Collector サンプルのセットアップ

WebSphere Message Broker Toolkit プリファレンスの変更

テスト・クライアント用に WebSphere Message Broker Toolkit プリファレンスを 120 秒から 300 秒に変更する必要があります。

  1. 「ウィンドウ」> 「プリファレンス」 をクリックします。「プリファレンス」ウィンドウが開きます。
  2. 左にあるプリファレンスのペインで「ブローカー開発」を展開します。
  3. 「Message Broker テスト・クライアント」を選択します。
  4. 「テスト・クライアントの停止を待機する秒数」フィールドの値を 120 秒から 300 秒に変更します。
  5. 「適用」をクリックします。

FileInput ノードが読み取るディレクトリーおよびファイルを作成する

FileInput または FileOutput ノードを構成する際に、ファイルを読み書きするディレクトリーの場所を設定しなければなりません。ノード中で、絶対パスまたは相対パスを設定することができます。相対パスを設定する場合、MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY 環境変数を設定する必要があります。

このサンプルでは、fileinput という相対パス名が FileInput ノード fileinput で設定されます。このプロパティーは、メッセージ・フロー・エディターでノードが構成されるときに「基本」ページに示されるノードの「入力ディレクトリー」プロパティーで設定されます。

このサンプルのルート・ディレクトリーは以下のとおりです。

異なったルート・ディレクトリーを選ぶこともできます。その場合は環境変数 MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY を、選んだディレクトリーに設定してください。

  1. ディレクトリーを次のように作成します。
  2. 環境変数 MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY にルート・ディレクトリーを設定します。
    1. 『コマンド環境のセットアップ』にある指示に従って、コマンド環境と以下の行 (等号 (=) 文字の前後に空白を入れないことに注意) を含むコマンド・ファイル作成します。
      • Windows の場合:
        SET MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY=c:\MQSIFileInput
      • Linux の場合:
        export MQSI_FILENODES_ROOT_DIRECTORY="/tmp/MQSIFileInput"
    2. ブローカーを停止して、再始動します。『ブローカーの開始と停止』を参照してください。

これで、サンプルを実行するために、メッセージ・フローをインポートし、デプロイすることができるようになりました。

注: サンプルをインポートすると、WebSphere Message Broker Toolkit の「問題」ビューに「 ノードに未接続の catch ターミナルがあります」というようなエラー・メッセージが表示される場合があります。 このエラーは、実行時のサンプルの振る舞いには影響しません。

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