記録トポロジーおよび再生トポロジーにおいて、複数のブローカーを使用できます。 メッセージ・フローをデプロイするときに使用するブローカーと、そのメッセージ・フローからキャプチャーしたデータをデータベースに記録するときに使用するブローカーが異なる場合、ブローカー間でパブリッシュ/サブスクライブの関係を構成する必要があります。
概念トピック 記録および再生をお読みください。
データ・キャプチャーは、パブリッシュ/サブスクライブ・モデルに基づいています。 ブローカー (MONBKR など) にデプロイしたメッセージ・フローでモニターを構成します。 MONBKR は、モニター・イベントを構成するときに、指定したトピックにパブリッシュします。 このトピックは、キャプチャーするデータのソースを示します。 DataCaptureSource 構成可能サービスでこのトピックを指定します。
キャプチャーしたデータの処理に使用する実行グループ (egForRecord) を指定する DataCaptureStore 構成可能サービスを定義します。 DataCaptureStore 構成可能サービスの作成に使用するブローカー (RECBKR) は、モニター・トピックにサブスクライブします。 このブローカーが受け取ったサブスクリプション・メッセージが egForRecord によって処理され、DataCaptureStore 構成可能サービスで指定されているデータ・ソースに記録されます。
DataCaptureStore および DataCaptureSource 構成可能サービスの作成には、同じブローカーを使用する必要があります。
このシナリオでは、MONBKR はモニター・トピックでパブリッシュし、RECBKR はそのトピックにサブスクライブします。 MONBKR がキュー・マネージャー MONQM で実行され、RECBKR がキュー・マネージャー RECQM で実行されている場合、MONQM と RECQM の間でパブリッシュ/サブスクライブの関係を構成する必要があります。
クラスター関係を作成するのか、2 つのキュー・マネージャー間で階層型のパブリッシュ/サブスクライブ関係を作成するのかを選択できます。 キュー・マネージャーを頻繁にトポロジーに追加する予定の場合、クラスター関係の方が適しています。 オンラインの WebSphere® MQ バージョン 7 インフォメーション・センターにあるトピック「パブリッシュ/サブスクライブ・トポロジー」を参照してください。 この例では、階層関係を使用しています。 例において、単一引用符で囲まれた値は、任意の値で置き換えることができますが、小文字を使用する場合は引用符を外さないでください。 以下のステップを実行します。
次に行う事柄:
記録トポロジーおよび再生トポロジーのパフォーマンスへの影響を考慮します。データ・キャプチャーの調整を参照してください。
データを記録するための手順を実行します。データの記録を参照してください。