SCA ノード・サンプルのセットアップ

SCA ノード・サンプルには、WebSphere Message Broker にデプロイされる 2 つのメッセージ・フローが含まれています。1 つは記入して送信するための銀行振替のフォームを作成するもので、もう 1 つは送信された情報を処理して WebSphere MQ メッセージ要求を作成するものです。

メッセージ・フローは、以下のブローカー・スキーマの下の SCANodesSample プロジェクトに入っています。

Java コードは、以下の Java パッケージ・フォルダーの下の SCANodesSampleJava プロジェクトに入っています。

メッセージ・セット BankTransferMS が使用されます。

以下のステップを実行します。

  1. ローカル・キュー・マネージャー MB8QMGR が、リスナー・ポート 2414 で存在していることを確認します。存在していない場合は、これを作成します。
  2. 以下のローカル・キューが存在していることを確認します。存在していない場合は、これらを作成します。
  3. ローカル・キュー・マネージャー MB8QMGR にブローカーを関連付けたことを確認します。関連付けていない場合は、ブローカーを作成します。
  4. SCANodesSample.bar BAR ファイル をブローカーにデプロイします。
  5. 対応する普通預金口座 SCA サービス・アプリケーションがビジネス・プロセスとして実装され、WebSphere Process Server にデプロイされます。 SCANodesSample プロジェクト内のプロジェクト交換ファイル WIDSavingsAccount.zip を WebSphere Message Broker からローカル・ファイル・システムにエクスポートし、次いで同じローカル・マシンの WebSphere Integration Developer にインポートしなければなりません。
  6. SavingsAccount アプリケーションを WebSphere Process Server にデプロイします。 このアプリケーションは、WebSphere Message Broker および WebSphere Process Server アプリケーションの間で行う、両方向のメッセージ要求/応答の交換のための、SCA フレームワークを提供します。
  7. あるいは、SCANodesSample プロジェクト内の WIDSavingsAccount.ear エンタープライズ・アーカイブ・ファイルを直接 WebSphere Process Server にデプロイします。 エンタープライズ・アーカイブ・ファイルを WebSphere Message Broker からローカル・ファイル・システムにエクスポートしなければなりません。次いで管理コンソールまたはスクリプトを使用してアプリケーションをインストールします。 追加情報については、WebSphere Process Server インフォメーション・センターを参照してください。
  8. WebSphere Process Server を再始動して、リスナー・ポートを開始します。 追加情報については、WebSphere Process Server インフォメーション・センターを参照してください。
  9. SavingsAccount.txt ファイルを WebSphere Message Broker からファイル・システムの一時フォルダーにエクスポートします。 このファイルには普通預金口座の初期値 100 が入っています。これは編集可能です。

これで、SCA ノード・サンプルのセットアップが正常に完了しました。

サンプルのホームに戻る