToolkit.sh -nonAdmin
      • Windows: installToolkit.bat -nonAdmin
    インストール・ウィザードはシステム・ロケール設定を検査します。 多文化サポート にリストされているロケール設定がサポートされている場合、ウィザードはこのロケールで続行します。 現行の設定がサポートされない場合には、ウィザードは米国英語で続行します。 この言語はインストールにのみ使用され、コンピューター上の他のプロセスには影響しません。

    Installation Manager が開始され、「パッケージのインストール」ウィンドウが開きます。 インストール・ウィザードは Installation Manager と WebSphere Message Broker Toolkit の両方をインストールするように事前構成されているので、WebSphere Message Broker Toolkit パッケージはこのウィンドウで既に選択されています。 Installation Manager がこのコンピューター上にインストールされていない場合は、そのパッケージも選択されていて、クリアすることはできません。

  7. 「次へ」をクリックして先に進みます。 「ソフトウェア・ライセンス契約」ウィンドウが開きます。
  8. ご使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して「次へ」をクリックします。

    ライセンスに同意しない場合には、インストール・ウィザードが終了します。 このコンピューター上に Installation Manager をインストールしていないか、または Installation Manager をインストールしたものの Installation Manager によって管理される製品をまだ何もインストールしていない場合には、「共有ディレクトリー」ウィンドウが開きます。 9のステップから続行します。 そうでない場合は、共有リソース・ディレクトリーが既に定義されているので、「パッケージ・グループ・ディレクトリー」ウィンドウが開きます。ステップ 10 から作業を続けてください。

  9. WebSphere Message Broker Toolkit が Installation Manager によってインストールされる最初の製品ではない場合、共有リソース・ディレクトリーを指定するためのプロンプトが出されないことがあります。 プロンプトが出された場合、Installation Manager で管理するすべての製品で使用する共有リソース・ディレクトリーの位置を指定します。 次のディレクトリーは、デフォルトの位置を示します。
    • Linux (x86): /opt/IBM/SDPShared/.
    • Windows: C:¥Program Files¥IBM¥SDPShared¥ (32 ビット版)、または C:¥Program Files (x86)¥IBM¥SDPShared¥v.r (64 ビット版)。

    別の場所を指定する場合には、デフォルト・ロケーションを上書きするか、または「参照」をクリックします。

    共有リソース・ディレクトリーには、WebSphere Message Broker Toolkit の別のインストールや、他のファイルまたは製品が入っていてはなりません。

    Installation Manager がまだインストールされていない場合には、そのインストール・ディレクトリーも指定する必要があります。 次のディレクトリーは、デフォルトの位置を示します。

    • Linux (x86): /opt/IBM/InstallationManager/
    • Windows: C:¥Program Files¥IBM¥InstallationManager¥ (32 ビット版)、または C:¥Program Files (x86)¥IBM¥InstallationManager¥ (64 ビット版)。

    別の場所を指定する場合には、デフォルト・ロケーションを上書きするか、または「参照」をクリックします。

    「次へ」をクリックします。 「パッケージ・グループ・ディレクトリー」ウィンドウが開きます。 WebSphere Message Broker Toolkit に対して新しいパッケージ・グループを作成できます。この場合、インストール・ディレクトリーを指定する必要があります。または、既存のパッケージ・グループを選択してリソースを共有できます。

    WebSphere Message Broker Toolkit をパッケージ・グループにインストールする方法、およびパッケージ・グループに関する詳細な参照情報は、IBM Installation Manager を参照してください。

  10. 米国英語以外のロケールで WebSphere Message Broker Toolkit を使用したい場合には、提示されたリストから追加のサポートを選択します。 英語は常に選択され、インストールされます。この選択をクリアすることはできません。 1 つ以上の代替ロケールを選択すると、サポートされるすべての言語の資料およびプロパティー・ファイルがインストールされます。 「次へ」をクリックして先に進みます。 「要約」ウィンドウが開きます。
  11. 自分の選択を確認し、前のウィンドウのいずれかで自分の応答にさらに変更を加えたい場合は「戻る」をクリックします。 このウィンドウは、まもなくインストールするパッケージに必要なスペースについてのガイダンス情報を表示し、ディスクに十分なスペースがあることを示します。

    「次へ」 をクリックしてインストールを開始してください。 「インストール進行状況」ウィンドウが開きます。

  12. インストール中のフィーチャー、それらに関連するディレクトリー、および選択したロケールが、通知用に表示されます。 インストールの状況を確認できるように、進行状況表示バーが表示されます。 インストールが完了すると、「完了」ウィンドウが開きます。
  13. ウィザードは成功か失敗かの標識を表示し、インストールした製品とオプションをリストします。 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、インストールの結果を確認します。

    Windows では、「終了」をクリックしてウィザードを閉じる際に、WebSphere Message Broker Toolkit が開始されるよう、指示することができます。このオプションは Linux (x86) では使用できません。root 権限を持たない別のユーザー ID でログオンしている間に検証を完了させたい場合があるからです。

  14. インストール中に問題が発生した場合は、インストール時の問題の解決を参照してください。
  15. root 権限または管理者権限を使用せずに WebSphere Message Broker Toolkit をインストールした場合は、root または管理者権限を持つユーザーに切り替え、WebSphere Message Broker Toolkit ホーム・ディレクトリーから次のスクリプト・ファイルを実行して、インストールを完了します。
    • Linux (x86): <WMBT80_Home>/wmbt/postconfig/postInstall_admin.sh
    • Windows: <WMBT80_Home>¥wmbt¥postconfig¥postInstall_admin.bat

インストールが完了した後は、WebSphere Message Broker インストール・システムの検査ブローカーの動作モードと機能レベルの確認、およびインストール後のスタート・メニューおよびメインメニューの更新を参照してください。

この時点でオプションのロケールをインストールしない場合、以下の方法で、それらを後でインストールすることができます。
  • Linux (x86) 上では、Installation Manager インストール・ディレクトリー内の /eclipse ディレクトリーにナビゲートし、Installation Manager プログラム IBMIM を開始します。

    (root として既にログオンしているのでなければ、メインメニュー・エントリーを使用することはできません。 メニュー項目は root になるためのオプションを提供しておらず、root 権限はすべてのインストール作業に必要です。)

  • Windows では、「スタート」 > 「プログラム」 > 「IBM Installation Manager」 > 「IBM Installation Manager」をクリックして Installation Manager を開始し、「パッケージの変更」をクリックして、インストールを変更します。

    コマンド行を使用することにした場合には、Installation Manager インストール・ディレクトリー内の ¥eclipse ディレクトリーにナビゲートし、Installation Manager プログラム IBMIM.exe を開始します。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:49:09


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