WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

リスト・タイプのエレメントの処理

XML スキーマ仕様では、それぞれの値を空白文字で区切るという簡単な種類に基づく、複数の値から成るリストを、エレメントまたは属性に含めることができます。

メッセージ・ツリーでは、xsd:list エレメントは、リスト項目ごとに無名の下位ノードを持つ名前ノードとして表されます。 反復リストは情報を失わずに処理できます。

次のような XML 入力メッセージがあるとします。
 <message1>
   <listE1>one two three</listE1>
 </message1>
この XML エレメントは、以下のようなメッセージ・ツリーを生成します。
 MRM
	listEl  (名前)
		"one"   (値)
		"two"   (値)
		"three" (Value)

個々のリスト項目には、ElementName.*[n] としてアクセスすることができます。

例えば、以下の ESQL を使用して、listE1 の 3 番目の項目にアクセスします。
 SET X = FIELDVALUE (InputBody.message1.listE1.*[3]);

属性のタイプを xsd:list にすることもできます。

次のような XML 入力メッセージがあるとします。
 <message1>
	<Element listAttr="one two three"/>
 </message1> 
この XML エレメントは、以下のようなメッセージ・ツリーを生成します。
 MRM
	Element	(名前)
		listAttr (名前)
			"one"   (値)
			"two"   (値)
			"three" (Value)

前の場合と同様に、個々のリスト項目には、AttrName.*[n] としてアクセスすることができます。

例えば、以下の ESQL を使用して、listAttr の 3 番目の項目にアクセスします。
 SET X = FIELDVALUE (InputBody.message1.Element.listAttr.*[3]);

1 つのリスト・エレメントは何度でも使用できます。

次の XML メッセージをご覧ください。
 <message1>
	<listE1>one two three/listE1>
	<listE1>four five six/listE1>
 </message1> 
この XML メッセージのメッセージ・ツリーは次のようになります。
 MRM
	listE1	(名前)
		"one"   (値)
		"two"   (値)
		"three" (値)listE1	(名前)
		"four" (値)
		"five" (値)
		"six"  (値)
2 番目に現れるリストの最初の項目にアクセスするには、以下の ESQL をコーディングします。
 SET X = FIELDVALUE (InputBody.message1.listE1[2].*[1]);
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        最終更新: 2015-02-28 17:47:22


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