SAP call out to a synchronous system サンプルの拡張

サンプルは以下の 2 とおりの方法で拡張できます。

  1. 現在のところ、サンプルは顧客情報を共有変数に保管しています。この情報は、該当する BAPI が実行されるときに、更新および保管されます。共有変数を外部システムに置き換えることによって、サンプルを拡張することができます。それが可能なのは、リレーショナル・データベース (DB2、Oracle など)、IMS システム、WebSphere MQ アプリケーション、Web サービス、JMS アプリケーション、あるいは WebSphere Message Broker のノードを使ってアクセス可能な他のあらゆるシステムです。 これらすべてのシステムにアクセスする方法を示した他のサンプルが提供されています。
  2. このサンプルは、SAP に事前定義されている 4 つの BAPI を実装します。 しかし、現実的なシナリオとしては、SAP アプリケーション開発者が、SAP 内部ではローカルにアクセスできない外部システム (IMS など) にアクセスしたい場合が多いでしょう。 SAP アプリケーション開発者は、SAP 内部にカスタム BAPI としてインターフェースを定義し、次いで WebSphere Message Broker アプリケーション開発者がこのインターフェースを発見して、WebSphere Message Broker 内部に BAPI を実装します。 この拡張は、さまざまな外部システムで共有変数を置き換える方法を説明する、前の拡張に続くものです。 この方法でサンプルを拡張する方法について調べるには、カスタム BAPI の実装を参照してください。

サンプルのホームに戻る