TCPIPServer 構成可能サービスの、変更するオブジェクトとプロパティーを選択します。
TCPIPServer 構成可能サービスの場合、プロパティー値の変更を有効にするには、実行グループを停止して、開始する必要があります。
各ブローカーに対して作成された、提供されている構成可能サービス | 定義済みの各構成可能サービスのプロパティー | プロパティーの説明 |
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デフォルト |
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デフォルト値は false です。 値を true に設定すると、ブローカーはストリームを最大 1 MB まで先読みして、ストリームで TCP/IP クローズ・イベントを検索します。 クローズ・イベントが検出された場合、入力ノードによって所有されていなければ、接続をクローズすることが許可されます。 このプロセスにより、(例えばクローズ発生時にフローの入力ノードがアイドル状態である場合など) 別の受信ノードに実行が進まない場合であっても、受信ノードによって所有される接続を含むフローが TCP/IP クローズ・イベントに応答できるようになります。 |
Port |
この構成可能サービスに使用されるポート番号。 デフォルトは 0 (ゼロ) で、これはポート番号がないことを意味します。 デフォルトでは構成可能サービスが使用不可であり、ノードで提供されているポートの値が代わりに使用されます。 ポート番号は構成可能サービスに、一度に 1 つだけ割り当てることができます。ポート番号を複数の構成可能サービスに割り当てようとすると、エラーが発生します。 |
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MaximumConnections |
このポートで作成できるサーバー接続の最大数。 デフォルト値は 100 です。 |
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MaxReceiveRecordBytes |
例外がスローされるまでにレコードが到達可能な最大サイズ。 デフォルト値は 104857600 であり、デフォルトでは、ブローカーは最大サイズ 100 MB のメッセージを受け入れることを意味します。 レコード・サイズは、すべての区切り文字を含むデータのサイズとして取られます。 |
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ExpireConnectionSec |
使用されない接続がオープンのまま保持される時間の長さ (秒単位)。 値は任意の整数にすることができます。 値が 0 (ゼロ) の場合は接続が即時に閉じられ、値が -1 の場合は接続が無限に開いたままになります (有効期限なし)。 |
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SO_RCVBUF |
ソケットでの SO_RCVBUF プロパティーのサイズ (バイト単位)。 有効な値は、使用するオペレーティング・システムに応じて異なります。 このプロパティーは標準 TCP/IP プロパティーです。 デフォルト値は 0 (ゼロ) で、これは SO_RCVBUF プロパティーのサイズをオペレーティング・システムのデフォルトに設定します。 |
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SO_SNDBUF |
ソケットでの SO_SNDBUF プロパティーのサイズ (バイト単位)。 有効な値は、使用するオペレーティング・システムに応じて異なります。 このプロパティーは標準 TCP/IP プロパティーです。 デフォルト値は 0 (ゼロ) で、これは SO_SNDBUF プロパティーのサイズをオペレーティング・システムのデフォルトに設定します。 |
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SO_KEEPALIVE |
ソケットでの KEEPALIVE プロパティーの値。 値が True に設定されている場合、ソケットは指定された時間の経過後にまだ接続されていることを検査します。 この時間の長さはオペレーティング・システム上の TCP/IP インプリメンテーションに依存しますが、通常は 2 時間です。 キープアライブ処理は、基礎となるオペレーティング・システムが SO_KEEPALIVE をサポートする場合にのみ機能します。 このプロパティーは標準 TCP/IP プロパティーです。 デフォルト値が False の場合は、キープアライブ処理が実行されないことを意味します。 |
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TCP_NODELAY |
ソケットでの TCP_NODELAY プロパティーの値。 値が True に設定されている場合、ソケットはデータがそのバッファーに送信されると、それをすぐに送信します。 デフォルト値は False です。 |
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TrafficClass |
確立されるすべての接続でのトラフィック・クラス。 有効な値は正整数です。 デフォルト値は -1 で、これは TrafficClass をプラットフォームのデフォルトに設定されたままにします。 |
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SO_LINGER |
確立されるすべての接続の SO_LINGER プロパティー。 このプロパティーは標準 TCP/IP プロパティーです。 デフォルト値は False です。 |
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SO_LINGER_TIMEOUT_SEC |
確立されるすべての接続での SO_LINGER_TIMEOUT_SEC プロパティー。 このプロパティーは標準 TCP/IP プロパティーです。 有効な値は正整数です。 デフォルト値は -1 で、これは SO_LINGER_TIMEOUT_SEC 値をオペレーティング・システムのデフォルトに設定されたままにします。 |
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SSLCiphers |
SSL ハンドシェークに使用できる暗号スイートの、セミコロンで区切ったリスト。 デフォルト値の "" は、使用可能なすべての暗号スイートを使用できるという意味です。 |
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SSLProtocol |
使用する SSL プロトコル。 有効な値は以下のとおりです。
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SSLClientAuth | クライアントが自身についての認証情報を提供する必要があるかどうかを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
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SSLKeyAlias |
SSL 接続に使用されるブローカーまたは実行グループの鍵ストア内の鍵を識別する鍵の別名。 鍵ストアに複数の鍵が含まれる場合は、このオプションのプロパティーを設定します。 デフォルト値は「""」または「none」で、 これは SSL 鍵の別名が使用されないことを示します。 その他のすべてのストリング値は、別名を示します。 注: 鍵ストアに複数のキーが含まれる場合、鍵エイリアスが定義されていなければ、Java™ 仮想マシンは実行時に任意にキーを選択します。
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