「入力と出力の名前が同じである場合に変換を作成」を選択する、または類似の名前を選択すると、オプションが使用できます。
「入力と出力の名前が同じである場合に変換を作成」を選択すると、以下の規則が適用されます。
- 値が修正された出力フィールドは名前の突き合わせから除外されます。 既にマッピング済みの出力、または既にマッピング済みのコンテナーの下にあるターゲットは、名前の突き合わせから除外されます。
- 入力と出力の名前が同じ場合、入力と出力の種類および XSD タイプにかかわらず一致します。 エレメント、属性、およびデータベース列は、名前が同じであればどのような形式であれ一致します。
- XML ネーム・スペースは名前の突き合わせから除外されます。
そのため、abc:something と xyz:something は {http://www.abc.com}:something と {http://www.xyz.com}:something の場合と同じであると見なされます。
- 1 つの出力に関して複数の入力が同じ名前である場合、作成されるマッピングは 1 つです。 例:
ただし、1 つの出力と同じ名前を持つ複数の入力があり、同じ名前 (または類似の名前) でマップし、かつ子孫を突き合せることを選択した場合、最初にパスと名前によって突き合せようとします。 一致が見つかると、1 つの変換が行われ、それ以上の一致は考慮されません。
- 単一の入力が複数の出力と同じ名前を持っていると、複数のマッピングが作成され、それぞれ入力と出力は 1 対 1 となります。 例:
ただし、複数の出力と同じ名前を持つ単一の入力があり、同じ名前 (または類似の名前) でマップし、かつ子孫を突き合せることを選択した場合、最初にパスと名前によって突き合せようとします。 一致が見つかると、1 つの変換が行われ、それ以上の一致は考慮されません。
- 「選択された要素の単純な子孫をすべてマップ」オプションを選択すると、名前の突き合わせのために以下のステップが実行されます。
- 選択された入力および出力の相対パスと項目名を比較します。
- 相対パス以外の項目名を比較します。
例えば、次のような入力アイテムと出力アイテムがあるとします。
上記の入力および出力があるときに
「入出力の名前が同じ場合に変換を作成する」を選択すると、すべての項目の相対パスは以下のようになります。
ステップ a) で、items/item/partNum と items/item/partNum が突き合わせられます。
ステップ b) で、partNum と resources/partNum が突き合わせられます。
前のステップで一致した入力と出力は、以降のステップでは無視されます。
「選択された要素の直接の子をマップ」オプションを選択すると、名前の突き合わせのために実行される唯一の手順は、相対パス無しで項目名を比較することです。
類似の名前によるマッピング
- 固定値の出力およびマップされている出力は、名前の突き合わせから除外されます。
前のセクションのポイント 1 を参照してください。
- 類似性 のテストは、エレメントの名前、属性、またはデータベース列 (タイプは関係ない) を使用して実行されます。前のセクションのポイント 2 を参照してください。
- 類似性のテストの場合も、大/小文字の区別と英数字に関しては、同じ名前でのマッピングと同じように適用されます。
- 類似性のテストにはネーム・スペースまたはネーム・スペース接頭部は関係しません。前のセクションのポイント 3 を参照してください。
- 複数の入力が 1 つの出力に対して類似している場合、および複数の出力が 1 つの入力に対して類似している場合における動作は、前のセクションのポイント 4 と同じです。
- 「選択された要素の単純な子孫をすべてマップ」を選択すると、名前の突き合わせのために以下のステップが実行されます。
前のステップで一致した入力と出力は、以降のステップでは無視されます。
- 選択された入力および出力の相対パスと項目名を比較します。
- 相対パス以外の項目名を比較します。
- 相対パス以外の類似項目名を比較します。
「選択された要素の直接の子をマップ」オプションを選択すると、名前の突き合わせのために実行される唯一の手順は、相対パス無しで類似する項目名を比較することです。
- 類似していると見なすための、2 つの語に関する類似性しきい値を選択できます。
- 他の類似性アルゴリズムは使用できません。