CMP API を使用すると、デプロイ済みのメッセージ・フローで JavaCompute ノードからブローカーとその関連リソースを管理できます。
CMP メソッドおよびクラスをご使用の JavaCompute ノードで使用し、ブローカーおよび他のリソースを探索および管理します。
- CMP メソッドを組み込むノードに Java クラスを作成します。
- CMP JAR ファイル install_dir/classes/ConfigManagerProxy.jar を、関連付けられた Java プロジェクトの Java ビルド・パスに追加します。
- 以下の静的メソッドをクラスに追加します。
BrokerProxy thisBroker = BrokerProxy.getLocalInstance();
このメソッドは、(このノードが含まれる) メッセージ・フローのデプロイ先となるブローカーの BrokerProxy オブジェクトのインスタンスを戻します。
- このブローカーで実行グループを処理するには、以下の静的メソッドをコードに追加します。
ExecutionGroupProxy thisEG = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance();
このメソッドは、メッセージ・フローのデプロイ先となる実行グループの ExecutionGroupProxy オブジェクトのインスタンスを戻します。
- ご使用のノードとメッセージ・フローのデプロイ先となるコンピューター上に作成した別のブローカーに接続する場合には、このクラスを以下のように変更して使用できます。
BrokerProxy secondBroker = BrokerProxy.getLocalInstance(string)
変数 string の値として代わりのローカル・ブローカーの名前を指定します。
ご使用のコードによって、この呼び出しで戻される BrokerProxy オブジェクトを使用すると、この 2 番目のブローカー、およびその関連リソースを管理できます。
- Java コードに追加の CMP メソッドを組み込み、
前のステップで取得したオブジェクトを使用して、ブローカーまたは実行グループに対して操作を実行します。 CMP メソッドを CMP アプリケーションで使用する方法を示す詳細情報と例については、このセクションの他のトピックに記載されている指針に従ってください。
CMP アプリケーションが実行されているメッセージ・フローに影響を与えるメソッドを組み込むと、これらの操作が正常に完了したことを伝えるすべての通知を受け取れなくなる可能性があります。 そのようなカテゴリーの例としては、メッセージ・フローの停止、削除、および再デプロイがあり、それらのメソッドの使用の結果を注意深く考慮してください。
- JAR ファイル、および BAR ファイル内のすべての関連メッセージ・フローをデプロイします。 ConfigManagerProxy.jar ファイルをターゲット実行グループにデプロイする必要はありません。ブローカーは独立してそれらのクラスにアクセスできるからです。