「サービス・プロキシー: 静的エンドポイント」パターンのエラー・サブフロー
メッセージ・フローの処理中にエラーがキャッチされた場合、エラー・サブフローが呼び出され、要求が正常に完了しなかったことを示すエラー応答がクライアントに返されます。
エラー・メッセージを有効にするようにパターン・インスタンスを構成した場合、メッセージがエラー・キューに書き込まれます。
エラー・サブフローは以下のアクションを実行します。
- エラー・サブフローは、サービス要求元に返される SOAP 障害メッセージを作成します。これは、要求が成功しなかったことを示します。、
SOAP 障害には、メッセージ・フローが失敗する原因となった例外の詳細が含まれます。
- エラー・メッセージを含めるようにパターン・パラメーターを構成し、ユーザー定義プロパティー ErrorLoggingOn を選択している場合には、エラー・メッセージが作成されてエラー・キューに書き込まれます。
例外の詳細は XML メッセージとして書き込まれます。これらの詳細には、以下の内容が含まれます。
- ブローカー名
- フロー名
- タイム・スタンプ
- 状況コード:
- 1 (要求が転送された場合)
- 2 (プロバイダーが応答した場合)
- -2 (プロバイダーが障害を返す場合)
- サービス名
- サービス名前空間
- ポート
- ポート・タイプ
- 操作
- ターゲット・エンドポイント
- 例外データの要約
例外データの要約には、メッセージ・フロー・ラベル、エラー番号、テキスト記述、および詳細情報挿入リストが含まれます。
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