WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

表のデータの更新

グラフィカル・データ・マッピング・エディターを使用して、データベース表のデータを更新します。

始める前に:
以下のタスクを完了している必要があります。

グラフィカル・データ・マッピング・エディターを使用してデータベース表の 1 行または複数行のデータを更新するには、以下の手順を実行します。

  1. グラフィカル・データ・マッピング・エディターでグラフィカル・データ・マップ (.map) ファイルを開き、キャンバスを右クリックして、「データベース」 > 「テーブルの更新」を選択します。 あるいは、「データベース表で行を更新します」アイコンをクリックします。 「データベース表で行を更新します」アイコン 「新規のデータベース表更新」ウィザードが表示されます。
  2. 「データベース」フィールドで、変更するデータベースを選択します。 データベース定義ファイルを追加するか、データベース・サーバーに接続して新しいデータベースを見つけるには、「データベースの追加...」をクリックします。 詳しくは、「新規データベース定義ファイル」ウィザードを使用したデータベース定義 (.dbm ファイル) の作成を参照してください。 実行時に別のデータベース名を使用するには、データベースに接続する JDBCProvider 構成可能サービスの databaseName プロパティーを設定することにより、この値をオーバーライドできます。Type 4 接続用の JDBC プロバイダーのセットアップを参照してください。
  3. 「スキーマ」フィールドで、変換の作成に使用するデータベース・スキーマを選択します。 実行時に別のデータベース・スキーマを使用するには、データベースに接続する JDBCProvider 構成可能サービスの databaseSchemaNames プロパティーを設定することにより、この値をオーバーライドできます。Type 4 接続用の JDBC プロバイダーのセットアップを参照してください。
  4. 「表」フィールドで、変更するデータベース表を選択します。
  5. オプション: 「警告をエラーとして扱う」を選択します。 このオプションを選択すると、SQL 操作の結果としてデータベースから警告が初めて発行されたときに例外が発生します。
    重要: データベース警告はベンダーによって異なります。 データベース警告の詳細については、データベース製品の資料を参照してください。
  6. 「SQL where 節」フィールドで、サポートされる SQL を使用して、データベース表から行を選択するための基準を指定します。

    サポートされる SQL 文を作成するには、「表の列」および「演算子」ペインから「SQL where 節」フィールドに項目をドラッグします。

    SQL 文に値を入れるには、「列の値に使用できる入力」ペインから「SQL where 節」に項目をドラッグしてパラメーターとして追加するか、または 'abc''123' といったリテラル値を「SQL where 節」に直接タイプしてください。

    「SQL where 節」にあるパラメーターは XPath 式の表に一覧表示されます。 入力を詳細に指定するために XPath 式を編集して、例えば、ドラッグされた反復フィールドに特定の配列添字を追加するといったようなことができるようになります。 デフォルトの「SQL where 節」が作成されます。デフォルトの SQL where 節では、選択したデータベース表にある行がすべて選択されます。
    注: 「SQL where 節」のテキストを直接編集する場合、以下のことに注意してください。
    • 表名と列名の大文字、小文字をデータベースのものと一致させてください。
    • 表名と列名に二重引用符を使用することは避けてください。
    • 「演算子」ペインに示されるサポートされた SQL キーワードのみを使用してください。
  7. オプション: どの既存の行も「SQL where 節」の基準に合わないときにデータベース表に新しい行を挿入する場合は、「行が存在しない場合に挿入」 を選択します。 このオプションを選択すると、更新 SQL 操作でデータベース・サーバーから返される「更新された行数」が、マップによって検査されます。 「更新された行数」がゼロの場合、マップは挿入 SQL 操作を発行します。 挿入操作を成功させるため、Update 変換ですべての必須データベース列に対して有効な値を明示的に指定する必要があります。 この方法で挿入された行に Update 変換で指定される値とは異なる値を使用する場合は、Return 変換の内部に条件付き Insert 変換を追加することを検討してください。
  8. 「OK」をクリックします。 Update 変換および Return 変換が変換グループとして作成され、グラフィカル・データ・マップに表示されます。 Return 変換はオプションの変換タイプであり、関連付けられた Update が成功した場合にのみ入力されるネストされたマッピングを提供します。 Return を使用する必要がない場合、それをグラフィカル・データ・マップから削除できます。
  9. オプション: グラフィカル・データ・マップから削除した Return 変換を置き換えるには、Update 変換を右クリックし、「データベース」 > 「Return の使用」を選択します。
  10. グラフィカル・データ・マッピング・エディターで、入力オブジェクトを Update 変換に接続して、更新される行の内容を定義します。 反復エレメントを接続する場合、Update 変換は For Each 変換の内部にネストされます。また、Update 変換を続けて編集できるように、このネストされた変換が開きます。
  11. Update 変換をクリックして、更新する行の列への接続を作成し、変換をより詳細に定義します。
  12. オプション: 接続ソース・エレメントが欠落、空、または Nil であったときの処理方法を規定しておく必要がある場合には、データベース・ポリシーを設定できます。 オプションのソース・エレメントからデータベースの列値を変更する際の動作を参照してください。
  13. オプション: Return 変換を接続し、Update 操作が正常に完了した場合に呼び出されるネストされたマッピングを実装します。 ネストされた Return 変換は、組み込み入力「NumberOfRowsUpdated」を提供します。また、追加の入力を接続することもできます。
  14. オプション: Return 変換をクリックし、変換をより詳細に定義します。 ネストされたマップが作成されます。ここで、入力エレメントと出力エレメントに必要な特定の変換を選択することができます。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:39


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