WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

XML UnparsedEntityDecl

UnparsedEntityDecl は、正形式 XML でなく、XML プロセッサーにより解析されない XML 文書内のデータを含めるために使用されます。

解析対象外エンティティーとは、XML プロセッサーによって解析されない外部参照をもつ外部エンティティーのことです。 つまり、正しく形成されている XML ではない XML 文書 (グラフィック・ファイルなど) にデータを含めることができるということです。 UnparsedEntityDecl は名前付きエレメントであり、エンティティーの URI を示す、タイプ SystemId の子 (URL またはローカル・ファイルの場所) です。 UnparsedEntityDecl はタイプ PublicId の子を持つこともできます。

UnparsedEntityDecl は、タイプ NotationReference の子、XML 文書内の他の場所にある表記宣言への参照を表す値エレメントを持つこともできます。 これは、解析対象外エンティティーのデータのタイプを定義します。

以下のような形式の解析対象外エンティティー宣言があるとします。

    <!ENTITY pic SYSTEM "scheme.gif" NDATA gif>

この例では、SystemId に scheme.gif というストリング値が入れられています。 NotationReference の値は gif です。 これは、XML 文書で定義されている NOTATION を参照します。

    <!NOTATION gif SYSTEM "image/gif">

次のエンティティーは、DTD の例に含まれています。

<!ENTITY unpsd PUBLIC "//this/is/a/URI/me.gif" "me.gif" NDATA TeX> 

これは、//this/is/a/URI/me.gif のストリング値を持つ、オプションの PublicId エレメントを示しています。

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        最終更新: 2015-02-28 17:46:29


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