User-defined Extension サンプルの設定

ステップ 4 で WebSphere Message Broker Toolkit をクローズする必要があるため、手順を印刷してから開始することをお勧めします。

SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルをセットアップするには、以下のステップを実行します。

  1. サンプルをインポートします。このアクションによって、以下のディレクトリーがワークスペースに追加されます。 「サンプルのインポートおよび部分セットアップ」オプションによって、前述のディレクトリーがワークスペースに追加され、おおよそ 9 つのエラーと 2 つの警告が発生します。 そのようなエラーおよび警告は想定内であり、そのほとんどは、ステップ 5 および 6 の完了時に解決されます。ただし、以下の 2 つの警告が残ることがあります。
  2. プロジェクト UDESamplePlugInNodeProject をデプロイ可能なプラグインとしてエクスポートします。
    1. 「ブローカー開発」ビューでプロジェクト UDESamplePlugInNodeProject を右クリックして、 「エクスポート」>「プラグイン開発」>「デプロイ可能なプラグインおよびフラグメント」>「次へ」を選択します。
    2. 「参照」 をクリックし、マシン上のディレクトリーの場所を選択します。「終了」をクリックします。
    3. エクスポートしたプラグインのハード・ディスク上のロケーションにナビゲートし、プラグインのディレクトリーの下にある .jar ファイルをコピーします。 .jar ファイルを install_dir/plugins/ に貼り付けます。

    このステップによって、メッセージ・フローとノード・パレットにノードが表示されます。

    Linux の場合: 非ルート・ユーザーとして Toolkit を実行する場合、以下のファイル許可を設定する必要があります。

  3. 次のステップを実行する前に、このセットアップ情報をメモ帳 (Windows の場合) または任意のエディター (Linux の場合) にカット・アンド・ペーストするか、またはこのページを印刷しておいてください。
  4. WebSphere Message Broker Toolkit を閉じます。
  5. -clean オプションを使って、Toolkit を再始動します。 このアクションは、コマンド行から実行するか、またはメニューのショートカットを変更して実行することができます。 ユーザー定義拡張 (UDE) に何らかの変更を加えたときには、メッセージ・フロー・ノード・パレットに変更が取り込まれるように、必ず -clean オプションを使用する必要があります。
  6. Toolkit にエラーが残っている場合は、ワークスペース内のすべてのプロジェクトを消去します。
    1. 開いたウィンドウで、「プロジェクト」>「消去」 をクリックします。
    2. 「すべてのプロジェクトを削除」 が選択されているのを確認して、「OK」をクリックします。
  7. 「ブローカー開発」ビューで UDESampleLibraries フォルダーを見つけます。
  8. .jar ファイルおよび関連する .lil ファイルの両方が表示されるまで、 適切なプラットフォーム固有サブフォルダーを展開します。
  9. Ctrl を押したまま、.lil.jar ファイルを選択します。
  10. UDESampleJavacode.jar ファイルおよび関係する NumComputeNode.lil ファイルを一時ディレクトリーにエクスポートするには、「ファイル」>「エクスポート」>「一般」>「ファイル・システム」をクリックして、 「次へ」をクリックします。
  11. 「宛先」のディレクトリーに、ファイルのエクスポート先とするディレクトリーの詳細 (例えば Windows では C:\UserLibraries、Linux では /tmp/userLibraries) を入力して、「終了」をクリックします。 存在しないディレクトリーの名前を入力した場合は、そのディレクトリーが自動的に作成されます。 選択するディレクトリーに対する書き込みアクセス権がなければなりません。
  12. WebSphere Message Broker コマンド・コンソール (Windows の場合) または端末ウィンドウ (Linux の場合) で、 mqsiprofile コマンドを実行してから、コマンド・プロンプトに次のコマンドを入力します。
    mqsistop MB8BROKER
  13. プロンプトに、次のようなコマンドを入力します。
    mqsichangebroker MB8BROKER -l <directory_from_step_11>
  14. プロンプトに、次のようなコマンドを入力します。
    mqsistart MB8BROKER
  15. 「ブローカー」ビューをクリックします。
  16. MB8BROKER を展開します。
  17. 「ブローカー開発」ビューで「UDESampleMessageFlowProject」フォルダーを見つけ、UDESampleArchive.bar ファイルが表示されるまで「ブローカー・アーカイブ」を展開します。
  18. UDESampleArchive.bar BAR ファイルを、UDESampleExecutionGroup 実行グループ上にドラッグしてデプロイします。

BAR ファイルには、SearchFilter および NumCompute の両方のサンプルのコンパイルされたメッセージ・フローが入っています。 UDESampleExecutionGroup 内に 2 つのデプロイされたメッセージ・フローが表示されます。

これでサンプルを実行できるようになりました。 User-defined Extension サンプルの実行を参照してください。

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