ESQL を使用してノードをカスタマイズする方法。
メッセージ・フローを作成する場合には、メッセージを受け取る入力ノードおよび (オプションで) 新規メッセージまたは更新済みメッセージを送信する出力ノードを組み込みます。 メッセージ上で実行する必要がある処理において必要な場合、入力ノードの後にアプリケーションが必要なアクションを完了する他のノードを組み込むことができます。
組み込みノードのあるものを使用すると、ノードが提供する処理をカスタマイズできます。 Compute、Database、DatabaseInput、および Filter ノードでは最小限のレベルの ESQL が必要とされていますが、最小限以上にすると、各ノードの動作を正確に制御できます。 この一連のトピックでは、ESQL について、および ESQL を使用してこうしたノードをカスタマイズする方法について取り上げます。
Mapping ノードは、マッピング機能をカスタマイズするために使用可能なマッピング・インターフェースを提供します。 Mapping ノードの使用方法について詳しくは、グラフィカル・データ・マップの使用を参照してください。
ESQL には、メッセージとデータベースの内容を調べて操作するためのステートメントおよび関数の多様で柔軟な構文が備えられています。 以下を行うことができます。
次のトピックでは、ESQL を使用して実行できるこうしたタスクおよび他のタスクについての詳細が述べられています。 特に明記されていない限り、こうしたガイドラインは、特定のアクションをインプリメントするための、BLOB ドメイン以外のすべてのメッセージ・ドメイン内のメッセージに適用されます。
次のトピックでは、入力メッセージ用に指定したパーサーのための追加情報が提供されています。
上記でリストしたトピックに記載されている例のほとんどは、パーサーに依存しない ESQL を示しています。 MRM への参照が例に示されている場合には、メッセージを MRM でモデル化し、MRM オブジェクトの名前を XML ソース・メッセージ内の対応するタグまたは属性の名前と全く同じに設定したものと想定します。 例の中には、XML ドメイン用のものもあります。 特に言及されていないのであれば、示されているプリンシパルはすべてのメッセージ・ドメインと同じです。 ドメイン特有の情報に関しては、前記のリスト中にある適切なリンクを参照してください。
ESQL の例が含まれるトピックの多くは、ESQL サンプル・メッセージ Invoice を論理への入力メッセージとして使用します。 このメッセージは、XML ソース・フォーマット (タグおよび属性付き) で提供されます。サンプル・メッセージを参照してください。 メッセージの例は、以下の図に示されています。
サンプルに関する情報は、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センター、またはオンライン・インフォメーション・センターを使用する場合にのみ表示できます。 サンプルは、WebSphere Message Broker Toolkit に統合されているインフォメーション・センターを使用する場合にのみ実行できます。
その他のいくらかの入力メッセージは、Invoice または Video サンプルには含まれていない構造か内容を有する、メッセージ上に関数を持つ ESQL を示すのに使用されます。 そのような場合には、入力メッセージは参照先のトピックに含まれています。