複数パーツ・メッセージを定義してある場合、最低 1 つのメッセージが他のメッセージに組み込まれています。 外部メッセージを表す複合タイプ全体の中で、2 つの方法を使って内部メッセージをモデル化できます。
SET OutputRoot.MRM.E_outer1.M_inner1.E_inner11 = 'FRED';
SET OutputRoot.MRM.M_inner2.E_inner21 = 'FRED';
メッセージ・ヘッダーを、入力メッセージから出力メッセージにコピーし、入力メッセージ・タイプにパスが入っている場合、パス中の最外部の名前だけが出力メッセージ・タイプにコピーされます。
組み込みメッセージを処理するようにメッセージ・フローを構成する場合には、MQRFH2 ヘッダー (入力メッセージに存在する場合) または入力ノードの「メッセージ・タイプ」プロパティーのいずれかに、メッセージ・タイプの名前ではなくパスを指定できます (例えば、前述のモデル化されたメッセージの場合、単に M_Outer ではなく M_Outer/M_Inner1/M_Inner2 というパスを指定できます)。
CWF または XML のいずれかの物理形式を持つように入力メッセージを指定した場合には、最終パスとして使用するため、メッセージ・タイプ接頭部は MQRFH2 または入力ノードからのメッセージ・タイプの前に連結されます (詳細は、メッセージ・セット: 複数パーツ・メッセージを参照してください)。 MRM はパス内の最初の項目を最外部のメッセージ・タイプとして使用し、構成プロパティーを Message に設定してある複合タイプを検出しながら、徐々に内部に向け作業を進めていきます。
入力メッセージが物理形式 TDS を持つように指定した場合には、メッセージ・キーを使用する別のプロセスがインプリメントされます。 これについては、MRM TDS 形式: 複数パーツ・メッセージで説明しています。
パス連結の詳細については、メッセージ・セット: メッセージ・セットのプロパティーを参照してください。