デフォルトの動作では、制御メッセージを送信するための AggregateControl ノードと AggregateReply ノードとの間の接続は無視されます。 この構成により、パフォーマンスは最適化され、制御メッセージの前に応答メッセージが AggregateReply ノードによって受信されるという可能性はなくなります。
このタスクを完了するには、以下のタスクを完了している必要があります。
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WebSphere Message Broker バージョン 8.0 のデフォルトでは、AggregateRequest ノードの制御ターミナルから AggregateReply ノードへのすべての接続は無視されます。 これらの接続をアクティブにするには、ブローカー環境内で MQSI_AGGR_COMPAT_MODE 環境変数を作成します。 デフォルトではこの環境変数は存在しません。 環境変数の存在は、環境変数を設定した値に関係なく、AggregateControl ノードからの接続がアクティブであることを意味します。
MQSI_AGGR_COMPAT_MODE 環境変数が作成されていない場合、集約ファンアウト・フローのデフォルトの動作が使用されます。 AggregateControl ノードの制御ターミナルが、 直接的または間接的に AggregateReply ノードの IN ターミナルに接続されている場合、この接続は無視され、制御メッセージは送信されません。
MQSI_AGGR_COMPAT_MODE 環境変数が作成されている場合、集約ファンアウト・フローのデフォルトの動作は使用されず、AggregateControl ノードから AggregateReply ノードに制御メッセージを送信できます。 AggregateControl ノードの制御ターミナルが、 直接的または間接的に AggregateReply ノードの IN ターミナルに接続されている場合、集約ファンアウト・フローの作成を参照してください。この接続は認識され、制御メッセージは送信されます。 この構成は最適な構成ではなく、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があることに注意してください。
export MQSI_AGGR_COMPAT_MODE=
を組み込みます。