WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

MRM TDS 形式: 固定長分離タイプ

固定長分離タイプの場合、各データ値は固定長です。

固定長データ・エレメント分離タイプの場合、すべてのテキスト・エレメントは長さまたは長さ参照を持ち、ビット・ストリームいっぱいの長さまで埋め込まれます。 タグや区切り文字は使用されず、各データ値の直後に次のデータ値が続きます。

以下に例を示します。
data1data200data30
最初のエレメントの長さは 5、2 番目のエレメントの長さは 7、3 番目のエレメントの長さは 6 です。埋め込み文字は "0" です。

非テキスト・エレメントの場合、エレメントの「物理タイプ」によって長さが決まります。 MRM TDS 形式: 単純データ値の長さの決定を参照してください。

固定長タイプ

固定長タイプでは、すべてのテキスト・エレメントが長さまたは長さ参照を持ち、いっぱいの長さに書き出されます。 エレメントは正しい順序で表示され、すべてビット・ストリームに書き込まれなければなりません。 これには繰り返しエレメントのすべての繰り返しが含まれます (つまり、 各エレメントの最大出現回数だけ、エレメントが書き出されます)。

非テキスト・エレメントの場合、エレメントの「物理タイプ」によって長さが決まります。 MRM TDS 形式: 単純データ値の長さの決定を参照してください。

以下に例を示します。
data10data2data2data2data300
最初のエレメントの長さは 6、2 番目のエレメントの長さは 5 で、これは 3 回繰り返されています。3 番目のエレメントの長さは 7 です。埋め込み文字は "0" です。

適用できるパラメーター

このフォーマットのメイン・パラメーターは、 エレメントの「長さ」または「長さ参照」です。 すべてのフィールドがビット・ストリームいっぱいの長さに埋め込まれて、パーサーに正しく指定される必要があります。

タグ・パラメーターおよび区切り文字パラメーターは無視されます。 グループ標識およびグループ・ターミネーターは固定長なので、監視されます。

設定されない可能性がある各フィールドにも、デフォルト値が必要です。そうすることによって、フィールドがメッセージからのデータで埋められなくても、すべてのフィールドを出力として生成できるからです。

固定長 AL3 タイプ (推奨されていません)

この分離タイプは推奨されていません。 ACORD AL3 のサポートは、将来のリリースでは別の方法によって提供される予定です。 その時点で、この分離タイプはサービスから除去されます。

固定長 AL3 タイプは固定長タイプと似ていますが、切り捨てや欠落エレメントに関する ACORD AL3 フォーマットによって指定されている追加のルールに従います。 エレメントが AL3 タイプの末尾から欠落している場合、切り捨てることができます。 ビット・ストリームの中で省略することはできません。 ビット・ストリームの途中でフィールドが欠落している場合、出力用に、適切な長さの「?」文字で構成されるストリングとしてそのフィールドが生成されます。

適用できるパラメーター

このフォーマットのメイン・パラメーターは、 エレメントの「長さ」または「長さ参照」です。 すべてのフィールドがビット・ストリームいっぱいの長さに埋め込まれて、パーサーに正しく指定される必要があります。

タグ・パラメーターおよび区切り文字パラメーターは無視されます。 グループ標識およびグループ・ターミネーターは固定長なので、監視されます。

特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2014Copyright IBM Corporation 1999, 2014.

        
        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:46:25


概念トピック概念トピック | バージョン 8.0.0.5 | ad00811_