User-defined Extension サンプルの設定
ステップ 4 で WebSphere Message Broker Toolkit をクローズする必要があるため、手順を印刷してから開始することをお勧めします。
SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルをセットアップするには、以下のステップを実行します。
- サンプルをインポートします。このアクションによって、以下のディレクトリーがワークスペースに追加されます。
- UDESampleCCode。このディレクトリーには、NumCompute ノードのソース・コードが入っています。
- UDESampleJavaCode。このディレクトリーには、SearchFilter ノードのソース・コードが入っています。
- UDESampleLibraries。SearchFilter ノードの Java ライブラリーは、このプロジェクトの最上位に保存されます。NumCompute ノードの C ライブラリーは、プラットフォームに応じてサブフォルダーに保存されます。
according to platform.
- UDESampleMessageFlowProject。このディレクトリーには、2 つのサンプル・メッセージ・フローと 2 つの .mbtest ファイルが入っています。
それぞれのサンプルごとに、1 つのメッセージ・フローと 1 つの .mbtest ファイルを利用できます。
また、このプロジェクトには SearchFilter サンプル、および NumCompute サンプルのコンパイルされたメッセージ・フローが入った BAR ファイルが含まれます。
- UDESamplePlugInNodeProject。このディレクトリーには、SearchFilter ノードと NumCompute ノードのノード定義が入っているので、それらがメッセージ・フローおよびノード・パレットで表示されます。
「サンプルのインポートおよび部分セットアップ」オプションによって、前述のディレクトリーがワークスペースに追加され、おおよそ 9 つのエラーと 2 つの警告が発生します。
そのようなエラーおよび警告は想定内であり、そのほとんどは、ステップ 5 および 6 の完了時に解決されます。ただし、以下の 2 つの警告が残ることがあります。
- UDESampleJavaCode.jar のエントリーが bin.includes 内で必要です。
- フォルダー "META-INF/" がワークスペースに存在しません。
- プロジェクト UDESamplePlugInNodeProject をデプロイ可能なプラグインとしてエクスポートします。
- 「ブローカー開発」ビューでプロジェクト UDESamplePlugInNodeProject を右クリックして、
「エクスポート」>「プラグイン開発」>「デプロイ可能なプラグインおよびフラグメント」>「次へ」を選択します。
- 「参照」 をクリックし、マシン上のディレクトリーの場所を選択します。「終了」をクリックします。
- エクスポートしたプラグインのハード・ディスク上のロケーションにナビゲートし、プラグインのディレクトリーの下にある .jar ファイルをコピーします。
.jar ファイルを install_dir/plugins/ に貼り付けます。
このステップによって、メッセージ・フローとノード・パレットにノードが表示されます。
Linux の場合: 非ルート・ユーザーとして Toolkit を実行する場合、以下のファイル許可を設定する必要があります。
- cd install_dir/plugins/UDESamplePlugInNodeProject
- chmod 666 *
- chmod 755 icons
- 次のステップを実行する前に、このセットアップ情報をメモ帳 (Windows の場合) または任意のエディター (Linux の場合) にカット・アンド・ペーストするか、またはこのページを印刷しておいてください。
- WebSphere Message Broker Toolkit を閉じます。
- -clean オプションを使って、Toolkit を再始動します。
このアクションは、コマンド行から実行するか、またはメニューのショートカットを変更して実行することができます。
ユーザー定義拡張 (UDE) に何らかの変更を加えたときには、メッセージ・フロー・ノード・パレットに変更が取り込まれるように、必ず -clean オプションを使用する必要があります。
- Toolkit にエラーが残っている場合は、ワークスペース内のすべてのプロジェクトを消去します。
- 開いたウィンドウで、「プロジェクト」>「消去」 をクリックします。
- 「すべてのプロジェクトを削除」 が選択されているのを確認して、「OK」をクリックします。
- 「ブローカー開発」ビューで UDESampleLibraries フォルダーを見つけます。
- .jar ファイルおよび関連する .lil ファイルの両方が表示されるまで、
適切なプラットフォーム固有サブフォルダーを展開します。
- Ctrl を押したまま、.lil と .jar ファイルを選択します。
- UDESampleJavacode.jar ファイルおよび関係する NumComputeNode.lil ファイルを一時ディレクトリーにエクスポートするには、「ファイル」>「エクスポート」>「一般」>「ファイル・システム」をクリックして、
「次へ」をクリックします。
- 「宛先」のディレクトリーに、ファイルのエクスポート先とするディレクトリーの詳細 (例えば Windows では C:\UserLibraries、Linux では /tmp/userLibraries) を入力して、「終了」をクリックします。
存在しないディレクトリーの名前を入力した場合は、そのディレクトリーが自動的に作成されます。
選択するディレクトリーに対する書き込みアクセス権がなければなりません。
- WebSphere Message Broker コマンド・コンソール (Windows の場合) または端末ウィンドウ (Linux の場合) で、
mqsiprofile コマンドを実行してから、コマンド・プロンプトに次のコマンドを入力します。
mqsistop MB8BROKER
- プロンプトに、次のようなコマンドを入力します。
mqsichangebroker MB8BROKER -l <directory_from_step_11>
- プロンプトに、次のようなコマンドを入力します。
mqsistart MB8BROKER
- 「ブローカー」ビューをクリックします。
- MB8BROKER を展開します。
- 「ブローカー開発」ビューで「UDESampleMessageFlowProject」フォルダーを見つけ、UDESampleArchive.bar ファイルが表示されるまで「ブローカー・アーカイブ」を展開します。
- UDESampleArchive.bar BAR ファイルを、UDESampleExecutionGroup 実行グループ上にドラッグしてデプロイします。
BAR ファイルには、SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルのコンパイルされたメッセージ・フローが入っています。
UDESampleExecutionGroup 内に 2 つのデプロイされたメッセージ・フローが表示されます。
これでサンプルを実行できるようになりました。
User-defined Extension サンプルの実行を参照してください。
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