複数の MVS™ イメージがある場合、どのようにファイル・システムを使用するか考慮してください。 シスプレックスのさまざまなメンバーと、ファイル・システム内のファイルを共用できます。 ファイル・システムは 1 つの MVS イメージにマウントされ、ファイルへの要求は、そのファイルがマウントされていないシステムから、XCF を使用する所有システムへ経路指定されます。
これは、z/OS® 環境のカスタマイズというより大きなタスクの一部です。
あるイメージから別のイメージへのブローカーの移動は単純であり、ファイルを共用できます。
ただし、カップリング・ファシリティーを介してデータが流れるため、ファイル・システム内のイメージ間で共用されるファイルを使用する場合、パフォーマンスのオーバーヘッドが生じます (これは、トレースおよび他の診断データに関して当てはまります)。
パフォーマンスに関する考慮事項を含め、ファイル・システムのマウントおよびスペースの割り振りについて詳しくは、ファイル・システムのマウントを参照してください。
必要なディスク・スペースの詳細については、z/OS 上のディスク・スペース所要量を参照してください。