これは、z/OS® 環境のカスタマイズというより大きなタスクの一部です。
z/OS ワークロード管理 (WLM) を使用して、 パフォーマンスの目標を定義し、目標ごとにビジネス上の重要度を割り当てます。 作業の目標をビジネス上の用語で定義し、システムはその目標を満たすために必要な CPU やストレージなどのリソースの量を決定します。 ワークロード・マネージャーは絶えずシステムをモニターし、目標を満たす処理を採用します。
WebSphere® Message Broker は、開始された実行グループごとに自動的に JOBACCT トークンを定義し、ブローカー・システム管理者が WLM 種別を使用して JOBACCT トークンを特定の Service および Report クラスにマップできるようにします。
実行グループごとに異なる Service および Report クラスに割り当てることができます。 実行グループ・アドレス・スペースが開始されるたびに、STEPNAME が JOBACCT トークンに割り当てられます。
実行グループ・アドレス・スペースが z/OS で開始されると、STEPNAME が実行グループ・ラベルから派生します。STEPNAME は、最後の 8 文字として定義されます。 STEPNAME に対して無効な文字はすべて @ 文字で置き換えられます。
例えば、MyExecutionGroup というラベルを持つ 実行グループ・アドレス・スペースは、IONGROUP の STEPNAME を持ち、この同じ値を JOBACCT に割り当てます。
STEPNAME/JOBACCT は、 同じ LPAR 上の複数の実行グループ・アドレス・スペース間で固有であるかどうかは保証されません。 複数の実行グループ間で固有の STEPNAME/JOBACCT が必要な場合は、 適切な実行グループ名の命名標準を使用する必要があります。