新規ユーザー: メッセージ・フローの設計に関係するさまざまな要素を検討したら、メッセージ・フローの作成準備完了です。
このトピック内のリンクを使用すると、メッセージ・フローの構成方法および関連リソースの作業方法を学べます。
アプリケーションは、ソリューションを作成するために必要なすべてのリソースが入るコンテナーです。 アプリケーションには、メッセージ・フロー依存関係 (Java™ プロジェクトまたはメッセージ・セットなど) への参照や、再使用可能なリソースが入ったライブラリーへの参照を含めることができます。 1 つの実行グループに複数のアプリケーションをデプロイすることが可能です。 このリンクを使用して、アプリケーションの作成方法を学べます。
ライブラリーは、関連するコード、データ、またはその両方を論理的にグループ化したものです。 ライブラリーには、他のプロジェクトで保管される再使用可能なリソース (メッセージ・モデル、マップなど) への参照が含まれます。 ライブラリーでは、別のライブラリーに含まれるリソースを参照できます。 リソースを再使用する場合には、ライブラリーを作成します。 このリンクを使用して、ライブラリーの作成方法を学べます。
メッセージ・ブローカー・プロジェクトは、1 つ以上のメッセージ・フローと関連したリソースすべてを作成し保守するための特殊コンテナーです。 複数の関連したメッセージ・フローおよびリソースをグループ化して単一のメッセージ・ブローカー・プロジェクトに入れることにより、メッセージ・フロー・リソースに対する組織化された構造を提供することができます。 このリンクを使用して、 メッセージ・ブローカー・プロジェクトの作成方法を学べます。
メッセージ・ブローカー・プロジェクトのリソースを編成したい場合や、リソース名の有効範囲を定義して固有性を確保したい場合には、ブローカー・スキーマを作成できます。 初めてメッセージ・フローを作成する際に、プロジェクト内にデフォルトのブローカー・スキーマが作成されます。 このリンクを使用して、ブローカー・スキーマの作成方法を学べます。
メッセージ・フローを作成して、ブローカー内のメッセージを処理する方法を指定します。 メッセージ・フローはいくつでも作成でき、それらを 1 つ以上のブローカーにデプロイすることができます。 WebSphere® Message Broker Toolkit を使ってメッセージ・フローを作成する方法を学習するには、このリンクを使用してください。
また、Message Broker Java API を使用するコードを作成することにより、メッセージ・フローを作成することもできます。 Message Broker Java API を使ってメッセージ・フローを作成する場合、WebSphere Message Broker Toolkit をインストールする必要はありません。
メッセージ・フローを作成する際、その機能を定義するために最初に行うアクションは、ノードの追加です。 メッセージ・フロー・ノードは、メッセージ・フローの処理ステップです。 メッセージ・フロー・ノードは、組み込みノード (built-in node)、ユーザー定義ノード (user-defined node) またはサブフロー・ノード (subflow node) のいずれかにできます。メッセージ・フロー・ノードを参照してください。 メッセージ・フローに追加するノードを、ノード・パレットから選択し、メッセージ・フローのノード・パレットを参照してください。
メッセージ・フローを分かりやすく、また保守しやすくするために、 メッセージ・フローに追加したノード名を変更することができます。 例えば、MQInput ノードの名前をノード内で定義された入力キュー名と一致するように変更できます。
メッセージ・フローにノードのインスタンスを組み込んだ場合、その機能をカスタマイズできます。 各ノードには、そのノードの機能に固有のプロパティーのセットがあります。 WebSphere Message Broker に付属するノードのリストについては、組み込みノードを参照してください。 このリストから必要なノードを選択して、端末の詳細、プロパティー、 およびノードの構成方法を表示します。 JavaCompute ノード、Compute ノード、および Mapping ノードなど、プログラム可能なノードについて詳しくは、メッセージ・フローをプログラムする方法を参照してください。
入力から出力へ制御のフローが渡される仕方、およびメッセージ・フロー内でのメッセージの経路を示すように、ノードをメッセージ・フローに接続します。 1 つのメッセージ・フロー・ノードには、特定の数の入力点および出力点があり、これらをターミナルといいます。 ノードの failure または catch ターミナルを接続して、エラー処理をメッセージ・フローに追加できます。メッセージ・フローのエラー処理を参照してください。
メッセージ・フロー内のノードが表示および配置される方法を変更して、 それらをより見やすくすることができます。 ベンド・ポイントを追加して、ノード接続が相互にクロスするときに、制御のフローをたどりやすくすることができます。ベンド・ポイントの追加を参照してください。
メッセージ・フローからノードを除去する方法を学びます。
メッセージ・フロー内にあるノード間のノード接続を除去する方法を学びます。
メッセージ・フローの削除方法を学びます。
メッセージ・フローの名前変更の方法を学びます。
メッセージ・ブローカー・プロジェクトの削除方法を学びます。
メッセージ・フローをブローカー・スキーマ間またはメッセージ・ブローカー・プロジェクト間で移動する方法を学びます。
メッセージ・フローを作成した後、それらをサブフローとして他のメッセージ・フロー内に組み込むことができます。 サブフローを使用することにより、メッセージ・ブローカー・プロジェクト間での機能の再利用、開発時間の削減、メッセージ・フローの保守容易性の拡大が可能となります。
メッセージ・ブローカー・プロジェクトおよび他のリソースは、WebSphere Message Broker Toolkit ワークスペースおよびファイル・システム内の他の場所に保管されます。 Eclipse 内のエクスポート機能を使用するか、またはファイル・システム上のディレクトリーのコピーを取って、リソースをバックアップすることできます。 またはその代わりに、リポジトリーを処理するようにWebSphere Message Broker Toolkitを セットアップすることもできます。開発リポジトリーを参照してください。