WebSphere Message Broker バージョン 8.0.0.5 オペレーティング・システム: AIX、HP-Itanium、Linux、Solaris、Windows、z/OS

製品の最新バージョンについては、IBM Integration Bus バージョン 9.0 をご覧ください。

TCP/IP サーバー・ソケットからフラット・ファイルへのバイナリー (CWF) データの転送

メッセージ・セットおよびメッセージ・フローを TCPIPServerInput および FileOutput ノードと併用して、バイナリー・カスタム・ワイヤー形式 (CWF) データを TCP/IP サーバー・ソケットからフラット・ファイルへ転送します。

シナリオ: クライアント・アプリケーションが、TCP/IP ソケットを開き、バイナリー (CWF) 文書を送信します。 文書の終わりは、クライアント接続の閉止によって通知されます。

説明: 以下のステップは、バイナリー文書を受け取ってフラット・ファイルに書き込めるメッセージ・フローの作成方法について説明しています。 メッセージごとに別のファイルに書き込まれ、そのファイル名は接続の ID に基づきます。

  1. Task2_MsgSet というメッセージ・セットを作成します。 詳しくは、メッセージ・セット: メッセージ・セットの作成を参照してください。
  2. TCPIPServerInput ノードと FileOutput ノードを使用して、TCPIP_Task2 というメッセージ・フローを作成します。 詳しくは、メッセージ・フローの作成を参照してください。
  3. TCPIPServerInput ノードの Out ターミナルを FileOutput ノードの In ターミナルに接続します。
    FileOutput ノードに接続している TCPIPServerInput ノード。
  4. TCPIPServerInput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、「接続の詳細」プロパティーを 14142 に設定します。
    2. 「入力メッセージの構文解析」タブで、以下のプロパティーを設定します。
      • 「メッセージ・ドメイン」プロパティーを MRM に設定します。
      • 「メッセージ・セット」プロパティーを Task2_MsgSet に設定します。
      • 「メッセージ・タイプ」プロパティーを Task2_MsgType に設定します。
      • 「メッセージ形式」プロパティーを Binary1 に設定します。
  5. FileOutput ノードの以下のプロパティーを設定します。
    1. 「基本」タブで、以下のプロパティーを設定します。
      • 「ディレクトリー」プロパティーを c:¥temp¥task2 に設定します。
      • 「ファイル名またはパターン」プロパティーを Task2.out に設定します。
    2. 「要求」タブで、「ファイル名プロパティー・ロケーションの要求」プロパティーを $LocalEnvironment/TCPIP/Input/ConnectionDetails/Id に設定します。
  6. メッセージ・フローを保存します。
  7. メッセージ・ブローカー・プロジェクトとメッセージ・セット・プロジェクトの間のプロジェクト参照を作成します。 詳しくは、ライブラリー参照の追加と除去を参照してください。
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        最終更新: 2015-02-28 17:46:17


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