WebSphere® Adapters ノードを使用する前に、ブローカー・ランタイム環境をセットアップして、エンタープライズ情報システム (EIS) にアクセスできるようにしなければなりません。
WebSphere Adapters ノードをブローカー・ランタイム環境で使用できるようにするには、EIS プロバイダーの JAR ファイルおよびネイティブ・ライブラリーの場所を使用してブローカーを構成します。 (Windows では、JAR ファイルの場所を
リモート Windows コンピューター上のネットワーク・ドライブにマップすることはできません。ディレクトリーはローカルであるか、
ストレージ・エリア・ネットワーク (SAN) ディスク上に存在する必要があります。)
- WebSphere Adapters ノードは、EIS ベンダーからのライブラリーを必要とします。 これらのライブラリーを入手および使用する方法については、WebSphere Adapters を使用したメッセージ・フローの開発を参照してください。
- WebSphere Adapters ノードで JAR ファイルおよび共用ライブラリーを使用できるようにするには、次のコマンドを使用します。
- 依存関係を設定するには、以下のコマンドを使用します。
mqsichangeproperties broker name -c EISProviders -o EIS type -n jarsURL -v jar directory
mqsichangeproperties broker name -c EISProviders -o EIS type -n nativeLibs -v bin directory
以下に例を示します。 mqsichangeproperties brk6 -c EISProviders -o SAP -n jarsURL -v c:¥sapjco¥jars
mqsichangeproperties brk6 -c EISProviders -o SAP -n nativeLibs -v c:¥sapjco¥bin
mqsichangeproperties コマンドを実行した後で、ブローカーを再始動して、変更が有効になるようにしてください。
- 依存関係を報告するには、以下のコマンドを使用します。
mqsireportproperties broker name -c EISProviders -o EIS type -r
以下に例を示します。 mqsireportproperties brk6 -c EISProviders -o SAP -r
- z/OS® 上で、BIPJADPR をカスタマイズして実行依頼することにより、このコマンドを実行します。
カスタムの EISProviders 構成可能サービスを作成し、適切なライブラリー・ファイルのロケーションを設定することによって、別のバージョンの Siebel に接続することもできます。 詳しくは、さまざまな Siebel のバージョンへの接続を参照してください。
WebSphere Adapters ノード向けに環境をセットアップすると、
WebSphere Adapters を使用したメッセージ・フローの開発にリストされている準備タスクを実行できます。