JDBCProviders 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。
JDBCProviders 構成可能サービスの場合、プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。
各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス | 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー | プロパティーの説明 |
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DB2 |
connectionUrlFormat |
特定のデータベース・タイプに固有の、接続 URL 定義を表すパターン。 例えば、DB2® のパターンは以下の固定の内容で定義されます。
パターン自体を変更するために mqsichangeproperties コマンドを使用しないでください。パターンに変更を加えると、予測不能な結果の原因となる場合があります。 |
connectionUrlFormatAttr1 |
指定した URL の形式に、サーバー ID などの非標準 JDBC データ・ソース・プロパティーが含まれている場合は、5 種類の汎用接続の属性のいずれかを指定して、これらの追加プロパティーを定義します。 例えば、connectionURLFormat = jdbc:oracle:thin:[user]/[password]@[serverName]:[portNumber]:[connectionUrlFormatAttr1] である場合、connectionUrlFormatAttr1 には、mqsicreateconfigurableservice または mqsichangeproperties コマンドでプロパティー connectionUrlFormatAttr1 に対して値を定義することで提供する必要がある、Oracle サーバー ID が含まれていなければなりません。 それによりブローカーは、すべての必要な値を必要なパターンに置き換えることができます。 |
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databaseName |
データ・ソース・エントリーが接続を可能にするデータベースの名前。employees など。 |
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databaseSchemaNames |
メッセージ・フロー・ノードによって作成される SQL ステートメントに組み込まれるデータベース・スキーマの名前。このプロパティーは Mapping ノードによってのみ、およびデータベース変換を組み込んだグラフィカル・データ・マップを呼び出す場合にのみ使用されます。 有効な値は以下のとおりです。
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databaseType |
データベースのタイプ。DB2 など。 |
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databaseVersion |
データベースのバージョン。9.1 など。 |
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description |
データ・ソース定義を記述するためのオプション・プロパティー。 |
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environmentParms |
DB2 および Informix® のみ。データ・ソースのプロパティーのリストを指定するオプション・プロパティー。形式は name=value で、それぞれの値はセミコロンで区切られます。 |
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jarsURL |
ブローカーが実行されているシステム上のローカル・ディレクトリー・パス。 ここには、Type 4 ドライバー・クラスを含む JAR ファイルが配置されています。 |
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portNumber |
データベース・サーバーが listen しているポート番号。 50000 など。 |
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securityIdentity |
ユーザーに関連付けられたホスト・システム上に暗号化されたパスワードを格納するブローカーの DSN エントリーの下でエントリーを検索するために、2 度めのブローカー・レジストリー・ルックアップを実施する固有なセキュリティー・キー。jdbc::mysecurityIdentity など。 JDBC Type 4 接続の保護で説明されているように、mqsisetdbparms コマンドを使用して、DSN エントリーを作成します。 |
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serverName |
サーバーの名前。host1 など。 |
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type4DatasourceClassName |
リモート・データベースへの Type 4 接続の確立、および整合トランザクション・サポートに使用される、JDBC Type 4 データ・ソース・クラス名。com.ibm.db2.jcc.DB2XADataSource など。 |
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type4DriverClassName |
接続を確立するために使用される JDBC ドライバー・クラス名。com.ibm.db2.jcc.DB2Driver など。 |
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jdbcProviderXASupport |
このプロパティーはオプションです。 このプロパティーを true に設定すると、選択した JDBC プロバイダーが XA 整合トランザクションをサポートし、データベース・サーバーで XA トランザクション・プロトコルを使用できるようになります。 このプロパティーを false に設定すると、選択した JDBC プロバイダーが XA 整合トランザクションをサポートしないか、またはデータベース・サーバーで XA トランザクション・プロトコルを使用できなくなります。 このプロパティーのデフォルト値は true です。 このプロパティーが true に設定されていて、選択された JDBC プロバイダーが XA トランザクションをサポートしない場合、例外が出されます。 このプロパティーが false に設定されているのに、「整合トランザクション」メッセージ・フロー・プロパティーが選択されている場合、例外が出されます。 |
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maxConnectionPoolSize |
この属性の値がゼロ以外で、1 から 100000 の範囲内であれば、JDBCProviders 構成可能サービスの接続プールのスイッチがオンになります。 接続プールでは、その構成可能サービスの接続の数が実行グループごとに制限されます。 ただし、この属性の値を設定した後に、変更を有効にするには、実行グループをいったん停止して再始動する必要があります。 この属性のデフォルト値はゼロです。この値の場合は、実行グループの接続プールがオフになります。 実行グループに含まれているメッセージ・フローのうち、同じ JDBCProviders 構成可能サービスを使用するすべてのメッセージ・フローは、同じ接続プールを共有します。 複数の JDBCProviders 構成可能サービスが同じデータベースを参照する場合、それらの構成可能サービスには、そのデータベースに対する独立制御型の独自の接続プールが存在することになります。 |