XML_PassengerQuery 入力メッセージは、XML_PassengerQuery メッセージ・フローを実行して、ユーザー・データベースに記録されている予約に関する情報を要求するために用意されているものです。 2 つの XML_PassengerQuery 入力メッセージが提供されています。 最初の入力メッセージには、予約番号が 1 個だけ含まれており、その特定の予約だけに関する情報を要求します。 2 番目の入力メッセージには乗客の名前が含まれており、その乗客のすべての予約に関する情報を要求します。
2 つの XML_PassengerQuery 入力メッセージの構造は同一であり、その内容が違うだけです。
入力メッセージ 1 (passengerquery1.mbtest) に含まれるデータは、次のとおりです。
<PassengerQuery> <ReservationNumber>CA937200305253</ReservationNumber> <FirstName></FirstName> <LastName></LastName> </PassengerQuery>
入力メッセージ 2 (passengerquery2.mbtest) に含まれるデータは、次のとおりです。
<PassengerQuery> <ReservationNumber></ReservationNumber> <FirstName>Mary</FirstName> <LastName>Smith</LastName> </PassengerQuery>
入力メッセージを、下の図中のモデルと比較してください。 入力メッセージ 1 の ReservationNumber フィールドには値が含まれていますが、FirstName フィールドと LastName フィールドは空です。入力メッセージ 2 では、FirstName フィールドと LastName フィールドに値が含まれていますが、ReservationNumber フィールドには含まれていません。 また、XML_PassengerQuery 入力メッセージの構造も参照してください。
XML_PassengerQuery メッセージ・フローの作成の ESQL を参照してください。メッセージ・フローがどのようにツリー内の特定のエレメントにメッセージをナビゲートしているかを確認してください。 以下に例を示します。
InputRoot.XMLNSC.PassengerQuery.FirstName
詳しくは、WebSphere Message Broker 資料の『XML メッセージの処理』を参照してください。 また、XML_PassengerQuery メッセージ・フローについても参照してください。