WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

アダプターと共に作動する SAP サーバーの構成

WebSphere® Adapter for SAP Software を Link Enabling (ALE) 処理用に構成する前に、SAP サーバーにリモート関数呼び出し (RFC) 宛先を登録し、SAP サーバーの受信側ポート、論理システム、配布モデル、およびパートナー・プロファイルを構成する必要があります。 これらの項目が構成済みかどうかについては、システム管理者に問い合わせてください。

始める前に:

SAP に対して必要な外部ソフトウェア依存関係を追加します。

SAP グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使用して、SAP サーバー上で以下のステップを実行します。
  1. RFC プログラム ID を登録します。
    1. トランザクション「SM59」 (RFC 宛先の表示と保守) を開きます。
    2. 「作成」をクリックします。
    3. RFC 宛先名を入力します。
    4. 「接続タイプ」フィールドで、「T」を選択します。
    5. 「アクティベーション・タイプ」フィールドで、「登録されたサーバー・プログラム」を選択します。
    6. プログラム ID を入力します。

      アダプターを構成するときにこのプログラム ID を使用します。 この値は、プログラム ID が listen する RFC 対応機能を SAP ゲートウェイに指示します。

    7. 「説明 1」には、例えば RFC for Test Sample というように入力します。
    8. 「説明 2」には、例えば自分の名前を入力します。
    9. 「MDMP および Unicode」をクリックし、ターゲット・システムの通信タイプに応じて、RFC 宛先を「Unicode」 または 「非 Unicode」に設定します。

      複数言語設定を使用する際にエラーを避けるため、RFC 宛先を「Unicode」に設定します。

    10. 入力を保存します。
  2. 以下のようにして、受信側ポートをセットアップします。
    1. トランザクション「WE21」を開きます (IDoc 処理のポート)。
    2. 「トランザクション RFC」を選択し、「ポート」をクリックし、それから「作成」アイコンをクリックします。
    3. ポート名を入力し、「OK」をクリックします。
    4. 前のタスクで作成した宛先名を入力します (またはリストからそれを選択します)。
    5. 入力を保存します。
  3. 以下のようにして、論理システムを指定します。
    1. トランザクション「BD54」を開きます (変更ビュー論理システム)。
    2. 「新規項目」をクリックします。
    3. 論理システム名を入力し、「保存」アイコンをクリックします。
    4. 「ワークベンチのプロンプト」要求が表示された場合、「新規要求」アイコンをクリックします。 次いで簡略説明を入力し、「保存」アイコンをクリックします。
    5. 「続行」アイコンをクリックします。
  4. 以下のようにして、配布モデルを構成します。
    1. トランザクション「BD64」 (配布モデルの保守) を開きます。
    2. 「配布モデル」 > 「処理モデルの切り替え」をクリックします。
    3. 「モデル・ビューの作成」をクリックします。
    4. モデル・ビューの名前を入力し、「続行」アイコンをクリックします。
    5. 作成した配布モデルを選択し、「メッセージ・タイプの追加」をクリックします。
    6. アウトバウンド処理の場合、前のタスクで作成した論理システム名を「送信側」に、 SAP サーバーの論理名を「受信側」に入力してから、メッセージ・タイプ (例えば MATMAS) を選択して、 「続行」アイコンをクリックします。
    7. 配布モデルを再度選択し、「メッセージ・タイプの追加」をクリックします。
    8. インバウンド処理の場合、SAP サーバーの論理名を「送信側」に、前のタスクで作成した論理システム名を「受信側」に入力してから、メッセージ・タイプ (例えば MATMAS) を選択して、「続行」アイコンをクリックします。
    9. 入力を保存します。
  5. 以下のようにして、パートナー・プロファイルをセットアップします。
    1. トランザクション「WE20」 (パートナー・プロファイル) を開きます。
    2. 「作成」アイコンをクリックします。
    3. 前のタスクで作成した論理システム名を入力し、「パートナー・タイプ」に対して「LS」を選択します。
    4. 「後処理: 許可されたエージェント」に対して「US」およびユーザー ID を入力します。
    5. 「保存」アイコンをクリックします。
    6. 「アウトバウンド・パラメーター」セクションで、「アウトバウンド・パラメーターの作成」アイコンをクリックします。
    7. 「アウトバウンド・パラメーター」ウィンドウで、メッセージ・タイプ (例えば「MATMAS05」) を入力し、前のタスクで作成した受信側ポートを選択し、「Transfer IDoc immed」を選択します。
    8. 「保存」アイコンをクリックします。
    9. F3 を押して「パートナー・プロファイル」ビューに戻ります。
    10. 「インバウンド・パラメーター」セクションで、「インバウンド・パラメーターの作成」アイコンをクリックします。
    11. 「インバウンド・パラメーター」ウィンドウで、メッセージ・タイプ (例えば「MATMAS」) および処理コード (例えば「MATM」) を入力します。
    12. 「保存」アイコンをクリックします。
    13. F3 を押して「パートナー・プロファイル」ビューに戻ります。
    14. 「インバウンド・パラメーター」セクションで、「インバウンド・パラメーターの作成」アイコンをクリックします。
    15. 「インバウンド・パラメーター」ウィンドウで、「メッセージ・タイプ」には「ALEAUD」、および「処理コード」には「AUD1」の値をそれぞれ入力します。
    16. 「保存」アイコンをクリックします。
    17. F3 を押して「パートナー・プロファイル」ビューに戻ります。
    18. 「保存」アイコンをクリックします。
次に行う事柄: 「アダプター接続」ウィザードを使用した EIS への接続
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        最終更新: 2015-02-28 17:49:49


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