WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

イベント・エラー処理

WebSphere® Adapter for SAP Software は、エラーをロギングし、イベント・リスナーの再始動を再試行することで、インバウンド ALE イベントのエラー処理を提供します。

アダプターがエラー条件を検出すると、それは以下のアクションを実行します。

  1. アダプターはエラー情報を syslog (Linux および UNIX システムの場合)、Windows イベント・ビューアー、またはユーザー・トレース・ログに記録します。
  2. アダプターは既存のイベント・リスナーの再始動を試行します。
    アダプターは、RetryLimit および RetryInterval のアクティベーション指定値を使用します。
    • SAP アプリケーションがアクティブでない場合、アダプターは RetryLimit プロパティーで構成されている回数だけリスナーの再始動を試行します。
    • アダプターは、RetryInterval パラメーターに指定された時間だけ待機してから、イベント・リスナーの再始動を試行します。
  3. イベント・リスナーの再始動の試行が失敗した場合、アダプターは以下のアクションを実行します。
    • アダプターはエラー条件を syslog (Linux および UNIX システムの場合)、Windows イベント・ビューアー、またはユーザー・トレース・ログに記録します。
    • アダプターは既存の ALE イベント・リスナーをクリーンアップします。
    • アダプターは新規イベント・リスナーを開始します。

    アダプターは、新規イベント・リスナーの開始時に、RetryLimit プロパティーと RetryInterval プロパティーの値を使用します。

  4. すべての再試行が失敗した場合、アダプターは関連メッセージと CEI イベントをログに記録し、ALE イベント・リスナーのリカバリーの試行を停止します。

    この場合は、アダプターまたは Service Component Architecture (SCA) アプリケーションを再始動する必要があります。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:40


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