WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

WebSphere Message Broker概要

IBM® WebSphere® Message Broker を使用すると、それぞれがサポートするメッセージ・フォーマットまたはプロトコルに関係なくアプリケーションを相互に接続できます。

この接続性によって、ご使用の多様なアプリケーションは、柔軟かつ動的、さらに拡張可能なインフラストラクチャーで他のアプリケーションと対話したりデータを交換したりすることが可能になります。 WebSphere Message Broker は、以下のように、任意のロケーション間でメッセージを経路指定、変換、および拡充します。

WebSphere Message Broker との対話は、大別すると以下の 2 つのカテゴリーに分けて考えることができます。

アプリケーション開発

既にリストに含まれているサポート対象のプロトコルのいずれかを使用して、ご使用のメッセージ処理アプリケーションをブローカーに接続できます (アプリケーションは、業界の 30 を超えるプラットフォームで実行可能)。 IBM、Microsoft、Oracle、およびその他のプラットフォームがサポートされています。

定義した規則に従って適切なフォーマットで正しい場所に情報を届けるために必要な処理を、各ブローカーに行わせることにより、さまざまなアプリケーションで多種多様な形式の情報を交換することが可能です。 これらのアプリケーションが把握することが必要なのは独自の形式とプロトコルについてのみで、接続先のアプリケーションで使用されている標準について把握する必要はありません。

さらにフィルターを適用することによって入手できるメッセージを制御できるため、アプリケーションは受信するメッセージの選択の点ではるかに大きな柔軟性を持つこともできます。

WebSphere Message Broker は、メッセージ処理規則の迅速な構成と変更を可能にするため、ユーザー定義の拡張に加えて、各種の基本的な関数を備えたフレームワークを提供します。

メッセージとデータの変換を単一地点としてブローカーで提供することで、アプリケーションを統合できます。 この統合により、アプリケーションのアップグレードや修正にかかるコストを削減できます。 ブローカーの中ですべてのインターフェース要件を満たすことで、提供業者と顧客の両方に到達できるようにシステムを拡張できます。 この機能は、対話の質を向上させ、要件の変更や追加にさらに迅速に対応するために役立ちます。

メッセージは、WebSphere Message Broker Toolkit を使用して定義した規則に従って操作されます。

操作管理

WebSphere Message Broker は、ブローカーの操作と管理用に、以下のインターフェースの選択をサポートしています。

WebSphere Message Broker は、アプリケーション間でのメッセージの安全で、一度限りの配信を可能にする WebSphere MQ 製品に基づいています。 WebSphere MQ は、WebSphere Message Broker を購入すると付属しています。

WebSphere Message Broker は、Tivoli® Composite Application Manager for SOA、WebSphere Service Registry and Repository (WSRR)、WebSphere Process Server、および WebSphere Transformation Extender (WTX) などの他の多種多様な IBM 製品によって補完されています。

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        最終更新: 2015-02-28 17:48:24


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