Email サンプルの実行
サンプルの Email Output または Email Input 部分を実行する前に、E メール・サーバー URL など、E メール・フォームに必須情報を入力する必要があります。
- サンプルの Email Output 部分の実行
- サンプルの Email Input 部分の実行
サンプルの Email Output 部分には、以下の 2 つのメッセージ・フローが含まれています。
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emailform メッセージ・フロー: このメッセージ・フローは E メール・フォームを作成します。送信する E メールに関する情報をこの E メール・フォームに入力する必要があります。
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sendemail メッセージ・フロー: このメッセージ・フローは、E メール・フォームで処理依頼された情報を処理し、その情報を使用して E メール・メッセージを送信します。
これらのメッセージ・フローをデプロイすれば、サンプルを実行するために必要な構成はそれ以上ありません。このサンプルで使用される E メール・フォームに入力するために Web ブラウザー・クライアントを使用します。
サンプルの実行時に問題を検出した場合は、
WebSphere Message Broker 資料の『サンプル実行時の問題の解決』を参照してください。
サンプルの Email Output 部分の実行:
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Web ブラウザー・クライアントを起動します。「URL 要求」フィールドに、http://localhost:7080/hello と入力します。Web ブラウザーに E メール入力フォームが表示されます。
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Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) サーバーの詳細を入力します。例えば SMTP.my.company.com と入力した後、そのフォームを E メール・クライアントとして使用します。
「宛先」および「送信者」フィールドに有効な E メール・アドレスを入れておく必要があります。
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E メール・フォームの必須およびオプション・フィールドに入力します。
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添付ファイルがあればそれも付けて E メール・メッセージを送信するために、「発信」をクリックします。E メールの送信が失敗した場合、例外の詳細が Web ブラウザーに表示されます。E メールの送信が成功した場合、メッセージ ID と共に確認メッセージが Web ブラウザーに表示されます。
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E メールの送信が失敗した場合、「OK」をクリックすると空の E メール・フォームが表示されます。正しい情報を E メール・フォームに入力して、メッセージの送信を再試行してください。
Email Input サンプルは、次の第 3 のメッセージ・フローを追加します。
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getemail メッセージ・フロー: このメッセージ・フローは、Email Output ノードによって送信された E メールを処理し、その E メールをフィルタリングして WebSphere MQ キューに入れるか、または File Output ノードを使用することによってファイルの添付ファイルを保存します。
前提条件: サンプルの Email Input 部分を実行する前に、Email Input サンプルのセットアップで示されているステップを完了しておく必要があります。
getemail メッセージ・フローをデプロイした後、Web ブラウザー・クライアントを使用して、このサンプルで使用される E メール・フォームを完成してください。
サンプルの実行時に問題を検出した場合は、
WebSphere Message Broker 資料の『サンプル実行時の問題の解決』を参照してください。
サンプルの Email Input 部分の実行:
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Web ブラウザー・クライアントを起動します。「URL 要求」フィールドに、http://localhost:7080/hello と入力します。Web ブラウザーに E メール入力フォームが表示されます。
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SMTP サーバーの詳細を入力します。例えば SMTP.my.company.com と入力した後、そのフォームを E メール・クライアントとして使用します。
「宛先」および「送信者」フィールドに有効な E メール・アドレスを入れておく必要があります。
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E メール・フォームの必須フィールドに入力し、件名とメッセージ本体の本文を追加します。
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「送信」をクリックします。E メールの送信が失敗した場合、例外の詳細が Web ブラウザーに表示されます。E メールの送信が成功した場合、メッセージ ID と共に確認メッセージが Web ブラウザーに表示されます。
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E メールの送信が失敗した場合、「OK」をクリックすると空の E メール・フォームが表示されます。正しい情報を E メール・フォームに入力して、メッセージの送信を再試行してください。
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E メール・ポーリング間隔 (デフォルトで 5 秒) 経過後に、WebSphere MQ キューである EMAILOUT に入れられた E メール本文を表示できます。
- 添付ファイルのある E メールを送信してみます。手順は以下のとおりです。
- Web ブラウザーの E メール送信フォームに戻ります。
- E メール・フォームの必須フィールドに入力し、件名とメッセージ本体の本文を追加します。
- 「ファイルの選択」をクリックし、添付ファイルとして送信するファイルを選択します。
- 選択した添付ファイルのファイル・タイプと対応する正しい「添付のコンテンツ・タイプ」をメニューから選択します。
例えば .jpg イメージ・ファイルの場合は、application/octet-stream を選択します。
- 「送信」をクリックします。E メールの送信が失敗した場合、例外の詳細が Web ブラウザーに表示されます。E メールの送信が成功した場合、メッセージ ID と共に確認メッセージが Web ブラウザーに表示されます。
- E メールの送信が失敗した場合、「OK」をクリックすると空の E メール・フォームが表示されます。正しい情報を E メール・フォームに入力して、メッセージの送信を再試行してください。
- E メール・ポーリング間隔 (デフォルトで 5 秒) 経過後に、E メール添付ファイルは email_attachment.dat というファイルに保存されます。このファイルのデフォルトの場所は、c:\temp\ です。保存された添付ファイルの拡張子名を元のファイルの拡張子に置き換え、内容を表示します。
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