mqsichangetrace コマンドを使用すれば、ブローカーのトレース特性を設定することができます。
>>-mqsichangetrace--brokerName-- -e --egName-- -u --------------> >--+------------+--+-------------------+------------------------> '- -c --size-' '- -f --messageFlow-' >--+----------------------+--+-------------+--+------------+----> '- -k -applicationName-' '- -l --level-' '- -m --mode-' >--+------+--+------------------+------------------------------>< '- -r -' '- -y -libraryName-'
>>-mqsichangetrace--brokerName-- -t ----------------------------> >--+- -b --------------------------------------------+----------> '- -e -- egName--+--------------------+--+------+-' '- -f -- messageFlow-' '- -r -' >--+------------+--+----------------------+--+-------------+----> '- -c --size-' '- -k -applicationName-' '- -l --level-' >--+------------+--+------------------+------------------------>< '- -m --mode-' '- -y -libraryName-'
(オプション) トレース・ファイルのサイズ (KB)。 このパラメーターを指定しない場合、現行値は変更されません。
HP-UX では、size の値を 500 MB より小さい値に設定してください。
トレース・ファイルを取得したいが、サイズを小さく抑えたい場合は、このパラメーターに低い値を使用するか、またはこのコマンドにリセット (-r) オプションを指定して、トレース・ログをクリアします。 この方法を採用すると、フォーマット・プロセス (mqsiformatlog) が高速になり、タスクを実行するのに必要なリソースが少なくなるという利点があります。
この値を変更すると、実行グループ (指定した場合) またはエージェント・コンポーネント (実行グループを指定しない場合) のトレースに影響があります。
トレース・オプション (例えば、開始や停止など) が変更される実行グループを識別します。
(オプション) トレース・オプションが変更されるメッセージ・フローを識別します。このオプションは、実行グループ (フラグ -e) を指定した場合にのみ有効です。
このパラメーターを設定する場合、-f (メッセージ・フロー) パラメーターも設定しなければなりません。 特定のアプリケーションにある指定のメッセージ・フローのトレース・オプションを変更するには、-k パラメーターと -f パラメーターを設定します。
アプリケーションが参照するライブラリー内に含まれているメッセージ・フローを指定する場合には、このパラメーターと一緒に -y (ライブラリー名) パラメーターを使用できます。
各ブローカーは、デフォルト値 none を使用して作成されます。 このパラメーターを指定しない場合、現行値は変更されません。この値を正常に変更した後は、その値が持続します。
この値を変更すると、実行グループ (指定した場合) またはエージェント・コンポーネント (実行グループを指定しない場合) のトレースに影響があります。
(オプション) このオプションは、トレース・ログのリセットを要求します。つまり、現行レコードはすべて廃棄されます。新規トレースを開始し、ログ中のすべてのレコードが新規トレースで固有になるようにする場合にこのオプションを使用します。
このオプションは、実行グループ (フラグ -e) を指定した場合にのみ有効です。
ユーザー・トレース・オプションが変更されることを指定します。
このパラメーターを設定する場合、-f (メッセージ・フロー) パラメーターも設定しなければなりません。 特定のライブラリーにある指定のメッセージ・フローのトレース・オプションを変更するには、-y パラメーターと -f パラメーターを設定します。
以下のオプションは、IBM® サポートまたは BIPxxxx メッセージによって指示された場合にのみ使用してください。
(必須) 指定したブローカーの agent サブコンポーネントのサービス・トレース・オプションが変更される (例えば、開始または停止される) ことを指定します。 このフラグは、-t も指定されている場合にのみ指定できます。
(必須) サービス・トレース・オプションが変更されることを指定します。
mqsichangetrace MB8BROKER -u -e default -l normal -c 5000
mqsichangetrace MB8BROKER -t -e default -m fast
mqsichangetrace MB8BROKER -t -b -m -l normal
mqsichangetrace MB8BROKER -n off -e default