一部の JMS プロバイダーでは、特定の JMS API 呼び出し用に、標準 JMS 仕様の代替インターフェースが提供されます。 このような場合、IBM® では Java™ クラスを提供して専有 API とのインターフェースをとります。
例えば、BEA WebLogic は、Client Interposed Transaction Manager というコンポーネントを使用して、JMS クライアントが、ユーザー・トランザクションに関連した XAResource への参照を入手できるようにします。
JMS プロバイダー | プロパティー | 目的 | デフォルト値 |
---|---|---|---|
BEA_WebLogic | proprietaryAPIHandler | JMS プロバイダーの専有 API とのインターフェースを取る IBM 提供の Java クラスの名前 | com.ibm.broker.apihandler. BEAWebLogicAPIHandler |
proprietaryAPIAttr1 | ベンダーの初期コンテキスト・ファクトリー・クラス名 | weblogic.jndi. WLInitialContextFactory | |
proprietaryAPIAttr2 | WebLogic バインディングの URL | URL JNDI bindings | |
proprietaryAPIAttr3 | JMS サーバーの DNS 名 | Server name |
JMS プロバイダーの構成可能サービスのリストでは、IBM 提供の Java クラスの名前は、proprietaryAPIHandler プロパティーのデフォルト値に設定されます。 一般に、IBM サービス・チーム技術員に指示される場合を除き、この値を変更する必要はありません。