記録するデータを決定し、モニター・イベントを使用して、そのデータを発行するようにメッセージ・フローを構成します。 データ・キャプチャー用にイベント・ソースを構成する方法と、ビジネス・レベル・モニター用に構成する方法の違いについて説明します。
データベースを作成および構成し、データの記録に必要なブローカー・ランタイム・プロパティーを指定します。 データの記録を参照してください。
データ・キャプチャー用にイベント・メッセージを発行するようにメッセージ・フローを構成する際のメカニズムは、ビジネス・レベル・モニターでも使用されます。 このメカニズムは、概念トピックビジネス・レベル・モニターで要約されています。また、本トピックの以降の部分で説明しています。 データ・キャプチャーとビジネス・レベル・モニターは、イベント・ソースおよびモニター・イベントを共有できるため、一方の構成が、誤って他方に影響しないように注意する必要があります。 データ・キャプチャー用のモニター構成を開始する前に、記録および再生のためにデータ・キャプチャーで使用するモニター・メカニズムに関連する、いくつかの特定の考慮事項に留意しなければなりません。
モニター・イベントを構成するとき、すべてのメッセージ・ビット・ストリーム・データを含めるのか、ヘッダーのみを含めるのか、メッセージ本体のみを含めるのかを選択できます。 ブローカーがメッセージを再生する場合、WebSphere MQ メッセージ・ヘッダーを含める必要があります。 この要件には、以下のいずれかの方法で対応します。
モニター・トピックにサブスクライブする必要はありません。ブローカーは、DataCaptureSource 構成可能サービスで指定されるトピックへのサブスクリプションを管理します。
サンプル・モニター・プロファイルは、単一の入力ノードに対してのみ機能します。 プロファイルを更新して NODENAME を入力ノードの名前で置き換える必要があります。 このモニター・プロファイルを有効にするには、フローをデプロイしたブローカーに対して、mqsicreateconfigurableservice、mqsichangeproperties、および mqsichangeflowmonitoring コマンドを実行します。 これらのコマンドの実行の詳細については、モニター・プロファイルを使用したモニター・イベント・ソースの構成を参照してください。
モニター・イベントに対するサブスクリプションは永続的であるため、DataCaptureStore 構成可能サービスの queueName プロパティーで指定されたキューにメッセージが送られます。 メッセージは、ブローカーが実行されていない場合でも、このキューに送ることができます。 キュー項目数のモニターおよびデータ・キャプチャーの調整を行う方法の詳細については、データ・キャプチャーの調整を参照してください。
次に行う事柄:
データの記録のために実行した手順を確認します。データの記録を参照してください。 これで、記録したデータを表示する準備ができました。記録したデータの表示を参照してください。