WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メッセージ・ブローカー API

メッセージ・ブローカー API はプログラミング・インターフェースの一種で、リモート・インターフェースを介してブローカーとそのリソースを制御するためにアプリケーションで使用できます。

メッセージ・ブローカー API は、構成マネージャー・プロキシーまたは CMP API とも呼ばれます。

構成マネージャーバージョン 7.0 から除去されて、この API のフルネームが変更されました。 ただし、CMP アプリケーションと CMP API という用語はそのままで、このインフォメーション・センターでは メッセージ・ブローカー API に言及する場合に使用されています。それは、すべてのクラスを提供している JAR ファイル ConfigManagerProxy.jar との継続性や整合性のためです。

メッセージ・ブローカー API (CMP API) は Java™ の実装だけで構成されており、WebSphere® Message BrokerJava API として参照されます。 CMP を構成する Java クラスのセットによって、ブローカーの機能やリソースへの完全なアクセスがアプリケーションに与えられます。 CMP API を使用して、ブローカーと対話して以下のタスクを実行します。

CMP アプリケーションとブローカーとの相互作用

ブローカーと相互作用するアプリケーションの場合、Java クラスは、論理的にはユーザー・アプリケーションとブローカーの間 (ユーザー・アプリケーションの Java 仮想マシン (JVM) の内部) に位置します。 接続のためには、 以下の図に示されている Java の WebSphere MQ クラスがこの API では必要になります。

この図については、前後のテキストで説明されています。

CMP アプリケーションは、 ブローカーと同じ物理コンピューター上に置いて、 WebSphere MQ Java バインディング・トランスポートを使用して JNI (Java Native Interface) 接続でキュー・マネージャーに接続させることもできます。 適切な場合には、ご使用のアプリケーションをインターネット・プロトコル (TCP/IP) ネットワークを介して分散させて、WebSphere MQ Java クライアント・トランスポートを使用して WebSphere MQ SVRCONN チャネルによってブローカーに接続させることもできます。

CMP API を使用して、 以下の図に示されているように、同じアプリケーション内から複数のブローカーと通信する ことができます。

この図については、前後のテキストで説明されています。

以前のバージョンの WebSphere Message Broker からのマイグレーション

バージョン 8.0 への CMP アプリケーションのマイグレーションについて詳しくは、メッセージ・ブローカー API アプリケーションのマイグレーションを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:02


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