リソース統計収集をアクティブにするときに返される JVM リソース・タイプのデータについて学習します。
これらの統計は、WebSphere® Message Broker Explorer で表示できます。あるいは、このデータを返すパブリケーション (1 つの XML メッセージ) にサブスクライブするプログラムを作成することもできます。 パブリケーション・メッセージの例については、XML 出力の例を参照してください。
各実行グループは、それぞれ独自の Java™ 仮想マシン (JVM) を開始します。 この JVM は、その実行グループのすべての Java アクティビティーをサポートします。 そのグループでメッセージ・フローをまだデプロイ/開始していない状況でも、いくつかの Java アクティビティーが実行グループで発生します。 このようなリソース統計を使用すると、JVM がどれほどのメモリーを使用しているのか、実行グループ内でどれほどの頻度でガーベッジ・コレクションが発生しているのかを確認できます。
この 3 つのグループの値を追加した要約も生成されます。
未定義の測定値または設定されていない測定値については、特殊値 -1 が返されます。
測定値 | リソース | 説明 |
---|---|---|
InitialMemoryInMB |
|
JVM が始動時にメモリー管理のためにオペレーティング・システムに要求するメモリーの初期量。 その値は、未定義の場合があります。 |
UsedMemoryinMB |
|
現在使用中のメモリーの量。 |
CommittedMemoryInMB |
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オペレーティング・システムから JVM に割り振られているメモリーの量。 |
MaxMemoryInMB |
|
メモリー管理のために使用できるメモリーの最大量。 その値は、未定義の場合があります。 |
CumulativeGCTimeInSeconds | ガーベッジ・コレクション | JVM のこのインスタンスで発生したガーベッジ・コレクションの累積経過時間 (秒単位)。 その値は、未定義の場合があります。 |
CumulativeNumberOfGCCollections | ガーベッジ・コレクション | JVM のこのインスタンスで発生したガーベッジ・コレクションの総数。 その値は、未定義の場合があります。 |