WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

IDOC パーサー構造のフィールド名

IDOC パーサーが使用する制御構造 (DC) およびデータ構造 (DD) のフィールド名。

これらのフィールド名は、ESQL の SET ステートメントで使用される形式で文書化されます。以下に例を示します。
SET OutputRoot.Properties = InputRoot.Properties;
SET OutputRoot.MQMD = InputRoot.MQMD;

制御構造 (DC) フィールド

すべてのフィールドが指定され、設定されることが必要です。

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.<foldername>.<fieldname>=
例えば、
SET "OutputRoot"."IDOC"."DC"."docnum" = '0000000000000001';
SET "OutputRoot"."IDOC"."DC"."idoctyp" = 'MATMAS01'
順序どおり指定する必要のあるフィールド名は次のとおりです。
  1. tabnam
  2. mandt
  3. docnum
  4. docrel
  5. status
  6. direct
  7. outmod
  8. exprss
  9. test
  10. idoctyp
  11. cimtyp
  12. mestyp
  13. mescod
  14. mesfct
  15. std
  16. stdvrs
  17. stdmes
  18. sndpor
  19. sndprt
  20. sndpfc
  21. sndprn
  22. sndsad
  23. sndlad
  24. rcvpor
  25. rcvprt
  26. rcvpfc
  27. rcvprn
  28. rcvsad
  29. rcvlad
  30. credat
  31. cretim
  32. refint
  33. refgrp
  34. refmes
  35. arckey
  36. serial

データ構造 (DD) フィールド

各 DD セグメントにアクセスするには、DD[1]、DD[2] などのような配列接尾部を使用します。

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.DD[1].<fieldname>=
例えば、
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].segnam  = 'E2MAKTM001';
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].mandt2   = '111';

次のリストでは、接尾部 2 を使用して、mandt および docnum フィールドに固有のフィールド名を指定する方法が示されています。

順序どおり提供される必要のあるフィールド名は次のとおりです。
  1. segnam
  2. mandt2
  3. docnum2
  4. segnum
  5. psgnum
  6. hlevel

DD セグメントのデータ最後の 1000 バイトは、MRM ドメインによって構文解析されたバイトです。 DD segnam は、MRM が使用するモデルを記述します。

セグメント・フィールド

構文は次のとおりです。
<rootname>.<ParserName>.DD[1].sdatatag.MRM.<fieldname>=
例えば、
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].sdatatag.MRM.msgfn = '006'
SET OutputRoot.IDOC.DD[I].sdatatag.MRM.spras_iso = 'EN'

sdatatag フィールドは、それが操作されるデータを含むエレメントであることをパーサーに示します。 MRM フィールドは、MRM が変換を扱うことを示します。

  • msgfn
  • spras
  • maktx
  • msgfn
  • spras_iso
  • fill954

fill954 フィールドは、SAP への着信 IDoc に 1000 バイト・セグメントが必要なので、セグメントの充てん文字です。

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        最終更新: 2015-02-28 17:46:52


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