監査または問題判別の目的で、データをデータベースに記録し、そのデータを表示および再生できます。
ブローカーをパススルーするメッセージの監査レコードが必要な場合、それらのメッセージを記録することができます。 開発またはテストの目的で、または問題判別に役立てるためにメッセージの履歴を保持する必要がある場合、メッセージを記録することもできます。
記録するデータを決定するには、メッセージ・フローでモニターを構成する必要があります。 データはデータベース (Oracle データベースまたは DB2® データベースのいずれか) に保管されます。 データ・ソースを作成した後、構成可能サービスを使用して、データを記録する際に使用するデータ・ソース名を定義する必要があります。
データの記録後、いくつかの方法でデータを表示できます。 Web インターフェースを使用することで、記録したメッセージのリストを表示したり、特定のメッセージの詳細を確認したりすることができます。 また、メッセージ・ブローカー API または WebSphere® Message Broker Representational State Transfer (REST) API を使用して、記録したデータを表示することもできます。
Web インターフェースまたは メッセージ・ブローカー API を使用することで、WebSphere MQ キューでメッセージを再生できます。 テストや問題判別のために、メッセージを別のメッセージ・フローで再生することもできます。