メッセージ・フローを MQInput、TCPIPClientOutput、TCPIPClientInput、および MQOutput ノードと併用して、非同期的に、固定サイズ・データを TCP/IP クライアント接続に送信し、同じ接続上で固定サイズ・データを戻して受け取ります。
シナリオ: アプリケーションは非同期データを、TCP/IP クライアント接続間で送信します。
説明: 以下のステップでは、クライアント接続によってデータを送信し、同じ接続上で応答が戻されるのを待つメッセージ・フローを作成する方法について説明します。 要求は、2 つの異なるフロー中で非同期的に実行されます (TCPIPClientInput はこの接続上でデータが戻されるのを待機せず、代わりに使用可能なすべての接続をモニターします)。
- MQInput ノード、TCPIPClientOutput ノード、
TCPIPClientInput ノード、および MQOutput ノードを使用して、TCPIP_Task7 というメッセージ・フローを作成します。 詳しくは、メッセージ・フローの作成を参照してください。
- MQInput ノードの Out ターミナルを TCPIPClientOutput ノードの In ターミナルに接続します。
- TCPIPClientInput ノードの Out ターミナルを MQOutput ノードの In ターミナルに接続します。
- MQInput ノードで、「キュー名」プロパティー (「基本」 タブ上) を TCPIP.TASK7.IN1 に設定します。
- TCPIPClientOutput ノードの以下のプロパティーを設定します。
- 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14147 に設定します。
- 「拡張」タブで「出力ストリームの変更」プロパティーを「出力ストリームを予約する」に設定します。
- 「レコードおよびエレメント」タブで、以下のプロパティーを設定します。
- 「レコードの定義」プロパティーを「固定長」に設定します。
- 「長さ」プロパティーを 100 に設定します。
- TCPIPClientInput ノードの以下のプロパティーを設定します。
- 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14147 に設定します。
- 「拡張」タブで「出力ストリームの変更」プロパティーを「出力ストリームを解放して Reply ID をリセットする」に設定します。
- 「レコードおよびエレメント」タブで、以下のプロパティーを設定します。
- 「レコードの検出」プロパティーを「固定長」に設定します。
- 「長さ」プロパティーを 100 に設定します。
- MQOutput ノードで、「キュー名」プロパティー (「基本」 タブ上) を TCPIP.TASK7.OUT1 に設定します。
- メッセージ・フローを保存します。
詳しくは、以下のサンプルを参照してください。
サンプルに関する情報は、WebSphere® Message
Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センター、またはオンライン・インフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 サンプルは、WebSphere Message
Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ実行できます。