WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

データ記録用の DB2 データベースの作成および構成

DB2® データベースにデータを記録するには、データベースを作成し、それに対する ODBC 定義を構成します。 ブローカーがデータベースに接続できるように構成します。

始める前に:

以下のトピックをお読みください。

  1. 記録したデータを保管するための DB2 データベースを作成および構成するには、WebSphere® Message Broker に付属のスクリプトを使用します。
    1. オペレーティング・システム用のスクリプトを見つけます。
      • Windows: install_dir¥ddl¥db2¥DataCaptureSchema.sql
      • UNIX: install_dir/ddl/db2/DataCaptureSchema.sql
      • z/OS®: JCL スクリプトは、データ・セットおよびメンバー SBIPPROC(BIPRRDB) にあります。
      install_dir は、WebSphere Message Broker インストール済み環境の場所です。
    2. オプション: 独自のデータベースまたはスキーマを指定するには、付属の DataCaptureSchema スクリプトをカスタマイズし、変更を保存します。

      特定のスキーマを指定するように SQL を変更する場合、DataCaptureStore 構成可能サービスで同じスキーマ名も設定する必要があります。

      以下の理由でスクリプトを編集することもできます。
      • スクリプトを既に実行しており、再度実行する場合、最初にデータベース MBRECORD を削除する必要があります。 create database MBRECORD という行の前にコマンド drop database MBRECORD を挿入します。
      • (エンコードされた後の) 記録可能なメッセージ本体の最大サイズは 5 MB です。 デフォルト・サイズは 5 MB ですが、スクリプトを編集して WMB_BINARY_DATA.DATA 列の値を大きくすることにより、このサイズを増やすことができます。
    3. コマンド・ラインでスクリプトの場所にナビゲートし、スクリプトを実行します。

      Windows では、DB2 コマンド・ウィンドウを使用して、コマンド環境が正しくセットアップされていることを確認します。 「スタート」 > 「IBM DB2」 > 「databaseInstance」 > 「コマンド行ツール」をクリックし、「コマンド・ウィンドウ」を選択します。databaseInstance は、DB2 インストール名です。

      UNIX では、環境のセットアップ用に db2profile というスクリプトが提供されています。詳しくはコマンド環境: Linux および UNIX システムを参照してください。

      コマンド環境をセットアップしたら、スクリプトを実行します。

      例えば、Windows または UNIX では、次のコマンドを入力します。

      db2 -tvf DataCaptureSchema.sql
  2. データベースの ODBC 定義を作成します。

    付属のスクリプトを変更せずに使用してデータベースを作成した場合、MBRECORD というデータベースの ODBC 定義を、データ・ソース名 (DSN) として MBRECORD を使用して作成します。 詳細については、データベースへの ODBC 接続の使用可能化を参照してください。

  3. mqsisetdbparms コマンドを使用して、データベースに接続する際に使用するブローカーのユーザー ID とパスワードを設定します。例えば、次のように入力します。
    mqsisetdbparms brokerName -n dataSourceName -u userID -p password
    • brokerName は、ブローカーの名前です。
    • dataSourceName は、データの記録場所となるデータベースを示します。
    • userIDpassword は、ブローカーがデータベースに接続するために使用する ID とパスワードを指定します。
  4. mqsisetdbparms コマンドに対する変更を有効にするには、ブローカーを再始動します。 詳細については、ブローカーの開始と停止を参照してください。
  5. mqsicvp コマンドを使用して、データベースへの接続をテストします。 詳細については、mqsicvp コマンドを参照してください。

次に行う事柄:

データを記録するための手順に進みます。詳しくは、データの記録を参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:14


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