コンソール・インターフェースを使用してブローカー・コンポーネントを除去します。
特に明記されていない限り、ブローカー・コンポーネントの削除には、必ず WebSphere® Message
Broker アンインストール・ウィザードを使用してください。オペレーティング・システムが提供するアンインストール・プログラムは使用しないでください (例えば AIX® 上の geninstall や、HP-UX 上の swremove)。
使用可能なコンソール・インターフェースと代替インターフェースに関する情報は、ブローカー・コンポーネント のインストールおよびアンインストールの方法を参照してください。
アンインストーラーのコンソール・インターフェースを開始するには、以下のステップを完了してください。
- アンインストールの前に、ブローカーに関連付けられている実行中のプロセスをすべて停止させます。 mqsilist コマンドを使用して、実行中のブローカーを調べます。 各ブローカーを停止させるには、mqsistop コマンドを使用します。
- Windows、Linux (x86)、および Linux (x86-64) では、 WebSphere Message
Broker Toolkit のアクティブ・セッションをすべて終了させます。
- このコンピューターにブローカーを再インストールしない場合は、mqsideletebroker コマンドを使用して、このインストールに関連付けられているすべてのブローカーを削除します。 ブローカーを削除すると、関連データおよびリソースがすべて削除されます。
- デフォルトでは、アンインストーラーは、以前にブローカー・コンポーネントのインストールで使われたグラフィカル・モード、コンソール・モード、またはサイレント・モードで起動します。 例えば、インストールにサイレント・インターフェースを使用すると、アンインストーラーはデフォルトで、サイレント・インターフェースを使用します。 ただし、-i swing、-i console、-i silent のいずれかのフラグを指定することにより、コマンド行でアンインストーラー・モードをオーバーライドできます。 絶対パスを指定して、インストール・ディレクトリーの外部からアンインストール・プログラムを起動します。これにより、フォルダーがアンインストール時に除去されます。 ここで、install_dir は WebSphere Message
Broker インストールのホーム・ディレクトリーです。
インストール時にデフォルトのロケーションを受け入れた場合、このディレクトリーは以下のようになります。 デフォルト・ディレクトリーには、
インストールしている製品の
バージョン、リリース、モディフィケーション、およびフィックスが
「v.r.m.f (バージョン.リリース.モディフィケーション.フィックス)」の形式で含まれています。
- Linux
- /opt/ibm/mqsi/v.r.m.f
- UNIX
- /opt/IBM/mqsi/v.r.m.f
- Windows 32 ビット
- C:¥Program Files¥IBM¥MQSI¥v.r.m.f
- Windows 64 ビット
- C:¥Program Files¥IBM¥MQSI¥v.r.m.f (WebSphere Message
Broker の 64 ビット・バージョンの場合)
- C:¥Program Files (x86)¥IBM¥MQSI¥v.r.m.f (WebSphere Message
Broker の 32 ビット・バージョンの場合)
これらのロケーションは、各プラットフォームの
install_dir のデフォルト値を定義します。
- 開始されると、アンインストーラーは、ブローカー・コンポーネントを除去する場所を表示します。 「Enter」を押して、製品をアンインストールすること、およびアンインストールを実行する場所が正しいことを確認します。 アンインストール処理が開始します。 アンインストールが完了すると、短いメッセージが表示されます。