WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

メッセージ・セット: TDS ニーモニック

タグ付き/区切りストリング形式 (TDS) では、 メッセージ・セット、複合タイプ、またはその両方の多数のプロパティーにニーモニックが使用されます。

これらの TDS ニーモニックおよび関連するプロパティーについては、以下の表にリストされています。
ニーモニック・ストリング 意味 デフォルト値 関連プロパティー
<EDIFACT_CS> EDIFACT のコンポーネント区切り文字 : メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<EDIFACT_DEC_NOTATION> EDIFACT の 10 進表記 . メッセージ・セットの「小数点
<EDIFACT_DS> EDIFACT のデータ・エレメント区切り文字 + メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<EDIFACT_ESC_CHAR> EDIFACT のエスケープ文字 ? メッセージ・セットの「エスケープ文字
<EDIFACT_GROUP_TERM> EDIFACT のタグ終了文字 ' メッセージ・セットの「グループ・ターミネーター
<EDIFACT_TAGDATA_SEP> EDIFACT のタグ・データ区切り文字

<EDIFACT_DS> をオーバーライドする値と同じ値でオーバーライドされます。

+ メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「タグ・データ区切り文字
<HL7_CS> HL7 のコンポーネント区切り文字 ^ メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<HL7_FS> HL7 のデータ・エレメント区切り文字 | メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<HL7_RS> HL7 の反復エレメント区切り文字 ~ ローカル・エレメントおよびエレメント参照の「反復エレメント区切り文字
<HL7_SCS> HL7 のサブコンポーネント区切り文字 & メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<X12_CS> X12 のコンポーネント区切り文字 : メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<X12_DS> X12 のデータ・エレメント区切り文字 * メッセージ・セットおよび複合タイプまたはグループの「区切り文字
<X12_ERS> X12 のエレメント反復区切り文字 { ローカル・エレメントおよびエレメント参照の「反復エレメント区切り文字
<X12_GROUP_TERM> X12 のタグ終了文字 ! メッセージ・セット・レベルの「グループ・ターミネーター

制御文字のニーモニックについて、以下の表で示します。

ニーモニック 16 進値 Unicode 説明
<ACK> X'06' <U+0006> 肯定応答
<BEL> X'07' <U+0007> ベル
<BS> X'08' <U+0008> バックスペース
<CAN> X'18' <U+0018> キャンセル
<CR> X'0D' <U+000D> 復帰
<DC1> X'11' <U+0011> 装置制御 1
<DC2> X'12' <U+0012> 装置制御 2
<DC3> X'13' <U+0013> 装置制御 3
<DC4> X'14' <U+0014> 装置制御 4
<DLE> X'10' <U+0010> 伝送制御拡張
<EM> X'19' <U+0019> メディア終端
<ENQ> X'05' <U+0005> 照会
<EOT> X'04' <U+0004> 伝送終了
<ESC> X'1B' <U+001B> エスケープ
<ETB> X'17' <U+0017> 伝送ブロック終結
<ETX> X'03' <U+0003> テキスト終結
<FF> X'0C' <U+000C> 用紙送り
<FS> X'1C' <U+001C> ファイル分離
<GS> X'1D' <U+001D> グループ分離
<GT> X'3E' <U+003E> より大
<HT> X'09' <U+0009> 水平タブ
<LF> X'0A' <U+000A> 改行
<LT> X'3C' <U+003C> より小
<NAK> X'15' <U+0015> 否定応答
<NUL> X'00' <U+0000> ヌル-
<RS> X'1E' <U+001E> レコード分離
<SI> X'0F' <U+000F> シフト 0 のロック (シフトイン)
<SO> X'0E' <U+000E> シフト 1 のロック (シフトアウト)
<SOH> X'01' <U+0001> ヘッディング開始
<SP> X'20' <U+0020> スペース
<STX> X'02' <U+0002> テキスト開始
<SUB> X'1A' <U+001A> 置換
<SYN> X'16' <U+0016> 同期信号
<US> X'1F' <U+001F> ユニット分離
<VT> X'0B' <U+000B> 垂直タブ

こうしたニーモニックは、メッセージ・エディターに入力できない文字のために作成されました。

ニーモニックは <U+NNNN> の形式で入力できます。NNNN は 16 進数字です。 この構造の文字にはいずれも大/小文字の区別はありません。 不等号括弧の内部をスペースで囲まないでください。 これらの数値は、入力メッセージのコード・ページ内の文字ではなく、Unicode 文字を表します。

ニーモニックは <0xNN> の形式で入力できます。NN は 16 進数字です。 この構造の文字にはいずれも大/小文字の区別はありません。 不等号括弧の内部をスペースで囲まないでください。 これらの数値は、入力メッセージのコード・ページ内の文字ではなく、ロー 16 進バイト値を表します。

ニーモニックが <0xNN> の形式である場合、それは入力データに直接適用され、コード・ページ変換は実行されません。 そうでない場合、ニーモニックは、データが入力データのコード・ページから Unicode に変換された後にデータに適用されます。

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        最終更新: 2015-02-28 17:46:32


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