WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

サーバーのセットアップ

サーバー上の CD ドライブを共有するか、またはインストール・イメージをディスクにコピーしてそのディスク上のディレクトリーを共有することができます。

Linux または UNIX 上の CD ドライブを、他のサポートされている任意の Linux または UNIX システムと共有できますが、Windows とは共有できません。Windows の CD ドライブは、他の Windows システムのみと共有できます。

  1. インストール・イメージのコピーを共有したい場合には、次のようにコピーを作成します。
    1. インストール・イメージを保管する、サーバー上のディレクトリーを作成します。
      Linux および UNIX
      以下のコマンドを入力します。
      mkdir /instbroker
      ここで、instbroker は製品ファイルのコピー先のディレクトリーです。
      Windows
      以下のコマンドを入力します。
      md minstbroker
      ここで、m はインストール・イメージを保管するドライブで、 instbroker はそのドライブ上のディレクトリーです。

      Linux (x86)Linux (x86-64)、または Windows 上で WebSphere® Message Broker Toolkit 用のディレクトリーを作成している場合には、3 つのディスク・サブディレクトリーすべてを同じディレクトリー内に作成する必要があります。以下に例を示します。

      /instbroker/disk1
      /instbroker/disk2
      /instbroker/disk3

      各サブディレクトリー (disk1 など) は、対応する CD イメージのルート・レベルです。

      この構造により、インストール・プログラムは場所についてのプロンプトを出さなくなり、正しいイメージが見つからないために失敗するということがなくなります。

    2. ローカル・システムでの CD および DVD のアクセスに説明されているとおりに、該当する CD をドライブに挿入してマウントします。 ランタイム・コンポーネント用のインストール・プログラムと WebSphere Message Broker Toolkit とは、別々の CD にあります。 このサーバーからインストールするコンポーネント用の正しい CD を挿入してください。

      Windows 上でランタイムまたはツールキットの CD を挿入し、自動実行が有効になっている場合には、ランチパッドが開始されます。初期ウィンドウが開いたら、「キャンセル」をクリックしてそれを閉じてください。

    3. CD の完全な内容を新規ディレクトリーにコピーします。
      Linux および UNIX
      以下のコマンドを入力します。
      cp -rf /cdrom/. /instbroker
      Windows
      以下のコマンドを入力します。
      xcopy f:¥*.* minstbroker /e
      ここで、fCD ドライブです。
  2. 製品コードが入っているドライブに対するアクセスをユーザーに認可します。 以下の指示は、CD 内容をコピーしたディスク・ドライブと、CD ドライブ自体とで同じです。
    AIX®
    smit と入力して「通信アプリケーションおよびサービス」 > 「NFS」 > 「ネットワーク・ファイル・システム (NFS)」 > 「ディレクトリーをエクスポート・リストに追加」をクリックするか、またはファースト・パス・コマンド smitty mknfsexp を入力します。 適宜フィールドを完成させて Enter を押します。
    HP-UX および Linux
    exportfs コマンドを使用します。 次の例では、NFS を使用して、すべてのユーザーに読み取り専用アクセスを付与します。
    exportfs -i -o ro /instbroker
    exportfs -a
    ここで、/instbrokerCD ドライブか、または CD コピーが入っているディレクトリーを表します。
    Solaris
    share および exportfs コマンドを使用します。 次の例では、NFS を使用して、すべてのユーザーに読み取り専用アクセスを付与します。
    share -F nfs -o ro -d "Broker LAN server" /instbroker
    exportfs -a
    ここで、"Broker LAN server" はオプションの説明であり、 /instbroker はサーバーの CD ドライブか、または CD コピーを含むディレクトリーを表します。
    Windows
    Windows エクスプローラを開き、共有したいドライブを右クリックします。 「共有」をクリックし、「プロパティ」ダイアログ・ボックスの指示に従います。
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        最終更新:
        
        最終更新: 2015-02-28 17:49:08


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