WebSphere® MQ Explorer を使用して、キュー・マネージャーの XA リソース・マネージャーを構成します。
- WebSphere MQ Explorer を開きます。
- ブローカーのキュー・マネージャーを選択し、「プロパティー」をクリックします。
- 左側のペインで「XA リソース・マネージャー」を選択し、「追加」をクリックします。
- 新しいリソース・マネージャーを定義するために、フィールドに入力します。
- 「名前」: リソース・マネージャーの名前を入力します。例えば WBIWMQJMS と入力します。
- SwitchFile: Windows (x86) では、スイッチ・ファイルの絶対パス (例えば install_dir¥bin¥JMSSwitch.dll) を入力します。
Windows (x86-64) では、JMSSwitch と入力します。
- XAOpenString: コンマで区切られ、かつ定位置の、以下の値を入力します。 後で他のパラメーターをストリングに組み込んだ場合、存在しないオプション・パラメーターをコンマで表します。
- Initial Context Factory
- JMS プロバイダーの初期コンテキスト・ファクトリーの ID です。この値は必須です。
- Location of JNDI bindings
- これは、バインディング・ファイルへのファイル・パス、または JMS 接続の初期コンテキスト・ファクトリーを作成するために使用できる JNDI 管理対象オブジェクトの LDAP ディレクトリー・ロケーションのどちらかです。 バインディング・ファイルへのファイル・パスを入力する場合は、ファイル名を含めないでください。 JNDI 管理対象オブジェクトの作成方法について詳しくは、JMSInput または JMSOutput ノードを参照してください。この値は必須です。
- LDAP Principal
- オプション: JNDI 管理対象オブジェクトの保持に、LDAP データベースが使用されるときに必要になるプリンシパル (ユーザー ID)。
- LDAP Credentials
- オプション: JNDI 管理対象オブジェクトの保持に、パスワードで保護された LDAP データベースが使用されるときに必要になる信任状 (パスワード)。
- Recovery Connection Factory Name
- オプション: 非デフォルト名が必要とされるときの、リカバリー目的の JNDI 管理対象オブジェクト内の「キュー接続ファクトリー」オブジェクトの名前。
- JMS Principal
- セキュア JMS 接続ファクトリーを使用して JMS プロバイダーに接続するために必要なユーザー ID。
- JMS Credentials
- 同じ JMS プロバイダーに接続するために JMS プリンシパルとともに必要とされるパスワード。
初期コンテキスト・ファクトリーの値とスタンザ内での JNDI バインディングのロケーションは、メッセージ・フロー内の JMS または SOAP ノードに指定された値と一致しなければなりません。
すべての LDAP パラメーターは、mqsicreatebroker または mqsichangebroker コマンドで指定した値と一致しなければなりません。
リカバリー・ファクトリー名は、JNDI 管理対象オブジェクト内に作成されたキュー接続ファクトリー名と一致しなければなりません。 名前を指定しない場合には、recoverXAQCF と呼ばれるデフォルトのファクトリーが使用されます。 いずれの場合でも、この値は既に作成済みの JNDI 管理対象オブジェクトを参照する必要があります。
JMS プリンシパルおよび JMS 信任状を一緒に構成する必要があります。
- XACloseString: このフィールドはブランクのままにします。
- ThreadOfControl: 値を Thread に設定します。
- 「OK」をクリックして、XA リソース・マネージャーの定義を完了します。
- 「OK」をクリックして、キュー・マネージャー・プロパティー・ダイアログを閉じます。
- をクリックして、WebSphere MQ Explorer を閉じます。
- Windows (x86) では、スイッチ・ファイル (例えば JMSSwitch.dll) を WebSphere MQ インストール・ディレクトリーのサブディレクトリー ¥exits にコピーしてください。 Windows (x86-64) では、スイッチ・ファイル JMSSwitch32.dll を WebSphere MQ インストール・ディレクトリーの ¥exits サブディレクトリーにコピーして、名前を JMSSwitch.dll に変更してください。 スイッチ・ファイル JMSSwitch.dll を WebSphere MQ インストール・ディレクトリーの ¥exits64 サブディレクトリーにコピーします。