セキュアな WebSphere® Service Registry and Repository (WSRR) リポジトリーにアクセスするには、mqsichangeproperties コマンドを使用して、構成パラメーターを設定します。
HTTP ではなく HTTPS 上で接続する必要があります。 これは、デフォルトの WSRR プロファイルの endpointAddress 構成パラメーター DefaultWSRR で指定されています。
endpointAddress 構成パラメーターの詳細については、WebSphere Service Registry and Repository ノードの構成パラメーターを参照してください。
セキュアな WebSphere Service Registry and Repository にアクセスするには、以下の一連のコマンドを入力します。
mqsireportproperties MB8BROKER -c ServiceRegistries -o DefaultWSRR -r
ここで、
-c は、構成可能サービス (この場合は ServiceRegistries) を指定します。
-o は、オブジェクトの名前 (この場合は DefaultWSRR) を指定します。
-r は、該当する場合は子値を含めて、オブジェクトのすべてのプロパティー値を表示するよう指定します。
mqsichangeproperties MB8BROKER -c ServiceRegistries -o DefaultWSRR
-n endpointAddress
-v https://localhost:9443/WSRR6_1/services/WSRRCoreSDOPort
ここで、
-c は、構成可能サービス (この場合は ServiceRegistries) を指定します。
-o は、オブジェクトの名前 (この場合は DefaultWSRR) を指定します。
-n は、変更するプロパティーの名前 (この場合は endpointAddress) を指定します。
-v は、-n パラメーターで定義されるプロパティーの値を指定します。
(この場合は https://localhost:9443/WSRR6_1/services/WSRRCoreSDOPort)
WebSphere Message Broker でサポートされる特定のレベルの WSRR については、WebSphere Message Broker 要件を参照してください。
mqsireportproperties MB8BROKER -o BrokerRegistry -r
ここで、
-o は、オブジェクトの名前 (この場合は BrokerRegistry) を指定します。
-r は、該当する場合は子値を含めて、オブジェクトのすべてのプロパティー値を表示するよう指定します。
mqsichangeproperties MB8BROKER -o BrokerRegistry
-n brokerKeystoreFile -v C:¥WSRR¥SSL¥ClientKeyFile.jks
ここで、
-o は、オブジェクトの名前 (この場合は BrokerRegistry) を指定します。
-n は、変更するプロパティーの名前 (この場合は brokerKeystoreFile) を指定します。
-v は、-n パラメーターで定義されるプロパティーの値を指定します。
(この場合は C:¥WSRR¥SSL¥ClientKeyFile.jks)
mqsichangeproperties MB8BROKER -o BrokerRegistry
-n brokerTruststoreFile -v C:¥WSRR¥SSL¥ClientTrustFile.jks
ここで、
-o は、オブジェクトの名前 (この場合は BrokerRegistry) を指定します。
-n は、変更するプロパティーの名前 (この場合は brokerTruststoreFile) を指定します。
-v は、-n パラメーターで定義されるプロパティーの値を指定します。
(この場合は C:¥WSRR¥SSL¥ClientTrustFile.jks)
mqsisetdbparms MB8BROKER -n DefaultWSRR::WSRR -u wasuser -p waspass
ここで、
-n は、データ・ソースの名前 (この場合は DefaultWSRR::WSRR) を指定します。
-u は、このデータ・ソースに関連付けるユーザー ID (この場合は wasuser) を指定します。
-p は、このデータ・ソースに関連付けるパスワード (この場合は waspass) を指定します。
mqsisetdbparms MB8BROKER -n brokerKeystore::password -u dummy -p WebAS
ここで、
-n は、データ・ソースの名前 (この場合は brokerKeystore::password) を指定します。
-u は、このデータ・ソースに関連付けるユーザー ID (この場合は dummy) を指定します。
-p は、このデータ・ソースに関連付けるパスワード (この場合は WebAS) を指定します。
mqsisetdbparms MB8BROKER -n brokerTruststore::password -u dummy
-p WebAS
ここで、
-n は、データ・ソースの名前 (この場合は brokerTruststore::password) を指定します。
-u は、このデータ・ソースに関連付けるユーザー ID (この場合は dummy) を指定します。
-p は、このデータ・ソースに関連付けるパスワード (この場合は WebAS) を指定します。
mqsisetdbparms MB8BROKER -n jms::DefaultWSRR@jms/SRConnectionFactory
-u userid -p password
ここで、
-n は、データ・ソースの名前 (この場合は jms::DefaultWSRR@jms/SRConnectionFactory) を指定します。
-u は、このデータ・ソースに関連付けるユーザー ID (この場合は userid) を指定します。
-p は、このデータ・ソースに関連付けるパスワード (この場合は password) を指定します。