WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

追加のソフトウェア要件

WebSphere® Message Broker は、正常に動作するために追加のソフトウェア・プロダクトを必要とします。

WebSphere MQ

すべての WebSphere Message Broker コンポーネントには、以下に示す、サポートされている最低限のレベルの WebSphere MQ が必要です。

WebSphere MQ バージョン 7.0.1 (WebSphere Message Broker と併用するために調整された契約条件付き) が、DVD (Linux (x86)Linux (x86-64)、および Windows のみ)、および CD (他のすべてのプラットフォーム) で提供されています。前のバージョンの WebSphere MQ がある場合は、提供されている CD または DVD を使用して、現行のインストール済み環境をアップグレードできます。

ブローカーにはWebSphere MQキュー・マネージャーが必要です。 複数のブローカーが単一のキュー・マネージャーを共用することはできません。

表 1. WebSphere MQ 要件
オペレーティング・システム 要件
すべての分散システム1 WebSphere MQ バージョン 7.0.1 (以降)2、3
z/OS®4 WebSphere MQ バージョン 7.0.1 (以降) および WebSphere MQ Java Classes フィーチャー
注:
  1. WebSphere MQ は、WebSphere Message Broker Toolkit だけをインストールする Linux (x86)Linux (x86-64)、または Windows システム上では必要ありません。

    WebSphere Message Broker Toolkit または WebSphere Message Broker Explorer とブローカーの間で SSL 接続を構成できます。 SSL 接続を構成するには、WebSphere Message Broker Toolkit または WebSphere Message Broker Explorer がインストールされているコンピューターに SSL 証明書マネージャーをインストールしておく必要があります。WebSphere MQ を使用して SSL 管理を提供することを選択する場合は、Client または Server をインストールしてください。両方のコンポーネントとも、IBM Key Management ツールが組み込まれています。

  2. 最小限インストールしなければならないコンポーネントの集合は、サーバーと Java Messaging コンポーネントです。

    WebSphere MQ のインストールは、WebSphere Message Broker のインストールの前でも後でもかまいません。

    WebSphere MQ が既にインストール済みである場合は、インストール済み環境に Java Messaging コンポーネントが含まれていることを確認します。インストールされていない場合は、WebSphere MQ メディアからそれを追加します。

    プラットフォーム (Windows を含む) で直接 WebSphere MQ インストール・プログラムを開始する場合は、カスタム・インストールを選択し、サーバーと Java Messaging コンポーネントを組み込みます。

    WebSphere MQ Explorer (Linux (x86)Linux (x86-64)、および Windows でのみ使用可能なグラフィカル・インターフェース) を使用するには、WebSphere Eclipse プラットフォーム・バージョン 3.3 および WebSphere MQ Explorer コンポーネントをインストールしてください。 WebSphere MQ Explorer は、WebSphere Message Broker Explorer を使用するうえで前提条件です。

    他の WebSphere MQ コンポーネントはオプションです。

  3. Windows の場合、WebSphere MQ バージョン 7.1 より前のバージョンでは、すべての構成情報およびほとんどのキュー・マネージャー構成情報が、Windows レジストリーに保管されていました。 WebSphere MQ バージョン 7.1 以降では、すべての構成情報がファイルに保管されます。詳細については、WebSphere MQ の資料を参照してください。
  4. z/OS では、WebSphere MQ は必須要件で、WebSphere Message Broker をインストールする前にインストールしなければなりません。

    WebSphere MQ の必要なレベルについて詳しくは、「Program Directory for WebSphere Message Broker for z/OS」を参照してください。

WebSphere MQ 製品およびサポートされているバージョンについて詳しくは、WebSphere MQ 製品情報 Web サイトを参照してください。

Microsoft Visual C++

Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の場合のみ、WebSphere Message Broker (Windows 64 ビット) 版をインストールするときには、32 ビット版と 64 ビット版の Microsoft Visual C++ ランタイム V10 が必要です。 製品メディアに付属の Visual C++ Runtime V10 インストーラーは、米国英語版のみです。ブローカー・コンポーネントのインストーラーは、Visual C++ ランタイム V10 を自動的にインストールします。 Visual C++ Runtime V10 を別にインストールする場合、インストーラーは Runtime Disk 1 のルートにあります。

この製品の多文化バージョン (翻訳されたインストール・インターフェースおよび製品使用条件が表示されるが、それ以外は米国英語バージョンと同一) をインストールする場合は、WebSphere Message Broker ランタイムをインストールする前に、必要なバージョンを Microsoft Web サイトから両方ともダウンロードしてインストールする必要があります。

JRE

Java ランタイム環境 (JRE) がすべてのプラットフォーム上で必要です。

WebSphere Message Broker は、Java Message Service Specification バージョン 1.1 に準拠するすべての JMS プロバイダーをサポートし、言及されている最小レベルの JRE を必要とします。 クライアントがブローカーに組み込まれる JMS プロバイダーを選択するときには、この両方の要素を考慮する必要があります。

ブラウザー

Windows platformWindows の場合は、インフォメーション・センターを表示するために組み込みブラウザーが起動し、WebSphere Message Broker Toolkit の他の部分で使用されます。

Linux platformLinux の場合は、インフォメーション・センターを表示するため、およびツールキットの他の部分を正しく機能させるために、互換性のある XULRunner をインストールする必要があります。

WebSphere Message Broker Toolkit と互換性のある XULRunner のバージョンについては、http://www.eclipse.org/swt/faq.php#browserlinux を参照してください。

ご使用のシステム上の XULRunner を更新しないようにする (例えば、推奨バージョン以降を実行している場合) には、以下のステップを実行して、サポートされている XULRunner バージョンを指すように WebSphere Message Broker Toolkit を設定します。
  1. XULRunner をダウンロードし、圧縮ファイルを適切なディレクトリー (/usr/lib/xulrunner_new など) に解凍します。
  2. WebSphere Message Broker Toolkit のインストール・ディレクトリーにある eclipse.ini ファイルの終わりに、次の行を追加します。
     -Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=<unzip されたダウンロード・ファイルの場所> 
    以下に例を示します。
    -Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner_new
  3. WebSphere Message Broker Toolkitを再始動します。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:47:11


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