WebSphere® Message
Broker の CORBA ノードは、インポートされる IDL ファイル内の一連のタイプと操作をサポートします。
WebSphere Message
Broker は CORBA 2.3.1 仕様をサポートし、Java™ 6 JRE ORB を使用するので、JRE ORB と互換性のあるすべての CORBA ベンダーとの互換性があります。
WebSphere Message
Broker は現在、以下の CORBA タイプおよび操作をサポートしています。
- すべてのプリミティブ・タイプ (バインド・ストリング以外)
- in、inout、および out パラメーターを使用した両方向の操作
- ユーザー定義の例外
- Enum
- モジュール
- sequence (sequence は typedef と関連付けられていなければなりません。無名 sequence はサポートされていません)
- struct
- Typedefs
- コメント
- 以下のプリプロセッシング・トークン:
- #ifndef
- #endif
- #define
- #include
他のプリプロセッシング・トークンは無視されます。
IDL ファイルをインポートすると、サポートされる操作とサポートされない操作がリストされます。 サポートされないタイプと操作を含んだ IDL ファイルをインポートおよびデプロイすることはできますが、これらのサポートされない操作のいずれかを呼び出そうとするとエラー・メッセージが表示されます。
無効な IDL ファイルをインポートすることはできません。 インポート処理中に無効な IDL ファイルを選択すると、エラー・メッセージが表示され、ウィザードを完了できません。
抽象インターフェースと、継承を含んだインターフェースはサポートされません。 IDL プラグマ・ディレクティブはサポートされませんが、以下のプラグマを IDL ファイルに組み込むことができます (これらのプラグマは無視されます)。
- cpponly
- ID
- init
- localonly
- localonly abstract
- 接頭部
- バージョン