Mapping ノードを使用してデータベース・マッピングを作成するには、データ設計プロジェクトに組み込まれたデータベース定義ファイル (.dbm) が必要です。
このタスクについて
データベース定義ファイルには、データベースへの接続に関する情報が入っています。
注: WebSphere Message Broker Toolkit 内のデータベース定義ファイルは自動更新されません。
データベースを変更した場合は、データベースへの接続を記述するデータベース定義ファイルを再作成する必要があります。
手順
以下のステップを実行して、「新規データベース定義ファイル」ウィザードを使用して CLIENTS.dbm データベース定義ファイルを作成します。
- 「アプリケーション開発」ビューで、を右クリックして選択します。
「新規データベース定義ファイル」ウィザードが表示されます。
- 「データ設計プロジェクト」ドロップダウン・リストから「AddressBook_DD」を選択します。「データベース」ドロップダウン・リストから「DB2 for Linux, Unix, and Windows」を選択します。「バージョン」ドロップダウン・リストから「V9.7」を選択します。その後、「次へ」をクリックします。
- データベース接続を作成します。「新規データベース定義ファイル - 接続の選択 (New Database Definition File - Select connection)」で「新規」を選択します。
「新規接続 (New Connection)」ウィンドウが開きます。
- 「新規接続 - 接続パラメーター (New Connection - Connection Parameters)」で、以下のプロパティーを編集して CLIENTS データベース接続を構成します。
- 「データベース」値として CLIENTS を入力します。
- 「ユーザー名」として db2admin を入力し、「パスワード」にデータベース管理者パスワードを入力します。
注: 別のユーザー名を使用してデータベースに接続することができます。このユーザーは、データベース管理許可を持っている必要があります。
- 「接続のテスト」をクリックして、データベースに対して選択した設定を検証します。
正常に接続されたら、以下のウィンドウが開きます。
- 「パスワードの保存 (Save Password)」を選択します。
- 「新規接続 - 接続パラメーター (New Connection - Connection Parameters)」で「終了」をクリックします。
CLIENTS1 接続が作成されます。
- CLIENTS1 接続を選択して、「次へ」を選択します。
- スキーマ ADDRESSBOOK を選択して、「次へ」をクリックします。
- 「新規データベース定義ファイル - データベース・エレメント (New Database Definition File - Database Elements)」ウィンドウで、「表」を選択してから「終了」をクリックします。
タスクの結果
CLIENTS.dbm データベース定義ファイルは、「アプリケーション開発」ビューの「独立リソース」の下で使用可能です。データベース定義ファイルは、AddressBook_DD データ・プロジェクト内に作成されます。
以下の図は、物理データ・モデル・エディターで開いた CLIENTS データベース定義ファイルを示しています。
次のタスク
データベース定義ファイル CLIENTS.dbm の作成後に、特定のデータベース・リソースにアクセスするよう統合ソリューションを構成する必要があります。詳しくは、データベース・リソースにアクセスするよう統合ソリューションを構成を参照してください。