WS-Security を使用した Address Book サンプル拡張の実行
Address Book サンプル拡張を実行するには、『HTTP を使用するための Address Book サンプルのセットアップ』または『JMS トランスポートを使用するための Address Book サンプルのセットアップ』および『サンプルの実行』で取り上げられているすべての手順を完了しておく必要があります。
サンプルの実行時に問題を検出した場合は、
WebSphere Message Broker 資料の『サンプル実行時の問題の解決』を参照してください。
Address Book サンプル拡張を実行するには、以下のステップを実行します。
- 「ブローカー開発」ビューで、AddressBook プロジェクトと「フロー・テスト」を展開します。
- AddressBookTest.mbtest ファイルを開きます。
- 最初の「エンキュー」を選択して、XML 入力を表示します。このメッセージはアドレスを保存します。
「メッセージの送信」をクリックします。この XML 入力は、SOAP メッセージに変換され、TCP/IP モニターによってプロバイダー・フローに送信されます。応答は出力キューに書き込まれます。
- 最初の「デキュー」を選択し、「メッセージの取得」をクリックします。
XML を表示します。アドレスが格納されている場合は、true メッセージが返されます。
- TCP/IP モニターを確認します。モニターには次の 3 つの情報のいずれかがあります。
- create sequence (シーケンス作成)、terminate sequence (シーケンス終了)、および message number (メッセージ番号) (WS-RM ポリシーが有効である場合)。
- 暗号化および署名された SOAP メッセージ (WS-Security が有効である場合)。
- create sequence (シーケンス作成)、terminate sequence (シーケンス終了)、message number (メッセージ番号)、および暗号化および署名された SOAP メッセージ (WS-Security と WS-RM が有効である場合)。
- 2 番目の「エンキュー」を選択します。このメッセージは、保存したアドレスを検索します。 「送信」をクリックします。
- 2 番目の「デキュー」を選択し、「メッセージの取得」をクリックします。
XML を表示します。それには最初のエンキューに保管されたアドレスが含まれています。
- TCP/IP モニターを確認します。モニターには次の 3 つの情報のいずれかがあります。
- create sequence (シーケンス作成)、terminate sequence (シーケンス終了)、および message number (メッセージ番号) (WS-RM ポリシーが有効である場合)。
- 暗号化および署名された SOAP メッセージ (WS-Security が有効である場合)。
- create sequence (シーケンス作成)、terminate sequence (シーケンス終了)、message number (メッセージ番号)、および暗号化および署名された SOAP メッセージ (WS-Security と WS-RM が有効である場合)。
- これで、Address Book サンプル拡張の実行が完了しました。保存していない人たちの住所を検索して、結果を確認してください。
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