「WebSphere MQ からのサービス・アクセス: 一方向」パターンのパラメーター

入力情報
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
入力キュー はい はい IN このパターン・パラメーターは、クライアント入力メッセージを受け取るブローカー・キューを識別します。
入力メッセージの妥当性検査 いいえ はい なし このパターン・パラメーターは、要求に必要な妥当性検査のレベルを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
  • なし
  • 内容
  • 内容と値
入力メッセージ・セット いいえ いいえ このパターン・パラメーターは、メイン・メッセージ・フローの Input ノードのメッセージ・セットを構成するために使用されます。
サービス情報
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
サービス・プロバイダー用の WSDL はい いいえ このパラメーターは、WebSphere MQ アクセスを提供する対象となる、サービスのインターフェースを定義するデプロイ可能な WSDL ファイルを定義します。

この値には、ワークスペース・メッセージ・セット・プロジェクトで始まるパス名が含まれている必要があります。

サービス・プロバイダーの URL いいえ はい このパラメーターは、WebSphere MQ アクセスを提供する対象となる、サービスのエンドポイントを定義します。

指定されていない場合、エンドポイントは WSDL ファイルのバインディング情報から決定されます。

最大応答時間 (秒単位) はい はい 120 このパラメーターは、ブローカー・サービス要求が応答を待機する最大時間を定義します。
ロギング
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
要求のロギングが必要 いいえ いいえ クリア済み このパターン・パラメーターは、ロギング用のコードをパターン・インスタンスに含めるかどうかを決定します。

「要求のロギングが必要」と「応答のロギングが必要」が両方ともクリアされている場合、ロギング・サブフローは組み込まれません。

「要求のロギングが必要」が選択されている場合、ロギング・サブフローがメッセージ・フローに含まれ、「ログ・キュー・マネージャー」と「ログ・キュー」の値を設定する必要があります。

このパラメーターが設定されている場合、ターゲット・サービスに正常に送信されたすべてのメッセージがログに記録されます。

応答のロギングが必要 いいえ いいえ クリア済み このパターン・パラメーターは、ロギング用のコードをパターン・インスタンスに含めるかどうかを決定します。

「要求のロギングが必要」と「応答のロギングが必要」が両方ともクリアされている場合、ロギング・サブフローは組み込まれません。

「応答のロギングが必要」が選択されている場合、ロギング・サブフローがメッセージ・フローに含まれ、「ログ・キュー・マネージャー」と「ログ・キュー」の値を設定する必要があります。

このパラメーターが設定されている場合、ターゲット・サービスからのすべての応答がログに記録されます。

ログ・キュー・マネージャー いいえ はい このパターン・パラメーターは、ロギング用のキュー・マネージャーを定義します。 ロギングにブローカー・キュー・マネージャーが使用される場合、これをブランクのままにすることができます。

このパラメーターは、「要求のロギングが必要」または「応答のロギングが必要」が選択されている場合にのみ必要です。

ログ・キュー いいえ はい LOG このパターン・パラメーターは、ロギング用のキューを定義します。

このパラメーターは、「要求のロギングが必要」または「応答のロギングが必要」が選択されている場合にのみ必要です。

エラー処理
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
エラー・アクション いいえ いいえ エラー・キュー このパターン・パラメーターは、エラーが検出されたときにとられるアクションを定義します。

「エラー・アクション」が「エラー・キュー」に設定されている場合は、エラー・メッセージを作成するためのコードがパターン・インスタンスに組み込まれ、デフォルトで着信メッセージ内のデータが保存されて、指定されたエラー・キューに書き込まれます。イベントはイベント・ログに書き込まれません。診断情報が必要な場合は、「エラー通知」を選択してください。

「エラー・アクション」が「ロールバック」に設定されている場合は、エラーが生じると入力メッセージがロールバックされます。 このアクションを選択する場合は、入力キューをバックアウト・キューとともに構成する必要があります。ロールバックの原因となったイベントはイベント・ログに記録されます。呼び出されたサービスが障害を返した場合にもロールバックが発生します。

このオプションを選択した場合、エラー・キューは構成されません。

エラー・キュー・マネージャー いいえ はい このパターン・パラメーターは、エラー・メッセージ用のキュー・マネージャーを定義します。 ロギングにブローカー・キュー・マネージャーが使用される場合、これをブランクのままにすることができます。
エラー・キュー いいえ はい ERROR このパターン・パラメーターは、エラーの原因となったメッセージを永続化するキューを定義します。
エラー通知 いいえ いいえ クリア済み このパターン・パラメーターは、エラーが検出されたときにエラー通知が生成されるかどうかを定義します。

「エラー通知」を選択すると、エラーの要約が含まれた通知メッセージがエラー通知キューに書き込まれます。サービスからの障害応答が原因でエラーが発生した場合は、イベントの要約に障害の要約が含まれます。

エラー通知キュー・マネージャー いいえ はい このパターン・パラメーターは、エラー通知メッセージ用のキュー・マネージャーを定義します。通知にブローカー・キュー・マネージャーが使用される場合、これをブランクのままにすることができます。
エラー通知キュー いいえ はい NOTIFYERROR このパターン・パラメーターは、エラー通知メッセージ用のキューを定義します。
その他
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
ブローカー・スキーマ いいえ いいえ mqsi ブローカー・スキーマを指定すると、すべてのメッセージ・フローと ESQL ファイルがそのスキーマ内に作成されます。

スキーマを指定しない場合、デフォルトのブローカー・スキーマが使用されます。

フロー接頭部 いいえ いいえ 設定されている場合、この接頭部はすべてのメッセージ・フロー名の先頭に追加されます。
フロー接尾部 いいえ いいえ 設定されている場合、この接尾部はすべてのメッセージ・フロー名の末尾に追加されます。
キュー接頭部 いいえ いいえ 設定されている場合、この接頭部はすべてのキュー名の先頭に追加されます。

デフォルトのキュー名が使用されている場合、各パターン・インスタンスのキュー名を識別するために接頭部、接尾部、またはその両方を設定する必要があります。

キュー接尾部 いいえ いいえ 設定されている場合、この接尾部はすべてのキュー名の末尾に追加されます。

デフォルトのキュー名が使用されている場合、各パターン・インスタンスのキュー名を識別するために接頭部、接尾部、またはその両方を設定する必要があります。

簡略説明 いいえ いいえ この説明は、生成されるすべてのメッセージ・フローの「簡略説明」プロパティーに追加されます。
詳細説明 いいえ いいえ この説明は、生成されるすべてのメッセージ・フローの「詳細説明」プロパティーに追加されます。

すべてのパターン・パラメーターと、そのデフォルト値がリストされています。

M という見出しの列は、プロパティーが必須 かどうかを示します。C という見出しの列は、プロパティーが構成可能かどうか、つまり、メッセージ・フローをブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに追加するときに値を変更できるかどうかを示します。

デフォルトが示されていない場合、デフォルト値は空ストリングです。

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