WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

作業パスの場所を変更する

作業パス・ディレクトリーは、コンポーネントがインストール・ログ、コンポーネント詳細、およびトレース出力などの内部データを格納する場所です。 共有クラス・ディレクトリーも作業パス・ディレクトリー内にあり、デプロイされた Java™ コードのために使用されます。 作業パス・ディレクトリーに十分な容量がない場合は、十分な容量がある別のファイル・システムにディレクトリーを指定変更します。

作業パスはインストール時に固定されているため、WebSphere® Message Broker は常に必要な情報を見つけることができ、常に新しい情報の格納先がわかっています。

この場所を変更する必要がある場合は (たとえば、自動的に指定されたファイル・システムに十分な容量がない場合)、ディレクトリーへのパスは変更しないでください。その代わりに、古い作業パス・ディレクトリーを新しい場所に指定変更します。

Windows システムの作業パスの場所を変更する

作業パスの場所を変更するときは、新しいパーティションを古い作業パス・ディレクトリーの場所にマウントします。

Windows で作業パスの場所を変更するには:

  1. すべての WebSphere Message Broker サービスおよびプロセスをシャットダウンします。
  2. システムに新しいパーティションを作成します。 新しいパーティションは、古い作業パスと同じドライブ、または別のドライブに作成できます。
  3. WebSphere Message Broker コマンド・コンソールで、以下のコマンドを実行して、ローカル・システム上のインストール済み環境の作業パス・ディレクトリーを見つけます。
    echo %MQSI_WORKPATH%
  4. 作業パス・ディレクトリーの内容を、新しいパーティションにコピーします。
  5. 古い作業パス・ディレクトリーの内容を削除します。
  6. 「コンピュータの管理」ダイアログを開きます。 「スタート」 > 「設定」 > 「コントロール パネル」 > 「管理ツール」 > 「コンピュータの管理」をクリックします。 「コンピュータの管理」ダイアログが開きます。
  7. 「コンピュータの管理」ダイアログの左ペインの「ディスクの管理」をクリックします。 追加した新しいパーティションと既存のパーティションが、右側のペインにリストされます。
  8. 新しいパーティションを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」をクリックします。 「ドライブ文字とパスの変更」ダイアログが表示されます。
  9. 「追加」をクリックします。 「ドライブ文字とパスの追加」ダイアログが表示されます。
  10. 「次の空の NTFS フォルダにマウントする」が選択されていることを確認し、古い作業パスの場所を参照します。
  11. 「OK」をクリックし、もう一度「OK」をクリックします。
WebSphere Message Broker が作業パスの場所に作成したファイルが、すべて新しいパーティションに格納されます。

Linux および UNIX システムの作業パスの場所を変更する

作業パスの場所を変更する場合、新しいパーティションを古い作業パス・ディレクトリーの場所にマウントするか、または古い作業パス・ディレクトリーを、新しい作業パス・ディレクトリーを指すソフト・リンクに置き換えるか、いずれかの方法を使用します。

UNIX および Linux で作業パスの場所を変更するには:

  1. すべての WebSphere Message Broker サービスおよびプロセスをシャットダウンします。
  2. 適切なファイル・システムに、新しいディレクトリーを作成します。
  3. 次のコマンドを実行して、ローカル・システム上のインストール済み環境の作業パス・ディレクトリーを特定します。
    echo $MQSI_WORKPATH
  4. 作業パス・ディレクトリーの内容を、新しいパーティションにコピーします。
  5. 古い作業パス・ディレクトリーの内容を削除します。
  6. 次のいずれかの作業を実行して、WebSphere Message Broker インストール済み環境が新しい作業パスの場所を使用するようにします。
    • mount コマンドを使用して、新しい作業パス・ディレクトリーを、古い作業パス・ディレクトリーの場所にマウントします。
    • 古い作業パス・ディレクトリーを削除して、ソフト・リンクで置き換えます。 ソフト・リンクに古い作業パス・ディレクトリーと同じ名前を付けて、リンクが新しい作業パス・ディレクトリーを指すようにします。
作業パスの場所に WebSphere Message Broker が作成したすべてのファイルは、新しい場所に格納されます。
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        最終更新: 2015-02-28 17:47:43


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