TLOG Processor v2.2.1 サンプルのセットアップ

2 つの方法のうちのいずれかで、このサンプルを構成して実行することができます。 構成済み BAR ファイルを使用するか、またはメッセージ・フローを構成してからデプロイすることができます。 以下のステップは、この両方の方法を示しています。

Windows の場合: DB2 スクリプトおよびバッチ・ファイルは、Windows 上の DB2 コンソール・ウィンドウから実行する必要があります。

UNIX の場合: DB2 コマンドを実行するために必要な許可を持っている必要があります。

構成済み BAR ファイルの使用

  1. 次のようにして、XSL パスを構成します。
  2. メッセージ・フローで必要なキューを作成します。
  3. 次のようにして、メッセージ・フローに必要な Monitor データベースと ARTS データベースを作成します。

    DSN の作成方法について詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

  4. 次のようにして、データベースにアクセスするときに使用するユーザー ID およびパスワードを使ってブローカーを構成します。

    mqsisetdbparms コマンドを使用して、ブローカーが 2 つのデータ・ソース名 TLOGMON および TLOGARTS で使用するユーザー ID およびパスワードを指定します。 このユーザー ID は、前のステップでデータベースを作成したときに使用したユーザー ID と同じでなければなりません。

    1. WebSphere Message Broker コマンドを実行可能なコマンド・コンソール・ウィンドウをオープンします。 以下のコマンドを入力して、ユーザー ID およびパスワードを指定します。
      mqsisetdbparms MB8BROKER -n TLOGMON -u <user ID> -p <password>
      mqsisetdbparms MB8BROKER -n TLOGARTS -u <user ID> -p <password>
    2. 以下のコマンドを入力して、実行グループを再ロードします。
      mqsireload MB8BROKER -e TLogV221
  5. BAR ファイルをデプロイします。

メッセージ・フローの構成およびデプロイ

  1. 次のようにして、XSL パスを構成します。
  2. 次のようにして、ログ・パスを構成します。
  3. メッセージ・フローを保管します。
  4. Windows および UNIX 用の BAR ファイルを再作成し、z/OS 用の新規の BAR ファイルを作成します。
  5. メッセージ・フローで必要なキューを作成します。
  6. 次のようにして、メッセージ・フローに必要な Monitor データベースと ARTS データベースを作成します。

    DSN の作成方法について詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

  7. 次のようにして、データベースにアクセスするときに使用するユーザー ID およびパスワードを使ってブローカーを構成します。

    mqsisetdbparms コマンドを使用して、ブローカーが 2 つのデータ・ソース名 TLOGMON および TLOGARTS で使用するユーザー ID およびパスワードを指定します。 このユーザー ID は、前のステップでデータベースを作成したときに使用したユーザー ID と同じでなければなりません。

    1. WebSphere Message Broker コマンドを実行可能なコマンド・コンソール・ウィンドウをオープンします。 以下のコマンドを入力して、ユーザー ID およびパスワードを指定します。
      mqsisetdbparms MB8BROKER -n TLOGMON -u <user ID> -p <password>
      mqsisetdbparms MB8BROKER -n TLOGARTS -u <user ID> -p <password>
    2. 以下のコマンドを入力して、実行グループを再ロードします。
      mqsireload MB8BROKER -e TLogV221
  8. BAR ファイルを手動でデプロイします。

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