リソース統計収集をアクティブにするときに返されるセキュリティー・リソース・タイプのデータについて学習します。
これらの統計は、WebSphere® Message Broker Explorer で表示できます。あるいは、このデータを返すパブリケーション (1 つの XML メッセージ) にサブスクライブするプログラムを作成することもできます。 パブリケーション・メッセージの例については、XML 出力の例を参照してください。
メッセージ・フローがセキュリティー・プロファイルで構成されると、認証、マッピング、または許可を処理して承認するための要求が、一般に、セキュリティー・プロバイダーまたはセキュリティー・トークン・サーバー (STS) に作成されます。 セキュリティー・リソース統計を使用して、作成されている要求数、そのうちの成功した要求数、およびセキュリティー・キャッシュからサービス提供されている数を調べます。
実行グループ全体の統計の要約が戻されます。 その後に、名前付きのセキュリティー・プロバイダーごとの詳細が続きます。 名前付きのセキュリティー・プロバイダーの例としては、WS-Trust v1.3 STS や LDAP があります。
測定値 | 説明 |
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TotalOperations | 収集の開始時以降のセキュリティー操作 (認証、マッピング、許可) の数。 認証と許可の両方を伴うセキュリティー・プロファイルは、2 つの操作としてカウントされます。 |
TotalSuccessfulOperations | 承認されたセキュリティー操作 (認証、マッピング、許可) の数。 |
TotalOperationsServicedByCache | セキュリティー・キャッシュから (STS に直接アクセスすることなく) 提供されたセキュリティー操作 (認証、マッピング、または許可) の数。 |
TotalCacheEntries | セキュリティー・キャッシュ内のセキュリティー操作結果項目の総数。 セキュリティー操作は、セキュリティー・プロファイルで、認証、マッピング、または許可として定義されます。 キャッシュ項目には、戻されたセキュリティー・トークンが含まれる場合があります。 |