BitStream は、非常に大きいメッセージの処理を支援するために設計された特殊な名前値のエレメントです。
この XML BitStream 構文エレメントは名前値エレメントです。 XML メッセージの書き込み時に、BitStream エレメントの値はメッセージに直接書き込まれるので、その名前は重要ではありません。 BitStream エレメントは、メッセージ・ツリー内の唯一のエレメントであることがあります。
このエレメントの値はタイプ BLOB でなければなりません。他のデータ・タイプにすると、エレメントの書き込み時にエラーが発生します。 エレメントの内容が、出力メッセージで使用するのに適していることを確認してください。
BitStream エレメントの使用法は AsisElementContent エレメントに似通っています。相違点は、AsisElementContent タイプは値をストリングに変換するのに対して、BitStream エレメントはその BLOB 値を直接使用することにあります。 これは、非常に大きいメッセージの処理を支援するために設計された特殊なエレメントです。
以下の ESQL の抜粋は、このエレメントの典型的な使用方法を示しています。 まず、エレメントを宣言します。
DECLARE StatementBitStream BLOB
入力メッセージなどの適切なソースにある StatementBitStream の内容を初期化します。 ソース・フィールドのタイプが BLOB ではない場合、CAST 文を使用してその内容を BLOB に変換します。 その後、新規のフィールドを出力メッセージ内に作成します。 以下に例を示します。
CREATE LASTCHILD OF resultCursor
Type XML.BitStream
NAME 'StatementBitStream'
VALUE StatementBitstream;