WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

CDServer 構成可能サービス

CDServer 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。

例えば、複数の Connect:Direct® サーバー にアドレス指定している異なる CDOutput ノードがある場合、構成可能サービスを使用できます。

CDServer 構成可能サービスのプロパティーを変更するには、ブローカー名と -c CDServer を指定する必要があります。

-o パラメーターは、使用している構成可能サービスの名前に設定されます。

Default という名前の事前定義された構成可能サービスを編集して、CDInput および CDOutput ノードのデフォルトの振る舞いを変更できます。

または、独自の構成可能サービスを作成して、それに名前を付け (例えば -o myCDServer)、この構成可能サービスを CDInput または CDOutput ノードの「CDServer 構成可能サービス」プロパティーで参照できます。詳しくは、CDInput ノードおよびCDOutput ノードを参照してください。

ホスト名」および「ポート」プロパティーは必須です。その他のプロパティーはすべてオプションです。

-n hostname
Connect:Direct サーバーのホスト名。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - localhost
  • 他の有効な値:
    • Connect:Direct サーバー を実行しているマシンのホスト名。
-n port
Connect:Direct サーバーの API ポート。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - 1363
  • 他の有効な値:
    • Connect:Direct サーバー が listen している API ポート。
-n brokerPathToStagingDir
転送するファイルをステージングするために CDOutput ノードが使用する上位パス。 CDOutput ノードは、このパスの下にディレクトリーとファイルを作成します。
指定されたパスは、WebSphere Message Broker を実行しているマシンのブローカーによって使用されます。 Connect:Direct サーバー は、これらのファイルへのアクセス権を持っている必要があり、別のマシン上にある場合は、そのディレクトリーがリモート・マシンでマウントされている必要があります。
マウントされたディレクトリーのリモート・パスが IBM Sterling Connect:Direct マシンで異なる場合、cdPathToStagingDir を適切な値に設定する必要があります。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - ""

    設定されていない場合、ブローカーは次のデフォルトの場所を使用します。$MQSI_WORKPATH/common/CD/Tranfers

  • 他の有効な値:
    • ブローカーのユーザーが読み取り権限と書き込み権限の両方を持っているブローカー・マシン上のパス。
-n cdPathToStagingDir
CDOutput ノードによってステージングされたファイルにアクセスするためにConnect:Direct サーバー ノードが使用する上位パス。 CDOutput ノードは、このパスの下にディレクトリーとファイルを作成します。 Connect:Direct サーバー には、このパスに対するアクセス権がなければなりません。 指定されたパスは、Connect:Direct サーバー を実行しているマシンの Connect:Direct サーバー によって使用されます。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - ""

    設定されていない場合、値は brokerPathToStagingDir で設定されているデフォルトの場所を使用します。

  • 他の有効な値:
    • CDOutput ノードによってステージングされるファイルへのアクセスを許可する Connect:Direct サーバー マシン上のパス。
-n cdPathToInputDir
この構成可能サービスが対象としている CD によって転送されるファイルを含む Connect:Direct サーバー マシン上の、すべてのサブディレクトリーを含むディレクトリー。 他のディレクトリーへの転送は無視されます。

WebSphere Message Broker でこのディレクトリーに転送されるファイルを処理できるようにするには、このディレクトリーに WebSphere Message Broker でアクセスできる必要があります。

ディレクトリーがリモートの場合は、ディレクトリーは WebSphere Message Broker マシンにマウントする必要があります。 マウントされたファイル・システムが WebSphere Message Broker マシン上で異なるパスを持っている場合、brokerPathToInputDir を適切な値に設定する必要があります。

  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - ""

    CDInput ノードは、Connect:Direct サーバー によって送信されるファイル・パスを使用します。

  • 他の有効な値:
    • Connect:Direct サーバー マシン上のディレクトリー構造のパス。
-n brokerPathToInputDir
WebSphere Message Broker マシンから cdPathToInputDir へ転送されたファイルに到達するためのファイル・パス。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - ""

    CDInput ノードは、Connect:Direct サーバー によって送信されるファイル・パスを使用します。

  • 他の有効な値:
    • WebSphere Message Broker マシン上のディレクトリー構造のパス。
-n queuePrefix
WebSphere Message Broker がこの Connect:Direct サーバー について WebSphere MQ にデータを保管するときに使用するキューの接頭部。 2 つのキューが状態を保管するために使用されます。
  • SYSTEM.BROKER.CD.STATS
  • SYSTEM.BROKER.CD.TRANSFERS
接頭部を指定する場合は、次のキュー名の 形式を使用します。
  • SYSTEM.BROKER.CD.<queuePrefix>.STATS
  • SYSTEM.BROKER.CD.<queuePrefix>.TRANSFERS
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - ""

    SYSTEM.BROKER.CD.STATS キューおよび SYSTEM.BROKER.CD.TRANSFERS キューが使用されます。

  • 他の有効な値:
    • キューが作成され、<queuePrefix> が挿入されて使用されます。 <queuePrefix> は、次のようである必要があります。
      • 最大長が 16 文字である
      • キュー名に対して有効な値である
      • ピリオドで開始または終了しない
-n securityIdentity
Connect:Direct サーバー への接続に使用されるセキュリティー ID。
  • 値タイプ - ストリング
  • 初期値 - default

    デフォルトのセキュリティー ID が使用されます。

  • 他の有効な値:
    • ブローカーで定義される有効なセキュリティー ID。 構文 cd::<name> を使用することによって、ID を定義する必要があります。

その使用例については、mqsichangeproperties コマンドを参照してください。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:49:19


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