WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

マッピングによるデータベース内のデータ変更

グラフィカル・データ・マッピング・エディターを使用して、データベース表のデータ行の挿入、更新、または削除を行います。

グラフィカル・データ・マップでデータベース変換を使用して、データベース表への新しいデータ行の挿入、あるいはデータベース表内の既存のデータ行の更新または削除を行えます。 グラフィカル・データ・マップでのデータベース変換のたびに、グラフィカル・データ・マッピング・エディターはデータベース定義ファイル (.dbm ファイル) を使用して、ユーザーがアクセスしようとしているデータベースの名前および構造を判別します。 グラフィカル・データ・マップでデータベース変換を作成するときに、ウィザードを開始してデータベース定義ファイルを作成できます。

グラフィカル・データ・マップで、入力オブジェクトにあるエレメントをデータベース変換の中のデータベース列に接続する場合、実行時にマップで処理されるすべての入力メッセージにそれらのエレメントが含まれている必要があります。 データベース列に接続したエレメントがメッセージに欠落している場合、またはメッセージがそのデータベース列で有効な値を指定していない場合、マップでメッセージが処理されるときに例外が発生します。 NULL 可能なデータベース列に接続する入力エレメントでは、有効な値か、Broker NULL 値のいずれかを指定する必要があります。 NULL 値について詳しくは、XMLNSC の空のエレメントおよびヌル値を参照してください。

Insert、Update、Delete のいずれかのデータベース変換をグラフィカル・データ・マップに追加すると、変換は追加出力ターゲットとして表示され、そこに入力オブジェクトを接続できるようになります。 マップが実行されるとき、1 つのデータベース変換は、構成されたデータベース・サーバー上の単一の操作を呼び出します。 反復入力エレメントをデータベース変換に接続すると、グラフィカル・データ・マッピング・エディターは、そのデータベース変換を、反復入力から、ネストした「For Each」変換の内部に移動します。

データベースの Insert、Update、または Delete 変換は、変換グループとして作成され、データベース操作と Return 変換から構成されます。 Insert および Update のデータベース操作変換はネストされた変換で、その中に、データベース表の列に対する個別のマッピングが作成されます。 Return 変換は、データベース操作が成功した場合にネストされたマッピングを挿入できるようにする、オプションの変換です。 Return 変換を使用しない場合、それを変換グループから削除できます。 データベース操作から失敗が返されたときのためのマッピングを指定する必要がある場合は、 Failure 変換を変換グループに追加できます。 Failure 変換は、データベース・システムから失敗が返された場合に挿入されるネストされた変換を提供します。

挿入、更新、または削除がテスト結果により条件付きである場合、Insert、Update、Delete の各変換を If 変換に変更できます。 変換を変更する前に、Insert、Update、Delete の各変換が変換グループの一部でないことを確認してください。 Return 変換や Failure 変換があればそれを削除した後に、 Insert、Update、または Delete の代わりに If 変換を選択します。 Insert、Update、Delete の各変換が、If 変換のネストされたマッピング内に移動します。 その後、必要な Return 変換と Failure 変換を追加できます。

以下のトピックでは、データベース表内のデータを変更する方法を説明します。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:38


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