WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

グローバル・キャッシュのシナリオ: 静的データのキャッシュ

グローバル・キャッシュを使用して、静的データを格納することができます。 バックエンド・システムとのネットワーク対話を最小化するためにキャッシュが使用される状況では、グローバル・キャッシュの使用によって水平スケーリングが促進されます。 グローバル・キャッシュを使用すると、クライアントの数を増加させながら、各クライアントの応答時間を予測可能な範囲内に保つことができます。

バックエンド・データベースのファサードとして WebSphere® Message Broker が機能する場合、バックエンド・データベースでの待ち時間が長い場合でも、短い応答時間でクライアントと通信する必要があります。

複数クライアント環境におけるグローバル・キャッシュの配置を示すグラフィック

結果 (ESQL 共有変数など) をメモリーにキャッシュすることにより、WebSphere Message Broker の応答時間を短縮できます。

複数クライアント環境におけるグローバル・キャッシュの配置を示すグラフィック

ただし、この構成は水平スケーリングの点で優れていません。 クライアントの数が増えていくと、クライアントを扱うブローカーや実行グループの数も増える可能性がありますが、それぞれのブローカーでは別個のメモリー内キャッシュを維持する必要があります。

複数クライアント環境におけるグローバル・キャッシュの配置を示すグラフィック

グローバル・キャッシュを使用すると、クライアントの数が増加しても、各クライアントの応答時間を予測可能な範囲内に保つことができます。

複数クライアント環境におけるグローバル・キャッシュの配置を示すグラフィック

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:20


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