Security Identity Propagation サンプルの拡張

実際のセキュリティー実装環境は、識別や与信を定義する、全国規模の外部のセキュリティー・プロバイダーの使用に依存しているので、このサンプルはセキュリティー強化を実現するものではありません。このセクションでは、例えば LDAP サーバーなどの、提供されている独自のセキュリティーを使用するセキュリティー強化をサンプルに取り込んで、拡張する方法を学ぶことができます。

以下のタスクを完了することによって、LDAP サーバーと協働するようにサンプルを拡張することができます。

  1. LDAP サーバー用のセキュリティー・プロファイルを作成する。
  2. 入力ノードに設定されたセキュリティー・プロファイルを再構成して、作成済みの LDAP セキュリティー・プロファイルの名前を参照するようにする。この構成は BAR ファイル・エディターで行います。
  3. フローを再デプロイする。
  4. 入力メッセージに入れて渡された ID を、LDAP サーバーに存在している有効な ID の資格情報に一致するように変更する。

手順については、WebSphere Message Broker 資料の、メッセージ・フロー・セキュリティーのセットアップおよび メッセージ・フローのセキュリティーを参照してください。

サンプルのホームに戻る