WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

PHPCompute ノードを使用するメッセージのルーティング

PHPCompute ノードをフィルター・ノードとして使用することで、メッセージを経路指定します。

始める前に:

PHPCompute ノードメッセージ・フローに追加します。

デフォルトでは、出力メッセージ・アセンブリーは、PHP スクリプト内の evaluate メソッドが処理された後に、Out ターミナルに伝搬されます。 ただし、PHPCompute ノードにも動的出力ターミナルがあるため、メッセージの内容に基づいてメッセージを適切なターミナルに伝搬することで、それをフィルター・ノードとして使用できます。

PHP コード内の @MessageBrokerRouter 注釈を使用して、メッセージを evaluate メソッドのストリング戻り値で指定されたターミナルに経路指定することができます。 ストリングが戻されない場合、メッセージは伝搬されません。

以下の例は、PHP スクリプト・ファイル内の @MessageBrokerRouter 注釈を示しています。

/**
   * @MessageBrokerRouter
   */
  function evaluate($message) {
    if ($message->XMLNSC->doc->threshold->getValue() > 10) {
      return 'out';
    } else {
      return 'other';
    }
  }

メッセージ・ルーティングでの @MessageBrokerRouter 注釈の使用の詳細については、@MessageBrokerRouterを参照してください。

または、メッセージを Label ノードに直接伝搬することもできます。 このメソッドを使用する場合、RouteToLabel ノードを使用する必要はなく、メッセージを出力ターミナルに伝搬する必要はありません。

メッセージ・ルーティング用のメッセージ・フロー

以下の例は、上記のメッセージ・フロー内の PHPCompute ノードと関連付けられた PHP コードを示しています。 この PHP コードは、メッセージを Label2 と呼ばれるノードに経路指定することを指定します。

…
$output->routeToLabel('Label2');
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:22


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