WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

CMP アプリケーションでのオブジェクトの作成

ブローカーに関連付けられた新規オブジェクトを作成します。

以下の例では、EG2 という実行グループを接続済みブローカーに追加します。

import com.ibm.broker.config.proxy.*;

public class AddExecutionGroup {

  public static void main(String[] args) {
        
    BrokerProxy b = null;
    try {
      BrokerConnectionParameters bcp =
         new MQBrokerConnectionParameters(
           "localhost",
           1414,
           "");
      b = BrokerProxy.getInstance(bcp);
      ExecutionGroupProxy e = b.createExecutionGroup("EG2");
      b.disconnect();
    } catch (ConfigManagerProxyException cmpex) {
      System.out.println("Error connecting: "+cmpex);
    }
  }
}

要求はブローカーによって非同期に処理されるため、createExecutionGroup() メソッドから戻される ExecutionGroupProxy オブジェクトは、アプリケーションに戻される際にはスケルトン・オブジェクトです。なぜなら、これは、ブローカー内にまだ存在しない可能性のあるオブジェクトを指すためです。 基礎となるオブジェクトがしばらくの間、実際に作成されていないとしても、ブローカーに存在するかのようにして、アプリケーションはオブジェクトを取り扱うことができます。

スケルトンによって記述されたオブジェクトを作成する要求が失敗した場合、そのスケルトンを使用するすべての要求も失敗します。 そのため、実行グループ EG2 が作成できないと、このスケルトン・オブジェクトに関係するすべての後続の要求は失敗します。 ただし、アプリケーションが明示的にエラーを検査しない限りは、例外がスローされないため、成功したケースと同様の方法で動作します。しかし、通信上の問題のために、メッセージがブローカーに送信できない場合は除きます。

このような問題を検出する方法について詳しくは、CMP アプリケーション内のブローカー管理の結果の検査を参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:01


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