WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ESQL からブローカー・プロパティーへのアクセス

実行時にメッセージ・フロー・ノードの ESQL モジュールからブローカー・プロパティーにアクセスできます。

正規の SET ステートメントの右辺にブローカー・プロパティーを使用できます。以下に例を示します。
DECLARE mybroker CHARACTER;
SET mybroker = BrokerName;
BrokerName はメッセージ・フローが実行中であるブローカーの名前を含むブローカー・プロパティーです。 しかし、SET ステートメントの左辺にブローカー・プロパティーを使用することはできません。 この制約事項が存在する理由は、 実行時のブローカー・プロパティーは定数なので、変更できず、属性の値を SET ステートメントによって変更することができないからです。 プログラムがブローカー・プロパティーの値を変更しようとすると、エラー・メッセージ 「シンボリック定数に割り当てることができません」が発行されます。
ブローカー・プロパティー:
  • ブローカー、実行グループ、フロー、およびノード別にグループ化されています。
  • 大/小文字の区別があります。 名前の先頭は常に大文字です。
  • 値を含まない場合は NULL を戻します。

ブローカー・プロパティーの 1 つと同じ名前の変数が既にご使用の ESQL コードに含まれている場合は、ご使用の変数の方が優先されます。つまり、ご使用の変数がブローカー・プロパティーをマスクします。ブローカー・プロパティーにアクセスするには、SQL.<broker_property_name> という形式を使用します。例えば、SQL.BrokerName のようにします。

ESQL および Java からアクセスできるブローカー・プロパティーには、ESQL からアクセスできるブローカー、フロー、およびノードのプロパティー、および Java からもアクセスできるプロパティーが示されています。

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        最終更新: 2015-02-28 17:47:31


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