1 つ以上の実行グループで HTTP ノードまたは SOAP ノードに対してブローカー全体のリスナーを使用するように、ブローカーおよび実行グループを構成します。
HTTP ノード
または SOAP ノードに対してブローカー全体のリスナーを使用するよう、実行グループの構成を変更することができます。 HTTP ノードはデフォルトでブローカー全体のリスナーを使用しますが、いくつかの実行グループで組み込みリスナーを使うよう構成した後、ブローカー全体のリスナーを使用するように切り替える必要が生じることがあります。
例の中で示されているコマンドは、読みやすいように複数の行に分けられています。
コマンドを入力するときには、単一の行を使用する必要があります。
- ブローカーが実行されていることを確認してください。
- ブローカー全体のリスナーを無効にしている場合、mqsichangeproperties コマンドを実行して、それを再始動します。 以下に例を示します。
mqsichangeproperties MB8BROKER -b httplistener -o HTTPListener
-n startListener -v true
- 特定の実行グループでブローカー全体のリスナーを使用するよう切り替えるには、mqsichangeproperties コマンドまたは WebSphere® Message
Broker Explorer を使って実行グループの構成を変更します。
- mqsichangeproperties コマンドを使用するには、以下のいずれかの例を適切に調整してください。
mqsichangeproperties MB8BROKER -e exgroup1 -o ExecutionGroup
-n httpNodesUseEmbeddedListener -v false
mqsichangeproperties MB8BROKER -e exgroup1 -o ExecutionGroup
-n soapNodesUseEmbeddedListener -v false
MB8BROKER はブローカーの名前、exgroup1 は実行グループの名前です。すべての実行グループの状況を変更するには、以下のようにして、特定の実行グループの名前を省略できます。
mqsichangeproperties MB8BROKER -o ExecutionGroup
-n httpNodesUseEmbeddedListener -v false
このコマンドは、SOAP ノードによって処理される SOAP メッセージに対するリスナーの状況を変更しません。
HTTP ノードとの間のメッセージだけが影響を受けます。
- WebSphere Message
Broker Explorer を使用するには、以下のステップを実行します。
- 「ナビゲーター」ビューでブローカーを展開し、該当する実行グループを右クリックします。
- 「プロパティー」を選択します。
- 「拡張済み」タブで、必要に応じて「SOAP ノードで組み込みリスナーを使用」チェック・ボックスまたは「HTTP ノードで組み込みリスナーを使用」チェック・ボックスをクリアします。
SOAP ノードに対するブローカー全体のリスナーをサポートしないバージョンのブローカーを扱う際には、「SOAP ノードで組み込みリスナーを使用」プロパティーのチェック・ボックスが存在しません。
HTTP ノードに対する組み込みリスナーをサポートしないバージョンのブローカーを扱う際には、「HTTP ノードで組み込みリスナーを使用」プロパティーのチェック・ボックスが存在しません。 このどちらの場合にも、「この実行グループでサポートされないプロパティー」というメッセージが表示されます。
- 変更内容を有効にするには、ブローカーを停止して再始動します。
このコマンドの詳細と、ブローカーまたは実行グループに関連する他のプロパティーを変更する例については、mqsichangeproperties コマンドの説明を参照してください。