WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

出力ストリームを閉じてレコードを区切る TCP/IP クライアント接続によるデータの送受信 (非同期)

メッセージ・フローを MQInputTCPIPClientOutputTCPIPClientInput、および MQOutput ノードと併用して、非同期的に、TCP/IP クライアント接続によりデータを送信し、同じ接続上でデータを戻して受け取ります。

シナリオ: アプリケーションは非同期データを、TCP/IP クライアント接続間で送信します。

説明: 以下のステップでは、クライアント接続によってデータを送信し、同じ接続上で応答が戻されるのを待つメッセージ・フローを作成する方法について説明します。 要求は、2 つの異なるフロー中で非同期的に実行されます。TCPIPClientInput ノードはこの接続上でデータが戻されるのを待機せず、使用可能なすべての接続をモニターします。 出力ストリームを閉じて出力レコードを区切り、入力ストリームを閉じるリモート・サーバーにより応答メッセージを区切ります。 その後ノードによって接続が完全に閉じられます。

  1. MQInput ノード、TCPIPClientOutput ノード、 TCPIPClientInput ノード、および MQOutput ノードを使用して、TCPIP_Task18 というメッセージ・フローを作成します。 詳しくは、メッセージ・フローの作成を参照してください。
  2. MQInput ノードの Out ターミナルを TCPIPClientOutput ノードの In ターミナルに接続します。
  3. TCPIPClientInput ノードの Out ターミナルを MQOutput ノードの In ターミナルに接続します。
    MQInput および TCPIPClientOutput ノードで構成される 1 つのメッセージ・フローと、TCPIPClientInput および MQOutput ノードで構成されるもう 1 つのメッセージ・フロー。
  4. MQInput ノードで、「キュー名」プロパティー (「基本」 タブ上) を TCPIP.TASK18.IN1 に設定します。
  5. TCPIPClientOutput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14158 に設定します。
    2. 「拡張」タブで「レコードの送信後に出力ストリームをクローズします」を選択します。
    3. 「レコードおよびエレメント」タブで、「レコードの定義」プロパティーを「レコードは未変更のデータです」に設定します。
  6. TCPIPClientInput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14158 に設定します。
    2. 「拡張」タブで「接続のクローズ」プロパティーを「データが受信された後」に設定します。
    3. 「レコードおよびエレメント」タブで、「レコードの検出」プロパティーを「ストリームの終了」に設定します。
  7. MQOutput ノードで、「キュー名」プロパティー (「基本」 タブ上) を TCPIP.TASK18.OUT1 に設定します。
  8. メッセージ・フローを保存します。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:18


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