WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

デプロイ可能オブジェクトのバージョンおよびキーワード情報

ブローカー・アーカイブ・エディターを使用して、デプロイ可能オブジェクトのバージョンおよびキーワード情報を表示します。

デプロイ済みオブジェクトのプロパティーを表示したり、関連付けられたコメントを変更したりできます。

ブローカー・アーカイブ・エディターでのオブジェクト・バージョン

ブローカー・アーカイブ・エディターの「管理」ページの「バージョン」列に、定義済みバージョンのある以下のオブジェクトのバージョン・タグが表示されます。
  • .dictionary ファイル
  • .cmf ファイル
  • バージョンが META-INF/keywords.txt ファイルに定義された組み込み JAR ファイル

「バージョン」列は編集できません。

mqsireadbar コマンドを使用して、 デプロイ可能アーカイブ・ファイル内のデプロイ可能ファイルごとに定義されたキーワードをリストできます。 詳しくは、mqsireadbar コマンドを参照してください。

デプロイメント時におけるアプリケーションまたはライブラリーへのバージョン情報の追加

デプロイメント時に、アプリケーションまたはライブラリーにバージョンを手動で割り当てることができます。 そのバージョンは、ソース管理システムの特定のファイルの内容と関連付けられている必要はありません。 BAR ファイル内の .appzip ファイルまたは .libzip ファイル内に META-INF/keywords.txt というファイルを作成すると、バージョンを手動で割り当てられます。 テキスト・ファイルに、$MQSI_VERSION=v1.0 MQSI$ などのリテラル・ストリングを追加できます。 この方法を使用すると、アプリケーションまたはライブラリー内のリソースの独立したバージョンを、アプリケーションまたはライブラリーに割り当てることができます。

DFDL スキーマ・ファイルまたは XML スキーマ・ファイルにバージョンやその他のキーワードの情報を追加する

デプロイされる他のオブジェクトと同様に、DFDL スキーマ・ファイルまたは XML スキーマ・ファイルにバージョンやキーワードの情報を追加するには、リテラル・ストリングを組み込みます。

DFDL スキーマ・ファイルを操作するときには、DFDL スキーマ・エディターの「表記」プロパティー・タブを使用して、メッセージ・エレメントの「コメント」プロパティーに、次の例のようなストリングを設定します。
$MQSI_VERSION=v1.0 MQSI$ $MQSI Author=DFDL Modeler MQSI$
デプロイされる DFDL スキーマ・ファイルには、次のようなプロパティーが組み込まれます。
プロパティー
バージョン v1.0
作成者 DFDL Modeler
XML スキーマを操作するときには、次の例のようなリテラル・ストリングを組み込んだスキーマ・ドキュメンテーション・エレメントを追加します。
<xsd:documentation>$MQSI_VERSION=v1.1 MQSI$ $MQSI Author=XML Modeler MQSI$</xsd:documentation>
デプロイされる XML スキーマ・ファイルには、次のようなプロパティーが組み込まれます。
プロパティー
バージョン v1.0
作成者 XML Modeler

デプロイ済みオブジェクトのバージョン、デプロイ時刻、およびキーワード

WebSphere® Message Broker Explorer で、「プロパティー QuickView」は、すべてのデプロイ済みオブジェクトについて、以下のプロパティーを表示します。
  • バージョン
  • デプロイメント時刻
  • すべての定義済みキーワード
例えば、以下のリテラル・ストリングでメッセージ・フローをデプロイします。
  • $MQSI_VERSION=v1.0 MQSI$
  • $MQSI Author=fred MQSI$
  • $MQSI Subflow 1 Version=v1.3.2 MQSI$
「プロパティー」ビューには、これらのプロパティーが表示されます。
プロパティー 説明
デプロイメント時刻 デプロイメントの日時
変更時刻 変更された日時。
注: このプロパティーには時間帯の概念がないので、最終変更日時の時間帯を把握している場合にのみ意味を持ちます。
バージョン v1.0
作成者 fred
サブフロー 1 バージョン v1.3.2

キーワード情報が使用不可の場合、「プロパティー」ビューにその理由を示すメッセージが表示されます。例えば、キーワードの解決がデプロイ時に使用可能ではなかった場合、「プロパティー」ビューはメッセージ「キーワード検索が使用できない状態でデプロイされました」を表示します。

「パス」および「コメント」列

ソース・ファイルを追加すると、「管理」タブの「パス」列に自動的にデータが追加されます。

コメントを追加するには、「コメント」列をダブルクリックして、必要なテキストを入力します。

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        最終更新: 2015-02-28 17:45:46


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