アダプター接続ウィザードは、拡張イベント処理最上位ビジネス・オブジェクト、およびビジネス・オブジェクトに名前を提供します。 ビジネス・オブジェクト名は、SAP サーバーのビジネス機能の構造を反映しています。
拡張イベント処理インターフェースのビジネス・オブジェクトを命名する際、アダプター接続ウィザードは Sap という接頭部を追加します。 また、 IDoc の名前と拡張子を大/小文字混合に変換し、スペースや下線などの分離文字を除去し、各語の最初の文字を大文字化します。さらに、エレメント固有の接尾部を追加することもあります。
エレメント | 命名規則 |
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最上位ラッパー・オブジェクトの名前 | Sap + IDoc の名前 + [拡張タイプ IDoc の名前] 例えば、SapAepreq01 というように入力します。 |
基本 IDoc の IDoc ビジネス・オブジェクトの名前 | Sap + IDoc の名前 + BO 例えば、IDoc MATMAS03 のビジネス・オブジェクトは SapMatmas03BO になります。 |
拡張タイプ IDoc の IDoc ビジネス・オブジェクトの名前 | Sap + IDoc の名前 + 拡張タイプ IDoc の名前 例えば、IDoc DELVRY03 および拡張 SD_DESADV_PDC のビジネス・オブジェクトは、SapDelvry03SdDesadvPdc になります。 |
IDoc 重複名の場合、アダプター接続ウィザード は固有の接尾部を追加してビジネス・オブジェクトを区別します。 IDoc パケットに同じ名前 (例えば segOrder) の 2 つのセグメントがあった場合、最初のビジネス・オブジェクトには SapSegOrder という名前が割り当てられ、2 番目のビジネス・オブジェクトには SapSegOrder619647890 といった名前が割り当てられます。ここで 619647890 は、アダプター接続ウィザードにより名前に追加された固有の ID です。