メッセージ・フローで使用されるパーサーを変更する必要がある場合は、ResetContentDescriptor ノードを使用して、メッセージを別のパーサーで再解析するよう要求します。
ResetContentDescriptor ノードを使用すると、メッセージ・ビット・ストリームがメッセージ・フローの後続のノードによって次に解析されるときに使用される、新しいメッセージ・プロパティーを設定できます。
例えば、着信メッセージがメッセージ・フローに入るときにメッセージ形式が不明の場合は、BLOB パーサーが開始されます。 その後、メッセージ・フローで、メッセージが MRM ドメインで事前定義されているか判別し、 メッセージ・フロー内の後続のノードがメッセージを解析する際に使用する正しい値を、 ResetContentDescriptor ノードを使用して設定できます。
新しいパーサーとして MRM、XMLNSC、DataObject、または IDOC を指定した場合は、別のメッセージ・テンプレート (メッセージ・セット、メッセージ・タイプ、およびメッセージ形式) も指定することができます。
ノードがメッセージをすぐに再解析するかどうかは、ノード・プロパティーの「解析のタイミング」オプションの設定によって決まります。 「解析のタイミング」は、デフォルトによって、「要求時」に設定されます。これにより、メッセージの構文解析が遅延されます。 メッセージを解析するタイミングを制御する方法について詳しくは、要求時の構文解析を参照してください。