ブローカーを変更するには、Windows、Linux、および UNIX で、mqsichangebroker コマンドを使用します。
始める前に:
該当する
プラットフォームの以下のタスクを完了している必要があります。
Windows、Linux、および UNIX でのブローカーの変更
- mqsistop コマンドを使用してブローカーを停止します。
- 変更したいブローカー名と 1 つ以上のパラメーターを指定して、mqsichangebroker コマンドを
実行します。
mqsichangebroker brokername
<<-i ServiceUserID> -a ServicePassword>
<-t | -n> <-l UserLilPath>
<-g ConfigurationTimeout> <-k ConfigurationDelayTimeout>
<-v StatisticsMajorInterval> <-P httpListenerPort> <-y ldapPrincipal>
<-z ldapCredentials> <-c ICUconverterpath> <-x userExitPath>
<-e activeUserExits> <-o operationMode> <-f functionlevel>
ここで、
- brokername
- はブローカー名です。
- -i
- は、ブローカー (Windows にのみ適用される) の実行に使用するサービス・ユーザー ID です。
- -a
- は、サービス・ユーザー ID (
Windows にのみ適用される) パスワードです。
- -t
- はブローカーが WebSphere MQ トラステッド・アプリケーションとして実行することを示します。
- -n
- はブローカーが WebSphere MQ トラステッド・アプリケーションとしての実行を停止する必要があることを示します。
- -l
- は LIL (ロード可能インプリメンテーション・ライブラリー) ファイルのロード元を示します。
- -g
- はブローカーがデプロイされたメッセージを処理するためにかかる最大時間 (秒単位) です。
- -k
- はブローカーが最小サイズのデプロイされたメッセージを処理するためにかかる最大時間 (秒単位) です。
- -v
- は統計アーカイブ・レコードを収集する間隔の所要時間 (分単位) です。
- -P
- はブローカー HTTP リスナーが使用するポートです。
ブローカーは、HTTP ノードまたは Web サービス・サポートが含まれるメッセージ・フローの開始時にこのリスナーを始動します。
- -y
- は LDAP ディレクトリーにアクセスするためのユーザー・プリンシパルです。
- -z
- は LDAP にアクセスするためのユーザー・パスワードです。
- -c
- は追加のコード・ページ・コンバーターを検索する、区切り文字で区切られたディレクトリーの集合です。
- -x
- このブローカー内の実行グループに対してロードされるすべてのユーザー出口の場所が含まれるパスです。
- -e
- はアクティブ・ユーザー出口のリストです。
- -o
- はブローカーが使用する動作モードです。
- -f
- は使用可能にするブローカーの最大機能レベルです。
- -s
- ブローカー管理セキュリティーが使用可能かどうかを示します。
以下に例を示します。- Windows でブローカーを実行するために使用されるユーザー ID を変更するには、以下のコマンドを入力します。
mqsichangebroker MB8BROKER -i wbrkuid -a wbrkpw
- 構成タイムアウトを
変更するには、次のコマンドを入力します。
mqsichangebroker MB8BROKER -g 500
- ブローカー管理セキュリティーをアクティブにする
には、次のコマンドを入力します。
mqsichangebroker MB8BROKER -s active
これらのパラメーターの詳細と、より多くの例については mqsichangebroker コマンド - Linux および UNIX システムおよび mqsichangebroker コマンド - Windows システムを参照してください。
- mqsistart コマンドを使用してブローカーを再開します。 新しいプロパティーでブローカーが再開します。
ブローカーを作成するのに使用したパラメーターを、すべて変更できるわけではありません。 mqsichangebroker コマンドを使用してプロパティーを変更できない場合は、ブローカーを削除して、新しいプロパティーで別のブローカーを作成します。