WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

XMLNSC: 属性およびエレメント

XMLNSC パーサーは、属性およびエレメントを表すために、フィールド・タイプを使用します。

メッセージ・ツリー中で固有の構文エレメントを作成するときには、次のフィールド・タイプ定数を使用します。
表 1. 特定のフィールド・タイプ定数
XML 構成 XMLNSC フィールド・タイプ定数
複合エレメント XMLNSC.Folder 0x01000000
単純エレメント
XMLNSC.Field
XMLNSC.CDataField
0x02000000
0x02000001
属性
XMLNSC.SingleAttribute
XMLNSC.Attribute
0x03000100
0x03000101
メッセージ・ツリー中のエレメントおよび属性にアクセスする際には、代替値のすべてに一致する汎用フィールド・タイプ定数を使用します。 「Folder」エレメントにはただ 1 つのタイプしかないので、メッセージ・ツリーの照会時には XMLNSC.Folder の使用が安全です。
表 2. 汎用フィールド・タイプ定数
XML 構成 XMLNSC フィールド・タイプ定数 目的
エレメント XMLNSC.Field 通常テキスト、CData、またはその両方の混合を含むエレメントに一致します。
属性 XMLNSC.Attribute 単一引用および二重引用の属性の両方に一致します。

ESQL コード例

以下の例は、この XML メッセージを使用しています。
<root id="12345">
    <id>ABCDE</id>
</root>
メッセージには、同じ名前の属性とエレメントが含まれていることに注意してください。

例 1 : XML エレメントの値の照会

SET value = FIELDVALUE(InputRoot.XMLNSC.root.(XMLNSC.Field)id) 
結果として、値は「ABCDE」に設定されます。
例 2 : XML 属性の値の照会
SET value = FIELDVALUE(InputRoot.XMLNSC.root.(XMLNSC.Attribute)id)
結果として、値は「12345」に設定されます。
例 3 : ESQL を使用したメッセージ例の作成
CREATE LASTCHILD OF OutputRoot.XMLNSC Type XMLNSC.Folder Name 'root'; 
-- Note : XMLNSC.Attribute could be used here as well. 
SET OuputRoot.XMLNSC.root.(XMLNSC.Attribute)id = '12345'; 
SET OuputRoot.XMLNSC.root.(XMLNSC.Field)id = 'ABCDE';
「root」というエレメントがまだ存在していなければ、続く行によって自動的に作成されるため、最初の行はオプションです。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:13


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