WebSphere MQ へのレコード配布: 一方向」パターンのレコード・ディストリビューター・フロー

WebSphere MQ へのレコード配布: 一方向」パターンのレコード・ディストリビューター・フローに関する詳細。

このフローは以下のようなアクションを実行します。

  1. ファイル入力パラメーターに従って、処理対象のファイルが選択されます。
  2. レコード検出パラメーターに従って、レコードがファイルから読み取られます。 各レコードは 1 つのトランザクション内で処理されます。 妥当性検査が指定されている場合、メッセージ・セットに照らしてレコードが妥当性検査されます。
  3. 正しい WebSphere MQ 宛先を決定するために経路サブフローが呼び出され、適切なターゲット・キューにレコードが書き込まれます。 レコードがキューに書き込まれるとき、デフォルトでは、ファイルから読み取られたときと同じフォーマットに設定されます。 必要に応じてレコード・プロセッサー・フローをカスタマイズすることにより、レコードを別のフォーマットに変換できます。
  4. ルーティングなし」が選択されている場合、レコードはデフォルトのメッセージ・キューに書き込まれます。
  5. レコードを読み取る障害やレコードをキューに書き込む障害などのエラーが発生した場合、エラー・メッセージが書き込まれて、フローはバックアウトされます。 ファイルはバックアウト・ディレクトリーに書き込まれます。
  6. すべてのデータが処理されると、ログ・サブフローが呼び出されて完了を記録します。 いずれかのレコードがデフォルト・メッセージ・キューに書き込まれた場合は、このアクションが記録されます。
  7. フローが正常に終了して、ファイルがアーカイブ・サブディレクトリーに移動されます。
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