WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

インストール・ディレクトリーの許可の検査

これは、z/OS® 環境のカスタマイズというより大きなタスクの一部です。

該当するユーザー ID (WebSphere® Message Broker 管理者、およびすべてのコンポーネントの開始タスクのユーザー ID など) に WebSphere Message Broker インストール・ディレクトリーに対する読み取りおよび実行許可があることを確認する必要があります。

グループ・アクセス制御を使用して、これらの許可を設定します。

  1. ls コマンドを使用してインストール・ディレクトリーに対する許可を表示します。
    ls -l /usr/lpp/mqsi
    このコマンドは、以下の応答のような行を表示します。
    drwxr-xr-x   2 TSOUSER  MQM     8192 Jun 17 09:54 bin
    この例では、MQM はディレクトリーと関連したグループです。 ディレクトリーに対する許可を必要とするユーザー ID は、このグループのメンバーでなければなりません。

    この例では、ディレクトリーに定義されている許可も表示されます。 ユーザー TSOUSERrwx (READ、WRITE、および EXECUTE)、グループ MQM は rx、およびその他のユーザー ID は rx を持っています。

  2. 許可を必要とするユーザー ID に、インストール・ディレクトリーのグループと一致するグループがあることを確認してください。 次のコマンドを使用します。 ここで userid は検査したい ID です。
    id <userid>
  3. インストール・ディレクトリーに有効なグループがない場合、以下のようにコマンド chgrp を使用して、ディレクトリーのグループを設定します。
    chgrp -R <group> <pathname>
    以下に例を示します。
    chgrp -R MQSI /usr/lpp/mqsi
    このコマンドを使用するためには、グループの所有者であるかスーパーユーザー権限を持っている必要があります。
  4. インストール・ディレクトリーにグループに対する正しい許可 (READ / EXECUTE) がない場合、コマンド chmod を使用して、以下のように許可を変更します。
    chmod -R g=rx <pathname>
    以下に例を示します。
    chmod -R g=rx /usr/lpp/mqsi
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        最終更新: 2015-02-28 17:47:03


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