WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

MQMD ヘッダーへのアクセス

MQMD ヘッダーのフィールドにアクセスするための ESQL ステートメントをコーディングします。

WebSphere® MQ および WebSphere MQ Everyplace® メッセージには、MQMD ヘッダーが含まれています。

MQMD 内のフィールドの参照や、Compute ノードでその更新を行うことができます。

例えば、MQMD のメッセージ ID MSGID をご使用の出力メッセージの別のフィールドにコピーしたい場合もあります。 そのためには、次のようにコーディングします。
SET OutputRoot.MRM.Identifier = InputRoot.MQMD.MsgId;
メッセージを分散システムから EBCDIC システムに送信する場合には、メッセージを互換性のある CodedCharSetId および Encoding に変換する必要があるかもしれません。 そのような変換を行うには、Compute ノードで次の ESQL をコーディングします。
SET OutputRoot.MQMD.CodedCharSetId = 500; 
SET OutputRoot.MQMD.Encoding = 785;

CodedCharSetId および Encoding の MQMD プロパティーは、コード・ページおよび後続のメッセージのセクション (通常は、MQRFH2 ヘッダーまたはメッセージ本体) のエンコード方式を定義します。

同一フィールドの場合にどちらのフォルダーが優先されるかという点で、Properties フォルダーと MQMD フォルダーの取り扱い方には相違があります。 詳しくは、さまざまなトランスポートの場合の、MQMD フォルダーと比較した Properties フォルダーの振る舞いを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:45:34


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