WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

z/OS 上のディスク・スペース所要量

WebSphere® Message Broker for z/OS® のインストールには、約 400 MB のディスク・スペースを使用します。コンポーネント・ディレクトリーおよび適用される新規サービス・フィックスのための余裕をみて、500 MB の使用を計画してください。

サービスを適用する際、既存のインストール済み環境を置き換えない場合 (例えば、既存のインストール済み環境に新規フィックスパック・レベルを適用する場合) には、より高いサービス・レベルのライブラリーに合うように、同じ量のディスク・スペースを計画する必要があります。

tar を使用してファイルを転送し、それらをパッケージする場合、.tar ファイル用に約 200 MB のスペースが必要です。

以下の OMVS コマンドを使用して、ファイル・システム内の使用済みスペースの量と空きスペースの量を確認できます。
 df -P /pathname
100 MB は 512 バイト・セクターが 3 276 800 個に相当します。
以下の表では、z/OS に実装されている各コンポーネント用の WebSphere Message Broker の最小インストール (基本インストールおよび検証テスト) に必要なスペースについての指針を提供します。
コンポーネント 必要なスペース 目的
コンポーネント・ディレクトリー 20 MB そのコンポーネントのランタイム・デプロイ構成情報および出力ディレクトリーを保持します。

この情報には、ESQL、JAR ファイル、メッセージ・セット、XSLT ファイルなどのすべてのデプロイメント情報が含まれています。

この情報には、WebSphere Message Broker トレース・ファイルおよび大きくなる可能性のある他のユーザー問題判別データも含まれます。

WebSphere Message Broker ランタイム環境へのデプロイメントの潜在的なサイズ、およびこのディレクトリーのサイズ (サブディレクトリーを含む) について考慮する必要があります。

コンポーネント PDSE 1 MB そのコンポーネントに関するカスタマイズおよび管理ジョブ、プロシージャー、およびデータを保持します。

レコード長固定として 80 (LRECL=80) およびフォーマットとして FB 80 を設定して、データ・セットを割り振らなければなりません。 50 人のメンバー用にディレクトリー・スペースを予約するか、または PDSE を使用します (可能な場合)。

開始済みタスクのユーザー ID のホーム・ディレクトリー 8 GB 診断材料 (ダンプなど) を収集します。 ダンプは、通常 500 MB を超えるサイズです。

ファイル・システム内で 8 GB のスペースが使用可能でなければなりませんが、多くのユーザー ID には、ファイル・システム内にホーム・ディレクトリーを含めることができます。

開始済みタスク・ユーザー ID ホーム・ディレクトリーでダンプが実行される場合に、コンポーネント・ディレクトリーに依然として書き込む必要のあるランタイム・ブローカーで問題の原因とならないように、コンポーネント・ディレクトリーと開始済みタスク・ユーザー ID ホーム・ディレクトリーとは区別しておく必要があります。

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        最終更新: 2015-02-28 17:47:02


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