WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

mqsireadbar コマンド

mqsireadbar コマンドを使用して、デプロイ可能 BAR ファイルを読み取り、その定義済みのキーワードを識別します。

サポートされるプラットフォーム

  • Windows
  • Linux および UNIX システム
  • z/OS®. BIPRBAR をカスタマイズして実行依頼することにより、このコマンドを実行します。

目的

mqsireadbar コマンドは、デプロイ可能ブローカー・アーカイブ・ファイル内の各デプロイ可能ファイルに対して定義されたキーワードを返します。

構文

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>>-mqsireadbar-- -b --BarName--+---------------------+---------->
                               '- -v --traceFileName-'   

>--+------+----------------------------------------------------><
   '- -r -'   

パラメーター

-b BarName
(必須) 読み取られる BAR アーカイブ・ファイルの名前。 BAR ファイルは圧縮フォーマットです。
-r
(オプション) コマンドを再帰的に実行します。 すべてのアプリケーションおよびライブラリーの内容が表示され、アプリケーション内のライブラリーに再帰的に使用されます。
-v traceFileName
(オプション) コマンド・トレースの送信先となるファイルの名前。 このオプションは内部デバッグ・トレースを活動化します。このオプションは IBM® サービス担当員から求められたときのみ指定してください。

許可

Windows 7 および Windows Server 2008 システムでは、このコマンドを実行するためのユーザー ID は、以下のようにローカル・システム上で高位の特権が付与されて実行される必要があります。
  • ユーザー ID は、管理者グループのメンバーでなければなりません。
  • このコマンドは、「管理者として実行」権限がある環境から開始する必要があります。

特権が付与された環境からコマンドを実行しないと、継続するかどうかの確認が表示されます。 「OK」をクリックすると、新しく特権を付与されたコマンド・コンソールが作成されてコマンドが完了しますが、この特権が付与された環境にすべての応答が書き込まれ、コマンドが完了してコンソールが閉じるとすべての応答は失われます。

すべてのプラットフォームで、このコマンドを開始するのに使用するユーザー ID には、ローカル・システム上の BAR ファイルを読み取る権限がなければなりません。

応答

このコマンドは、以下の応答を戻します。
0
コマンドが正常に完了しました。
99
指定した 1 つ以上のパラメーターが無効です。
他のすべての応答データの前に、コマンドは実行中のコマンドのバージョン (WebSphere® Message Broker Toolkit またはランタイム環境のいずれか) を表示します。
BIP1052I: ランタイム mqsireadbar を使用して BAR ファイルを読み取っています 
コマンドは次に、デプロイ可能なファイルのリストを、それぞれのキーワードと共に表示します。 以下に例を示します。
C:¥test.bar
     BAR Entry: simpleflow.cmf (07/10/07 10:43:44)
          Author = Matt
          VERSION = v1.1
          Information = This flow simply removes messages from IN.Q
ここでは、オーバーライド可能な BAR ファイル内のデプロイメント記述子およびすべてのプロパティーのリストが、現在適用されているすべてのオーバーライドの新しい値と共に表示されます。 以下に例を示します。
Deployment descriptor:
    simpleflow#additionalInstances
    simpleflow#commitCount
    simpleflow#commitInterval
    simpleflow#coordinatedTransaction
    simpleflow#consumerPolicySet
    simpleflow#providerPolicySet
    simpleflow#consumerPolicySetBindings
    simpleflow#providerPolicySetBindings
    simpleflow#securityProfileName
    simpleflow#monitoringProfile
    simpleflow#startMode
    simpleflow#startInstancesWhenFlowStarts
    simpleflow#MQ Input.queueName = IN1
    simpleflow#MQ Input.serializationToken
    simpleflow#MQ Input.topicProperty
    simpleflow#MQ Input.resetBrowseTimeout
    simpleflow#MQ Input.validateMaster
    simpleflow#MQ Input.securityProfileName
    simpleflow#MQ Input.componentLevel
    simpleflow#MQ Input.additionalInstances
    simpleflow#MQ Output.queueManagerName
    simpleflow#MQ Output.queueName = OUT1
    simpleflow#MQ Output.replyToQMgr
    simpleflow#MQ Output.replyToQ
    simpleflow#MQ Output.validateMaster
    simpleflow#MQ Output.securityProfileName
Windows platformこのコマンドはバッチ・ファイルとして指定されています。 コマンドを自動化システムで、またはスクリプトから実行している場合、次のように Windows CALL コマンドを使用して、正しい ERRORLEVEL が戻されるかを確認してください。
...
CALL mqsireadbar
...

次の例は、ファイル my_bar_file.bar を読み取り、ファイル内の定義済みキーワードを返します。
   mqsireadbar -b my_bar_file.bar
次の例は、ファイル my_bar_file.bar を読み取り、アプリケーション内のライブラリーを含むファイル内のすべてのアプリケーションおよびライブラリーに定義されたキーワードを返します。
mqsireadbar -b my_bar_file.bar -r
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:45


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