WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

IMSConnect 構成可能サービス

IMSConnect 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。

IMSConnect 構成可能サービスの場合、プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。

各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー プロパティーの説明

なし

Hostname

IMS™ Connect インスタンスが実行するコンピューターのホスト名。 このプロパティーは必須です。これをブランクのままにしておくと、ノードは IMS Connect に接続できません。

PortNumber

IMS Connect インスタンスが listen するポート番号。 この値は、正整数でなければなりません。 このプロパティーは必須です。これをブランクのままにしておくと、ノードは IMS Connect に接続できません。

DataStoreName

IMS Connect インスタンスの実行対象となるデータ・ストア名。 このプロパティーは必須ではありませんが、設定しない場合、この構成可能サービスを使用しようとしたノードにより例外が発行されます。

SocketTimeoutSec

ソケット・タイムアウトは、IMS Connector for Java™ が、ソケットを切断して例外をブローカーに返す前に、IMS Connect からの応答を待機する時間の最大長です。 ネットワーク問題またはルーティング障害が発生する場合、このプロパティーにより、IMS リソース・アダプターを使用しているクライアントは、IMS Connect からの応答を無期限に待機せずにすみます。 このプロパティーは、IMS Connect および IMS リソース・アダプターが通信に使用する TCP/IP ソケットに基づくため、ローカル・オプションには適用されません。 このプロパティーはオプションであり、デフォルト値は 0 (ゼロ) です。これは、ソケットがタイムアウトしないことを示します。 0 から 2147483 までの整数を入力できます。

ソケット・タイムアウトは、構成可能サービスの実行タイムアウトとは関係なく設定します。 ソケット・タイムアウトは、ネットワーク問題 (接続の消失など) に対応するために使用されますが、実行タイムアウトは、応答しない IMS プログラムからのリカバリーに使用されます。 ソケット・タイムアウトは一般に、実行タイムアウトより長く設定されます。

ExecutionTimeoutSec

実行タイムアウトは、IMS Connector for Java がトランザクションからの応答を待機する時間の最大長です。 このプロパティーは必須ではなく、デフォルト値は 60 あり、これは IMS Connector for Java が 60 秒待機することを示します。 1 から 2147483 までの整数を入力できます。

ConnectionIdleTimeoutSec

接続アイドル・タイムアウトは、アイドル状態になった接続の期限が切れるまでの最大存続時間 (秒) です。このプロパティーは必須ではありません。デフォルト値は 0 (ゼロ) で、接続がタイムアウトにならないことを示します。0 から 2147483 までの整数を入力できます。 アイドル時間がこのプロパティーで指定した値を超えた IMS 接続は、再使用されず、接続プールから削除されます。

UseSSL

IMS Connect に対する TCP/IP 接続で Secure Sockets Layer (SSL) 暗号化を使用するかどうかを定義する値。 有効な値は、True または False です。 どちらの値でも、大/小文字の区別はされません。

値を指定しないと、デフォルト値の False が使用されます。

SSLEncryptionType

暗号化に使用される暗号の値。 この値が有効なのは、プロパティー UseSSLTrue に設定されている場合だけです。 有効な暗号化値は、StrongWeak、または ENULL です。 これらの値では、大/小文字が区別されます。

それぞれの値の定義は、以下のとおりです。

  • ENULL を使用すると、SSL ハンドシェーク・プロセス時に認証が可能になります。 ソケットのハンドシェーク・プロセスが必要な認証も含めて完了すると、すべてのメッセージが認証済みソケットを介してプレーン・テキストにフローされます。 この値は、信頼できるアサーションが必要なものの、追加の暗号化作業は不要な場合に役立ちます。
  • Weak は、キーの長さに関連する暗号の強度に基づく暗号化レベルが低いことを示します。
  • Strong は、キーの長さに関連する暗号の強度に基づく暗号化レベルが高いことを示します。

クライアントとサーバーによって指定されている暗号化値が一致しないと、ハンドシェークが失敗し、例外がスローされます。

値が指定されない場合、デフォルト値の Weak が使用されます。

CodedCharSetID コード化文字セット ID (CCSID)。 デフォルト値は 500 (EBCDIC International) です。 IMS システムまたは IMSConnect が、CCSID 37 など別の CCSID を使用している場合は、この値を変更してください。 EBCDIC CCSID 間の違いについて詳しくは、CCSID の比較を参照してください。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:22


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