ライブラリーをランタイム環境にデプロイすることにより、更新されたライブラリーをメッセージ・ブローカー・プロジェクトに対して使用可能にします。
このタスクについて
会社では、更新されたライブラリーをランタイム環境にデプロイして
メッセージ・ブローカー・プロジェクトを更新できる、
適切なメンテナンス期間を特定します。
注: 1 つの
メッセージ・ブローカー・プロジェクトにのみ関連付けられているリソースを
更新することはできません。
メッセージ・ブローカー・プロジェクトの 1 つのみが新規ライブラリーを使用するようにする場合は、
メッセージ・ブローカー・プロジェクトの 1 つを
別の
実行グループに移動するか、
メッセージ・ブローカー・プロジェクトの 1 つをアプリケーションに変換する必要があります。詳細については、『
アプリケーションまたはライブラリーへのプロジェクトの変換』を参照してください。
以下のステップを実行して、単に MessageMappingLib ライブラリーを含む BAR ファイルを作成し、それを実行グループにデプロイします。
手順
- WebSphere® Message Broker Toolkit メニューから、を選択します。 「新規 BAR ファイル」ダイアログ・ボックスが開きます。
- 「名前」フィールドに、MappingLib と入力し、「終了」をクリックします。 BAR ファイル・エディターが開きます。
- 「メッセージ・フロー、ライブラリー、および他のメッセージ・フローの依存関係」 ラジオ・ボタンをクリックします。 ワークスペースにあるすべてのライブラリーとメッセージ・ブローカー・プロジェクト・リソースが表示されます。
- 「MessageMappingLib」チェック・ボックスを選択し、「ビルドして保存」ボタンをクリックします。 メッセージ「操作が正常に完了しました」が表示されます。
- 「OK」をクリックします。 「アプリケーション開発」ペインの「BAR ファイル」に MappingLib.bar ファイルが追加されます。
- 「ブローカー」ペインでメッセージ・フローを右クリックし、「停止」をクリックして、ランタイム環境で Proj1Flow1 メッセージ・フローを停止します。 Proj1Flow1
メッセージ・フローが停止します。
- 「ブローカー」ペインでメッセージ・フローを右クリックし、「停止」をクリックして、ランタイム環境で Proj2Flow1 メッセージ・フローを停止します。 Proj2Flow1
メッセージ・フローが停止します。
- MappingLib.bar ファイルを右クリックし、「デプロイ」をクリックします。実行グループを選択し、「終了」をクリックします。 ランタイム環境で MessageMappingLib ライブラリーが更新されます。
- 「ブローカー」ペインでメッセージ・フローを右クリックし、「開始」をクリックして、
ランタイム環境で Proj1Flow1 メッセージ・フローを再始動します。 Proj1Flow1 メッセージ・フローが再始動します。
- 「ブローカー」ペインでメッセージ・フローを右クリックし、「開始」をクリックして、
ランタイム環境で Proj2Flow1 メッセージ・フローを再始動します。 Proj2Flow1 メッセージ・フローが再始動します。
タスクの結果
更新されたライブラリーをランタイム環境にデプロイしました。
実行グループに直接デプロイされたライブラリーの中に新規マップが
含まれていることを確認できます。この結果、新規マップが
メッセージ・ブローカー・プロジェクトからの両方のメッセージ・フローに対して使用可能になりました。ただし、
新規マップは、アプリケーションに関連付けられたライブラリーに含まれておらず、
アプリケーションには
実行グループに直接デプロイされたライブラリー内の新規マップに対するアクセス権限がありません。
次のタスク
更新されたライブラリーをアプリケーションが使用できるように、アプリケーションの 1 つを再デプロイします。
ライブラリーの新規バージョンをアプリケーションに対して使用可能にするを参照してください。