mqsisetdbparms コマンドと mqsichangeproperties コマンドを実行して、DB2® データベースへの JDBC 接続を保護します。
このタスクについて
DB2 データベースでは、すべての接続でデータ・ソースのログイン名とパスワードが必要です。
手順
以下のステップを実行して、DB2 データベースへの JDBC 接続を保護する必要があります。
- JDBC 接続と関連付けるユーザー ID とパスワードを識別します。
このシナリオでは、db2admin が使用されるユーザー ID です。システム管理者にインストール済み環境のユーザー ID とパスワードを要求します。
- mqsisetdbparms コマンドを実行して、ユーザー ID とパスワードを、データベースに関連付けられたセキュリティー ID scenario に関連付けます。
mqsisetdbparms Server1 -n jdbc::SecurityIdentity -u userID -p password
以下のコマンドを実行します。
mqsisetdbparms Server1 -n jdbc::scenario -u db2admin -p password
注: このステップで定義するセキュリティー ID は、JDBC 構成可能サービスの securityIdentity プロパティーを構成するためにも使用されます。
- CLIENTS JDBC 構成可能サービスの securityIdentity プロパティーを更新して、JDBC 接続をデータベース・セキュリティー ID に関連付けます。
mqsichangeproperties コマンドを実行します。
mqsichangeproperties Server1 -c JDBCProviders -o CLIENTS -n securityIdentity -v scenario
それぞれの意味は以下のとおりです。
- Server1 は、ランタイムブローカーの名前です。
- -o は、JDBC 構成可能サービスの名前を定義します。値を CLIENTS に設定します。
- -c は、構成可能サービスのタイプを定義します。値を JDBCProviders に設定します。
- -n は、securityIdentity を、設定する必要があるプロパティーの名前として定義します。
- -v は、securityIdentity プロパティーの値を定義します。
値を scenario に設定します。
タスクの結果
JDBC 接続を保護しました。
シナリオを完了しました。