WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ユーザー定義パターンで使用されるプロジェクトの構成

パターン・ユーザーがパターンを再生成したときにプロジェクトが上書きされるかどうかを制御し、プロジェクトの名前を設定するために、ユーザー定義パターンに含まれるプロジェクトを構成します。

始める前に:

以下のタスクを実行します。

パターン・ユーザーがユーザー定義パターンを生成するとき、パターン・オーサリング・プロジェクトでのソース・ファイルとして選択されるプロジェクトのコピーがパターン・インスタンス内に作成されます。 デフォルトでは、パターン・ユーザーがユーザー定義パターンのインスタンス内でプロジェクトをカスタマイズした後でパターン・インスタンスを再生成した場合、これらのカスタマイズ内容が上書きされます。 パターン作成者は、パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを再生成したときにユーザー定義パターン・プロジェクト内のプロジェクトが再生成されないよう、構成することができます。 これにより、パターン・ユーザーはこれらのプロジェクトをカスタマイズして、カスタマイズ内容を失わずにパターン・インスタンスを再生成することができます。 また、上書きされないよう構成されたプロジェクトは、パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを再生成する前に新規バージョンのパターンがインストールされた場合でも、上書きされません。

パターン作成者は、パターン・インスタンスの生成時にユーザー定義パターンに含まれるプロジェクトに名前が付けられる方法を指定できます。 デフォルトでは、プロジェクト名の接頭部として、パターン・インスタンスの名前が追加されます。 この接頭部をオフにすることができます。 接頭部のないプロジェクト名を含むユーザー定義パターンの複数インスタンスを生成した場合、パターンのすべてのインスタンスは同じプロジェクト・コピーを使用します。

パターン作成者は、パターン・パラメーターの値を使用してユーザー定義パターン内のプロジェクトに名前を付けることができます。 すべての変換式が計算された後で、プロジェクト名が決定されます。

ユーザー定義パターンで使用されるプロジェクトを構成するには、次のようにします。

  1. パターン・オーサリング・エディターの「ソース・ファイルの選択」セクションで、構成の対象となるプロジェクトを選択して「編集」をクリックするか、構成の対象となるプロジェクトをダブルクリックします。 「プロジェクトの編集」ウィンドウが開きます。
  2. パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを再生成したときにプロジェクトが上書きされないよう構成するには、「このプロジェクトはパターン・ユーザーによって変更されます」を選択します。 プロジェクトが存在しない場合は、パターン・ユーザーがパターンのインスタンスを生成するときにそれが生成されます。 プロジェクトが存在する場合は、上書きされません。 プロジェクトが存在するものの、その中のファイルが既に削除されている場合は、それらのファイルが作成されます。
  3. パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを生成したときに、パターン・インスタンスの名前で始まるプロジェクト名を付けないようプロジェクトを構成するには、「プロジェクト名の接頭部としてパターン・インスタンス名を付加します」をクリアします。
  4. パターン・ユーザーがパターン・インスタンスを生成したときに、パターン・パラメーターの値にプロジェクト名を設定するようプロジェクトを構成するには、「選択」をクリックします。 「パターン・パラメーターの選択」ウィンドウで、プロジェクト名の設定に使用するパラメーターを選択して「OK」をクリックします。
  5. 「OK」をクリックします。

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        最終更新: 2015-02-28 17:48:43


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