TCPIP Client Nodes サンプルのセットアップ
サンプルをセットアップするには、以下のステップを実行します。
- サンプルをインポートしてデプロイし、以下のディレクトリーをワークスペースに追加します。
- TCPIPClientNodesSampleFlowProject。
このプロジェクトには、4つのサンプル・メッセージ・フローと 3 つの .mbtest ファイルが入っています。
このプロジェクトにはまた、コンパイル済みのメッセージ・フローを格納したブローカー・アーカイブ (BAR)ファイルと、サンプルの拡張用のサンプル入力メッセージも入っています。
- TCPIPClientNodesSampleJavaProject。
このプロジェクトには、サンプル・メッセージ・フローで使用される JavaCompute ノードのソース・コードが入っています。
- TCPIPClientNodesSampleFlowProject は、そのインポート後の警告 「The SaleEnvelope schema element was not found in the $OutputBody/SaleEnvelope/Response XPath.」を示しています。
この警告が生成される理由は、特定のエレメントがテスト・メッセージ本体内で参照されている一方で、それを無視できるからです。
テスト・メッセージは自己定義型 XML メッセージであるため、この XPath 式は、設計時に解決できません。
- デフォルトでは、このサンプルは、TCPIPClientNodesSampleExecutionGroup 内に以下のオブジェクトを格納している非同期シナリオをデプロイして実行します。
- TCPIPAsyncOut メッセージ・フロー
- TCPIPAsyncIn メッセージ・フロー
- TCPIPServerSimulation メッセージ・フロー
- TCPIPClientNodesSampleJavaProject
- このサンプルでは、ローカル・コンピューター上でポート 7777 を使用できると想定されています。
別のポートを使用する予定の場合、以下のオプションのうちの 1 つを選択します。
- 4 つのメッセージ・フローで使用される TCPIP ノードをすべて変更し、それぞれのポート番号が 7777 に設定されるようにします。
- 各ノードをクリックし、変更したい各ノードのポート番号を変更します。
「プロパティー」ビューの「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを localhost:port に変更します。ただし port は、使用するポート番号です。
- メッセージ・フローを保存します。
- TCPIPClientNodesSampleArchive.bar を選択してオープンします。
「準備」タブを選択し、「ブローカー・アーカイブのビルド」をクリックします。
BAR ファイルを保存します。
- BAR ファイルを TCPIPClientNodesSampleExecutionGroup にドラッグします。
- メッセージ・フロー内で直接にではなく、BAR ファイル内の「構成」タブ上の同じ「接続の詳細」 プロパティーを指定変更します。
「基本」タブ上の「接続の詳細」プロパティーは、以下の画面取りに似たものになります。
これでサンプルを実行できるようになりました。
TCPIP Client Nodes サンプルの実行を参照してください。
これらのノードがどのように機能し、構成されるかに関する概要は、WebSphere Message Broker 資料の TCP/IP の概要を参照してください。
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