エレメントの出現回数は、 プロパティー Min Occurs および Max Occurs を使用して制御できます。 これらのプロパティーを使用して、エレメントを必須、オプション、または反復に定義できます。
必須エレメントでは、Min Occurs>= 1 となっています。 必須エレメントは、メッセージ内に少なくとも 1 回出現しなければなりません。
オプション・エレメントでは、Min Occurs = 0 となっています。 オプション・エレメントはメッセージから省略できます。
反復エレメントは、制限回数の反復を示す Max Occurs> 1、または無制限回数の反復を示す Max Occurs=unbounded (-1 と表示される場合もある) です。 反復エレメントはメッセージ内に複数回出現し、すべての出現個所では、間に他のエレメントを入れずに連続して出現する必要があります。
ある複合タイプまたは複合グループが、同じエレメントを参照する 2 つ以上のメンバーを含む場合、2 番目の参照は、複写 になります。 これは、反復エレメントとは異なります。なぜなら、通常 2 つの参照は、そのタイプまたはグループの他のメンバーによって分けられるからです。 メッセージ内で、通常 2 番目の出現は、最初の出現の直後に起こりません。
属性の出現回数は、それを「必要」、「オプション」、または「禁止」に設定することによって 制御できます。
「必要」属性は、必須エレメントに似ています。この属性はメッセージに存在していなければなりません。
「オプション」属性は、オプション・エレメントに似ています。この属性はメッセージから省略できます。
「禁止」属性は、メッセージに存在していてはなりません。
属性は繰り返すことが許可されておらず、重複属性の参照は、属性グループ内では許可されていません。