WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メッセージ・セット: エレメント参照の論理プロパティー

エレメント参照の論理プロパティーには、エレメント参照の出現回数を指定するプロパティーが含まれています。

プロパティー タイプ 意味
参照名 列挙タイプ 「参照名」は、このオブジェクトが参照している オブジェクトの名前です。 参照に使用できるオブジェクトは、リストから選択できます。

オカレンス

プロパティー タイプ 意味
最小オカレンス 整数 オブジェクトを反復できる最小回数を指定します。 デフォルト値は 1 です。

値が 0 に設定される場合、オブジェクトはオプションです。

「最大オカレンス」-1 に設定される場合を除き、 「最小オカレンス」に値が設定される場合は、 「最大オカレンス」の値以下でなければなりません。

最大オカレンス 整数 オブジェクトを反復できる最大回数を指定します。 デフォルト値は 1 です。

このプロパティーが設定されない場合、オブジェクトは複数回現れることができません。

このプロパティーが 0 に設定されていると、メッセージにオブジェクトが存在しない かのように解釈されます。

制限がなく、出現回数の最大数がないことを示すために、このプロパティーを -1 に設定することもできます。

Min Occurs および Max Occurs プロパティーは、エレメントの プロパティーと結合して使用されます。 以下の表では、エレメント参照がどのように制約されることがあるかを要約しています。

最小オカレンス 最大オカレンス 固定 デフォルト (Default)
1 1     エレメントは 1 回表示され、任意の値を取ることができます。
1 1 Delta   エレメントは 1 回表示され、それは、 プロパティーに入力されたデータと一致している必要があります。 この例では、エレメントは、テキスト Delta を含んでいる必要があります。
2 -1 Delta   エレメントは 2 回以上表示され、それは、プロパティーに入力されたデータと一致している必要があります。 この例では、少なくとも 2 つのエレメントは、テキスト Delta を含んでいる必要があります。
0 1     エレメントはオプションで、1 回表示され、任意の値を取ることができます。
0 1 Delta   エレメントはオプションで、1 回表示されます。 それが表示される場合、その値は、「」プロパティーに入力されているデータと一致している必要があります。 これが表示されない場合は、その値が 「値」プロパティーに入力されたデータとなります。
0 1   Delta エレメントはオプションで、1 回表示されます。 これが表示されない場合は、その値が 「値」プロパティーに入力されたデータとなります。 それが表示される場合、それはエレメントに指定された値である必要があります。
0 2   Delta エレメントはオプションで、1 回か 2 回表示されるか、まったく表示されません。 エレメントが表示されない場合、エレメントは提供されていません。 エレメントが表示されて、それが空の場合、それは値 (Value) プロパティーに保管されているデータに設定され、空でない場合は、それはエレメントに指定された値となります。
0 0     エレメントは禁止されており、表示することはできません。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:46:28


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