z/OS® 上のユーザー・データベースに接続するタスクを完了します。
始める前に: ブローカーと データベースを作成します。
- ブローカーを接続する DB2® サブシステムについて、以下の DB2 値を取得します。 それらの値を使用して、BIPEDIT、BIPDSNAO、および BIPBRKP の各ファイルをカスタマイズします。
JCL 変数 |
説明 |
値の例 |
++DB2CONVERSION++ |
DB2 コンバーター |
SINGLE |
++DB2SUBSYSTEM++ |
コンポーネントが接続する DB2 サブシステム ID |
DFK4 |
++DB2LOCATION++ |
コンポーネントが接続される DB2 サブシステムのDB2 ロケーション値 |
DSN910PK |
++DB2CURRENTSQLID++ |
接続に使用するデフォルトの DB2 ユーザー ID |
MQP1BRK |
++DB2DSNACLIPLAN++ |
DB2 計画名。 |
DSNACLI |
++DB2HLQ++ |
DB2 高位修飾子 |
SYS2.DB2.V910 |
++DB2RUNLIB++ |
DB2 実行ライブラリー値 |
DSN910PK.RUNLIB.LOAD |
- 用意されているサンプル BIPDSNAO ファイルをコンポーネント・データ・セットにコピーし、手順 1 で取得した値に基づいてその内容をカスタマイズします。 使用しているデータベースのスタンザでは、以下の例のように表示されます。
[COMMON]
APPLTRACE=0
APPLTRACEfilename="DD:APPLTRC"
TRACETIMESTAMP=3
CONNECTTYPE=2
DIAGTRACE=0
DIAGTRACE_NO_WRAP=0
MAXCONN=0
MULTICONTEXT=0
MVSDEFAULTSSID=DFK4
; SUBSYSTEM
[DFK4]
MVSATTACHTYPE=RRSAF
PLANNAME=DSNACLI
; DATASOURCES
[DSN910PK]
CURRENTSQLID=MQP1BRK
- コンポーネント・データ・セット内のブローカー・プロファイル BIPBPROF を更新します。
- 環境変数 DSNAOINI が、コンポーネント・データ・セット内の BIPDSNAO ファイルのコピーを指していることを確認します。 デフォルトでは正しい値に設定されています。異なる名前を使用する場合はこの変数を更新します。
- 環境変数 MQSI_DB2_CONVERSION が正しく設定されていることを確認します。
- BIPGEN を実行依頼して、ブローカーの ENVFILE と実行グループ固有のプロファイルを再作成します。
- ブローカーが開始したタスク JCL の EGENV および EGNOENV ステップを更新して、
以下の DB2 データ・セットを組み込みます。
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=&DB2HLQ..SDSNEXIT
// DD DISP=SHR,DSN=&DB2HLQ..SDSNLOAD
// DD DISP=SHR,DSN=&DB2HLQ..SDSNLOD2
// DD DISP=SHR,DSN=++DB2RUNLIB++
PROC 変数 DB2HLQ='++DB2HLQ++' がコメント化されていないことを確認します。
- start (/S) コマンドを使用して、ブローカーを開始します。
次に: Resource Recovery
Service (RRS) を使用して、データベースが整合トランザクションに参加するようにセットアップすることができます。 詳しくは、
z/OS でのリソース・リカバリー・サービスの計画を参照してください。