WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

DFDL エスケープ・スキームの追加

エスケープ・スキームを使用して、文字を、分離文字や終了文字としてではなく、そのまま文字として処理するように DFDL に認識させます。 例えば、CSV ファイルのコンマをエスケープする必要がある場合などがあります。

始める前に:

DFDL スキーマ・ファイルを作成するか、または開きます。DFDL スキーマ・エディターの説明は、DFDL スキーマ・エディターを参照してください。
エスケープ・スキームを追加してから、該当のエレメントの「エスケープ・スキーム参照」プロパティーを使用して、それを参照します。
  1. 「アウトライン」ビューで、「DFDL」 > 「エスケープ・スキーム」を展開します。
  2. DFDL スキーマ・エディターで、アイコンをクリックしてエスケープ・スキームをスキーマに追加し、プロンプトが出されたら名前を入力します。
  3. 表現プロパティー でスキームを構成します。
    1. エスケープの種類: 可能な値:
      • escapeCharacter: 次の文字のみがそのまま文字として解釈されるようにする単一のエスケープ文字。 エスケープ文字自体は Escape Escape 文字によってエスケープされます。
      • escapeBlock: 囲まれた文字のグループがそのまま文字として解釈されるようにする一対のエスケープ・ストリング。 終了エスケープ・ストリングは Escape Escape 文字によってエスケープされます。
    2. Escape Character: エスケープの種類が escapeCharacter である場合に、直後の文字をエスケープする単一の文字を入力します。
    3. Escape Block Start: エスケープ・ブロックの開始を示す文字ストリングを入力します。
    4. Escape Block End: エスケープ・ブロックの終了を示す文字ストリングを入力します。
    5. Escape Escape: エスケープ文字またはエスケープ・ストリングをエスケープする文字を指定します。
    6. Extra Escaped Character: オプションで、シリアライズ時にエスケープする必要がある他の文字を指定します。
    7. Generate Escape Block: エスケープの種類が escapeBlock である場合に、シリアライズのどの時点でエスケープが使用されるかを定義します。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:41


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