JMSProviders 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。
JMSProviders 構成可能サービスの場合、プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。
各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス | 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー | プロパティーの説明 |
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ActiveMQ |
clientAckBatchSize |
このプロパティーはオプションです。 このプロパティーは、受信した非トランザクション・メッセージのバッチ肯定応答を送信するように JMS メッセージ・フローを構成する場合に設定します。 このプロパティーの値は整数で、バッチ肯定応答を送信するまでに受け取るメッセージ数のしきい値を表します。 このプロパティーは、clientAckBatchTime プロパティーと組み合わせて使用できます。 両方のプロパティーを設定し、clientAckBatchTime で設定した時間間隔が過ぎると、受信済みメッセージ数に関する clientAckBatchSize しきい値に達していない場合であっても、バッチ肯定応答が送信されます。 バッチ肯定応答は、以下の場合にも送信されます。
ゼロ以外の値の最小値は 2 です。バッチ肯定応答を無効にするには、clientAckBatchSize を 0 に設定し、clientAckBatchTime が 0 に設定されていることを確認します。 |
clientAckBatchTime |
このプロパティーはオプションです。 このプロパティーは、受信した非トランザクション・メッセージのバッチ肯定応答を送信するように JMS メッセージ・フローを構成する場合に設定します。 このプロパティーの値は整数で、繰り返しの間隔をミリ秒で表したものです。 それぞれの間隔の終了時に、その間隔で受信した非トランザクション JMS メッセージのうち肯定応答のないものすべてに対してバッチ肯定応答が送信されます。 このプロパティーは、clientAckBatchSize プロパティーと組み合わせて使用できます。 両方のプロパティーを設定し、clientAckBatchSize で設定されているしきい値に達すると、clientAckBatchTime で指定された時間間隔が過ぎていなくてもバッチ肯定応答が送信されます。 バッチ肯定応答は、以下の場合にも送信されます。
バッチ肯定応答を無効にするには、clientAckBatchTime を 0 に設定し、clientAckBatchSize が 0 に設定されていることを確認します。 |
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connectionFactoryName |
このプロパティーはオプションです。 JMS プロバイダーへの接続を作成するために使用される、接続ファクトリーの名前。 このプロパティーを設定すると、この JMS プロバイダーを使用するノードで設定されているプロパティーがオーバーライドされますが、ローカル環境のオーバーライドを使用して、これをオーバーライドできます。 |
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initialContextFactory |
このプロパティーはオプションです。 JNDI 検索を実行するときに使用するクラスの完全修飾クラス名。 この値を設定すると、この JMS プロバイダーを使用するノードで設定されているプロパティーがオーバーライドされます。 |
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jarsURL |
JMS プロバイダーの JAR ファイルのファイル場所を指定する URL。 URL から file:// を省略します。 -n パラメーターを mqsicreateconfigurableservice コマンドで設定しないと、JMS プロバイダーの JAR ファイルのデフォルトの場所は、ブローカー共用クラス・ディレクトリーになります。 同じ JMS プロバイダーの異なるバージョン (例えば、JBoss) に接続するには、JMS プロバイダーのバージョンごとに JMSProviders 構成可能サービスを作成した後、jarsURL プロパティーに固有のパスを設定します。 |
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jmsAsyncExceptionHandling |
このプロパティーはオプションです。 このプロパティーを true に設定した場合、ブローカーは接続が形成されると JMS 接続の例外リスナーを登録し、メイン・フローとは非同期で接続例外を処理します。 このパラメーターが true に設定されている場合、ブローカーは接続が切断されたことを検出でき、再接続を試行できます。 デフォルトでは、このパラメーターは JBoss を除くすべての JMS プロバイダーで false に設定されています。 |
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jmsProviderXASupport |
このプロパティーはオプションです。 このプロパティーを true に設定すると、選択された JMS プロバイダーが XA 整合トランザクションをサポートしていることを示します。 このプロパティーを false に設定すると、選択された JMS プロバイダーが XA 整合トランザクションをサポートしていないことを示します。 XA 整合トランザクションをサポートするための JMS および SOAP ノードの構成を参照してください。 このプロパティーのデフォルト値は true です。 このプロパティーが true に設定されていて、選択された JMS プロバイダーが XA トランザクションをサポートしない場合、例外が出されます。 このプロパティーが false に設定されているのに、ノードの「トランザクション・モード」プロパティーが「はい」に設定されていて、「整合トランザクション」メッセージ・フロー・プロパティーが選択されている場合、例外が出されます。 |
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jndiBindingsLocation |
このプロパティーはオプションです。 JNDI 管理オブジェクト (接続ファクトリーや宛先など) を検索するときに使用する場所。 このプロパティーは、設定されると、この JMS プロバイダーを使用するノードで設定されているプロパティーがオーバーライドされます。 |
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jndiEnvironmentParms |
このプロパティーはオプションです。 JNDI 環境パラメーターのリストは、セミコロンで区切られた、名前と値のペアで表記されます。 これらのパラメーターは、JMSInput、JMSOutput、および JMSReply ノードで使用します。 |
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nativeLibs |
JMS プロバイダーが所有するライブラリーのファイル場所。 -n パラメーターを mqsicreateconfigurableservice コマンドで設定しないと、JMS プロバイダーが所有するライブラリーのデフォルトの場所は、ブローカー LILPATH になります。 |
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proprietaryAPIHandler |
JMS プロバイダーの専有 API とのインターフェースを取る IBM® 提供の Java™ クラスの名前 |
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proprietaryAPIAttr1 |
これらの属性はオプションです。 これらの属性を構成する場合、それをベンダー専有 API の 1 つ以上のメソッド呼び出しで使用することができます。 これらの属性の使用法はベンダー・インターフェースに固有であり、その意味は IBM 専有 API ハンドラーにより決定されます。 |