WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

コマンド環境: Windows システム

WebSphere® Message Broker コマンドを実行するために、Windows 環境をセットアップします。

Windows システムでは、このコンポーネントはサービスとして実行されるため、これらを開始するコマンド・プロンプト用に設定された環境は継承しません。 このコンポーネントは、開始時に mqsiprofile コマンドを実行します。これにより、環境の初期化が完了します。

mqsiprofile コマンドは、ディレクトリー install_dir¥bin にあります。

mqsiprofile コマンドの場所を変更したり、ユーザーによるコマンドの変更を行わないでください。このコマンドは、製品にサービスのインストールやアップデートを行うと、置き換えられることがあります。

独自の設定を実行する必要がある場合は、your_file_name.cmd という名前のコマンド・ファイルを、ディレクトリー work_path¥common¥profiles に 1 つ以上追加してください。work_path はブローカーの作業ディレクトリーを示します。

デフォルトの作業ディレクトリーは %ALLUSERSPROFILE%¥Application Data¥IBM¥MQSI です。%ALLUSERSPROFILE% は、システム作業ディレクトリーを定義する環境変数です。 デフォルトのディレクトリーは、オペレーティング・システムによって異なります。
  • Windows XP および Windows Server 2003 の場合: C:¥Documents and Settings¥All Users¥IBM¥MQSI
  • Windows Vista および Windows Server 2008 の場合: C:¥ProgramData¥IBM¥MQSI
ご使用のコンピューターでは標準値を使用しない場合があります。%ALLUSERSPROFILE% を使用して、必ず正しい場所にアクセスしてください。
ブローカーの作業パスが不明な場合は、コマンド・コンソールに次のコマンドを入力します。
echo %MQSI_WORKPATH%

mqsiprofile が実行されると、追加されたすべてのユーザー作成スクリプトがこのディレクトリー内から自動的に呼び出されます。

スクリプトを追加する典型的な理由は、データベース・セットアップ・スクリプトの実行です。

追加セットアップを構成したら、次のいずれかの方法を使用して、コンポーネントおよびコマンドのランタイム環境を初期化できます。

  1. ランタイム製品のインストール済み環境が 1 つだけの場合は、「スタート」 > 「すべてのプログラム」 > IBM® WebSphere Message Broker 8.0 > 「コマンド・コンソール」をクリックして、コマンド・コンソールを開きます。 mqsiprofile コマンドによって環境が初期化され、common¥profiles ディレクトリー内にある追加スクリプトが呼び出されます。
  2. ランタイム製品のインストール済み環境が 1 つ以上ある場合は、コマンド・プロンプト・ウィンドウを開きます。 ディレクトリー内の mqsiprofile.cmd スクリプトを見つけて、該当する製品をインストールしたディレクトリーで実行します。 mqsiprofile コマンドによって環境が初期化され、common¥profiles ディレクトリー内にある追加スクリプトが呼び出されます。

ご使用の環境に、次の条件が当てはまるかどうかを確認してください。

データベース・セットアップ・スクリプトの実行

ブローカーでは、デプロイ済みのメッセージ・フローからのユーザー・データベースへのアクセス権が必要となる場合があります。

Windows にデータベース製品をインストールするとき、一般的に、関連する設定がシステム環境に対して行われます。 ただし、一部のデータベース・マネージャーは、このセットアップを実行するためのプロファイルを提供したり、実行する必要のあるアクションの詳細をドキュメントで提供したりします。 必ず、データベース製品のドキュメントで環境セットアップの詳細を確認してください。 ここで提供されている情報は、一般的なガイドだけです。

ご使用のデータベースのプロファイルが提供されている場合は、以下の手順を完了してください。

  1. プロファイルを更新して、必要な詳細について永続的な値を入力できる場合 (例えば、データベース・サーバー名やインストール・ディレクトリーなど):
    1. データベース・プロファイルの変更を完了します。
    2. プロファイル・ファイルをディレクトリー work_path¥common¥profiles にコピーします。
  2. 永続的にプロファイルを更新することができず、毎回変更を行う必要がある場合は、コンポーネントを開始する前に、mqsiprofile コマンドとは別にそれを実行する必要があります。

ご使用の環境がセットアップされたら、ブローカーとともに使用するデータベースの設定に関する情報をデータベースの処理で確認してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:47:45


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