Oracle のセットアップ

この説明では、Oracle データベースを使用していることを前提とし、以下のタスクを順番に説明していきます。

データベース表を作成してそれにアクセスする際には、以下の問題に注意してください。

以下の説明を実行する前に、データベースを作成しておく必要があります。

以下のステップを実行します。

  1. テキスト・エディターで新しい文書を開き、DEPARTMENT 表および EMPLOYEE 表を作成してデータを取り込む以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を simplifieddbrouting2.sql として、そのファイルを保存します。
    DROP TABLE DEPARTMENT;
    CREATE TABLE DEPARTMENT (DEPTNUM CHAR(3) NOT NULL, DEPTNAME VARCHAR2(36) NOT NULL, MGRNUM CHAR(6));
    INSERT INTO DEPARTMENT  VALUES('D00', 'Personnel', '000010');
    INSERT INTO DEPARTMENT  VALUES('D01', 'Development', '000020');
    INSERT INTO DEPARTMENT  VALUES('D02', 'Support', '000030');
    DROP TABLE EMPLOYEE;
    CREATE TABLE EMPLOYEE (EMPNUM CHAR(6) NOT NULL, FIRSTNM VARCHAR2(20) NOT NULL, LASTNM VARCHAR2(15) NOT NULL, PHONENUM CHAR(4), WORKDEPT CHAR(3), YEARSSERVICE INTEGER, AGEINYRS INTEGER, SEX CHAR(1), SALARY DECIMAL(9,2));
    INSERT INTO EMPLOYEE  VALUES('000010', 'DAVID', 'BROWN', '4501', 'D01', 10, 54, 'M', 23250.00);
    INSERT INTO EMPLOYEE  VALUES('000020', 'SALLY', 'KWAN', '4738', 'D00', 9, 27, 'F', 18375.00);
    INSERT INTO EMPLOYEE  VALUES('000030', 'JOHN', 'GEYER', '6789', 'D01', 22, 47, 'M', 53000.00);
    INSERT INTO EMPLOYEE  VALUES('000040', 'EVA', 'SMITH', '7831', 'D00', 12, 37, 'F', 29000.00);
          
  2. コマンド・ウィンドウを開始してデータベースにアクセスし、simplifieddbrouting2.sql が入っているフォルダーに移動し、以下のコマンドを入力します。
    sqlplus <uid>/<password> @simplifieddbrouting2.sql

    スクリプトの実行が終了するまで待ちます。 スクリプトを初めて実行すると、次のようなメッセージが表示されます。

    ORA-00942: table or view does not exist
    メッセージを無視します。 メッセージが表示される理由は、スクリプトは DEPARTMENT および EMPLOYEE という既存の表を新規の表の作成前に除去しようとしますが、これまでスクリプトを実行したことがない場合は、スクリプトが既存の表を検出できないからです。

これで JDBCProvider 定義を作成できるようになりました。Oracle データベース用の JDBC プロバイダー・エントリーの作成を参照してください。

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