WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

データ・リネージュの制約事項

「新規のデータ・リネージュ文書」ウィザードでは、ESQL 変換の一部のタイプがサポートされません。

以下の表に、これに該当する ESQL 変換のタイプをリストし、「新規のデータ・リネージュ文書」ウィザードの対応する出力 (存在する場合) を示します。
ESQL 変換タイプ 説明 ウィザードからの出力
モデル化されないコンテンツ アプリケーション、ライブラリー、またはメッセージ・セットでスキーマ定義を位置指定できない ESQL パス。 .reject ファイルにリストされます。
環境変数 環境変数で指定されるパスは、モデル化されるコンテンツに含めることができません。 .reject ファイルにリストされます。
リテラルを使用するマッピング ソースとターゲットの両方は、参照スキーマで定義されるモデル化されるコンテンツである必要があります。 無視されます。
1 つ以上のワイルドカードを含む ESQL パス。 以下の例では、マッピング定義は作成されません。
SET OutputRoot = InputRoot; 
SET OutputRoot.XMLNSC.* = InputRoot.MRM.*; 
SET OutputRoot.XMLNSC.*.X = InputRoot.XMLNSC.*.X;
.reject ファイルにリストされます。
ユーザー定義のメッセージ・パーサー・ドメイン マッピング定義は、WebSphere® Message Broker バージョン 7.0 以降で提供されるパーサー・ドメイン用にのみ生成されます。 無視されます。
ヘッダー、プロパティー、LocalEnvironment のマッピング定義 ソースとターゲットの両方は、参照スキーマで定義されるモデル化されるコンテンツである必要があります。 .reject ファイルにリストされます。
xs:any タイプであるエレメントまたは属性を使用するマッピング・パス xs:any タイプを使用するマッピング定義はサポートされません。 .reject ファイルにリストされます。
再帰構造を持つデータ・モデル データ定義における再帰構造はサポートされません。 拡張データ・ソース文書は作成されません。
ネストされた属性グループ参照を使用するデータ・モデル データ定義におけるネストされた属性グループ参照はサポートされません。 データ・モデルにおけるネストされた属性グループ参照は、拡張データ・ソース文書に存在しません。
参照を使用するマッピング (参照の値は MOVE ステートメントによって変更される) マッピングは、フィールド参照の MOVE の使用を考慮に入れません。 .csv ファイルに作成されるマッピングは、MOVE の前の参照の初期値を示します。
これらの制約事項に対処するには、出力ファイルを分析し、IBM® InfoSphere® Metadata Workbench でマッピングを手動で再作成します。
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        最終更新: 2015-02-28 17:48:55


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