WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ユーザー出口

ユーザー出口は、メッセージ・フローを移動するデータを追跡するための、C で作成されたユーザー提供のカスタム・ソフトウェアです。

ユーザー提供の関数を起動できるのは、メッセージのライフ・サイクル中にメッセージ・フローを通してメッセージが送られている間の特定の時点においてであり、またこの関数は、ユーティリティー関数を呼び出して、フロー内の点に関する情報およびメッセージ・アセンブリーの内容を照会できます。 ユーティリティー関数は、メッセージ・アセンブリーの特定の部分を変更することもできます。 ユーザー出口の使用の詳細は、ユーザー出口を使用する理由を参照してください。

ユーザー出口は、以下の 1 つ以上のイベントが発生したときに呼び出されます。
基本的なメッセージ・フロー
ここに示されている基本的なメッセージ・フローでは、以下の 3 つのレベルでメッセージを追跡することができます。
トランザクション・レベルでは、以下のイベントを追跡できます。
ノード・レベルでは、以下のイベントを追跡できます。
メッセージ入力または出力レベルでは、以下のイベントを追跡できます。
したがって、5 つの異なるタイプのイベントを追跡でき、これらのイベントは以下の順序で発生します。
  1. メッセージが入力ソースからデキューされる (フローへの読み取り)。
  2. メッセージが処理用にノードに伝搬される。
  3. 要求メッセージが出力ノードのトランスポートに送信され、トランスポート固有の宛先情報が LocalEnvironment の「WrittenDestination」に書き込まれる。
  4. ノード処理が完了する。
  5. トランザクションは終了する。
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        最終更新: 2015-02-28 17:45:21


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