- 要求の照合のためのノード
AggregateControl、AggregateReply、および AggregateRequest ノードを使用すると、関連する要求および応答を照合することができます。 これらのノードを使用して、1 つの入力メッセージに応答していくつかの要求を生成し、それらの要求に対する応答として受け取られる応答を制御および調整し、応答が提供する情報を結合して処理を続行します。
- メッセージ・コレクションを作成するノード
Collector ノードを使用してメッセージのコレクションを生成し、複数の同期要求、または非同期要求を並行して作成することができます。 Collector ノードには初期のファンアウト・ステージが不要であり、メッセージの内容を相関させることで、関連性のない入力メッセージをグループにすることができます。 異なるソースからメッセージを受信するために、Collector ノードに動的な入力ターミナルを構成することができます。 また、Collector ノードにイベント・ハンドラーと呼ばれるプロパティーを構成することもできます。このプロパティーを構成することで、メッセージ・コレクションへのメッセージの追加方法とメッセージ・コレクションが完了する時を決定できます。
- メッセージのシーケンスを制御するノード
- 入力ソースから受け取ったメッセージにシーケンス番号を適用するには Sequence ノードを、またシーケンス番号を含むメッセージのシーケンスを変更するには Resequence ノードを使用します。
メッセージをシーケンス・グループに分割し、Sequence および Resequence ノードを使用して、ノードに到着したメッセージのグループのシーケンスを制御できます。
- エラーを処理し、報告するためのノード
以下のノードを使用すると、エラーの処理および報告に影響します。
- Trace ノード
- Trace ノードを組み込むと、この時点でメッセージ・フローに何が起きているかを記録する、1 つ以上のトレース・エントリーを生成できます。
- TryCatch ノード
- TryCatch ノードを組み込むと、例外のスロー時にエラー処理を制御できます。
- Throw ノード
- Throw ノードを組み込むと、例外のスローを強制でき、さらに例外の ID を指定して問題の診断をより容易にすることができます。
- メッセージ・フロー・セキュリティー・マネージャーを起動するためのノード
- SecurityPEP ノードを使用して、メッセージ・フロー内の入力ノードから出力ノード (または要求ノード) までの間の任意の時点でメッセージ・フロー・セキュリティー・マネージャーを起動してください。 SecurityPEP ノードにより、入力ノードがメッセージ・フロー・セキュリティーをサポートしない場合でも、セキュリティー・マネージャーを起動できます。 SecurityPEP ノードを使用して、メッセージ・フロー内のさまざまな時点で、セキュリティーのさまざまな機能 (認証や許可など) を起動することもできます。