Coordinated Request Reply サンプル

Coordinated Request Reply サンプルは、メッセージ・フォーマットが異なる 2 つのアプリケーションが相互に通信するシナリオに基づく、メッセージ・フロー・サンプル・アプリケーションです。 一方のアプリケーションのメッセージ・フォーマットは自己定義型 XML で、もう一方のアプリケーションはカスタム・ワイヤー形式 (CWF) のメッセージを使用します。 2 つのアプリケーションは、要求/応答の処理パターンで WebSphere MQ メッセージおよび JMS メッセージを使用して通信します。 これらのアプリケーションが正常に通信するには、要求メッセージと応答メッセージの両方でメッセージ・フォーマットを変換する必要があります。 追加の 2 つのアプリケーションは、異なる実行グループで実行される 2 つのフロー間でデータを共有するためのグローバル・キャッシュの使用法を示します。

Coordinated Request Reply サンプルには 4 つのアプリケーションと 1 つのライブラリーが含まれています。 ライブラリーには、両方のアプリケーションに共通のメッセージ・セットおよびブローカー・プロジェクトへの参照が含まれています。 アプリケーションとライブラリーは、アプリケーションの開発時とデプロイ時、および操作管理の際にリソースを作成および管理する 1 つの方法を導入しています。

Coordinated Request Reply サンプルは、Request フローおよび Reply フローで使用される情報を、グローバル・キャッシュまたは保管キューを使用して保管する方法を示します。

アプリケーションとライブラリーの詳細については、WebSphere Message Broker の資料にあるアプリケーションとライブラリーを参照してください。

グローバル・キャッシュの使用について詳しくは、WebSphere Message Broker の資料にある グローバル・キャッシュの概要を参照してください。

Coordinated Request Reply サンプルは、以下のリソースの使用法を示します。

: WebSphere Message Broker バージョン 8.0 以降では、新しい DFDL ドメインを含め、ほとんどのデータ形式のメッセージのモデル化には、ライブラリーに含まれるメッセージ・モデル・スキーマ・ファイルが推奨される方法となります。 メッセージ・セットは引き続きサポートされ、MRM ドメインまたは IDOC ドメインを使用する場合は必須です。 メッセージ・フローで使用するために、メッセージ・セットを引き続きインポートおよびデプロイすることができます。 しかし、このサンプルの使用中に 1 つ以上のメッセージ・セット、メッセージ定義、またはメッセージ・カテゴリーを作成する必要がある場合、最初に WebSphere Message Broker Toolkit でメッセージ・セット開発を使用可能にしなければなりません。 詳しくは、WebSphere Message Broker の資料で、WebSphere Message Broker バージョン 8.0 でのメッセージ・セット開発の使用可能化を参照してください。

サンプルの詳細、およびビルド済みサンプルをウィザードを使って実行する方法については、以下のリンクをクリックしてください。

インポートおよびデプロイ: 5 分

サンプルについて調べる

セットアップ手順

サンプルは以下のいずれかの方法でセットアップできます。

WebSphere Message Broker Toolkit と統合されているインフォメーション・センターを使用する場合に限り、サンプルをインポートしたり、インポートしてデプロイしたりすることができます。

サンプルを実行する

サンプルを拡張する

サンプルを終了したら、以下のいずれかの方法でこれを除去できます。