WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

サポートされるデータベース

オプションで、メッセージ・フローによりアクセスされるデータをデータベースが含むように構成することができます。 サポートされるオペレーティング・システム上での、特定のバージョンの IBM® その他の提供業者からのデータベースがサポートされています。

以下に示されている情報は、各オペレーティング・システムでのデータベース・サポートに関する、インフォメーション・センターの公開時に有効だった情報です。 しかし、このリリースが入手可能になった後で、データベース・サポートが拡張される可能性があります。 データベース・サポートに関する最新情報については、WebSphere® Message Broker 要件の Web サイトにアクセスしてください。

データベースに保持されるデータにアクセスするメッセージ・フローを実行する場合は、サポートされているデータベースをインストールおよび構成する必要があります。 これらのデータベースによってサポートされるデータ・タイプのいくつかは、WebSphere Message Broker ではサポートされていません。詳しくは、外部データベースの値のデータ・タイプを参照してください。

ほとんどの環境では、ブローカーおよびデータベース・サーバーを同じオペレーティング・システム上で稼働させてはなりません。 ローカル・データベースとリモート・データベースの使用、および適用される制約事項について詳しくは、データベース・ロケーションを参照してください。

WebSphere Message Broker は、データベースに対するトランザクション (XA) 接続と非トランザクション接続の両方をサポートします。 データベース・インスタンスに対する ODBC 接続、JDBC タイプ 4 接続、またはその両方を定義できます。 XA サポートは、グローバルに整合されたメッセージ・フローと呼ばれます。

単一のブローカーでは、ODBC XA または JDBC XA を使用できますが、両方とも使用することはできません。 この制約事項は、サポートされるすべてのプラットフォームと、XA がサポートされるすべてのデータベース・サーバーに適用されます。

以下のセクションでは、このサポートに関する詳細情報を記載し、該当する場合は制約事項について説明します。

ODBC サポート

次の表は、非 XA サポートの場合のサポートされているデータベース・サーバーを、ブローカーのプラットフォームごとにリストしています。 XA 接続はこれらのサーバーのほとんどでサポートされます。詳しくは、表の後の注を参照してください。

サポートされるデータベース・サーバーのバージョンに関する詳しい最新情報については、WebSphere Message Broker 要件の Web サイトをご覧ください。

特に明記されていない限り、データベースの ODBC クライアント・コードのバージョンとリリースは、サーバーと同じです。

オペレーティング・システム DB2®1、2 Informix®5 Microsoft SQL Server Oracle1、3、4 solidDB® Sybase1
AIX® サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
HP-Itanium サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
Linux (POWER® サポートされる サポートされる サポートされません サポートされる サポートされません サポートされる
Linux (x86) サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
Linux (x86-64) サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
Linux (System z® サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされません サポートされません
i5/OS™ および OS/400®7 サポートされる サポートされません サポートされません サポートされません サポートされません サポートされません
Solaris (SPARC) サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
Solaris (x86-64) サポートされる サポートされる サポートされる6 サポートされる サポートされる サポートされる
Windows 7 サポートされる サポートされる8 サポートされる サポートされる8 サポートされる8 サポートされる8
Windows 7 (64 ビット) サポートされる サポートされません サポートされる サポートされる9 サポートされる8 サポートされません
Windows XP および Server 2003 サポートされる サポートされる8 サポートされる サポートされる8 サポートされる8 サポートされる8
Windows Vista サポートされる サポートされる8 サポートされる サポートされる8 サポートされる8 サポートされる8
Windows Server 2008 サポートされる サポートされる8 サポートされる サポートされる8 サポートされる8 サポートされる8
Windows Server 2008 R2 サポートされる サポートされません サポートされる サポートされる9 サポートされる8 サポートされません
z/OS® サポートされる サポートされません サポートされません サポートされません サポートされません サポートされません
注:
  1. XA サポート:

    以下の注で特に明記されていない限り、DB2、Oracle、および Sybase のサポートされているリリースは、分散 XA トランザクションにリソース・マネージャーとして関与することができ、WebSphere MQ によって XA トランザクション・マネージャーとして調整できます。 z/OS では、すべてのトランザクションが Recoverable Resource Services (RRS) によって調整されます。

    • WebSphere MQ の追加の条件は次のとおりです。
      • WebSphere MQ バージョン 7 を Windows での XA 調整用に使用する場合、strmqm コマンドで -si オプションを指定して (例えば strmqm -si QM_name)、キュー・マネージャーがブローカー・サービス・ユーザー ID で実行するように構成する必要があります。
    • データベースの追加の条件は、以下のとおりです。
      • i5/OS および OS/400 上の DB2 では、XA 接続はサポートされていません。
      • データベースにアクセスする メッセージ・フローをデプロイする場合は、調整するメッセージ・フローを定義し、それらのデータベースに対する更新を 他のリソースに対する更新と同期させることができます。
      • 関連するすべてのシステム上の Oracle と Sybase 用の ODBC ドライバー、および LinuxUNIX システム上の SQL Server サーバー用の ODBC ドライバーは、WebSphere Message Broker で提供されます。 代替のドライバーは、これらのシステムではサポートされません。 その他のシステム、およびすべてのシステム上の他のデータベースについては、これらのファイルをデータベース・ベンダーから入手してください。
    • z/OS の追加の条件は次のとおりです。
      • z/OS では、RRS を使用してすべてのトランザクションがグローバルに調整されます。 他のプラットフォームと同様に、メッセージ・フロー・トランザクション全体の成功または失敗とは無関係に ODBC データベース操作をコミットまたはロールバックするよう選択できます。 ただし、スレッドごとにサポートされる非整合 ODBC データベース接続の数は 1 つだけです。
  2. Automatic Client Reroute for DB2 は、すべてのプラットフォーム上でサポートされます。
  3. 32 ビットのシステム上に、Oracle Database Server をインストールする場合、Oracle Runtime Client もインストールする必要があります。
  4. すべての LinuxUNIX、および Windows システムで、Oracle RAC (Real Application Clusters) データベースを使用することができます。 Oracle RAC XA および非 XA の場合、フェイルオーバー・サポートは、接続時間フェイルオーバー機能のみに制限されています。
  5. 各ブローカー・システムはクライアント SDK だけを必要とします。データベースを作成するシステム上に Dynamic Server をインストールします。

    ラージ・オブジェクト (LOB) はサポートされていません。

  6. Linux および UNIX システムでは、提供されているワイヤー・プロトコル・ドライバーを使用して、Windows 上の SQL Server データベースにリモートでアクセスできます。
  7. ユーザー・データ用に、i5/OS および OS/400 上の DB2 データベースにアクセスするメッセージ・フローを構成できます。メッセージ・フローは、サポートされているすべてのブローカー・プラットフォーム上で実行できます。 これらの制約事項、およびこれらのオペレーティング・システム上の DB2 に必要な PTF について詳しくは、データベース・ロケーションを参照してください。
  8. Windows 32 ビット版の WebSphere Message Broker のみ。
  9. WebSphere Message Broker for Windows 64 ビット は、Oracle RAC フェイルオーバー以外の環境で WebSphere MQ 7.0.1.3 (またはそれ以降) を使用する場合のみ、XA 環境でサポートされます。

JDBC タイプ 4 サポート

非 XA トランザクションの場合、ブローカーから、ODBC サポートの表にリストされているすべてのデータベース・サーバーへの JDBC タイプ 4 接続を作成できます。z/OS を含むすべてのブローカー・プラットフォームからの接続がサポートされます。

XA 接続の場合、以下の制約事項が適用されます。

JDBC タイプ 4 ドライバーは、WebSphere Message Broker では提供されません。これらのファイルはデータベース・ベンダーから入手してください。 サポートされるドライバーについての詳しい最新情報は、WebSphere Message Broker 要件の Web サイトをご覧ください。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:12


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