WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メッセージ・セット: XML レンダリング・オプション

XML 層に関する 4 つのプロパティーを使用して、XML メッセージをレンダーする方法を制御できます。

以下の表は、「メンバー・レンダー」プロパティーに設定できる値の例を示しています。 この表では、メンバー・エレメントは A と示され、値はエレメントの値になっています。 親は X と示されています。

XML 出力へのレンダリング・オプションの影響

レンダー後の XML 設定する「メンバー・レンダー」プロパティー値 設定するその他のプロパティー値
<X>
<A>value of element</A>
</X>
XMLElement (デフォルト)

メンバー XML 名 = A

<X A='value of element'/> 
XMLAttribute

メンバー XML 名 = A

<X>
<Field id='A'>value of element</Field>
</X>
XMLElementAttrID

メンバー XML 名 = Field
メンバー ID 属性名 = id
メンバー ID 属性値 = A

<X>
<A val=value of element/>
</X>
XMLElementAttrVal

メンバー XML 名 = A
メンバー値属性名 = val

<X>
<Field id='A' val='value of element'/>
</X>
XMLElementAttrIDVal

メンバー XML 名 = Field
メンバー ID 属性名 = id
メンバー ID 属性値 = A
メンバー値属性名 = val

XML 属性としてレンダーされたモデル内にエレメントを持ってはいけません。 これにより、XML 文書の妥当性検査が不正確になることがあります。 その代わりに、エレメントをモデル内の属性として再定義してください。

XML エレメントとしてレンダーされたモデル内に属性を持ってはいけません。 これにより、XML 文書の妥当性検査が不正確になることがあります。 その代わりに、属性をモデル内のエレメントとして定義してください。

この手法が適切となる 1 つのシナリオがあります。 C ヘッダー・ファイルまたは COBOL コピーブックをインポートすることによりメッセージ・モデルを作成した場合、それは全体的にエレメントによって構成されています。 このモデルの XML 形式は、メッセージ・セットに XML 物理フォーマットを追加するだけで作成できます。 特定のエレメントが XML フォーム内の XML 属性となるようにしたい場合、 「レンダー」プロパティーを使用してこれを実現できます。

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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:46:30


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