WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

リソース統計データ: Java 仮想マシン (JVM)

リソース統計収集をアクティブにするときに返される JVM リソース・タイプのデータについて学習します。

これらの統計は、WebSphere® Message Broker Explorer で表示できます。あるいは、このデータを返すパブリケーション (1 つの XML メッセージ) にサブスクライブするプログラムを作成することもできます。 パブリケーション・メッセージの例については、XML 出力の例を参照してください。

各実行グループは、それぞれ独自の Java™ 仮想マシン (JVM) を開始します。 この JVM は、その実行グループのすべての Java アクティビティーをサポートします。 そのグループでメッセージ・フローをまだデプロイ/開始していない状況でも、いくつかの Java アクティビティーが実行グループで発生します。 このようなリソース統計を使用すると、JVM がどれほどのメモリーを使用しているのか、実行グループ内でどれほどの頻度でガーベッジ・コレクションが発生しているのかを確認できます。

以下の JVM リソースの統計が収集されます。
  • ヒープ・メモリー
  • 非ヒープ・メモリー
  • ガーベッジ・コレクション

この 3 つのグループの値を追加した要約も生成されます。

未定義の測定値または設定されていない測定値については、特殊値 -1 が返されます。

リスト上の各リソースに対して返される測定値を以下の表で説明します。 ガーベッジ・コレクションの測定値は累積値であり、統計の収集を停止するまで、その値は増え続けます。
測定値 リソース 説明
InitialMemoryInMB
  • ヒープ・メモリー
  • 非ヒープ・メモリー
JVM が始動時にメモリー管理のためにオペレーティング・システムに要求するメモリーの初期量。 その値は、未定義の場合があります。
UsedMemoryinMB
  • ヒープ・メモリー
  • 非ヒープ・メモリー
現在使用中のメモリーの量。
CommittedMemoryInMB
  • ヒープ・メモリー
  • 非ヒープ・メモリー
オペレーティング・システムから JVM に割り振られているメモリーの量。
MaxMemoryInMB
  • ヒープ・メモリー
  • 非ヒープ・メモリー
メモリー管理のために使用できるメモリーの最大量。 その値は、未定義の場合があります。
CumulativeGCTimeInSeconds ガーベッジ・コレクション JVM のこのインスタンスで発生したガーベッジ・コレクションの累積経過時間 (秒単位)。 その値は、未定義の場合があります。
CumulativeNumberOfGCCollections ガーベッジ・コレクション JVM のこのインスタンスで発生したガーベッジ・コレクションの総数。 その値は、未定義の場合があります。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:25


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