イベントは、イベント検出メカニズムの 1 つにより識別された後に、アダプター配信のイベント・トリガーの 1 つにより起動されます。 イベント・トリガーにより、イベントを即時にまたは将来処理することができます。
イベントを起動する機能モジュールは、以下のリストで説明されています。
どちらの機能もリアルタイムのトリガー用です。
現在のイベント表
イベントがリアルタイムでトリガーされる場合、/CWLD/ADD_TO_QUEUE_AEP は、イベントを現行のイベント表 (/CWLD/EVT_CUR_AEP) にコミットします。 特に、これはオブジェクト名、動詞、およびイベントを表すキーのデータ行を追加します。
将来のイベント表
イベントを将来のある日付に処理する必要がある場合は、次のリストで説明されている処理が生じます。
- カスタム ABAP ハンドラーがイベントと共に /CWLD/ADD_TO_QUEUE_IN_FUTURE_AEP を呼び出します。
- /CWLD/ADD_TO_QUEUE_IN_FUTURE_AEP モジュールは、イベントを将来のイベント表 (/CWLD/EVT_FUT_AEP) にコミットします。 特に、これはオブジェクト名、動詞、およびイベントを表すキーのデータ行を追加します。 加えてこれは Date 行を追加します。
- アダプターによって送達されたバッチ・プログラム /CWLD/SUBMIT_FUTURE_EVENTS_AEP が、将来のイベント表を読み取ります。
- そのようにスケジュールされている場合、バッチ・プログラムはイベントを将来のイベント表から取り出します。
- イベントを取り出した後に、バッチ・プログラムは /CWLD/ADD_TO_QUEUE_AEP を呼び出します。
- /CWLD/ADD_TO_QUEUE_AEP モジュールは、イベントを現在のイベント表にトリガーします。
/CWLD/ADD_TO_QUEUE_IN_FUTURE_AEP が将来のイベント表の Date 行に取り込む際には、現在日付としてシステム日付を使用します。