Task 変換は、メッセージング・ソリューションでグラフィカル・データ・マップを使用する前に解決する必要がある手動タスクまたは考慮事項を示すものです。
Task 変換は 1 つ以上の入力と 1 つの出力に接続することができます。このようにして、考慮事項を解決するために必要な入力エレメントと出力エレメントを示します。
Task タイプ | 説明 |
---|---|
Error | メッセージング・ソリューションでマップが使用される前に解決する必要のあるグラフィカル・データ・マップでの問題を示すために使用されます。 グラフィカル・データ・マッピング・エディター、および「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「問題」ビューに、Error タイプの Task 変換が表示されます。グラフィカル・データ・マップに 1 つ以上の Error タイプの Task 変換が存在する場合、そのグラフィカル・データ・マップはデプロイできません。 |
Warning | 検討する必要のあるグラフィカル・データ・マップの領域を示すために使用されます。 グラフィカル・データ・マッピング・エディター、および「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「問題」ビューに、Warning タイプの Task 変換が表示されます。 Warning タイプの Task 変換は、実行時に無視されます。 |
情報 | グラフィカル・データ・マップにメモまたはコメントを含めるために使用されます。 グラフィカル・データ・マッピング・エディター、および「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「問題」ビューに、Info タイプの Task 変換が表示されます。 Info タイプの Task 変換は、実行時に無視されます。 |
To Do | グラフィカル・データ・マップの未完成領域を示すために使用されます。 グラフィカル・データ・マッピング・エディター、および「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブの「タスク」ビューに、To Do タイプの Task 変換が表示されます。 To Do タイプの Task 変換は、実行時に無視されます。 |
Task 変換の「文書」プロパティーを使用して、手動タスクまたは考慮事項の詳細を記述します。 「文書」プロパティーには、関連リソース (例えば、.msgmap ファイル) へのリンクも含めることができます。
Mapping ノードについて詳しくは、Mapping ノードを参照してください。
WebSphere® Message Broker Toolkit を使用してメッセージ・マップ (.msgmap ファイル) をグラフィカル・データ・マップ (.map) ファイルに変換すると、変換プロセスによって再作成されなかったマッピング構造ごとに、新規グラフィカル・データ・マップに Task 変換が作成されます。 Task 変換の「文書」プロパティーを使用して、変換されなかった変換および提案されている解決策 (存在する場合) が記述されます。 以下に例を示します。
This map transform was generated by conversion of the message mapping built in a previous version of the product.
The original transform from the converted file "example.msgmap_backup" was was "esql:concat('NativeError: ', esql:sqlnativeerror())".
The convert processing could not provide an equivalent transform. Reason: There is no supported corresponding XPath expression for esql:sqlnativeerror().
This map cannot be deployed and run until this 'Task' transform is re-implemented.
To re-implement this transform and remove the error marker on the map consider changing the 'Task' transform into a <Custom XPath Transform>.
.msgmap ファイルの変換について詳しくは、.msgmap ファイルから .map ファイルへのメッセージ・マップの変換を参照してください。