プロキシー・サーブレット用の JNDI インターフェースは、WebSphere® Application Server フル・プロファイルの 1 回限りのセットアップを必要とします。
プロキシー・サーブレットをサーブレット・コンテナーにデプロイするたびに、プロキシー・サーブレットの接続先のブローカー環境で、プロキシー・サーブレットの初期化パラメーターを構成する必要があります。 WebSphere Application Server で JNDI を使用すると、将来、プロキシー・サーブレットのデプロイを何回実行するかにかかわらず、web.xml パラメーターを一度だけ構成すれば済むようになりました。 JNDI 構成パラメーターは web.xml ファイルの初期化パラメーターよりも優先されるため、この方式を使用すると、アプリケーション・サーバー側で一度セットアップするだけで、プロキシー・サーブレットのデプロイを将来行うことができます。
これらのセットアップ・タスクはすべて、WebSphere Application Server 管理コンソールで実行する必要があります。
名前 | 値 | 説明 | 必須か |
---|---|---|---|
brokerName | RRB | メッセージ・ブローカー名 | false |
configFilePath | C:¥¥Documents and Settings¥¥All Users.WINDOWS¥¥Application Data¥¥IBM¥¥MQSI¥¥components¥¥RRB¥¥config¥soapplugin6.conf | 構成ファイルのパス | false |
clientModeChannelName | SYSTEM.DEF.SVR.CONN | クライアント・モードのチャネル名 | false |
clientModePortNumber | 2908 | クライアント・モードのポート番号 | false |
これらのタスクを完了した後、proxyservlet.war ファイルをデプロイする必要があります。 デプロイ時には、web.xml ファイルで定義されている Resource Environment 参照の JNDI 参照名を入力する必要があります。 例えば、proxyservlet/reference/MQResourceReference とします。
デプロイした後、プロキシー・サーブレットは、リソース環境エントリーで構成されている値よりも優先される設定を提供します。 環境を変更する場合には、リソース環境エントリーのカスタム・プロパティーの値を変更する必要があります。 値を変更した後、新しい値を有効にするには、WebSphere Application Server で Proxyservlet アプリケーションを再起動してください。