区切り分離タイプの場合、データ・フィールドを区切るために区切り文字が使用されますが、 タグは表示されません。 データ・フィールドはビット・ストリーム内で正しい順序になっていなければならず、エレメントをビット・ストリームの中から省略することはできません。
data1*data2*data3*data4
data1*data2*data3*data4
この場合、「区切り文字」が * です。 data1**data3*data4
data1*data2
つまり、このグループまたは複合タイプの最後から、区切り文字が抑止されています。 data1*data2**
つまり、省かれている (長さゼロの) エレメントを示すために、区切り文字が存在していなければなりません。 前述の規則に関する例外は、モデル内の複数のレベルで、同じ区切り文字が使用されている場合に生じます。
data1*data2*element3Data1*element3Data2*element3Data3*data4
element3Data2 および element3Data3 が欠落しており、区切り文字が抑止されていると、どのエレメントが欠落しているかをパーサーは判別できません。
data1*data2*element3Data1***data4
この制限は、「グループ標識」および「グループ・ターミネーター」で、 区切り文字として同じ文字ストリングを使用している場合にも適用されます。 そのようにしないと、ビット・ストリームがパーサーに対して明確でなくなります。
data1*data2*data3*data4*data5
この場合、「区切り文字」が * です。「全エレメントを区切る」分離タイプでは、タグまたは関連するパラメーターを使用しません。
テキスト・エレメントの場合、区切り文字によって長さが決まります。また「エレメント長の監視」プロパティーが設定されていない限り、「長さ」プロパティーは無視されます。
非テキスト・エレメントの場合、エレメントの「物理タイプ」によって長さが決まります。MRM TDS 形式: 単純データ値の長さの決定を参照してください。
{data1*data22222*data3}
ここで、分離タイプが「全エレメントを区切る」の際にエレメントを繰り返す必要がある場合、「反復エレメント区切り文字」 (RED) を使用して、繰り返されるエレメントを分けます。
data1*data2:data2:data2:data2:data2*data3*data4
ここで、
data1*data2*data3*data4
data1*data2::::*data3*data4
data1*data2**data3*data4
可変長エレメントしか含んでいない「可変長エレメントを区切る」分離のある複合タイプは、「全エレメントを区切る」分離のある複合タイプと類似しています。 固定長エレメントだけが含まれている場合、「固定長」タイプと類似しています。
data1*data2*data3*data4000data5
ここで、
{data1*data22222*data3*data4000data5}
ここで、
「可変長エレメントを区切る」環境での繰り返しエレメントのアクションは、繰り返しの最小および最大数と、エレメントで長さが指定されているかどうかに依存しています。
区切りエレメント (つまり、長さがないエレメント) が繰り返される場合、 「反復エレメント区切り文字」 (RED) が必要であり、「全エレメントを区切る」 の規則が守られます。 そのため、最後の繰り返しの後で区切り文字が必要になります。 この繰り返しの区切り文字の抑止を行うこともできます。
data1*data2:data2:data2:data2:data2:data2*data3*data4000data5
ここで、
「不在エレメント区切り文字の抑制」フィールド が「タイプの終了」に設定されている場合、区切り文字の抑止を使用できます。
data1*data2*data3*data4000data5
data1*data2:::::*data3*data4000data5
data1*data2**data3*data4
これは、「可変長エレメントを区切る」環境内での、非固定長の複合タイプまたはグループにも適用されます。
定義されている長さのエレメント (固定長エレメント) が繰り返され、最小オカレンスが最大オカレンスと同じではない場合、RED は必要ありませんが、最後の繰り返しの後で区切り文字が必要です。 この繰り返しの区切り文字の抑止を行えます。
data1*data2*data3*data400data400data400data400*data5
この場合、「区切り文字」が * です。 data1*data2*data3*data4000data4000*data5
定義されている長さのエレメント (固定長エレメント) が繰り返され、最小オカレンスが最大オカレンスと同じである場合、RED は不要です。 区切り文字も、最後の繰り返しの後で不要になります。 この繰り返しは切り捨てることができず、すべてのエレメントを示さなければなりません。
data1*data2*data3*data4000data4000data4000data4000data5
この場合、「区切り文字」が * です。 data1*data2*data3*data4000data40000000000000000000data5
これは、「可変長エレメントを区切る」環境内での、非固定長の複合タイプまたはグループにも適用されます。
複合タイプに「可変長エレメントを区切る」分離がある場合は、区切り文字は常に、組み込まれている (「子」) 複合エレメントと次のエレメントの間の出力になります。「子」複合エレメントの分離が「固定長」の場合でも同様です。 入力上で、パーサーはこの種の区切り文字があってもなくてもビット・ストリームを受け入れます。