DB2 のセットアップ

この説明では、DB2 Universal Database を使用していることを前提とし、以下のタスクを順番に説明していきます。

RESERVDB 表を作成してそれにアクセスする際には、以下の問題に注意してください。

以下のステップを実行します。

  1. テキスト・エディターで新しい文書を開き、RESERVDB データベースを作成し BIND ユーティリティーを実行する以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を airline1.sql として、そのファイルを保存します。
  2. DB2 コマンド・ウィンドウで以下のコマンドを入力して、DB2 が開始されていることを確認します。
    db2start
  3. DB2 コマンド・ウィンドウで、airline1.sql が入っているフォルダーにナビゲートして、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf airline1.sql
  4. テキスト・エディターで新しい文書を開き、XMLFLIGHTTB 表および XMLPASSENGERTB 表を作成し、XMLFLIGHTTB 表にデータを取り込む以下のスクリプトをコピーしてその文書に貼り付け、ファイル名を airline2.sql として、そのファイルを保存します。

    CONNECT TO RESERVDB
    DROP TABLE XMLFLIGHTTB
    CREATE TABLE XMLFLIGHTTB (FLIGHTDATE CHAR(8) NOT NULL, FLIGHTNO CHAR(5) NOT NULL, ECONOMICCLASS INTEGER NOT NULL, FIRSTCLASS INTEGER NOT NULL, TOTALECONOMIC INTEGER NOT NULL, TOTALFIRST INTEGER NOT NULL, ECONOMICPRICE INTEGER NOT NULL, FIRSTPRICE INTEGER NOT NULL, STARTPOINT CHAR(20) NOT NULL, ENDPOINT CHAR(20) NOT NULL, RESERVATIONSEQNO INTEGER NOT NULL, CONSTRAINT FLIGHT_UNIQ UNIQUE(FLIGHTDATE, FLIGHTNO))
    INSERT INTO XMLFLIGHTTB VALUES('20030218', 'CA937', 0, 0, 200, 50, 200, 300, 'BEIJING', 'LONDON', 0)
    INSERT INTO XMLFLIGHTTB VALUES('20030525', 'BA039', 0, 0, 180, 40, 220, 320, 'LONDON', 'BEIJING', 0)
    INSERT INTO XMLFLIGHTTB VALUES('20030525', 'CA937', 0, 0, 200, 50, 200, 300, 'BEIJING', 'LONDON', 0)
    INSERT INTO XMLFLIGHTTB VALUES('20030219', 'BA039', 0, 0, 180, 40, 220, 320, 'LONDON', 'BEIJING', 0)
    DROP TABLE XMLPASSENGERTB
    CREATE TABLE XMLPASSENGERTB (LASTNAME CHAR(20) NOT NULL, FIRSTNAME CHAR(20) NOT NULL, FLIGHTNO CHAR(5) NOT NULL, FLIGHTDATE CHAR(8) NOT NULL, CLASSTYPE CHAR(1) NOT NULL, RESERVATIONNO VARCHAR(40) NOT NULL, PRIMARY KEY(RESERVATIONNO))
    TERMINATE
          
  5. DB2 コマンド・ウィンドウで、airline2.sql が入っているフォルダーにナビゲートして、以下のコマンドを入力します。
    db2 -vf airline2.sql

    スクリプトの実行が終了するまで待ちます。 初めてスクリプトを実行する場合は、以下のメッセージが表示されます (DB2ADMIN はご使用のユーザー名、XMLPASSENGERTB は表の名前です)。

    DB21034E コマンドが、有効なコマンド行プロセッサー・コマンドでないため、SQL ステートメントとして処理されました。
    SQL 処理中に、以下のコマンドが返されました。SQL0204N "DB2ADMIN.XMLPASSENGERTB" は未定義の名前です。SQLSTATE=42704
    これらのメッセージは無視してください。 メッセージが表示される理由は、スクリプトは XMLFLIGHTTB および XMLPASSENGERTB という既存の表を新規の表の作成前に除去しようとしますが、これまでスクリプトを実行したことがない場合は、スクリプトが既存の表を検出できないからです。
  6. データ・ソース名 (DSN) として RESERVDB を指定して、RESERVDB データベースの ODBC 定義を作成します。

    詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で『 データベースへの ODBC 接続を使用可能にする』を参照してください。

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