WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

Join

Join 変換は、2 つ以上の入力からエレメントを結合します。 入力は複数の配列または複数の単一エレメントにすることができ、ネストされた変換を使用してマージし、単一出力を作成できます。 ターゲット・エレメントは配列にも単一エレメントにもできますが、複合タイプでなければなりません。

変換の「基数」プロパティー・ページでは、反復を行う入力配列をユーザーが指示できます。 この入力配列に残されているエレメントがなくなると、変換は終了します。 「基数」ページは、どの入力配列からどの指標が使用されるかを決定します。 出力配列サイズは、この入力配列のサイズと同じです。

Join 式は、どの配列エレメントが他のどの配列エレメントに結合されるかを決定します。 例えば、最初の配列の最初のエレメントを 2 番目の配列の最初のエレメントに結合するには、指標に基づいて突き合わせる結合条件を設定します。 Join 式を指定しない場合、結合は最初の配列の最初のエレメントを 2 番目の配列のすべてのエレメントに突き合せ、次に最初の配列の 2 番目のエレメントを 2 番目の配列のすべてのエレメントに突き合せ、順次、同じようにしていきます。 例えば、指標上での突き合せを行う場合、2 つの配列入力があり、それぞれ 3 つのエレメントを持つならば、結果は 3 つの出力エレメントになります。 しかし、結合式を設定しない場合は、結果は 9 個のエレメントになります。

共用体 内の各配列入力で反復が実行されます (例えば、最初にすべての入出力が終わるまで指標 1 の操作が実行され、次にすべての入出力が終わるまで指標 2 の操作が実行されます)。 出力配列サイズは、反復する入力配列のサイズから、「基数」プロパティー・ページでフィルタリングによって取り除かれたエレメントを減算したサイズになります。

入力配列のサイズは異なっていることが可能です。 その場合、反復は次のようになされます。
  • 入力配列が、反復用に選択された入力配列のサイズよりも大きい場合、反復用に選択された入力配列の終了に達すると、その反復は停止します。
  • 入力配列のサイズが、反復用に選択された入力配列のサイズよりも小さい場合は、小さい方の入力配列の終わりに達すると、後続の反復で、小さい方の配列で定義されている変換は無視されます。

Mapping ノードについて詳しくは、Mapping ノードを参照してください。

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        最終更新: 2015-02-28 17:49:37


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