JD Edwards ノードは、アダプター・コンポーネントまたは構成可能サービスのいずれかより JD Edwards EnterpriseOne 接続の詳細を取得できます。
構成可能サービスを使用することによって、アダプターを再デプロイせずに、アダプターの接続の詳細を変更できます。 構成可能サービスの作成または変更時に新しい値をピックアップするには、mqsistop および mqsistart コマンド、または mqsireload コマンドを使用して、アダプターがデプロイされた
ブローカーまたは実行グループを再ロードする必要があります。
JD Edwards アダプターの
接続詳細を変更するには、JDEdwardsConnection 構成可能サービスを使用します。
JD Edwards ノードは、使用するために構成されているアダプター・コンポーネントから、すべての接続プロパティーを読み取ります。 ノードのアダプター・コンポーネントと同じ名前を持つ構成可能サービスが存在している場合、ノードはその構成可能サービス中で定義されている値を使用して、アダプターからの対応するプロパティーをオーバーライドします。 構成可能サービスが使用されている場合、その構成可能サービスによって公開されているすべてのプロパティーは、構成可能サービスから取得されます。 構成可能サービス上で設定できないプロパティーのみが、アダプターから取得されます。 JD Edwards 構成可能サービスのプロパティーは、構成可能サービスのプロパティーで説明されています。
構成可能サービスの作成、変更、報告、および削除
- 構成可能サービスを作成するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか (詳しくはWebSphere Message Broker Explorer を使用した構成可能サービスの処理を参照)、次の例に示されているようにして mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。 この例では、管理者の役割を持つユーザー用に DV7333 開発環境に接続するための JDEdwardsConnection 構成可能サービスが作成されます。
mqsicreateconfigurableservice MYBROKER -c JDEdwardsConnection -o myJdedwardsAdapter.outadapter
-n Environment,Role -v "dv7333,administrator"
構成可能サービス中の新しい値をピックアップするには、実行グループおよびメッセージ・フローを再始動させます。
- 構成可能サービスを変更するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているようにして mqsichangeproperties コマンドを使用します。 この例では、PD7333 実稼働環境に接続するために
アダプター myJdedwardsAdapter.outadapter が使用する接続を変更します。 このコマンドを実行すると、開発システム (DV7333) ではなく、実稼働環境 (PD7333) にすべてのアダプターが接続されます。
mqsichangeproperties MYBROKER -c JDEdwardsConnection -o myJdedwardsAdapter.outadapter -n Environment,Role
-v PD7333,administrator
構成可能サービス中の更新された値をピックアップするには、実行グループおよびメッセージ・フローを再始動させます。
- すべての JDEdwardsConnection 構成可能サービスを表示するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているように、mqsireportproperties コマンドを使用します。
mqsireportproperties MYBROKER -c JDEdwardsConnection -o AllReportableEntityNames -r
- 次の例に示されているようにして WebSphere Message
Broker Explorer コマンドまたは mqsideleteconfigurableservice コマンドを実行することにより、作成した構成可能サービスを削除できます。
mqsideleteconfigurableservice MYBROKER -c JDEdwardsConnection -o myJdedwardsAdapter.outadapter
カスタム名が指定された構成可能サービスのみ削除できます。IBM 定義の構成可能サービスは削除できません。