「持続モード」プロパティーは、未完了のメッセージ・コレクションを Collector ノードのキューで持続的に格納するかどうかを制御するために使用します。
このトピックでは、Collector ノードが含まれるメッセージ・フローを既に作成済みであることを想定しています。 詳しくは、メッセージ・コレクションを使用するフローの作成を参照してください。
着信メッセージのストレージと Collector ノードの状態は、WebSphere® MQ キューを使って内部で処理されます。 デフォルトでは、未完了のメッセージ・コレクションは非永続的に格納されます。 つまり、未完了のメッセージ・コレクションは、ブローカーを再始動した場合は存続しますが、キュー・マネージャーを再始動した場合には存続しないということです。
Collector ノード上で「持続モード」 プロパティーを使用して、キュー上で未完了のメッセージ・コレクションを永続的に格納することができます。 「持続モード」 プロパティーを「持続」 に設定すれば、キュー・マネージャーを再始動した場合でも、未完了のメッセージ・コレクションは失われません。 ただし、このプロパティーを「持続」 に設定した場合は、Collector ノードの全体的なパフォーマンスに影響することがあります。
「持続モード」 を構成するには、次のようにします。