アダプター接続ウィザードがビジネス・オブジェクトを生成する際に、 これはビジネス・オブジェクトの作成に使用する JD Edwards EnterpriseOne サーバー内にあるオブジェクトの名前に基づいて、ビジネス・オブジェクトの名前を提供します。
アダプター接続ウィザードがビジネス・オブジェクトに名前を付ける場合、オブジェクト名は大/小文字混合に変換され、スペースや下線などの分離文字は除去され、各語の最初の文字が大文字化されます。 例えば、アダプター接続ウィザードが CUSTOMER_ADDRESS という JD Edwards EnterpriseOne サーバー・オブジェクトを使用して生成するビジネス・オブジェクトは、CustomerAddress という名前になります。
生成されるビジネス・オブジェクト名によって、そのビジネス・オブジェクトの構造を示すことができます。 しかし、ビジネス・オブジェクト名にはアダプターに対して意味を持つ値とはなりません。 このため、ビジネス・オブジェクト名を変更したとしても、ビジネス・オブジェクトの振る舞いが変わることはありません。
エレメント | 命名規則 | 例 |
---|---|---|
ビジネス・オブジェクト・コンテナーの名前 | <name_of_business_object>Container | GetEffectiveAddressContainer |
ビジネス機能の名前 | アダプター接続ウィザードによって検出されるビジネス機能の名前 | GetEffectiveAddress |
XML リストの名前 | アダプター接続ウィザードによって検出される XML リスト・テーブルの名前 | F0116 |