FTEOutput ノード・サンプルだけの実行

FTEOutput ノード・サンプルを実行する前に、このサンプルのインポートとデプロイを済ませておく必要があります。『Managed File Transfer サンプル』を参照してください。

入力テスト・メッセージの例と、それに対応する出力ファイル (FTEOutput ノードによって生成されるファイル) が用意されており、サンプルが正しく動作したかどうかを確認できるようになっています。

サンプルの実行時に問題が生じた場合は、WebSphere Message Broker の資料の『WebSphere MQ File Transfer Edition ノードの環境の準備』または『サンプル実行時の問題の解決』を参照してください。

FTEOutput ノードの入力テスト・メッセージ

このサンプルの実行で使用するテスト・メッセージは、支店の製品配送データに相当します。 在庫プロビジョニング・アプリケーションは、製品ごとに 1 つのメッセージを生成し、その後に支店のデータの終わりを示す最終メッセージを生成します。メッセージのフォーマットは次のとおりです。

このサンプルは、FTEOutputHQ2BranchMFlow メッセージ・フローを使用します。

サンプルの実行

  1. 「ブローカー開発」ビューで、FTENodesSampleFlowProject を展開します。
  2. 「フロー・テスト」の下の Msg2.StockReplenishmentInvoiceFromHQ.mbtest をダブルクリックして、テスト・クライアントで開きます。
  3. テスト・クライアントで、最初の「エンキュー」をクリックします。
  4. 「詳細プロパティー」パネルで、「メッセージの送信」をクリックします。
  5. テスト・クライアントで、2 番目の「エンキュー」をクリックします。
  6. 「詳細プロパティー」パネルで、「メッセージの送信」をクリックします。
  7. テスト・クライアントで、3 番目の「エンキュー」をクリックします。
  8. 「詳細プロパティー」パネルで、「メッセージの送信」をクリックします。
  9. テスト・クライアントで、4 番目の「エンキュー」 (EndofData メッセージ) をクリックします。
  10. 「詳細プロパティー」パネルで、「メッセージの送信」をクリックします。支店のデータ終了メッセージを受け取ると、ファイルが閉じて、FTEOutput ノード・エージェントが転送を開始します。
  11. 更新後のメッセージが指定のディレクトリーのファイルに出力されたことを確認するには、以下のようにします。
    1. ファイル・システムに移動して、適切なディレクトリーを参照します。以下に例を示します。
      • Windows の場合:

        C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\IBM\MQSI\common\FTE\MB8BROKER\FTEBRANCH123\Inbox\ToBranch

      • Linux の場合:

        /var/mqsi/common/FTE/MB8BROKER/FTEBRANCH123/Inbox/ToBranch

    2. StockReplenishmentInvoice_123.xml ファイルを開きます。

FTEOutput ノードから予想される出力メッセージ

このファイルを、予期していた出力メッセージと比較します。 StockReplenishmentInvoice_123.txt

上記のステップがすべて正常に完了したら、サンプルは完了です。 FTEOutputHQ2BranchMFlow メッセージ・フローの FTEOutput ノードを調べて、どのようにして結果が得られたかを確認します。

サンプルのホームに戻る