ブローカー環境と、そのブローカーに関連したリソースを設計する際に、決定を行うとブローカーとアプリケーションのパフォーマンスに影響することがあります。
ビジネス・ロジックを分割する方法を考慮する必要があります。そのためには、アプリケーションが実行する必要のある作業の量と、メッセージ・フローが実行する必要のある作業の量を考慮します。 アプリケーションとメッセージ・フローの間のすべての対話には、入出力とメッセージ構文解析が含まれるので、処理時間が増えます。 これらの対話が最小限になるように、メッセージ・フローを設計し、アプリケーションを設計するか再構築してください。
これらの要因について詳しくは、メッセージ・フロー応答時間の最適化およびメッセージ・フロー・スループットの最適化を参照してください。
明確に定義された構造のメッセージを処理する必要が生じることがあります。この場合、メッセージの DFDL モデルを作成できます。構造を確認しない場合は、BLOB メッセージなどのメッセージを処理できます。
XML で作業している場合は、冗長になることがあるので、メッセージが大きくなることがありますが、XML のメッセージ内容は CWF などの他の形式より分かりやすいことに注意してください。 フィールドのサイズと順序が重要になる場合があります。これらの要因を DFDL モデルに組み込めます。
これらの要因について詳しくは、メッセージ・フロー応答時間の最適化と、『TDS メッセージの正規表現のパフォーマンスに関する考慮事項』を参照してください。
これらの要因について詳しくは、ブローカーのチューニングおよびメッセージ・フロー・スループットの最適化を参照してください。
これらのすべての要因については、 Designing for Performance SupportPac (IP04)で詳しく説明されています。
共通のパフォーマンス・シナリオの説明については、パフォーマンス上の問題のトラブルシューティングを検討してください。
WebSphere Message Broker およびパフォーマンスに関する詳細な記述については、以下の情報源を検討してください。