WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ユーザー定義エディターの構成

ユーザー定義エディターを構成することにより、エディターで使用される Java™ コードを指定し、コードで使われる構成値と通知を指定します。

始める前に:

ユーザー定義エディターをパターン・パラメーターに割り当てます。ユーザー・インターフェースの定義を参照してください。

パターン・パラメーター用のユーザー定義エディターを構成するには、Java コード・プロジェクト、およびそのプロジェクト内の Java クラスを選択します。 パターン・ユーザーによってエディターが使用されるとき、Java クラス内のコードが実行されます。 必要に応じて、新しいコード・プロジェクトと Java クラスを作成できます。

ユーザー定義エディター・コード用として、さらにパターン・インスタンスを変更するための Java および PHP コード用として、コード・プロジェクトを使用できます。 パターン・インスタンスを変更するための Java および PHP の使用について、詳しくはJava または PHP を使用したパターン・インスタンスの変更を参照してください。 ユーザー定義エディターとパターン・インスタンス変更のコードを、両方のコード・タイプを使用するパターン用の同じコード・プロジェクトに含めることで、パターン・ユーザーに配布する必要のあるプロジェクトの数が少なくなります。

ユーザー定義エディターを構成するとき、構成値を指定することができます。 これらの値をユーザー定義エディター・コードで使用できます。 例えば、ユーザー定義エディターでのリストにデータを取り込むために使われる構成値のリストを入力できます。

ユーザー定義エディターに変更通知を送るパラメーターを、ユーザー定義パターン内で選択することができます。 エディター・コードで変更通知を使用することにより、他のパターン・パラメーター値が変更されたときにユーザー定義エディターに割り当てられたパラメーターの値を更新できます。

ユーザー定義エディターを構成するには、以下の手順を完了します。

  1. パターン・オーサリング・エディターの「パターン構成」タブで、ユーザー定義エディターに対して割り当てられているパラメーターを選択します。 「編集」をクリックします。 「パラメーターの編集」ウィンドウが開きます。
  2. 「エディター」タブをクリックします。 「パラメーター・エディター」フィールドで、「ユーザー定義エディター」が選択されていることを確認して、「エディターの構成」をクリックします。
  3. 「プロジェクト名」フィールドで、ユーザー定義エディターの Java コードが含まれるプロジェクトを選択します。 新しいコード・プロジェクトを作成するには、「新規プロジェクト」をクリックして、以下の手順を完了します。
    1. 新規コード・プラグインのプラグイン ID を入力します。 プラグインが作成されると、「ブローカー開発」ビュー「プロジェクト」セクションにプラグイン ID が表示されます。 プラグイン ID は、プラグインをパターン・ユーザーに配布する際にプラグインを識別するためにも使用されます。
    2. 「パターン・オーサリング Java クラスのサンプルをプロジェクトに追加します」をクリアします。
    3. 「PHP サポートをプロジェクトに追加します」をクリアします。
    4. 「終了」をクリックします。
  4. 「クラス名」フィールドで、ユーザー定義エディターの使用時に実行されるコード・プロジェクト内のクラスを選択します。
  5. オプション: 以下の手順を完了することにより、新しい Java クラスを作成できます。
    1. 「新規 Java クラス」をクリックします。 「新規パターン・オーサリング・プロパティー・エディター」ウィンドウが開きます。
    2. 「ソース・フォルダー」フィールドで、「参照」をクリックし、新規 Java クラス・ファイルを保管するフォルダーを選択します。
    3. オプション: 「パッケージ」フィールドに、新規クラスの Java パッケージの名前を入力します。 このフィールドをブランクのままにした場合、デフォルトのパッケージが使用されます。
    4. オプション: 新規 Java クラスのインターフェースを追加するには、「追加」をクリックします。 「実装されたインターフェースの選択」ウィンドウが開きます。 「インターフェースの選択」フィールドに追加するインターフェースの名前を入力し、「一致する項目」リストでインターフェースを選択して、「OK」をクリックします。 「実装されたインターフェースの選択」ウィンドウが閉じます。
    5. オプション: Java クラスのインターフェースを削除するには、「インターフェース」リストでインターフェースを選択し、「除去」をクリックします。
    6. オプション: 「次へ」をクリックして、Java クラスの作成に使われるパターン・オーサリング・プロパティー・エディター・テンプレートについての情報を確認します。
    7. 「終了」をクリックします。
  6. 「構成値」フィールドで、ユーザー定義エディターの Java コードで使用可能にする値をすべて入力します。 例えば、エディターで値のリストがパターン・ユーザーに表示される場合、このフィールドで値のリストを入力できます。 これにより、エディター・コードは構成値を使ってエディターで表示を行うことができます。
  7. 「このユーザー定義エディターに変更通知を送信する可視パラメーターを選択します」フィールドで、変更通知の送信元として設定するユーザー定義パターンのパラメーターをすべて選択します。
  8. 「OK」をクリックします。

次に行う事柄:

ユーザー定義エディター用の Java コードを作成します。ユーザー定義エディター用の Java コードの作成を参照してください。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:48:43


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