ターミナルは、メッセージ・フロー内のあるノードが別のノードに接続されるポイントです。
ターミナルを使用して、ノードがそのメッセージに対して実行した操作が成功したかどうかに応じて、そのメッセージがとる経路を制御します。 メッセージ・フロー・ノード接続を使ってターミナルを他のノード・ターミナルに配線することにより、制御のフローを示すことができます。
すべての組み込みノードには、他のノードに接続可能な複数のターミナルがあります。 入力ノード (MQInput など) には、入力ターミナルがありません。 他のすべてのノードには、処理するメッセージを受け取るための入力ターミナルが少なくとも 1 つあります。 ほとんどの組み込みノードには、メッセージ・フロー内のエラーを処理するために使用できる failure ターミナルがあります。 ほとんどのノードには、メッセージが後続のノードに移動するための出力ターミナルがあります。
ユーザー定義ノードがある場合、これらのノードは、他の組み込みノード・ターミナルまたはユーザー定義ノード・ターミナルに接続できるターミナルを持っている可能性があります。
動的ターミナルとは、特定のノードをメッセージ・フロー・エディターでメッセージ・フローに追加した後に、そのノードに追加できるターミナルのことです。 例えば、動的出力ターミナルを PHPCompute ノード、Route ノード、および DatabaseRoute ノードに追加したり、動的入力ターミナルを Collector ノードに追加したりすることができます。 動的ターミナルは削除および名前変更することもできます。 ノードに 5 つ以上のターミナルがある場合には、グループで表示されます。 例えば、次の例は 5 つ以上の出力ターミナルを持つノードを示しています。