「WebSphere MQ へのレコード配布: 一方向」パターンのレコード・ディストリビューター・フロー
「WebSphere MQ へのレコード配布: 一方向」パターンのレコード・ディストリビューター・フローに関する詳細。
このフローは以下のようなアクションを実行します。
- ファイル入力パラメーターに従って、処理対象のファイルが選択されます。
- レコード検出パラメーターに従って、レコードがファイルから読み取られます。
各レコードは 1 つのトランザクション内で処理されます。
妥当性検査が指定されている場合、メッセージ・セットに照らしてレコードが妥当性検査されます。
- 正しい WebSphere MQ 宛先を決定するために経路サブフローが呼び出され、適切なターゲット・キューにレコードが書き込まれます。
レコードがキューに書き込まれるとき、デフォルトでは、ファイルから読み取られたときと同じフォーマットに設定されます。
必要に応じてレコード・プロセッサー・フローをカスタマイズすることにより、レコードを別のフォーマットに変換できます。
- 「ルーティングなし」が選択されている場合、レコードはデフォルトのメッセージ・キューに書き込まれます。
- レコードを読み取る障害やレコードをキューに書き込む障害などのエラーが発生した場合、エラー・メッセージが書き込まれて、フローはバックアウトされます。
ファイルはバックアウト・ディレクトリーに書き込まれます。
- すべてのデータが処理されると、ログ・サブフローが呼び出されて完了を記録します。
いずれかのレコードがデフォルト・メッセージ・キューに書き込まれた場合は、このアクションが記録されます。
- フローが正常に終了して、ファイルがアーカイブ・サブディレクトリーに移動されます。