WebSphere® Message Broker Explorer および WebSphere Message Broker Toolkit ワークスペースには、メッセージ・フローやメッセージ・セット・リソースなどの個人の設定およびデータが含まれます。 異なる場所に複数のワークスペースを配置できます。また、他の場所にあるプロジェクトを参照することもできます。したがって、リソースをバックアップするときは、これらすべての場所を考慮に入れてください。
WebSphere Message Broker Toolkit のデフォルト・ワークスペース・ディレクトリーは、実行されるプラットフォームに応じて次のように異なります。
ここで、user_ID はログオンに使用したユーザー名です。 これらの場所にあるファイルと、ワークスペース・ファイルを保存した他のすべての場所にあるファイルをバックアップします。
WebSphere Message Broker Toolkit ワークスペース・ディレクトリーには .metadata と呼ばれるディレクトリーが含まれます。このディレクトリーには、WebSphere Message Broker Toolkit のユーザー個人の設定とプリファレンスが含まれます。 .metadata ディレクトリーが破損すると、これらの設定が失われ、WebSphere Message Broker Toolkitはデフォルトのレイアウトおよびプリファレンスに戻ります。 .metadata ディレクトリーをバックアップしていない場合は、手動ですべてのプリファレンスを再度設定し、「ブローカー開発」ビューに表示されていたメッセージ・フロー・プロジェクトなどのすべてのプロジェクトをインポートする必要があります。 .metadata ディレクトリーをバックアップするには、このディレクトリーのコピーを作成してください。
WebSphere Message Broker Toolkit ワークスペースには、WebSphere Message Broker Toolkit で作成した各プロジェクト (例えば、メッセージ・フロー・プロジェクト) のディレクトリーが含まれています。 これらのディレクトリーには、バックアップしなければならないユーザーのデータが含まれます。
ワークスペース内のデータをバックアップするには、次のいずれかの方法を使用します。WebSphere Message Broker Explorer と WebSphere Message Broker Toolkit では、指示は同じです。
リソースを復元するには、ワークスペース・ディレクトリーにディレクトリーをコピーして戻し、プロジェクトをインポートします。 手順については、Eclipse ワークベンチ・ユーザー・ガイドのインポートを参照してください。