BAPI インターフェースは、入力パラメーター (IMPORT)、出力パラメーター (EXPORT)、および表によって定義されます。
「アダプター接続」ウィザードが BAPI インターフェースを検出すると、ウィザードは、そのインターフェースの定義用のエレメントとタイプが含まれているメッセージ・セットを作成します。 それぞれのインポート・パラメーターとエクスポート・パラメーターには対応するフィールドがあり、これらのフィールドには単純または複雑なタイプが関連付けられています。 表は、反復する複雑な構造としてメッセージ・タイプ定義で表現されます (maxOccurs = -1)。
エラーを呼び出し元の SAP プログラムに戻すには、BAPI の定義時にエクスポート・パラメーターの 1 つとして指定した BAPIReturn 構造を使用します。 Return エクスポート・パラメーターでメッセージが戻されます。 メッセージ保守のためにトランザクション・コード SE91 を使用できます。
詳しくは、SAP Help Portal の「BAPI Programming Guide Reference」の『Return Parameters (Error Handling)』を参照してください。
Return エクスポート・パラメーターによって報告される可能性のあるアプリケーション・レベル・エラーに加えて、関数を呼び出させなかったまたは完了できなかったことを SAP に示すシステム障害または通信障害が存在します。