ブローカー環境内のすべての WebSphere® Message Broker リソースに対して命名規則を確立することによって、名前は固有になり、ユーザーは名前の重複や混同を心配せずに新規のリソースを作成することができるようになります。
ブローカーとリソースに使用する名前を 考慮してください。
ブローカーの作成時には、ブローカー環境内で固有の名前を付けてください。 コマンド mqsicreatebroker を使用して、ブローカーがインストールされているシステム上にブローカーを作成する場合は、このブローカーに同じ名前を使用することが必要です。 ブローカー名は、Windows プラットフォーム上を除き、大/小文字を区別します。
各実行グループ名はブローカー内で固有でなければなりません。
各メッセージ処理ノードは、それが割り当てられたメッセージ・フロー内で固有でなければなりません。 例えば、1 つのメッセージ・フローに 2 つの MQOutput ノードが含まれている場合、 それぞれに固有の名前を付けます。
メッセージ・フロー名はブローカー内で固有でなければなりません。 その名前に対するすべての参照は 常に同一のメッセージ・フローを指すようにします。 同一のメッセージ・フローを複数のブローカーに割り当てる場合、 これらブローカー間で固有のメッセージ・フロー名を 確実に維持する必要があります。
各メッセージ名は、それが属するメッセージ・セット内で固有でなければなりません。
メッセージ・セット名はブローカー内で固有でなければなりません。 その名前に対するすべての参照は 常に同一のメッセージ・セットを指すようにします。 同一のメッセージ・セットを複数のブローカーに割り当てる場合、 これらブローカー間で固有のメッセージ・セット名を 確実に維持する必要があります。