WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

Substring

Substring 変換は、必要に応じて情報を抽出し、抽出したストリングを出力エレメントに移動します。

例えば、区切り文字「,」を使用したサブストリング lastname, firstname で、サブストリング指標 0 を指定すると、値 lastname が返されます。 サブストリング指標を 1 に変更すると、出力は firstname になります。

Substring 変換は、区切り文字および 0 ベースの指標を使用して、着信ソース・ストリングからどのテキストを抽出するかを判断します。 指定された区切り文字に基づき、ソース・ストリングはセクションに分割されます。 指標は、分割されたストリングのどのセクションを使用するかを特定するために使用されます。 デフォルトでは指標は 0 で、最初のセクションが使用されることを示します。 例えば、入力ストリングが "Aa,Bb,Cc" の場合、Substring 変換を使用して、"," を区切り文字として指定し、1 を指標として指定して、"Bb" を出力として返すことができます。

fn:substring() XPath 2.0 関数は、入力ストリングと 1 ベースの数を取得して、示された位置から始まる元のストリングの一部を返します。 また、3 番目のオプション・パラメーターを番号として指定して、結果のストリングを構成する終わりの位置を示すこともできます。 例えば、関数呼び出し fn:substring("12345", 2, 4) は、"234" を返します。

fn:substring-before() 関数および fn:substring-after() 関数は、fn:substring() 関数のバリエーションです。 このため、既知の区切り文字を使用した入力ストリングがあり、区切られたストリングの 1 つのセクションが必要な場合は、Substring 変換を使用します。そうでない場合は、fn:substring() 関数 (またはそのバリエーションの 1 つ) で十分です。

XPath 関数について詳しくは、オンライン資料の「W3C XML Path Language (XPath) 2.0」を参照してください。

Mapping ノードについて詳しくは、Mapping ノードを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:37


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