分散システム上で WebSphere® Message
Broker コマンドを使用する際には、以下の規則があります。
z/OS® でコマンドを使用する場合は、
コマンドの
z/OS コマンドのセクションを参照してください。
- コマンドはそれぞれ、
関連するリソースが定義される (または作成される) システム上で発行する必要があります。
- 各コマンドは、1 次キーワード (実行可能なコマンド名) で始まり、
次に 1 つ以上のブランクが続きます。
- 1 次キーワードに続いて、フラグ (パラメーター) を任意の順序で置くことができます。
- 本書では、フラグは例えば -t の形式で示されます。 どのような場合でも、
- の代わりに / を使用することができます。
- フラグに対応する値がある場合、
その値はそれが関連するフラグの後にこなければなりません。 フラグの後に直接その値がくることもできますし、
あるいはいくつかのブランクによって分けることもできます。
- フラグに対応する値がない場合、フラグを連結することができます。
ただし、連結されたグループの最後のフラグは、
それに関連した値を持つことができます。 例えば、次のコマンドがあるとします。
mqsireadlog MB8BROKER -u -e default -o trace.xml -f
これは、次のようにも入力できます。 mqsireadlog MB8BROKER -ufedefault -o trace.xml
ここで実行グループの名前 default は、-e フラグと関連しています。 明確にするために、本書の例ではすべて、
フラグは離して、また関連する値の前にスペースを入れて示されています。
- フラグを反復することはできません。
- ブランクや特殊文字を含むストリングは、二重引用符で囲まなければなりません。 以下に例を示します。
mqsireadlog "My Broker" -u -e default -o trace.xml -f
加えて、"" のように引用符の対の間に何も指定せずに「ヌル」または空ストリングを指定できます。
- 1 次キーワードおよびパラメーターの大/小文字の区別は、
基本となるオペレーティング・システムによって異なります。
Windows プラットフォームではキーワードに大/小文字の区別はありません。
mqsistart、mqsiSTART、MQSISTART はすべて受け入れられます。 Linux および UNIX プラットフォームでは小文字を使用する必要があります。
mqsistart のみ受け入れられます。
WebSphere Message
Broker コマンドにはすべて WebSphere MQ 関数との依存関係があります。それらのコマンドを発行する前に WebSphere MQ が使用可能かどうか確認する必要があります。