Java™ コードおよびメッセージ・セットをコンパイルして、それらを mqsipackagebar コマンドを使用してブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルに追加できるようにします。
mqsipackagebar コマンドを使用すると、WebSphere® Message
Broker がインストールされていないマシン上に BAR ファイルを作成できます。 このコマンドは、デプロイ可能リソースのみを BAR ファイルに追加するため、メッセージ・セットまたは Java コードを追加する場合、まずそれらをコンパイルしてデプロイ可能リソースを作成する必要があります。 mqsipackagebar コマンドについて詳しくは、mqsipackagebar コマンドを参照してください。
リソースをコンパイルするには、mqsicreatebar コマンドを使用するか、WebSphere Message
Broker Toolkit を使用します。WebSphere Message
Broker Toolkit を使用する場合は、現行ワークスペースでリソースをコンパイルすることも、選択したプロジェクト内でリソースをコンパイルすることもできます。
mqsipackagebar コマンドを使用して、バージョン管理システムに保管されているソース・ファイルから BAR ファイルを作成する場合、以下のプロセスのいずれかを使用して、BAR ファイルを作成する前にメッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルしておきます。
- WebSphere Message
Broker Toolkit を使用することにより、メッセージ・セットおよび Java コードをバージョン管理システムに追加する前に、それらをコンパイルしておきます。
- mqsicreatebar コマンドを使用して、バージョン管理システムに保管されているメッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルします。
このコマンドは自動化プロセスの一部として使用できます。
メッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルするには、以下のいずれかのステップを実行します。
- mqsicreatebar コマンドを使用してメッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルするには、以下のステップを実行します。mqsicreatebar コマンドについて詳しくは、mqsicreatebar コマンドを参照してください。
- ご使用の環境に合わせて構成したコマンド・ウィンドウを開きます。
- 以下のコマンドを入力します。
mqsicreatebar -data workspace -compileOnly
ここで、workspace は、コンパイルするメッセージ・セット・プロジェクトまたは Java プロジェクトが存在するワークスペースの名前です。 メッセージ・セットは、.dictionary ファイルまたは .xsdzip ファイルにコンパイルされます。 Java コードは .jar ファイルにコンパイルされます。
- WebSphere Message
Broker Toolkit を使用して、現行ワークスペースですべてのメッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルするには、以下のステップを実行します。
- をクリックします。 「ビルド情報」ウィンドウには、コンパイル済みリソースが作成されるディレクトリーが表示されます。 メッセージ・セットは、.dictionary ファイルまたは .xsdzip ファイルにコンパイルされます。
Java コードは .jar ファイルにコンパイルされます。
- 「OK」をクリックします。
- WebSphere Message
Broker Toolkit を使用して、選択したプロジェクトでメッセージ・セットおよび Java コードをコンパイルするには、以下のステップを実行します。
- 「ブローカー開発」ビューで、コンパイルするメッセージ・セット・プロジェクトまたは Java プロジェクトを右クリックします。 「mqsipackagebar 用にビルド」をクリックします。 「ビルド情報」ウィンドウには、コンパイル済みリソースが作成されるディレクトリーが表示されます。 メッセージ・セットは、.dictionary ファイルまたは .xsdzip ファイルにコンパイルされます。
Java コードは .jar ファイルにコンパイルされます。
- 「OK」をクリックします。
次に行う事柄: mqsipackagebar コマンドを実行して BAR ファイルを作成します。ブローカー・アーカイブ (BAR) ファイルの作成を参照してください。