ユーザー定義のパターンにより、WebSphere® Message Broker の機能が拡張されて、組織内で再利用できるパターンを作成できます。
パターン作成者はビジネス上または技術上の要件を満たすユーザー定義パターンを作成し、パターン・ユーザーはパターン作成者が作成したユーザー定義パターンを構成します。 パターン・ユーザーは、WebSphere Message Broker Toolkit の「ブローカー・アプリケーション開発」パースペクティブにある「パターン・エクスプローラー」ビュー内でユーザー定義パターンを選択できます。
ユーザー定義のパターンを作成するには、組織での優れた手法を反映するようなソリューションの実装を提供する必要があります。 この実装は、手本 と呼ばれます。 手本は、パターンの内容を保持するプロジェクトです。 手本には、メッセージ・フローおよび他のリソース、例えばソース・コード、JavaCompute ノード用の Java™ クラス、ESQL モジュール、メッセージ・マップ、テスト・クライアント、XML ファイル、スタイル・シート・ファイルなどが含まれます。 手本では、パターン・オーサリング・プロジェクト を構成することで、パターン・プラグインを作成します。
パターン・オーサリング・エディターを使用して、パターンを構成し、そのパターンを実装するパターン・プラグインを作成できます。 他の人々もそのパターンを使用できるように、パターン・プラグインを配布することができます。 パターンは、「パターン・エクスプローラー」ビューに表示され、組み込みパターンと同じように使用できます。
ユーザー定義のパターンを作成するには、ユーザー定義のパターンの作成を参照してください。