PATH 文節は、一致する関数およびプロシージャーのインプリメンテーションに対する呼び出しの際に検索される、追加のスキーマのリストを指定します。 呼び出しがあるスキーマは、暗黙的に PATH 文節に組み込まれます。
PATH 文節は、次のアルゴリズムに従って、ツール内の非修飾の関数とプロシージャー名を解決するために使用されます。
関数またはプロシージャーを開始するときに使用する名前は、スキーマ名で修飾したものでなければなりません。 動作は、以下のように状況によって異なります。
一致する関数が 1 つのスキーマ内に存在する場合、その関数が使用されます。一致する関数が複数のスキーマ内に存在する場合、コンパイル時エラーが発生します。 一致する関数がない場合には、スキーマ SQL が検索されます。
この規則とその前の規則は、ローカル・モジュール・ルーチンが同じ名前の組み込みルーチンよりも優先されることを暗示しています。
一致する関数が 1 つのスキーマ内に存在する場合、その関数が使用されます。一致する関数が複数のスキーマ内に存在する場合、コンパイル時エラーが発生します。 一致する関数がない場合には、スキーマ SQL が検索されます。
この規則とその前の規則は、ローカル・スキーマ・ルーチンが同じ名前の組み込みルーチンよりも優先されることを暗示しています。
<ノード・スキーマ> は、ノードのメッセージ・フローを含むスキーマとして定義されます。
<ノード・スキーマ> をこのように指定して、以前の WebSphere® Message Broker バージョンとの互換性を提供します。
参照されるスキーマが <ノード・スキーマ> だけである場合、ブローカー XML メッセージは WebSphere Message Broker バージョン 6.1 に含まれている追加の機能を組み込みません。
WebSphere Message Broker の以前のバージョンのブローカーでは、複数のスキーマ (例えば、再利用のためのサブルーチン・ライブラリー) がサポートされていません。製品の旧バージョンのブローカーにデプロイするには、すべての ESQL サブルーチンを、それらを開始するメッセージ・フローおよびノードと同じスキーマ内に配置してください。
Eclipse ツールは、コンテンツ・アシストおよびソース・コード妥当性検査で WebSphere Message Broker バージョン 6.1 ESQL 構文を使用します。
上記の項目がなくても、Eclipse ツールは、モジュールおよび関数 Main ラッパーを持たないブローカー ESQL を生成します。
関数およびプロシージャー名は、スキーマまたはモジュール内で固有でなければなりません。
BROKER SCHEMA CommonUtils
PATH SpecialUtils;
MODULE ....
次の例では、デフォルト・スキーマへのパスを追加します。PATH CommonUtils, SpecialUtils;
MODULE ....