TCP/IP ノードが含まれるメッセージ・フローをデプロイする場合で、それらのノードが構成可能サービスを使用する場合、メッセージ・フローをデプロイする前に、TCPIPClient/TCPIPServer 構成可能サービスをセットアップします。
- TCPIPClient 構成可能サービスを作成するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか (詳細はWebSphere Message Broker Explorer を使用した構成可能サービスの処理を参照)、次の例に示されているように mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。 TCPIPClient 構成可能サービスに対する変更を有効にするために、実行グループを停止して再始動する必要はありません。 この例では、TCP/IP ホスト localhost に接続する TCPIPClient 構成可能サービス myTCPIPClientConfigurableServiceName を作成し、このサーバーへの接続にポート 12345 を使用しています。
mqsicreateconfigurableservice myBroker -c TCPIPClient -o myTCPIPClientConfigurableServiceName -n Hostname,Port -v localhost,12345
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました
- TCPIPClient 構成可能サービスのプロパティーを変更するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているように mqsichangeproperties コマンドを使用します。 TCPIPClient 構成可能サービスに対する変更を有効にするために、実行グループを停止して再始動する必要はありません。 この例では、TCPIPClient 構成可能サービス myTCPIPClientConfigurableServiceName が使用する接続を変更しています。
mqsichangeproperties myBroker -c TCPIPClient -o myTCPIPClientConfigurableServiceName -n Hostname,AlternativePort -v newhost,otherhost:45678
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました
- TCPIPServer 構成可能サービスを作成するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか (詳細はWebSphere Message Broker Explorer を使用した構成可能サービスの処理を参照)、次の例に示されているように mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。 TCPIPServer 構成可能サービスに対する変更を有効にするには、実行グループを停止して再始動する必要があります。 この例では、ポート 12345 で listen する TCPIPServer 構成可能サービス myTCPIPServerConfigurableServiceName を作成し、そのサーバーに対して最大 1000 の接続を指定しています。
mqsicreateconfigurableservice myBroker -c TCPIPServer -o myTCPIPServerConfigurableServiceName -n Port,MaximumConnections -v 12345,1000
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました
- TCPIPServer 構成可能サービスのプロパティーを変更するには、WebSphere Message
Broker Explorer を使用するか、次の例に示されているように mqsichangeproperties コマンドを使用します。 TCPIPServer 構成可能サービスに対する変更を有効にするには、実行グループを停止して再始動する必要があります。 この例では、TCPIPServer 構成可能サービス myTCPIPServerConfigurableServiceName が使用する接続を変更しています。
mqsichangeproperties myBroker -c TCPIPServer -o myTCPIPServerConfigurableServiceName -n Port,ExpireConnectionSec -v 54321,60
BIP8071I: コマンドが正常に完了しました
- デプロイメント時または起動時に 100 個の接続を行うように TCPIPClient ソケットを構成するには、mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。
デフォルトでは、TCP/IP ノードの 1 つで必要になるまでクライアント接続は行われません。 TCPIPClient 構成可能サービスに対する変更を有効にするために、実行グループを停止して再始動する必要はありません。 この例では、Task10 と呼ばれる TCPIPClient 構成可能サービスをポート 14150 上で実行するように構成し、100 個の接続を作成します。
mqsicreateconfigurableservice MB8BROKER -c TCPIPClient -o Task10
-n Port,MinimumConnections -v 14150,100
- 指定時間の経過後に接続の有効期限が切れるように TCPIPServer ソケットを構成するには、mqsicreateconfigurableservice コマンドを使用します。
TCP/IP ノードは、使用するポートか、構成可能サービスの名前を指定できます。 TCPIPServer 構成可能サービスに対する変更を有効にするには、実行グループを停止して再始動する必要があります。 この例では、TCPIPServer 構成可能サービス Task9 を、ポート 14149 で実行するように構成しています。 5 秒間にわたって使用されていないと、接続の有効期限が切れます。
mqsicreateconfigurableservice BRK6 -c TCPIPServer -o Task9
-n Port,ExpireConnectionSec -v 14149,5