TCP/IP モニターのセットアップ

サンプルは、Web サービス・コンシューマーと Web サービス・プロバイダーの両方を提供します。 WebSphere MQ を使用してコンシューマーを呼び出すことができますが、コンシューマーに入るメッセージとそこから出るメッセージだけが表示されます。 create sequence (シーケンス作成)、terminate sequence (シーケンス終了)、message number (メッセージ番号)、およびプロバイダーとコンシューマーの間で送信される署名および暗号化されたメッセージを表示するには、TCP/IP モニターをセットアップする必要があります。

TCP/IP モニターを作成するには、以下のステップを実行します。

  1. ワークベンチで 「ウィンドウ」> 「プリファレンス」> 「実行/デバッグ」>「TCP/IP モニター」 に移動します。
  2. 「アクティビティーがあるときに TCP/IP モニター・ビューを表示する」が選択されていることを確認してください。
  3. 「追加」をクリックします。 「ローカル・モニター・ポート」を、システム上の未使用のポート (例えば 5555) に設定します。
  4. 「タイプ」TCP/IP に設定します。
  5. 「ホスト名」localhost に設定します。
  6. 「ポート」を、AddressBookProvider 実行グループが実行しているポートに設定します。 AddressBookProvider 実行グループのポートを確認するには、次のコマンドを発行します。
    mqsireportproperties MB8BROKER -e AddressSampleProvider -o HTTPConnector -n port
  7. 「OK」をクリックします。
  8. 直前に作成した TCP/IP モニターを選択して、「開始」をクリックします。
  9. これで、システム上の未使用のポート (例えば 5555) に送られたメッセージを受け取って、プロバイダー・フローに転送するための TCP/IP モニターのセットアップが完了しました。

    TCP/IP モニター設定

  10. TCP/IP モニターが表示されない場合は、以下のステップを実行します。
    1. ワークベンチで、「ウィンドウ」>「ビューの表示」>「その他...」に移動します。
    2. 「ビューの表示」ウィンドウで、「デバッグ」を展開して、「TCP/IP モニター」を選択します。
    3. 「OK」をクリックします。
  11. 次に、ポートをこのセクションで構成したポートに設定することによって、メッセージをプロバイダー・フローに直接送る代わりに TCP/IP モニターに送るように、Web サービス・コンシューマーを構成する必要があります。詳細については、『HTTP を使用するための Address Book サンプルのセットアップ』を参照してください。

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