WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

XML.CDataSection

XML メッセージ中の CData セクションは、XML.CdataSection というフィールド・タイプを持つ構文エレメントによって表されます。

CDataSection エレメントの内容は CDataSection エレメントの値であり、<![CDATA[ (その開始を示す) および ]]> (その終了を示す) は含まれません。

例えば、以下のような CData セクションがあるとします。
<![CDATA[<greeting>Hello, world!</greeting>]]>
これは、以下のストリング値を持つ CDataSection エレメントによって表されます。
"<greeting>Hello, world!</greeting>"
Content とは異なり、<>&"、および ' のオカレンスは、CDataSection が生成されるときに XML 文字エンティティー (&lt;、&gt;、および &amp;) に変換されることはありません。

XML.CDataSection を使用すべきとき

CData セクションは多くの場合、1 つの XML メッセージを別の XML メッセージ内に埋め込むときに使用されます。 CData セクションを使用すると、XML 予約文字 (<>、および &) が XML 文字エンティティーに置き換えられることはなくなります。

XML.AsisElementContent も無修正文字データを生成できますが、XML.CDataSection の方が、組み込みメッセージ中のエラーが外部メッセージに影響を与えないように保護するので、一般にはよい選択になります。

CDataSection の内容の構文解析

一般的な要件として、メッセージ・ツリーを作成するには、CData セクションの内容を構文解析することが必要です。 このことは、ESQL ステートメントの CREATE に PARSE 節を付けて成し遂げることができます (XMLNSC: XML メッセージおよびビット・ストリームの処理を参照)。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:14


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