WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

MQRFH フォーマットのヘッダーを使用する保存パブリケーション

MQRFH フォーマットの保存パブリケーションでは、WebSphere® MQ へのマイグレーションの際にデータが失われる可能性があります。

パブリッシュ/サブスクライブを使用して相互に通信する WebSphere Message Broker アプリケーションは、使用しているメッセージ形式に関係なく相互に通信できます。 WebSphere Message Broker はサブスクリプションの形式でメッセージを送信し、サブスクライバーが要求した形式でメッセージを受信できるよう自動変換機能があります。

通常、WebSphere Message Broker アプリケーションは MQRFH2 メッセージ・ヘッダーを使用しますが、あるアプリケーションが MQRFH フォーマットを使用していたという場合もあります。

パブリッシュ/サブスクライブ情報を WebSphere Message Broker から WebSphere MQ にマイグレーションするには、MQRFH2 フォーマットのメッセージが要求されます。 WebSphere Message Broker クライアント・アプリケーションが MQRFH フォーマットのメッセージを使用するのは稀なことです。 しかし、アプリケーションで MQRFH フォーマットの保存メッセージを使用すると、マイグレーションの際にデータの一部が切り捨てられる可能性があります。 特に、MQPSStringData および MQPSIntData 名前値のペアを使用して渡されるデータはマイグレーションされません。

マイグレーション機能によって、ブローカーから戻されるデータの状態に関して、以下の 2 つの検査が行われます。
  1. ブローカーに格納された保存済みメッセージが少なくとも 1 つあること
  2. MQRFH サブスクリプションが少なくとも 1 つあること
どちらの状態も真の場合には、マイグレーション機能は警告メッセージを表示して、マイグレーション・ログに警告メッセージを書き込んで、MQRFH 保存パブリケーションがマイグレーションされたもののデータの消失があり得ることを示します。

MQRFH2 保存パブリケーションは正しくマイグレーションされます。

特記事項 | 商標 | ダウンロード | ライブラリー | サポート | フィードバック

Copyright IBM Corporation 1999, 2014Copyright IBM Corporation 1999, 2014.

        
        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:49:30


概念トピック概念トピック | バージョン 8.0.0.5 | bq13120_