メッセージ・マップで、基本タイプを派生タイプ、つまり、拡張タイプにキャストして、データ・タイプのサブタイプ間の変換を定義できるようにします。
メッセージ・マップで、SOAP 本体エレメント SaveAddress をキャストします。個別タイプへの SOAP 本体のキャストに略述されているステップを実行します。
メッセージ・マップの入力「メッセージ・アセンブリー」は、以下の図のようになります。
派生タイプ は、基本タイプまたはスーパータイプとして知られている別のデータ・タイプに関連したデータ・タイプです。
このシナリオでは、Address が基本タイプ、USAddress、CanadianAddress、および UKAddress が Address の派生タイプです。
住所を保存する要求がカナダ、米国、および英国からくる場合があります。住所の表記は国ごとに異なり、例えば、カナダの場合、住所には州 (province) が含まれます。AddressBook サービスは、住所用の共通の複合構造を使用して、単一の場所にすべての住所を保管します。
以下のステップを実行して、Address 基本タイプを派生タイプにキャストして、さまざまな国の住所を共通の複合住所タイプにマップできるようにします。
メッセージ・マップに 2 つの Address 項目が含まれます。1 つは基本タイプ Address に相当します。もう 1 つの項目は、派生タイプ CanadianAddress の Address に相当します。