Oracle のセットアップ

この説明では、Oracle データベースを使用していることを前提とし、以下のタスクを順番に説明していきます。

データベース表を作成してそれにアクセスする際には、以下の問題に注意してください。

これらの指示に従う前に、STAFFDB という Oracle SID で 1 つのデータベースを作成しておく必要があります。

  1. データベース STAFFDB 内に STAFF という名前の表を作成するには、次のようにします。

    1. テキスト・エディターで新しい文書を開き、STAFF 表を作成する以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を stafftable.sql として、そのファイルを保存します。
      DROP TABLE STAFF;
      CREATE TABLE STAFF (STAFFNUM CHAR(10), LASTCHANGE DATE, FIRSTNAME CHAR(30), LASTNAME CHAR(30));
      
    2. コマンド・ウィンドウで、stafftable.sql が入っているフォルダーに移動して、以下のコマンドを入力します。
      sqlplus <uid>/<password>@STAFFDB @stafftable.sql
      

      スクリプトの実行が終了するまで待ちます。 スクリプトを初めて実行すると、次のようなメッセージが表示されます。

      ORA-00942: table or view does not exist
      メッセージを無視します。メッセージが表示される理由は、スクリプトは STAFF という既存の表を新規表の作成前に除去しようとしますが、これまでスクリプトを実行したことがない場合は、スクリプトが既存の表を検出できないからです。
  2. データ・ソース名 (DSN) として STAFFDB を指定して、STAFFDB データベースの ODBC 定義を作成します。 詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『 データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

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