ヌル処理の目的は、メッセージでのヌル値 (つまり、エレメントに意味のある値がないこと) の扱い方を指定することです。
MRM XML 物理形式の NULL プロパティーは、メッセージ・セットの場合だけ設定され、4 つのプロパティー「ヌル数値のエンコード」、「ヌル非数値のエンコード」、「ヌル数値の値のエンコード」、および「ヌル非数値の値のエンコード」を使用して、メッセージ・セット中で定義されているすべてのオブジェクトに適用されます。
NULL 処理は、エレメントの論理的な「ヌル可能」プロパティーが設定されている場合のみ行われます。
<element1></element1>
<element1>null</element1>
<element1 xsi:nil="true"/>
プロパティー「数値のヌルのエンコード方式」、 および「非数値のヌルのエンコード方式」では、 ヌル処理のスタイル (例えば、ヌルが空のエレメントによって表されるなど) を指定します。
プロパティー「数値のヌルの値」、 および「非数値のヌルの値」では、 ヌル値を表す値 (必要であれば) を提供します。 タイプ「ストリング」のエレメントの場合、 これは null または unspecified などになり、 数値の場合は 0 または 0.0 などになります。