EmailInput ノードまたはメッセージ・フローに
接続プロパティーを定義するのではなく、実行時にノードまたはメッセージ・フローが
E メール・サーバーの接続情報を取得するために参照する構成可能サービスを作成できます。 そのようにすると、メッセージ・フローを再デプロイしなくても、ホスト名、値、およびセキュリティー ID 値を変更できるという利点があります。
EmailServer 構成可能サービスを使用して、EmailInput ノードの E メール・サーバー接続情報を変更します。 EmailServer 構成可能サービスのプロパティーは、構成可能サービスのプロパティーで説明されています。
構成可能サービスの作成、変更、報告、および削除
- 構成可能サービスを作成するには、WebSphere® Message
Broker Explorer を使用するか (詳しくはWebSphere Message Broker Explorer を使用した構成可能サービスの処理を参照)、次の例に示されているようにして mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。 この例では、
pop3://test.email.server.ibm.com ポート 12345 で実行している E メール・サーバーの
EmailServer 構成可能サービスが作成されます。
次の例ではセキュリティー ID が mySecurityIdentityObjectName で示されています。
mqsicreateconfigurableservice MB8BROKER -c EmailServer -o
myEmailConfigurableServiceName -n serverName,securityIdentity -v
pop3://test.email.server.ibm.com:12345,mySecurityIdentityObjectName
- 構成可能サービスを変更するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているようにして mqsichangeproperties コマンドを使用します。 プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。 この例では、myEmailConfigurableServiceName 構成可能サービスを使用するように構成された EmailInput ノードを変更します。 このコマンドを実行すると、テスト・システム (pop3://test.email.server.ibm.com:12345) ではなく、実動システム (pop3://production.email.server.ibm.com:12345) に EmailInput ノードが接続されることになります。
mqsichangeproperties MB8BROKER -c EmailServer -o myEmailConfigurableServiceName
-n serverName -v pop3://production.email.server.ibm.com:12345
- すべての EmailServer 構成可能サービスを表示するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているように、mqsireportproperties コマンドを使用します。
mqsireportproperties MB8BROKER -c EmailServer -o AllReportableEntityNames -r
- 次の例に示されているようにして WebSphere Message
Broker Explorer コマンドまたは mqsideleteconfigurableservice コマンドを実行することにより、作成した構成可能サービスを削除できます。
mqsideleteconfigurableservice MB8BROKER -c EmailServer -o
myEmailConfigurableServiceName
カスタム名が指定された構成可能サービスのみ削除できます。IBM 定義の構成可能サービスは削除できません。