Connect:Direct file transfer サンプルのセットアップ
このサンプルをインポートしてデプロイするには、その前に以下のステップを実行しておかなければなりません。
- IBM Sterling Connect:Direct サンプルは、ローカル・システム上で稼働するように開発されています。
したがって、作動しているローカル IBM Sterling Connect:Direct サーバーがシステムにインストールされていなければなりません。
このサーバーが稼働し、作動していることを確認してください。
- このサンプルは、事前定義済みの構成可能サービスを使用して、ローカル IBM Sterling Connect:Direct サーバーにアクセスします。
ローカル IBM Sterling Connect:Direct サーバーがデフォルトの構成可能サービスを処理するには、デフォルトのポートを使用しなければなりません。
別の方法として、Connect:Direct ノードに関する独自の構成可能サービスを作成して使用することもできます。
- デフォルトのブローカーが作成済みであることを確認します。
- デフォルトのブローカーがローカル IBM Sterling Connect:Direct サーバーに接続できるようにするには、このサーバーに接続するためのユーザー名とパスワードを使用してセキュリティー ID を設定しなければなりません。
その場合、次の手順に従います。
- WebSphere Message Broker のコマンド・コンソールを開始します。
- 以下のコマンドを入力します。
mqsisetdbparms MB8BROKER -n cd::default -u username -p password
username と password を、ローカル IBM Sterling Connect:Direct サーバーに関する資格情報に置き換えます。
MB8BROKER をデフォルトのブローカー名に置き換えることもできます。
- ブローカーを再始動して、変更を有効にします。
- 次のコマンドを入力して、ブローカーを停止します。
mqsistop MB8BROKER
MB8BROKER をデフォルトのブローカーの名前に置き換えることができます。
- 次のコマンドを入力して、ブローカーを再始動します。
mqsistart MB8BROKER
MB8BROKER をデフォルトのブローカーの名前に置き換えることができます。
- exit と入力して、コマンド・コンソールを閉じます。
サンプルを Linux 上で実行する場合の追加の手順
- IBM Sterling Connect:Direct サンプルでは、IBM Sterling Connect:Direct インストール済み環境内にデフォルト・ダウンロード・ディレクトリーが指定されていることが必要です。
- userfile.cfg ファイルを修正して、pstmt.download_dir プロパティーをシステムのうちデフォルトとして適切な位置に設定します。
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