ビジネス・オブジェクトは、データ、そのデータに実施するアクション、そしてもしあるならばそのデータを処理するための追加の命令から成る構造です。 SAP Software 用照会インターフェースの入力は、テーブル・ビジネス・オブジェクトです。 テーブル・ビジネス・オブジェクトは、SAP サーバー上のテーブル内の列を表します。 アダプターは、SAP サーバーのテーブルからのデータを入手するためにテーブル・ビジネス・オブジェクトを使用します。
アダプターは、アダプター接続ウィザードで生成されたメタデータを使用してビジネス・オブジェクト定義を構成します。
ビジネス・オブジェクト内のデータは、SAP の関連テーブルの列を表します。ビジネス・オブジェクト定義は、アダプター接続ウィザードを使用して作成します。 ウィザードはアプリケーションに接続し、アプリケーション中のデータ構造を発見し、それらを表すビジネス・オブジェクト定義を生成します。 これは、入力パラメーターおよび出力パラメーターを示すインターフェース情報などの、アダプターにより必要とされる他のリソースも生成します。
テーブル・ビジネス・オブジェクトは、コンテナーの一部であることが可能です。
テーブル・ビジネス・オブジェクトには、指定の SAP テーブルから選択された列が含まれます。
列情報に加え、テーブル・ビジネス・オブジェクトには最後のパラメーターとして照会ビジネス・オブジェクトも含まれています。
テーブルは、階層ビジネス・オブジェクトとしてモデル化できます。 アダプター接続ウィザードのテーブルの親子関係を指定します。
テーブルは外部キーによりリンクされ、親子関係を形成します。 子のテーブル・ビジネス・オブジェクトには、親の照会ビジネス・オブジェクトのプロパティーを参照する外部キーがあります。
KNA1 ビジネス・オブジェクトで、子ビジネス・オブジェクトの SapAdrc への参照に注意してください。 The SapAdrc テーブル・オブジェクトには、AddressNumber という列があります。この列には、親ビジネス・オブジェクトへの参照を含む関連プロパティー (ForeignKey) があります。
RetrieveAll 操作の SAP Software 呼び出し用照会インターフェースからの戻りは、テーブル・オブジェクトのコンテナーです。