WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

PeopleSoft Enterprise のビジネス・オブジェクト

アダプターは、データを送信したり PeopleSoft Enterprise からデータを入手するために、ビジネス・オブジェクトを使用します。 ビジネス・オブジェクトは、データ、そのデータに実施するアクション、そしてもしあるならばそのデータを処理するための追加の命令から成る構造です。 データは、送り状や従業員レコードなどのビジネス・エンティティー、または構造化されていないテキストを表すことができます。

ビジネス・オブジェクトが作成される方法

「アダプター・コネクション」ウィザードを使用してビジネス・オブジェクトを作成します。 ウィザードはアプリケーションに接続し、アプリケーション中のデータ構造を発見し、それらを表すビジネス・オブジェクトを生成します。 また、アダプターが必要とする他のリソースも生成します。

ビジネス・オブジェクトの構造

アダプターは、階層的に構造化されたビジネス・オブジェクトをサポートします。 最上位のビジネス・オブジェクトと PeopleSoft コンポーネント・インターフェースとの間には 1 対 1 の対応関係が存在しなければならず、最上位オブジェクトに存在するコレクションは、その子になります。 処理されたオブジェクトに関する情報は、そのオブジェクトおよびその属性の各々に対するアプリケーション固有の情報の中に保管されます。

以下の表は、ビジネス・オブジェクトを形成する属性を説明しています。

属性プロパティー 説明
名前 ビジネス・オブジェクト属性の名前を示す。
タイプ ビジネス・オブジェクト属性のタイプを示す。 アダプターは、PeopleSoft コンポーネントのプロパティー・タイプと生成されたビジネス・オブジェクトの属性タイプの間で、文字マッピングを使用します。 PeopleSoft コンポーネントのプロパティー・タイプは、次のようにして生成された属性タイプにマップされます。

CHAR は属性タイプの String にマップされます。

NUMBER は属性タイプの BigDecimal にマップされます。

LONG は属性タイプの Long にマップされます。

SIGN は属性タイプの BigDecimal にマップされます。

DATE は属性タイプの Date にマップされます。

TIME は属性タイプの Time にマップされます。

DTTM は属性タイプの DateTime にマップされます。

キー 子ビジネス・オブジェクトは、基本キー・アプリケーション固有情報を持っている自身のキーを持っています。 また、親ビジネス・オブジェクトからもキーを継承します。
カーディナリティー 単純属性に対しては単一基数。コンテナー属性に対しては複数基数。
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:36


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