WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

cciUcsToMbs

この関数を使用して、汎用文字セット (UCS) データをマルチバイト・ストリング・データに変換します。 この関数は、通常、診断メッセージのフォーマット設定だけに使用されます。 通常の処理は、UCS-2 を使用して実行するのが最善です。 これは、すべての言語のすべての文字を表記できます。

BipSampPluginUtil.c のサンプル・コードには、移植可能な方法で UCS-2 文字を処理するその他のユーティリティーが含まれています。

構文

int cciUcsToMbs(
  int*           returnCode,
  const CciChar* ucsString,
  char*          mbString,
  int            mbStringLength,
  int            codePage);

パラメーター

returnCode
関数からの戻りコード (出力)。

考えられる戻りコードは以下のとおりです。
  • CCI_SUCCESS
  • CCI_BUFFER_TOO_SMALL
  • CCI_INV_CHARACTER
  • CCI_FAILURE
  • CCI_INV_CODEPAGE
ucsString
変換されるストリング。UCS-2 Unicode で表現されます (入力)。
mbString
結果ストリングの位置 (入力)。 ストリングには、トレーリング・バイト 0 が付きます。 これは、Unicode に 0 のトレーリング CciChar が付くのと同じことです。
mbStringLength
提供したバッファーの長さ (バイト)(入力)。 ソース・ストリングにある各 CciChar は、1 バイト (SBCS コード・ページの場合)、 あるいは多くても、コード・ページの MB_CUR_MAX 値 (一般には 5 バイト未満) までしか拡張しません。 これは必要なバッファー・サイズの上限を定義します。
codePage
結果ストリングのコード・ページ (入力)。 コード・ページの値は、ユーザー定義ノードをコンパイルするために使用されるコンパイラーに適したものでなければなりません。

ASCII システムの場合、WebSphere® Message Broker で処理するために、cciUcsToMbs を使用してストリング定数を変換する場合には、1208 の値 (コード・ページ ibm-1208 (utf-8 Unicode) を意味する) を選択するとよいでしょう。 1208 は、LinuxUNIX、および Windows の場合に適しています。

Linux および UNIX システムでは、nl_langinfo(CODEPAGE) で、setlocale コマンドにより選択されたコード・ページを示します。

z/OS® では、WebSphere MQ のデフォルトのコード・ページ (500) を使用しないでください。 代わりに、コード・ページ値 1047 を使用してください。

戻り値

returnCode パラメーターは、変換された長さ (バイト数) に設定されます。

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        最終更新: 2015-02-28 17:48:08


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