WebSphere® Message Broker の「サブフローに変換」機能を使用して、.msgflow ファイルとして作成されたサブフローを .subflow ファイルに変換できます。サブフローにその他のレガシー・リソースが組み込まれている場合、サブフローを変換する前にそれらのリソースを変換しなければなりません。
手順
MembersMFPFlow.msgflow サンプル・サブフローを .subflow ファイルとして作成されるサブフローに変換するには、以下のステップを実行する必要があります。
- 「ブローカー開発」ビューで、変換するサブフローを含んでいる「独立リソース」フォルダーの下にある「メッセージ・ブローカー・プロジェクト」を見つけます。サブフローを選択します。この例の場合は、「MembersMFPFlow.msgflow」です。
- サブフローを右クリックして、「サブフローに変換」を選択します。
- サブフローを変換できないことを知らせるエラー・ウィンドウが開きます。サブフローにはレガシーの Mapping ノードが含まれており、「サブフローに変換」を選択するには、事前にそのノードを変換する必要があります。
- 「ブローカー開発」ビューで、変換するサブフローを含んでいる「独立リソース」フォルダーの下にある「メッセージ・ブローカー・プロジェクト」を見つけます。変換が必要なマップを特定します。この例では、「MembersMFPFlow_Mapping.msgmap」です。「.msgmap から .map へのメッセージ・マップの変換」を選択します。
- 「メッセージ・マップ変換の進行状況」ウィンドウが開き、マップの変換結果の詳細が表示されます。「クローズ」をクリックします。
- 「閉じる」をクリックすると、「.msgmap から .map へのメッセージ・マップの変換」機能が完了します。変換されたマップが、「ブローカー開発」ビューでメッセージ・ブローカー・プロジェクトの下にある「マップ」フォルダー内に表示されます。変換後のマップには .map ファイル拡張子が付きます。
- マップを変換したら、以下のエラーを修正する必要があります。
- 変換関数に関連したエラー。この変換をファイナライズするには手動の変換ステップが必要です。詳しくは、シナリオ: メッセージ・マップのグラフィカル・データ・マップへの変換を参照してください。
- レガシー・マップが構成されている Mapping ノードに関連したエラー。このノードはレガシー・ノードであり、WebSphere Message Broker バージョン 8 の Mapping ノードに置き換える必要があります。
- レガシー Mapping ノードを WebSphere Message Broker バージョン 8 の Mapping ノードに置き換えるには、以下の手順を実行します。
- パレットで新しい Mapping ノードを見つけます。
- Mapping ノードをメッセージ・フロー・キャンバスにドラッグ・アンド・ドロップします。
- Mapping ノードに関連付けるマップを選択します。
これは、先ほど変換を終了したマップです。
- 古い Mapping ノードを削除します。
- 古い Mapping ノードを削除した場所に新しい Mapping ノードを接続します。
- レガシー・マップを変換し、古い Mapping ノードを新しいもので置換したら、「MembersMFPFlow.msgflow」サブフローを選択します。
サブフローを右クリックして、「サブフローに変換」を選択します。
- 「メッセージ・フローからサブフローへの変換」ウィンドウで、「すべてのファイルを更新」を選択し、「OK」をクリックします。変換が開始します。
- オプション: 「変換失敗」ウィンドウが開いたら、「OK」をクリックします。
次に、を選択します。
次のタスク
変換済みサブフローが作成され、使用可能なことを検証する必要があります。
変換が完了したら、「フロー」フォルダーから初期のサブフローが消え、「サブフロー」フォルダーの下に変換後のサブフローが表示されていることを確認します。
メッセージ・フローにサブフローがノードとして組み込まれていることを確認します。