WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

共有ディレクトリーの作成

マルチインスタンス WebSphere® Message Broker に必要な、 共有ディレクトリーの作成方法。

始める前に:

共有ディレクトリー (Windows の場合は共有 UNC パス) を作成する前に、社内で使用している NFS 製品または NAS 製品に用意されている資料をお読みください。 NFS サーバーの使用を予定している場合、このサーバーでは NFSv4 の使用 が必須であることにご注意ください。

ここでは、NFS 共有パスに関する一般的な手順を取り上げます。具体的な手順は、製品によって異なります。
  1. マルチインスタンス WebSphere MQ キュー・マネージャーのサーバーに、NFS 共有を作成します。
  2. NFS 共有を、WebSphere MQ マルチインスタンス・キュー・マネージャーの クライアント・ノード A および B の両方に、適切なロケーション (例えば、/Shared/Location/WMQ など) を 使用してマウントします。
  3. WMQ ディレクトリーがユーザーおよびグループ mqm により所有されており、ユーザーおよびグループに対してアクセス許可が rwx に設定されていることを確認します。 例えば、ls -al とすると、以下が表示されます。
    drwxrwxr–x mqm mqm 4096 Jun 14 14:38 WMQ
  4. マルチインスタンス・ブローカーのサーバー上に NFS 共有を作成します。
  5. NFS 共有を、マルチインスタンス・ブローカーのクライアント・ノード A お よび B の両方に、適切なロケーション (例えば、/Shared/Location/WMB など) を使用してマウントします。
  6. WMB ディレクトリーがユーザーおよびグループ mqbrkrs により所有されており、ユーザーおよびグループに対してアクセス許可が rwx に設定されていることを確認します。 例えば、ls -al とすると、以下が表示されます。
    drwxrwxr–x mqbrkrs mqbrkrs 4096 Jun 14 14:39 WMB
  7. AIX® で作業している場合は、属性キャッシュをオフにして、NFS サーバーをマルチインスタンス・タスクの専用にする必要があります。
    クライアント・ノード AB の両方で以下のコマンドを使用して、前の手順で例として使用した共有の場所の属性キャッシュをオフにします。
      nfs4cl setfsoptions /Shared/Location/WMQ noac
      nfs4cl setfsoptions /Shared/Location/WMB noac

    詳細については、AIX NFS コマンドを参照してください。

WebSphere MQ マルチインスタンス・キュー・マネージャーを作成します。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:00


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