WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

変換のネストされたマップへのグループ化

「変換をグループ化してネスト方式のマップにする」プロパティーを使用して、新しいローカル・マップ変換で変換をネストします。 ローカル・マップは、より大きなグラフィカル・データ・マップの一部を表示する方法を提供し、マップ・エレメントを階層的に表示できるようにします。

「変換をグループ化してネスト方式のマップにする」プロパティーを選択した場合、「自動マップ」ウィザードが、新しい変換を新しいローカル・マップ変換内に配置しようとします。 「自動マップ」ウィザードは、新しい変換の入力エレメントと出力エレメントを再帰的に分析し、共通の入力の祖先と共通の出力の祖先を検索します。 共通の入力の祖先が入力エレメントに対して見つかり、共通の出力の祖先が出力エレメントに対して見つかった場合、新しいローカル・マップ変換がその間で作成されます。 新しいローカル・マップの内部で、共通の祖先がこれ以上見つからない場合は、新しい変換がこのレベルで作成されます。 指定されたレベルで共通の祖先がいくつかある場合、処理が繰り返されます。

例えば、マップに次の入力が含まれているとします。
SomeInput
--Resources
---field1
---field2
---field3
---field4
また、次の出力が含まれているとします。
SomeOutput
---Items
----field1
----field2
----field3
----field4
「変換をグループ化してネスト方式のマップにする」プロパティーが選択されていない場合、「自動マップ」ウィザードが、マップの現在のレベルで、入力エレメントと出力エレメント field1field2field3、および field4 の間で変換を作成します。

ただし、「変換をグループ化してネスト方式のマップにする」プロパティーが選択されている場合、「自動マップ」ウィザードは、マップの現在のレベルで、SomeInput/ResourcesSomeOutput/Items の間でローカル・マップ変換を作成し、その後ローカル・マップ内で、入力エレメントと出力エレメント field1field2field3、および field4 の間の変換を作成します。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:37


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