ユーザー出口は、それを宣言し、その動作をインプリメントし、コンパイルすることによって開発します。
ユーザー出口を開発するには、以下のステップを行います。
bipInitializeUserExits 関数を使用して以下のプロパティーを指定し、ユーザー出口を宣言します。
ユーザー出口を宣言すると、 一連の関数が登録され、特定のイベントが発生したときに それらの関数が呼び出されるようになります。 ユーザー出口の動作は、これらの関数を インプリメントすることによって実現します。 以下の表に、イベントと 関連した関数をリストします。
イベント | 関数 |
---|---|
メッセージが入力ソースからデキューされる | cciInputMessageCallback |
メッセージが処理用にノードに伝搬される | cciPropagatedMessageCallback |
要求メッセージが出力ノードのトランスポートに送信され、トランスポート固有の宛先情報が LocalEnvironment の「WrittenDestination」に書き込まれる | cciOutputMessageCallback |
ノードが処理を完了する | cciNodeCompletionCallback |
トランザクションが終了する | cciTransactionEventCallback |
ユーザー出口ライブラリーは、必ず bipTerminateUserExits 関数を インプリメントする必要があります。 この関数は ExecutionGroup の処理が終了するときに呼び出され、ユーザー出口は、bipInitializeUserExits 関数の実行中に割り当てられたリソースをすべて消去する必要があります。
使用中の環境用の既存の処理を使用して、ユーザー出口をコンパイルします。 サポートされる C コンパイラーについては、オプションのソフトウェア・サポートに説明があります。 詳細については、C ユーザー定義拡張機能のコンパイルを参照してください。