WebSphere® Message Broker バージョン 6.1 からマイグレーションする場合は、構成マネージャーでセットアップしたアクセス制御リスト (ACL) をWebSphere Message Broker バージョン 8.0 でセキュリティー・モデルのベースとして使用できます。
WebSphere Message Broker バージョン 8.0 では、ブローカーの管理セキュリティーがデフォルトで無効になります。 旧バージョンからブローカーをマイグレーションするときには、セキュリティーの詳細情報はマイグレーションされないので、たとえ旧バージョンでセキュリティーをセットアップしていたとしても、セキュリティーは無効になります。
バージョン 7.0 で加えられたアーキテクチャーとセキュリティー・モデルの変更に伴い、構成マネージャーが除去されたため、このコンポーネントとその ACL を制御するためのコマンドも除去されました。
旧バージョンでセットアップした ACL をバージョン 8.0 でもセキュリティー・モデルの基盤として使用できるのは確かですが、このバージョンで用意されている機能に合わせてセキュリティー・モデルを見直し、さらに別のレベルの制御をセットアップすることも可能です。
既存の ACL をバージョン 8.0 でセキュリティー・モデルのベースとして使用することにした場合は、以下の要素を検討してください。
バージョン 8.0 ブローカーの許可をセットアップするには、以下のステップを実行します。