WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

ネーム・スペースのサポートを使用できる MRM ドメイン内のメッセージ内容へのアクセス

MRM パーサーによって解析されるメッセージに適している場合は、ネーム・スペースを使用します。

メッセージのエレメントにアクセスしたいとき、ネーム・スペースが使用可能であれば、エレメントへの ESQL 参照をコーディングする際に、ネーム・スペースを組み込む必要があります。 そうしないと、ブローカーは no target ネーム・スペースを検索します。 no target ネーム・スペースでエレメントが見つからないと、ブローカーはメッセージ・ディクショナリー (つまり、デプロイされたメッセージ・セット) 内の他のすべての既知のネーム・スペースを検索します。 パフォーマンスおよび保全性の理由で、適用可能な場合はどこでもネーム・スペースを指定してください。

ネーム・スペースが使用可能であるときにエレメントを参照する最も効率のよい方法は、ネーム・スペース定数を定義し、これを適切な ESQL ステートメントで使用することです。 この手法により、ESQL コードがより読み取りやすく、管理しやすくなります。

DECLARE NAMESPACE ステートメントを使用して定数を次のように定義することができます。

DECLARE ns01 NAMESPACE 'http://www.ns01.com'
.
.
SET OutputRoot.MRM.ns01:Element1 = InputBody.ns01:Element1;

ns01 は、宣言される方法のために、ネーム・スペースとして正しく解釈されます。

また、CHARACTER 変数を使ってネーム・スペースを宣言することもできます。

DECLARE ns02 CHARACTER 'http://www.ns02.com'
.
.
SET OutputRoot.MRM.{ns02}:Element2 = InputBody.{ns02}:Element2;

このメソッドを使用する場合、宣言される変数を中括弧で囲んで、確実にネーム・スペースとして解釈されるようにすることが必要です。

CHARACTER 変数が変更されることが考えられる場合、CONSTANT CHARACTER 宣言を使用することができます。

DECLARE ns03 CONSTANT CHARACTER 'http://www.ns03.com'
.
.
SET OutputRoot.MRM.{ns03}:Element3 = InputBody.{ns03}:Element3;

スキーマ、モジュール、または関数内で、ネーム・スペース、定数、および変数を宣言できます。

以下のサンプルは、ネーム・スペースの使用のより詳細な例を提供します。

サンプルに関する情報は、WebSphere® Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センター、またはオンライン・インフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 サンプルは、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ実行できます。

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        最終更新: 2015-02-28 17:45:31


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