RegistryLookup および EndpointLookup ノードを使用して、ローカル環境内で指定される WebSphere® Service Registry and Repository (WSRR) 照会を発行することができます。
RegistryLookup ノードおよび EndpointLookup ノードは、実行時に WSRR 照会を発行し、結果のデータをローカル環境に保存します。 設計時に、ノードのプロパティーを使用して照会を指定し、検索条件を定義できます。 両方のノードに照会のプロパティーを少なくとも 1 つは定義してから、メッセージ・フローをデプロイする必要があります。 ただし、実行時にローカル環境で検索条件を指定することで、ノードのプロパティーを補足または指定変更することができます。
設定 | 説明 |
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Name | この設定は、ノードの「名前」プロパティーを指定変更します。ESQL Compute ノードなどを使用します。
この設定は、EndpointLookup ノードの「PortType 名」プロパティーと関連します。 そのため、「PortType 名」プロパティーを使用するには、ローカル環境で「Name」設定を使用します。 |
Namespace | この設定は、ノードの「ネーム・スペース」プロパティーを指定変更します。以下に例を示します。
この設定は、EndpointLookup ノードの「PortType ネーム・スペース」 プロパティーと関連します。 そのため、「PortType ネーム・スペース」プロパティーを使用するには、ローカル環境で「Namespace」設定を使用します。 |
Version | この設定は、ノードの「バージョン」プロパティーを指定変更します。以下に例を示します。
この設定は、EndpointLookup ノードの「PortType バージョン」プロパティーと関連します。 そのため、「PortType バージョン」プロパティーを使用するには、ローカル環境で「Version」設定を使用します。 |
MatchPolicy | この設定は、ノードの「マッチ・ポリシー」プロパティーを指定変更します。以下に例を示します。
有効な値は、One および All です。 |
DepthPolicy | この設定は、RegistryLookup ノードの「深さのポリシー」プロパティーを指定変更します。以下に例を示します。
有効な値は以下のとおりです。
MatchShowRel プロパティーは、WebSphere Message Broker のバージョン 6.1.0.4 より前で使用されていた出力フォーマットを使用することで、これらのバージョンとの互換性を確保します。 このオプションは非推奨で、新規メッセージ・フローを作成する場合には使用すべきではありません。 既存のメッセージ・フローをマイグレーションして、他のいずれかのオプションを使用することを検討してください。 |
UserProperties | この設定は、ノードの「ユーザー・プロパティー」プロパティーを指定変更します。 ローカル環境では、ユーザー定義プロパティーを複数指定できます。以下に例を示します。
ユーザー定義プロパティーをローカル環境から削除するには、値に NULL を設定します。以下に例を示します。
設計時にノード・プロパティー・エディターを使用し、実行時にメッセージ・ツリー内のフィールドからユーザー・プロパティーの値を読み取るように、ESQL パスまたは XPath 式を指定できます。 ただし、ローカル環境に設定する指定変更値は、照会で使用するストリング値です。 |
Classification | この設定は、ノードの「種別」プロパティーを指定変更します。以下に例を示します。
ローカル環境では種別を複数指定できます。 以下に例を示します。
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