IMS Synchronous Request サンプルのセットアップ
このサンプルは DSPALLI トランザクションを使用します。
これは IMS システムに通常インストールされる IMS サンプル・トランザクションです。
サンプルの使用を試みる前に、これがインストール済みであることをシステム管理者に確認してください。
サンプルをセットアップするには、以下のステップを実行します。
- サンプルをインポートおよびデプロイします。
以下のディレクトリーがワークスペースに追加されます。
- IMSSyncRequestSampleFlowProject。
このディレクトリーには、1 つのメイン・サンプル・フロー、2 つのサブフロー、および 2 つの .mbtest ファイルが含まれています。
また、このプロジェクトには、コンパイルされたメッセージ・フローおよびインポートされるすべてのメッセージ・セットが入ったブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルも含まれています。
- IMSSyncRequestSampleXMLMessageSet。
このプロジェクトには、WebSphere MQ によってフローに送られる XML メッセージを構文解析するためのメッセージ・セットが入っています。
- IMSSyncRequestSampleCWFMessageSet。
このプロジェクトには、IMS との間で送受信されるバイナリー・メッセージを構文解析するためのメッセージ・セットが入っています。
- デフォルトでは、このサンプルは以下のオブジェクトを IMSSyncRequestSampleExecutionGroup 例外グループにデプロイします。
- IMSSyncRequestSample メッセージ・フロー
- IMSSyncRequestSampleXMLMessageSet
- IMSSyncRequestSampleCWFMessageSet
- サンプルには、ポート 9999、ブランクのユーザー名/パスワードでローカル・ホストに接続するための事前設定された接続詳細とセキュリティー信任状が含まれています。
これらの値を、IMS Connect を実行している IMS システム用の接続詳細に置き換える必要があります。
以下の値は必須であり、サンプルの BAR ファイル内でこれらを変更する必要があります。
- IMS Connect を実行しているホスト名。
- IMS Connect が listen しているポート番号。
- 適切な IMS システムに要求を経路指定するために IMS Connect で定義されたデータ・ストア。
- ユーザー名とパスワード。
これらの値が不要になるように IMS Connect をセットアップすることもできます。
必要なセキュリティー詳細については、IMS システム管理者に確認してください。
- 接続詳細とセキュリティー信任状を変更するには、以下の手順を実行します。
- 次のようにして、(ステップ 1 で作成された) デフォルト・ブローカー上で IMS 用のセキュリティー ID を作成します。
mqsistop MB8BROKER
mqsisetdbparms MB8BROKER -n ims::ims_sample_user -u <valid user name> -p <password for user>
mqsistart MB8BROKER
- IMSSyncRequestSampleFlowProject プロジェクト内で BAR ファイルを開き、IMSRequest ノード・プロパティーを適切なシステム値に変更します (以下の図では赤い丸で囲まれています)。

- BAR ファイルを IMSSyncRequestSampleExecutionGroup 実行グループに再デプロイします。
これでサンプルを実行できるようになりました。
IMS Synchronous Request サンプルの実行を参照してください。
これらのノードがどのように機能し、構成されるかに関する概要は、WebSphere Message Broker 資料の、IBM 情報管理システム (IMS) を参照してください。
サンプルのホームに戻る