ライセンスの条件に実動ブローカーが適合している必要があります。 また、最新のフィックスパックに含まれるノードを使用可能にするために、機能レベルを変更することもできます。
ブローカーの動作モードについての詳細な説明は、動作モードを参照してください。
フィックスパックが配信されている場合、メッセージ・フローに追加して特定の機能を提供する新しいノードが含まれている可能性があります。
バージョン 8.0.0.0 では、新しいブローカーの機能レベルは、値 8.0.0.0 と同等のデフォルト値に設定されます。 このレベルでは、後にリリースされるフィックスパックによってノードが追加される場合、ブローカーがそれをサポートしない可能性があります。
後にリリースされるフィックスパックで追加されるノードは、WebSphere Message Broker Toolkitによって使用可能になるので、それによってメッセージ・フローにそれらのノードを組み込めるようになります。 メッセージ・フローをブローカーにデプロイできるのは、そのブローカーに、そのノードが最初に供給されたフィックスパックを表す機能レベル値が設定されている場合だけです。
各ブローカーの機能レベルは自分で管理できるので、実動環境のブローカーの動作に影響を与えずに、テスト用ブローカー上で新しいノードを試用することができます。そのノードが提供する機能が要件を満たし、期待どおりに動作することがわかったなら、適切と思える時点でドメイン内の他のブローカーの機能レベルを設定することができます。
ブローカーの機能レベルを変更するには、mqsichangebroker コマンドで -f フラグとともに適切な値を指定して実行します。
フィックスパックで追加されるノードおよび mqsichangebroker コマンドの使用に関する詳細については、mqsichangebroker コマンドを参照してください。