変更する Java™ 仮想マシン (JVM) に関連付けられたオブジェクトおよびプロパティーを選択します。
これらのプロパティーを変更するには、ブローカー名を指定し、ObjectName を ComIbmJVMManager に設定する必要があります。 デバッグ・ポート番号を設定する場合は、さらに -e を組み込み、ポートを使用する実行グループの名前を指定する必要があります。
- -n jvmMinHeapSize
- JVM で使用可能なストレージの最小サイズ (バイト単位で指定)。
- 値タイプ: 整数
- 初期値: -1。これは、グローバル・キャッシュが無効な場合は 33554432 バイト (32MB)、グローバル・キャッシュが有効な場合は 100663296 バイト (96MB) を表します。
- -n jvmMaxHeapSize
- JVM で使用可能なストレージの最大サイズ (バイト単位で指定)。 パブリッシュ/サブスクライブ・ドメインが構成済みの場合、実行グループがパブリケーションを保存するときは、この値を増やすことが必要になる可能性があります。 1 つ以上のメッセージ・フローに XSLTransform ノードが組み込まれており、そのノードが非常に大きな XML メッセージを処理している場合も、このパラメーターの変更が必要になる可能性があります。
- 値タイプ: 整数
- 初期値: -1。これは 268435456 バイト (256 MB) を表します
- -n jvmDebugPort
- 実行グループが listen するポート。 実行グループでデバッグをアクティブにするには、ポート番号を設定する必要があります。
- -n jvmNativeStackSize
- Java スレッドの最大スタック・サイズ。
- 値タイプ: 整数
- 初期値: Solaris および Linux プラットフォームでは -1。これは 1048576 バイト (1 MB) を表します。それ以外の場合は JVM によって値が決定されます
- -n jvmJavaOSStackSize
- Java オペレーティング・システム・スレッドのデフォルトのスタック・サイズ。 Java で作成された 2 つのノード (JavaCompute ノードや Java ユーザー定義ノードなど) 間に多数のノードがはさまれるメッセージ・フローがある場合は、このパラメーターのサイズを大きくする必要が生じることがあります。
- 値タイプ: 整数
- 初期値: JVM によって異なります
- -n jvmSystemProperty
- このプロパティーの値は、JavaCompute ノードで使用可能な実行グループの Java システム・プロパティーを定義します。 フォーマットは、-Dname1=value1 という形式になります。 以下の方法で、複数のプロパティーを設定できます。
-v"-Dname1=value1 -Dname2=value2"
- 値タイプ: 整数
- 初期値: JVM によって異なります
- -n jvmVerboseOption
- このプロパティーの値は、実行グループ用に表示される Java 冗長情報のタイプを識別します。
- 値タイプ: ストリング
- 初期値: none
- 他の有効な値:
- class: ロードされた各クラスに関する情報が表示される
- jni: ネイティブ・メソッドおよびその他の Java Native Interface アクティビティーの使用に関する情報が表示される
- gc: ガーベッジ・コレクション・イベントに関する情報が表示される
- all: すべての冗長オプションの情報が表示される
JVM のパラメーターを変更する方法の例については、mqsichangeproperties コマンドを参照してください。 他の例は、以下の特定のタスク向けに提供されています。