「Microsoft .NET へのサービス・ファサード: 要求/応答」パターンを生成した後に完了するタスク
パターンを生成した後に完了する必要があるタスクです。
このパターンは、ESQL Compute ノードを使用して Microsoft .NET アセンブリーを呼び出すアプリケーションを生成します。ESQL コードは、.NET メソッドを EXTERNAL
プロシージャーのシーケンスとして定義します。各 PROCEDURE
は、ASSEMBLY
宣言内で絶対パスを使用して .NET アセンブリーを指します。このような、ファイル・システムの場所から .NET アセンブリーをロードするという方法は、開発中にアセンブリーが変更される場合に便利です。最終テストと実稼働の場合、アプリケーションと共に BAR ファイルの一部として .NET アセンブリーをデプロイすることをお勧めします。この方法について詳しくは、Message Broker のヘルプ内にある「.NET アプリケーション・ドメイン概要」のトピックを参照してください。
Message Broker のデプロイメント
-
ブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルを作成します。メッセージ・フローをブローカー・アーカイブ・ファイルに追加する必要があります。
-
「ファイル」>「新規」>「BAR ファイル」をクリックします。
-
アプリケーションの名前を入力するか、あるいは表示されているリストから 1 つを選択します。リストは、アクティブ作業セットのプロジェクトのみを表示するようにフィルタリングされています。
-
作成する BAR ファイルの名前を入力します。
-
「終了」をクリックします。
拡張子が .bar のファイルが作成され、「ナビゲーター」ビューで「ブローカー・アーカイブ」フォルダーの下に表示されます。BAR ファイルの「内容」エディターが開きます。
-
「準備」タブで、生成されたアプリケーションを選択し、BAR ファイルに追加します。
-
「リソースのコンパイルおよびインライン化」を選択してから、「ビルドして保存」をクリックして、BAR ファイルを作成します。
-
ブローカー・アーカイブ・ファイルを構成します。「Microsoft .NET へのサービス・ファサード: 要求/応答」パターン・インスタンス用のメッセージ・フローをデプロイする前は、ブローカー・アーカイブ・ファイル内のメッセージ・フローをこれ以上構成する必要はありませんが、いくつかのデフォルト・オプションを検討して、環境に応じて構成を変更することもできます。
「ブローカー・アーカイブ」エディターの「管理」ページで、次のようにします。
-
オプション: ユーザー定義プロパティー LoggingOn を使用して、Web サービス・メッセージ・フローのロギングをオンにするかオフにするかを選択します。
- オプション: ユーザー定義プロパティー ErrorLoggingOn を使用して、エラー・メッセージを生成するかどうかを選択します。
- オプション: ブローカー・アーカイブの中の構成可能な任意のプロパティーを変更できます (例えばセキュリティーや追加のインスタンス作成に関するプロパティー)。
値の変更によってパターン・インスタンスの動作が影響を受けないことを確認する必要があります。
-
キューを作成します。エラー・メッセージやログ・メッセージに関する WebSphere MQ キューがまだ存在しない場合は作成しなければなりません。
- WebSphere MQ リソースを作成します。WebSphere MQ リソースは、runmqsc などのプログラムおよびユーティリティーを使用してコマンド行で作成したり、あるいは WebSphere MQ Explorer グラフィカル・インターフェースを使用して作成したりできます。
WebSphere MQ リソースの作成に関する詳細は、WebSphere MQ ライブラリーの Web ページで「WebSphere MQ Intercommunication」を参照してください。
- BAR ファイルを実行グループにデプロイします。
「Microsoft .NET へのサービス・ファサード: 要求/応答」パターンの仕様に戻る