ExceptionList ツリーは、入力メッセージの構文解析時に論理ツリーと一緒に作成されます。
このツリーは、最初は空になっていて、メッセージ・フローの処理時に例外が発生した場合にのみデータが取り込まれます。 複数の例外が生じる可能性もあります。複数の例外が生じた場合には、ExceptionList ツリーには、各例外のサブツリーが入っています。
JavaCompute ノードの ExceptionList ツリーには、evaluate() メソッドの MbMessageAssembly パラメーターによってアクセスできます。
エラー処理プロシージャーによってノードの ExceptionList ツリーにアクセスすることもできます。 例えば、例外のタイプに応じて、メッセージの経路として別々のパスを指定する、といったことが可能になります。
//ParserException
この場合は、ParserException という名前のすべてのエレメントがツリーから返されます。 //ParserException[Number=5016]
この場合は、Number=5016 が含まれている例外だけが返されます。 string(//ParserException[Number=5016]/Text)
コードからそのテキストを抽出するには、以下の Java™ コードを使用します。
String text =
(String)inAssembly.getExceptionList().evaluateXPath("string(//ParserException[Number=5016]/Text)");
ESQL を使用して ExceptionList ツリーにアクセスする方法については、ESQL による ExceptionList ツリーへのアクセスを参照してください。