Batch Processing サンプルについて

このサンプルは、FileInput および FileOutput ノードを使用して単一の出力ファイルにファイルを追加する方法を例示しています。

このサンプルでは、以下のタスクが扱われます。

このサンプルは、以下のシナリオに基づいています。

各支店は、郵便料金の使用量をワークステーション上のテキスト・ファイルに記録しています。 このテキスト・ファイルが本店の入力ディレクトリーに転送され、そこで毎日マスター・ファイルに追加されます。 毎日 1 回、そのマスター・ファイルが本店の出力ディレクトリーに転送されます。

このシナリオは、続くセクションで説明されているメッセージ・フローを用いて実装されます。

FileBatchProcessingFlowSample_Branch メッセージ・フロー

FileInput ノードは、各支店が毎日の郵便料金使用量の記録を載せたテキスト・ファイルを送信してくるディレクトリーをモニターします。FileOutput ノードは、支店レコードの各々を、本店の入力ディレクトリーに保持されているマスター・ファイルに追加します。このファイルは、FileOutput ノードが「データ終了」メッセージを受信するまで、mqsitransit サブディレクトリーに保持されます。FileInput ノードの End of Data ターミナルは、Compute ノードに接続されています。3 つの支店が郵便料金データを送信し、Compute ノードがフローを通るメッセージ数をカウントします。Compute ノードが 3 番目のレコードを読み取ると、それは FileOutput ノード上の Finish File ターミナルに「データ終了」メッセージを伝搬します。

下の図は、FileBatchProcessingFlowSample_Branch メッセージ・フローを示しています。

FileBatchProcessingFlowSample_Branch メッセージ・フローの画面取り

FileBatchProcessingFlowSample_HOffice メッセージ・フロー

FileInput ノードは、本店の入力ディレクトリーをモニターします。FileInput ノードは FileOutput ノードに接続されていて、本店の出力ディレクトリーにマスター・ファイルを書き込みます。

次の図は、FileBatchProcessingFlowSample_HOffice メッセージ・フローを示しています。

FileBatchProcessingFlowSample_HOffice メッセージ・フローの画面取り

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