「WebSphere MQ へのデータ配布 SAP: 一方向 (IDoc 用)」パターンのパラメーター

SAP システム
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
アダプター・コンポーネントの名前 はい いいえ idocpassthrough.inadapter

アダプター・コンポーネント名。

この名前は、作成された SAPConnection 構成可能サービスの名前でもあります。

ホスト名 はい いいえ

アダプターがログオンするアプリケーション・サーバー・ホストの IP アドレスまたは名前を指定します。

この値は、有効な SAP サーバー・ホスト名または IP アドレスに設定する必要があります。

RFC プログラム ID はい いいえ

アダプターが SAP ゲートウェイに登録するリモート関数呼び出し (RFC) の ID。

この値は、SAP で登録されているプログラム ID (トランザクション SM59) と一致しなければなりません。

ゲートウェイ・ホスト はい いいえ

SAP ゲートウェイのホスト名。

デフォルト値は空ストリングです。これはアダプター接続の作成時に SAP ゲートウェイが使用されないことを意味します。

ゲートウェイ・サービス はい いいえ sapgw00

RFC サービスを実行するゲートウェイ・ホスト上のゲートウェイ ID。

デフォルト値は空ストリングです。これはアダプター接続の作成時に SAP ゲートウェイ・サービスが使用されないことを意味します。

有効な SAP ゲートウェイ・サーバー ID を入力します。

クライアント はい いいえ 100

アダプターが接続する SAP システムのクライアント番号。

このプロパティーの値を指定しない場合、デフォルト値は 100 であり、デフォルトの SAP クライアントと一致します。

このプロパティーは、範囲が 000 から 999 の 3 桁の整数となる必要のある、必須の SAP クライアント番号に設定します。

システム番号 はい いいえ 00

SAP アプリケーション・サーバーのシステム番号。

このプロパティーの値を指定しない場合、デフォルト値は 00 であり、 デフォルトの SAP システム番号と一致します。

このプロパティーは、範囲が 00 から 99 の 2 桁の整数となる必要のある、必須の SAP システム番号に設定します。

リスナーの数 はい いいえ 1

.inadapter コンポーネントによって SAP に確立される RFC 接続の数。

この番号は、アダプターで並行処理できる、SAP からの RFC 呼び出し、またはトランザクション RFC (tRFC) 呼び出しの最大数に対応します。

SAP セットアップ
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
SAP sapjco3.jar ファイル はい いいえ sapjco3.jar

このパターン・パラメーターは、SAP JCO JAR ファイルの場所を定義します。

システム・ライブラリー・ファイル (sapjco3.dll または sapjco3.so) はい いいえ sapjco3.dll

このパターン・パラメーターは、SAP システム・ライブラリー・ファイル (librfc32.dll または librfccm.so) の場所を定義します。

ロギング
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
必要なロギング いいえ いいえ クリア済み

このパターン・パラメーターは、ロギング用のコードをパターン・インスタンスに含めるかどうかを決定します。

「必要なロギング」が非選択の場合、ロギング・サブフローは含まれません。

「必要なロギング」が選択されている場合、ロギング・サブフローがメッセージ・フローに含まれ、「ログ・キュー・マネージャー」と「ログ・キュー」の値を設定する必要があります。

ログ・キュー・マネージャー いいえ はい

このパターン・パラメーターは、ロギング用のキュー・マネージャーを定義します。 ロギングにブローカー・キュー・マネージャーが使用される場合、これをブランクのままにすることができます。

このパラメーターは、「必要なロギング」が選択されている場合にのみ必要です。

ログ・キュー いいえ はい LOG

このパターン・パラメーターは、ロギング用のキューを定義します。

このパラメーターは、「必要なロギング」が選択されている場合にのみ必要です。

エラー処理
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
必要なエラー・メッセージ いいえ いいえ 選択済み

このパターン・パラメーターは、エラー・メッセージを作成するメッセージ・フロー・エレメントがパターン適用によって作成されるかどうかを定義します。

このパラメーターは、必要なエラー・メッセージ が選択されている場合のみ必要です。

「必要なエラー・メッセージ」が選択されている場合、「エラー・キュー・マネージャー」および「エラー・キュー」の値を設定する必要があります。

エラー・キュー・マネージャー いいえ はい  

このパターン・パラメーターは、エラー・メッセージ用のキュー・マネージャーを定義します。 ロギングにブローカー・キュー・マネージャーが使用される場合、これをブランクのままにすることができます。

エラー・キュー いいえ はい ERROR

このパターン・パラメーターは、エラー・メッセージ用のキューを定義します。

このパラメーターは、必要なエラー・メッセージ が選択されている場合のみ必要です。

その他
パターン・パラメーター M C デフォルト 説明
ブローカー・スキーマ いいえ いいえ mqsi

ブローカー・スキーマを指定すると、すべてのメッセージ・フローと ESQL ファイルがそのスキーマ内に作成されます。 スキーマを指定しない場合、デフォルトのブローカー・スキーマが使用されます。

フロー接頭部 いいえ いいえ

設定されている場合、この接頭部はすべてのメッセージ・フロー名の先頭に追加されます。

フロー接尾部 いいえ いいえ

設定されている場合、この接尾部はすべてのメッセージ・フロー名の末尾に追加されます。

キュー接頭部 いいえ いいえ

設定されている場合、この接頭部はすべてのキュー名の先頭に追加されます。

デフォルトのキュー名が使用されている場合、各パターン・インスタンスのキュー名を識別するために接頭部、接尾部、またはその両方を設定する必要があります。

キュー接尾部 いいえ いいえ

設定されている場合、この接尾部はすべてのキュー名の末尾に追加されます。

デフォルトのキュー名が使用されている場合、各パターン・インスタンスのキュー名を識別するために接頭部、接尾部、またはその両方を設定する必要があります。

簡略説明 いいえ いいえ

この説明は、生成されるすべてのメッセージ・フローの「簡略説明」プロパティーに追加されます。

詳細説明 いいえ いいえ

この説明は、生成されるすべてのメッセージ・フローの「詳細説明」プロパティーに追加されます。

すべてのパターン・パラメーターとそのデフォルト値をリストします。

M という見出しの列は、プロパティーが必須 かどうかを示します。C という見出しの列は、プロパティーが構成可能かどうか、つまり、メッセージ・フローをブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに追加するときに値を変更できるかどうかを示します。

デフォルトが示されていない場合、デフォルト値は空ストリングです。

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