WebSphere® Message
Broker メッセージ・フローは、IMS™ 中で稼働しているプログラムを呼び出すために、IMS ノードを使用します。
IMS ノードはビット・ストリームを IMS に送信します。それは、プログラムの 1 つがメッセージを処理するようにスケジュールします。 プログラムはメッセージを生成し、IMS は次の図に示されているように、そのメッセージを IMS ノードに送り返します。
ビット・ストリームには、ビット・ストリームを受信するように IMS がプログラムをスケジュールするために必要な、ルーティング情報が含まれています。 ビット・ストリームの構造は、それが要求ビット・ストリームか応答ビット・ストリームかに応じて異なっています。 異なるビット・ストリームの構造については、以下のセクションで説明します。
要求ビット・ストリーム
要求ビット・ストリームの構造が、次の図に示されています。
- LLZZ は 4 バイトのフィールドです。 最初の 2 バイトは、ビット・ストリームの長さを示し、後の 2 バイトは IMS が使用するために予約されています。
- トランザクション・コードには、8 文字までを含めることができます。 コードに含まれる文字が 8 より少ない場合、トランザクション・コードはスペースで区切られていることが必要です。 トランザクション・コードが 8 バイトよりも少ない場合、IMS はトランザクション・コードと 1 つのスペースのみを読み取ります。 応答セグメントにはトランザクション名が必要というわけではありませんが、IMS プログラムによってそれを追加できます。
- ビット・ストリームの残りの部分は、何であれ IMS プログラムが必要とするデータで構成されています。
IMS は、ビット・ストリームの最初の 12 バイトを読み取りますが、ビット・ストリーム全体を IMS プログラムに渡します。
応答ビット・ストリーム
応答ビット・ストリームの構造が、次の図に示されています。
コマンド
ビット・ストリームを使用してコマンドを実行することもできます。 応答ビット・ストリームの構造が、次の図に示されています。
LLZZ に続く最初の文字はスラッシュ (/) 文字で、その後にコマンド verb と引数が (もしあれば) 続きます。 コマンドの場合、応答ビット・ストリームは、トランザクション用の応答ビット・ストリームと同じフォーマットを持っています。すなわち、LLZZ の後に応答データが続きます。
IMS の概念の詳細については、以下のトピックを参照してください。