DB2 のセットアップ

この説明では、DB2 Universal Database を使用していることを前提とし、以下のタスクを順番に説明していきます。

データベース表を作成してそれにアクセスする際には、以下の問題に注意してください。

以下のステップを実行します。

  1. テキスト・エディターで新しい文書を開き、STAFFDB データベースを作成し BIND ユーティリティーを実行する以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を errorhandler1.sql として、そのファイルを保存します。
  2. DB2 コマンド・ウィンドウで以下のコマンドを入力して、DB2 が開始されていることを確認します。
    db2start
  3. DB2 コマンド・ウィンドウで、errorhandler1.sql が入っているフォルダーに移動して、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf errorhandler1.sql
  4. テキスト・エディターで新しい文書を開き、STAFF 表を作成する以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を errorhandler2.sql として、そのファイルを保存します。
    CONNECT TO STAFFDB
    DROP TABLE STAFF
    CREATE TABLE STAFF (STAFFNUM CHAR(10), LASTCHANGE TIMESTAMP, FIRSTNAME CHAR(30), LASTNAME CHAR(30))
    TERMINATE
  5. DB2 コマンド・ウィンドウで、errorhandler2.sql が入っているフォルダーに移動して、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf errorhandler2.sql

    スクリプトの実行が終了するまで待ちます。 初めてスクリプトを実行する場合、以下のメッセージが表示されます (DB2ADMIN はご使用のユーザー名、TBNAME は表の名前です)。

    DB21034E コマンドが、有効なコマンド行プロセッサー・コマンドでないため、SQL ステートメントとして処理されました。
    SQL 処理中に、以下のコマンドが返されました。
    SQL0204N "DB2ADMIN.TBNAME" は未定義の名前です。
    SQLSTATE=42704
    メッセージを無視します。スクリプトは、新しい表を作成する前に STAFF という名前の既存の表をすべて削除しようとしますが、これまでにこのスクリプトを実行したことがない場合は既存の表が見付けられず、それが理由でこのメッセージが表示されます。
  6. データ・ソース名 (DSN) として STAFFDB を指定して、STAFFDB データベースの ODBC 定義を作成します。 詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『 データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

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