IDoc 処理のメッセージ・フロー

パターンは、実際の IDoc を処理するメッセージ・フローを生成しません。 メッセージ・フローごとに、以下のステップを実行します。

  1. アダプター接続ウィザードを実行して、メッセージ・フローで処理する IDoc を見つけます。 ウィザードは、選択した IDoc のためのモデルを記述したメッセージ・セットを生成します。
  2. メッセージ・フローを作成して、MQInput ノードを追加します。 プロパティー「キュー名」を、IDoc ルーティング・フローによる IDoc のルート先のキューと一致するように設定します。DataObject をメッセージ・ドメインとして選択します。 前のステップで生成されたメッセージ・セットを選択します。「SAP ALE IDoc」をメッセージ・フォーマットとして選択します。
  3. メッセージ・フローの残りの部分を開発します。着信 IDoc は、MQInput ノードの Out ターミナルから、SAPInput ノードの Out ターミナルの場合と同じフォーマットで出されます。ただし MQMD ヘッダーが付加されています。
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