ESQL および Java™ から、ブローカー、メッセージ・フロー、およびノードのプロパティーにアクセスすることができます。
以下の表は、CMP インターフェースを使用して ESQL および Java コードで使用できるプロパティーを示しています。
該当する場合、Java コードを表の 2 番目の列に示します。
BrokerProxy、ExecutionGroupProxy、MessageFlowProxy、および LocalBrokerUtilities クラスはすべて CMP インターフェース (ConfigManagerProxy.jar) に含まれていることに注意してください。 この JAR は、WebSphere® Message Broker Toolkit で Java プロジェクトから参照される必要がありますが、この JAR をブローカーにデプロイする必要はありません。
ブローカー・プロパティーの完全な概要については、ブローカー・プロパティーを参照してください。
ESQL プロパティー名 | Java アクセス方式 | 説明 |
---|---|---|
BrokerName (Character) | 以下を介してアクセス可能:
|
ブローカーの名前。 |
BrokerUserId (Character) | 使用 System.getProperty("user.name"); ブローカーを開始したユーザー ID の名前を取得する場合。 |
ブローカーを実行しているユーザー ID (つまり、 Windows上の mqsicreatebroker コマンドで -i フラグにより指定されるユーザー ID、または Linux および UNIX システム上で mqsistart コマンドを使用してブローカーを始動するユーザー ID)。 |
BrokerVersion (Character) | 使用 BrokerProxy b = BrokerProxy.getLocalInstance(); |
4 文字のブローカーのバージョン番号 (BrokerVersionを参照)。 |
ExecutionGroupLabel (Character) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
実行グループのラベル (人が読める名前)。 |
ExecutionGroupName (Character) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
実行グループの名前 (通常は UUID ID)。 |
Family (Character) | 使用 System.getProperty("os.name") Java からオペレーティング・システムの名前を返す場合。 |
ブローカーを実行しているソフトウェア・プラットフォームの総称名 ('WINDOWS'、'UNIX'、または 'ZOS')。 |
ProcessId (Integer) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
実行グループのプロセス ID (PID)。 |
QueueManagerName (Character) | ブローカーの接続先の WebSphere MQ キュー・マネージャーの名前。 | |
WorkPath (Character) | Java のデフォルト以外のすべての作業パスを返すために以下を使用。 String wp = LocalBrokerUtilities.getLocalBrokerWorkpath(brokerName); |
(オプション) このブローカーの作業ファイルが格納されるディレクトリー。 |
ESQL プロパティー名 | Java アクセス方式 | 説明 |
---|---|---|
AdditionalInstances (Integer) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
メッセージ・フローを処理するためにブローカーが使用できる追加のスレッド数。 |
CommitCount (Integer) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
同期点が取られるまでにメッセージ・フローが処理する入力メッセージの数。 |
CommitInterval (Integer) | 使用 ExecutionGroupProxy eg = ExecutionGroupProxy.getLocalInstance(); |
「CommitCount」プロパティーが 1 より大きい (つまり、メッセージ・フローが複数メッセージを一括処理する) ものの、処理済みメッセージ数が「CommitCount」プロパティーの値に達していない場合に、コミットが取られる時間間隔。 |
CoordinatedTransaction (Boolean) | 不可 | WebSphere MQ によって整合される XA 整合トランザクションとしてメッセージ・フローを処理するかどうか。 |
MessageFlowLabel (Character) | 不可 | フローの名前。 |
ESQL プロパティー名 | Java アクセス方式 | 説明 |
---|---|---|
DataSource (Character) | 不可 | ユーザー表が作成されるデータベースの ODBC データ・ソース名 (DSN)。 |
DataSourceUserId (Character) | 不可 | ブローカーがデータベース・ユーザー表へのアクセスに使用するユーザー ID。 |
MessageOptions (Integer 64 ビット)1 | 不可 | 課せられるビット・ストリームおよび妥当性検査のオプション。 |
NodeLabel (Character) | 適用外 | ノードの名前。 |
NodeType (Character) | 適用外 | ノードのタイプ (Compute、Database、または Filter)。 |
ThrowExceptionOnDatabaseError (Boolean)1 | 不可 | データベース・エラーの検出時にブローカーが例外を生成するかどうか。 |
TransactionType (Character)1 | 不可 | このノードからデータベースへのアクセスに使用されるトランザクションのタイプ (「自動」または「コミット」)。 |
TreatWarningsAsErrors (Boolean)1 | 不可 | データベース警告メッセージがエラーとして扱われ、出力メッセージが failure ターミナルに伝搬されるかどうか。 |
フィックスパックは累積的なので、現リリースに対する以前のメンテナンスで配布されたすべての修正が含まれています。 以前に配布されたメンテナンスに重ねて適用し、システムを現行のフィックスパック・レベルにすることができます。