Large Messaging サンプルの実行
Large Messaging サンプルを実行して、以下の処理を実行することができます。
- 反復構造を内部に含んだ XML ペイロードを持つ WebSphere MQ メッセージを読み取ります。
- 反復が生じるたびに、それぞれを単一の WebSphere MQ メッセージに分割します。
- 入力メッセージが複数のメッセージに正常に分割されたことを確認する WebSphere MQ メッセージを書き出します。
WebSphere Message Broker Toolkit の「問題」ビューに「解決不能メッセージ・フィールド参照 (Unresolvable message field reference)」のような
警告メッセージが表示される場合があります。
このメッセージはサンプルのメッセージ・ブローカー・プロジェクト内の ESQL ファイルを指していますが、無視してかまいません。
この警告は、実行時のサンプルの振る舞いには影響しません。
サンプルの実行時に問題を検出した場合は、
WebSphere Message Broker 資料の『サンプル実行時の問題の解決』を参照してください。
Large Messaging サンプルを実行するには、次のステップを使用します。
- WebSphere Message Broker Toolkit で、サンプルのメッセージ・フローとメッセージ・セットがデプロイされていることを確認します。
- 「ブローカー開発」ビューで「LargeMessaging」メッセージ・ブローカー・プロジェクトを展開し、
「SampleInputMessage.mbtest」をダブルクリックして、テスト・クライアントでファイルを開きます。
- テスト・クライアントで「エンキュー」をクリックします。
- 「メッセージの送信」をクリックして、
Large Messaging メッセージ・フローの入力キューに WebSphere MQ メッセージを入れます。
- テスト・クライアントで「デキュー」をクリックします。
- 「メッセージの取得」をクリックして、
LARGE_MESSAGING_SLICING_COMPLETE キューからメッセージを読み取ります。
- 取得したメッセージを調べてください。メッセージは、入力メッセージの SaleListCount エレメントに宣言されたメッセージが 10 個あったこと、および 10 個のレコードが処理されたことを示しています。
宣言された値と実際のメッセージのカウント値が同じであることを確認したなら、Large Messaging サンプルを正常に実行できたことになります。
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