WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メッセージ・ツリーのナビゲーションとコピー

メッセージ・ツリーのナビゲーションおよびメッセージ・ツリーのコピー操作によってメッセージ・フロー・パフォーマンスが低下する可能性があるため、これらを適切に使用し、可能であれば使用を制限することが重要です。

始める前に:

長いパスは非効率的であるため、使用を最小限に抑えてください (特にループでは)。 ESQL および Java™ で参照変数とポインターを使用すると、パフォーマンスが改善される可能性があります。 可能であれば、XMLNSC、DFDL、MRM XML、RFH2C などのコンパクトなパーサーを使ってより小さいメッセージ・ツリーを構築し、不透明解析を使用してください。

また、メッセージ・ツリーのコピー操作によってメモリー内で論理ツリーが複製されるため、リソースの点でも高コストです。 次のような手法を使用して、メッセージ・ツリーがコピーされる回数を減らすことにより、パフォーマンスを改善できます。
  • メッセージ・フロー内の Compute ノードおよび JavaCompute ノードの数を減らす
  • 可能であれば、メッセージを含まないよう、ノードの「計算モード」プロパティーを設定する
  • メッセージ・ツリー内の適切なレベルでコピーする (例えば、複数のブランチ・ノードにではなく、1 回コピーする)
  • データを環境にコピーする (ただし変更内容がバックアウトされないことに注意する)

また、これらの手法に加えて、コンパクトなパーサーと不透明解析を使ってメッセージ・ツリーのサイズを削減した場合にも、メッセージ・ツリーのコピーによる影響を抑えることができます。 詳しくは、構文解析とメッセージ・フローのパフォーマンスを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:14


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