アダプターは、PeopleSoft Enterprise サーバー と WebSphere® Message
Broker との間のビジネス・データの交換をサポートします。 統合の基礎ビジネス・データを明らかにする、PeopleTools アプリケーション・プログラミング・インターフェース・クラスの 2 つのレイヤーに接続することによってこれを実行します。
Adapter for PeopleSoft Enterprise は、以下のように 2 つの PeopleTools アプリケーション・プログラミング・インターフェースを接続することによって、PeopleSoft Enterprise サーバー との双方向接続を確立します。
- アダプターは 1 次 API レイヤーにアクセスして、セッション・インスタンスを作成し、Jolt ポートを通してアプリケーション・サーバーに接続します。
- 次にアダプターは PeopleSoft コンポーネント・インターフェース API にアクセスします。
PeopleSoft コンポーネント・インターフェース API は、基礎ビジネス・オブジェクト、ロジックおよび機能を明らかにします。
PeopleSoft では、コンポーネントはビジネス目的 (従業員プロファイルなど) のために一緒にグループ化したページの集合で、コンポーネント・インターフェースは外部アプリケーションからコンポーネントへの同期アクセスを提供する API です。 アダプターがコンポーネント・インターフェースに接続した後に、以下のエンティティーがアダプターに公開され、統合が可能になります。
- コンポーネント・インターフェース定義にあるすべてのビジネス・オブジェクト
- 基礎コンポーネントに関連付けられた PeopleCode メソッド
- レコード (検索およびメニュー固有の処理オプションを除く)
詳細については、以下のトピックを参照してください。