WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5
オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS
製品の最新バージョンについては、
IBM Integration Bus バージョン 9.0
をご覧ください。
「データ分析モデル」ビュー
でのデータの探索
「データ分析モデル」ビュー
を使用して、分析されたデータを探索します。
以下の見出しをクリックして、
「データ分析モデル」ビュー
を使用するデータの探索方法を学習します。
エレメントのソート
エレメントの強調表示
表示するエレメントの選択
選択したエレメントのデータの表示
文書分析履歴の表示
エレメントのソート
デフォルトでは、エレメントは、サンプル XML 文書の分析で追加された順に表示されます。エレメントをアルファベット順に表示するには、ビューの上部にある
「ツリーをアルファベット順に表示」
アイコン (
) をクリックします。 リストを元の順序に戻す場合は、このアイコンを再度クリックします。
エレメントの強調表示
共通の特徴を持つエレメントを識別するために、
「データ分析モデル」ビュー
でエレメントを強調表示します。
「データ分析モデル」ビュー
の中を右クリックして、以下のいずれかのオプションを選択します。
すべての共存エレメントを強調表示
このオプションを使用すると、1 つ以上のサンプル XML 文書内にある、選択したエレメントと同じすべてのエレメントが強調表示されます。 このアクションにより、データ構造が組み合わされている位置が示されます。 選択したエレメントは、
「データ分析モデル」ビュー
で強調表示され、さらにビューの下部で
フォーカス・エレメント
として識別されます。 各エレメントの横にあるパーセンテージは、そのエレメントとフォーカス・エレメントの両方が存在する文書の割合を示します。
以下の例は、この概念を説明しています。ここでは、3 つのサンプル XML 文書のそれぞれに、エレメント A、B、C の組み合わせが含まれています。
例 1: エレメント A はフォーカス・エレメントです。
エレメント B は、エレメント A が存在するすべてのサンプル XML 文書に含まれているため、B の共存率は 100% です。
エレメント C は、エレメント A が存在する 2 つのサンプル XML 文書のうち 1 つにのみ含まれるため、共存率は 50% です。
これらの数字はツリーに B [100%] および C [50%] として表示されます。
例 2: エレメント B はフォーカス・エレメントです。
エレメント A はエレメント B が存在する 3 つのサンプル XML 文書のうち 2 つに含まれるため、共存率は 66.6% です。
同じ理由で、エレメント C の共存率も 66.6% となります。
サンプル文書に基づくエレメントの強調表示
このオプションは、サンプル XML 文書の分析時に
データ分析モデル
に追加されたエレメントを強調表示する場合に使用します。 サンプル文書を選択するには、
「サンプル XML 文書」
ウィンドウを使用します。選択した文書から追加されたエレメントが強調表示されます。
例えば、
「サンプル文書」
ウィンドウで「exampleDoc1」および「exampleDoc5」という文書を選択した場合、強調表示されたエレメントは、「exampleDoc1」文書と「exampleDoc5」文書の分析時に追加されたエレメントということになります。
時間に基づくエレメントの強調表示
このオプションを使用すると、指定した一定時間の経過後に追加または変更されたエレメントが強調表示されます。 エレメントの強調表示方法を決定するために、以下のオプションのいずれかを使用できます。
より後に追加された
より後に追加または変更された
より後に変更された
ヒント:
いずれかの強調表示をオフにする場合は、
「データ分析モデル」ビュー
の左下隅にある
「オフ」
をクリックします。
表示するエレメントの選択
表示するエレメントの数を増やしたり減らしたりすると、コンテキストまたはフォーカスを示すのに役立ちます。 エレメントの表示数を変更する場合は、以下のいずれかのオプションを使用します。
すべての下位要素を展開
他のエレメントの下にネストされているエレメントを表示します。 子孫エレメントを表示するには、
「データ分析モデル」ビュー
のメニューで
「すべての下位要素を展開」
をクリックするか、ビューの上部にある
「すべての下位要素を展開」
アイコン (
) をクリックします。
すべての下位要素を省略
他のエレメントの下にネストされているエレメントを非表示にして、親エレメントをフォーカスします。 この操作により、表示されるデータの量が減ります。 子孫エレメントを省略するには、
「データ分析モデル」ビュー
のメニューで
「すべての下位要素を省略」
をクリックするか、ビューの上部にある
「すべての下位要素を省略」
アイコン (
) をクリックします。
共存エレメントのみを表示
フォーカス・エレメントと同じ文書内にあるエレメントのみを表示します。このアクションにより、データ構造が組み合わされている位置が示されます。 フォーカス・エレメントはツリーで強調表示され、ビューの下部にも示されます。共存するエレメントをすべて強調表示すると、個々のエレメントの横にパーセンテージが表示されます。 このパーセンテージは、表示されているエレメントとフォーカス・エレメントの両方が存在する文書の割合を示します。共存するエレメントの説明については、
エレメントの強調表示
を参照してください。
選択したエレメントのデータの表示
特定のエレメントのデータを表示するには、そのエレメントをクリックして、
「データ分析モデル」ビュー
のメニューから
「選択されたエレメントの下のデータを表示」
を選択します。 このアクションにより、余分なデータが表示されなくなり、データ検索にかかる時間が短縮されます。 選択したエレメントのデータは
「データ・フィルター」ビュー
に表示されます。
ヒント:
このオプションをオフにするには、
「データ・フィルター」ビュー
で
「オフ」
をクリックします。
文書分析履歴の表示
「データ分析モデル」ビュー
のメニューにある
「文書分析ヒストリーの表示」
オプションを使用すると、サンプル XML 文書を分析したそれぞれの時点に関する以下の情報が表示されます。
開始時刻
完了時刻
調べた文書の総数
正常に分析された文書のリスト
正常に分析された文書の数
スキーマ妥当性検査エラーの数
XML 構文解析エラーの数
データ分析モデル
に追加されたエレメントの数
次に行う事柄:
データをさらに探索します。
ターゲット・モデル
に追加します。
サンプル XML 文書からターゲット・モデルへのデータの取り込み
を参照してください。
「データ分析」ツール
を格納するライブラリーを作成します。
「データ分析」ツールの作成
を参照してください。
関連タスク
:
データ分析 使用時の問題の解決
関連資料
:
「データ分析」パースペクティブ